センチメンタルクラブ海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | どうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ 酒場にならんだお酒の数だけ 人それぞれに悲しみがある 恋をなくした今夜のあなたへ 白いワインをおすすめします 涙とおんなじ色してるから 流した涙の数だけ飲みましょう 甘い言葉がお嫌いですか だけど疲れた時には 甘い言葉が疲れをとります あなたゆっくりセンチメンタルクラブで 酒場に流れる流行の恋歌 男と女がはしゃいで唄う 恋をはじめた今夜のあなたへ 古い恋歌唄ってあげよう 誰でも唄えるやさしいメロディー いつかは誰かと唄えるように どうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ |
早春譜海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 坂本昌之 | さくら散るたびに 足もとに降る 竹の箒持ち 掃けどきりがない 白き花びらの 上をゆく蟻たち そっと庭に残し かたずける春を 急ぐ事はない 若葉の時が 今にやって来る 春をしまう時 仔犬走らせて 水辺に遊ぶ 川の温もりを 指で確かめて 風が吹き抜けた 一瞬に水面揺れ まるでモネの描きし「睡蓮」の絵のよう ただの平凡な 景色に見とれ ひとり微笑んでる 私 印象派 ひとり夜空見て 子供にかえる 星座探しては 指で結んでいる その指先の 天の川横切り 流れ星 流れるが 願うことがない そうか もう私 幸せなのか 願い事もなく 星を見送るから |
そうだ病院へ行こう海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | そうだ病院へゆこう そうだ病院へゆこう 手遅れになる その前に 今朝もひとりで夜明けの町を 健康作りで走り廻れば また捕まった職務質問 誰より元気と威張りたいけど ひとりぼっちのラジオ体操 離れ小島のロビンソン ポツリと一人で ため息つけば 元気がないねと嫁がのぞき込む あわてて咳した 年寄くさく やさしく背中をさすってくれたが 嫁の鼻歌「いい日旅立ち」 そうか そういう事なのか そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 嫁より元気じゃまずいから そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう どこかにあるはず悪いとこ 人の数だけ病気があって 病気にそれぞれ名前があって 病名ごとにグループ出来た 糖尿病の吉岡さんは 顔見ただけで血圧あてて 爪の色みて病気もあてる 待合室の一番人気 心臓病の鷹鳥さんは 臨死体験 三度もしてる 七十五歳の大澤さんは 四十肩だと診断されて 若返ったと万歳してる だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 素敵な仲間が待っている だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 探せばあるはず悪いとこ 血糖 血圧 尿酸値 中性脂肪に体脂肪 ヘモグロビン AICにインスリン 眼圧 眼底 前立腺 コレステロール値 BMI 頻尿 膀胱過活動 睡眠障害 CTスキャン メタボ85センチ以内 ヘリコバクターピロリ菌 みんな病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 元気で集まれ風邪ひくな みんな病院へゆこう そうだ病院へゆこう 京都に行く前に病院へ たったひとりで 健康よりも みんなで少し病気のほうが 人に優しくされるしできる |
そんぐ ふぉあ ゆう海援隊 | 海援隊 | 江口晶・武田鉄矢 | 千葉和臣 | | あなたのためにこの唄を 創ったのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなに明日がゆがんで見える日には 心の中には愛の言葉 たくさんあるのですが 外の風は冷たすぎて いつもひびわれてしまうのです ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに 私の体をつき抜けて 明日の景色が見えますか あなただけではないのです 方舟に残っているのは 部屋の中にローソクともし 怯えている僕ですが ほんの少しずるさがあれば 愛の唄も唄えるのです ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに あなたのためにこの唄を 唄うのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなにあなたが遠くに見える日には ほんの少し勇気があれば 愛の唄も唄えるのです ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに |
たんぼ道の唄海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 僕は風よりも 土になりたい 静かに息をする 土になりたい 風のように旅するよりも 土のようにとどまる方が 本当は勇気がいる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は風よりも土になりたい 僕は海よりも 川になりたい 畑のそばをゆく 川になりたい 海のように広がるよりも 川のように働く方が 本当は強さが いる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は海よりも 川になりたい 僕は山よりも 丘になりたい 季節の花がさく 丘になりたい 山のようにそびえるよりも 丘のように たたずむ方が 本当は覚悟が いる事なんだ 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は山よりも 丘になりたい 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は街よりも 村で生きてゆく |
ダメージの詩海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 千葉和臣 | 見上げた夜空に月がふたつ ちぎれて輝く 私の瞳も年をとり 見るものすべてがにじんでゆがむ 乱視がすすみ 妻がふたりにダブって見える 妹みたいな妻だったけど 確かに今は父親に見える 陽暮れの街角響く歌声 名もなきその唄 若き人たち夢をみる スポットライトを憧れ目指して そんな時代は 僕にもあったが君とは違う 恋することを誰かの真似して LOVEと飾って唄いはしなかった 浮気がバレた酔いすぎて 間違えたのだ勘違い その人抱きしめ今夜は帰ると 囁きかけたがそれは妻だった 酔って我が家へ 帰って来たことすっかり忘れてた 妻も立派だ タクシー呼んで 手を振りながら見送ってくれた ひとり酒場でふと唇が 歌い出すあの唄 あの素晴らしい愛をもう一度 僕らの唄は何処へいったのだろう 悲しい癖だな 星占いで恋愛運が 吉と出てれば妻に隠れて 梅の小枝に強く強く結ぶ 茶髪の娘が踊りながら テレビで歌っている あまりの動きの素早さに 見ていて疲れるじっとして歌え 子供がテレビを離れたスキに チャンネル変えてそっと見詰める 天気予報のお天気お姉さん スキです普通の人だから ダメージの詩唄えば切なく 青春は遠く過ぎ去り 我ら中年よ夜明け前の 闇に歌おうダメージの詩 |
月の光海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 濡れた手拭い窓辺に干して 旅の宿から海を見下ろす 遥かな沖に昇った月が 水面を照らす黄金色の道 街の暮らしで汚れた私は 畳に正座で月を見上げる 月の光で我が身を洗う 月の光で我が身を洗う 隣も眠れぬ旅の人だろう 窓から一房葡萄の差し入れ 月の光に葡萄を透かせば うす紫のステンドグラス 貴方を誘わず来てよかったと 久しぶりに静けさを聞く 何年ぶりだろうひとり微笑む 何年ぶりだろうひとり微笑む 夜更けに目覚めて闇を見つめる 閉めた窓から月影差し込み 部屋の隅の畳の上に 青く小さな月の光が 眠れぬ私に届いた便り 布団を抜け出しひとり見つめる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる |
つぎはぎだらけのシンデレラ海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | つぎはぎだらけのシンデレラ、、、 あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ 息をきらして生きて行く 僕に愛想もつきたろう 夢見るあなたは あの街へ いそげばいい もどればいい ふりむかずに 僕の前から続く道は 真昼のさびしい田舎道 したたる汗はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ) あなたは行けばいいんだ 僕を残して友達と 人の流れに沈めばいいよ あこがれて しかけられて沈めばいい あなたは笑えばいい 僕の唄をあざけて あいつの唄に 夢見るがいい さびしい夜 悲しい明日 奇麗なドレス 生きてることの重たさを しばらく忘れていることが そんなに素晴しいなら 鏡の前で ほほえんで いつまでも 見とれてろよ 僕の前から続く道は 真冬のさびしい田舎道 かじかむ指はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ) あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ ふりかえらず 笑いながら さよならさ ふりかえらず 笑いながら さよならさ |
