東京長いこと 離れていたら夢にみた 日が暮れてゆく東京 アスファルト 咲いたたんぽぽを思い出す 日が暮れてゆく東京 雨あがりの路に 母ははいてたハイヒール 急ぐように 変わる姿の街並に 想い出あせた東京 訪れる 住んだ瞳の若者が 笑いかけるよ東京 都会のあたらしさ 君は魅かれるかい 今日の日も 東京 私は夢にみたよ 東京 生まれた街だからさ 東京 心に帰ってくる | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 長いこと 離れていたら夢にみた 日が暮れてゆく東京 アスファルト 咲いたたんぽぽを思い出す 日が暮れてゆく東京 雨あがりの路に 母ははいてたハイヒール 急ぐように 変わる姿の街並に 想い出あせた東京 訪れる 住んだ瞳の若者が 笑いかけるよ東京 都会のあたらしさ 君は魅かれるかい 今日の日も 東京 私は夢にみたよ 東京 生まれた街だからさ 東京 心に帰ってくる |
めぐりゆく季節桜の花びらが 白雪のように 舞い散る道を歩く 嬉しい春のひととき 小高い丘の ゆるやかにカーブした アスファルトに 木もれ陽ゆれる あたたかい昼下り あとは どんなに寂しくても 私は見守ってあげる 自然のフィナーレ 駅につづく石段を 駆けて降りてゆく 息をきらし登ってくる 人の姿見たとき 急ぎすぎたつま先が宙に浮く わきたつような 街のざわめき 今日も又 呼んでいる あとは涙も悩みさえも 忘れたら 花よ咲けこの心に めぐりゆく季節 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 桜の花びらが 白雪のように 舞い散る道を歩く 嬉しい春のひととき 小高い丘の ゆるやかにカーブした アスファルトに 木もれ陽ゆれる あたたかい昼下り あとは どんなに寂しくても 私は見守ってあげる 自然のフィナーレ 駅につづく石段を 駆けて降りてゆく 息をきらし登ってくる 人の姿見たとき 急ぎすぎたつま先が宙に浮く わきたつような 街のざわめき 今日も又 呼んでいる あとは涙も悩みさえも 忘れたら 花よ咲けこの心に めぐりゆく季節 |
本当のことを言えばほんとのことを言えば あなたと出会うまでは 何も知らない わたしだった 煙草のすいかた お酒の飲みかた 楽しい暮しの中で おぼえていったの あなたといると 空さえとべる気がする あなたといると 何でもできる気がする ほんとのことを言えば あなたと出会うまでは 笑うことも 泣くことも知らなかった それまでわたしの暮しは あじけないもの あなたのおかげで あつい心で笑える あなたといると 空さえとべる気がする あなたといると 何でもできる気がする | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ほんとのことを言えば あなたと出会うまでは 何も知らない わたしだった 煙草のすいかた お酒の飲みかた 楽しい暮しの中で おぼえていったの あなたといると 空さえとべる気がする あなたといると 何でもできる気がする ほんとのことを言えば あなたと出会うまでは 笑うことも 泣くことも知らなかった それまでわたしの暮しは あじけないもの あなたのおかげで あつい心で笑える あなたといると 空さえとべる気がする あなたといると 何でもできる気がする |
ふれあう時を信じて暗く深く闇の中 誰もがみな孤独の海 果てしなく続く空 見上げれば星がある もしも今は一人が 寂しいというなら それは愛を知ったから 生きてゆこう 遠く離れても 同じ夢を見るだけで そばにいるよ 私はいつでも あなたに手をさしのべてる 人と出会い 別れても どこかで又 会うときには 遠ざかる 歳月に 許し合う 友となれ 道に迷いながらも ゴールに向かってる 人生は 旅だから 生きてゆこう 微笑み捨てずに 歩いてゆく それだけで 明日はめぐる 心と心が ふれあう時を信じて 生きてゆこう 微笑み捨てずに 歩いてゆく それだけで 明日はめぐる 心と心が ふれあう時を信じて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 暗く深く闇の中 誰もがみな孤独の海 果てしなく続く空 見上げれば星がある もしも今は一人が 寂しいというなら それは愛を知ったから 生きてゆこう 遠く離れても 同じ夢を見るだけで そばにいるよ 私はいつでも あなたに手をさしのべてる 人と出会い 別れても どこかで又 会うときには 遠ざかる 歳月に 許し合う 友となれ 道に迷いながらも ゴールに向かってる 人生は 旅だから 生きてゆこう 微笑み捨てずに 歩いてゆく それだけで 明日はめぐる 心と心が ふれあう時を信じて 生きてゆこう 微笑み捨てずに 歩いてゆく それだけで 明日はめぐる 心と心が ふれあう時を信じて |
Wind and RosesWind and Roses 風に吹かれて Wind and Roses 春も熟して Wind and Roses そのつぼみ めざめ ほころびる バラ いつしか 私の胸に 飾られた 心のバラよ あなたの 愛が生きている うるわしの花 Wind and Roses ほほえみながら 陽だまりを歩いたあの頃が もう一度 よみがえる季節 あなたは今どこに Wind and Roses 風にゆられて Wind and Roses 花びらが舞い Wind and Roses 風にさらわれて 散っていった バラ Wind and Roses 消えた愛の忘れもの それは思い出よ もう二度と 帰らない季節 二人は別れていった Wind and Roses 泣くのはおよし Wind and Roses 時は移りゆく わたしの 心に咲いている Wind and Roses Forever | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | Wind and Roses 風に吹かれて Wind and Roses 春も熟して Wind and Roses そのつぼみ めざめ ほころびる バラ いつしか 私の胸に 飾られた 心のバラよ あなたの 愛が生きている うるわしの花 Wind and Roses ほほえみながら 陽だまりを歩いたあの頃が もう一度 よみがえる季節 あなたは今どこに Wind and Roses 風にゆられて Wind and Roses 花びらが舞い Wind and Roses 風にさらわれて 散っていった バラ Wind and Roses 消えた愛の忘れもの それは思い出よ もう二度と 帰らない季節 二人は別れていった Wind and Roses 泣くのはおよし Wind and Roses 時は移りゆく わたしの 心に咲いている Wind and Roses Forever |
誰もいない海今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢がやぶれても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと ひとりでも ひとりでも 死にはしないと | 五輪真弓 | 山口洋子 | 内藤法美 | 大谷和夫 | 今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢がやぶれても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと ひとりでも ひとりでも 死にはしないと |
