旅立つ秋松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう 明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど 明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ |
あなただけのもの松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 夢の中歩くように なぜかしらもどかしく 自分が思えてくる ひとりに今しないで だから私のとなりにすわって あなただけのもの 忘れてたものが急に 目の前で輝きだす まぶしくて歩けない この手をつないでいて そして そのままどこかへさらって あなただけのもの 永遠という言葉を 今まで信じなかった けれども祈るように あなたを見上げている こんな私がなぜか不思議なの あなただけのもの |
卒業写真松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 悲しいことがあると 開く皮の表紙 卒業写真のあの人は やさしい目をしてる 町でみかけたとき 何も言えなかった 卒業写真の面影が そのままだったから 人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くでしかって 話しかけるように ゆれる柳の下を 通った道さえ今はもう 電車から見るだけ あの頃の生き方を あなたは忘れないで あなたは私の 青春そのもの 人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くでしかって あなたは私の 青春そのもの |
恋のスーパーパラシューター松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | 赤いレザーのジャンプスーツは わたしの燃えるハートのしるし 霧の晴れまにあなたが見えたら ベルトをつけて準備完了 たったひとつの恋の真上に 落ちてゆけたら死んでもいいわ 恋のスーパーパラシューター Oh yah! 包みきれない あなたの心は きまぐれ色の海それとも空 熱い想いを風にまかせて とびおりるからきっとうけとめて たったひとつの恋の真上に 落ちてゆけたら死んでもいいわ 恋のスーパーパラシューター Oh yah! たったひとつの恋の真上に 落ちてゆけたら死んでもいいわ 恋のスーパーパラシューター Oh yah! |
私のフランソワーズ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | たそがれどき ひとりかけるレコード 4年前に はじめてきいた曲を 私のフランソワーズ あなたの歌に 私は帰るのよ さみしいときはいつも あなたの顔 写真でしか知らない 私はただ 遠く憧れるだけ 私のフランソワーズ あなたは歌う 去りゆく青春を 静かに見つめながら 街の上で 溶けてゆく夕映えを 窓にもたれ じっとながめていたい 私のフランソワーズ あなたの歌に 私は帰るのよ 夕焼けの鳥のように 私のフランソワーズ あなたの歌に 私は帰るのよ さみしいときはいつも 私のフランソワーズ あなたの歌に 私は帰るのよ さみしいときはいつも |
花紀行松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 見知らぬ町を ひとり歩いたら 風は空から 花びら散らす 過ぎゆく春の 投げる口づけは 髪に両手に はらはら停まる この場所で嵐見送れば 時の流れに 埋ずもれてしまう 薄紅が なんて優しいの 拾い集める人もいないのに 見知らぬ町を ひとり歩いたら 風は空から 花びら散らす 髪に両手に はらはら停まる |
たぶんあなたはむかえに来ない松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 線路のむこう 町が見えはじめたら 大つぶの雨 駅はもうすぐなのに んーいじわる 心はもうホームにすべり込んでいる たまにはひとり どこかへ行きたかった たまには少し 心配させたかった ただそれだけ 心はもうとっくにくやんでいるのに たぶんあなたはむかえに来ない こんな激しい雨 たぶんあなたはむかえに来ない フラれてしまった 心はもうあなたへ飛んでいるのに たぶんあなたはむかえに来ない こんな激しい雨 たぶんあなたはむかえに来ない フラれてしまった たぶんあなたはむかえに来ない こんな激しい雨 たぶんあなたはむかえに来ない フラれてしまった |
COBALT HOUR松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 夜の都会を さあ飛び越えて 1960年へ バックミラーに吸い込まれてく ちりばめられた 光の中へ 港へ続く高速道路 空を流れるミルキィウェイさ 海の匂いの冷い風が 白いベレG包みはじめる 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の棧橋 彼方に浮かぶ朝焼け あなたは昔 SHONAN-BOY わたしは昔 YOKOSUKA-GIRL なつかしすぎる海が見えたら 二人の胸によみがえる恋 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の棧橋 彼方に浮かぶ朝焼け 彼方に浮かぶ朝焼け |