とどかぬ想い海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 篠原信彦 | さよならって 背中を向けて 歩き出したアンタが くやしいくらい きれいに見えた 煙草くわえて すましているが こんなに見事にフラレたら 泪を流すひまもない 貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです あの街角を 曲ればきっと 赤い車が待っていて おそかったネって アンタを誘う すじ書き通り フラれたわけさ だけど最後の別れは もう少し格好 つけたかった 貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです アンタは幸福にならなければ アンタは幸福にならなければ それさえ言えたら それさえ言えたら 俺 良かったんです |
隣りの夫婦海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 耳のきこえない隣りの夫婦が 肩よせあって 白い花を見つめてる 二人はどんなに言いたいだろう あなたを愛しているんだと 暗いアパートの階段を 隣りの夫婦がのぼってく 耳のきこえない隣りの夫婦が ただ見つめ合い指で話して笑ってる つけっぱなしのラジオから 流れてくるのは恋挽歌 人の悲しみを知らぬまま 二人は笑って見つめ合う ぼくは一人で酒を飲む そして一人の愛の唄 愛していますと一人言 君は今日も来てくれない |
流れのバラード海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 佐孝康夫 | 今さら振り向くな 泣き出したあいつなんか 一人芝居で 涙を流し「ごめんなさいね」 は口癖なのさ 今さら思い出すな うつ向いたあいつなんか 口紅厚く ぬりさえすれば 抱いてと気軽に 言えるのさ あたしが女じゃなかったら あんたと一生つき合えた あたしが本気にならなけりゃ あんたと一生つき合えた 今さら悔やむな 遊びじゃなかったから 流れ流され どこまでゆけば お前によく 似た女に会える あたしが女じゃなかったら…… お前によく似た女に会える…… あたしが本気にならなけりゃ…… 流れ流され どこまでゆけば…… あんたと一生つき合えた…… お前によく似た女に会える…… あたしが女じゃなかったら…… 流れ流され どこまでゆけば…… あたしが本気にならなけりゃ…… お前によく似た女に会える…… あんたと一生つき合えた…… 流れ流され どこまでゆけば…… |
ハックルベリーの夏海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 夏休み僕は最後の日 ひとりで川を上った 飛沫に濡れて岩を飛び越え あの滝を目指した そこにみんなが主と呼ぶ 魔物が棲んでいて つり竿ふたつに折るほどの 虹の色した山女魚 僕は子供だったけれど あいつに挑んだひとりで 遠い夏 故郷の川 流れの下に虹が走った つり竿振って息ひそめ あいつを探し続けた 日暮れせまるその時 竿が弓なりにしなる 僕を流れに引き込むほど 手強い当たりだった リール巻いて引き寄せれば 水面に波 立ち上がる 僕は子供だったけれど 男らしく闘った 遠い夏 故郷の川 飛沫をあげて虹が躍った 少年のきっと最後の日 僕にはあの日がそう ついにマボロシ釣りあげて 両手で掴んだけれど 身体ごと僕は弾かれて 虹は流れに逃げた あいつに負けて泣きじゃくり あの時 釣りをやめた 僕は子供だったけれど 大人になろうと決めた 遠い夏 あの日から 心のなかに虹が泳いでる 僕は大人になったけれど あの夏の あの日だけ 少年の時のまま 虹の色した 夢を探してる |
初恋のいた場所海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 若草恵 | 陽差しのように あなたはやって来たのです 微笑みながら 私を照らして 行ったのです 生まれて初めて 海を見た子供のように 立ち尽くしていた あの初恋の 来た道で あなたでなければ みんなと一緒に 行きすぎた 愛したときから みんなと別れて ひとりきり あれが私の 始まりでした 今もぼんやり 陽のあたる ほら あそこです 初恋のいた場所は 散る花のように あなたはやって来たのです ただ一面に 私に積もって いったのです 騒がしかった 心は 雪の夜のように 静まり返った あの初恋の 来た道で 見わたす限りの 空に誓った ただひとつ 涙の準備は していますから 愛します あの時 私は 清らかでした 今もかすかに 風の吹く ほら あそこです 初恋のいた場所は 生きてゆくうちに 心は少し 濁ったけど だけどあなたの いた場所だけは あの時のまま 少年のまま 澄み切っている あの日々の あなたを見つめ ひとり たたずむ 初恋のいた場所に 今も忘れない 初恋のいた場所は |
花いちもんめ海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 十四の春にした恋は まるで夕焼けちぎれ雲 あなたの白い指先を 僕は見つめているばかり 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻 二十の秋にした恋は まるで汚れたみぞれ雨 あなたが言ったさよならに 笑顔を作れぬ僕でした 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻 呼んでももどらぬ恋ばかり 花いちもんめの悔しさよ それでもさみしい夜くれば 花いちもんめを唄います |
パラオ ゼロファイター海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 桜庭伸幸 | こんなところで翼をひろげ 眠っているのか 緑のゼロファイター 南の魚たちが 翼の上を過ぎる 透き通った海に 緑のゼロファイター 空を飛ぶ為に 生まれてきたんだろう それがどうして 海の底にいるのか 戦さは とうの昔 敗れて終ったのだ 守るべき人達も お前を忘れたのだ 一筋の煙 空にひいて落ち 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター 折れた翼に 波は白く打ち 空の夢をみるか 緑のゼロファイター お前を操り 空を翔けた人は どこへ消えたか 緑のゼロファイター 空からその人と ここへ落ちて来たんだろう それでその人は 死んだのですか 戦さとはいえ 長閑な この海では 死ぬきもせぬのに 眼を閉じたのだ 白い飛沫をあげて 海へ落ちて沈み 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター 海の底を 空だと夢見るのか 珊瑚は雲なのか 緑のゼロファイター |
光と風の中に海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 光と風の中に女の子の笑い声 ピンクのお皿に砂の御飯食べている 打ち寄せる光と風の波に 山吹の花ビラ 飛ばしている 光と風の中に娘一人泪ぐみ 夜霧にぬれたレンゲ草(はな)つんでいる 命をかけた恋だから 捨てに来ました面影をこの川原に 光と風の中に女一人 たたずんで 苦しみ刻んだ顔と疲れたひとみを 沈む夕陽に染めながら 遠い日々に消えていった 自分と話しているのだろうか |
一人ぼっちの軍隊海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 昔 僕が 僕らしく 流す涙を 信じられた時 僕は君なんか 信じなかったよ 大きなポケットに何も入れないで たった 一人で 生きていた時 僕は君なんか 愛さなかったよ 君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ 君が僕から去って行けば 何もかもが消えてしまう 君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ 君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ 俺を愛していたんじゃなくて 俺を愛してみたかっただけさ 俺を信じていたんじゃなくて 俺を信じてみたかっただけさ |
漂流船海援隊 | 海援隊 | 三浦徳子 | 千葉和臣 | | 月は東に流れ 夜明けを知らせる風に ゆきずりの女の影が ひっそり揺れている 泣いているのか その女は ただ うつ向いたまま フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ 花は雲間に咲いて 年月を越えてく夢か 帰る入江を持たない 心にも夏が来る めぐりめぐれば この海も ただ ひとつの水さ フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ |
ビアンカの奇跡海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 坂本昌之 | 遥か遠き海の彼方に麗しき街あり 街一番の貧しい娘はその名もビアンカ ビアンカの夢 夏の祭りでひと夜踊ること だけど祭りの衣裳が買えずにひとり泣いてた やせた畑で花を育てて街へ売りにゆく いつもコインを投げて花束買ってくれる人 彼が振り向く素敵な衣裳を お恵みください 教会へゆきサンタマリアに祈り続けた 森に咲いてるすべての花を 貴方に捧げますから 祈りとどけと涙を流し 花摘むビアンカ 珈琲色の若い肌には汗が輝き 遠く聞こえる祭りのリズムに裸で踊りだす その日起こった出来事はもうマリアの奇跡 踊るビアンカ甘き香りの汗に群がる 一・十・百・千・万の蝶々は宝石の色 世界でひとつ蝶の衣裳をまとったビアンカ 街の通りに蝶の衣裳の天使が現れ 道行く人は二つに割れて十字をきった 踊る天使に降り注ぐ花ひとり駆け寄る あの若者が花束捧げて叫んだビアンカ 恋する女よ おまえが探し続ける恋の衣裳は 天の国にてサンタマリアが 紡ぎ織り給う 愛する女泣かずに踊れ ビアンカと共に サンタマリアは微笑給う ビアンカと共に |
冬じたく海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 冬のしたくに さてもうひと仕事 日暮れの庭で薪を割る 軒に吊るした干し柿赤く熟れ 道行く人の息白く 人は生きてゆく生きねばならぬ だから吐息で指温めて 陽のあるうちに此処で冬じたく 今年初めて焚いたストーブの傍 病の友へ便り書く 春に逢おうとただそれだけ書いて あとは桜の花描く 人は老いてゆく老いねばならぬ やっと静かになれたのだから 木枯らし聞いて此処で冬じたく 名刺の肩書き黒くペンで塗り消し 笑って差し出す人がいた 挨拶がわりに庭の隅の畑の とれたてジャガイモおすそ分け 人は降りてゆく降りねばならぬ 無事に降りれば登った山を 麓で見上げて私冬じたく 此処で冬じたく |
ブラック・マジック・オールド・マン海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | さみしい男が人目をしのんで やっと手にしたあこがれの本 よろこびいさんで聞いて見たら 黒いインクの笑い声 Black magic old man お前のしわざ Black magic old man スミぬり男 サド・マゾ・マガジン・バラ族 ホット・ピンキー・ダンティー・週刊実話 めくれど めくれど 何にも見えず つばをつけても全然落ちず シンナーでこすればピリッと破れ 一人泣きだす 下宿のベッド 世間の風に疲れた男が 夢を欲しさに映画館 ところが美女の股グラあたり 見せてなるかと蝶々がひらひら Black magic old man スミぬり男 Black magic old man お前のしわざ 暑いもだえにダーティーマリー 極秘真赤なインマののたうち 声はすれども姿は見えず ひとみこすれど 全然見えず 席を変われど努力のかいなく 一人泣きだす 闇の中 右手に小さなマジック持って 左に大きな虫メガネ持って 猥褻むだ毛を見せてはなるかと 神にさからうモラルの男 Black magic old man 不思議な男 Black magic old man スミぬり男 神様創った大事な物が そんなにばっちいものなのですか あんた一人がゆっくりながめ ニタニタ笑って消してるのなら 俺も手伝う仲間に入れてよ どうぞお願い正義の味方 日本の労働者諸君 共に歌いましょう 我等はネリマ変態倶楽部 んが~ |
星のエレジー海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 風が吹いてる 夜更けの駅に 肩をすぼめた男が一人 北へ行く 夜汽車を見つめて佇み 故郷はるか 緑に抱かれ 眠っているのか 星空の下 風が吹いてる 夜更けの街を 自転車おして 男が帰る 北へ行く 夜汽車に背を向け歩き 遠ざかる汽車がつらい いとしい人よ どんな寝顔で 眠っているのか 星空の下 北へ行く 夜汽車のともしび消えて 星空と男がのこる 恨んだはずのおやじのことも 今は許せる星降る夜は |
僕だけの愛の唄海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 君の前で心をこめて唄うつもりだった愛の唄 それが本当の愛の唄だと感違いしていたバカな僕 そんな愛の唄は君の愛を ただ人の前で 見せびらかすだけのものだったのさ 俺はこんなに君から愛されて居るんだと 得意げに唄った僕 それが本当の愛の唄だと思いこんでしまった僕 どんな大声で僕をののしってもいいんだよ 僕はみさげた奴なんだから 君が去ってしまった冬の公園で 信じる事さえ愛する事もやめた僕 ほこりをかぶったギターを手にしてたった一人 誰も聞いてはくれないけれど 君さえも聞いてはくれないけれど 僕は今唄う 僕だけの愛の唄 ウウウー 僕だけの愛の唄 |
僕の部屋から海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 春の終りの夏の始め 君はそんな季節が好きなんだね 風に揺れてる洗たく物みつめて 倖せそうなため息ばかり まだ帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から 春の終りのたそがれ雲は 君の瞳の中で苺色に 今日は八百屋のおばさんに ひやかされたね ”赤ちゃんまだですか”って ホラ!帰り仕たくは早すぎるよ まだ 六時半 夏の始めのさみしい風 君はエプロン姿にシャボンの手袋 僕はヒザを抱えて口笛吹いて 最終電車はもう出たし タクシーなんかはぜいたくさ もう 帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から |
BOYS AND GIRLS DON'T CRY海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 千葉和臣 | どこまで歩いて行ったら 男らしくなれるの いくつ唄を歌ったら 心は静まるの いつ頃僕は僕らしい 自分になれるの 流れる河岸辺を削る その水音が答えさ 河は流れて山削り また河を作ってる 山は山になりたくて 動き続けてる 見渡す限りすべてのもの 自分をめざしてる 風に吹かれて旅をしている その風が今君に吹く どんな恋をすごしたら 女らしくなれるの 何冊本を読んだら 正しく生きれるの 愛した分だけ誰かから 愛して貰えるの 灯りを消して星空を見る その暗闇が答えさ 小さな農家のご夫婦が 星空見上げてる 語り合うこと何もなく 二人はよりそう 愛を見つけた人たちは 静かで動かない 音もなく夜空で燃える 星座のようだろう 風に吹かれて星がまたたく その風が今君に吹く |
まい・ぱぁとなー海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 山中紀昌 | 桜の花満開の下 ランドセル二つ学校へ走る 運動場ではフォークダンスの 一年生が輪になって廻る 我が家の庭にはいただき物の 桜吹雪が舞い込んでくる 私も妻も花びらあびて まるで映画のラストシーンだね ああ 花や木に心華やぎ フォークダンスの仲間に入ろう 君 スカートの裾ひるがえし いざ手をとりて マイ・パートナー 夏の陽盛り欅の影に 日傘を閉じて入ってきた人 もうすぐ母になるその人は お腹で眠る我が子に微笑む 緑の梢を風渡る音 サイダーの泡が弾ける音だ 木もれ陽うけて微笑むその人 ステンドグラスのマリアの笑顔 ああ 花や木に心華やぎ 昔のあなたによく似た人だ さあ あちらの方も二人づれ ベンチをゆずろう マイ・パートナー コスモスの花が揺れる小道で 出会った二人は車椅子の人 お先にどうぞと道ゆずられて 妻の手を取りそっと追い越す 静かな笑顔でお辞儀をなさるが お礼を言うのは私の方です 照れずに妻と手をつなげました 恋人同士のあの日のように ああ 花や木に心華やぎ コスモス畑に二人で座ろう 君 コスモスの花の真似をして 空を見上げる マイ・パートナー 銀杏並木も裸にされて 商店街の灯かり暖か 買い物帰りの足急がせて 通りかかったいつもの花屋 お年召されたご夫婦そっと 買って行かれる山茶花の花 人生の時が暮れ行く人に 何と似合うか紅の花 ああ 花や木に心華やぎ そのご夫婦の後ろを歩く さあ 落ち葉踏んでのんびりと 家路をたどろう マイ・パートナー |
水俣の青い空海援隊 | 海援隊 | 石牟礼道子・補作詞:武田鉄矢 | 千葉和臣 | | うちは、こげん体になってしもうてから、いっそうとうちゃんのことが いとうしゅうてならんとです。 見舞いにいただくもんは、みんなとうちゃんにあげるとです。 うちは口も震えるけん、 こぼれて食べられんもん。それでとうちゃんにあげるとです。 とうちゃんには世話になりよるもんね。 うちは、今のとうちゃんの後添えに嫁に来たとですばい。天草から水俣へ。 嫁に来て三年もたたんうちに、 こげんえたいのしれん奇病(やまい)になってしもうたでしょうが。残念か。 うちはひとりじゃ 着物の前も合わせきらん。手も体も、いつもこげんふるえるでしょうが。 自分の頭がいいつけんとに、 ひとりでふるえるとじゃもんね。それでとうちゃんが、 仕様んなかおなごになったなあちゅうて着物の前ば あわせてくれらす。うちは、もういっぺん元の体になろうごたるですばい。 親さまに働いて 食えしていただいた体じゃもんね。病気することなかったとですよ。 うちは、まえは手も足もどこもかしこも ぎんぎんしとったとですよ。うちはどうしてもこうしても、 もういっぺん元の体にかえしてもろうて、 自分で舟漕いで働こうごたる。今うちは、なさけなか。 病院のベットの上に寝とっても思うことは 仕事のことばっかりです。海の上はよかった。海の上は本当によかった。 春から夏になれば海の中にも いろいろな花が咲く。うちたちの水俣の海はどげんきれいだったかな。 わけても魚どんがうつくしか。 いそぎんちゃくは菊の花の満開のごたる。 海の底の景色も陸の上とおなじに春も夏も秋も冬もあっとですばい。 うちは、きっと海の底には龍宮があるとおもうとる。 夢んごてうつくしか、龍宮があるとおもうとる。 水俣の青い空 鳥は行く大空を 水俣の青い空 空を行く白い雲 うちは、だんだん自分の体が世の中から 離れてゆきよるごとある気がするとですばい。握ることが できんでしようが。自分の手でモノばしっかり握るちゅうことができん。 うちは、とうちゃんの手どころか、 大事なむすこば抱き寄せられんごとある体になっとるでしょうが。 そらもう仕様もなかが、わが口を養う 茶碗も抱かれん。箸も握られんとですよ。 足も地につけて歩きよる気のせん、いっつも宙に浮いとるごたる。 心ぼそか。世の中から一人引き離されてゆきよるごたる。 うちは、寂しゅうして、寂しゅうして、 どげん寂しかか。あんたにゃわかるめえ。ただただとうちゃんが 恋しゅうして、この人ひとりが頼みの綱ばい。 働こうごたる。そりゃあ、働こうごたるですよ自分の足ばつこうて。 働こうごたるですよ。 海の上はよかった。海の上はほんとによかった。 とうちゃんが艪ば漕いで、うちが艪ば漕いで。 いまごろはいつもイカやタコば上げに行きよったとです。 ボラも、あやつたちもあの魚どもも、タコだもも、 みんな可愛いかとですばい。 四月から十月にかけて水俣のシン島の沖は凪でなあー。 水俣の青い空 沖を行く舟はなく 水俣の青い空 怨み唄 風に消え 水俣の青い空 わすれないでこの海を |
ライスカレー海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 岩崎文紀 | お風呂あがりに 夜空見上げて 濡れた髪をふく ひとり帰って 来た故郷に 秋風吹いて 台所から ひびく水音 懐かしい カレーのにおい “すませてきた”と 言ってもきかず 母の背中がジャガイモ刻む 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー たたみに座れば 母が差し出すコップの水と銀のさじ ジャガイモだらけの ライスカレー 子供の頃に 帰りが遅いと 父にしかられ 部屋の隅 泣いても食べた 私がすぐに泣き止むように 母はあの日と同じ笑顔 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー もうすぐ50になる私なのに カレー食べる横顔を 78の母が見つめる 微笑みながら 今夜は二人で枕並べて 眠ろう同じ闇を見て 歳をとるのも悪くはないね 照れずに言えます“長生きしろよ” 生まれた家は 時が止まって 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り消してもカレーのにおい 天の川から 星が流れる 音が聞こえる秋の夜 |
ラストバラード海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 産んでくれてありがとな 育ててくれてありがとうな 次の世もまた次の世も あなたの子供に生まれたい 母ちゃんの子供に生まれたい ひつじ雲西へと流れ コスモスの花揺れて見送る 旅立つ母に姉が寄り添い その唇に赤き紅をさす 別れにはうららかなこの日 ありったけのさよならこめて 声を限りのありがとこめて 捧げる白い花 いつもなら私を送り 母が立ってた我が家の前には 黒き服着た人たち並び あなたひとりを今日は送ります 泣きなさいそう言いながら 涙流してるご近所の方 おじぎばかりをしておりますが 故郷有難し 走馬灯めぐる思い出 何故か微笑む笑顔の母ばかり 小さき箱の母を抱きしめ 眠れど母は夢に現れず 我が母は逝きし後にも 安らかに私を眠らせ 母の姿は心におります いつもいついつまでも |
路地裏で…海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 路地裏に夕焼けが 静かに降りて来る 遊びつかれた子供らが 坂道をかけて行く ガラス窓に一人頬をよせながら 待つ事になれてしまった ようこが待ってる ようこ 今でも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ そして今日も 知らぬ間に部屋の扉たたいていた 色あせた思い出の写真を 見つめながら 淋しさをこらえてた涙が あふれそうと呟く ごめん貴女の胸で少し泣きますと 涙 頬に光らせて ようこがほほえむ ようこ そんな君の事 好きで 好きで 大好きで オー ようこ 貴方を幸福に できないくせに抱きしめた 路地裏に 月の光が 冷たく降りて来る 淋しげな寝顔で貴方は 何を夢見るの 朝を君と二人で過ごしてしまうと この恋が 夢からさめる だから帰ります ようこ それでも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ だから貴方の知らぬ間に 暗い夜道をかけだして |
私のなかの銀河 海援隊 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 浜辺で拾った 小さなこの貝殻が どうして渦巻く形になったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは夜空の 闇に輝く銀河 その波音が貝には聴こえて 銀河に見とれて 渦巻いたという 私の耳も貝の殻 貴方の声が聴きたいけれど 貴方は星より遠い人 森で咲いてる いろんな花の花びらが 色あざやかに なぜ染まったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは陽射しを 空から降らせる太陽 燃える炎が花には見えて 炎に憧れて 花びら染めた 私の恋も咲いたけど 貴方が陽射しを降らせてくれず 私ひとりが 色のない花 私の心の不思議さは 貴方を静かに思い出す時 銀河とおなじ 渦を巻く |
贈る言葉河口恭吾 | 河口恭吾 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて ほほえむよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど私ほど あなたのことを 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |
ミスターランナー東京力車 | 東京力車 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 周防泰臣 | ミスターランナー 勝ちっぱなしで 生きてるやつは かわいげがない 二勝三敗 それで上出来 まだ折り返し 陽の当たる道 歩きたがるは ただのボンクラ ころび方だよ すぐに立つ奴は 前に倒れる 天にひとつの お天道様も その日その日で浮き沈み 人のくせして浮いた沈んだ グチをこぼすな このバチ当たり 行き止まりなら ランナー ミスターランナー 壁を背にして ひと休みして まだだ まだだよ ランナー ミスターランナー あとは此処から 走り出すだけ ミスターランナー あっちこっちで 道間違えたは 若気の至り おかげで ここで お前と会えた よかった間違えて せめて俺たちゃ 笑っていこうぜ 暗い夜道を 明かりつけるな 星空見るには 闇夜に限る 天に星屑 町にゴミ屑 どうせクズなら 星になれ 星のクズなら 燃えて走れば おまえ立派な流れ星 うつむくなよ ランナー ミスターランナー 登り坂こそ 見せ場だ俺の 勝負ここから ランナー ミスターランナー あとは此処からペースをあげて ミスターランナー ミスターランナー |
贈る言葉Draft King | Draft King | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で 誰かがあなたを 愛するでしょう だけど私ほど あなたのことを 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もう届かない 贈る言葉 もう届かない 贈る言葉 |
贈る言葉はやぶさ | はやぶさ | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 阿部靖広 | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者(おくびょうもの)の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたのことを 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |
贈る言葉BUNNY THE PARTY | BUNNY THE PARTY | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 暮れなずむ町の 光と影の中 去り行くあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |
贈る言葉 FLOW | FLOW | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 亀田誠治・TAKE | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |
贈る言葉やなわらばー | やなわらばー | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく 出来るのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたのことを 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |