遠い音楽如月千早(今井麻美) | 如月千早(今井麻美) | 原マスミ | 吉良知彦 | | そっと耳を澄まして 遠い とおい音楽 君の小さな胸に届くはず 海は満ちて干いて 波はフイゴの様に 涼しい音楽を 町に送る 耳を傾けて 地球の歌うメロディ あふれる音の中 ただひとつえらんで 雨音 草の息づかい 風のギター 季節のメドレー 聞こえない ダイナモにかきけされ 人は何故 歌を手放したの そっと耳を澄まして 遠い とおい音楽 君の乾いた胸に届くはず 森は緑の両手に 夜露を受けとめて 晩餐の祈りを歌ってるよ 耳を傾けて 地球の歌うメロディ あふれる音の中 ただひとつえらんで きらめく 虫たちの羽音 鳥の歌 あさつゆのしずく きこえない ダイナモにかきけされ 人は何故 歌を忘れたの バイオスフェア 君の生命こそが バイオスフェア 素晴らしい楽器だから バイオスフェア 歌を奏でて バイオスフェア 鳥たちを真似て バイオスフェア リズムを受けとめて バイオスフェア 50億のコーラス |
遠い音楽ZABADAK | ZABADAK | 原マスミ | 吉良知彦 | | そっと耳を澄まして 遠いとおい音楽 君の小さな胸に 届くはず 海は満ちて干いて 波はフイゴの様に 涼しい音楽を 町に送る 耳を傾けて 地球の歌うメロディ あふれる音の中 ただひとつえらんで 雨音 草の息づかい 風のギター 季節のメドレー 聞こえない ダイナモにかきけされ 人は何故 歌を手放したの そっと耳を澄まして 遠いとおい音楽 君の乾いた胸に 届くはず 森は緑の両手に 夜露を受けとめて 晩餐の祈りを 歌ってるよ 耳を傾けて 地球の歌うメロディ あふれる音の中 ただひとつえらんで きらめく 虫たちの羽音 鳥の歌 あさつゆのしずく きこえない ダイナモにかきけされ 人は何故 歌を忘れたの バイオスフェア 君の生命こそが バイオスフェア 素晴らしい楽器だから バイオスフェア 歌を奏でて バイオスフェア 鳥たちを真似て バイオスフェア リズムを受けとめて バイオスフェア 50億のコーラス |
点灯夫ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 灯り点して歩く らせんの階段に ひとりぼっちの夜を いくつ数えただろう どこまで行けばいいの 三日月の窓 水色のかげぼうし ためいきさえきしんで 凍えたドア誰か開けて 白い手で風を入れて 錆ついた心を開けて ここへ来て瞳閉じて 夕焼けに背を向けて 夜の先へ急ぐ 早く灯りをつけて 高いあの空まで ねじのきれた夕日が 砕ける前に つなぎ合わせてた 心が消える前に 凍えたドア誰か開けて 白い手で手招きして 月よりもやさしい声で 忘れてた歌うたって |
Tin WaltzZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 一番星見つけたら 誰かにそっと 声かけたくなりそうで 急いで帰るよあの家へ 窓灯すあかり ひとつまたひとつ 点いてまた暮れる 闇はまた闇へと はるかな山のかたちは 夜ににじんで 今日できることはしたよと 私に教える赤い月 蜩のこえも 今はもう消えて 虫たちのこえが 闇をまた闇へと 太陽昇れば また新しい朝 今日がどんな日でも どんな生命にも いつか雨は止むように 誰にも明日が来るように 今日に続く明日 山を越えた夜の そのむこうがわに まだ眠っている 太陽昇れば また新しい朝 今日がどんな日でも 同じひとつの朝 |
TearsZABADAK | ZABADAK | 杉林恭雄 | 吉良知彦 | | 低く飛ぶ飛行機の 黒い影に逃げながら ひとりで迷い込んだ 小さな靴の 音はまだ帰らない 誰かの背中を 呼ぶことも知らないで 空を見上げた 瞳からこぼれる 君の名前を知りたい 声にならずに 消えてゆく言葉が 帰りの道を遠くする 流れる星を呼び止めて ぼくらは歌を歌えるから 明日旅する 夜明けの天使に 君の名前きっと伝えるよ 森を焼くオレンジの 熱い雨にぬれながら 一度だけ空高く のぼった鳥の群れはもう帰らない 両方の手を離して 遠く別れてゆくよ 風にちぎれた つばさからこぼれる 夢の行方を知りたい ほほをたどった あたたかな涙の ひとつひとつに生まれる かがやく時を呼び止めて ぼくらは歌を歌えるから 明日旅する 夜明けの天使が 君のことをきっと見つけるよ 空を見上げた 瞳からこぼれる 君の名前を知りたい 声にならずに 消えてゆく言葉が 帰りの道を遠くする 流れる星を呼び止めて ぼくらは歌を歌えるから 明日旅する 夜明けの天使に 君の名前きっと伝えるよ |
ちょっこり ほっこり ひとやすみうーたん、ハミガキマン、クックー | うーたん、ハミガキマン、クックー | 日暮美佐 | 吉良知彦 | | ちょっこり ほっこり ひとやすみ げんきの おくすり ひとやすみ いっぱいあるいた つかれたね ちょこんとすわって ひとやすみ おみずを ごっくん (ごっくん) ホイ! げんき あしさん ぶらぶら (ぶらぶら) ふわふわり おうたも ララルラ (ララルラ) うたっちゃお おしゃべり ぺちゃくちゃ (ぺちゃくちゃ) ワハハハハ ちょっとおやすみ きもちいい ちょこっとやすもう ひとやすみ ちょっこり ほっこり ひとやすみ げんきの おくすり ひとやすみ |
小さな庭みとせのりこ | みとせのりこ | みとせのりこ | 吉良知彦 | | わたしが この人を近いとき亡(うしな)うと知った日 空は青く 緑は風にきらめいていた わたしのこころは さざなみに覆われ揺られているのに 世界はただ澄み渡り 小さな庭照らしていた 雲踏むような足取りで進む歩きなれたこの庭 零れ咲く小手毬 終わりかけの鈴蘭の馨り 嗚呼 世界は こんなにも残酷で美しい わたしの悲しみなどお構いなしに 季節は変わらず移ろう ただ全てを祝福して そして 受け容れる 喜びも悲しみも 生も死も 残る後悔も 世界はただ澄み渡り 小さな庭照らしていた 嗚呼 この世界は こんなにも残酷で美しい |
小さい宇宙ZABADAK | ZABADAK | 原マスミ | 吉良知彦 | | 夜の中に君がいる 夜風に寄りかかるように まるでアジアの神話の 夜の女神のようだよ 両方の瞳の中に ひとつずつ蒼い星 君は銀河の中で 一番小さな星座 この世のすべてが君の中にある すべてを君はもってる もっともっと君に近づきたい 君の小さな宇宙に 手をかざす君の指先に 星くずは集まり 銀河は君を真中に ゆっくり渦を巻く 天の川の流れのふもとで 光の沐浴 君は淡い虹色の ローブを身に纏う この世のすべてが 君の中にある すべてを君はもってる もっともっと君に近づきたい 君の小さな宇宙に もうどこへも僕は行かない 君の宇宙で暮らそう もうどこへも僕は行かない 君の宇宙で暮らそう |
旅の途中 清浦夏実 | 清浦夏実 | 小峰公子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | ただひとり 迷い込む旅の中で 心だけ彷徨って立ち尽くした でも今は 遠くまで 歩き出せる そう君と この道で 出会ってから 旅人たちが歌う 見知らぬ歌も 懐かしく聴こえてくるよ ただ君といると 夢見た世界が どこかに あるなら 探しに 行こうか 風のむこうへ 凍てつく夜明けの 渇いた真昼の ふるえる闇夜の 果てを見に行こう 寂しさを知っている 君の瞳 まばたいて その色を 映すから 高く空まで飛んで 三日月になる ハッカ色の星はきっと 涙のかけら 東の国の港 西の海辺 暗い森で 南の街 金の塔 北の丘 水に揺れてた同じ月が 差し出すその手を つないでいいなら どこまで行こうか 君と二人で どこへも行けるよ まだ見ぬ世界の ざわめき 香りを 抱きしめに行こう |
Sacred Sacrifice保志総一朗 | 保志総一朗 | 北川恵子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 何もかも誰もが 嘘だった 唇 噛み締め走り続けた 傷つけることを恐れる前に 生きろ 駆け巡る血の赤さ見つめて 壊れやすい心を 誰も縛るな 憐れみの手なんかじゃない いつも 何処か 心の中で All I want is true heart True heart 星くずが燃えつきる夜にも 幼い日呼ばれた声が耳に残る 他愛ない夢を追い掛けていた 沈まない太陽が欲しかったんだ 刻みつける言葉は 氷の刃 虚しさの内側で 涙 隠し 強さ願って All I want is true heart True heart |
Still I'm FineZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 心の中で いつも誰かに 手紙を 書いていたんだ 積もる雪のような 届かない言葉に 埋もれそうさ I'm still a lonely boy But still feel I'm fine 坂を曲がる あの小道で いつも泣きたくなった 走り続けたあと 見上げた 空は 蒼く閉じてた 毎日繰り返す さよならの中で 僕は元気でいるよ 子供の頃に 僕が思っていたように いかなくても 何度やっても うまくいかないことばかり 増えていっても I'm still a lonely boy But still feel I'm fine 雨が 洗い流したまち まぶしく踏み出す足で きっと 明日も歩いてく 昨日より 遠くまで 毎日繰り返す さよならの中で 僕は元気でいるよ 坂を曲がる あの小道で いつも泣きたくなった 走り続けたあと 見上げた 空は 蒼く閉じてた 毎日繰り返す さよならの中で 僕は元気でいるよ |
