私とあなたは、ただの腐れ縁

まおた
私とあなたは、ただの腐れ縁
2026年1月14日に“まおた”がミニアルバム『#ROOM19』を配信リリースしました。これまでタッグを組んだ“みずな”、“Tonal (TONALl WORKS.)”との配信シングル曲に加え、数多くのアーティストの楽曲アレンジを行う“Yuzuru Kusugo”、ダークポップを得意とする“紛ゐモノ”など新たなアレンジャーを迎えて制作された新曲5曲の全7曲が収録されております。 さて、今日のうたではそんな“まおた”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、収録曲「 腐れ縁 」にまつわるお話です。ある作品のセリフがきっかけで生まれたというこの歌。“腐れ縁”というワードに、自身が惹かれる理由は…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 この曲は、ある作品の中の一つの台詞がきっかけで生まれました。 その作品の主人公は、普通の人には見えない“何か”が見えてしまう存在です。周囲に理解されないまま、人との距離が少しずつ離れていく中で、それでも変わらず出会いと別れを繰り返していきます。 そんな物語の中で、主人公に向けて投げかけられた言葉がありました。 「ただの腐れ縁だ。」 そっけなくて、どこか突き放すような言葉。 最初は少し寂しい言い方だなと思いました。 でも同時に、「腐れ縁」って本当に悪いものなんだろうか、とも考えたんです。 たった一度の、誰かにとってはどうでもいいような出会いが、なぜか切れずに残り続けることがあります。 深い意味がなくても、強い印象じゃなくても、気づけば記憶のどこかに引っかかっている。 たとえば、あなたが好きなアーティストを目当てにライブを見に行ったとします。 その日の序盤に、まおたというシンガーソングライターが出演していた。 特別に惹かれたわけでもないし、好みではなかったかもしれない。 それでもライブが終わり、日常に戻ったある日、SNSでその名前を見かける。 「あ、あの時の人だ。」 そう思い出してもらえたら、それでいい。 どんなにあっけない出会いでもいい。 たった一瞬の印象でもいい。 私は、そのつながりが欲しいのです。 この「腐れ縁」という楽曲が一つの出会いとなり、いつか続いていく縁になりますように。 必ずしも美しい始まりでなくても、それはそれでいいのだと、この曲が伝えられたら嬉しいです。 <まおた> ◆紹介曲「 腐れ縁 」 作詞:まおた 作曲:まおた ◆1st Mini ALBUM「#ROOM19」 2026年1月14日配信リリース ※ライブ会場&TOY’S STOREでCD販売中 TOY’S STORE: https://store.toysfactory.co.jp/collections/89 <収録曲> 1. ナリキレナイガール 2. Shutter 3. Normal 4. 腐れ縁 5. あなたの話 6. やってらんないよ 7. 奇人

















