友よクミコ | クミコ | 岡林信康 | 岡林信康 | | 友よ 夜明け前の闇の中で 友よ たたかいの炎をもやせ 夜明けは近い 夜明けは近い 友よ この闇の向うには 友よ 輝くあしたがある |
友よ高石友也・岡林信康・フォーク・キャンバー | 高石友也・岡林信康・フォーク・キャンバー | 岡林信康・鈴木孝雄 | 岡林信康 | | 友よ 夜明け前の闇の中で 友よ 戦いの炎をもやせ 夜明けは近い 夜明けは近い 友よ この闇の向こうには 友よ 輝くあしたがある 友よ 君の涙 君の汗が 友よ むくわれるその日がくる 夜明けは近い 夜明けは近い 友よ この闇の向こうには 友よ 輝くあしたがある 友よ のぼりくる朝日の中で 友よ 喜びをわかちあおう 夜明けは近い 夜明けは近い 友よ この闇の向こうには 友よ 輝くあしたがある 友よ 夜明け前の闇の中で 友よ 戦いの炎をもやせ 夜明けは近い 夜明けは近い 友よ この闇の向こうには 友よ 輝くあしたがある |
月の夜汽車岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | いつも二人で 遊んだ小川 月の光に 照らされて 消えてゆきます 夜汽車の窓で ひとり見つめて ゆく私 ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く いくら遠くへ 逃れてみても 消えぬ痛みと 知りながら ひとり夜汽車で 出てゆく私 どこへ行きましょ 夜の風 ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く 空ゆく鳥も 野に咲く花も いつか姿を 消すものと 回り舞台か 夜汽車の窓よ 抱いてゆきます あなたを胸に ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く |
月の夜汽車美空ひばり | 美空ひばり | 岡林信康 | 岡林信康 | | いつも二人で 遊んだ小川 月の光に 照らされて 消えてゆきます 夜汽車の窓で ひとり見つめて ゆく私 ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く いくら遠くへ 逃れてみても 消えぬ痛みと 知りながら ひとり夜汽車で 出てゆく私 どこへ行きましょ 夜の風 ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く 空ゆく鳥も 野に咲く花も いつか姿を 消すものと 回り舞台か 夜汽車の窓よ 抱いてゆきます あなたを胸に ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く |
チューリップのアップリケ大竹しのぶ×野田洋次郎 (RADWIMPS) | 大竹しのぶ×野田洋次郎 (RADWIMPS) | 岡林信康・大谷あや子 | 岡林信康 | 佐藤準 | うちがなんぼ早よ 起きても お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん うちの服を 早よう持ってきてか 前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに 誰もお母ちゃん 怒らはらへんで 早よう帰って来てか スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちのお父ちゃん 暗いうちから遅うまで 毎日靴を トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏が みんな貧乏が悪いんや そやでお母ちゃん 家を出て行かはった おじいちゃんに お金の事で いつも大きな声で 怒られてはったもん みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし |
チューリップのアップリケ笹生実久 | 笹生実久 | 岡林信康・大谷あや子 | 岡林信康 | 近藤芳樹 | うちがなんぼ早よ 起きても お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん うちの服を 早よう持ってきてか 前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに 誰もお母ちゃん 怒らはらへんで 早よう帰って来てか スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うち やっぱり お母ちゃんに買うてほし うち やっぱり お母ちゃんに買うてほし うちのお父ちゃん 暗いうちから遅うまで 毎日靴を トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うち やっぱり お母ちゃんに買うてほし うち やっぱり お母ちゃんに買うてほし |
チューリップのアップリケ由紀さおり | 由紀さおり | 岡林信康・大谷あや子 | 岡林信康 | | うちがなんぼはよ おきても お父ちゃんはもう くつトントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん どこへ行ってしもたのん うちの服を はよう持って来てんか まえは学校へ そっと会いに来てくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに だれもお母ちゃん 怒らはらへんで はよう帰って来てや スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちのお父ちゃん 暗いうちからおそうまで 毎日くつを トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい |
チューリップのアップリケ 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康・大谷あや子 | 岡林信康 | | うちがなんぼ早よ 起きても お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん うちの服を 早よう持ってきてか 前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに 誰もお母ちゃん 怒らはらへんで 早よう帰って来てか スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちのお父ちゃん 暗いうちから遅うまで 毎日靴を トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏が みんな貧乏が悪いんや そやで お母ちゃん 家を出て行かはった おじいちゃんに お金の事で いつも大きな声で 怒られてはったもん みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし |
血まみれ岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | ちぎれて飛んだポスターが 今夜も風に踊ってる 遠くで犬が吠えてるぜ きっとあいつは弱い犬 吠えていないとこわいから いつも誰かにかみついて ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ 本当は誰もがさみしくて やさしいママを探してる そうさかわいい甘えん坊 ママの拍手が欲しいだけ だけどかっこうつけちゃって きめたつもりのあのポーズ ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ お願い追いつめないでくれ もうひと押しでガケッぷち 時には女の子のように おまえに抱かれてみたいのに そんな気持を分ってよ 早くしないと追っこちる ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ ウ~アハ 今夜も ウ~アハ 血まみれ |
誰ぞこの子に愛の手を岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 母の顔も知らないうちに 哀れこの子はサーカス小屋に 辛い玉乗り綱渡り 鬼の師匠が 鞭の雨 夜毎 褥は 涙の海よ これが泣かずに おられようか 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を とおとおある晩風呂敷一つ サーカス小屋をば飛びいだし 有閑マダムにひろわれて いつしか若いツバメの身 これでいいやら悪いやら 新聞読んでも かいてない 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を マダムの可愛い着せかえ人形 何をやっても「まあ、素敵!」 ところが 夜毎夢の中 鬼の師匠が地獄の責め苦 おかげでちやほやせぬ人あれば 鬼の師匠に見え 憎らしい 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を そんなわけでこの子のやる事は 右から左の両極端 あるときゃいじけた自閉症 舞台かわれば 甘えて好きかって 黒か白だけ グレイは見えず 被害妄想のパラノイヤ 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を |
Doraku Lady岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady パパは成金やさしくて Lady Lady Lady Lady パパは何でもすぐOK! ごちそうだらけのテーブルで 青い顔してうなだれる 何を食べてもうまくないのよ ひどい食欲不振だわ Lady Lady Lady Lady 君はとっても フリー Lady Lady Lady Lady 君はとっても ハッピー Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ママは冷たい哺乳ビン Lady Lady Lady Lady 愛はビニールテクニック 20(ハタチ)まえにはテクニシャン 夜毎ベッドは花ざかり 今じゃ何も感じないのよ 出来ぬ生身のお付き合い Lady Lady Lady Lady 君はとっても フリー Lady Lady Lady Lady 君はとっても ハッピー Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku Lady |
