ひこうき雲白い坂道が空まで続いていた ゆらゆらかげろうが あの子を包む 誰も気づかず ただひとり あの子は昇っていく 何もおそれない、そして舞い上がる 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 高いあの窓で あの子は死ぬ前も 空を見ていたの 今はわからない ほかの人には わからない あまりにも若すぎたと ただ思うだけ けれど しあわせ 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | | 白い坂道が空まで続いていた ゆらゆらかげろうが あの子を包む 誰も気づかず ただひとり あの子は昇っていく 何もおそれない、そして舞い上がる 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 高いあの窓で あの子は死ぬ前も 空を見ていたの 今はわからない ほかの人には わからない あまりにも若すぎたと ただ思うだけ けれど しあわせ 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 |
天気雨波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなた まるでわたしの恋を 注意深くかわすように きついズックのかかと ふんでわたし前をゆけば あなたは素足を見て ほんの少し感じるかも 低い雲間に天気雨 みるみる煙る水平線 サーフ・ボードなおしに”ゴッデス”まで行くと言った じゃまになるの知ってて 無理にここへ来てごめんね 夏の始めの通り雨 ついてないのは 誰のせい? 白いハウスをながめ 相模線にゆられて来た 茅ヶ崎までのあいだ あなただけを想っていた やさしくなくていいよ クールなまま近くにいて | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなた まるでわたしの恋を 注意深くかわすように きついズックのかかと ふんでわたし前をゆけば あなたは素足を見て ほんの少し感じるかも 低い雲間に天気雨 みるみる煙る水平線 サーフ・ボードなおしに”ゴッデス”まで行くと言った じゃまになるの知ってて 無理にここへ来てごめんね 夏の始めの通り雨 ついてないのは 誰のせい? 白いハウスをながめ 相模線にゆられて来た 茅ヶ崎までのあいだ あなただけを想っていた やさしくなくていいよ クールなまま近くにいて |
中央フリーウェイ中央フリーウェイ 調布基地を追い越し 山にむかって行けば 黄昏がフロント・グラスを 染めて広がる 中央フリーウェイ 片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて 愛してるって 言ってもきこえない 風が強くて 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 中央フリーウェイ 初めて会った頃は 毎日ドライブしたのに このごろは ちょっと冷いね 送りもせずに 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 夜空に続く 夜空に続く | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 中央フリーウェイ 調布基地を追い越し 山にむかって行けば 黄昏がフロント・グラスを 染めて広がる 中央フリーウェイ 片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて 愛してるって 言ってもきこえない 風が強くて 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 中央フリーウェイ 初めて会った頃は 毎日ドライブしたのに このごろは ちょっと冷いね 送りもせずに 町の灯が やがてまたたきだす 二人して 流星になったみたい 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は まるで滑走路 夜空に続く 夜空に続く 夜空に続く |
14番目の月あなたの気持が読みきれないもどかしさ だから ときめくの 愛の告白をしたら最後 そのとたん 終わりが 見える um…IWANUGA HANA その先は言わないで つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き 気軽なジョークが とぎれないようにしてね 沈黙がこわい 月影の道で 急に車止めないで ドキドキするわ um…YANAGI NI KAZE なにげなく かわすけど つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | あなたの気持が読みきれないもどかしさ だから ときめくの 愛の告白をしたら最後 そのとたん 終わりが 見える um…IWANUGA HANA その先は言わないで つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き 気軽なジョークが とぎれないようにしてね 沈黙がこわい 月影の道で 急に車止めないで ドキドキするわ um…YANAGI NI KAZE なにげなく かわすけど つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き |
12月の雨雨音に気づいて 遅く起きた朝は まだベッドの中で 半分眠りたい ストーブをつけたら くもったガラス窓 手のひらでこすると ぼんやり冬景色 今にもあなたが 白い息をはき 通りをわたって この部屋に来る気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる もうすぐ来るクリスマス 想い出の日には また会おうと云った もう会えないくせに 今でもうしろを ふとふり返れば あなたが笑って たってるような気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる 時はいつの日にも 親切な友達 時はいつの日にも 親切な友達 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | 雨音に気づいて 遅く起きた朝は まだベッドの中で 半分眠りたい ストーブをつけたら くもったガラス窓 手のひらでこすると ぼんやり冬景色 今にもあなたが 白い息をはき 通りをわたって この部屋に来る気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる もうすぐ来るクリスマス 想い出の日には また会おうと云った もう会えないくせに 今でもうしろを ふとふり返れば あなたが笑って たってるような気がして 時はいつの日にも 親切な友達 過ぎてゆくきのうを 物語にかえる 時はいつの日にも 親切な友達 時はいつの日にも 親切な友達 |
チャイニーズスープ椅子に座って爪を立て 莢えんどうのすじをむく 莢がわたしの心なら 豆はわかれたおとこたち みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup 遅い帰りを待つときは プティオニオンの みじん切り 涙のひとつも 流したら 少し気にして くれるでしょ みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆 | 椅子に座って爪を立て 莢えんどうのすじをむく 莢がわたしの心なら 豆はわかれたおとこたち みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup 遅い帰りを待つときは プティオニオンの みじん切り 涙のひとつも 流したら 少し気にして くれるでしょ みんなこぼれて 鍋の底 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上り あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup あなたのために Chinese soup 今夜のスープは Chinese soup |
きっと言える南に向かう船のデッキで 波を見つめて もしも夕陽がきれいだったら 話しかけるわ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても 風がささやく小麦畑で 道をたずねて 雲の下まで肩を並べて 歩いていくの あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても ありきたりな街角でもいい すれちがっても きっとわたしはふり返えるはず 恋はすぐそこ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 荒井由実・キャラメル・ママ | 南に向かう船のデッキで 波を見つめて もしも夕陽がきれいだったら 話しかけるわ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても 風がささやく小麦畑で 道をたずねて 雲の下まで肩を並べて 歩いていくの あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても ありきたりな街角でもいい すれちがっても きっとわたしはふり返えるはず 恋はすぐそこ あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても あなたが好き きっと言える どんな場所で出会ったとしても |
海を見ていた午後あなたを思い出す この店に来るたび 坂を上って きょうもひとり来てしまった 山手のドルフィンは 静かなレストラン 晴れた午後には 遠く三浦岬も見える ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも恋のように消えていった あのとき目の前で 思い切り泣けたら 今頃二人 ここで海を見ていたはず 窓にほほをよせて カモメを追いかける そんなあなたが 今も見える テーブルごしに 紙ナプキンには インクがにじむから 忘れないでって やっと書いた遠いあの日 | 松任谷由実 | 荒井由実 | 荒井由実 | 松任谷正隆・Tatsuro Yamashita | あなたを思い出す この店に来るたび 坂を上って きょうもひとり来てしまった 山手のドルフィンは 静かなレストラン 晴れた午後には 遠く三浦岬も見える ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも恋のように消えていった あのとき目の前で 思い切り泣けたら 今頃二人 ここで海を見ていたはず 窓にほほをよせて カモメを追いかける そんなあなたが 今も見える テーブルごしに 紙ナプキンには インクがにじむから 忘れないでって やっと書いた遠いあの日 |
