ここに幸あり市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり江利チエミ | 江利チエミ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり大月みやこ | 大月みやこ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 服部克久 | 嵐もふけば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまの果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり 大津美子 | 大津美子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 飯田三郎 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり川中美幸 | 川中美幸 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 山田年秋 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり菅原洋一 | 菅原洋一 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 大貫祐一郎 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君をたよりに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心に受けた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり天童よしみ | 天童よしみ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(は)てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 小川寛興 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに わたしは生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり氷川きよし | 氷川きよし | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 石倉重信 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険(けわ)し 君を頼りに わたしは生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風哀し いのちの限り 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君に寄り添い 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり比嘉栄昇 | 比嘉栄昇 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよいゆけば 夜の巷(ちまた)の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまの果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり松浦百美子 | 松浦百美子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 伊戸のりお | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行(ゆ)けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰(たれ) 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり真奈尚子 | 真奈尚子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし |
ここに幸あり美空ひばり | 美空ひばり | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺の果に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり三山ひろし | 三山ひろし | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 伊戸のりお | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
恋の火の鳥三条町子 | 三条町子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | なぜに燃えるか 女のこころ どうせかなわぬ この胸に おもかげばかり 影ばかり あゝ うかぶまぶたの やるせなや やるせなや 恋は火の鳥 生命(いのち)のかぎり とべよ君住む あの空へ おもかげばかり 影ばかり あゝ 抱いてこの世が 生きらりょか 生きらりょか ひとり諦め かなしく消える 星の運命(さだめ)か 身の果は おもかげばかり 影ばかり あゝ 偲ぶ心の やるせなや やるせなや |
恋の藤十郎若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 役者頭巾(ずきん)の 濃(こい)むらさきに そっと隠した 男の涙 どうせこの世が お芝居ならば 河原千鳥よ 何を啼く 楽屋鏡に浮んで 消える 幼馴染の おもかげいとし 仇な仕種(しぐさ)に 身はやつしても うそに情が かけらりょか 茶屋のともしび 夜風にゆれて ひとり思えば せつないこころ 浮名ばかりに 影さえ細る あわれ坂田の藤十郎 |
倉敷涙も匂う町中村晃子 | 中村晃子 | 室山多香史 | 飯田三郎 | | 傘をひらけば 掘割りに いつか柳が 灯をともす あなたのおもかげ せつなく浮かぶ 倉敷倉敷 いとしい恋の町 白壁の町よ 橋をくぐった 白鳥の 影を見送る 銀の雨 あの日のくちづけ ひそかに偲ぶ 倉敷倉敷 涙も匂う町 白壁の町よ 雨の吐息に 格子戸が 揺れて路地にも 夜がくる あなたのやさしさ しのんで歩く 倉敷倉敷 ふたりの恋の町 白壁の街よ |
君よその手を三条町子 | 三条町子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 忘りょとすれば なおさら恋し まぶたに浮ぶ 影いとし 君よその手を 今一度 私の胸はもえている もえている 移り香消えぬ あの夜のたもと 涙でだけば 夢悲し 君よその手を 今一度 私の胸はぬれている ぬれている すてねばならぬ 思い出なのに 夜も日も浮ぶ まぼろしよ 君よその手を 今一度 私の胸はよんでいる よんでいる |
君よいづこ三条町子 | 三条町子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 何故か消えないまぼろしの 君が心の花ならば ふるな都の夜の雨 更けてわびしく懐しく にじむ涙に たえらりょか 恋も命も泣きぬれて 風に散りゆく夢ならば ふるな都の夜の雨 思いあきらめ一人抱く 胸のいたみに たえらりょか 何故か忘れぬ面影の 君が心の星ならば ふるな都の夜の雨 涙かくして片恋を 明日のゆくてに 耐えよもの |
北国の慕情倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 内村直也 | 飯田三郎 | | 誰があなたを 招んだのでしょう まだ雪残る 樽前の 山の麓(ふもと)の この湖に ああ 初めて逢った人なのに 白い煙の 胸にしみいる 昨日むなしい 心の底が きょう ほのぼのと 充たされて 時を忘れる 樽前の朝 ああ 初めて話した人なのに 赤いタモの実 緑に映えて 誰があなたを 招んだのでしょう 静かな夜の 湖に ときめく心 影を沈めて ああ 初めて知った人なのに 遥か牧場の 馬のいななき |
かりそめの恋大月みやこ | 大月みやこ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 川上英一 | 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや 金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に |