それで自由になったのかい岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | いくらブタ箱の 臭いまずい飯が うまくなったところで うまくなったところで それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ そりゃよかったね 給料が上ったのかい 組合のおかげだね 上った給料で 一体何を買う テレビでいつも言ってる 車を買うのかい それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ あんたの言ってる 自由なんて ブタ箱の中の自由さ 俺たちの欲しいのは ブタ箱の中での より良い生活なんかじゃないのさ 新しい世界さ 新しい世界さ しみだらけの汚ねえカベを きれいに塗りかえて モナリザの微笑みを 飾ってみたところで それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ そりゃよかったね 給料が上ったのかい 組合のおかげだね 上った給料で やっとあんたの息子も 大学にやれるネ ドンドン出世して もらわなくちゃナ それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ あんたの言ってる 自由なんて ブタ箱の中の自由さ 俺たちの欲しいのは ブタ箱の中での より良い生活なんかじゃないのさ 新しい世界さ 新しい世界さ ジュータンでもしくかい ソファも入れるかい 冷たい鉄格子に カーテンでもかけりゃ こぎれいになったネ ブタ箱じゃないみたい それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ 今にあんたは きっと言い出すだろう 住めば都さ ブタ箱も悪かない ジッとだまってりゃ そのうち出してくれるさ それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ あんたの言ってる 自由なんてブタ箱の中の自由さ 俺たちの欲しいのは ブタ箱の中での より良い生活なんかじゃないのさ 新しいおまえさ 新しいおまえさ |
Gの祈り岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 胸に風が吹く夜は 熱い想い消えぬように 胸に雨が降る朝も 燃やし続けて あたたかい季節が 過ぎる時 凍てついた空に 初めて届くだろう 想いの熱さは 遠い唄 聞きながら 今は待つだけ 今は待つだけ いつか届け この想い いつか届けこの祈り 誰をうらむ事もない 夢と消えても あたたかい季節に 燃えつきた 熱すぎる命 それでも 俺の胸に たしかに届いた 遠い唄 聞きながら 今は待つだけ 今は待つだけ 遠い唄 聞きながら 今は待つだけ |
自由への長い旅岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | いつのまにか私が 私でないような 枯葉が風に舞うように 小舟がただようように 私がもう一度 私になる為に 育ててくれた 世界に別れを告げて旅立つ 信じたいために うたがいつづける 自由への長い旅を一人 自由への長い旅を今日も この道がどこを とおるのか知らない 知っているのは たどりつくところが あることだけ そこがどこになるのか そこでなにがあるのか わからないまま一人で別れを告げて 旅立つ 信じたいために うたがいつづける 自由への長い旅を一人 自由への長い旅を今日も |
自由への長い旅和幸 | 和幸 | 岡林信康 | 岡林信康 | | いつのまにかわたしが わたしでないような 枯れ葉が風に舞うように 小舟がただようように わたしがもう一度 わたしになるために 育ててくれた世界に 別れを告げて旅立つ 信じたいために疑い続ける 自由への長い旅をひとり 自由への長い旅を今日も この道がどこを 通るのか知らない 知っているのはたどりつく ところがあることだけ そこがどこになるのか そこで何があるのか わからないままひとりで 別れを告げて旅立つ 信じたいために疑い続ける 自由への長い旅をひとり 自由への長い旅を今日も |
山谷ブルース 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ どうせどうせ山谷のドヤずまい ほかにやる事ありゃしねぇ 一人酒場で飲む酒に かえらぬ昔がなつかしい 泣いて 泣いてみたってなんになる 今じゃ山谷がふるさとよ 工事終ればそれっきり お払い箱のおれ達さ いいさ いいさ山谷の立ちん坊 世間うらんで何になる 人は山谷を悪く言う だけどおれ達いなくなりゃ ビルも ビルも道路も出来ゃしねえ 誰も分かっちゃくれねぇか だけどおれ達ゃ泣かないぜ はたらくおれ達の世の中が きっと きっと来るさそのうちに その日にゃ泣こうぜうれし泣き |
山谷ブルース千昌夫 | 千昌夫 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ どうせ どうせ山谷のドヤずまい ほかにやる事ありゃしねえ 一人酒場で飲む酒に かえらぬ昔がなつかしい 泣いて 泣いてみたってなんになる 今じゃ山谷がふるさとよ 工事終ればそれっきり お払い箱のおれ達さ いいさ いいさ山谷の立ちん坊 世間うらんで何になる 人は山谷を悪く言う だけどおれ達いなくなりゃ ビルも ビルも道路も出来ゃしねえ 誰も分かっちゃくれねえか だけどおれ達ゃ泣かないぜ はたらくおれ達の世の中が きっと きっと来るさそのうちに その日にゃ泣こうぜ うれし泣き |