流星の夜あなたが見たいといっていた 星の降る夜が 音も無しに前触れもなしに はじまろうとしている キラキラ光る 真冬の空に 目をこらせば あなたがふっと あらわれて すっと遠去かる 孤独な夜のかけら抱いて あなたを思えば 願いはほかに うかばないの もう一度会わせて 愛を下さい 消えぬ愛を そして眠らせて 今度起きたときには きっと あなたはそばにいて ゆらゆらゆれる 記憶の海に 身を浸せば あなたがふっと ほほえんで そっと肩を抱く 時は誰にでも 同じに流れて 人はそれぞれの 魂あずける 愛を下さい 消えない愛を | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | あなたが見たいといっていた 星の降る夜が 音も無しに前触れもなしに はじまろうとしている キラキラ光る 真冬の空に 目をこらせば あなたがふっと あらわれて すっと遠去かる 孤独な夜のかけら抱いて あなたを思えば 願いはほかに うかばないの もう一度会わせて 愛を下さい 消えぬ愛を そして眠らせて 今度起きたときには きっと あなたはそばにいて ゆらゆらゆれる 記憶の海に 身を浸せば あなたがふっと ほほえんで そっと肩を抱く 時は誰にでも 同じに流れて 人はそれぞれの 魂あずける 愛を下さい 消えない愛を |
巻き戻して思い出を最終のアナウンスが 搭乗をせかしている もうすぐあなたは出発つの 遠い国の時間へ ひとりひとり 何も言わず 顔を見せて いつかなつかしくなるように ありったけの出来事を今 想い浮かべようとしてる 夕陽光る尾翼の影 往き交う窓の前で 巻き戻して思い出を あなたがまだいるうちに 離れたら消えてしまいそう 古いフィルムのように Von Voyage ゆれる瞳だけ残して きっと会える いえ会えない 続きは誰にもわからない 忘れものは悔まないで 新しいものを手に入れて 上を向き息を吸った 涙が出ないように 巻き戻して思い出を 出会った頃のふたりに あなたが去ってしまわぬうちに 心に焼きつけるの 強く強く アナウンスが 搭乗をせかしている もうすぐ私は残される 広いターミナルに ひとりきりで あなたを見送っている 巻き戻されたふたりの日々 胸に抱きながら ずっとずっと | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 最終のアナウンスが 搭乗をせかしている もうすぐあなたは出発つの 遠い国の時間へ ひとりひとり 何も言わず 顔を見せて いつかなつかしくなるように ありったけの出来事を今 想い浮かべようとしてる 夕陽光る尾翼の影 往き交う窓の前で 巻き戻して思い出を あなたがまだいるうちに 離れたら消えてしまいそう 古いフィルムのように Von Voyage ゆれる瞳だけ残して きっと会える いえ会えない 続きは誰にもわからない 忘れものは悔まないで 新しいものを手に入れて 上を向き息を吸った 涙が出ないように 巻き戻して思い出を 出会った頃のふたりに あなたが去ってしまわぬうちに 心に焼きつけるの 強く強く アナウンスが 搭乗をせかしている もうすぐ私は残される 広いターミナルに ひとりきりで あなたを見送っている 巻き戻されたふたりの日々 胸に抱きながら ずっとずっと |
Blue Rain Blueああ 降りだした雨 ビルを見上げて I think of you ああ 恋を失して 切り取る空は モノクローム 誰の顔も うそに見える ああ 帰りを急ぐ 人の流れに I look for you ああ 私はどこへ どこへ向って 生きてくの グレイに煙る 心かかえ 雨よ雨 かき消して 思い出だらけの街 あなたとまた会いそうなブルーバード 雨よ雨 パラパラと 音をたてて 送り出して 次の私 ああ きっとあなたも ちがう気持で見てる ああ 変りゆく空 移りゆく日々 そして愛 誰もそこに 止まれない 時は時 追い越して 後悔に微笑んで 新しい夢並ぶ プロムナード 時は時 パラパラと 雑誌みたいに 読み飛ばして 捨ててしまおう もう 私はひとり そう とても悲しいけど そう なぜかとても自由 雨よ雨 かき消して 思い出だらけの街 あなたとまた会いそうなブルーバード 雨よ雨 パラパラと 音をたてて 送り出して 次の私 時は時 追い越して 後悔に微笑んで 新しい夢並ぶ プロムナード 時は時 パラパラと 雑誌みたいに 読み飛ばして 捨ててしまおう | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | ああ 降りだした雨 ビルを見上げて I think of you ああ 恋を失して 切り取る空は モノクローム 誰の顔も うそに見える ああ 帰りを急ぐ 人の流れに I look for you ああ 私はどこへ どこへ向って 生きてくの グレイに煙る 心かかえ 雨よ雨 かき消して 思い出だらけの街 あなたとまた会いそうなブルーバード 雨よ雨 パラパラと 音をたてて 送り出して 次の私 ああ きっとあなたも ちがう気持で見てる ああ 変りゆく空 移りゆく日々 そして愛 誰もそこに 止まれない 時は時 追い越して 後悔に微笑んで 新しい夢並ぶ プロムナード 時は時 パラパラと 雑誌みたいに 読み飛ばして 捨ててしまおう もう 私はひとり そう とても悲しいけど そう なぜかとても自由 雨よ雨 かき消して 思い出だらけの街 あなたとまた会いそうなブルーバード 雨よ雨 パラパラと 音をたてて 送り出して 次の私 時は時 追い越して 後悔に微笑んで 新しい夢並ぶ プロムナード 時は時 パラパラと 雑誌みたいに 読み飛ばして 捨ててしまおう |
8月の日時計浜辺におりて ねころんだ8月の 高い波の音 砂に伸びてる ボトルの影 日時計 きみに届くころ たった独りの心は カモメになって 眩しさに溶けだしてゆくよ なぜここにいて いつまでこうしてるか 今は思わずに 移ろってゆく 陽差しの哀しさだけ 素肌にとどめて たった独りの世界で寝顔を見てる 眩しげに眉よせるきみを そばにいてもきけないこと 永遠がこわいから 腕をまわし 抱けないもの 果てしないこの空 いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone 島にかかった雲はスローシャッター 瞬きしたとき ひんやり鼻をくすぐる 上げ潮の粒 わけもない さよならの香り そばにいても胸を満たす 流離のいざない ふりむいても消えてしまう 微笑み追いかけて いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone そばにいてもきけないこと 永遠がこわいから 腕をまわし 抱けないもの 果てしないこの空 いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 浜辺におりて ねころんだ8月の 高い波の音 砂に伸びてる ボトルの影 日時計 きみに届くころ たった独りの心は カモメになって 眩しさに溶けだしてゆくよ なぜここにいて いつまでこうしてるか 今は思わずに 移ろってゆく 陽差しの哀しさだけ 素肌にとどめて たった独りの世界で寝顔を見てる 眩しげに眉よせるきみを そばにいてもきけないこと 永遠がこわいから 腕をまわし 抱けないもの 果てしないこの空 いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone 島にかかった雲はスローシャッター 瞬きしたとき ひんやり鼻をくすぐる 上げ潮の粒 わけもない さよならの香り そばにいても胸を満たす 流離のいざない ふりむいても消えてしまう 微笑み追いかけて いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone そばにいてもきけないこと 永遠がこわいから 腕をまわし 抱けないもの 果てしないこの空 いつか誰かを愛して気づくよ We're all alone |
Now Is Onあなたから私へと さしのべられた 腕に身を委ねて こみあげる哀しみに この魂を激しくゆさぶるの Going on 今を生きよう 離れてゆく明日でも Now is on 今を愛そう 求め合える瞬間を We'll never be the same ふたりずっとここにはいられない never be the same やきつけるのあなたを ひとすじのキャンドルが 瞳の中で燃えつきてゆくのを 見つめ合い照らし合う この耐えがたい心の暗闇を Going on 続く人生 あなたがいなくなっても Changing on 世界は変わる 私がいなくなっても We'll never be the same 誰も同じ気持ちでいられない never be the same 会えることが真実 Going on 今を生きよう 離れてゆく明日でも Now is on 今を愛そう 求め合える瞬間を We'll never be the same ふたりずっとここにはいられない never be the same やきつけるのあなたを | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | あなたから私へと さしのべられた 腕に身を委ねて こみあげる哀しみに この魂を激しくゆさぶるの Going on 今を生きよう 離れてゆく明日でも Now is on 今を愛そう 求め合える瞬間を We'll never be the same ふたりずっとここにはいられない never be the same やきつけるのあなたを ひとすじのキャンドルが 瞳の中で燃えつきてゆくのを 見つめ合い照らし合う この耐えがたい心の暗闇を Going on 続く人生 あなたがいなくなっても Changing on 世界は変わる 私がいなくなっても We'll never be the same 誰も同じ気持ちでいられない never be the same 会えることが真実 Going on 今を生きよう 離れてゆく明日でも Now is on 今を愛そう 求め合える瞬間を We'll never be the same ふたりずっとここにはいられない never be the same やきつけるのあなたを |
恋は死んでしまった冬の街灯りに 立ち止まって電話してみた ほんのひと言でも どうしてるのか ただ知りたくて 戻れない場所が きっとずっと今もそこにあるの November 声を聞くだけで 2度ときみに会えないよ Remember 過ぎた約束は 煙る道に浮んでる だって恋は死んでしまった 夜は街灯りに 初雪舞う 港 交差点 泣いておこった頃が なつかしくて 苦しくなるよ バラ色の部屋で きっとずっと今も待っているの November 胸でうでをくみ 白い息を見つめてる Remember みんな去ってゆく 青い影をたち切って だって恋は死んでしまった November 声を聞くだけで 2度ときみに会えないよ Remember 過ぎた約束は 煙る道に浮んでる だって恋は死んでしまった November 胸でうでをくみ 白い息を見つめてる Remember みんな去ってゆく 青い影をたち切って だって恋は死んでしまった | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 冬の街灯りに 立ち止まって電話してみた ほんのひと言でも どうしてるのか ただ知りたくて 戻れない場所が きっとずっと今もそこにあるの November 声を聞くだけで 2度ときみに会えないよ Remember 過ぎた約束は 煙る道に浮んでる だって恋は死んでしまった 夜は街灯りに 初雪舞う 港 交差点 泣いておこった頃が なつかしくて 苦しくなるよ バラ色の部屋で きっとずっと今も待っているの November 胸でうでをくみ 白い息を見つめてる Remember みんな去ってゆく 青い影をたち切って だって恋は死んでしまった November 声を聞くだけで 2度ときみに会えないよ Remember 過ぎた約束は 煙る道に浮んでる だって恋は死んでしまった November 胸でうでをくみ 白い息を見つめてる Remember みんな去ってゆく 青い影をたち切って だって恋は死んでしまった |
JosephineJosephine いとしい Josephine on my mind 去りゆくあなたの横顔を 今もまだ 思い出す 遠い日々の 光の中 Josephine 遥かな Josephine on my mind 最後に聞こえたひとことが 今もまだ わからずに 暮らしている Josephine on my mind 夏がゆき 秋が過ぎて 冬枯れても 消えぬ想いは枝に実を つけたまま Josephine もう一度 Josephine on my mind 凍えるこの手をあたためて 吹雪舞う心にも 灯る明り Josephine on my mind 忘れられぬ Josephine on my mind | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | Josephine いとしい Josephine on my mind 去りゆくあなたの横顔を 今もまだ 思い出す 遠い日々の 光の中 Josephine 遥かな Josephine on my mind 最後に聞こえたひとことが 今もまだ わからずに 暮らしている Josephine on my mind 夏がゆき 秋が過ぎて 冬枯れても 消えぬ想いは枝に実を つけたまま Josephine もう一度 Josephine on my mind 凍えるこの手をあたためて 吹雪舞う心にも 灯る明り Josephine on my mind 忘れられぬ Josephine on my mind |
Raga #3哀しい唄をうたいましょう 七色の河 渡りながら あなただけに 遠い国から流れて来た ひとりぼっちの命だから あなたのため 私は愛の全て捧げます 鏡の中に映る鏡 どこまで行っても終わらない 部屋のような 無限に見える 愛の世界 あなたが信じているうちに 閉じ込めましょう 私はあなただけを愛します ネネ奇麗でしょ ネネ見えるでしょ この世の果てに ネネ求め合うの ネネ燃えつきるの あなたとふたり 哀しい踊り 踊りましょう 七色の鈴 鳴らしながら あなただけに たとえ愛がくちはてようと あなたがそれに気づかぬよう 夢を見せる 私は春のように包みます ネネ奇麗でしょ ネネきこえるでしょ 時のすきまに ネネよこたわるの ネネ溶けてゆくの あなたとふたり 紅い花が 燃えて見えます 青い花が ゆれて見えます 黄色い花は 嘘の香り 白い花は 別れの香り 私は愛の全て捧げます ネネ奇麗でしょ ネネ見えるでしょ この世の果てに ネネ求め合うの ネネ燃えつきるの あなたとふたり ネネ奇麗でしょ ネネきこえるでしょ 時のすきまに ネネよこたわるの ネネ溶けてゆくの あなたとふたり | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 哀しい唄をうたいましょう 七色の河 渡りながら あなただけに 遠い国から流れて来た ひとりぼっちの命だから あなたのため 私は愛の全て捧げます 鏡の中に映る鏡 どこまで行っても終わらない 部屋のような 無限に見える 愛の世界 あなたが信じているうちに 閉じ込めましょう 私はあなただけを愛します ネネ奇麗でしょ ネネ見えるでしょ この世の果てに ネネ求め合うの ネネ燃えつきるの あなたとふたり 哀しい踊り 踊りましょう 七色の鈴 鳴らしながら あなただけに たとえ愛がくちはてようと あなたがそれに気づかぬよう 夢を見せる 私は春のように包みます ネネ奇麗でしょ ネネきこえるでしょ 時のすきまに ネネよこたわるの ネネ溶けてゆくの あなたとふたり 紅い花が 燃えて見えます 青い花が ゆれて見えます 黄色い花は 嘘の香り 白い花は 別れの香り 私は愛の全て捧げます ネネ奇麗でしょ ネネ見えるでしょ この世の果てに ネネ求め合うの ネネ燃えつきるの あなたとふたり ネネ奇麗でしょ ネネきこえるでしょ 時のすきまに ネネよこたわるの ネネ溶けてゆくの あなたとふたり |
Sweet Surrender予告電話の前に 列車は出てしまった 破滅に向う恋に 私は飛び乗ってた ノーテンキなあなたが 仕掛けた爆弾に もう逃げ場を失した ハートを引き渡す Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever まるでアリスのように うさぎを追いかけてる 迷路みたいな恋に 私は入り込んだ 正反対教える 双子のトランプが もうどこへも行けない ハートをひきさくの Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに虜になるの forever 流れてゆくの 恋してゆくの そしてあなたも Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに虜になるの forever Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 予告電話の前に 列車は出てしまった 破滅に向う恋に 私は飛び乗ってた ノーテンキなあなたが 仕掛けた爆弾に もう逃げ場を失した ハートを引き渡す Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever まるでアリスのように うさぎを追いかけてる 迷路みたいな恋に 私は入り込んだ 正反対教える 双子のトランプが もうどこへも行けない ハートをひきさくの Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに虜になるの forever 流れてゆくの 恋してゆくの そしてあなたも Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに虜になるの forever Baby Baby sweet surrender あなたの読みどおり 張りめぐらされた あやしい毒に Baby Baby sweet suspender 痺れてるうちに虜になるの forever Baby Baby sweet pretender だまし続けてよ 目隠しとっても 覚めない夢で Baby Baby sweet revenger 気づかないうちに |
Spinning Wheel太陽はくりかえし昇っては沈んでも きみのため生きている ぼくがいる ひとりぼっちの国で 泣いているきみは すぐそこまで来ている 明日を知らない もしもね 世界が逆さに回っても 明日はやって来る 変わらずにくりかえす哀しみは思い出に よろこびは知らぬまに消えるけれど きみのため生きている ぼくがいる 小さすぎる両手で抱えた荷物は 大切なものなんて ないかもしれない けれどね 答えはそれぞれの心 きみにしか見えない 星空はくりかえし 苦しみは優しさに なぐさめは限りない きみへの愛 いつの日も想ってる ぼくがいる (変わらずに) くりかえす哀しみは思い出に よろこびは知らぬまに消えるけれど きみのため生きている ぼくがいる | 松任谷由実 | Yumi Matsutoya | Yumi Matsutoya | 松任谷正隆 | 太陽はくりかえし昇っては沈んでも きみのため生きている ぼくがいる ひとりぼっちの国で 泣いているきみは すぐそこまで来ている 明日を知らない もしもね 世界が逆さに回っても 明日はやって来る 変わらずにくりかえす哀しみは思い出に よろこびは知らぬまに消えるけれど きみのため生きている ぼくがいる 小さすぎる両手で抱えた荷物は 大切なものなんて ないかもしれない けれどね 答えはそれぞれの心 きみにしか見えない 星空はくりかえし 苦しみは優しさに なぐさめは限りない きみへの愛 いつの日も想ってる ぼくがいる (変わらずに) くりかえす哀しみは思い出に よろこびは知らぬまに消えるけれど きみのため生きている ぼくがいる |
