異邦人蘭華 | 蘭華 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までもつかもうとしている その姿はきのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅 人を 呼んでる 道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっと ふり向いてみただけの異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角をゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
真夜中の散歩久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | 紫の霧の中 けだるげに街は眠る しめった髪の毛の 重さが哀しい あてもなく どこかへ行きたいの ヒール鳴らして ひとはみな 気ままな女とうらやむけれど 帰り道をなくした 子猫とおなじよ あの人の部屋には もう見知らぬ 誰かがいる どうぞ私に かまわないで ただ真夜中の散歩と しゃれてるだけ 泣きながらこの道を 裸足で駆けた日もある 背中に追いついた やさしい足音 抱きとめた両手のぬくもりも 思い出せる 歩いても歩いても あの頃には出会えない ただ私ひとりが 大人になるだけ 立ちどまり後をふり向いても にじんだ闇 そうよ 自由をもて余し ただ真夜中の散歩と しゃれてるだけ 紫の霧の中 けだるげに街は眠る しめった髪の毛の 重さが哀しい あてもなく どこかへ行きたいの ヒール鳴らして |
ピアニッシモで…久保田早紀 | 久保田早紀 | 三浦徳子 | 久保田早紀 | | 秋の稲妻はふいに 寒い日を連れて来るから 遠い国から来た私のことを そんなにやさしく抱きしめないで 窓には潮風 波が高くなる 孤独な時を 今だけ暖めて 束の間ゆらめく炎になるのは まだ早すぎるわ 白い部屋で ピアニッシモ ピアニッシモ 何もかも知りすぎなくて いいのに 秋の夕暮れはふいに 哀しみを連れてくるから 今は遠い日の想い出あなたに 話せはしないわ 傷つかないで 壁にはセザンヌ 枯葉色の森 あなたのひざに 頬杖ついてみる 束の間 男と女になるのは 明日にしましょう 白い部屋で ピアニッシモ ピアニッシモ 何もかも知りすぎなくて いいのに 窓には潮風 波が高くなる 孤独な時を 今だけ暖めて 束の間ゆらめく炎になるのは まだ早すぎるわ 白い部屋で |
異邦人岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 伊藤心太郎 | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人彩乃かなみ | 彩乃かなみ | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ鳥や雲や夢までも つかもうとしているその姿は きのうまでの何も知らない私 あなたにこの指が届くと信じていた 空と大地がふれ合う彼方 過去からの旅人を呼んでる道 あなたにとって私ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け石畳の街角を ゆらゆらとさまよう祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに過ぎて行く白い朝 時間旅行が心の傷を なぜかしら埋めてゆく不思議な道 さよならだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す異邦人 あとは哀しみをもて余す異邦人 |
帰郷久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀・山川啓介 | 久保田早紀 | | この坂を登りつめると ふるさとの街が見える 幼ない日の 壊れやすい記憶を 指先で たどってみる 灯りの花が咲き 夜のとばりに 浮かぶ窓 食器のふれる音 夕餉(ゆうげ)の祈り そこには悲しみさえ わかち合える人がいる……愛の器に この坂を登りつめると ふるさとの街が見える 色あせた時計台の針は 遠い日を回りつづける 年老いた鐘の音は 静かに うなづき 語りかけるよ “あれから どこへ行き どんな世界を見て来たの 大人の目をして 帰って来たね” 私は何も言えず コートに顔を埋(う)めるだけ……にじむ星空 この坂を登りつめると ふるさとの街が見える |
1999久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 空を一枚めくると何が見える 街を飛び越えてここまでおいでよ 僕は明日のトンネルをくぐって もうひとつの地球にたどりついたよ 新しい太陽に輝く人達 時はすでに動き出したよ1999 Well come to the new star Well come to the new star 愛をたしかめに行こう 風にさわればはじける愛のリズム 君をひきつける七色のメロディー 希望を手づかみでポケットにつめ込み もうひとつの地球に君をさそうよ 新しい生命の音が聞こえる 時はすでに動き出したよ1999 Well come to the new star Well come to the new star 愛をたしかめに行こう |
