森昌子「森昌子全集1972-2019」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
立待岬GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子吉田旺浜圭介北の岬に 咲く浜茄子(はまなす)の 花は紅(くれない) 未練の色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背伸びする  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交(か)う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途(いちず)なおもい どうかつたえて あのひとに  哭いて 哭いて 泣きぬれて 立待岬の 石になっても 悔いは悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで
ふるさと日和森昌子森昌子杉紀彦森田公一あの人に逢いたくなって あの人のふるさとへ来たの ふるさとへ来たの 思い出ばなしはいい匂い 私を包んでくれるから なんとなくぬくもる ふるさと日和(びより)  遠い日の夢追いかけて 懐かしい裏山へのぼる 裏山へのぼる 遊んだ仲間はどこにいる 涙が心を駆けて行く 風ひとつ優しい ふるさと日和(びより)  わらぶきの屋根さえ見えず 歳月にふるさともかわる ふるさともかわる けれども訛(なま)りがあたたかい あいさつ言葉もあたたかい あのひとによく似た ふるさと日和(びより)  安らぎに逢いたくなれば いつか又ふるさとへ来よう ふるさとへ来よう つかれた心にしみじみと 季節の眺(なが)めがしみるだろう その日までよろしく ふるさと日和(びより)
越冬つばめPLATINA LYLIC森昌子PLATINA LYLIC森昌子石原信一篠原義彦娘盛(さか)りを 無駄にするなと 時雨(しぐれ)の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描(か)いたよな 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です
寒椿森昌子森昌子中山大三郎船村徹森のみどりに ひとすじの 想い出につづく 道がある 昼下り風吹けば 別れのことば たそがれに 雨ふれば あのくちづけが 胸にしみじみ よみがえるのよ お願い あなたに逢いたいの  そうよ見はてぬ 夢だけど 夢ひとつなけりゃ つらいもの 夜がふけて 星みれば あのささやきが 夜明けごろ 鳥なけば あなたの顔が 胸の痛みに 浮かんで消える お願い あなたに 逢いたいの  花にたとえりゃ 私など 森かげに咲いた 寒椿 だれひとり ふりむいて くれないけれど せいいっぱい花びらを つけては散らす それがさだめね 悲しいものね お願い あなたに逢いたいの
ほお紅森昌子森昌子SHOW小杉保夫ほお紅を水で落してみたら 想い出がパッと鏡に咲いた 過ぎ去った人が 振り返るから ぼんやり外をながめる クセがついたの  つくり笑いの 細い線増えたね 暦だけが ホラ めくれてゆく 愛を 育てて ゆくことも覚えた 哀しみに こんにちはと笑う 明日のお天気どっち? 晴れて下さい 明日もほお紅つけて 生きてゆきたい  哀しみを空に浮べてみたら 歓びがパッと心を染めた めぐり逢う人に 気づかないけど 小さな夢を見つめる クセがついたの  長い坂道 自転車をこいでる 子供たちが ホラ 汗をかいて 愛を育てて ゆくことを覚えた 幸せに いつまでも手を振り 明日のお天気どっち? 晴れて下さい 明日もほお紅つけて 生きてゆきたい
涙雪森昌子森昌子秋元康芹澤廣明今まで愛した誰よりも あなたを愛していたみたい うまくはいかない恋と みんなに言われていたけど  夜がもう近づいて 二人をせかせるわ あゝ…さよならの 白い息が とても寒いわ あなた  愛の終わり 切れぬ想い そっと心に隠してたの 涙雪が落ちてきたわ 私のかわりに泣いている  これから誰かを愛しても これ以上愛せはしないでしょう 別れを選んだ恋が 私を臆病にするわ  何ももう言わないで 思い出作らないで あゝ…悲しみの 長い影が ひとつ消えてく あなた  愛の終わり 切れぬ想い そっと心に隠してたの 涙雪が落ちてきたわ 私のかわりに泣いている
恋は女の命の華よ森昌子森昌子たかたかし浜圭介海鳴りないて 荒れる夜は 時計の針が むかしにもどる 恋は女の命の華よ この指も 唇も 今もあなたのものなのに 波が波が 波が二人を あゝ…… ひきはなす  ガラスの窓に 口紅を うつして 頬の薄さに泣ける 恋は女の命の華よ あの夜を やさしさを あなた返してもう一度 呼んで呼んで 呼んでとどかぬ あゝ…… 遠い人  あなたに待てと 言われたら 死んでも 生きて私は待つわ 恋は女の命の華よ 春がゆき 夏がゆき 秋と一緒に冬が来る 海の海の 海の暗さよ あゝ…… 抱きしめて
愛傷歌GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子石本美由起三木たかし命がいつか 終るよに 別れがくるのね 愛しても 思い出だけの 人生は どうして生きれば いいのやら 秋が来て 別れの時を知る これがさだめなら 死ぬより 悲しいわ 戻ってきてと 呼びかける 私の願いの むなしさよ  コートの襟を 立てながら 落葉の向うに 去った人 ひとりの部屋に 残された 涙はあなたの 贈りもの 幸せの季節は どこへやら すがる胸もない 死ぬより 悲しいわ 私の愛の ぬくもりを あなたにつたえる すべもない  眼をとじて 寝るにも眠れない 人の恋しさよ 死ぬより 悲しいわ お酒に酔って こんな夜は こころの傷跡 いやしたい
孤愁人森昌子森昌子石本美由起三木たかし祭りが過ぎたら 町に 残るものは 淋しさよ 花火が消えたら 空に 残るものは 淋しさよ 愛は風さ 激しく吹いて 何処かへ消えるよ だから 人のこころは孤独 涙の愁い人 花は咲いて 小鳥は啼いて その命 終るのさ みんな独り 私も独り これが生きる さだめ  ときめきうすれた 胸に 残るものは 切なさよ 信じて 別れた 恋に 残るものは 切なさよ 愛は星よ ひと夜を誓い 夜明けに果てるよ だから いつもこの世は無情 寄り添う 人もない 夢は醒めて 願いは途切れ 肩に降る 枯れ落葉 みんな独り 私も独り これが生きる さだめ  愛は風さ 傷跡残し 何処かへ 去ったよ だから 胸に悲しみまとう 私は愁い人 花は咲いて 小鳥は啼いて その命 終るのさ みんな独り 私も独り これが生きる さだめ
愛彩川森昌子森昌子石本美由起三木たかし熱い涙を あなたに捧げ 独りこの川渡るわ 愛の出会いも 愛の別れも みんな あなたがくれたの あなた さよならあなた ふたり愛して生きた 時の流れの速さ 春は過ぎて帰らず 風もあなたの声に聞こえる 私の心は淋しい  川を彩る 夕陽の色は 燃えた名残りの影です 愛のやさしさ 愛のためいき みんな 私を泣かすの あなた さよならあなた 誰も恨みはしない 独り葦笛鳴らし 水に夢をさがすの 二度とあなたの胸に住めない 私の心は淋しい  あなた さよならあなた 濡れた瞼の岸に 夜は涙の舟で 流れ着くはおもかげ いまもあなたに想いをよせる 私の心は淋しい
雛ものがたり森昌子森昌子石原信一篠原義彦今年の春の雛人形は も少し飾っておきましょう 「お嫁に行く日が遠くなるよ」と 母の小言が聞きたくて すみません 恋をしました 隠し事などせぬように 育てた娘が嘘までついて おろかでしょうか 女でしょうか あなたも昔 命をたくし…… そしてわたしが 生まれたのです  東の風が雛段渡り 桃の薫りを運びます 季節(とき)よ止まれと瞼閉じても 花は移(うつ)ろいゆくでしょう ありがとう 倖せでした 陽だまりみたいなふところで まだまだ遊んでいたいけど 喜びますか 悲しみますか あなたがくれた 命を燃やし…… 愛の暦をたどるのです  似てるでしょうか 似ていませんか あなたの恋とわたしの恋は 似てるでしょうか 似ていませんか あなたの恋とわたしの恋は  雛人形をもらってまいります
悲しみの終着駅森昌子森昌子荒木とよひさ浜圭介幼い頃から あなたのことを 探していたよな 気がします それは北の港町でも そして凍てつく冬の岬で…  あゝ 生きてさえいれば めぐり逢えると あゝ 涙をぬぐってくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから  手鏡を見るたび 涙がいつも 似合っていたよな 気がします それは窓に雪が降る夜 そして海鳴り旅の宿でも…  あゝ あしたにはきっと 春に逢えると あゝ わたしを支えてくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから  あゝ 生きてさえいれば めぐり逢えると あゝ 涙をぬぐってくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから
さようなら森昌子森昌子阿久悠遠藤実さようならは こころを翔(と)び立つ小鳩 傷ついた翼を けなげにもはばたかせ いつまでも 見送る人の目の中に…… 言葉はたくさんあったのに とうとう一つになりました 風吹き花散るその中で あなたに あなたに まごころで さようなら さようなら さようなら  さようならは 小枝をはなれる枯葉 去りがたい思いで 二度三度うちふるえ あわれと 感じる人のおもいでに…… 生まれて何度も云ったのに 云うたびからだがやせました 季節を見送るその中で あなたに あなたに まごころで さようなら さようなら さようなら さようなら さようなら…………
バラ色の未来森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄バラ色の 未来があるから 別れの時に 私は泣かない 幸せな 思い出抱きしめ ありがとうと ひとこと言うだけ  人生は 絶えまなく なにかが終わり なにかが始まる それが生きるということ  バラ色の 未来の空へ 私は飛び立つ 青い鳥になる  バラ色の 未来があるから あなたの後を 私は追わない あなたこそ 私の生きがい 私のすべて いのちあるかぎり  また今度 生まれたら あなたと恋を するかもしれない 愛は終わりのない夢  バラ色の 未来の空で 私はうたう 青い鳥の歌  バラ色の 未来の空へ 私は飛び立つ 青い鳥になる
こころ雪森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄人は誰も生きていれば 知らぬ間に汚れていく。 心ならずも嘘をついたり 愛する人に背いてみたり。  ああ、初雪が降りかかる すべてを白紙にもどしていく 初雪が降りかかる 昨日の私をかき消していく なにかが始まる予感の中で。  人は誰も胸のうちで ごめんねとつぶやいてる。 その一言を言いたいけれど 言えないままに時を過ごして。  ああ、初雪が降りかかる 誰かが私を愛している 初雪が降りかかる 私もあなたを好きになりそう 一から命を始めるために。  初雪が降りかかる 昨日の私をかき消していく なにかが始まる予感の中で。
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