Lost Highway冷たい雨に 濡れたハイウェイ ラジオだけ 陽気な音をたてる 闇へと続く きみのいない道 ぼくは窓に映る 想い出見てた ふたりの… つらい気持ちは もう通り過ぎたけど この胸のどこかが きみを呼んでいる きみと会った夏 燃えるようなはじめての夏 ぼくはただ夢中で 何も見ず 走り抜けただけ 覚えているの? 海の帰りの スニーカーの砂の かすかな痛さ 今でも… ヘッドライトが すれちがってゆくたび 誰も他にいない シートを照らしてく きみと会った夏 鮮やかにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏 きみと会った夏 燃えるようなはじめての夏 ぼくはただ夢中で 何も見ず 走り抜けた夏 きみと会った夏 鮮やかにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Koichi Kawaguchi・松任谷正隆 | 冷たい雨に 濡れたハイウェイ ラジオだけ 陽気な音をたてる 闇へと続く きみのいない道 ぼくは窓に映る 想い出見てた ふたりの… つらい気持ちは もう通り過ぎたけど この胸のどこかが きみを呼んでいる きみと会った夏 燃えるようなはじめての夏 ぼくはただ夢中で 何も見ず 走り抜けただけ 覚えているの? 海の帰りの スニーカーの砂の かすかな痛さ 今でも… ヘッドライトが すれちがってゆくたび 誰も他にいない シートを照らしてく きみと会った夏 鮮やかにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏 きみと会った夏 燃えるようなはじめての夏 ぼくはただ夢中で 何も見ず 走り抜けた夏 きみと会った夏 鮮やかにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏 |
私なしでも胸の上で 手をくんではだめよ きっと悪い夢に うなされるから 窓を開けて 寒くしてはだめよ 毛布のような私 もういないから やがてあなたが寝息をたてるころ 朝陽に縁どられ 始発にのる 二度と来ない町が流れてゆく 枕木ひとつづつ自由になるわ 自分でなく この私のために 近道を選んで しまったと言う いつかあなたの 気弱な言い訳が その胸に私を 帰れなくした やがてあなたが寝息をたてるころ 朝陽に縁どられ 始発にのる 二度と来ない町が流れてゆく 枕木ひとつづつ自由になるわ | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 胸の上で 手をくんではだめよ きっと悪い夢に うなされるから 窓を開けて 寒くしてはだめよ 毛布のような私 もういないから やがてあなたが寝息をたてるころ 朝陽に縁どられ 始発にのる 二度と来ない町が流れてゆく 枕木ひとつづつ自由になるわ 自分でなく この私のために 近道を選んで しまったと言う いつかあなたの 気弱な言い訳が その胸に私を 帰れなくした やがてあなたが寝息をたてるころ 朝陽に縁どられ 始発にのる 二度と来ない町が流れてゆく 枕木ひとつづつ自由になるわ |
わき役でいいからRemember me もうすぐ 通りをスコールがかけて来る時刻 あなたのオフィスからは 今ごろ虹と夕映えが見える 去年は気軽に電話をすれば すぐ会いに行ける近さだったね ハネをあげながら曲ったバスは なつかしい街へ煙って消えるの ときには 泣きじゃくって カラリと去ってゆく雨になりたい ...Remember me ときには 思い出して 夢の中のわき役でいいから 私がもう少し大人だったら あなたに出逢えはしなかったでしょ やさしい誓いも つらい言葉も 運命の風が吹いていっただけ そう ただそれだけ Remember me もうすぐ あなたはあの娘と結婚するけれど ときには思い出して 夢の中のわき役でいいから | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | Remember me もうすぐ 通りをスコールがかけて来る時刻 あなたのオフィスからは 今ごろ虹と夕映えが見える 去年は気軽に電話をすれば すぐ会いに行ける近さだったね ハネをあげながら曲ったバスは なつかしい街へ煙って消えるの ときには 泣きじゃくって カラリと去ってゆく雨になりたい ...Remember me ときには 思い出して 夢の中のわき役でいいから 私がもう少し大人だったら あなたに出逢えはしなかったでしょ やさしい誓いも つらい言葉も 運命の風が吹いていっただけ そう ただそれだけ Remember me もうすぐ あなたはあの娘と結婚するけれど ときには思い出して 夢の中のわき役でいいから |
LAUNDRY-GATEの想い出ふた駅ゆられても まだ続いてる 錆びた金網 線路に沿って 昔あのむこうを あの子と二人 風に吹かれて 歩いたものさ 男の扱い ピツァの作り方 得意気な声が 目をつぶれば聞こえる “ジミヘン”のレコードも返せないまま 手紙を書くがらでもないし 見送る約束 寝すごした日には 古い滑走路に 夏草だけゆれてた 16の誕生日 私にくれた 苦い口紅 つけて来たのに あの子が故郷へ飛んでいってから なぜか寂れてしまったランドリー・ゲイト | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | ふた駅ゆられても まだ続いてる 錆びた金網 線路に沿って 昔あのむこうを あの子と二人 風に吹かれて 歩いたものさ 男の扱い ピツァの作り方 得意気な声が 目をつぶれば聞こえる “ジミヘン”のレコードも返せないまま 手紙を書くがらでもないし 見送る約束 寝すごした日には 古い滑走路に 夏草だけゆれてた 16の誕生日 私にくれた 苦い口紅 つけて来たのに あの子が故郷へ飛んでいってから なぜか寂れてしまったランドリー・ゲイト |
街角のペシミスト8時のロッカー 袋をかかえ 彼女はみんなとスタジオで別れる 少し濃いめにメイクを直し なぜか足がむくあのディスコ 午前1時 空は星も見えない 時は止まり このままがいい 不安な明日をダブルで飲み干す みんな街角のペシミスト 名前も知らぬ誰かの部屋で 土曜の朝を迎えることもある 故郷の冬を歩きたくなる けれど平凡だけはいやよ どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人(ひと)は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト アスファルトをひたす あのネオンと影の渦は 変わらないけれど 娘たちはやがて 踊りすぎた金曜日を 卒業してゆく どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人(ひと)は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト 午前1時空は星も見えない 時は止まりこのままがいい どこへ行くの胸にくすぶる 夢の炎他人(ひと)は消せない 午前1時星も見えない 時は止まりこのままがいい どこへ行くの胸にくすぶる 夢の炎他人(ひと)は消せない 午前1時星も見えない 時は止まり | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 8時のロッカー 袋をかかえ 彼女はみんなとスタジオで別れる 少し濃いめにメイクを直し なぜか足がむくあのディスコ 午前1時 空は星も見えない 時は止まり このままがいい 不安な明日をダブルで飲み干す みんな街角のペシミスト 名前も知らぬ誰かの部屋で 土曜の朝を迎えることもある 故郷の冬を歩きたくなる けれど平凡だけはいやよ どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人(ひと)は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト アスファルトをひたす あのネオンと影の渦は 変わらないけれど 娘たちはやがて 踊りすぎた金曜日を 卒業してゆく どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人(ひと)は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト 午前1時空は星も見えない 時は止まりこのままがいい どこへ行くの胸にくすぶる 夢の炎他人(ひと)は消せない 午前1時星も見えない 時は止まりこのままがいい どこへ行くの胸にくすぶる 夢の炎他人(ひと)は消せない 午前1時星も見えない 時は止まり |
Home Townへようこそなだらかな丘うしろへ流れて 白いプロペラゆっくり止まれば そこははじめてたずねるあなたの Home Town フェンスにのぼって手を振るあなたに 駆け出すのよ帽子おさえて スーツケースを奪い取るように 少し照れてるあなたにキスした 本当に飛んで来たのね遙かな Home Town 心配しないで 私の未来が ここにあると知っていたのよ なんて紹介するの こんな服でいいの あなたのママに気に入られるわ きみに見せたい景色があるんだ いつも話してきかせてくれたね 本当に田舎ね ここは素敵な Home Town 雲の輝きにまぶたをこすった 急に顔をのぞき込むのね 澄んだ瞳なのは 澄んだ空のせいね ついてゆくから幸せにして 明日電話して あなたから云って 彼女はとても幸せですと | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | なだらかな丘うしろへ流れて 白いプロペラゆっくり止まれば そこははじめてたずねるあなたの Home Town フェンスにのぼって手を振るあなたに 駆け出すのよ帽子おさえて スーツケースを奪い取るように 少し照れてるあなたにキスした 本当に飛んで来たのね遙かな Home Town 心配しないで 私の未来が ここにあると知っていたのよ なんて紹介するの こんな服でいいの あなたのママに気に入られるわ きみに見せたい景色があるんだ いつも話してきかせてくれたね 本当に田舎ね ここは素敵な Home Town 雲の輝きにまぶたをこすった 急に顔をのぞき込むのね 澄んだ瞳なのは 澄んだ空のせいね ついてゆくから幸せにして 明日電話して あなたから云って 彼女はとても幸せですと |
Hong Kong Night Sight翼の横急ぐ夕陽とランデブー 雲も海も紅に染めあげ 夕陽はまだ BOMBAYへと向う (西を目指して) 丸い窓に額よせ さよなら (さよなら) 旋回してる斜めの入江には ジャンクの群れ ゆったり浮ぶ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 吸い込まれてゆくよ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night ざわめく空港へ 心優しい彼女の名は Suzie Wang 裾の割れた絹の服が光る 身の上など話さなくていいさ (哀しい昨日) 裏町へと帰る影 追わない (追わない) 夜明けになれば枯れる露草ほど 月の光に可憐に咲く Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶け合う 乾杯には深い色の葡萄酒 星も町もさかさまに映って 気まぐれだよ写真に撮ったのは (絵葉書のように) 残したって同じ夜は来ない (来ない) 濁り水も波のひとつひとつに それぞれ月を宿している Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶けあう Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶けあう Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | | 翼の横急ぐ夕陽とランデブー 雲も海も紅に染めあげ 夕陽はまだ BOMBAYへと向う (西を目指して) 丸い窓に額よせ さよなら (さよなら) 旋回してる斜めの入江には ジャンクの群れ ゆったり浮ぶ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 吸い込まれてゆくよ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night ざわめく空港へ 心優しい彼女の名は Suzie Wang 裾の割れた絹の服が光る 身の上など話さなくていいさ (哀しい昨日) 裏町へと帰る影 追わない (追わない) 夜明けになれば枯れる露草ほど 月の光に可憐に咲く Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶け合う 乾杯には深い色の葡萄酒 星も町もさかさまに映って 気まぐれだよ写真に撮ったのは (絵葉書のように) 残したって同じ夜は来ない (来ない) 濁り水も波のひとつひとつに それぞれ月を宿している Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶けあう Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 様々な人生 Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 明りが溶けあう Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 揚羽のあでやかさ Hong Kong Sight Hong Kong Light Hong Kong Night 瑠璃色まき散らす |
紅雀外海をかけてゆく潮のように この胸は急いでいる 暁にシュプールを描きながら 雲の群れわき上がる場所へ 誰か不幸にしても 熱い気持ちは止められない 臆病が 籠の中閉じこめてた もう一度 飛ばせてほしいの 誰に禁じられても 腕にとびこみ Bravo!と叫ぶ ぬけがらの体だけ砂に残し この胸は波間へ旅立つ 暁にシュプールを 描くように もう一度 飛ばせてほしいの 高く 自由に | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 外海をかけてゆく潮のように この胸は急いでいる 暁にシュプールを描きながら 雲の群れわき上がる場所へ 誰か不幸にしても 熱い気持ちは止められない 臆病が 籠の中閉じこめてた もう一度 飛ばせてほしいの 誰に禁じられても 腕にとびこみ Bravo!と叫ぶ ぬけがらの体だけ砂に残し この胸は波間へ旅立つ 暁にシュプールを 描くように もう一度 飛ばせてほしいの 高く 自由に |
吹雪の中をMon cheri! 前が見えないの 狂ったように向って来る 粉雪で ワイパーがきかない Mon cheri! そこを去らないで あきらめないで待っていて もう少し 必ず着くから Woo 夜を越えて会いたい 早く早く 何もいらない ああ時間よ止まって今だけ Mon cheri! 息が苦しいの あなたのことを考えて 目を凝らす 白いスクリーン Mon cheri! ここはどのあたり 崩れた雪が落ちてゆく 崖の道 私を守って Woo うでの中にとび込む すぐにすぐに もうふりむかない ああ時間よ止まって今だけ Mon cheri! やっとわかったの あなたなしではいられない そこに行く だからもう少し Woo 夜を越えて翔びたい 高く高く 何もいらない ああ時間よ止まって今だけ 時間よ止まって今だけ | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | Mon cheri! 前が見えないの 狂ったように向って来る 粉雪で ワイパーがきかない Mon cheri! そこを去らないで あきらめないで待っていて もう少し 必ず着くから Woo 夜を越えて会いたい 早く早く 何もいらない ああ時間よ止まって今だけ Mon cheri! 息が苦しいの あなたのことを考えて 目を凝らす 白いスクリーン Mon cheri! ここはどのあたり 崩れた雪が落ちてゆく 崖の道 私を守って Woo うでの中にとび込む すぐにすぐに もうふりむかない ああ時間よ止まって今だけ Mon cheri! やっとわかったの あなたなしではいられない そこに行く だからもう少し Woo 夜を越えて翔びたい 高く高く 何もいらない ああ時間よ止まって今だけ 時間よ止まって今だけ |
ふってあげる今夜 私 死んでしまおうかな おどかしたって もう帰らぬ心 これ以上あなたを疲れさせちゃ 思い出したくもない恋になる ひたむきな視線や そのシャツの匂いが 私をすり抜けて やがて薄れてゆく I know I know 私は今なら平気よ I know I know あなたが最後に悩まぬように ふってあげる もっとしおらしい娘が似合うのに どうして私を好きになったの 気まぐれじゃないわと信じたから どんな努力でも楽しかったわ シーズンのページがさかさまにめくれて いちばん笑ってるショットで止まってる I know I know あの日の二人は消えない I know I know 私が自由を望んだふうに ふってあげる I know I know 私は今なら平気よ I know I know あなたが最後に悩まぬように ふってあげる | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 今夜 私 死んでしまおうかな おどかしたって もう帰らぬ心 これ以上あなたを疲れさせちゃ 思い出したくもない恋になる ひたむきな視線や そのシャツの匂いが 私をすり抜けて やがて薄れてゆく I know I know 私は今なら平気よ I know I know あなたが最後に悩まぬように ふってあげる もっとしおらしい娘が似合うのに どうして私を好きになったの 気まぐれじゃないわと信じたから どんな努力でも楽しかったわ シーズンのページがさかさまにめくれて いちばん笑ってるショットで止まってる I know I know あの日の二人は消えない I know I know 私が自由を望んだふうに ふってあげる I know I know 私は今なら平気よ I know I know あなたが最後に悩まぬように ふってあげる |
フォーカス度の強いレンズのうしろに 長いこと逃げ込んでいたのよ なんとなくぼやけてるあなたのくちびるが 愛してると云った 高校の友達はみんな しあわせに片づいていったわ 私だって恋に泣いた日々はあるけれど どれもはしかばかり あなたに今日 めぐり逢うまでは いつでも私 眼鏡をとらなかった Wow Wow みつめ合って食事できる夜が来るなんて なんだか夢のよう あなただけに めぐり逢うために 今まで私 あんまりモテなかった Wow Wow 憶病な部屋から私を はじめてよ つれ出してくれたの 世界中がぼやけても 心のフォーカスは あなたに合ってるから いつも近くにいて | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 度の強いレンズのうしろに 長いこと逃げ込んでいたのよ なんとなくぼやけてるあなたのくちびるが 愛してると云った 高校の友達はみんな しあわせに片づいていったわ 私だって恋に泣いた日々はあるけれど どれもはしかばかり あなたに今日 めぐり逢うまでは いつでも私 眼鏡をとらなかった Wow Wow みつめ合って食事できる夜が来るなんて なんだか夢のよう あなただけに めぐり逢うために 今まで私 あんまりモテなかった Wow Wow 憶病な部屋から私を はじめてよ つれ出してくれたの 世界中がぼやけても 心のフォーカスは あなたに合ってるから いつも近くにいて |
ビュッフェにて昔の友達と 今旅をしています 遠くを流れてゆく山の雪を見ながら 窓辺に運ばれた紅茶がゆれています 想い出たどるうちに冷たくなってしまった もう少しで誕生日ね たずねてゆけないけれど 城下町の消印でカード出すわ あなたも今ごろは 淋しくくらしてると どこかで信じている私の願い 許して もうしばらく待ってみるわ わがままなあなただから どんな娘も手に負えずに 戻って来るの 昔の友達は 云わなくても知ってる ビュッフェへ景色を見に ひとり席を立ったわけ あなたも今ごろは 淋しくくらしてると どこかで信じている私の願い 許して まだ愛してる | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 昔の友達と 今旅をしています 遠くを流れてゆく山の雪を見ながら 窓辺に運ばれた紅茶がゆれています 想い出たどるうちに冷たくなってしまった もう少しで誕生日ね たずねてゆけないけれど 城下町の消印でカード出すわ あなたも今ごろは 淋しくくらしてると どこかで信じている私の願い 許して もうしばらく待ってみるわ わがままなあなただから どんな娘も手に負えずに 戻って来るの 昔の友達は 云わなくても知ってる ビュッフェへ景色を見に ひとり席を立ったわけ あなたも今ごろは 淋しくくらしてると どこかで信じている私の願い 許して まだ愛してる |
BABYLON暁は煙り ビルはゆらめき 消えてゆくライトに 空は紫 はしゃいで帰れば 通りは響き 今日も動きだすバビロン 毎日がまるで夢のようです 気の合う友達もふえてゆきます 見違えるくらい綺麗になったね 微笑んで見えるバビロン そして そして ヒロインになるの なんで なんで 涙が出るの 朝を舞う鳥はハイウェイを越えて 森や川見下ろし 故郷へゆくの おととしの私 思い出せない ここは幻のバビロン | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 暁は煙り ビルはゆらめき 消えてゆくライトに 空は紫 はしゃいで帰れば 通りは響き 今日も動きだすバビロン 毎日がまるで夢のようです 気の合う友達もふえてゆきます 見違えるくらい綺麗になったね 微笑んで見えるバビロン そして そして ヒロインになるの なんで なんで 涙が出るの 朝を舞う鳥はハイウェイを越えて 森や川見下ろし 故郷へゆくの おととしの私 思い出せない ここは幻のバビロン |
~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル高原の太陽はプリズム 奪い合い 空翔けるボールは 埃りの中の日食 少年は苦しさと向き合う ほとばしる水道の飛沫に 燃える魂を打たせて GLORIA GLORIA 遥かな勝利 どれだけ自分を痛めればとどく 答えを知らず ただ走り抜け 少年は戦士になる いつの日か老人は佇む 遠い日の仲間の呼ぶ声と 空耳のあのホイッスル GLORIA GLORIA 静かな自由 どれだけ相手を倒したらわかる はかない夏が過ぎてゆく頃 少年は戦士になる | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 高原の太陽はプリズム 奪い合い 空翔けるボールは 埃りの中の日食 少年は苦しさと向き合う ほとばしる水道の飛沫に 燃える魂を打たせて GLORIA GLORIA 遥かな勝利 どれだけ自分を痛めればとどく 答えを知らず ただ走り抜け 少年は戦士になる いつの日か老人は佇む 遠い日の仲間の呼ぶ声と 空耳のあのホイッスル GLORIA GLORIA 静かな自由 どれだけ相手を倒したらわかる はかない夏が過ぎてゆく頃 少年は戦士になる |
とこしえにGood Night(夜明けの色)こんな心を誰に見せるの かっこつけても 悲しいのは自分じゃないの 明けてゆく Mid Night とこしえに Good Night 騒ぎ疲れて眠るのも もう厭きたわ 海の匂いの霧を 胸いっぱい吸い込んで さよならとつぶやいた きのうまでの私に こんな心をきみに見せるよ なさけなくても 許し合える二人だから 明日に何があるのか知らない どこへ流れてゆくか見えない ひとのことなどかまってられない けれど けれど 心配しないで こんな心をきみに見せても 笑わないでよ らしくないと相手にせずに 大きすぎるセーター 袖口にはく息が ただ白くうるんでた TAXIを待つあいだ 少しだけ 少しだけでも覚えていてよ 妙に真面目に語り合った みじかい時を 明けてゆく Mid Night とこしえに Good Night 変わらないもの何もない この世界に とこしえに Good Night とこしえに Good Night とこしえに Good Night | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | こんな心を誰に見せるの かっこつけても 悲しいのは自分じゃないの 明けてゆく Mid Night とこしえに Good Night 騒ぎ疲れて眠るのも もう厭きたわ 海の匂いの霧を 胸いっぱい吸い込んで さよならとつぶやいた きのうまでの私に こんな心をきみに見せるよ なさけなくても 許し合える二人だから 明日に何があるのか知らない どこへ流れてゆくか見えない ひとのことなどかまってられない けれど けれど 心配しないで こんな心をきみに見せても 笑わないでよ らしくないと相手にせずに 大きすぎるセーター 袖口にはく息が ただ白くうるんでた TAXIを待つあいだ 少しだけ 少しだけでも覚えていてよ 妙に真面目に語り合った みじかい時を 明けてゆく Mid Night とこしえに Good Night 変わらないもの何もない この世界に とこしえに Good Night とこしえに Good Night とこしえに Good Night |
20 minutes約束のロータリーであなたを目で探す 20分も過ぎたのに まだ待たせるつもり さっきから見ているわ にやけたあいつが話しかけて来る 最初はきこえないふり 雑誌をめくってた しつこくしたって無駄よ ぐっとにらみつける けれどひるみもせずに あきれたこいつは肩に手をかける はやくあらわれてよ あなたどこにいるの これじゃ物欲しそうなただの女じゃない 夕方の人のなみにだんだん目が回る 私スキだらけかしら どこか目立つかしら なぜ名前知ってるの なんだかこのひと見覚えがあるの いやだ久しぶりね 待って思い出すわ たしか同じクラス はやくそう云ってよ はやくあらわれてよ あなたどこにいるの これじゃ自惚れてる馬鹿な女じゃない | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 約束のロータリーであなたを目で探す 20分も過ぎたのに まだ待たせるつもり さっきから見ているわ にやけたあいつが話しかけて来る 最初はきこえないふり 雑誌をめくってた しつこくしたって無駄よ ぐっとにらみつける けれどひるみもせずに あきれたこいつは肩に手をかける はやくあらわれてよ あなたどこにいるの これじゃ物欲しそうなただの女じゃない 夕方の人のなみにだんだん目が回る 私スキだらけかしら どこか目立つかしら なぜ名前知ってるの なんだかこのひと見覚えがあるの いやだ久しぶりね 待って思い出すわ たしか同じクラス はやくそう云ってよ はやくあらわれてよ あなたどこにいるの これじゃ自惚れてる馬鹿な女じゃない |
手のひらの東京タワー私のプレゼント うけとってほしいの そっと目をつむって つれていってあげる ガラスのエレベーター 二人を乗せてゆく ドアが開くとそこは忘れてたパラダイス テレスコープの底の夕映え 紫のスモッグ 遠いビル 私のプレゼント もう目をあけていいわ ときめくパノラマの 東京タワー 愛したらなんでも手に入る気がする 今は世界中が箱庭みたい 行きたい場所を ほら指させる ハイウェイも港も煌いて 本当は金色のエンピツ削りなの 手のひらに包んだ 東京タワー 子供じみていると 捨ててしまわないで つぎはあなたの夢 私に下さい 私のプレゼント 東京タワー | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 私のプレゼント うけとってほしいの そっと目をつむって つれていってあげる ガラスのエレベーター 二人を乗せてゆく ドアが開くとそこは忘れてたパラダイス テレスコープの底の夕映え 紫のスモッグ 遠いビル 私のプレゼント もう目をあけていいわ ときめくパノラマの 東京タワー 愛したらなんでも手に入る気がする 今は世界中が箱庭みたい 行きたい場所を ほら指させる ハイウェイも港も煌いて 本当は金色のエンピツ削りなの 手のひらに包んだ 東京タワー 子供じみていると 捨ててしまわないで つぎはあなたの夢 私に下さい 私のプレゼント 東京タワー |
罪と罰So sad, so sad, so sad だって 人の心覗けない 今あなたを塗りつぶしてるか… 激しく愛したあと午後の引き潮とともに 白く うつろになる チックタクと時は過ぎてゆく そんなふうに髪を撫でないで 肩にかかる指先 そのつめの形にさえ 私 死にたくなる いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る どんなに 燃えて求めても 決してひとつにはなれないの もっとつらく かなしくさせてね 私だけにくれる痛みなら… 静かなささやきすら 砂漠の竜巻になり 遥か連れ去られる いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る どんなに 燃えて求めても 決してひとつにはなれないの ちょっとさめたふりをするくせは 傷つくのを うまくさけるため 悪い手管の罪は 情熱奪われる罰 だけど 今度はいや 今度はいや So sad, so sad, So sad... ... | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | So sad, so sad, so sad だって 人の心覗けない 今あなたを塗りつぶしてるか… 激しく愛したあと午後の引き潮とともに 白く うつろになる チックタクと時は過ぎてゆく そんなふうに髪を撫でないで 肩にかかる指先 そのつめの形にさえ 私 死にたくなる いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る どんなに 燃えて求めても 決してひとつにはなれないの もっとつらく かなしくさせてね 私だけにくれる痛みなら… 静かなささやきすら 砂漠の竜巻になり 遥か連れ去られる いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る どんなに 燃えて求めても 決してひとつにはなれないの ちょっとさめたふりをするくせは 傷つくのを うまくさけるため 悪い手管の罪は 情熱奪われる罰 だけど 今度はいや 今度はいや So sad, so sad, So sad... ... |
地中海の感傷Barcelona, Barcelona 沖は白く あたたかな霧が降ってた 週末へ急ぐように 島をめぐる夜の船 うるんで消えた Barcelona... そのあとの住所も知らず たどった坂の街は 輝く蜘蛛の巣 あの時胸焦がした 絵葉書それは ただ一度送られた 心のしるし 束の間の表情と しぐさのかけら まぶたの闇の中を ひとときよぎる 失くしても失くしても たたみ込んで波音が面影運ぶ Barcelona, Barcelona 塔の上も やわらかな霧が降ってた 気の長い人々が ふっとやりきれず いつかしら はぐれてた遠く 歩いて歩いて | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | Barcelona, Barcelona 沖は白く あたたかな霧が降ってた 週末へ急ぐように 島をめぐる夜の船 うるんで消えた Barcelona... そのあとの住所も知らず たどった坂の街は 輝く蜘蛛の巣 あの時胸焦がした 絵葉書それは ただ一度送られた 心のしるし 束の間の表情と しぐさのかけら まぶたの闇の中を ひとときよぎる 失くしても失くしても たたみ込んで波音が面影運ぶ Barcelona, Barcelona 塔の上も やわらかな霧が降ってた 気の長い人々が ふっとやりきれず いつかしら はぐれてた遠く 歩いて歩いて |
出さない手紙つかまっちゃった浮世の風に あなたのそばを離れたとたんわかった あつかいづらい こんな女に 行くあては 当分ないでしょう 前のくらしは おだやかすぎて 自分がダメになってゆくような気がした 表に出れば 綺麗になれて 何かしら 待ってそうだった 本気で困ったときには 電話してしまうけど あなたには寄り道をもう させること できない 映画を見たり 何かのときに スーッと涙が 流れたりしておかしい 弱気がペンを 走らせるのね これはただ 出さない手紙 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | つかまっちゃった浮世の風に あなたのそばを離れたとたんわかった あつかいづらい こんな女に 行くあては 当分ないでしょう 前のくらしは おだやかすぎて 自分がダメになってゆくような気がした 表に出れば 綺麗になれて 何かしら 待ってそうだった 本気で困ったときには 電話してしまうけど あなたには寄り道をもう させること できない 映画を見たり 何かのときに スーッと涙が 流れたりしておかしい 弱気がペンを 走らせるのね これはただ 出さない手紙 |
タワー・サイド・メモリー霧雨に誘われてタワーサイドに出れば 最終モノレールが東の空を流れ あの娘は今も忘れないの 初めてここでキスした日 Kobe girl 「いちばん素敵な Kobe girl きみだけを見てた」 Kobe girl 彼のささやきを 全部くりかえす 甘くよりそう頃はよくここまでとばした ポートピアも終わればただの夜に戻って あの娘は急にはしゃぎ出すの おしゃれしたのも悲しくって Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl そばにいたいだけ Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl 彼のささやきを 全部くりかえす Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl あのときさらって | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 霧雨に誘われてタワーサイドに出れば 最終モノレールが東の空を流れ あの娘は今も忘れないの 初めてここでキスした日 Kobe girl 「いちばん素敵な Kobe girl きみだけを見てた」 Kobe girl 彼のささやきを 全部くりかえす 甘くよりそう頃はよくここまでとばした ポートピアも終わればただの夜に戻って あの娘は急にはしゃぎ出すの おしゃれしたのも悲しくって Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl そばにいたいだけ Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl 彼のささやきを 全部くりかえす Kobe girl あのときさらって Kobe girl くれたらいいのに Kobe girl ごめんねなんて 云って欲しくない Kobe girl あのときさらって |
September Blue Moonひとけない月影のアスファルト 空カンを蹴っているシルエット 話かけたら壊れそうで ガードレールに 腰かけてた 気がすんだならとなりに来てね きみは September Blue Moon 今夜はひとりでふさぎ込んでる 過ぎた夏の日々に 悲しいこと考えたの きみは September Blue Moon 私でよければ近くにいるわ 灼けた膝の上で 手をつないでいたいから 眠そうなストアーのレジスター 自動ドアつれて来た秋の風 信号機が街角染めて 少しは気分もかわったら いつものように家に帰ろう きみは September Blue Moon 今夜はセンチで魅力的なの ずっと見ているから これ以上沈まないで きみは September Blue Moon ゆっくり追いかけ歩いてゆくわ 二人だけの道を プラタナスくぐりながら きみは September Blue Moon 私でよければ近くにいるわ 灼けた膝の上で 手をつないでいたいから きみは September Blue Moon 今夜はセンチで魅力的なの ずっと見ているから これ以上沈まないで きみは September Blue Moon ゆっくり追いかけ歩いてゆくわ 二人だけの道を プラタナスくぐりながら きみは September Blue Moon 今夜はひとりでふさぎ込んでる 過ぎた夏の日々に 悲しいこと考えたの | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | ひとけない月影のアスファルト 空カンを蹴っているシルエット 話かけたら壊れそうで ガードレールに 腰かけてた 気がすんだならとなりに来てね きみは September Blue Moon 今夜はひとりでふさぎ込んでる 過ぎた夏の日々に 悲しいこと考えたの きみは September Blue Moon 私でよければ近くにいるわ 灼けた膝の上で 手をつないでいたいから 眠そうなストアーのレジスター 自動ドアつれて来た秋の風 信号機が街角染めて 少しは気分もかわったら いつものように家に帰ろう きみは September Blue Moon 今夜はセンチで魅力的なの ずっと見ているから これ以上沈まないで きみは September Blue Moon ゆっくり追いかけ歩いてゆくわ 二人だけの道を プラタナスくぐりながら きみは September Blue Moon 私でよければ近くにいるわ 灼けた膝の上で 手をつないでいたいから きみは September Blue Moon 今夜はセンチで魅力的なの ずっと見ているから これ以上沈まないで きみは September Blue Moon ゆっくり追いかけ歩いてゆくわ 二人だけの道を プラタナスくぐりながら きみは September Blue Moon 今夜はひとりでふさぎ込んでる 過ぎた夏の日々に 悲しいこと考えたの |
白い朝まで都会の公園、夜の噴水 若い日 傘の中で雨を見ていた 何を求めていたのでしょう 今は遠くてわからない ここは昔の谷間のようで 淋しさに似合う こんなに脆くなったのを 今は誰にも話せない 小雨の朝は闇をうすめて 忍びやかに来る白い影 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 都会の公園、夜の噴水 若い日 傘の中で雨を見ていた 何を求めていたのでしょう 今は遠くてわからない ここは昔の谷間のようで 淋しさに似合う こんなに脆くなったのを 今は誰にも話せない 小雨の朝は闇をうすめて 忍びやかに来る白い影 |
さまよいの果て波は寄せる泣いてかけてゆけばそこに きらめく海原 けれど受け入れはしなかった私の弱さを 沖をすべってゆく船と 足もとで遊ぶ犬と 風を切る鳥たちだけ 自由だった 夢中になれる何かが 明日へいざない いつしか遠く旅したと あなたに告げる いつも悩みをたずさえて 潮騒をきいた けれど答えは得られぬまま朝焼けは終る 銀の雲間から差し込む光いくすじも見とれ 冬の日の冷たさを忘れてた 消えてゆかないくやしさが 私を導き 気づけばここへ来ていたと笑っていえる 言葉にない愛の 透き通る手紙を 海はよせてくれる 波にのせて ああ 失うものはもうなんにもなくて 心静かな私がはじめて見える 夢中になれる何かがどこまでも導き いつしか遠く旅したとこの海に立ち告げよう | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 泣いてかけてゆけばそこに きらめく海原 けれど受け入れはしなかった私の弱さを 沖をすべってゆく船と 足もとで遊ぶ犬と 風を切る鳥たちだけ 自由だった 夢中になれる何かが 明日へいざない いつしか遠く旅したと あなたに告げる いつも悩みをたずさえて 潮騒をきいた けれど答えは得られぬまま朝焼けは終る 銀の雲間から差し込む光いくすじも見とれ 冬の日の冷たさを忘れてた 消えてゆかないくやしさが 私を導き 気づけばここへ来ていたと笑っていえる 言葉にない愛の 透き通る手紙を 海はよせてくれる 波にのせて ああ 失うものはもうなんにもなくて 心静かな私がはじめて見える 夢中になれる何かがどこまでも導き いつしか遠く旅したとこの海に立ち告げよう |
午前4時の電話Who are you? 午前4時 電話かけてくる 少し淋しい遠い声 でもね迷惑よ たぶん外からね 街の音がする あの日別れを決めたのもこんな蒼い朝 やっと忘れかけたの そのしゃべり方 そのおどけ方 ずっと会いたかったの 一目だけでも 仕方なくても Who are you? 眠いのよ 瞼はれている すぐに行くよと云われても ドアは開けないわ 優しいことが 残酷になる どうぞ悪く思わないで きっと愛しているの その黙り方 その甘え方 そっと泣きたかったの 帰れないから 過ぎてゆくから 夜が明けて来た 窓のすきまから うれしかったわ声きけて Who are you? またいつか あの日別れを決めたのもこんな蒼い朝 Who are you? Who are you? Who are you? | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | Who are you? 午前4時 電話かけてくる 少し淋しい遠い声 でもね迷惑よ たぶん外からね 街の音がする あの日別れを決めたのもこんな蒼い朝 やっと忘れかけたの そのしゃべり方 そのおどけ方 ずっと会いたかったの 一目だけでも 仕方なくても Who are you? 眠いのよ 瞼はれている すぐに行くよと云われても ドアは開けないわ 優しいことが 残酷になる どうぞ悪く思わないで きっと愛しているの その黙り方 その甘え方 そっと泣きたかったの 帰れないから 過ぎてゆくから 夜が明けて来た 窓のすきまから うれしかったわ声きけて Who are you? またいつか あの日別れを決めたのもこんな蒼い朝 Who are you? Who are you? Who are you? |
グレイス・スリックの肖像「私を忘れてから もうどれくらいたちますか」 少し悲しげにつぶやく 写真のグレイス 彼女の長い髪と 激しい歌が好きでした いつしか棚の片隅に眠ったアイドル みんなここに来て アンプに火を入れて ひとりの心の扉 ノックして あなたを忘れてから いろんな人を傷つけて それさえ忘れて私はすごしてしまった みんなここに来て 哀しいプレイをして さまよう渇いた日々をなぐさめて みんなここに来て 過ぎた時を見せて 深まる夜の静寂へ つれてって | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 「私を忘れてから もうどれくらいたちますか」 少し悲しげにつぶやく 写真のグレイス 彼女の長い髪と 激しい歌が好きでした いつしか棚の片隅に眠ったアイドル みんなここに来て アンプに火を入れて ひとりの心の扉 ノックして あなたを忘れてから いろんな人を傷つけて それさえ忘れて私はすごしてしまった みんなここに来て 哀しいプレイをして さまよう渇いた日々をなぐさめて みんなここに来て 過ぎた時を見せて 深まる夜の静寂へ つれてって |
グループ出席いたしますと 返事を出したわ 似合いのあのひとたち パーティーはもうすぐ ああ本当のことを云えば 秘かなめあては あなたもきっと来ると信じているから 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 私とあなたと 彼女と彼とで 笑ったカフェテリア たそがれがせまるころはシャンパンはじけて あなたも二人のため グラスを空ける いくつもの恋が生まれたり消えたり あなたは仕事で遠くへ行った たそがれせまるころはシャンパンはじけて 新郎 新婦はゆく 私達の前を 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 私とあなたと 彼女と彼とで 笑ったカフェテリア そっとかけよるか 姿をかくすか それはそのとき決めること すぐに見つけなきゃ あなたが私に気づくよりはやく そっとかけよるか 姿をかくすか それはそのとき決めること 昔とおんなじ まぶしいあなたが立っているかしら 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 顔を合わせても戻ることのない 素敵なグループ | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 出席いたしますと 返事を出したわ 似合いのあのひとたち パーティーはもうすぐ ああ本当のことを云えば 秘かなめあては あなたもきっと来ると信じているから 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 私とあなたと 彼女と彼とで 笑ったカフェテリア たそがれがせまるころはシャンパンはじけて あなたも二人のため グラスを空ける いくつもの恋が生まれたり消えたり あなたは仕事で遠くへ行った たそがれせまるころはシャンパンはじけて 新郎 新婦はゆく 私達の前を 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 私とあなたと 彼女と彼とで 笑ったカフェテリア そっとかけよるか 姿をかくすか それはそのとき決めること すぐに見つけなきゃ あなたが私に気づくよりはやく そっとかけよるか 姿をかくすか それはそのとき決めること 昔とおんなじ まぶしいあなたが立っているかしら 過ぎ去った季節 あなたは陽気な学校一の遊び人 顔を合わせても戻ることのない 素敵なグループ |
影になってなんて不思議な光を浮かべた霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち 指が痛いほど 残らずダイヤルしたけど 呼びだしの音だけが耳の底にくりかえす こんなときはすぐにワードローブちらかし くたびれたシャツを選んで 外へ出てゆこう 少し背中まるめ 踊るように歩こう 最終の電車が響き残して流れた いちばんなつかしい遠いイメージのように 冷えだした手のひらで包んでる紙コップは ドーナツ屋のうすいコーヒー 真夜中は全てが媚びることもなく それでいてやさしい むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて なんて不思議な なんて不思議な霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | なんて不思議な光を浮かべた霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち 指が痛いほど 残らずダイヤルしたけど 呼びだしの音だけが耳の底にくりかえす こんなときはすぐにワードローブちらかし くたびれたシャツを選んで 外へ出てゆこう 少し背中まるめ 踊るように歩こう 最終の電車が響き残して流れた いちばんなつかしい遠いイメージのように 冷えだした手のひらで包んでる紙コップは ドーナツ屋のうすいコーヒー 真夜中は全てが媚びることもなく それでいてやさしい むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて なんて不思議な なんて不思議な霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち |
シーズンオフの心には心はシーズンオフよ 夕陽はみじかく 静かな駅の伝言板は きれいに消されていた あなたはきのうせめてひとこと 残したでしょう いっしょには帰れなかった ぼくには 待つ人がいるって わかってたのよ 哀しい恋をうらんでいた シャッター降りた、店のかどから あなたが出て来そう 日よけと椅子とにぎわう通り 夢のあと いつまでも ばかな娘ではしゃいでいたかった さよなら 避暑地の灯り 私も次の列車に乗る 心はシーズンオフよ 愛した時はゆく | 松任谷由実 | Yumi Matsutoya | Yumi Matsutoya | | 心はシーズンオフよ 夕陽はみじかく 静かな駅の伝言板は きれいに消されていた あなたはきのうせめてひとこと 残したでしょう いっしょには帰れなかった ぼくには 待つ人がいるって わかってたのよ 哀しい恋をうらんでいた シャッター降りた、店のかどから あなたが出て来そう 日よけと椅子とにぎわう通り 夢のあと いつまでも ばかな娘ではしゃいでいたかった さよなら 避暑地の灯り 私も次の列車に乗る 心はシーズンオフよ 愛した時はゆく |
3-Dのクリスマスカードもしも雪の国が 私のふるさとだったらいいな どうしても そして丘の上の レンガ造りの家ならばいいな 煙突が高ければいいな どこからでもわかる 屋根に上って遠くを見わたせば 空がシュガーをふるいにかけている イヴの夜までに間にあうように Christmas Cake もしも雪の国に あなたと帰ってゆけたらいいな 二人して そしてドアを開けて 両親に会ってくれたらいいな ほほえんでテーブルについて プレゼントをほどく 汽車は凍った小川を横切って 広い銀色野原を急いでる まるで立体の Christmas card それはあなたからもらったはじめての 不思議なカードの向こうの雪景色 屋根に上って遠くを見わたせば 空がシュガーをふるいにかけている 汽車は凍った小川を横切って 広い銀色野原を急いでる | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | もしも雪の国が 私のふるさとだったらいいな どうしても そして丘の上の レンガ造りの家ならばいいな 煙突が高ければいいな どこからでもわかる 屋根に上って遠くを見わたせば 空がシュガーをふるいにかけている イヴの夜までに間にあうように Christmas Cake もしも雪の国に あなたと帰ってゆけたらいいな 二人して そしてドアを開けて 両親に会ってくれたらいいな ほほえんでテーブルについて プレゼントをほどく 汽車は凍った小川を横切って 広い銀色野原を急いでる まるで立体の Christmas card それはあなたからもらったはじめての 不思議なカードの向こうの雪景色 屋根に上って遠くを見わたせば 空がシュガーをふるいにかけている 汽車は凍った小川を横切って 広い銀色野原を急いでる |
木枯らしのダイアリー今朝窓を開けたら 息が白くなった あなたのいないはじめての冬が空を覆った 眠っているあいだに 電車を乗り越して 休みにしてしまった オーバーを着て 一日きままに街を歩く 想い出と腕をくみ 火よう日 曇り 午後のデパート 消えそうな西日 ねえ 元気でいるの 変わってゆくの 悲しくて すすめなくなるの 木枯らしよ めくって ダイアリー 去年同じ月は けんかばかりしてた あなたのことをそれでもどれだけ好きかわかる 今頃読み返えすと 木よう日 雪 風邪をこじらせ 電話がせつない もう誰かといるの 夢はかなったの 顔だけがうかばなくなるの ねえ 元気でいるの 変わってゆくの 悲しくて すすめなくなるの 木枯らしよ めくって 新しいダイアリー | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | 今朝窓を開けたら 息が白くなった あなたのいないはじめての冬が空を覆った 眠っているあいだに 電車を乗り越して 休みにしてしまった オーバーを着て 一日きままに街を歩く 想い出と腕をくみ 火よう日 曇り 午後のデパート 消えそうな西日 ねえ 元気でいるの 変わってゆくの 悲しくて すすめなくなるの 木枯らしよ めくって ダイアリー 去年同じ月は けんかばかりしてた あなたのことをそれでもどれだけ好きかわかる 今頃読み返えすと 木よう日 雪 風邪をこじらせ 電話がせつない もう誰かといるの 夢はかなったの 顔だけがうかばなくなるの ねえ 元気でいるの 変わってゆくの 悲しくて すすめなくなるの 木枯らしよ めくって 新しいダイアリー |
残されたもの荒野かけぬける 風の音を聞いて 冬の訪れをじっと感じていた とばりはゆっくりと 山のすそまで降りて またひとりだけの時が始まった またひとりだけの時が始まった 明日目覚めたら 枝の病葉さえ きっと銀箔の空を旅してゆく 最後に残された 何かが解かれるように もう捨てるものは何もなくなる またひとりだけの時が始まった | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 荒野かけぬける 風の音を聞いて 冬の訪れをじっと感じていた とばりはゆっくりと 山のすそまで降りて またひとりだけの時が始まった またひとりだけの時が始まった 明日目覚めたら 枝の病葉さえ きっと銀箔の空を旅してゆく 最後に残された 何かが解かれるように もう捨てるものは何もなくなる またひとりだけの時が始まった |