異邦人原田知世 | 原田知世 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでいる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人藤あや子 | 藤あや子 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 十川ともじ | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜしから埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 西村真吾 | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿はきのうまでの 何も知らない私 あなたにこの指が 届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方(かなた) 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場(いちば)へ行(ゆ)く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人吉井和哉 | 吉井和哉 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | Kazuya Yoshii | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 烏や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人May J. | May J. | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 村田陽一 | 子供たちが空に向い 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれあう彼方 過去からの旅人を 呼んでいる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人稲垣潤一 Duet with 荻野目洋子 | 稲垣潤一 Duet with 荻野目洋子 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向い 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれあう彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
幻想旅行久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | 過ぎた日を売っている バザールはどこですか 思い出のつづれ織り 糸がとぎれたまま 涼しげな ほほえみの 若者を見ませんか 西へ行くキャラバンに まぎれて消えた人を 光と影を縫って きのうへの旅はつづく 幸せの 砂時計 ひび割れ 壊れたまま もしかして何もかも コバルトの蜃気楼 したたかな空と大地の 魔術でしょうか かわく胸 うるおせる オアシスはどこですか 枯れ果てた唇を よみがえらせたいの めくるめく あの愛は ほんとうに あったこと? 朽(く)ちかけた 道しるべ 黙って傾くだけ 見えない馬車にゆられ きのうへの旅はつづく 青銅(ブロンズ)の 手鏡は 悲しく くもったまま もしかして何もかも コバルトの蜃気楼 したたかな 空と大地の 魔術でしょうか |
みせかけだけの優しさ久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀・山川啓介 | 久保田早紀 | | 飾られた言葉の 罠に嘘が香る 間違い 届けられた花束の香りよ かけ出した私を 都会(まち)は指さして笑い 空は黙って 涙をこぼした からみつく髪が ほどけるように 少しずつ あやまちが見えて来たの みせかけは もうたくさんよ 今度こそ だまされないわ みせかけは もうたくさんよ 呼びとめた声さえ つくりもの 私が愛したのは 鏡の中のあなた どんなに追いかけても 触れなかったはずね 硝子(がらす)のむこうで ほんとうは別な女(ひと)抱いて つめたい瞳で 私を見てたの 着飾った服が 雨に打たれて たちまちに 青ざめ色あせてゆく みせかけは もうたくさんよ 今度こそ だまされないわ みせかけは もうたくさんよ 心のある人に 出会いたい みせかけは もうたくさんよ 今度こそ だまされないわ みせかけは もうたくさんよ 心のある人に 出会いたい |
天界久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | この世の全てのものは ひとつの周期を持ち 宇宙のおきてに従い 月も星もまわる 生まれた時からすでに 今日の日は定められ あなたに出逢うために 私の道が敷かれていたの 運命とは星のめぐり 名も知らぬ同志が 引き合い引き寄せられてゆく エムルーズ ファルダー エムルーズ ファルダー 火を吹いて墜(お)ちてゆく 隕石のような恋は 悲しい性(さが)に縛られて 人を変えてしまう 男と女を越えて 愛せる人はひとり あなたはひとりしかいないのよ 広い世界の中で 運命とは星のめぐり 名も知らぬ同志が 引き合い引き寄せられてゆく エムルーズ ファルダー エムルーズ ファルダー |