かりそめの恋三条町子 | 三条町子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや 金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に |
かりそめの恋倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 小川寛興 | 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか くちびるを かりそめの恋 あゝ虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 あゝ虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや 金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 あゝ虹の恋 夜風よ吹くな やは肌に |
かりそめの恋美輪明宏 | 美輪明宏 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや 金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に |
郭公啼く里春日八郎 | 春日八郎 | 矢野亮 | 飯田三郎 | | 山の里なら 淋しいに ましてかっこうの 啼く日暮れ 俺ら一人を 置き去りに 行ってしまった 憎い娘よ 遠い都は あの辺り 去年祭りに 二人して 買ったショールの 後影 行かせともない この胸を 知って居たやら 知らぬやら 振ったその手も 浮き浮きと 暗い夜業(よなべ)の 燈火(あかり)さえ 揺れて吐息の 物思い 女ごころに あこがれた 夢がさめたら 辛かろに 泣いてくれるな すき間風 |
小樽の赤い灯が見える三船浩 | 三船浩 | 内村直也 | 飯田三郎 | | 夜の闇ゆく ヘッド・ライトに はねありの散る 札樽国道 君と肩 かすかに ふれて あゝ 赤い小樽の 灯が見える 姿うるわし テイネの山の 影迫りくる 張碓峠 君の手の 熱き言葉に あゝ 赤い小樽の灯が見える 飛ばすこの道 80キロの 夢のスピード 頬をよすれば 君なくて なんでこの世が あゝ 赤い小樽の 灯が見える |
丘にのぼりて若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 丘にのぼりて 黄昏の 山に向かえば ふるさと恋し ああ いつの日かえる この身やら 心にしみる 遠い星 青いすすきの 穂を抜いて かめば苦いよ ふるさと恋し ああ 嫁ぐと聞いた あの人の まぼろしばかり 浮かぶ胸 流れ行く雲 なぜ急ぐ 山の向こうの ふるさと恋し ああ 遠くにありて 思う身に わびしくしみる 丘の風 |
江差恋しや福田こうへい | 福田こうへい | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 白石十四男 | 江差(えさし)恋しや 別れて三月 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 鳴く声聞けば 逢えぬつらさが エー 身にしみる 影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月が傾く 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エー 風だより 飛んで行きたい 心はあれど 船頭する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エー 声がする |
江差恋しや三橋美智也 | 三橋美智也 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 江差恋しや 別れて三月(みつき) 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 啼く声きけば 逢えぬつらさが エ─ 身にしみる 影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月がかたむく 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エ─ 風だより とんで行きたい 心はあれど 船頭(せんどう)する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エ─ 声がす |
海を渡る女(野暮は言うなよ)高倉健 | 高倉健 | 東條寿三郎 | 飯田三郎 | | 野暮は言うなよ このままこれで 逢えぬはずなど あるものか 泣いちゃいけない ないちゃいけない 一足先に 海を渡れと 言うことさ 好いていりゃこそ 男の俺も こんな身なりじゃ 恥ずかしい そっと瞼を そっと瞼をつむってごらん 嘆きも夢に 変わるだろ ひとりで海を 渡ると思や とてもさらばが 言えなんだ こんな辛さも こんな辛さも しばしの辛抱 何も聞かずに行ってくれ |
今池音頭ザ・ピーナッツ | ザ・ピーナッツ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | ハア 名古屋ネ 名古屋よいとこ お城が招く ヨイトナ 花の今池 チョイト灯が招く ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 今夜ネ 今夜逢いましょ メトロの駅で ヨイトナ ジャズが呼んでる チョイト 今池で ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 願をネ 願をかけよか お百度踏もか ヨイトナ 古井の八幡 チョイト 縁結び ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 名古屋ネ 名古屋見るなら 今池見やれ ヨイトナ いつも繁昌の チョイト 花盛り ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ |
あるおちゃめの物語ザ・ピーナッツ | ザ・ピーナッツ | 横井弘 | 飯田三郎 | | ひかりの国から 生れ出た 二人のおちゃめな 妖精(フェアリー)さん 季節をくばりに 飛びました 三角帽子の 牧場小屋 ポツンと淋しい 広野原 「たんぽぽ植えましょ」 「すみれがいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 黄色のすみれ 土から顔出し もぐらの子 晴着のデザイン 頼みます はげちょろ煙突 貨物船 積荷を待ってる 港町 「燕を呼びましょ」 「ジプシーがいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 燕のダンス ホテルの小窓の スパニール 旅行がしたいと はねてます 半分かけてる 古ネオン 眠むそに点(とも)った 街の角 「月夜にしましょ」 「小雨がいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 月夜の小雨 ベンチに並んだ スラックス それでもうっとり してました ひかりの国から 生れ出た 二人のおちゃめな 妖精さん 季節をくばりに 飛びました |
青いスバル三条町子 | 三条町子 | 松村又一 | 飯田三郎 | | 空のかなたに涙ぐみ 青いスバルよ何なげく 見はてぬ夢の切なさか 叶わぬ恋のため息か 窓にもたれて恋になく あわれ我身とあの星か 別れのあの日白樺に きざんだ夢が忘られぬ 月よ輝けはるかなる 山の海辺のあの丘に 今宵も夢で逢いにゆく 私は恋の片羽鳥 |
青い砂丘大津美子 | 大津美子 | 矢野亮 | 飯田三郎 | | 青い砂丘に ひとり来て 昔の夢を 偲ぶ夜 そっとひろった 貝がらの 月の光も 透けそうな はかなさゆえに 愛(いと)おしく 青い光を 掌底(たなぞこ)に すくえばほろと 散るしずく 幼馴染の あの人と 抱いたあこがれ いずこにか 呼べども風の 鳴るばかり 青いなぎさに くりかえし 変わらぬままに 寄せる波 過ぎて帰らぬ 年月(としつき)を 辿(たど)る思いの ただ遠く 月さえいつか 濡れるもの |
青い貝殻大津美子 | 大津美子 | 矢野亮 | 飯田三郎 | | 愛の別れの なぐさめなんて 信じられないの 切ないだけで いつも貴方に 抱かれ 甘えすぎてた わたし 夜のなぎさの 砂にこぼれた 青い 青い貝殻 何も言わずに いつもの様に たゞ歩き度いの 振り向かないで つけた足跡 ならば 波がさらって ゆくわ 知って居るのは 泪いろした 青い 青い貝殻 愛のよろこび 失なう時が やがて追いつくの 逃げられないで こゝで貴方と いつか 星を見つけた 夜明け 遠いむかしの 風に泣いてる 青い 青い貝殻 |