いちばんやさしい風はあなたが持っている西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | 爪の大きさもちがうねと 指先を重ねてくらべた ねえ おんなじところは何もないね となりが心地よければいいね あくびして髪をくしゃくしゃにする かっこ悪いあなたを 片目で見る いつも手をつないでは いないけど とれそうなボタンに気がつける 距離にいるから いちばんやさしい風は あなたが持っている 微笑みのかたちへ からだじゅうが動いてく 空に向かう 花や枝のように そよぐ心でいたい 愛に どんな理想をかかげていても 好きになった理由はたわいない ねえ 飽きてく慣れてゆく時間の中 二人がいいと思えたらいいね 一歩先 歩きたい時もある 一人で悩まなきゃいけない時も…… 男とか女とか そうじゃなく 何が大切かをわかりたい その時々で いつもあたたかな風は あなたから吹いてる うれしさの視線を からだじゅうで返してる 日だまりへと 広がる葉のように そよぐ心でいたい 愛に どこまでもつづく 思いを見つけて たじろがず ずっと 向き合えるように いちばんやさしい風は あなたが持っている 微笑みのかたちへ からだじゅうが動いてく いつもあたたかな風は あなたから吹いてる うれしさの視線を からだじゅうで返してる 空に向かう 花や枝のように そよぐ心でいたい 愛に |
夕凪西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | 海岸電車 背中を 笑うみたいに走ってく 砂ぼこり舞う 道の片すみ 一人分の缶ジュース ほほにあてる 息苦しさをごめんね 最後のあたしはよくなかった あなたの名前 も一度呼んで まゆをあげて ふりむいた顔が見たい どうして二人は 出会ってしまったの 独りでも恋はこんなに 生きていこうとする …愛しあっていたよね きっと誰よりも 短くなってく電話は もっと話したい彼女(ひと)のせい 恋し始めのあなたは だって 一晩じゅうの話題 毎日くれた どうして二人は 会えなくなってくの さよならさえ越えてゆける 気持ちだけがほしい そのままでいいんだと いつか言えるように あなたをわかりたい 何をすればよかったか… どうして二人は 出会ってしまったの 独りでも恋はこんなに 生きていこうとする …愛しあっていたよね きっと誰よりも あの日見た夕凪は…今日もきれいだよ |
RESET西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 佐藤準 | 殴ったら憎んだら 「いとしさ」は消えるのかな ひどくてもずるくても あなたをねえ とうに許してる 閉店まぢかの店 やみそうもない雨 堂々巡りのつぶやき 長い吸い殻 ふえていくテーブル できるならリセット し直したい 出会った頃 抱きしめずにいられない あの毎日は何だったの もうこれきりなら… 強そうに見えるから 土壇場で手を放すの? 君ならば平気だと あなたもねえ 同じことを言うの? 買ったばかりの傘が ぽつんと残ってる あなたの好きなアイボリー 二人でさして帰る日はもうないの 押し寄せるリミット 世界なんて 止まってもいい 会わずにはいられない あの情熱は何だったの …時計を見ないで じゃれあって走ってく 傘がまぶしい ああ 帰れなくなるくらい 強く強くふりしきる雨になってよ もっとキスをしたかった もっとどこかへ行きたかった もっと電話したかった もっと隣りにいたかった ずっと変わらずに… 何度でもリセット し直したい 出会った頃 抱きしめずにいられない あの毎日は何だったの もうこれきりなら… |
出逢えてよかった瀬戸朝香 | 瀬戸朝香 | 西脇唯 | 西脇唯 | | 誰もいない屋上のキス 星がひとつ またたいていた 一人で生きてたら 気づかずに過ごしてた あたたかな時間 こんなにあったの やさしくなれるのも 素直になってゆくのも みんな みんな 恋をしたせい 出逢えてよかった あなたに逢えてよかった この気持ちさえあればいいと思った 見つめるものが 同じ希望(ゆめ)になってく たくさんの明日を連れてくる 土手の上に 車を止めた 青い海に ひざをかかえた 寄せてはかえす波 瞳で追いながら あふれるいろんな話をしたね 悲しい出来事も これから始まる事も みんな みんな 受けとめてくよ 出逢えてよかった あなたに逢えてよかった この気持ちさえあればいいと思った 「わかってくれる」それはざわめく街で かけがえのない強さになるよ 出逢えてよかった あなたに逢えてよかった この気持ちさえあればいいと思った 見つめるものが 同じ希望(ゆめ)になってく たくさんの明日を連れてくる |
BLUE ROSES西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | 遠く聞こえるバイクの音 朝の静けさ こわしてゆく 眠れないまま 目を閉じて 一人 想いをめぐらせてた もっと私は強いはずよ 恋のつまずき そんなことで 自分の心 見失う 弱さ どこにかくれていたの BLUE ROSES おくびょうにならないで もう二度と 逢えないわけじゃない BLUE ROSES 寂しげに咲かないで 吹き荒れる 嵐のあとの 自由な風 瞳に映して どこへ本当は行きたいのか 何が本当は欲しかったか 見上げた空の まぶしさに いつか きっと笑いかえすの BLUE ROSES かたくなにならないで あふれだす 気持ちだけぶつけて BLUE ROSES 苦しげに揺れないで ひとりになることをそうよ おそれないで自分を信じて BLUE ROSES おくびょうにならないで もう二度と 逢えないわけじゃない BLUE ROSES 寂しげに咲かないで 吹き荒れる 嵐のあとの 自由な風 瞳に映して |
WISH西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 清水信之 | 歩き方まで忘れそうな みじろぎもしない夜は 怖い夢見た子供のように 抱きしめてほしくなる 今日死んでもいいくらい 生きてみたいと思う 鏡の中のなさけない顔に言うの「大丈夫」 シグナルで刻まれた街 「願い」だけが地図になる 明日吹く風の中に きっとそう答えがある 信じてる瞳だけに おしえてくれる 泣きながら生まれてきた 人は皆ふるえながら まちがいじゃない自分を たしかめるため そばにいるだけで何を わかった顔してたの? してあげたいと思うだけじゃ してないのと同じね 出会えてよかったといつも あなたを思いだしたい 雨上がり 小さな虹 新しい空気の粒 青空に乾いていく まっしろなシャツ 泣きながら強くなって 人は皆歩きだすの まちがいじゃない気持ちを たしかめながら 通りをみがいてく 陽射し ねじれそうな心にまぶしく ひびいてく 明日吹く風の中に きっとそう答えがある 信じてる瞳だけに おしえてくれる たじろがず見つめてたい たじろがず愛してたい まちがいじゃない笑顔を 抱きしめながら |
愛することは やめない西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | 「もう会わないほうがいい」と 静かに確かに あなたは言った 言葉が間に合わないから レモンの種ばかり見つめていた 「愛してはいけない人」など いないはず 簡単に うなずけない 小さな息をする あきらめながら 笑う明日を 欲しいなんて思わない ただまっすぐに あなたへつづく思いなら 苦しんでもいい はるか遠くに はなれていても 愛することはやめない どんなに涙 とまらなくても 覚悟をけずったりしない すがって泣くのもいいけど あなたを見つめている方がいい 「保留」のボタンがあるなら 今すぐ押したい 二人このまま 本当の寂しがり屋は どっちだろう 愛されている方と 愛している方と 黄昏の下 明かりが灯る 枝にライトが揺れてる 恋人たちが くぐりぬけてく まるでアーチのような並木 手をつないだり ささやきあったり ぎくしゃくしていない二人を 一緒にそっと 思いだしてね これからどうなるかよりも 抱きしめたのは いとしいから ほかになんにも 理由は いらない あきらめながら 笑う明日を 欲しいなんて思わない ただまっすぐに あなたへつづく思いなら 苦しんでもいい はるか遠くに はなれていても 愛することはやめない どんなに涙 とまらなくても 覚悟をけずったりしない |
会いたい気持ちでずっと持田真樹 | 持田真樹 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇辰弥 | ビルのすきま 塗りかえてく 黄昏 プラタナスに 咲いた光 ベンチにこぼれる あなただけを捜してる瞳は私だけ もっと 近づいて二人は リミットなしの恋 会いたい気持ちをずっと なくしたりしないで 何年たってもずっと 大好きでいたいね 会いたい気持ちをずっと なくしたりしないで 最後まであなたのとなり 少しずつ歩いて 胸はってたい 駅の時刻 人形たち 奏でる 歩道橋は 人の波で 不思議なモザイク あなたのいるビルからは外海が見えるのね いつか こっそりと私をエレベーターに乗せて 会いたい気持ちでずっと 歩いてる街角 何年たってもずっと 大好きでいたいね 会いたい気持ちでずっと 絵を描いて本を読む 好きなことしててもすぐに 思い出せる距離に 心を置いて 会いたい気持ちをずっと なくしたりしないで 何年たってもずっと 大好きでいたいね 会いたい気持ちをずっと なくしたりしないで 最後まであなたのとなり 少しずつ歩いて 胸はってたい |
ゆるやかな虹のように西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | てのひらをかさねて 陽だまりを歩いた ぬくもりだけで いろんなこと 話したね 一緒にいることに 苦しくならないで あふれつづけてる この思いだけ 運びつづけて やさしいだけじゃ 進めないこと たくさんあるけど あなたのために 二人のために できること迷わないで ゆるやかな虹のように 愛がそっと見える日が来るよ 気づこうとしなければ 見落してゆく 見誤ってく 泣いたり笑ったりを もっともっとくりかえしながら 二度と作れない 毎日ができてく 聞きたくない事や ふるえる出来事が 届いてしまう 悲しげな街だって あたたかな一日 映した瞳には 「あなたでよかった」そんな言葉が ほら浮かんでる 鳥のさえずり やわらかな風 朝もやの自転車… ほほえむことを おしえてくれるものたちを忘れないで ゆるやかな時の中 抱きしめてあげられる人は そんなには いないこと わかってくけど うなずけるけど あきれるくらいずっと 明日のことを話しながら しあわせだった 毎日に変えたい やさしいだけじゃ 進めないこと たくさんあるけど あなたのために 二人のために できること迷わないで ゆるやかな虹のように 愛がそっと見える日が来るよ 気づこうとしなければ 見落してゆく 見誤ってく 泣いたり笑ったりを もっともっとくりかえしながら 二度と作れない 毎日ができてく |
思いだけあたたかい西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | | たとえば胸を切り裂いてみても 愛などどこにも見えないと知ってる それでも熱く打ち続ける音を あなたのそばに届けていたい 無駄な言葉はないから 全部聞いていたいから くちびるが動くたびに からだじゅうあなたを聞く 思いだけあたたかい 容赦なくふえてゆく気持ち 二人ならあたたかい 低い空 どんな風に打たれても たとえばあなたに触れてるすべてに 嫉妬をしてる それが小説でも 好きだと言えば許されるような 浅い言葉は使いたくない 椅子にもたれてる顔を 一日中見ていたい 瞳に反射している 文字のひとつひとつまで 思いだけあたたかい 奥深く入り込む気持ち 一人でもあたたかい 寒い窓 どんな夜を運んでも 限りがあるのは時間だけじゃない 信じつづけること ゆらぐ日もある どこにもないような愛ならいいね 時計だけが急ぐ部屋で… 思いだけあたたかい 容赦なくふえてゆく気持ち 二人ならあたたかい 低い空 どんな風に打たれても 思いだけあたたかい 奥深く入り込む気持ち 一人でもあたたかい 寒い窓 どんな夜を運んでも ラー ララー ラララー ラー ララララー ララー ララララー ラー ラララ… |
それでもいい西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 加藤みちあき | それでもいい 見つめるしかできなくても いいから 思うことを 願うことを 投げやりにはしたくない どこを探しても真似できない 愛になりたい ああ 始発電車 待つホームで ああ あなたのことを思いだしてる 時々つらいことがあるとこうして ひとりベンチにすわってみる 帰りたくないねと二人で よりそってた場所で 「さよならした」わかっている「もう会えない」知ってる でもあふれる まだあふれる 気持ちだけが生きている どこを探しても見つからない そんな恋でも ああ 行き先など決めないまま ああ 知らない街は楽しかったね ふしぎな雲やすてきな道が見えた 笑いながら のぞいた景色 どこまでもつづくと思った 約束と一緒に 「さよならした」わかっている「もう会えない」知ってる でもあふれる まだあふれる 気持ちだけが生きている 好きな人を好きでいるだけ… それはいけないことじゃないでしょう? それでもいい 見つめるしかできなくても いいから 思うことを 願うことを 投げやりにはしたくない どこを探しても真似できない 愛になりたい |
ひとつひとつの思い出の中に金田一一(松野太紀) | 金田一一(松野太紀) | 西脇唯 | 西脇唯 | | ひとつひとつの思い出の中に 君がいること それがうれしい いくつもの季節を越えて いろんな涙と笑顔 抱きしめて かなえられる夢 いくつ あるの 時は永遠じゃないと 知ってる 屋上で空を見た あの日 胸の鼓動 こみあげた気持ち とまどいながら傷つきながら それでも失くせないものがある いつの日か 誇れるものを 一緒に見つめよう この街角で ちょっとしたことを つらく 思う 心がゆるんで 弱く なるとき わかりあえることより 他に 強くなれるものなどないから ひとつひとつの思い出の中に 君がいること それがうれしい いくつもの季節を越えて いろんな涙と笑顔 抱きしめて 心がきしむ夜 君はいつも言ってくれる あるがままでいいと 瞳 ゆるがせずに とまどいながら傷つきながら それでも失くせないものがある いつの日か 誇れるものを 一緒に見つめよう この街角で |
スノーフレークの咲く中庭で西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | ウルフ・トレッソン | じゃんけんをして負けた方が 食器を洗う約束だった でも一人で片づけたこと 数えるほどね あなたやさしくて コーヒーの豆をひいてる音 白い蒸気のこぼれる音 仕事のない週末 夜更かしして あくびをしながら しあわせだった してほしいこと してあげたいこと どうしてあんなに あったんだろう カタカタ鳴る キイがやまない あれはあなたの悩みの音だったの わかりすぎてると 言葉が出ない 明るくしても 笑ってても 首をふり続けてる あなたをもう どうしていいのか わからなかった ぼんやりして 指を切った レモンとナイフ 床に落ちてく Ah わかりすぎてると 言葉が出ない 明るくしても 笑ってても もてあましたのは ねえ どっちだろう 真昼の庭先 扉をあけた スノーフレーク 揺れている もうすぐ仲間が やってくる しゃがみこんだら 涙がでた Fu… “指をだせよ”と あきれながらの あなたのキス 思いだしてる |
ハピネス西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志・鳥山雄司 | 信じあったり 傷つけあったり いろんなふたりがいる そして気づいてく 「幸せ」ということに ある日あなたは言った 「誰よりも愛している」と ある日私は思った 「私にはこの人しかいない」 でもいつか 見慣れてく光景が 心を動かなく してゆくよ あたりまえのことなんて ひとつもないのに 信じあったり 傷つけあったり いろんなふたりがいる 悲しくなったり 思いあったり そしてわかってく 「幸せ」という場所が 忘れていた鉢植え 少しずつ水をそそいでみた とても小さな蕾が ゆっくりとぎゅっと のび始めた 無理だって思ったら終わってく 願いは簡単に萎(な)えてゆく だから愛しつづける能力(ちから)を貯めよう 苦しくなったり 許しあったり それでも一緒にいる 抱きしめあったり 感じあったり そして見えてくる 「幸せ」という時間 最初の約束の日は冬だった あなたも先に来て待っていた 耳の先もほほも 真っ赤になってた 信じあったり 傷つけあったり いろんなふたりがいる 苦しくなったり 許しあったり それでも一緒にいる 悲しくなったり 思いあったり そしてわかってく 「幸せ」という場所が |
ため息が眠らない久川綾 | 久川綾 | 西脇唯 | 西脇唯 | 亀田誠治 | 週末の街 あふれる雑踏を歩く 約束してたカフェをちらりのぞいた 遅くても疲れても 駆けつけてくれたよね あの頃の私達「会いたさ」が一番だった(wow) ため息が眠らない 寂しさが離れない せつなさが届かない 強がりにもどれない 「心配いらない」と 一言でいいのに ざわめく胸騒ぎが 止まらない 「ごめんね」なんて 素直に言われても困る 怒った顔をすぐには直せない 単純なきっかけで 恋なんて代わるもの あなたには教えない 私がどれくらい好きか(wow) あきらめた分だけ 愛は遠ざかるの 心を燃やすしか てだては きっと無い 迷いや苦しみが どれだけためしても 二人が あなたがいい 誰よりも ため息が眠らない 寂しさが離れない せつなさが届かない 強がりにもどれない もどかしい自分を もてあます夕暮れ ガラスに薄い雲が流れてく あきらめた分だけ 愛は遠ざかるの 心を燃やすしか てだては きっと無い 迷いや苦しみが どれだけためしても 二人があなたがいい 誰よりも |
ノースリーブ西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 加藤みちあき | ah いちばん今欲しいものは ふりきるいさぎよさ 二度と あなたの部屋 電話しない…… サヨナラをあげる ブラインドを閉じたままだわ 陽ざしが ほら困ってる 泣きはらした目を笑うように ふりそそぐ 新しい風の中 はぐれてゆくのは 心じゃなくて あなたを苦しめた わがままな愛がひとつ ah ひさしぶりに着なくなった 白いノースリーブ 何も飾りのない ワンピースが とてもやさしくて 肩の力ぬけてゆくのは 夏に近い 空のせい 寒い季節だけ見つめてた 瞳をもう 自由にしてあげて きのうの私を 鏡の前で 両手にいっぱいの冷たい水で洗うの はぐれてゆくのは 心じゃなくて あなたを苦しめた わがままな愛がひとつ…… |
ひぐらし西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 奥慶一 | 古い校舎がなくなると聞いて 迷わず返事を出した ひさしぶりのクラス会 少し早めに 集まった仲間と なつかしい通学道路 ゆっくり歩いた ニ人乗りで帰るたび 胸の鼓動がつらかった 恋していると気づいても 最後まで言えなかった ひぐらしの鳴き声が 聞こえてくる教室 くすぶる思いも大人になって こんなにも笑えるの 「あれからどうしていたの?」昔と同じ右隣り 日に焼けたあなたの腕が まぶしげに前をゆく 記念写真のときも 二人きりになっても 少し離れてる二人の間 思い出じゃ埋まらない ひぐらしの嗚き声が 聞こえてくる教室 つんとこみあげる瞳の向こう 変わらないブナの森 …変わらないブナの森 |
クレッシェンド西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 加藤みちあき | どうしてあなたに出会えたの こんなにたくさんの 人が住む街で 新しい靴がなじむように 窮屈でもなく 背伸びもない日々 抱きしめてあげたい人がいる それがうれしい… どんなに言葉を集めても どんなになまえを呼んでも 言えない 言い尽くせやしない 気持ちだけが 広がってく 晴れてゆく空をつつむように 悲しいニュースはやまない しあわせはいつか どこかで途切れる 胸騒ぎ 何も手につかずに とびだした部屋… 最初の一言の勇気を 最初のひたむきな瞳を 二人でおぼえていたいね 胸の奥が 痛む夜に 小さな答えを見つけられる この愛ならもう大丈夫と 祝福する 風の声がする どんなにあなたを見つめても どんなになまえを呼んでも 言えない 言い尽くせやしない 気持ちだけが 広がってく 晴れてゆく空をつつむように |
電話の向こうの君に今、言えること西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志・鳥山雄司 | 突然 電話がなった 君が泣いてた にぎやかなざわめきが 耳に聞こえた 悲しみは 悲しみを遠ざけようとすると 反対に 収拾がつかなくなってゆくよ 君は強くなってゆける そうと心に決めた日から どんな街でも生きてゆける いつでも いつでも 「特別」だから いつでも ぼくだけは わかってるから 何かを信じることは むずかしいよね 迷いやすくできている 世界の中で 安心のできる場所 少なくなってるから 身構えて疲れてく 車だらけの道 ずっとぼくも苦手だったよ 心までつぶれそうな車両 駅のホームで思ったんだ どうして どうして ここにいるんだろう どうして どうして ここに来たんだろう くらべることなんて ないんだよ そのままの君で いいんだよ 笑顔で 夢を話す 君の顔が 好きだよ 君は強くなってゆける そうと心に決めた日から どんな街でも生きてゆける いつでも いつでも わかってるから いつでも 君だけは 「特別」だから |
休日西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | 雨あがりの フェンスが光る 川沿いの道 歩いてみた 混んだ電車 橋を渡って TOKYO駅へゆく あふれる人波と 今日はたたかえない わけもなくつらい きゅうくつな心を広げる 青空につつまれたら 思いきり のびをしよう 泣きたかった悩みみんな 陽射しの下にならべて 白いボールくわえて走る 茶色の犬に笑えてくる 思いきり走れてうれしい そんな顔している 自分のずるさとか あきらめの速さを ちゃんと気にしたい 欲張りな心を見つめて 青空につつまれたら 思いきり のびをしよう 恋が好き仕事が好き 単純と言われたって 青空につつまれたら 思いきり のびをしよう 夢が好きあなたが好き 答えはずっと同じね こわいものが 何もなかった まぶしい自分 確かにいた あんなふうに もう一度だけ がむしゃらになりたい 雨あがりの フェンスが光る 川沿いの道 歩いてゆく 洗いたての 朝の堤防 海のにおいがする |
いつかもう一度愛せるから西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | 春先のマーケット すれちがった二人に カートを押す指を 少しゆるめて 立ち止まった 瞳だけのあいさつしか できないことに 少し いらつく 「いつかもう一度愛せるから 誰よりも愛せるから」 そんな風に思っていなきゃ おかしくなりそうだった …どこであきらめたの なぜ名前を呼べないでいるの スパイスの棚の前が あなた好きだったよね 使いきれないまま 捨てた小ビン たくさんあった あふれるほど買い物した あの毎日が 押し寄せてくる いつかもう一度会いたかった 誰よりも会いたかった 胸の中にうずまいている 理不尽な思いを見る …時のせいじゃないの どうしようもないことがあるの しあわせなあなたを よろこべない 寂しさがいないかと 捜してしまう 「いつかもう一度愛せるから 誰よりも愛せるから」 そんな風に思っていなきゃ おかしくなりそうだった …何をためらったの もう走って抱きしめに行けないの |
アンサンブル酒井法子 | 酒井法子 | 西脇唯 | 西脇唯 | 十川知司 | 窓をあけたら 朝の光が空じゅう広がる 今日の空気を 胸いっぱいに吸い込むベランダ ねえ 今日はどんな一日にしよう 洗いたての髪 風にまかせて 街はみんなで奏でるアンサンブル 独りじゃないこと いつも教えてくれるメロディ そばにいるだけで心やすらぐ人になってゆきたい そして明日へと 歩くよ 傷ついた夜 涙をこらえ夜明けを見つめた 何を追いかけ この街にいるか不安になった でも 結局すべて自分しだいで… 欲しいならちゃんと 腕をのばそう 夢はひとりで奏でるアンサンブル 何度くじけても 心強く高鳴るメロディ いろんなことはまだまだこれからも私をためすけど らしく生きてたい いつでも この頃よく眠れる 安心して眠れる 毎日あなたの声を 最後に聞くから 恋はふたりで奏でるアンサンブル 大事な時間を そっとおしえてくれるメロディ この街にいる 夢見つづける あなたを愛しつづける そして明日へと 歩くよ |
Forever金田一一(松野太紀)・七瀬美雪(中川亜紀子) | 金田一一(松野太紀)・七瀬美雪(中川亜紀子) | 西脇唯 | 西脇唯 | | あふれる思いだけで 見つめていたくなる 無邪気に笑う顔や やさしさに出会うたび いつの日か 心から伝えるから かけがえのない 輝いている この胸の気持ちを ふたりで歩こう たくさんの道 たくさんの街角 ふたりでつかもう たくさんの夢 たくさんの愛 ずっと 一人のときは どんな顔しているんだろう 強くなれないときは 弱さを隠さないで いつの日も 願わないときはなくて ケンカをしても すれちがっても 誰よりも大事で 一緒に越えよう 悲しい夜を 理不尽な時代を 一緒に笑おう 楽しいことを うれしいものを ずっと ふたりで歩こう たくさんの道 たくさんの街角 ふたりでつかもう たくさんの夢 たくさんの愛 ずっと 一緒に越えよう 悲しい夜を 理不尽な時代を 一緒に笑おう 楽しいことを うれしいものを ずっと ふたりで歩こう たくさんの道 たくさんの街角 ふたりでつかもう たくさんの夢 たくさんの愛 ずっと |
最後のバレンタイン西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 清水信之 | 一緒にいたいと 誰よりも思った きりのない“大好き”をかかえながら うれしかった やさしげな2月の 街並みがさざめく 小さめの箱を買う そっと二粒 ビターチョコレート キスをしなくなる 抱きしめなくなる 手をつながなくなる あたりさわりのない会話だけで 毎日が過ぎてゆく 最後の最後の最後のバレンタイン あなたの気持ちは彼女へ急いでる そのうち上手なウソもつけなくて 「わかってくれよ」って顔をするんだ あなたらしく せつなく 合鍵はやっぱり どうしても使えない ドアの前 ポストには 入りきらない リボンが揺れる “真夜中の電話”“絵ハガキの名前”彼女の分身が あなたの部屋の中 ふえつづけてる 気づいても守れない 最後の最後の最後の約束 会いたさをぐっとこらえてここにいる 待ち合わせしてるカフェの窓際で あなたは時計を気にしているはず たぶん今頃…… 遅れてゆくのは ささやかな抵抗 あなたはあたしを どのくらい待つんだろう 最後の最後の最後のバレンタイン あなたの気持ちは彼女へ急いでる そのうち上手なウソもつけなくて 「わかってくれよ」って顔をするんだ あなたらしく 最後の最後の最後の約束 寂しさをぐっとこらえて歩きだす どうしようもなく好きになっちゃって 「仕方がないな」ってきっと言うんだ あたしが先に もうすぐ…… |
どんなときも どんなときでも森口博子 | 森口博子 | 西脇唯 | 西脇唯 | 迫田到 | 何かを伝えたい その気持ちは止まらない 昨日の雨 蹴散らして 風は舗道(みち)を走るよ 残酷なことも やさしいことも住む街で 強くなってゆくことは 誰かを守れること あなたがいて それがうれしくて また明日と笑って 安心して眠って どんなときも どんなときでも まっさきに届いてゆく そんな愛でいたいよ 手帳も電話も 何も持たずに会いにゆく この両手は 「抱きしめる」 そのためだけ あればいい まちがったり 後悔をしたり 他愛ないことですぐ 心すごく痛めたり だけどいつも だけどいつでも まっさきにわかっている そんな愛でいたいよ 時々星が見えるから 時々それはきれいだから そんなことでがんばったり 泣くのをやめたり あなたがいて それがうれしくて また明日と笑って 安心して眠って どんなときも どんなときでも まっさきに届いてゆく そんな愛でいたいよ |
じぶんにできる何かで丹下桜 | 丹下桜 | 西脇唯 | 西脇唯 | 福田裕彦 | ah 暑い風 横切る道を ふたりで 見上げるたびに そう ただひとつ 守りたいもの 心にひびくよ 迷わずに ゆるがずに どこまでも じぶんにできる何かで あなたを はげましたり 助けたりしたいよ 足りないものは誰にも あるけど それがこの胸をかきたててゆくから いつも ah 人ごみの 時の速さに とまどう ときもあるけど ねえ 強さって 勝つためじゃなく 負けないためにも 使う日が あるような 気がするよ 簡単じゃない毎日 この街 明日をまた少しだけ 信じて 今日もあなたを思った 愛した それがこの胸の永遠を生きるよ きっと 傷ついて はじめて傷つけることのおろかさを知ってくように 人はむずかしいけど 幸せにしたい誰かがいるのなら その思いだけですべてを 越えてゆける気がする じぶんにできる何かで あなたを はげましたり 助けたりしたいよ 足りないものは誰にも あるけど それがこの胸をかきたててゆくから いつも それがこの胸をかきたててゆくから いつも |
Antique西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | | 「見返り美人」のように 見返すときが来るかな あなたを忘れる すべてを忘れる それは不可能に近いわ 同じ街にいる限り 会わない方がおかしい 電話も知ってる 住所も知ってる よく行くカフェさえ知ってる Antique 思い出だけ食べてるかも Antique 10年でも待ってるかも Antique なつかしさはどこへ行くの ねえ 時の行くままに… 今さら何を言っても 「今さら」でしかないわ 何度もキスした 同じくちびるが 乾いた言葉を運んだ 一人でやれると決めて 勝手に私を決めて 甘い蜜(しる)を吸う ミツバチみたいに 次の「愛情」へ飛んでく Antique 心の中ふえてゆくの Antique 鈍い色に光る恋が Antique だけどいつかきれいになる そう 時にみがかれて… まっすぐに 歩いてるから 呼びとめて ふり返りたいの 呼び捨てに できないくらい 違う笑顔 見せてあげる Antique 思い出だけ食べてるかも Antique 10年でも待ってるかも Antique なつかしさはどこへ行くの ねえ 時の行くままに… Antique 心の中ふえてゆくの Antique 鈍い色に光る恋が Antique だけどいつかきれいになる そう 時にみがかれて… |
