サンタさんのふしぎふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ たった一人で 世界中 プレゼント配(くば)れちゃう ふしぎだな ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ ぼくの家(うち)には 煙突が ないけれど入(はい)れちゃう ふしぎだな ツリーの灯り チカチカ 胸は どきどき 今年こそ 起きていて こっそり見ちゃうぞ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ クリスマス・イヴ終ったら どこにいて なにしてる? ふしぎだな おもては風が ひゅうひゅう 部屋は ポカポカ 遠くから ソリの鈴 聞こえるみたいだ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ 眠らないぞと 思っても ひとりでに 目がとじちゃう ふ・し・ぎ・だ・な…… | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ たった一人で 世界中 プレゼント配(くば)れちゃう ふしぎだな ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ ぼくの家(うち)には 煙突が ないけれど入(はい)れちゃう ふしぎだな ツリーの灯り チカチカ 胸は どきどき 今年こそ 起きていて こっそり見ちゃうぞ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ クリスマス・イヴ終ったら どこにいて なにしてる? ふしぎだな おもては風が ひゅうひゅう 部屋は ポカポカ 遠くから ソリの鈴 聞こえるみたいだ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ 眠らないぞと 思っても ひとりでに 目がとじちゃう ふ・し・ぎ・だ・な…… |
おもちゃたちのクリスマスもうすぐ楽しい クリスマス オーロラかがやく 北の国 だれも知らない サンタの家がある そこでは大きな 白熊や かわいい雪の 小人たちが せっせと 毎日 こわれたおもちゃを なおしてる 子供たちはもう みんなわくわくさ 今年 サンタさんは どんなおもちゃ 持って来るの オ・レ! よごれてこわれて 飽(あ)きられて ポイと捨てられた おもちゃたち 空を飛んで サンタの家に来る こわれたところは なおされて 色をぬりかえて みがかれて ほらね まるで できたてみたいに ぴかぴかだ そしてサンタさんは 山のようなおもちゃ みんなソリにのせ 世界中に 配るんだよ オ・レ! 今年 サンタさんが 君にくれるおもちゃ それは もしかしたら 捨てられちゃった おもちゃかもね オ・レ! | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | もうすぐ楽しい クリスマス オーロラかがやく 北の国 だれも知らない サンタの家がある そこでは大きな 白熊や かわいい雪の 小人たちが せっせと 毎日 こわれたおもちゃを なおしてる 子供たちはもう みんなわくわくさ 今年 サンタさんは どんなおもちゃ 持って来るの オ・レ! よごれてこわれて 飽(あ)きられて ポイと捨てられた おもちゃたち 空を飛んで サンタの家に来る こわれたところは なおされて 色をぬりかえて みがかれて ほらね まるで できたてみたいに ぴかぴかだ そしてサンタさんは 山のようなおもちゃ みんなソリにのせ 世界中に 配るんだよ オ・レ! 今年 サンタさんが 君にくれるおもちゃ それは もしかしたら 捨てられちゃった おもちゃかもね オ・レ! |
グッド・バイグッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ とうさんおでかけ 手をあげて 電車に乗ったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 原っぱで遊んだ 友だちも お昼になったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 三びき生まれた いぬの子も よそへあげたら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 町からいらした 小母(おば)さんも ごようがすんだら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 赤い夕やけ お日さんも 沈んでいったら グッド・バイバイ | 由紀さおり・安田祥子 | 佐藤義美 | 河村光陽 | | グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ とうさんおでかけ 手をあげて 電車に乗ったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 原っぱで遊んだ 友だちも お昼になったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 三びき生まれた いぬの子も よそへあげたら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 町からいらした 小母(おば)さんも ごようがすんだら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 赤い夕やけ お日さんも 沈んでいったら グッド・バイバイ |
