| 或る女のつぶやき丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | 膝(ひざ)を組みかえて女はつぶやく 「自分に素直でありたい」 巡る季節の色に染まりながら 肩先に優しさが匂(にお)うようになった  たとえひとりの男(ひと)を本気で信じたとしても それはそれでささやかな愛  忘れられる人がいて 忘れられない人がいる 手をとりあって生きていけるなんて 素敵な事じゃない?  ルージュひきながら女はつぶやく 「昨日の自分にさよなら…」 黄昏の人だかりに押し流されて 心から想い出をすられてしまった  たとえ昔のあなたとここで出逢ったとしても それはそれでただのすれ違い  つかみきれる人がいて つかみきれない人がいる 肌をあわせて生きていけるなんて 幸せな事じゃない? 感じあえる人がいて 感じあえない人がいる 限りなく優しく生きていけるなんて 大切な事じゃない? | 
																												
							| 遊飛行丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | まぶたを閉じると あなたを浮かべる 瞳の中のやさしさ 急いで大人に 近付こうとする あなたの深い溜め息  青空の下で 子供のように 無邪気に戯れた 遊飛行 倒したシートで 口づけをした 私は二十歳の顔をしてたわ  いつか別れが くるのを知ってた 気づいたら 本気になってたの  いつでも笑って ごまかしていたわ まぶしいほどの輝き 夢中で私を つかまえようとする 電話のベルがやまない  夜明けに海へ 車を飛ばす 街から逃げ出した 遊飛行 映した写真に 笑んでいる あなたと私は違いすぎるわ  仕事も友達も描いた夢さえ 気づいたら 二人を遠ざける  いつか別れが くるのを知ってた 気づいたら 本気になってたの | 
																												
							| どうぞこのまま大西亜里 | 大西亜里 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 斎藤ノブ | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの喜びを あなたの ぬくもりに感じて そうして 生きているのです  くもりガラスを 伝わる 雨のしずくのように ただ ひとすじに ただ ひとすじに ただ ひたむきに それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと 降り続く  くもりガラスをたたく 雨の音 かぞえながら どうぞ このまま どうぞ このまま どうぞ やまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま  どうぞ このまま どうぞ このまま どうぞ やまないで | 
																												
							| 琥珀色の悲しみ由紀さおり | 由紀さおり | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 信田かずお | さりげなく扉(ドア)に 近づく 足音 今夜も私は 待ち疲れてる  女は 時には 体で 答える 少しのぬくもり 欲しいだけで  琥珀色のグラス テーブルに たおれて したたり落ちる 儚(はかな)い悲しみ  やさしさも 愛しさも あなたの腕の中 ふたり 果てる時まで  時間に 追われて 通りすぎていく 束の間の夢に 遊ばれて  窓から流れる 冷たい風に 涙も乾いて 心も冷える  琥珀色のグラス テーブルに たおれて したたり落ちる 儚い悲しみ  やさしさも 愛しさも あなたの腕の中 ふたり 堕ちていくまで | 
																												
							| TIKI TIKI MY LOVE丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | 背中丸めて 歩いちゃだめよ 冬の木枯らしに 笑われるから 燃えつきたストーブの ぬくもりをコートの下に あたためて 飛び出したくなって  明日の便りも ききたくないよ 胸がこげついて 涙もでるよ 街角のミルク・スタンド やさしい声 かけてくれる 赤ら顔の気のいいミルク・マン  待っているから 帰っておいで うすぼんやりの 空にひとひらの雲  あなたの行方は 北風のむこう Tiki Tiki My Love! ひとりぼっち  コーヒー・ポットのゆげがゆらゆら くもりガラスに ガス燈のともしび 裏街のあちこちに いくつも ひろがる窓あかり なつかしい笑顔が 重なる  何も聞かずに むかえてあげると 輝きはじめる 星に魔法の呪文  あなたの行方は 北風のむこう Tiki Tiki My Love! ひとりぼっち  待っているから 帰っておいで 輝きはじめる 星に魔法の呪文  あなたの行方は 北風のむこう Tiki Tiki My Love! ひとりぼっち | 
																												
							| STRAY CAT丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | あなたの片腕に 思わず寄り添って Du・Du・Bi・Du・Ba 甘えてみせるの  ダイヤの瞬きに秘(ひそ)かに爪をとぐ Du・Du・Bi・Du・Ba ヒールを脱いで  Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo アスファルトが 濡れた夜は Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo 足音もたてず ドアをくぐりぬける  はんぱな気持ちで こせない夜だから Du・Du・Bi・Du・Ba 相手をさがすわ こぼれた星屑(ほしくず)が ドレスを飾るころ Du・Du・Bi・Du・Ba 肩ひもおろす  Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo アスファルトが 濡れた夜は Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo 肌をあたためて膝をたててあげる  Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo アスファルトが 濡れた夜は Wow・Wow Stray cat Wow・Wow Stray cat Wow・Wow・wo 足音もたてず ドアをくぐりぬける | 
																												
							| CHEAP CHIC WOMAN丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | のどかな昼さがりには なんなりとやりすごして 電話線が つながるまで 白紙の時間が 過ぎる  ふり返れば ひとり暮らし キャリアが お金生んでる 陽ざしは 肌にはやさしいけれど もたれる男が いない  I'm a cheap chic woman 胸のボタン はずして I'm a cheap chic woman ダブル2杯 そそぎこむ Hey,Mr! 欲しいものは Hey,Mr! あれだけじゃない!?  イニシャル入りの指輪が くすり指にくいこんでる 素直にうなずいてたなら キッチン・テーブルに 居たはず  I'm a cheap chic woman 誰か ドアを 開けたなら I'm a cheap chic woman ベッドに 香り散らして Hey,Mr! 欲しいものは Hey,Mr! あれだけじゃない!?  I'm a cheap chic woman 胸のボタン はずして I'm a cheap chic woman ダブル2杯 そそぎこむ Hey,Mr! 欲しいものは Hey,Mr! あれだけじゃない!? | 
																												
							| サヨナラが云えない大西亜里 | 大西亜里 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 斎藤ノブ | 雨降る夜 とびだした街 あなたはまだ サヨナラが云えない  最初はほんの遊びのつもりだった 私 夢中にさせて少し楽しめればいいと  だけどあなたはとても優しすぎたの 時にこの心まで痛むほどに…  信じたくない 壊れて二人 戻りたい あの頃の二人  はじめてなの 本気で他人を愛する気持ち やすらぐことのない倖せの中 泳ぐ  きっとあなたは 私なしで 生きてゆけないはずと 思っていたのに…  “サヨナラ”って今 云われたの? “終わりにしよう”あななが云ったの?  ただ悲しくて どうか一人にしないで もう 他の誰かを愛しているの?  信じたくない ずっと一緒って言ったじゃない あの日 指切り 約束したのに…  雨降る夜 とびだした街 あなたはまだ サヨナラが云えない  サヨナラが云えない…サヨナラが云えない… | 
																												
							| どうぞこのまま市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 田川めぐみ | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの喜びを あなたの ぬくもりに感じて そうして 生きているのです  くもりガラスを 伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと 降り続く  くもりガラスを たたく 雨の音 かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま  どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで | 
																												
							| 揺れてふ・た・り丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | ねえ なぜ 私を 抱きながら あなた いつも 遠くを見てる 君は かわいい 女だって つぶやいて のぼりつめるまで 夢中にさせるくせに 愛して揺れて 愛して揺れて あなたの小舟に乗り 愛して揺れて 愛して揺れて よせては かえす 愛して揺れて 愛して揺れて あなたを追いつめて 悲しい夢を みそうね  ねえ なぜ 行く先も 告げずに あなた いつも 何処かに消える 海を 見てるのが 好きだって つぶやいて カモメに誘われ 男の旅を続ける 愛して揺れて 愛して揺れて あなたの腕の中で 愛して揺れて 愛して揺れて 声なくはてる 愛して揺れて 愛して揺れて あなたに戸惑って せつない夢を みそうね  愛して揺れて 愛して揺れて あなたの小舟に乗り 愛して揺れて 愛して揺れて よせては かえす 愛して揺れて 愛して揺れて あなたを追いつめて 悲しい夢を みそうね | 
																												