シャングリラ久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | シャングリラ……ああ それは シャングリラ……どこに インダスの水に浮かぶ 黄金の月を縫って あの人に よく似た影を 乗せた小舟が来る この夜に出会うために 私は生まれ さすらい いくつもの めぐり逢いと 別れを越えて来た 運命(さだめ)の河…誰も一度は この岸に立つ 夢の流れ…惑いという名の サリーを脱ぎ捨て シャングリラ この地上の さがしつづけた 楽園 シャングリラ それはきっと あなたの胸の中 ひんやりと 花のしとね 火照った背中の大地 目を閉じているのにアア 一面の 星の海 “死ぬことのない愛など 求めるのはおよし”と 哀しみをたたえた目で クリシュナが見守る 運命(さだめ)の河…渡り終えたら もう戻れない 夢の流れ…いつしか あなたは 消えさり 私だけ シャングリラ めざめれば 寂しく乾いた荒野 シャングリラ また私は 歩きだす旅人 |
最終便久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 空港のロビーから 長い電話をする事もない こうして独りの今は サテライトに降る星くずに誘われ 北の空へ向かう 戸惑いも空しさも荷造りをして トランクにつめ込んだ思い出数える 男でも女でも旅立つ朝は きっとこんな気持ちにふるえるはず 空港のロビーでは 花をかかえて見送る人が 私の背中を追い越す 凍えた夜の灯も一粒の真珠に やがて変わるわ 最終便で 少しだけ優しさが違ってた事 悲しい程わかっていた愛なのに 出来るならわがままに私を抱いて 引き止めてほしかった うなずく前に 空港のロビーから 長い電話をする事もない こうして独りの今は あなたより早く夜明けを迎えるわ 闇を脱け出す 最終便で |
異邦人石井竜也 | 石井竜也 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 渡辺善太郎 | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 烏や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人EGO-WRAPPIN' | EGO-WRAPPIN' | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと 信じていた 空と大地が ふれあう彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
星空の少年久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | ああ めずらしく都会が 星空に抱かれた 少年は うつむいた顔を 銀河に向けていた ぼくが生まれる ずっと前に そこに住んでた気がする 寂しいこの都会を 離れて 空へ帰っていいかい? オリオンが手をひろげ 少年は星空へ からだを投げ出した 誰ひとり気づかない 夜の出来事 踊りつかれた人の群れが 家路たどる 夜明け前 つめたい舗道に 落ちていた 眠るみたいな なきがら 降るような星空に 新しい星ひとつ 生まれて燃えている 誰ひとり気づかない 夜の出来事 |
異邦人柴田淳 | 柴田淳 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 羽毛田丈史 | 子供たちが空に向い 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれあう彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
ねがい久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | 生まれ変われるなら 一羽の鳥になり あなたの空を ひそやかに舞うの 旅に疲れた朝 孤独に悩む夜 気づいて見上げて くれるように 摩天楼の 森の陰に 忘れられた 私ひとり あなたの目には 見えませんか ガラス越しの この涙 人に生まれ 人を愛し 知ってしまった 生きる痛み 何も恐れず あるがままに 息づく いのちがほしい 少女の頃の目は いつも空を映し 季節の花を 待ちかねていたわ 少年のあなたと もっと前に出会い 風吹く草原 かけたかった 人の河の その岸辺に 忘れられた 私ひとり 回転ドアが まわるたびに 失くした日々が きらめく あすを願い 信じるから 鳥は飛びたち 愛し合える ただのびやかに 生きて死んで 悔いない いのちがほしい |
愛の時代久保田早紀 | 久保田早紀 | 川田多摩喜・久保田早紀 | 久保田早紀 | | あなたは あこがれの空と海 SIDI BOU SAID 愛の夜明け 出会ったその時 ふるえた心 SIDI BOU SAID 不思議な人 地上に舞い下りたひとつの愛に お互いが引き寄せられてめぐり会うの 知っていたの あなたは この手の中の哀しみも その瞳でいやしてほしい ドアの外はいつでも疲れ果てた都会だけど 想いだけは時を越えて行くの あなたは 果てしない未来なの SIDI BOU SAID 永遠に息づいて あなたは あこがれの空と海 SIDI BOU SAID 愛の夜明け ふれ合う指と指 波立つ鼓動 SIDI BOU SAID 愛しい人 目覚めた朝には生まれ変わるわ ふりそそぐ日差しをあびて泳ぐふたり 深い吐息うもれて ぬくもりはひとつにとける 人という名まえ脱ぎ捨て 今はただの生命にすぎないわ あなたは 果てしない未来なの SIDI BOU SAID 永遠に息づいて あなたは あこがれの空と海 SIDI BOU SAID 愛の夜明け |
25時久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀・山川啓介 | 久保田早紀 | | 大陸の果ての空に 銀河の光 薄れて ゆらゆらと 麝香色の 夜明けが訪れる 突然のつむじ風が 記憶の波をかすめて 遠い日も そして今日も 忘れてしまえたら ああ 愛の沈黙(しじま) 時を失くした 世界にひとり ああ まだ私は 幻 さまよう あなたの巡礼 Mm モザイクの壁画の中 このまま埋(うず)もれたなら いつの日かまたあなたが 通り過ぎるかしら 紫の地平線に 神々の声がひびく ”倖せを粗末にした 報いが来たのだ”と 過ぎた日に 帰れる馬車 さがしつづける哀しみ 不思議だわ 泣いてるのよ 少女の日々のように ああ 愛の沈黙(しじま) 時を失くした 世界にひとり ああ まだ私は 幻 さまよう あなたの巡礼 Mm 朝焼けの廃墟に立ち やせた影 歩ませれば さらさらと この身体が くずれてしまいそう |
夢飛行久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀・山川啓介 | 久保田早紀 | | 化石の都会(まち)を あの人をさがして 裸足でさまよう そんな夢がとぎれて 目覚めた朝 くちびるに涙 逃げ出したいのよ 想い出の腕を このままだと恋の痛み 胸にとじこめるだけ どこでもいいから 私を飛ばして 西でも東でも 風の向きに 名前も姿も 顔も過去さえも 変われる国まで 飛ばして ジプシーたちの群れに まぎれ込んで 歌うのもいい 港町の酒場で 夜明けまでの 恋も売れるわ 逃げ出したいのよ 虚ろな日々から このままだと二度と人を 愛せなくなる 私 どこでもいいから 私を飛ばして 西でも東でも 風の向きに あの人ともしも すれ違ったって 気づかない国まで 飛ばして どこでもいいから 私を飛ばして 西でも東でも 風の向きに 名前も姿も 顔も過去さえも 変われる国まで 飛ばして |
オレンジ・エアメール・スペシャル久保田早紀 | 久保田早紀 | 山川啓介 | 久保田早紀 | | よく熟れたオレンジの冷たい重さは 大人びたあなたの優しさみたい さっくりとかじって 街角曲がれば 酸っぱい恋しさが 心にひろがる 憂鬱が かわいい女だなんて そうなの あなたの買いかぶり 光降る国へ 舞い降りた日から 私のハートは Full of Sunshine L.O.V.E. 光降る国へ 飛んでおいでよ 素顔のまぶしさに 愛が変わるよ 空なんて見上げない せわしいあなたに 気の早い真夏を 抱いて帰るわ “お帰り”とほほえむ 無口な両手に 私の輝きを 投げ出してあげる 気まぐれを 何でも許してくれる そんなの ほんとの愛じゃない 光降る国の 陽炎(かげろう)に抱かれ 私のハートは Full of Vitamin L.O.V.E. まぶたを閉じれば バラ色のめまい 1000マイルも遠くの 胸が恋しい 光降る国へ 舞い降りた日から 私のハートは Full of Sunshine L.O.V.E. 光降る国へ 飛んでおいでよ 素顔のまぶしさに 愛が変わるよ |
異邦人宮本浩次 | 宮本浩次 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向い 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人徳永英明 | 徳永英明 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの 何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらと さまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは 哀しみをもて余す 異邦人 あとは 哀しみをもて余す 異邦人 |
九月の色久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 雨の歌は 恋の歌 恋の歌は 別れの歌 口ずさめば おさえた涙が 待ちきれずに リズムをとりだした ガラスのドア 開けたとたん 呼び出したわけが わかったわ サヨナラを言うには お似合いね 街は小雨模様の午後 あやまることなんか ないわ どうしたの? あなたらしくない 季節が変われば 人も変わる お願いよ 黙って行って 雨の歌は 恋の歌 恋の歌は 別れの歌 無駄になった あなたの大好きな イアリングに 九月色のしずく 一度も見せたことのない その背中 とても広かった ばかね 追いかければもしかして 引きとめられた愛なのに 水彩画のように 淡く 美しい日々が くずれてく あなたの香りが 流れるまで 髪を濡らして歩くだけ 雨の歌は 恋の歌 恋の歌は 別れの歌 口ずさめば おさえた涙が 待ちきれずに リズムをとりだした 雨の歌は 恋の歌 恋の歌は 別れの歌 口ずさめば おさえた涙が 待ちきれずに リズムをとりだした |
異邦人中森明菜 | 中森明菜 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 千住明 | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いて みただけの異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人Acid Black Cherry | Acid Black Cherry | 久保田早紀 | 久保田早紀 | kiyo | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人 |
異邦人 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | 久保田早紀 | | 子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿はきのうまでの 何も知らない私 あなたにこの指が 届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す異邦人 あとは哀しみをもて余す異邦人 |