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    女子って勝手に“好きな人好みの女”になりませんか?
    女子って勝手に“好きな人好みの女”になりませんか?

    m@e

    女子って勝手に“好きな人好みの女”になりませんか?

     2019年12月11日に“m@e(マエ)”が全5曲入り配信アルバム『はんなりある。』をリリースします。彼女は、女の子の【本音】と【建前】を、はんなり歌うシンガーソングライター。今年10月にはメジャーデビューシングル「私こそ、ごめんね」を、11月には2ndシングル「つまんない、つまんない」を配信。いずれも今作の収録曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“m@e”本人によるスペシャル歌詞エッセイを、3週に渡ってお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、デビュー曲「私こそ、ごめんね」にまつわる“遠距離恋愛”と“好きな人の前での自分”についてのお話。是非、それぞれの恋愛観を考えながら歌詞&エッセイをお楽しみください…! ~第1弾歌詞エッセイ「私こそ、ごめんね」~ 初めまして! m@eです! 京都出身で、女子の「本音」と「建前」をはんなりポップに歌っています。好奇心旺盛の“なんでもやりたガール”です! 今回は第1弾と言うことで、私のデビュー曲「私こそ、ごめんね」に関連付けながら、自分の恋愛観を交えてお話しよう思います。どんな風に書いても良いとのことなので、自由に楽しんで書いていこうと思います(笑)。 この曲は、ザッと言うと遠距離恋愛になった二人の気持ちの変化を歌った曲になっています。1番では、離れてしばらくして、彼から彼女に対する気持ちがだんだんと薄れていってしまい、素っ気ない態度になっていく様子を歌っているのですが…。 “遠距離”という言葉を聞くと、皆さんはどんなことを想像するでしょうか。きっと「切なさ」だったり、「もどかしさ」や「不安」あるいは、離れることで改めて気付かされる「好き」や、離れているからこそ会えた時に感じる「幸せ」など。マイナスなことも、プラスなこともあると思います。ですが、ほとんどの人が“遠距離恋愛はしたくない(できない)”と言うように感じます。少なくとも、私の今までの人生で出会った人達はそうでした。 やっぱり、会いたい時に会える距離に好きな人がいるのってすごく幸せなことです。お互いが忙しく過ごしていたとしても、それぞれのスケジュールの中で会える時間を作ることはまだ難しいことではないし。例えば、喧嘩をしてもすぐに顔を見て「ごめんね」って言えたり、「好きだ!」って気持ちが溢れた時にぎゅっとして温もりを感じることができたり。でも遠距離恋愛は、それができないじゃないですか。 だから、日々の小さなやりとり全てが大切になってくるのではないかなと思います。それでも、そのやりとりの中でのほんの少しの思い違いや、環境の変化からくる価値観や優先順位の変化、すれ違い、寂しさのせいなのか、ふと別の人に気持ちが揺らいでしまったり。そういったことが原因で、だんだんとお互いの心の距離を保つことができなくなってしまうから、付き合い続けることを諦めてしまう人が多いのかも知れないなと思います。 …私は遠距離恋愛でも大丈夫です。 元々私は、何かにつけてあまり執着することがないんですよ。なので、恋愛面でも人に依存することがないです。全く嫉妬をしない訳ではないですが、私が束縛されるのが嫌なので、相手にもしないです。「会う時間」と「会わない時間」をキッパリと区別できるし。言い方を変えれば、「仕事」と「恋愛」本当にどちらか一つずつしかできないんです。なので、「会わない時間」は、自分のやるべきことや、やりたいことばかり考えてしまう。だからLINEや電話はほとんどしないし、催促されたり義務化されてしまうとしんどくなってしまうんです。 ただ、会う時は本当にめちゃくちゃ全力で会います。100%の力で“彼の好きな彼女”をします(笑)。 思うんですけど、女子って勝手に“好きな人好みの女”になりませんか? 少なくとも、私はそうなんですよね。本当の私でもありますし、全く嘘の私でもある。紙一重だなって思いますね。言い方合ってますか(笑)? 長々と自分の恋愛観をメインで書いてしまいました。「誰が興味あんねん!」と思った方はすみません(笑)。 最後に、この「私こそ、ごめんね」という曲は、フルでじっくり聴いて頂いて初めて「私こそ、ごめんね」というタイトルの本当の意味がわかってもらえるんじゃないかなと思います。自分でも、インパクトのある面白い曲になったなと思っているので、聴いて頂けたら嬉しいです! 「意味がわかるとこわい話」みたいな感じです(笑)。 それでは、今回はここまでにしておきます。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました! また第2弾もお楽しみに~♪ <m@e> 【第2弾に続く!】 ◆紹介曲「 私こそ、ごめんね 」 作詞:m@e 作曲:m@e ◆配信アルバム『はんなりある。』 2019年12月11日リリース <収録曲> M-1. 私こそ、ごめんね M-2. つまんない、つまんない M-3. シークレット・ラブ M-4. 嫌いで、好きで M-5. 全然、かまわない

    2019/11/28

  • カノエラナ
    私の中にある1個のキャラクターを色濃く抽出しまくった曲。
    私の中にある1個のキャラクターを色濃く抽出しまくった曲。

    カノエラナ

    私の中にある1個のキャラクターを色濃く抽出しまくった曲。

     2019年12月4日に“カノエラナ”がニューアルバム『盾と矛』をリリースします。全10曲が収録されている今作。リード曲「嘘とリコーダー」は<先生僕がやりました>と語り調で始まり、ド頭から挑戦的で非道徳的な歌詞が印象的。また、巷で話題の“タピオカ”にスポットをあてたライブ人気曲「タピオカミルクティーのうた」や、カノエの夢の中に出てくるファンタジーな世界観を表現した「jOKER」などバラエティに富んだ内容に。    さて、今日のうたコラムではそんなカノエラナ本人による、スペシャル歌詞エッセイを3週に渡りお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、アルバムの入り口となる1曲目 「 1113344449990 」 にまつわるお話。リリース&歌詞公開に先駆け、是非、エッセイでその世界をじっくりとご堪能あれ…! ~M-1「1113344449990」歌詞エッセイ~  タイトルの読みは、ワンワンワンスリースリーフォーフォーフォーフォーナインナインナインゼロ。意味は、なんでしょうか?  自分の携帯が壊れがちなんですよね。今年に入って、フリック入力するとたまにバグってしまう。で、フリック入力をしない時があるんですけど、以前はやっていたのに、今となってはそれが、結構煩わしくなってる自分がいて。その時、その面倒くささみたいなものって「忘れてるよなー、自分」って思って、それを曲にしようかな、って。 フリック入力無しで11133444…、と打つと 「アイシテルワ」になる。  この曲は音楽のことを歌っていて、それが分かるか分からないかぐらいの距離感で書きたいなー、と。曲の最後の方で“MUSIC”って歌っていて、そこで「これ音楽に関して歌ってたんかいー」って。ラストまでは分からない。音楽に対して直接的にこうなりたいみたいな、「おまえがいい」「おまえしかいない」みたいな、そういうニュアンスはこれまであまり歌ってこなかったから、ちょっと今までと違う感じ。なかなか振り向いてくれないけど、「自分は気にしてないからどうしようも出来ないよー」みたいな。  最近、ツイキャスとかで「カノエママ」って設定でお姉さん的に妖艶な声で「また来たの?」みたいに話しかけるって遊びをやっていて、そのカノエママの主題歌風になっています。「 カノエラナです。 」って自己紹介ソングがあるんですけど、以前ライブの頭でやってたのを、最近はやらなくなったのでそれに代わる曲、ど頭でギターを聞かせられて、インパクトのある曲になれば良いかなと。私の中にある1個のキャラクターを色濃く抽出しまくった曲になりました。ナイスバディーなカノエママが艶っぽく歌ってるのを想像して聴いてみてください(笑)。 “比べたがりの世間様は 右倣え右がお上手ね”  と、ちょっと皮肉った表現もしていますが、曲を作り出した頃は、そういうことばっかり詞に入れて書いていました、まだ厨二を凄く引きずってた頃(笑)。大人が嫌いー、とか、人がいやー、とか、とにかく自分の周りは敵ばっかりだー、みたいな事しか考えてなかった。  今、そんな頃の歌詞ノートを見ると、「あーこんなことを考えていたんだ」「もう全然、どうでも良くなってる」って、興味が無くなっているんだなーって思って。で、音楽のことを書くなら、原点回帰として、そういう昔書いていた事もちゃんと入れてあげた方がいいのかなって、昔のノートからそのまんま言葉を拾って来ました。今こそ1周回って歌えるのかな、って感じです。  1曲目に持って来たかったんで、サウンド的には派手に、タイピングのカチャカチャカチャとした感じを意識して、リズムが縦に刻まれるように作りました。歌もリズムに乗せるのが難しかったです。大事に大事に作ったのでこのアルバムの1曲目を飾るのに相応しい曲になったんじゃ無いでしょうか。 <カノエラナ> 【第2弾へ続く!】 ◆紹介曲「 1113344449990 」 作詞:カノエラナ 作曲:カノエラナ ◆ニューアルバム『盾と矛』 2019年12月4日発売 通常盤 KRKB-1004 ¥2,500+税 初回限定盤 KRKB-1003 ¥3,500+税 <収録曲> 01.1113344449990 02.嘘とリコーダー 03.ダンストゥダンス 04.猫の逆襲 05.タピオカミルクティーのうた 06.jOKER 07.(タイムカプセル) 08.セミ 09.花束の幸福論 10.最後の晩餐

    2019/11/27

  • イチオシ!
    どんな想い出も、感情も「今」を通してしか知ることはできない。
    どんな想い出も、感情も「今」を通してしか知ることはできない。

    イチオシ!

    どんな想い出も、感情も「今」を通してしか知ることはできない。

     今日のうたコラムでは、元ふぇのたすのメンバーであり、バンド解散後、より本格的に作詞作曲家として活躍をなさっている“ヤマモトショウ”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。フィロソフィーのダンス、桜エビ~ず、MINT mate box、寺嶋由芙、などこれまで数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼。  そのなかで“共作”をする機会も多々あるんだそう。そこで今回のうたコラムでは、本人との歌詞の共作をテーマにエッセイを綴っていただきました。 第1回 、 第2回 に続く最終回では “SHE IS SUMMER” の “MICO” さんとの共作について。同じく元ふぇのたすのメンバーである彼女。そんな二人がそれぞれ音楽活動を再スタートさせ、作り上げた楽曲とは…。是非、最後までご熟読を! ~最終回歌詞エッセイ~  僕はバンドが好きで、音楽をはじめるときもバンドとしてはじめるという選択肢以外はなかった。好きだからというのもあるけれど、当時は音楽の授業でやったレベルでしか楽譜も読めないし、ましてや曲をつくることもできない。とりあえずバンドを組んでみて、そこからギターをはじめた。それしかなかった。  ところがやってみれば意外となんでもできるもので、曲をつくってみると曲になった。音楽は好きだったし、それをつくるのも楽しかったので、ひとつプロを目指してみようと思ったけれど、やっぱりそれでもバンドが好きだった。バンドを続けてそこで曲を書いたり詞を書いたりしてデビューした。自分が今、音楽の仕事をしているのは、バンドをやっていたからであって、もう少しいえば、誰かひとりのボーカリストのために音楽を作っていた時代があったからだ。  この連載中になんども自身の言葉で書いていることだけれど、僕はアーティストが自分の思いだけを歌う必要はないと思っている。というよりも、もう少しつっこんでいうならば、聞き手はそれを「アーティストの思い」であると想定して聞く必要はないともいえる。だが、もちろん作り手はある種の、当然そこに存在するだろうなんらかの思いをもって楽曲をつくっている。そりゃそうだ、と誰もが思うかもしれないが、本当はそれほど簡単なことではない。実際に、これがもう我々にとって単に職業であったり、日々のルーチンのようになってしまったら、極論「何も考えなくても」それは出来上がってしまう。  だから、バンドをやめたときにやりたいことでもない音楽を量産するくらいなら、別にそこで音楽をやめてしまうこともできただろう。僕はそう思ったし、 ふぇのたす として一緒にやっていたボーカルの MICO も、そこで音楽を続けないという選択肢もあったように思う。  でも二人ともあれからずっと、音楽を続けている。彼女が SHE IS SUMMER としてソロプロジェクトをはじめるとき、あるいは僕が作詞作曲家として音楽活動を再スタートをするとき、もうすでに「音楽がつくれるようになっていた」僕らはそれぞれ、もう一度何かをつくりはじめることの意味と意義を確認しなければならなかったと思う。そしてそれはたぶん、それぞれに間違いなく必要なものだった。だから今も、音楽を続けている。  SHE IS SUMMERプロジェクトとして最初に「 とびきりのおしゃれして別れ話を 」という楽曲を共作した。ふぇのたすでやったこととは違うことをやる、それは新しく始める以上当たり前のことだと思うけれど、意外と難しい。なぜなら、少なくともこれまでの経験がそこにあるからだ。それをなしに、前に進むことはできない。    しかし、一方で我々はおそらく誰かが自分たちのことを「こうみている」というのとは全く異なる意味で、自分たちの経験を、認識し直し続けている。端的に言えば、それが「自分らしさ」であって、誰かがそうしろといったように「別れ話」をしてその先に行かなきゃいけない、でも私は「とびきりのおしゃれして」その話をするけどね、ということなのだ。  「 出会ってから付き合うまでのあの感じ 」をつくったときには、一度やりたいことがわかってその上で創作をしなければいけなくなっていた。それは簡単なような、むしろハードルはあがっているような、ちょっと感じたことのない状況だった。「同じことはしたくない」というのはクリエイターの基本的な信念だとは思うが、人はそんなに器用ではない。どうしても、過去の自分とも比べてしまう。今度はその音楽をはじめたときの、まっさらな気持ちも思い出してみたかった。「出会ってから付き合うまであの感じ」というタイトルにたどりつくまで、考えていたことはそんなことだったように思う。  そして去年の年末から今年にかけて一緒に作ったのは「 君をピカソの目でみたら 」。つくるまえに、久々にMICOと色々なことを話したと思う。「色々なこと」というのは、本当にそうとしかいえないことだ。そのとき、僕らはどうしても過去を振り返る。未来はまだ見えないし、みているとしてもそれは「今」という視点の中で見ている。実はそれは過去も同じだ。「今思えばこうだった」「今だからこう思える」という陳腐な言い換えもできるけれど、僕らはどんな想い出も、感情も「今」を通してしか知ることはできない。    そして、その「今」が過去や未来に移動していく。そのすべてをもって、「色々」を語ったときにはじめてその出来事の全体像がみえてくるし、僕らにとってそれがどんな出来事なのかわかってくる。ピカソのキュビズムは時間的制約をこえた視点をもった芸術であるといえるが、音楽にもその音としての経過をこえた時間的な拡がりがあって、僕らは常にその中にいる。  きっとまた未来から僕らのつくった言葉と音楽をまた「違う目」でみる、そんな時が来るだろうと思う。そのときのために、きょうも、音楽を続けている。 <ヤマモトショウ> ◆ヤマモトショウ主催による作詞ワークショップ #ロゴススタジオ 第二期最終回スペシャル ゲスト:SHE IS SUMMER・MICO 2019年12月20日(金) 19:00 open 19:30 start(予定) 場所:ピースオブケイク本社イベントスペース 入場料:1500円 詳細はコチラ!

    2019/11/26

  • 椎名林檎
    歌ネット的TOP20&ユーザーからの人気フレーズをご紹介!
    歌ネット的TOP20&ユーザーからの人気フレーズをご紹介!

    椎名林檎

    歌ネット的TOP20&ユーザーからの人気フレーズをご紹介!

     2019年11月13日に“椎名林檎”が初のオールタイムベストアルバム『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』をリリースしました。デビュー22年目にして初となるベスト盤となる今作。これまで発表した全楽曲から、チャート、売り上げ実績、各種リサーチを元に選曲。リスナーから愛され、求められている楽曲が揃っております。    音源は、彼女の作品のほとんどを手掛けるレコーディング・エンジニア“井上雨迩”がアップデートミックス。さらにCD2枚組となる本作には、各ディスクに1曲ずつ新曲も収録。Disc1の1曲目には宇多田ヒカルをゲストボーカルに迎えた 「 浪漫と算盤 LDN ver. 」 、Disc2の1曲目には金曜ドラマ『時効警察はじめました』の主題歌 「 公然の秘密 」 が収録!    さて、現在、58曲もの楽曲が歌ネットの【歴代人気曲】として認定されている椎名林檎。今日のうたコラムでは、そんな“歌ネットで支持率の高い=歌詞人気の高い”歌たちをご紹介いたします…!まずは【椎名林檎の歌詞アクセスランキングTOP20】を発表。さらに、お気に入りフレーズ投稿コーナー『コトバのキモチ』で、投稿数や「いいね!」数、コメント数が多い人気フレーズもピックアップ! 【椎名林檎の歌詞アクセスランキングTOP20】 1位:「 本能 」 2位:「 長く短い祭 」 3位:「 歌舞伎町の女王 」 4位:「 丸の内サディスティック 」 5位:「 ここでキスして。 」 6位:「 自由へ道連れ 」 7位:「 ギブス 」 8位:「 幸福論 」 9位:「 いろはにほへと 」 10位:「 罪と罰 」 11位:「 NIPPON 」 12位:「 ちちんぷいぷい 」 13位:「 カプチーノ 」 14位:「 ありあまる富 」 15位:「 青春の瞬き 」 16位:「 人生は夢だらけ 」 17位:「 神様、仏様 」 18位:「 正しい街 」 19位:「 茎 」 20位:「 依存症 」  ベストアルバムには収録されていない楽曲もランクインしており、新旧楽曲の入り混じった結果となっているのが印象的。デビューから現在に至るまで、椎名林檎の歌詞が多くのユーザーに支持されている証ですね。ちなみに、11月17日(日)に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』でも椎名林檎特集が組まれており、そこで発表された“20~50代に聞いた【椎名林檎の大好きな曲BEST10】”のTOP3は3位が「歌舞伎町の女王」、2位が「丸ノ内サディスティック」、そして1位が「本能」という結果になっておりました。やはり1位の「本能」強し…! 【椎名林檎『コトバのキモチ』人気フレーズ10選!】 頬を刺す朝の山手通り 煙草の空き箱を捨てる 今日もまた足の踏み場は無い 小部屋が孤独を甘やかす 「罪と罰」(いいね!数:130) ないたりわらったりできる ことがすてき 「りんごのうた」(いいね!数:140) 可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな 「正しい街」(いいね!数:158) あなたはすぐに写真を撮りたがる あたしは何時も其れを厭がるの だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない 「ギブス」(いいね!数:160) あたしは君のメロディーやその 哲学や言葉 全てを 守る為なら少し位する苦労もいとわないのです 「幸福論」(いいね!数:172) 嫌われて御出でよ 向かい風、乾杯! 「余興」(いいね!数:173) 誰もがわたしを化石にしても 貴方に生かして貰いたい 「旬」(いいね!数:175) あたしが此のまヽ海に沈んでも何一つ汚されることはありませぬ 其れすら知りながらあなたの相鎚だけ 望んでいるあたしは病気なのでしょう 「依存症」(いいね!数:190) 約束は 要らないわ 果たされないことなど 大嫌いなの 「本能」(いいね!数:196) そりゃ あたしは綺麗とか美人な タイプではないけれどこっち向いて 「ここでキスして。」(いいね!数:212)  尚、前述した『関ジャム 完全燃SHOW』の椎名林檎特集には本人も登場し、いくつかの質問に答えておりました。そのなかで彼女は、自身の曲について「女の子たちの気分や忙しない日々に自然に寄り添うような、人生のサントラになってほしい」という旨の発言をしております。そして、この『コトバのキモチ』に投稿されている数々のコメントを読んでみると、まさにわたしたちにとって椎名林檎の楽曲が“人生のサントラ”のような役割を果たしていることが伝わってくるんです。是非、投稿をチェックしてみてください。  令和初の紅白歌合戦への出場も決定している椎名林檎。果たして何の曲を披露するのか、どんなパフォーマンスになるのか、期待は高まるばかりですね…!また、あなたの人生にとっての大切なフレーズやイチオシのフレーズも、 こちら からご投稿をお待ちしております! ◆『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』 2019年11月13日発売 初回生産限定盤 UPCH-29348~9 ¥3,300+税 通常盤 UPCH-20535~6 ¥3,300+税 <収録曲> ~DISC1~ 1.浪漫と算盤 LDN ver. (歌唱:椎名林檎と宇多田ヒカル) 2.幸福論 3.すべりだい 4.正しい街 5.歌舞伎町の女王 6.丸ノ内サディスティック 7.ここでキスして。 8.ギブス 9.罪と罰 10.本能 11.真夜中は純潔 12.迷彩 13.茎(STEM)~大名遊ビ編~ 14.りんごのうた [初回生産限定盤ボーナストラック1] 15.丸ノ内サディスティック neetskills remix ~DISC2~ 1.公然の秘密 2.この世の限り (歌唱:椎名林檎と椎名純平) 3.流行 4.旬 5.自由へ道連れ 6.カーネーション 7.NIPPON 8.ありあまる富 9.青春の瞬き 10.人生は夢だらけ 11.おいしい季節 12.獣ゆく細道 (歌唱:椎名林檎と宮本浩次) 13.長く短い祭 (歌唱:椎名林檎と浮雲) 14.目抜き通り 歌唱:椎名林檎とトータス松本 [初回生産限定盤ボーナストラック2] 15.ジユーダム ヒャダインのリリリリ☆リミックス

    2019/11/25

  • erica
    はじめて付き合った時のことを、あなたは覚えているだろうか?
    はじめて付き合った時のことを、あなたは覚えているだろうか?

    erica

    はじめて付き合った時のことを、あなたは覚えているだろうか?

     今年、5ヶ月連続配信リリースを発表した“erica”が、2019年11月22日に第4弾配信シングル「付き合うって何ですか?」をリリースしました。実は、9月~12月に毎月配信の全4曲はある女の子の一つの恋の物語。第4弾の「付き合うって何ですか?」は、付き合い始めてしばらく経ったカップルがお互いの存在が当たり前となり、次第に大事なものが分からなくなってきた気持ちを綴った1曲となっているんです。  さて、歌ネットでは併せて、5ヶ月連続で“erica”本人が歌詞エッセイを連載中!今回は 第1弾 、 第2弾 、 第3弾 、に続く、第4弾をお届けいたします。第3弾で綴られていたのは、恋する女の子の幸せな心模様と物語ですが、意味深なタイトルの新曲「付き合うって何ですか?」に込められた想いを、歌詞と併せてご堪能ください…! ~「付き合うって何ですか?」歌詞エッセイ~ あなたにとって「付き合うって何ですか?」 彼氏、彼女になることですか? あなたにとって「付き合うって何ですか?」 毎日一緒にいることですか? あなたにとって「付き合うって何ですか?」 体を重ねることですか? あなたにとって「付き合うって何ですか?」 どこからどこまでを言うんですか? ・・・・。 はじめて付き合った時のことを あなたは覚えているだろうか? お互いが同じ気持ちになれたその日を。 毎日がキラキラ輝いて、いつもの道も、いつもの時間も 何もかもが幸せに感じた日々を。 学校の帰り道を一緒に帰った。 手を繋いだ。 1つのジュースを一緒に飲んだ。 毎日電話をした。 目が合うたびドキドキした。 心が豊かになった。 きっと最初の「付き合う」は 初めてのことばかりで 何をしていいか分からなかった人も いたんじゃないかと思う。 初めてお互いの気持ちを知り一緒になった人と どう向きあえばいいのか。 どんなテストより、難しくて、ドキドキして 答えが見当たらなくて・・・ 中にはお互いの気持ちが分かったとたん 意識して恥ずかしくなってしまい 次の日から話せなくなってそのまま自然消滅、、、 なんて人もいたのではないだろうか。 私も学生の時、周りで付き合ってる人達は何組かいたが 付き合い方は皆それぞれだった。 オープンに関係を明かしてるカップルは 堂々としていたし どんなに周りが茶化しても むしろそれを楽しんでいた様子だった。 一方で、周りの目線を気にして 誰にも言わずに内緒で付き合ってるカップルもいた。 はじめての「付き合う」は何もかも手探りで 分からないことばかりだけど 甘酸っぱくてそれはそれはまっすぐで純粋だった。 そんな経験を経て大人になると その「付き合う」は形を変えていく。 お互い「好き」だけでは上手くいかないことを知り、 定義はさらに人それぞれ異なり 相手が求めること 自分が求めていることが明確になる。 体の関係だけあって 付き合ってはいないという人もいれば 付き合っているのに ずっと片想いみたいに待ち続ける人もいる。 浮気をされていると分かっていても別れず それでもいいからそばにいたいという人。 付き合っているのに お互いを傷つけてばかりいる人、、、 どれが正解で不正解かなんて 付き合っている者同士の問題だから 他人には分からない。 幸せの定義が人それぞれ違うように恋も様々なのだ。 だからこそあえて今、問いたい。 あなたにとって「付き合うって何ですか?」 何歳になってもその定義は曖昧で形のないもの。 だからこそ人それぞれ違っていい。 「幸せ」とは「愛」とは 自分にとって大切なものとはなんなのか。 誤魔化す気持ちを素直にさせる そんな曲であってほしい。 “幸せは自分が決めるんだ” <erica> 【第5弾・最終回に続く!】 ◆紹介曲「 付き合うって何ですか? 」 2019年11月22日リリース 作詞:erica 作曲:erica・nao ◆Information 小説アプリ『LINEノベル』との企画もスタート!ある女の子の恋物語としてリリースされた「オトメゴコロ」「ぎゅ」「付き合うって何ですか?」のミニ小説版が読めるのでこちらも要チェック! 小説アプリ『LINEノベル』 2019年11月22日 11:00~公開 https://lin.ee/75jYwIi/kygb/ar

    2019/11/22

  • 安田レイ
    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。
    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。

    安田レイ

    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。

     2019年11月27日に“安田レイ”がニューシングル「アシメントリー」をリリースします。タイトル曲は、木曜ドラマ『モトカレマニア』オープニングテーマとしてオンエア中。11月7日からは先行配信がスタートし、歌ネットでは歌詞先行公開も開始。すると【注目度ランキング】で最高1位を記録!すでに歌詞支持率の高い1曲となっているんです。  さて、元カレを忘れられないヒロイン(新木優子)と、優しいけれどちょっとズレている元カレ(高良健吾)が、偶然にも職場で再会したところから、ぐんぐん展開しているこのドラマ。彼女がなんとか元カレの情報を掴もうと、必死にSNSをチェックする姿に、自分の姿が重なった方も多いのではないでしょうか。そんな恋愛あるあるから生じる気持ちに寄り添ってくれるのが、主題歌の安田レイ「アシンメトリー」です。 「いいね!」は気軽につけれるのに 目の前のキミには何も言えない また少しだけ 髪型を変えて 気づかない それでまた落ちて いつだって自分に 付いたタグが悲しい 「アシンメトリー」/安田レイ  指先のクリックひとつで<気軽に>繋がった気持ちになれるのが、現代。暇さえあれば<キミ>のアカウントをチェックして、誰より早く「いいね!」をつけて、それだけでささやかな幸せが胸の内に広がって、なんだか想いさえ届いている気がすることって、ありますよね。だけど<目の前のキミには何も言えない>のもまた、悲しいあるある…。  なぜなら、一方的な存在アピールができるSNSの「いいね!」と異なり、顔を見て自分の言葉で好意を伝えることには、相手の“反応”があるからでしょう。万が一、その反応がマイナスなものだったら怖い。不安。だから臆病になってしまうのです。でも逆に、自分が<髪型を変えて>みたとき、何も言ってもらえないとそれも不満なんですよね。    しかも<また少しだけ>ということは、これまでも<キミ>に気づいてほしいがために、何度もちょっとずつ<髪型を変え>続けてきたということ。それなのに無反応。すると<いつだって自分に 付いたタグ>は【#無駄】【#一方通行】【#弱虫】に感じられてしまうのでしょう。また<キミ>が<私>に付けているであろう<タグ>は【#ただの友達】【#恋人未満】【#興味ナシ】なのだろう、とネガティブな想像も広がりそう。 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ泣けたりしない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「アシンメトリー」/安田レイ  そして、サビでは<誰よりスキだから 誰よりもキライになる>という思いが吐き出されます。<誰よりスキだから>誰より知ろうとして、近づこうとして、うまくいかなくて、ときには知りたくなかったことまで知ってしまって、だけどどうしても諦められなくて<誰よりもキライになる>。何より自分自身のことが<誰よりもキライになる>。そんなモヤモヤした気持ちが伝わってきます。    また、自分と相手は<全然違う 生き物>だとわかってはいても<私の気持ちを どうしてわからないんだろう>と思わずにはいられないのも恋です。自分が<誰よりスキ>だとしても、相手から同じように<誰よりスキ>だと思ってもらうのは難しいものですよね…。でもそれでも、主人公は<心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう>と、前を向く意志を掲げているのが印象的です。 何より愛しくて 何よりも切なくて ふたつの気持ちを どうして止められないんだろう 私の感情なのに キミに衝き動かされる 何が正解かなんてもう わからなくなるほど 恋をしてる 不器用で真っ直ぐで 不揃いなふたり どこにもないよどんな日も ひとりがいいと思う瞬間(とき) 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ割り切れない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「アシンメトリー」/安田レイ  「アシンメトリー」とは【左右非対称】を意味する言葉。それは、自分の胸の内にある<何より愛しくて 何よりも切なくて>という相反する<ふたつの気持ち>のことでもあり、まったく想いが重ならない<不器用で真っ直ぐで 不揃いなふたり>のことでもあるのでしょう。ただ、結局のところ「アシンメトリー」だって良いんです。    だって<何が正解かなんてもう わからなくなるほど 恋をしてる>から。というより<何が正解か>も<心の答え合わせ>も「アシンメトリー」もどうでもよくなるくらい思いっきり<恋をしてる>から。だから、たとえ何度モヤモヤした気持ちに襲われても、前を向いて<ありのままに 恋をしよう>と<私>は突き進んでゆくのでしょう。    元カレが忘れられないあなたも、好きなひととなかなか距離を縮められないあなたも、付き合っているからこその悩みを抱えているあなたも、恋がしたいあなたも、是非、それぞれの想いで、安田レイ「アシンメトリー」を聴いてみてください。みなさんがいつか<誰よりスキ>なひとと、結ばれる日が訪れますように…! ◆紹介曲「 アシンメトリー 」 作詞:岸井セイカ・安田レイ・玉井健二 作曲:田中秀典

    2019/11/21

  • イチオシ!
    共作は単に共同作業というより、何を共有するか。
    共作は単に共同作業というより、何を共有するか。

    イチオシ!

    共作は単に共同作業というより、何を共有するか。

     今日のうたコラムでは、元ふぇのたすのメンバーであり、バンド解散後、より本格的に作詞作曲家として活躍をなさっている“ヤマモトショウ”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。フィロソフィーのダンス、桜エビ~ず、MINT mate box、寺嶋由芙、などこれまで数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼。そのなかで“共作”をする機会も多々あるんだそう。  そこで今回のうたコラムでは、歌詞の“共作”をテーマにエッセイを綴っていただきました。アイドルである“寺嶋由芙”さんとの共作について綴っていただいた 第1回 に続く第2回では、3人組バンド“ MINT mate box ”とシンガーソングライター“ 中村千尋 ”さん、そして“ 大森靖子 ”さんとの共作について。普段はなかなか知ることのない裏話。是非、ご熟読を! ~第2回歌詞エッセイ~  作詞の共作にも色々な形がある。例えば作曲家の方が作った曲に、誰かと一緒に歌詞を乗せるパターン、詞先でどんな歌詞にしたいかという話から始めるパターン、僕は作曲家でもあるので僕自身が作曲をしてその時点で歌詞のイメージを一部つくり、そのあとを共作するパターン。どれも、つくりかたが違って、出来上がるものも違う。設計図は共通するはずなのに、使う道具は違うし、道具の持ちかたも違う。   MINT mate box は結成当初からプロデューサとして関わっており、全楽曲の作曲と作詞もほとんどの曲を僕が1人で行っていた。前回も書いたが、「歌詞というのはアーティストの思っていることである」というのは端的に現代のドグマである。バンドやシンガーソングライターでは特にその傾向が強く、やってる本人もそのように思い込んでしまっていることが多い。  しかし、本質的に重要なのは「音楽が良くなること」ただひとつだ。最新アルバムで、メンバーから作詞に関わることで曲への取り組みかたが良くなる気がするという申し出があったので、試してみた。たしかにそうなったようにも感じる。共作をしたことによってもっとも成長したのは自分だったかもしれない。音楽にどうやって関わっていくべきなのか、この共作を経てアルバムのリード曲「 hanabi 」の歌詞を今度は1人で書いたときに、そのドグマを超えられるかもしれない「一瞬と永遠」をテーマにすることが可能になった。   中村千尋 さんのアルバムでの彼女との共作曲も他にはない経験だった。彼女はシンガーソングライターで、もちろん普段は自身で作詞作曲をされている。僕は中村さんのこれまでの曲を聴いて、その素晴らしさはそこに書かれていることが「彼女自身のことであってもそうでなくても面白い」という点なのではないかと思っていた。切り取られた視点は本人のもののようにも思える。でも、話をしてみるとそんな人に見えないような気もする。  僕は人間観察という言葉があまり好きではない。それをしているという人の大半がぜんぜん人間を見ることができていないからだ。人はみんな違うけれど、どこか同じ部分があるから面白い。一見、見落としそうなその共通項を見つけるのが本当の人間観察で、中村千尋さんはそれをしているし、しかもシンガーとしてそれを表現もできる。これだったら一緒に人間観察をしてみたいかもしれないと思って「 インスタントラブ 」と「 下心スケルトン 」という曲をつくった。  都合のいい人になってしまう人と相手の下心が見えちゃう人の話。僕がひとりでかいたら妄想すぎる話で、中村さん一人で書いたら冷静すぎる話、それが共作でちょうどいい「人間観察」になっている。好きじゃなかった言葉を、自分のものにして好きになることすらできるのが共作だ。  そういえば、前述した通り僕は作曲家でもあるけれど、自分で作曲した曲にはほとんど自分で作詞をする(他の方が作曲した曲に作詞だけをすることは多いし、詞が先にあるものに曲をつけることもままあるが)。これはまあ単純にそのほうが早いし良い、ということなのだけれど、たまに例外的に僕が曲を書いた後、詞を別の人に書いてもらうことがある。  「作詞家」としての自分の感覚からすればこれは共作に近い。なぜなら、作曲の段階で自分の中にはある程度こんな歌詞というイメージがあるからだ。しかしそれを直接歌詞として伝えてしまったら、意味がない(だったら自分でかくわけで)。だから結局それを曲のイメージとして伝えなければいけないし、伝わる人でなければいけない。自分はこれを読み取る力はあると思うが(だから作詞家をやっている)、伝える力(つまり単独の作曲家としての力)がどこまであるのか不明である。  その数少ない例外として、 大森靖子 さんとの作品があり「 コミュニケイション・バリア 」などは、明らかに僕がイメージした通りの内容で、かつそれ以上クオリティの詞になった。逆に、僕が大森さんの歌う曲を作詞したときは(SOROR「 大人の恋愛 feat. 大森靖子 」)また今までに感じたことのない緊張感があった。これも含めて、また違う形での共作という感覚が生まれた。  この秋から、 simpatix という新しいアイドルグループのサウンドプロデュースも行っている。こちらではプロデューサーの高井つき奈さんと歌詞を一部共作している。彼女は僕のやっていた“ふぇのたす”というバンドが非常に好きらしく、このsimpatixというグループでは「世界一かわいい曲を歌うアイドルグループ」をつくりましょうというコンセプトを共有している。  僕は実際にはふぇのたすをやっていた頃「かわいい音楽」ということだけを意図してつくっていたわけではない(と思うのだが例えば「 かわいいだけじゃダメみたい 」という曲はなぜかタイトルに反してその感想の99%が「かわいい」なのである。ダメってことか?)。いうなればこんな音楽がボーカル・みこには合うのではないかとその時の僕が考えていた、というだけのことなのだ。それはたぶん、それなりにバンドらしい話で、またプロの作詞家というよりはグループを通して何かを表現したかったのだろう。それは自分自身のこととしても。そして、今度は他者の目も通して僕がどうやらかねてから表現できていた「らしい」、かわいいを追求してみたいということも思っていたのでこれはとてもありがたい機会でもあった。  作詞、という作業における共作は単に共同作業というより「何を共有するか」という点においても、まだまだ信じられないくらい多様に開かれている。 <ヤマモトショウ> 【最終回に続く!】

