Door小さな足音を 夢の中で聞いた 誰かが私の ドアの前にやって来る 少年の眼差しの懐かしい影が あの頃みたいに扉叩いてる 遠い雨の街を 今も忘れない 貴方のバスを待った 遠回りの帰り道 哀しいサヨナラさえ 今は夢の中 つまらない冗談だと笑えるかしら 土曜日の朝だから 訪ねて来たんでしょ? 朝靄のドアを開けて 入っておいでよ、早く…… 小さな足音が 夢の中に消えた 白い枕の上に 古い歌を残して | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 小さな足音を 夢の中で聞いた 誰かが私の ドアの前にやって来る 少年の眼差しの懐かしい影が あの頃みたいに扉叩いてる 遠い雨の街を 今も忘れない 貴方のバスを待った 遠回りの帰り道 哀しいサヨナラさえ 今は夢の中 つまらない冗談だと笑えるかしら 土曜日の朝だから 訪ねて来たんでしょ? 朝靄のドアを開けて 入っておいでよ、早く…… 小さな足音が 夢の中に消えた 白い枕の上に 古い歌を残して |
consolation息をするだけじゃ叶わない もっと深くまで行く為の 涙と嘆きを下さい むごたらしいほど奇麗な君の神様 激しく滅び去る者だけを愛した Quo Vadis Domine? その声は祈りと呼ぶまでも無い いつか君の願いだけが届くと信じている 張りつめた空の麓へ 僕らは荷物を担いで 逃げるようにつんのめって歩いた 始まりの星は静かに 君の行く先を照らして 蒼ざめた谷底に輝く Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 欲しがる心のままでは 届かない場所にある 諦めず手を伸ばす 欲深い心が 満たされて眠るまで 光に遠い道を 何でも食べたい魂 齧り付いた夢吐き捨て 哀れみを下さいと叫んだ Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 全て燃やし尽くした頃 届くと信じている | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 息をするだけじゃ叶わない もっと深くまで行く為の 涙と嘆きを下さい むごたらしいほど奇麗な君の神様 激しく滅び去る者だけを愛した Quo Vadis Domine? その声は祈りと呼ぶまでも無い いつか君の願いだけが届くと信じている 張りつめた空の麓へ 僕らは荷物を担いで 逃げるようにつんのめって歩いた 始まりの星は静かに 君の行く先を照らして 蒼ざめた谷底に輝く Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 欲しがる心のままでは 届かない場所にある 諦めず手を伸ばす 欲深い心が 満たされて眠るまで 光に遠い道を 何でも食べたい魂 齧り付いた夢吐き捨て 哀れみを下さいと叫んだ Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 全て燃やし尽くした頃 届くと信じている |
al fineひかりがふる 始まりへと ドアが開く 硝子の花 月の祭り 天のコーラス 空の蒼と 琥珀の波 夏の光 満ちて ひとりじゃない こころたちが 繋ぐ メロディー 君のために consolation | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | ひかりがふる 始まりへと ドアが開く 硝子の花 月の祭り 天のコーラス 空の蒼と 琥珀の波 夏の光 満ちて ひとりじゃない こころたちが 繋ぐ メロディー 君のために consolation |
dolceふりつもるのは 白くやさしいもの 柔らかな時間 小さなためいき 迷い子の夢 丘の上を渡る 遠くで呼んでる 静かな歌声 全てのいのちが辿り着く場所へ 二人手を取って ただ歩いて行ける 愛をささやく くちびるに溢れる 甘くなつかしい こいのものがたり canta, dolce | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | ふりつもるのは 白くやさしいもの 柔らかな時間 小さなためいき 迷い子の夢 丘の上を渡る 遠くで呼んでる 静かな歌声 全てのいのちが辿り着く場所へ 二人手を取って ただ歩いて行ける 愛をささやく くちびるに溢れる 甘くなつかしい こいのものがたり canta, dolce |
アレルヤ 未来は君に優しいだろうか 緑の雨が君を濡らすまで まっすぐに まっすぐに 行けるだろうか 泣けるだろうか 全てが静かに 燃える日まで アレルヤ 祈りは何処にも 届かず消え失せて 僕らは うずくまったまま 夜明けをやり過ごして あかるい方へ あかるい方へ きっともがいて 何度も泣いて 僕らはゆく 僕らはゆく こんな小さな君の手を取って いたいほどの かがやきがあって 幸福(しあわせ)の記憶だけ 残したいと願いながら 優しく無意味に 消える日まで アレルヤ 全てのいのちが 歌うときが来るって 信じて 雨の中で両手 ふりかざして踊って 笑ってるんだ 笑ってようよ 涙の海で 抜き手を切って 未来へゆく 未来へゆく 小さないのちを ふりしぼって ふりしぼって ふりしぼって きみのみらいへ アレルヤ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 未来は君に優しいだろうか 緑の雨が君を濡らすまで まっすぐに まっすぐに 行けるだろうか 泣けるだろうか 全てが静かに 燃える日まで アレルヤ 祈りは何処にも 届かず消え失せて 僕らは うずくまったまま 夜明けをやり過ごして あかるい方へ あかるい方へ きっともがいて 何度も泣いて 僕らはゆく 僕らはゆく こんな小さな君の手を取って いたいほどの かがやきがあって 幸福(しあわせ)の記憶だけ 残したいと願いながら 優しく無意味に 消える日まで アレルヤ 全てのいのちが 歌うときが来るって 信じて 雨の中で両手 ふりかざして踊って 笑ってるんだ 笑ってようよ 涙の海で 抜き手を切って 未来へゆく 未来へゆく 小さないのちを ふりしぼって ふりしぼって ふりしぼって きみのみらいへ アレルヤ |
追憶仄暗い 霧の中消えて行く 影を見送る 手を振った奇麗な曲線(カーブ)が いつまでも揺れてる 美しい朝は 誰かを送る為にあるのだろう 胸を啄む甘い宝石を また一粒残して 追憶の ざらりとした手触りに 指を這わせて きらめいた 真昼の星を静かに 夜へ落とそう 戯れる記憶の中 何も届かない 永遠とよく似た 夢の砦に 「あの日」の風が吹く 額を抜けて行く 磨かれた時間の罠 追憶の深く もう何もいらない 顔の無い声と 瞼を滑る 見えない指先 優しさだけを 繋ぎ合わせた貴方は 名前も持たない 瓶の中にある空は もうすぐ日暮れて 黄金(きん)色の吐息を ただ繰り返す 一番幸せな 時を探したら 欲張りな子供は 何処まで還るのだろう 森のほとりにある 楡の木の下で 愛の仕草だけを ただ繰り返す 夏の風過ぎ行く 額を抜けて行く 音の無い空から降る ことばの無いうた もう何もいらない 美しい記憶の国で 追憶の宴を始めよう | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 仄暗い 霧の中消えて行く 影を見送る 手を振った奇麗な曲線(カーブ)が いつまでも揺れてる 美しい朝は 誰かを送る為にあるのだろう 胸を啄む甘い宝石を また一粒残して 追憶の ざらりとした手触りに 指を這わせて きらめいた 真昼の星を静かに 夜へ落とそう 戯れる記憶の中 何も届かない 永遠とよく似た 夢の砦に 「あの日」の風が吹く 額を抜けて行く 磨かれた時間の罠 追憶の深く もう何もいらない 顔の無い声と 瞼を滑る 見えない指先 優しさだけを 繋ぎ合わせた貴方は 名前も持たない 瓶の中にある空は もうすぐ日暮れて 黄金(きん)色の吐息を ただ繰り返す 一番幸せな 時を探したら 欲張りな子供は 何処まで還るのだろう 森のほとりにある 楡の木の下で 愛の仕草だけを ただ繰り返す 夏の風過ぎ行く 額を抜けて行く 音の無い空から降る ことばの無いうた もう何もいらない 美しい記憶の国で 追憶の宴を始めよう |