山谷ブルース森進一 | 森進一 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ どうせどうせ山谷のドヤ住まい 他にやることありゃしねえ 一人酒場で飲む酒に かえらぬ昔がなつかしい 泣いてないてみたってなんになる 今じゃ山谷がふるさとよ 工事終わればそれっきり お払い箱のおれ達さ いいさいいさ山谷の立ちん坊 世間うらんで何になる 人は山谷を悪く言う だけどおれ達いなくなりゃ ビルもビルも道路も出来やしねえ 誰も分かっちゃくれねぇか だけどおれ達泣かないぜ 働くおれ達の世の中が きっときっと来るさそのうちに その日にゃ泣こうぜうれし泣き |
山谷ブルース吉幾三 | 吉幾三 | 岡林信康 | 岡林信康 | 吉幾三 | 今日の仕事は つらかった あとは焼酎を あおるだけ どうせどうせ 山谷のドヤ住い ほかにやること ありゃしねぇ 一人酒場で 飲む酒に 帰らぬ昔が なつかしい 泣いて泣いて みたってなんになる いまじゃ 山谷がふるさとよ 工事終われば それっきり おはらい箱の 俺たちさ いいさいいさ 山谷の立ちん坊 世間うらんで 何になる 人は山谷を 悪くいう だけど俺たち いなくなりゃ ビルもビルも 道路もできゃしねぇ 誰もわかっちゃ くれねえか だけど俺たちゃ 泣かないぜ 働く俺たちの 世の中が きっときっと くるさそのうちに その日にゃ泣こうぜ うれし泣き ラララ…… |
さよならひとつ岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 池田明子 | じいじと俺を呼ぶ 笑顔がまぶしい 小ちゃなお手々伸ばして 抱っこをせがんだ あのね奏太くんの ママが小ちゃい時には 早く大きくなれ いつも思ってたのに 奏太くん君はこのまま 大きくならないで じいじ今日は一緒に 寝てあげるからね お布団にやって来ては うれしい頬ずり 奏太くんの寝顔 思わず見とれてたら 幼いあの頃の ママにそっくりなんだよ 悲しくないのに涙が あふれたおかしいね 奏太くんいつまでも そばに居たいけど 二十歳になった君と 俺は会えるかな お手々つなぎながら 駅まで歩いてきた ここでお別れだね また来てねバイバイ 去りゆく母と子の背中 いつまでも見ていた |
酒持って来い岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 酒は飲んでも 飲まれちゃならぬ 分っております そりゃごもっとも いっそキッパリ 酒止めましょか でも そうなると コリャ 又 さみし 酒持って来い(まだ、飲むのかえ?) 酒持って来い(もう、これだけだよ‥!) 酒持って来てガタガタ言わず(トコ、ヨイヤサノサ!) 酒よお前は性悪女 酔わされ溺れてわしゃメロメロよ お前が居れば 嫁などいらぬ もっと酔わせてその気にさせて 酒持って来い(もう、やめなはれ!) 酒持って来い(もう、あきまへん) 酒持って来て くれても 良かろ!(トコ、ヨイヤサノサ!) 極楽気分に 酔わせておいて 手のヒラ返して 地獄へ落とす 毒か薬か 悪魔か神か ほんに 難儀な ああ奴だわ 酒持って来い(もう、ありまへん!) 酒持って来い(酒屋も休み!) 酒持って来て お願いだから(トコ、ヨイヤサノサ!) 深みに溺れず 浅瀬に逃げず ほど良い加減が コリャむつかしい 中の庸とは 仏の道よ そりゃワシらには ああ聞こえまへん 酒持って来い(しつこい人ね) 酒持って来い(じゃかましいワイ) 酒持って来て ごめんねカアちゃん(トコ、ヨイヤサノサ!) |
五年ぶり岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 別れた女(ひと)と 五年ぶり ひょんなところで 逢いました あんなふうに 別れたが こんなふうに 飲んでる ン…… あんたの彼氏の 話から 俺のかみさんと 子供まで あんなふうに 別れたが こんなふうに 話して ン…… 時が洗い流すなんて そんなふうに言いたくないけど まんざら嘘でも…… おばあちゃんの子の 甘えんぼ 自分の口から いえるんだ あんたにゃ ネタは割れてるし なんだか嬉しく なってくる ン…… 少し大人に なったのね サンキューとっても 嬉しいよ あんたは子供の 儘がいい そいつが一番 いかしてる ン…… 時が洗い流すなんて そんなふうに言いたくないけど まんざら嘘でも…… |
今夜は朝まで踊りましょ岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | ひらけば素敵な花なのに 蕾のままでいるなんて チョイト、チョイト、チョイト、チョイト、チョイト パっと燃えましょ ひらきましょ 太鼓たたいて踊りましょ チョイト体をゆらしたら ホラ、ホラ、ホラ 花になる 今夜は朝まで踊りましょ 今夜は朝まで踊りましょ!! 踊るお花に見る蕾 同じアホではないわいな 戻らぬ昨日にとじこもり 蛹のままで眠ってる チョイト、チョイト、チョイト、チョイト、チョイト 蝶々になりましょ ひーらひら 太鼓たたいて踊りましょ チョイト体をゆらしたら ホラ、ホラ、ホラ 蝶になる 今夜は朝まで踊りましょ 今夜は朝まで踊りましょ!! 踊る蝶々に見る蛹 同じアホではないわいな お外に出るのが怖くって オタマジャクシで水の中 チョイト、チョイト、チョイト、チョイト、チョイト 蛙はピョンと跳ね歌います 太鼓たたいて踊りましょ チョイト体をゆらしたら ホラ、ホラ、ホラ 蛙さん 今夜は朝まで踊りましょ 今夜は朝まで踊りましょ!! 踊る蛙に見るオタマ 同じアホではないわいな 太鼓たたいて踊りましょ チョイト体をゆらしたら もっと素敵になれるから 今夜は朝まで踊りましょ |
