スキー 山は白銀(しろがね) 朝日を浴(あ)びて すべるスキーの 風きるはやさ とぶは粉雪(こゆき)か 舞(ま)い立つ霧(きり)か おおおこの身も かけるよかける 真一文字(まいちもんじ)に 身をおどらせて さっととび越(こ)す ひちょうの翼(つばさ) ぐんとせまるは 麓(ふもと)か谷か おおお楽しや 手練(しゅれん)の飛躍(ひやく) 風をつんざき 左へ右へ とべばおどれば 流れる斜面(しゃめん) 空はみどりよ 大地は白よ おおおあの丘 招(まね)くよ招く | 由紀さおり・安田祥子 | 時雨音羽 | 平井康三郎 | | 山は白銀(しろがね) 朝日を浴(あ)びて すべるスキーの 風きるはやさ とぶは粉雪(こゆき)か 舞(ま)い立つ霧(きり)か おおおこの身も かけるよかける 真一文字(まいちもんじ)に 身をおどらせて さっととび越(こ)す ひちょうの翼(つばさ) ぐんとせまるは 麓(ふもと)か谷か おおお楽しや 手練(しゅれん)の飛躍(ひやく) 風をつんざき 左へ右へ とべばおどれば 流れる斜面(しゃめん) 空はみどりよ 大地は白よ おおおあの丘 招(まね)くよ招く |
冬の夜灯火ちかく 衣(きぬ)縫う母は 春の遊びの楽しさ語る 居ならぶ子どもは指を折りつゝ 日数かぞえて 喜び勇む 囲炉裏(いろり)火は とーろ とーろ 外は吹雪 囲炉裏のはたに 縄なう父は 過ぎし昔の想い出語る 居ならぶ子どもはねむさ忘れて 耳を傾け こぶしを握る 囲炉裏火は とーろ とーろ 外は吹雪 | 由紀さおり・安田祥子 | 文部省唱歌 | 文部省唱歌 | | 灯火ちかく 衣(きぬ)縫う母は 春の遊びの楽しさ語る 居ならぶ子どもは指を折りつゝ 日数かぞえて 喜び勇む 囲炉裏(いろり)火は とーろ とーろ 外は吹雪 囲炉裏のはたに 縄なう父は 過ぎし昔の想い出語る 居ならぶ子どもはねむさ忘れて 耳を傾け こぶしを握る 囲炉裏火は とーろ とーろ 外は吹雪 |
冬の星座木枯とだえて さゆる空より 地上に降りしく 奇(くす)しき光よ ものみないこえる しじまの中に きらめき揺れつつ 星座はめぐる ほのぼの明りて 流るる銀河 オリオン舞い立ち スバルはさざめく 無窮(むきゅう)をゆびさす 北斗の針と きらめき揺れつつ 星座はめぐる | 由紀さおり・安田祥子 | 堀内敬三 | W.S.Hays | | 木枯とだえて さゆる空より 地上に降りしく 奇(くす)しき光よ ものみないこえる しじまの中に きらめき揺れつつ 星座はめぐる ほのぼの明りて 流るる銀河 オリオン舞い立ち スバルはさざめく 無窮(むきゅう)をゆびさす 北斗の針と きらめき揺れつつ 星座はめぐる |
お正月もういくつねると お正月 お正月には 凧(たこ)あげて こまをまわして 遊びましょう はやく来い来い お正月 もういくつねると お正月 お正月には まりついて おいばねついて 遊びましょう はやく来い来い お正月 | 由紀さおり・安田祥子 | 東くめ | 滝廉太郎 | | もういくつねると お正月 お正月には 凧(たこ)あげて こまをまわして 遊びましょう はやく来い来い お正月 もういくつねると お正月 お正月には まりついて おいばねついて 遊びましょう はやく来い来い お正月 |
どこかで春が どこかで春が 生まれてる どこかで水が ながれ出す どこかでひばりが ないている どこかで芽の出る 音がする 山の三月 東風(こち)吹いて どこかで春が うまれてる | 由紀さおり・安田祥子 | 百田宗治 | 草川信 | | どこかで春が 生まれてる どこかで水が ながれ出す どこかでひばりが ないている どこかで芽の出る 音がする 山の三月 東風(こち)吹いて どこかで春が うまれてる |
帰省遠い国の客には 笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが 敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる 機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点を渡る けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる | 由紀さおり・安田祥子 | 中島みゆき | 中島みゆき | 坂田晃一 | 遠い国の客には 笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが 敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる 機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点を渡る けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる |
この星のどこかで忘れないでこの星に 不思議ひとつ見つけたよ この手のひらで 微かに光る 僕の大事な宝物だよ 君といつか話したね 翼生えた夢のこと 虹を飛び越え 太陽の国 溢れる予感 どこまでも行く 輝いた 記憶に 見つめ合う心で あざやかな 蒼い勇気が 奇跡を起こすよ 僕たちに 今日の中に隠れてた 不思議ひとつ見つけたよ 同じ扉を 開けるたび 探しつづける 変わらぬ愛を 忘れない この星に 生まれそして出会う 繰り返す 時間への旅に 奇跡を起こすよ 僕たちが 輝いた 記憶に 見つめ合う心で あざやかな 蒼い勇気が 奇跡を起こすよ 僕たちに | 由紀さおり・安田祥子 | 上村美保子 | 大江千里 | 山下康介 | 忘れないでこの星に 不思議ひとつ見つけたよ この手のひらで 微かに光る 僕の大事な宝物だよ 君といつか話したね 翼生えた夢のこと 虹を飛び越え 太陽の国 溢れる予感 どこまでも行く 輝いた 記憶に 見つめ合う心で あざやかな 蒼い勇気が 奇跡を起こすよ 僕たちに 今日の中に隠れてた 不思議ひとつ見つけたよ 同じ扉を 開けるたび 探しつづける 変わらぬ愛を 忘れない この星に 生まれそして出会う 繰り返す 時間への旅に 奇跡を起こすよ 僕たちが 輝いた 記憶に 見つめ合う心で あざやかな 蒼い勇気が 奇跡を起こすよ 僕たちに |
サンタさんのふしぎふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ たった一人で 世界中 プレゼント配(くば)れちゃう ふしぎだな ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ ぼくの家(うち)には 煙突が ないけれど入(はい)れちゃう ふしぎだな ツリーの灯り チカチカ 胸は どきどき 今年こそ 起きていて こっそり見ちゃうぞ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ クリスマス・イヴ終ったら どこにいて なにしてる? ふしぎだな おもては風が ひゅうひゅう 部屋は ポカポカ 遠くから ソリの鈴 聞こえるみたいだ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ 眠らないぞと 思っても ひとりでに 目がとじちゃう ふ・し・ぎ・だ・な…… | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ たった一人で 世界中 プレゼント配(くば)れちゃう ふしぎだな ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ ぼくの家(うち)には 煙突が ないけれど入(はい)れちゃう ふしぎだな ツリーの灯り チカチカ 胸は どきどき 今年こそ 起きていて こっそり見ちゃうぞ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ クリスマス・イヴ終ったら どこにいて なにしてる? ふしぎだな おもては風が ひゅうひゅう 部屋は ポカポカ 遠くから ソリの鈴 聞こえるみたいだ ふしぎだな ふしぎだな サンタさんって ふしぎ 眠らないぞと 思っても ひとりでに 目がとじちゃう ふ・し・ぎ・だ・な…… |
おもちゃたちのクリスマスもうすぐ楽しい クリスマス オーロラかがやく 北の国 だれも知らない サンタの家がある そこでは大きな 白熊や かわいい雪の 小人たちが せっせと 毎日 こわれたおもちゃを なおしてる 子供たちはもう みんなわくわくさ 今年 サンタさんは どんなおもちゃ 持って来るの オ・レ! よごれてこわれて 飽(あ)きられて ポイと捨てられた おもちゃたち 空を飛んで サンタの家に来る こわれたところは なおされて 色をぬりかえて みがかれて ほらね まるで できたてみたいに ぴかぴかだ そしてサンタさんは 山のようなおもちゃ みんなソリにのせ 世界中に 配るんだよ オ・レ! 今年 サンタさんが 君にくれるおもちゃ それは もしかしたら 捨てられちゃった おもちゃかもね オ・レ! | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | もうすぐ楽しい クリスマス オーロラかがやく 北の国 だれも知らない サンタの家がある そこでは大きな 白熊や かわいい雪の 小人たちが せっせと 毎日 こわれたおもちゃを なおしてる 子供たちはもう みんなわくわくさ 今年 サンタさんは どんなおもちゃ 持って来るの オ・レ! よごれてこわれて 飽(あ)きられて ポイと捨てられた おもちゃたち 空を飛んで サンタの家に来る こわれたところは なおされて 色をぬりかえて みがかれて ほらね まるで できたてみたいに ぴかぴかだ そしてサンタさんは 山のようなおもちゃ みんなソリにのせ 世界中に 配るんだよ オ・レ! 今年 サンタさんが 君にくれるおもちゃ それは もしかしたら 捨てられちゃった おもちゃかもね オ・レ! |
聖しこの夜Silent night! holy night! All is calm, all is bright, Round yon Virgin Mother and Child, Holy infant, so tender and mild, Sleep in heavenly peace, Sleep in heavenly peace. Silent night! holy night! Shepherds quake at the sight; Glories stream from heaven afar, Heavenly hosts sing “Alleluia!” Christ the Savior is born! Christ the Savior is born! Silent night! holy night! Son of God, love's pure light, Radiant beams from Thy holy face, With the dawn of redeeming grace, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth. | 由紀さおり・安田祥子 | J.Mohr | F.Gruber | | Silent night! holy night! All is calm, all is bright, Round yon Virgin Mother and Child, Holy infant, so tender and mild, Sleep in heavenly peace, Sleep in heavenly peace. Silent night! holy night! Shepherds quake at the sight; Glories stream from heaven afar, Heavenly hosts sing “Alleluia!” Christ the Savior is born! Christ the Savior is born! Silent night! holy night! Son of God, love's pure light, Radiant beams from Thy holy face, With the dawn of redeeming grace, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth, Jesus, Lord at Thy birth. |
恋のバカンスためいきの出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢みる 乙女ごころよ 金色に輝く 熱い砂の上で 裸で恋をしよう 人魚のように 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス | 由紀さおり・安田祥子 | 岩谷時子 | 宮川泰 | | ためいきの出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢みる 乙女ごころよ 金色に輝く 熱い砂の上で 裸で恋をしよう 人魚のように 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス 陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は ふたりだけの 秘めごと ためいきがでちゃう ああ恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス |
雪虫の里雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり 遠くの山は もう綿雪帽子(わたゆきぼうし) 炭焼く煙 空へとのぼってる 白鳥たちも ロシアから着いたよ もうすぐ雪が 降りてくる里まで ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 柿の実赤いよ 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 北風の中 父さん薪を切る 漬物樽(つけものだる)を 母さん洗ってる モズもカケスも あわてて冬じたく つめたいほっぺた そろそろリンゴ色 ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 踊る息白い 雪虫ふえる 空いっぱい 今年は雪が 多い冬 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり | 由紀さおり・安田祥子 | 山川啓介 | 渋谷毅 | | 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり 遠くの山は もう綿雪帽子(わたゆきぼうし) 炭焼く煙 空へとのぼってる 白鳥たちも ロシアから着いたよ もうすぐ雪が 降りてくる里まで ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 柿の実赤いよ 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 北風の中 父さん薪を切る 漬物樽(つけものだる)を 母さん洗ってる モズもカケスも あわてて冬じたく つめたいほっぺた そろそろリンゴ色 ふわり きらり 雪虫のダンス きらり ふわり 踊る息白い 雪虫ふえる 空いっぱい 今年は雪が 多い冬 雪虫舞えば すぐに冬 私の好きな 銀の冬 雪虫ふわり ふわふわり 夕日にきらり きらきらり |
木の葉のお舟かえるつばめは 木の葉のお舟ネ 波にゆられりゃ お舟はゆれるネ サゆれるネ 舟がゆれれば つばめもゆれるネ つばめかえるにゃ おくには遠いネ サとおいネ 遠いおくにへ ほのないお舟ネ 波にゆられて つばめはかえるネ サかえるネ | 由紀さおり・安田祥子 | 野口雨情 | 中山晋平 | | かえるつばめは 木の葉のお舟ネ 波にゆられりゃ お舟はゆれるネ サゆれるネ 舟がゆれれば つばめもゆれるネ つばめかえるにゃ おくには遠いネ サとおいネ 遠いおくにへ ほのないお舟ネ 波にゆられて つばめはかえるネ サかえるネ |
月の砂漠月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つならんで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘をこえて 行きました だまってこえて 行きました 行きました 行きました…… | 由紀さおり・安田祥子 | 加藤まさを | 佐々木すぐる | | 月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つならんで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘をこえて 行きました だまってこえて 行きました 行きました 行きました…… |
汽車ポッポ汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 僕らをのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ スピード スピード 窓のそと 畑もとぶとぶ 家もとぶ 走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ きてきをならし シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆかいだ ゆかいだ いいながめ 野原だ林だ ほら山だ 走れ 走れ 走れ トンネルだ トンネルだ うれしいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ けむりをはいて シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆこうよ ゆこうよ どこまでも あかるい 希望が まっている 走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよ | 由紀さおり・安田祥子 | 富原薫 | 草川信 | | 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 僕らをのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ スピード スピード 窓のそと 畑もとぶとぶ 家もとぶ 走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ きてきをならし シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆかいだ ゆかいだ いいながめ 野原だ林だ ほら山だ 走れ 走れ 走れ トンネルだ トンネルだ うれしいな 汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ けむりをはいて シュッポ シュッポ シュッポッポ ゆこうよ ゆこうよ どこまでも あかるい 希望が まっている 走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよ |
あわて床屋春は早うから 川辺(かわべ)の芦に かにが店出し 床屋でござる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな こがにぶつぶつ しゃぼんを溶(と)かし おやじ自慢(じまん)で はさみを鳴らす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな そこへ兎が お客にござる どうぞ急いで 髪刈(かみか)っておくれ ちょっきん ちょっきん ちょっきんな うさぎァ気がせく かにァ慌てるし 早く早くと 客ァ詰めこむし ちょっきん ちょっきん ちょっきんな 邪魔(じゃま)なお耳は ぴょこぴょこ するし そこであわてて チョンと切りおとす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな うさぎァ怒るし かにァ恥(はじ)ょかくし しかたなくなく 穴へと逃(に)げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな しかたなくなく 穴へと逃げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな | 由紀さおり・安田祥子 | 北原白秋 | 山田耕筰 | | 春は早うから 川辺(かわべ)の芦に かにが店出し 床屋でござる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな こがにぶつぶつ しゃぼんを溶(と)かし おやじ自慢(じまん)で はさみを鳴らす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな そこへ兎が お客にござる どうぞ急いで 髪刈(かみか)っておくれ ちょっきん ちょっきん ちょっきんな うさぎァ気がせく かにァ慌てるし 早く早くと 客ァ詰めこむし ちょっきん ちょっきん ちょっきんな 邪魔(じゃま)なお耳は ぴょこぴょこ するし そこであわてて チョンと切りおとす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな うさぎァ怒るし かにァ恥(はじ)ょかくし しかたなくなく 穴へと逃(に)げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな しかたなくなく 穴へと逃げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな |
うぐいす梅のこえだで うぐいすは 春が来たよと うたいます ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ 雪のお山を きのうでて さとへ来たよと うたいます ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ | 由紀さおり・安田祥子 | 林柳波 | 井上武士 | | 梅のこえだで うぐいすは 春が来たよと うたいます ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ 雪のお山を きのうでて さとへ来たよと うたいます ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ |
村の鍛冶屋しばしも休まず 槌(つち)うつひびき 飛散る火の玉 はしる湯玉 ふいごの風さえ 息をもつがず 仕事に精出す 村の鍛冶屋 あるじは名高き いっこく者よ 早起早寝の 病(やまい)知らず 鉄より堅いと じまんの腕で 打ち出す刃物に心こもる かせぐにおいつく 貧乏なくて 名物鍛冶屋は 日々に繁昌 あたりに類なき 仕事のほまれ 槌うつ響に まして高し | 由紀さおり・安田祥子 | 文部省唱歌 | 文部省唱歌 | | しばしも休まず 槌(つち)うつひびき 飛散る火の玉 はしる湯玉 ふいごの風さえ 息をもつがず 仕事に精出す 村の鍛冶屋 あるじは名高き いっこく者よ 早起早寝の 病(やまい)知らず 鉄より堅いと じまんの腕で 打ち出す刃物に心こもる かせぐにおいつく 貧乏なくて 名物鍛冶屋は 日々に繁昌 あたりに類なき 仕事のほまれ 槌うつ響に まして高し |
お星さまお星さま ピカリ お電話かけた あの子にこの子 よい子はどの子 お電話かけた お星さま ピカリ 涼しい風も お歌をうたう 楽しい歌を お星さまピカリ | 由紀さおり・安田祥子 | 都築益世 | 團伊玖磨 | | お星さま ピカリ お電話かけた あの子にこの子 よい子はどの子 お電話かけた お星さま ピカリ 涼しい風も お歌をうたう 楽しい歌を お星さまピカリ |
埴生の宿埴生(はにゅう)の宿も わが宿 玉の装(よそい) うらやまじ 長閑(のどか)なりや 春のそら 花はあるじ 鳥は友 おゝ わが宿よ 楽しとも たのもしや 書(ふみ)読む窓も わがまども 瑠璃(るり)の床も うらやまじ 清らなりや 秋の夜半(よわ) 月はあるじ 虫は友 おゝ わが窓よ 楽しとも たのもしや | 由紀さおり・安田祥子 | 里見義 | ビショップ | | 埴生(はにゅう)の宿も わが宿 玉の装(よそい) うらやまじ 長閑(のどか)なりや 春のそら 花はあるじ 鳥は友 おゝ わが宿よ 楽しとも たのもしや 書(ふみ)読む窓も わがまども 瑠璃(るり)の床も うらやまじ 清らなりや 秋の夜半(よわ) 月はあるじ 虫は友 おゝ わが窓よ 楽しとも たのもしや |
夢のお馬車金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと 青いポプラの 並木道を むちをふりふり かけてくる るりやしんじゅの かざり窓 赤いたづなで シャンシャンと かわいひめさま 王子様を のせてぱかぱか どこへいく 金のかんむり 銀のくつ 二人並んで シャンシャンと めえめえやぎさん たのしそうに 遊ぶ牧場を かけていく | 由紀さおり・安田祥子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと 青いポプラの 並木道を むちをふりふり かけてくる るりやしんじゅの かざり窓 赤いたづなで シャンシャンと かわいひめさま 王子様を のせてぱかぱか どこへいく 金のかんむり 銀のくつ 二人並んで シャンシャンと めえめえやぎさん たのしそうに 遊ぶ牧場を かけていく |
あしたお母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船で 父さまの かえる あしたを たのしみに お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ あしたの朝は 浜に出て かえるお船を 待ちましょう お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船の おみやげは あの父さまの 笑い顔 | 由紀さおり・安田祥子 | 清水かつら | 弘田龍太郎 | | お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船で 父さまの かえる あしたを たのしみに お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ あしたの朝は 浜に出て かえるお船を 待ちましょう お母さま――― 泣かずに ねんねいたしましょ 赤いお船の おみやげは あの父さまの 笑い顔 |
グッド・バイグッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ とうさんおでかけ 手をあげて 電車に乗ったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 原っぱで遊んだ 友だちも お昼になったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 三びき生まれた いぬの子も よそへあげたら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 町からいらした 小母(おば)さんも ごようがすんだら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 赤い夕やけ お日さんも 沈んでいったら グッド・バイバイ | 由紀さおり・安田祥子 | 佐藤義美 | 河村光陽 | | グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ とうさんおでかけ 手をあげて 電車に乗ったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 原っぱで遊んだ 友だちも お昼になったら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 三びき生まれた いぬの子も よそへあげたら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 町からいらした 小母(おば)さんも ごようがすんだら グッド・バイバイ グッド・バイ グッド・バイ グッド・バイバイ 赤い夕やけ お日さんも 沈んでいったら グッド・バイバイ |
船頭さん村のわたしの せんどうさんは ことし六十の おじいさん 年はとっても おふねをこぐときは げんき一ぱい ろがしなる それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ あめのふる日も きしからきしへ ぬれてふねこぐ おじいさん けさもかわいい こうまを二ひき むこうまちばへ のせてった それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ 川はきらきら さざなみこなみ わたすにこにこ おじいさん みんなにこにこ ゆれゆれわたる どうもごくろうさんと いってわたる それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ | 由紀さおり・安田祥子 | 武内俊子 | 河村光陽 | | 村のわたしの せんどうさんは ことし六十の おじいさん 年はとっても おふねをこぐときは げんき一ぱい ろがしなる それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ あめのふる日も きしからきしへ ぬれてふねこぐ おじいさん けさもかわいい こうまを二ひき むこうまちばへ のせてった それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ 川はきらきら さざなみこなみ わたすにこにこ おじいさん みんなにこにこ ゆれゆれわたる どうもごくろうさんと いってわたる それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ |
牧場の朝ただいちめんに たちこめた 牧場の朝の 霧の海 ポプラ並木の うっすりと くろい底から いさましく 鐘がなるなる かんかんと もう起きだした 小屋小屋(こやごや)の あたりにたかい 人の声 霧につつまれ あちこちに うごくひつじの いく群(む)れの 鈴がなるなる りんりんと いまさしのぼる 日の影に 夢からさめた 森や山 あかい光に 染められた 遠い野末(のずえ)に 牧童の 笛がなるなる ぴいぴいと | 由紀さおり・安田祥子 | 不詳 | 船橋栄吉 | | ただいちめんに たちこめた 牧場の朝の 霧の海 ポプラ並木の うっすりと くろい底から いさましく 鐘がなるなる かんかんと もう起きだした 小屋小屋(こやごや)の あたりにたかい 人の声 霧につつまれ あちこちに うごくひつじの いく群(む)れの 鈴がなるなる りんりんと いまさしのぼる 日の影に 夢からさめた 森や山 あかい光に 染められた 遠い野末(のずえ)に 牧童の 笛がなるなる ぴいぴいと |
港空も港も 夜は晴れて 月に数ます 船のかげ 端艇(はしけ)のかよい にぎやかに よせくる波も 黄金(こがね)なり 林なしたる 檣(ほばしら)に 花と見まごう 船旗章(ふなじるし) 積荷の歌も にぎわいて 港はいつも 春なれや 響く汽車に 夜は明けて 何時(いつ)か消え行く 空の星 大漁うたも いさましく 朝日を浴びて 舟帰る | 由紀さおり・安田祥子 | 旗野十一郎・林柳波 | 吉田信太 | | 空も港も 夜は晴れて 月に数ます 船のかげ 端艇(はしけ)のかよい にぎやかに よせくる波も 黄金(こがね)なり 林なしたる 檣(ほばしら)に 花と見まごう 船旗章(ふなじるし) 積荷の歌も にぎわいて 港はいつも 春なれや 響く汽車に 夜は明けて 何時(いつ)か消え行く 空の星 大漁うたも いさましく 朝日を浴びて 舟帰る |
森の小人森のこかげで ドンジャラホイ シャンシャン手びょうし 足びょうし 太鼓たたいて 笛ふいて こんやはお祭り 夢のくに こびとさんがそろって にぎやかに ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ おつむふりふり ドンジャラホイ かわいいお手々で おどりだす さんかく帽子に 赤いくつ お月さんにこにこ 森の中 こびとさんがそろって おもしろく ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ お手々つないで ドンジャラホイ ピョンピョンはねはね わになって 森のひろばを まわります こんやはあかるい 月の夜 こびとさんがそろって 元気よく ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ みんな楽しく ドンジャラホイ シャンシャンお手々を うちあって 夢のおくにの 森の中 そろいのお服で おどります こびとさんがそろって 楽しそに ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ | 由紀さおり・安田祥子 | 山川清・玉木登美夫 | 山本雅之 | | 森のこかげで ドンジャラホイ シャンシャン手びょうし 足びょうし 太鼓たたいて 笛ふいて こんやはお祭り 夢のくに こびとさんがそろって にぎやかに ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ おつむふりふり ドンジャラホイ かわいいお手々で おどりだす さんかく帽子に 赤いくつ お月さんにこにこ 森の中 こびとさんがそろって おもしろく ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ お手々つないで ドンジャラホイ ピョンピョンはねはね わになって 森のひろばを まわります こんやはあかるい 月の夜 こびとさんがそろって 元気よく ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ みんな楽しく ドンジャラホイ シャンシャンお手々を うちあって 夢のおくにの 森の中 そろいのお服で おどります こびとさんがそろって 楽しそに ア ホーイ ホーイヨ ドンジャラホイ |
早おきどけいちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう よがあけた きれいなあさだよ とびおきろ とけいがなってる よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう げんきだな はやおきするこは じょうぶなこ ちゅんちゅくすずめも よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう すてきだな まっかなまっかな おひさまだ とびでろかけでろ いちにっさん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう きょうもまた にこにこげんきで がっこうだ とけいがなってる よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん | 由紀さおり・安田祥子 | 富原薫 | 河村光陽 | | ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう よがあけた きれいなあさだよ とびおきろ とけいがなってる よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう げんきだな はやおきするこは じょうぶなこ ちゅんちゅくすずめも よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう すてきだな まっかなまっかな おひさまだ とびでろかけでろ いちにっさん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん おはようおはよう きょうもまた にこにこげんきで がっこうだ とけいがなってる よんでいる ちっくたっく ちっくたっく ぼーんぼん |
めんこい子馬ぬれた子馬の たてがみを なでりゃ両手に 朝のつゆ 呼べば答えて めんこいぞ オラ かけていこうかよ 丘の道 ハイド ハイドウ 丘の道 わらの上から 育ててよ 今じゃ毛なみも 光ってる おなかこわすな 風邪ひくな オラ 元気に高く ないてみろ ハイド ハイドウ ないてみろ 西のお空は 夕焼けだ 子馬かえろう おうちには おまえの母さん まっている オラ 歌ってやろかよ 山の歌 ハイド ハイドウ 山の歌 月が出た出た まんまるだ 子馬のおへやも 明るいぞ よい夢ごらんよ ねんねしな オラ あしたは朝から またあそぼ ハイド ハイドウ またあそぼ | 由紀さおり・安田祥子 | サトウハチロー | 仁木他喜雄 | | ぬれた子馬の たてがみを なでりゃ両手に 朝のつゆ 呼べば答えて めんこいぞ オラ かけていこうかよ 丘の道 ハイド ハイドウ 丘の道 わらの上から 育ててよ 今じゃ毛なみも 光ってる おなかこわすな 風邪ひくな オラ 元気に高く ないてみろ ハイド ハイドウ ないてみろ 西のお空は 夕焼けだ 子馬かえろう おうちには おまえの母さん まっている オラ 歌ってやろかよ 山の歌 ハイド ハイドウ 山の歌 月が出た出た まんまるだ 子馬のおへやも 明るいぞ よい夢ごらんよ ねんねしな オラ あしたは朝から またあそぼ ハイド ハイドウ またあそぼ |
汽車今は山中 今は浜 今は鉄橋 渡るぞと 思うまもなく トンネルの やみを通って 広野原 遠くに見える 村のやね 近くに見える 町ののき 森や林や 田や畑 あとへあとへと 飛んで行く まわりどうろうの 絵のように かわる景色の おもしろさ 見とれてそれと 知らぬ間に 早くもすぎる いく十里 | 由紀さおり・安田祥子 | 文部省唱歌 | 大和田愛羅 | | 今は山中 今は浜 今は鉄橋 渡るぞと 思うまもなく トンネルの やみを通って 広野原 遠くに見える 村のやね 近くに見える 町ののき 森や林や 田や畑 あとへあとへと 飛んで行く まわりどうろうの 絵のように かわる景色の おもしろさ 見とれてそれと 知らぬ間に 早くもすぎる いく十里 |
待ちぼうけ待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野らかせぎ そこへうさぎが とんで出て ころりころげた 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝てまとうか 待てばえものは かけてくる うさぎぶつかれ 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ きのうくわとり 畑仕事 きょうは頬づえ ひなたぼこ うまい切りかぶ 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ きょうはきょうはで 待ちぼうけ あすはあすはで 森のそと うさぎ待ちまち 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい きび畑 いまは荒野の ほうき草 寒い北風 木の根っこ | 由紀さおり・安田祥子 | 北原白秋 | 山田耕筰 | | 待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野らかせぎ そこへうさぎが とんで出て ころりころげた 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝てまとうか 待てばえものは かけてくる うさぎぶつかれ 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ きのうくわとり 畑仕事 きょうは頬づえ ひなたぼこ うまい切りかぶ 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ きょうはきょうはで 待ちぼうけ あすはあすはで 森のそと うさぎ待ちまち 木の根っこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい きび畑 いまは荒野の ほうき草 寒い北風 木の根っこ |
さくらさくら さくら やよいの空は 見渡すかぎり 霞か雲か 匂いぞいずる いざや いざや 見に行かん | 由紀さおり・安田祥子 | 日本古謡 | 日本古謡 | | さくら さくら やよいの空は 見渡すかぎり 霞か雲か 匂いぞいずる いざや いざや 見に行かん |
赤い鳥小鳥あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた しろいとり ことり なぜなぜ しろい しろいみを たべた あおいとり ことり なぜなぜ あおい あおいみを たべた | 由紀さおり・安田祥子 | 北原白秋 | 成田為三 | | あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた しろいとり ことり なぜなぜ しろい しろいみを たべた あおいとり ことり なぜなぜ あおい あおいみを たべた |