misterioso 彼方へ 君の手を取り 心だけが知ってる場所へ misterioso 舞い上がるよ この星が見た夢のように 輝く空 遠くで呼んでる 憧れの残した木霊(エコー) 哀しみ棚引かせて 道の無い未来へ急ぐよ 新しい頁を開き 世界は君を待ってる 明るい心で 全ての時を行けるなら 何処かへ続いてると 信じて 空は蒼く高く 幼い風が光る 小さな鈴のように まだ見ぬ不思議の唄 長過ぎた夜の果てに 夜明けを呼び覚ます chorus どんなに儚くても 始まりの時を告げて 世界はまだ君のため 歓びを隠しているから misterioso 舞い上がるよ 追いすがる涙の向こうへ 眩しい 明日へ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 彼方へ 君の手を取り 心だけが知ってる場所へ misterioso 舞い上がるよ この星が見た夢のように 輝く空 遠くで呼んでる 憧れの残した木霊(エコー) 哀しみ棚引かせて 道の無い未来へ急ぐよ 新しい頁を開き 世界は君を待ってる 明るい心で 全ての時を行けるなら 何処かへ続いてると 信じて 空は蒼く高く 幼い風が光る 小さな鈴のように まだ見ぬ不思議の唄 長過ぎた夜の果てに 夜明けを呼び覚ます chorus どんなに儚くても 始まりの時を告げて 世界はまだ君のため 歓びを隠しているから misterioso 舞い上がるよ 追いすがる涙の向こうへ 眩しい 明日へ |
君の銀の庭 そっと開いたドアの向こうに 壊れそうな世界はある 朝が来るのか 夜になるのか 迷いながらひかりは綻びて 声が呼ぶまではもう少し遊ぼう 花のように廻る時を繰り返し 夢はこの部屋の中で 優しい歌をずっと君に歌っていた 何がほんとのことなの 一番強く信じられる世界を追いかけて 君の銀の庭へ 道に迷ったあの子が今日も 一番早く帰り着いた 正しさよりも明るい場所を 見つけながら走ればいいんだね 幼い眠りを守りたい番人 大人になる門は固く閉ざされて 君は気付いていたかな? ほんとのことなんて いつも過去にしか無い 未来や希望は全て 誰かが描く遠い庭の 我が侭な物語 まだ誰も知らない ひたむきな小鳥の声で歌う子供は 何を隠し何を壊し 燃える時計 秘密めく花の香り 「ここにいるよ」 静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何を失くしたって 夢はその腕の中に 優しい人の嘘も嘆きも 閉じ込めていた 何か足りない心で 光を纏い飛んで行こう 少女のかたちをして 終わらない始まりへ ほんとうの終わりへ 静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何処にも行かないで | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | そっと開いたドアの向こうに 壊れそうな世界はある 朝が来るのか 夜になるのか 迷いながらひかりは綻びて 声が呼ぶまではもう少し遊ぼう 花のように廻る時を繰り返し 夢はこの部屋の中で 優しい歌をずっと君に歌っていた 何がほんとのことなの 一番強く信じられる世界を追いかけて 君の銀の庭へ 道に迷ったあの子が今日も 一番早く帰り着いた 正しさよりも明るい場所を 見つけながら走ればいいんだね 幼い眠りを守りたい番人 大人になる門は固く閉ざされて 君は気付いていたかな? ほんとのことなんて いつも過去にしか無い 未来や希望は全て 誰かが描く遠い庭の 我が侭な物語 まだ誰も知らない ひたむきな小鳥の声で歌う子供は 何を隠し何を壊し 燃える時計 秘密めく花の香り 「ここにいるよ」 静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何を失くしたって 夢はその腕の中に 優しい人の嘘も嘆きも 閉じ込めていた 何か足りない心で 光を纏い飛んで行こう 少女のかたちをして 終わらない始まりへ ほんとうの終わりへ 静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何処にも行かないで |
heavenly blue 君が見る夢は 古いインクで紙に書いた祈りのよう 小さなその手が縋るものも 今はまだ何処にも無い それでも君の行く道を 奇麗なものは奇麗なままで 守り続けたいと思うよ 空と水が星を染めて 淡く虹を描いて散って 眩しい夜君が歌う 声は何処まで届くのだろう 憧れの住まう 蒼い星のひかり ただ僕らは恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でてみる 飛び立つよ まだ暗い空へ 君の囁きは 閉じた心を切り裂いてく刃のよう 無邪気な光に晒された この身を守る術など無い 眩しさという哀しみを 瞬きもせず受け止めている 君を守りたいと思うよ 何処から来て何処まで行く かつて生まれた場所に立って 何を思い何を探す 僕は何処まで届くのだろう 君を招いてる 蒼い星の光 遠ざかるほど奇麗に たったひとつの願いのように 闇の中で揺れている 手を伸ばす まだ暗い空へ 遙かなる調べ 蒼い星の光 ただ誰もが恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でている 君が夢見るなら 側に立って 同じ彼方へ手を伸ばすよ 君が信じた静かな空に いつか僕も届くだろう 何処までも眩しい heavenly blue | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 君が見る夢は 古いインクで紙に書いた祈りのよう 小さなその手が縋るものも 今はまだ何処にも無い それでも君の行く道を 奇麗なものは奇麗なままで 守り続けたいと思うよ 空と水が星を染めて 淡く虹を描いて散って 眩しい夜君が歌う 声は何処まで届くのだろう 憧れの住まう 蒼い星のひかり ただ僕らは恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でてみる 飛び立つよ まだ暗い空へ 君の囁きは 閉じた心を切り裂いてく刃のよう 無邪気な光に晒された この身を守る術など無い 眩しさという哀しみを 瞬きもせず受け止めている 君を守りたいと思うよ 何処から来て何処まで行く かつて生まれた場所に立って 何を思い何を探す 僕は何処まで届くのだろう 君を招いてる 蒼い星の光 遠ざかるほど奇麗に たったひとつの願いのように 闇の中で揺れている 手を伸ばす まだ暗い空へ 遙かなる調べ 蒼い星の光 ただ誰もが恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でている 君が夢見るなら 側に立って 同じ彼方へ手を伸ばすよ 君が信じた静かな空に いつか僕も届くだろう 何処までも眩しい heavenly blue |
lapisいつもの夜になれば いつものドアを閉じて いつもと違う何か 探しに行く 花の香りの紅茶 夢を南へ運ぶ 睫毛の上で遊ぶ 涼しい風 君は何処にいるのだろう 空の奥へ沈む 瑠璃色の歌声が 夢を東へ誘う やさしいおんがく どこか見えない岸辺の 暖かい波音だけが 濡れた瞼に寄せる 廻る木馬に乗って 光る小川を超えて 水の中の宝石 探しに行く | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | いつもの夜になれば いつものドアを閉じて いつもと違う何か 探しに行く 花の香りの紅茶 夢を南へ運ぶ 睫毛の上で遊ぶ 涼しい風 君は何処にいるのだろう 空の奥へ沈む 瑠璃色の歌声が 夢を東へ誘う やさしいおんがく どこか見えない岸辺の 暖かい波音だけが 濡れた瞼に寄せる 廻る木馬に乗って 光る小川を超えて 水の中の宝石 探しに行く |
in every nothingがらんとした世界 慰めの欠片も無い 白い夜の中で 言葉はいらない 理解し合った試しも無い 黒い星の上で そんなに甘く 君は歌う 何にも無い まだ暗い光も無い 見えない 世界の果てへ帰ろう いらない物は何も無い まだ知らない 空の色を見つけて 胸は騒ぐ いつまでも 木枯らしだけ残る 焼け焦げた野原がある 遠い空も見える 透明になる 憎み合わない心になる 風は秋に変わる 沈黙だけを 僕は歌う 予感はある 光を生む夜がある あまねく 響き渡る音色(おと)がある 届かぬものは何も無い まだ知らない 輝きを夢に見て 胸は騒ぐ いつまでも 答えはある 手の中に誇りはある 孤独な 大きな木のようになる 冬枯れてただそこにある 雨が行けば 萌え生ずる緑になる 胸は騒ぐ 切なく歌う いつまでも | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | がらんとした世界 慰めの欠片も無い 白い夜の中で 言葉はいらない 理解し合った試しも無い 黒い星の上で そんなに甘く 君は歌う 何にも無い まだ暗い光も無い 見えない 世界の果てへ帰ろう いらない物は何も無い まだ知らない 空の色を見つけて 胸は騒ぐ いつまでも 木枯らしだけ残る 焼け焦げた野原がある 遠い空も見える 透明になる 憎み合わない心になる 風は秋に変わる 沈黙だけを 僕は歌う 予感はある 光を生む夜がある あまねく 響き渡る音色(おと)がある 届かぬものは何も無い まだ知らない 輝きを夢に見て 胸は騒ぐ いつまでも 答えはある 手の中に誇りはある 孤独な 大きな木のようになる 冬枯れてただそこにある 雨が行けば 萌え生ずる緑になる 胸は騒ぐ 切なく歌う いつまでも |