Good bye My Darling岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | Good Bye My Darling 愛しの人よ こうなる様な気が… Good Bye My Darling これもいいだろう 夢を見たのさ 素敵な夢を… 生きてゆくのは いい事だけの つくり話じゃない 星降る夜哀しみひとつ 口笛ふいて長い道のりを Good Bye My Darling いつか誰かと めぐり会うまでもう… Good Bye My Darling ふたりの事が 想い出になるそんな時までは… ふり向かないで つらくなるから 今はただ行くだけ ひとりの朝哀しみひとつ 口笛ふいて深くうずめよう 生きてゆくのはいい事だけの つくり話じゃない Good Bye My Darling 愛しの人よ ふたり夢みた虹にさよならを |
黒いカモシカ岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 濡れた瞳の黒いカモシカ 何処にいるのか旅から旅へ 着いた所が女郎屋の二階 ふすまが開いて親父がニヤリ 紅い血ポタポタ ゴム手袋で アタッシュケースをパチリと開き 血染めのカルテぱらりとめくり 旦那とっても いい娘がおりやすぜ やがて女がやって来た ロールスロイスに肥桶積み込んで ミンクのコートにモンペをはいて 電子ライターでしんせいふかし 隣りの奥間はセイケイシリツ いまじゃ課長サンに囲われて あたいも もうじきセイケイシリツそしたら社長が乗るこの身体 だから高いのよ あたいとやるのは だけどあんた町から来たんでしょう あとで町まで案内してちょうだい そしたら安くしたげるけんど 俺らはきみの客じゃなく いいひと同士になりたいんだと 言うのも聞かずに 無理矢理ロールスロイスで女の家に 女の家は かやぶきの屋根 庭にそびえる柿の木ひとつ ふと その根元に瞳をやれば 哀れ鎖に黒いカモシカ ロールスロイスを飛び出して 鎖を切ろうと駆け寄ったのに 女がムンズと腕をつかみ さあさ行きましょ 家の中に 女は無理矢理 俺らを押さえこみ スズメのチョンチョン とたんに ハイお金 それから女は ノコギリ持ち出して なんたることか 柿の木切り倒し 俺らを車にけりこんで アクセルふかして 大はしゃぎ 黒いカモシカ風の中 町に向って車は駆け出した 黄色い煙に包まれて 町は浮かぶよ 金魚鉢の中 フードセンターに女はひとっ飛び さっきの銭でしなびた柿を買い やっぱり こうして食わなくちゃ ほんとのうあまさは わからねえだよ おまけにレジで領収書 舞い降り来たる一羽のはとぽっぽ そいつを見つけて女が叫ぶ とうきょのはとは ほんとに可哀想 すすに汚れて真っ黒け あたしゃ人間でほんとによかったわ とたんに女は血へどを吐いて 哀れバッタリその場にくたばった 濡れた瞳の黒いカモシカ 風の中に消えてった 濡れた瞳の黒いカモシカ 風の中に今度も消えてった |
くそくらえ節岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | ある日学校の先生が 生徒の前で説教した テストで百点とらへんと りっぱな人にはなれまへん くそくらえったら死んじまえ くそくらえったら死んじまえ この世で一番えらいのは 電子計算機 ある日会社の社長はん 社員の前で訓示した 君達ワタスを離れては マンズ生きてはゆけない身の上サ くそくらえったら死んじまえ くそくらえったら死んじまえ 金で買われた奴隷だけれど 心は俺のもの ある日政府のおエラ方 新聞記者に発表した 正義と自由を守るため 戦争をしなくちゃならないの ウソこくなこの野郎 こきゃがったなこの野郎 おまはん等がもうけるために ワテラを殺すのけ…… |
霧のHighway岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 霧のHighway 霧のHighway 白い海の底 ライトも鈍く 霧のHighway 霧のHighway 自慢のマシーンもまるででくの坊 間に合わないあのパーティ 洒落たドレスめかしこんでも 歩くつもりとても無理ネ お嬢さんのアンヨじゃとても どうしましょう動けない ここは霧のHighway 座り込んでいるだけの ここは霧のHighway 霧のHighway 霧のHighway 白く濁る窓ライトも消えて 霧のHighway 霧のHighway 自慢のマシーンも黙りこくってる へたをすればこのままかも 透けたドレス肩が震えて お嬢さんに野宿なんて とても無理ネこごえちゃいそう お屋敷ならお医者さま ここは霧のHighway 座り込んでいるだけの ここは霧のHighway 霧のHighway 霧のHighway 白い崖の上まるで宙づり 霧のHighway 霧のHighway 自慢のマシーンもこれじゃスクラップ ねえあんたが知ってるのは まあせいぜい夜遊びルート 腹をすかせ震えながら 何も出来ず指を食わえて メイドを呼ぶベルもない ここは霧のHighway 座り込んでいるだけの ここは霧のHighway 霧のHighway |