アフリカへ行きたい松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 月は神話をのせ 今日も海へ帰る 太陽は漕ぎ出し やがて天の瞳 夢のアフリカへ 探しに行こう 胸の奥に眠る涙に めぐり会いたい Iron Butterfly Iron Butterfly 銀色のセスナに乗り 翼の影の下 サバンナが流れてゆく 土煙りを上げて ドラマが通り過ぎる 夢のアフリカへ 探しに行こう 人が忘れ去った野生に めぐり会いたい Iron Butterfly Iron Butterfly 銀色のセスナに乗り Iron Butterfly Iron Butterfly 銀色のセスナに乗り Iron Butterfly Iron Butterfly 銀色のセスナに乗り |
何もきかないで松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 何もきかないで どこから来たのか 何をしてきたか あなたはきかないで テラスに広がる 星空を見てると 昔から二人 こうしているみたい あなたはあなたの 私は私の淋しさ 心の隙間を埋め合えれば それでいいのよ もっともっとはやく めぐり会えたなら 悲しい秘密は なかったはずなのに あなたは私の 私はあなたの面影 離れた町から思い出せば それでいいのよ だからきかないで どこから来たのか さよならするまで あなたはきかないで 何もきかないで あなたはきかないで |
返事はいらない松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | この手紙が届くころには ここにいないかもしれない ひとところにじっとしてると よけいなことも心配で 会いたくなるから 昔にかりた本の中の いちばん気に入った言葉を おわりのところに書いておいた あなたも好きになるように 遠く離れたこの街で あなたのことは知りたいけど 思い出すと涙が出るから 返事はいらない この手紙が届くころには ここにいないかもしれない ひとりぼっちじっとしてると きのうのことがよく見える 遠く離れたこの街で あなたのことは知りたいけど 思い出すと涙が出るから 返事はいらない 返事はいらない |
ベルベット・イースター松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | ベルベット・イースター 小雨の朝 光るしずく 窓にいっぱい ベルベット・イースター むかえに来て まだ眠いけどドアをたたいて 空がとってもひくい 天使が降りて来そうなほど いちばん好きな季節 いつもと違う日曜日なの ベルベット・イースター きのう買った 白い帽子 花でかざり ベルベット・イースター むかしママが好きだった ブーツはいていこう 空がとってもひくい 天使が降りて来そうなほど いちばん好きな季節 いつもとちがう日曜日なの ラー、ララララ……… |
空と海の輝きに向けて松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ・宮本光雄 | 月のまなざしが まだ残る空に やさしい潮風が門出を告げる この人生の青い海原に おまえは ただひとり帆をあげる 遠い波の彼方に金色の光がある 永遠の輝きに生命のかじをとろう 果てない旅路にやすらぎを求めて いつしか かの胸にいかりをおろす 呼び合う世界で空と海が出会う おまえは歌になり流れていく 遠い波の彼方に金色の光がある 永遠の輝きに生命のかじをとろう 遠い波の彼方に金色の光がある 永遠の輝きに生命のかじをとろう |
そのまま松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | ひとりベットにすわって ぼんやりとどこかを見つめている 自分でもわからない 素晴らしいそして悲しい毎日が いろんな人に出会って いろんなところへ旅をした けれどいつも知らぬまに あなたのことを思い出していた あなたの好きなものは ひとつ残らず言えるわ あなたの好きなものは ひとつ残らず言えるわ 鏡の前のすみれが きのうようやくひらきはじめた ずっとそのまま咲いていて あなたの心が変わらないように そのまま |
曇り空松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | 二階の窓を開け放したら 霧が部屋まで流れてきそう やさしい雨が降ってくるのを ずっとぼんやり待っていたのよ きのうは曇り空 きっとそのせいかしら きのうは曇り空 外に出たくなかったの きまぐれだっておこらないでね 本気で好きになりそうだから 約束だけは気にしてたけど 急にやぶってみたくなったの きのうは曇り空 きっとそのせいかしら きのうは曇り空 外に出たくなかったの きのうは曇り空 きっとそのせいかしら きのうは曇り空 外に出たくなかったの |
紙ヒコーキ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | あてはないけど 紙ヒコーキに 愛のことばを走り書きして くすんだレンガの街をみおろす 窓のかたちに広がる空へ とりとめのない気ままなものに どうしてこんなにひかれるのだろう とりとめのない気ままなものに どうしてこんなにひかれるのだろう 屋根にのぼると 空は近いよ あたまをひくく雲が流れる 風のきらめき はねにたたんで 紙ヒコーキは 空のかなたへ 空のかなたへ 空のかなたへ |
雨の街を松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | 夜明けの雨はミルク色 静かな街に ささやきながら 降りて来る 妖精たちよ 誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう 庭に咲いてるコスモスに 口づけをして 垣根の木戸の鍵をあけ 表に出たら あなたの家まですぐにおはようを言いにゆこう どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう 夜明けの空はブドウ色 街のあかりを ひとつひとつ消していく 魔法つかいよ いつか眠い目をさまし こんな朝が来てたら どこまでも遠いところへ歩いてゆけそうよ 誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう 誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう |
避暑地の出来事松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 避暑地の出来事を ひそかに待つの 南のベランダは ペンキのにおい うたたねしてるまに どこかへ行くのね 陽が傾くまでに 帰ってきてね 私のため息 おき去りにして 真夏の青さへ かけてゆくひと 私の胸を こがすヒーロー そうよきっと そうよきっと You are my Sunshine 避暑地の木漏れ陽は 竹細工のように 綾とりしているわ 帽子の上で CAMPARIの氷が かすかな音たてて 溶けるグラスの中 淡い夕映え 私のハートを ひとりじめして あなたは遠くで 微笑んでるだけ ほかのひととは ちがうまぶしさ そうよきっと そうよきっと You are my Sunshine You are my Sunshine You are my Sunshine |
さみしさのゆくえ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | さいはての国でくらす あなた帰って来たのは おだやかな冬景色が なつかしかっただけなの? どこかで会おうと言って 急に電話くれたのも 昔の仲間のゆくえ ききたかっただけなの? 悪ぶるわたししか知らず あのとき 旅立って行った お互い自分の淋しさを抱いて それ以上は持てなかったの こんなわたしでもいいと 言ってくれたひとことを 今も大切にしてる私を笑わないで したいことをしてきたと 人は思っているけど 心の翳は誰にも わかるものじゃないから 悪ぶるわたししか知らず あなたはまたすぐ行くけど 他人の淋しさなんて救えない 夕陽に翼を見送る 残った都会の光 見つめてたたずめば そのときわたしの中で 何かが本当に終わる 悪ぶるわたししか知らず あなたはまたすぐ行くけど 他人の淋しさなんて救えない 夕陽に翼を見送る 残った都会の光見つめてたたずめば そのときわたしの中で 何かが本当に終わる 何かが本当に終わる |
晩夏(ひとりの季節)松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | ゆく夏に 名残る暑さは 夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭 秋風の心細さは コスモス 何もかも捨てたい恋があったのに 不安な夢があったのに いつかしら 時のどこかへ置き去り 空色は水色に 茜は紅に やがて来る淋しい季節が恋人なの 丘の上 銀河の降りるグラウンドに 子どもの声は犬の名をくりかえし ふもとの町へ帰る 藍色は群青に 薄暮は紫に ふるさとは深いしじまに輝きだす 輝きだす |
何もなかったように松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 昨夜の吹雪は 踊りつかれ 庭を埋づめて静かに光る 年老いたシェパードが 遠くへ行った日 細いむくろを 風がふるわす 人は失くしたものを胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる 本当の光に満ちてた頃が いつかを知るのは 過ぎ去ったあと 誰かが戸口で なぐさめ言っても もう忘れたよと 答えるだろう 人は失くしたものを胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる 人は失くしたものを 胸に美しく刻むから 失くしたものを 胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる |
さざ波松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 秋の光にきらめきながら 指のすきまを逃げてくさざ波 二人で行った演奏会が 始まる前の弦の響きのよう 月の形のボートの上で 素敵な日々を想い出にしたい ひざに開いた短編集も 風がめくっていつの間にかエピローグ 愛が終るのをたしかめずに ひとりここへ来てよかったの オールも持たず漂いながら やさしい人に手紙を書きたい 短いけれど楽しかったと 強がりだけを岸の落葉にそえて 霧が水面をゆっくり流れ 帰る岸辺を覆いかくすように もうしばらくは本当の愛を 見つけられずに さまよってもいいの 愛が終わるのを 繕ったら 明日を生きるのに おくれたわ オールも持たず漂いながら やさしい人に手紙を書きたい 心も文字も少しゆれてる グレイの影と私だけの十月 グレイの影と私だけの十月 |
朝陽の中で微笑んで松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 朝陽の中で微笑んで 金のヴェールのむこうから 夜明けの霧が溶けはじめ ざわめく街が 夢をさます 朝陽の中で ふりむいて どうぞ その手をさしのべて 薔薇の色さえ うつろわす 時の流れが とてもこわい 宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは うたかたでも 身をやつすの 朝陽の中で 抱きしめて 形のない愛を包み込んで カード一枚ひくように 決まるさだめが とてもこわい 宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は 幻だと知っていても 朝陽の中で 微笑んで 形のない愛を つなぎとめて つなぎとめて つなぎとめて |
