Wait,Catch & Run寝不足の身体に染みわたるカフェイン ツケがまわってきただけさ 懲りてなんかない 昨日と今日の隙間に曖昧なボーダーライン ずっと見張っていたけれど姿は見えない 大丈夫 そんなものにやられたりしない 階段の踊り場で待ち伏せる少年 見覚えのある顔だ そうだ いつかの僕だ 大丈夫 そんなものにやられたりしない 大丈夫 僕らそっぽ向いたりしない 奴等の背後にこっそり忍び込んで その逞しい尾ひれを捕まえろ! 大丈夫 そんなものにやられたりしない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 寝不足の身体に染みわたるカフェイン ツケがまわってきただけさ 懲りてなんかない 昨日と今日の隙間に曖昧なボーダーライン ずっと見張っていたけれど姿は見えない 大丈夫 そんなものにやられたりしない 階段の踊り場で待ち伏せる少年 見覚えのある顔だ そうだ いつかの僕だ 大丈夫 そんなものにやられたりしない 大丈夫 僕らそっぽ向いたりしない 奴等の背後にこっそり忍び込んで その逞しい尾ひれを捕まえろ! 大丈夫 そんなものにやられたりしない |
時間旅行もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい |
サイモンの季節あの頃の彼女達の喜びは 魅力的なコードを探し出すこと 日がな一日名乗りもしない音符は こぼれ落ちたコインのように踊ってる 舌でもてあそぶ高級な言葉は 有能な人の借り物だったけど いつの間にか彼女達の足跡が 約束の刻印のように押されてる sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう 缶詰ドロップのような色彩の クローゼットを持つ混血の彼女は 二年半の時が流れた今なら どんなシャツを選び街へ出るだろう? right and wrong games and traps tops and bottoms 何もかもが彼女達の日々の全て hug and kisses king and slave words and hummings それこそがサイモンの季節の全て ママが話したstrawberry statement 私達は映画じゃないから ラストシーンやエンドマークもあり得ない sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | あの頃の彼女達の喜びは 魅力的なコードを探し出すこと 日がな一日名乗りもしない音符は こぼれ落ちたコインのように踊ってる 舌でもてあそぶ高級な言葉は 有能な人の借り物だったけど いつの間にか彼女達の足跡が 約束の刻印のように押されてる sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう 缶詰ドロップのような色彩の クローゼットを持つ混血の彼女は 二年半の時が流れた今なら どんなシャツを選び街へ出るだろう? right and wrong games and traps tops and bottoms 何もかもが彼女達の日々の全て hug and kisses king and slave words and hummings それこそがサイモンの季節の全て ママが話したstrawberry statement 私達は映画じゃないから ラストシーンやエンドマークもあり得ない sun and moon silver and gold real and romance 何もかもが彼女達の日々の全て loves and hates jokes and lies lucks and troubles それこそがサイモンの季節の全て きっと誰かが笑いとばすだろう きっと私もそれに応えるだろう |
UPSIDE-DOWNロックンロールの末裔は瞳が光るからすぐわかる アンダーグラウンドの血脈はメトロの下を更に深く 心中なんてお断りよ 夢の中で生きたってUPSIDE-DOWN フランス映画を観た後に何でも許せる気になって 浮気なあの子の言い訳に丸め込まれたの 帰り道 人知れず咲いた花がいつか 人知れず実を結んだってUPSIDE-DOWN あぁあなたの横顔は あぁとても素敵よ 愛されたいの 愛されたいの 心配ないと笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN マリオネットはよく笑う 時々おどけて笑わせる でもマリオネットだと気付くまで本気で腹を立てたりしたわ 悲しいニュースに傷付いて 知らないことも罪深いUPSIDE-DOWN あぁあなたの指先で あぁ教えてほしい 愛されたいの 愛されたいの 気のせいだって笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN Am I crazy? Are you crazy? Where am I? Now where are we? I believe in my sanity I believe in your sanity But this world is UPSIDE-DOWN | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | ロックンロールの末裔は瞳が光るからすぐわかる アンダーグラウンドの血脈はメトロの下を更に深く 心中なんてお断りよ 夢の中で生きたってUPSIDE-DOWN フランス映画を観た後に何でも許せる気になって 浮気なあの子の言い訳に丸め込まれたの 帰り道 人知れず咲いた花がいつか 人知れず実を結んだってUPSIDE-DOWN あぁあなたの横顔は あぁとても素敵よ 愛されたいの 愛されたいの 心配ないと笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN マリオネットはよく笑う 時々おどけて笑わせる でもマリオネットだと気付くまで本気で腹を立てたりしたわ 悲しいニュースに傷付いて 知らないことも罪深いUPSIDE-DOWN あぁあなたの指先で あぁ教えてほしい 愛されたいの 愛されたいの 気のせいだって笑ってよ 悩める僕ら それもまぼろし? But my sight is UPSIDE-DOWN Am I crazy? Are you crazy? Where am I? Now where are we? I believe in my sanity I believe in your sanity But this world is UPSIDE-DOWN |
Perfect Happiness南へと続く坂道のその上の 空は金色に光ってる もうすぐ雨は止むでしょう ずぶ濡れの僕らは声上げてはしゃいでる 子供のようにシャツを絞っては笑う それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に小さな奇跡 Perfect Happiness ほんの少しだけ痛みを忘れるような 僕が僕であることを忘れるような 背中を抱きしめるような ねえ いつか僕らにお別れの時が来る その後も君を笑わせるような そんな それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness この世界は ほら喜びに満ちて Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に 奇跡はそこに 真冬の朝のコーヒーとミルクと新聞の香り 覚えたばかりの花の名前 その色 フェンス越しの校舎 小さな制服の群れ 夜道を彩るネオン グラスとグラスの触れ合う音 スタジアム揺らす大歓声とボールが描く放物線 昔々の英雄のストーリー 歌い継がれる恋のメロディ 遥か上空から見たこの国の形 Perfect Happiness Perfect Happiness Perfect Happiness | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 南へと続く坂道のその上の 空は金色に光ってる もうすぐ雨は止むでしょう ずぶ濡れの僕らは声上げてはしゃいでる 子供のようにシャツを絞っては笑う それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に小さな奇跡 Perfect Happiness ほんの少しだけ痛みを忘れるような 僕が僕であることを忘れるような 背中を抱きしめるような ねえ いつか僕らにお別れの時が来る その後も君を笑わせるような そんな それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness この世界は ほら喜びに満ちて Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に 奇跡はそこに 真冬の朝のコーヒーとミルクと新聞の香り 覚えたばかりの花の名前 その色 フェンス越しの校舎 小さな制服の群れ 夜道を彩るネオン グラスとグラスの触れ合う音 スタジアム揺らす大歓声とボールが描く放物線 昔々の英雄のストーリー 歌い継がれる恋のメロディ 遥か上空から見たこの国の形 Perfect Happiness Perfect Happiness Perfect Happiness |
サークル蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル |
Money愛の言葉は安くなって ダイヤモンドの方がずっとすてき 何千年もの時を越えて 私に会うのを待っていたのね Money… 私を駆り立てるMoney 幸せの正体は何かしら? 愛されたらそれで幸せかしら? 狩人に幸せはあるかしら? 光る石 そして私 Money 爪が伸びゆく速度で 時が流れるのを知って 朝陽の当たるこの部屋で 週末からずっとコーヒーを切らして Money… 私を悩ませるMoney 満たされることってあるかしら? いつも少し足りないの なぜかしら? 双眼鏡をのぞくその先に 手を伸ばして 空を切って Money 冬には花咲く季節を 春にはぎらつく太陽を 夏には色づく木の葉を 秋には炎のぬくもりを まだ見ぬ人 まだ見ぬ人 待ち焦がれる 待ち焦がれて 私とMoney | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 愛の言葉は安くなって ダイヤモンドの方がずっとすてき 何千年もの時を越えて 私に会うのを待っていたのね Money… 私を駆り立てるMoney 幸せの正体は何かしら? 愛されたらそれで幸せかしら? 狩人に幸せはあるかしら? 光る石 そして私 Money 爪が伸びゆく速度で 時が流れるのを知って 朝陽の当たるこの部屋で 週末からずっとコーヒーを切らして Money… 私を悩ませるMoney 満たされることってあるかしら? いつも少し足りないの なぜかしら? 双眼鏡をのぞくその先に 手を伸ばして 空を切って Money 冬には花咲く季節を 春にはぎらつく太陽を 夏には色づく木の葉を 秋には炎のぬくもりを まだ見ぬ人 まだ見ぬ人 待ち焦がれる 待ち焦がれて 私とMoney |
写真東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ |
狼疲れた身体を夜更けに洗う 寝静まった街 頼りない月 裸足の爪先真っ赤に塗れば 灯台みたいに行く先照らせ 私が脱ぎ散らかしたシャツの山 まだ情熱の匂いがしている それを誰が止められるというのだろう? 私の幸せ 私が決める 疲れた身体はベッドに沈む 眠りが来るのをじっと待っている 夢の中でくらい自由でいたいのに 夢の中でさえ私は私 逃げ出すことができないのなら この心も身体も背負ってゆくだけ それを誰が止められるというのだろう? 私の涙 私のものよ 他の誰かと違う私に もう怯えないで愛せるように 疲れた身体を抱きしめている 寝静まった街 頼りない月 | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 疲れた身体を夜更けに洗う 寝静まった街 頼りない月 裸足の爪先真っ赤に塗れば 灯台みたいに行く先照らせ 私が脱ぎ散らかしたシャツの山 まだ情熱の匂いがしている それを誰が止められるというのだろう? 私の幸せ 私が決める 疲れた身体はベッドに沈む 眠りが来るのをじっと待っている 夢の中でくらい自由でいたいのに 夢の中でさえ私は私 逃げ出すことができないのなら この心も身体も背負ってゆくだけ それを誰が止められるというのだろう? 私の涙 私のものよ 他の誰かと違う私に もう怯えないで愛せるように 疲れた身体を抱きしめている 寝静まった街 頼りない月 |
Nobody Girl, Nobody Boy金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る |
Thrill絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! |
六月のブルースその履き慣れた薄汚いブーツを今脱げたなら どこまでだってつきまとうこの影もきっと外せるさ そしたら君の青い車を月夜の晩に盗んで 誰も知らない街に着いたら電話してさよならだけ言うんだ Me and My shadow クリーム状の夕暮れの街 Me and My shadow 逆立ちしても今にも負けそう こんな子供じみた発想など失くしたと思っていた 見知らぬ人の幸せと不幸の電波が飛び交っている 何万本のリボンがこの指の隙間をすり抜けていく 今ならそっと私が消えて雨が足跡消しても 誰もがそうさ 気付かないままうまくいきそうな気がする Me and My shadow ゼブラ模様の夕暮れの街 Me and My shadow 不意打ちされて上手に転びたい 泥だらけの私の爪先が踏み出す所はどこだろう? 踏み出す所へついて行こう | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | その履き慣れた薄汚いブーツを今脱げたなら どこまでだってつきまとうこの影もきっと外せるさ そしたら君の青い車を月夜の晩に盗んで 誰も知らない街に着いたら電話してさよならだけ言うんだ Me and My shadow クリーム状の夕暮れの街 Me and My shadow 逆立ちしても今にも負けそう こんな子供じみた発想など失くしたと思っていた 見知らぬ人の幸せと不幸の電波が飛び交っている 何万本のリボンがこの指の隙間をすり抜けていく 今ならそっと私が消えて雨が足跡消しても 誰もがそうさ 気付かないままうまくいきそうな気がする Me and My shadow ゼブラ模様の夕暮れの街 Me and My shadow 不意打ちされて上手に転びたい 泥だらけの私の爪先が踏み出す所はどこだろう? 踏み出す所へついて行こう |
W DIAMOND悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! |