今年最初の雪の夜西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | てのひらだけ そっとさしだす窓 小さな雪の粒 はじけては流れる いろんなこと 次から次 あるよね たよりない心を ためすような毎日 あなたと出会い あなたと笑い あなたと話し あなたと歩く 離れていても 遠くにいても 同じ明日が 見えるといいね 他愛もない 切傷ひとつで 真夜中電話した 声が聞きたかった 雲に近い街をはしる点滅(ひかり) 一人でいることが だんだん下手になる 何が欲しくて 何を捨てたの 何が見たくて 何を消したの ほんのわずかな 隙間でいい 確かなものに さわりたくなる たどりつくのは どんな夢だろう たどりつくのは どんな二人だろう 最後につなぐ指先 あなたならいいのに… 寒くなるって 天気予報が 今夜の空を 映し出してる こんど会う日は あたたかな服 探しにゆこう きっと一緒に あなたと出会い あなたと笑い あなたと話し あなたと歩く 離れていても 遠くにいても 同じ明日が 見えるといいね |
遠い5月の真昼の海西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 大村雅朗 | 彼女のことが好きだとあなたは言ってる ぬるいコーヒーを私は飲みつづけてる 波は光をあびて 船はかがやいてる あなたのどこかがずっと少し嫌いだった だけどそれを忘れるほど 好きだった 「煙草吸ってもいいかな?」なんて そんなことはじめて言ったね ちょっと前まで楽しかったね もうあんな風には笑えないのかな こんな5月の真昼の海は 恋のまっただなかに来たかったね 手をつないで うつむくのはやめようとすわり直せば ぶつけようのない気持ちがよりかかってくる 雲は夏のかたちを 窓の中に作る さっき食べたランチが胸につかえている 外にでて風にあたりにいこうと そっと背中をのばして一人 砂浜を歩きはじめた 会いたいときに会えたことって そんなになかったね 都合ばかり見てた アキラメナイデ 気持ちがさわぐ あなたのつらそうな ほっとしてる顔のとなりで ずっとそばにいると言ってもそれはいつまで? 恋のために2日も休むような そんなあなたじゃない ちょっと前まで楽しかったね もうあんな風には笑えないのかな こんな5月の真昼の海は 恋のまっただなかに来たかったな 手をつないで |
「二人」に帰ろう白石涼子 | 白石涼子 | 西脇唯 | 西脇唯 | | ずっとずっとつないで歩ける手を もしももしもあなたが持ってるなら… 遠ざかってく 靴音よりも 近づいてドアをあける音を強く聞かせて 今日見ている星は 過去の輝き 消えて行くものばかりの街で 祈るように思った 「二人」に帰ろう 一緒に帰ろう 後悔なんかに 時を奪われないで しあわせは誰かにしてもらうことじゃなくて ちゃんと抱きしめあえる人がいること 必要とされてはじめて わかるの 自分が今 どのあたりにいるのか メトロノームが途切れてくように 疲れてく音が届く人なんて少ない ショーウインドー「こつん」と額をあてる どんなことでなら泣いていいの? 空の先を見上げた あなたがいないと あなたがあふれる 街角に窓辺に 手がかりがあふれる 寂しさは心を追いつめるものじゃなくて 決してなくせない人を おしえるもの 後ずさりするような つらく長い夜も 子供の頃の傷あとみたいに いつか笑いあえる 「二人」に帰ろう 一緒に帰ろう 後悔なんかに 時を奪われないで しあわせは誰かにしてもらうことじゃなくて ちゃんと抱きしめあえる人がいること |
愛で終わるとはかぎらない西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | | 地下鉄を待ちながら ぼんやりレールをのぞきこんでた まじわらない関係 平行線は私たちね つかず離れずであと何年 好きだと言いはれるのかな 亀裂に気づかないふりをしても 見えない傷 広がってく 愛からはじまる二人 愛で終わるとはかぎらない明日 心に鳴り響くベル まるで最後の警告みたいに まだ間に合うと まだ間に合うと 叫ぶの 彼女の住んでる部屋 右手にまるめた地図に載ってる あと一駅こえたら 動かぬ証拠に出会えるの こどものようにしがみつきたい おとなの顔で笑いたい たかがアソビと多めにみたい どれもこれも できもしない 愛しか見えない出会い 愛で終わるとはかぎらないすべて 迷路のようなトンネル 同じ思い身体じゅう駆けてく はなれたくない はなれたくない あなたと ベンチに一人 ひざをかかえてすわる “ふってあげてもいいや”なんて思えてくる… 愛からはじまる二人 愛で終わるとはかぎらない明日 心に鳴り響くベル まるで最後の警告みたいに まだ間に合うと まだ間に合うと 叫んで もっと… |
愛にいちばん近い朝西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 鳥山雄司 | あなたのことばかり思う 気がつくといつでも思ってる 誰かのことこんなに気になりながら 生きることは はじめてだよ 思っていた人にココロ 届くことはすごいことだね ささやかな変化だって 気づいてもらえる 怖いものが少なくなる 愛にいちばん近い朝 ふたりで見つけたよ 駅につづく道さえも うれしい あなたが待ってる 一緒の電車を待っている ワッフルの匂いがしてる 幸せな匂いの歩道 足を止める店先 ふたり似てる 好きなものがよく似ている 愛にいちばん近い朝 ビル風が吹く街 あなたのために 背筋をのばそう いけない自分を やさしい自分に変えてゆこう つきない悩みが つきあげてくる夜もあるけど 負けない気持ちをたくさん作って 未来(とき)をゆこう ふたりはいつでも またやり直しあえるから 笑えるから 愛にいちばん近い朝 ふたりで見つけたよ 雑踏で あなたと手をつないだ それぞれ一日 がんばる気持ちをかよわせて 愛にいちばん近い朝 ビル風が吹く街 あなたのために 背筋をのばそう いけない自分を やさしい自分に変えてゆこう |
天使のような風の吹く日西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 奥慶一 | 忘れないでね 二人が出会った時 視線だけで 気持ちがうごいた しあわせになる価値は何が決めるの? ほそくなった 心がひらいた ときめく胸に 勝てるものなどないと あなたのそばで つまずくたび 気づいてゆく 本当に出会ってる二人にはわかるの もし時が終わっても 別れなど来ないこと 不器用になる うまくできなくなってく いつか みんな たどりつく時間 それでも花や木の種をまくように 愛を そっと 育てていたいね かなえたいもの 一緒にあふれてゆく あなたのそばで 天使のような風が吹いた 本当に出会ってる二人にはわかるの もし時が終わっても 別れなど来ないこと 本当に出会ってる二人にはわかるの ひるまずにゆるやかに ただ信じていること 忘れないでね 二人が出会った時 視線だけで 気持ちがうごいた 気がすむまで一緒にいようと笑った あなただけに 今 歩いてゆく |
あの日君はたった一人で西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志・鳥山雄司 | あの日君はたった一人で この広い宇宙(そら)に溶けていった 悲しみと願い 抱きしめたまま さよならも言わずに 輝きになった くだけちって 暗闇の中 星のカケラに変わるとき こころじゅうに からだじゅうに どんな思い出が走ったの 同じ風に吹かれながら 君を君を 思うよ 戦いつづけた強さを 誰が誰が わかっていたの あの日君はたった一人で いろんな理不尽をかかえこんでいた 忘れてる「いたらなさ」をいつも 教えてくれているよ すり切れてく ビデオの中 まっすぐな「勇気」が痛いよ 同じ街を歩きながら 君を君を 思うよ 戦いつづけたせつなさ ずっとずっと 忘れないよ 人がつくる残酷 それはいつ、止むだろう… 同じ風に吹かれながら 君を君を 思うよ 戦いつづけたのはなぜ?誰のための 強さだったの |
Ring西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 清水信之 | 指輪をはずした あなたに会えない午後 少しだけ 自由になった ひとつの夏を着たら 薄く 淡く 跡がついた 黄昏にかざした 左手 こんな ちっぽけな金属に そっと 左右されている毎日に ふっと 視線をそらしてみたくなる 見えない鳥カゴ アナタノ モノ ダヨって 「安心」したいだけ 二人 ずっと 大好きでいたいのに ちゃんと どんな約束もしてるのに ふっと 時々 ちがうものが見たい 何度も選び直して 探した指輪だったね あなたのとなり ほほえみながら 泣きたい程 ながめていた… 飽きない保証が ねえ どこかにあるといいな やさしげで 意地悪な時間 ひとつの夏を着たら 薄く 淡く 跡がついた 黄昏にかざした 左手 |
KNOCK DOWN西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | むちゃくちゃな別れ方がじょうず 彼女しかもう見えないのでしょう 使い古した歯ブラシみたい 使い道のない心がひとつ WOW 何がしたいのかな とことん泣いたことあったかな WOW よくばることにさえ おくびょうになってく気分がいやだな 愛を殴って今すぐさよなら 二度と目を覚まさぬようにKnockdown Replay しない最後の戦い せつなさを倒したい 真夜中急にテーブルみがき 手のこんだ料理を作ってみたり 無駄な努力に身をまかせても ベランダの風に立ちつくしてる WOW 何がほしいのかな きれいに忘れたら気がすむの? WOW もどってきてもねえ 心から笑える気分になるかな 愛を殴ってあなたにさよなら 二度とふりむけないようにKnockdown こびりついてる思いのかけらを 雪のようにふらせたい 幾億の恋が今日も街を歩いているの… この人じゃなきゃだめなんだと 胸をはりたい もう一度 愛を殴って今すぐさよなら 二度と目を覚まさぬようにKnockdown Replayしない最後の戦い せつなさを倒したい 愛を殴ってあなたにさよなら 二度とふりむけないようにKnockdwon こびりついてる思いのかけらを 雪のようにふらせたい |
言葉にできない七瀬美雪(中川亜紀子) | 七瀬美雪(中川亜紀子) | 西脇唯 | 西脇唯 | | いつまでも忘れないから あなたと出会ったあの日を なぜ人は生きているかと 聞かれたらこう言うわ「愛するため」 プライドが邪魔をしてる 誰よりも好きなのに いつも 教室でふざけながら 笑ってる 「トモダチ」として 何かが壊れる 気がして怖くて 言葉にできない だけどずっと誇りに思う あなたと過ごしてる日々を 本当のあなたの姿 わかるのは私だけ 信じている 気がつけばどんな時も かけつけてくれたよね いつも これ以上望むことは きっとそう ワガママなこと おんなじ気持ちを 感じているのに 言葉にできない 自転車を走らせながら 海岸へ競争したね こもれびのトンネルを越え ふりむいた笑い顔 変わらないで いつまでも忘れないから あなたと出会ったあの日を なぜ人は生きているかと 聞かれたらこう言うわ「愛するため」 いつまでも忘れないから あなたと出会ったあの日を なぜ人は生きているかと 聞かれたらこう言うわ「愛するため」 |
ROMANCE小早川美幸(平松晶子) | 小早川美幸(平松晶子) | 西脇唯 | 西脇唯 | | どんなときも あなたのことを ねぇ 忘れたりなんかしない あふれる思いは 今日も元気だよ 空に向かって そっと胸をはった 不機嫌な顔が 直ってく くしゃくしゃの髪の毛を 風が直してく どんなときも あなたのことを ねぇ 忘れたりなんかしない あふれる思いは 今日も元気だよ かたちはなくて だけど急いでいて 不器用な夢が いっぱいで 笑ったり怒ったり なんか忙しい 誰の手を さわっても違う あなたがいちばんいいな 特別な感じ すごく伝わるよ よかったなって思うことが ねぇ あなたにはいくつあったの いつか内緒で 少しおしえてね どんなときも あなたのことを ねぇ 忘れたりなんかしない あふれる思いは 今日も元気だよ |
LEKTION西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 鳥山雄司 | 眠れずにすわった 部屋のすみ ひとりきり 何もかもけだるかった 電話さえ 切っていた ただぼんやりと 窓を見上げた 夜明けをじっと見ていた 人は誰でも かなえたいもの かなえるために 頑張れる場所 探しているよ 疲れても 泣いても 一通のメールが 目の中を 照らしてる 心配をしてくれてる 言葉たち 並んでる 生きてくことは 目には見えない 「課題」を越えてゆくこと 夢と現実 境界線を みんな知ってる 誰かが勝てば 誰かが負ける 悲しげな 法則 安心のできる誰かと 心を近づけてますか 終わらない愛は 信じている人だけに届く 贈り物 夢と現実 境界線を みんな知ってる 誰かが勝てば 誰かが負ける 悲しげな 法則 人は誰でも かなえたいもの かなえるために 頑張れる場所 探しているよ 疲れても 泣いても 疲れても 泣いても… |
夏のシグナル西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 鳥山雄司 | 交差点で見かけた 暑い風が止まった 半袖の手のひらを あなたがつないでた 「青」から「赤」になる 雑踏に足を止める あなたを愛してた「あの夏」はどこにも もういない ただ過ぎてく季節 二人でいることがいつもうれしかった… あの気持ち あの心強さが 胸をよぎってく たった「さよなら」だけで なぜ「他人」になるんだろう そのうち記憶からも 順番に消えてくの 目をそらさずに今 まっすぐに歩きだすよ いつか誰かをまたこの胸に抱きたい もう二度と 離れない恋して ふりそそぐまぶしい光をあびながら すれちがう あなたのああ視線に 一度だけ笑った あなたの好きな色を ちゃんと「彼女」は着ていたね あなたを愛してたあの夏はどこにも もういない ただ過ぎてく季節 ふりそそぐまぶしい光をあびながら 誰もいないHeart 連れてゆこう シグナルの向こう |
だからここにいるんだね森口博子 | 森口博子 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | アナウンスが響いてドアがあく 聞き慣れた駅の名を瞳がなぞる 今日はどんなことが楽しかったの?そしてどんなことがせつなかったの? 約束へつづく舗道へと 少しずつ走りながら笑顔になる ずっとあなたを愛していたい 出会えたときの「驚き」うれしかった この街は悲しみだけじゃないことを教えてくれる だからここにいるんだね なりたかったものを書いた作文 今は誰も知らない遠い木の下 選んだすべてに胸はりながら 生きてゆけるといいね 明日の風に いいことがあるといつもより 早口になるあなたを見つめながら ずっととなりを歩いていたい おだやかな日も心が晴れない日も この街でかなえたいことあきらめないでいる気持ち たどりつける場所がある 切符も地図もない旅を 二人歩きはじめている どこにたどりついてもきっと これでよかったと思う ずっとあなたを愛していたい 出会えたときの「驚き」うれしかった この街は悲しみだけじゃないことを教えてくれる だからここにいるんだね ずっと愛していたい ずっと歩いていたい ずっと愛していたい ずっと歩いていたい |
BLUE PLANET西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 木村玲 | いつもおそくなってごめんね きっと今夜も言うの いつも何か忙しそうで 胸がきゅっと痛くなる 青く染まる 窓に映る街をじっと見てた この舗道(みち)を歩くときにはいつでもあなたがいるよ このビルを見上げながら話をする この街をなぞるように車を走らせていくよ いつの間にか ふえてゆくね かけがえない 思い出たちが 久しぶりにテレビを見たよ 宇宙へ行く飛行機を 白い翼 少し汚れた 地球の上 回ってた 私たちは なんて はかない 時の内(なか)にいるの 携帯があなたの番号 光らせてくれてるよ そのたびにうれしくって笑顔になる 違う街の雑踏の中から声が聞こえるよ 寒い風が 吹いていてもね 話す声が 明るくなるよ 争ったり 蹴落としたり ちょっと前まで つらかったんだ 必要と されるだけで 幸せだって やっとわかった… この舗道(みち)を歩くときにはいつでもあなたがいるよ このビルを見上げながら話をする この街をなぞるように車を走らせていくよ いつの間にか ふえてゆくね かけがえない 思い出たちが 携帯があなたの番号 光らせてくれてるよ そのたびにうれしくって笑顔になる 違う街の雑踏の中から声が聞こえるよ 寒い風が 吹いていてもね 話す声が 明るくなるよ |
やさしさはやさしさの中で西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 加藤みちあき | 傷んだ髪を 切りそろえたら なんだか足どりが軽い 心をそっと助けてくれる ささやかな出来事たち 何をあなたにしてあげられるの あたえるための自分がとても 少なくて 遥かな風にとけてく光 瞳にふりそそいで 恋してわかる やさしさはいつもやさしさの中でうまれる 日傘の向こう まっしろな粉 沖へとスピードをあげる 帰らないような不安がよぎる 楽しげな背中の影 海の中までついてはゆけない 生成のシャツにつつまれながら 追いかける はかない時のすべてを もっと一緒に笑っていて からりとあなたをうけとめられる 思いをくりかえして 離れてもきっとよりそえる 弱さもずるさも越えてゆける 手をのばすものが見るものが すれちがってなければ 遥かな風にとけてく光 瞳にふりそそいで 恋してわかる やさしさはいつもやさしさの中でうまれる はかない時のすべてを もっと一緒に笑っていて からりとあなたをうけとめられる 思いをくりかえして 遥かな風にとけてく光 瞳にふりそそいで 恋してわかる やさしさはいつもやさしさの中でうまれる |
Everyday七瀬美雪(中川亜紀子) | 七瀬美雪(中川亜紀子) | 西脇唯 | 西脇唯 | 上杉洋史 | 信じている 感じている ココロ 今あなただけが 瞳の中 見える 手をのばしたら すぐ消えそうな まぼろしのようだわ みんな あつく揺れて 毎日会いたい 毎日抱きたい 愛をつづけたい あなたの腕の中で 毎日キスして 毎日笑って 愛を届けたい 迷わないで 見つめたい 崩れそうな 壊れそうな ココロ もう一人だけ とまどうのはやめて あなたの痛み あなたの願い すべてを打ち明けて きっと かなえられる きれいな私を まぶしい私を その目にきざんで 決して忘れないで 昨日のあなたも 明日のあなたも やさしい輝き 変わらないで いつまでも ずっとそばにいる 一緒に歩いてゆく もっと「二人」になる… 毎日会いたい 毎日抱きたい 愛をつづけたい あなたの腕の中で 毎日キスして 毎日笑って 愛を届けたい 迷わないで きれいな私を まぶしい私を その目にきざんで 決して忘れないで 昨日のあなたも 明日のあなたも やさしい輝き 変わらないで いつまでも |
LUCKY ZONE金田一二三(池澤春菜) | 金田一二三(池澤春菜) | 西脇唯 | 西脇唯 | | 窓から「おはよう」 街じゅうが動きだす 明るい空から まぶしい空気 届くよ いろんなことあるよ くじけたりもするよ だけど一日たつと忘れる 幸せな性格よ Happyな毎日 Luckyに暮らそう 好きな人 好きなもの たくさん 見つめたい 話したい 会いたい 終わりのチャイムが 鳴るとはじまるよパーティー 心のエンジン 舗道をめがけ走るよ つらいこともあるよ 迷ったりもするよ だけど勝ち気に生きていたいよ 前向きな性格で Happyな毎日 Luckyに暮らそう 退屈な留守番をするより おもしろい冒険をしようよ 机の上じゃわからない 空想だけじゃつまらない わくわくするZoneの前 からだじゅうのアンテナがうずくよ Happyな毎日 Luckyに暮らそう 好きな人 好きなもの たくさん 見つめたい 話したい 会いたい Happyな毎日 Luckyに暮らそう 退屈な留守番をするより おもしろい冒険をしようよ |
気持ちをちょっと#にして西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 新川博 | ジェットコースターみたいな 笑い声が近づく 公園のベンチ ひざをたてて あなたを待ってる 気持ちがちょっとしおれてきた 寝不足の朝 ああ 十人十色いろいろで しょうがないな ほんとに 二人でいたいね あきるほど困るほど 一緒に歩こう あたりでも はずれでも みんな連れてゆく 今は途中 ツンととがった言葉に 破裂しそうな涙 鼻のあたりが ゆるんでくる 飛び散る噴水 「おいしいブランチ食べにいこう」とぼけて言った ああ 悠々自適できすぎの 愛があって よかった 二人でいたいね 約束をしなくても 一緒に歩こう やなことも いいことも 二度となぞれない 空気になる 気持ちをちょっと#(シャープ)にして ほおづえやめて ああ もぎたてのトマトジュース 飲みたいな 一気に まぶしい瞳に 青空がおしよせる 一緒に歩こう あたりでも はずれでも 二人でいたいね あきるほど困るほど 一緒に歩こう やなことも いいことも 二度となぞれない 空気になる みんな連れてゆく 今は途中 |
好きな本を一冊持って西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 岩室晶子 | 時々がんばることの その意味をちょっと考える これでいいんだよなんて 自分で自分の肩を押す 「忙しくってごめんね」 言い訳は もうやめよう 好きな本を一冊持って この街でいちばん好きな場所へ 日なたの道 やわらかな席 やさしい時間 自分にあげよう 今日は 高い雲が浮かんで 空は夏の色になる 約束していた海は ああ約束だけで終わった 「僕がいなくても君は 平気」と あなたは言った そうね あなたが思ってたよりも 私は強いと思う 今でも だけど 寂しさは同じだよ 眠れない日もあったよ あなたを想って 一人でできる何かを 見つけたかった きっと… 好きな本を一冊持って 心が楽になれる服を着て 入れたてのコーヒーのにおい 待ってるカフェに ゆっくりすわろう 好きな本を一冊持って この街でいちばん好きな場所へ 日なたの道 やわらかな席 やさしい時間 自分にあげよう 今日は |
遠い日の家族西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 木村玲 | 笑っているのは 遠い日の写真 小さなわたしが ひざに抱かれてる 家を出る前に 開いたアルバム 色あせたセロファン なつかしい匂い 祈ることしかできないけれど My Dear My Love My Time… 街の風景が 空へのびてゆく 道草した歩道(みち)は もう二度と見えない 新しい風と 知らない横顔 どこまで歩いても 届かない時間 この手に何を 見つけたんだろう 会いたい人は もういないのに My Dear My Love My Time… 笑っているのは 遠い日の写真 小さなわたしが ひざに抱かれてる 夢で会えるなら 抱きしめてあげる たった「ふたり」きりの わたしだけのFamily |
ALIVE高森ますみ(西村ちなみ) | 高森ますみ(西村ちなみ) | 西脇唯 | 西脇唯 | 上杉洋史 | 限りないほど遠くて もう誰もいなくなっても いつだってここにいて 見つめているよ 抱きしめているよ 騒がしく迷う街で 君を守りたい ずっと 世界が終わるまで 落ち着かず眠れぬ夜は 夜明けまで話をしよう ゆずれないものだけを 胸に残して 突然のとまどい 突然のいらだち 不意にやってくる痛み 乗り越えてゆくために そばにいる 限りないほどブルーで もう何だか嫌になる日も 仕方ないとなげかずに 深く息を はきだしてみよう くらべなくてもいいんだよ 君は君のまま ずっと 世界が終わっても デメリット 承知でゆこう 「いいこと」を見つけるために ころんだり しぐじったり しているんだから 本当の自分が 本当に好きなら ギャップなんかほっといて これでいいと思う方へゆこう 限りないほど遠くて もう誰もいなくなっても いつだってここにいて 見つめているよ 抱きしめているよ 騒がしく迷う街で 君を守りたい ずっと 世界が終わるまで 限りないほどブルーで もう何だか嫌になる日も 仕方ないとなげかずに 深く息を はきだしてみよう くらべなくてもいいんだよ 君は君のまま ずっと 世界が終わっても |
Solitude西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 武部聡志 | こんなところにあったんだ あなたの写真 また見つける 最初の頃はこうやって どこへ行っても二人で撮った… すりむいた膝の痛みを いつか忘れて駆けだしてくように あなたの名前を呼びたい すがるのじゃなく ただなつかしく Solitude 愛した分だけ それはあるの Solitude だから胸をはって あなたが ああいなくても 春のにほいに会いたくて 花のショーウインドウ のぞいたら あなたが最後の誕生日くれたライラックがそっと咲いてた 思い出にふりむきながら これからもまだ 歩いてゆくけど その一歩ずつが心を きっとゆっくり 勇気づけてく Solitude 愛した分だけ それは続く Solitude だからうつむかないで この街を生きてたい たったひとつの場所でいい おぼえていてね 二人で行った場所(とこ) 忙しい毎日の中 すりきれてゆく 記憶のすみで Solitude 愛した分だけ それはあるの Solitude だから胸をはって あなたが ああいなくても 似合いそうなシャツ見つけるたびに 立ちどまる「くせ」はまだぬけない 雑踏の中で 信号の前で 深く息を吸って 笑うけど… |
ターコイズブルーが揺れても森口博子 | 森口博子 | 西脇唯 | 西脇唯 | | 晴れた日曜 洗いたてのシーツを広げたあと ベランダの隅 ほこりだらけのイヤリング 拾いあげた 突然あなたの顔 フラッシュバックする もう遠い 昔の恋 誕生日のプレゼント 捨ててしまった片方 もう二度と出てこない 手の中にもどっても おそい 恋はいつもあとから きれいに輝くもの 今日の青空と同じ色の Turquoise Blue いいことばかり おぼえていない 恋も やさしくなる 今ならもっと あなたのことを わかってあげられるね 大好きだった気持ちは どこへ消えるんだろう 年ひとつ 重ねるたび Coolになる気がする 捨ててしまえる勇気を どこかに持っていたい 「サヨナラ」を超えてゆくために ちょっとつらい笑顔で ポケットにそっとしまう こぼれ落ちるようにキラリ揺れた Turquoise Blue あんなに捜したのに こんなにそばにあった そんなものかも知れない みんな 恋はいつもあとから やさしく輝くもの 今日の青空と同じ色の Turquoise Blue |
「いいよね」綾辻真理奈(山崎和佳奈) | 綾辻真理奈(山崎和佳奈) | 西脇唯 | 西脇唯 | 上杉洋史 | 憧れるだけの恋で いいと思ってた 友達と呼べるだけで いいと思っていたから あなたの告白は 夢見てるみたいだった 涙が でそうで 少し上を向いていたよ 明日からはいつでも あなただけを見つめて 過ごしてゆけばそれでいいよね 今夜からはいつでも 電話してもいいよね 好きだって 言ってもいいよね 気持ちがやさしくなってく 不思議なくらいに それはたぶんいい恋が はじまったからね いつも 電車に乗ってるとき 街角を歩くときも 笑顔が こぼれた あなたのこと思ってたから どんなことがあっても あなただけを信じて 過ごしてゆけばそれでいいよね 誰が何を言っても 自慢してもいいよね 好きだって言ってもいいよね 他愛ない映画だって 二人で見ると楽しい 独りじゃ ないって 思えることがうれしいよ 明日からはいつでも あなただけを見つめて 過ごしてゆけばそれでいいよね 今夜からはいつでも 電話してもいいよね 好きだって 言ってもいいよね |
一緒にいたかった月島冬子(深見梨加) | 月島冬子(深見梨加) | 西脇唯 | 西脇唯 | 上杉洋史 | 聞きたいことが たくさんあるよ 瞳をちゃんと見つめて どうして ふたりは 永遠じゃなかったんだろう 時計をはずしたら少し 時が止まったような気がした 一緒にいたかった どんな季節にも負けずに となりにいたかった 出会ったまんまの心で ネジを巻いたら 明るい音が 流れるオルゴールのように 何度も 思いを まきもどせたらいいのにね 壁に貼った世界地図に 赤いピンがささっている 一緒に行くはずの いろんな街を見上げるよ いつか そう いつの日かかなう夢だと信じてた ほかの誰かを見てたって いちばん好きでいてくれたなら 思いがホンモノだったなら それでもよかったのに… 一緒にいたかった どんな季節にも負けずに となりにいたかった 出会ったまんまの心で 一緒にいたかった どんな季節にも負けずに となりにいたかった 出会ったまんまの心で |
COCON西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 西脇唯 | 鳥山雄司 | 見渡せば いろんな「ふたり」がすわっている 席の並び方で 愛情がわかる 陽のあたる小さな たくさんのテーブルに 真昼の空の色 反射している アイシテイル アイシテイル 思いがいつも この胸のどこかを あたためている アイタクナル アイタクナル 心のままに 大好きなまま 無理をしないで そばにいたいと思う 押し寄せる悩みは 毎日尽きないけど ねえ 一緒にいると 軽くなってく 好きになる気持ちは 何でできているんだろう ザワザワした舗道(みち)を 歩きやすくする アイシテイル アイシテイル 心の中に 目には見えない やわらかなもの 育てている気がする はかないものだらけの街で… アイシテイル アイシテイル 思いがいつも この胸のどこかを あたためている アイタクナル アイタクナル 心のままに 大好きなまま 無理をしないで そばにいたいと思う |
どんな恋でも桐沢紅子(笠原弘子) | 桐沢紅子(笠原弘子) | 西脇唯 | 西脇唯 | 上杉洋史 | 信号待ちの道の向こう あなたの姿をふと見つけた 幸せそうなほほえみ 隣りの彼女に向けてた あれから2年が過ぎたね 心で静かに思った どんな恋でも どんな結末でも 愛することを教えてくれた あの季節忘れない あなた以上に 私もいつの日か 愛する誰かにめぐりあって この街を歩きたい 気づかぬふりはできないから 目と目の合図ですれちがった 忘れていた思い出が たくさん瞳にあふれた 好きになったり離れたり 人の気持ちは不思議だね どんな小さな どんな出来事でも 話せる人がいることだけで 勇気づけられるから 恋することに おくびょうにならずに 大事な誰かとわかりあって この街を生きてたい どんな恋でも どんな結末でも 愛することを教えてくれた あの季節忘れない あなた以上に 私もいつの日か 愛する誰かにめぐりあって この街を歩きたい |