believe まだ何も知らない 二人だった 左手で儚く 虚無を弄った 僅かな葛藤が 君の手を縛って 未来の姿を欺く 守ることさえ知らないけど 偽りの理想(おもい)でも構わない 生きてみたい 自分を 巡り来る 時の中で出会った 君といた僕を信じている この夢が優しく果てるまで 切り開け蒼い日々を fight your fate 静かな夜に そっと灯した 言葉だった 冷たい雨のように落ちる 白い月の光の中で 信じること だけを信じた 眩しいほど強く 夜を照らす光だった 思いを繋ぐよ まだ僕は知らない 哀しみが運命(さだめ)の果てに描く 虚無の姿を 願いの残像が ノイズのように降って 古びた思いも見えない それでも君が笑ったから どうしても捨てられない未来 生きてゆこう 自分を 過ぎて行く時の中で出会った 変わりゆく僕を信じている この夢が果てるその先まで 切り開け蒼い日々を fight your fate | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | まだ何も知らない 二人だった 左手で儚く 虚無を弄った 僅かな葛藤が 君の手を縛って 未来の姿を欺く 守ることさえ知らないけど 偽りの理想(おもい)でも構わない 生きてみたい 自分を 巡り来る 時の中で出会った 君といた僕を信じている この夢が優しく果てるまで 切り開け蒼い日々を fight your fate 静かな夜に そっと灯した 言葉だった 冷たい雨のように落ちる 白い月の光の中で 信じること だけを信じた 眩しいほど強く 夜を照らす光だった 思いを繋ぐよ まだ僕は知らない 哀しみが運命(さだめ)の果てに描く 虚無の姿を 願いの残像が ノイズのように降って 古びた思いも見えない それでも君が笑ったから どうしても捨てられない未来 生きてゆこう 自分を 過ぎて行く時の中で出会った 変わりゆく僕を信じている この夢が果てるその先まで 切り開け蒼い日々を fight your fate |
こいびとの昔語りの夕暮れのこいびとの昔語りの夕暮れの 草野が黄金(きん)に染まる頃 土の香りに噎せ返る 山裾にひとつの旗 雨に汚れたままで 淀んだ風を呼んでいる 静けさは立ち昇り立ち昇り 夏の日の僕らの秘密は眠る 白い旗の元に 白い旗の元に 紅の涙と焔に焼かれて ぼくらは何処まで静かになれるの きらきらと朝露を残した 草の穂をかきわけてかきわけて こいびとの昔語りのうつくしさ 寂しさは立ち昇り立ち昇り しんしんとこの胸を呼び戻す 静けさは立ち昇り立ち昇り なつのひの僕らは還る 白い旗の元へ 白い旗の元へ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | こいびとの昔語りの夕暮れの 草野が黄金(きん)に染まる頃 土の香りに噎せ返る 山裾にひとつの旗 雨に汚れたままで 淀んだ風を呼んでいる 静けさは立ち昇り立ち昇り 夏の日の僕らの秘密は眠る 白い旗の元に 白い旗の元に 紅の涙と焔に焼かれて ぼくらは何処まで静かになれるの きらきらと朝露を残した 草の穂をかきわけてかきわけて こいびとの昔語りのうつくしさ 寂しさは立ち昇り立ち昇り しんしんとこの胸を呼び戻す 静けさは立ち昇り立ち昇り なつのひの僕らは還る 白い旗の元へ 白い旗の元へ |
ring your bell いつか心が消えて行くなら せめて声の限り 幸福と絶望を歌いたい 僕らを待つ運命は いつでもただ 命が夢を見て駆け抜ける 今の続き 君が泣いた夜はその中に 遠い未来の輝きを隠してた 静けさが君を待つ 眩しい丘 きっと行ける 君の地平へ ring your bell, and raise your song 君がそんなに欲しがっていた 光が消えて行く 何度でもその時を知っている 蒼白い道の上に立ち塞がり 未来へ行く足を止めるのは 君の心だけ 夜明けはまだ遠い 明るい星も見えない だから窓を開いて 風に乗り響くだろう 明日を呼ぶ君の調べ 闇の中へ ring your bell 君へと続いてた道の 君から続いて行く道の 眩しさはきっと消えないから 君が泣いた夜の向こうには まだ何も無い 始まりが広がる 風に乗り消えるだろう 明日を呼ぶ君の調べ 遠い地平へ 木霊を残して ring your bell, and raise your song | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | いつか心が消えて行くなら せめて声の限り 幸福と絶望を歌いたい 僕らを待つ運命は いつでもただ 命が夢を見て駆け抜ける 今の続き 君が泣いた夜はその中に 遠い未来の輝きを隠してた 静けさが君を待つ 眩しい丘 きっと行ける 君の地平へ ring your bell, and raise your song 君がそんなに欲しがっていた 光が消えて行く 何度でもその時を知っている 蒼白い道の上に立ち塞がり 未来へ行く足を止めるのは 君の心だけ 夜明けはまだ遠い 明るい星も見えない だから窓を開いて 風に乗り響くだろう 明日を呼ぶ君の調べ 闇の中へ ring your bell 君へと続いてた道の 君から続いて行く道の 眩しさはきっと消えないから 君が泣いた夜の向こうには まだ何も無い 始まりが広がる 風に乗り消えるだろう 明日を呼ぶ君の調べ 遠い地平へ 木霊を残して ring your bell, and raise your song |
One Light君が出会った心はきっと 一つだって間違いじゃない 同じ夢を抱いて 道を違えた人を思った 野晒しの憧れを掲げて 進む荒野 微笑みもその涙も ここに捨てて行けないから 夏の影を抱いて白く高く 名も無き僕と君の旗 まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空を信じてる 導く星を東の高みに 指し示すよ 夢はこの手で叶える 伸ばして落ちた指で奪った いたいけな地図を翳して 木枯らしに背いて 汚れてたって譲れぬこと ここから始まる明日の方へ 暮れる大地 零れ落ちて行く筈だった 君の小さな溜息を 閉じた夜の中に迷わぬように 胸に刺して僕は行くから まだ果てなく続くこの時の彼方に 君の微笑みがきっと輝くように 絶えざる思いは二人を近くへ いつか結んでくれると 信じている 君の夢見た空 もがいて落ちた指で掴んだ 野晒しの憧れを掲げて 僕は行ける まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空は何処までも蒼く 連なる叫びの向こうへ 続いてる まだ焼け焦げたままの大地に 緑がやがて萌え出ずるように 響く歌声 遠くへ行けると信じた 僕らの名も無き心のままに 光の射す 世界が始まる | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 君が出会った心はきっと 一つだって間違いじゃない 同じ夢を抱いて 道を違えた人を思った 野晒しの憧れを掲げて 進む荒野 微笑みもその涙も ここに捨てて行けないから 夏の影を抱いて白く高く 名も無き僕と君の旗 まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空を信じてる 導く星を東の高みに 指し示すよ 夢はこの手で叶える 伸ばして落ちた指で奪った いたいけな地図を翳して 木枯らしに背いて 汚れてたって譲れぬこと ここから始まる明日の方へ 暮れる大地 零れ落ちて行く筈だった 君の小さな溜息を 閉じた夜の中に迷わぬように 胸に刺して僕は行くから まだ果てなく続くこの時の彼方に 君の微笑みがきっと輝くように 絶えざる思いは二人を近くへ いつか結んでくれると 信じている 君の夢見た空 もがいて落ちた指で掴んだ 野晒しの憧れを掲げて 僕は行ける まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空は何処までも蒼く 連なる叫びの向こうへ 続いてる まだ焼け焦げたままの大地に 緑がやがて萌え出ずるように 響く歌声 遠くへ行けると信じた 僕らの名も無き心のままに 光の射す 世界が始まる |
