島津悦子「島津悦子ベストセレクション2007」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
余呉の雨島津悦子島津悦子麻こよみ岡千秋南郷達也恋にはぐれた 女が流す 涙の雨が 余呉(よご)の湖(うみ)になる 強く結んだ 縁(えにし)でも 離れて暮らせば ほどけます… 信じて待つと 決めた心に 冷たく雨・雨・雨 雨が降る  きっと帰ると 囁(ささや)きながら 優しく肩を 抱いてくれた人 雨がそぼ降る こんな日は あなたを怨(うら)んで いいですか… 泣かずに待つと 決めた心に 冷たく雨・雨・雨 雨が降る  鏡みたいな 水面(みなも)に写る あなたの面影 揺らす余呉(よご)の雨 しずく冷たい 襟足(えりあし)が 今でもぬくもり 恋しがる… 明日も待つと 決めた心に 静かに雨・雨・雨 雨が降る
恋路浜島津悦子島津悦子松井由利夫伊藤雪彦あなたと流した 涙のような 雨がいつしか 霙(みぞれ)にかわる 秋の終わりの 恋路浜(こいじはま) 忘れられない 肌の匂いの 潮騒が 沁みて哀(かな)しい 能登(のと)の海  女のいのちを 二重(ふたえ)に三重(みえ)に 巻いた小指の 紅糸(べにいと)なのに いつかちぎれて 流れ雲 遠いあの夜が 揺れてせつない 姫鏡(ひめかがみ) 夢も濡れます 港宿  乾いたこころを まぎらすための 北の地酒は 飲むほどつらい 恋の砂山 恋路浜 連れにはぐれた 鴎みたいに 明日(あす)もまた 泣いて奥能登 ひとり旅
紙の舟島津悦子島津悦子松井由利夫伊藤雪彦南郷達也頬寄せて 瞼(め)をとじて あなたの胸で つむぐ女の 夢の糸 ほどいた帯の 絹づれの 音がはじらう 闇の中 今夜のあなたは ねえ あなたは わたしだけの ものですね  泣かされて 泣き止(や)んで また泣かされて なみだ夜通し 虫の声 あなたが噛んだ くちびるに しみるお酒の 玉の露 愛しいあなたの ねえ あなたの 熱いなさけに 酔いたいの  男には ひとときで 過ぎてく嵐 女ただよう 紙の舟 炎の波に 身をまかせ 朝を迎える それまでは 今夜のあなたは ねえ あなたは わたしだけの ものですね
こころ舟島津悦子島津悦子松井由利夫伊藤雪彦捨てて忘れて あきらめて 涙(みず)に流した 夢なのに 霧が明日(あした)を かくす夜(よ)は にじむ灯(あか)りに 身をふるわせる よわいわたしに 逆戻り だめよだめよね… あゝやっぱり女  頬(ほほ)をころげる 涙より つらいものなの 残り香は 嘘と本気の けじめさえ つけてくれずに 逃げてく男 呼んでどうなる わけじゃない 知っていながら… あゝやっぱり女  人のさだめは 川の帯 ゆれて流れる こころ舟 紅は濃いめに ひいたって 酒におぼれる 泣き虫だから あなたひとりの おもかげを 抱いているのよ… あゝやっぱり女
雪の舟島津悦子島津悦子松井由利夫伊藤雪彦雪のかおりに 胸つまらせて あなたの二の胸 泣き泣き噛んだ 舞いながら 溶けながら いのち乱れた 短(みじ)か夜(よ)の 恋の足跡(あしあと) 哀しくかくす あゝ…… 雪の舟  雪見障子(ゆきみしょうじ)を 細目にあけて 見送る あなたの 愛(いと)しい背中 音もなく 降りつもる 雪は怨(うら)みの 花あかり 燃えて縋(すが)れば はかなく消える あゝ…… 雪の舟  帰したくない おんなの涙 ふりきる あなたの つめたさ 強さ 追いかけて 引き止めて 夢に死なせて もういちど みれん移(うつ)り香(が) 情けが凍る あゝ…… 雪の舟
相愛橋島津悦子島津悦子松井由利夫伊藤雪彦花の灯りが こぼれてゆれて 夢をいろどる 恋の川 相愛橋は あなたとわたし つなぐ手と手を 袂(たもと)でかくし ひと目しのんで 渡る橋  指の先まで はじけて燃えて 胸がいっぱい 倖(しあわ)せで 相愛橋は あなたとわたし 熱いひとみを からませながら こころひとつに 結ぶ橋  あまい夜霧に 口(くち)ふさがれて 溶けて行きそう このまんま 愛相橋は あなたとわたし 風が柳に 寄り添うように 離れられない ふたり橋
酔芙蓉島津悦子島津悦子坂口照幸大谷明裕伊戸のりお苦しまないでね 私のことで 男が曇れば あとを引く いいの 最後の 逢瀬でも 酔えるひと刻 その刻だけを せめて私に 下されば 花はひと咲き 酔芙蓉  男の好みに 女は合わす 日陰の恋なら 尚更に 帯はくれなゐ しじら織り どうぞその目に 残して欲しい 今日を限りの 一夜咲き 咲いて一生 越えもする  あなたの接吻 火の接吻で 女の命を 閉じらせて 夜をこのまま 裂かれても 肌のすき間に あなたが匂う 夢の果てまで 一緒です 花はひと咲き 酔芙蓉
時雨海峡(しぐれかいきょう)島津悦子島津悦子星野哲郎市川昭介伊戸のりお海のとばりに とじこめられて 月も岬も 闇の中 あなたを乗せた 捲網船(まきあみせん)の 灯りが一つ 波間に一つ 点(つ)いては消えて また点(つ)いて 恋を占う ああ 時雨海峡  翼ぬらした 風見の鳥が くらい海みて 啼(な)いている しぐれはほんの 一時なのに 止むまで待てぬ 女のこころ わかっているよ わかるわと 胸にとげ刺す ああ 時雨海峡  男心と 山背(やませ)の風は マリアさまにも 止められぬ チャペルの鐘が あと追いかける あなたの船は しぶきを浴びて 左へ右へ ゆれながら 西へ流れる ああ 時雨海峡
津和野川島津悦子島津悦子木下龍太郎朝月廣臣南郷達也馴染んだ指輪を 三日だけ 外す女の くすり指 一度限りの… 貴方と旅に 出たのです 罪を忘れて 寄り添えば 影も重なる 津和野川  殿町通りの 掘割は あやめ模様の 水鏡 許し合っても… 女の朝は まぶしくて 何度 手櫛で 梳かしても 映る昨夜の ほつれ髪  石州瓦に 降り出した 雨も泣いてる 名残り宿 妻で通した… 今夜で旅は 終わりです 持って帰れぬ 想い出を 夢に浮かべる 津和野川
お登勢島津悦子島津悦子松井由利夫保田幸司郎池多孝春点(とも)してください 命の限り 男を貫く 夢の火を たとえ この身は 露(つゆ)となり 三条河原に さらされようと お登勢は お登勢は… あなたに 賭けます つくします  拓(ひら)いてください 夜明けの扉 嵐にくじけず ひとすじに 花の袂(たもと)を 噛みしめる 涙と情けの 紅殻格子(べにがらごうし) お登勢は お登勢は… あなたが 心の 道しるべ  酔わせてください 大志(のぞみ)を遂げて 生きてる証(あか)しの 美酒(うまざけ)に 月の加茂川 水鏡 たばねる黒髪 女の一念(おもい) お登勢は お登勢は… あなたに 明日(あした)を あずけます
あずさ川島津悦子島津悦子かず翼岡千秋南郷達也離れていたって 心は一緒 背伸びして見る 遠い空 恋しさひとつ 逢いたさふたつ 肩にハラハラ 散る紅葉(もみじ) 追えばあなたの 重荷になるわ ここで待ちます あずさ川  女でいるのが 哀しい夜は 胸のほくろが またうずく 淋しさひとつ 逢いたさふたつ 一人手酌で 飲むお酒 凩(かぜ)の音にも あなたを捜す 季節流れる あずさ川  涙でみがいた 女の夢に ともる灯りを 信じます 切なさひとつ 逢いたさふたつ 雪に顔出す 蕗(ふき)のとう きっとあなたに 尽くして生きる 春はもうすぐ あずさ川
夫婦日和島津悦子島津悦子吉岡治弦哲也前田俊明いままで頑張りすぎたから 休みをくれたの神サマが 一病息災のんびりと 折り合いつけては ねえあなた 私あなたの 私あなたの 杖になる  一人で背負えぬ苦しさを ぶつけていいのよ思いきり 尽くしているんじゃないんです 寄り添うだけなの 懸命に 私あなたの 私あなたの 女房です  ゆっくりあなたの腕をとり 失した時間を取り戻す 歩幅に見合った旅だって 雲まで浮かべて 日はうらら 私あなたの 私あなたの 春になる
焼酎天国II島津悦子島津悦子吉岡治弦哲也一つおじゃったもんせ 鹿児島へ ふとか男は 西郷隆盛 三つ見上げる 桜島 四の五のいわずに まず一献  芋 麦 黒糖 米麹 酔えば気分は 錦江湾 鯨泳がせ 大皿で いただきもっそう 焼酎天国  いっぺこっぺちりりんりん わっかおなごがちりりんりん おはん恋しと 手まねをしとる Wow Wow Wow いっぺこっぺちりりんりん いっぺこっぺちりりんりん ベイビー 罪つくり ベイビー 罰あたり  六つ無理して得を 取るよりも 七つ転んで 八つで笑えば 苦労九の字の 憂き世でも とうとう花咲く 春がきた  キビナゴ トンコツ さつま揚げ 酒のさかなにゃ 困らない 鯨泳がせ 大甕(おおがめ)で いただきもっそう 焼酎天国  いっぺこっぺちりりんりん わっかおなごがちりりんりん せつね涙(なんだ)を ホレ流しとる Wow Wow Wow いっぺこっぺちりりんりん いっぺこっぺちりりんりん ベイビー 人違い ベイビー 勘違い  いっぺこっぺちりりんりん わっかおなごがちりりんりん おはん恋しと 手まねをしとる Wow Wow Wow いっぺこっぺちりりんりん いっぺこっぺちりりんりん ベイビー 酔っぱらい ベイビー はしご酒  いただきもっそう 焼酎天国 いただきもっそう 焼酎天国 おやっとさー
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