My name is Boogie少しくらいのジャンキーなら この両腕に抱えてあげるわ ろくでなしにもわりと縁があるの 夢見の悪いファドは丸めて 健康なあの娘に預けておいで 病んでいる君には刺激が強いみたい 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに 首筋に追いつきそうなブルーより速く手を引いてよ バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie なるべくいい子でいようとするから 面倒は起こさないわ 約束をするわ カーニバルには日常が必要よ 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに ほんの少し賢くやって それで君はもっと楽しめるから バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ ヒール壊したって損はない My name is Boogie | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 少しくらいのジャンキーなら この両腕に抱えてあげるわ ろくでなしにもわりと縁があるの 夢見の悪いファドは丸めて 健康なあの娘に預けておいで 病んでいる君には刺激が強いみたい 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに 首筋に追いつきそうなブルーより速く手を引いてよ バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie なるべくいい子でいようとするから 面倒は起こさないわ 約束をするわ カーニバルには日常が必要よ 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに ほんの少し賢くやって それで君はもっと楽しめるから バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ ヒール壊したって損はない My name is Boogie |
卒業街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね |
チェルシーチェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | 森俊之 | チェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー |
恋に落ちて「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 誰かが微笑んで 僕に囁くだろう 僕もただ微笑んで 少し目を逸らすだけ 恋に落ちて 止まった時計 モノクロームの街 遠い異国の 迷子のように立ちすくむ 恋を知って 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 なんて嘘さ なんて嘘さ | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 田村キョウコ | | 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 誰かが微笑んで 僕に囁くだろう 僕もただ微笑んで 少し目を逸らすだけ 恋に落ちて 止まった時計 モノクロームの街 遠い異国の 迷子のように立ちすくむ 恋を知って 「君はまだ若く叶わぬことは何もない 全てを忘れて夢を追えばいい」 なんて嘘さ なんて嘘さ |
公園やわらかい唇を指でふさいで 真夜中の公園へ忍び込むのよ 遠くでクラクションが響いていたっけ 笑い声がこぼれる 春の月はおぼろ 誰にもわけてあげないもの 君にはわけてあげられる 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう 静かな海のように君は波打っていた 私は魚のように泳げる気がした このまま目を閉じれば眠ってしまいそう 全て見逃したくはないわ でもそれもいいわ 誰からも隠していたこと 君には見せてあげられる 風下に立って受けとめて 私はどこまで本気なんだろう もうすぐ二人に朝が来て 魔法はとけてしまうだろうか 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | やわらかい唇を指でふさいで 真夜中の公園へ忍び込むのよ 遠くでクラクションが響いていたっけ 笑い声がこぼれる 春の月はおぼろ 誰にもわけてあげないもの 君にはわけてあげられる 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう 静かな海のように君は波打っていた 私は魚のように泳げる気がした このまま目を閉じれば眠ってしまいそう 全て見逃したくはないわ でもそれもいいわ 誰からも隠していたこと 君には見せてあげられる 風下に立って受けとめて 私はどこまで本気なんだろう もうすぐ二人に朝が来て 魔法はとけてしまうだろうか 忘れないでいて すぐに忘れて どっちが嘘で本当だろう |
カナリアあの波のむこうに金色の羽根 濡らして漂うカナリア 忘れた歌声は忘れたままに 想い出を抱いたカナリア 私の唇が歌声忘れたら きっとカナリアのように海へと旅立つの 昨日と違う今日ここに訪れたら 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 誰かの喜びも悲しみさえも かわりに綴ったカナリア 私の唇が言葉をなくしたら きっとカナリアのように海へと旅立つの その役目を終えた過去に気付いた日に 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 小さな舟からはきらきら光る街の灯が見える さよなら | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | あの波のむこうに金色の羽根 濡らして漂うカナリア 忘れた歌声は忘れたままに 想い出を抱いたカナリア 私の唇が歌声忘れたら きっとカナリアのように海へと旅立つの 昨日と違う今日ここに訪れたら 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 誰かの喜びも悲しみさえも かわりに綴ったカナリア 私の唇が言葉をなくしたら きっとカナリアのように海へと旅立つの その役目を終えた過去に気付いた日に 砂浜に小さな舟が迎えにくるの 小さな舟からはきらきら光る街の灯が見える さよなら |
Feb.Songああ 空は雫の形になって ああ 街路樹の枝先で膨らんでる Winter won't be long Winter won't be long ああ いつの間にか僕らは大人になって 重いコートの奥 隠してるのさ ためらってるのさ 小さな嵐 わがまま Winter won't be long Winter won't be long ああ こんな日は名前を呼んでもらいたい ねえ あなたは名前を呼ぶのがとてもとても上手だね | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ああ 空は雫の形になって ああ 街路樹の枝先で膨らんでる Winter won't be long Winter won't be long ああ いつの間にか僕らは大人になって 重いコートの奥 隠してるのさ ためらってるのさ 小さな嵐 わがまま Winter won't be long Winter won't be long ああ こんな日は名前を呼んでもらいたい ねえ あなたは名前を呼ぶのがとてもとても上手だね |
鶏頭のブルース余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている |
スマートボールブルース弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ |
ラジオが鳴ってるラジオが鳴ってる 一日が始まる 窓を開けたからやっと一人きりじゃない 強い悲しみが君の手を引いて 朝靄の街駆け抜けてゆく その逃げ足はとても速いので とうとう僕はその姿を見失った ラジオが鳴ってる 君の名前を呼ぶ 窓を開けてみても君のいない春 ある晴れた朝 僕のドアを開け 帰ってきたのはボロボロの君 僕は急いでバスタブに湯を張って 君をつっこんでブラシで髪をとかした 思っていたよりも君は手強いんだね ごめんねのかわりに二人 声をあげて笑った ラジオが鳴ってる 一日が始まる 僕らが欲しいのは今日にふさわしいミュージック | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | ラジオが鳴ってる 一日が始まる 窓を開けたからやっと一人きりじゃない 強い悲しみが君の手を引いて 朝靄の街駆け抜けてゆく その逃げ足はとても速いので とうとう僕はその姿を見失った ラジオが鳴ってる 君の名前を呼ぶ 窓を開けてみても君のいない春 ある晴れた朝 僕のドアを開け 帰ってきたのはボロボロの君 僕は急いでバスタブに湯を張って 君をつっこんでブラシで髪をとかした 思っていたよりも君は手強いんだね ごめんねのかわりに二人 声をあげて笑った ラジオが鳴ってる 一日が始まる 僕らが欲しいのは今日にふさわしいミュージック |
約束のワルツ誰にも見つからないように 曲がり角を越えてから少し泣いた 桜も一緒に泣いていた 君が愛したこの街に 季節はもう何度も巡ってきて 幸せな顔をした夕暮れに染まってゆく 言えなかった気持ちも こんな日になら 私の身体を抜け出して 君に届くかも 約束するよ 忘れないよ 確かに君がここにいたことを 私の胸の奥に灯る君のぬくもりを 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私になって 君に会いにゆく 時間が私の肩を抱き 悲しみから少しずつ遠ざかる 来た道を何度でも振り返り歩いてゆく 数え切れぬ夜を越え 膝を抱えて 君のためにできること 今ならわかるの 約束するよ 忘れないよ 確かに君を愛したことを 私の隣りに並んでいた君の足跡を 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私の言葉で君に伝えたい 暮れてゆく西の空の彼方 爪先で立って遠くまで どこまでも揺れて流れてゆけ 約束の歌 | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 誰にも見つからないように 曲がり角を越えてから少し泣いた 桜も一緒に泣いていた 君が愛したこの街に 季節はもう何度も巡ってきて 幸せな顔をした夕暮れに染まってゆく 言えなかった気持ちも こんな日になら 私の身体を抜け出して 君に届くかも 約束するよ 忘れないよ 確かに君がここにいたことを 私の胸の奥に灯る君のぬくもりを 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私になって 君に会いにゆく 時間が私の肩を抱き 悲しみから少しずつ遠ざかる 来た道を何度でも振り返り歩いてゆく 数え切れぬ夜を越え 膝を抱えて 君のためにできること 今ならわかるの 約束するよ 忘れないよ 確かに君を愛したことを 私の隣りに並んでいた君の足跡を 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私の言葉で君に伝えたい 暮れてゆく西の空の彼方 爪先で立って遠くまで どこまでも揺れて流れてゆけ 約束の歌 |
しゃぼんのブルース真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの |
春宵感懐雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 | サンタラ | 中原中也 | 砂田和俊・田村キョウコ | | 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 |
Solitude嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? |
非情の街「あの街を覚えているかって? さぁな、ずいぶん昔のことだ。 いられなくなったのよ。 トラブル起こしちまってね。 おいらもまだ若かった。 まだ… ちょうどあんたくらいの年だったかな。 あれからずっと流れ者よ…。 そうかい。 あんた… あの街へ行ったのかい。」 偽物の赤い石 胸に光らせている テーブルの小説はずっと閉じられたままに サルビアの横に立ち 遠くを見つめている 旅人の作り話まだ信じているままに この街はいつからか 太陽ばかりが強くなり 乾いた風が通り抜けて 誰かの夢の色を盗む 「This is a news breakin' out. The early morning of 23rd, on the street of Los Almos. A new information has been disclosed on the case of man murdered. The midnight of 22nd, a local male who was meeting his wife, is known missing. The male is approximately 5 foot 8 tall, and has brown eyes and hair. He called himself “Jack”, but his real name is unknown.」 どうかここから連れ出して 私が化石になる前に 乾いた風が通り抜けて 誰かの言葉をかき消した | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 「あの街を覚えているかって? さぁな、ずいぶん昔のことだ。 いられなくなったのよ。 トラブル起こしちまってね。 おいらもまだ若かった。 まだ… ちょうどあんたくらいの年だったかな。 あれからずっと流れ者よ…。 そうかい。 あんた… あの街へ行ったのかい。」 偽物の赤い石 胸に光らせている テーブルの小説はずっと閉じられたままに サルビアの横に立ち 遠くを見つめている 旅人の作り話まだ信じているままに この街はいつからか 太陽ばかりが強くなり 乾いた風が通り抜けて 誰かの夢の色を盗む 「This is a news breakin' out. The early morning of 23rd, on the street of Los Almos. A new information has been disclosed on the case of man murdered. The midnight of 22nd, a local male who was meeting his wife, is known missing. The male is approximately 5 foot 8 tall, and has brown eyes and hair. He called himself “Jack”, but his real name is unknown.」 どうかここから連れ出して 私が化石になる前に 乾いた風が通り抜けて 誰かの言葉をかき消した |
より道長い階段をのぼる 息を切らして鳥居をくぐる 蝉の声が夕立のように降る ここから小さな町の生活が見渡せる ここからは河沿いのあなたのお家も見えます 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 慣れない靴が私の小指をいじめるのです あなたの家の庭で風にゆれる白いシーツは 幸せの印 それは生活を選んだ幸せの旗 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 歩き過ぎて私はのぼせてしまったのです 子供の頃と同じ場所に今立ってみても 思い出すことはあまりない あれは遠い遠い昔の事 | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 長い階段をのぼる 息を切らして鳥居をくぐる 蝉の声が夕立のように降る ここから小さな町の生活が見渡せる ここからは河沿いのあなたのお家も見えます 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 慣れない靴が私の小指をいじめるのです あなたの家の庭で風にゆれる白いシーツは 幸せの印 それは生活を選んだ幸せの旗 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 歩き過ぎて私はのぼせてしまったのです 子供の頃と同じ場所に今立ってみても 思い出すことはあまりない あれは遠い遠い昔の事 |
湖上ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂から滴垂る水の音は 昵懇しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 | サンタラ | 中原中也 | 砂田和俊・田村キョウコ | | ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂から滴垂る水の音は 昵懇しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 |
昨日の影昨日の影は 私の足元に貼り付いた影は 昨日の夜が 訳知りな顔して連れて去ったわ 昨日の影よ あなたはあなたで幸せになりな 振り向かないで 後ろ姿をそっと見送るから 大事な手紙は風に遊ばれて 時々遅れてここまで届く でももう手遅れよ Yesterday is a stranger to me 昨日の恋よ 水に落とした深いインディゴのインク それは静かに それは密やかに とても確かに この物語の行方を知りたくて 誰もが明日へ急いでいるわ でも追いつくことはない Tomorrow is a stranger to me 昨日の影よ 後ろ姿をそっと見送るから | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | 昨日の影は 私の足元に貼り付いた影は 昨日の夜が 訳知りな顔して連れて去ったわ 昨日の影よ あなたはあなたで幸せになりな 振り向かないで 後ろ姿をそっと見送るから 大事な手紙は風に遊ばれて 時々遅れてここまで届く でももう手遅れよ Yesterday is a stranger to me 昨日の恋よ 水に落とした深いインディゴのインク それは静かに それは密やかに とても確かに この物語の行方を知りたくて 誰もが明日へ急いでいるわ でも追いつくことはない Tomorrow is a stranger to me 昨日の影よ 後ろ姿をそっと見送るから |
charms銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | サンタラ | 銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる |
ロージーお行儀いいねって言われたいの だって私は女だし とりかえっこはできないし 賢い人って言われたいの だっていつか陽は沈むんだし たいしてお金も持ってないし Oh ロージー 憎めないのよ 鈍感な君の ロージー 小鹿みたいなその瞳も でも私のものに手を出さないで! 月並みの良さを知りかけてるの 身体にいいこと知ってるし リビングルームは暇じゃないし ドラマはドラマと割り切りたいの 空高く光る星座達 眺めてるだけで満足よ Oh ロージー わからないのよ年下の君は ロージー 他の誰かになりたいの? でも私の後ろつけてこないで! uh baby, you must be joking… oh ロージー憎めないのよ 寂しがり屋ね ロージーひとり遊びが苦手な子 でも私のものに手を出さないでね | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | お行儀いいねって言われたいの だって私は女だし とりかえっこはできないし 賢い人って言われたいの だっていつか陽は沈むんだし たいしてお金も持ってないし Oh ロージー 憎めないのよ 鈍感な君の ロージー 小鹿みたいなその瞳も でも私のものに手を出さないで! 月並みの良さを知りかけてるの 身体にいいこと知ってるし リビングルームは暇じゃないし ドラマはドラマと割り切りたいの 空高く光る星座達 眺めてるだけで満足よ Oh ロージー わからないのよ年下の君は ロージー 他の誰かになりたいの? でも私の後ろつけてこないで! uh baby, you must be joking… oh ロージー憎めないのよ 寂しがり屋ね ロージーひとり遊びが苦手な子 でも私のものに手を出さないでね |
街が死んだらきしむ手首もう動きはしない 多感な彼はKing of Folk 今となっては誰の物でもない 早撃ちジョニー Gのブルース セミヌードそれは半端な告白 電話口で匿名の抗議 「少年よ、今まさに太陽が落ちてゆく」 パレードの後はいつだってそうさ 胸の前で十字を切って 私はEjectボタンを押す 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 使い古したロマンス集めて リボンかけたようなラブソング これでどうなのbaby これなら欲しいだろう? ママのバースデイにはロック 君こそ麗しの我がボニー ジーンズで両手を拭って 「イチゴ味のキャンディに最後のお別れを」 はずかしげに少女は笑って 大きな月の夜を背負って また一人サーカスに流れてゆく 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 南京錠に錆びつくダンス いつか街が死んだら 安いギター抱え地下へと続け! 君を独りにはしないよ | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | きしむ手首もう動きはしない 多感な彼はKing of Folk 今となっては誰の物でもない 早撃ちジョニー Gのブルース セミヌードそれは半端な告白 電話口で匿名の抗議 「少年よ、今まさに太陽が落ちてゆく」 パレードの後はいつだってそうさ 胸の前で十字を切って 私はEjectボタンを押す 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 使い古したロマンス集めて リボンかけたようなラブソング これでどうなのbaby これなら欲しいだろう? ママのバースデイにはロック 君こそ麗しの我がボニー ジーンズで両手を拭って 「イチゴ味のキャンディに最後のお別れを」 はずかしげに少女は笑って 大きな月の夜を背負って また一人サーカスに流れてゆく 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 南京錠に錆びつくダンス いつか街が死んだら 安いギター抱え地下へと続け! 君を独りにはしないよ |
