City LimitsFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | We're out of the city limits Our bottles running dry And on the bridge we're sitting, There's no one passing by The distant highway roaring Will never take us far So you go do your dreaming Of girls and classic cars And sure, the birds are pretty They shine in the moonbeams But never trust the big birds They're never what they seem And she was all I needed The water and the air But don't you go look for her 'Cause she will not be there |
Interdependence Day (Part I)For Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 僕らは静脈を委ね合って、濁った血を交わしてハイになった。 17歳の7月、退屈な僕らのそれは愛に似ていた。 死にたがりは死ねずに歳を取って、恐怖心にすがって生き残った。 ブロックバスターとコークとピザと“I love you”―― ありふれた祝祭だ。 破裂した空へ駆け出した君の背中を追いかけていた―― 眩さと煙に酔いしれながら。 遠い戦争の幻が、極彩色で駆け巡るんだ。 いっそなにもかも終わればいいのに。 バスケットボール・コートに立つ君ひとりだけが天使だった―― 褪せたアスファルトを旋回しながら。 赤い血潮、白い素肌と、青い虹彩のミス・アメリカ。 プラスチックに包まれて眠るだけ。 |
Shady Lane SherbetFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 咲いた向日葵に架けて、水しぶきと陽光の一瞬の虹。 サイダー色に君を染めて、気づけばふと、衝動と逡巡の恋。 日陰へ誘う言葉、仕掛けがいらないのなら、 シェイディ・レイン・シャーベットに、ぜんぶ託すんだ。 シャイな口先でくれたかわいい嘘、ストローと戯れる指。 ライトなセリフに隠れた淡い意地も、ストロボに射抜かれるように。 日陰で占う言葉、ふざけては笑う僕ら。 シェイディ・レイン・シャーベットを、ちょっと融かすんだ。 |
朝エイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | もう少しだけ、と止まりそうになる足 右肘をつつく 笑顔がくすぐったいなぁ いつもよりちょっと低くて甘い声がこだまするの 目をこすって「今日は晴れるかな」なんて 交わらない一日を思う 過ぎてみたらありふれてる朝だった 居ないはずのあなたが居ただけ |
Can Little Birds Remember?For Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | Fly by my window Sing a song to me, my bird I'll breathe your every word In the night lights, you will shine so white And the poetry we share will slowly fill the air Street sign oracles start to rearrange 'Cause magic lies within your almond eyes I sometimes wished that the world would never change But eternity is every moment, so I guess I'll let it slide We are alive and beautiful Harmonizing in the lull When our season's gone Would you just carry on? Can little birds remember every song? Blowing candles and fireworks in the rain Can't justify the pain of my longing for belonging to you You stole my breath a hundred times And now I want yours too By the time these polaroids start to fade away Will broken hearts be ready to set sail? With your tender touch and the things we said today Forgettance is another subject that I'll never cease to fail We are alive and beautiful Harmonizing in the lull When our season's gone Would you just carry on? Can little birds remember every song? |