							| 心の扉開いて丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 針を落とせば 体に しみこむ メロディー 胸のつかえが とれたように ああ ほろ酔い気分 ロマンティックな 夢に誘われ まどろむ いつも 心の扉 開いて 何かに ふれあえたなら こんな 素敵なことは ないのに きっと きっと 新しい出会いが待ってる  しゃべりすぎた時に ふと 感じる 後悔 傷つけあうのが こわいようで ああ うつむきかげん 忘れたくない 子供のような 素直さ いつも 心の扉 開いて あたたかく ふれあえたなら こんな うれしいことは ないのに きっと きっと 新しい出会いが待ってる  だから 心の扉 開いて あなたと ふれあえたなら きっと きっと 新しい出会いが 明日に 明日に続く 愛を運ぶ | 
																												
							| VARIETY丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 一枚のカンバスに 色を重ねるみたいに ぬりかえられて 変われる男女(ひと)が好き 晴れた空から 突然雨みたいに まるでこの世は型通りにはならないから (VARIETY……)  明日の鏡に ほほえみかけると 昨日と違う 私が写る 七色のコスチューム 七つの顔を 自由自在に あやつれたら  “オズの魔法使い” くつをならした ドロシー やる気になれば できない事はないはず  ピカピカのピアノに 光る旋律みたいに ひきつけられる するどい男女(ひと)が好き 宇宙の果てから 生まれた命の灯 燃えつきるまで やりたい事ができるはず (VARIETY……)  Refrain “未知との遭遇” 宇宙への挑戦 やる気になれば できない事はないはず | 
																												
							| MISS LONELY丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | Please don't cry, Miss Lonely! ひとり暮らし その日から 私、東京の街に抱かれてるの もう、何処にも 立ち去れないわ 心、閉ざして……  モノトーンの黄昏 ビルの すきまから 寂しい人のささやき 私の心が ふるえる 寄りそう人が さがせなくて さまよう姿が 似合う街ね  Please don't cry, Miss Lonely! ひとり暮らし その日から 私、東京の街に抱かれてるの もう、何処にも 立ち去れないわ 心、閉ざして……  ネガティブな恋心 かすみにかくれた 想い出のスクリーン なくした恋が よみがえる 細い肩に 手をまわして やさしさをくれた 男(ひと)もいたわ  Please don't cry, Miss Lonely! 愛を捨てた その日から 私、東京の街に抱かれてるの もう、誰にも たよらないわ 涙、かわいて…… | 
																												
							| 憧れのボードビリアン丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | トビ色のタキシードに ステッキ持って イカした アイツは 怪盗ファントマ 小粋な笑顔に ステップ ふめば 浮き名流して 今夜も幕が開く  騙される 金髪美人 猫なで声と 黒いキャミソールの 三文娼婦 きゃしゃな体に 揺れる胸 ふたりのデュオが たくみに ひびく  憧れの ボードビリアン もしも奇跡がおきたなら 出番 待ってる ステージ・サイド 憧れのボードビリアン 三度のめしより 三度のめしより ショーほど 素敵な商売はない  黄色い声とぶ 天井さじき 舞台の動きに 大感激 波のような拍手に 白熱の夢 こんな刺激は めったに味わえない  憧れの ボードビリアン もしも奇跡がおきたなら 出番 待ってる ステージ・サイド 憧れのボードビリアン 三度のめしより 三度のめしより ショーほど 素敵な商売はない  憧れの ボードビリアン もしも奇跡がおきたなら 出番 待ってる ステージ・サイド 憧れのボードビリアン 三度のめしより 三度のめしより ショーほど 素敵な商売はない | 
																												
							| どうぞこのまま林部智史 | 林部智史 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤浩一 | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの喜びを あなたの ぬくもりに感じて そうして 生きているのです  くもりガラスを 伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと 降り続く  くもりガラスを たたく 雨の音 かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま  どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで | 
																												