汽車ポッポ汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 僕らをのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ スピード スピード 窓のそと 畑もとぶとぶ 家もとぶ 走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ きてきをならし シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆかいだ ゆかいだ いいながめ 野原だ林だ ほら山だ 走れ 走れ 走れ トンネルだ トンネルだ うれしいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ けむりをはいて シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆこうよ ゆこうよ どこまでも あかるい 希望が まっている 走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよ | 由紀さおり・安田祥子 | 富原薫 | 草川信 | | 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 僕らをのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ スピード スピード 窓のそと 畑もとぶとぶ 家もとぶ 走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ きてきをならし シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆかいだ ゆかいだ いいながめ 野原だ林だ ほら山だ 走れ 走れ 走れ トンネルだ トンネルだ うれしいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ けむりをはいて シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆこうよ ゆこうよ どこまでも あかるい 希望が まっている 走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよ |
可愛い花プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒いひとみが 男心をなぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ プティット・フルール… | 由紀さおり・安田祥子 | F.Bonifay・訳詞:音羽たかし | S.Bechet | 坂田晃一 | プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒いひとみが 男心をなぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ プティット・フルール… |
七才の夏まつり笛や太鼓に そわそわと 着がえた浴衣(ゆかた) 赤いげた 気どって歩く 姉さんに たちまちはぐれる 人の渦(うず) 10円の宝もの ルビーの指輪 夢の世界の迷子(まいご) 七才(ななつ)の夏まつり 金魚すくいで 濡れた袖(そで) ゆらゆらゆれる アセチレン ひとりに気づいて こわくなる 花火が終った 闇(やみ)のなか 涙ぐんだ目の前に 姉さんの顔 泣いたカラスが笑う 七才(ななつ)の夏まつり 薄荷(はっか)パイプは 父さんに 小さな金魚は 母さんに ごきげんなおった 姉さんと からころ並べる げたの音 いちめんの星空を 吸(す)いこみあくび きっと今夜の夢は 終らない夏まつり | 由紀さおり・安田祥子 | 安田章子 | 安田祥子 | 坂田晃一 | 笛や太鼓に そわそわと 着がえた浴衣(ゆかた) 赤いげた 気どって歩く 姉さんに たちまちはぐれる 人の渦(うず) 10円の宝もの ルビーの指輪 夢の世界の迷子(まいご) 七才(ななつ)の夏まつり 金魚すくいで 濡れた袖(そで) ゆらゆらゆれる アセチレン ひとりに気づいて こわくなる 花火が終った 闇(やみ)のなか 涙ぐんだ目の前に 姉さんの顔 泣いたカラスが笑う 七才(ななつ)の夏まつり 薄荷(はっか)パイプは 父さんに 小さな金魚は 母さんに ごきげんなおった 姉さんと からころ並べる げたの音 いちめんの星空を 吸(す)いこみあくび きっと今夜の夢は 終らない夏まつり |
夢のお馬車金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと 青いポプラの 並木道を むちをふりふり かけてくる るりやしんじゅの かざり窓 赤いたづなで シャンシャンと かわいひめさま 王子様を のせてぱかぱか どこへいく 金のかんむり 銀のくつ 二人並んで シャンシャンと めえめえやぎさん たのしそうに 遊ぶ牧場を かけていく | 由紀さおり・安田祥子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと 青いポプラの 並木道を むちをふりふり かけてくる るりやしんじゅの かざり窓 赤いたづなで シャンシャンと かわいひめさま 王子様を のせてぱかぱか どこへいく 金のかんむり 銀のくつ 二人並んで シャンシャンと めえめえやぎさん たのしそうに 遊ぶ牧場を かけていく |
夏だよ 海だよ 音頭だよ浜辺に父さん 櫓(やぐら)を組んで 大きな太鼓も のっけたよ オレンジの海 紫になって みんな浴衣(ゆかた)に 着がえたよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 遠くの都会(まち)から いとこも来たよ 夏だよ 海だよ 音頭だよ 灯台(とうだい)の灯(ひ)も 踊って回る みんな輪になり 楽しそう あんなにいつも おてんばのあの娘(こ) ちょっとすまして きれいだな ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 花火が笑いが はじけているよ 夏だよ 海だよ 音頭だよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり スイカもラムネも おいしく冷(ひ)えて 夏だよ 海だよ 音頭だよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 朝までこのまま 浜辺にいたい 夏だよ 海だよ 音頭だよ | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | 渋谷毅 | 浜辺に父さん 櫓(やぐら)を組んで 大きな太鼓も のっけたよ オレンジの海 紫になって みんな浴衣(ゆかた)に 着がえたよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 遠くの都会(まち)から いとこも来たよ 夏だよ 海だよ 音頭だよ 灯台(とうだい)の灯(ひ)も 踊って回る みんな輪になり 楽しそう あんなにいつも おてんばのあの娘(こ) ちょっとすまして きれいだな ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 花火が笑いが はじけているよ 夏だよ 海だよ 音頭だよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり スイカもラムネも おいしく冷(ひ)えて 夏だよ 海だよ 音頭だよ ぼん ぼん ぼん 盆おどり ぼん ぼん ぼん 盆おどり 朝までこのまま 浜辺にいたい 夏だよ 海だよ 音頭だよ |
花~すべての人の心に花を~川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ 涙ながれて どこどこ行くの 愛もながれて どこどこ行くの そんな流れを このうちに 花として 花として むかえてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ 花は花として 笑いもできる 人は人として 涙も流す それが自然の歌なのさ こころのなかに こころのなかに 花を咲かそうよ 泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ 泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ | 由紀さおり・安田祥子 | 喜納昌吉 | 喜納昌吉 | 坂田晃一 | 川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ 涙ながれて どこどこ行くの 愛もながれて どこどこ行くの そんな流れを このうちに 花として 花として むかえてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ 花は花として 笑いもできる 人は人として 涙も流す それが自然の歌なのさ こころのなかに こころのなかに 花を咲かそうよ 泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ 泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ |
螢の光螢の光 窓の雪 書(ふみ)よむ月日 重ねつつ いつしか年も すぎの戸を あけてぞ今朝は 別れゆく とまるも行くも 限りとて かたみに思う 千(ち)よろずの 心のはしを ひとことに さきくとばかり 歌(うと)うなり | 由紀さおり・安田祥子 | 不明 | スコットラントド民謡 | 坂田晃一 | 螢の光 窓の雪 書(ふみ)よむ月日 重ねつつ いつしか年も すぎの戸を あけてぞ今朝は 別れゆく とまるも行くも 限りとて かたみに思う 千(ち)よろずの 心のはしを ひとことに さきくとばかり 歌(うと)うなり |
月の子供たち丸い秋の月が のぼったら ごらんよ お月さまに住んでる 子供たちが見える 金色の服を着て 金色の靴はいて 楽しそうに遊ぶ 小さな子供たち 去年の秋の日 神様に呼ばれて 空へ行った弟も ほらね あの中にいるよ 月に住んでる子たち ずっと子供のままで また生まれる時を 遊びながら待ってる 遠い遠い昔に 生まれる前のぼく 月の中に住んでた そんな気がするんだ 今夜も窓には 大きなお月さま きらきら笑う声や 歌う声が 聞こえるよ お月さまに住んでる 子供たちが ほら見える お月さまに住んでる 子供たちが ほら見える | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | 渋谷毅 | 丸い秋の月が のぼったら ごらんよ お月さまに住んでる 子供たちが見える 金色の服を着て 金色の靴はいて 楽しそうに遊ぶ 小さな子供たち 去年の秋の日 神様に呼ばれて 空へ行った弟も ほらね あの中にいるよ 月に住んでる子たち ずっと子供のままで また生まれる時を 遊びながら待ってる 遠い遠い昔に 生まれる前のぼく 月の中に住んでた そんな気がするんだ 今夜も窓には 大きなお月さま きらきら笑う声や 歌う声が 聞こえるよ お月さまに住んでる 子供たちが ほら見える お月さまに住んでる 子供たちが ほら見える |
君をのせてあの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて | 由紀さおり・安田祥子 | 宮崎駿 | 久石譲 | 坂田晃一 | あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて |
雪虫の里雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり 遠くの山は もう綿雪帽子(わたゆきぼうし) 炭焼く煙 空へとのぼってる 白鳥たちも ロシアから着いたよ もうすぐ雪が 降りてくる里まで ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 柿の実赤いよ 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 北風の中 父さん薪を切る 漬物樽(つけものだる)を 母さん洗ってる モズもカケスも あわてて冬じたく つめたいほっぺた そろそろリンゴ色 ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 踊る息白い 雪虫ふえる 空いっぱい 今年は雪が 多い冬 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり 遠くの山は もう綿雪帽子(わたゆきぼうし) 炭焼く煙 空へとのぼってる 白鳥たちも ロシアから着いたよ もうすぐ雪が 降りてくる里まで ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 柿の実赤いよ 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 北風の中 父さん薪を切る 漬物樽(つけものだる)を 母さん洗ってる モズもカケスも あわてて冬じたく つめたいほっぺた そろそろリンゴ色 ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 踊る息白い 雪虫ふえる 空いっぱい 今年は雪が 多い冬 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり |
なごり雪汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪をみていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった | 由紀さおり・安田祥子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 坂田晃一 | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪をみていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった |
白い花の咲く頃白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙って うつむいてたお下髪(さげがみ) 悲しかった あの時の あの 白い花だよ 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら こだまが さよならと呼んでいた 淋しかった あの時の あの 白い雲だよ 白い月が 泣いてた ふるさとの 丘の木立ちに さよならと 云ったら 涙の眸(ひとみ)で じっとみつめてた 悲しかった あの時の あの 白い月だよ | 由紀さおり・安田祥子 | 寺尾智沙 | 田村しげる | 坂田晃一 | 白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙って うつむいてたお下髪(さげがみ) 悲しかった あの時の あの 白い花だよ 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら こだまが さよならと呼んでいた 淋しかった あの時の あの 白い雲だよ 白い月が 泣いてた ふるさとの 丘の木立ちに さよならと 云ったら 涙の眸(ひとみ)で じっとみつめてた 悲しかった あの時の あの 白い月だよ |
おもいでの唄やさしい おてての あの人が 教えてくれたこの唄を 今度はわたしが教えましょ すこしの愛をつけたして かわいい おめめの あの人が 笑ってくれたこの唄で もっと笑顔を増やしましょ ちいさな夢をみいつけた いとしいほっぺのあの人が 育ててくれたこの唄を 遠くの国にも届けましょ みんなの世界 つなぐまで おとなになって 忘れても めぐりめぐっていつの日か 見知らぬ国のともだちが もいちど教えてくれるでしょう おとなになって 忘れても めぐりめぐっていつの日か 見知らぬ国のともだちが もいちど教えてくれるでしょう もいちど教えてくれるでしょう | 由紀さおり・安田祥子 | 松尾ゆり | 坂田晃一 | 坂田晃一 | やさしい おてての あの人が 教えてくれたこの唄を 今度はわたしが教えましょ すこしの愛をつけたして かわいい おめめの あの人が 笑ってくれたこの唄で もっと笑顔を増やしましょ ちいさな夢をみいつけた いとしいほっぺのあの人が 育ててくれたこの唄を 遠くの国にも届けましょ みんなの世界 つなぐまで おとなになって 忘れても めぐりめぐっていつの日か 見知らぬ国のともだちが もいちど教えてくれるでしょう おとなになって 忘れても めぐりめぐっていつの日か 見知らぬ国のともだちが もいちど教えてくれるでしょう もいちど教えてくれるでしょう |
雪の降る街を雪の降る街を 雪の降る街を 想い出だけが 通りすぎて行く 雪の降る街を 遠いくにから 落ちてくる この想い出を この想い出を いつの日か 包まん あたたかき幸せの ほゝえみ 雪の降る街を 雪の降る街を あしおとだけが 追いかけてゆく 雪の降る街を 一人こころに 満ちてくる この哀しみを この哀しみを いつの日か ほぐさん 緑なす春の日の そよ風 雪の降る街を 雪の降る街を 息吹とともに こみあげてくる 雪の降る街を 誰も分らぬ わが心 このむなしさを このむなしさを いつの日か 祈らん 新しき光降る 鐘の音(ね) | 由紀さおり・安田祥子 | 内村直也 | 中田喜直 | | 雪の降る街を 雪の降る街を 想い出だけが 通りすぎて行く 雪の降る街を 遠いくにから 落ちてくる この想い出を この想い出を いつの日か 包まん あたたかき幸せの ほゝえみ 雪の降る街を 雪の降る街を あしおとだけが 追いかけてゆく 雪の降る街を 一人こころに 満ちてくる この哀しみを この哀しみを いつの日か ほぐさん 緑なす春の日の そよ風 雪の降る街を 雪の降る街を 息吹とともに こみあげてくる 雪の降る街を 誰も分らぬ わが心 このむなしさを このむなしさを いつの日か 祈らん 新しき光降る 鐘の音(ね) |
ハナミズキ空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと どうか来てほしい 水際まで来てほしい つぼみをあげよう 庭のハナミズキ 薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと終わりますように 君と好きな人が百年続きますように 夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて 一緒にわたるには きっと船が沈んじゃう どうぞゆきなさい お先にゆきなさい 僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように 君と好きな人が百年続きますように ひらり蝶々を 追いかけて白い帆を揚げて 母の日になれば ミズキの葉、贈って下さい 待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ 薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと終わりますように 君と好きな人が百年続きますように 僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように 君と好きな人が百年続きますように 君と好きな人が百年続きますように。 | 由紀さおり・安田祥子 | 一青窈 | マシコタツロウ | 坂田晃一 | 空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと どうか来てほしい 水際まで来てほしい つぼみをあげよう 庭のハナミズキ 薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと終わりますように 君と好きな人が百年続きますように 夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて 一緒にわたるには きっと船が沈んじゃう どうぞゆきなさい お先にゆきなさい 僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように 君と好きな人が百年続きますように ひらり蝶々を 追いかけて白い帆を揚げて 母の日になれば ミズキの葉、贈って下さい 待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ 薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと終わりますように 君と好きな人が百年続きますように 僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように 君と好きな人が百年続きますように 君と好きな人が百年続きますように。 |
上を向いて歩こう上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっちの 夜 上を向いて 歩こう にじんだ 星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの 夜 幸せは 雲の上に 幸せは 空の上に 上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの 夜 思い出す 秋の日 一人ぽっちの 夜 悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに 上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの 夜 一人ぽっちの 夜 | 由紀さおり・安田祥子 | 永六輔 | 中村八大 | 坂田晃一 | 上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっちの 夜 上を向いて 歩こう にじんだ 星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの 夜 幸せは 雲の上に 幸せは 空の上に 上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの 夜 思い出す 秋の日 一人ぽっちの 夜 悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに 上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの 夜 一人ぽっちの 夜 |
恋のバカンスためいきの出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢みる 乙女ごころよ 金色に輝く 熱い砂の上で 裸で恋をしよう 人魚のように 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス | 由紀さおり・安田祥子 | 岩谷時子 | 宮川泰 | | ためいきの出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢みる 乙女ごころよ 金色に輝く 熱い砂の上で 裸で恋をしよう 人魚のように 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス |
聖しこの夜Silent night! holy night! All is calm, all is bright, Round yon Virgin Mother and Child, Holy infant, so tender and mild, Sleep in heavenly peace, Sleep in heavenly peace. Silent night! holy night! Shepherds quake at the sight; Glories stream from heaven afar, Heavenly hosts sing “Alleluia!” Christ the Savior is born! Christ the Savior is born! Silent night! holy night! Son of God, love's pure light, Radiant beams from Thy holy face, With the dawn of redeeming grace, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth. | 由紀さおり・安田祥子 | J.Mohr | F.Gruber | | Silent night! holy night! All is