五月雨が過ぎた頃にいつか君の手を取って 歓びを呼べるはず そんな風にぼんやりと 僕らは明日を信じた 昨日咲いた花のように 思いはすぐ散って行くよ 間違えても戻れないと いつから知っていたんだろう 五月雨が過ぎた頃に 君が微笑むように 君の気付かない場所に 小さな花を植えよう 過ぎて行く日々の中に 置いて来たもののため せめて華やかな声で 優しいうたを送ろう ここにいる事を歌うよ 夜の中を通り過ぎて 消えて行く僕らの声が 君に届いたらいいな 未来のような何かを 僕たちは夢見てる 君と声を合わせたら もっと遠くに響いた 五月雨が過ぎた頃に 君が笑ってるように 誰にも見えない花を 君の近くで咲かせているよ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | いつか君の手を取って 歓びを呼べるはず そんな風にぼんやりと 僕らは明日を信じた 昨日咲いた花のように 思いはすぐ散って行くよ 間違えても戻れないと いつから知っていたんだろう 五月雨が過ぎた頃に 君が微笑むように 君の気付かない場所に 小さな花を植えよう 過ぎて行く日々の中に 置いて来たもののため せめて華やかな声で 優しいうたを送ろう ここにいる事を歌うよ 夜の中を通り過ぎて 消えて行く僕らの声が 君に届いたらいいな 未来のような何かを 僕たちは夢見てる 君と声を合わせたら もっと遠くに響いた 五月雨が過ぎた頃に 君が笑ってるように 誰にも見えない花を 君の近くで咲かせているよ |
真昼空の高みを見つめながら 貴方の側を歩いてる 古いかなしみに陽の当たる 真昼を何と名付けよう 貴方の中を泳いでる 赤黒黄金(こがね)の魚たち ふいに水面に踊るように 奇麗なこころが見えてくる 遠い夏の物語のように 白い舟の影の中で遊ぶ 水しぶき空へ投げて 笑うだけの こんなに寂しい水の上に 何かが降りて来たような 夏はただ眩しく輝いて 私は貴方に恋をした | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 空の高みを見つめながら 貴方の側を歩いてる 古いかなしみに陽の当たる 真昼を何と名付けよう 貴方の中を泳いでる 赤黒黄金(こがね)の魚たち ふいに水面に踊るように 奇麗なこころが見えてくる 遠い夏の物語のように 白い舟の影の中で遊ぶ 水しぶき空へ投げて 笑うだけの こんなに寂しい水の上に 何かが降りて来たような 夏はただ眩しく輝いて 私は貴方に恋をした |
far on the water知らない景色がいつも まだ頼りない輝きで 君を招いて 新しい朝が始まる 憧れの近くへ 一つだけ未来へ 何処までも何処までも 続いてる水の上に 僕たちは小さなオールで さざなみを描いた やがて水は広く緩やかに 僕らの軌跡を 飲み込んでまだ深く 静かに 時を運ぶ この波の向こうへ 僕らの舟は行く 音の無い海が聞く 初めての歌のように 僕たちが小さなオールで 響かせた水音 ありのままで行けるよりも 遠くを指し示して 風を従えて南へ 舟は進む 暗い海の向こうに光が射す きっと君に届くよ 消え行く僕らの歌 | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 知らない景色がいつも まだ頼りない輝きで 君を招いて 新しい朝が始まる 憧れの近くへ 一つだけ未来へ 何処までも何処までも 続いてる水の上に 僕たちは小さなオールで さざなみを描いた やがて水は広く緩やかに 僕らの軌跡を 飲み込んでまだ深く 静かに 時を運ぶ この波の向こうへ 僕らの舟は行く 音の無い海が聞く 初めての歌のように 僕たちが小さなオールで 響かせた水音 ありのままで行けるよりも 遠くを指し示して 風を従えて南へ 舟は進む 暗い海の向こうに光が射す きっと君に届くよ 消え行く僕らの歌 |
空色の椅子夏空を慕い 追いかけて行く雲は どうしてあんなに光るの そらいろの椅子に 誰かが笑っていた 影だけ残る 風に流された 帽子が水の上で 沈み行く場所を探して それでも何だか 華やいだかたちで 空を見上げてる 花を散らして小道を行けば 冬の匂いがすぐ側にある 群れに遅れた渡りの鳥が 一人は嫌だと南へ 風は急ぐ 誰かが立ち去ったあとの椅子には 寂しさがそっと座ってる よくきたね きっと秋が終わるまで そこにいるんだね | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 夏空を慕い 追いかけて行く雲は どうしてあんなに光るの そらいろの椅子に 誰かが笑っていた 影だけ残る 風に流された 帽子が水の上で 沈み行く場所を探して それでも何だか 華やいだかたちで 空を見上げてる 花を散らして小道を行けば 冬の匂いがすぐ側にある 群れに遅れた渡りの鳥が 一人は嫌だと南へ 風は急ぐ 誰かが立ち去ったあとの椅子には 寂しさがそっと座ってる よくきたね きっと秋が終わるまで そこにいるんだね |
むすんでひらく手のひらのくぼみに 君がくれたものを まだぜんぶ乗せたままで 最後の駅をもう過ぎた筈の 錆びたレールを辿って 君と僕が出会うことが 夢見ていた未来の全てと思っていた 重ねた指と指が透き通るから 僕らはこころを結んだ 君が泣いていたのはやわらかい過去 消えない繋がりの音楽 一人じゃないと初めて知った 瞳を開いた 大事な音がある 胸の中の細い糸に触らないように 選ばれた記憶の 色の無い絵の具で君の絵を描いた あの夏の日 光の入り江で 二度と行けない場所で待ち受けている 約束はまだずっと守られたまま 風に揺れる梢を ただやさしく 支えている 未来は続く 雨を待つ灰色の丘で 君は誰と出会い 僕は誰を想う 暖かい風を呼びながら プラネタリウムの空 暗闇を待つ ツギハギの壁を晒して 閉じ込められた場所で初めて光る ぼくたちを動かすダイナモ 息をひそめた夢のかたまり むすんでひらくよ みずうみの底には 夏の蒼い雨の雫が 今も沈む つめたいものだけを食べて育つ ぼくのやわらかいこころ また花咲く 時が来るよ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 手のひらのくぼみに 君がくれたものを まだぜんぶ乗せたままで 最後の駅をもう過ぎた筈の 錆びたレールを辿って 君と僕が出会うことが 夢見ていた未来の全てと思っていた 重ねた指と指が透き通るから 僕らはこころを結んだ 君が泣いていたのはやわらかい過去 消えない繋がりの音楽 一人じゃないと初めて知った 瞳を開いた 大事な音がある 胸の中の細い糸に触らないように 選ばれた記憶の 色の無い絵の具で君の絵を描いた あの夏の日 光の入り江で 二度と行けない場所で待ち受けている 約束はまだずっと守られたまま 風に揺れる梢を ただやさしく 支えている 未来は続く 雨を待つ灰色の丘で 君は誰と出会い 僕は誰を想う 暖かい風を呼びながら プラネタリウムの空 暗闇を待つ ツギハギの壁を晒して 閉じ込められた場所で初めて光る ぼくたちを動かすダイナモ 息をひそめた夢のかたまり むすんでひらくよ みずうみの底には 夏の蒼い雨の雫が 今も沈む つめたいものだけを食べて育つ ぼくのやわらかいこころ また花咲く 時が来るよ |
灯影小指が遠すぎた 最後の高い音を 貴方が優しく鳴らした 甘いピアノ 誰も届かない波間に落ちる 雨に触れたような 細い調べ 君が思うより ひかりは近くにあると 貴方はそっと笑う わたしのそばで 進む道が何処へ続くとしても いつも胸の中に 灯るあかり かなしみにも 甘いかたちを残してくれる 星の無い夜にある 優しい記憶 あなたのそばに | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 小指が遠すぎた 最後の高い音を 貴方が優しく鳴らした 甘いピアノ 誰も届かない波間に落ちる 雨に触れたような 細い調べ 君が思うより ひかりは近くにあると 貴方はそっと笑う わたしのそばで 進む道が何処へ続くとしても いつも胸の中に 灯るあかり かなしみにも 甘いかたちを残してくれる 星の無い夜にある 優しい記憶 あなたのそばに |
identify意味もないくらいの寂しさ もっと頑丈に生きていたくて 突っ張って 聞かない振りをした 行く当てのないココロたち 離れてしまいそうになる 引っ張って ここにいると教えて 君の声が聞こえる 少し頑張って側にいるよ 痛みの前で閉じた 扉をほら、開いて 今会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 暗闇と軽い葛藤を 鈍い輝きに いつか変えてみせるよ side by side 嘘のようでも嘘じゃない 言葉は全部真実なんだって 淡々と 君は目を合わせない 分かり合えないことばかり いっそ丸ごと飲み込んで つっかえた 君はずっとそこにいる イビツな夜の中で 少し泣いたって側にいるよ 混乱と混沌の 世界にまだ迷って 今会いたくて 君が恋しくて どんな魂胆も まだ可愛いもんで 純情も熱い懇願も 君のシルシを 確かめて行くから one by one 息も付けないよな寂しさが 強く頬を引っ張って 温もりとかそんなモノの方へ まだ引力が止まらない 散々飼い慣らした筈の感情 根こそぎ連れて行く 輝く君の熱量 会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 躊躇いと軽い葛藤を 鈍い優しさに すぐ変えてみせるよ とんがった爪を丸めて 慰め合える 引かれ合うタマシイ 混沌の世界の上で 何かを叫ぶ 愛に良く似た one by one | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 意味もないくらいの寂しさ もっと頑丈に生きていたくて 突っ張って 聞かない振りをした 行く当てのないココロたち 離れてしまいそうになる 引っ張って ここにいると教えて 君の声が聞こえる 少し頑張って側にいるよ 痛みの前で閉じた 扉をほら、開いて 今会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 暗闇と軽い葛藤を 鈍い輝きに いつか変えてみせるよ side by side 嘘のようでも嘘じゃない 言葉は全部真実なんだって 淡々と 君は目を合わせない 分かり合えないことばかり いっそ丸ごと飲み込んで つっかえた 君はずっとそこにいる イビツな夜の中で 少し泣いたって側にいるよ 混乱と混沌の 世界にまだ迷って 今会いたくて 君が恋しくて どんな魂胆も まだ可愛いもんで 純情も熱い懇願も 君のシルシを 確かめて行くから one by one 息も付けないよな寂しさが 強く頬を引っ張って 温もりとかそんなモノの方へ まだ引力が止まらない 散々飼い慣らした筈の感情 根こそぎ連れて行く 輝く君の熱量 会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 躊躇いと軽い葛藤を 鈍い優しさに すぐ変えてみせるよ とんがった爪を丸めて 慰め合える 引かれ合うタマシイ 混沌の世界の上で 何かを叫ぶ 愛に良く似た one by one |
うすむらさき甘い夢から覚めた名残のように 瞼の裏にいつもあるうすいむらさき 私を染める スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 もうすぐ海に出るあたりで 何かを諦めた水の わかれうた 白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 やがては夜と同じ場所へ消えて行く 朝霧の裾 全てを染める 過ちのように咲いていた 甘い花の香り手のひらの中 闇から光へ 暮れて行く夜明けの色に 心奪われる 夢の中の調べ 乾いた心の砂に滴る 世界がまた愛しくなる 連なる思い出を従えて 天窓の向こうに 糸を引いて降って来るもの あなたの触ってはいけない処にある ひかりのような ひとりうた 冷たいひかがみに 凝ってる薄い憂鬱 優しくなれないひとたちが 泣いていた秋の夕暮れ 全てを染める 貴方を染める | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 甘い夢から覚めた名残のように 瞼の裏にいつもあるうすいむらさき 私を染める スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 もうすぐ海に出るあたりで 何かを諦めた水の わかれうた 白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 やがては夜と同じ場所へ消えて行く 朝霧の裾 全てを染める 過ちのように咲いていた 甘い花の香り手のひらの中 闇から光へ 暮れて行く夜明けの色に 心奪われる 夢の中の調べ 乾いた心の砂に滴る 世界がまた愛しくなる 連なる思い出を従えて 天窓の向こうに 糸を引いて降って来るもの あなたの触ってはいけない処にある ひかりのような ひとりうた 冷たいひかがみに 凝ってる薄い憂鬱 優しくなれないひとたちが 泣いていた秋の夕暮れ 全てを染める 貴方を染める |
五月の魔法水色の夜明けは夢見てた 聞こえない波の音楽 しらじらと心の中にある ほのあかるい蒼の音 花の名前を君に教えた 五月の魔法 恋をしていたね 手を差し伸べてくれたら 何処までも行けそうで 愛しているよと世界は歌う こいびとの静かな声で 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで空を駈けておいで 笹舟を浮かべて逃げ出した 懐かしい夏の音楽 ほんとうはもう少し先まで 隣にいる筈だったね きらきら光る別れの朝に 明るい雨が二人を濡らして 信じることを覚えた 眼差しを照らし出す 愛という言葉を信じるために 光の在処を歌う 大切なものがこの胸にあるの 君が指差す空の向こう 夢の通い路 光らせておこう 羽ばたく小鳥の 寂しさを連れて 西へ行く木馬を呼び止めて 閉じた瞳にキスをひとつ 冷たい指のぬくもりを 窓辺で歌っていた 海を知らない子供が描いた 奇麗な水がほんとうの海 失くしたくないものなら いつだってここにある 愛していたいと世界は歌う いのちの鈴を揺らして 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで夢を駈けておいで 蒼い心のまま | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 水色の夜明けは夢見てた 聞こえない波の音楽 しらじらと心の中にある ほのあかるい蒼の音 花の名前を君に教えた 五月の魔法 恋をしていたね 手を差し伸べてくれたら 何処までも行けそうで 愛しているよと世界は歌う こいびとの静かな声で 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで空を駈けておいで 笹舟を浮かべて逃げ出した 懐かしい夏の音楽 ほんとうはもう少し先まで 隣にいる筈だったね きらきら光る別れの朝に 明るい雨が二人を濡らして 信じることを覚えた 眼差しを照らし出す 愛という言葉を信じるために 光の在処を歌う 大切なものがこの胸にあるの 君が指差す空の向こう 夢の通い路 光らせておこう 羽ばたく小鳥の 寂しさを連れて 西へ行く木馬を呼び止めて 閉じた瞳にキスをひとつ 冷たい指のぬくもりを 窓辺で歌っていた 海を知らない子供が描いた 奇麗な水がほんとうの海 失くしたくないものなら いつだってここにある 愛していたいと世界は歌う いのちの鈴を揺らして 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで夢を駈けておいで 蒼い心のまま |
monochromeモノクロの吐息だけで 色はまだ見えない 散り散りのイメージだけ あてどなく集めて 動かない時計の音 白い闇の影 気怠い声 君は歌う (窓辺の感傷で) 言葉にしたくないものだけ 言葉にしてみたい 水のかたちの歌になって 透明に流れる 夜のリズムが君の胸を揺らす 埒も無い事だけで泣けて来る まだ白いだけの頁が目を焼いた 眠れなくて誰かと遊びたい 削ぎ落とすモノも無くて しどけなく語りすぎて 欲望の騒ぎ立てる 君だけの歌は何処に 窓からの風が君の頬に触れた 眠れなくて誰かと遊びたい 曖昧に光る音符が手に触れた 眠らない音たちと遊びたい | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | モノクロの吐息だけで 色はまだ見えない 散り散りのイメージだけ あてどなく集めて 動かない時計の音 白い闇の影 気怠い声 君は歌う (窓辺の感傷で) 言葉にしたくないものだけ 言葉にしてみたい 水のかたちの歌になって 透明に流れる 夜のリズムが君の胸を揺らす 埒も無い事だけで泣けて来る まだ白いだけの頁が目を焼いた 眠れなくて誰かと遊びたい 削ぎ落とすモノも無くて しどけなく語りすぎて 欲望の騒ぎ立てる 君だけの歌は何処に 窓からの風が君の頬に触れた 眠れなくて誰かと遊びたい 曖昧に光る音符が手に触れた 眠らない音たちと遊びたい |
夏の朝八月のいちばん高い空から 降りて来る 寂しい笛の音が 消えた方へ誘われて 風と遊ぶ雲のかたちが 君を呼んでる ただふいに 遠くまで行きたいと思う 夏の朝 どこまでも届く風 終わりのない空を信じて 生まれたばかりの夏 幼い光の小道 君には聞こえない 風の中の歌声 私には見えない 草の中の道しるべ 忍び込んだ知らない庭の 影に溺れて恋をした 優しくて眠たくて 光に溶けるようで 君の知らないことが 書いてあった 蒼い背表紙の まだ見ぬ本に挟んだ 小さな栞を抜き取って どこまでも届く風 終わりのない夏を信じて 眩しい朝が始まる ひかりは生まれたばかり | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 八月のいちばん高い空から 降りて来る 寂しい笛の音が 消えた方へ誘われて 風と遊ぶ雲のかたちが 君を呼んでる ただふいに 遠くまで行きたいと思う 夏の朝 どこまでも届く風 終わりのない空を信じて 生まれたばかりの夏 幼い光の小道 君には聞こえない 風の中の歌声 私には見えない 草の中の道しるべ 忍び込んだ知らない庭の 影に溺れて恋をした 優しくて眠たくて 光に溶けるようで 君の知らないことが 書いてあった 蒼い背表紙の まだ見ぬ本に挟んだ 小さな栞を抜き取って どこまでも届く風 終わりのない夏を信じて 眩しい朝が始まる ひかりは生まれたばかり |
blaze見えない空辿って 僕らは夢を抱いて 蒼白い風の吹く道を歩き出してた ひび割れた心を 奇麗に繋いだって 今までの世界はきっと もう帰らない 駆け抜けて行った 時間の中にあった 諦めた光をそっと 拾い集めて 誰もが違う夢を奏でて 未来は歌う 風が嵐を呼んで 君の道を奪って あどけない灯火は燃え尽きて それでも目を開いて 僕らは何度だって 胸に灯す炎の先へ 歩き出してた 太陽の秩序に 空はまだ逆らって 新しい世界はいつも 混沌の中 優しさだけじゃ手に入らないものに 頑な夢を託した 思い通りに行かないことが 君の心の 扉を開く ただ俯いてたって どうせ明日は来るって 追い立てる灯火に急かされて この手で掴みたい モノがあるって叫んで それだけの熱量で今日も 歩き出してた 高い空を過って 風は君を誘って あどけない灯火の呼ぶ方へ 憧れに鞭打って 僕らは何度だって 胸を焦がす炎の先へ 走り出してた 未来へと繋がる筈の light your sole way | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 見えない空辿って 僕らは夢を抱いて 蒼白い風の吹く道を歩き出してた ひび割れた心を 奇麗に繋いだって 今までの世界はきっと もう帰らない 駆け抜けて行った 時間の中にあった 諦めた光をそっと 拾い集めて 誰もが違う夢を奏でて 未来は歌う 風が嵐を呼んで 君の道を奪って あどけない灯火は燃え尽きて それでも目を開いて 僕らは何度だって 胸に灯す炎の先へ 歩き出してた 太陽の秩序に 空はまだ逆らって 新しい世界はいつも 混沌の中 優しさだけじゃ手に入らないものに 頑な夢を託した 思い通りに行かないことが 君の心の 扉を開く ただ俯いてたって どうせ明日は来るって 追い立てる灯火に急かされて この手で掴みたい モノがあるって叫んで それだけの熱量で今日も 歩き出してた 高い空を過って 風は君を誘って あどけない灯火の呼ぶ方へ 憧れに鞭打って 僕らは何度だって 胸を焦がす炎の先へ 走り出してた 未来へと繋がる筈の light your sole way |
やさしいうた優しい気持ちになることが 時々むつかしくて 夜空に白く溜息を置いて来た おんがくがいつでも 私の心にあって ただひとつ行きたい場所を 照らしてくれるように祈った 明日歌う うたはきっと 冬の陽射しの中で きらきらと風をまとい 君の胸に届くだろう 濡れた芝生の上で 誰もが笑いさざめいて 大好きなひとたちと 甘いお菓子をつまんで みんなが笑いさざめいて 優しい音を探しに 手を振ってそれぞれの 夢路へ帰るまで わたしはみんなを見送って 小さなハミングで 消えて行く背中の向こうに 微笑みを届けたくて 涙が誘う夜も 静かな 鈴の音が呼ぶ方へ 迷わず行けたら 木枯らしを超えた頃 また会えるから 一緒に遊ぼう 笑って 明日歌う うたのために 奇麗になれなくても 透明な心のまま 眠りたいと祈った おんがくを探して 真っ白な地図を広げて まっすぐに ただ素直に 歌いたいだけ まだ誰も知らない やさしいうた 明日口ずさむ やさしいうた 君に届け | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 優しい気持ちになることが 時々むつかしくて 夜空に白く溜息を置いて来た おんがくがいつでも 私の心にあって ただひとつ行きたい場所を 照らしてくれるように祈った 明日歌う うたはきっと 冬の陽射しの中で きらきらと風をまとい 君の胸に届くだろう 濡れた芝生の上で 誰もが笑いさざめいて 大好きなひとたちと 甘いお菓子をつまんで みんなが笑いさざめいて 優しい音を探しに 手を振ってそれぞれの 夢路へ帰るまで わたしはみんなを見送って 小さなハミングで 消えて行く背中の向こうに 微笑みを届けたくて 涙が誘う夜も 静かな 鈴の音が呼ぶ方へ 迷わず行けたら 木枯らしを超えた頃 また会えるから 一緒に遊ぼう 笑って 明日歌う うたのために 奇麗になれなくても 透明な心のまま 眠りたいと祈った おんがくを探して 真っ白な地図を広げて まっすぐに ただ素直に 歌いたいだけ まだ誰も知らない やさしいうた 明日口ずさむ やさしいうた 君に届け |
have yourself a merry little Christmashave yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight have yourself a merry little Christmas make the Yule-tide gay next year all our troubles will be miles away once again, as in olden days happy golden days of yore faithful friends who are dear to us will be near to us once more have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight someday soon we all will be together if the fates allow hang a shining star upon the highest bough so have yourself a merry little Christmas now… | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 梶浦由記 | have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight have yourself a merry little Christmas make the Yule-tide gay next year all our troubles will be miles away once again, as in olden days happy golden days of yore faithful friends who are dear to us will be near to us once more have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight someday soon we all will be together if the fates allow hang a shining star upon the highest bough so have yourself a merry little Christmas now… |
もろびとこぞりてもろびとこぞりて いざ、むかえよ 久しく待ちにし 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり この世の闇路を 照らしたもう 光の君なる 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | もろびとこぞりて いざ、むかえよ 久しく待ちにし 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり この世の闇路を 照らしたもう 光の君なる 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり |
we wish you a merry Christmaswe wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas and a happy new year we wish you a merry Christmas (very merry Christmas) we wish you a merry Christmas (bright and happy days) we wish you a merry Christmas and a happy new year (soon the snow will come we stand in the silence holding hand in hand we're laughing,singing praying for you) good tidings we bring to you and your kin good tidings for Christmas and a happy new near we wish you a merry Christmas (many happy days) we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas (we're wishing....hoping... praying for you.....) (a merry, happy Christmas for you....) | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas and a happy new year we wish you a merry Christmas (very merry Christmas) we wish you a merry Christmas (bright and happy days) we wish you a merry Christmas and a happy new year (soon the snow will come we stand in the silence holding hand in hand we're laughing,singing praying for you) good tidings we bring to you and your kin good tidings for Christmas and a happy new near we wish you a merry Christmas (many happy days) we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas (we're wishing....hoping... praying for you.....) (a merry, happy Christmas for you....) |
Jingle Bellsjingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! dashing through the snow in a one-horse open sleigh o'er the fields we go laughing all the way bells on the bobtail ring making spirits bright what fun it is to ride and sing a sleighing song tonight! oh jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! dashing through the snow in a one-horse open sleigh o'er the fields we go laughing all the way bells on the bobtail ring making spirits bright what fun it is to ride and sing a sleighing song tonight! oh jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! |
In Dulci JubiloIn dulci Jubilo let us our homage show our heart's joy reclineth in Praesepio and like a bright star shineth Matris in Gremio Alpha es et O! Alpha es et O! o Jesu parvule my heart is sore for thee hear me I beseech thee o Puer optime! my prayer let it reach thee o Princeps gloriae! Alpha es et O! Alpha es et O! | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | In dulci Jubilo let us our homage show our heart's joy reclineth in Praesepio and like a bright star shineth Matris in Gremio Alpha es et O! Alpha es et O! o Jesu parvule my heart is sore for thee hear me I beseech thee o Puer optime! my prayer let it reach thee o Princeps gloriae! Alpha es et O! Alpha es et O! |
from heaven abovefrom heaven above to earth I come to bring good news to every home glad tidings of great joy I bring to all the world and gladly sing | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 梶浦由記 | from heaven above to earth I come to bring good news to every home glad tidings of great joy I bring to all the world and gladly sing |
春を待つ雨が遠くなる ほころびた雲の中 つたない春の風が 夜明けを歌ってる 君が側にいて 明るい空を探すから まだ暗いこの場所にも 光が降るんだろう このままずっと優しい日々が 続いて行くと信じてみるよ 今はただ眩しい朝焼けを そっと迎えよう 夢を見ることが あまり得意じゃなくて いつも黙って笑っていた 心が君と会って 花が咲くように 始まって行くものがあって 蕾が蕾のまま 枯れてゆく事もあった やがて光は消えて行くだろう だけど何度も帰って来るよ 手を取って 二人で春を待つ 君と一緒に雲を抜けたら もうすぐ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 雨が遠くなる ほころびた雲の中 つたない春の風が 夜明けを歌ってる 君が側にいて 明るい空を探すから まだ暗いこの場所にも 光が降るんだろう このままずっと優しい日々が 続いて行くと信じてみるよ 今はただ眩しい朝焼けを そっと迎えよう 夢を見ることが あまり得意じゃなくて いつも黙って笑っていた 心が君と会って 花が咲くように 始まって行くものがあって 蕾が蕾のまま 枯れてゆく事もあった やがて光は消えて行くだろう だけど何度も帰って来るよ 手を取って 二人で春を待つ 君と一緒に雲を抜けたら もうすぐ |
メルヒェン信じきっていた世界の形だって 君の周りを廻り出して 右の方に傾いた この手の中に 夢も何もなくて だけど何かここにあって 胸をジリジリ焼いた 恋しい人が 君を抱きしめてくれたら 曖昧な夢が 秩序の底を打ち抜いた からっぽになって 僕らは箱の中 を見ていた箱の外 どこにいるのか知らない だけだった それは君が忘れてた 伝え話しに似ていた 沈黙を探す為に 口を閉ざせないぼくたちが 語り継ぐ 無垢な童話をぼくたちは生きていた 愛しさというノイズを 欲しがって欲しがって 胸をジリジリ焼いた 逆立てていた 気持ちを削ぎ落とした ここにある物語は とてもシンプルだった 狼狽えたまま 僕らは箱の外 それとも深い箱の中 最後の頁を超えて 旅立った 1オクターブ外して僕らは歌う 歓びの残像 未来もそこにあって 君とまだ笑い合って 何か儚いものが 見えた | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 信じきっていた世界の形だって 君の周りを廻り出して 右の方に傾いた この手の中に 夢も何もなくて だけど何かここにあって 胸をジリジリ焼いた 恋しい人が 君を抱きしめてくれたら 曖昧な夢が 秩序の底を打ち抜いた からっぽになって 僕らは箱の中 を見ていた箱の外 どこにいるのか知らない だけだった それは君が忘れてた 伝え話しに似ていた 沈黙を探す為に 口を閉ざせないぼくたちが 語り継ぐ 無垢な童話をぼくたちは生きていた 愛しさというノイズを 欲しがって欲しがって 胸をジリジリ焼いた 逆立てていた 気持ちを削ぎ落とした ここにある物語は とてもシンプルだった 狼狽えたまま 僕らは箱の外 それとも深い箱の中 最後の頁を超えて 旅立った 1オクターブ外して僕らは歌う 歓びの残像 未来もそこにあって 君とまだ笑い合って 何か儚いものが 見えた |
into the world この先は海へ向かうしかないようで 地図のある旅は 終わるんだと噛み締めた こんなに彷徨って世界はまだ幼く 恐れと歓びの向こうへ続いている 何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 初めての水を 大地に落とすための旅路 夢の中へは一人で行くよ 誰も側には立てないね 星空に差し伸べた手のひらに 小さな光を灯している 遠くまで来たと思えば思うほど 一粒の水の輝きに魅せられて 静かに世界と瞳を合わせて 奇麗な秘密をもう一つ ほどきに行く 心の中へ降りて行く旅 だから何処にも逃げないよ 底知れぬ蒼い泉を探る 水の中で 諦めたくて泣いてる時も 誰も側には立てないね 暗闇で指に触れた朽ち木に 小さな光を灯してみる 毎朝君の旅は始まる 世界の中へ 遠くへ...... 何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 冬空に君が目指す梢に 育つように 君に残せる言葉もなくて だけど寂しくはなかったよ 憧れの翼を砕いてまだ 夢は誘う 小さな光を灯しに行く 空を仰いで 胸の深くへ into the world | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | この先は海へ向かうしかないようで 地図のある旅は 終わるんだと噛み締めた こんなに彷徨って世界はまだ幼く 恐れと歓びの向こうへ続いている 何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 初めての水を 大地に落とすための旅路 夢の中へは一人で行くよ 誰も側には立てないね 星空に差し伸べた手のひらに 小さな光を灯している 遠くまで来たと思えば思うほど 一粒の水の輝きに魅せられて 静かに世界と瞳を合わせて 奇麗な秘密をもう一つ ほどきに行く 心の中へ降りて行く旅 だから何処にも逃げないよ 底知れぬ蒼い泉を探る 水の中で 諦めたくて泣いてる時も 誰も側には立てないね 暗闇で指に触れた朽ち木に 小さな光を灯してみる 毎朝君の旅は始まる 世界の中へ 遠くへ...... 何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 冬空に君が目指す梢に 育つように 君に残せる言葉もなくて だけど寂しくはなかったよ 憧れの翼を砕いてまだ 夢は誘う 小さな光を灯しに行く 空を仰いで 胸の深くへ into the world |
とんぼ歩き回ってた ぼくたちの物語 意地悪な風に 追いつかれないように 塞ぎ込んでいる 君の肩に止まった 蜻蛉を取ろうか 僕はまだ迷ってた 君が好きなモノを僕は 少しだけキライだった だからぼくらは手を繋ぎ 他にする事もなく 歩き回ってた 雨になるのかな 君が君に囁く 雲は遠いけど 僕は僕に答える ぼくらはふたりで 塞ぎ込むことにした 寂しさに二度と 追いつかれないように | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 歩き回ってた ぼくたちの物語 意地悪な風に 追いつかれないように 塞ぎ込んでいる 君の肩に止まった 蜻蛉を取ろうか 僕はまだ迷ってた 君が好きなモノを僕は 少しだけキライだった だからぼくらは手を繋ぎ 他にする事もなく 歩き回ってた 雨になるのかな 君が君に囁く 雲は遠いけど 僕は僕に答える ぼくらはふたりで 塞ぎ込むことにした 寂しさに二度と 追いつかれないように |
カンタンカタンこんなに晴れ渡る 九月の眩しさ ココロは空っぽ 沈んで行くような 重たいカラダを 手放してみる カンタンだった夢の世界が 僕らに背を向ける時に カタカタと揺れる汽車の窓から 瞳だけを空に放つ 青空の向こう カラッポの時間を 軋むレールの声が どこまで運ぶ 未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい 淡々とリズム 感情が溶けて 止まっている身体だけを カラカラと廻る車輪に乗せて 名前のない蒼い街へ 運ばれて行くよ 時を走る汽車の中 カタンカタン カンタンに流されて雲だけが光る 空っぽのココロに何かカタンカタン ひからびた午後に響くエコー 重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いて来た 燦々と降り注ぐ 秋の一日が ただここにある 透明な景色 風がふわふわ 重さの無い街を過ぎる モノクロ映画を闇の中から 見つめるような 淡いだけの 眩しさを抜けて 眠たい汽車は進むよ カタンカタン 簡単にどこまでも行ける気がしてる カラッポの筈のココロが カタンカタン 何かが一つ溢れて落ちた 時を走る汽車の中 カタンカタン 簡単に何処までも行けたらいいのに 雲が消えたら空はただ青くて とても奇麗な いちにちだったね | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | こんなに晴れ渡る 九月の眩しさ ココロは空っぽ 沈んで行くような 重たいカラダを 手放してみる カンタンだった夢の世界が 僕らに背を向ける時に カタカタと揺れる汽車の窓から 瞳だけを空に放つ 青空の向こう カラッポの時間を 軋むレールの声が どこまで運ぶ 未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい 淡々とリズム 感情が溶けて 止まっている身体だけを カラカラと廻る車輪に乗せて 名前のない蒼い街へ 運ばれて行くよ 時を走る汽車の中 カタンカタン カンタンに流されて雲だけが光る 空っぽのココロに何かカタンカタン ひからびた午後に響くエコー 重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いて来た 燦々と降り注ぐ 秋の一日が ただここにある 透明な景色 風がふわふわ 重さの無い街を過ぎる モノクロ映画を闇の中から 見つめるような 淡いだけの 眩しさを抜けて 眠たい汽車は進むよ カタンカタン 簡単にどこまでも行ける気がしてる カラッポの筈のココロが カタンカタン 何かが一つ溢れて落ちた 時を走る汽車の中 カタンカタン 簡単に何処までも行けたらいいのに 雲が消えたら空はただ青くて とても奇麗な いちにちだったね |
百火撩乱夢を見て僕らは泣いた 涙を持たぬ筈の 鋼の心で 運命(さだめ)を思った 違う夜明けの色を祈り 何を守る為にまた 消えた時を彷徨って 滅びへと駆け抜ける 光放つ刃 あの時消えて行った 紅い虹の彼方には 君が見た世界がまだ 目醒めを知らず天にあって 花のように咲く炎の中に 今も佇む僕らの姿 刻み込まれた道に凍る 砕けた夢の痕 残された僕らはきっと 錆びた鎖を繋ぐ最後の欠片で 見届けた夜の 月の光を蒼く宿す刃 守りたいと思うのは 君が夢を見た世界 光へと駆け抜けた その道の眩しさ 思いを残したまま 心は散って行くけれど 焼け堕ちた道を辿り 数多の夢が今も空を焦がす いつか焔は天に届く | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 夢を見て僕らは泣いた 涙を持たぬ筈の 鋼の心で 運命(さだめ)を思った 違う夜明けの色を祈り 何を守る為にまた 消えた時を彷徨って 滅びへと駆け抜ける 光放つ刃 あの時消えて行った 紅い虹の彼方には 君が見た世界がまだ 目醒めを知らず天にあって 花のように咲く炎の中に 今も佇む僕らの姿 刻み込まれた道に凍る 砕けた夢の痕 残された僕らはきっと 錆びた鎖を繋ぐ最後の欠片で 見届けた夜の 月の光を蒼く宿す刃 守りたいと思うのは 君が夢を見た世界 光へと駆け抜けた その道の眩しさ 思いを残したまま 心は散って行くけれど 焼け堕ちた道を辿り 数多の夢が今も空を焦がす いつか焔は天に届く |