ジルフェの子霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 錆びた扉の軋む音に 眠る年月 触れた指から掠れてゆく 古い文字盤 時を忘れた場所で さざめく詩は いつか誰かが擁いた 未来への祈り 色褪せ 象形を無くすモノの記憶 吹き込む風が砂を攫い 晴れた視界に 鍵の壊れた小さな箱 そっと開いて 想いを仕舞う場所で 出逢った詩は かつて貴方が生まれた 故郷の言葉 「風を愛する者に祝福を」 旅立つ我が子へ 手渡す飾りに よく似た習いを 知っているよ こころ山を谷を幾度越えて あて無き旅路 辿り着いた遺跡の街 遠い異国で 交わる風 還る場所は── かつて私が生まれた 戻れぬ故郷 暖かい家は其処にはもう無い 象形は消えても 響き合う魂 誰かに手渡し 繋いでゆこう 永久に… |
城新居昭乃 | 新居昭乃 | 新居昭乃 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 針金でつくる 入り組んだお城を テーブルの上の 中庭に日が射す 夏の部屋 夜明けの部屋 いいことだけを飾るの ひとりひとり閉じこもる 子供の頃の私が 笑うこと しゃべること 棚の奥 しまい込んで 誰にも見られずに 眠るの 鍵をして 入り口 守る人 知っている 誰なの? 剣を向けている この世界すべてに からだ中を傷つける 針金 永遠の罠 自分の手でつくったの 外に開くドアはない 考えること 思うこと もうやめてもいい? お願い 静かな絶望に ただ ただ耐えるの 誰にも見られずに 眠るの 鍵をして |
THE PECULIAR NIGHTZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | さあさ皆様 ごらんなさい これは不思議 不思議のドア あなたが思う どこへだって 連れて行って さしあげましょう 夢で いいじゃありませんか 一夜かぎりの したい放題 お次の方が お待ちです 目を閉じて 祈るだけのこと さあ こちらへ来て さあ ドアの向こう 遠慮しなくて いいんです 今夜は そう That's The perculiar night Tonights The perculiar night 思い出の場所?そんなとこより もっといいとこ あるはずでしょう 真っ先に 頭に浮かんだ そんなとこが いいんですよ 未来など 見てきたって 何も役に立ちはしません 誰も 覗きゃしませんから 好きなところへ お行きなさい さあ こちらへ来て さあ ドアを押して つまらないこと 忘れてきてください Tonights The perculiar night いかがでしたか あなたを映す 世界は ブリキのお札 ビー玉コイン握って お手元には 何が残りましたでしょう さあ 目を開けて もう ドアを叩かないで |
散歩道ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 次の道曲がると 坂道になるはず 小さな僕がいた このまち はじめて見た虹 あの屋根の上 七つ色を言う間に 消えてしまったよ あの屋根の上 道傍に光る石 急いでかけよった きっとあれはダイヤモンド 手にとると ガラスの小さなかけら 今もそんなことがあるよ 幼い日の僕 ここで会えるなら ひとつだけ 教えよう 生きていることが それだけのことが うれしいと思う日がくること 靴音はぱたぱた よそゆきの革靴 石畳 鳴らして歩いた この散歩道は いつも何か 新しいものに続いた 幼い日の僕 春の風のなか ふりむいて 見つめてる 一緒に行こうよ この先にきっと まだ何か知らないことが待ってる |
サンタ・サングレZABADAK | ZABADAK | 宮原芽映 | 吉良知彦 | ZABADAK | かわし合ったくちびるから 太陽がのぼり出す からみ合った腕の中を 駆け抜ける獣たち あなたを覚えてる 握った手の内側で 川のように流れる 遠い記憶 吹き荒れる風を編んで たてがみがゆれている 鳴り渡るひずめを蹴って 追いかける夏の空 遠吠えが聞こえる 胸ふるわす笛のよう こみあげる涙が 翼になる 長い時を越えて あなたを呼んでいる 心より深い場所で つなぎ合った指先から 満ちてゆく月の影 つむぎ出す夢の中で 眠りつく羊たち あなたに伝えたい 悲しまないで いつの日も 目に見える世界が すべてじゃない 長い歴史が今 あなたを呼んでいる 夕暮れに近い場所で あなたを呼んでいる “引き裂かれた大地 空が血を流しているよ 正義なんて言葉信じない 君の夢で眠りたい” かわし合ったくちびるから 太陽がのぼり出す からみ合った腕の中を 駆け抜ける獣たち あなたを覚えてる 握った手の内側で 川のように流れる 遠い記憶 長い時を越えて あなたを呼んでいる 心より深い場所で あなたを呼んでいる 帰りたいとないてる |
SarahZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | ZABADAK | sarah 今も空のどこか 風と話し 僕をみてる いつもsarah 君の微笑みは 僕を越えて 木の葉揺らす いつか 空の上 抜けだして もどっておいで sarah 君とふたりきりで 分けあった 思い出を ひとり しまいこむ その箱を 閉ざせないまま sarah 月の夜がくると sarah 君が泣いてるようで 凍る闇に 耳を澄ます だけどsarah…… sarah is floating sarah is wanting |
環-cycle- [TV-EDIT]糸奇はな | 糸奇はな | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 枝に結ぶ 実が熟す前に 落ちてしまわぬよう 苦しいほどに また咲き乱れる 朝へ つなぐよう 何度繰り返し 繰り返し 生まれても いつも 新しい 空を見せてあげよう 誰もまだ誰も 書いてない物語 白い 真っ白い地図に 描いてゆこう |
環-cycle-糸奇はな | 糸奇はな | 小峰公子 | 吉良知彦 | 上野洋子・吉良知彦 | 枝に結ぶ 実が熟す前に 落ちてしまわぬよう 苦しいほどに また咲き乱れる 朝へ つなぐよう 何度繰り返し 繰り返し 生まれても いつも 新しい 空を見せてあげよう 還る場所が あればどこへでも 飛んで行けるだろう 羽ばたくこころ 明日よりも遠く 風に のせたら 誰もまだ誰も 書いてない物語 白い 真っ白い地図に 描いてゆこう 何度繰り返し 繰り返し 生まれても ここへ 迷わずに 帰れるはずだから |
cocoon桑島法子 | 桑島法子 | 工藤順子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 目に映る 私を信じないでいて 勝手に誰かが 作った可愛い形を そう真実は 見えない繭で育ってる 知らない間に こんなに羽根が伸びている 瞳が 時を読むよ 背中が 脈を打つよ さあ 高く 澄んだ空に羽根を拡げて 夢じゃない からんだ視線ほどいて さあ 高く 広い空に心飛ばして 嘘じゃない 縛った息を逃がして 早すぎる 笑顔は信じられないよ 癒した傷さえ 隠してたいのは同じよ まだ臆病な 心で飛べるはずがない 眠っていいのよ いつしか羽根が伸びるまで 確かな 風が来たら 静かに 顔を上げて さあ 高く 澄んだ空に羽根を拡げて 夢じゃない からんだ視線ほどいて さあ 高く 広い空に心飛ばして 嘘じゃない 縛った息を逃がして さあ 高く 澄んだ空に羽根を拡げて 夢じゃない からんだ視線ほどいて さあ 高く 広い空に心飛ばして 嘘じゃない 縛った息を逃がして さあ 高く 澄んだ空に羽根を拡げて さあ 早く からんだ視線ほどいて |
月迷風影 有坂美香 | 有坂美香 | 北川恵子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 月影をどこまでも 虚海(うみ)はひろがる 銀色のやさしさに 今は眠ろう 記憶の中で 探しつづけた 人のぬくもり 孤独の雨に この体 朽ちても きっと走りとおす あの世界の果ての 虹にとどくまでは 時の砂かぞえてた 何も知らずに 偽りの夢の中 言葉うしなう 揺れる眼差し 炎のなかで 誓う心は いついつまでも この祈りとどけよ 深い轍こえて この世界の果ての 誓い守りとおす この体 朽ちても きっと走りとおす あの世界の果ての 虹にとどくまでは この祈りとどけよ 深い轍こえて この世界の果ての 誓い守りとおす |
ガラスの森 [Live Version]ZABADAK | ZABADAK | 麻生圭子 | 吉良知彦 | ZABADAK | Lai Lai Son went to glass forest Lai Lai Mom she's sad Lai Lai Gray Glass Century plant Lai Lai We'll be Mad ひかりがふるえている さざめく未来で だれかが呼んでいる ガラスの森から 時間より遠くから 哀しみだけ見つめてる 記憶より遠くから 哀しみだけ見つめてる いちど迷い込んだら つま先は消える その扉は外へは 開かないから 時間より遠くから 哀しみだけ見つめてる 記憶より遠くから 哀しみだけ見つめてる 時間より遠くから 哀しみだけ見つめてる 記憶より遠くから 哀しみだけ見つめてる 宇宙より遠くから 哀しみだけ見つめてる |