calm, all is bright, Round yon Virgin Mother and Child, Holy infant, so tender and mild, Sleep in heavenly peace, Sleep in heavenly peace. Silent night! holy night! Shepherds quake at the sight; Glories stream from heaven afar, Heavenly hosts sing “Alleluia!” Christ the Savior is born! Christ the Savior is born! Silent night! holy night! Son of God, love's pure light, Radiant beams from Thy holy face, With the dawn of redeeming grace, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth. |
あしたお母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船で 父さまの かえる あしたを たのしみに お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ あしたの朝は 浜に出て かえるお船を 待ちましょう お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船の おみやげは あの父さまの 笑い顔 | 由紀さおり・安田祥子 | 清水かつら | 弘田龍太郎 | | お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船で 父さまの かえる あしたを たのしみに お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ あしたの朝は 浜に出て かえるお船を 待ちましょう お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船の おみやげは あの父さまの 笑い顔 |
汽車今は山中 今は浜 今は鉄橋 渡るぞと 思うまもなく トンネルの やみを通って 広野原 遠くに見える 村のやね 近くに見える 町ののき 森や林や 田や畑 あとへあとへと 飛んで行く まわりどうろうの 絵のように かわる景色の おもしろさ 見とれてそれと 知らぬ間に 早くもすぎる いく十里 | 由紀さおり・安田祥子 | 文部省唱歌 | 大和田愛羅 | | 今は山中 今は浜 今は鉄橋 渡るぞと 思うまもなく トンネルの やみを通って 広野原 遠くに見える 村のやね 近くに見える 町ののき 森や林や 田や畑 あとへあとへと 飛んで行く まわりどうろうの 絵のように かわる景色の おもしろさ 見とれてそれと 知らぬ間に 早くもすぎる いく十里 |
海の声、山の声去年ひろった 貝がらを 耳にあてたら 声がする “今年も早く いらっしゃい 白い浜辺に” 心の中を 吹きぬける 波の音 熱い風 7月の私は 今でも少女です 螢袋(ほたるぶくろ)が はさまれた 詩集ひらけば 声がする “今年も早く お乗りなさい 高原列車に” カラマツ林の ベランダの ゆり椅子が くれた夢 あざやかに 思い出す 風のない 午後です 都会の空の むこうから 海の声 山の声 7月の私は 今でも少女です | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | 渋谷毅 | 去年ひろった 貝がらを 耳にあてたら 声がする “今年も早く いらっしゃい 白い浜辺に” 心の中を 吹きぬける 波の音 熱い風 7月の私は 今でも少女です 螢袋(ほたるぶくろ)が はさまれた 詩集ひらけば 声がする “今年も早く お乗りなさい 高原列車に” カラマツ林の ベランダの ゆり椅子が くれた夢 あざやかに 思い出す 風のない 午後です 都会の空の むこうから 海の声 山の声 7月の私は 今でも少女です |
少年時代夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中 永(なが)い冬が窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵(よい)かがり 胸のたかなりに あわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が 夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様 | 由紀さおり・安田祥子 | 井上陽水 | 井上陽水・平井夏美 | 坂田晃一 | 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中 永(なが)い冬が窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵(よい)かがり 胸のたかなりに あわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が 夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様 |
