音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。

 2020年12月7日に“マルシィ”が新曲「白雪」をリリースしました。今作は、淡い恋の思い出を綴ったミディアムバラード。暖かい音色で彩られたサウンド、切ない情景が浮かぶ詩世界、雪夜に募る想いを描いたマルシィ流の冬恋ソングとなっております。作詞作曲は、引き続きうきょう(Vo.)が担当。尚、歌詞先行公開時には『注目度ランキング』の1位も記録!是非、今冬はこの歌に浸ってみてください…!
 
 さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“マルシィ”のうきょう(Vo.)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、音楽についてのお話です。彼にとって音楽とはどんな存在のものなのか。そして、どんな音楽を作っていきたい意志を抱いているのか。その想いを明かしてくださいました。あなたにとって“マルシィ”の音楽は、どんな存在のものですか…?

~歌詞エッセイ~

マルシィ、うきょうです。

最近はサウナにハマっている。自称サウナーを名乗るほどだ。サウナに8分入り、その後水風呂に3分くらい、最後に5分くらい外気浴する。人によってはこの一連の流れを3回、4回と繰り返すらしい、、ちなみに僕は1回きり。何回もやると疲れちゃいそうなのと、1回で満足するから。この沼にハマりにハマってしまい、5日連続で行ったりしてた。心の中に溜まった老廃物が空になってクリアになる感覚。幸福すら感じる。でも、この前「1回しか入らないなら、それってサウナーなの?」と言われたのだが何回入ったら、サウナーを名乗れるのだろうか。分からないけど、負けずにサウナーを名乗って行こうと思う。笑 本当にサウナは良いから、行ったことがない人がいたら、ぜひ行ってみて欲しい。

さてこの話はここまでにして、今回は音楽について少し話そうと思う。音楽は僕にとって、切っても切り離せないもので、落ち込んだときや悲しいときに寄り添ってもらっている。そもそも歌うことが大好きというのもあるのだが、完全に虜になっている。楽しいときに聴くとその感情に拍車がかかってもっと楽しくなったりするし、人に影響を与える力が半端じゃないと思う。数え切れないほど助けられたと思う。サブスクが出てきて、より沢山の曲に触れる機会が増えたと思うし、凄く良い時代になったな、、、と。そして、音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。

三年前くらいまでは、完全に聴き手だったが、実際に曲を作る側になってから凄い良曲と出会うと、うずうずすると同時に悔しい気持ちになったりもする。特に知り合いのアーティストや同世代なら尚更だ。勝ち負けではないんだけど、負けたくないという気持ちになったりする。

救われているからこそ、誰かにとって存在価値がある曲を作っていきたいし、自分が納得できるものを作りたい。これからどんな曲を書いていくのか、マルシィというバンドがこれからどういうストーリーを歩んで行くのか、ストーリー的視点でも楽しんでもらえると幸いだ。面白いストーリーになるよう日々、精進したいと思う。

最後に、「白雪」というタイトルからして誰もが分かると思いますが、冬の曲を出したので是非聴いてみてください!

<うきょう(Vo.)>

◆紹介曲「白雪
作詞:うきょう
作曲:うきょう