観覧車ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 突然 目の前に現れた 君はまるで天使のよう 僕のころげたタマシイ見つけて 拾ってくれた てきとうに少し汚れていた 僕の心 芽を出したよ 今までの日々を忘れてもいい そんな気持ちさ 本当のこと 言いたくなったよ 悲しくて 笑った 川に寄り添って 真っすぐ続く道 走ってゆこう その手をとったら 加速する想いは 空まで駆ける 観覧車がほら ふたつも見える オモチャみたいさ 成層圏届いて 燃えつきて燃えつきて 戻ってこよう 月に向かって どこまでも飛ぶ虫みたいだな 本当に僕は 君のまわりをまわってたんだ やっと会えたね ふたりだけのちっぽけなニュースだけど この世界中に 歌って歌って うたってまわりたい 僕たちのうた 川に寄り添って 真っすぐ続く道 走ってゆこう その手をとったら 加速する思いは 空まで駆ける 空の上から うたってまわろうよ 僕たちのうた 歌って歌って うたってまわりたい 僕たちのうた |
鍵穴と迷路ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 扉を閉ざしても 流れ込む夜の音 這い上がる 足元浸して 心に空いてた スキマに入り込んでざわめく 鍵さえ合わずに 抜け落ちた 信じたものさえわからない 何にも見えない 泣いてることさえ気付かないなんて どこか違う みんな知っているさ 迷うため生きてる 世界はゆっくりと何かをため込んでく ため息つくたび 重くなる 何故に想いだけ残して 光は消えてく 帰る家さえも探せないなんて 何か違う だけど知っているさ からっぽの中を 朝へ続かない夜 ほどけないままの夢 一人きりの影 歪む迷路の中で 信じたものさえわからない 何にも見えない 泣いてることさえ気付かないなんて どこか違う みんな知っているさ 迷うため生きてる |
かえりみちZABADAK | ZABADAK | 小峰公子・吉良知彦 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | かくれんぼ かくれてたら いつのまにか ひとりきり おかしいね 木陰にだれか かくれていたのに 通せんぼ 通りぬけた オニはどこ ここはどこ 日がくれる おうちが遠い ふりかえれば夜 動きだした 心の窓を 流れて行く 景色は遠く 帰りたいな 帰るよ 帰れない 近くても たどりつけなくて 届きそう でも今は届かない 目かくしされた そのむこうへ ふるえてた 百舌の瞳 砕け散った ガラス玉 七月の止まない雨 いつまでも 見ていた 大人になる そのたび少し 本当の僕に 耳をふさいだ 帰りたいな 帰るよ 帰れない 遊びつかれて 眠った日に いつまでも いつまでも手をのばす 行きつくことない あの頃へ |
オハイオ殺人事件ZABADAK | ZABADAK | 吉良知彦 | 吉良知彦 | ZABADAK | Everybody knows that Mr.Kahn killed his wife Nobody tried to ask him for the blooded knife Mr.Kahn gave himself up and law found him guilty It happened in Ohio, happened in Ohio, happened in Ohio Newspapers wrote him up as a terrible murderer T.V.casters decried it the tragedy of his wife Masscommunication has no appreciation Only refrains to screams It happened in Ohio, happened in Ohio What is right? What is wrong? Can you understand it? Prisoner dreaming past days in his prison so happy now What is true?What is false? Can you conclude it? The wife of the prisoner keeps her beauty for eternity Everybody knows so happy life that he spent Once he got a girl the most beautiful in his state Small but sweet sweet home Kids playing in a garden They called him a lucky man Fortunate in Ohio, fortunate in Ohio But the time is passing without any reserve The beauty of his wife falling off with her years Mr.Kahn rubbing casting off He could not endure it It's the murder case in Ohio, murder case in Ohio, The murder case in Ohio What is right? What is wrong? Can you understand it? Prisoner dreaming past days in his prison so happy now What is true?What is false? Can you conclude it? The wife of the prisoner keeps her beauty for eternity |
同じ海の色ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 小さな舟を 岸にあげて 夕日の浜辺を 家へ急ぐ 迎えでる子供たちは 駆けて 白い砂跳ねあげて 笑う 今日も海はまぶしく 豊かに 同じ海の色 この子の瞳にも どこまでも 蒼く 明日もうつるよう 夜空を巡る 星のかたち 海へかしいで 季節を告げる 昔語りはいつも 夢の 不思議な世界を泳ぐ だけど 変わらないものだけを信じた 永遠の色と すぎさる日々の色 いつか知ってゆく いつか伝えてく 同じ海の色 同じ朝焼けの色 この胸にいつも やさしく届くように コノママ ボクタチニ コノママ ボクタチカラ 永遠の色と すぎさる日々の色 いつか知ってゆく いつか伝えてく 同じ海の色 すべての瞳に どこまでも蒼く いつまでもあるように 同じ海の色 同じ朝焼けの色 この胸にいつも やさしく届くよう |
おててとてとてワンワン・ふうか・うーたん | ワンワン・ふうか・うーたん | 小峰公子 | 吉良知彦 | | おててとてとて てとてとて みてみておてて てとてとて ぷくぷくおてて ふわふわおてて ごつごつおてて みんなのて みんなのて つないでつないで てとてとて つないでつないで どこまでも ほら てとてとてとてとてとてと…てててて… おててとてとて てとてとて みてみておてて てとてとて わらってるおてて ないてるおてて ぐー ちょき ぱー で げんきなて げんきなて おててとてとて てとてとて みてみておてて てとてとて てとてとて てとてとて |
永遠のレモンZABADAK | ZABADAK | 杉林恭雄 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | 僕はレモンの中に 青空を閉じこめて 高く投げる 夏の窓ガラスを割る つめたい草の上に 後ろむきに倒れこんで 壊れかけた 胸のダイアルにふれる 雲に刺さって鳴く鳥の はねあげる水しぶきに打たれて きっと 君はまわる 虹の瞳を 鏡のように 輝かせて 僕の世界へ 出ておいで 風はレモンの森へ 永遠の種をまく 輪をえがいて とける ミツバチの光 燃えるリングを空高く 吹き上げてゆく緑にかくれて きっと 君はまわる 虹の瞳を 鏡のように 輝かせて 遊び続ける カケラになって 音をたてる 青いガラスを 踏まないように 出ておいで |
永遠の森ZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | いつか 君と 離れる時が 来ることを そして それが 遠い日ではないと 知っていたよ Good-bye 何かに 傷ついて 心も失くして 明日が 見つからなくなったら さあ うたえよ 声のかぎりに 夢の森に帰るまで さあ うたえよ 心のかぎりに 永遠をこえて響け そこは 誰も 訪れたことのないところ だけど 誰の 心の中にあるところ そこで Good-bye 流れる時はただ 花や鳥たちの 重ねる命がつくるよ さあ うたえよ 声のかぎりに 風を聞けば おもいだす さあ うたえよ 心のかぎりに 永遠を駆けて響け |
失われし者達へZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | | 古びて色あせた 写真を見つけたよ 鞄の奥深く 時間を止めたまま 忘れかけてた その街の名前 今でもそこに あの日の僕がいる ただ走ってるだけ そんな毎日を 何も言わず そこでみつめている 胸熱くしたこと 風に吹かれたこと 夏の日の苦しさ 止めたままで 漂う時間の中 またたく闇の中 この手でどれだけの 心に触れただろう 交わした言葉 覚えてないけど ぎこちなさそうに 想いは目を覚ます 手を握り 瞳を見つめ合うことも 遠すぎてできない 今の僕は 思い出せない歌 好きな花の色 待ちくたびれたように 数えるだけ 影を踏むように 閉ざした季節が 失くしたはずの 心を探してる ただ走ってるだけ そんな毎日を 何も言わず そこでみつめている 胸熱くしたこと 風に吹かれたこと 夏の日の苦しさ 止めたままで |