少しだけ片想い松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 走り去る車に 小さく投げキッス 家まで送ったら それでサヨナラ こんなこといつまでくり返すのかしら わたしは待ってるの やさしいプロポーズ いつだって I Love You More than You You Love Me 少しだけ片想い More Than You 真夜中の電話は 世間ばなしばかり それさえ12時まで シンデレラ・リバティー のんびりとかまえて あなたは知らないの 恋する気持には 羽根がはえてる いつだって I Love You More than You You Love Me 少しだけ片想い More Than You ほかの娘のはなしを 平気でするあなた わたしのやきもちを 楽しんでるの プーメランみたいに 遠くへ飛ばしても わたしがかえるって 思ってるのね いつだって I Love You More than You You Love Me 少しだけ片想い More Than You いつだって I Love You More than You You Love Me 少しだけ片想い More Than You いつだって I Love You More than You You Love Me 少しだけ片想い More Than You |
ルージュの伝言松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | あのひとの ママに会うために 今ひとり 列車に乗ったの たそがれせまる 街並や車の流れ 横目で追い越して あのひとは もう気づくころよ バスルームに ルージュの伝言 浮気な恋を はやくあきらめないかぎり 家には帰らない 不安な気持ちを 残したまま 街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ 明日の朝 ママから電話で しかってもらうわ My Darling! あのひとは あわててるころよ バスルームに ルージュの伝言 てあたりしだい 友達にたずねるかしら 私の行く先を 不安な気持ちを 残したまま 街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ 明日の朝 ママから電話で しかってもらうわ My Darling! しかってもらうわ My Darling! |
魔法の鏡松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 魔法の鏡を持ってたら あなたのくらし映してみたい もしもブルーにしていたなら 偶然そうに電話をするわ できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから きょうもおんなじ夜空の下 あなたもきっと眠る時間ね 手帳につけた誕生日も そっと遠くでお祝いするわ こんなときにはどうしても あなたに会いに行きたいけど あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから |
瞳を閉じて松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 風がやんだら 沖まで船を出そう 手紙を入れた ガラスびんをもって 遠いところへ行った友達に 潮騒の音がもう一度 届くように 今 海に流そう 霧が晴れたら 小高い丘に立とう 名もない島が 見えるかもしれない 小さな子供にたずねられたら 海の碧さをもう一度伝えるために 今 瞳を閉じて 今 瞳を閉じて |
ひこうき雲松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | | 白い坂道が空まで続いていた ゆらゆらかげろうが あの子を包む 誰も気づかず ただひとり あの子は昇っていく 何もおそれない、そして舞い上がる 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 高いあの窓で あの子は死ぬ前も 空を見ていたの 今はわからない ほかの人には わからない あまりにも若すぎたと ただ思うだけ けれど しあわせ 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 |
天気雨松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなた まるでわたしの恋を 注意深くかわすように きついズックのかかと ふんでわたし前をゆけば あなたは素足を見て ほんの少し感じるかも 低い雲間に天気雨 みるみる煙る水平線 サーフ・ボードなおしに”ゴッデス”まで行くと言った じゃまになるの知ってて 無理にここへ来てごめんね 夏の始めの通り雨 ついてないのは 誰のせい? 白いハウスをながめ 相模線にゆられて来た 茅ヶ崎までのあいだ あなただけを想っていた やさしくなくていいよ クールなまま近くにいて |
中央フリーウェイ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 中央フリーウェイ 調布基地を追い越し 山にむかって行けば 黄昏がフロント・グラスを 染めて広がる 中央フリーウェイ 片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて 愛してるって 言ってもきこえない 風が強くて 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 中央フリーウェイ 初めて会った頃は 毎日ドライブしたのに このごろは ちょっと冷いね 送りもせずに 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 夜空に続く 夜空に続く |
14番目の月松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | あなたの気持が読みきれないもどかしさ だから ときめくの 愛の告白をしたら最後 そのとたん 終わりが 見える um…IWANUGA HANA その先は言わないで つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き 気軽なジョークが とぎれないようにしてね 沈黙がこわい 月影の道で 急に車止めないで ドキドキするわ um…YANAGI NI KAZE なにげなく かわすけど つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き |
12月の雨松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 雨音に気づいて 遅く起きた朝は まだベッドの中で 半分眠りたい ストーブをつけたら くもったガラス窓 手のひらでこすると ぼんやり冬景色 今にもあなたが 白い息をはき 通りをわたって この部屋に来る気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる もうすぐ来るクリスマス 想い出の日には また会おうと云った もう会えないくせに 今でもうしろを ふとふり返れば あなたが笑って たってるような気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる 時はいつの日にも 親切な友達 時はいつの日にも 親切な友達 |
チャイニーズスープ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 椅子に座って爪を立て 莢えんどうのすじをむく 莢がわたしの心なら 豆はわかれたおとこたち みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup 遅い帰りを待つときは プティオニオンの みじん切り 涙のひとつも 流したら 少し気にして くれるでしょ みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup |
きっと言える松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | 南に向かう船のデッキで 波を見つめて もしも夕陽がきれいだったら 話しかけるわ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても 風がささやく小麦畑で 道をたずねて 雲の下まで肩を並べて 歩いていくの あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても ありきたりな街角でもいい すれちがっても きっとわたしはふり返えるはず 恋はすぐそこ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても |
海を見ていた午後松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | あなたを思い出す この店に来るたび 坂を上って きょうもひとり来てしまった 山手のドルフィンは 静かなレストラン 晴れた午後には 遠く三浦岬も見える ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも恋のように消えていった あのとき目の前で 思い切り泣けたら 今頃二人 ここで海を見ていたはず 窓にほほをよせて カモメを追いかける そんなあなたが 今も見える テーブルごしに 紙ナプキンには インクがにじむから 忘れないでって やっと書いた遠いあの日 |
愛は夜空ヘ長谷川きよし | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 今夜二人で歌った愛は 明りとりの窓から 夜空へ帰ってゆく 今夜二人で歌った愛は 夏の風に吹かれて 今どこを飛んでいるの? 美しい調べはいつも つゆくさのつゆのようです せめて明日の朝まで 二人を包んでおくれ それぞれちがう涙をもって 生まれて来たけれども 今わかった あなたの悲しみ 今わかった あなたの淋しさ |
美しい日々長谷川きよし | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | 本多俊之 | 古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を 今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで 広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて |
Those Days ~あの日にかえりたい~SUGARSOUL | SUGARSOUL | 荒井由実 | 荒井由実 | | Crying in your arms thinking all the fun we had shared. Now I realize that it's been all over now. Captured by your love all those smiles that you made for me. if it's over now,I shall save as fairy tales. All sweet memories,Time could make you lose them all. Lookin'back on love,love that must've been mine. If my wish come true,all I do is wish upon the sky, Just to be in your loving again. There is no place to