							| 夢言丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | 別れた人の想い出が 思う程 やさしくなって 夜毎 夢の中に よみがえる  走り梅雨 去った後の どんよりした つゆ空に 紫の傘 あざやかで  公園で たわむれてる 子供達の はしゃぎ声 遠く近く 耳に残って ポツリとあなたのつぶやき あまり 突然 待つ女(ひと)が いるなんて 知らずにいたなら……  激しく燃えつきた後の なまぬるい体をむりに ひきずりながら 歩いていて  肌に感じる 空気が 生まれてから はじめて ふるえている そんな気がして  ことさら 涙があふれて こらえきれなかった  狂ったほど 愛する事を 捨てられたなら  狂ったほど 愛する事を 捨てられたなら  夢の中のあなたは もう何も語らない 夢の中のあなたは もう何も語らない | 
																												
							| ロックンロールを歌わせて丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 会いたいのに 醒めた顔して しらけた誘いのセリフ ぼやいてる とびつくような目をしてるくせに アタシの脳波に ハモらない  寂しさ広がる 摩天楼の下 夜のネオンに おどらされてる うかれちまったら いきつくところまで キザな都会は いつもパニック だから ロック・ロック・ロックンロールを歌わせて 心から ロック・ロックンロールを Aha ha ha ha ………叫んでみたい  変な邪推で ものを言うなよ 伊達や酔狂で 生きてるわけじゃない 思い思われ ふりふられ アタシの脳波は アブノーマル  100点満点 心はからっぽ うわさうわさで おどらされてる お宅の息子は 程度がいいわね テクノる都会は いつもパニック  だから ロック・ロック・ロックンロールを歌わせて 心から ロック・ロックンロールを Aha ha ha ha ………叫んでみたい  だから ロック・ロック・ロックンロールを歌わせて 心から ロック・ロックンロールを Aha ha ha ha ………叫んでみたい | 
																												
							| TALKING丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 水谷公生 | 夜風が舞いこむ 静かな夜ね ビルの窓辺に 揺らめく光 悲しい事など 忘れてしまえよ 僕がそばに いてあげるから 少しの時間を おしむような 苦しい恋には 疲れてしまった 約束は守るよ 今にきっと 暮らせるように してあげるから あなた いつも 先のことばかり……… 君に会うと 心がやすまるよ それは あなたの我がままよ あなたを 君を 好きでたまらないのに Feeling Love with Me TalKing Love with You 最後のセリフは いわないで だから 信じていてくれよ  かわいた秋は 行ってしまう 時は たしかに 待ってはくれない 私をもっと つかまえてよ あなたを 君を 好きでたまらないのに Dreaming Love with Me Touching Love with You 私ももう 若くはないわ それは 僕も同じさ Feeling Love with Me Talking Love with You Dreaming Love with Me Touching Love with You | 
																												
							| 暮らしの1ページ丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | かたずいた部屋には いとなみの 影もなく ひとりで 飲むコーヒーも まるで いつもどおり  ひとりでは 広すぎる ベッドが 大きくみえて 女で あることが 何故か 悲しい さりげない 暮らしの1ページに 秘められた 想い出があり ひとつ扉を 開けば どろどろした 愛がみえる  白い壁の 明るさが 私には 似合わない あなたを 待つ事も もう ピリオド  あなたが帰った後は この部屋を 飛びだして 歩いたことのない 街を さがす さりげない 暮らしの1ページに 置き忘れた 暗い過去があり ひとつ扉を 開けば どろどろいた 愛がみえる | 
																												
							| 夢のつれづれ丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 小笠原寛 | 誘われて夢の中 あなたを追いかける きらめいた陽ざしさして 小さな葉陰にまぶしい  やわらかな口唇が 体をふるわせる 目を伏せて重なれば ぬくもりが伝わる  思いつめて立ち止まる 後姿木立に消えて いつまでも見送る愛しいあの人  さわやかに朝露が 衿足を流れて ささえてた思い出が 目の前を通りすぎる  呼び戻す言葉さえ 光に吸い込まれて たたずめばまたひとり 冷たい風に吹かれる  限りない愛しさが 胸の奥熱く流れる いつまでも幻の夢のつれづれ  誘われて夢の中 あなたを追いかける きらめいた陽ざしさして 小さな葉陰にまぶしい | 
																												