今日をこえて岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | サンボマスター | くよくよするのは もうやめさ 今日は昨日をこえている 昨日に聞くのも もうやめさ 今日をこえた 明日がある 何とでも 言うがいいさ 良い子でいたい お利口さん あんたにゃ わかるまい 今日をのりこえて 明日に生きることなんか しがみつくのは もうやめさ 今日も昨日になっちまう 利口ぶるのも もうやめさ 明日も 昨日になっちまう 何とでも 言うがいいさ 良い子でいたい お利口さん あんたにゃ わかるまい 今日をのりこえて 明日に生きることなんか 何とでも 言うがいいさ 良い子でいたい お利口さん あんたにゃ わかるまい 今日をのりこえて 明日に生きることなんか |
京の覚え唄石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 岡林信康 | 千代正行 | 春は壬生寺(みぶでら) 念仏狂言 夏は送り火 孟蘭盆会(うらぼんえ) 殼を背負ってる まいまいつんぶり 千夜待っても 来ない人 しんどかったら うちぃかめへん 夜もすがら うちの肌を染めたのに 染めたのに ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん 丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき) 京の夜寒に せかれるように 秋は紅葉の 真如堂(しんにょどう) 思いばかりで 翔ぶに翔べない 冬の鴨川 百合鴎 どないなっても うちぃかめへん 露地ぬらす 愛想なしの霧しぐれ 霧しぐれ ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん 丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき) あの人が見えへん あの人が見えへん |
君に捧げるラブ・ソング岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 悲しみにうなだれる君を前にして そうさ何も出来ないでいるのがとてもつらい せめて君の為に歌を書きたいけど もどかしい想いはうまく歌にならない 今 書きとめたい歌 君に捧げるラブ・ソング 君の痛みの深さはわかるはずもない 何か二人遠くなる 目の前にいるというのに そうさ僕は僕 君になれはしない ひとり闘うのを ただ見つめているだけ 今 書きとめたい歌 君に捧げるラブ・ソング 二人はためされてるの君は僕の何 これで壊れてゆくなら僕は君の何だった 何も出来はしない そんなもどかしさと のがれずに歩むさ それがせめての証し 今 書き止めたい歌 君に捧げるラブ・ソング 今 書き止めたい歌 君に捧げるラブ・ソング |
北酒場五木ひろし | 五木ひろし | 吉岡治 | 岡林信康 | 竜崎孝路 | ドアを閉めても 何処からか 雪が酒場に しのび込む 逃げたおんなが 残していった ふるい怨歌の レコードが 北の酒場にゃ よく似合う 死んで花実が 咲くじゃなし 生きて明日が あるじゃなし おれもおまえも 似たもの同士 嘘でかためた 身の上が 北の酒場にゃ よく似合う だれがゆこうと 帰ろうと おれにゃ他人の かよい船 夢もわびしく 造花のバラが 春を待つのか ドラをきく 北の酒場にゃ おれ一人 |
北酒場八代亜紀 | 八代亜紀 | 吉岡治 | 岡林信康 | 伊藤雪彦 | ドアを閉めても 何処からか 雪が酒場に しのび込む 逃げたおんなが 残していった ふるい怨歌の レコードが 北の酒場にゃ よく似合う 死んで花実が 咲くじゃなし 生きて明日が あるじゃなし おれもおまえも 似たもの同士 嘘でかためた 身の上が 北の酒場にゃ よく似合う だれがゆこうと 帰ろうと おれにゃ他人の かよい船 夢もわびしく 造花のバラが 春を待つのか ドラをきく 北の酒場にゃ おれ一人 |
風の流れに岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | つらい涙は ふかずにずっと 流し続けな 気のすむままに そうさそのうち 重たい雪も いつか溶け出し 日の光 むっくり顔出す 青い芽も 嬉しい時は 笑えばいいさ 気のすむままに 思いっきり そうさ真夏の 真赤な太陽 青い野原も 思いっきり 萌えて繁るよ その時は 山のつつじを 一緒にいつか 摘みに行こうよ 素敵だぜ 咲くも花なら 散るのも花よ そうさいいんだ いいんだそれで 泣いて笑って ゆくだけさ |
風の流れに美空ひばり | 美空ひばり | 岡林信康 | 岡林信康 | | つらい涙は ふかずにずっと 流し続けな 気のすむままに そうさそのうち 重たい雪も いつか溶け出し 日の光 むっくり顔出す 青い芽も 嬉しい時は 笑えばいいさ 気のすむままに 思いっきり そうさ真夏の 真赤な太陽 青い野原も 思いっきり 萌えて繁るよ その時は 山のつつじを 一緒にいつか 摘みに行こうよ 素敵だぜ 咲くも花なら 散るのも花よ そうさいいんだ いいんだそれで 泣いて笑って ゆくだけさ |
風詩岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 秋の終りに 鳴く虫の音は そばにお前が 居るのに淋し だからこうして 相寄り添うて 巡り会えたを 噛み締めましょう ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ 旅の終わりが 来たその時は しかと心に 問わねばならん 惚れて愛して 愛して惚れて 深くこの世を 旅したかいな ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ 銭の深さにゃ 縁ないけれど 惚れた深さを 威張りやしゃんせ 旅も半ばを とっくに過ぎて こんな大事を やっとこ知った ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ 今度この世に 生まれて来たら どんな具合に お前と会える 夫婦 親子か 兄妹か もっと今より 大事にします ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ 冬が来るよに 一幕降りて 夢を見るよに 一代暮れる あの世この世を 幾度も往くは もっと愛して 惚れるがためよ ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ そうさお前と 歩いた旅の 秋の終わりに 相寄り添うて 巡り会えたを 噛み締めましょう これが運命と ああ風の詩 これが運命と ああ風の詩 ヤンサノエー ヨイヤマカショ ヤンサノエー ヨイヤマカショ |
陽炎情話岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 惚れたお前を 折れる程 抱きしめる この腕も いつか枯れては 朽ちてゆく 咲く花が 散るように ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな やがて消えゆく 陽炎を 確かだと 思うてか 見える物など 当てならん しがみつき 掴んでも ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな 花を咲かせて 又散らす 見えぬ手よ 真なら 連れてゆきゃんせ どこまでも この命 預けたや ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな 燃えて切なや 限りある この命 愛おしや 叶うものなら咲き乱れ 散る日まで抱き合うて ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな ああ しょんがいな この しょんがいな ああ しょんがいな この しょんがいな |
俺らいちぬけた岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 田舎のいやらしさは 蜘蛛の巣のようで おせっかいのベタベタ 息がつまりそう だから俺は 町に出たんだ 義理と人情の蟻地獄 俺らいちぬけた ところが町の味気なさ 砂漠のようで コンクリートのかけらを 食っているみたい 死にたくないから 町を出るんだ ニヒリズムの無人島 こいつもいちぬけた 考えてみりゃ俺らも 生きもののひとつ お天とう様がなかったら 空気も吸えなんだ 花や鳥の中に 俺を見たんだ 命あるものの 流れに沿って 今夜町を出よう 命あるものの 流れに沿って 今夜町を出よう |
ええじゃないか!岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 遊び疲れた ウグイスが 戻りゃ やさしく抱きとめる 例えば浮かれた ウグイスが 男であると するならば 押しても倒れぬ 梅の木は 花も実もある オナゴかな Ah…オナゴはチャカポン Ah…えらいよチャカポン ほんまに頼りにしてまっせ! ええじゃないか!ええじゃないか! (男はウグイス ええじゃないか!) えらいやっちゃ!えらいやっちゃ! (オナゴは梅の木 えらいやっちゃ!) Ah…ヨヨイ!のヨイ! 世界を又に 駆ける舟も 陸に上がれば ただのゴミ 海を離れちゃ 生きられぬ まるで私と ねぇお前 海は広いな 大きいな 舟を遊ばせ 泳がせる Ah…オナゴはチャカポン Ah…えらいよチャカポン ほんまに頼りにしてまっせ! (男は舟だよ ええじゃないか!) (オナゴは海だよ えらいやっちゃ!) なんでオナゴに 勝てようか ワタしゃ白旗 上げてます そうさ可愛い ベイビーが ママの腕で 眠るよに 男は素直に なりましょう アイウォナ ビー ヨア ベイビー トゥナイト Ah…オナゴはチャカポン Ah…えらいよチャカポン ほんまに頼りにしてまっせ! (男はベイビー ええじゃないか!) (オナゴはママだよ えらいやっちゃ!) ええじゃないか!…ヨイ!ヨイ!ヨイ!ヨイ! えらいやっちゃ!…ヨイ!ヨイ!ヨイ!ヨイ! |
憂忌世ぶし石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 岡林信康 | 川村栄二 | 咲くも花なら 散るのも花よ 散った私が 馬鹿みただけで 涙ながした 十五の春の キラリ光った 遠賀川 家出したのが そのすぐ後で 別に当てなど さらさらないが どうせ貧乏で おやじは酒乱 母が泣くのが 可哀相 はじめ中州で 茶店に勤め 金につられて キャバレー勤め あれはヤクザと わかって惚れて いつか売られて 汚されて いいさ酒場の 酔いどれ草に かけてくれるな なまじの情け つくり話と きちがい水に 逃げてすがって 生きてゆく その後はなしを 聞きたい方は 去年ムショから でてきたはずの 東京町田市 中村チヨが 一部始終を 聞かせましょう 一部始終を 聞かせましょう 涙流した 他人の不幸 酒の肴に 聞かせましょう 優しい言葉を 信じたことが 事の始まり 身の終わり 恨みつらみは 夢路の後よ 惚れた女が 馬鹿をみた キラリ光った 刃物の先に 愛しいまことを 探してた 愛しいまことを 探してた |
浮世数え唄岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 一つ ヒマなら こちらへおいで 思いつくまま 数え唄 ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 二つ 船乗り港に 女 戻りゃ 女房が逃げていた ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 三つ 南の あの十字星 ワシのものには ならぬ女 ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 四つ 世の中 色々あるが 土手の柳は 風まかせ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 五つ 命の炎を 燃やす エンヤトットを 聞きなはれ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 六つ 向かいの 女房とふたり 向かい酒する バチ当たり ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 七つ 泣いても 死ななきゃならん 死ななきゃ 地球は人だらけ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 八つ やっぱり 男と女 ヤボにゃ 政治とゼニ宗教 ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ 九つ ここらでもう ネタがない 十で とおとおアキられた ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ |
祈りの朝岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 哀しみの夜よ 闇に抱かれてひとり この胸の痛みは いつまで続くか 二度と戻れない 深い闇の底まで 崩れゆくその時 ささやくあの声 あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ したたる血潮は やがて乾き始める 裂かれた傷口も いつか閉じてゆく 哀しみは人を 冷たく打つけれども 恵みの雨のように 豊かに育てる あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ あなたの内なる 確かな力を 信じてその手に 全てを託けよ |
家は出たけれど岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 俺らは奴らの おもちゃじゃないと おまえは親に さからって なんども家を 飛び出しては そのたび おふくろを泣かせてた ひどい息子だと いわれていたけど 俺は思ったぜ カッコイイ! だんだんどたまの さえてきたお前は 学校もたえられなく なってきて ある日とうとう おふくろにむかって 学校をやめると 言い出した おふくろは まるで野つぼに 落ちたような顔をして あの時言ったぜ ナヌー! いい線いってた お前だったが メッキがはげる 時がきた おふくろに好きな 男ができて 家を出てくと 言った時 こんどは お前が野つぼに 落ちたような 顔をして 言ってしまった お母はーん! 家を飛び出て 一緒になった 彼女にこのごろ ふられたそうな お前が つくろうとしていたものは あんなに きらってた家なのさ ただのつまらない 男だったと 彼女は お前をすててった いったい これから どないしはるつもりでござります! 家は出たけれど 家は出たけれど 家は 出たけれど トホホホホ…… |
あの娘と遠くまで岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | まだぼくをおってくる ひつじ小屋のかげぼうし だけどもうこわくない あの娘に出会った今は あの娘は このままのぼくを許して やさしくだきしめて くれたんだから 出かけよう 遠くまで きっと あの娘がはこんでくれるはず あのさわがしい ラッパふきの 歌がここまできこえる 耳をふさいでいておくれ ぼくがうまく歩けるように あるべき姿で草はしげり 雨を待っている空に背伸びする 出かけよう 遠くまで きっと あの娘がはこんでくれるはず あるべき姿で草はしげり 雨を待っている空に背のびする 出かけよう 遠くまで きっと あの娘がはこんでくれるはず |
愛する人へ岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | 岡林信康 | | 知らないうちに僕は君を 思いのままにしようとしていたんだね 僕が人からされたくないことを 僕はいつも君にしていたんだね 思いどおりにならなかったから 僕は君をすててきてしまったのさ わかってほしいんだこれでも君を 僕は本気で愛しているつもりだったのだから ふかいわけなどないけれど とてもさみしくなってしまうのさ だけど心配なんかしなくていいよ こんなに君を苦しめた僕のことなんか これからは気をつけるんだ 新しい人を失いたくないから もう僕は二人で歩き出したのだ 新しい道を新しい道を |