hide when your love's calling on me. There is no deny,taking seats by the vain. When I close my eyes,I still feel your loving so deep. It has never been so tight,in your arms I spent the days. All sweet memories,Time could make you lose them all. Lookin'back on love,love that must've been mine. If my wish come true,all I do is wish upon the sky, Just to be in your loving again. People tend to lose. Those sweet momories they share. It's so funny how time flies when you're so in love. If I had my way,Oh,there's nothing I wouldn't do. Just to love you,love you again. Love you again. Love you again. |
翳りゆく部屋椎名林檎 | 椎名林檎 | 荒井由実 | 荒井由実 | 亀田誠治 | 窓辺に置いた椅子にもたれ あなたは夕陽見てた なげやりな別れの気配を 横顔に漂わせ 二人の言葉はあてもなく 過ぎた日々をさまよう ふりむけばドアの隙間から 宵闇がしのび込む どんな運命が愛を遠ざけたの 輝きはもどらない わたしが今死んでも ランプを灯せば街は沈み 窓には部屋が映る 冷たい壁に耳をあてて 靴音を追いかけた どんな運命が愛を遠ざけたの 輝きはもどらない わたしが今死んでも |
COBALT HOURNOKKO | NOKKO | 荒井由実 | 荒井由実 | ジェームス・ウィルトゥシェアー・屋敷豪太 | 夜の都会を さあ飛び越えて 1960年へ バックミラーに吸い込まれてく ちりばめられた 光の中へ 港へ続く高速道路 空を流れるミルキーウェイさ 海の匂いの冷い風が 白いベレG 包みはじめる 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け あなたは昔 SHONAN-BOY わたしは昔 YOKOSUKA-GIRL なつかしすぎる海が見えたら 二人の胸によみがえる恋 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け |
魔法の鏡浜田朱里 | 浜田朱里 | 荒井由実 | 荒井由実 | | 魔法の鏡を持ってたら あなたのくらし 映してみたい もしもブルーにしていたなら 偶然そうに電話をするわ できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから きょうもおんなじ夜空の下 あなたもきっと眠る時間ね 手帳につけた誕生日も そっと遠くでお祝いするわ こんな時にはどうしても あなたに会いに行きたいけど あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから できることならもう一度 私のこと思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから |
あの日にかえりたい森高千里 | 森高千里 | 荒井由実 | 荒井由実 | 前嶋康明 | 泣きながら ちぎった写真を 手のひらに つなげてみるの 悩みなき きのうのほほえみ わけもなく にくらしいのよ 青春のうしろ姿を 人はみな忘れてしまう あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい 暮れかかる都会の空を 想い出はさすらっていくの 光る風 草の波間を かけぬけるわたしが見える 青春のうしろ姿を 人はみな忘れてしまう あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい 今愛を捨ててしまえば 傷つける人もないけど 少しだけにじんだアドレス 扉にはさんで帰るわあの日に |
まちぶせ國府田マリ子 | 國府田マリ子 | 荒井由実 | 荒井由実 | 新川博 | 夕暮れの街角 のぞいた喫茶店 微笑み見つめ合う 見覚えある二人 あの娘が急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね 好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 気のないそぶりして 仲間に加わった テーブルをはさんで あなたを熱く見た あの娘がふられたと 噂にきいたけど わたしは自分から 云いよったりしない 別の人がくれた ラブレター見せたり 偶然をよそおい 帰り道で待つわ 好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる あなたをふりむかせる |
スカイレストランハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 荒井由実 | 村井邦彦 | 小池修・斎藤隆文 | 街灯り指でたどるの 夕闇に染まるガラスに 二人して食事に来たけど 誘われたわけはきかない なつかしい電話の声に 出がけには髪を洗った この店でさよならすること わかっていたのに もしここに彼女が来たって 席を立つ つもりはないわ 誰よりもあなたのことは 知っているわたしでいたい 長いこと会わないうちに あなたへのうらみも消えた 今だけは彼女を忘れて わたしを見つめて なつかしい電話の声に 出がけには髪を洗った 今だけは彼女を忘れて わたしを見つめて わたしを見つめて |
卒業写真ハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 荒井由実 | 荒井由実 | HEXAGON | 悲しいことがあると 開く皮の表紙 卒業写真のあの人は やさしい目をしてる 町で見かけたとき 何も言えなかった 卒業写真の面影が そのままだったから 人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くでしかって 話しかけるように ゆれる柳の下を 通った道さえ今はもう 電車から見るだけ あの頃の生き方を あなたは忘れないで あなたは私の 青春そのもの 人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くでしかって あなたは私の青春そのもの |
青春に恥じないように南沙織 | 南沙織 | 荒井由実 | 川口真 | | 朝起きて鏡にむかうと 輝く私が映る 髪も目もくちびるも こんな不安なみずみずしさは 誰のせいでしょう 白いデニムのエプロンかけて あなた好きなベーコン・エッグ焼くのよ あの日のエルトン・ジョン 口づさんでは あふれる想い 今あなたにうけとめてほしいの おはようの言葉と さりげないくちづけ あなたとだけ分け合う日が いつか訪れないかしら ものたりなさを カバンにつめて 駅へむかう毎日が 私をさびしいおとなにして ゆくのなら すべての想い 今あなたにぶつけてしまいたい その日から涙が とまらなくてもいい 私に勇気を与えて 青春に恥じないように その日から涙が とまらなくてもいい 私に勇気を与えて 青春に恥じないように |
まちぶせ松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 夕暮れの街角 のぞいた喫茶店 微笑み見つめ合う 見覚えある二人 あの娘が急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 気のないそぶりして 仲間に加わった テーブルをはさんで あなたを熱く見た あの娘がふられたと 噂にきいたけど わたしは自分から 云いよったりしない 別の人がくれた ラヴ・レター見せたり 偶然をよそおい 帰り道で待つわ 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる あなたをふりむかせる |
FAREWELL PARTYハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 荒井由実 | 荒井由実 | | なれないネクタイ カガミみてむすんだ ちょっとめかしこんで Farewell party あこがれのあの娘と せめて最後 写真にでもおさまりたい 結婚話が出たならおしえて カードでもおくるから 仕事におわれるようになっても 時々あいたい人さ こわい先生も ただのおじさん ビールついでくれる Farewell party かれのニックネームも もうこれからは おもいでの中で呼ぶだけ 授業などみんな忘れたけど あなたのひとみは好きでした 青春にちりばめられた愛を いつまでもだきしめて 授業などみんな忘れたけど あなたのひとみは好きでした 青春にちりばめられた愛を いつまでもだきしめて いつまでもだきしめて |
土曜の夜は羽田に来るのハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 荒井由実 | 村井邦彦 | | あなたの姿を 今もさがしてしまう さよならを交わす人の流れの中に 霧に消えてゆくテイルランプを見てると うしろからそっと抱いてくれる気がする 土曜の夜は羽田に来るの たったひとりで羽田に来るの 旅が好きだったあなたに会えそうで みんなうわさする恋を忘れた女と 想い出を抱いて暮らしてるからよ 土曜の夜は羽田に来るの たったひとりで羽田に来るの 空から帰らないあなたと話すため 心配しないで 新しい愛もおとずれるでしょう 土曜の夜は羽田に来るの たったひとりで羽田に来るの |
卒業写真三代目魚武濱田成夫 | 三代目魚武濱田成夫 | 荒井由実 | 荒井由実 | 三代目魚武濱田成夫・山内毅 | 悲しいことがあると開く皮の表紙 卒業写真のあの人はやさしい目をしてる 町でみかけたとき 何も言えなかった 卒業写真の面影がそのままだったから 人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって 話しかけるようにゆれる柳の下を 通った道さえ今はもう電車から見るだけ あの頃の生き方をあなたは忘れないで あなたは私の青春そのもの 人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって あなたは私の青春そのもの |
月にてらされてTIN PAN ALLEY | TIN PAN ALLEY | 荒井由実 | 松任谷正隆 | | 帽子のつばのかげ ひかったなみだを 追いこすトラック野郎 気づいただろうか 枯れ木のてっぺんが 指さす満月 おまえもうかばれないと 笑ったみたい 歩きつづけて着くところは 夢に見た メキシコ 何一つ ないことは わかって いるのに 明日の朝がくりゃ ぬけるようなブルースカイ かわいた風に吹かれて それでもういいさ 歩きつづけて着くところは 夢に見た メキシコ 何一つ ないことは わかって いるのに コインを空に投げ 表が出たなら このまままっすぐ行くさ 月が消えぬまに 月にてらされて |
やさしさに包まれたなら松任谷由実 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | | 小さい頃は神さまがいて 不思議に夢をかなえてくれた やさしい気持で目覚めた朝は おとなになっても 奇蹟はおこるよ カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ 小さい頃は神さまがいて 毎日愛を届けてくれた 心の奥にしまい忘れた 大切な箱 ひらくときは今 雨上がりの庭で くちなしの香りの やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ |
『いちご白書』をもう一度研ナオコ | 研ナオコ | 荒井由実 | 荒井由実 | | いつか君といった 映画がまた来る 授業を抜け出して 二人で出かけた 哀しい場面では 涙ぐんでた 素直な横顔が 今も恋しい 雨に破れかけた 街角のポスターに 過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる 君もみるだろうか 『いちご白書』を 二人だけのメモリィー どこかでもう一度 僕は無情ヒゲと 髪をのばして 学生集会へも 時々出かけた 就職が決まって 髪を切ってきた時 もう若くないさと 君に言い訳したね 君もみるだろうか 『いちご白書』を 二人だけのメモリー どこかでもう一度 二人だけのメモリー どこかでもう一度 |
魔法の鏡澤田知可子 | 澤田知可子 | 荒井由実 | 荒井由実 | | 魔法の鏡を持ってたら あなたのくらし映してみたい もしもブルーにしていたなら 偶然そうに電話をするわ できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから きょうもおんなじ夜空の下 あなたもきっと眠る時間ね 手帳につけた誕生日も そっと遠くでお祝いするわ こんなときにはどうしても あなたに会いに行きたいけど あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから あれが最初で最後の本当の恋だから |
青い傘太田裕美 | 太田裕美 | 荒井由実 | 荒井由実 | | たわむれるような口づけは 遠い夏の日のかげろうね 会えない日々にほほえみが ぬれた花のようによみがえる 長くつきあっている人が あなたにいるときいたけれど 一人不安を打ち消して 電話待ってた長い夜 最後に手紙を書いたけれど 泣き事ばかりで 破りすてた あなたに渡していたとしても らしくないねと 笑うだけ 何の約束もしないのに はやい電車で会いに行った 雨のシトシト降る中を 住所たどって歩いた 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります |
朝焼けが消える前に石川セリ | 石川セリ | 荒井由実 | 荒井由実 | | きのうの あなたのくちづけで 心は熱いのに 本当のさよなら 云うときが やがて来るのかしら 朝焼けが 消える前に もう一度 ささやいて 面影と 生きるなんて 君には させないと 二人が 愛を守るために 誰が傷ついても 心はどこへも 戻れない 哀しい形のまま 朝焼けが 溶かしてゆく 山並みの シルエット あなたの 肩にもたれて じっと 見ていたい 朝焼けが 溶かしてゆく 山並みの シルエット あなたの 肩にもたれて じっと 見ていたい 朝焼けが 消える前に もう一度 ささやいて 面影と 生きるなんて 君には させないと |
月にてらされて松任谷正隆 | 松任谷正隆 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | TIN PAN ALLEY | 帽子のつばのかげ ひかったなみだを 追いこすトラック野郎 気づいただろうか 枯れ木のてっぺんが 指さす満月 おまえもうかばれないと 笑ったみたい 歩きつづけて 着くところは 夢に見た メキシコ 何一つ ないことは わかって いるのに 明日の朝がくりゃ ぬけるようなブルースカイ かわいた風に吹かれて それでもういいさ 歩きつづけて 着くところは 夢に見た メキシコ 何一つ ないことは わかって いるのに コインを空に投げ 表が出たなら このまままっすぐ行くさ 月が消えぬまに 月にてらされて |
ウィンクでさよなら沢田研二 | 沢田研二 | 荒井由実 | 加瀬邦彦 | 大野克夫 | あなたの写真を裏返し 別の誰かと 部屋でキッス なんだか あわてた浮気では 心はちっとも 燃えなかった あなたと出会ったときめきが この頃 色あせて 塗りかえなくちゃいけないと 思っただけなのさ I LOVE YOU I NEED YOU 決まりのせりふで悪いけど I LOVE YOU I NEED YOU それしか僕にはいえないよ ベッドに 見馴れぬコンパクト あなたは気づかぬふりをする どうしてそんなに クールなの 立場が ますます悪くなる あなたにあっさりウィンクで さよならされそうで 気が気じゃないのは 誠実な 気持のしるしだよ I LOVE YOU I NEED YOU 決まりの せりふで悪いけど I LOVE YOU I NEED YOU やっぱり あなたのほかにない |
あの子の心はボクのものビッグ・マンモス | ビッグ・マンモス | 荒井由実 | 村井邦彦 | | ワン・ツゥー・ワン・ツゥー・スリー・フォー いちばんたいちょう こわいものなし だけど よわみは あのこだけ かわいさあまって つめたくするのさ いちかばちかの やりかたさ きになるひとねと おもわせたなら ここがチャンスと ハードにせまる あさってあたりは あさってあたりは あのこのこころは ボクのもの ワン・ツゥー・ワン・ツゥー・スリー・フォー こいのやまいか おたふくかぜか ねつでねこんだ みっかめに あのこがとっても しんぱいしてたと さっそくこぶんが いいにきた どうやらいけると はりきったのさ ここがチャンスと ハードにせまる あさってあたりは あさってあたりは あのこのこころは ボクのもの あさってあたりは あさってあたりは あのこのこころは ボクのもの サンキュウー |