    2019/11/20

  • クリープハイプ
    逆にもうブスとしか言えないくらい愛しい。
    逆にもうブスとしか言えないくらい愛しい。

    クリープハイプ

    逆にもうブスとしか言えないくらい愛しい。

     2019年11月16日に現メンバー10周年を迎えた“クリープハイプ”が、下北沢CLUB Queにて開催された10周年記念ライブで新曲 「 愛す 」 (読み:ブス)を初披露しました。同曲は、11月18日(月)のFM802『ROCK KIDS 802』で初オンエア。さらに11月22日までの5日間、FM802での独占OAが決定しております。さて、歌ネットではその新曲の歌詞掲載がいち早くスタートです!今日のうたコラムでもご紹介! 逆にもうブスとしか言えないくらい愛しい それも言えなかった 急ぎなほら遅れるよ やがてドアが閉まるバス 「愛す」/クリープハイプ  こうして幕を開ける歌。まず、最初のひと言<逆に>が印象的ですね。おそらくこのワンフレーズの前には、ある想いが省略されております。それは「今まで君には<ブス>だとかしか言えなかったから、愛なんて伝わっているはずないよな」という後悔。だけど“<逆に>=実は”そこにはいつだって<もうブスとしか言えないくらい愛しい>気持ちがあったのです。  そんな本音を冒頭で吐露している主人公。ただ、結局“<それも>=そんなことさえも”言えなかったため、本当の気持ちは歌に閉じ込められたまま。そして<君>は<バス>に乗り込み、二人の間を断ち切るかのように、やがてドアは閉まります。新曲「愛す」に綴られているのは、その別れのとき、今さらだけど、今だからこそ、溢れ出す想いなんです。 君がいいな そばがいいな やっぱりそばには 君じゃなくちゃダメだな 違うよ 黄身って 誤魔化して 蕎麦の中の月見てる ベイビー ダーリン 会いたい メイビー ダーリン 曖昧 ベイビー ダーリン 会いたい ような気がしないでもない 「愛す」/クリープハイプ  とはいえ、歌のなかに溢れ出す想いすら、やっぱり素直ではありません。愛しさを<ブス>なんて言葉で誤魔化していたように、<会いたい>気持ちを<曖昧>で薄めてしまったり。茶化すように<君>を<黄身>だと、<そば>を<蕎麦>だと、言い直してみたり。でも、深読みすればこれも<逆に>比喩として考えられるのかもしれません。  つまり本当は“蕎麦には黄身じゃなくちゃダメ”なのと同じように<そばには 君じゃなくちゃダメだな>と言いたいのです。そばにいてくれると人生をより美味しくしてくれる存在。まるで<月>に似た<黄身>みたいに輝いている光のような存在。それが<君>なんだと、そんなことを思いながら<蕎麦の中の月見てる>のではないでしょうか。 肩にかけたカバンのねじれた部分がもどかしい 何度言っても直らなかった癖だ もう元に戻してあげられなくなるんだな 自分でその手を離したくせに 「愛す」/クリープハイプ  歌の後半にはこのようなフレーズも。この場面では、<肩にかけたカバンのねじれた部分>をいつも<元に戻して>あげていたこれまでと、気づきながらも手を出せない<もどかしい>今と、<もう元に戻してあげられなくなる>これからという、過去・現在・未来が伝わってきます。二人の軌跡や終わりを噛みしめるのって、こういう何気ない<癖>を思い出した瞬間だったりしますよね…。  そしてここで、今まで<肩にかけたカバンのねじれた部分>を何度も<元に戻して>あげていた“この手”こそが<その手を離した>のだと明らかになるのです。自ら別れを選び、今、バス停で<君>を送り出そうとしている主人公。でも歌詞を読む限り、決して愛が途絶えたわけではなさそう。では、どうして<その手を離した>のでしょう。 いつもほらブスとか言って素直になれなくて ちゃんと言えなかった ごめんね 好きだよ さよなら 時間通りに来るバス 逆にもうブスとしか言えないほど愛しい それも言えなかった 急ぎなほら送れるよ やがてドアが閉まるバス 「愛す」/クリープハイプ いつもほらブスとか言って素直になれなくて ちゃんと言えなかった 好きだよ いまさら ごめんね 時間通りに出るバス 逆にもうブスとしか言えないほど愛しい それも言えなかった ねじれてもう戻らない 見上げれば空には月 「愛す」/クリープハイプ  悲しいくらいにひねくれている主人公のことです。もしかしたらどこか遠くへ行こうとしている<君>のためにわざと<自分でその手を離した>のかもしれません。好きだからこそ、離れるという形の愛を選んだのです。憎み合っての別れならわざわざ<君>を送ったりしないでしょう。そう考えると、胸中に溢れる<ごめんね>と<好きだよ>の切ない痛みがいっそう際立ちます。  また、サビの歌詞表記に注目してみると<急ぎなほら送れるよ>というフレーズがありますね。歌の冒頭に綴られていたのは<遅れるよ>という表記でした。でも<送れるよ>には、主人公の“最後くらい素直な気持ちでちゃんと君を送り出せるよ”という気持ちが込められているのではないでしょうか。同時に“僕は大丈夫だよ”という強がりも含まれているような気もします。  ラスト<見上げれば空には月>と幕を閉じてゆく歌。思い出すのは、あの<蕎麦の中の月>でしょう。これからはもうそばに<君>はいなくなります。それでも<月>に似た<黄身>みたいに輝いている<君>の存在は、離れても心を照らし続けてくれるはず…。そんな希望的なフレーズにも感じられるのです。<逆にもうブスとしか言えないほど愛しい>ひとがいるあなたへ。是非、その想いを重ねながら、クリープハイプの「愛す」を味わってみてください。歌詞のひとつひとつの表記にも注目です…! ◆紹介曲「 愛す 」 作詞:尾崎世界観 作曲:尾崎世界観

    2019/11/19

  • ポルカドットスティングレイ
    ねえ、話半分のあなたに一生をあげるよ。
    ねえ、話半分のあなたに一生をあげるよ。

    ポルカドットスティングレイ

    ねえ、話半分のあなたに一生をあげるよ。

     2019年10月16日に“ポルカドットスティングレイ”が3rdミニアルバム『ハイパークラクション』をリリースしました。今日のうたコラムでは今作に収録されている新曲「おやすみ」をご紹介いたします。ボーカル・雫が自身のTwitterで『「おやすみ」は話半分の続編の大人のラブソング』と綴っていたこの歌。まず「話半分」の歌詞はこちらです。 暗くて真面目な私が こんな選択をすることを 初めて知りました 私の中身が透けていく様だな これは愛だと思うので あなたと話すのは少し怖い 冗談ばかり言って それで、時が経てばいいのに 「 話半分 」/ポルカドットスティングレイ  暗くて真面目な性格だから、恋に対してもネガティブになりがちで、軽率に深い関係にはなれない主人公。でも“<こんな選択>=愛すること”ができるほどの<あなた>に出逢えてしまった。そんな初めての<愛>を知った幸せと<少し怖い>気持ちが描かれているのが「話半分」という楽曲。では、その先にはどんな風景が続いているのでしょう。 鏡を拭いて綺麗にしたの 鮮明だった景色を知った コンビニでケーキ買う私は その大きな黒目に映るコーヒーに 溺れたい 「おやすみ」/ポルカドットスティングレイ  こうして幕を開ける歌。最初の<鏡を拭いて綺麗にしたの>というワンフレーズは、どこか「話半分」の<暗くて真面目>だった自分の薄暗い部分を拭い去っている印象を受けます。誰かを愛する前の<私>は、自分自身にも他者にも世界にも無関心で、それらを映し出す象徴である<鏡>が汚れていても気に留めなかったのかもしれません。    でも<あなた>に出逢ったことで、あらゆるものに対して心が“ひらけた”のではないでしょうか。それが<鏡を拭いて綺麗>にするという行為に表れ、新たに<鮮明だった景色を知った>のです。人生の新章のスタートです。そして<コンビニでケーキ買う>甘い幸せのなかにいる<私>は今、もっと<その大きな黒目に映るコーヒー>のように黒く苦い部分までも知りたいと、もっと<あなた>に溺れたいと、想いを深めております。 知り合いの少ない私にとって 何が始まって、なくなったとか 全然興味ないんだけど 今あなたが居なくなったら、 なんてことを考えてしまう 朝言ったことを私はまだ気にしている 今日も愛していたよ まだあなたのこと、何も知らない気がする さっき終わった話が 不思議になるくらい頭の中を回るのは 真面目なあなたの顔が 知らないものに見えたから あなたのおかえりとおやすみが 聞けない夜は眠れないや 一人では一人になれないと 気づいてしまって あなたが愛おしい 「おやすみ」/ポルカドットスティングレイ  続く歌詞から伝わってくるのは、さらなる“知りたい気持ち”です。また、愛するひとを知ってゆくことに伴う愛しさと怖さも。こんなに好きなのに<まだあなたのこと、何も知らない気がする>から<朝言ったこと>も<さっき終わった話>も<あなた>がどう感じているのか知りたい。わからないのは不安で寂しい。でも本音を知るのも少し怖い。  だって、もう<あなたのおかえりとおやすみが 聞けない夜は眠れない>くらい、当たり前に日常に<あなた>がいるし、いつも“二人”だからこその<一人>も知ってしまった。だからこそ、深入りし過ぎたせいで関係がこじれて<あなたが居なくなったら、なんてことを考えて>しまって、怖くもなるのではないでしょうか。好きで仕方ないからこその、愛しさと不安と寂しさと怖さと、いろんな気持ちが胸の内で揺れているのです。 あなたはいつでも誰にでも愛されているから たとえば私がいなかったとしても きっとそれはそれで幸せになれるんだろうな 孤独な私は嬉しくて悲しくて 今日も愛していたよ ねえ、この涙はさ、 愛に戸惑ってしまうから どんなおまじないを 100回繰り返すより、 あなたの顔が一度見たい 「おやすみ」/ポルカドットスティングレイ  もともとは<暗くて真面目な私>なので、やっぱり<たとえば私がいなかったとしても>…というネガティブな想像もしてしまいがち。でも「話半分」よりたしかなのは、揺るぎのない<愛>が<私>にあることです。相手の気持ちはどう移ろうかわかりません。それに対する不安も自信のなさも拭えないことでしょう。それでも、ただただ<私>は毎日<今日も愛していたよ>と噛みしめて生きております。 ねえ、もう離さないで 明日も明後日も、 ずっとここに置いてくれる? ねえ、話半分のあなたに 一生をあげるよ 要らなくなったら言ってよ 私の隣で笑って なんでもない日もずっと 「おやすみ」/ポルカドットスティングレイ  そして<ねえ、話半分のあなたに 一生をあげるよ>と、そっと誓いの言葉を捧げているのです。悲しみに先回りして<要らなくなったら言ってよ>なんて、予防線も張ってはいますが、本当は要らなくなんてなりたくない。心から<私の隣で笑って なんでもない日もずっと>と願い、生涯「おやすみ」と言い続けられる関係を信じているのだと思います。    手放しで幸せに浸りきることはできない<私>ならではの、静かなプロポーズソングとも言える、ポルカドットスティングレイ「おやすみ」。是非、あなたにとっての大切なひとを思い浮かべながら、聴いてみてください。 ◆紹介曲「 話半分 」 作詞:雫 作曲:雫 ◆紹介曲「 おやすみ 」 作詞:雫 作曲:雫 ◆3rd mini ALBUM『ハイパークラクション』 2019年10月16日発売 <収録曲>(CD3形態共通) 1.バケノカワ 2.オトシマエ 3.おやすみ 4.阿吽 5.リスミー (かかってこいよ武道館 ver.) 6.おはよう(あっさり) 7.おはよう(塩多め) ※M6,7:CDのみボーナストラック

    2019/11/18

  • fumika
    私って人を応援することが好きなんだろうな。
    私って人を応援することが好きなんだろうな。

    fumika

    私って人を応援することが好きなんだろうな。

     2019年10月23日に“fumika”が4年ぶりのフルアルバム『VARIOUSELF』をリリースしました。今作は、本人が綴った「VARIOUS(さまざまな)」と「SELF(自分自身)」の造語によるタイトルです。彼女の“魂が震える歌声”が存分に活かされた、生命力がみなぎるような全14曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“fumika”本人が歌詞エッセイを執筆!3週に渡ってスペシャルな記事をお届けいたします。今回は 第1弾 、 第2弾 に続く最終回です。ラストでは、ニューアルバム『VARIOUSELF』収録曲から6曲に込めた想いを、余すことなく綴っていただきました!最後までじっくりご堪能ください。 ~アルバム『VARIOUSELF』歌詞エッセイ最終回~  寒さが増して来た今日この頃。みなさんはいかがお過ごしですか? 私はこの季節の空が好き。空気が澄んでいて、他の季節より空が濃くて、雲とのコントラストがはっきり。先日、東京の住宅街を散歩していたら、真っ直ぐ伸びた一本道から富士山がくっきり見えて衝撃を受けた。富士山かっこいいなぁ!よし、今日も一日頑張るか。と身体に力が漲ったのを覚えてる。  よーし!頑張って歌ってウクレレ弾き語りをInstagramにアップするぞ!このウクレレの弾き語りを始めたのは約2年前。それまでギターやピアノでの弾き語りもトライしていたけれど、難しくて歌に集中できな~い、みんなどうやってるんだろう? もっと自分にあったものがなにか無いかな? と思っていたところ、たまたま側にあったウクレレを手にして弾いてみたら、なんということでしょ~う!サイズ感ピッタリ!素朴な音色も心地よい!というところからこのウクレレちゃんにハマったのだった。  弦が4本だからコードも簡単でナイロン弦だから指もいたくない!いろいろな楽曲をカバーして弾き語りで歌ってみて、楽器と一緒に歌うことによって歌の表現力が増した気がする。ギターの人がギターはリズム楽器だって言ってた意味が分かる気がする。ウクレレもリズムを出すことが大事だし歌も生きてくる。今回のアルバムにもそんなfumikaが出せたかな、と思っています。 New Album『VARIOUSELF』からこの6曲を。 -M11「 冬物語 」- 舞い落ちる 粉雪の中で いつまでも 手を繋いでいた 冷たい風が 教えてくれた 寄り添うことの ぬくもりを 離さない あなただけを 冬。この時期だから灯るイルミネーションの隙間から 家族、友達、恋人同士の人の顔の数々。博多駅クリスマスマーケットで広がる景色は、毎年ステージから眺めているうちに、夏派だった私を冬派にかえてしまった曲。 -M3「 あなたのいない、この世界で。 」- 愛してたの ねえ 教えて こんなのずるいよ 心の中に居たって触れらんない 私 弱くないよ ちゃんと笑えてるよ 空っぽの心 置き去り ねぇ あなたはいないのに まだ 胸の奥 震えてる 誰だって生きている限り大切な人との別れは必ずいくつか経験します。まるでスコールのような、どしゃぶりの悲しみ、喪失感、苦しみ、憎しみ。過ぎ去るまで、見栄だってはりたいし、去った人を責めたい。ずるいずるい、あなたはずるい…。そんな葛藤をすればするほど大きな存在だったことが 自分でもわかってしまうんですよね。 -M2「 DANGEROUS feat.RG 」- わたしの刻むリアル 壊れそうになるリズム 被った猫はタイニー DANGEROUS 女子が生きる上では、酸いも甘いもあるよね~だからヤめられないよね。という事を書きました。<被った猫はタイニー>というワンフレーズは私の周りでも反響が、笑。仕事、恋愛、自分磨き、男性も勿論、特に女性はどんな時も、どこまでも、頑張り続けてしまう生き物だと思う。最高だと思います。 -M9「 ピリッと大スキ 」- ピリピリ ピリッと辛いの スキスキ スキスキ大スキ ドキドキ ときめきマックス 今日もハイテンション この曲、実は踊りながら創りました笑。そのダンスをスタッフさんにふざけながら披露したら「それいいね!」となり、福岡のキッズダンサーを入れてまさかのコラボ動画を創るに至りました笑。私初めてのコレオグラファーデビューです。音楽を創る上で「理由のない楽しさ」って本当に重要です。 -M6「 Story 」- 窓をすり抜けて 鼻を突く金木犀 君の寝息がまたまつ毛を揺らす このまま時を止めたい 普段、五感を気にしながら過ごす事ってあんまりないけど、大切な人達と過ごすときは勿論、人と人が接する時はすごく強く深く動いている気がする。人それぞれ大小様々な関係性があると思うけど、会話をして視線を送り合って、美味しい物を共有したり、触れ合って温度を感じたりして、何気ない日常で多くの物語が構成されていくような。今の私も、その中で完成されたStory 。私にとってはこのアルバム自体が宝物。多くの人と共有出来たら嬉しいな。 -M14「 んなら、またね。 」- 仕事はなんしょーと? 疲れとらん? 頑張りすぎたらいかんよ 私のルーツである博多弁の歌詞。自然とレコーディングが始まった瞬間から、いつもとは違うスタンスで歌っている自分に気づいて、改めて私は生粋の福岡っ子だなと思った。大好きな街、そこで暮らす人たちは私の一生の宝物です。  今回で最後のエッセイ。余すことなくNew Album『VARIOUSELF』をご紹介させていただきました。全曲通してきくと、私って人を応援することが好きなんだろうな、と思った。頼まれてもいないのに誰かのことを心配したり、応援してしまう。きっとこれは体質なんだろう。ただのお節介かもしれないけれど笑。  歌を歌うことで誰かを元気にできる喜びを、言葉を覚えるより先に知ってしまった私には、それがずっと変わることのない信念なのだと思う。いつかどこかの町で、これを読んでくれたあなたに会える日を楽しみにしています。最後まで読んでくれてありがとう!んなら、またね! <fumika> ◆ニューアルバム『VARIOUSELF』 2019年10月23日発売 初回盤 YRCN-95312 ¥3,500+税 通常盤 YRCN-95313 ¥3,000+税 <収録曲> 1.アマリリス 2.DANGEROUS feat.RG 3.あなたのいない、この世界で。 4.FIGHTER 5.花束にこめて 6.Story 7.You’remyHero 8.Starlight 9.ピリッと大スキ 10.無理かもって思ったら それより先に進めない 11.冬物語 12.フレー!フレー!キミ 13.akari 14.んなら、またね。

    2019/11/15

  • Halo at 四畳半
    心という器の中に、思いという花を飾っていく
    心という器の中に、思いという花を飾っていく

    Halo at 四畳半

    心という器の中に、思いという花を飾っていく

     4人組バンド“Halo at 四畳半”が、2019年10月10日に新曲「ナラク」を、10月27日に新曲「花飾りのうた」を配信リリースしました。尚、「ナラク」は、テレビアニメ『ラディアン』第2シリーズのオープニングテーマ、「花飾りのうた」はテレ東の真夜中ドラマ『江戸前の旬season2』エンディングテーマとして起用されております。    さて、今日のうたコラムでは、Halo at 四畳半のボーカルであり、全曲の作詞作曲を手掛けている“渡井翔汰”による歌詞エッセイを2週に渡りお届け!自身のTwitterで『「ナラク」と「花飾りのうた」はどちらも根っこを辿ると“心”をテーマにした曲になっています。“奈落”と“花”はほど遠い存在のようで、実は凄く似たもの同士。その違いも含めて楽しんでみてください』と綴っていた彼。後編ではその“花”サイドである「花飾りのうた」について執筆していただきました。じっくりとご堪能ください…! ~「花飾りのうた」歌詞エッセイ~  花が好きだ。性質や種類に詳しいというわけではない。モチーフとしての花が好きなのだ。花や雨や星は他のどの事象よりも強く感性を刺激してくる。  これまでも花にまつわる歌を何曲かつくってきた。生まれて初めてかいた曲も花の歌だった。水をやり、陽を浴びて、種が芽を出し、空に伸び、花開き、枯れていく。その姿は生命力に満ち溢れていて、鳥よりも、魚よりも、猿よりも、人によく似て見える。  「花飾りのうた」は“花の飾り物”の歌ではない。“花を飾ること”の歌だ。  ある日、BSテレ東のドラマ『江戸前の旬season2』から主題歌の書き下ろしの依頼がきた。前作の『江戸前の旬』でも我々の楽曲「悲しみもいつかは」を主題歌に起用していただいている。前作と今作では楽曲の提供の仕方が異なっていて、前作は既に曲をかき終えた状態から起用が決まり、今作は作品を踏まえた“書き下ろし”の依頼だった。  すぐに制作チームとの打ち合わせがあり、作品に込めた思いや前シーズンとの差異を聞いた。その中で「伝えること、伝わっていくもの」というテーマが心の中にぼんやりと浮かび、それをHalo at 四畳半というフィルターを通して音と言葉に落とす作業がはじまった。  今記事は歌詞に焦点を当てたものなので多くは語らないが、この曲は作曲の面で大きく苦戦し、3回ほどかき直した経緯がある。NGが出たわけではなく、提出する以前に自分の中で納得がいかなかったのだ。そんな山を乗り越えて、やっとこさ言葉を乗せる段階まで辿り着いた。(言葉から曲を生むこともあるが、今回はドラマのエンディングということもあり音のイメージから形にしていった。)  「伝えること、伝わっていくもの」詰まるところが「思い」というのは何であるのか。この目には映らないそれを、人は伝え合う。今ここにいる私から遠く離れたあなたにこの文章が届いているように、言葉におこすことで私はその姿を見る。  人の言葉はどんな薬よりも心を癒し、どんな凶器よりも心を傷付ける。贈り合い、心に飾るその様を想像すると、思いとは花によく似ているように思えた。心という器の中に、思いという花を飾っていく。思い返すことで花は陽の目を見て、水が与えられる。一度飾ったとしても、忘れてしまえば花は枯れる。  名前も意味も無い花に、名前を付けたのは人で、意味を見出したのも人だ。思いに学術的な決まりはないし、名前も意味もない。同じ思いであっても伝える人、受け取る人が異なればそこに芽生える意味も変わっていく。  どれだけ時代が進もうとも、どれだけ文明が発展しようとも、その術が変わるだけで、思いを無くすことも変えることもできない。だからこそ人は悩み、受け取った思いに一喜一憂し続けることになる。ただ、その心に飾られた花は、人が人と生きている何よりも確かな証拠だなのだ。それが嬉しく、愛しく思う。  ひとりでは幾つも枯らしてしまった心の中に、何度だってまた花を飾れますように。 <Halo at 四畳半・渡井翔汰> ◆紹介曲「 花飾りのうた 」 作詞:渡井翔汰 作曲:渡井翔汰 【前編はこちら!】

    2019/11/14

  • みきなつみ
    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。
    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。

    みきなつみ

    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。

     シンガーソングライター“みきなつみ”が、2019年10月16日に配信シングル「サヨナラあなたを好きだった私」を、11月6日にミニアルバム『ありのままピーチ』をリリース。世の中や日常への感情をリアルに映し出した歌詞、小さな体からは想像できない声量、エモーショナルなライブパフォーマンスで、全国各地に歌を届けている彼女。    今日のうたコラムでは、そんな“みきなつみ”の歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回は 第1弾 、 第2弾 に続く最終回です。綴っていただいたのは、ニューアルバム収録曲「ヒヤシンス」にまつわるお話。連載ラストに込められた想い、是非、受け取ってください…! 歌詞エッセイ最終回:髪ピンクにできる? こんにちは!最近ブラックコーヒーを飲めるようになりました。目指せ大人のレディ!みきなつみです。 さあ!3週連続、歌詞エッセイも今回がラスト!ということで、最後に選んだのは、3rdミニアルバムの3曲目に収録されている「ヒヤシンス」という曲です。 この曲は、「仕事が辛くてもう辞めたい。」と相談してきた友達に、気持ちが軽くなるような、寄り添える曲を作りたいと思ったのが始まりです。 ヒヤシンスという花は「枯れた花を切り落とさないと、次の花を咲かせられない」そうです。そのことをドラマで見て知った時、「人間も同じだよな~、生きるということは、変わり続けることだ、、、」と。みきなつみは悟ったのでした、、。 それに、変わる時というのは、傷ついて弱って、まさに心が枯れてしまいそうな時だったりします、、、。(うん、そりゃあ仕事も辞めたくなるわ。慣れないことに追われて心も体も弱っているのに、変化を求められるのだから、、。)「変わらなければ、生きていけない環境」に追いこまれているということですね、、、 と、会社で働いた事もないやつが偉そうにタラタラと、、すみません。しかし、そんな私でも変わる時期というのは経験しています。そして今まさに!3枚目のミニアルバムがその時でもあります。 髪をピンクにしてみたり、今まで挑戦してこなかった曲を作ってみたり、ライブスタイルを弾き語りだけじゃなく同期やハンドマイクを積極的に取り入れたり、、、。 今までのみきなつみの方が好きだったと言われてもいい!その覚悟で歌っています。だって私は進化し続けたいから。可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。それに世間から見たら私はまだ無名のアーティストなわけですから。なんだって挑戦できるし、曲調やライブスタイルがどれだけ変わろうと、私の芯の部分は一つもブレません。それが分かる人に伝わっていればいいです。全員に好かれようとは思っていません。今の私を好きでいてくれる人に感謝を込めて歌いたいと思うのです。 「変わる」という選択に勇気や覚悟が必要なのは、不安だから。わからないから。けど!それでも!変わりたいと思ってしまうのは、不安とセットでついてくる「希望」があるからです。 お互い、自分の為の人生を生きていこうね。 3週連続、歌詞エッセイ! ありがとうございました~~~ ありのまりままなつみ でした! またどこかで、、! <みきなつみ> ◆紹介曲「 ヒヤシンス 」 作詞:みきなつみ 作曲:みきなつみ・GAKU ◆Digital Single 「サヨナラあなたを好きだった私」 2019年10月16日発売 ◆3rd MiniAlbum『ありのままピーチ』 2019年11月6日発売 <収録曲> 1.サヨナラあなたを好きだった私 2.ぼくにとってのヒーロー 3.ヒヤシンス 4.ニタモノドウシ 5.スッピン 6.come back to me ◆みきなつみ ワンマンライブツアー 「会いにいくから会いにきて! ~初めての東阪名ツアー2019~」 ・11/23(土)名古屋ell.SIZE open17:30/start18:00 ・11/24(日)心斎橋Live House Pangea open16:30/start17:00 ・12/06(金)代官山UNIT open18:00/start18:30 *オープニングアクト有り チケット代:¥3,300(別途1drink)

    2019/11/13

  • イチオシ!
    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。
    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。

    イチオシ!

    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。

     今日のうたコラムでは、元ふぇのたすのメンバーであり、バンド解散後、より本格的に作詞作曲家として活躍をなさっている“ヤマモトショウ”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。フィロソフィーのダンス、桜エビ~ず、MINT mate box、寺嶋由芙、などこれまで数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼。  そのなかで“共作”をする機会も多々あるんだそう。そこで今回のうたコラムでは、本人との歌詞の共作をテーマにエッセイを綴っていただきました。第1回では、アイドルである“寺嶋由芙”さんとの共作について。普段はなかなか知ることのない裏話。是非、ご熟読を! ~第1回歌詞エッセイ~  学生の頃、音楽をやってみたいと思ってバンドをはじめた。ライブハウスに出て、CDも出してみたいと思って、はじめて曲をつくった。歌は好きだけど、うまく歌うことはできない。でも、素敵な歌い手の歌う音楽をつくることができる気がする。誰もが知っている言葉で誰もかいたことのない言葉を、歌詞にすることができる、と思った。無知や過信も含めて、そのときから、誰かの力を借りなければ歌詞がかけないと思った日はない。  しかし、音楽は、他者との行為である。聞く、演奏する、つくる、これらは一人のものではないものになったとき、はじめて僕の知っている音楽になる。歌詞も、自分が知らなかった誰かと“一緒に”それをつくる意味と意義を、僕は数年前からさがしはじめた。  いつのまにか気づいたら、本当に女性アイドルの歌詞をたくさん書いている。「女の子の気持ちがよくわかる」とか、なんなら「女子ならではの歌詞」と形容されることもあった(別に自分のことを男子だとも女子だとも意識してないけれど)。まあそうなのか、と思いながら、それはきっと女の子のアイドルたちのことを日々考えながら歌詞をつくっているからだろうとも思う。実は彼女たちと直接あって話をしたりすることはあまりない。歌詞はプロデューサーやディレクター、作曲家たちと話し合った上でつくられる。もちろん本人たちのことを調べたりライブをみたりすることもあるけど、だからといって彼女たちが日々考えていることを歌詞にするわけではない(そもそも僕だって自分の思っていることを歌詞にしている、わけではない)。  自分の気持ちを歌わなければいけない、という現代的音楽病が蔓延している。アイドルはその必要がないから、実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。恋愛は禁止だけど、恋愛の曲を歌う。それは彼女たちが「自分の気持ちを歌わなくても、表現できる」表現者だから可能なのである。そしてだからこそ、その先にその表現を貫くことでうまれてくるストーリーがある。客観性からうまれてくる自己、それは明確にオリジナリティである。  オタク、というアイドルファンたちの呼称をあえてつかえば、オタクたちはそのストーリーの上でアイドルたちを応援している。そして、そのストーリーにのっとった音楽の楽しみ方をしているのだ。  今年の夏、「 君も好きだったんだね、夏 」という曲の歌詞を共作した。アイドルである“寺嶋由芙”さんとの共作というのはかなりめずらしいことだと思う。この曲には明確に歌われる「過去」が存在している。まっさらな白に、何かを描いていく瞬間ではない。描き直すわけでは決してないけれど、モチーフならもう何種類も持っている。  僕は彼女の曲をソロデビューの頃からたくさんつくってきた。まったくそんな曲になるつもりでつくったわけではないのだけど(そして実際そんなアレンジになっているわけでもないのだけど)、「 ぜんぜん 」という曲はライブでいつもちょっとびっくりするくらい盛り上がっていて、心を動かされる。アルバムには現在と未来を思って「 まだまだ 」という曲もかいた。僕は、彼女とオタク(ゆふぃすとと言われてる)の関係が好きで、ライブハウスやweb上や色んなところでそれを感じてきたのだけれど、その関係値に向ける愛おしい感情を、次の歌詞にいつも反映させたいと思っているし、多分そう思わなくてもいつのまにかそうなってしまっている。「 世界で一番かわいい君へ 」は歌詞を書く前にめずらしく本人も同席した打ち合わせで、彼女のゆるキャラへの愛を1時間くらい語られてしまったのだけど、「ああ、きっとゆふぃすとにあったら、ゆふぃすとは寺嶋由芙への愛を同じように語るんだろうな」と思った。それで、もう僕の書くべきことはすでに決まっていた。  寺嶋由芙さんもソロデビューして5年目、色々なことが変わったし、また、だからこそわかる彼女の中で変わらないものも見える。僕が彼女やゆふぃすとに対してこう思っていた、ということを今度は本人の視点から、どう見えていたのか聞いてみたいとも思った。ゆふぃすとへの愛も、ゆるキャラへの愛も変わっていない、そしてストーリーを重ねた上で、そのストーリーを踏まえた「自分の思いだけを歌わないアイドルとしての歌」それを表現するためにこそ、彼女が形にした言葉を見せてもらった。  僕がする必要があったことは、この表現を意思として固定することだ。彼女がかいてきた言葉をみて、まずタイトルをつけた。「 君も好きだったんだね、夏 」というワードは、元々の歌詞にはなかったのだけど、サビもそこから再構築する。しかしそれは、作り直すことでも修正することでもない。ただ、今度は僕がみてきた側、つまり客観としてのアイドル像をふまえた確認でしかない。もうすでにかくべきことは、この5年間の中でほとんど提出されていたのだ。  今回も、特別この歌詞を共作するために、直接あって話した時間はない。メールで、最近のゆふぃすとはこうなんです、とか、最近のアイドルはこうなんですとか、あるいは僕はここ最近こういう風にみてたよ、ということを伝えたりしただけだ。アイドル曲で歌われるべき世界は、必ずしもそのリアルの中にあるわけではないことはもうすでにわかっていた。過激な言葉をつかわなくても、炎上するより暑い夏が見えた。そして、また新しい夏を越えて、きっと新しい愛情の形を歌詞にする日がくる気がしている。 <ヤマモトショウ> 【第2弾に続く!】

    2019/11/12

  • スピッツ
    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。
    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。

    スピッツ

    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。

     2019年10月9日に“スピッツ”が3年ぶりとなるニューアルバム『見っけ』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「花と虫」をご紹介いたします。この歌は、退屈のなかを過ごしていた、とある<虫>が主人公。ずっと同じ毎日が続くのだろうか…。そんな気持ちに埋もれている方に、聴いていただきたい1曲。 おとなしい花咲く セピア色のジャングルで いつもの羽広げて飛ぶのも 飽き飽きしてたんだ 北へ吹く風に 身体を委ねてたら 痛くても気持ちのいい世界が その先には広がっていた 「花と虫」/スピッツ  まず<セピア色のジャングル>とは<僕>の故郷です。懐かしく愛おしい思い出がたくさん沁みている場所。だけどもう、鮮やかな色味も新しい刺激も感じられない場所。そして、そこに咲いている<おとなしい花>も、きっとまた<僕>にとっては“ともに月日を重ねてきたからこその情と退屈”を抱く存在だったのではないでしょうか。  では、そんな<おとなしい花>は<僕>の何なのでしょう。たとえば、かつての<僕>の“仕事”の象徴。つまり<いつもの羽広げて>飛んで、花から蜜や花粉を運ぶ、毎日その繰り返し。それに<飽き飽きしてた>けれど、誰も何も<僕>を傷つけないし、それなりの安定があったから、冴えない日々をボンヤリとやり過ごしていたのだと考えられます。    また、いつも静かに笑っているような優しい“恋人”や“仲間”を意味するものなのかもしれません。その存在はやはり<僕>を安心させてくれたことでしょう。同じ場所で。変わらない温かさで。しかしついに<僕>は“退屈”に耐え切れなくなりました。だって自分には、どこにでも行けるはずの<羽>があるから。そして<北へ吹く風に 身体を委ねてたら>、思いがけず<痛くても気持ちのいい世界>の広がりに出逢ったのです。 終わりのない青さが 僕を小さくしていく 罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも 新しい朝に怯えた 「花と虫」/スピッツ  その世界を飛びながら<僕>が感じたのは<終わりのない青さ>です。これまでの自分の軌跡も<罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも>小さく感じられるくらいの青さ。そんな“無限の可能性”を『見っけ』たのでしょう。怒りも泣くことも忘れていたような人生で、ずいぶん久しぶりに<新しい朝に怯え>、魂を震わせることができたのでしょう。 それは夢じゃなく めくるめく時を食べて いつしか大切な花のことまで 忘れてしまったんだ 巷の噂じゃ 生まれ故郷のジャングルは 冷えた砂漠に呑まれそうだってさ かすかに心揺れるけど 終わりのない青さの 誘惑に抗えずに 止まらなかった歩みで 砂利の音にこごえて 新しい朝にまみれた 「花はどうしてる?」つぶやいて噛みしめる 幼い日の記憶を払いのけて 「花と虫」/スピッツ  こうして<痛くても気持ちのいい世界>に飛び出した<僕>。ときには<生まれ故郷>に関する良くない噂が入って来たり、ふと<大切な花>のことを思い出し“懐かしさ”や“愛おしさ”を噛みしめたり、過去に<かすかに心揺れる>ことも多々…。それでも、それ以上に、今<新しい朝>のなか輝きたいのです。何度でも新しく怯えて、新しい希望にまみれて、もっともっと<終わりのない青さ>を求めたい気持ちが伝わってきます。 終わりのない青さは 終わりがある青さで 気づかないフリしながら 後ろは振り返らずに 終わりのない青さが 僕を小さくしていく 罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも 新しい朝に怯えた 爽やかな 新しい朝にまみれた 「花と虫」/スピッツ  もちろん、いくら<終わりのない青さ>だと感じていても、それは<終わりがある青さ>だと、心のどこかでは気づいています。ひとの心や体には必ず“リミット”があるものだから。また、自分次第でいくらでも終わってしまうものだから。でもだからこそ、今は<気づかないフリしながら 後ろは振り返らずに>先へ先へ<僕>は飛ぶのです。    終わりのない青さが、自分を小さくしていく。世界が大きくなってゆく。そんな限りない希望を描いたのが、スピッツ「花と虫」でしょう。また一方で、<おとなしい花>を“恋人”や“仲間”だと考えると、今度は<花>目線の歌も聴いてみたくなりませんか? 羽を持たない<花>は、自分が知らない世界へ飛んで行った<虫>をどんな気持ちで見つめていたのか…。是非、いろんな解釈でこの歌を楽しんでみてください…! ◆紹介曲「 花と虫 」 作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 ◆ニューアルバム『見っけ』 2019年10月9日発売 <収録曲> 01. 見っけ 02. 優しいあの子 03. ありがとさん 04. ラジオデイズ 05. 花と虫 06. ブービー 07. 快速 08. YM71D 09. はぐれ狼 10. まがった僕のしっぽ 11. 初夏の日 12. ヤマブキ

    2019/11/11

  • Halo at 四畳半
    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。
    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。

    Halo at 四畳半

    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。

     4人組バンド“Halo at 四畳半”が、2019年10月10日に新曲「ナラク」を、10月27日に新曲「花飾りのうた」を配信リリースしました。尚、「ナラク」は、テレビアニメ『ラディアン』第2シリーズのオープニングテーマ、「花飾りのうた」はテレ東の真夜中ドラマ『江戸前の旬season2』エンディングテーマとして起用されております。    さて、今日のうたコラムでは、Halo at 四畳半のボーカルであり、全曲の作詞作曲を手掛けている“渡井翔汰”による歌詞エッセイを2週に渡りお届けいたします!自身のTwitterで『「ナラク」と「花飾りのうた」はどちらも根っこを辿ると“心”をテーマにした曲になっています。“奈落”と“花”はほど遠い存在のようで、実は凄く似たもの同士。その違いも含めて楽しんでみてください』と綴っていた彼。前編ではその“奈落”サイドである「ナラク」について執筆していただきました。じっくりとご堪能ください…! ~「ナラク」歌詞エッセイ~  心の奥底に自分も知らないような、もしくは知らない振りをしていた自分を見つけて慌てて目を逸らす。そいつは他人に見られたい自分とはかけ離れた存在で、その実、押し潰すこともできない。  「ナラク」という曲は、あるひとつのキッカケが起こらなければ、かくことは、この世に生まれることは無かった。Halo at 四畳半にとって、とてもストレートな表現で真っ向から挑むこの曲は、キッカケがなければ完成に至らなかったとすら思う。  そのキッカケというのがNHK Eテレ『ラディアン』第2シリーズのOP主題歌書き下ろしの依頼だった。これまでも感銘を受けた既存作品(映画、漫画等)に勝手に主題歌を付けるつもりで曲をかくことは幾度かあった。しかしながら依頼を受けて書き下ろしをするというのはこの時が初めてのことで、とても高揚したことを憶えている。  失礼は承知の上で、私はこの依頼がくるまで『ラディアン』という作品を見たことがなかった。第1シリーズのときに今を時めくバンドがOP/EDに起用されていて、名前を見かけたことがある程度だった。  それでも依頼を受けた以上は、作品に、それにまつわる人達に失礼の無いよう、作品をインプットする作業から「ナラク」の制作ははじまった。原作本を最新刊までいただき、読み込み、スタッフチームと打ち合わせをして曲の方向性を定めていく。  『ラディアン』は不思議な作品だった。さっと読んだ印象は王道冒険ファンタジー。それなのに読み終えたあと、心に小さなトゲが幾つか刺さっていることに気付く。それはファンタジックな物語の根幹に敷き詰められた人の心の暗がりや、社会問題を彷彿とさせる舞台設定によって差し込まれた“現実”だった。  ここでひとつの大きなシンパシーを感じた。我々が掲げる「Halo at 四畳半」という奇妙なバンド名には「空想と現実の共存」の意味が込められている。それはまさに『ラディアン』が表現している「ファンタジックな物語の中に潜む現実」とよく似ていた。  それに気が付いたところで「ナラク」の制作にあたって身に纏おうとしていた鎧をすべて取り外すことを決めた。この作品には真っ向から我々を体現する曲が相応しいはずだと、そう思ったのだ。  真っ直ぐなリズムに、爽快でいて仄暗さを感じるコード進行。我々が活動初期から好んでいる構成だ。それに乗せる言葉を、あの頃の感覚に近い、頭の中で絵を描くようにして書き連ねていった。  主人公・セトが抱える、抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。しかしながら「ナラク」は何もセトの中だけに棲まうものではないと思っている。誰もが心の中に「ナラク」を飼っていて、生きている間にそいつに抗わねばならない瞬間に直面する。 “この身体を巡る運命の行方を決めるのは”  という一節からはじまるこの曲は、最後までその先を言い切らない。それでもこの曲を聴いたあと、言葉におこさなかった続きの一節が浮かんで見えるような、そんな曲に仕上がったと思う。あなたは何を思い浮かべるだろうか。 <Halo at 四畳半・渡井翔汰> 【後編へ続く!】 ◆紹介曲「 ナラク 」 作詞:渡井翔汰 作曲:渡井翔汰

    2019/11/08

  • fumika
    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。
    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。

    fumika

    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。

     2019年10月23日に“fumika”が4年ぶりのフルアルバム『VARIOUSELF』をリリースしました。今作は、本人が綴った「VARIOUS(さまざまな)」と「SELF(自分自身)」の造語によるタイトルです。彼女の“魂が震える歌声”が存分に活かされた、生命力がみなぎるような全14曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“fumika”本人が歌詞エッセイを執筆!3週に渡ってスペシャルな記事をお届けいたします。本日は 第1弾 に続く、第2弾!綴っていただいたのは、わたしたちが紆余曲折を乗り越えて大きくなるためのパワーを与えてくれる、アルバム収録曲たちについて。このエッセイ&歌詞で、あなたも新たなる一歩を踏み出す勇気が持てますように…! ~アルバム『VARIOUSELF』歌詞エッセイ第2弾~  さて第二週目。一週間というのは、本当にあっという間だ。気づけば二週目のエッセイ締め切り直近!さぁfumika、机の前へ行け!PCを開け!Wardを立ち上げろ! という具合に、 New Album『VARIOUSELF』をリリースしてからは特にライブやインタビューで忙しなく活動していることもあって、目の前のことで精一杯なのが私の現状である。  そんな慌ただしい日常の中、私の心の拠り所になっているものがある。それは上京して共に生活している2匹の動物。ハリネズミのたわお(5歳)と、カルフォルニアキングスネークのまろ(6歳)である。え?ハリネズミはともかく、蛇は気に入らない? 確かに苦手な人が多いかもしれない、が私にとってはとても愛らしい生き物なのであしからず。  この二匹、どちらも夜行性であるため私が帰宅した時、ちょうど良いタイミングでお出迎えしてくれるのだ。ここでよく聞かれるのだが、懐くのか?ということである。正直わからない笑。でも一緒に過ごしているうちに、ご飯をあげるタイミングで名前を呼べば穴ぐらからひょこっと顔を出して、のそのそ出てくるし、遊んでいると寄り添ってくる。どういう感覚なのだろう、と時たま考える。  彼らは今ここがどこで、何のために生きているのか、私のことも、きっと理解していないだろうが、とにかく生きるために食べ、寝て、動く、何にでも真っ直ぐな彼らが好きなのである。しかし、その“まっすぐに生きる“というのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。  昔から私が決まって憧れるのはスラムダンクでいえば桜木花道や、海賊王になりたいルフィーみたいな王道ヒーローなのである。私には腕力はないが、小さい頃から歌ったり踊ったりすることが好きで、それを喜んでくれた人のミニヒーローになれた気がしたのだった。それが原点。ヒーローにだって紆余曲折はあるのだ!それを乗り越えて大きくなるなるのだ。私もVARIOUSELF(いろんな自分)を受け入れて、また新たなる一歩を踏み出していく。 New Album『VARIOUSELF』よりこの5曲を。 -M12「 フレー!フレー!キミ 」- 今キミの名前を叫ぶよ、叫ぶよ この声を枯らして声援送ろう アルバム唯一のロックアップテンポナンバー。アレンジャーの石塚さんと、みんなで両手を上げて 叫ぶような曲にしたい!と創り上げた一曲。やる気が出ない時、この曲はオススメ! -M8「 Starlight 」- 輝く Starlight いつだって君を 見守ってるから 明けない夜が いくら続いても かならず Sunrise 信じて欲しい きっと夜明けは 何倍も強い光が 降り注ぐから 雲が晴れたのなら いつでも 歩いて行ける やっぱり年齢を重ねると現実的に出来ること、出来ないことが明確になってきている気がして、信じ続けることはとても簡単なことではなく苦しいことも多いけど、 それでも夜が明ければ朝は来るように、辛いこと悲しいことも乗り越えた先には、何かが待っていてくれてる様な気もする。サビの思い切りの良さがあるフレーズは、そんなことを思いながら何度もトライした曲。 -M5「 花束に込めて 」- 君のすべてはきっとAlright ('cause)まだ知らない未来もずっとAlright ほら心配しないでそう大丈夫って ナミダで咲いた笑顔に花束を 私は誰に対しても言葉で励ます事が苦手です。でも歌なら歌える、笑。…ということがこの曲の始まりだった気がします。ライブで盛り上がる一曲で、来てくれた人の笑顔が間近に見えるので自分でも最高にハッピーになれる曲。 -M7「 You're my Hero 」- 君じゃなきゃダメだよ 誰かを愛せることを 教えてくれたの 涙の足跡 ここへ辿り着いた きっともう迷わないから 止まない雨が続いても 手を繋いで夜を越えよう You're my Hero 私はよく強がってばかりいて、そんな時って心も体も石のように固くなっている気がします。そんなハリネズミ状態を解放してくれたり、またそんな自分の情けない状態を気づかせてくれる存在が「君」といえる人なんじゃないかな。がんばればがんばる程に生きづらい事が多いんだけど、許したり柔らかくなることって、自分一人じゃ不可能なことだと思うんです。 -M13「 akari 」- うちへ帰ろう 笑ってみよう 涙は いっしょに流そう 見慣れた笑顔に包まれ 今日が溶けてく おかえりって ただいまって  世界でたったひとつだけ わたしを待っててくれる場所 ひとりじゃない We are always together. 団地をテーマに、というのがお題でした。こどもの頃には当たり前で簡単だった、何気ない近くにいる人との会話はもしかして温もりの原点だったのかもしれないな、と思います。  今夜もたわおと、まろが私の帰りを待っている。明日もいい歌を歌うために、私もそろそろ家路に着こう。 <fumika> 【最終回へ続く!】 ◆ニューアルバム『VARIOUSELF』 2019年10月23日発売 初回盤 YRCN-95312 ¥3,500+税 通常盤 YRCN-95313 ¥3,000+税 <収録曲> 1.アマリリス 2.DANGEROUS feat.RG 3.あなたのいない、この世界で。 4.FIGHTER 5.花束にこめて 6.Story 7.You’remyHero 8.Starlight 9.ピリッと大スキ 10.無理かもって思ったら それより先に進めない 11.冬物語 12.フレー!フレー!キミ 13.akari 14.んなら、またね。

    2019/11/07

  • みきなつみ
    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。
    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。

    みきなつみ

    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。

     シンガーソングライター“みきなつみ”が、2019年10月16日に配信シングル「サヨナラあなたを好きだった私」を、11月6日にミニアルバム『ありのままピーチ』をリリース。世の中や日常への感情をリアルに映し出した歌詞、小さな体からは想像できない声量、エモーショナルなライブパフォーマンスで、全国各地に歌を届けている彼女。    今日のうたコラムでは、そんな“みきなつみ”の歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回は 第1弾 に続く第2弾です。綴っていただいたのは、ニューアルバム収録曲「ぼくにとってのヒーロー」に込めた想い。みきなつみのリアルタイムな心情の吐露と共に、エッセイ&歌詞をご堪能ください…! 歌詞エッセイ第2弾:ヒーローは弱い こんにちは、あなたの心の安定剤。クセになったらやめられない。埼玉のヒーローみきなつみです。 現在私は、コラムで紹介している3rdミニアルバム『ありのままピーチ』のリリースイベントで地方を飛びまわっている最中です。遠征先でこのコラムの期限に追われながら、ファンの子にもらった「桃の果実入りきびだんご」を食べて、心を落ち着かせています、、。 美味しい~~~~~~!!!(感謝) 私は典型的な「ギリギリにならないとやらないタイプ」の人間です(正確にはギリギリアウトです)。このタイプの方、意外といますよね。ゴールで余裕な顔している「夏休みの宿題は7月中に終わらせる組」が心の底から羨ましいのに、全然そんなことないって顔しながら、手足に10キロの重りつけて走ってるようなものですよね、、、はははは。 さあ、、!気を取り直して!現在アツアツの3rdミニアルバムに収録されている1stシングルタイトル曲「ぼくにとってヒーロー」について今日は話していこうと思います。ちなみに、切り替えは早いです!わたし! 「ヒーロー」と聞いてパッと浮かぶのは、超能力が使えたり、ビームも出せたり、世界を救うようなスーパーマン!だと思うのですが、、、私が今回歌ってる曲に出てくるヒーローは万人受けするヒーロー!というよりは、あなたにとっての特別なヒーローです。世界を救えなくても、あなたのこと1人を救ってくれるヒーローのことです。 そして、あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね、そんなメッセージも込めています。 「私なんて、あの子と比べたら人気もないし、魅力もないし、ダメなとこばっかり。」そうやって自分を嫌いになる時が私にはあります。 人間て、ネガティブな評価に目が行きがちで、ほんの少しのネガティブに心が病んでしまう。そんな時に限って、小さな幸せや、そばにいてくれる人への感謝を見落としてしまいがちなんですよね。そんでもって、世界で一番不幸せみたいな顔をしちゃうんです。 あなたに会うと、笑顔になれる人がいます。 あなたに会う為に、頑張れる人がいます。 あなたの前でなら、泣ける人がいます。 あなたがいるから、幸せになろうと思える人がいます。 あなたも誰かにとってのヒーローです。 不幸せみたいな顔しなくていいんです。 だってあなたはとっ~ても愛されてる スーパーヒーロー、さ!!! <みきなつみ> ◆紹介曲「 ぼくにとってのヒーロー 」 作詞:みきなつみ 作曲:みきなつみ ◆Digital Single 「サヨナラあなたを好きだった私」 2019年10月16日発売 ◆3rd MiniAlbum『ありのままピーチ』 2019年11月6日発売 <収録曲> 1.サヨナラあなたを好きだった私 2.ぼくにとってのヒーロー 3.ヒヤシンス 4.ニタモノドウシ 5.スッピン 6.come back to me ◆みきなつみ ワンマンライブツアー 「会いにいくから会いにきて! ~初めての東阪名ツアー2019~」 ・11/23(土)名古屋ell.SIZE open17:30/start18:00 ・11/24(日)心斎橋Live House Pangea open16:30/start17:00 ・12/06(金)代官山UNIT open18:00/start18:30 *オープニングアクト有り チケット代:¥3,300(別途1drink)

    2019/11/06

  • イチオシ!
    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!
    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!

    イチオシ!

    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!

     ついにスタートした2019年の“秋冬ドラマ”ですが、みなさんは現時点でどの作品がお気に入りですか? 今回はとくに『まだ結婚できない男』や『時効警察はじめました』や『孤独のグルメ Season8』など、人気作品の続編が目立ちますよね。11月2日(土)からは『おっさんずラブ-in the sky-』もスタート!いずれもファン待望の復活でしょう。    さて、今日のうたコラムではそんな続編ドラマも含め、今年の“秋冬ドラマ”注目の主題歌を一挙ご紹介いたします。2018年は、戸田恵梨香×ムロツヨシによるドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と~』の主題歌、back number「 オールドファッション 」が大ヒットしたことが記憶に新しいでしょう。同曲は、歌詞アクセス数100万回超えのミリオンリリックとして歴代人気曲に認定!では今期、歌詞ランキングを上昇していくのは…? 不思議なことがあるよ 綺麗なことがあるよ 秋の匂い 屈む風が僕を勇気づける 夢歌う日々があるよ 戸惑う日々もあるよ 君の匂い 凪ぎる空へこころ満ちてゆけば 奥にかさばった遠い日の想い 今まだ晒せるだろう 「 まだスイミー 」/持田香織  まず、阿部寛の主演ドラマ『まだ結婚できない男』主題歌は、持田香織の新曲「まだスイミー」です。2006年に放送された『結婚できない男』では、Every Little Thingの「スイミー」が主題歌でしたが、今回の続編でも“『結婚できない男』といえば「スイミー」”ということで、持田香織ソロとしてセルフカバーのリクエストがあり、実現したんだそう。 不思議なことがあるよ きれいなことがあるよ 夏の匂い 青む風が ぼくを通り抜ける 夢うたう日々があるよ とまどう日々もあるよ 君の匂い 滲む空に こころ 流れつけば 奥にかさばった 遠い日の想い 今なら 晒せるだろう 「 スイミー 」/Every Little Thing  ちなみに新曲のタイトルには、ドラマに併せて“まだ”というワードがついておりますが、歌詞もただのセルフカバーではございません。季語が秋になっていたり、持田香織自身が主人公(阿部寛)の“あれから”の生活を想像してフレーズを少し変えていたり。曲からも成長や変化が感じられる新たな1曲となっているんです。是非、元祖「スイミー」の歌詞と聴き比べ、その違いも楽しんでみてください。 せーので駆け出したはずなのにどうして まるで私だけがサボタージュ YESかNOの間でなんとなく生きて まとわりついた悪いクセ そんなはずはない だって集めてきた 好きなモノやヒト あれ なんだったっけ なんだか今なら 愛されるより愛したいとさえ思う まだ間に合うかな 私このまま消えちゃわないように刻むの 「 sabotage 」/緑黄色社会  波瑠の主演ドラマ『G線上のあなたと私』主題歌は、緑黄色社会の「sabotage」です。寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失った主人公は、どこか藁にもすがるような気持ちで大人のバイオリン教室に通い始めます。そこで出会ったのは、様々な面での問題を抱える人たち。そんな悩める大人の恋と友情の物語が、劇中で展開されてゆくのです。  怠けていたわけじゃないのに、仕事はない、恋愛もうまくいかない。その状態は<まるで私だけがサボタージュ>というフレーズに表れており、これまで<集めてきた 好きなモノやヒト>さえ忘れてしまうくらい自信喪失に陥っている様子が伝わってきます。しかし<このまま消えちゃわないように>もがいている<私>の姿は、ドラマが進むにつれどんどん、主人公(波瑠)や登場人物たちとリンクしていくのではないでしょうか。 「いいね!」は気軽につけれるのに 目の前のキミには何も言えない また少しだけ 髪型を変えて 気づかない それでまた落ちて いつだって自分に 付いたタグが悲しい 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ泣けたりしない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「 アシンメトリー 」/安田レイ  新木優子×高良健吾によるドラマ『モトカレマニア』オープニング曲は、安田レイの「アシンメトリー」です。同曲は、ドラマの第1話が放送されるや否や「アシンメトリー最高!雰囲気ぴったり」「ポップだけど切ない歌詞がすごく良い」など、SNS上で話題に。もちろん歌詞もアクセスが集中し、リアルタイムランキング2位まで浮上しました。  主人公(新木優子)は、恐ろしいまでに元カレ(高良健吾)の存在を引きずりまくっている“モトカレマニア”な女の子。ときに混乱し、ときに暴走しながらも、試行錯誤して前に進んでゆくのがこのドラマです。そんな物語に<誰よりスキだから 誰よりもキライになる>チグハグな恋愛模様を描いた主題歌がさらなる彩りを加えていくことでしょう。 愛はスローにちょっとずつ 黄昏(セピア)に染まるんだ Oh, yeah 忘られぬ 鳶色の瞳 もう愛なんて要らないさ ぬくもり消せないんだ Oh, yeah 溢れ来る ひとすじの涙 「 愛はスローにちょっとずつ 」/サザンオールスターズ  賀来賢人の主演ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』主題歌は、サザンオールスターズの「愛はスローにちょっとずつ」です。今年の3月から6月にかけて行われた全国ツアーを通して作り上げられていった最新曲であり、ツアー終了後にレコーディング。8月に配信リリース。その楽曲が改めてドラマの主題歌という形でお茶の間に届くことに! No, I don't cry もう泣かないさ 夜明けが待っている Oh, yeah 君だけが 希望の光 さよならも云えず 「 愛はスローにちょっとずつ 」/サザンオールスターズ  愛する人との離別を経て、今なお感じる慕情、そして孤独感を、せつなく美しいメロディでつづった1曲となっております。ただ、楽曲の雰囲気とは相反するかのように、ハードで衝撃的なドラマ…。ドラマ関係者によると、主題歌は、毎回のエンディングを飾ることになるとのことで、この優しくあたたかなバラードが流れることには、深い意味が隠されていそう。その意味は、ドラマが進行していくなかで徐々にわかっていくはず! 何がどのように歌詞とリンクしていくのか、注目です。    他にも、福士蒼汰×菜々緒による『4分間のマリーゴールド』の主題歌、平井堅「#302」や、オダギリジョー×麻生久美子による『時効警察はじめました』の主題歌、椎名林檎「公然の秘密」や、木村拓哉の主演ドラマ『グランメゾン東京』の主題歌、山下達郎「RECIPE (レシピ)」など気になる楽曲揃い!是非、お気に入りの主題歌を見つけてみてください。そして是非是非、歌詞は歌ネットで検索を…!

    2019/11/05

  • FUKUSHIGE MARI
    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。
    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。

    FUKUSHIGE MARI

    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。

     ゲスの極み乙女。キーボードの“ちゃんMARI”による“FUKUSHIGE MARI”名義でのソロ作品『JAPANESE ONNA』が2019年10月18日にデジタルリリースされました。今作は、彼女が自ら全作詞作曲を行ったセルフプロデュース作品です。さらに、リリースを記念してのワンマンライブ『hertero』が11月22日(金)に開催されることも決定しております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ちゃんMARI”本人が執筆した、初の歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、EP『JAPANESE ONNA』の世界観に通ずるような、それぞれの“幸せ”についてのお話…。是非、アルバムと併せてご熟読ください。 ~歌詞エッセイ:「幸せを集めて歩く」~ その男女は電車の中に立っていた。女性はやや光沢のある柔らかい素材のワンピースを着ている。色がとても綺麗だ。男性は一見シンプルな装いだが、靴下の色がとても綺麗だ。このカップル、一言で言うとあれだ。 オシャレだ。 このふたり、なんとワンピースと靴下の色を合わせに来ている。世の中にはこんな高度なペアルックのやり方があるというのか。私は驚愕した。 件の2人が電車を降りてからも、私はしばらく考えていた。彼らは普段どんなオシャレな生活をしているのだろうか。馴染みのロースタリーでコーヒー豆を買い、お気に入りの古着屋で買い物を楽しみ、小さめのギャラリーでアートを鑑賞する。或いはフイルムカメラで写真を撮ったりする。家に帰れば、聞き慣れない名前の料理を作りながらいい感じのワインを飲み、Netflixで海外ドラマを楽しむのであろうか。 私は想像していた。充実したカルチャーの先に、幸せがあると信じて疑わずに。 新宿西口の巨大ビル群を横目に、ホッピーの中身を注文する黒いシャツの太った男がいた。彼は毎日この飲み屋に来ては決まってホッピーを注文する。 「あんさん、よく飽きないねえ」 店主が柔やかに笑う。 「当たり前だ、今日は嫌なことがあったからな。こうして飲まずにはいられねぇんだ」 いつもそうして1人でくだを巻いている男だが、今日は珍しくそうではなかった。 「大将、何か食わせてやってくれねぇか」 見ると、巨大な体の後ろに隠れて小さな女の子がいるではないか。店主は唐揚げ、卵焼き、タコさんウィンナーなど、子供が好きそうなものを思いつく限り作って出した。年端もいかない女の子だが、それなりの量を食べる。 それから太った男と小さな女の子は2人で毎日店に訪れるようになった。 「大将、ホッピーとオレンジジュース」 「はいよ」 思い返してみれば、この女の子と男の関係性がとても謎だ。親子と言われればそうかもしれないし、違うと言われればそのようにも思える。だが、一見異質な2人が仲良く食事をしている姿は微笑ましい。 「おじちゃん、タコさんウィンナーたべたい」 「ごめんなぁ、今日は切らしちまったんだよ。また明日仕入れとくよ」 ある時から、2人はぱったりと店へ姿をあらわさなくなった。店主は少しだけ残念な気持ちであったが、直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。 住宅街の一角に、髭の長いお爺さんが住んでいる。何年か前まではクリーニング店を営んでいたが、奥さんに先立たれてからしばらくして、お爺さんはお店を畳むことにした。 お爺さんはお店をやめてからも外へ出てきて、よく日向ぼっこをしている。相変わらず近所の人達と世間話をするのが好きだ。いつも、傍らにはお婆さんの写真がある。 今日はとてもいい天気だ。風が気持ちいい。お爺さんは軒先に植えてある胡瓜をそっともいだ。そして、黄色いその花をお婆さんの写真の近くに飾った。お爺さんはそっと目を閉じて少しの間眠った。お婆さんの夢を見たいと願いながら。 <FUKUSHIGE MARI(ちゃんMARI)> ◆FUKUSHIGE MARI solo EP『JAPANESE ONNA』 2019年10月18日(金)デジタルリリース <収録曲> 1 沈丁花、低く 2 night dancer 3 スプーンの庭 4 CITY 5 DRUNK 6 風と彼は誰 7 yellow green

    2019/11/01

  • THE SxPLAY(菅原紗由理)
    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。
    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。

    THE SxPLAY(菅原紗由理)

    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。

     2019年10月9日に“THE SxPLAY(菅原紗由理)”が新曲「漂流」を配信リリースしました。みなさんは、好きな相手に好かれたいと思うがあまり、相手の理想通りの姿を演じていることはありませんか? 恋愛でも、仕事でも、友人関係でも、本当の自分を押し殺していることはありませんか? 今日のうたコラムではそんな<私>を描いた1曲をご紹介。 剥げかけの不細工なネイル 死んだ魚の鱗みたいに無惨に光る 君のため 自分を繕うのに疲れてしまったんだ それなのに 君が望む答えを今日も探してる なぜ? また 私 彷徨い気づけば終わりも見えずに いつの間に氷も溺れたアイスティー 自分を騙すように 無駄に笑ってみせることしか 私にはできないのかな? 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  ふと、爪を見つめてみると、少し前に綺麗に塗ったはずの<ネイル>が<剥げかけの不細工>になっていることってありますよね。日々、忙しさで“心が亡くなって”いたりするせいで。おそらくこの歌の主人公である<私>も“心が亡くなっている”状態なのでしょう。ただし、その理由は<君のため 自分を繕うのに疲れてしまった>からです。  ネイルをはじめ、ずっと<君のため>に繕ってきた容姿、思想、感情、表情、自分のすべて。それでもまだ「好き」が勝っていた頃は<君が望む答え>を差し出すことさえ、輝いて感じられたのではないでしょうか。自分という“流れ”に逆らって、傷つきながら泳ぐ<魚の鱗>みたいにキラキラと。でも、そんな偽りの毎日は長くは続けられません。    もう「好き」だけじゃ<君のため 自分を繕うのに疲れて>しまって、<剥げかけの不細工なネイル>を塗り直す気力も残っていないほどボロボロで。だけど<自分を騙すように 無駄に笑ってみせることしか>できなくなっていて、<氷も溺れたアイスティー>のように個性のぼやけた自分になっていて。進むことも戻ることもできずにいるのです。 やめる理由が見つからなくなっちゃった 私は君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ船 耐える理由も忘れてしまったんだ 流されるまま 変わらぬまま 自分の舵を取れる日がくるの? 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理) やめる理由が見つからなくなっちゃった 私は君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ船 でも それじゃ何も変わらないままなんだ 暗闇に 漂いながら 自分の路を探しているの 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  そしてサビでは、あてもなく『漂流』するだけの<私>の姿が見えてきます。<自分を繕う>のを<やめる理由>も<耐える理由>もわからなくて、とりあえず<君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ>ことでボンヤリ今を生きているのでしょう。では、どうして<私>は「好き」が<耐える理由>じゃなくなっても<変わらぬまま>なのでしょうか。  きっと<私>が恐れているのは<君>に嫌われることではありません。好かれたくて、自分を演じていたときもある。しかし、今はそれより<君>を失ったあとの<私>に自信がない。見えない<暗闇>で一人になるほうが怖い。だから、とりあえず変わらないままでいることを選んでしまっているのです。ただ一方で、心のどこかにいつもあるのは“変わりたい”という想い。その想いは歌が進むにつれ、強くなってゆきます。 こんなにも不細工なネイル 全て剥がしてしまって この手で嘘も引き裂いて どうしたらいいか 心ではわかっていたんだ 傷つきたくなくて 言われるがままばかり選んだけど 思い切り涙流したって 私らしくいたいんだ 立ちすくむ 波の向こう 風に乗り 帆を高く上げて 自分の舵を掴んでみるよ 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  歌の終盤。主人公が選んだのは<不細工なネイル>を塗り直すことではなく、<全て剥がしてしまって>素の自分になること。まだ<自分の舵>をうまく操ることは難しいでしょう。でも、失いかけていた自分の心は今、<思い切り涙流したって 私らしくいたいんだ>と、<自分の舵を掴んでみるよ>と、確かな意思を持っているのがわかりますね。    確信も自信もなくて怖いけれど、何が待っていたとしてもそれは<自分の舵>でたどり着いた場所。自分で作り上げた人生の路。それは<言われるがまま>の毎日よりずっとずっと濃いであるはずです。誰かのために自分を繕っているあなた。変わりたいけれど、変われなくて嘆いているあなた。是非、THE SxPLAY(菅原紗由理)の「漂流」を聴いてみてください。その日々が、少しでも動き出しますように…! ◆紹介曲「 漂流 」 作詞:THE SxPLAY・佐伯youthK 作曲:THE SxPLAY

    2019/10/31

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