5月のこもりうたねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっきばたばた 泳いでた こいのぼりも おひるね ねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっききらきら 飛んでいた つばめたちも おひるね ねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっきざわざわ 笑ってた 青い麦も おひるね この緑 この光 この空も土も みんなみんな のびてゆく あなたのもの ねむれ赤ちゃん あなたがねたから ママもいっしょに 神さまの てのひらで おひるね 5月のなかで おひるね | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | 渋谷毅 | ねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっきばたばた 泳いでた こいのぼりも おひるね ねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっききらきら 飛んでいた つばめたちも おひるね ねむれ赤ちゃん あなたがねたから さっきざわざわ 笑ってた 青い麦も おひるね この緑 この光 この空も土も みんなみんな のびてゆく あなたのもの ねむれ赤ちゃん あなたがねたから ママもいっしょに 神さまの てのひらで おひるね 5月のなかで おひるね |
秋桜淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください | 由紀さおり・安田祥子 | さだまさし | さだまさし | 坂田晃一 | 淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください |
遠くへ行きたい知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい | 由紀さおり・安田祥子 | 永六輔 | 中村八大 | 坂田晃一 | 知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい |
百万本のバラ遠い昔のこと 名もない絵描きが 旅の女優に 一目で恋をした 悲しい片想い 彼に出来るのは 小さな家を売り 花を買うことだけ 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたの窓の下に描こう 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 ある朝 窓を開け 女優は見つけた 広場をうずめる 絵描きのプレゼントを 暇なお金持ちの 悪いいたずらだわ 彼女は笑って また窓を閉めた 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 女優は旅立ち 実らない恋も バラもかれ やがて 絵描きは世を去った けれども孤独な 人生のキャンバス 一面のバラは 死ぬまで鮮やか 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 生命(いのち)をこめて 描いたのです 百万本のバラの海 | 由紀さおり・安田祥子 | V.Andrei・訳詞:山川啓介 | P.Raimonds | 坂田晃一 | 遠い昔のこと 名もない絵描きが 旅の女優に 一目で恋をした 悲しい片想い 彼に出来るのは 小さな家を売り 花を買うことだけ 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたの窓の下に描こう 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 ある朝 窓を開け 女優は見つけた 広場をうずめる 絵描きのプレゼントを 暇なお金持ちの 悪いいたずらだわ 彼女は笑って また窓を閉めた 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 女優は旅立ち 実らない恋も バラもかれ やがて 絵描きは世を去った けれども孤独な 人生のキャンバス 一面のバラは 死ぬまで鮮やか 真っ赤な真っ赤なバラの花で 町じゅう探したバラの花で あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 真っ赤な真っ赤なバラの花は 誰も知らない 僕の心 あなたをそっと 見上げている おろかで熱い 僕の涙 あなたのために 描いたのです 百万本のバラの海 生命(いのち)をこめて 描いたのです 百万本のバラの海 |
風人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振りかえる ちょっぴりさみしくて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 人は誰も 人生につまずいて 人は誰も 夢破れ振りかえる プラタナスの 枯葉舞(ま)う冬の道で プラタナスの 散る音に振りかえる 帰っておいでよと 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 人は誰も 恋した切(せつ)なさに 人は誰も 耐(た)え切れず振りかえる 何かをもとめて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 振りかえらず ただ一人一歩ずつ 振りかえらず 泣かないで歩くんだ 何かをもとめて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ | 由紀さおり・安田祥子 | 北山修 | 端田宣彦 | 坂田晃一 | 人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振りかえる ちょっぴりさみしくて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 人は誰も 人生につまずいて 人は誰も 夢破れ振りかえる プラタナスの 枯葉舞(ま)う冬の道で プラタナスの 散る音に振りかえる 帰っておいでよと 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 人は誰も 恋した切(せつ)なさに 人は誰も 耐(た)え切れず振りかえる 何かをもとめて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 振りかえらず ただ一人一歩ずつ 振りかえらず 泣かないで歩くんだ 何かをもとめて 振りかえっても そこにはただ風が 吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ |