亀井亨作曲の歌詞一覧リスト 114曲中 1-114曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
---|---|---|---|---|---|
光について![]() ![]() | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 少しはこの場所に慣れた 余計なものまで手に入れた イメージの違いに気付かなかった 人の流れ眺めながら 時計をこの目で確かめるが 季節は変わり始めていた いつのまにか そうきっと 急ぎ疲れたんだ ほんの少し 情熱を 抱えたままで立ってたのさ 何もかも全て受止められるなら 誰を見ていられた? 涙に流れて使えなかった言葉を 空に浮かべていた いつも いつも 心はただここにあった 仮定だらけの話題になれば 答えを出すのを諦めるが 溜息の向こうで誰かがいつも 手を振っていた もう一度 君に会えても 本当は もう二度と届かない様な気がしてた 光に満たされてゆくこの世界の中 何をしていられた? 誰もがうかれて理解りあったつもりなら それだけでいられた いつか いつか 忘れてゆく人になるさ そうきっと 昨日に疲れたんだ ほんの少し 情熱を 抱えたままで 待ってるのか 何もかも全て受け止められるなら 何を見ていられた? 誰もがうかれて理解りあったつもりなら それだけでいられた いつも いつも 光にさらされてゆくこの世界の中 君を見ていられた 涙が流れて聞こえなかったとしても 空に浮かべていこう いつも いつも 僕らはまだここにあるさ |
スロウGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 眠りは妨げられ 頬にかかる息を知って 時間を止めてた やわらかに折れた腕絡めてみた 遠く離れてくようで 無理に語りかけてみて 答えを待ってた 聞こえていた唄 重ねてみたりして 素晴らしき迷路に舞うメッセージ 見とれては消えた めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた 願いは波に揺られて まだ見えない明日へ 何も変わらない朝へ 流れおちるはやさで 追いつけない訳を知って 深く染まっていく あざやかに見えた で 何を失くした? 虚しく愛を ったって バカにしていられた 探りあうたびに汚れて 「誰かのために」と言聞かせてた 迷いは波に委ねて 何を犠牲にしても 心が傷つかぬように 素晴らしき迷路に舞うメッセージ もつれては消えた めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた この身は波に委ねて 何を犠牲にしても 探りあうたびに汚れて 「誰かのために」と言聞かせてた まだ見えない 追いつけない明日へ |
風待ちGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 季節はずれの雨が好きな あなたに悪いけど 晴れた日の空の下で わりとうまくやれてる たまに会う友達は 昔の話ばかり あの頃見てたもの あれもこれも遠すぎて みんな知らぬ間に時を過ごしたのかなあ 思い描いたとおり? ちょっと違う 今 夏の香りがしました 涙が出なかったのはそれのせいかなあ 待合わせの人の隙間歩き慣れたけど あなたなら心の隙間見抜きそうな気がした 目指すもののカタチは少しづつ変わってく まわりが思うほど じつはそんな器用じゃない あれ?いつの間にこんなに疲れたのかなあ まだいけるつもり ちょっとはつらい また花は咲き 枯れました たまにはあなたの顔 見れないもんかなあ 街の色に染まって ときに何も思い出せなくて 今ここに何が足りないのか わかってない わかっちゃいない 髪を少し短くした みんな知らぬ間に時を過ごしてるのかなあ 思い描いたとおり? だったかなあ また夏の感じがしました 明日も晴れだったなら会いに行こうかなあ 会いに行こうかなあ 風のせいかなあ |
白日GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 育ってきた場所を離れた 契りあってた日々はもう過ぎ去った 夢は夢のまま うだる様な道の真中で 君に似合ってた色を思出した 捨てられない言葉が唯邪魔になるだけ 願ってはみた――― “さよなら”の暑さが また僕等を焦がした こころが真白にした 君がいない空 舞上っては消えるから 探してた頭の中で 見た風景は 朧気な季節さ 捨てられない言葉が また空回りだした 届きそうな気がした 夢はまだ夢の様 懐かしがってはいないか? 逃す手はないさ― このままじゃ いつか遠く 離れて行きそうさ こころが真白じゃない 君が見えてたんだ 我儘な暑さは ほらまた僕等を焦がしてる こころを真白にしたら 君がいる空へ 舞上ったら見えるから |
ReverbGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 魅かれていく身体 抑えられない 押されてる背中 前さえ見えない 足元が何故か 苛立つのさ 君を呼ぶだけで 埋まるわけない 夢はここまでで 嘘になるとでも言うのか 迷わせて 迷わせて 我を忘れるほど甘く 辿着けぬようにはやく 消えないだけ 醒めないだけ 痛みを断切る恋じゃなく 君を失うよりはいっそ 目を閉ざして 剥がれていく壁が 支えられない 本当の事などもう 知りたくもない 頬撫でるくらいなら ここを刺してくれ 見つめりゃそれだけで 理解りあえるとでも言うのだろう 限られて 限られて 光を集めるようにはかなく 昨日にすがるように脆く 通わせて かよわせて 二人を結べるようにはやく 君を抱きしめたのはいつ? 君は目をあけて 何処を見てるの? 全てはこのまま 嘘になるのかも 迷わせて 迷わせて 我を忘れるように甘く 辿着けぬほど深く 見えないだけ 認めないだけ 痛みを断切る恋じゃなく 君を失うよりはいっそ 目を閉ざして 目を閉ざして |
会いにいくGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 歩き回って 探してて 見つけたものは いつもの空だ 形があって それでいて 確かなものは 幾つもなかった ひとりで 何を想うだろう 言葉にして ひとつづつ忘れて 急いで会いに行きたいなら 綺麗事は言ってられないよ 暮らしがあって 仕事をして 知ったふうな事 今日は言えなかった 歩き回って 探していたが 見つけたものは いつもの空だったんだ ひとりで精一杯だろ ウンザリして ぐっと噛締めて 急いで会いに行きたいだろ 見てごらんよ 目の前を あたりまえの日だって ここに在る意味で ひとりで 何を誓うんだろう 目を開けて いつもどおりなだけ 急いで会いに行きたいなら 見てごらんよ そっと 目の前を… | |
1977GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 愛してたと云った 愛してたと云ったのは聞こえた なのにふっと流されてった これが最後のシーンだって思えないが ほら最後のメロディーが鳴ってる これが最後のセリフなんて思えないが 刻まれるのはこんなもので 慣れてきたものの 日差しはいつかの風を運んで すぐに夏を連れてきそうだ ここで最後のメロディーが流れたら この醒めたふりも水の泡 ここで再会するような大団円はない けど他に展開はないのかい 愛してたと云ったとこで 響くRidin' in my car 映画みたいだなんて笑って これが最後のシーンだって思えないが ほら最後のメロディーが鳴ってる これが最後のセリフなんて思えないが 憶えてるのはこんなもので | |
無心の歌GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | きみが苛立っていたのを 吐き出してないものを 預かっているのは他の誰でもない 凍えるように膝を抱えて 外の世界を爪で引っ掻いていた 遠くの未来に押し潰されてしまう あまりにも あまりにもかけがえのない きみが指差していたもの 間違っちゃいないのかも 誰が信じてあげなきゃいけなかったんだ? 木漏れ日が今きみを照らしていた 溢れるように鼓動が聞こえていた ただの未来がこれほど愛おしいのか 教えておくれ おれは今何を云おう 教えておくれ どんな面をしてせめて裏切らないと 云わせておくれ それだけは途切れぬよう | |
君を待つ間GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 会いたくないまま季節は変わり 毎度の会話も軒を連ねた Ah 寄集まってきた子供の差出した 御自慢の脚に頬染めた やわらかな光に騙されながら行こうじゃない 泣きそうな顔もきっとバレてしまうのに君を待ってた だから たまに会ってさ 喋ってたいじゃない いつまでだって待ってるから 細部の愛撫も怠らぬ様に 大事な道具を壊さない様に Ah 経験不足だった恥ずべき僕達は 禁断の味わいに溺れた 本当はもっとこんなふうに話してみたりしたいんだよ 後悔も適当に咲乱れるなんてわがままだった かもね “いきおい”はなしでさ 抱合いたいよ こんなになって待ってるのに Ah 考えてた事 待呆けた事 永遠の様に感じていたい やわらかな光に騙されながら行こうじゃない 泣きそうな顔もきっとバレてしまうのに君を待ってた だから やっぱり会ってさ キスくらいはしたいじゃない いつまでだって待ってるから 待ってるから 待ってるから… |
指先GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | ただ重なった事が 目の前を塗り潰しやがる 何も持っていないわけではない 這って逃げるのもありか きみの手を握った 指先で 何度も奏でて 色褪せて 悲しい程 繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 ここに突っ立てるよ くだらない言訳は 人通りの中に埋もれた 腹を割って話すべき事や 迷っている事のすべて 無理矢理 噛み殺して それでさえ どうして誰もが急ぎ足で その次を欲しがるんだろう ここに居てはいけないかな 許されない事だろうか 矛盾をわかっている 指先を伝わって 今さら感じていた 何度も忘れて 思い出して 卑しい程繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 誰がそれを笑えるだろう 笑われてもかまわない きみの声がぬくもりが それだけが消えない様 ここに突っ立っていよう |
hereGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 柔らかな手を放されて泣く夢 生まれたこの気持はどこに埋めよう 追われて辿着く場所を探してる 怖いけどそれは曖にも出せない 君や家族も 傍にいる彼等も この街も あの夏も すべてはこの腕に抱かれていて 突抜ける身体を 胸はずませ 移りゆくだけの日を あなただって 見失う道を 歩きだせる 誰かに話せ 思いがけない事 壊れても手を差延べるわけもなく 問われてみたところで応えられない はずみや軽さで 人は悲しまされる 投げ出すも 指さすも 「やがて夜は明ける」とあしらうだけ 薄れゆく空の色 息はずませ 見えぬ坂道を 遠くなって 消えゆく言葉を もう吐き出せ 声が聞こえたら 思いがけない場所へ 君や家族を 傍にいる彼等を あの夏を そういう街を 愛せる事に 今更気付いて 突抜ける身体を 胸躍らせ 移りゆく時間の水脈 あなただけ 見失わぬよう 手 離すなって 声が聞こえたなら 思いがけない人へ |
SPFGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 迂闊なぼくらは紫外線集めた かざした右手で時を止めろ どこをどうやってきみを永遠にしよう ここで根を上げれば心折れてしまう どうか急いで どうか終わらないで どうせ思い出になるならもう これが本当なら それが一瞬なら 目が覚めれば痛いもの ディストピアみたいな市街地を離れて 奇跡の不時着は吉と出るか 真昼の上の朱い太陽の向こう ここで手をふれれば軽々越えてしまう 「おいでここまで」声が聞こえて 駆け出すところを想像 これが本能なら それが万能なら 今 愛の歌うたえそう どうか急いで どうか終わらないで 思い出になってどうなるの これが本当なら それはわかっているさ 目が覚めれば痛いのも | |
ぼくらならGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 高野勲 | からの心なら ただの体なら 馬鹿なぼくらなら 何処へでも行けるだろう 思い上がりや淡い期待 ときに涙 白い吐息はタバコなのかと とぼけてみた 決して この道の歩き方を 知らないわけじゃない 上着が要る事も ただ この冬の過ごし方を 二人だけ見えやしないのなら この手を繋いでいこう 窓の外の空 ただのからの空は 肩を寄せ合うなら 何色に見えるだろう 車の音や 風の匂い どうせ忘れんだ 指輪の跡を見ながら 指折って数えた 決して この街の歩き方を 知りたいわけじゃない 流行りのやり方も まだ この冬を過ごす事を 二人だけわかってないのなら せめて 離れないように からの心なら ただの体なら ヤワなぼくらなら 何処へでも行けるだろう この道の歩き方を 知らないわけじゃない 上着が要る事も ただ この冬の過ごし方を 二人だけ見えやしないのなら この手を繋いでいこう |
Everyman, everywhereGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 例えばぼくらは 戻れない所まで行く 今にも割れそうな 通わない心さえ抱えて いつかこの想いを 涸らしたくない衝動を その勝手なイメージを 間違えちゃいないと言うんだ 例えばぼくらは あどけないふりをしていたいだけ いつか叶う様に と どの面下げて言うんだろう その大事な想いも やがて忘れてしまうんだそうだ いつも通りの道を そう いつもと同じ風 違うな 今ならわかるだろ いつかこの想いを 涸らしたくない衝動を その勝手なイメージを やがて忘れてしまうのに いつか Everyman, everywhere Everyone, anyone Everyman, everywhere Everyone, anyone いつか この想いを… |
アナザーワールドGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 見ていたよ 知っていたよ 泣いていたのは 幾つかは置いてきたろ 悲しい顔だ 誰かが土足で入り込む 誰かがまた踏み荒らしてる そんな気がしてたっけ 世界から日常から抜け出せるかい 世迷い言も裏返せば容易いのかもな 生まれた時から歩けるのは この道だけだったのか だけど 空に届きそうで また手を伸ばして やめて 明日もう一度 いつかはきっと あの向こうへと 精一杯息をして いつの間にか ぼくらには見えやしない ああもう いつか消えてしまいそうで また手を伸ばして やめて 言ったろいつも 見てたろいつも あの向こうへと 精一杯の声で 体で 明日もう一度 いつかはきっと あの向こうへと 精一杯息をして いつの間にかぼくらには もうぼくらには 見えやしない | |
ふれていたいGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | お世辞のひとつも言えれば申し分ない 捨身の無敵の気分さ ハロー ごめんね 愛の力借りて レノンの真似をして言う アイノウ いつかはバレちゃう本当の事 ふれてイエーいよう! 全ては大成功! 君が笑った 明日は晴れ エヴリデイのブルース 消えていかねえぞ 恋ならでは 超えてゆけ そして…終わらねえ! 不定期の奇跡が起きれば儲けもんだ 受け売りの言葉も決まれば 見ろ! 止まんねえ 愛の力足りない レノンがパーでぼくはグー アイノウ なるようになれだ いつもの事 届けるよ! いいの? この目にはずっと 君が映ってる 見つめたままで言えるよ やがて夢へと 何が待ってんだ? 何迷ってんだ? ふれてイエーいよう 全てを抱いてゴー 君が笑った 明日は晴れ エヴリデイのグルーヴ やがて夢へゴー! 恋ならでは 燃えてゆけ そして 終わらんねえ! |
ジュブナイルGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 始まりを知った 新しい風をきった 本気でそう思えた 振り返る口実と空回る両脚を ぶら下げて行くんだ 焦れた日々に僕らは離ればなれ どこかで会えるととぼけていた 悲しい事を言った ある意味の誠実さ その手のポーズはもういいさ 弄りあう本質と直に触る傷口と どっちが笑えんだ 抱えたままで僕らはどこを見てんだろう 遠くを見てても気付かなかった いつか見た様な手付かずの永遠は 短く刈り取られた記憶と共に 消えてった 抱えたままの僕らはどこへ向かうだろう そう自分勝手にこじつけた世界に立つ 馬鹿げた僕らはそうずっと離ればなれ もう一度会えると信じながら | |
ナツノヒカリGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・高野勲・根岸孝旨 | 坂道で 仲なおりしたのは夏だったっけ ひとつだけ教えて いつか言いかけた言葉は夢? どこまでも続く気がしてた蒼い道は 頭の中で夏の光に飛ばされてしまった こんなに経ったね だからまだ 君を抱きしめてなかった だからさ ねえ 君が好きと言えなかった ほらあの日だって 薄目開けてる季節に少しハイになりながら 汗だくのシャツで いつまでも遊ぶつもりだっけ それはずるいよね だからなぜ 君の髪に触れなかった あのままで 他に何もいらなかった 今あの日差しで 向日葵なんかちぎれてしまったんだ 坂道だった 君はなんて言ってた? だからまだ 君を抱きしめてなかった だからなぜ 君の髪に触れなかった あのままで 他に何もいらなかった だからさ ねえ 君が好きと言えなかった ほらあの日だって どこまでも続く気がして それはずるいよね |
GlareGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 散らばっていた光は 瞬きでは消えなかった 継ぎ足された明日は 眩しさなど通り過ぎて 青になって手をかざして見上げたら もう行くのかい たかが満ち足りた世界で 胸がいっぱいになって 見たろ光を 走り出したくなって正解だ 遮っていた暑さは 夜空に開けた穴を拡げた ただ笑ってそっと寄り添って そう 誰もがわかり合う前提として ここが実態の無い世界なら 街は立体になって 空に届けば 弓の月は弧を描いて 散ったんだ そう照らして いつも照らしているだけの 光になってさ たかが満ち足りた世界で 胸がいっぱいになって ほらもう行かなきゃ 走り出したって 待っててあげるさ | |
スイマーGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | また 汗流れた また 夏が走り去ってく様で 騙されたみたいだ そう言や あまり降らなかった雨 あの頃 ぼくらは間違えてて 定まらない姿勢で 大いなる意識の上 水求めて また 例の夢見た 甘ったれた肌を刺している様で やたら喉渇いた そう言えば ずっと君を待っていたんだ 体の中を流れてる 真新しい未来を涙で隠させぬ様 もっと泳げ 世界は何も告げない 唯一のマスターピースは どうにか完成した 体の中を流れてる 真新しい未来を涙で隠させぬ様 息を止めてけ これから ぼくらは繰り返してく 定まらない姿勢で何かに立ち向かう様 一層泳げ |
想うということGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 君が何かを想ってぶつかるなら 明日には ええ 明日には 消えそうです 君に足りないものがもしあるなら 他人には そう 他人には見えない 話してよ 話してない事を 失くしてないその素顔で その目に映るまで Just come around come around 繰返されても 選び得る両の手 そのドアを開けていいんだよ Just turn around turn around 振返ればいつも 誰かが笑いかけていて 君が誰かを想って生きてるなら 明日には ええ 明日には 晴れそうです 真昼間の上 灼けつく駅の中で 凍てつく街の中で 現在の向こうへ放り込め 手を伸ばして Just come around come around 繰返されても やがて得る感じ方で そのドアを開けてみたいよ Just turn around turn around 振返ればいつも 誰かが笑いかけていて 君が何かを想って痛むなら いつになく優しく振舞えそうです 明日には ええ 明日には会えそう |
きみが嫌いGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 君が嫌いなのさ 君もおれが嫌い それは奇遇だ もしかしておれたちは 気が合うのかも知れんね 誰が決めたのか 神が与えたのか 雨のニオイが理屈にからまって 余計不愉快だろうね 結ばれる運命?クソくらえだ 明日を恨んで禁じられた たそがれるoneday 本当は不安で 傷を舐め合うんだぜ 見てやろうぜ 見て欲しいのなら いずれわかるのさ 見破ろうぜ 危険信号だな 雨に打たれた二人が マジで信じてるメロデイー 君の苦悩だとか 世代の主張だとか 誰が好んで空き地を争って また元のふりだしへ 結ばれる運命?クソくらえだ 如実ただ不安でがんじがらめ いつバレるハンディ 割れるサウンドで 傷口開いてさ 見てやろうぜ 見て欲しいのなら いずれわかるのさ 火傷して 眉間にしわ刻む なのにまだ見栄を頑張るさ パターンクレイジー 見破ろうぜ 所詮シーソーだな かなりいかれた野郎が マジで信じてるメロディー 君が嫌いなのさ 気が合うのかもな |
豚の皿GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 不安な朝 歩く人の列 浮かれた独裁者の 狂える瞼 胃が捩れるのさえ 手にとるように冴え 救いの詩でさえ消える間近 群がりだす群がりだす 豚の皿を満たす 腹を満たす 選び抜かれたストラディヴァリウス 偉大な号令 欲しがり合う何もかも喰らう 掲げ合うスター 消し去り得るこの血の下 主導者にエール 火は消えるのか 浮かぶモニュメント いつか見た世界史の 一頁となる 不安な朝 歩く人の列 疲れた独裁者は 家に火をつける 群がりだす群がりだす 豚の皿を満たす 腹を満たす 選び抜かれたストラディヴァリウス 偉大な号令 欲しがり合う何もかも喰らう 掲げ合うスター 消し去り得るこの血の下 主導者にエール 欲しがり合う骨だけのフラッグ 称え合うストライプ 滴るほどこの血の下 支配者にエールを |
風の歌GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 瞳の黒の色で ずっと未来を見届けるんだと教わった 散らばってく それぞれに理屈を抱えて ただ元の場所にさよならを言うんだ 悲しいほど道を描いてゆく ほんの少しの夢を見て満たされてるんだ そんな幻想などとっくに風の歌 そして出会いが訪れて いくらかここを愛し始めた 戸惑いながら 紛れ込む街の中で名前を忘れた ほら転がってる石ころのような かなしみを明日に変えてゆく いつだってそばにきみを見て時を刻むんだ とんだ幻想だと どこの誰が言った どこまでも先を描いてゆく いつだって少しの夢を見て揺れていたいんだ そう思うんだよ どっかで風の歌を 風に吹かれ たったひとつの |
エレウテリアGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 話さ 飽く迄も仮の話だ 過ごした日々を エレウテリアと呼んだ ほら忘れてた事 思い出す 決して枯れない花をそのまま そっと記憶の庭に埋めた いつまでもこうして眺めていたい エレウテリア エレウテリア 許せ 出涸らした弄ばれた後の残滓だ 詩人が唯「どうにもならん」と洩らした けど もう一度きみを抱きたい 美しいままのその花もいつか 少しずつ乾いてゆくことになる いつまでもこうして眺めているさ 嬉しいやら哀しいやら 決して枯れない花をそのまま そっと記憶の庭に埋めた いつまでもこうして眺めていたい エレウテリア エレウテリア 赦せ |
なしくずしの愛GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 尖らせ尖らせ 怒りをむきだしを 頬張らせる頬張らせる リアルをフリーダムを 夜の果ての旅の始まりだ 終わらない終われない この世の喜びの片隅で おまえも孤独の歌を聴けばいい 昇らせるいや泳がせる 言いなりのプチブルを ここまでほら漏れ出したぜ いやでも飲み込めよ なしくずしの愛の行き先は お医者でも草津の湯でも 浮かされた二人にお願いだ おお、神よ! 糞溜めで溺れるがいい 夜の果ての旅もおしまいだ おまえの目の前の なしくずしの愛の果ての果てさ もう誰も孤独の音は聴こえない | |
Scarlet AGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 開けっぱなしの窓に あなたが現れて 緋く塗り替えられてゆく 行き場はもう他に無い 連れ去って suddenly 全て忘れるくらい 抱き締めれば一瞬だけ 失った本能を取り戻して 砕け散るまで ほんの少しの夢に溺れるだけ 溺れるだけ 泣き疲れたの私 裏切ったのもこの私 火傷のようなこの「A」 いつまでも残るわ 愚かなフェイダナウェイ あなたはどんなファッキン・クライド 浅すぎた眠りの末 辿り着いた滅亡の町で 数え切れぬ夜を越えてゆけると 信じさせて それだけでいい 抱き締めれば一瞬だけ 失った本能を取り戻して 砕け散るまで ほんの少しの夢に溺れるだけ 色褪せるまで 抱き締めれば一瞬 | |
BREAKTHROUGHGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | ハダカのおれはたかがこんなもんだって 誰にも言えやしねえな ひたすら そう 駆けずり回って あなたにいつも近づきたくって 足りねえぞ あの上には何があるんだ 笑えんぞ 笑えるのは今だけ Jim Morrison? この痛みはキリがないんだ ただの理想で越えてゆけ アイデアのスウィートソウルが嘘みたいに鳴ってて おれは横目で見ていた 時間はスロウ死ぬ程あって あなたにいつも近づけなくって ヤラれるぞ 右左を見りゃわかるさ 枯れねえと 枯れてから言う奴ばっか バロメーター この怒りはハッタリじゃないんだ 腹の底で燃えてるぜ 足りねえぞ あの上には何があるんだ? 危ねえぞ 笑えるのはおまえだけ Jim Morrison? この痛みは計り知れねえんだ ただの理想で越えていけ |
WantsGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 敢えなく目が醒めて 流れ出す現実の方こそ虚しい嘘だと はみ出すことなく続く始末 鏡の前に立つ そんな遠くない未来 実はもう次の準備をしないと 朝は窓から滑り込む 何を見ても思い出す 思い出すんだ 変わらない風はいつも 通りすがりにこう言っただけ 「終われない旅に必要なもの」 覚えとこう まず支度 丈夫なバッグをひとつ 着替えと煙草 あんな興奮はもうない 昼間の賑やかさの後遺症 人は行列に紛れ込む 過去を帳消しにしてくれれば くれればと 昨日まで手には一杯 取り憑かれた逆説だらけ 言うなれば きみを失うのがこわいだけ 変わらないならもう一度 “ほんの少し”をもう一度だけ 変えられない風はいつも 通りすがりにこう言っただけ 「終われない旅に必要なもの」 どこへ行こう |
discordGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 胸を張って言える事はない 腕伸ばして届くはずもないうえ まして 人の出会いは困難でもどかしくて 壊れてみたいが 優しく さあ 優しくね 裏切れ世界を手に入る程度の明日を売れ 裏切れ未来を 信じないもんね この道の上 それが正解なんです 夢を買って当たるはずもなく 朝のバス停 今日も乗過ごすだろうね いっそ 全て壊す爆音のディスコードで 奏でてみたいが おかしくない? 恥ずかしくない? 裏切れる愛を手に入る程度の誰かで 火が消える前の喪失感は もうあなたにあげる 裏切れ世界を手に入る程度の明日を売れ しらふじゃいかんよ 優越感をくれ 甘いスウィーツをくれ 振切れ世界を目の前の迷路にケツを振れ 裏切れるだろ? いってしまえよ あの未知のウェイ それが正解なんです |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
---|---|---|---|---|---|
棘に毒GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 棘が刺さった 毒がまわった どっかで変わってきたんだ 底に溜まった想いも とっくに乾いてしまった そのうえ 融けない冬は 二人を結ぶ体温さえ 奪っていった 今でも きみの事をうたうリフレインはずっと 溢れるけれど 熱はないんだ 汚れて冷えきってんだ 肩に触った風でわかった だからどうしたって言うんだ きっと心ってそんなもの 時間がさらっていくんだ それでも 人込みの中 歩道橋の上 よみがえるものがこれって だからもう 頭の中満たすリフレインをいっそ 消してしまえば楽になるんだ 優しさなんて 必要なくなったんだ 棘が刺さった 毒がまわった きっと心ってそんなもの だからどうしたと言うんだ 棘が刺さった 毒がまわった 熱が上がった 今でも きみの事をうたうリフレインはずっと 溢れるけれど届かないんだ 汚れてるんだ 熱はないんだ このままではもう もういいって言いそうだ | |
lambGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 永遠の鮮度 稀有なるセンス 絵具で塗潰してみた あのファインダー越しに見えたボードレール 神の視線 かの叙情性 愛の付箋 掠れたきれぎれの詩 焼捨てるか 食べてしまえれば 絶間なく流れる夢現のように身を投じて 壁に掛かる絵に何を溢したの? 嘘で拭取れやしない 叫んでみたのは 若さの証明 他にない 歪んでいったのは いつかの少年に違いない 影を追って種を落とし 漸うにして集めた僅かばかりが 掌で崩落ちてみせた さよなら 麗しき思い出の数を数えてみた 壁に掛かる絵がくれた優しさを 今は噛潰してしまいそうなくらい 確かに手はあった 故に手を尽くしてみたつもりだったんだ 仔羊の肉を喰らって赤いワインを 飲散らかしてるはずだったんだ いっそ聞こえなくしておくれよ あの鐘の音を 決して 叫んでみたのは 若さの証明 他にない 歪んでいったのは いつかの少年 叫んでいたのは 確かな声 耳を刺す |
COREGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | ここは七色 ここは七色になる ほらもう生まれよう ほら後がつかえてるんだ 狂ってしまいそうだ 狂ってしまいそうだってよ ここはどの色 ここはどの色になる これは洗えない 朦朧すれど洗えないね 叶ってしまいそうだ 笑ってしまいそう 止まってしまいそうだ キマって 決まってたんだろう ずっと待ってたのさ こうなるのを 一瞬の永遠を 熱くなった 熱くなったCOREはどうなるの 洗われる 目が醒めそうなんだ na na na… おれは七色になる ほら後がつかえてるぜ いい子の夢は夜ひらく |
EAST OF THE SUNGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | いつもの朝に見とれて わけもわからず始まった 駆け上ぼるあの空へ 絶望は鳴りを潜めて 欲の火種を抱えて 灼けるようなこの衝動で ここで燃え尽きるかなんて 誰のための 訪れた綻びはあまりにも突然で 何も知らなかった 神も憬れも 大人びた眼差しは 海の向こうの向こう 張り裂けるような時を越えてゆく 絶妙な風に吹かれて かけがえの無いものを残して 駆け上ぼるあの上空へ 遅すぎたささやきはあまりにも残酷で 何も知らなかった 神も憬れも 大人びた眼差しは 海の向こうの向こう ただ静けさだけが 音の無い世界が ただ静けさが物語ってゆく | |
公園までGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 「今年もあと少しだよ」と 他に何か言いたかったが 「写真とかも増えすぎたよ」と 君のせいか 僕のせいかな その手を満たすのも 偽りないものを ここにあるすべてにただラブソングを くちずさむよ 余計な言葉より余計なラブソングを 馬鹿らしいかい いろいろあって淡くなってく いつもみたいにそう 「この前の店美味くなかったね」と 他になんか言うべきだったか その目に映る事 決して綺麗じゃないが だから言うなればブルースを ここにあるすべてにただラブソングを くちずさむよ 大袈裟な事は歌わないと そう決めていたいんだよ この子の未来にただラブソングを くちずさむよ ヒトが羨むような普通のラブソングを 馬鹿らしかい 幾つになって思い出す時 笑えるようにと 余計な言葉よりも 公園までの数分の 余計なブルーズ |
Darlin' from hellGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 目が覚めれば英雄だったなんて嘯(うそぶ)いた あなたはきっと地獄からやってきたんだろう なぜ 人々の住む世界はなんて美しいと 口一杯にそんな皮肉だらけ 髪に手が触れた だから舞い上がってよダーリン 光の中 天使みたいな詩(うた) おわかれだったわダーリン だけどきっといつかまた会えそうな 気がしてた 思い出の半分くらいは曖昧にでっち上げる その後(のち)あなたを塔に幽閉して この身を臥(ふ)せるわ どこに舞い降りたのダーリン 喝采のような虚空を突き刺す詩 初めて会った日だって忘れてしまう 夏の日の太陽は冷めてくの 目が覚めれば英雄だったなんて嘯いて あなたはきっと神話の中へ さよならhelldarlin' 光の中 天使みたいな詩 初めて会った日なんて忘れてしまう 夏の日の太陽 おわかれだったわダーリン さあダーリン どこへでも行ってよ | |
I must be highGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | デカダンスをぶち上げながら放蕩 芸術とただの感傷のボーダーライン 一生に一度のレースを 案の定 サッカーが好きって言う彼も 性格上 一人じゃ居られない彼女も 行間に必殺のフレーズを 世界中の安全なんか願ってるみたいな 顔をした 顔をした 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 腕振り上げた そんでギリギリ出した その答えは I must be high 照らそう 汚れなき心を 煽動しよう ぼくらの向かうべき場所へ 生涯に一発のブルーズを リサイクルと憧憬ばっか踊る夏の日の輪 地球上の明日を夢見る様な 顔をしてる 顔をしてる 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 声振り上げた そんでやりきりました 須くは I must be high | |
真昼の子供たちGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | でかい当たりを掴んでしまった 世界を変えてしまうかもしれない 毎日があっという間に終わった 油断すると大人になっちまう どこで覚えてきたのか忘れた 意外ときみが笑うかもしれない 無い知恵しぼった挙句に言った 雨なんて降るはずがない あれからずっと戻れなくなった 今頃ふと聞こえるのさ あれからずっと途切れていたっけ このままそっと忘れるか 世界を変えてしまうかもしれない 今のきみは笑うかもしれない | |
それを魔法と呼ぶのならGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 誰が笑っていて 誰かは泣いていて 建てて壊して 例えばどこかで曲がって また戻って それが魔法というものなら どれだけ信じれるだろう それで時間が止まるんなら それだけが人を動かすのなら それでもまだそう言うのなら カレンダー塗り潰して ベランダで吸った二本目 頭で解って 心で解らなくなって そう そこを解っても それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも 君の事を思うのなら 誰も理解してくれなくなったとしても ぼくは今のままでいい すでに盛大に幕が引かれたとして やさしくはないんだ 難しくもないが いつもはどうやってこなしてたんだっけ それが魔法というものなら どこまで信じれるだろう 君の事を思うのなら それだけが世界を動かしてんなら ぼくは今のままでいい それを魔法と呼ぶのなら |
それでもGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 瞼の裏の鮮やかな色 あなたが着てた 黄色のワンピース ふと空見ました 季節がかわる 笑いました 涙も流れました それでも また立止まりそうになって あなたの事を想う 少しだけ 微笑みくれませんか 死ぬまで 抱いていたいのです 川辺の街の工場の煙 たばこ屋の壁が 派手でしたね 時計壊れてしまった なぜ強がる 歩きました 迷いも殺しました それでも また足下見失って あなたの事を想う 少しだけ 泣かせてくれませんか 息が止まって しまいそうです 買ったきり積んだままにしてた 難しげな本が 今わかった気がしても 明日仕事休みにしなくちゃ 海にでもいきましょう 瞼の裏の鮮やかな色 ふと空見ました 季節がかわる | |
疾走GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 光より先を見てしまえば 叫び声追い越して見失うのさ 知りたいか 一切は後方へ飛んでいく 目を塞いだフリークライマー 天辺など見えちゃいないんだ きみの手はあまりにも小さすぎて 世界を正しく使えないでいた 聞きたいかスーサイド 一瞬の後悔は 取返しがついたんだ 急いで部屋を出ろ まだ未来は空っぽのままで 新しい予感に泣きそうだぜ くだらないのはおまえの方だろ わからないのかい疾走の理由が まだ未来は空っぽのままで 新しい世界に負けそうだぜ くだらないのはおれの方だろ わからないのかい絶叫の理由が |
すべてのありふれた光GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 通り雨が過ぎ去ったら ほんの少し散歩をしないか 心をどこに仕舞い込んで 世界は締め出されてしまった ありふれた光はいつも 溢れるけれど溢れるだけの もうー度 きみにそれが注いだなら 届いたなら 扉を壊しても連れ出すのさ 憶えてるもんだな意外と 甘えられる時期は過ぎ去ったか 些細な事で怒ったっけ きみは泣くことさえ拒んで 幾つもの夜を越えて 朝になればそれだけでも 特別なものはどれだ 何にも無くても意味が無くても この身をくれてやろう あしたはどっちだ 悪意が裟婆を乱れ飛んでる 世界なんか塗り替えてしまえ ありふれた未来がまた 忘れるだけの 忘れるための それは違う 何も要らない 何にも無くても 意味が無くても 特別なきみの声が 聞こえるのさ 届いたのさ きみの味方なら ここで待ってるよ | |
13/0.9GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 死なない自信はあるのかと問われて たしか保険上乗せしたはずだと御茶を濁す その悪しき依存性 まるで恋にも似た 決して醒めないその赤で この胸に火を点けろ 声高に否を告げろ 今 空に優しく溶けてゆく狼煙 暗闇に火を点けろ すぐ灰になるけど 今 壊れる少し手前の狂炎 実はどこかに陰があるのかもと案じてる いつかは恒常性も失われてくのか この次に気をつけろ 声高に生を告げろ 今 咽に焼けつく刺激が狂おしい そのために精をつけろ また生まれかわるけど 今 追われてどこへ行く 13 肺を染める色なんて想像しない 決して醒めないほど愛してる |
アンチ・ハレルヤGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 今年の夏もなぜかアホ面して 全力で飲んで飲まれていた 憧れてたハワイ旅行の計画は 時間的、経済的に断念した どれがタテマエでどれがホンネなのか おれの理想よ down down ハレルヤベイビーなんで 君はここに立って顔作ってんの? 足りないのはきっと忘れかけたあの日の 熱いやつさ 都会に生きていると時間の感覚が 著しくひどく曖昧になってきた 若いのだけが売りだった頃と比べて ウンチクがインチキくさくなってきた 何が楽しみで誰が本命なのか おれが聞きたいよ unknown ハレルヤベイビー今度 飲み明かそうよマジでどう思ってんの? 全てに感謝してるみたいに ツルッとした顔してるぜ おれの未来は? ローズタウン? ダークブラウン? ハレルヤベイビーなんで 君はここに立って顔作ってんの? ハレルヤベイビー 今度飲み明かそうよマジで 足りないのはきっと忘れかけた あの日の…なんだっけ? |
涙と身体GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 雨にあわせ通りすがる夢を見た 睫毛伏せる君は目の前に居ない 触れた事は無かった いずれ触れるのも解ってた 崩れるのは目に見えてたけれど― 薄めるだけ薄めて 飲込めぬくらい 掠れる声じゃ届けられそうにもない くれたモノは何だった? 幾つの夜明け過ごしてきた? 溢れる程聞出せやしないけれど― 見つめててもいいの? 何を忘れる涙 さよなら言わせたりして 誰に預ける身体 只それを認めるまで いつも匂いだけ蘇らせては 見つめるこの手 プライドさえ残らない 触れたくなど無かった いつか触れるのも解ってた 溢れるのはキミだけじゃないけれど― 見つめてて欲しいの? 何を忘れる涙 さよならを真似たりして 誰に預ける身体 話す事には嘘が無い? 何を忘れる涙 さよなら言わせたりして それが水当の身体? 抱く程に焦がれるだけ |
片側一車線の夢GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 俺は路上で でなけりゃ異郷で で最後は人知れずくたばるってはずだった 誰が望んで 時代を運んで 気が付きゃ夜の隙間に嵌って出られないぞ 車線の上時計を放り投げて どこへでも 行かないか 忘れるよりも抱えたまま 楽じゃないが 失った夢の続きがあるのだろう ろくでなしの旅を 俺は都会で少しは学んで 孤独とガレージとこの車を見つけ出した サイドミラーに飛ばされてゆく “ザ・ガール”はもう 出直そう かつてのようにはうまくゆくとも限らないが 目指した場所はどこにもないことも 知ってはいたけれど 行かないか かつてのようには若くないのがおっかないが 失った夢の続きを見るのだろう ろくでなしの夢を | |
インダストリアルGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 騙してたよずっと 生業みたいなものさ だらしのない雨が降れば 後ろめたさも消えた 取り繕うんだ 無駄に話を繋げて でもさ 本当はきみに興味などない きみもそうだろ 安全な明日と インダストリアルな恋のひとつでも いずれ「イヤ」って言い出す時を待つ それもいい 嘘でもいい 差し当たって 目の前はまだ ディスクを入れ 聴き取れない音でコラプスを どうしたらそう 優しくなれるのかなんて 笑って言いそうだね 完成を待ってるんだ ストーリーのないこの行為の向こう 安全な明日を乱す事は許されないね ルールなんだ 完全じゃなくちゃ インダストリアルと呼べやしないぜ そうだろう ねえ おつかれさん 目の前のまま 騙してたよずっと | |
Good bye my worldGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 今しあわせ? 問いかけた くだらなさ 行止まりさ 今朝もナメた真似をした それもまた いつも通り 三つ読んで 忘れられた 道路の上 いっそ何か想えば 楽になれた 認めてしまえよ ここでセイグッバイだろ 聞こえていないよ ここで say good bye my world 雨のハイウェイ 目の前の同じ明日 やってられねぇ いやにワイパー 誘うねむけ 事故りそう いつも通り ベッドの上 忘れてきた 三つ読んで そっと雨にうたうか 星になるか いつも通り 三つ読んで かき消された 道路の上 いっそ何か想えば 星になれた 認めてしまえよ ここでセイグッバイだろ 聞こえていないよ ここで say good bye my world 雨のハイウェイ 目の前の同じ明日 今朝もナメた真似をした それもまた 今しあわせ? 問いかけた くだらない |
うわばみGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | まるでパイソン 飲み込まれるとからみ放題 つらい だけど先輩 いつもの覇気がない が 上がるメートル えらい ああなりたいと憧れていた いまでも面影はマノンレスコー ああだけど先に立たぬは 後悔の向こう側 あの頃咲き誇ったのは 若さゆえの花 さあ誰かもらってあげろよ 喋り放題 They call me“Rattle snake” その異名もいまはいずこ 脱皮したのかな 寂しそうだ 大酒飲んで忘れてしまえよ 愛されてる証拠さ まるでパイソン 或いはラトルスネーク 暴れ放題 だから先輩 宴も酣さ おあいそ ああだけど先に立たぬは 後悔の向こう側 あの人振り逃げのように さっさと片付いたの ああだけどいつか勝てるさ そう最後の本塁打 さよなら また来シーズン | |
手のひらの上GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | つまりはいつもの様に過ぎるという事 或は音をたてて崩れそう 思い出したくもない事思い出になってた 言葉じゃ簡単なんだけど ほら ただ好きなだけじゃこの手 離れるだけ 手のひらの上 残る 儚いもの 溢さぬ様 伝わらない物の道理を伝えようと か弱い老体に鞭打ってみたりして 何所で暮らしたって 変わらないと思ってた 心閉ざしたまま見る空 ただ好きなだけがその手 繁げてるだけ 恵みの雨 待つのが 何故 こんなに疲れるのだろう? とうとう檸檬一個分だけ思いを受け取って 心開いてさ 今はほら ただ好きなだけがこの手 繋げてるだけ 時間が過ぎてしまえば儚いもの もう手のひらの上 消えてなくなって 忘れられたはずなのに ふと何度も蘇るのは? 気がついたら 春だったとは | |
SUNGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸貴幸 | ガラスの向こう見ていた 風は通り過ぎて行ったか 「次は遠くへ行こうよ」って 鳥達が囁く 出会った頃 思いだした 君はわらってばかりだな 目を閉じるだけで そう 大きな夢見れたっけ my sun, my little sun 見えるかい? 渇いた 渇ききった瞳で your son,your little son 目をそらしたって It's coming back, getting to come back to me 空の青は変わらず 僕等を包込んでたんだ 胸いぱいに吸込めたら 振返りもしなかった my sun, my little sun 理解かるかい? 砕いた 噛砕いた言葉で your son,your little son 振払ったって It's coming back, getting to come back to me 遠いはずの明日の為に 残り僅かなお楽しみに 生まれ落ちた子供達の為に あなたはいつも同じ顔で見るがいい my sun, my little sun 見えるかい? 渇いた 渇ききった瞳で your son,your little son 目をそらしたって It's coming back, getting to come back to me my sun, 聴いてるかい? my little sun your son,your little son 手を伸ばしたって my little sun ただ照らし続けてただけ |
スレドニ・ヴァシュターGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 誰の歌だろう 何が腐ってるんだろう 昼寝の様な夢を ただもう垂れ流しっぱだろう 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 抱き締めたらもう 息もしていないだろう 君のトバモリーでも あれから押し黙りっぱだろう 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えや 君の理解者も 闇の被害者も アナバプテストかもよ それにしても おまえ なぜ はねるのだ 神の御前ぞ 我がスレドニヴァシュター 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えよ 言えば 言えば | |
REWGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | やたら地味な精錬を かたや派手な経験を たかが歌のワンフレーズを繰り返しては 他人の汗に軽蔑を 可惜当たり前な顔を 又は他人の顔色を伺うような 疲れるでしょうと したり顔で笑うか おれは最低か 華々しい画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 叶わない願いも しかつめらしい悲しみも やり直し どこまで戻せばいいんだ 語り種の人生を 事無かれの永遠を 雑踏の中の雑草を誇らかしては 掴まえましょうと 偏に前向きなフリか それは才能か 慌しい報道も わざとらしい外連味も うら淋しい真冬の名盤も 空回りの懸念も 誰かの言う戯れも やり直し リアリティを感じないせいだ 華々しい次画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 大なり小なり 叶わない願いも しかつめらしくまわる世界も やり直し どこまで戻せばいいんだろう REWIND |
マダカレークッテナイデショーGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | やかましいぐらいに目盛上げるんだ かぶりつきじゃなきゃ聞こえやしねえ 今朝食ったものでさえ思い出せやしねえぞ 脂肪の塊 取るカラクリだ ピエールとジャンはイカレたアフロだ だからこうやってファンキーな短編を残すのだ ベラミから始まるモーレツな苦悩 バカな娘だった なかなかだった 朝方だった I'm funky モーパッサン It's funky モーパッサン 能書はもうたくさん カレーなぞ食った憶えなぞねえぞ アルミ鍋がいけないらしいぞ 女の一生はファンキーさで決まるぞ 冷汗が乾けばもう一度踊ろう 頭の中わからなかった 荒屋だった アイムファンキー膨満感 イッツファンキー凶悪犯 問題はクロワッサン もみあげのビストロ 脂肪の塊 取るカラクリだ ピエールとジャンはイカレたアフロアフロアフロ… …アフロディーテスチャイルド ベラミから始まるモーレツな苦悩 バカな娘だった なかなかだった 朝方だった I'm funky モーパッサン It's funky モーパッサン 能書はもうたくさん 頭の中わからなかった 荒屋だった アイムファンキー膨満感 イッツファンキー凶悪犯 問題はクロワッサン もみあげでListen!! | |
GRAVEYARDGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 時代の声だ 耳をやられた 聴こえないのはそのせいだ 誓いを立てた指を咬まれた 手懐けたつもりが ムカつく 四つ角の悪魔に会う ここがモダングレイヴヤード たかがそれだけを誇る為 何を捨て 胃から込上げる塊の味を知れ そして 馬鹿みたいな顔ばっか 自分探しはまだ飽きないのかい 見つかるのはきっと樹海のコミュニティ 有財無財餓鬼達と踊れ 伝えるべき事は無え たかがこれだけを誇る為 何をしてる? 胃から込上げる塊 今更手遅れ 無駄に垂流す言葉はもう腐ってる 揺らいだ世界で独り立ってる たかがそれだけの為に何もかも捨て 見たいのかい 聴こえるかい 馬鹿みたいな顔ばっか |
エピゴーネンGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | どっかでそう思ってたんだ いつも これからもね あんまり平凡じゃなかったのは まあ今も同じだけど 物語にすれば安くなりそうだ 人と比べてみて卑屈になるだけ どこまで歩いてくの その身体で そこまでもそのまた先も エピゴーネンで埋まってる だったら想像してごらんよ きっと他人事じゃない さよならした夢には 割といいとこもあるんだが 死ぬ程じゃない日々の 口程にない未来 人と関わるのが煩わしい訳 どこまで歩いてても割に合わない 気がつけばもう振り返れやしない 2,000光年で されど人生だとか言っても ここが肝心だ 君を愛してるんだって そしたら 言いたい事はずっと 二つ位しかないんだ 言葉にしてみると 風に消えるだけ どこまで歩いていこう この身体で どこまでもそのまた先も エピゴーネンで埋まってる 澱んでる 嘘くせぇ |
その未来GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | たった今その声が聴こえたような気がしただけ たった今どこまでも行けるような そんな気がしただけ 忘れられない想いがこの胸に刻まれてくだけ たった一秒一秒が それだけが真実だっただけ 憧れが 惑いが あっさり全部ひとつに繋がった 抉じ開けて その未来も過去もそのまま 見ろ だって正しいと思えた事など 一度だってないだけ だって誰もが言うみたいな言葉に乗り切れないだけ やっぱりだ 痛みがバッサリ疵を残しやがった 始めるぜ 昨日も今日も明日もこのまま 走れ 行けよ 聴け 声無き声 風の音 雨の唄 聴こえないのはいつも自分の鼓動だけ 憧れが 出会いが 確かに全部ひとつに繋がった 抉じ開けて クソ重い想い抱いたまま 見ろよバカタレが やっぱり疵は消えやしないんだ 始まりさ その未来も過去もそのまま そう 見ろ |
フラクタルGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | まぶたの裏側に月日がこびりついた 産まれた光が歩きだす時 手を取り合って 明日を塗り潰すフラクタル 動いた時間はそっと土に還そうか 繋いだ手にはきっと伝えられるだろう いつかの朝へと 絵に描いたみたいに川が町を分けてく はね返る光がまた 歩き出す度 目に焼きつくのも 明日を塗り潰すだけの 塗り潰す為の 塗り潰すだけの 動いた時間はそっと土に還そうか 動いた心はきっと伝えられるだろう 明日も明後日も 大いなる流れはいつか海に還るなら 繋いだ想いはそっと伝えられるだろう いつかの朝へと | |
WeightGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 胸のつかえを吐き出しても 優しさにかわらないが 街はいつの間にか やがて来るはずの季節の準備に浮足立つ 風はたしか 通りすがりにこう云っただけ 「ここに雨を降らしてよ 全てを洗い流してしまうくらい」 何もかもを濡らして 朝になれば乾いてしまうのか 人の流れと排ガスの色 鮮やかなのは傘の方 俺は何者か やがて狂うはずの時計は誰を支配する 歩き出せば もう一歩だけ動いただけ 心まで誤魔化しても 何一つ放り出すつもりはない 雨が熱を奪って 立ち停まればそのまま そのまま 「ここに雨を降らしてよ 全てを洗い流してしまうくらいの」 何もかもを冷やして 当たり前の顔をして こんな世界を満たしている ありふれた想いを さあ讃えてよ 「まだ間に合う」と誰もが 抱えた負債はそのまま | |
虎を放つGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | ここまで来たのなら覚悟はいいかい ここを乗り越えることはできそうかい 心の奥で何を殺したのさ 埃だらけ遠い部屋 きみと暮らした長い長い時間 星は涙に成り空を濡らした 涙は虎に成り放たれた ああ 誇り高き姿で 誰もわかってくれないだけ ぼくは泣きだしてしまうのさ きみの描いた深い 深い世界 その 深いわけ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
---|---|---|---|---|---|
南行きGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 朝はいつもアメリカン お砂糖は使ってるふう 気になっていた胃の調子庇いつつ 憧れるはアメリカ まだブレーキはかからぬ ガソリンの値段変わらんから大丈夫 「まわりの他人は皆やってんの」 言いきかせましょう 本当はすごいの持ってんぞ こういうの だまされるのは世の中 試されるはあなた方 どう聴こえてんの? まぁそんなもんでしょ 南へ行くためには 英語だって覚えなきゃ 今日も好印象で 右側走って行こう 免許は持て 生き方までアメリカ 傍迷惑は知れず 知り合ってまだ間もない このモジョムード 「みだりに安売りしなくても」 誰かれそう言う 報われる愛を待ってんの 脱がされるのも慣れなきゃ お金もちょっとは貯めなきゃ そう思ってんだが まぁ どうでもいっか 南へ行きたいのさ 涙も少しだけこぼれるさ 理想はもうちょっと上 嫌がられて結構 もう後に引けん |
GiftedGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 若い私が見えないか 若い幾千の感受性を封じ込めて 思えば 光など届かなかったんだ そう思えば 私の声なんて聞こえないか 神様が匙投げた 華やかなふりをした世界で 去る者と縋る者と ここでそれを嗤っている者 どれもこれももういい おまえの価値をくれないか 舞台は例のノリで虚構を演じている そこでさ おまえの出番を待っていたんだ 神様が匙投げた 明らかに薹の立った世界で 狩る者と狩られる者と ここでそれを嗤っている者 どれもこれももういい さよなら | |
シスターGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | ノイローゼになったよロクサーヌ 気に入った おまえのせいだなんてクソくらえ おまえのキスを待ったよロクサーヌ キレイだ まあどれも同じようなガラクタ あのスキニーピッグも とうとう時効になっちゃった 無力を刻むだけ 灰色に燃やされてく景色が リアルさ 真白に飛ばされてく意識で 空っぽの恋がしたいよ シスター 彼の世の使いに会ったよロクサーヌ 皮肉だ まだ見ぬ不幸を背負ったキャラクター あのスキニーピッグも とうとう太りだしたんだ お約束どおりに お気楽に侵されてく意識が リアルさ ああお前に何を言えばいいのか 胸クソ悪いほど愛してるさ 世界の終わりが来たって 光を失ったって つまりはヒトの涙 灰色に燃やされてく景色が リアルさ ああお前に何を言えばいいのか 空っぽの脳ミソで愛してると お気楽に侵されてく意識が リアルさ 真白に飛ばされてく意識が開くこの世界 踊ろうシスター |
ポートレートGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | あの目の前を通る長い道で あの海が見えるんです あの短い永い季節が 昨日のように想えるんです 皆短いスカートはいて この道を通うんです いつからか絵を描くのやめて しばし見とれてるんですけど… 雨だ この営みってのは 誰に会いたいか にわかに晴れあがって 見ればわかる 色を付けずに暮らしてる 使わなかった絵具はずっと 心のどっか いつかわかる事も知らず あっけなく 混ざりあうのさ ほら 微妙になっていく この絵が出来あがれば 気の短いのがいけないよと いろんな人に言われるんです いつもはまわりがうるさいので 帰路につこうが悩んでるんすけど だめだ 奇しくも“人並み”ってやつは いつかは必要だからと いやもう必要はないと 誰が言える 窓を開けずに過ごしても そばにあった思い出はもう どこにもなくて いつかわかる事も知らず あっけなく まわりだすのさ ほら 遠くなっていく 記憶の片隅で 君に会えたらって いや もう一度会いたいって言えば 明るく 色を付けずに暮らしてく 君を描く絵具はずっと ここにあった いつかわかる事も知らず あっけなく 混ざりあうものさ ほら 微妙になっていくのは この絵が出来あがれば 見せてあげない もう見せられない |
So.GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 「あたしを愛してくれる? あたしの歌伝わってる?愛を歌ったんだ」 ちょっと黙ってくれ 斜から見るほど滑稽 あなたには向いてないんじゃない? けどのしあがる やりやがる のしあガール火を点ける さっきは悪かったぜ 才能に気付けなくって ハモリが上手いんだ? みんな合わしてくれ ここから見るこの光景 アメリカとヨーロッパの違いがわかったんだ Let me down こりゃ失礼 So what? 私に聞かれたって 神じゃないんだ どっかの奴とやればいいんだ 私に言われたって 君が当たればわかるこった いつかの娘も同じだった 「あたし変わってるって よく言われるんだ これって褒め言葉よね?」 ある意味褒めてんだ 稀に見る愚の骨頂 態度に出せやしないもんね ほらKnock me down 面白え そう断末魔ならもつと 派手じゃなくっちゃ こっそりいなくなるのだった 私に言われたって ヤマが当たれば儲かるのだった いつかの娘も同じだった So what? 私に聞かれたって 神じゃないんだ どっかの奴と寝ればいいんだ 私に言われたって ヤマが当たれば儲かるのだよ もっと派手じゃなくっちゃ意味がないんだ どっかの奴を釣ればいいんだ 私に言われたつて 君が当たればそれでOK いつかの娘も浮かばれんだ |
RAKUENGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 子供達の願いはどこか遠くの歌になった 人々は天に怯え壁を積み上げて 叶ったのは 叶ったのはどの夢 決まっていたカタストロフのような 探していた 探していた答えも 見失うのはここがエデンだから 刻まれる轍の上 人々は身を寄せ合った 向こうの方で燃えていた炎を遠ざけて 終わったのは 終わったのはどの夢 燻っていたカタストロフのような ただひとつの たったひとつの世界を 信じていた ここがエデンと きみは丘に立って 空に手を拡げて 星さえも掴んで 何も知らぬままで 叶ったのは 叶ったのはどの夢 決まっていたカタストロフのような 探していた 探していた光を 見失うのはここがエデンだから | |
フラニーと同意GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | あだ名ならフラニーってのどうかな 醜い世界にきみは謳う もののイロハにうるさ煩いとか 他人の車に蹴りくれるとか 長所だった 今なら救い出せる 俺なら救い出せるよ 誰も皆そう言って手を挙げては 引揚げたよ 色白のフラニー 発信した けどとどのつまり 間に合ってない わがままに創造して わがままに崩壊していく 誰もが見守って 倒れる頃見放されたよ Just do it ほら同意を得た 本当のエゴ見せてやるんだ わがままに想像して わがままに後退していく そのドアはそう案外ぶ厚いから 今なら救い出せる 俺なら救い出せるさ 誰も皆そう言って 聴きたいのは同じうた | |
Sundown and hightideGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | まるでカスタードを指でなすりつけた 体のグラデーションを眼に焼きつけた 通わない心の隙間埋める会話 物々しいためいきの意味は 髪の短いのが好きになってしまった 顔が見えぬよう君に目隠しした 禍々しい世界を遠ざけるように裏返す 弛みない弛緩を繰返して Sundown I'm waiting for your Libido 七色になってよ さあ 思い切って 花びらになってよ さよならなんて言葉 横切っていった 回路 赤いシグナルが明滅していた 迷わない道標があるとすれば そういう 生々しい姿態の方がいいんだ hitide 君を傷つけたい カナリアになってよ さあ 思い切って そう Sundown I'm waiting for your Libido 七色になってよ さあ 思い切って マルキドが待ってる hitide 君を傷つけたい カナリアになってよ さあ 思い切って 花びらになってよ Sundown and hightide | |
死番虫GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 嘘でしょう嘘でしょう嘘でしょう SOSもストレスも無効でしょう このボトルが空く頃には 密やかに姿を消すわ この町に住む死の番人は 不可思議な音を奏でた このボトルが空く頃には その音を聞いてしまうのかしら そう バレないように此処を出れば 今出られれば 追いつかれないように離れれば 離れられれば 嘘でしょう嘘でしょう嘘でしょう クソでしょうあなたはクソでしょう もう疲れたのに夢を見るわ まだ見られるわ 戻れないように音が鳴るわ 奏でやがるわ そう バレないように此処を出れば 今出られれば 追いつかれないように離れれば 離れられれば | |
ミスフライハイGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 傷なんて癒せるはずはないでしょう 誰よりも頑張ってる気がしてるのよ gettingaway 右手で刻むわ 勇気の証を 上腕二頭筋の左アンダースロー gettingaway これだから gottagetaway 現実はイヤ ミスフライハイ more and more high more and more なぜみんなあたしを傷つけるのよ でもそんな自分が愛おしいのよ gettingaway これだから gottagetaway 現実はイヤ ミスフライハイ more and more high more and more gettingaway gottagetaway 忘れなさい ミスフライハイ more and more high more and more 躁 ハイ燃えてるの high昼も夜も flyhigh more and more ああ また飛んでるの |
FaithfulGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | かの魂によって あの罠にかかりました どこまでもどこまでも深く 小綺麗で華々しいあなた 失礼で忌々しいあなたへ 与太話終えて 森までの道に沿って これまでとこれからを奪って 謎めいて届かないあなた 途切れて叶わない彼方へ 連れ去ってくれればいいの かなしいことは何もない ただ戸口に立ってる 小綺麗で華々しいあなた 謎めいて届かないあなたへ 失礼で忌々しいあなた 途切れて | |
サクリファイスGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | かえすがえすもあきれるのは 私は一切興味がない 願う事と真逆の事 余計なものばかりを食べた でも生贄なら ええもうサクリファイスならば 相応しいならば 愛された記憶の中 犠牲は報われるか否か でも生贄になれば ママ赦して サクリファイスならば 相応しいならば ただ風が鳴るように ただ雨が泣くように ただ明日を待つようにただ 未だここにあるように 今が過ぎてゆくように 今はまだ燃えるような 燃えるような存在が | |
MISOGIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 高々掲げた たかが戯れ言が 糞みたいなロックンロール 叫びたい衝動のサウンド 踊りたい檀那のお耳を拝借 鐘を打ち鳴らせ 愛の教えと禊説法 禊説法 オンザロード 阿漕結構 馬に念仏よりありがたいぜ 袈裟懸けのマイギター 額にはサード・アイ 罰当りなロックンロール 溢れ出す両手の業 布施に頼らずとも極上のセッション 煩悩を数えて 侘寂添えて禊説法 釈迦に説法 インジエア メクラ滅法 だけに体調維持欠かせないぜ 鐘を打ち鳴らせ 浮世 肴にして 魂 掻き鳴らせ ひとつになるのさ 禊説法 禊説法 オンザロード 禊説法 阿漕結構 インジエア お釈迦に説法 禊説法 フォーザピープル メクラ滅法 まだまだテイクイットイージー さあここから | |
NOSGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | デフレの影響で損 デプレッションのせいで損 月末の糊口の存続はきつくなる一方 ケツの方で上がるスモーク 前の方ではパープルヘイズ 別の営利 模索しながらスタート そして1/4マイル 性能の差 性能に差がある 性能の差はどうしたって埋まらん 排気量の差 愛してるよサッドガール ハイリターンはないから バーンアウトしちまったら食わしてくれよ デフレの影響で損 まるでマニックデプレッション 月末の糊口をどうしよう 性能の差 性能に差がある 性能の差はどうしたって埋まらない 排気量の差 愛してるよホットロッドガール ハイリターンはないけど バーンアウト! NOS! やがて1/4マイル | |
TwoGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | One 忘れてしまわぬように指を折る Two 数えてもどうにもなるものではない 返されてもいまさら使えないから 並べたら そうなんだかぶり返しそうな いとおしいいとおしい糸を手繰り寄せ たったこれだけ これだけのこと One 忘れてしまわぬように指を折る Two 何度も数えてもふたつしかない いとおしいいとおしいはずのこの行為は たったこれだけ これがすべての いとおしいいとおしい糸を手繰り寄せ たったこれだけ これだけのこと たった たった | |
B.D.S.GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | はずみでそこに入るギア 音ひかえめにさばく はみ出る 見失うセンターライン ささやかに後悔する 絵に描いてあるような 目に入る蜃気楼 手に入るのはもう そこまでだ 目の前がどうにかなる 誰の前で踊りたがる? そうやって?へえー 迷える脳は問いかける 今ブレーキダウンはどうなんだ? 見ろよ疾走中 「旅です」とか大袈裟に言え 生まれかわれるかもよ さわりで本当はドライブスルー どこにも向かわねえ 背に腹は変えられぬ 根っからの逃避行 手に入りそうだったっけ? おわかれだ 目の前を鳥が舞う 軽めの方が体にいい みたいだ アクセル踏めばどうにかなる おれ曰く 「ブレーキダウンはかんべんな」 目の前を鳥が舞う 誰の前で踊りたがる? 笑わせるぜ 迷える脳は問いかける 「今ブレーキダウンはどうなんだ?」って 目の前がどうにかなる ハイウェイの上 盛り上がる おれ独りで 迷える脳は手に余る 今ブレーキダウンはノーなんだ 見ろよ疾走中 |
Suffer the childGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain 踊る阿呆に見る阿呆 転んだ方に罪が問われる いやそりゃけっこう Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain エラそうに振舞われ いろんな他人に乗り越えられる そりゃもう貴公に及びません しかしながらまだ投げちゃいませんぜ いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女葬るスキル 言わんやborn under a bad sign ただcrazy for your love 踊る阿呆 Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain 踊る阿呆 tell me about them 歪んだソウルはいつものおまえ いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女葬るスキル 言わんやborn under a bad sign ただcrazy for your love いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女振り返らねえ 言わんやソウル エヴリバディ ただcrazy for your love 踊る阿呆 |
さみだれGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 雨あがって五月雨もここまでと窓を開け 繰り返して何度も繰り返して朝を待って ただこうやってただこうやって あなたのそばに立って 風と雨 光と影 すべてを分かち合って 遠回りして賑わう通りを避けて花を買う 気休めだって窓辺に飾ればほら 明るくなってさ ただこうやってただこうやって あなたがここに在って 笑い合って涙流して 心は軽くなって この日々はずっと この手を離さないと 温もりは永遠と そっと胸に刻んでいた 雨あがっていつもの通りの店で花を買う 気紛れだって窓辺に飾ればまた 明日があって ただこうやってただこうやって あなたのそばに立って 風と雨 光と影 言葉はもう要らなくて 粥じゃなくてカリフォルニアステーキ あなたは食べたがってさ ただこうやっていたい あなたがここに在れば この日々はずっと この手を離さないと 温もりは永遠と いつも いつまでもそう願って | |
アルファビルGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 見なよ兄弟 いかに崩壊を来すのかを 近い将来 きみが恋をする頃 一体 このまま目を塞いでいれば怖くはない 生々しい世界を見ないでいいのに 見なよ兄弟 いかに膨大な遺産 果てるビルディング ここを愛しているかい このまま目を塞いでいれば怖くはない 禍々しい世界を見ないでいいのに このまま手を繋いでいれば怖くはない その目を開けたら朝が来るように | |
R&RニアラズGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・高野勲・根岸孝旨 | 年甲斐もない? 若いじゃない 若いこそが転がる石だ ウイスキーじゃない? いつからだ ウイスキーじゃなきゃ ノーノーR&Rじゃない 変だ どこからどこまでだ マッドラブ… アンドダンス…? 確かにそういえば踊る気ない 逃がれ逃がれ逃がれて まだどうやらできません このままヤケになるのか 己に嫌気がさすのも悪くない 逃げろ逃げろブーたれて いまや恋などできません 追われてるわけじゃないけど なぜかこういうのを誰もうたわない 上手いじゃない 若くない? 若くなきゃ 泥んこ水だ レスポールかな レスポールじゃない レスポールじゃなきゃ ノーノーR&Rじゃない 変だ 上から下までだ でもまあいいんだ 不確かな行為なら嫌いじゃない 燃える燃える燃えてるけど ヘタじゃないのにイケません あの娘がヤケにすごいので ヤケにニヤけたおぼえはあるけど まわるまわる目がまわるぜ まだどうやら抜けません 水差すわけじゃないけど なぜかこういうのを誰もうたわない そうだ 変だ 何から何までだ マッドラブ… アンドダンス…? 確かにそういえば踊る気ない 逃がれ逃がれ逃がれて これ以上など言えません このままヤケになるのか 己に嫌気がさすのも悪くない まわるまわる目がまわるぜ まだどうやら抜けません 水差すわけじゃないけど 一人そう 言わば誰もうたわない |
MAWATAGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 安っぽいララバイ 二人まるでインサニティ 異国のメロディ 薄明かりに彷徨う 砂漠の城で 髪を切ったきみは 犯した罪を 悪びれずにこう云った あなたの勝ち まだわかってないみたい 真綿で知らずに 縊られてゆくみたい 不確かなエネミー 知られてしまうまでのダンス 満天のギャラクシー 嘲笑われて踊ろう 私達つまり なるべくしてこうなった あなたの負け 気付かないふりをして 亜熱帯の亀裂に 行方眩ませよう あなたの価値 まだわかってないみたい 真綿で不埒に 縊られてゆくみたい | |
Neo BurlesqueGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | へし折られた鼻だってほらごらんのとおり 立ち直りの方法があるものさ 口に出していいならば逆に何も云わない この世代のせいにしたってこと あとはきみの愛で 得意の愛で結構さ 迷わないで踊ってみて 理屈よりも夢を与えられる 芳しきその衣装 預かっとこう へし折られた鼻だってほらごらんのとおり 立ち直りの方法があるものさ あとはきみの愛で 得意の愛で最高さ ここにおいで 立ってるから | |
女たちGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 彼女行った「恨んじゃいない」って それってもしかして 彼女言ったんだ「あながち嘘じゃない」 あながちってなんだね Some girls を愛せ Some girls を愛してよ 彼女言った「嫌いになりたくない」 それってディスカバリー 彼女言ったっけ 「べつにそんなつもりで生きてるわけじゃない」 Some girls を愛して Some girls をああしてこうして 彼女最近じゃ 得てしてそういうもので 口きいてくれない 女って実は 女たちは知ってたんだ 恐るべき女達はいつの世も 恐るべき女たちを愛せ Some girls Some girls | |
SATORIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | やがてぼくらは越えてゆくだろう 冬の吐息も夏の陽炎も 悲しい記憶の蓋が開いたら この手必要かい この手 ふれても ふれても 遠く離れていた 何度も ほら何度でも 涙こぼれ落ちた 眩しい色彩も石のような空も 見つめあうことさえも越えてゆくだろう 凍えていた夜明けを 今もう一度この手で ふれたら ふれたら 何か変わるならば 何度も ほら何度でも 明日を願うならば | |
ANATAGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 花は散ってゆく 季節は去ってゆく 立ち止まっていた私一人が 街は私を包んではくれない 行き交う人は皆満たされていて 目を閉じて呪うわ 目を開ければ あなた あなたが笑っていたのに あの日のまま止まったあなたの姿も やがて消えるのでしょう 想い出がいっぱい ごろりごろりと 交わした約束と去年の二人が 灰皿で燃えるわ 描いたのは あなた 幸せとかそんなのじゃない あの日のまま止まったこの部屋の中で また朝を迎えて 目を閉じれば あなた 面影も夢も やがて消えるのでしょう | |
UNOMIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 多くは持てないけど 幸い高価な物もない 今度の町の川は美しいけど きみは居ない 針の返しみたい 絡まる錘と糸 全て鵜呑みにすればいいのかい 取り憑かれた思い込みで 壊したものを押しやった 巻き戻せる まだ信じていた 御都合主義のこのリールは 跳ね疲れた魚 愚かな流れの中 せめてきみが線を引くまでの 激流に投げた 安物ルアーなどクソの役にも きみはそう云った ただきみはそう云って 多くは持てないけど あいかわらず 釣りに行こう | |
FORGE MASTERGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 生まれながら苦労は知らない 不幸なほど何も思わない 君は恋をして 普通にあれをして 「今」を積み上げた とさ あとの世界が決まれば 埋まればこの通りさ 風の行方がわかれば わかれば ここに居ないのに 選べないから諦めた 始めからこんなフォルムだった 日々を誤って 意味を追い遣って 希望を放り投げた まだ きみの痛みがわからない わからない わかりたかない 果てが見たいなら来いよ 遠いよ ここに居たくねえ 選べないから諦めた 始めからこんなフォルムだった 日々を誤って 意味を追い遣って 希望を放り投げた あとの世界が決まれば 埋まれば予想通りさ 風の行方がわかれば わかれば そこを目指そう | |
Esq.GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | ここまでか 見損なうな 漢ならこの身果てるまで 味わうんだ くたばるか 刺し違えるか 役回りが仇となるまで エスクワイア 心に花を抱いて 片手に竿を 背に人生を 言葉は夢を描いて 涙はいらない いざ行かん 極東では刀あらば いざとなりゃ喰わねど高楊枝 お侍さん ここまでか 見損なうな 馬鹿らしいぜ この身果てるまで弔いだ 似たような歌を謳って 片手に餓鬼を 唇にスピリタスを 大人の闇を抱えて 誰も文句などあるまい 心に花を抱いて まるで目呟く物語を 飽くまで夢を描いて ただじゃ涙は見せないはずさ | |
ママGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | ママ 俺は今 神様と肩並べた 本当なんだ まだ 子供の頃の事を思い出せる 遠いよ 空の上 走馬灯まわらないや 氷の肌の上 罰を与えようね ママ あなたの腕の中で抱かれてたのは どうしても思い出せず おいで ここまで オーロラ もう遅いや 織り成す光と影 まわるよ 赦しを乞うように 空の上 遠いよ | |
雪解けGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 独りかい 怖がらないでいい あともう少し 冬が終わるまでは 虹を見たのかい 虹を見ていたのかい 凍えた記憶を背負い込んで これまでの誕生日を数えて きみは知っただけ 風は知っていただけ わけを知らない 世間を見ていただけ 雪解けを 虹を見たのかい 虹を見ていたのかい わけもわからず 世界を見ていたのかい 朝を見たいだけ 未来を見ていたいだけ 嘘はたくさん きみは守りたいだけ 春の芽を 繋いだ手を | |
ONIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | さあ目を醒まして さあ聞かせてくれ 影を纏ったあわれな取り替え子 風を宿して 雨に躍って 闇を喰らって腹を満たしていた このざまに二言は無い 貴様らに異存は無い ただ這いつくばって息を殺して 次を狙ってんだ 誰にもわからない 何も聞こえないさ 誰にもわからない 鬼の子だったってよ 羽を手にして呵々と笑って 我に返って因果応報とは このざまに二言は無い 貴様らに異存は無い どうせ夢を見たって 夢を散らして荼毘に付すまでは そう見る前に跳んだら 二度と戻れない 仇になるつもりなんだ すべて失っても さあ目を醒まして さあ行かせてくれ 這いつくばって息を殺して 次を狙ってんだ そう見る前に跳んだら 二度と戻れない 仇になるつもりだった 鳥になりたくても 誰にもわからない 何も聞こえないさ 誰にもわからない 鬼の子だったってよ | |
VIRUSGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 永遠を頬ばった 永遠を頬ばった 永遠を頬ばったので 排泄を行った 排泄を行った アイデンティティなど壊疽 煩わしいよ スポーツニュースは 挨拶を葬った アメダスを封印した カードローンを延滞したので ダンジョンを攻略した アイドルを打擲した 原宿にウイルスを流した ああ忙しいよ 眠る間もない 頭の奥で赤い光が 微かについた気がしたのは 永遠を頬ばった 排泄を行った |
EraGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 風を待ってさあ行こう どこへだってかまわない 忘れてたロックンロール どこかで流れてる あの頃の情熱と 変わらないとは言えないが それはそれできっと悪くはないだろう 手伝ってくれるかい ついてきてくれるかい 過ぎ去った痛みに惑わされぬように 時の流れはずっとしなやかで残酷で 転がってくメロディ 苦い過去を奏で 何もかも連れて またもう一歩 急がないでいい あの頃のぼくらが 知らなかった真実を 知ってどうすんの 引くに引けないさ 押しも押されもしないのさ I won't back down I'll stand my ground 散らばった光に雨が去ってくように 時の流れはずっと穏やかで壮大で 繋がってくメロディ 苦い過去を引っ括めて 何もかも連れて行こう もう一歩 いつもの感じで | |
何を話せばGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 大人になった人は当然 傘を胸に仕舞うそうだ また降りだした事を確かめながら 肌に合ったその場所で 君は綺麗にもなれそうだ 邪魔になった物を捨てればね ねぇ何を話せばいいのかも知ってるけど ねぇ何故か知らぬ間にこんな雨になったのさ 束になって伸掛った幼い手に余る様な 無駄な季節は 唯 通り過ぎて行く 大人になった君は当然 傘を胸に仕舞いそうだ また降りだした事を確かめて ねぇ何を思えばいいのか分かってるけど ねぇわざと知らぬふりしてちゃいけないのかな 雲は僕等の真上にひとつだけ 二人は何を見てるんでしょう? 願えばかなうのも無くなってゆくのも ねぇ何も変らないそう思えないのにさ ねぇ何を話せばいいのかも知ってるけど もう雨はあがらない?そうは言えないのかな | |
居眠りGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 思い知るのは人波の中 ありとあらゆる脆さ 笑う子どもと妻の顔を見ていた けれど そこで目が覚めて醒めて 涙拭いて忘れて 伸びをして次で降りて かなしい顔 封印したら駅を出て 家まで歩こう 意地を張るのは 思い詰めるのは よくある話と思いたい 泣く子どもと居ない夫の声を 聞いた そこで目が覚めて醒めて この手 責めてもしょうがない 営みは繰り返されて やさしい顔 用意したら買い物へ 誰がそれを誰もそれを わかっていながら見送るだけで 心撫でた風は光はいつも ずっと変わらずそこにあって 思い知るのは 思い詰めるのは よくある話じゃないのかい その全てを微笑みに変えてみた 居眠りは覚めて醒めて また前を見て歩き出す 営みは繰り返されて やさしい風 通り過ぎて行けば 歩いて家まで 微笑みは | |
リヴァイアサンGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 「いまだかつて嫌いな人問には会ったことがありません」 いつか無理がバレてしまった日にゃ 全て敵に回るのさ 憂き世リヴァイアサン 人はべヒモスか 俺に武器はない この身ひとつ 潰し合いなら上等さ 人を呪わば穴二つ 毒喰らわば皿まで もはや堂に入った御家芸 目の覚めるような轟音でいくら若僧が叫んだって 届かねえ届かねえだろ 傍観はまるで恋の味わい シャーデンフロイデ寄っておいで 善くない話題が多かった日にゃ ここが「ざまあみろ」で溢れる 誰が理解者さん? きみは被害者かい? 闘う気がしない 覚悟をくれ 泥仕合だ肚を括れ 人を呪わば穴二つ 騙されんなよ高校生 御為ごかしは御家芸 目の覚めるような轟音でいくら裟婆僧が叫んだって 孤独は消えるもんじゃねえ 潰し合いなら上等さ 人を呪わば穴二つ 火を喰らわばサラマンダー もはや堂に入った御家芸 泥仕合だろよどうせ どこ向かって走ればいい その不快なる轟音で表六玉が悶えてる 「きみに届け」と 聴こえねえ響かねえぞ | |
ポリゴンのクライストGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 我はこわれ甕 言うなればペンテジレーア 我はミヒャエルコールハース 控え目に言えば 我々はきっと選ばれた遺伝子 ワレワレ…yeah まあまあ後遺症の患者さん 誰も居ない宇宙で逆ギレした Amen ポリゴンのジーザスクライスト 作用した 作用したってんだろ ガリバーになれば視界は拡がってった 地図の上で踏んづける場所を確認した ファンファーレはずっと鳴り止まぬシュプレヒコール ワレワレ…イエー まあまあ法の番人 御巡りさん 骨折り損で脚が棒になった Amen 恋をした青二才 幸せだ 幸せだってんだろ つまりだ いつまでこうやって隔離するつもりなんだ 私は、だ もう正常だ もう健康だ 誘惑すんなよ看護婦さん まあまあ後遺症の患者さん 誰も居ない宇宙で輪になった Amen 恋をした青二才 フィアンセが幸せぶってんだろ ワンマンショーの様な孤立感 数が異常でいつも針食った Amen ポリゴンのジーザスクライスト 作用した 作用したってんだろ |
ランチェロ'58GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 太陽は真上 さあもう滑走路へ そんな真っ白な夢見た 感情の投影 細胞の遠吠え いつか俺にも羽をくれないか 探していたものでさえ 今 容易く忘れてしまえそう 砂漠の物件 フォードランチェロは 意外と簡単に見つかりそうでも 最低条件 最上の楽園で 天使がきっと俺を待ってんだ 届きそうな気になれたんだ 今 悲しそうなフリをしただけ 体の中の予感も ただ 照らし続ける太陽のそばへ きみのもとへ 砂埃はずっと君を遠ざける 探していたものでさえ 今 メキシコの空もテレビで 悲しさも嘘も詐瞞も ただ 照らし続ける太陽のそばへ | |
411GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 足を床に打ちつけても 俺は眠らずにいられた アムリタをくれ エクストラ・トールで 最先端の先でいつか目を突きそうだ ベルゼブブを呼び出せれば 金はいくらでも払ってやる きみからの電話に出れば 一瞬で明日なき世界だった I gotta keep the 411 I've got the 411 足を床に打ちつけても 俺は眠らずにいられた アムリタをくれ エクストラ・トールで 最先端の先でまた一人死んじゃいそう サブリナから最後のメール ついに成功したみたいだ 下界からの電話に出れば 一瞬で手厳しい現実だった I gotta keep the 411 I gotta keep on rolling down | |
弁天GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 囮と知らずに捕えられたのか 都合のいいきみは消費者 かけがえない弁天様 型通りを植え付ける 気付かれぬままに 若さゆえ拡散されて 当たり前が左前 きみがしなをつくった YOLOはKOBIを売った 背伸びした青年が 精を出して生産してゆく 羨ましいのさ 手を伸ばした底辺が 手一杯で諦念を見た 振り切るように今日も目合い 瞳を見下ろす 目を逸らさないで ほら とうが立ったと云うけど 味わいが深まってそう ああ弁天Summer 成熟した政治が 税を課して性にしてゆく 何ハラスメントか 手を伸ばした底辺が 手一杯で諦念を見た 弔うような今日の目合い | |
hiatusGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | あの音がきこえていて あの音はきこえないで あの音に邪魔をされて あの音は身を潜めて 闇の中横になれば 現れた星に触れた その濡れた手触りなら 使えないあの音を思い出せる アの音がきこえていて アの音はきこえないで アの音に邪魔をされて 蒼い愛は連続してゆく |
大脳機能日GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 「どう? やってる?」 「居直ってんの?」 「どうなってる?」 「またサボっちゃってんの?」 今忙しい 「怒鳴ってるヒマあんでしょ?」 「ドナテルロ?ルネサンスだっけ?」 忌々しいね 走らせるのは 焦らせるのは誰 稼がせるのは 他でもないあなただけ 走らせるなよ 焦らせんな まあまあ ねえ 寝てませんよ まだ cerebration day 走らせるのは 焦らせるのは誰だ 稼がせるのは 他でもないあなただけ |
SEAGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 果てはないと あてはないと 笑ってるの? 泣いているの? わかってる ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 誰にも触れられず 誰にも触れさせず 見棄てられた 見棄てられた 吐いてしまいそう 殺してしまいそう 笑ってるの? 笑えばいいよ ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 微かに波を立てて 僅かに餌を食べて そして撥ねた 水が撥ねた さして寒くも 暑くも無く きつく目蓋を 閉ざしてる ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 誰にも触れられず 誰にも触れさせず 忘れられたはず の 何か 浮かべていた |
YOROIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | さらっとそう云ったろ 目一杯いやなふうに この景色の中ただひとつ 不可解な要素だとかなんとか 俺はアルマジロ 丸くなって眠る 存在と無と時間とが かくも細部まで宿り給う 祀り上げろ 担ぎ上げろ アルマジロを アルマジロを 花も恥じらうアルマジロを マトラカになる前に アル・メギドを目指して 来たるべき最後の決戦に 備えて甲羅に隠れよう 善と悪とをわきまえてても アルマジロ アルマゲドン あるまじきカルナバル 世も末 善と悪とのどちらか一方 弱りだしたら祀り上げろ アルマジロを アルマジロを あるまじきアルマジロを カルナバル | |
ミランダ(Miranda warning)GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | ミランダ おまえはスター 慣れないのは身の丈に釣り合わぬ名前だった 聞いた覚えはないなんて言えなくなった 取れないのはこの眉間にめり込んだ楔だった 次の街ではきっと弁護士を見つけるさ 目の前をおまえがそうやって周り続けていた カルマの環 逃げ切るのさ ミランダ おまえはスター 選んだ道は茨なのか 夜空見上げ探した二十七のうちのひとつを 次の街ではきっと看護婦さえ俺を匿うんだ 読み上げられる日が来るまで おまえの軌道追って逃げ切るのさ カルマの環 | |
実はもう熟れGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 踊るきみを見たのは あの夏の日一度きり あまりにも儚くて もうめぐり逢えない気がして ほら誰も寄せつけぬ素振りで 腕からそっとすり抜ける このままじゃきっと踊りの渦に見失う けどその日のきみは煌いて 聖なるオーラ振り撒いて 今その手がふっと ぼくの頬に触れた 二人やがて結ばれて 子どもたちも手を放れて 忘れたのか実はもう熟れ 胸騒ぎがしないか けどあの日のきみは輝いて フロアはみんな背景で あの夜のぼくら甘い夢に溺れた ほら誰も寄せつけぬ素振りで 群れからそっと抜け出して 濡れた目で言った 「キスは命の火」と ほら今でもきみは煌いて 腕から腕を泳いで このままでいっそ踊りの渦に巻かれて 今誰もがドン引きするくらい 何度目の恋と青春を ただきみをもう一度 遠目でお燗してみたい | |
Ub(You bet on it)GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 誰もがそれに飛びついた おれはどうでもいい気がした 腰を掛けて腹を決め やおら立ち上がる日を待つ 次はスペードだ 賭けてもいい 世界中が敵だと感じたなら 選ばれたってことさ 呆れるほど独創的なプレイスタイルで 今ひっくり返しちまえ 新しい果実には当然 熟す時が訪れる 彼等はもう頬張る寸前 いやもう遅い 既に食べてしまったんだろう 熟れすぎたのは 是か非か 世界中が素敵だと感じたなら あと一息ってとこさ 呆れるほど革命的なアティチュードで きみを守り抜いてやる ひっくり返すのさ 賭けてもいいぜ Baby | |
Goodbye, AnnieGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | よくぞいらっしゃい東の果ての島まで この国の祭囃子で歓迎致します アキバとかオモテナシとか カルトなど興味あるでしょう ねえアニー 型通りか型破りかとどの口が云う 魔女狩りかポリコレなのか そこは論じない 大人でさえ文化人でさえ有識者でさえ 同じ目をしてる 鎖国してる どうせロンリーコンドルのアイランド どうせガラパゴスならそいつを喰らい尽くせ Welcome, Annie Thorne またいらっしゃいこんな島が沈没する前に 物見遊山できるあなたが頼りなのです 疫病に少子化に防衛 格差税金に忖度何チューバー どうせロンリーコンドルのアイランド どうせガラパゴスならそいつを喰らい尽くせ そうさアブサン漬けの楽園 せいぜい奴らに媚びて 揉み手で踊れよロックンロールスター You just a Lonely Condor Goodbye, Annie Thorne | |
それは永遠GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 永遠だって言ってた 地平線だって見えた 今でもまだ夢を見るよ 未完成だった少年は 油性マジックで塗り潰した きみのことが好きだったけれど その瞬間はあっという間 過ぎ去っていくのを知っていながら 何もできずにいたんだ 今さら全部わかるんだ その声やその想いが痛いほど 胸を突き刺したまま 眩しそうに睫毛伏せたきみが 波音に乗っかって ふいにそう言った 時空を越えてしまった その瞬間はあっという間 過ぎ去っていくのを知っていながら 何もできずにいたんだ 今なら全部わかるんだ その声やその想いが痛いほど 胸に突き刺さったまま 永遠だって言ってた 水平線だって見えた 今でもまだ夢を見るよ | |
Loss(Angels)GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 悲しくなんかないと 寂しくなんかないと思ってた 穴が開いただけ 自分で出来るしマンガもゲームもある なにより もうガキじゃないさ じきにプレイギターし出した 弟を見てたら重なって 涙がこぼれた おれが守ると約束したいけど 力を貸してくれよ また明日 夢さ きっと 眠ればいい 違う世界 違う未来 べつに見たくないんだ 起こさないでくれ 大人になるまで 悲しくなんかないと 寂しくなんかないと思ってた 穴が開いただけ 自分で出来るしマンガもゲームも要らん なにより ガキじゃあるまいし また明日 眠いんだ いったいどうすればいい? 違う世界 違う未来 べつに欲しくないんだ また会えるならば 会えるならば 起こして | |
Ready to get started?GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | Ready to get started? 朝風呂 浴びたらほら用意しろ どの街まで飛ばして行こう? どこでもいいんだ 青空 風向きも変るぞ 追い風に決まってんだろうが Lady luckが乗ってんだ おれが運転だ ハンドルは譲らねえ 限られた人生ぶっ飛ばして行こう どこかで野垂れ死ぬまで まるで銀河を行くエクスプレス あの星を見たくはないかい その前にラーメンライス 降る灰 あの町を思い出して 泣くこともたまにあるんだ けどおまえらと行こう おれがキャプテンだ 次はイスカンダルだ 残された人生ぶっ壊して行こう ほら覚悟したかい? おれが運転だ ハンドルは譲らねえ 限られた人生ぶっ飛ばして行こう Are you ready to get started? | |
OpheliaGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | どこかで見た絵画みたいに 水に揺蕩い流されていた 空は残酷に晴れ渡っていて 壊して 誰がわかってくれると思うの 降らして 雨で濡らして 綺麗事を洗い流して どこにいるの 何をしてるの 枝が折れて 歌を口ずさんで 奪って 何もわかっていないのあなたは どうして あなたはどうして わたしは沈んでしまうのに こまどりが飛んで 芥子が咲いていて 晴れ渡っていて 殺して 己を殺して あなたは知らずに 壊して 誰がわかってくれると思うの 降らして 雨を降らして わたしごと沈んでしまえばいい | |
NINJA POP CITYGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 暗闇に飛び込んで 賢しらに研ぎ澄ます 夜に紛れ込んで 刃物になって行け 哀しみは飲み込んで 怒りは見せないで 誰にも知られないで ひたすらに這って行け 仮想現実のシティでポップな恋をしろ 忍び寄る影は誰だ 駆け抜けろ Tokyo friday 世直しの Party night お代官屋敷で豪遊 曲者じゃ出あえ出あえ 暗闇に飛び込んで 賢しらに研ぎ澄ます 夜に紛れ込んで 刃物になって行け くノ一としけこんで寝首掻かれたって シティは今日もポップな顔 ああ 駆け抜けろ Tokyo Friday 世直しの Party night お代官屋敷で豪遊 曲者の day by day 今宵 駆け抜けろ Tokyo nightmare 夜遊びの Party night お代官屋敷を for you 曲者じゃ出あえ出あえ | |
どあほう ![]() ![]() | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 高野勲 | わたしがいなければ何もできない人 泣きはしません横丁の華 彼女のカレ見なさい かなりのクズやって それはそれで楽しそうやんか やたけたなハイテンション ヴィランも引き受けた ど阿呆 飛ばせ 今ここが最前線 しれっと華麗に散っておしまい 大人がみっともない 女性にだらしがない それがどうした 酒を買うてこい 憂き世の裏の裏 ここまで寄り添って耐えてきたんや 黙ってついてこい 綺麗やで 掃き溜めの紅一点 おまえと駆け抜ける往来 飛ばせ 何もかも越えて 見とけ 怖いもんはないわ よう見とけ やたけたなハイテンション 花道の向こうへ 飛ばせ 何もかも越えて おまえと駆け抜けて Alright 飛ばせ どこまでも最前線 しれっと華麗に散っておしまい わたしがいなければ何もできない人 泣きはしません このど阿呆 |
全1ページ中 1ページを表示
|