桜のころ坂本龍一・甲本ヒロト | 坂本龍一・甲本ヒロト | 甲本ヒロト | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 桜のころならば 風はまだ行くあても知らず 吹いている 吹いている だけ ほとんど寄り道 桜のころならば 夢はまだ幻に見える 手のひらを 手のひらを ただ くすぐって逃げてった 遠くなり 消えてゆく 音楽隊のパレード ひとつだけ決めよう あとは自由 約束しよう あきらめない あきらめない ただ それだけがルール 本当じゃなくても どこまでも追いかけてく 遠くなり 消えてゆく 音楽隊のパレード 遠くなり 消えてゆく 音楽隊のパレード |
Everlasting Love中森明菜 | 中森明菜 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | もしも誰かを 好きになる時が きたら私に かくさっず言って それが二人の 約束だから Love promises Everlasting Love 求めるでしょう My Everlasting Love 出会うことを あなたとの日々 ふりかえらせて ひとりになって 歩いてみたい 傷つけあえば すべてなくすから lt fades away Everlasting Love 求めるでしょう My Everlasting Love 出会うことを Everlasting Love 求めるでしょう My Everlasting Love 出会うことを |
NOT CRAZY TO ME中森明菜 | 中森明菜 | NOKKO | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 次の駅まで 乗りすごせば あなたの歩く 街が見える 眠ったままで ひらく扉を 見すごせたなら いいと思う いつもホームで IT'S NOT CRAZY TO ME 子供じみてると IS IT CRAZY TO YOU 笑わないで IT'S NOT CRAZY TO ME 1秒づつ好きで IS IT CRAZY TO YOU なきたくなる 手をつながない その訳は あまりによくある 話だから 友だちにいつも つらいだけだと 言われてよくいる 人じゃないと いつもくり返す IT'S NOT CRAZY TO ME 子供じみてると IS IT CRAZY TO YOU 笑わないで IT'S NOT CRAZY TO ME 何もかも好きで IS IT CRAZY TO YOU くるしくなる 次の駅まで 乗りすごせば あなたの歩く 街へ行ける いつものホームで… (STOP) IT'S NOT CRAZY TO ME 子供じみてると IS IT CRAZY TO YOU 笑わないで IT'S NOT CRAZY TO ME 1秒づつ好きで IS IT CRAZY TO YOU なきたくなる IT'S NOT CRAZY TO ME 子供じみてると IS IT CRAZY TO YOU 笑わないで IT'S NOT CRAZY TO ME 何もかも好きで IS IT CRAZY TO YOU くるしくなる IT'S NOT CRAZY TO ME IS IT CRAZY TO YOU IT'S NOT CRAZY TO ME 1秒づつ好きで IS IT CRAZY TO YOU なきたくなる IT'S NOT CRAZY TO ME 子供じみてると IS IT CRAZY TO YOU 笑わないで IT'S NOT CRAZY TO ME 何もかも好きで IS IT CRAZY TO YOU くるしくなる |
雪列車甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 糸井重里 | 坂本龍一 | 前野知常 | 匂うように 笑うように 雪が降る 白い景色 逃げるように 汽車は走る サヨナラが 夢ならば ひき返すけど あの頃が 夢ならば このまま行く あたたかいものを 何かください こころも からだも 寒すぎるので…どうぞ 少しばかり 離れた席 恋人たち 無邪気色の ひざかけを かけて眠る 何気なく 髪を切れた 幸せな日は 同じように 雪の日で あなたといた あたたかいひとに もたれていたい ひとりで いたけど 冷えてきたので…どうか |
毀められてタンゴ郷ひろみ | 郷ひろみ | 三浦徳子 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | なれてるくせにまちがえて呼ぶ あいつはまるで天使の顔で あせった僕はワインこぼして 白いスーツが泣き出しそうだよ 大人と子供の間のあいつ 天使と悪魔の板ばさみだよね 森の中へ追い込まれてく うさぎのように 赤い瞳で僕 いつの間にか 身動きできず 毀められてタンゴ 毀められてタンゴ 男と女 この先Ah Ah どうする 遅くなってはあぶないからと 送る途中の車の中で あいつはふいに Kissしてくるよ 急にブレーキ 無理なお願いさ 男と紳士の間の僕は 天使と悪魔の板ばさみだよね 夜の闇へ追い込まれてく 日暮れのように 青い瞳で僕 いつの間にか 身動きできず 毀められてタンゴ 毀められてタンゴ 男と女 この先Ah Ah どうする |
愛の空中ブランコ郷ひろみ | 郷ひろみ | 糸井重里 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 愛の愛の愛の空中ブランコ ひとりの女が堕ちた 偽ものの宝石を からだいちめんぶちまけ 胸の谷間にくちづけの跡 眩しくきらめくあなたは 上(かみ)手には僕が待つ 下手(しもて)遠くを見つめる 客の視線は期待している 男か女の墜落 あなたが手をのべる ああ僕の手はとどかない 墜ちるあなたを目で追って 僕はまだ揺れている 愛の愛の愛の空中ブランコ ひとりの男が残る スポットが注がれる 愛に倒れた女に どんな不幸もキラキラ光る 妖しく続くよサーカス 地上には何がある 誰も教えてくれない 空中から叫ぶ言葉は ドラムロールに消された あなたは手をのべた ああ僕の手は届かずに 墜ちるあなたをつかめない 僕はまだ揺れている 愛の愛の愛の空中ブランコ ひとりの女が堕ちた 愛の愛の愛の空中ブランコ ひとりの男が残る |
君の名はサイコ郷ひろみ | 郷ひろみ | 糸井重里 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 雨音だけ聞いてた ひとりの夜 ラジオの音でもなく 女の声 耳のそばで ささやく くすぐるように 出逢いの時 いまでも 思い出すよ 君の名はサイコ 僕だけが抱いた 君の名はサイコ 夢と現(うつつ)の境界(さかいめ)で抱いた 胸と胸をあわせて 眠った夜 指に髪をからめて 遊んだ夜 ドアを叩く気配に 君を匿(かく)し 息ひそめていたこと おぼえている 君の名はサイコ いつか消えたひと 君の名はサイコ 記憶のなかに住んでいる女(おんな) 君の名はサイコ 僕だけが抱いた 君の名はサイコ 夢と現の境界で抱いた 君の名はサイコ いつか消えたひと 君の名はサイコ 記憶のなかに住んでいる女(おんな) |
比呂魅卿の犯罪郷ひろみ | 郷ひろみ | 中島みゆき | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 「いいえ ‥‥‥‥はじめは そんなつもりは ありませんでした。 そうです あの日は ちょうど 偶然です 雨が降ってきて。 それで僕は‥‥‥‥ ええ 彼女を‥‥‥‥ いいえ‥‥‥‥そうかも‥‥‥‥しれません」 怯えてるの 隠れてるの 忘れたいの まだ 出会いが罪 別れが罪 知らず知らずに罪 怯えないで 隠れないで 忘れないよ My Heart あなたが好き 明日も好き 別れても なおさらに バラの庭 歩いて 迷ったのは あなたさ 小雨に誘われて 僕は眠るつもりで 目を閉じていたのに おもわず 起こされた とげにからんだ 絹のドレスが ぴりり破れる 細い音がして だめ ここへ来てはと どこ ふるえてる声 小雨が 強くなる でも 戸を開けてくれなきゃ よかったわと 小声で あれが 最初の罪 怯えないで 隠れないで 忘れないよ My Heart あなたが好き 明日も好き 別れても なおさらに 片方 カフスボタンで背中をとめ 帰したおかげで スキャンダラス では どちらが誘ったのかと 人の中 せめられて あなたは 涙ぐむ Yes sir, たしかに Yes sir, 彼女は 逃げた けれども僕がつかまえた 「これで 僕の供述は 全部です。 どうぞ 判決を ただし 僕は 彼女を 本当に‥‥‥‥ どうぞ」 怯えてるの 隠れてるの 忘れたいの まだ 出会いが罪 別れが罪 知らず知らずに罪 怯えないで 隠れないで 忘れないよ My Heart あなたが好き 明日も好き 別れても なおさらに |
I Sing矢野顕子 | 矢野顕子 | 矢野顕子 | 坂本龍一 | | Like a pot fills the empty cup I just speak filling the air My men, my women Wanna love you, I love you Forget about your run-away-boy Don't worry about your bad-breath My men, my women Wanna love you, I love you I sing Yes I sing All the songs Would be sung They'll ignore you So they don't like you It's because they'd find No lies on your lips My men, my women Wanna love you, I love you Wishing you could keep your smiles Forever and ever Wherever Something's up when something's clown Don't you cry It's not the worth thing to do My men, my women Wanna love you, I love you Voices turn to be powers Another words turn to be flowers My men, my women Love to love you, I love you I sing Yes I sing All the songs Would be sung I sing Yes I sing All the songs Would be sung |
TATOO中谷美紀 | 中谷美紀 | 中谷美紀 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 白い腕に触れてみたくなるのを 押さえた夕闇にくちなしは香り いたずらに上がった気温の粒が 素肌の冷たさに接吻(くちづけ)る 漏れる吐息だけが私の舌 裸にされたのは心? と訊く 夢を見る瞳のその淫らさで あなたを見つめてる 愛しくて 細い腕をそっと重ね合わせて 隙間を風にさえ譲れない 大人に変態(かわ)るのは背徳でしょう 穢(けが)れと戯れる少女たちの 視線を夕闇に浸すたびに 心が血のように流れ出してゆく くちなしの匂いがする腕には 見えないTATOOが無数(みだり)に彫られている 漏れる吐息だけが私の舌 裸の言葉しか話せない もう 闇を見る瞳のその妖しさは あなたを殺(あや)めてる夢を見る |
WHERE THE RIVER FLOWS中谷美紀 | 中谷美紀 | 売野雅勇 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 星とすれ違う翼の赤い灯が 旅立つあなたの孤独(さびし)さに見える 少年の頃のあなたに逢いたくて 訪ねた川辺の街にも夕映え さよなら さよなら 悲しくなるから いいのに そんなにも 手を振らなくても そこから見えるの? 香水工場や キャッチボールしていた川原や貯水池 小さなあなたの夏の影が歩く 私と逢う日に近づいて行くの さよなら さよなら 未来のどこかで さよなら もう一度 私を見つけて SOMETIME, SOMEWHERE, SOMETIME, SOMEWHERE, 流れの岸で 想い出の中でひぐらしが鳴き止む 振り向くあなたが少年に変わる さよなら さよなら 悲しくなるのに そんなに手を振ると 泣きたくなるのに さよなら さよなら 未来のどこかで あなたはもう一度 私を見つけて SOMETIME, SOMEWHERE, SOMETIME, SOMEWHERE, あの日のように SOMETIME, SOMEWHERE, SOMETIME, SOMEWHERE, SOMETIME, SOMEWHERE, THE RIVER FLOWS |
汚れた脚中谷美紀 | 中谷美紀 | 売野雅勇 | 坂本龍一 | | どんな未来もまだ始まらない 特別な時間が静けさで輝いてる 白い夏服着た笑顔たちの 透明な哀しみが並ぶ写真 もうその日付に込められてた 意味も日々に薄れて もう遠い夏の呼ぶ声も 森に響かない ねえ誰のこと愛してたの 密やかに君は 二度とあんなに誰かを切なく 求めることもない街角から訊いてみる あれが最後の本当の恋と 消えてゆく内気さの欠片で知る Ah 君の気配するだけで 胸が痛かった Ah 運命の柵を越え 羊たちが行く どんな未来もまだ始まらない 特別なひと夏 優しさで輝いてる いつかどこかで君を見かけても 恥じらわず立ち止まる汚れた脚 真夏の最後の風のひと吹きで 散ってゆく幻がなんて綺麗 |
雪列車前川清 | 前川清 | 糸井重里 | 坂本龍一 | | 匂うように 笑うように 雪が降る 白い景色 逃げるように 汽車は走る サヨナラが 夢ならば ひき返すけど あの頃が 夢ならば このまま行く あたたかいものを 何かください こころも からだも 寒すぎるので…どうぞ 少しばかり 離れた席 恋人たち 無邪気色の ひざかけを かけて眠る なにげなく 髪を切れた 幸せな日は 同じように 雪の日で あなたといた あたたかいひとに もたれていたい ひとりで いたけど 冷えてきたので…どうか サヨナラが 夢ならば ひき返すけど あの頃が 夢ならば このまま行く あたたかいものを 何かください こころも からだも 寒すぎるので…どうぞ |
静夜曲元ちとせ | 元ちとせ | 岡本定義 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 一緒に登ったこの坂を 今夜は独りで登ります 初めて覚えたあの唄を 何度も何度も 口遊(くちずさ)み 遠く遠く揺れている 遥か彼方 光ってる 嗚呼 やわらかな漁火(いさりび)のように 胸に灯る母の声 名前を呼ばれて振り返る 悪戯(いたずら)が過ぎて叱られた 涙が乾いたその後で 大きな大きなかたぐるま 深く深く残ってる 高い空を覚えてる 嗚呼 静かなる十六夜(いざよい)の月に 凛と映る父の顔 嗚呼 やわらかな漁火(いさりび)のように 胸に灯る母の声 |