運命の人エイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | ゆれるろうそくの灯は 誰かの心まで映してるみたい 目の奥の正しさだって 見つめるほどにまたわからなくなるの 一番優しいキスをしよう 長い眠りから覚めるように 大丈夫よ 煙が目にしみてるだけ 一番優しいキスをしよう 終わりさえ食べ尽くしたいから 暗い部屋に鍵をかけて ここから出なくちゃ 夜明けより前に 結ばれる運命だって背負えたらよかったのにね 運命の人 一番優しいキスをしよう 閉じていたページ開くように バースデイケーキの味は忘れちゃったけど どんな言葉を話しただとか どんなふうに手を振っただとか せめて今日の日だけは 抱きしめてようか 忘れないように 記憶の中だけで愛し合おう 思い出す数さえ減ったけど わかるでしょう 一番優しいキスをしよう ほかの誰にも渡さないから 呪いみたいな恋を全部君にあげよう いいでしょう |
TOKYO WILL FIND YOUFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | ココアの香りの幸福な朝も、 死にたいあまり泣きそうな夜も、 帰り着くのはいつも同じ、 東京というやさしくつめたい街でした。 誰もがハートを見つけてなくして、 映画を観返すように繰り返す。 飽きもしないで続いてゆくのは、 正しくて綺麗な証なのでしょう。 感性の色はブルーとグレイ。 愛おしいものを着重ねる季節。 冷ややかな空が薄らぐ頃、 見つけだしてあげるよ。 |
Leica DaydreamFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 過ぎゆく瞬間が「いま」を都合のいい幻に変えてゆく。 誰もが気づかぬうちに手にしてた、そんなありふれた魔法。 砕けたしゃぼんが音も立てずネイヴィーのブラウスを濡らした、風の日。 ありのままの退屈さえなぜか美しい色になって、 頼りない陽の光のなか、君は記憶の世界で呼吸をする。 ねえ、小さな過去を重ねてやっと巡り会えた愛しい人。 何千の色を束ねた君の光がやがて白になる。 瞬きの狭間で捉えたしぐさ――ときめきはいつも君のそばにある。 「好きな花を選び取っても、そこには永遠はないの」と笑う、 そんな君を永遠にしたくて、僕はファインダーの向こうを覗いて見るよ。 ライカ・デイドリーム……。 |
Chewing Gum USAFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 整然と金言を並べて、飾り立てたガラスの天井。 陶然と仰ぐ青空は本物かどうかもわからない。 痙攣とサイレン、それから神様の代わりのテレヴィジョン。 喧伝する商品すべてが緩やかな安楽死。 噛みつぶして、飽きて、吐き捨てて、繰り返す。 がらんどうの喜びだけが脳を満たしては、また抜け落ちてゆく。 漫然と手を動かすだけ――月曜日から金曜日まで。 雄弁家がそそのかすままに捨て去るアイデンティティ。 噛みつぶして、飽きて、吐き捨てて、繰り返す。 味気ない哀しみさえも飼い馴らすだけで日々は過ぎてゆく。 証言台から注射器まで、案内列は曲がりくねる。 青年の最期の辛苦は言うまでもなく合法。 噛みつぶして、飽きて、吐き捨てて、繰り返す。 がらんどうの人形だけが残される。 噛みつぶして、飽きて、吐き捨てて、繰り返す。 味気ない命の群れを飼い馴らすだけで金が増えてゆく。 |
HalationFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 曖昧を抱いて生きる僕らは、いつのまにかここにいてさ、 人一倍サイダーのガラス瓶を空け、胸のもやを晴らそうとしていた。 海鳥の声が重なって生まれた歌のようには、 いまの僕は笑えなくて、髪を撫でつけた。 光に融けてゆくイメージのなか、君を見てる―― なんにも変わんないのになにか違う笑顔の、かなわない君を。 夕立にでもなりやしないか、淡く期待してみたんだ。 言葉少ない僕らの沈黙を紛らせれば、それでよかったのにな。 臨海線のホームのベンチは錆びついて、 昔書いた君と僕の名前なんて消えちゃうだろうね。 そして天を仰いだ君に滲む、季節の終わり。 「いつかまた会えるさ」 お決まりでも信じきりたいと思った。 |
スターライトエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | 偽物の星を纏って踊る君 眩しくて羨ましいんだよ きっと今日はうまく笑えないな 恋をした それだけ? ああ、もうずっと足りないから ああ、今せめて歌って欲しいよ ああ、ただありふれた嘘でもいいから 花束に目もくれずに踊る君 真似してみてもどこ吹く風だね 昨日より色っぽく映るな すれ違いの数だけ ああ、ただ朝はやってくるけど ああ、まだほんのちょっと切ないや ああ、でもちょっとずつぬるくなってくの いつの間に欲張りになっちゃったんだ? 追いかける 君だけ ああ、もうシアワセだって欲しいし ああ、でもずっと切なくいたいよ ああ、まだ踊らせて嘘だらけでも |
ベイビーブルーエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | ベイビーブルー、君はどこへ こんな夜誰と眠るの あぁベイビーブルー、僕はここで歌う こんな夜も ベイビーブルー、君がどうして こんな夜頭よぎるの ねぇベイビーブルー、僕はここで歌う こんな夜だから こぼれ落ちそうな月から 鼻をかすめる匂いよみがえるようだよ あの夜のことなんて忘れていいから できるだけ優しい場所にいてよ、ベイビー 君の名前は呼べないから せめて聴いておくれよ こんな僕の歌を ベイビーブルー、フライデーナイト もう重ならないビート ひとりきり彷徨うエモーション くすぐる甘い匂いが、また もう重ならないビート ひとりきり彷徨うエモーション もう一度なぞるメロディー 声にならないアイミスユー 思い出すのはブルーだけれど 今はできるだけ優しい目をしていてよ、ベイビー 君の名前は呼べないから せめて聴いておくれよ こんな僕の歌を ベイビーブルー、フライデーナイト もう重ならないビート ひとりきり彷徨うエモーション 叫ぶようになぞるメロディー 声にならないアイミスユー |
Just Like FirefliesFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | ハイウェイを夜闇が包んで、僕らは少し自由になれたみたい。 盗んだ白い車で砂漠を抜け出して、海へ向かう。 名もなき灯りたちが、近づいては離れていく―― まるで蛍みたいに。 聡明なふりに慣れたら、幸せのネクタイも結べるのかな。 そうしたら大人の王国が大口で僕らを食らうのかな。 誰もが自分だけの在りかの目を探してる―― まるで蛍みたいに。 夜の終わりも怖くない場所がないことが怖かっただけ。 ハイウェイを朝日が照らして、僕らは少し自由になれたかな。 気づいたらみんな眠っていて、煙草をすり消して独りごちる。 「まるで蛍みたいだ」 |
イノセンスエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | 君の瞳はとりとめのない青 覗いたらあの海も見えるの? 話したいことはとっくのとうにないよ だけどきっとそばにいてあげるよ サッドエンドだって知ってたって響く恋がやまない ふいに触れたくなって汚れた手伸ばすけどやっぱ違う! ひっこめてひとりぼっち眠れない夜に祈りを 君の耳にはいつも流れる白 重ねたら心まで聴こえるの? 話したいことが本当はあるんだよ 呆れて、笑って、そばにいてほしいよ サッドエンドだって知ってたって響く恋がやまない 足跡たどってどこまで歩けるかな なんだかくすぐったくて「届くかも」って見上げたら にじむ月の色 話したいことは思い出せそうにないよ その時まで二人でいようよ サッドエンドだって知ってたって響く恋がやまない 隠す手をどけて知らない顔見せてよ ほんのちょっとためらって汚れた手をつないだら 解ける君の糸 |
曖昧で美しい僕たちの王国For Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 辻褄合わせでは片づかない感傷がほころび出した頃も、 君をずっと知っていた。 衣更着に挟んだ栞をさらう風。 言葉も形もない心になれたらいいのにな。 戻りたいような、忘れたいような、 遠のく日々も花の雨だ。 祈りのうちに重ねた手は、 なにかを伝えられたのかな。 白い城壁があり、汚したい欲がある。 口にさえしなければ怯えることもない。 曖昧で美しい僕たちの王国だ。 辿り着く果てのない十字路で戸惑うことがすべて。 戻れないことは、忘れないことか。 手離す愛は知らないまま。 すがれば崩れてしまうのも、 綺麗な過ちになるかな。 優しくなれないことが怖くて、 必要とされないことが怖くて、 それでも呼び続けるのは、 君の四季にいたいだけ。 戻りたいような、忘れたいような、 遠のく日々も花の雨だ。 祈りのうちに重ねた手は、 ほどかないままでいて。 戻りたい距離と、忘れたい瑕疵の、 後ろめたくも美しい国。 その声のありのままに触れて、 いつかは繋がりあえるかな。 |
花とか猫とかエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | 君の足音が栞になった もう一度孤独を知る旅だった わかってるわ そんなにたくさんいらないよ 今だけ君だけ全部欲しいだけ 一番こわいこととか 一番きもちいいこととか 花とか猫とか雲とか波とか頬を切る風だとか 君と眠るたび新しくなれたらよかったな どこにも行けないまま確かめ合うの 開いたら最後 終わりに向かってるって知っている 目を閉じてそっと流れていくだけ 一番こわいこととか 一番きもちいいこととか 花とか猫とか雲とか波とかあの子の涙だとか 二度とない冬 花とか猫とか雲とか波とか来なかった夏だとか |
HopeFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | Five years to know a bit of your warmth and your weight If it took another five to know the rest, I'd gladly wait To eyes behind the shutter, You'd be spring and I'd be summer Shine right through me When it gets too dark to see |
Dream Baby Dream (Theme for Ethernity)For Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | ベイビー、まだどこへも行かないで。 ベイビー、ただわたしとまどろんで。 光の素粒子と、優しい波音。 愛と自由の見果てぬ夢も、この腕と胸のなかに。 (たとえ夢でしかなかったとしても) |
サンデーエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | いい子なんかじゃないの 我慢なんてニガテなの 君が思うよりもずっと 昨日また恋しちゃって 君のこと忘れちゃって わたしどうかしてたみたい もう全部捨てたら 子どもみたいに 君と見つめ合えるかな 名前を呼んで頬寄せても まだ夢ならば醒めないで 呼ぶ声に目が覚めた ひとしずくこぼれ落ちた ぎゅっと握ったはずなのに パジャマと夢を脱いで 君のこと思い出して わたしどうかしてるみたい でも 並んだ影が遠くなったって あの日の続きの今日だ 澄み渡る目で こんな未来さえ きっと見ていたのでしょう 忘れたくなくって いっそ恨んじゃうの ごめんね まだ「好き」と「嫌い」を繰り返してる 君にも聞こえてるかな いつの日かきっとからっぽになったら もう一度会いに来て その日まで待っててね |
Desert BloomFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | See me bloom where the sand's a golden blanket See no gloom as we ride into the sunset Phoenix fades to a blur in a movie backdrop We fix gaze way ahead 'cause we'll never back off Bleeding skies will be pleasing the eye as they melt away Where the wind blows, we'll save our troubles for another day Hear that song? California is calling for us To come along in the season's gentle chorus Through the lens, you're America's favorite daughter Mercedes bends twisting minds as you walk on water Sugar highs will be fueling our dreams as we get away Smash the past, 'cause we know rock'n'roll is here to stay |
OrcaFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 透明でまだ名前のない夜明けを呼ぶように、在りたい。 忘却と罪を巡っては、あたらしい心で愛し合いたいだけ。 完璧な眠りは知らないままで、始まりも終わりも持たない波は深い青。 水面が形を歪めて、それでもなお見失わないもの。 暁光を越えたその先で、まだあなたは待ち続けている。 |
ミルキーウェイの岸辺からエイプリルブルー | エイプリルブルー | 船底春希 | 管梓 | | 昨日まで憎んでた顔さえ忘れちゃうし そのくせに残された痛みは消えないし あきらめた将来は今でも覚えてるし 欲しかった今日だって平気で捨てちゃうし つまるところそうか、どこまでもわたしだ 誰を思っても何を歌っても 海を渡る星もいつか空を昇っていくんだなって 君はただ水平線を見てた その目があまりにも綺麗で同じ夢見てみたくなったよ 言葉にしたら消えちゃいそうで言えないけどね ここじゃないどこかまで行きたいと君は言う 「一緒ならどこにでも」なんて、柄じゃないけど 強がりも後悔ももうやめてこっちへおいで もう一度進むにもまだ遅くないから 「こんなはずない」って何を願ってたの? 思いがけないくらいがいいんじゃない そうでもない? 海を渡る星もいつか空を昇っていくんだなって 君はただ水平線を見てた その目にいつか宿る影もこれからは晴らしてみせるから 終わりまで一番近くで見ててほしいよ ずっと前から決まっていたって思ってもいいかな 君の息が見えなくなって春が来たって知る 何度だって 海を渡る星にいつか僕たちもなれるだろうかって君はまだ水平線を見てる やさしくなんてない世界で性懲りもなく夢を描くさ 約束の旗を掲げようか この場所で今 「どこか」はここだった 「誰か」は君だったんだ! ミルキーウェイの岸辺からあの日の青に愛を込めて |
ヘヴンリイFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 甘いだけの星が巡って、夜に歌うソングバーズ―― ただ重なりあうために生まれたみたい。 誰もがためらいながらほんとうは知っている、 愛すべき光の網、海に煌めいて。 ジュークボックスに託した熱が醒めないままでいる君を、 静かに濡らす慈愛の雨。 髪先にくすぶる匂い、ビートに揺らいで、 視線を交わす刹那、弾ぜたデイジー・チェイン。 その手に触れるたび、 その目に見つめられるたび、 澄みきる星空もいずれは雨を呼ぶと知る。 その身を寄せるたび、 その匂いに近づくたび、 雨の煙る果てに月は確かにあって、 君はそこから来たと知る。 |
The First Time (Is The Last Time)For Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | I remember autumn days When the two of us would gaze at the skyline In and out our words would fade As the browning foliage swayed, and we felt fine And all the world was mine Those days have long since passed As they say, good things don't last But still, after all these years There's this echo in my ears “Say welcome to love This is your first time And it's your last time So you better be wise Say welcome to life This is your first time And it's your last time So you fall or you fly” May the jangles and the chimes forever ring out For love and for life In the pocket of my jeans Are the pieces of our dreams and our future You and me at seventeen Straight out of a movie scene, feeling so sure But we were amateurs Those days have long since passed Left behind amidst the grass Even so, the thought of you Springs to mind out of the blue “Say welcome to love This is your first time And it's your last time So you better be wise Say welcome to life This is your first time And it's your last time So you fall or you fly” May the jangles and the chimes forever ring out For love and for life Sipping coffee on a Sunday At the park we used to stroll Maybe you'd be coming my way And the words I'd say, you'll know “Say welcome to love This is your first time And it's your last time So you better be wise Say welcome to life This is your first time And it's your last time So you fall or you fly” May the jangles and the chimes forever ring out Oh, let the jangles and the chimes forever ring out For love and for life |
SirensFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | Windows, open curtains, morning Whatever's been stolen was never hers to begin with Watching as the wind blows Open eyes beholding remnants of the fire A stillborn revolution Sea change? You see a change I don't see Your alphabet, I don't speak It breezes away in indifference I just want to stay alive standing in the sunrise Knowing that I won't freak out in the wild for good riddance The sirens call for me, but I refuse 'Cause what I do is all for me to choose I won't rely on booze to drown the blues The sirens call for me, but I refuse Courage, gilded blue and yellow I doubt you'd ever felt hope the way I feel in my own heart Tell me all your stories of your trials and glories Of the souls that you sold You'll never penetrate my art |
Subway Station RevelationFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 人混みのなかで置き場さえも見失いそうな心ひとつだけ提げて、 手ぶらで飛び乗ってしまえよ。 「会いたい」を告げる閃光のなかへ! 搦めとられては立ちすくんで、 無駄になりそうな日々の詩編たちが散らかされた、広告の街を急ぐよ。 トンネルの闇を超音速で! 終末だとしてもかまわないし、 擦り傷を増やしてもどうでもいい。 今を生きていると思いたいだけ。 君と生きていると思いたいだけ。 (永遠みたいな一瞬が、火を灯せばはじまる) |
スロウボートのゆくえFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 心の岸辺を発つ日はいつだってこんなふうに、 とめどない寂寥の風が旗を翻していた。 小麦の穂が鳴らした頼りないリズムで、 ささやかに祝福をしよう――僕らの舟出を。 涙の川をスロウボートは進む。 愛が照らしているあの大きな街へ。 限りあるストーリーから逃れようとしても、 いつかは命の果てが大口で僕らを喰らうんだ。 愛は戦いだった――手に入れたり手放したり。 目を逸らすな、その血の跡から花が咲くまでは。 夜明けの空をスロウボートは進む。 赤・白・青のたなびく彼方まで。 |
Leave The PlanetFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | テーブルの上に星図を広げて、意味ありげに線を引いていくだけ。 途方もない夜をまさぐる指で、ほんとうの嘘を暴いてやろうぜ。 資料館に収まる運命でさえも今日は、 どうだっていいよ、もう知らないよ。 錠剤ひとつの、孤独の革命。 すべてを置き去りにして、水晶の船はただ行く。 航跡を追ってほどける闇へ、電子の雨が降り注いでゆく。 紙屑になったレポートを捨てて、流れに任せて消失点まで。 飽きるほどの退屈が死ぬまで続いていったって、 どうだっていいよ、もう寝てたいよ。 毛布のなかの孤独の発明。 明日を置き去りにして、昨日のただなかを進む。 揺らいだスープに浮かべた未来でいつか、 すさんだルールがふやけて生まれ変わる。 どうだっていいよ、もう知らないよ。 錠剤ひとつの、孤独の革命。 すべてを置き去りにして、水晶の船はただ行くのさ。 どうだっていいよ、もう寝てたいよ。 毛布のなかの孤独の発明。 明日を置き去りにして、昨日のただなかを進む。 |
UndulateFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 惑う時間の膜の向こう、テレビの奥のほうで宇宙旅行。 羅列された悪と不幸を飾ろうとしてポケットに入れ、持ち帰る。 型落ちの現実は青く滲んでまん丸い。 僕より先に老いてゆく君に会いたいな――地上管制。 意味を剥がされた表象。 無理のない方向へ思考はフロウ。 視線と執着と焦燥を巡る波は、水のない海を満たすよう。 火星の歌声が遠く響いて胸が騒いだ。 僕より先に老いてゆく君に会いたいな――地上管制。 |
EstuaryFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 照らした陽を指で遊んで、忘れかけた歌を口ずさむ。 流れ着いた陸の果てで、彼女はきっと夏をくゆらせて、誰かを待つ。 アイス・キャンディの欠片が、溶け出す前の夢のよう。 ありふれた日のアイロニー。 痛みを知った――痛みを知って、そこから息をしはじめた。 鉛色の命を抱いたおぼつかない鳥が飛び立てば、 向こう髪を空に透かして、防波堤で砂を噛みしめて、裾を濡らす。 少女性を紐解いては、潤んだ目で、濁す口で、描いたフィクション。 遠く鳴るジムノペディ。 冷たい手で、竦む足で、水平線をたぐって夜を引き寄せた。 灯台はただ揺れるケーキ・キャンドル。 「今日も、誰かのバースデイ」 シーグラスの欠片が、形にならない形を成した夢のよう。 吹いて消して帰る哀の火。 痛みを知った――痛みを知って、そこから息をしはじめた。 痛みを知って。 |
FriendsFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 駐車場の壁に書き殴られたメッセージ――愛と平和のやつ。 剥がれ落ちそうな言葉を素通りして、それぞれの朝を急いでゆく。 いつから僕らこんなふう? 繋いだはずの手もいまは遠く白飛びして。 記憶のなかのフレンズ、夏の日の匂いだ―― 幼い僕らは全問正解だった。 鈍色の電車で退屈してるのかい? あのプレイリストの歌はいまもきっと続いてるよ。 タイム・カプセルに埋もれたままの夢を摩天楼が見下ろす。 探そうともせずに寝ぼけた目をこじ開けるように、 苦いコーヒーで今日をやり過ごす。 死ぬまで僕らこんなふう? 腐してた世界にいまはもう身を任せて。 記憶のなかのフレンズ、遠のく陽炎だ―― 理由もなくただ一生懸命だった。 海をよぎるとき、その目が向く先は? あのプレイリストの歌はいまもきっと、 次のサビを待ってる―― 高鳴るビート、重なる声を、眩みそうなほど。 耳をふさいでたのは誰かじゃなく僕らだった。 押すべきボタンはすぐそこだろ? 記憶のなかのフレンズ、夏の日の匂いだ―― 幼い僕らは全問正解だった。 鈍色の電車で退屈してるのかい? あのプレイリストの歌はいまもきっと、これからもずっと続いてるよ。 |
NatalieFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 長い映画の最後の安堵のように、ただ君はそこで待っていてよ。 くだらないことだとしても、君のいる街まで行こうと決めたんだよ。 術はもうなんでもいい。 君へたどり着けばいい。 海の冷たさを、 地平の虚ろさを、 君と知ってみたいだけ。 ため息より儚い光華をソーダ水の縁でにじませながら、 エチュードの日々を歩く君の明日を照らす歌を口ずさむよ。 誰も知らなくていい。 君に届くだけでいい。 空の深さすら、 夕日の赤さすら、 君をふちどりたいだけ。 綴る言葉を追い越すような速さで過ぎゆく、夏を彩る花を。 術はもうなんでもいい。 君へたどり着けばいい。 海の冷たさを、 地平の虚ろさを、 君と知ってみたいだけ。 君を知ってみたいだけ。 |
LungsFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 映写室で少女は死んだ――名前がないまま。 許されたバイスタンダー、夢見るテクニカラー。 厭世観は天性だった。肺を満たした論理。 ヒロインだってひとりになって、最期は這ってロンリー。 水のなかで見つけたエデンのラダー。 揺れる光に溶けるだけの縁の花。 愛や憎悪のすべても、幕の裏側のおとぎ話。 プールサイドの乱反射は意味に影をかざした。 立ちすくんだバイスタンダー、褪せていくテクニカラー。 正気だって狂気だった恋の季節のように、 救われたって、行く当てなんて切り捨て去ってロンリー。 巻き戻したら蘇る気がした、触れる未来に透けるだけの頬の赤。 点と線で繋がっていた言葉もサラウンドを回るだけ。 水のなかを沈み続けるフィルム。 眩む視界に愛や憎悪も歪む。 そして最期は静寂の深みで、 名前がないままのあの子に口づける。 |
MilkshakeFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 水泡とありふれるものすべて 空想のシュガー・ハイで美化して、 滞る指で、歪んだ唇で、 ふれる季節は否定の向こうで瞬いている。 偶像とたわむれて踊るだけ。 空洞をその白夜で満たして。 ただ凍る罪で、淀んだ祝福で、 ゆれる季節は既定の向こうで輝いている。 意味なんて一切もない、 信じたって実体もない、 つながらない言葉だけ。 狂気だって実感もない、 正気なんて存在しない。 ふさがらない想いだけ。 滞る指で、歪んだ唇で、 ぬれる季節の未定の向こうで欺いてやる。 |
KodiakFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 白い夜を越えて、顔のない月を仰いで、雪のなかをゆく。 利口でなんかいられない悲哀すら色がつくまで、旅はまだ続く。 捨てられた祈りをくべて灯した道のりの果てには、 屑のきらめきがあると、声高く響かせろよエコー。 ひどい冬を終えて、花のない時をまたいで、意味を目指してゆく。 不凍でなんかいられない慈愛すら抱えたままで、地平へと進む。 秘められた昨日の夢を晒した風が吹く先には、 希望の嵐が待つと、声高く響かせろよエコー。 いつかどうせ朽ちるだけ。 そんなもんだって知ったって、 乗りこなして悪ふざけ。 捨てられた祈りをくべて灯した道のりの果てにも、続きがある。 秘められた昨日の夢を晒した風が吹く先には、 希望の嵐が待つと、声高く響かせろよエコー。 |
BleachersFor Tracy Hyde | For Tracy Hyde | 管梓 | 管梓 | | 遠くの明滅、煙るアフターグロウ、 袖を通して使い果たした涼風。 非在のブリーチャーズ。 不透なユースは融けてスプライトを薄めた。 偉大なドリーマー、視界の収差。 君の正しさは触れも、悟れもしない。 散瞳に染みてゆく花の姿を忘れた頃に、 言葉以前の声でその美しさを伝えたいと願っている。 |