アンリーズナブル・エッグZABADAK | ZABADAK | 吉良知彦 | 吉良知彦 | | One day I woke up to sounds so strange to me Something it seems was lying on my bed Oh! such a strange sight so smooth to touch so white so much Such great caparsity It was nothing but an EGG I have two eyeballs in my head (so familiar) I have two lungs in my chest (so familiar) I have two arms and two legs (so familiar) But I've never known such an unreasonable EGG Surely I've never seen such an unreasonable EGG The doctor comes and says try to understand The pastor comes and says confess your sins to us The teacher comes and says let's be calm Someone like thinking Someone likes to know it But sure all are confused I have a brain in my head (usuality) I have a liver in my belly (usuality) I have a mouth in my face (usuality) But I've never known such an unreasonable EGG Surely I've never seen such an unreasonable EGG We have the knowledge of all (unreality) We have the common sense of all (unreality) We have the wisdom, but it is (unreality) One day I woke up to sounds so strange to me Something it seems was lying on my bed So white so big Unreasonable EGG! Unreasonable EGG! |
あんよあんよマーチワンワン・ふうか・うーたん | ワンワン・ふうか・うーたん | 小峰公子 | 吉良知彦 | 吉良知彦 | ひだり みぎ! いちに! いちに! ひだり みぎ! いちに! いちに! あんよでげんきに あるこうよ とおくのとおくに いってみよう ぞうさんは (のしのし) ねこさんは (たったった) おうまさんは (ぱかぱか) うさちゃんは (ぴょ一ん) まけないぞ がんばるぞ ひだり みぎ! いちに! いちに! ひだり みぎ! いちに! いちに! あんよのスタンプ ぺったんたん (ぺったんたん) ぺたぺたペったん ついてくる くまさんは (まる!) からすさんは (やじるし!) ぶたさんは (ハート!) ありさんは (あれれ?) でもでも おんなじ あんよだね ひだり みぎ! いちに! いちに! ひだり みぎ! いちに! いちに! あんよでげんきに あるこうよ とおくの おそらを みにいこう みにいこう |
雨の音が聞こえるZABADAK | ZABADAK | 小峰公子 | 吉良知彦 | ZABADAK | 水たまりに 雨が落ちる 灰色の鏡 散らばるように 砕けた雲 揺れる空のカケラ 約束のない 日曜日には 時計が止まるよ ピアノのキイ たたくような ガラスのしずくたち 立ち止まる 思い出 窓に映る 冷めた声 さがしてた 思い出 見つかりそうな気がして のぞきこむと ふるえだした 雨つぶの中 雨あがりは セロファンの空 黄色いゆうぐれ 胸の奥に 吹いた風が なかなかやまないね こんな時に 電話のベルを 誰かならしたら すぐに恋が はじまるのに 静かな午後の部屋 まっすぐに 見つめて 受けとめるだけのことが できなくて こわれた いくつもの心たち 今もきっと そばにいるね こんな時には 悲しがりの 空には やわらかな陽が射して 洗いたての 町並 懐かしい香りさえも 消してしまう 明日はまた 笑えるように |