I Wonder“Moon” “Shine” “Moonshiner” “Sky” “Scrape” “Skyscraper” I think about the way of working this world Maybe I'll catch the shadow of this world Someday... “Gold” “Mine” “Gold miner” “Story” “Tell” “Storyteller” You think about the way of working this world ? Maybe you'll catch the shadow of this world In the land of far away, when a butterfly flapps, A golden apple falls into my hand I wonder... Well, Somebody's callin' my name Before I knew it, It's already this late To be continued | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | “Moon” “Shine” “Moonshiner” “Sky” “Scrape” “Skyscraper” I think about the way of working this world Maybe I'll catch the shadow of this world Someday... “Gold” “Mine” “Gold miner” “Story” “Tell” “Storyteller” You think about the way of working this world ? Maybe you'll catch the shadow of this world In the land of far away, when a butterfly flapps, A golden apple falls into my hand I wonder... Well, Somebody's callin' my name Before I knew it, It's already this late To be continued |
Little Freakここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 銀の針を突き刺して まぼろしは弾け飛んだ 長い長い夢から覚めただけさ Little Freak & Me ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 新しいベッドなら きっとすぐに見つかるさ 淋しがりやの隣りはいつだって君のためにある ここから出ておゆき Little Freak 空は荒れるだろう 思い出は渦を巻き空へ帰るだろう ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 銀の針を突き刺して まぼろしは弾け飛んだ 長い長い夢から覚めただけさ Little Freak & Me ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 新しいベッドなら きっとすぐに見つかるさ 淋しがりやの隣りはいつだって君のためにある ここから出ておゆき Little Freak 空は荒れるだろう 思い出は渦を巻き空へ帰るだろう ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい |
DEAD OR ALIVE灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE |
都会の夏の夜月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 | サンタラ | 中原中也 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 |
観覧車観覧車の灯は消え 回転木馬は眠りについたとこ 人々はゲートから流れ出る 夢の続きはまた今度ね 風が微熱をさらってゆくよ なんて なんてつれないそぶり 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら違う気もするわ 悔しくてそれが少し怖くて ただ好きだよと言っただけ 言えなかった気持ちは 片方なくした靴に似ている このままじゃお家に帰れない 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら子供じみてるわ 悔しくてそれが少し怖くて わざと手をほどいただけ ただ好きだよと言っただけ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 観覧車の灯は消え 回転木馬は眠りについたとこ 人々はゲートから流れ出る 夢の続きはまた今度ね 風が微熱をさらってゆくよ なんて なんてつれないそぶり 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら違う気もするわ 悔しくてそれが少し怖くて ただ好きだよと言っただけ 言えなかった気持ちは 片方なくした靴に似ている このままじゃお家に帰れない 君の世界の全部がほしい でも言葉にしたら子供じみてるわ 悔しくてそれが少し怖くて わざと手をほどいただけ ただ好きだよと言っただけ |
バースデイブルースとても暑い日に 暑い日に 私は生まれたの 路地裏にさえ陽炎が踊った昼下がり 夏は何度も巡り来て その度脱ぎ捨てる 抜け殻達はいつの間に消えていったのだろう 時が経つのはいいわ だんだん賢くなるわ でも時が経つのは嫌ね もうこの背中に翼が生えることはないでしょう 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 粉雪の舞う寒い夜 私は生まれたの そうよ大人達 空を見上げ私を名付けたの 時が経つのはいいわ 愛を信じているわ でも時が経つのは嫌ね 愛は時々私の両目を塞ぐのだもの 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 記念日は嬉しくて少し悲しいもの | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | とても暑い日に 暑い日に 私は生まれたの 路地裏にさえ陽炎が踊った昼下がり 夏は何度も巡り来て その度脱ぎ捨てる 抜け殻達はいつの間に消えていったのだろう 時が経つのはいいわ だんだん賢くなるわ でも時が経つのは嫌ね もうこの背中に翼が生えることはないでしょう 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 粉雪の舞う寒い夜 私は生まれたの そうよ大人達 空を見上げ私を名付けたの 時が経つのはいいわ 愛を信じているわ でも時が経つのは嫌ね 愛は時々私の両目を塞ぐのだもの 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 記念日は嬉しくて少し悲しいもの |
今夜はきっと眠れない僕らはおかしなことばかり話す 僕ら自身に魔法をかけるように 大きな魚を釣ったとか 不思議な夢のことだとか 二人でいる時のあなたはむしろ 友達の誰もが知っているより ずっと可愛くて ずっとやわらかい uh…悲しいことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない あなたが誘ったの?それとも僕が? 遠まわりして知らない道を行こう 遠い国のことだとか 生まれた町のことだとか uh…明日のことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 僕らはおかしなことばかり話す 僕ら自身に魔法をかけるように 大きな魚を釣ったとか 不思議な夢のことだとか 二人でいる時のあなたはむしろ 友達の誰もが知っているより ずっと可愛くて ずっとやわらかい uh…悲しいことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない あなたが誘ったの?それとも僕が? 遠まわりして知らない道を行こう 遠い国のことだとか 生まれた町のことだとか uh…明日のことも忘れそう uh…今夜はきっと眠れない |
R70噂は波間の魚の群れ ビルの影 すえた臭い 右頬をかすめゆく夜の速度 吐け口は早熟なコール&レスポンス 遠い昔私達は背景のない互いを愛せたのに もう忘れた? 見え透いた虚勢はいつも太陽に弱いと知っているけど その魅力を否定できる? 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで副産物としての距離で挨拶をかわしましょう メトロの追い風に襟を立てる ここからが勝負のエリア 勘違いの約束が効を奏して また巡ってきた愛すべきゴースト 出会ってしまったのも運命ね 極彩色むき出しの音楽 身体に悪いの 暗示にかけられた私が立ち尽くすのは炎天下のクロスロード 待ち人は来ない 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで偶発的な出会いに乾杯 そして私と一緒に行こう 汗をかいたグラスのスリル 浮かんで消える景色はアナログ 螺旋階段を上るハイ&ロウ グレイハウンドの鳴き声 Route70 Route70, Lay it down on my knees… | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 噂は波間の魚の群れ ビルの影 すえた臭い 右頬をかすめゆく夜の速度 吐け口は早熟なコール&レスポンス 遠い昔私達は背景のない互いを愛せたのに もう忘れた? 見え透いた虚勢はいつも太陽に弱いと知っているけど その魅力を否定できる? 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで副産物としての距離で挨拶をかわしましょう メトロの追い風に襟を立てる ここからが勝負のエリア 勘違いの約束が効を奏して また巡ってきた愛すべきゴースト 出会ってしまったのも運命ね 極彩色むき出しの音楽 身体に悪いの 暗示にかけられた私が立ち尽くすのは炎天下のクロスロード 待ち人は来ない 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで偶発的な出会いに乾杯 そして私と一緒に行こう 汗をかいたグラスのスリル 浮かんで消える景色はアナログ 螺旋階段を上るハイ&ロウ グレイハウンドの鳴き声 Route70 Route70, Lay it down on my knees… |
エルザの憂鬱男の子とばかり遊んでいるうちに 男の子にはなれないってよくわかった まるで不機嫌なエルザ 馬鹿ね爪の先まで真っ黒 違うの違うの ごめんね 言いたかったのはそんなことじゃないんだけど うまく言えないわ 鉛筆を軽く握って点と点を結んでごらん いつの間にか素敵な模様ができあがる 一月も二月もその先も 幸せは誰もがそうして作るのと 夢はそうして叶うのと教わったけれど 思っていたよりもずっとみんな飽きっぽい 優しい人 なんだか物足りない 恋人は短気で 私は軽はずみ ちぐはぐでいびつな僕らそれもまた愛おしい なんてがっかりさせないで 付き合いきれないわ でもちょっと違うの 本当に言いたかったのは そんな味気ないことじゃないんだけど うまく言えないわ | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 男の子とばかり遊んでいるうちに 男の子にはなれないってよくわかった まるで不機嫌なエルザ 馬鹿ね爪の先まで真っ黒 違うの違うの ごめんね 言いたかったのはそんなことじゃないんだけど うまく言えないわ 鉛筆を軽く握って点と点を結んでごらん いつの間にか素敵な模様ができあがる 一月も二月もその先も 幸せは誰もがそうして作るのと 夢はそうして叶うのと教わったけれど 思っていたよりもずっとみんな飽きっぽい 優しい人 なんだか物足りない 恋人は短気で 私は軽はずみ ちぐはぐでいびつな僕らそれもまた愛おしい なんてがっかりさせないで 付き合いきれないわ でもちょっと違うの 本当に言いたかったのは そんな味気ないことじゃないんだけど うまく言えないわ |
バリトンギターと科学博物館のために信号渡れば 都会の森は今みどり 誰だか知らない人 称えた記念碑 光のその奥の その奥の ミュージアムが目当てさ あなたは知っている? 大理石の柱に眠る大きなアンモナイト この世に垂直に 音もなく 時間が降り積もってゆく やがて水は枯れ果て 喜びも涙も遥か遠く 忘れる 静かに 静かに 耳を澄ましているの 無口な化石と この世に時間が降る | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 信号渡れば 都会の森は今みどり 誰だか知らない人 称えた記念碑 光のその奥の その奥の ミュージアムが目当てさ あなたは知っている? 大理石の柱に眠る大きなアンモナイト この世に垂直に 音もなく 時間が降り積もってゆく やがて水は枯れ果て 喜びも涙も遥か遠く 忘れる 静かに 静かに 耳を澄ましているの 無口な化石と この世に時間が降る |
恋するディーン月は西に沈んだ もう角を何度も曲がった そう これがそうなんだってすぐにわかったのさ My babe, You're my babe 誰かが振り向いた 何か言いたそうな顔だった ねえ こんな夜にはミスター 何の疑問もない My babe, You're my babe もし勘違いならばそれもいいだろう もし勘違いならば持て余す感じもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための君なのか言って 恋するディーン 恋するマリーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! 昨日も明日もなくて ただそこに今日しかなくて 今空から降ってきた二人のように愛し合えたら You're my babe 躊躇うのならば躊躇う君もいい その瞬きを数え心を焦がすのもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための僕なのか訊いて 恋するディーン 恋するマリーン 微熱混じり 足取りはきっと そうさ僕は恋するディーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 月は西に沈んだ もう角を何度も曲がった そう これがそうなんだってすぐにわかったのさ My babe, You're my babe 誰かが振り向いた 何か言いたそうな顔だった ねえ こんな夜にはミスター 何の疑問もない My babe, You're my babe もし勘違いならばそれもいいだろう もし勘違いならば持て余す感じもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための君なのか言って 恋するディーン 恋するマリーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! 昨日も明日もなくて ただそこに今日しかなくて 今空から降ってきた二人のように愛し合えたら You're my babe 躊躇うのならば躊躇う君もいい その瞬きを数え心を焦がすのもいい 恋するディーン 恋するマリーン 誰のための僕なのか訊いて 恋するディーン 恋するマリーン 微熱混じり 足取りはきっと そうさ僕は恋するディーン ラストシーンを見せて Beep, beep beep beep, Yeah! |
臆病者のブルース期限切れのダンボール 非常口を塞いでる 部屋の奥での彼らは長い話が終わらない 今日もただ ドーナツ型のトローチに 震える右手伸ばしても 誇り高き友よ 君はそれを許さない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? 何ひとつ動かない午後 ティーカップの向こう岸 期待通りの彼女は長い話が終わらない 今日もただ 君と二人して笑った 「Mama don't preach, Please don't preach !」 あぁそんなものは私には関係がない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 期限切れのダンボール 非常口を塞いでる 部屋の奥での彼らは長い話が終わらない 今日もただ ドーナツ型のトローチに 震える右手伸ばしても 誇り高き友よ 君はそれを許さない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? 何ひとつ動かない午後 ティーカップの向こう岸 期待通りの彼女は長い話が終わらない 今日もただ 君と二人して笑った 「Mama don't preach, Please don't preach !」 あぁそんなものは私には関係がない 本当は何もわかってないだろ? ただそんな風に言ってみたいだけだろ? |
裏庭裏庭の小さな青い蛇 カルメンと名付けた青い蛇 空を仰いで 雲を呼んで 遠い雷鳴 濡れた芝が踝をくすぐって マグノリアも覚悟を決めている ステップ踏んで 髪を揺らして もうそこまで 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を感じるでしょう? もう子供じゃない 満月に庭中が手を伸ばす 私はベッドで耳を澄ましている 風が通って 星が誘って カルメンが歌う喜びの歌 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を受けとめて もう子供じゃない | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 裏庭の小さな青い蛇 カルメンと名付けた青い蛇 空を仰いで 雲を呼んで 遠い雷鳴 濡れた芝が踝をくすぐって マグノリアも覚悟を決めている ステップ踏んで 髪を揺らして もうそこまで 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を感じるでしょう? もう子供じゃない 満月に庭中が手を伸ばす 私はベッドで耳を澄ましている 風が通って 星が誘って カルメンが歌う喜びの歌 私の裏庭においで ほら夏が降りてくる 君になら見せてあげる この気配を受けとめて もう子供じゃない |
僕と詩人とメール街であの夜 僕らふと目が合って 賑やかな店 その片隅で 空っぽのワイングラス いくつも並べて 何故だか君は僕を選んだ それからずっと それからたまに 僕と詩人はメール街で 切り過ぎた爪 熱い指先 まだ見ぬ人を焦がれるような瞳 いつでも彼はそんな調子で 僕と詩人はメール街で 隣の席の誰かが今夜も 知らん顔して僕らの話 聴いている いつか失くした遠い記憶や宛てのない手紙 治ったはずの悪い癖 切なくて胸が痛むようで ずっとこうしていたいようで ねぇ 君ならうまく言えるだろう? ねぇ 誰もがどうしてこんなに孤独なんだ? ねぇ 僕らはどこへ帰りたいんだい? ここではないどこかへ 小さな路地の空は狭くて 君はいつでも先を歩いた 右と左に別れた後で 君は振り向いて言った 「それを探してる。ずっとそれを探してる。」 枯葉を踏んで背中が遠ざかる 時間のトンネル抜けてまたここで会おう 自由はここにある 僕と詩人はメール街で 僕と詩人とメール街で | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | あの夜 僕らふと目が合って 賑やかな店 その片隅で 空っぽのワイングラス いくつも並べて 何故だか君は僕を選んだ それからずっと それからたまに 僕と詩人はメール街で 切り過ぎた爪 熱い指先 まだ見ぬ人を焦がれるような瞳 いつでも彼はそんな調子で 僕と詩人はメール街で 隣の席の誰かが今夜も 知らん顔して僕らの話 聴いている いつか失くした遠い記憶や宛てのない手紙 治ったはずの悪い癖 切なくて胸が痛むようで ずっとこうしていたいようで ねぇ 君ならうまく言えるだろう? ねぇ 誰もがどうしてこんなに孤独なんだ? ねぇ 僕らはどこへ帰りたいんだい? ここではないどこかへ 小さな路地の空は狭くて 君はいつでも先を歩いた 右と左に別れた後で 君は振り向いて言った 「それを探してる。ずっとそれを探してる。」 枯葉を踏んで背中が遠ざかる 時間のトンネル抜けてまたここで会おう 自由はここにある 僕と詩人はメール街で 僕と詩人とメール街で |
ブラックワゴンバイパス沿いの薄緑色のフェンス からみついた下品なバラの大輪 「あんたはきっと私以下だわ」 よくある景色だ シンクにかさばるグラスもそのまま置いてきたの 終わりを決めなくちゃ 永遠に追いかけっこだもん 太陽がオレンジに燻って 青い青い夜を急かしている ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない 相変わらずで薬はちっとも効いてくれないし 少しだけ賢くなって 引き換えにほしい物なんてないもん 幸運が私に残っているのなら 今全部使ってもいいんだ ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない その足元にばら撒かれたベクトル 気軽に選んだら? ベンディングマシーンのボタン押すように どれ一つハズレはないはず ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | バイパス沿いの薄緑色のフェンス からみついた下品なバラの大輪 「あんたはきっと私以下だわ」 よくある景色だ シンクにかさばるグラスもそのまま置いてきたの 終わりを決めなくちゃ 永遠に追いかけっこだもん 太陽がオレンジに燻って 青い青い夜を急かしている ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない 相変わらずで薬はちっとも効いてくれないし 少しだけ賢くなって 引き換えにほしい物なんてないもん 幸運が私に残っているのなら 今全部使ってもいいんだ ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない その足元にばら撒かれたベクトル 気軽に選んだら? ベンディングマシーンのボタン押すように どれ一つハズレはないはず ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない |
Surrender ~雨音~darlin' 君はまるで喜ぶように darlin' 泣くのね darlin' 君は愛されてることを darlin' よく知ってるのね 紙くずであふれてる郵便受けと 街中を包んでる雨音 こんなつもりじゃなかったのに | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | darlin' 君はまるで喜ぶように darlin' 泣くのね darlin' 君は愛されてることを darlin' よく知ってるのね 紙くずであふれてる郵便受けと 街中を包んでる雨音 こんなつもりじゃなかったのに |