愛燦燦 -AI SAN SAN-雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね | 五輪真弓 | 小椋佳 | 小椋佳 | 井上鑑 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね |
鴎果てしなく広い海を ひとりみつめれば 遠い沖へと自由な心が 波に乗ってゆく そう 今日からは 涙がわりに砂をかんでた わたしじゃない 浮び来る あの太陽は めぐりあいの友 かもめ翔ぶ青いみ空に 夢 馳せてたぐれば 昨日までの哀れなわたしが 虹を渡ってゆく そう いつの日も 生きてゆくのは 悲しみ越えた 旅人たち 走り去るこの年月を つかんでわが胸に そう いつの日も 生きてゆくのは 悲しみ越えた わたしとあなた 走り去るこの年月を つかんでわが胸に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 果てしなく広い海を ひとりみつめれば 遠い沖へと自由な心が 波に乗ってゆく そう 今日からは 涙がわりに砂をかんでた わたしじゃない 浮び来る あの太陽は めぐりあいの友 かもめ翔ぶ青いみ空に 夢 馳せてたぐれば 昨日までの哀れなわたしが 虹を渡ってゆく そう いつの日も 生きてゆくのは 悲しみ越えた 旅人たち 走り去るこの年月を つかんでわが胸に そう いつの日も 生きてゆくのは 悲しみ越えた わたしとあなた 走り去るこの年月を つかんでわが胸に |
永遠の海さんざん 遊ばせてくれた夏の太陽も すっかりくたびれて 憂い浮かべ 秋を呼んで 静かに沈んでゆく その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ 砂浜に座り ひざをかかえて少年は 海とふたりきり 夏がゆくのを 見送っていた「また来年」と叫び 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | さんざん 遊ばせてくれた夏の太陽も すっかりくたびれて 憂い浮かべ 秋を呼んで 静かに沈んでゆく その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ 砂浜に座り ひざをかかえて少年は 海とふたりきり 夏がゆくのを 見送っていた「また来年」と叫び 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ |
手紙ふるさとに暮らしてる 貴方のために 赤や黄色で織りあげた ひざかけを送ります もうじき冬が訪れ 心まで 寒くなったら 思い出してください 私のぬくもりを 秋風が吹きぬける そんな夕べは いろりにつり下げられた 七草なべが恋しい 今度 帰る日まで からだに気をつけて そして 笑顔で迎えて ふるさとに住む母よ もうじき冬が訪れ 心まで 寒くなったら 思い出してください 私のぬくもりを 私のぬくもりを | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ふるさとに暮らしてる 貴方のために 赤や黄色で織りあげた ひざかけを送ります もうじき冬が訪れ 心まで 寒くなったら 思い出してください 私のぬくもりを 秋風が吹きぬける そんな夕べは いろりにつり下げられた 七草なべが恋しい 今度 帰る日まで からだに気をつけて そして 笑顔で迎えて ふるさとに住む母よ もうじき冬が訪れ 心まで 寒くなったら 思い出してください 私のぬくもりを 私のぬくもりを |
雨雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる 誰か来たよと 揺れている はだか電球 ゆらゆらと “はいっておいでよ わたしはひとり あなたが来るのを 待ってたの 熱い紅茶でも 飲みながら 語り明かそうよ” “君のうちはトタン屋根 ぼくの好きな トタン屋根 君がいつも ひとりだから 来たんだよ まわりはみんな かわら屋根 ノックできない かわら屋根” 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる 誰か来たよと 揺れている はだか電球 ゆらゆらと “はいっておいでよ わたしはひとり あなたが来るのを 待ってたの 熱い紅茶でも 飲みながら 語り明かそうよ” “君のうちはトタン屋根 ぼくの好きな トタン屋根 君がいつも ひとりだから 来たんだよ まわりはみんな かわら屋根 ノックできない かわら屋根” 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる |
さよならは一度だけ音もなく散ってゆく花びら 手に受けてじっと見つめる 季節はいつもと同じように また くりかえすけど あの日の二人にはもう戻れないの 誰にも止められない 運命(さだめ)の河 あなたのぬくもりに 抱かれたまま 生きてゆきたかった私 今も愛してる 遠くはなれても 言える言葉は それだけ いつの日かきっと また 会える日まで 誓う心 夕陽がとけて 沈む海の果てに 二人で夢見た 未来(あす)が生きづいてる あなたのぬくもりに抱かれていた 日々を思う 旅の空よ 見上げる空を翔ぶ鳥のつばさが 明日を呼ぶようにはばたいてる さよならと一度だけふりむいて そして 一人 歩きだすの | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 音もなく散ってゆく花びら 手に受けてじっと見つめる 季節はいつもと同じように また くりかえすけど あの日の二人にはもう戻れないの 誰にも止められない 運命(さだめ)の河 あなたのぬくもりに 抱かれたまま 生きてゆきたかった私 今も愛してる 遠くはなれても 言える言葉は それだけ いつの日かきっと また 会える日まで 誓う心 夕陽がとけて 沈む海の果てに 二人で夢見た 未来(あす)が生きづいてる あなたのぬくもりに抱かれていた 日々を思う 旅の空よ 見上げる空を翔ぶ鳥のつばさが 明日を呼ぶようにはばたいてる さよならと一度だけふりむいて そして 一人 歩きだすの |
BORN AGAIN命は どこに旅立つのか この身が 風に散っても 愛した心は どこへゆく 今はすべて 忘れていい そのぬくもりだけを 信じながら 生きよう 悲しみ 苦しみ 恐れなどない 世界へ BORN AGAIN 明日はまた 陽が昇る 新しい日が BORN AGAIN もういちど 生まれ変わって 君にあいたい 瞳をとじれば 見えてくる 懐かしい ふるさとの空 無邪気な思いを 呼び覚ます もしも時が この出会いを 終わらせたとしても 涙などみせない 楽しみ 喜び 微笑みが待つ 世界へ BORN AGAIN 明日はまた 陽が昇る 新しい日が BORN AGAIN もういちど 生まれ変わって 君にあいたい 命は どこに旅立つのか この身が 風に散っても 愛した心は 永遠に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 船山基紀 | 命は どこに旅立つのか この身が 風に散っても 愛した心は どこへゆく 今はすべて 忘れていい そのぬくもりだけを 信じながら 生きよう 悲しみ 苦しみ 恐れなどない 世界へ BORN AGAIN 明日はまた 陽が昇る 新しい日が BORN AGAIN もういちど 生まれ変わって 君にあいたい 瞳をとじれば 見えてくる 懐かしい ふるさとの空 無邪気な思いを 呼び覚ます もしも時が この出会いを 終わらせたとしても 涙などみせない 楽しみ 喜び 微笑みが待つ 世界へ BORN AGAIN 明日はまた 陽が昇る 新しい日が BORN AGAIN もういちど 生まれ変わって 君にあいたい 命は どこに旅立つのか この身が 風に散っても 愛した心は 永遠に |
恋は突然に愛はさめた、と突然に あなたは言った いつもの店で待ったけど 遅れてきたのは 私のためなの 久しぶりね、と言って あなたに笑いかけた 何となくくるような気がしてた この日が もしも 私たち 別れてゆくなら 目をそらさないでいて にくしみに変わる明日は来ないわ ただ 恋が終わっただけ あなたにとって 誰よりも 最高でいたい 会うたびいつも そればかり 演じていたのね 素顔をかくして ほんとのことを言って 一人はいやだけれど どうにもならない 遠ざかる思い出 もいちど 私を やさしく見つめて 涙こらえていても 今日まであなたを愛したことだけ いつまでも 忘れないで もしも 私たち 別れてゆくなら 目をそらさないでいて にくしみに変わる明日は来ないわ ただ 恋が終わっただけ もいちど 私を やさしく見つめて 涙こらえていても 今日まであなたを愛したことだけ いつまでも 忘れないで | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 愛はさめた、と突然に あなたは言った いつもの店で待ったけど 遅れてきたのは 私のためなの 久しぶりね、と言って あなたに笑いかけた 何となくくるような気がしてた この日が もしも 私たち 別れてゆくなら 目をそらさないでいて にくしみに変わる明日は来ないわ ただ 恋が終わっただけ あなたにとって 誰よりも 最高でいたい 会うたびいつも そればかり 演じていたのね 素顔をかくして ほんとのことを言って 一人はいやだけれど どうにもならない 遠ざかる思い出 もいちど 私を やさしく見つめて 涙こらえていても 今日まであなたを愛したことだけ いつまでも 忘れないで もしも 私たち 別れてゆくなら 目をそらさないでいて にくしみに変わる明日は来ないわ ただ 恋が終わっただけ もいちど 私を やさしく見つめて 涙こらえていても 今日まであなたを愛したことだけ いつまでも 忘れないで |
いつも そしていつまでも新しいいのちみつめて ほほえみとともに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい ささやかな願いがはぐくむ未来 愛は守る 限りないいのちの歴史 いつもそしていつまでも せめぎあう人の心の 苦しみのはてに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい かくされた思いによみがえる日々 愛は結ぶ 目に見えぬいのちの絆 いつもそしていつまでも ときめきの出会い夢見て あこがれのうちに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい こんこんとあふれて尽きることなく 愛はひとつ ふるさとのいのちの泉 いつもそしていつまでも | 五輪真弓 | 谷川俊太郎 | 谷川賢作 | 溝口肇 | 新しいいのちみつめて ほほえみとともに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい ささやかな願いがはぐくむ未来 愛は守る 限りないいのちの歴史 いつもそしていつまでも せめぎあう人の心の 苦しみのはてに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい かくされた思いによみがえる日々 愛は結ぶ 目に見えぬいのちの絆 いつもそしていつまでも ときめきの出会い夢見て あこがれのうちに愛は生まれる いつもそばにいたい いつまでもいっしょに生きていきたい こんこんとあふれて尽きることなく 愛はひとつ ふるさとのいのちの泉 いつもそしていつまでも |
愛の約束いつか子供の手をひきながら この坂道を 登りたい そんな願いを 胸に秘めて 家路をたどったあの頃 二人出会ったときめきだけで 満ち足りていた 幸せな日々 ゆるやかに 時を刻んだ ワルツ 踊るように 空の星さえ 近くに感じた 私たちのことを 祝うように そんな気持ちは 初めてだった これが本当の恋なの 二人の明日に 何が起きても おそれ知らない 愛の約束 生まれてくる 新しい命に 夢を託しながら そして子供の手をひきながら 今 坂道を登ってゆく 時に悲しく だけど愉しく 最後は ぬくもり嬉しい 二人出会った ときめきだけは 忘れはしない どんな時でも 明日を生きる 新しい人生 愛を育みながら | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 三井誠 | いつか子供の手をひきながら この坂道を 登りたい そんな願いを 胸に秘めて 家路をたどったあの頃 二人出会ったときめきだけで 満ち足りていた 幸せな日々 ゆるやかに 時を刻んだ ワルツ 踊るように 空の星さえ 近くに感じた 私たちのことを 祝うように そんな気持ちは 初めてだった これが本当の恋なの 二人の明日に 何が起きても おそれ知らない 愛の約束 生まれてくる 新しい命に 夢を託しながら そして子供の手をひきながら 今 坂道を登ってゆく 時に悲しく だけど愉しく 最後は ぬくもり嬉しい 二人出会った ときめきだけは 忘れはしない どんな時でも 明日を生きる 新しい人生 愛を育みながら |
ハロー、マイ・フレンドハロー、マイ・フレンド 君にあえてよかった 見知らぬこの港町で 僕はひとりぼっちだった 日暮れの汽笛が空にひびく時 たまらなくさびしくなってはるかな星を見てた ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を ハロー、マイ・フレンド 無口なはずの僕が 何故か君にあってから 話し好きになってたよ ひなびた酒場のカウンターに座り 互いのグラスみつめながら夜明けまで過ごしたね ハロー、マイ・フレンド 友よ いつか 又 会えたなら その時はきっと 思い出を語ろう ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ハロー、マイ・フレンド 君にあえてよかった 見知らぬこの港町で 僕はひとりぼっちだった 日暮れの汽笛が空にひびく時 たまらなくさびしくなってはるかな星を見てた ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を ハロー、マイ・フレンド 無口なはずの僕が 何故か君にあってから 話し好きになってたよ ひなびた酒場のカウンターに座り 互いのグラスみつめながら夜明けまで過ごしたね ハロー、マイ・フレンド 友よ いつか 又 会えたなら その時はきっと 思い出を語ろう ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を |
さよならの街角あなたに愛された日々を 想えば 涙が とめどなく 流れ落ちる たそがれの街角 けれどもハンカチは かさないでほしい やさしさは嘘でしょう 別れのこの時は 見知らぬ人のように 私をみつめて いてほしい あなたのいなくなる部屋を 想えば おもわず ふりむいてすがりたい たそがれの街角 けれどもその腕で 抱かないでほしい 想い出が こわれるから 最後のこの時は ただ背中をむけて 「さよなら」と云って 別れたい けれどもハンカチは かさないでほしい やさしいは嘘でしょう 別れのこの時は 見知らぬ人のように 私をみつめて いてほしい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたに愛された日々を 想えば 涙が とめどなく 流れ落ちる たそがれの街角 けれどもハンカチは かさないでほしい やさしさは嘘でしょう 別れのこの時は 見知らぬ人のように 私をみつめて いてほしい あなたのいなくなる部屋を 想えば おもわず ふりむいてすがりたい たそがれの街角 けれどもその腕で 抱かないでほしい 想い出が こわれるから 最後のこの時は ただ背中をむけて 「さよなら」と云って 別れたい けれどもハンカチは かさないでほしい やさしいは嘘でしょう 別れのこの時は 見知らぬ人のように 私をみつめて いてほしい |
落日のテーマどこまでも 果てを知らない 空の谷間に 惑いの心を投げすてた 日暮れの裏通り 忘れられた 静けさの中 口笛 高らかに吹けば やせたのら犬たちの遠ぼえが どこまでも 果てを知らない 空の谷間に こだまする どこまでも 果てを知らない あなたの心が 幻の夢路をつらぬいて 私をつかんだ時 信じられた 静けさは愛 歓び 高らかに歌おう やせたのら犬たちの遠ぼえが どこまでも 果てを知らない 空の谷間に こだまする | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | どこまでも 果てを知らない 空の谷間に 惑いの心を投げすてた 日暮れの裏通り 忘れられた 静けさの中 口笛 高らかに吹けば やせたのら犬たちの遠ぼえが どこまでも 果てを知らない 空の谷間に こだまする どこまでも 果てを知らない あなたの心が 幻の夢路をつらぬいて 私をつかんだ時 信じられた 静けさは愛 歓び 高らかに歌おう やせたのら犬たちの遠ぼえが どこまでも 果てを知らない 空の谷間に こだまする |
ジャングルジムジャングルジム 夕闇の背に 昔のおもかげ うかべて ジャングルジム まるで母のように 幼な心 呼びさます あなたからみれば 私はもう見知らぬ通りすがり 今はつかれ たちつくす ぼろきれのような私に 悲しげなまなざしさえ むけてくれない あー ジャングルジム 今はあこがれ あー ジャングルジム 遠い恋人のように あなたからみれば 私はもう見知らぬ通りすがり 小さな夢をからませた 銀のおもいで ジャングルジム ジャングルジム まるで母のように 幼な心 呼びさます あー ジャングルジム 今はあこがれ あー ジャングルジム 遠い恋人のように | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | デビッド・キャンベル | ジャングルジム 夕闇の背に 昔のおもかげ うかべて ジャングルジム まるで母のように 幼な心 呼びさます あなたからみれば 私はもう見知らぬ通りすがり 今はつかれ たちつくす ぼろきれのような私に 悲しげなまなざしさえ むけてくれない あー ジャングルジム 今はあこがれ あー ジャングルジム 遠い恋人のように あなたからみれば 私はもう見知らぬ通りすがり 小さな夢をからませた 銀のおもいで ジャングルジム ジャングルジム まるで母のように 幼な心 呼びさます あー ジャングルジム 今はあこがれ あー ジャングルジム 遠い恋人のように |
海ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 朝焼け青い海 潮風に心の乾き潤せば 寄せる波 私の足跡消していく ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 悲しみは脱ぎ捨てて 旅に出る私の前に流れくる 桜貝 見送るあなたを思わせる ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | ミッシェル・ベルナルク | ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 朝焼け青い海 潮風に心の乾き潤せば 寄せる波 私の足跡消していく ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 悲しみは脱ぎ捨てて 旅に出る私の前に流れくる 桜貝 見送るあなたを思わせる ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 ひとり見上げる空 空はひろがる夢 海は果てない旅 今は船出の時 |
冬ざれた街冬ざれた街 石だたみの上を 去りゆく人の 後姿を 見送りながら 今想うのは はじめて会った時は きっといつまでも あなたとなら うまく暮らしてゆけると 思ったの……… すすり泣いてる 枯葉を踏みしめて 二人はたがいに 離れてゆくの 誰も知らない 冬の別れ道 はじめて会った時は きっとどこまでも あなたとなら うまく歩いてゆけると 思ったの……… | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 冬ざれた街 石だたみの上を 去りゆく人の 後姿を 見送りながら 今想うのは はじめて会った時は きっといつまでも あなたとなら うまく暮らしてゆけると 思ったの……… すすり泣いてる 枯葉を踏みしめて 二人はたがいに 離れてゆくの 誰も知らない 冬の別れ道 はじめて会った時は きっとどこまでも あなたとなら うまく歩いてゆけると 思ったの……… |
ジェラシーあなたのYシャツの そのほつれたえりを縫ってみたら 見知らぬ アー 巻毛が アー 一本からみついてたわ そうよあなた愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ 心変わりなど アー 覚悟しているわたしでも やっぱり アー 切ない アー 胸さわぎにおそわれるの そうよあなた 自由だわ 私だけのものじゃない ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ そうよあなた 愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたのYシャツの そのほつれたえりを縫ってみたら 見知らぬ アー 巻毛が アー 一本からみついてたわ そうよあなた愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ 心変わりなど アー 覚悟しているわたしでも やっぱり アー 切ない アー 胸さわぎにおそわれるの そうよあなた 自由だわ 私だけのものじゃない ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ そうよあなた 愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ |
泣かないで泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに 引き裂かれても 離れていても あなた 私 とても寂しいのと 途切れ 途切れに話す 電話の声 一日だけ あわずにいたから それだけでふしあわせなのかい? 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに ひき裂かれても 離れていても あなた もしも 二人 別れるなら 黙ったままで 去ってゆかないでと バカなことさ 臆病になって 明日はかならず会えるさ 言わないで もうそれ以上 愛を試しちゃいけない 女は男に 男は女に 帰るものだから | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに 引き裂かれても 離れていても あなた 私 とても寂しいのと 途切れ 途切れに話す 電話の声 一日だけ あわずにいたから それだけでふしあわせなのかい? 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに ひき裂かれても 離れていても あなた もしも 二人 別れるなら 黙ったままで 去ってゆかないでと バカなことさ 臆病になって 明日はかならず会えるさ 言わないで もうそれ以上 愛を試しちゃいけない 女は男に 男は女に 帰るものだから |
潮騒誰もいない 港に立ち 潮騒を聞けば 寄るべなさに 身も心も やつれたよう あー 見知らぬ空 この街に 夢を抱いたこの私を 笑って鴎 流れ星が 涙のように ぽつりと落ちたら はるか遠い故郷へと 汽笛が呼ぶよ あー いつか帰る あの街に 今は元気でいるからと 伝えておくれ あー いつか帰る あの街に きっとみやげ話などを 聞かせてあげよう | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 誰もいない 港に立ち 潮騒を聞けば 寄るべなさに 身も心も やつれたよう あー 見知らぬ空 この街に 夢を抱いたこの私を 笑って鴎 流れ星が 涙のように ぽつりと落ちたら はるか遠い故郷へと 汽笛が呼ぶよ あー いつか帰る あの街に 今は元気でいるからと 伝えておくれ あー いつか帰る あの街に きっとみやげ話などを 聞かせてあげよう |
うたかたしゃぼん玉 束の間の虹 その数を かぞえるまもなく 露となって おちた あなたと 私の恋は 夢見るように ただよいながら かわすほほえみ いつしか 手のひらで 涙に変わるならば せめて おちてゆく よろこびを感じさせて うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです しゃぼん玉 消えないうちに その輝きを 変わらぬままで 心に写しましょう あなたの 瞳の中で どうぞ私を きれいなままでいさせて下さい いつしか時がゆき 二人の別れが来ても せめて ふりかえる 哀しみは知りたくない うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | しゃぼん玉 束の間の虹 その数を かぞえるまもなく 露となって おちた あなたと 私の恋は 夢見るように ただよいながら かわすほほえみ いつしか 手のひらで 涙に変わるならば せめて おちてゆく よろこびを感じさせて うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです しゃぼん玉 消えないうちに その輝きを 変わらぬままで 心に写しましょう あなたの 瞳の中で どうぞ私を きれいなままでいさせて下さい いつしか時がゆき 二人の別れが来ても せめて ふりかえる 哀しみは知りたくない うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです うたかた 酔いしれて恋 抱きしめて愛 あなたが好きです |
そしてさよなら電車の窓越しに あなたの姿を見た 笑いながら誰かと歩いてた ほがらかになったのね あれから知らぬまに あなたの人生を みつけたのね 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんなあなたに 手をさしのべた人なの さよなら 今はじめて 心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて どんなに美しい あなたの思い出さえ 捨ててしまうわ もう惜しまずに その恋人のために そうよあなたのために そして私のために 誓うだけ 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんな私が今 あなたをたたえる さよなら 今はじめて心から言える さよなら もう二度と ふりかえらない さよなら 今はじめて心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 電車の窓越しに あなたの姿を見た 笑いながら誰かと歩いてた ほがらかになったのね あれから知らぬまに あなたの人生を みつけたのね 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんなあなたに 手をさしのべた人なの さよなら 今はじめて 心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて どんなに美しい あなたの思い出さえ 捨ててしまうわ もう惜しまずに その恋人のために そうよあなたのために そして私のために 誓うだけ 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんな私が今 あなたをたたえる さよなら 今はじめて心から言える さよなら もう二度と ふりかえらない さよなら 今はじめて心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて |
問わず煙草煙草に火をつけてください 見知らぬ あなたよ 問わず語りの寒い心 あたためてほしい あれは三年前のこと 愛しながらも 別れた その人のおもかげ切なく 胸に宿してる どこにでも ある話だねと あなたはつぶやき そしてまだひとりでいるの?と わたしにきいた さびしさなんて捨てたけど 後追う愛が邪魔して 背を向けりゃ 冷たい女と 呼ばれたわたし 煙草に火をつけるしぐさが あの人に似てる だから思わずなつかしさに 話しかけたのよ 忘れることはたやすいと あなたは けむたそうに言う もう一本 煙草を吸ったら 明日が見えてくるよ 問わず煙草に火をつけりゃ 想い出もただの未練 そうね わたしもばかな事を話したものね | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 煙草に火をつけてください 見知らぬ あなたよ 問わず語りの寒い心 あたためてほしい あれは三年前のこと 愛しながらも 別れた その人のおもかげ切なく 胸に宿してる どこにでも ある話だねと あなたはつぶやき そしてまだひとりでいるの?と わたしにきいた さびしさなんて捨てたけど 後追う愛が邪魔して 背を向けりゃ 冷たい女と 呼ばれたわたし 煙草に火をつけるしぐさが あの人に似てる だから思わずなつかしさに 話しかけたのよ 忘れることはたやすいと あなたは けむたそうに言う もう一本 煙草を吸ったら 明日が見えてくるよ 問わず煙草に火をつけりゃ 想い出もただの未練 そうね わたしもばかな事を話したものね |
密会あなた何故か私 急に疲れてしまった あんなに約束 したけど許して あなた窓の外の 空が恋しい 誰でも一度は 死にたいと思うのでしょうか けれど私にはそれができないの あまりにさびしすぎる話だから あなたを愛していると言いながら 私負けたの 街のネオン灯がにじむ あー目にしみるわ にぎわういつもの 店には寄れない そこにあなたがいる 時計を見るあなたがいる いつまで待っても 来やしない女を思って けれど私はもうひきかえせない あまりに切なすぎる恋だから 生きることは何てたやすくないの こんな夜更けには | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなた何故か私 急に疲れてしまった あんなに約束 したけど許して あなた窓の外の 空が恋しい 誰でも一度は 死にたいと思うのでしょうか けれど私にはそれができないの あまりにさびしすぎる話だから あなたを愛していると言いながら 私負けたの 街のネオン灯がにじむ あー目にしみるわ にぎわういつもの 店には寄れない そこにあなたがいる 時計を見るあなたがいる いつまで待っても 来やしない女を思って けれど私はもうひきかえせない あまりに切なすぎる恋だから 生きることは何てたやすくないの こんな夜更けには |
空高層ビルの群れが 砂漠の中の蜃気楼に見える 都会の朝 がらんとした空に ひびきわたる鳥の声 忘れられた静けさが今よみがえる 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 夢はまだ失くさないさ 雨があがった路 水たまりには ゆれる街路樹よ 都会の朝 ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく 眠っていたざわめきが 今目をさます 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 愛はまだこの胸に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 高層ビルの群れが 砂漠の中の蜃気楼に見える 都会の朝 がらんとした空に ひびきわたる鳥の声 忘れられた静けさが今よみがえる 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 夢はまだ失くさないさ 雨があがった路 水たまりには ゆれる街路樹よ 都会の朝 ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく 眠っていたざわめきが 今目をさます 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 愛はまだこの胸に |
雨の中の二人そぼ降る小雨の中を 二人はひとつの傘に 濡れないようにと 寄りそい歩くのよ サンダルはいてるわたし 裸足の指先には よけきれない雨 冷たくしみるわ だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの わたしの涙の理由を あなたは知りたいのね 幸せすぎると優しく言うけれど 今は降るこの雨も いつか止む時が来て あなたも何処の街へと消えるの 恋におちることは夢を見るほどに たやすいものなのね そして誰が あなたの蔭にいようと恐れない だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | そぼ降る小雨の中を 二人はひとつの傘に 濡れないようにと 寄りそい歩くのよ サンダルはいてるわたし 裸足の指先には よけきれない雨 冷たくしみるわ だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの わたしの涙の理由を あなたは知りたいのね 幸せすぎると優しく言うけれど 今は降るこの雨も いつか止む時が来て あなたも何処の街へと消えるの 恋におちることは夢を見るほどに たやすいものなのね そして誰が あなたの蔭にいようと恐れない だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの |
ジグゾーパズル心にもないことを あなたに言ったのよ 「さよなら」だなんて 言える筈ないのに 好きになる程 別れがつらくなるから わざと子供みたいに こわしてしまう さよならなんて言えない 私はあなたを 愛しすぎてることに とまどうだけなの 人生はゲームだと あなたは言うけれど うたがいがあれば 愛は傷つき終わるの いつかあなたに しあわせと言える時まで 私何度泣いても はなれはしない 愛はジグソーパズル 笑いと涙が 背中合わせのままで 私をまどわせる さよならなんて言わない だからもういちど 愛しているよときかせて 私をみつめて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 心にもないことを あなたに言ったのよ 「さよなら」だなんて 言える筈ないのに 好きになる程 別れがつらくなるから わざと子供みたいに こわしてしまう さよならなんて言えない 私はあなたを 愛しすぎてることに とまどうだけなの 人生はゲームだと あなたは言うけれど うたがいがあれば 愛は傷つき終わるの いつかあなたに しあわせと言える時まで 私何度泣いても はなれはしない 愛はジグソーパズル 笑いと涙が 背中合わせのままで 私をまどわせる さよならなんて言わない だからもういちど 愛しているよときかせて 私をみつめて |
時計好きです あなた 口には出せないけど こんな時 別れ際 何を言えばいいの つらいわ わたし 唇ふるえるばかり コーヒーカップ細い指 何故か重すぎて 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た 誰なの あなた これから逢いに行く人は ばかね わたしそんなこと ききたくなかったのに さよなら言えば あなたは席を立つから ふいに言ってしまったの 笑うふりをして しだいに暮れてゆく この街にも やさしく灯るわ水銀灯 けれども あなたは そのぬくもりを わたしには もうくれない 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 好きです あなた 口には出せないけど こんな時 別れ際 何を言えばいいの つらいわ わたし 唇ふるえるばかり コーヒーカップ細い指 何故か重すぎて 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た 誰なの あなた これから逢いに行く人は ばかね わたしそんなこと ききたくなかったのに さよなら言えば あなたは席を立つから ふいに言ってしまったの 笑うふりをして しだいに暮れてゆく この街にも やさしく灯るわ水銀灯 けれども あなたは そのぬくもりを わたしには もうくれない 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た |
雨宿り駅のホームで見かけた あなたは昔の恋人 その懐しい横顔 思わず声をかけたわたし あなたは驚いたように 煙草を落としてしまった 砕け散った炎の日々が 束の間によみがえり 見つめ合う どうしてる今は あれから君は 元気にしてるわ いつだってわたし お茶でも飲もう 少しの時間 電車は 通り過ぎてゆく あなたはコーヒーカップに 角砂糖ふたつ入れて 今の僕はこんなものさと 笑いながら 髪をかきあげた そう だけど不思議ね あの日別れたことも ただ あまりに若すぎただけだと二人 たがいに許し合える 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 駅のホームで見かけた あなたは昔の恋人 その懐しい横顔 思わず声をかけたわたし あなたは驚いたように 煙草を落としてしまった 砕け散った炎の日々が 束の間によみがえり 見つめ合う どうしてる今は あれから君は 元気にしてるわ いつだってわたし お茶でも飲もう 少しの時間 電車は 通り過ぎてゆく あなたはコーヒーカップに 角砂糖ふたつ入れて 今の僕はこんなものさと 笑いながら 髪をかきあげた そう だけど不思議ね あの日別れたことも ただ あまりに若すぎただけだと二人 たがいに許し合える 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 |
煙草のけむり煙草のけむりの中に かくれて見えない あなたはどんな顔で 私を見てるの? 初めて会った時も あなたは煙草をくわえ そして云った “火をかしてください ぼくの暗い心に 火を灯してください あなたの赤いマッチで” 煙草のけむりの中で あなたは笑って “どうして君はそんなに いい人なんだ”と 何も話してはいない 何も見えやしないの 何故わかるの? “火をかしてくれたよ ぼくの暗い心に 火を灯してくれたよ あなたの赤いマッチで” でも私には何も見えない あなたの顔が見たい 煙草を吸わないで 煙草のけむりは いつか消えてしまって あなたもいつのまにか いなくなっていた 何故だかわからない あれから口ぐせになってしまった “火をかしてください ぼくの暗い心に 火を灯してください あなたの赤いマッチで” | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 煙草のけむりの中に かくれて見えない あなたはどんな顔で 私を見てるの? 初めて会った時も あなたは煙草をくわえ そして云った “火をかしてください ぼくの暗い心に 火を灯してください あなたの赤いマッチで” 煙草のけむりの中で あなたは笑って “どうして君はそんなに いい人なんだ”と 何も話してはいない 何も見えやしないの 何故わかるの? “火をかしてくれたよ ぼくの暗い心に 火を灯してくれたよ あなたの赤いマッチで” でも私には何も見えない あなたの顔が見たい 煙草を吸わないで 煙草のけむりは いつか消えてしまって あなたもいつのまにか いなくなっていた 何故だかわからない あれから口ぐせになってしまった “火をかしてください ぼくの暗い心に 火を灯してください あなたの赤いマッチで” |
抱きしめて (愛は夢のように)ささやかな幸せに 酔いしれていた私 いつかは終わる夢と 心で知りながらも そうよ 私はあなたを死ぬほど 愛してしまったの だから 抱きしめて 何も言わずに 別れをつげるその前に 運命は残酷ね 愛すれば それだけ 明日は ただひとりの さびしさを知るばかり あなたなしでも 私は生きるわ 心配しないでね だから抱きしめて 何も言わずに 涙が涸れて止まるまで だから 抱きしめて 何も言わずに 別れを告げるその前に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ささやかな幸せに 酔いしれていた私 いつかは終わる夢と 心で知りながらも そうよ 私はあなたを死ぬほど 愛してしまったの だから 抱きしめて 何も言わずに 別れをつげるその前に 運命は残酷ね 愛すれば それだけ 明日は ただひとりの さびしさを知るばかり あなたなしでも 私は生きるわ 心配しないでね だから抱きしめて 何も言わずに 涙が涸れて止まるまで だから 抱きしめて 何も言わずに 別れを告げるその前に |
運命いつか二人で 歩いたこの路に ひとりたたずめば 寄りそう肩先が恋しい はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 まぶたとじれば あなたに抱かれてる そう想えるとき 寂しさいくつも越えられた ほこりまみれの古い アルバムひらく 哀しい女にはなれないわ ひとりで生きることが出来なけりゃ あなたを愛せる筈もない はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | いつか二人で 歩いたこの路に ひとりたたずめば 寄りそう肩先が恋しい はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 まぶたとじれば あなたに抱かれてる そう想えるとき 寂しさいくつも越えられた ほこりまみれの古い アルバムひらく 哀しい女にはなれないわ ひとりで生きることが出来なけりゃ あなたを愛せる筈もない はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 |
少女あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで ぼんやりと 座ってた つもった 白い雪が だんだん とけてゆくのを 悲しそうに 見ていたの 夢が 大きな音を たてて 崩れてしまったの あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで いつまでも 座ってた 木枯らしが のぞいてる 垣根のすきまから 少女はいつも 遠くを 見つめてた かわいい仔犬たちが 年老いてゆくのを 悲しそうに見ていたの 夢が 風の中で 褪せて 消えてしまったの 木枯らしが通り過ぎる 垣根の向こうに 少女はいつか 行くことを知っていた | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで ぼんやりと 座ってた つもった 白い雪が だんだん とけてゆくのを 悲しそうに 見ていたの 夢が 大きな音を たてて 崩れてしまったの あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで いつまでも 座ってた 木枯らしが のぞいてる 垣根のすきまから 少女はいつも 遠くを 見つめてた かわいい仔犬たちが 年老いてゆくのを 悲しそうに見ていたの 夢が 風の中で 褪せて 消えてしまったの 木枯らしが通り過ぎる 垣根の向こうに 少女はいつか 行くことを知っていた |
熱いさよなら街角のカフェテラス あなたとよく来たものね お似合いのふたりだと 誰からも言われたわ きれいだね いつだって恋のはじめはロマンス ふざけあい抱きしめあった そんな春だった あー あそび上手なふたりの たわむれ劇とわらってよ 涙は未練をさそい 愛にはぐれさせるだけよ わたしに言って あのやさしさで いつかまた会えればいいねと 楽しげにほほえんだ ふたりの思い出写真 目の前の灰皿で そっともやしましょうね 悲しいね いつだって恋のおわりはブルース のみかわすグラスカクテルも 今はほろにがい あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたにおくる 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたとわたし 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 街角のカフェテラス あなたとよく来たものね お似合いのふたりだと 誰からも言われたわ きれいだね いつだって恋のはじめはロマンス ふざけあい抱きしめあった そんな春だった あー あそび上手なふたりの たわむれ劇とわらってよ 涙は未練をさそい 愛にはぐれさせるだけよ わたしに言って あのやさしさで いつかまた会えればいいねと 楽しげにほほえんだ ふたりの思い出写真 目の前の灰皿で そっともやしましょうね 悲しいね いつだって恋のおわりはブルース のみかわすグラスカクテルも 今はほろにがい あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたにおくる 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたとわたし 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね |
残り火雨にうたれて 何故か悲しげな 花は かげろう 秋は 気まぐれ 街の灯りが 蒼くにじむのは 今はもどらぬ あなたのせいよ だけどわたしは 今ここにある 愛の残り火で 色あせた枯葉を もやしながら 過ぎた日のぬくもり 手さぐりで さがしてる 人は季節におどる迷い子 胸にのこされた 古い傷あとを 抱いて息づく 恋はたそがれ そして春を恋う 寒い涙さえ 今はたよれぬ 行きずりの友 だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 雨にうたれて 何故か悲しげな 花は かげろう 秋は 気まぐれ 街の灯りが 蒼くにじむのは 今はもどらぬ あなたのせいよ だけどわたしは 今ここにある 愛の残り火で 色あせた枯葉を もやしながら 過ぎた日のぬくもり 手さぐりで さがしてる 人は季節におどる迷い子 胸にのこされた 古い傷あとを 抱いて息づく 恋はたそがれ そして春を恋う 寒い涙さえ 今はたよれぬ 行きずりの友 だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて |
時の流れに~鳥になれ~今 時の流れに この手をひたせば 泡のように浮かび来る それは悲しみたち 泣かさない もう二度と くりかえすこともない 大空にとばしてあげよう 優しい想い出たちと 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ 今 過ぎた昔は はるかに遠く 夢のように浮かび来る それは希望たち 泣かないさ もう二度と くりかえすこともない 大空に心を馳せて あなたと歩いてゆける 鳥がとぶ おおらかに つばさをひろげて 今 時は流れて歌う 愛こそ すべて 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 今 時の流れに この手をひたせば 泡のように浮かび来る それは悲しみたち 泣かさない もう二度と くりかえすこともない 大空にとばしてあげよう 優しい想い出たちと 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ 今 過ぎた昔は はるかに遠く 夢のように浮かび来る それは希望たち 泣かないさ もう二度と くりかえすこともない 大空に心を馳せて あなたと歩いてゆける 鳥がとぶ おおらかに つばさをひろげて 今 時は流れて歌う 愛こそ すべて 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ |
さよならだけは言わないで別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の思い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたがみえるだけ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の思い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたがみえるだけ |
合鍵夜も更けて ただひとり 外燈の うしろかげ あの人の アパートの 窓あかり みつめてる 私はかえれない もう あの部屋には すばらしいらしい日々が うもれていても 心の絆が 途切れた今は この悲しみも 届かないの 駐車場に 置き去りの 乗り馴れた 車にも あの人の 横顔の 冷たさが 浮かんでる 何が悪いのか 今も分からない なつかしさだけが こみあげてくる 許されることが 合鍵なのよ ドアをあけさせて もういちど- 私はかえれない あの部屋 あの人 すばらしいらしい日々が うもれていても 心の絆が 途切れた今は この悲しみも 届かないの | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | ミッシェル・ベルナルク | 夜も更けて ただひとり 外燈の うしろかげ あの人の アパートの 窓あかり みつめてる 私はかえれない もう あの部屋には すばらしいらしい日々が うもれていても 心の絆が 途切れた今は この悲しみも 届かないの 駐車場に 置き去りの 乗り馴れた 車にも あの人の 横顔の 冷たさが 浮かんでる 何が悪いのか 今も分からない なつかしさだけが こみあげてくる 許されることが 合鍵なのよ ドアをあけさせて もういちど- 私はかえれない あの部屋 あの人 すばらしいらしい日々が うもれていても 心の絆が 途切れた今は この悲しみも 届かないの |
リバイバル降りしきる雨の中を 足早に通り過ぎた 夏の日の稲妻のように はかなく消えた二人の恋 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は よみがえらぬ 過去の物語 行きずりの人ならば 忘られもするけれど 涙ぐむラストシーンでは 愛の深さに 気づいていた アー あれほどやさしかった貴方の 面影が 今は蒼ざめたリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 降りしきる雨の中を 足早に通り過ぎた 夏の日の稲妻のように はかなく消えた二人の恋 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は よみがえらぬ 過去の物語 行きずりの人ならば 忘られもするけれど 涙ぐむラストシーンでは 愛の深さに 気づいていた アー あれほどやさしかった貴方の 面影が 今は蒼ざめたリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 |
心の友あなたから苦しみを奪えたその時 私にも生きてゆく 勇気がわいてくる あなたと出会うまでは孤独なさすらい人 その手のぬくもりを 感じさせて 愛はいつもララバイ 旅に疲れた時 ただ心の友と 私を呼んで 信じあう心さえどこかに忘れて 人は何故 過ぎた日の幸せ追いかける 静かにまぶた閉じて心のドアを開き 私をつかんだら 涙ふいて 愛はいつもララバイ あなたが弱い時 ただ心の友と 私を呼んで 愛はいつもララバイ 旅に疲れた時 ただ心の友と 私を呼んで | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたから苦しみを奪えたその時 私にも生きてゆく 勇気がわいてくる あなたと出会うまでは孤独なさすらい人 その手のぬくもりを 感じさせて 愛はいつもララバイ 旅に疲れた時 ただ心の友と 私を呼んで 信じあう心さえどこかに忘れて 人は何故 過ぎた日の幸せ追いかける 静かにまぶた閉じて心のドアを開き 私をつかんだら 涙ふいて 愛はいつもララバイ あなたが弱い時 ただ心の友と 私を呼んで 愛はいつもララバイ 旅に疲れた時 ただ心の友と 私を呼んで |
恋人よ枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい |