Nobody Girl, Nobody Boy金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る |
独白ねえママ 大切なものは全て目に見えないって言ったよね それは本当なの? ねえママ 僕のたったひとつの見えない財産は見えないんじゃなくて 最初からなかったのかな? ねえママ 自分で歩きたいだけなんだ それだけでもう僕はどうやらはみ出してる ねえママ 君にいろんな物あげたいのに あの人たちが持っていっちゃって何ひとつ残ってないんだ 降りのエレベーターに吐き気を催し 不安に震える両手で全身を抱きしめる 好きだったあの人の瞳でさえ今では怖いんだ そして癒される間もなくまた朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ ねえママ できるだけ僕は乾いているべきだと知ってはいるんだ ねえママ それなのに君が時々吐き出す無神経さに振り回されてる それなりに歳はとったのに焦りばかりがつのって 何ひとつ入ってない鞄を大事に抱えて 好きだったあの街でさえあっさり手放して そして何も片付かない間に朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで 君さえも捨てられるとさえ 自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない 身勝手な僕を認めないで 病んだ目の人の群れに突き放して それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | 森俊之 | ねえママ 大切なものは全て目に見えないって言ったよね それは本当なの? ねえママ 僕のたったひとつの見えない財産は見えないんじゃなくて 最初からなかったのかな? ねえママ 自分で歩きたいだけなんだ それだけでもう僕はどうやらはみ出してる ねえママ 君にいろんな物あげたいのに あの人たちが持っていっちゃって何ひとつ残ってないんだ 降りのエレベーターに吐き気を催し 不安に震える両手で全身を抱きしめる 好きだったあの人の瞳でさえ今では怖いんだ そして癒される間もなくまた朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ ねえママ できるだけ僕は乾いているべきだと知ってはいるんだ ねえママ それなのに君が時々吐き出す無神経さに振り回されてる それなりに歳はとったのに焦りばかりがつのって 何ひとつ入ってない鞄を大事に抱えて 好きだったあの街でさえあっさり手放して そして何も片付かない間に朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで 君さえも捨てられるとさえ 自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない 身勝手な僕を認めないで 病んだ目の人の群れに突き放して それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ |
鶏頭のブルース余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている |
都会の夏の夜月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 | サンタラ | 中原中也 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 |
DEAD OR ALIVE灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE |
charms銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | サンタラ | 銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる |
チェルシーチェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | 森俊之 | チェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー |
W DIAMOND悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! |
太陽最近の私にはまるで珍しいことでもなくて 覚えきれない記念日がまたカレンダー上で破裂した 身を守る本能として私が課した単純なルール 肩越しに聞いた爆発音に振り返ることもない 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 時おりそのかすかな香り むしょうに恋しくなる 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? 熱帯性低気圧に弱いできそこないのアンテナが 意味のない拾ってほしくない情報をただたれ流す とうの昔離れた人の消息は知らない方がいい 甲州街道のその先をあの人が思うことだってないさ 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 聞き分けのない子供みたいに 誰かのかわりのように 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 最近の私にはまるで珍しいことでもなくて 覚えきれない記念日がまたカレンダー上で破裂した 身を守る本能として私が課した単純なルール 肩越しに聞いた爆発音に振り返ることもない 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 時おりそのかすかな香り むしょうに恋しくなる 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? 熱帯性低気圧に弱いできそこないのアンテナが 意味のない拾ってほしくない情報をただたれ流す とうの昔離れた人の消息は知らない方がいい 甲州街道のその先をあの人が思うことだってないさ 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 聞き分けのない子供みたいに 誰かのかわりのように 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? |
Solitude嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? |
卒業街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね |
Sleepin' song困り果ててしまった人達は皆 すぐに眠ってしまうのだという 一体何に困っているのか 私は眠くなる よく眠る 歩き疲れた夢を見て目が覚めた シーツから火照る足首だけを逃がす 暗闇から白い両手が伸びて 私を引っぱる 何度も引き寄せる | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 困り果ててしまった人達は皆 すぐに眠ってしまうのだという 一体何に困っているのか 私は眠くなる よく眠る 歩き疲れた夢を見て目が覚めた シーツから火照る足首だけを逃がす 暗闇から白い両手が伸びて 私を引っぱる 何度も引き寄せる |
Thrill絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! |
スマートボールブルース弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ |
好きシナモンを噛むのが好き 冷たくない いやむしろ熱い 熱帯の森に棲む獣のようで好き ラムの雫を噛むのが好き 甘くはない いやむしろ苦い 香りが舌を裏切って好き だから歪な君が好き なんて悪戯な手だろう 君は こんな私を掻き乱して タイダイの両腕が君をねだっている なんて悪戯な目だろう 君は こんな日々じゃ迷子になってしまう 朝も昼も夜もいつでもさらわれていく 雨音が強くなるのが好き 暗くはない いやむしろ明るい 夏の足音みたいでいい 君の足音みたいで好き なんて意地悪な声だ 君は 昨日より欲張りになってしまう 私は不埒な言葉をこぼしそう なんて意地悪な夜だ 今夜 明日のその先まで知りたくなる 朝も昼も夜でも君はその気にさせる | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ | 森俊之 | シナモンを噛むのが好き 冷たくない いやむしろ熱い 熱帯の森に棲む獣のようで好き ラムの雫を噛むのが好き 甘くはない いやむしろ苦い 香りが舌を裏切って好き だから歪な君が好き なんて悪戯な手だろう 君は こんな私を掻き乱して タイダイの両腕が君をねだっている なんて悪戯な目だろう 君は こんな日々じゃ迷子になってしまう 朝も昼も夜もいつでもさらわれていく 雨音が強くなるのが好き 暗くはない いやむしろ明るい 夏の足音みたいでいい 君の足音みたいで好き なんて意地悪な声だ 君は 昨日より欲張りになってしまう 私は不埒な言葉をこぼしそう なんて意地悪な夜だ 今夜 明日のその先まで知りたくなる 朝も昼も夜でも君はその気にさせる |
Joy & Painベルベットの長いコート ブルネットとブロンド いつも一緒 背中合わせの双子の姉妹 Joy & Pain 毛羽立った古いブランケット すりへってしまった鉛筆 あの頃からそこにいるのさ 西陽の射す子供部屋 Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから 何かいい事ありますように 涙を拭きなよ 私の友達 可愛いマニキュアぬってあげるよ Joy & Pain かじかんだ指先 輝く南西のオリオン 初めて見た 私の街じゃ空は夜通し燃えてる Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから あの子にいい事ありますように 何しろあの子の両膝ときたら 転んでばかりで傷だらけ Joy & Pain ずっと昔の人が作った歌を歌おう 語り継がれた言葉が今夜は何て素敵 ほんのささいな出来事でいいから 二人にいい事ありますように いつか二人がはぐれてしまっても 私の事を忘れたら嫌だよ Joy & Pain Joy & Pain | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 森俊之 | ベルベットの長いコート ブルネットとブロンド いつも一緒 背中合わせの双子の姉妹 Joy & Pain 毛羽立った古いブランケット すりへってしまった鉛筆 あの頃からそこにいるのさ 西陽の射す子供部屋 Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから 何かいい事ありますように 涙を拭きなよ 私の友達 可愛いマニキュアぬってあげるよ Joy & Pain かじかんだ指先 輝く南西のオリオン 初めて見た 私の街じゃ空は夜通し燃えてる Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから あの子にいい事ありますように 何しろあの子の両膝ときたら 転んでばかりで傷だらけ Joy & Pain ずっと昔の人が作った歌を歌おう 語り継がれた言葉が今夜は何て素敵 ほんのささいな出来事でいいから 二人にいい事ありますように いつか二人がはぐれてしまっても 私の事を忘れたら嫌だよ Joy & Pain Joy & Pain |
12時のデジャヴ太陽を飲み干したこの街は夜も燃えてる 喧騒を抜け出して 小路をくぐり 踵を鳴らして 振り返ることもなく きっと私なら そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah ポケットのプライドをかき集め髪に飾る人 幻を引きずる人 壁際でためらう人 きっともう一人の私ね そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 涙が輝く星に変わる時 Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 運命の恋人 12時のデジャヴ 遠い遠い昔から届いた愛のメッセージ Flash, Lights & Music Ah いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah 記憶の底に一瞬焼きつけて 12時のデジャヴ 半世紀先の今夜会いたいね Flash, Lights & Music Ah | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 太陽を飲み干したこの街は夜も燃えてる 喧騒を抜け出して 小路をくぐり 踵を鳴らして 振り返ることもなく きっと私なら そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah ポケットのプライドをかき集め髪に飾る人 幻を引きずる人 壁際でためらう人 きっともう一人の私ね そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 涙が輝く星に変わる時 Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 運命の恋人 12時のデジャヴ 遠い遠い昔から届いた愛のメッセージ Flash, Lights & Music Ah いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah 記憶の底に一瞬焼きつけて 12時のデジャヴ 半世紀先の今夜会いたいね Flash, Lights & Music Ah |
時間旅行もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい |
春宵感懐雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 | サンタラ | 中原中也 | 砂田和俊・田村キョウコ | | 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 |
しゃぼんのブルース真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの |
写真東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ |
サークル蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル |
三番目の恋人子供だましの玩具みたいで そのくせどこか気の晴れる人 約束はいつも果たされなくて そのくせ本気で指切りする人 混み合った駅で 人ごみの街角で 誰一人君に似た人はいやしないの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく出来た話で笑わせて 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 私は私のわがままなPresident 彼はハイウェイの優雅なKing 二人の日々は平行線で いつまで経っても交差しないの 気ままな旅人よ 当てになんかしてないわ たまに思い出すくらい それでちょうどいいの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく焼けた肌に触らせて 遠い楽園の話をして 彼は私の永遠のヒーロー ねぇ さびしい時は思い出して 夢のようなハネムーンに誘って 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 子供だましの玩具みたいで そのくせどこか気の晴れる人 約束はいつも果たされなくて そのくせ本気で指切りする人 混み合った駅で 人ごみの街角で 誰一人君に似た人はいやしないの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく出来た話で笑わせて 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 私は私のわがままなPresident 彼はハイウェイの優雅なKing 二人の日々は平行線で いつまで経っても交差しないの 気ままな旅人よ 当てになんかしてないわ たまに思い出すくらい それでちょうどいいの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく焼けた肌に触らせて 遠い楽園の話をして 彼は私の永遠のヒーロー ねぇ さびしい時は思い出して 夢のようなハネムーンに誘って 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 |
Surrender ~雨音~darlin' 君はまるで喜ぶように darlin' 泣くのね darlin' 君は愛されてることを darlin' よく知ってるのね 紙くずであふれてる郵便受けと 街中を包んでる雨音 こんなつもりじゃなかったのに | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | darlin' 君はまるで喜ぶように darlin' 泣くのね darlin' 君は愛されてることを darlin' よく知ってるのね 紙くずであふれてる郵便受けと 街中を包んでる雨音 こんなつもりじゃなかったのに |
サイモンの季節あの頃の彼女達の喜びは 魅力的なコードを探し出すこと 日がな一日名乗りもしない音符は こぼれ落ちたコインのように踊ってる 舌でもてあそぶ高級な言葉は 有能な人の借り物だったけど いつの間にか彼女達の足跡が 約束の刻印のように押されてる sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう 缶詰ドロップのような色彩の クローゼットを持つ混血の彼女は 二年半の時が流れた今なら どんなシャツを選び街へ出るだろう? right and wrong games and traps tops and bottoms 何もかもが彼女達の日々の全て hug and kisses king and slave words and hummings それこそがサイモンの季節の全て ママが話したstrawberry statement 私達は映画じゃないから ラストシーンやエンドマークもあり得ない sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | あの頃の彼女達の喜びは 魅力的なコードを探し出すこと 日がな一日名乗りもしない音符は こぼれ落ちたコインのように踊ってる 舌でもてあそぶ高級な言葉は 有能な人の借り物だったけど いつの間にか彼女達の足跡が 約束の刻印のように押されてる sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう 缶詰ドロップのような色彩の クローゼットを持つ混血の彼女は 二年半の時が流れた今なら どんなシャツを選び街へ出るだろう? right and wrong games and traps tops and bottoms 何もかもが彼女達の日々の全て hug and kisses king and slave words and hummings それこそがサイモンの季節の全て ママが話したstrawberry statement 私達は映画じゃないから ラストシーンやエンドマークもあり得ない sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう |
500マイルどうぞ私の靴音が君を起こさぬように そっと どうぞ夜汽車の汽笛が街に響かぬように さよなら どうぞ誰も見送らないで 愛する日々を捨てて 遠く遠く離れた街へ旅立つ私よ さよなら 駅の灯りが遠ざかってゆく コートに顔を埋め 私の涙 知っているのは私だけでいい さよなら さよなら さよなら 青春の日々 昨日の私 さよなら さよなら さよなら 駅の灯りが遠ざかってゆく さよなら 遠ざかってゆく さよなら | サンタラ | Hedy West・日本語訳詞:田村キョウコ | Hedy West | | どうぞ私の靴音が君を起こさぬように そっと どうぞ夜汽車の汽笛が街に響かぬように さよなら どうぞ誰も見送らないで 愛する日々を捨てて 遠く遠く離れた街へ旅立つ私よ さよなら 駅の灯りが遠ざかってゆく コートに顔を埋め 私の涙 知っているのは私だけでいい さよなら さよなら さよなら 青春の日々 昨日の私 さよなら さよなら さよなら 駅の灯りが遠ざかってゆく さよなら 遠ざかってゆく さよなら |
今夜はきっと眠れない僕らはおかしなことばかり話す 僕ら自身に魔法をかけるように 大きな魚を釣ったとか 不思議な夢のことだとか 二人でいる時のあなたはむしろ 友達の誰もが知っているより ずっと可愛くて ずっとやわらかい uh…悲しいことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない あなたが誘ったの?それとも僕が? 遠まわりして知らない道を行こう 遠い国のことだとか 生まれた町のことだとか uh…明日のことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 僕らはおかしなことばかり話す 僕ら自身に魔法をかけるように 大きな魚を釣ったとか 不思議な夢のことだとか 二人でいる時のあなたはむしろ 友達の誰もが知っているより ずっと可愛くて ずっとやわらかい uh…悲しいことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない あなたが誘ったの?それとも僕が? 遠まわりして知らない道を行こう 遠い国のことだとか 生まれた町のことだとか uh…明日のことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない |
湖上ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂から滴垂る水の音は 昵懇しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 | サンタラ | 中原中也 | 砂田和俊・田村キョウコ | | ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂から滴垂る水の音は 昵懇しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 |
公園やわらかい唇を指でふさいで 真夜中の公園へ忍び込むのよ 遠くでクラクションが響いていたっけ 笑い声がこぼれる 春の月はおぼろ 誰にもわけてあげないもの 君にはわけてあげられる 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう 静かな海のように君は波打っていた 私は魚のように泳げる気がした このまま目を閉じれば眠ってしまいそう 全て見逃したくはないわ でもそれもいいわ 誰からも隠していたこと 君には見せてあげられる 風下に立って受けとめて 私はどこまで本気なんだろう もうすぐ二人に朝が来て 魔法はとけてしまうだろうか 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | やわらかい唇を指でふさいで 真夜中の公園へ忍び込むのよ 遠くでクラクションが響いていたっけ 笑い声がこぼれる 春の月はおぼろ 誰にもわけてあげないもの 君にはわけてあげられる 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう 静かな海のように君は波打っていた 私は魚のように泳げる気がした このまま目を閉じれば眠ってしまいそう 全て見逃したくはないわ でもそれもいいわ 誰からも隠していたこと 君には見せてあげられる 風下に立って受けとめて 私はどこまで本気なんだろう もうすぐ二人に朝が来て 魔法はとけてしまうだろうか 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう |
恋に落ちて「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 誰かが微笑んで 僕に囁くだろう 僕もただ微笑んで 少し目を逸らすだけ 恋に落ちて 止まった時計 モノクロームの街 遠い異国の 迷子のように立ちすくむ 恋を知って 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 なんて嘘さ なんて嘘さ | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 田村キョウコ | | 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 誰かが微笑んで 僕に囁くだろう 僕もただ微笑んで 少し目を逸らすだけ 恋に落ちて 止まった時計 モノクロームの街 遠い異国の 迷子のように立ちすくむ 恋を知って 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 なんて嘘さ なんて嘘さ |
恋するディーン月は西に沈んだ もう角を何度も曲がった そう これがそうなんだってすぐにわかったのさ My babe, You're my babe 誰かが振り向いた 何か言いたそうな顔だった ねえ こんな夜にはミスター 何の疑問もない My babe, You're my babe もし勘違いならばそれもいいだろう もし勘違いならば持て余す感じもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための君なのか言って 恋するディーン 恋するマリーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! 昨日も明日もなくて ただそこに今日しかなくて 今空から降ってきた二人のように愛し合えたら You're my babe 躊躇うのならば躊躇う君もいい その瞬きを数え心を焦がすのもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための僕なのか訊いて 恋するディーン 恋するマリーン 微熱混じり 足取りはきっと そうさ僕は恋するディーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 月は西に沈んだ もう角を何度も曲がった そう これがそうなんだってすぐにわかったのさ My babe, You're my babe 誰かが振り向いた 何か言いたそうな顔だった ねえ こんな夜にはミスター 何の疑問もない My babe, You're my babe もし勘違いならばそれもいいだろう もし勘違いならば持て余す感じもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための君なのか言って 恋するディーン 恋するマリーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! 昨日も明日もなくて ただそこに今日しかなくて 今空から降ってきた二人のように愛し合えたら You're my babe 躊躇うのならば躊躇う君もいい その瞬きを数え心を焦がすのもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための僕なのか訊いて 恋するディーン 恋するマリーン 微熱混じり 足取りはきっと そうさ僕は恋するディーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! |
君はまだ約束をするんだねさよならはとても怖い また会いましょうと別れた人が いつまで経っても帰らないことはよくあること よくあること カーテンを少しめくって ポーチの見える位置に 柔らかな椅子を据えて 郵便屋のカブの音をいつまでも待っていたのは君 君じゃないか 泣いたのは君じゃないか それでも君はまだ約束をするんだね 平気で「またね」なんて僕に期待させるんだね さよならはとても怖い また会いましょうと差し出す右手 願いを込めて握るよ このやるせない思いを一番わかっているのは君 君じゃないか 泣いたのは君じゃないか それでも君はまだ約束をするんだね 平気で「またね」なんて僕に期待させるんだね いつの日か落雷のように 奇跡が降ってくるんだろうか それとも越してきた隣人のように いつの間にかそこにあるものなのかな 僕にも 僕にも 奇跡が来るのかな | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | さよならはとても怖い また会いましょうと別れた人が いつまで経っても帰らないことはよくあること よくあること カーテンを少しめくって ポーチの見える位置に 柔らかな椅子を据えて 郵便屋のカブの音をいつまでも待っていたのは君 君じゃないか 泣いたのは君じゃないか それでも君はまだ約束をするんだね 平気で「またね」なんて僕に期待させるんだね さよならはとても怖い また会いましょうと差し出す右手 願いを込めて握るよ このやるせない思いを一番わかっているのは君 君じゃないか 泣いたのは君じゃないか それでも君はまだ約束をするんだね 平気で「またね」なんて僕に期待させるんだね いつの日か落雷のように 奇跡が降ってくるんだろうか それとも越してきた隣人のように いつの間にかそこにあるものなのかな 僕にも 僕にも 奇跡が来るのかな |
昨日の影昨日の影は 私の足元に貼り付いた影は 昨日の夜が 訳知りな顔して連れて去ったわ 昨日の影よ あなたはあなたで幸せになりな 振り向かないで 後ろ姿をそっと見送るから 大事な手紙は風に遊ばれて 時々遅れてここまで届く でももう手遅れよ Yesterday is a stranger to me 昨日の恋よ 水に落とした深いインディゴのインク それは静かに それは密やかに とても確かに この物語の行方を知りたくて 誰もが明日へ急いでいるわ でも追いつくことはない Tomorrow is a stranger to me 昨日の影よ 後ろ姿をそっと見送るから | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | 昨日の影は 私の足元に貼り付いた影は 昨日の夜が 訳知りな顔して連れて去ったわ 昨日の影よ あなたはあなたで幸せになりな 振り向かないで 後ろ姿をそっと見送るから 大事な手紙は風に遊ばれて 時々遅れてここまで届く でももう手遅れよ Yesterday is a stranger to me 昨日の恋よ 水に落とした深いインディゴのインク それは静かに それは密やかに とても確かに この物語の行方を知りたくて 誰もが明日へ急いでいるわ でも追いつくことはない Tomorrow is a stranger to me 昨日の影よ 後ろ姿をそっと見送るから |
観覧車観覧車の灯は消え 回転木馬は眠りについたとこ 人々はゲートから流れ出る 夢の続きはまた今度ね 風が微熱をさらってゆくよ なんて なんてつれないそぶり 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら違う気もするわ 悔しくてそれが少し怖くて ただ好きだよと言っただけ 言えなかった気持ちは 片方なくした靴に似ている このままじゃお家に帰れない 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら子供じみてるわ 悔しくてそれが少し怖くて わざと手をほどいただけ ただ好きだよと言っただけ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 観覧車の灯は消え 回転木馬は眠りについたとこ 人々はゲートから流れ出る 夢の続きはまた今度ね 風が微熱をさらってゆくよ なんて なんてつれないそぶり 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら違う気もするわ 悔しくてそれが少し怖くて ただ好きだよと言っただけ 言えなかった気持ちは 片方なくした靴に似ている このままじゃお家に帰れない 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら子供じみてるわ 悔しくてそれが少し怖くて わざと手をほどいただけ ただ好きだよと言っただけ |
カナリアあの波のむこうに金色の羽根 濡らして漂うカナリア 忘れた歌声は忘れたままに 想い出を抱いたカナリア 私の唇が歌声忘れたら きっとカナリアのように海へと旅立つの 昨日と違う今日ここに訪れたら 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 誰かの喜びも悲しみさえも かわりに綴ったカナリア 私の唇が言葉をなくしたら きっとカナリアのように海へと旅立つの その役目を終えた過去に気付いた日に 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 小さな舟からはきらきら光る街の灯が見える さよなら | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | あの波のむこうに金色の羽根 濡らして漂うカナリア 忘れた歌声は忘れたままに 想い出を抱いたカナリア 私の唇が歌声忘れたら きっとカナリアのように海へと旅立つの 昨日と違う今日ここに訪れたら 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 誰かの喜びも悲しみさえも かわりに綴ったカナリア 私の唇が言葉をなくしたら きっとカナリアのように海へと旅立つの その役目を終えた過去に気付いた日に 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 小さな舟からはきらきら光る街の灯が見える さよなら |
思い過ごしの効能強引な右折車に阻まれ立ち止まった交差点上 起きた瞬間から感じていた何だかよくないタイミング 小さく舌打ちでまた歩き出す 衝動は支配者の如く暴れまわっては案の定 ここぞという時消えてなくなる 絶妙にずるくすり抜ける 昨日泣いた理由なんて忘れた 私の中で渦巻いている矛盾なんかはもう慣れたし 不当な扱いに牙をむくなんてこともう疲れたけど 真夜中の国道沿いで酔った頭をうなだれる 固く握っていた左手ゆっくりとほどいていく 彼がくれたあの言葉は軽い嫉妬を伴って それでも私のこの胸で小さく足踏みをする 成功は高飛車な態度でチャンスはいつでも正攻法 やたら風が強いこの街で私無駄に元気よ、君はどう? どうやら私はまだ懲りてない 切実な私の悩みは日没と共に持ち越され 曖昧な答えで切り抜ける そんなこと上手くなったって 真夜中の国道沿いで酔った頭で考える 固く閉じた瞼の裏にあの日の私が映る 彼が見せたあの笑顔の意味をようやく掴みかけ 今さら私のこの胸に小さなトゲを刺したの 失くしたもの 新たに得たもの 天秤にかけて量っても どちらに傾くこともなくて妙に納得したりして 思い過ごしと言われれば反論の余地はないけど 終わりかもなんてよぎる時 思わずよそ見する時 彼が私に問いかける「元気ですか?」の一言が こうしてまた歩き始める背中を押してくれるの | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ | | 強引な右折車に阻まれ立ち止まった交差点上 起きた瞬間から感じていた何だかよくないタイミング 小さく舌打ちでまた歩き出す 衝動は支配者の如く暴れまわっては案の定 ここぞという時消えてなくなる 絶妙にずるくすり抜ける 昨日泣いた理由なんて忘れた 私の中で渦巻いている矛盾なんかはもう慣れたし 不当な扱いに牙をむくなんてこともう疲れたけど 真夜中の国道沿いで酔った頭をうなだれる 固く握っていた左手ゆっくりとほどいていく 彼がくれたあの言葉は軽い嫉妬を伴って それでも私のこの胸で小さく足踏みをする 成功は高飛車な態度でチャンスはいつでも正攻法 やたら風が強いこの街で私無駄に元気よ、君はどう? どうやら私はまだ懲りてない 切実な私の悩みは日没と共に持ち越され 曖昧な答えで切り抜ける そんなこと上手くなったって 真夜中の国道沿いで酔った頭で考える 固く閉じた瞼の裏にあの日の私が映る 彼が見せたあの笑顔の意味をようやく掴みかけ 今さら私のこの胸に小さなトゲを刺したの 失くしたもの 新たに得たもの 天秤にかけて量っても どちらに傾くこともなくて妙に納得したりして 思い過ごしと言われれば反論の余地はないけど 終わりかもなんてよぎる時 思わずよそ見する時 彼が私に問いかける「元気ですか?」の一言が こうしてまた歩き始める背中を押してくれるの |
臆病者のブルース期限切れのダンボール 非常口を塞いでる 部屋の奥での彼らは長い話が終わらない 今日もただ ドーナツ型のトローチに 震える右手伸ばしても 誇り高き友よ 君はそれを許さない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? 何ひとつ動かない午後 ティーカップの向こう岸 期待通りの彼女は長い話が終わらない 今日もただ 君と二人して笑った 「Mama don't preach, Please don't preach !」 あぁそんなものは私には関係がない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 期限切れのダンボール 非常口を塞いでる 部屋の奥での彼らは長い話が終わらない 今日もただ ドーナツ型のトローチに 震える右手伸ばしても 誇り高き友よ 君はそれを許さない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? 何ひとつ動かない午後 ティーカップの向こう岸 期待通りの彼女は長い話が終わらない 今日もただ 君と二人して笑った 「Mama don't preach, Please don't preach !」 あぁそんなものは私には関係がない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? |
狼疲れた身体を夜更けに洗う 寝静まった街 頼りない月 裸足の爪先真っ赤に塗れば 灯台みたいに行く先照らせ 私が脱ぎ散らかしたシャツの山 まだ情熱の匂いがしている それを誰が止められるというのだろう? 私の幸せ 私が決める 疲れた身体はベッドに沈む 眠りが来るのをじっと待っている 夢の中でくらい自由でいたいのに 夢の中でさえ私は私 逃げ出すことができないのなら この心も身体も背負ってゆくだけ それを誰が止められるというのだろう? 私の涙 私のものよ 他の誰かと違う私に もう怯えないで愛せるように 疲れた身体を抱きしめている 寝静まった街 頼りない月 | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 疲れた身体を夜更けに洗う 寝静まった街 頼りない月 裸足の爪先真っ赤に塗れば 灯台みたいに行く先照らせ 私が脱ぎ散らかしたシャツの山 まだ情熱の匂いがしている それを誰が止められるというのだろう? 私の幸せ 私が決める 疲れた身体はベッドに沈む 眠りが来るのをじっと待っている 夢の中でくらい自由でいたいのに 夢の中でさえ私は私 逃げ出すことができないのなら この心も身体も背負ってゆくだけ それを誰が止められるというのだろう? 私の涙 私のものよ 他の誰かと違う私に もう怯えないで愛せるように 疲れた身体を抱きしめている 寝静まった街 頼りない月 |
エルザの憂鬱男の子とばかり遊んでいるうちに 男の子にはなれないってよくわかった まるで不機嫌なエルザ 馬鹿ね爪の先まで真っ黒 違うの違うの ごめんね 言いたかったのはそんなことじゃないんだけど うまく言えないわ 鉛筆を軽く握って点と点を結んでごらん いつの間にか素敵な模様ができあがる 一月も二月もその先も 幸せは誰もがそうして作るのと 夢はそうして叶うのと教わったけれど 思っていたよりもずっとみんな飽きっぽい 優しい人 なんだか物足りない 恋人は短気で 私は軽はずみ ちぐはぐでいびつな僕らそれもまた愛おしい なんてがっかりさせないで 付き合いきれないわ でもちょっと違うの 本当に言いたかったのは そんな味気ないことじゃないんだけど うまく言えないわ | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 男の子とばかり遊んでいるうちに 男の子にはなれないってよくわかった まるで不機嫌なエルザ 馬鹿ね爪の先まで真っ黒 違うの違うの ごめんね 言いたかったのはそんなことじゃないんだけど うまく言えないわ 鉛筆を軽く握って点と点を結んでごらん いつの間にか素敵な模様ができあがる 一月も二月もその先も 幸せは誰もがそうして作るのと 夢はそうして叶うのと教わったけれど 思っていたよりもずっとみんな飽きっぽい 優しい人 なんだか物足りない 恋人は短気で 私は軽はずみ ちぐはぐでいびつな僕らそれもまた愛おしい なんてがっかりさせないで 付き合いきれないわ でもちょっと違うの 本当に言いたかったのは そんな味気ないことじゃないんだけど うまく言えないわ |
裏庭裏庭の小さな青い蛇 カルメンと名付けた青い蛇 空を仰いで 雲を呼んで 遠い雷鳴 濡れた芝が踝をくすぐって マグノリアも覚悟を決めている ステップ踏んで 髪を揺らして もうそこまで 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を感じるでしょう? もう子供じゃない 満月に庭中が手を伸ばす 私はベッドで耳を澄ましている 風が通って 星が誘って カルメンが歌う喜びの歌 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を受けとめて もう子供じゃない | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 裏庭の小さな青い蛇 カルメンと名付けた青い蛇 空を仰いで 雲を呼んで 遠い雷鳴 濡れた芝が踝をくすぐって マグノリアも覚悟を決めている ステップ踏んで 髪を揺らして もうそこまで 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を感じるでしょう? もう子供じゃない 満月に庭中が手を伸ばす 私はベッドで耳を澄ましている 風が通って 星が誘って カルメンが歌う喜びの歌 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を受けとめて もう子供じゃない |
美しい人給水塔はその錆だらけの全身で 抜けるような青空の下で気高く座る レトリックもプロットもない言葉搾り出して 真っ赤な頬で君の前で俯き 少年のように 過剰な心配性は決まって損をする 僕のそんな弱点を君はよくわかっていた 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから 薄いフィルターが外れた気持ち 双子のように過ごした日々はもう古い校舎の レリーフみたい 壁に貼りついたまま動かない過去 珈琲を数杯分の話をしよう 僕らはなれていた間 君は何を思っていた? 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから 薄いフィルターが外れた気持ち あれから僕は旅の神様に出会ったんだ ここで会えた事も偶然じゃない 君が許してくれたから ふいに会いたくなったら 君が許してくれたから いつだってすぐに会いに行く 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから いつだってすぐに会いに行く | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 給水塔はその錆だらけの全身で 抜けるような青空の下で気高く座る レトリックもプロットもない言葉搾り出して 真っ赤な頬で君の前で俯き 少年のように 過剰な心配性は決まって損をする 僕のそんな弱点を君はよくわかっていた 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから 薄いフィルターが外れた気持ち 双子のように過ごした日々はもう古い校舎の レリーフみたい 壁に貼りついたまま動かない過去 珈琲を数杯分の話をしよう 僕らはなれていた間 君は何を思っていた? 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから 薄いフィルターが外れた気持ち あれから僕は旅の神様に出会ったんだ ここで会えた事も偶然じゃない 君が許してくれたから ふいに会いたくなったら 君が許してくれたから いつだってすぐに会いに行く 君が許してくれたから 生まれ変わった気持ち 君が許してくれたから いつだってすぐに会いに行く |
うそつきレノン何より私が君のことを気に入ったのは 不釣合いな程に枯れた声だった まるで君からこぼれる鈍色の粒 時に乱暴なまでに君は繊細で 私は飽きることなくそれを見つめてた ヘッドフォンからこぼれる聴き慣れたレノン 君のいた場所に夜毎紛れ来るのは 恋人のような素振りの暗闇のエアノイズ うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの? あの日君が吐き出したままの幾つかの言葉 まだ街でさまよう姿に出くわすの 歩道橋の下で呼ぶ薄汚れた猫 私は他の娘みたいに涙流したりしないわりに そのくせ君のゴーストに水を絶やさない 誰にも言わないでいて この病気じみた私のことを こんなに雨が続けばいつか君も溶けてくだろう そして全て終ってもそれで君は平気なの? うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの? | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | 森俊之 | 何より私が君のことを気に入ったのは 不釣合いな程に枯れた声だった まるで君からこぼれる鈍色の粒 時に乱暴なまでに君は繊細で 私は飽きることなくそれを見つめてた ヘッドフォンからこぼれる聴き慣れたレノン 君のいた場所に夜毎紛れ来るのは 恋人のような素振りの暗闇のエアノイズ うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの? あの日君が吐き出したままの幾つかの言葉 まだ街でさまよう姿に出くわすの 歩道橋の下で呼ぶ薄汚れた猫 私は他の娘みたいに涙流したりしないわりに そのくせ君のゴーストに水を絶やさない 誰にも言わないでいて この病気じみた私のことを こんなに雨が続けばいつか君も溶けてくだろう そして全て終ってもそれで君は平気なの? うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの? |
Wait,Catch & Run寝不足の身体に染みわたるカフェイン ツケがまわってきただけさ 懲りてなんかない 昨日と今日の隙間に曖昧なボーダーライン ずっと見張っていたけれど姿は見えない 大丈夫 そんなものにやられたりしない 階段の踊り場で待ち伏せる少年 見覚えのある顔だ そうだ いつかの僕だ 大丈夫 そんなものにやられたりしない 大丈夫 僕らそっぽ向いたりしない 奴等の背後にこっそり忍び込んで その逞しい尾ひれを捕まえろ! 大丈夫 そんなものにやられたりしない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 寝不足の身体に染みわたるカフェイン ツケがまわってきただけさ 懲りてなんかない 昨日と今日の隙間に曖昧なボーダーライン ずっと見張っていたけれど姿は見えない 大丈夫 そんなものにやられたりしない 階段の踊り場で待ち伏せる少年 見覚えのある顔だ そうだ いつかの僕だ 大丈夫 そんなものにやられたりしない 大丈夫 僕らそっぽ向いたりしない 奴等の背後にこっそり忍び込んで その逞しい尾ひれを捕まえろ! 大丈夫 そんなものにやられたりしない |
Invitation三面鏡の奥の奥の 奥のあの子は本当に私なのかしら? 極楽鳥がついばんでいるのは昨日の夢の名残なのかしら? インビテイションに書き加えた どうぞ一人で一人で来て欲しい 私は用意する 時間を狂わすための迷路 私は用意する 君を酔わせる致死量のカカオ 全身がほら脈を打つよ 爪先まで心臓になったみたい 私は準備する 髪に飾るよ青いクレマチス 私は準備する 君にあげるよ致死量のロンド | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 三面鏡の奥の奥の 奥のあの子は本当に私なのかしら? 極楽鳥がついばんでいるのは昨日の夢の名残なのかしら? インビテイションに書き加えた どうぞ一人で一人で来て欲しい 私は用意する 時間を狂わすための迷路 私は用意する 君を酔わせる致死量のカカオ 全身がほら脈を打つよ 爪先まで心臓になったみたい 私は準備する 髪に飾るよ青いクレマチス 私は準備する 君にあげるよ致死量のロンド |
It's alright, ma短く髪を切ったから ますます君は少年じみてきたみたい 膨張してゆくだけの過去に 鋏を入れて切り刻んでしまったみたいだ It's alright, ma It's alright, ma 魚になれば魚らしく 私は泳ぐ I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う 明日を背負った土足の紳士 コインを握る 拳を差し出して 「さあ、どっちだ?」 It's alright, ma It's alright, ma 確かなものが無いとしたら 私は賭ける I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う It's alright, ma It's alright, ma 魚になれば魚らしく 私は泳ぐ I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う 短く切りそろえたえりあしを 照れ臭そうにかきあげて手を振って別れた | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 短く髪を切ったから ますます君は少年じみてきたみたい 膨張してゆくだけの過去に 鋏を入れて切り刻んでしまったみたいだ It's alright, ma It's alright, ma 魚になれば魚らしく 私は泳ぐ I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う 明日を背負った土足の紳士 コインを握る 拳を差し出して 「さあ、どっちだ?」 It's alright, ma It's alright, ma 確かなものが無いとしたら 私は賭ける I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う It's alright, ma It's alright, ma 魚になれば魚らしく 私は泳ぐ I'm alright, ma I'm alright, ma 他に何か大事なものがあるの?と君は問う 短く切りそろえたえりあしを 照れ臭そうにかきあげて手を振って別れた |
家出少年夕陽の吹き溜まり この部屋の暑さは香港映画のようだ どうにかなっちゃいそうだ 机の上にはゆるんだピーナッツバター 天気予報が今朝夕立を告げていたけど たくさん集めた写真を見せてよ 私がまだ見たことのない人や景色の話をしてよ 覗き込んだら家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず ベランダのカナリアが嫌いなものなら全部 その嘴でつまんできれいに食べてくれる いつまでも終わらないナンセンスなゲームや 眠れない夢や巧妙な噂も オレンジピールの三日月が君の帰り道を隠してゆくよ それを君はそんなに恐れるの 覗き込んだら家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず 腕の中には家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | 森俊之 | 夕陽の吹き溜まり この部屋の暑さは香港映画のようだ どうにかなっちゃいそうだ 机の上にはゆるんだピーナッツバター 天気予報が今朝夕立を告げていたけど たくさん集めた写真を見せてよ 私がまだ見たことのない人や景色の話をしてよ 覗き込んだら家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず ベランダのカナリアが嫌いなものなら全部 その嘴でつまんできれいに食べてくれる いつまでも終わらないナンセンスなゲームや 眠れない夢や巧妙な噂も オレンジピールの三日月が君の帰り道を隠してゆくよ それを君はそんなに恐れるの 覗き込んだら家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず 腕の中には家出少年の顔の君 ここらあたりでほら 二人は一番幸せなはず |
安全ピンを探してる私の可愛いあの人が二人のベッドに火を放った 危うい所で助かって男はさめざめと泣いていたの もう二度とごめんさ 目覚し時計は壊れてた 昨日までは平気な顔してて 私の好きな鞄はいつも役に立たないほどに小さいのよ 私は学ばなきゃ いらない物はもう捨てなさい いる物だけ選びなさい ところでボス、 今日のファイトマネーはいくらになりますか? 不注意な僕の指先がふと君の心臓に触れたらしい 君の留守中大事な猫を預かるよなんて言うハメになる 夜更けから明け方までずっと愛について考えている 食い散らかした分だけちゃんと撒き散してくのが正しい そんなホテルの支配人はステッキを振り回し怒鳴ったの 「君はまるでクレイジーだな、廊下を汚すならお断りだぜ!」 もう傷つきもしないわ いらない物はもう捨てなさい いる物だけ選びなさい ところでボス、 今日のファイトマネーはいくらになりますか? 現実が裂け始めてる 東の空に珊瑚色の月 安全ピンを探してる こぼれないように早く留めてしまえ | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 私の可愛いあの人が二人のベッドに火を放った 危うい所で助かって男はさめざめと泣いていたの もう二度とごめんさ 目覚し時計は壊れてた 昨日までは平気な顔してて 私の好きな鞄はいつも役に立たないほどに小さいのよ 私は学ばなきゃ いらない物はもう捨てなさい いる物だけ選びなさい ところでボス、 今日のファイトマネーはいくらになりますか? 不注意な僕の指先がふと君の心臓に触れたらしい 君の留守中大事な猫を預かるよなんて言うハメになる 夜更けから明け方までずっと愛について考えている 食い散らかした分だけちゃんと撒き散してくのが正しい そんなホテルの支配人はステッキを振り回し怒鳴ったの 「君はまるでクレイジーだな、廊下を汚すならお断りだぜ!」 もう傷つきもしないわ いらない物はもう捨てなさい いる物だけ選びなさい ところでボス、 今日のファイトマネーはいくらになりますか? 現実が裂け始めてる 東の空に珊瑚色の月 安全ピンを探してる こぼれないように早く留めてしまえ |
UPSIDE-DOWNロックンロールの末裔は瞳が光るからすぐわかる アンダーグラウンドの血脈はメトロの下を更に深く 心中なんてお断りよ 夢の中で生きたってUPSIDE-DOWN フランス映画を観た後に何でも許せる気になって 浮気なあの子の言い訳に丸め込まれたの 帰り道 人知れず咲いた花がいつか 人知れず実を結んだってUPSIDE-DOWN あぁあなたの横顔は あぁとても素敵よ 愛されたいの 愛されたいの 心配ないと笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN マリオネットはよく笑う 時々おどけて笑わせる でもマリオネットだと気付くまで本気で腹を立てたりしたわ 悲しいニュースに傷付いて 知らないことも罪深いUPSIDE-DOWN あぁあなたの指先で あぁ教えてほしい 愛されたいの 愛されたいの 気のせいだって笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN Am I crazy? Are you crazy? Where am I? Now where are we? I believe in my sanity I believe in your sanity But this world is UPSIDE-DOWN | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | ロックンロールの末裔は瞳が光るからすぐわかる アンダーグラウンドの血脈はメトロの下を更に深く 心中なんてお断りよ 夢の中で生きたってUPSIDE-DOWN フランス映画を観た後に何でも許せる気になって 浮気なあの子の言い訳に丸め込まれたの 帰り道 人知れず咲いた花がいつか 人知れず実を結んだってUPSIDE-DOWN あぁあなたの横顔は あぁとても素敵よ 愛されたいの 愛されたいの 心配ないと笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN マリオネットはよく笑う 時々おどけて笑わせる でもマリオネットだと気付くまで本気で腹を立てたりしたわ 悲しいニュースに傷付いて 知らないことも罪深いUPSIDE-DOWN あぁあなたの指先で あぁ教えてほしい 愛されたいの 愛されたいの 気のせいだって笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN Am I crazy? Are you crazy? Where am I? Now where are we? I believe in my sanity I believe in your sanity But this world is UPSIDE-DOWN |
I Wonder“Moon” “Shine” “Moonshiner” “Sky” “Scrape” “Skyscraper” I think about the way of working this world Maybe I'll catch the shadow of this world Someday... “Gold” “Mine” “Gold miner” “Story” “Tell” “Storyteller” You think about the way of working this world ? Maybe you'll catch the shadow of this world In the land of far away, when a butterfly flapps, A golden apple falls into my hand I wonder... Well, Somebody's callin' my name Before I knew it, It's already this late To be continued | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | “Moon” “Shine” “Moonshiner” “Sky” “Scrape” “Skyscraper” I think about the way of working this world Maybe I'll catch the shadow of this world Someday... “Gold” “Mine” “Gold miner” “Story” “Tell” “Storyteller” You think about the way of working this world ? Maybe you'll catch the shadow of this world In the land of far away, when a butterfly flapps, A golden apple falls into my hand I wonder... Well, Somebody's callin' my name Before I knew it, It's already this late To be continued |
会いたい時に君はいないきっと眠り過ぎたのね おかしな夢ばかり見る 風が少し騒ぐから朝は近い もうすぐ 友達はみんな気付いてる おかしな事口走る ねえそれじゃ最初から 最初から何もかもを知ってたの? もうこれ以上 君を庇えない もうこれ以上 愛されるふりはできない 会いたい時になぜ君はここにいない いない いない 届くあてない言葉ばかりでつまづいて転びそう 今すぐぎゅっと抱いて君を許してしまいたい 他に何も欲しくはない 明け方の間違い電話の向こうで誰かが泣いてる 何も言えなくて切った 喉が渇いていた セロハンテープで留めたような強がり 風に吹かれてる 本当はいつだって いつだって気付いてと呼んでいたの もうこれ以上 追い詰めたくはない もうこれ以上 涙は飲みこめない 泣きたい時になぜ君はここにいない いない いない 叶うことない願い降り積もって今にも溺れそう こんな日にロックなんて何の役にも立ちはしない 伸ばした手は宙をつかむ そう君のたった一言ですぐに救われるのに 「さよなら、平気」なんてきっと最後に笑ってみせるだろう 二人はどこか似てる優しい嘘つき同士だろう 会いたい時に君はいない 会いたい時に君はいない | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | きっと眠り過ぎたのね おかしな夢ばかり見る 風が少し騒ぐから朝は近い もうすぐ 友達はみんな気付いてる おかしな事口走る ねえそれじゃ最初から 最初から何もかもを知ってたの? もうこれ以上 君を庇えない もうこれ以上 愛されるふりはできない 会いたい時になぜ君はここにいない いない いない 届くあてない言葉ばかりでつまづいて転びそう 今すぐぎゅっと抱いて君を許してしまいたい 他に何も欲しくはない 明け方の間違い電話の向こうで誰かが泣いてる 何も言えなくて切った 喉が渇いていた セロハンテープで留めたような強がり 風に吹かれてる 本当はいつだって いつだって気付いてと呼んでいたの もうこれ以上 追い詰めたくはない もうこれ以上 涙は飲みこめない 泣きたい時になぜ君はここにいない いない いない 叶うことない願い降り積もって今にも溺れそう こんな日にロックなんて何の役にも立ちはしない 伸ばした手は宙をつかむ そう君のたった一言ですぐに救われるのに 「さよなら、平気」なんてきっと最後に笑ってみせるだろう 二人はどこか似てる優しい嘘つき同士だろう 会いたい時に君はいない 会いたい時に君はいない |