in your eyesいつのまにか答えの無い 道に踏み込んだのね 濡れた睫毛触れ合うまで もうあと僅かなの 二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見心地で 儚い純情貴方に捧げ 恋はそんな甘くない 抱きしめてすり抜けて 見上げた秋の空 in your eyes 貴方の側で 恋のすべてが見たいの 瞳映し合うとき いつも笑顔でいたいね in your eyes 見つめ合えばもう一人の 私に会えるのね 決めつけてた自分らしさ 塗り替えて行くようで 心が一つじゃ足りないみたい キスがキスじゃ終わらない 足取りさえもおぼつかない クラクラ……夢の中 いいとこ見せたい、ニワカでごめん 恋はそんなユルくない 痛いほど抱きしめて 純情秋の空 in your eyes 切ない胸も 少し泣いてた昨日も 瞳映し合えたら 全て笑顔に変えるよ in your eyes 二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見るだけで 切ない感情貴方のものよ 恋の願い叶えたい 抱きしめてこの胸を 心は秋の空 in your eyes 二人で見てる 少し明るい世界へ 瞳映し合うとき いつも笑顔でいるから in your eyes | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | いつのまにか答えの無い 道に踏み込んだのね 濡れた睫毛触れ合うまで もうあと僅かなの 二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見心地で 儚い純情貴方に捧げ 恋はそんな甘くない 抱きしめてすり抜けて 見上げた秋の空 in your eyes 貴方の側で 恋のすべてが見たいの 瞳映し合うとき いつも笑顔でいたいね in your eyes 見つめ合えばもう一人の 私に会えるのね 決めつけてた自分らしさ 塗り替えて行くようで 心が一つじゃ足りないみたい キスがキスじゃ終わらない 足取りさえもおぼつかない クラクラ……夢の中 いいとこ見せたい、ニワカでごめん 恋はそんなユルくない 痛いほど抱きしめて 純情秋の空 in your eyes 切ない胸も 少し泣いてた昨日も 瞳映し合えたら 全て笑顔に変えるよ in your eyes 二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見るだけで 切ない感情貴方のものよ 恋の願い叶えたい 抱きしめてこの胸を 心は秋の空 in your eyes 二人で見てる 少し明るい世界へ 瞳映し合うとき いつも笑顔でいるから in your eyes |
やさしいうた優しい気持ちになることが 時々むつかしくて 夜空に白く溜息を置いて来た おんがくがいつでも 私の心にあって ただひとつ行きたい場所を 照らしてくれるように祈った 明日歌う うたはきっと 冬の陽射しの中で きらきらと風をまとい 君の胸に届くだろう 濡れた芝生の上で 誰もが笑いさざめいて 大好きなひとたちと 甘いお菓子をつまんで みんなが笑いさざめいて 優しい音を探しに 手を振ってそれぞれの 夢路へ帰るまで わたしはみんなを見送って 小さなハミングで 消えて行く背中の向こうに 微笑みを届けたくて 涙が誘う夜も 静かな 鈴の音が呼ぶ方へ 迷わず行けたら 木枯らしを超えた頃 また会えるから 一緒に遊ぼう 笑って 明日歌う うたのために 奇麗になれなくても 透明な心のまま 眠りたいと祈った おんがくを探して 真っ白な地図を広げて まっすぐに ただ素直に 歌いたいだけ まだ誰も知らない やさしいうた 明日口ずさむ やさしいうた 君に届け | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 優しい気持ちになることが 時々むつかしくて 夜空に白く溜息を置いて来た おんがくがいつでも 私の心にあって ただひとつ行きたい場所を 照らしてくれるように祈った 明日歌う うたはきっと 冬の陽射しの中で きらきらと風をまとい 君の胸に届くだろう 濡れた芝生の上で 誰もが笑いさざめいて 大好きなひとたちと 甘いお菓子をつまんで みんなが笑いさざめいて 優しい音を探しに 手を振ってそれぞれの 夢路へ帰るまで わたしはみんなを見送って 小さなハミングで 消えて行く背中の向こうに 微笑みを届けたくて 涙が誘う夜も 静かな 鈴の音が呼ぶ方へ 迷わず行けたら 木枯らしを超えた頃 また会えるから 一緒に遊ぼう 笑って 明日歌う うたのために 奇麗になれなくても 透明な心のまま 眠りたいと祈った おんがくを探して 真っ白な地図を広げて まっすぐに ただ素直に 歌いたいだけ まだ誰も知らない やさしいうた 明日口ずさむ やさしいうた 君に届け |
うすむらさき甘い夢から覚めた名残のように 瞼の裏にいつもあるうすいむらさき 私を染める スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 もうすぐ海に出るあたりで 何かを諦めた水の わかれうた 白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 やがては夜と同じ場所へ消えて行く 朝霧の裾 全てを染める 過ちのように咲いていた 甘い花の香り手のひらの中 闇から光へ 暮れて行く夜明けの色に 心奪われる 夢の中の調べ 乾いた心の砂に滴る 世界がまた愛しくなる 連なる思い出を従えて 天窓の向こうに 糸を引いて降って来るもの あなたの触ってはいけない処にある ひかりのような ひとりうた 冷たいひかがみに 凝ってる薄い憂鬱 優しくなれないひとたちが 泣いていた秋の夕暮れ 全てを染める 貴方を染める | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 甘い夢から覚めた名残のように 瞼の裏にいつもあるうすいむらさき 私を染める スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 もうすぐ海に出るあたりで 何かを諦めた水の わかれうた 白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 やがては夜と同じ場所へ消えて行く 朝霧の裾 全てを染める 過ちのように咲いていた 甘い花の香り手のひらの中 闇から光へ 暮れて行く夜明けの色に 心奪われる 夢の中の調べ 乾いた心の砂に滴る 世界がまた愛しくなる 連なる思い出を従えて 天窓の向こうに 糸を引いて降って来るもの あなたの触ってはいけない処にある ひかりのような ひとりうた 冷たいひかがみに 凝ってる薄い憂鬱 優しくなれないひとたちが 泣いていた秋の夕暮れ 全てを染める 貴方を染める |
春を待つ雨が遠くなる ほころびた雲の中 つたない春の風が 夜明けを歌ってる 君が側にいて 明るい空を探すから まだ暗いこの場所にも 光が降るんだろう このままずっと優しい日々が 続いて行くと信じてみるよ 今はただ眩しい朝焼けを そっと迎えよう 夢を見ることが あまり得意じゃなくて いつも黙って笑っていた 心が君と会って 花が咲くように 始まって行くものがあって 蕾が蕾のまま 枯れてゆく事もあった やがて光は消えて行くだろう だけど何度も帰って来るよ 手を取って 二人で春を待つ 君と一緒に雲を抜けたら もうすぐ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 雨が遠くなる ほころびた雲の中 つたない春の風が 夜明けを歌ってる 君が側にいて 明るい空を探すから まだ暗いこの場所にも 光が降るんだろう このままずっと優しい日々が 続いて行くと信じてみるよ 今はただ眩しい朝焼けを そっと迎えよう 夢を見ることが あまり得意じゃなくて いつも黙って笑っていた 心が君と会って 花が咲くように 始まって行くものがあって 蕾が蕾のまま 枯れてゆく事もあった やがて光は消えて行くだろう だけど何度も帰って来るよ 手を取って 二人で春を待つ 君と一緒に雲を抜けたら もうすぐ |
春は黄金の夢の中静かな山査子(さんざし)の祈りのように 一人で震えてる寂しい月影 今爛漫の花びら 永久(とこしえ)の春 まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く 心に留めたのは木霊(こだま)の調べ あなたの優しさが遠くで響く さあお休み、金色の夢に遊んで まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く 今爛漫の花 夢に遊んで まだ貴方に会える日まで どれだけ 遠く とおく | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | 静かな山査子(さんざし)の祈りのように 一人で震えてる寂しい月影 今爛漫の花びら 永久(とこしえ)の春 まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く 心に留めたのは木霊(こだま)の調べ あなたの優しさが遠くで響く さあお休み、金色の夢に遊んで まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く 今爛漫の花 夢に遊んで まだ貴方に会える日まで どれだけ 遠く とおく |
灯影小指が遠すぎた 最後の高い音を 貴方が優しく鳴らした 甘いピアノ 誰も届かない波間に落ちる 雨に触れたような 細い調べ 君が思うより ひかりは近くにあると 貴方はそっと笑う わたしのそばで 進む道が何処へ続くとしても いつも胸の中に 灯るあかり かなしみにも 甘いかたちを残してくれる 星の無い夜にある 優しい記憶 あなたのそばに | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 小指が遠すぎた 最後の高い音を 貴方が優しく鳴らした 甘いピアノ 誰も届かない波間に落ちる 雨に触れたような 細い調べ 君が思うより ひかりは近くにあると 貴方はそっと笑う わたしのそばで 進む道が何処へ続くとしても いつも胸の中に 灯るあかり かなしみにも 甘いかたちを残してくれる 星の無い夜にある 優しい記憶 あなたのそばに |
dolceふりつもるのは 白くやさしいもの 柔らかな時間 小さなためいき 迷い子の夢 丘の上を渡る 遠くで呼んでる 静かな歌声 全てのいのちが辿り着く場所へ 二人手を取って ただ歩いて行ける 愛をささやく くちびるに溢れる 甘くなつかしい こいのものがたり canta, dolce | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | ふりつもるのは 白くやさしいもの 柔らかな時間 小さなためいき 迷い子の夢 丘の上を渡る 遠くで呼んでる 静かな歌声 全てのいのちが辿り着く場所へ 二人手を取って ただ歩いて行ける 愛をささやく くちびるに溢れる 甘くなつかしい こいのものがたり canta, dolce |
monochromeモノクロの吐息だけで 色はまだ見えない 散り散りのイメージだけ あてどなく集めて 動かない時計の音 白い闇の影 気怠い声 君は歌う (窓辺の感傷で) 言葉にしたくないものだけ 言葉にしてみたい 水のかたちの歌になって 透明に流れる 夜のリズムが君の胸を揺らす 埒も無い事だけで泣けて来る まだ白いだけの頁が目を焼いた 眠れなくて誰かと遊びたい 削ぎ落とすモノも無くて しどけなく語りすぎて 欲望の騒ぎ立てる 君だけの歌は何処に 窓からの風が君の頬に触れた 眠れなくて誰かと遊びたい 曖昧に光る音符が手に触れた 眠らない音たちと遊びたい | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | モノクロの吐息だけで 色はまだ見えない 散り散りのイメージだけ あてどなく集めて 動かない時計の音 白い闇の影 気怠い声 君は歌う (窓辺の感傷で) 言葉にしたくないものだけ 言葉にしてみたい 水のかたちの歌になって 透明に流れる 夜のリズムが君の胸を揺らす 埒も無い事だけで泣けて来る まだ白いだけの頁が目を焼いた 眠れなくて誰かと遊びたい 削ぎ落とすモノも無くて しどけなく語りすぎて 欲望の騒ぎ立てる 君だけの歌は何処に 窓からの風が君の頬に触れた 眠れなくて誰かと遊びたい 曖昧に光る音符が手に触れた 眠らない音たちと遊びたい |
もろびとこぞりてもろびとこぞりて いざ、むかえよ 久しく待ちにし 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり この世の闇路を 照らしたもう 光の君なる 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | もろびとこぞりて いざ、むかえよ 久しく待ちにし 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり この世の闇路を 照らしたもう 光の君なる 主は 来ませり 主は 来ませり 主は、主は 来ませり |
むすんでひらく手のひらのくぼみに 君がくれたものを まだぜんぶ乗せたままで 最後の駅をもう過ぎた筈の 錆びたレールを辿って 君と僕が出会うことが 夢見ていた未来の全てと思っていた 重ねた指と指が透き通るから 僕らはこころを結んだ 君が泣いていたのはやわらかい過去 消えない繋がりの音楽 一人じゃないと初めて知った 瞳を開いた 大事な音がある 胸の中の細い糸に触らないように 選ばれた記憶の 色の無い絵の具で君の絵を描いた あの夏の日 光の入り江で 二度と行けない場所で待ち受けている 約束はまだずっと守られたまま 風に揺れる梢を ただやさしく 支えている 未来は続く 雨を待つ灰色の丘で 君は誰と出会い 僕は誰を想う 暖かい風を呼びながら プラネタリウムの空 暗闇を待つ ツギハギの壁を晒して 閉じ込められた場所で初めて光る ぼくたちを動かすダイナモ 息をひそめた夢のかたまり むすんでひらくよ みずうみの底には 夏の蒼い雨の雫が 今も沈む つめたいものだけを食べて育つ ぼくのやわらかいこころ また花咲く 時が来るよ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 手のひらのくぼみに 君がくれたものを まだぜんぶ乗せたままで 最後の駅をもう過ぎた筈の 錆びたレールを辿って 君と僕が出会うことが 夢見ていた未来の全てと思っていた 重ねた指と指が透き通るから 僕らはこころを結んだ 君が泣いていたのはやわらかい過去 消えない繋がりの音楽 一人じゃないと初めて知った 瞳を開いた 大事な音がある 胸の中の細い糸に触らないように 選ばれた記憶の 色の無い絵の具で君の絵を描いた あの夏の日 光の入り江で 二度と行けない場所で待ち受けている 約束はまだずっと守られたまま 風に揺れる梢を ただやさしく 支えている 未来は続く 雨を待つ灰色の丘で 君は誰と出会い 僕は誰を想う 暖かい風を呼びながら プラネタリウムの空 暗闇を待つ ツギハギの壁を晒して 閉じ込められた場所で初めて光る ぼくたちを動かすダイナモ 息をひそめた夢のかたまり むすんでひらくよ みずうみの底には 夏の蒼い雨の雫が 今も沈む つめたいものだけを食べて育つ ぼくのやわらかいこころ また花咲く 時が来るよ |
また風が強くなった僕等が乗る筈だった船は沈んでいた 焼け焦げた地図だけが波に揺れていた ”weigh your anchor…and dream on!” 海を渡る燕は渇きに戦きながら 懐かしい故郷の春を夢見てた ”storm is coming…” その船は炎に包まれて 未知の岬に消えたのです 水底に朽ちた羅針盤が 今もまだ北を指しています また風が強くなった 道を照らす筈だった星は闇に堕ちていた 燃える舳先に独り君は佇んだ ”storm is coming…!” 全ての光の消え去った 貴方の指の隙間には 嘗めたら少しだけ塩辛い 苦難の粒が残るでしょう 何の役にも立たないけど 少し光に似てるそれが 私が貴方に残して行く たったひとつの おくりもの また風が強くなった 僕の方へ吹いて来た weigh your anchor…and dream on! | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | 僕等が乗る筈だった船は沈んでいた 焼け焦げた地図だけが波に揺れていた ”weigh your anchor…and dream on!” 海を渡る燕は渇きに戦きながら 懐かしい故郷の春を夢見てた ”storm is coming…” その船は炎に包まれて 未知の岬に消えたのです 水底に朽ちた羅針盤が 今もまだ北を指しています また風が強くなった 道を照らす筈だった星は闇に堕ちていた 燃える舳先に独り君は佇んだ ”storm is coming…!” 全ての光の消え去った 貴方の指の隙間には 嘗めたら少しだけ塩辛い 苦難の粒が残るでしょう 何の役にも立たないけど 少し光に似てるそれが 私が貴方に残して行く たったひとつの おくりもの また風が強くなった 僕の方へ吹いて来た weigh your anchor…and dream on! |
lirica月の光が 貴方の頬に触れたら キスを 涙のように 命のしるしのように 静けさが鳴り響く 心は震えている まだ恋は深く果ても無く 終わらぬ lirica 紡ぐ指先 貴方のかたちになって 夜はやっとほどけて なぐさめを信じ始める 海鳴りが木霊する 懐かしい空遥か遠く 恋は深く果ても無く 目眩の中へ いつか全てが 貴方のかたちになって 優し< 同じ一つの 影へと帰るときまで うたう つむぐ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 月の光が 貴方の頬に触れたら キスを 涙のように 命のしるしのように 静けさが鳴り響く 心は震えている まだ恋は深く果ても無く 終わらぬ lirica 紡ぐ指先 貴方のかたちになって 夜はやっとほどけて なぐさめを信じ始める 海鳴りが木霊する 懐かしい空遥か遠く 恋は深く果ても無く 目眩の中へ いつか全てが 貴方のかたちになって 優し< 同じ一つの 影へと帰るときまで うたう つむぐ |
カンタンカタンこんなに晴れ渡る 九月の眩しさ ココロは空っぽ 沈んで行くような 重たいカラダを 手放してみる カンタンだった夢の世界が 僕らに背を向ける時に カタカタと揺れる汽車の窓から 瞳だけを空に放つ 青空の向こう カラッポの時間を 軋むレールの声が どこまで運ぶ 未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい 淡々とリズム 感情が溶けて 止まっている身体だけを カラカラと廻る車輪に乗せて 名前のない蒼い街へ 運ばれて行くよ 時を走る汽車の中 カタンカタン カンタンに流されて雲だけが光る 空っぽのココロに何かカタンカタン ひからびた午後に響くエコー 重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いて来た 燦々と降り注ぐ 秋の一日が ただここにある 透明な景色 風がふわふわ 重さの無い街を過ぎる モノクロ映画を闇の中から 見つめるような 淡いだけの 眩しさを抜けて 眠たい汽車は進むよ カタンカタン 簡単にどこまでも行ける気がしてる カラッポの筈のココロが カタンカタン 何かが一つ溢れて落ちた 時を走る汽車の中 カタンカタン 簡単に何処までも行けたらいいのに 雲が消えたら空はただ青くて とても奇麗な いちにちだったね | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | こんなに晴れ渡る 九月の眩しさ ココロは空っぽ 沈んで行くような 重たいカラダを 手放してみる カンタンだった夢の世界が 僕らに背を向ける時に カタカタと揺れる汽車の窓から 瞳だけを空に放つ 青空の向こう カラッポの時間を 軋むレールの声が どこまで運ぶ 未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい 淡々とリズム 感情が溶けて 止まっている身体だけを カラカラと廻る車輪に乗せて 名前のない蒼い街へ 運ばれて行くよ 時を走る汽車の中 カタンカタン カンタンに流されて雲だけが光る 空っぽのココロに何かカタンカタン ひからびた午後に響くエコー 重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いて来た 燦々と降り注ぐ 秋の一日が ただここにある 透明な景色 風がふわふわ 重さの無い街を過ぎる モノクロ映画を闇の中から 見つめるような 淡いだけの 眩しさを抜けて 眠たい汽車は進むよ カタンカタン 簡単にどこまでも行ける気がしてる カラッポの筈のココロが カタンカタン 何かが一つ溢れて落ちた 時を走る汽車の中 カタンカタン 簡単に何処までも行けたらいいのに 雲が消えたら空はただ青くて とても奇麗な いちにちだったね |
magnoliaほころびて行けば あとは散るまで咲くだけの 恋になりそうな 堅い莟が揺れている 白く白く愛したい 澱みの無い 冷たい水だけを飲み 生まれた花のように 貴方の色に染まらない心だけど 甘くなつかしいその手で 抱きしめてよ 恋は始まってもいない 全ては箱庭の中の 小さな夢語り magnolia いつまでも貴方が 彷徨い目指す場所に白く 届かぬ空から微笑む 光のひとひらのように 未来を照らしているよ 壊れた記憶の 優しい声に気付くまで 貴方が行きたい 眩しい道が見えるまで 迷い子のまま 心が指差す方へ いつも頼りにするのは 奇麗な花ばかり やがてさんざめく世界に 高鳴るうた 愛という名の憧れを分け合うから 恋が始まって行くのね 全ては二人で咲かせる 奇麗な花の中 Magnolia 黎明のトルソー 明るい闇の中にあって 届かぬ空から奏でる 夢見る天体のロンド 未来を歌っているよ ほころびて行くよ 甘い莟が揺れている | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | ほころびて行けば あとは散るまで咲くだけの 恋になりそうな 堅い莟が揺れている 白く白く愛したい 澱みの無い 冷たい水だけを飲み 生まれた花のように 貴方の色に染まらない心だけど 甘くなつかしいその手で 抱きしめてよ 恋は始まってもいない 全ては箱庭の中の 小さな夢語り magnolia いつまでも貴方が 彷徨い目指す場所に白く 届かぬ空から微笑む 光のひとひらのように 未来を照らしているよ 壊れた記憶の 優しい声に気付くまで 貴方が行きたい 眩しい道が見えるまで 迷い子のまま 心が指差す方へ いつも頼りにするのは 奇麗な花ばかり やがてさんざめく世界に 高鳴るうた 愛という名の憧れを分け合うから 恋が始まって行くのね 全ては二人で咲かせる 奇麗な花の中 Magnolia 黎明のトルソー 明るい闇の中にあって 届かぬ空から奏でる 夢見る天体のロンド 未来を歌っているよ ほころびて行くよ 甘い莟が揺れている |
テトテトメトメ恋人のようなキスをもう一つ 甘く落としたなら 目覚めた頃には二人 ありふれた恋の迷路の中 手と手を合わせて覗き込むのは なかなか見えない貴方のココロ もっとずっと近くで まだ遠すぎて まだまだ知りたい 恋は何処にある? 歩くテンポを 私がいつも貴方に合わせている 切り過ぎた髪 どうやら誰かのタイプじゃないらしい 目と目を合わせて君が見るのは かなり着飾った私のココロ やりくり上手と言われるけれど 辻褄合わせじゃ 恋は行き詰まる ぐるぐる廻って 始めに戻って 我が儘勝手な 背中を抱きしめた ぐるぐる心は 貴方に戻って 未来も憂いも その腕に預けたから…… 複雑怪奇で なんかちょっと浮気で 暢気な格好で 会いに来る人だから ぐるぐる廻って もっともっと迷って 何度も怒って それでも会いたくて 今…… 大事なものが少しずつ変わって また夏が来る 好きになるのに理由(わけ)はないけど 答えは決まっていた 目と目を合わせて夢を見るのは こんなに近くに君がいたから 名も無き日々にも夢を見るから 手と手の間に 恋はここにある | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | 恋人のようなキスをもう一つ 甘く落としたなら 目覚めた頃には二人 ありふれた恋の迷路の中 手と手を合わせて覗き込むのは なかなか見えない貴方のココロ もっとずっと近くで まだ遠すぎて まだまだ知りたい 恋は何処にある? 歩くテンポを 私がいつも貴方に合わせている 切り過ぎた髪 どうやら誰かのタイプじゃないらしい 目と目を合わせて君が見るのは かなり着飾った私のココロ やりくり上手と言われるけれど 辻褄合わせじゃ 恋は行き詰まる ぐるぐる廻って 始めに戻って 我が儘勝手な 背中を抱きしめた ぐるぐる心は 貴方に戻って 未来も憂いも その腕に預けたから…… 複雑怪奇で なんかちょっと浮気で 暢気な格好で 会いに来る人だから ぐるぐる廻って もっともっと迷って 何度も怒って それでも会いたくて 今…… 大事なものが少しずつ変わって また夏が来る 好きになるのに理由(わけ)はないけど 答えは決まっていた 目と目を合わせて夢を見るのは こんなに近くに君がいたから 名も無き日々にも夢を見るから 手と手の間に 恋はここにある |
九月秋の雫が貴方の頬に 憂いを落とし 見えない月に願いをかけた 愛しさが溶けるように きっと夢の中で 貴方の微笑みに会える そっとキスをしてよ 消え行く九月の為に 赤い小指のお話をまだ 信じてた頃 幼い星に願いをかけた 夢のような恋をするの ねえ、きっと雨になるから 雲が逃げるまでここにいて 何も言わなくていいの 歌って 二人の為に 優しく 見えない月に願いをかけた 夢のような恋をするの こんな秋の夜には 昨日の微笑みに会える そっとキスをしてね 消え行く二人の為に 優しく | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | 秋の雫が貴方の頬に 憂いを落とし 見えない月に願いをかけた 愛しさが溶けるように きっと夢の中で 貴方の微笑みに会える そっとキスをしてよ 消え行く九月の為に 赤い小指のお話をまだ 信じてた頃 幼い星に願いをかけた 夢のような恋をするの ねえ、きっと雨になるから 雲が逃げるまでここにいて 何も言わなくていいの 歌って 二人の為に 優しく 見えない月に願いをかけた 夢のような恋をするの こんな秋の夜には 昨日の微笑みに会える そっとキスをしてね 消え行く二人の為に 優しく |
空色の椅子夏空を慕い 追いかけて行く雲は どうしてあんなに光るの そらいろの椅子に 誰かが笑っていた 影だけ残る 風に流された 帽子が水の上で 沈み行く場所を探して それでも何だか 華やいだかたちで 空を見上げてる 花を散らして小道を行けば 冬の匂いがすぐ側にある 群れに遅れた渡りの鳥が 一人は嫌だと南へ 風は急ぐ 誰かが立ち去ったあとの椅子には 寂しさがそっと座ってる よくきたね きっと秋が終わるまで そこにいるんだね | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | 夏空を慕い 追いかけて行く雲は どうしてあんなに光るの そらいろの椅子に 誰かが笑っていた 影だけ残る 風に流された 帽子が水の上で 沈み行く場所を探して それでも何だか 華やいだかたちで 空を見上げてる 花を散らして小道を行けば 冬の匂いがすぐ側にある 群れに遅れた渡りの鳥が 一人は嫌だと南へ 風は急ぐ 誰かが立ち去ったあとの椅子には 寂しさがそっと座ってる よくきたね きっと秋が終わるまで そこにいるんだね |
木苺の茂みに木いちごの茂みに 恋心甘く実って 唇染めながら ただ愛だけ囀った どうかこの夏が光に満ち 終わらぬように 暗い嵐の日々を 思い出さぬように 永遠を叶えて 世界をここに閉じ込めて はかなさを知らない 幼い瞳の中に 小さな無花果と 少しだけ愛を下さい 蒼白い額に 消えないキスを一つだけ どうか行かないで夏の光 貴方の頬に憂いが 季節を刻む前に 凍り付いてしまえば 凍てつく森はまだ 夏の光を夢に見る 眩しい風の中 二人は今も笑ってる | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 木いちごの茂みに 恋心甘く実って 唇染めながら ただ愛だけ囀った どうかこの夏が光に満ち 終わらぬように 暗い嵐の日々を 思い出さぬように 永遠を叶えて 世界をここに閉じ込めて はかなさを知らない 幼い瞳の中に 小さな無花果と 少しだけ愛を下さい 蒼白い額に 消えないキスを一つだけ どうか行かないで夏の光 貴方の頬に憂いが 季節を刻む前に 凍り付いてしまえば 凍てつく森はまだ 夏の光を夢に見る 眩しい風の中 二人は今も笑ってる |
屋根の向こうにひとりきり佇んでいた風の中 幸せの名前をそっと呼びました。 優しい嘘を付いて きらきらと笑っていたい、いつも ありあまる光が夏の空を満たしていた 本当は世界はいつも君の側にいた きっと夢に届く そんなほのかな眩しさ ふいに顔を上げた 屋根の向こうに 数え歌減らして回す糸車 増えて行く見えないものを紡ぐから 透明な駅に立って 未来への汽笛に耳を澄ませ 夢の手を取って少しだけ行こうか 浮き立つ心を 白いマストに見立てて そっと影は笑う あんな遠くで微笑む リラの花を揺らした 風の囁き ありあまる光はいつも君の側にいた 本当はずっと前から君は知っていた そっと振り向く雑踏 ふいに涙は優しく 夏の雫になって 屋根の向こうに | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | ひとりきり佇んでいた風の中 幸せの名前をそっと呼びました。 優しい嘘を付いて きらきらと笑っていたい、いつも ありあまる光が夏の空を満たしていた 本当は世界はいつも君の側にいた きっと夢に届く そんなほのかな眩しさ ふいに顔を上げた 屋根の向こうに 数え歌減らして回す糸車 増えて行く見えないものを紡ぐから 透明な駅に立って 未来への汽笛に耳を澄ませ 夢の手を取って少しだけ行こうか 浮き立つ心を 白いマストに見立てて そっと影は笑う あんな遠くで微笑む リラの花を揺らした 風の囁き ありあまる光はいつも君の側にいた 本当はずっと前から君は知っていた そっと振り向く雑踏 ふいに涙は優しく 夏の雫になって 屋根の向こうに |
ことのは伝えたいことと違う色に どうして ことのは 染まるのかな 秋風がそっと散らす絵の具に はらはらと濡れた 紅い夕暮れ ほんとうは もう少し やわらかい 気持ちだった 愛しさは 我が侭で 貴方に届きたい 心に生まれた風の強さに 優しい言葉が怯えていた 色付き波打つ胸に隠れて 真っ白なままで いたいと泣いた | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | 伝えたいことと違う色に どうして ことのは 染まるのかな 秋風がそっと散らす絵の具に はらはらと濡れた 紅い夕暮れ ほんとうは もう少し やわらかい 気持ちだった 愛しさは 我が侭で 貴方に届きたい 心に生まれた風の強さに 優しい言葉が怯えていた 色付き波打つ胸に隠れて 真っ白なままで いたいと泣いた |
五月雨が過ぎた頃にいつか君の手を取って 歓びを呼べるはず そんな風にぼんやりと 僕らは明日を信じた 昨日咲いた花のように 思いはすぐ散って行くよ 間違えても戻れないと いつから知っていたんだろう 五月雨が過ぎた頃に 君が微笑むように 君の気付かない場所に 小さな花を植えよう 過ぎて行く日々の中に 置いて来たもののため せめて華やかな声で 優しいうたを送ろう ここにいる事を歌うよ 夜の中を通り過ぎて 消えて行く僕らの声が 君に届いたらいいな 未来のような何かを 僕たちは夢見てる 君と声を合わせたら もっと遠くに響いた 五月雨が過ぎた頃に 君が笑ってるように 誰にも見えない花を 君の近くで咲かせているよ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | いつか君の手を取って 歓びを呼べるはず そんな風にぼんやりと 僕らは明日を信じた 昨日咲いた花のように 思いはすぐ散って行くよ 間違えても戻れないと いつから知っていたんだろう 五月雨が過ぎた頃に 君が微笑むように 君の気付かない場所に 小さな花を植えよう 過ぎて行く日々の中に 置いて来たもののため せめて華やかな声で 優しいうたを送ろう ここにいる事を歌うよ 夜の中を通り過ぎて 消えて行く僕らの声が 君に届いたらいいな 未来のような何かを 僕たちは夢見てる 君と声を合わせたら もっと遠くに響いた 五月雨が過ぎた頃に 君が笑ってるように 誰にも見えない花を 君の近くで咲かせているよ |
intermezzoライトの影には 憂い顔したハーレクイン 今日はね ひとりきり 見たかった舞台なのに intermezzo 今はね すこし心がぽかり 喜劇の幕間(まくま)には 甘いお菓子を食べよう 終わりはもう分かってるstory 幸せごっこ嫌いじゃないよ なみだがでる intermezzo さよなら チョコレートもおしまい 喜劇の幕開けは 甘いワルツの音 kiss....me.... | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | | ライトの影には 憂い顔したハーレクイン 今日はね ひとりきり 見たかった舞台なのに intermezzo 今はね すこし心がぽかり 喜劇の幕間(まくま)には 甘いお菓子を食べよう 終わりはもう分かってるstory 幸せごっこ嫌いじゃないよ なみだがでる intermezzo さよなら チョコレートもおしまい 喜劇の幕開けは 甘いワルツの音 kiss....me.... |
al fineひかりがふる 始まりへと ドアが開く 硝子の花 月の祭り 天のコーラス 空の蒼と 琥珀の波 夏の光 満ちて ひとりじゃない こころたちが 繋ぐ メロディー 君のために consolation | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | ひかりがふる 始まりへと ドアが開く 硝子の花 月の祭り 天のコーラス 空の蒼と 琥珀の波 夏の光 満ちて ひとりじゃない こころたちが 繋ぐ メロディー 君のために consolation |
Door小さな足音を 夢の中で聞いた 誰かが私の ドアの前にやって来る 少年の眼差しの懐かしい影が あの頃みたいに扉叩いてる 遠い雨の街を 今も忘れない 貴方のバスを待った 遠回りの帰り道 哀しいサヨナラさえ 今は夢の中 つまらない冗談だと笑えるかしら 土曜日の朝だから 訪ねて来たんでしょ? 朝靄のドアを開けて 入っておいでよ、早く…… 小さな足音が 夢の中に消えた 白い枕の上に 古い歌を残して | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 小さな足音を 夢の中で聞いた 誰かが私の ドアの前にやって来る 少年の眼差しの懐かしい影が あの頃みたいに扉叩いてる 遠い雨の街を 今も忘れない 貴方のバスを待った 遠回りの帰り道 哀しいサヨナラさえ 今は夢の中 つまらない冗談だと笑えるかしら 土曜日の朝だから 訪ねて来たんでしょ? 朝靄のドアを開けて 入っておいでよ、早く…… 小さな足音が 夢の中に消えた 白い枕の上に 古い歌を残して |
うつくしさ闇が夜明けに変わる頃 はじまりがおわりを食べている その暗黒と その黎明の うつくしさ 月は今日も沈んで行く 春は明日消えて行く その一瞬の その臨終の うつくしさ 手に入れた星の雫は ただの石ころに変わってく 遠くで煌めいているものが 僕等を縛る 目の中にいるカナリアは 歌を忘れてしまったから まだ届かない 届きはしない うつくしさ 朽ち果てて行く箱庭に 還らない種を蒔き続けて その黎明が その春雷が その暗黒が ただ残酷に 僕等を包む | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 闇が夜明けに変わる頃 はじまりがおわりを食べている その暗黒と その黎明の うつくしさ 月は今日も沈んで行く 春は明日消えて行く その一瞬の その臨終の うつくしさ 手に入れた星の雫は ただの石ころに変わってく 遠くで煌めいているものが 僕等を縛る 目の中にいるカナリアは 歌を忘れてしまったから まだ届かない 届きはしない うつくしさ 朽ち果てて行く箱庭に 還らない種を蒔き続けて その黎明が その春雷が その暗黒が ただ残酷に 僕等を包む |
夏の朝八月のいちばん高い空から 降りて来る 寂しい笛の音が 消えた方へ誘われて 風と遊ぶ雲のかたちが 君を呼んでる ただふいに 遠くまで行きたいと思う 夏の朝 どこまでも届く風 終わりのない空を信じて 生まれたばかりの夏 幼い光の小道 君には聞こえない 風の中の歌声 私には見えない 草の中の道しるべ 忍び込んだ知らない庭の 影に溺れて恋をした 優しくて眠たくて 光に溶けるようで 君の知らないことが 書いてあった 蒼い背表紙の まだ見ぬ本に挟んだ 小さな栞を抜き取って どこまでも届く風 終わりのない夏を信じて 眩しい朝が始まる ひかりは生まれたばかり | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 八月のいちばん高い空から 降りて来る 寂しい笛の音が 消えた方へ誘われて 風と遊ぶ雲のかたちが 君を呼んでる ただふいに 遠くまで行きたいと思う 夏の朝 どこまでも届く風 終わりのない空を信じて 生まれたばかりの夏 幼い光の小道 君には聞こえない 風の中の歌声 私には見えない 草の中の道しるべ 忍び込んだ知らない庭の 影に溺れて恋をした 優しくて眠たくて 光に溶けるようで 君の知らないことが 書いてあった 蒼い背表紙の まだ見ぬ本に挟んだ 小さな栞を抜き取って どこまでも届く風 終わりのない夏を信じて 眩しい朝が始まる ひかりは生まれたばかり |
in every nothingがらんとした世界 慰めの欠片も無い 白い夜の中で 言葉はいらない 理解し合った試しも無い 黒い星の上で そんなに甘く 君は歌う 何にも無い まだ暗い光も無い 見えない 世界の果てへ帰ろう いらない物は何も無い まだ知らない 空の色を見つけて 胸は騒ぐ いつまでも 木枯らしだけ残る 焼け焦げた野原がある 遠い空も見える 透明になる 憎み合わない心になる 風は秋に変わる 沈黙だけを 僕は歌う 予感はある 光を生む夜がある あまねく 響き渡る音色(おと)がある 届かぬものは何も無い まだ知らない 輝きを夢に見て 胸は騒ぐ いつまでも 答えはある 手の中に誇りはある 孤独な 大きな木のようになる 冬枯れてただそこにある 雨が行けば 萌え生ずる緑になる 胸は騒ぐ 切なく歌う いつまでも | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | がらんとした世界 慰めの欠片も無い 白い夜の中で 言葉はいらない 理解し合った試しも無い 黒い星の上で そんなに甘く 君は歌う 何にも無い まだ暗い光も無い 見えない 世界の果てへ帰ろう いらない物は何も無い まだ知らない 空の色を見つけて 胸は騒ぐ いつまでも 木枯らしだけ残る 焼け焦げた野原がある 遠い空も見える 透明になる 憎み合わない心になる 風は秋に変わる 沈黙だけを 僕は歌う 予感はある 光を生む夜がある あまねく 響き渡る音色(おと)がある 届かぬものは何も無い まだ知らない 輝きを夢に見て 胸は騒ぐ いつまでも 答えはある 手の中に誇りはある 孤独な 大きな木のようになる 冬枯れてただそこにある 雨が行けば 萌え生ずる緑になる 胸は騒ぐ 切なく歌う いつまでも |
君が光に変えて行く~acoustic ver.あたたかな風の中で 誰かが呼んでる 暗闇を惜しむように 夜明けが始まる 明日はきっと 綺麗な空に 銀色の虹がかかるでしょう こんなに哀しい景色を 君が光に変えて行く 小さな涙の粒さえ 宝石のように落ちてく 未来の中へ 心には秘密がある それでも触れたくて 触れ合えば壊れて行く 躊躇いは螺旋の中へ 人は何を探すの こんなに明るい世界へ 君が私を連れて行く 眩しさにまだ立ち竦む 背中をそっと抱きしめる 信じる事の儚さを 君が光に変えて行く 目覚めた朝には涙が 宝石のように落ちてく 未来の中へ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | あたたかな風の中で 誰かが呼んでる 暗闇を惜しむように 夜明けが始まる 明日はきっと 綺麗な空に 銀色の虹がかかるでしょう こんなに哀しい景色を 君が光に変えて行く 小さな涙の粒さえ 宝石のように落ちてく 未来の中へ 心には秘密がある それでも触れたくて 触れ合えば壊れて行く 躊躇いは螺旋の中へ 人は何を探すの こんなに明るい世界へ 君が私を連れて行く 眩しさにまだ立ち竦む 背中をそっと抱きしめる 信じる事の儚さを 君が光に変えて行く 目覚めた朝には涙が 宝石のように落ちてく 未来の中へ |
sapphireこいびとの 白い手のひらに一粒 落ちた sapphire 慰めに触れた 夜に生まれて来た 無垢な雫が 光になる 哀しみさえ貴方の手で 蒼い宝石に変わるの 甘い吐息 古い嘆き 全て飲み干してくれたら 側にいるわ 冷たい果実 吐息のように 零れて行く 愛に触れた胸の中に 貴方が残した光は 暗い闇へ降りる路も 蒼く照らし出す sapphire 夜の中で | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | こいびとの 白い手のひらに一粒 落ちた sapphire 慰めに触れた 夜に生まれて来た 無垢な雫が 光になる 哀しみさえ貴方の手で 蒼い宝石に変わるの 甘い吐息 古い嘆き 全て飲み干してくれたら 側にいるわ 冷たい果実 吐息のように 零れて行く 愛に触れた胸の中に 貴方が残した光は 暗い闇へ降りる路も 蒼く照らし出す sapphire 夜の中で |
lapisいつもの夜になれば いつものドアを閉じて いつもと違う何か 探しに行く 花の香りの紅茶 夢を南へ運ぶ 睫毛の上で遊ぶ 涼しい風 君は何処にいるのだろう 空の奥へ沈む 瑠璃色の歌声が 夢を東へ誘う やさしいおんがく どこか見えない岸辺の 暖かい波音だけが 濡れた瞼に寄せる 廻る木馬に乗って 光る小川を超えて 水の中の宝石 探しに行く | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | いつもの夜になれば いつものドアを閉じて いつもと違う何か 探しに行く 花の香りの紅茶 夢を南へ運ぶ 睫毛の上で遊ぶ 涼しい風 君は何処にいるのだろう 空の奥へ沈む 瑠璃色の歌声が 夢を東へ誘う やさしいおんがく どこか見えない岸辺の 暖かい波音だけが 濡れた瞼に寄せる 廻る木馬に乗って 光る小川を超えて 水の中の宝石 探しに行く |
こいびとの昔語りの夕暮れのこいびとの昔語りの夕暮れの 草野が黄金(きん)に染まる頃 土の香りに噎せ返る 山裾にひとつの旗 雨に汚れたままで 淀んだ風を呼んでいる 静けさは立ち昇り立ち昇り 夏の日の僕らの秘密は眠る 白い旗の元に 白い旗の元に 紅の涙と焔に焼かれて ぼくらは何処まで静かになれるの きらきらと朝露を残した 草の穂をかきわけてかきわけて こいびとの昔語りのうつくしさ 寂しさは立ち昇り立ち昇り しんしんとこの胸を呼び戻す 静けさは立ち昇り立ち昇り なつのひの僕らは還る 白い旗の元へ 白い旗の元へ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | Yuki Kajiura | こいびとの昔語りの夕暮れの 草野が黄金(きん)に染まる頃 土の香りに噎せ返る 山裾にひとつの旗 雨に汚れたままで 淀んだ風を呼んでいる 静けさは立ち昇り立ち昇り 夏の日の僕らの秘密は眠る 白い旗の元に 白い旗の元に 紅の涙と焔に焼かれて ぼくらは何処まで静かになれるの きらきらと朝露を残した 草の穂をかきわけてかきわけて こいびとの昔語りのうつくしさ 寂しさは立ち昇り立ち昇り しんしんとこの胸を呼び戻す 静けさは立ち昇り立ち昇り なつのひの僕らは還る 白い旗の元へ 白い旗の元へ |
真昼空の高みを見つめながら 貴方の側を歩いてる 古いかなしみに陽の当たる 真昼を何と名付けよう 貴方の中を泳いでる 赤黒黄金(こがね)の魚たち ふいに水面に踊るように 奇麗なこころが見えてくる 遠い夏の物語のように 白い舟の影の中で遊ぶ 水しぶき空へ投げて 笑うだけの こんなに寂しい水の上に 何かが降りて来たような 夏はただ眩しく輝いて 私は貴方に恋をした | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 空の高みを見つめながら 貴方の側を歩いてる 古いかなしみに陽の当たる 真昼を何と名付けよう 貴方の中を泳いでる 赤黒黄金(こがね)の魚たち ふいに水面に踊るように 奇麗なこころが見えてくる 遠い夏の物語のように 白い舟の影の中で遊ぶ 水しぶき空へ投げて 笑うだけの こんなに寂しい水の上に 何かが降りて来たような 夏はただ眩しく輝いて 私は貴方に恋をした |
interlude 01夜明けへ急ぐ電車の窓にもたれて 堕ちてくる星を集めて 夢のパズルは欠片一つ足りなくて 同じようなものを みんな探してるけど 少しずつ全部違うよね 君は何処へ行くの? 明日になれば綺麗な空に 銀の虹が 闇を抜けて君の元へ 光を届けるだろう 君へと続く夜を 僕へと続く夜を 遥かな道を 逃げて行く水 止まらない風 夜明けへ急ぐ 満ち潮の歌 橋を渡った河の向こうへ 眩しい夏の真昼の中へ 君は何処へ行くの? | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 夜明けへ急ぐ電車の窓にもたれて 堕ちてくる星を集めて 夢のパズルは欠片一つ足りなくて 同じようなものを みんな探してるけど 少しずつ全部違うよね 君は何処へ行くの? 明日になれば綺麗な空に 銀の虹が 闇を抜けて君の元へ 光を届けるだろう 君へと続く夜を 僕へと続く夜を 遥かな道を 逃げて行く水 止まらない風 夜明けへ急ぐ 満ち潮の歌 橋を渡った河の向こうへ 眩しい夏の真昼の中へ 君は何処へ行くの? |
finale歌って 欲しい 夜を越えて 君の 僕の 空の しらべ | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 歌って 欲しい 夜を越えて 君の 僕の 空の しらべ |
とんぼ歩き回ってた ぼくたちの物語 意地悪な風に 追いつかれないように 塞ぎ込んでいる 君の肩に止まった 蜻蛉を取ろうか 僕はまだ迷ってた 君が好きなモノを僕は 少しだけキライだった だからぼくらは手を繋ぎ 他にする事もなく 歩き回ってた 雨になるのかな 君が君に囁く 雲は遠いけど 僕は僕に答える ぼくらはふたりで 塞ぎ込むことにした 寂しさに二度と 追いつかれないように | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 歩き回ってた ぼくたちの物語 意地悪な風に 追いつかれないように 塞ぎ込んでいる 君の肩に止まった 蜻蛉を取ろうか 僕はまだ迷ってた 君が好きなモノを僕は 少しだけキライだった だからぼくらは手を繋ぎ 他にする事もなく 歩き回ってた 雨になるのかな 君が君に囁く 雲は遠いけど 僕は僕に答える ぼくらはふたりで 塞ぎ込むことにした 寂しさに二度と 追いつかれないように |
Jingle Bellsjingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! dashing through the snow in a one-horse open sleigh o'er the fields we go laughing all the way bells on the bobtail ring making spirits bright what fun it is to ride and sing a sleighing song tonight! oh jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! dashing through the snow in a one-horse open sleigh o'er the fields we go laughing all the way bells on the bobtail ring making spirits bright what fun it is to ride and sing a sleighing song tonight! oh jingle bells! jingle bells! jingle all the way! oh what fun it is to ride in a one horse open sleigh! |
In Dulci JubiloIn dulci Jubilo let us our homage show our heart's joy reclineth in Praesepio and like a bright star shineth Matris in Gremio Alpha es et O! Alpha es et O! o Jesu parvule my heart is sore for thee hear me I beseech thee o Puer optime! my prayer let it reach thee o Princeps gloriae! Alpha es et O! Alpha es et O! | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 石川洋光 | In dulci Jubilo let us our homage show our heart's joy reclineth in Praesepio and like a bright star shineth Matris in Gremio Alpha es et O! Alpha es et O! o Jesu parvule my heart is sore for thee hear me I beseech thee o Puer optime! my prayer let it reach thee o Princeps gloriae! Alpha es et O! Alpha es et O! |
have yourself a merry little Christmashave yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight have yourself a merry little Christmas make the Yule-tide gay next year all our troubles will be miles away once again, as in olden days happy golden days of yore faithful friends who are dear to us will be near to us once more have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight someday soon we all will be together if the fates allow hang a shining star upon the highest bough so have yourself a merry little Christmas now… | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 梶浦由記 | have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight have yourself a merry little Christmas make the Yule-tide gay next year all our troubles will be miles away once again, as in olden days happy golden days of yore faithful friends who are dear to us will be near to us once more have yourself a merry little Christmas let your heart be light next year all our troubles will be out of sight someday soon we all will be together if the fates allow hang a shining star upon the highest bough so have yourself a merry little Christmas now… |
interlude 02未来の中へ 羽ばたきながら堕ちて行く 真昼の中へ 一人ずつの二人で lalala... 本当は空を飛べるはず lalala... 哀しみの翼で 暖かな風の中で 春は甘く花を散らして | Kalafina | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 梶浦由記 | 未来の中へ 羽ばたきながら堕ちて行く 真昼の中へ 一人ずつの二人で lalala... 本当は空を飛べるはず lalala... 哀しみの翼で 暖かな風の中で 春は甘く花を散らして |
from heaven abovefrom heaven above to earth I come to bring good news to every home glad tidings of great joy I bring to all the world and gladly sing | Kalafina | TRADITIONAL | TRADITIONAL | 梶浦由記 | from heaven above to earth I come to bring good news to every home glad tidings of great joy I bring to all the world and gladly sing |