							| どうぞこのまま佐良直美 | 佐良直美 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | いしだかつのり | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの喜びを あなたのぬくもりに感じて そうして 生きているのです くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと降り続く くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで | 
																												
							| 時が過ぎるまで林部智史 | 林部智史 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 西村真吾 | 今は抱けないよ…抱きしめられない 君の横顔 淋しそうに 誰をも遠ざけているから 入り込めないよ…愛しているけど 車に照らされた後ろ姿 消えるまで この場所で見送るよ わかって欲しい  無邪気に遊んだ 夏が終わりを告げる 恋に夢中になる 炎くすぶる 蓋を開けた心に秋風吹いて 少しの疲れが 二人を変える  寄り添うほど 言葉少なく 見つめるほど 悲しい 大切なのはもう一度 素直になれるまで 時が過ぎること  今は抱けないよ…抱きしめられない 君をただの思い出にして 独りになるのは辛すぎるから 会わずにいるよ…愛しているけど 遠くから窓辺に薄灯りが ともるのをいつまでも見守るよ わかって欲しい  羽を休める水鳥の群れの様に その胸のぬくもりに 全て預けた 無理をしても 微笑みを絶やさずに 応えてくれたのを 知っていた  高まるほど 近づけなくて 触れ合うほど 離れる 大切なのはもう一度 素直になれるまで 時が過ぎること  寄り添うほど 言葉少なく 見つめるほど 悲しい 君への思い 抱きしめて ずっと側にいるよ 時が過ぎるまで | 
																												
							| どうぞこのまま高田みづえ | 高田みづえ | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 若草恵 | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の 証(あか)しなのです  ふれあうことの喜びを あなたのぬくもりに感じて そうして 生きているのです  くもりガラスを 伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな恋だとしても 雨は きっと 降り続く  くもりガラスを たたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーのようなもの だから いつまでも このまま  どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで | 
																												
							| 愛はメッセージ丸山圭子 | 丸山圭子 | なかもと拓 | 丸山圭子 | 佐藤準 | めぐり逢い不思議なものね 弾む心を押えきれない 流行(はやり)のドレス身につけるより 素肌で愛を感じていたい  どうぞその手をさしのべて どうぞ優しくほほえんで 女から男へ男から女へ 愛はメッセージ  目覚めなさい二人の愛 目覚めなさい NOEVIR I LOVE YOU…  今日もまた時代(とき)の流れに 夢をたくして漂うばかり 束ねた髪にほのかな香り 哀しい女は演じたくない  どうぞその手をさしのべて どうぞ確かなぬくもりを あなたから私へ私からあなたへ 愛はメッセージ  目覚めなさい二人の愛 目覚めなさい NOEVIR I LOVE YOU…  どうぞその手をさしのべて どうぞ私を抱き止めて 昨日から今日へ今日から明日へ 愛はメッセ―ジ  目覚めなさい二人の愛 目覚めなさい NOEVIR I LOVE YOU… | 
																												
							| 高いビルの窓から丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 後藤次利 | 高いビルの窓から 地上に向って 手を振るこの私に 気付く人も無い  真下に広い空地では 痩せた枯木が 掘り起こされ捨てられて 根を張る大地も無い  ビルに囲まれた 四角い空には 手許離れた風船 ふわり風任せ  なぜかとても悲しい 遠くへ旅に出たくなる  高いビルの窓から 地上に向って 私の弾くピアノの メロディ零(こぼ)れてゆく  土の無い公園では 今日も子供達が 追いかけ追われながら 無邪気に遊んでる  まぶたを閉じれば 故郷の風景(けしき)が 心の窓に広がり やがて歌になる  なぜかとても寂しい 愛した人に逢いたくなる なぜか とても寂しい 愛した人に逢いたくなる (愛も夢も希望も 忘れたくない) | 
																												
							| 呟き丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | おねがい 今夜だけは 傍にいて欲しい あなたの後ろ姿 見送るのが つらい  雨の降る夜は 心のすき間を 暖たかく 埋め合える ぬくもりが欲しい  幸せは息を潜(ひそ)める  おねがい 少しだけ 後ろを向いていて キャンドルの灯りさえ 明る過ぎて つらい  雨の降る夜は ひたひたと 染み込む 寂しさを 埋め合える ぬくもりが欲しい  幸せは息を潜める | 
																												
							| AS TIME GOES BY丸山圭子 | 丸山圭子 | なかもと拓 | 丸山圭子 | 後藤次利 | 嵐の後の静けさに似て あまりに寂しい佇まいだね とり残されて 忘れてしまおう Rainy Days Memory 確かな愛だと 信じていたのに Mu‥‥ 今夜はやけに Slow Down TV(テレビ)もいつの間にか Last Number Oh, As Time Goes By‥‥ Oh, As Time Goes By‥‥  優しさひとつ 手の平の中 握りつぶして 後の祭りと呟いてみる 沈む心を 支えきれない 失くしたものは 計りしれない Mu‥‥ 今夜はやけに Slow Dawn らしくもないね だから Keep On Smile Oh, As Time Goes By‥‥ Oh, As Time Goes By‥‥ Oh, As Time Goes By‥‥ Oh, As Time Goes By‥‥ | 
																												
							| 夕なぎ丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 風の行方(ゆくえ)かわったら 私を何処か連れて行って 夏の終り夕なぎは 静か過ぎて切ない カモメの鳴き声に 泣きぬれてしまうから  つないだ糸が切れたら 二度とは戻れやしない  ふたりこのまま堕(お)ちてゆければ それで いいじゃない 行き場知らずの儚(はかな)い恋にも 幸せはあるわ  風の行方 かわったら 私を何処か連れて行って 草の茎を噛みながら そぞろ歩く 黄昏 哀しみ深い紅(くれない)に泣きぬれてしまうから 燃え尽きてしばられて あつ過ぎた夏はおしまい  ふたりこのまま堕(お)ちてゆければ それで いいじゃない 行き場知らずの儚(はかな)い恋にも 幸せはあるわ | 
																												
							| MY LOVE丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 |  | 時計の針が 童夢(ゆめ)を指(さ)したら 大空へ はばたく  白い鳥の 背中にのって 高く高く 舞い上ろうよ  MY LOVE  MY LOVE MY LOVE MY LOVE | 
																												
							| LIKE A BLUES丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 心が砕けて とぎすまされた夜に 走り去った人影 星灯りのダウンタウン  信じるものは 胸にかけた十字架 思い出によみがえる なつかしの子守歌(ララバイ)  Like A Blues から廻りね人生 Like A Blues 今夜もまた のどの乾き覚えて 眠れやしない  かかとの高過ぎる ハイヒールを脱いで ふらふらとさすらえば 心の傷痛む  一夜の安らぎね 路地裏は楽園(パラダイス) 優しさも愛しさも 道連れに夜明け前  Like A Blues から廻りね人生 Like A Blues 今夜もまた のどの乾き覚えて 眠れやしない | 
																												
							| 泡沫丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 丸山圭子 | 佐藤準 | 夢ばかり見て あなた 時は流れてゆく 浮き雲に誘われて 旅をする  風鈴の音 途切れて 夜露が 髪を濡らす 今宵こそ ためらわず 抱かれたい  恋は泡沫(うたかた)の散りゆく華の様‥‥ やるせない想いに 身を焦がしてゆく  翳(かげ)りただよう あなた 寂しさ隠せない 月の光(あかり)に魅せられて 旅をする  絹ずれの音 途切れて 夕顔の香り 満ちる 今宵こそ ためらわず 抱かれたい  恋は泡沫(うたかた)の散りゆく華の様‥‥ やるせない想いに 身を焦がしてゆく |