戦場のメリークリスマスつじあやの | つじあやの | つじあやの | 坂本龍一 | | うるうると風も濡れる五月雨に 鳴く声はただ静かに木霊する 徒然に過ぎ去る日を懐かしみ 君の名を愛しき名を口にする 永遠に囚われるふりをしてキスをした まるで夜露をまとったような君の髪に触れながら 夢を見た君の胸で眠る夢 甘やかな香り 君が放つ頃 雨音がただ静かに窓を打ち 悲しみが頬をつたい流れ落つ 目が覚める ゆるゆると朽ち果てゆく森のように この身さえ風となり塵となりぬ 徒然に過ぎ去る日よさようなら 君の名を愛しき名を胸に抱く |
男というものビートたけし | ビートたけし | 来生えつこ | 坂本龍一 | | ブリキに似たような月 通いなれた夜の道 誰もいないPolice Box ほろ酔いの口笛吹く 刺激がほしいね 心をえぐるほどの 刺激を感じる 女もほしいね だけど先走りの欲望 思いばかりうずまき からまわりで空しく ああ 男というもの 今日はまだ気分がいい 他愛ないやさしさでも 信じる気になったから もし裏切られてもいい 並木の緑が ビニールに見える時 全てが疲れて 景色もゆがむが 嘘も通したなら真実 都会ごっこつくろい 溺れながらしぶとく ああ 男というもの 刺激を感じる 女もほしいね 嘘も通したなら真実 都会ごっこつくろい 溺れながらしぶとく ああ 男というもの 嘘づくしで真実 都会ごっこつくろい 溺れながらしぶとく ああ 男というもの |
TAKESHIの、たかをくくろうかビートたけし | ビートたけし | 谷川俊太郎 | 坂本龍一 | | 雲のさけめから 陽がさして 小鳥たちが 空に散らばる きれいな歌が 聞きたいな 世の中って こんなところだよ たかを くくろうか 本を読みおえて 目を閉じる 子どもたちの 声が聞こえる ここはどこの 細道じゃ 今の今って こんな時間だよ たかを くくろうか きみの顔なんか 見たくない ぬるいビール 口にふくんで 昨日のことが 嘘みたい 人間って こんな生きものさ たかを くくろうか たかを くくろうか |
KAFKA土屋昌巳 | 土屋昌巳 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | | Take 2……………でない……………か、または…………… ………であり、また……………は、みんな…………… である Take 2……………でない……………か、または…………… ………であり、また……………は、みんな…………… である ………………………… ………………………… ………………………… |
a life大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | | 汗を流そう ごはんを食べよう ぐっすり眠ろう つま先まで 無邪気に笑おう たくさん泣こう 見たら助けよう 手をのばして 悲しいことばかり 伝えてくるNEWS 心の力で 飛び越えよう ふられた恋も つまずく日々も まっすぐ見よう 胸をはって そして出会おう 素敵な人と 言葉をつかもう 生きた声を 身体を流れる 温かい記憶で あなたのすべてを 抱きしめるの 無くしたくないと 思うものだけを 守ってゆこう 守ってゆこう あなたのつぶやき わたしのつぶやき みんなのつぶやき 世界のつぶやき |
鉄道員大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 奥田民生 | 坂本龍一 | | 会いたい人なら 会いに行け あの山を越えて 今すぐ会いに行け 悩みがあるなら 旅に行け 心を鍛えて 一人の旅に行け もうすぐ笛が鳴る 白い駅を汽車は動き出す 君を乗せて 愛する仲間のために行け 涙をこらえて みんなのために行け 聞こえるあの歌を 声合わせ歌おう 続いた道は 永遠と信じて 大切な人に ついて行け 命を預けて すべてを捨てていけ 小さな子犬を 連れて行け カバンに隠して 声かけながら行け 聞こえるあの歌を 声合わせ歌おう まだあの駅で待っていると信じて |
Flower大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | | 夜露に濡れ その葉をたたむ 幼い頃の 姿で眠る 花は目覚め 月を仰ぐ 名はネムノキ 夏の夜の 満ちては欠けてゆく 星霜の果て なくしたのだろうか ソロモンの指輪を 光と闇がつくるモザイク 忘れられた 部屋の片隅 太陽さえも とどかぬまま 私は光に からだを向ける つつまれながら 渇いてゆく あなたのその窓で かぐわしく香る 優しいその指が 触れてくれる日を待ち 恋しいエデンを夢見ながら |
Antinomy大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | | ひびわれた壁と 街路樹のむこうに 笑い声が聞こえる 若いふたりの 夢は剥ぎ取られ 輪郭を失い 取り戻せない時を 私は歩いていく 私はあなたと どこかですれ違う 閉ざされた心は それに気づかぬまま ひとつのコインの 裏と表のように 離れることさえも できない苦しみよ 川沿いを走る 車の窓を開け 握りしめた鍵を 水面に投げ落とす 小さな波紋が 何かを変えてゆく 流れ去るすべてを 空は映している 茨の砦に捕われたふたりが それでも私は あなたを愛した 明るい光に満たされ続けた 生きる喜びに溢れ あなたは私と ふたたびすれ違う それがこの運命と 知らないままに |
3びきのくま大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | | 果てない宇宙で 今日も夢を見た 星も瞬たかぬ 黒い闇の中で 風に揺れている 葦の茂る原 波の打ちよせる 砂丘に降る雪を 待つ人の呼ぶ声は 幾千の時を越え 届くだろう ただ ひたすらなその思い 孤独な闇をいつか 照らすだろう すべては流砂の 中に消えてゆく 眩い命の 光跡を残して 果てない宇宙で 生まれた奇蹟は 泡のひとカケラ 深く藍い海の |
Tango大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子・Fernando Aponte | 坂本龍一 | | 乾いた道をころがる太陽 うちすてられた望郷の想い 時の狭間をさまよう情熱 空を映した瞳の色 すべてを無くしすべてを手に入れ 場末の店で踊るTango あなたの前ではただの道化 激しく不在に苛まれて Un viaje sin luz (A journey with no light) Un mundo sin sol (A world with no sun) あなたを 失ってなお 追い求める 夢の果てまで 視線を拒まぬあなたのすべて 裂けたドレスの甘い闇よ 誘惑に咲く赤い薔薇よ 結末の無い愛の黄昏 El sueno se fue (The dream has gone) Memorias de amor (Memories of love) あなたを 失ってなお 追い求める 夢の果てまで 遥かな旅へと ああ、La Plataの流れに 身をまかせ歌う マテ茶をふくめば ああ、La Tierra del Fuego 短い春が 地の果てに薫る 窓の外に立ち止まる亡霊 止むことのない風の叫び 死者に繋がれ生きるのなら 土塊になりここで眠ろう Amor y dolor (Love and pain) Unidos estan (Together they are) あなたの 面影を今 追い求める 夢の果てまで 遥かなあなたを |
美貌の青空大貫妙子 & 坂本龍一 | 大貫妙子 & 坂本龍一 | 売野雅勇 | 坂本龍一 | | 眼差しの不実さと 気高さに溺れていた 狂おしい夏だった 青空も 声も 小さな死のように これ以上愛さない 禁じる愛おしさで 瞳は 傷口と知る魂の 別々の惑星に 僕たちは棲む双生児さ 野獣の優雅さで 沈黙を舌で味わう 罌粟のように 切なさで胸を傷めながら 君の 可憐な 喉笛から あふれ出した 虹の涯は 美貌の青空 狂おしい夏だった 手に触れる すべて 欠片の死のように 君の血が透き通る 野蛮な 瞳 見ては 途方に暮れる 真夏の楽園 |
君に星が降る竹中直人 | 竹中直人 | 竹中直人 | 坂本龍一 | | 雲が流れる 君住む街へ 僕も出かけて行く なつかしい街 遠くかすかに 君のささやく声よ そっと抱きよせ いつまでも瞳を閉じていた やわらかな陽が街をつつむよ 麗しの風二人をなでて 夕日に溶けてゆく 後ろ姿よ 耳すませば 遠くなつかしい歌 影ゆらゆら 二人抱き合って踊った 君の横顔 恋におちてく 星の降りそな この広い空 いつまでも見上げて ほほえむ君よ そっと抱きよせ 白い頬に口づけ ずっと静かに 君の優しさにつつまれ 愛してるよ あの頃の君 遠い日の街 帰らない日々 流れる静かに はてなく このまま瞳を閉じ あの日へ なつかしい 君の面影が やさしく まぶたに焼き付く 両手を大きく 広げて 飛び立つ なつかしい街へ |
The Other Side of LoveSweet Licious | Sweet Licious | 坂本龍一・Sweet Licious | 坂本龍一 | | in my heart, I know I must be right darkest shadows will someday come to light I've been down, but I can rise above I keep searching for the other side of love looking for fun was just a game to me never knew what each lonely day would bring now I'm so tired of trying to run away I've got to find a love that's here to stay in my heart, I know the day will come we'll be laughing and dancing in the sun what I've found has never been enough I keep searching for the other side of love I always heard that love's supposed to be more than a word and more than just a dream someone to share your every joy and pain someone who's there for sunshine and the rain in my heart, I know I must be right darkest shadows will someday come to light I've been down, but I can rise above I keep searching for the other side of love あなたと出逢うために 私は生まれてきた 息絶える時さえも ギュッとしててね we'll be one in my heart, I know the day will come we'll be laughing and dancing in the sun what I've found has never been enough I keep searching for the other side of love in my heart, I know I must be right I keep searching for the other side of love |
くちびるNETWORK中川翔子 | 中川翔子 | Seiko | 坂本龍一 | | ねぇ…誘ってあげる ロマンティックに Kissが欲しいの? ほら…くちびるに Net work 私を抱きたい? そんな顔をしてるとわかる バカね 私はすぐに堕ちたりしないつもり あきらめなさい でも誘ってあげる ロマンティックに がまんできずに ほら…くちびるを Net work あなた いつも 自分から 何もいえない…じれったい… 抱いて欲しいの…私 意地を張っているだけ バカね女は「愛してるよ」って言葉だけ 待っているのに ねえ…あなたに抱かれ 遠い星へと 旅してみたい ほら…くちびるは Net work 恋をしたら 何もかも 不思議に 輝く…Communication ねえ…聞こえるでしょう? 胸の鼓動が 見つめあったら ほら…くちびるに Net work あなたに抱かれ 遠い星へと 旅してみたい ほら…くちびるは Net work |
くちびる Networkさんみゅ~ | さんみゅ~ | Seiko | 坂本龍一 | 中野定博 | ねぇ…誘ってあげる ロマンティックに Kissが欲しいの? ほら…くちびるに Network 私を抱きたい? そんな 顔をしてるとわかる バカね 私はすぐに堕ちたりしないつもり あきらめなさい でも 誘ってあげる ロマンティックに がまんできずに ほら…くちびるを Network あなた いつも 自分から 何にも 言えない… じれったい… 抱いてほしいの …私 意地を張っているだけ バカね女は「愛しているよ」って言葉だけ 待っているのに ねぇ…あなたに抱かれ 遠い星へと 旅してみたい ほら…くちびるは Network 恋をしたら 何もかも 不思議に 輝く communication ねぇ… 聞こえるでしょう? 胸の鼓動が 見つめあったら ほら…くちびるに Network あなたに抱かれ 遠い星へと 旅してみたい ほら…くちびるは Network |
ふたりの宇宙薬師丸ひろ子 | 薬師丸ひろ子 | 大江千里 | 坂本龍一 | | 春の日差し たわむれてる わたしを見つけて つぼみのまま 風に揺れる 鼓動をせかして 初めて 出逢った季節(とき) 感じていた予感よ とどけとどけ れんげの川原へ “あなたをあいしてる” 冗談だろう 笑いながら 背中をたたいて 自分らしく 背伸びしないで 歩いて行きたい 今日まで ありふれてた 街の夕陽 まぶしい 回る回る ふたりの宇宙は 星座を灯(とも)してる とどけとどけ れんげの川原へ “あなたをあいしてる” |
Tango大貫妙子&小松亮太 | 大貫妙子&小松亮太 | 大貫妙子・Fernando Aponte | 坂本龍一 | 小松亮太 | 乾いた道をころがる太陽 うちすてられた望郷の想い 時の狭間をさまよう情熱 空を映した瞳の色 すべてを無くしすべてを手に入れ 場末の店で踊るTango あなたの前ではただの道化 激しく不在に苛まれて Un viaje sin luz(A journey with no light) Un mundo sin sol(A world with no sun) あなたを 失ってなお 追い求める 夢の果てまで 視線を拒まぬあなたのすべて 裂けたドレスの甘い闇よ 誘惑に咲く赤い薔薇よ 結末の無い愛の黄昏 El sueno se fue(The dream has gone) Memorias de amor(Memories of love) あなたを 失ってなお 追い求める 夢の果てまで 遥かな旅へと ああ、La Plataの流れに 身をまかせ歌う マテ茶をふくめば ああ、La Tierra del Fuego 短い春が 地の果てに薫る 窓の外に立ち止まる亡霊 止むことのない風の叫び 死者に繋がれ生きるのなら 土塊になりここに眠ろう Amor y dolor(Love and pain) Unidos estan(Together they are) あなたの 面影を今 追い求める 夢の果てまで 遥かなあなたを |
Tong Poo矢野顕子 | 矢野顕子 | 矢野顕子 | 坂本龍一 | Seiho | わたしのからだの中に風がおこる あなたに見えるかしら?これが あなたのからだの中の雲を払う あなたに届くかしら?これが −東の国から西の果てへ 南の島北の果て どこまでもゆく− わたしたちの上の雲は白く広く 永遠の生命へと続く わたしたちの前の海は青く深く 永遠の生命へと誘う わたしの体の中に朝日がのぼる あなたに見えるかしら?これが −東の国から西の果てへ 南の島北の果て どこまでもゆく− わたしたちの上の雲は白く広く 永遠の生命へと続く わたしたちの前の海は青く深く 永遠の生命へと誘う |
The Other Side of Love坂本美雨 with CANTUS | 坂本美雨 with CANTUS | 坂本龍一 | 坂本龍一 | | Looking for fun was just a game to me Never knew what each lonely day would bring Now I'm so tired of trying to run away I've got to find a love that's here to stay I always heard that love's supposed to be More than a word and more than just a dream Someone to share your every joy and pain Someone who's there for sunshine and the rain I know what I see I see exactly how it'll be He'll be strong enough to be kind He won't need to be tough to know he's mine And I must believe what I feel I'll feel it deep inside when it's real And I know when day is done He'll be so close to me that we'll be one In my heart, I know I must be right Darkest shadows will someday come to light I've been down, but I can rise above I keep searching for the other side of love In my heart, I know the day will come We'll be laughing and dancing in the sun What I've found has never been enough I keep searching for the other side of love I know what I see I see exactly how it'll be He'll be strong enough to be kind He won't need to be tough to know he's mine And I must believe what I feel I'll feel it deep inside when it's real And I know when day is done He'll be so close to me that we'll be one On the other side of love |
君に星が降るハナレグミ | ハナレグミ | 竹中直人 | 坂本龍一 | icchie・菅沼雄太・永積崇・真船勝博・YOSSY | 雲が流れる 君住む街へ 僕も出かけて行く なつかしい街 遠くかすかに 君のささやく声よ そっと抱きよせ いつまでも瞳を閉じていた やわらかな陽が街をつつむよ 麗しの風二人をなでて 夕日に溶けてゆく 後ろ姿よ 耳すませば 遠くなつかしい歌 影ゆらゆら 二人抱き合って踊った 君の横顔 恋におちてく 星の降りそな この広い空 いつまでも見上げて ほほえむ君よ そっと抱きよせ 白い頬に口づけ ずっと静かに 君の優しさにつつまれ 愛してるよ あの頃の君 遠い日の街 帰らない日々 流れる静かに はてなく このまま瞳を閉じ あの日へ なつかしい 君の面影が やさしく まぶたに焼き付く 両手を大きく 広げて 飛び立つ なつかしい街へ |
二人の果て (duet with 小山田圭吾)原田知世 | 原田知世 | 大貫妙子 | 坂本龍一 | | 舗道にたたずむひとりの女は 男を見つめる言葉もかわさず 乱れた髪にただ手をさしのべる つかのま流れる危険な行方は 炎のように傷つく鳥のように いつも いつも 似てる ふたり何処へ ふたり何処へ行くの カモメが舞う空 入り江の黄昏 昔と何も変わらない風景 苦いコーヒーと古ぼけたジュークボックス コインをひとつ持ってたらちょうだい きっとこの歌は幸せを呼ぶから いつも いつも こうして 聞いているの ここにすわって |
My Hero~奇跡の唄~LIVE EMPOWER CHILDREN | LIVE EMPOWER CHILDREN | つんく | 坂本龍一 | | 感謝が湧き出てくる 君を見てると 笑顔が溢れてくる 君に触れると 困らせていいよ 怒っていいよ 休んでいいよ 続けていいよ 出会えたことが 奇跡の奇跡 一度きりの人生だし 楽しまなくちゃ 欲張らなくちゃ それでこそ My Hero My Hero See you tomorrow 勇気が湧き出てくる 君の匂いは 未来が溢れている 君の涙は 愛されていいよ 愛してもいいよ 嫌ってもいいよ 本音がいいよ 出会えたことが 最高の最高 初めての人生だし やってみなきゃ わからぬものさ 自由でいい My Hero My Hero See you tomorrow NANANA… NANANA… NANANA… NANANA… ありがとう My Hero My Hero See you tomorrow |
BEHIND THE MASK斉藤和義 | 斉藤和義 | クリス・モスデル | 坂本龍一 | 斉藤和義 | Now the mask you're wearing Is stoney and staring Lines and tears Age and fears Growing old Passions cold Is it me Is it you Behind the mask, I ask Is it me Is it you Who wears another face There's nothing in your eyes That marks where you cried All is blank All is blind Dead inside The inner mind Is it me Is it you Behind this mask, I ask Is it me Is it you Who wears another face. |
Merry Christmas Mr.Lawrence (Somewhere Far Away)サラ・オレイン | サラ・オレイン | 坂本龍一 | 坂本龍一 | Akinobu Sato | There's a hero's tale, of a ship that sails Under distant stars somewhere far away And she's bound for glory, on a foreign shore But the hero's every boy who sailed off to war Somewhere far away there's a soldier boy who dreams a dream of home Where a nightingale sings a promise to the ones who sleep alone Spring is in the air with the scent of cherry blossom in the glen Whispering a prayer, saying bring our heroes safely home again So the willows weep, and the candles burn For there is no sleep for the ones who yearn As I tell your story, with a thankful heart You are always in our thoughts though we're worlds apart Somewhere far away there's a soldier boy who dreams a dream of home Where a nightingale sings a promise to the ones who sleep alone And Spring is in the air with the scent of cherry blossom in the glen Whispering a prayer, saying bring our heroes safely home again Where are you? Somewhere far away Whispering a prayer, saying bring our heroes safely home again Home again Home again |