海を渡る女(野暮は言うなよ)高倉健 | 高倉健 | 東條寿三郎 | 飯田三郎 | | 野暮は言うなよ このままこれで 逢えぬはずなど あるものか 泣いちゃいけない ないちゃいけない 一足先に 海を渡れと 言うことさ 好いていりゃこそ 男の俺も こんな身なりじゃ 恥ずかしい そっと瞼を そっと瞼をつむってごらん 嘆きも夢に 変わるだろ ひとりで海を 渡ると思や とてもさらばが 言えなんだ こんな辛さも こんな辛さも しばしの辛抱 何も聞かずに行ってくれ |
東京落葉竹越ひろ子 | 竹越ひろ子 | 横井弘 | 飯田三郎 | | 弱い者には きびしく当たる それがこの世の 風なのさ 気がねしないで こっちへお寄り 肩を貸そうぜ 貸そうぜ 東京落葉(おちば) 花の咲く時 寄りつく人は 花が終われば そむく人 残る未練は わかっちゃいるが あとは追うまい 追うまい 東京落葉 グレて転(ころ)がりゃ 涙がふえて 末はみじめな 吹きさらし ここだ一番 時雨(しぐれ)も耐えて 春を待つんだ 待つんだ 東京落葉 |
紅椿の唄津村謙 | 津村謙 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 燃えて咲いても 紅椿 散るが運命(さだめ)の 身は悲し 君と歩いた 思い出の海辺 一人たどれば 胸は痛むよ 何をむせぶか 紅椿 昏(く)れて身に沁む 風の中 君と眺めた 思い出の月よ ひとり仰げば 胸はぬれゆく 散るなこころの 紅椿 たとえ二度ない 夢だとて 君と歌った 思い出の歌を ひとり歌えば 胸はくもるよ |
夜霧の滑走路三船浩 | 三船浩 | 横井弘 | 飯田三郎 | | いま一度 もう一度 ただ一度 君に逢いたい そればかり 霧に駈け込む 空港の つきぬ怨みを そのままに 濡れてかすんだ あゝ 滑走路 馬鹿な娘(こ)よ 弱い娘よ 可愛い娘よ 抱いて叱って やろうもの 君をかくして ひっそりと 泣いているやら 窓灯り ひとつ揺らいで あゝ 空へ発つ 遠くなる 薄くなる 闇になる 君の心か あの翼 凍りつくよに 立ちつくす 僕の思いを 知らぬげに 霧が埋(うず)める あゝ 滑走路 |
小樽の赤い灯が見える三船浩 | 三船浩 | 内村直也 | 飯田三郎 | | 夜の闇ゆく ヘッド・ライトに はねありの散る 札樽国道 君と肩 かすかに ふれて あゝ 赤い小樽の 灯が見える 姿うるわし テイネの山の 影迫りくる 張碓峠 君の手の 熱き言葉に あゝ 赤い小樽の灯が見える 飛ばすこの道 80キロの 夢のスピード 頬をよすれば 君なくて なんでこの世が あゝ 赤い小樽の 灯が見える |
丘にのぼりて若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 丘にのぼりて 黄昏の 山に向かえば ふるさと恋し ああ いつの日かえる この身やら 心にしみる 遠い星 青いすすきの 穂を抜いて かめば苦いよ ふるさと恋し ああ 嫁ぐと聞いた あの人の まぼろしばかり 浮かぶ胸 流れ行く雲 なぜ急ぐ 山の向こうの ふるさと恋し ああ 遠くにありて 思う身に わびしくしみる 丘の風 |
ながれ雲若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 赤く咲いても 涙の花は 日昏(ぐ)れの丘の 曼珠沙華 誰れも知らない 寂しいこころ 風にふるえて ああ しのび泣く 君と手を取り 歩いた道も ひとりで行けば 影かなし 濡れた瞳に 侘しくにじむ 空の紅雲 ああ ながれ雲 燃えて咲いても 涙でしぼむ 愁いの花よ 曼珠沙華 呼べど届かぬ 逢うにも逢えぬ 恋の哀れに ああ 日が昏れる |
つばくろ笠若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 男わらじを 涙ではけば またもひと吹き 小夜(さよ)あらし 仇(あだ)な仁義に 生命(いのち)をかけた これがやくざの 泣き笑い あばれ月代(さかやき) 情(なさけ)がからむ ここは追分 別れ道 雁(かり)に頼もか つばめに言おか どうせ旅寝の 片だより 濡れた瞼に おもかげ二つ 誰が呼ぶやら 招くやら 落ちる涙を 黙ってふいて 義理が生命の 道中笠 |
恋の藤十郎若原一郎 | 若原一郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 役者頭巾(ずきん)の 濃(こい)むらさきに そっと隠した 男の涙 どうせこの世が お芝居ならば 河原千鳥よ 何を啼く 楽屋鏡に浮んで 消える 幼馴染の おもかげいとし 仇な仕種(しぐさ)に 身はやつしても うそに情が かけらりょか 茶屋のともしび 夜風にゆれて ひとり思えば せつないこころ 浮名ばかりに 影さえ細る あわれ坂田の藤十郎 |
東京悲歌(エレジー)三条町子 | 三条町子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 飯田三郎 | まぶたとじれば まぶたに浮かぶ 思い出恋し 影いとし 命かぎりに 呼べばとて 君は答えず ああ雨が降る 祈る 三百六十五日 別れた人よ なぜ逢えぬ 鐘が鳴る鳴る ニコライ堂 ひとり泣けとか ああ雨が降る たもと重たい 花嫁衣裳 泣き泣き着れば なお悲し ぬれた瞳に まぼろしの 君はいずこか ああ雨が降る |
ここに幸あり氷川きよし | 氷川きよし | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 石倉重信 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険(けわ)し 君を頼りに わたしは生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風哀し いのちの限り 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君に寄り添い 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり天童よしみ | 天童よしみ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(は)てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
東京は恋人大津美子 | 大津美子 | 横井弘 | 飯田三郎 | | 東京は 恋人 私のこころを 知っている 「ひとりぼっちでも めそめそするな お金がなくても くよくよするな」 いつもそよ風 口笛吹いて 若いこころを はずませる だから私は 大好き すねて甘えて 暮らす 東京は恋人 やさしい恋人よ 東京は 恋人 私の涙を 知っている 「男なんかに うろちょろするな 洋服ボロでも もじもじするな」 並木通りに 花びら咲かせ 若いこころを なぐさめる だから私は 大好き すねて甘えて 暮らす 東京は恋人 やさしい恋人よ 東京は 恋人 私の思い出 知っている 「ママがなくても しくしくするな 夢がさめても くさくさするな」 いつも青空 明るくみせて 若いこころに 春を呼ぶ だから私は 大好き すねて甘えて 暮らす 東京は恋人 やさしい恋人よ |
純愛の砂大津美子 | 大津美子 | 矢野亮 | 飯田三郎 | | 愛のなぎさを さすらいの 旅は悲しい 我が運命(さだめ) さらさらと さらさらと 指より逃げる 砂に似て はかなき故に なおさらに 風にさらされ 波に揺れ 泣けば涙で また濡れる さらさらと さらさらと 崩れて消える 砂の搭 いつの日届く あの夢に 燃える乙女の 祈りこめ 一人積みましょ いつまでも さらさらと さらさらと せめても歌え 愛の砂 虚(うつ)ろな小さい この胸に |
流れのジプシー娘大津美子 | 大津美子 | 矢野亮 | 飯田三郎 | | 風の吹くまま 流れて暮らす 私ァジプシー ジプシーの娘 一夜限りで 別れる町に せめてかがりよ 燃え上がれ 燃え上がれ あーあ 胸をこがして 燃え上がれ いつか年ごろ まっかに咲いた 私ァジプシー ジプシーの娘 恋の蜜蜂 誘ったバラの とげを承知で 寄ってきな 寄ってきな あーあ 月が落ちたら 寄ってきな 旅に生まれて 故郷も知らぬ 私ァジプシー ジプシーの娘 馴れたうつろが 苦しくなって 遠い面影 呼ぶんだよ 呼ぶんだよ あーあ 星のない夜は 叫ぶんだよ |
啼くな小鳩よ石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを 旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い |
今池音頭ザ・ピーナッツ | ザ・ピーナッツ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | ハア 名古屋ネ 名古屋よいとこ お城が招く ヨイトナ 花の今池 チョイト灯が招く ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 今夜ネ 今夜逢いましょ メトロの駅で ヨイトナ ジャズが呼んでる チョイト 今池で ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 願をネ 願をかけよか お百度踏もか ヨイトナ 古井の八幡 チョイト 縁結び ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ ハア 名古屋ネ 名古屋見るなら 今池見やれ ヨイトナ いつも繁昌の チョイト 花盛り ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ |
タタンパ・タンポポ娘ザ・ピーナッツ | ザ・ピーナッツ | 横井弘 | 飯田三郎 | | 黄色いスカートつけて ラララン 春のライトで歌う ラララン タタンパ 私は歌う ラランパ タンポポ娘 タタンパ 私は歌う ラランパ タンポポ娘 花びらが飛んだなら 軽い軽い羽根になって どこまでも いつまでも あなたの肩に ついていくの タタンパ 私は歌う ラランパ タンポポ娘 タタンパ 私は歌う ラランパ タンポポ娘 緑の帽子かぶって ラララン 月の光で踊る ラララン タタンパ 私は踊る ラランパ タンポポ タタンパ 私は踊る ラランパ タンポポ 花びらが散ったなら 軽い軽い羽根になって どこまでも いつまでも あなたの胸に とまっていくの タタンパ 私は踊る ラランパ タンポポ タタンパ 私は踊る ラランパ タンポポ |
あるおちゃめの物語ザ・ピーナッツ | ザ・ピーナッツ | 横井弘 | 飯田三郎 | | ひかりの国から 生れ出た 二人のおちゃめな 妖精(フェアリー)さん 季節をくばりに 飛びました 三角帽子の 牧場小屋 ポツンと淋しい 広野原 「たんぽぽ植えましょ」 「すみれがいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 黄色のすみれ 土から顔出し もぐらの子 晴着のデザイン 頼みます はげちょろ煙突 貨物船 積荷を待ってる 港町 「燕を呼びましょ」 「ジプシーがいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 燕のダンス ホテルの小窓の スパニール 旅行がしたいと はねてます 半分かけてる 古ネオン 眠むそに点(とも)った 街の角 「月夜にしましょ」 「小雨がいいわ」 ペチャクチャ ペチャクチャ チャチャチャで 月夜の小雨 ベンチに並んだ スラックス それでもうっとり してました ひかりの国から 生れ出た 二人のおちゃめな 妖精さん 季節をくばりに 飛びました |
故郷は遠い北国倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 小野寺与吉 | 飯田三郎 | | 故郷(ふるさと)は 遠い北国 雪白く 頂く山に いどみ行く 若人の群 大雪山(たいせつ)の いただき高く あゝ 峰々に 響く声々 故郷は 遠い北国 石狩川(いしかり)の 流れる岸辺 こがねなす 広野の中の あたたかい 灯の街 あゝ うまざけの あふれる泉 故郷は 遠い北国 粉雪の 吹きすさぶ夜 赤々と だんろは燃えて 明日の夢 語り合いつつ あゝ 和(なご)やかに まどう家々 |
啼くな小鳩よ天童よしみ | 天童よしみ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを 旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い |
白い桟橋大津美子 | 大津美子 | 内村直也 | 飯田三郎 | 飯田三郎 | 海につきでた 白い桟橋 はてしなくはてしなく 波とたたかう 夜空に赤く ひかる星くず うつろなる 心にしみて われもゆかん 海と空との間を ただひとり 時の流れに 海につきでた 白い桟橋 はてしなくはてしなく 波とたたかう ほほをかすめて 飛びさる風の うつろなる 心にしみて 海につきでた 白い桟橋 たゆみなくたゆみなく 夢とただよう 人は来たりて 人は去りゆく うつろなる 心にしみて われもゆかん はるかなる日の思い出 ただひとり 胸にいだきて |
風蓮湖の歌大津美子 | 大津美子 | 内村直也 | 飯田三郎 | 飯田三郎 | さいはての 海につらなる 風蓮湖 このみずうみに 冬をこさんと 白鳥の 白鳥の 寒き国より とびきたる 空おおう 夢の白鳥 ヨシの葉に ひとり泣くのは オデッツ姫か 白鳥の 白鳥の 虹をけたてる 朝の舞 さいはての 海につらなる 風蓮湖 このみずうみに 暖流ながれ 白鳥の 白鳥の 影すべりゆく 親と子の |
かりそめの恋大月みやこ | 大月みやこ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 川上英一 | 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや 金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に |
ここに幸ありASKA | ASKA | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | Tomoji Sogawa | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり真奈尚子 | 真奈尚子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし |
ここに幸あり比嘉栄昇 | 比嘉栄昇 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよいゆけば 夜の巷(ちまた)の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまの果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
江差恋しや福田こうへい | 福田こうへい | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 白石十四男 | 江差(えさし)恋しや 別れて三月 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 鳴く声聞けば 逢えぬつらさが エー 身にしみる 影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月が傾く 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エー 風だより 飛んで行きたい 心はあれど 船頭する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エー 声がする |
ここに幸あり川中美幸 | 川中美幸 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 山田年秋 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり三山ひろし | 三山ひろし | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 伊戸のりお | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり菅原洋一 | 菅原洋一 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 大貫祐一郎 | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君をたよりに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心に受けた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 ここに幸あり 白い雲 |
ここに幸あり大月みやこ | 大月みやこ | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 服部克久 | 嵐もふけば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまの果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |
啼くな小鳩よ北島三郎 | 北島三郎 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 福田正 | 啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょうと 互の胸に 抱いていようよ おもかげを 旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 曉(あけ)の野風が ただ寒い |
ここに幸あり松浦百美子 | 松浦百美子 | 高橋掬太郎 | 飯田三郎 | 伊戸のりお | 嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行(ゆ)けば 夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰(たれ) 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 |