THE BACK HORN編曲の歌詞一覧リスト  150曲中 1-150曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
DaysTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語  雨雲が通り過ぎれば また夏がやってくる 強い日差しは苦手だと ふてくされるんだろな  喧嘩しても次の日には 晴れやかな顔で笑う そんな性格にも だいぶ慣れたから  同じ季節数え 紡いできたもの どんな花束より豪華な 僕らだけの物語  木漏れ日に手をかざして 蝉の声を聞いてる たわいもない瞬間を どれだけ刻めるのだろう  移り変わる 空の下で歩幅を合わせてく 僕ら繋ぐ 想いそれが 生きる幸せと噛み締めているんだ  長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語  「ありがとう」「ごめんね」を 繰り返す度に きっとありふれた日常は 特別な記念日のように輝いてくんだよ  いつまでもこのまま この日々を歩んでゆこう 限りあるこの命で  何度でも描き出そう 心に咲いた景色を 二度とない今日という日を Oh
深海魚THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN地上は赤く熟れた 欲望の森 果実を齧れば 儚く濡れる 寂しさだけが繋ぐ 僕らの糸は きつく結ばれて 深い海の底へと  もう離さない 二人きり 眩しい世界に さよなら  長い髪を絡ませ泳いでく 君の身体にしがみつく 溶け合うほどに 何度も 鱗剥がれ落ちてくまで 求め続ける 僕ら闇を彷徨う魚  君がくれた痛みの 優しい牙に この身捧げれば もうそこは天国さ  もう戻れない 二人だね 眩しい世界に さよなら  たった一度の過ちを 許すのは誰? 永遠に消えぬなら もっと激しく燃やして 太陽より 真実より 揺るがぬ愛で  あの日 何故涙を流してたの 震えながら見つめてたの 何も言わずに 君は 指先をすり抜けるように 光になった 僕だけを残したままで  髪を絡ませ泳いでく 君の身体にしがみつく 溶け合うほどに 何度も 1000年経ってもその温もりを 探すのだろう 君の抜け殻 抱きしめながら 僕は闇を彷徨う魚  深い海の底で
戯言THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純山田将司THE BACK HORN絶対秘密の口止めは 拡散希望のタグと同じ 朝日と同時に煙が上る 炎上騒ぎでお江戸は華やぐ  平々凡々の中の中 まじめだけが取り柄でした ほんの魔が刺したコンマ1秒 あっちゅうま 人生踏み違えていたの  謝ろうが 誤魔化そうが 全部後の祭り  戯言 蹴飛ばして 逆さまどんでん返しを狙え どいつもこいつも好き勝手戯言 頭湧いちゃってイッちゃって SHOWTIME  紳士淑女も寄ってらっさっさい 週刊誌だけにゃ任せられぬ 独自のスジから入手したネタを 今宵も界隈の縁 お教えしましょう  ヘリウムガス吸い込んで 「正義の名の下に」  戯言 蹴飛ばして 逆さまどんでん返しを狙え どいつもこいつも好き勝手戯言 頭湧いちゃってイッちゃって SHOWTIME  サーカス小屋 ハメ外せ 大盤振る舞いでアン・ドゥ・トロワ 清廉潔白な奴ほど落としがいが あんだ かんだ 揚げ足取りはお手のもの 「哀れなピエロみたいに悲しい笑顔見せてくれ」  はっ、くだらねだせえ趣味 他人の人生笑うのはカス  戯言 蹴飛ばして 逆さまどんでん返しを狙え どいつもこいつも好き勝手戯言 頭湧いちゃってイッちゃって SHOWTIME  戯言 蹴飛ばして 逆さまどんでん返しを狙え どいつもこいつも好き勝手戯言 頭湧いちゃって逝っちゃって頂戴  所詮は戯言 塵になって消えろ
桜色の涙THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORN桜のトンネルをくぐり抜けたら僕ら それぞれの道を歩み始める さよならはそっと胸にしまっておくよ 最後の別れにしたくないから  舞い踊れ桜の花よ 旅立ちを鮮やかに染めて 動き出す僕らの未来 柔らかな光の中へと  君が笑う度に輝きをくれてたね 悲しみの雨に濡れそうな日も  いつかまた会える時には 変わらない笑顔見せておくれ 思い出の扉を開けて 夜明けまで語り続けよう  照れ臭そうに手を振ってる君が 景色に溶けてゆく  本当はただ寂しくて 寂しくて涙溢れる この想い忘れたくない 風が今連れ去っても  舞い踊れ桜の花よ 旅立ちを鮮やかに染めて 動き出す僕らの未来 柔らかな光の中へと いつかまた会える時には 変わらない笑顔見せておくれ 舞い踊れ桜の花よ 舞い踊れ桜の花よ  新しい季節が待ってる 柔らかな光の先に
ネバーエンディングストーリーTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORN夕方 オマエと二人 たまにゃこうして 酒でも呑んで 何年経っただろう変わってないな でもなんとなく太ったかもな  長く伸びた影をエキストラに 尽きない馬鹿話で  青春ドラマや映画みたいに 大したことは起こらないけど 俺たちが主役の物語は なによりも宝物  「夢なんてもう諦めたよ」 そんな寂しそうな顔で言うなよ 真っ直ぐなオマエの目はあの頃よりも 深く輝いて  カサブタになっていった傷は 今でも疼いたまま 絶対 最終回のシナリオは 笑顔のエンディングにしてゆこうぜ なんか泣きそうになるそのセリフ 忘れず生きてゆくのさ  なにもかも上手くいくと信じて どうにかなるさって空を見上げて 確かな未来なんてないけれど ずっとずっと笑いながら 描いてくストーリー  息が詰まりそうになった時は いつでもこの場所で  赤く 燃えゆく夕陽は遠く あの日の俺たちを映し出す 少し切なくなったこの胸に 風が吹いて  青春ドラマや映画みたいに 大したことは起こらないけど 俺たちが主役の物語は なによりも宝物 この瞬間(とき)よ永遠であれ!
夢路THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟岡峰光舟THE BACK HORN願いは一つ いつもと同じ朝 変わらない町の音 穏やかな日常  雨音を聴いては 心に尋ねて 風になびく花に 息吹を重ねて歩いた  耳をすませば 小鳥の歌も響く 足早に過ぎ去る 季節の匂いに抱かれ  ねえ そばにいて 僕のことを呼んでる声が聞こえる気がするよ さあ 出掛けよう そばにいるよ 君のそばにいるよ 愛しい君の  涙の先に光る 虹の橋越え そこは悲しみのない 美しい所なんだって  雨音に包まれて 奏でる生命の足音 差し込む眩い光  ねえ そばにいて 僕のことを呼んでる声が聞こえる気がするよ さあ 出掛けよう そばにいるよ 君のそばにいるよ いつでも  夢を見ていた 君の夢を 優しさに誘われ眠ってたんだ 飛び立つ空 僕ら高く 舞い上がり広がる世界 見渡し笑うよ  夕焼けに染まる空 またここに帰り来よ
JOYTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN世界の音が鳴り止んだ静かな夜 心の奥でそっと君の声が響いて 自分自身を見失いそうな時ほど 大事な存在に気づかされてきた僕だ  温もりを感じながら ささやかな幸せを知って その喜びを分け合うことを きっと愛と呼ぶ  苦しかったね 耐え凌いできたよね オセロみたいにひっくり返ってしまった世界で 信じてたもの全て崩れそうになっても 僕らは何度も重ねてゆける そうだろう  君に何を伝えよう 生きる喜び それ以外に 長い夜が明けたその時は きっと会いにゆく  現実の海に 吹き荒れる風 飛ばされそうでも 迷うことなく 漕ぎ出してゆくさ 舵を取って  生命の賛歌(うた)が眠りから覚める夜 何億光年も彼方の星を眺めている たとえどんなに遠く離れていたとしても 君が見つける光であり続けたい  そう強く願うよ  温もりを感じながら ささやかな幸せを知って その喜びを分け合うように ずっと生きてゆこう  君に何を伝えよう 生きる喜びそれ以外に 長い夜が明けたその時は きっと会いにゆく
ウロボロスTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN触れたい 躍動する命に 呼吸が交じるほどの距離で 触れたい 共鳴する命に 呼吸が交じるほどの距離で  ウロボロス 永遠はいらない 絶望に永住したくねえ 絡む憂いなどギッタギッタに ぶった切って俺は叫ぶ OH OH 躊躇が猶予をねだってたってさ もう立ち尽くしていたくはないさ  抱き締めるなんて野蛮な行為 肉体捨てて楽になれって? 思考するウイルスとの読み切れぬチェイス 先生、最近「夢を持て」って言わなくなりましたね  ウロボロス 平穏な日々が 消し飛んで帰らなくとも もはや太陽系脱したいくらいに こんな限界 突破してく OH OH 変わり続けるこの世界で もう後悔などしたくはないよ  アカシックレコード 更新っす 創造主はタッチタイピング 通知が来る 最終日 見るか見ないかは 君次第  「悩みの種だった人類を (delete) 通知を信じたものだけ宇宙へ (escape) 人類史以前に自然は (return) そして世界はA.I の (space)」  undo じゃ戻れない この「今」を愛せ  ウロボロス 永遠はいらない 生きてりゃまた逢えるさ  ウロボロス 永遠はいらない 絶望に永住したくねえ 絡む憂いなどギッタギッタに ぶった切って俺は叫ぶ OH OH 躊躇が猶予をねだってたってさ もう立ち尽くしていたくはないさ OH OH 闇の中で 今夜 響く声を OH OH 躊躇が猶予をねだってたってさ もう立ち尽くしていたくはないさ
キャンドルの灯をTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅原卓郎滝善充THE BACK HORN人はあまりに弱すぎてしがみつけない 幸せに だけど冷たいこの街を 手放せないで過ごしてる  ああ あなたがくれた言葉は嘘にならない なにひとつ なにひとつ ああ あなたの声もからだも忘れないように キャンドルの灯をともす  凍えた指を暖める その日限りのぬくもりを たとえどれだけ重ねても 心は震え続けてる  祈ることさえなくした街で もう一度めぐり会わせて  ああ あなたがくれた言葉は嘘にならない なにひとつ なにひとつ ああ あなたの声もからだも忘れないように キャンドルの灯をともし続けて ともし続けて  キャンドルの灯をともし続けて
金輪際THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN疲労困憊 逆に笑っちまう 今日乗り切ればやっと週末だ 理不尽な八つ当たり喰らって 表情筋 崩壊しそうです 一回血ヘド吐いてきていいですか?  今すぐそのゴミ箱に堪忍袋ごとブン投げろ 期限の切れた怒りの請求書 溜まってる 使うチャンスを逃しちまったんだ  用途不明のコード類のように なんか役に立ちたくって 生きてますがまだ役立たず ベルが鳴る  アイツ等に早く会いたい 遊びに行こう 遠くまで 夜を越えて  嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ こんな自分なんて消えちゃえ 金輪際 ギリッギリの気分だって 会えば笑いあえたんだ いつだって  なんかキレイキレイキレイキレイ 深い深い闇を泳ぐ魚 「こんな自分」なんて言うなよ 金輪際 フラッフラで倒れて 眠りにつく時まで身をよじって 儚い光に手を伸ばし続ける  アンタの真面目は病だから、 他人がふざけて見えたら、アンタも適度にふざけなさい。 ってばあちゃん 言ってくれたっけ あれ違ったっけ?  用途不明のコード類のように なんか役に立ちたくって 生きてますがまだ役立たず 腹が鳴る 大切な会議の最中に  9回裏満塁で放る 軌跡は 奇跡は 暗い青空に吸い込まれて 夏が終わった。 いまだに夢に出てくる 立ち尽くしてる坊主頭 少しずつでも一緒に前に進んでゆこう 夜を越えて  嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ こんな自分なんて消えちゃえ 金輪際 ギリッギリの気分だって 会えば笑いあえたんだ いつだって  なんかキレイキレイキレイキレイ 深い深い闇を泳ぐ魚 「こんな自分」なんて言うなよ 金輪際 フラッフラで倒れて 眠りにつく時まで身をよじって  いつもいつも ふざけあって ずっとずっと どこまでも続いてゆければいいのになあ あまりに儚い光 それでも僕ら手を伸ばし続けよう
THE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORN翳む魂 彷徨った 底なし欲望の果て  足りない まだまだ 何もかもが  絶対的な鎖で一つになって 繋ごう もう二度と離れぬよう 最低最悪 生き抜く術を探すんだ 透明でギラついた明日をもっとくれよ  光と影 絡まった 有象無象 窓叩いて  花さえ 踏み散らす 世界だ  あなたの涙の音を聞いたんだ 胸が張り裂けて壊れそう  降り出した雨に かき消される前に 声が聞きたくて駆け出すよ あぁ  囚われてゆく その眼差しに その秘めた炎に 自分の傷を 差し置いてまで 「生きて」って 「生きて」って 抱きしめてくれた あの夜忘れないから  解けてく鎖 必死で掴んだ ぬくもりは残ってる この手に  あなたがいるなら音を鳴らすよ 錆び付いた心で何度も 軋む想いが連なってく 今  絶対的な鎖で一つになって 繋ごう もう二度と離れぬよう 最低最悪 生き抜く術を探すんだ 透明でギラついた明日をもっとくれよ
フューチャーワールドTHE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟岡峰光舟THE BACK HORNリアルなのは画面の向こうだ そんな気がしてポツリつぶやいた 青い光が顔面を照らし 消化試合の日々を更新さ イミテーション  繋がってると思ってたのに 上の空で流れていった イマジネーションは機械まかせ 思考停止は計画通り  予定調和の暇つぶしさ 面白くなき世を面白く  あっという間に大炎上 問答無用でファイアーダンス てんやわんやの優等生 半ベソかいて舌を出す  制御不能の暴走列車 地雷まみれの欲しいいネ! なんやかんやの監視社会 これが僕らのフューチャーワールド  ガキの頃に夢焦がれた 近未来は遠に過ぎ去って 迷い込んだ新時代の 煙に巻かれババを引いていた  閻魔様の言う通り 毎日が地獄です 幸か不幸かは置いといて 全力で生きてます  整備不良の四次元ポケット 便利さに病んで優勝です もっとスピードを ブッとんだ未来を 追い越してよフューチャーワールド
ソーダ水の泡沫THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORNずっと僕ら 笑って 寄り添うように 離れないから そっと僕ら この夜の間に 騒いだ街 抜け出したんだ  芝生に寝転んで見上げた 星屑 いくつまで数えたろう 夜露で湿らせた背中に 切なさ敷き詰めて  ああ 全部知りたくて 過去さえ探り合って そう 永遠を信じたのは 僕だけじゃなかったはずさ  ずっと僕ら 笑って 寄り添うように 離れないから 小さな嘘を この夜にしまって そっと明日を 遠ざけた  覚えたメロディー 風に乗せ 夜空を自由に駆け巡った 儚く燃える光だけが 僕らを繋いでた  ああ ソーダ水のような 泡沫のその中で ああ 隠してた嘘が今 弾け飛び散ってゆく  全部見せ合って 疑って傷つけて そう 永遠じゃないと知った 夏の終わりに  ああ ソーダ水のような 透明な心なら ああ いつまでも綺麗なまま 離れずいられたのかな  ずっと僕ら 笑って…  ずっと僕ら 笑って…
ペトリコールTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORNひゅるりひゅるり カーテンが揺れた そうか あれが本当のサヨナラ  闇のキャンバスに月を貼り付けて サソリの尻尾が胸を刺した  ポケットの中に色褪せた写真 僕は泣いていた 裸のまんま  遠く遠く 銀河の果て 呼んだ声も届かず かき消され  天気予報では雨が降るらしい あなたが好きだったペトリコール  空高く伸びた蔦をよじ登り 会いに行くよ今夜 パジャマのまんま  ひゅるりひゅるり カーテンが揺れた そうか あれが本当のサヨナラ  この目から見える景色はちゃんと僕のもので この足で歩く全てが僕の道 そんな事を思えるような日々でいたくて 零れる涙も 頼りない掌も あなたがくれたものだから  ただ時は流れてゆく 止まる事なくずっと いくつになっても変わらないものがある  この世界をもっと 自分自身をもっと あなたの全てをもっと愛せるように
I believeTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNI believe  ひらひらと金ばかり飛んで 前髪がチラつくから 少しだけ変わりたくなって だからって何もせずに I believe 君へ誓えるかな I believe すべて失っても  誰かしら叩かれる毎晩 非通知の着信あり 踏切の向こう側 蝶々いるはずもなかったのに I believe 君を探していた  I believe いつか終われるかな ああ 夜が更けていった ああ 二度と戻れないよ ばか  一億回謝ったって 許されないことをした 少しだけ後悔をして ズルさだけは人一倍  まだ煌々と夢は咲く 蹴落として 蹴落として 狂いそうでしょう まだ煌々と夢は咲く 反吐が出て 死にたくて 壊れそうだよ だけど I believe  I believe  I believe 君へ誓えるかな I believe 全て失っても なにもかもが正しくないなんて言われたって 理解(わか)らなくて時間(とき)だけが過ぎてってしまったよ  もうこの夢だけ抱いて 全部裏切って もうこの夢だけ抱いて あとは捨ててきたよ  ああ 夜が更けていった ああ 二度と戻れないよ ああ ひとり闇の中で 描け 光を描け  I believe
アンコールを君とTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純・岡峰光舟THE BACK HORNこの夜を奇跡と名付けよう 出会いを祝福して 溢れ出した涙の数だけ想いを交換したね  命を叫ぼう  鳴り止む事ない魂のアンコール どんな傷だって今夜だけは癒えてゆく気がして  この歌よ君の元へ届け もう迷わないように つまずきながら泥だらけでも心は離さないで  命を叫ぼう  土砂降りの日々を駆け抜ける俺たちは ずっと忘れない生きる意味を今ここで刻もう  手を上げて 踊って歌って 血が騒ぐ今夜 ひとりじゃ描けない 最高の景色が泣けるほど輝いて  命を叫ぼう  鳴り止む事ない魂のアンコール 照れ臭い台詞 今夜だけは言えるのさ  土砂降りの日々を駆け抜ける俺たちは ずっと忘れない 今日を胸にまた生きて会おうぜ  またこの場所で  アンコールを君と
太陽の花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN暗闇さえ紅く染める 命は燃え上がる太陽だ 優しい痛み 虚しい怒り 我が身を焦がして輝けよ  花よ 花よ 今咲き誇れ 旅立ちの日には手を振って 風が 風が 今吹き抜けて 願いを込めて歩き出した僕ら  生まれ落ちたひとつの星 孤独は儚げな熱情だ 悲しみさえ分け合う時 再び光を宿すだろう 心に光が灯るだろう  涙 涙 今舞い上がれ 迷いの雫は消え去って 君が 君が また笑うなら 夜明けの空に未来は描かれて  重ねた声が我ら繋いでいく かよわき鼓動 永遠を奏でて  忘れないで歌を  涙 涙 今拭い去れ 太陽の花が色付いて 君が 君が まだ辛いなら 何度でもこの手伸ばすから  花よ 花よ 今咲き誇れ 旅立ちの日には手を振って 風が 風が 今吹き抜けて 願いを込めて歩き出した僕ら
シャンデリア・ワルツTHE BACK HORNTHE BACK HORN田淵智也田淵智也THE BACK HORNチクリ 時計の針が 時間だけじゃなく 心も刺してる様な気がするから 眠れない夜  ふわり それでも漂うまま眠り 気づけば朝が来る そんな風に この街はまだ単純自在システムで動いているんだな  こぼれるハチミツや 路地裏遊ぶ猫や 君が握るその何でもなさそうな想いも全部 輝くから 教会通りを走っていこう 絶対に離さないで  ハローグッバイ ハローグッバイ 奥手なシャンデリア 願いを放て 夢見てる僕らは気づかない 世界が始まっていないことも ハローグッバイ ハローグッバイ ステップはこうだっけ?うまく踊れないよ だからこそ今 大事な約束をしよう さあ、ワルツ・ワルツで  suddenly 時には涙を流すだろう 感情は何通りもあるけど ただ 自分のためでいい  徐々にスピード上げる季節の中 少しだけでいいから 見つけてみて 自分の心を加速させる様な確かな事  ちゃんと名前もある 譲れない物もある 指差し確認でゲームは進むんだ 引力や重力 感じられたら レンガ造りのウォールロードが 重なった希望に見える  ハローグッバイ ハローグッバイ 何度も繰り返す 死んじゃうまできっと 悲しい事でも何でもない その度に君は大人になる ハローグッバイ ハローグッバイ 奏でて、その調子 最高のテーマソング わからずやには 見えない魔法をかけたよ ねえ、ワルツ・ワルツで  曖昧暫定Aトレンド 整合性とれちゃったからハッピー? pardon? ほらなんか嫌なムード shout up! 落ち着いてほら cool down by the way ねえ ちょっと待って 目と目で通じ合ってやっとフィット そういう仲になりたいとかじゃなくて 逆で stand up yourself, OK?  ハローグッバイ ハローグッバイ 行き着いた先に 何も無くても 息をする僕らは構わない 世界が始まる音がする ハローグッバイ ハローグッバイ ローリングは進行中 願いを放て 君が握るその何でもなさそうな想いはもう輝きだした だからこそ今 大事な約束をしよう さあ、ワルツ・ワルツで
魚雷THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN暮れる街の影 俺は潜む 愛もへったくれもない俺は生きる  こうして覗き見ている 泥にまみれ休む事なく  ここからは滑稽なお前らが丸見え きしむ体でゆらゆらと踊る  走れ太陽が沈む前に 神様なんていやしないのだ  あぁ あわれ しみったれた 魂よそこで 生きながらえては 腐って死ね  また沈んでく本当は 生きながらえてるのは誰なんだろう?  俺は一体なんなんだい 俺はイカレた魚雷  あぁ 俺のくそったれな 命が今は 燃え上がっている 本当だぜ  黒い奴も 白い奴らも 黄色い奴も 焼きつくしてやるのさ  あぁ 俺のくそったれな 命が今は 燃え上がっている 本当だぜ  あぁ あわれ しみったれた 魂よそこで 生きながらえては 腐って死ね
怪しき雲ゆきTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN雲で月が消える 丑三つまで奏で続けている  カナナカナカナカナ 夜空へと消えてゆく虫達の…  怪しき雲ゆき 蜩泣きけり 煙立ち籠めて青白く光る また一つ歩みては繰り返す 世に至る我のあわれみよ  湿り狂う夜に 混沌に満ちた星屑  土の匂いがする 何万 何千 何百の…  怪しき雲ゆき 蜩泣きけり 煙立ち籠めて青白く光る また一つ歩みては繰り返す 世に至る我のあわれみよ
走る丘THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN極から極へと移り変わり行く心の明暗 弱さはもろくも 明日の光すら 閉ざしてしまうのか 青空に消える長い影の俺 抜け殻を破れず さらに奥へとさまよう世界に 埋もれて溶けてゆく  過ちと過去を悔やむ夜 全てを 捨て裁きを 待つだろう  走る丘 かき消す記憶 涙浮かべて 今、生きよう 生きようとも 生きるとも  回る頭中で高く木霊する魂の宴よ 失う事の怖さに怯えて それを押さえ込む  動かぬ定めにもがく夜 絶望の空 眺めては 夢を見る  猛る声 この身を乗せて 時の果てまで 遠く飛んでゆけ 意味あるものを 灰にして  喜び悲しみ嘆く日々 全てを 捨て裁きを 待つだろう  走る道 命の駆け引き 宇宙の中の小さな虫  走る丘 かき消す記憶 涙浮かべて 今、生きよう 生きようとも 生きるとも
リムジンドライブTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNぶらり旅ニューオリンズ 家までリムジン 星の降るがごとき夜 前にはキャディラック 後ろにポリスメーン 隣に麗しき人  道交法なんて守るわけねえ 何処をどう走ったって 二人の逃げ場所は天国か地獄かどっちかしら? 脳みそ撒き散らして  アメリカンロケンロー ファッキンオンザ道路 まどろむ崖から落ちる  気づいたら彼は死んでいた レインボーエレファントにまたがって 悲しみの無い国へミサイル レイプ ドラッグアンドブルース そこには何も無いだろう  「となりの国で戦争起こっても私はそ知らぬ顔で スクランブルエッグにトースト焼いてる 正義も政治も人の苦労など 私にゃちっともわからねー ましてや死んだ男のことなど…」  燃え落ちた車のガレキ あの人の血しぶきの色 あれは夢だったの? 「夜をぬけ出して走ったあの日」 幻のリムジンドライブ 幻のリムジンドライブ  「あれから30 年経ったけれど変わらずそ知らぬ顔で ちょっぴり甘めのカレー煮込んでる レットイットビーなんてトボけた生き様 ババアになっても変わりねー 世界が平和でありますように」
茜空THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNああ 何も無く そして 回る地に巡る 震えの絶える事無く生き行く 霞む目の内に秘める全て解かり得る 白けて沈み来る陽にさえも  何があるのか分からぬ 分かる事無く生きゆく  何があるのか分からぬ 分かる事無く生きゆく  茜空 思う よろけもたれ我有り 遠い陽はおぼろげ 懐かしき人を見る だからもういい 愚かな身を守ることはせぬ 繰り返す全ては水のごとく流れて止むのに  何があるのか分からぬ 分かる事無く生きゆく  何があるのか分からぬ 分かる事無く生きゆく  ああ 息も出来ぬほどの思いはり巡る 悩み苦しむ事も出来ぬ  茜空 思う よろけもたれ我有り 繰り返す全ては水のごとく流れて止むのに
さらば、あの日THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN去りゆく今日 にじむ明かり 夢のかけら ただ 拾い続けた 譲れぬもの 霞みそうで 涙をこらえた 唾を吐いて  「戻れぬなら」と日々の中 去りゆく背中あり 点いては消える 矛盾さえ飲み込むのか?  さらば 燃ゆる陽に 唇噛んで 立ち尽くした 御空に 咲け花  かすめる雲 錆びた線路 震える身体をつかんでいた 月は知らぬ 俺の心 無理に歌う声 はぐれてゆく  「あきらめるな」とほざく声 分かっているのだ 苛立つ掻きむしる 警笛が鳴っている  さらば 長い夜 無知の色で 塗りつぶした 御空に 咲け花  それでも又 空を見上げるだろう じりじりと身を焦がして  「戻れぬなら」と日々の中 去りゆく背中あり 点いては消える 矛盾さえ飲み込むのか?  さらば 燃ゆる陽に 唇噛んで 立ち尽くした 御空に 咲け花  「馬鹿だろう? 今俺は 何も無い故に何処へでも行ける」 ただ願う 咲け花
Running AwayTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN通い慣れた季節の傍で 誰のものでもない夜明け 風に向かって ひとりきり まっすぐ立てるか  避けて通れぬ思い悩みさえ 幾重にも重なるアイデンティティで 「中途半端www」じゃねぇ 「途中だから、半端」。 今に見てろ。  剥がせないコントロール その正体は縁(えにし)? または鎖?  Running Away  傷だらけで まだ不完全な 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう あと少しで 壊れそうだって 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう  傷負って微笑んで いつまでたっても震えて 舞い降りた奇跡に触れ 背負った荷物の重さ 忘れて  誰かとの約束に追われ 自分との約束を忘れちゃいけないぜ 何があっても譲れない想いを  つまずく度に 靴紐を結び 前を向いて  Running Away  傷だらけで まだ不完全な 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう あと少しで 壊れそうだって 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう  「必要じゃない」なんて 誰にも言われちゃいないのに 「もういっそ消えようか」 感傷に染まってる闇夜 暴いて  言葉なく 君を想う 遠く空を見上げて  思いがけない未来で また笑おう  Running Away  傷だらけで まだ不完全な 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう あと少しで 壊れそうだって 君の歌で 現在地点(いま)を描き出そう  傷負って微笑んで いつまでたっても震えて 舞い降りた奇跡に触れ 背負った荷物の重さ 忘れて
儚き獣たちTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司菅波栄純THE BACK HORN終わりを夢見たあの日々は死んでいった 時は過ぎて 戸惑いだらけでひび割れても 重なり合った きつく強く  人は儚き獣 殺すように抱きしめて  激しく 激しく 生存の意思を 生きてる奇跡の夜が ここにある あなたの為にできる事を 何度でも確かめて  命を綴ったラブレター 街風に彷徨ってる ただ 踏み止まらせた言葉だけが 胸の奥 響いている  ずっと 形なきもの それだけを信じたい  悲しくて 悲しくて 透明な声が 暁の彼方で染まってゆく時 誰にも見えない 一雫の優しさが生まれてく  白いベッドで羽根の折れた天使が眠ってる 最悪だったね 生きていて良かったよ それこそが全て 他には何も要らないから  まだ傷は癒えない 愛とは何者だろうか 探しに行くよ  叫ぶよ 叫ぶよ 消えてしまうまで 描いた軌跡の夜が ここにある あなたの為にできる事を 何度でも確かめて  ただ あなたの側に...  俺たちは ここにいる
閃光THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNどうか光のかけらよ 君の日々を一時でも 人生のシビアさから 痛みから守っておくれ  こんなふうに心 動く瞬間を 君と分け合い 生きてゆけるなら 隠し持ってた 陽炎のリグレット 解き放つよ 空へ  一瞬の輝きを 輝きを 輝きをくれた 君に捧げる歌 一瞬の輝きを 輝きを 輝きを一生 忘れないから  旅路に吹く風 気分は良いな 疲れきってんのに なんか 生きているって感じだ 共に行こう どこまででも  祭りの後の さみしさと一緒に ひとかけらだけ 何を残せるか 頑張り過ぎんな ひとりぼっちで 同じ気持ちで 戦ってるやつが 君のそばに いるから  一瞬の輝きを 輝きを 輝きをくれた 君に捧げる歌 一瞬の輝きを 輝きを 輝きを一生 忘れないから  知らねえよ 正しいか 知らねえよ 意味なんか 音を鳴らすんだ 悲しみさえ 祝福するような  現実はいつも どうしようも無くリアルで ドッキリの看板持ったやつが出てくるわけでもねえ もう会えねえ 蝉の声が 風の音が あいつがいない分だけ うるさく聞こえる せめて見守っていて やり続けていくから 物語は続く 俺たちが望むなら  一瞬で消えちまう 何もかも だからこそ俺たち 今を生きるんだ  一瞬の輝きを 輝きを 輝きをくれた 君に捧げる歌 一瞬の輝きを 輝きを 輝きを一生 忘れないから  知らねえよ 正しいか 知らねえよ 意味なんか 音を鳴らすんだ 悲しみさえ 祝福するような
がんじがらめTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNがんじがらめがらめがらめ‥‥  なんもかんもがデッドエンドで そんなこったろうと思ったから 住めば都とテント張ったら 次は世界の底が抜けたんだ  がんじがらめがらめがらめ‥‥  エライ人用の地下通路を 転がる僕はサイコロになって はじき出された神の円卓は 明日を占う大賭博場だ  一度ミスったら (即終了) 一度ミスったら (即終了) 生まれた時点で (終了)  いやいやいやいや がんじがらめがらめ 一度ミスったら即終了 がんじがらめがらめ 凸凹で不格好でがんじがらめで  がんじがらめがらめ 一度ミスったら即終了 がんじがらめがらめ 凸凹で不格好でがんじがらめで  (やややや) 終わってねえ (やややや) 笑ってら (やややや) 勝手に終わらすんじゃねえ くそがああああああ  一心不乱に腐乱したいのかい 大の大人がしゃぶりついてんだ 骨の髄までまるで本たらば よってたかってもぐらたたきかよ  告げ口しようと思ったら 先生までもグルなんですって? ハードボイルドすぎる結末に ダメよ絶対薬物中毒者  一度ミスったら (即終了) 一度ミスったら (即終了) 生まれた時点で (終了)  がんじがらめ‥‥  モザイクかけとけ 子供の股間にも 危機管理能力 マジ半端ないっすね  がんじがらめがらめ絡め取られ カメラの中で不可思議なポーズ がんじがらめにしてんのは ほんとは自分自身なんじゃねえか  そこんとこどう?  いやいやいやいや がんじがらめがらめ 一度ミスったら即終了 がんじがらめがらめ 凸凹で不格好でがんじがらめで  がんじがらめがらめ 一度ミスったら即終了 がんじがらめがらめ 凸凹で不格好でがんじがらめで  (やややや) 終わってねえ (やややや) 笑ってら (やややや) 勝手に終わらすんじゃねえよぉぉ  どうせなら どうせなら 凸と凹で絡み合って 君となら 君となら なっちまいたい がんじがらめええええ
情景泥棒THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN操縦席から見てるのは 未来から来た売人だろう そっちじゃ高値がつくから 軽く盗みに来たんだろう  切なさも ときめきも 病みつきになるトラウマも 簡単に 奪われちゃいそう あがったりだぜ  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな 渡せないぜ 不感症の 香りでカモフラージュしよう しよう  街中うろつく侵入者 目ん玉飛び出たゾンビのよう 情景利用の自慰行為は 回想法違反にあたるぜ  面倒な 感情も 悲しみ色のジオラマも 優しくて 美しすぎる 非売品だよ  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな モノクロームの南京錠で 心の扉ロックして眠ろうか 眠ろう  『こちら時空ポリス 時空移動法違反により 296次元のタイムポケットへと強制連行』  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな 妖怪変化 疾風の如く 足跡一つ残さず消え去った ああ
情景泥棒~時空オデッセイ~THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN油断したぜ ポケットに空いた穴から 時空間(そら)に 情景が零れ落ちてく  一瞬の輝き 永遠の暗闇 笑顔とその裏で 唇から血を流す顔  路上に舞い散る週刊誌 言の葉が濡れて黙ってた 神々の不倫や 百万年のため息 表現中毒者が 殺した無数の人たち いつの時代も 優しいやつから死んでいった 美しくあって性器でもあって この世を彩る花  そしてビッグバン  未来人は肉体を持たず 脳と神経だけ瓶詰めになって 痛みもなく 見た目の善し悪しも無く 平穏 手に入れたはず  未来人は肉体を持たず 脳と神経だけ瓶詰めになって 痛みもなく 見た目の善し悪しも無く 平穏 手に入れたはずだった  今を生きろ 壊れながら  今を生きろ もがきながら  情景 情景 情景 情景  世界中の慟哭が 蠢く壁の様だった 今を生きるんだ お前は生きるんだ ...此処は何処だ?
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
光の螺旋THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟岡峰光舟THE BACK HORN息を切らして走る 君の背中を見つめ 追えば追うほど遠く 眩しく霞む影に 諦めに似た感情 手を振りかざしもがく 唾を吐いた路上で 人の波間に揺れてる  巡り巡る誘惑 これでいいのか問いかける 流れ去ったあの栄光 周回遅れ 立ち止まるな 内なる鼓動  駆け抜けろ 迷いの日々を その声を聞かせてくれ まだ何も始まってねえんだよ 吹き抜けた 青春の風  忘れていたあの傷 沈む夕陽を見つめ 錆びた心を溶かす まさしく夢の足跡  巡り巡る憂鬱 これでいいのか問いかける 追いかけてたあの幻影 純粋さよ 立ち止まるな 打ち鳴る鼓動  突き破れ 孤独の闇を その声を聞かせてくれ まだ何も始まってねえんだよ 射し込んだ 光の螺旋  空見上げ 思い馳せ 瞳閉じたなら 待ってくれる人がいる 共に歩み出そう 木洩れ陽に 揺れる道なき道を行けば そこがいつも 始まりさ 共に信じ行こう  突き破れ 孤独の闇を その声を聞かせてくれ まだ何も始まってねえんだよ 射し込んだ 光の螺旋  舞い上がる ひとひらの唄
グローリアTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN人生どう転がるか分からない それを楽しんだもん勝ちだ 腰がひけたらすっ転ぶ 前のめりで丁度いい  1/365で あの子に声かけられそうな そんな気分なら上々だ 雨雲が迫ってるって状況  気合いだけでひっくり返せるわけじゃねえ テコの原理 角度とタイミング 痛快な瞬間 何もかも全部 ここから始まるんだ  この世に生まれてきたのなら 打ち鳴らせ その鼓動 あきらめなんかに用はねえ 叫び出せ その鼓動 気休めだってなんだって 君の気持ちが晴れるなら 空模様なんて関係ねえ そう思うんだ  友達よ つらかったね 話してくれてありがとね 今夜は涙が止まるまで しょうがねえって言ってやる  なあ もっと自分を咲かそうよ 他人のことなんか二の次に 不平不満も言わないで 動く君の心臓よ 命を笑え  なんで君が死にたいなんて思わなくちゃいけねえんだろう 意味分からねえ 腹立ってさ 社会のせいだなんて言いたくもねえ バキバキのスマホ 流れてくタイムライン 目を離せず気がつけば真夜中 夜行性のさみしい生き物  変われない自分が愛しいのだろう 断言できるさ 人は変われる  情け容赦なく脱ぎ捨てられるかい 二度と会えなくても 昨日までの 昨日までの自分を  この世に生まれてきたのなら 打ち鳴らせ その鼓動 あきらめなんかに用はねえ 叫び出せ その鼓動 この世に生まれてきたのなら 打ち鳴らせ その鼓動 あきらめなんかに用はねえ 叫び出せ その鼓動  気休めだってなんだって 君の気持ちが晴れるなら 空模様なんて関係ねえ そう思うんだ 気休めだってなんだって 君の気持ちが晴れたなら 空模様なんて関係ねえ そう思うんだ
孤独を繋いでTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORN砕け散れオンボロハート 隠す言葉は届かない 譲れないものばかりさ 唾を吐き歩き出す 星空に手を伸ばせば 寂しい歌が降り注ぐ 消えないでおくれ君よ いつまでも いつまでも  破れかぶれの日々を 照らす君という光  死んでしまう いつか誰もが ならば生きよう 孤独繋いで 今夜だけは俺たちのもの 行こう行こう 途切れぬように  閉ざされた闇の隙間 真っ赤なものが流れ出す 傷だらけのロックスターよ 微笑んで 微笑んで  真っ直ぐな情熱が 包む優しい傷み  生きていると感じれなくて 叫ぶ叫ぶ 命燃やして 間違っている でも構わない 信じている 続く世界を  また必ず会おうぜ 約束は一つだけ  あぁ夜が教えてくれた 儚げな瞬きを 胸に抱きしめてずっとずっと 忘れはしないだろう  何度だって歩き出せるさ だから生きよう 孤独繋いで 今夜だけは俺たちのもの 行こう行こう 途切れぬように  行こう行こう 途切れぬように
導火線THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN心がダンスするような季節 風が吹いて 君のあげ初めし ほつれ髪にどきり  わりと繊細に揺れる揺れる 男心 愛なんてわかんねぇから 愛の歌 覚えた  鬼さんこちら 手のなる方へおいでよ 夜明けの晩に 踊れ踊れ踊れ  胸高鳴って蝶々結び 儚く笑って祭の宵 はぐれてしまわないように 小指からめたまま  刹那く光って線香花火 ひらり舞い踊って浴衣姿 どうか夏よいかないで 想い 届け 届け  胸に刺さったトゲ 全部全部 抜いてしまおう 一生分笑ったって いつか言えるのかな  ためらうこともなく 思い煩うこともなく 戸惑うこともなく 君よ幸せになれ  君よ幸せになれ  鬼さんこちら 手のなる方へおいでよ 夜明けの晩に 踊れ踊れ踊れ  胸高鳴って蝶々結び 儚く笑って祭の宵 はぐれてしまわないように 小指からめたまま  刹那く光って線香花火 ひらり舞い踊って浴衣姿 どうか夏よいかないで 想い 届け 届け  どうか君よいかないで 想い 届け 届け
夏の残像THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN手をつないで歩いた海岸線 温もりが風に吹かれ消えた 潮騒のメロディーが胸をなで 面影そっと映し出す夏の夜  穏やかな日常に 潜む黒い悪魔に 君は気付いていたんだね  泣かないで 愛しい人よ その涙が僕を苦しめる 泣かないで 優しい人よ その涙の奥の 本当の気持ちを教えて  花火のあとみたいな虚しさが 心の底にまで染み渡る 夕立のように降られた結末に 永遠を誓う約束も交わせずに  曇り出す表情が サインだったはずなのに 僕は気付けなかったから  泣かないで 愛しい人よ その涙が僕を惑わせる 泣かないで 優しい人よ その涙の奥の 本当の答えを教えて  後悔を包んで 戻れぬ時は蜃気楼 掴めない 触れられない ただ あの日だけが揺れる  泣かないで 愛しい人よ その涙が嘘を隠しても 信じてる このままずっと その涙の奥の 本当の言葉を待っている  切なくて 張り裂けそうな この想いは波に埋もれてく 抱きしめる 夏の残像を 砂混じりの涙が 頬を伝って落ちてった 砂混じりの涙は 夜に光って消えてった
始まりの歌THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN伝えたかった想いは いつだってポケットの中 渡せないまま 色褪せてゆく これで何度目だろう  大事な人の言葉でさえ 届かない 心鎖して 忘れようとしても かき消そうとしても 蘇る 胸の奥で  なぜ叫ぶんだろう 誰に届くんだろう 始まりの歌 空に消えてく 飛べる気がした この手広げて まだ 何一つ 始まってもねえよ  君にありのまま伝わってるか どうだろうな 半信半疑だったかもな 夢なんて言葉 今はだるくてさ 全部台無しにしてしまいたくなるよ  君の冗談が 耳元で弾けたよ マジになってふてくされた 僕の隣 君がいた日  今はここでまた笑えるか 今は涙 涙よ止まれ 君がいない いない世界 まだ君を感じる 青空 高く高く  ただそばにいて ただそばにいて それだけで 嗚呼 良かったのに 飛べる気がした この手広げて まだ 何一つ 始まってもねえだろう?  今はここでまた笑えるか 今は涙 涙よ止まれ 君がいない いない世界 まだ君を まだ君を
暗闇でダンスをTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNoh my soul 今日埋葬されてたまるか 迷走抜けて 鳴らすんだ my songs 暗闇でダンスを  世界の残酷さに胸撫で下ろす 自分も居ていいんだって思える 「あいつは終わってる」って声がフラッシュバック  結局 変われなかったのかな  oh my soul 今日埋葬されてたまるか 迷走抜けて 鳴らすんだ my songs 暗闇でダンスを  ネットじゃ死んだことになってるんだって? 冗談じゃねー俺はここだ ギリギリギリで踏みとどまるボーダーライン  隣人と ため息がシンクロした 中央線 目が合って 少しだけ笑えたんだ  oh my soul... oh my soul...  oh my soul 今日埋葬されてたまるか 迷走抜けて 鳴らすんだ my songs 暗闇でダンスを  暗闇でダンスを
ダストデビルTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORN誰よりもゴージャスな 憂いをあなたは身に付け 幼き日にくぐった 修羅場の証です 占いは吉と出て 繰り出した夜の街は 寂しさが首を吊る ペテン師の故郷  風よ吹け 今ここで 怒り荒ぶる時 欲望の扉よ開け 暴れ出せ 今すぐに 張り裂けそうな胸よ 奏で出せ感じるままに 蠢めいた渦の中で  舞い上がる黒い羽 闇に沈む桃源郷 背徳の口づけで 悪魔が目を覚ました  風よ吹け 今ここで 怒り荒ぶる時 欲望の扉よ開け 暴れ出せ 今すぐに 張り裂けそうな胸よ 奏で出せ感じるままに 傷だらけ嘘だらけ 飲み込まれぬように 絶望を燃やし尽くして 暴れ出せ 今すぐに 張り裂けそうな胸よ 奏で出せ感じるままに 蠢めいた渦の中で
tonightTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司山田将司THE BACK HORNそう ここに立って見下ろしたこの街を 離れてゆくと決めたのは 君と誓ったあの言葉だった 固まった意思を引っ提げてゆくよ tonight tonight  伝えてる あの日と同じ星 思うように 真っ直ぐ生きてゆく事を  叶えたくて そびえ立つ壁は 超えても超えてもまだ高く 次の壁超えたあの向こうが 君のいる場所なのかななんて tonight tonight  蒔いたのは 君がくれた種 会いにゆく いつかきっと  もう戻らないよ 投げ出さないよ 何があっても 胸に秘めた tonight tonight この手に掴んだ 全てが今 風に散っても 夢は生きる tonight tonight  水面を 上昇する 白鳥達 羽根を広げ 瑠璃色の 絨毯と 彼方には 白む空 何処までも 飛んでゆけ 何もかも輝いて  咲くだろう 僕らだけの花 鮮やかに いつかきっと  もう戻らないよ 投げ出さないよ 何があっても 胸に秘めた tonight tonight この手に掴んだ 全てが今 風に散っても 夢は生きる tonight tonight 続いてゆく tonight tonight
コンクリートに咲いた花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN嵐が去って 蕾が開いたら また旅が始まるんだよ 終わる為じゃない 満開に咲く兆しの向こうへ  朝が笑って ちっぽけな自分を 少しだけ照らしてくれる 逃げる訳じゃない 光にそっと瞼を閉じて  慌ただしく すれ違ってゆく コンクリートの街の片隅で 陽炎のように 置き去りの言葉が 儚く揺れている  一段飛ばしで階段を駆け上がり 夢や希望に溢れ飛び出した世界 今だけは あの日を思い出して 進もう 夜を突き破って  風の匂いが 記憶をさらって 現在地を示してくれる もう迷わないよ 明日へ導く歌が聞こえる  出会いや別れ 恋の痛み 誰にだって訪れるんだろう 傷を背負って 涙に溺れても 日々は流れてゆく  今晴れやかな季節に芽生えた 小さいけど確かな予感を抱いたまま ずっとずっと枯らさないようにと 根を張り続けてゆく 気付けば守るものばかりが増えてって 誰の為の自分か分からなくなるけれど 見上げてた あの日の空の色は 今も ここで繋がっている  哀しくはないんだよ 僕ら 生きてゆく事は 答えが無くたって 言葉 拾い集めてゆく ずっと  一段飛ばしで階段を駆け上がり 夢や希望に溢れ飛び出した世界 思いは風になり空を超えて 遠くの君のもとへ 何億年 先の未来から覗くこの時代(とき)は ほんの一瞬の幻想(ゆめ)かもしれないけれど 巡り会う 旅路の向こう側へ 進もう 歌を道づれにして
記憶列車THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORNゆうべの汽車に乗って あなたを探しにゆく 破れかけの写真を 胸の奥抱いたまま  孤独が窓を叩く 寂しい夜だから  外は凍えそうな 真冬の景色 汽笛は遠く鳴り響いて 僕を乗せてゆくよ 辿ってゆくよ 微かでも 確かな香りを  「過去に寄りすがるのは哀しすぎること」だと 最後の言葉だけが 頭の中を巡る  冷たい頬に触れて 永遠を知ったから  愛を知らぬ雪が 降り出す頃に 後悔はそっと募るばかり 僕が消えるのなら 罪の跡さえ 許されて 静かに眠るの?  霞んでゆく 走る記憶の列車 ひとつ ひとつ こぼれ落ちてく あの面影よ もう一度 微笑んで 今ここで 微笑んで 二度と戻れない あの日よ  外は凍えそうな 真冬の景色 汽笛は遠く鳴り響いて 還る場所は何処か ゆく宛ても遥か 心の中 彷徨ってゆくの?  ああ汚れのない 真っ白な雪が 天使のように 空を舞い降りてゆく 僕を乗せて走るよ 何処までもゆくよ 駅なき駅 その彼方までも
胡散THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟岡峰光舟THE BACK HORN壮大に拡がる地球 光の速さで繋がって 文明は進化に夢中 人類の退化も止まりはしない  適当に繰り越しレジューム 本当の自分はできるはず 正体をぼやかし白昼夢 夢の中でも同じで  人を嘲笑う資格などあるのか 命を量れる器はあるのか  眩しくて 煌めいた空の果て 揺り起こされた 三途の川の底 ボクはダレですか? (キミはダレですか?) キミはダレですか? (ボクはダレですか?) 右往左往の路 旅は続く  退屈な日常のウソ そこに群がるアリクイに 真実はここにあるさと  欺瞞に満ちた泥濘(ぬかるみ)に落ちる  胡散くさい あいつの笑顔 曖昧 身 満員 何番トライ 出会うと (I MY ME MINE 南蛮渡来でアウト)  最悪な現実を見る 惰性で進んだ近未来 限界を超えても走る 予測不能な日々を抜けて  人を嘲笑う資格などあるのか 命を量れる器はあるのか  突き抜けて 辿り着くキミのナカ 揺り起こされた 三途の川の底 ボクはダレですか? (キミはダレですか?) キミはダレですか? (ボクはダレですか?) 有象無象の中 旅は続く
魂のアリバイTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN刻め刻め ここで確かに 俺たち生きていると 刻め刻め 存在の歌 さよなら告げる日まで 魂のアリバイを  風に向かうは君の背中 旅立ちの時が近づいて 舞い散る花びら空高く 吸い込まれてく  止まず流るる君の涙を 拭うことなどできないならば 声を届けよう 皮膚を突き抜け 心を目指して  刻め刻め ここで確かに 俺たち生きていると 刻め刻め 存在の歌 さよなら告げる日まで 魂のアリバイを  止まず流るる君の涙を 拭うことなどできないならば 声を届けよう 皮膚を突き抜け 心を目指して  刻め刻め 望みを胸に 俺たちここにいると 刻め刻め この瞬間に 命を打ち鳴らして  刻め刻め ここで確かに 俺たち生きていると 刻め刻め 存在の歌 さよなら告げる日まで 魂のアリバイを
シュプレヒコールの片隅でTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNそして彼女は行方不明 雷鳴が銃声をかき消したあの晩に  「戦おう 戦おう 戦おう 倒れたあいつのためにも」 男たちは酒酌み交わし 夜明けの夢を見てた  不機嫌な彼女には 何もかもが標的だ 飼い猫と睨み合い 舌を出す 誰かの靴の音が 空に響いて消えた 彼女と待ち合わせた石畳  シュプレヒコールの片隅で そっと手を繋いだね  どうしようもないこと 怒りを覚えたときは 泣きながら怒ってた 窓際で 涙も枯れたはてたら 歌を口ずさむのさ 楽しげな 軽やかな あの歌を  シュプレヒコールの片隅で ひとり目を 塞いでた  揺りかごを揺らすのが 僕の手であったならば 彼女は手紙を書き 破り捨てた  そして彼女は行方不明 雷鳴が銃声をかき消したあの晩に  「戦おう 戦おう 戦おう 震える心を隠して」 風に揺れる蝋燭(ろうそく)の灯に あなたを想っていた  さよなら悲しみよ あの人の心から 出て行っておくれ お願いだから さよなら悲しみよ あの人の心から 出て行っておくれ 神様 どうして 悲しみは 生まれゆく
君を守るTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN今夜見送ったら僕の役目も終わり そしたら生きてる意味もないなあ 君を狙うあいつがとうとう捕まって うれしい、って言った僕の顔  曇天模様の市街地を抜けて 満天の星が見えたらよかったのに  二人沈黙に耐えかねて足早で 線路沿い 急行電車の風 点滅する光の中走り出すんだ 心臓、って何て歌うんだい?  全然僕らの距離は縮まらず 断然君の独走態勢で 人の気も知らないで 君だけが希望だったんだ  こんな頼りないこの僕があいつに 向かって行くなんて馬鹿だって言いながら 泣いてたね だけど 信じてくれるなら 僕は誰にも負けないから そばにいて  ステイ・ウィズ・ミー いつまでも ステイ・ウィズ・ミー 微笑んで そばにいて 頬に触れて そばにきて 離れないで  ステイ・ウィズ・ミー いつまでも ステイ・ウィズ・ミー 微笑んで 僕が君を守るよ ステイ・ウィズ・ミー 離れないで
カナリアTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司岡峰光舟THE BACK HORN古の鼓動 瞼浮かぶ影 風頬を撫でた 紺碧に月白く 高く  常しえの愛なら ここにあると知る 受け止めよう全てを ただ這いつくばれ  胸の奥 しまい込んだ忘れ形見 悲しみは孤独の縁 そっと 撫でるだろう  鳴けよ カナリア達 声が千切れるほどに 生きて良かったと 思えるはずさ いつの日か  街の角 咲き乱れた勿忘草 その傷は優しさへと いつか 変わるだろう  鳴けよ カナリア達 声が千切れるほどに 生きて良かったと 思えるはずさ  友よ 今 サヨナラと旅立ちへの言葉 俺は俺のままで いつでもお前の側にいる  また会う日まで
悪人THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNあの悪人はきっと僕だ あのイッちゃった集団も僕だ あの卑怯者(ひきょうもん)や嘘つき山羊(やぎ) 僕の体内で眠ればいい  毎晩 秘密の 栄養 与えよう  いつか お腹を 裂いて 出ておいで 愛しい 産声(こえ)を あげて  邪魔者はまるで天使だった ぴかぴかの凶器は無力だった 一歩だって身動きとれずに モノクロームが一時歪んだ  落雷のような大誤算 幸せなどを望むとは 恥ずかしい 生き物だ 壊れそう  闇を 照らした 恋の旋律(メロディー)よ 眩しい 賛歌(うた)を 止めて  お集まり頂いた全人格総数70の皆様方ご意見いただきたい 「すべてを精算するなどいまさら無理無理無理無理無理無理」 脳内裁判は有罪 満場一致で有罪 脳内裁判は有罪 満場一致で有罪 有罪 有罪 有罪 有罪  わかってる  重力よ、サラバ。  遠ざかっていく 僕の身体 忘れたくないな あなたがくれた 言葉を  些細な優しさが 泣きそうなくらいに 嬉しかった ごめんねって 聞こえたかな ありがとうって 言えばよかったな  あーあ あーあ あーあ あーあ。
その先へTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORNとりあえず全部ぶっ壊そう 閃いたライブハウスで 世界が動き出した 1998 光の海沈んで 爆音に飲み込まれ 空白を握りしめて  退屈を燃やして 人に言えないこともやった 図々しく生きるんだ 許可するんだ 生存を 俺もお前も皆 死んじまうんだ いつの日か すべてを今賭けよう  イメージは 咲く花  鳴らせ 君の声 「その先へ その先へ」 闇を突きぬけて 「共にゆこう 共にゆこう」 生きてゆく その意志を  リハスタの喫煙所は あこがれと嫉妬が蛇のように とぐろ巻いて 誰かの悪口吐き出して 弱さがまた顔出した あの日々よ 幕があがる度 逃げ出したくなるんだ 振り払えよその恐怖を 踏み出すんだ たった一歩 俺が倒れたならば 屍を越えてくんだ 全てを繋げてく  拳を振り上げて 心を解き放て 始まりはいつだって ここからさ  あの夜ひとかけら 君のポケットに残っていた ちっぽけな希望が 今も俺を支え続けてる  鳴らせ 君の声 「その先へ その先へ」 闇を突き抜けて 「共にゆこう 共にゆこう」 鳴らせ 君の声 「風穴を こじ開けて」 闇を突き抜けて 「何処までも 何処までも」 生きてゆく その意志を
路地裏のメビウスリングTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純菅波栄純THE BACK HORN「救いようもない男だ あいつなんてやめちまえ」って 言われれば言われるほどに 信じたくなって 路地裏のメビウスリングが 二人つなぎ止めているんだ こんがらがった赤い糸 指切りしたね  君なしじゃ いられない なんて言葉は 自傷行為のようにクセになる  メリーゴーラウンドみたいに純粋で ラブドールみたいに報われないなんて 冗談じゃない君のこと 誰もわかっちゃいない キャットウォークしながら歩いてゆけ 零れそうな愛を忍ばせて いつだって君だけが 僕の味方だった  世界征服をもくろむ 悪の秘密結社にだって 何か事情があるはずと 君は言うけど 改造人間にされたほうの身にもなってくれよって 動き続けるよ一晩中 暗い部屋で  英雄に あこがれて 家を出たのに おっかさん 堕落した 僕を見ないで  アクションスターみたいに最強で 大胆不敵に笑うんですなんて いい加減なことばっか 語ってないでさあ たった一人の人間も 守れずになにがヒーローだい?なんて 人になら間単に 言ってやれんのに  言われなくたって こっちだって 頑張ってるんだって やってやるって いつだって呟いて何度も ため息つくよ もうだめだって いつの間にか寝ちゃって 目が覚めて君が横にいることを確認して ほっと 胸をなで下ろしている 日々に別れ告げて 強くなろう 君が誇れるくらいに 誰の為じゃないさ プライド賭けて  メリーゴーラウンドみたいに純粋で ラブドールみたいに報われないなんて 冗談じゃない君のこと 誰もわかっちゃいない キャットウォークしながら歩いてゆけ 零れそうな愛を忍ばせて いつだって君だけが 僕の味方だった 世界中で君だけが 僕の味方だった
はぐれ者讃歌THE BACK HORNTHE BACK HORN鈴木圭介鈴木圭介THE BACK HORNどっさり着込んでる しっかりしぼんでる どれだけすくっても こぼれおちる未来  釣糸を垂らして ずっと待ちぼうけ 笑いそびれたまま 夕立ちを見ている  割り切れるもんなど 何ひとつないんだろう 燃えカスのプールは 溢れている 逃げきれるもんかよ 落ちきれるもんかよ 歌うしかないんだよ みんな 自分の歌を  何だこの感じは 何だこの気持ちは 重た過ぎるせいか? うしろめたいせいか?  幸せという字は 辛いという字じゃない 辛いという字じゃない しわを合わせるだけ  割り切れるもんなど 何ひとつないんだろう 燃えカスのプールは 溢れている 逃げきれるもんかよ 落ちきれるもんかよ 歌うしかないんだよ みんな 自分の歌を  人なんてそんなに 変われないもんかな 何にはぐれたんだ? こぼれおちる世界  割り切れるもんなど 何ひとつないんだろう 燃えカスのプールは 溢れている はみだした憂鬱も しらけた退屈も つきあっていくんだろう 死んでくまで 逃げきれるもんかよ 落ちきれるもんかよ 歌うしかないんだよ みんな 自分の歌を 歌え 歌え 歌え
月光THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN「旅を始めよう 風さえ寝静まった夜に」 古い映写機が映し出すのは幸せそうな日の儚い記憶 ずっと大切に抱いてるんだよ 離さずに そっと揺らめいて そう優しい鎖のよう  数えきれない星を見上げては立ち止まって きっと あなたが居る世界は美しいから Stand by me in the moonlight  「旅を始めよう 祈りが途絶えそうな夜に」 たくさんのことを打ち明けあった 缶コーヒーで手を温めながら  道を照らせよ月光 何もかも怖くはない そうさ あなたが居るのならば踏み出そう今 Stand by me in the moonlight  あの日鳥達はメロディーを忘れてしまった 俺たちは微笑みを無くしてしまった 可愛らしいミモザの花うつむいてしまった 冷えつくアスファルトに届そうなほどに 冬がもうすぐ終わるのに  時が過ぎて流れ去ってせせらぎに変わってく 零れ落ちたその涙も連れてゆくだろう  星を見上げては立ち止まって きっと あなたが居る世界は美しいから Stand by me in the moonlight
ビリーバーズTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN転がる岩石になって諦めを蹴散らして進むんだ 賢い選択とは言えねえ 断然無礼な声暴れ出す  総距離を デイドリームビリーバーズ駆け出すよ ぶっ飛んでった 希望へと 夜明けまで 夢描いたあの日の夜覚えてる? 生きて生きて生きて生きて生きよう 叫ぶよ  そう奴らが踏みつけたのは砕けてしまった夢のカケラだ 空想や蝋 人間じゃねえ 情景心に刻みつけて  脳蹴りな 大轟音のトラウマを超爆音が打ち砕く 聞こえるか モスキートーンの救難信号 応答願う 生きて生きて生きて生きて生きよう 超えるよ  いつの日か君の傍 伝えたい言葉すべて消えて  真夜中の信号機が赤く雨上がりの道を染めて 顔上げて様にならないファイティングポーズでも今 明日に手を伸ばせ  デイドリームビリーバーズ デイドリームビリーバーズ
シェイクTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORN目隠し庶民に魔法をかけて 海原クジラの背中で眠る 如何様 金儲け 閉じない瞳 不可解な計画 割り出せぬ犯人(ホシ)  疑惑にメス 傷口深い 痛みすら気付かせない手口  世界は張り裂けてゆく溢れるアンドロイド 絶望なんて起こりえないくらいのパラダイス そこに広がっているの? 忍び寄る魔の手を払いのけてゆけ 僕らこの手で捕まえるんだ 何度でも光を求め  ビジネス 巣窟 鳴りを潜めて 黙殺 口封じ あぐらかいてる 夢へのスピード 副作用だらけ 有頂天 無条件 闇のパートナー  偽造 履歴 癒着 利権 社会 来たる未来 繋げようこの想い  利便性は甘美にして毒入りの魔術 欲望につけこんだ支配者たちのテクニック 誰を連れ去ってゆくの? 底知れぬ魂よ 儚きメロディよ 今すぐ伝えようサバイバルの術を 無抵抗な沈黙を破れ  世界は張り裂けてゆく溢れるアンドロイド 絶望なんて起こりえないくらいのパラダイス そこに広がっているの? 忍び寄る魔の手を払いのけてゆけ 僕らこの手で捕まえるんだ 何度でも光を求め  愛しい者たちを失ってしまうその前に
ブランクページTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNラララ この声が届くように ラララ 空高く響き渡れ  「もし俺が死んだら祝ってくれないか 世界に静寂が戻った記念日を」  君の言葉 騒がしい日々 いつか笑い話になるのだろう  ラララ この声が届くように ラララ 空高く響き渡れ  どんくらい快晴だった? 君がいた夏の日 二つ並んで架かる虹 見ていた校舎の窓  ページめくる 風吹き抜けて 熱い季節は過ぎてゆくのだろう  ラララ 歌い続けてゆくから ラララ 見守っていておくれよ  ラララ この声が届くように ラララ 空高く響き渡れ ラララ 歌い続けてゆくから ラララ 見守っていておくれよ  ブランクページ いつでも思い出は愛しくて ごめんなさいを包んだありがとうを届けて ブランクページ いつでも未来は澄み切って 奏でるよ何度でも 希望はここにある ブランクページ
飛行機雲THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORNいつもと変わらない煌めく海を見つめてた 空から一筋の飛行機雲がはにかんだ  ねえ ごめんねとつぶやくあなたの瞳に写った影法師 その悲しみをやさしく紡いで溶かしてく水面に揺られて  風吹きぬけて奏で出すメロディをそっと抱きしめ  ああ変わりゆく景色も浮世の心もすり抜け辿り着く そうさ いつだって私はここに在り続ける水面に揺られて  そばにこぼれる慈しみ分かつ時そっと笑って その悲しみも喜びも共にあるさ また会えるから また会えるよ  空から一筋の飛行機雲がはにかんだ
サナギTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN君はまだ知らない ここに生まれてきたことを 君はまだ知らない 命に終りがあることを  君はまだ知らない 深い悲しみに出会うことを 君はまだ知らない それでも世界は素晴らしいことを  いつからだろう 少しずつ覚えて少しずつ 忘れてゆく 大切なものとそうでないものを  気づけばこんなに大きな体と小さな勇気を手に入れた だけどこの場所からは出れないままで  君はまだ知らない この雨は必ず止むことを 君はまだ知らない この空が美しいことを  君はまだ知らない いつかは飛べる日が来ることを 君はまだ知らない 沢山の喜びが待ってることを  いつからだろう 僕らは奪って争って 繰り返してた 本当に欲しいものがなくても 揺れている そこに咲く小さな花達を 摘みとった 気持ちを恐ろしく感じても  気づけばこんなに大きな理想と小さな誇りを手に入れた だからさあ この場所を出て世界を見よう 飛べるその時まで
エンドレスイマジンTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORN「第三次世界大戦はすでに始まってるんでしょ?」と少年 迷彩のキャップに携帯電話握りしめて  愛国心 モラル 医療 アレもソレも 崩壊はとどまることを知らない 異常な危機意識 ツマンナイ奴なんて言われてる 「悲しむ顔は見たくないよ」  善悪の基準は伝統の洗脳 幸か不幸かは自分だけで決めれんの? 言いなりじゃ耐えらんない 一人じゃ変えらんない この世界は  だから 当たり前というこの現実に異論を唱えるのは誰のミッション? 日常を喰い散らかしてゆく合法な非常識 頑丈な扉 嘘を暴きな 狂ったままの大サーカスみたい あしたへの鍵を握り締めこじ開けろその全て 届くまで叫べ  衝動が優しさを追い抜いて 寄り添うこと忘れ始めている 思い出せ今すぐ 胸を締め付けた瞬間 あなたがそこにいること  iPSからアイラブユーまでノーマネー猿真似 メランコリックな日々を救う愛愛愛 マイウェイは歌を再生可能な生命の力を  ゆこう 21世紀の軌道修正と緊急脱出の手段探そうよ 根底から覆してしまえ 新世代の魂 驚愕の事実が明かされても ねじ伏せられてしまうんだろう多分 翻弄された野良犬達の遠吠えちょっとロマンティックさ 鳴り止まぬブルース  先人の智慧を伝承 沈黙列島 繚乱の迷路 ダダ漏れの世紀 ラブアンドピースは健在なの? 闇の中で  だから 当たり前というこの現実に異論を唱えるのは誰のミッション? 日常を喰い散らかしてゆく合法な非常識 従順なる民は奮闘まっしぐら疲労困憊で毎日が地獄 心から笑える日々求め警鐘鳴らすこと止めないで 日本の救世主達よ! 未来を僕らの手に!
幻日THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN幻日 十字架が傾いて罰になった夜明け前 崩壊 晴天の霹靂 天高く燃え上がる炎  忘却 まなこに焼き付いた坂を降りる乳母車 望郷 ねんねんおころりよ 懐かしき子守歌響く  怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められて躍る星の下  幻月 人は皆神隠し 鎮座するは家畜の王 揺光 迷い込む烏兎烏兎 天高く燃え上がる炎  暴走 とめどなく喰らえば食糧庫は空になり 本能 生贄を探せと 砂の城蹴散らして叫ぶ  未曾有の欲望が荒ぶる 激雷が突如鳴り響いて 狂乱の舞台は矛先を探す 怒号の渦に向かって家畜の王が叫び出す 「どうか俺の肉を分けて喰ってくれ 神の火で焼いて」  我他彼此…  荒ぶる雷同は燎原の炎 面妖なる含毒と濫行とケイオス 破鏡なる鼎沸は何一つ生まず 神の火がお怒りになった  怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められてしまうその前に  幻日を暴いて心の目で見極めろ この身捧げ俺に何ができるだろう 命滾らせて
タソカゲTHE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN家路急ぐ音 不意の雨上がり 続く夢の中 街を包む風  長く伸びた手を放ち 虹を掴むように 時のいたずらをなぞる 振り返ればひとり  夜を重ねては移ろう日々のヒビ 遠く離れてく浮かぶ木の葉のよう  長く伸びた影落とし 擦り切れた音色 淡き青春の光 路を灯す  空 俄かに黄昏 響く確かな声  漠然と近づくタナトスに怯え 曖昧に溶かすな 勤しみが生きる希望  長く伸びた手を放ち 虹を掴むように 悪しき沈黙を破れ 孤独を染めて  今 黄昏踏みしめ 光の影指す方へ
ホログラフTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN暗い 高架橋の上 変幻自在 点在する ビルの明かり  僕ら今日も眠る 夢の中に永遠はなくて  透明な夜の息吹が 静寂に吸い込まれ落ちてゆく  どれくらい朝を迎えたら 僕は君の心をちゃんと知れる? その全てだけを 悲しみに染まる表情に 穏やかな幸せが通りすぎて 消えていった  壊れそうになった胸がギシギシって軋むんだ  愛という羽根 上空さまよう 月を背に 螺旋を描く  平穏な時の流れが 大切な想いさえ隠してく  どれくらい夜を数えたら 抱えてた傷跡もちゃんと癒える? 痛みの奥まで 失って気づく幸せを 希望が照らす日まで歩いてこう 朝日を浴びて 365繰り返す毎日を特別に思えたなら 当たり前と呼ぶには豪華すぎる 笑顔が咲く  涙で滲んだのはあの日の景色だった 今風が吹いている 風が吹き抜けていった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
春よ、来いTHE BACK HORNTHE BACK HORN松任谷由実松任谷由実THE BACK HORN淡き光立つ 俄雨 いとし面影の沈丁花 溢るる涙の蕾から ひとつ ひとつ香り始める  それは それは 空を越えて やがて やがて 迎えに来る  春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに 愛をくれし君の なつかしき声がする  君に預けし 我が心は 今でも返事を待っています どれほど月日が流れても ずっと ずっと待っています  それは それは 明日を越えて いつか いつか きっと届く  春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く  夢よ 浅き夢よ 私はここにいます 君を想いながら ひとり歩いています 流るる雨のごとく 流るる花のごとく  春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに 愛をくれし君の なつかしき声がする  春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く
シンメトリーTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNOne more time, we celebrate I found a place where we belong (When) raindrops sing a song (everything is) gonna be alright My mind set you free  センチメンタルな飛行船 天高く登っていったよ 降ろしたその荷物 担いだらまた歩くんだよ  狭い路地の向こうに きっとひらけてゆく海 あとひと息 水面に瞬き揺れて光れ  何気なく些細な瞬間 君の指先が 物語の幕を開ける 何度でも 何度でも光の絵筆重ねて 閃きの風に乗って どうかノーミスよりも濃密な人生を  さんざめく愛の庭 いつの日か辿り着くだろ もう一度顔をあげ 旅人よ 振り向くな  君はデザインしてゆく 世界との関係性を今 魔法を忘れたレインメイカー 共にゆこう  もう一度笑っておくれ 世界の何処かで 君を待ってる人がいるんだ 輝きの欠片たち バランスとりあって煌めくよ 天気雨よ 日々を飾れ 何気なく未来を迎え撃つ僕ら  One more time, we celebrate I found a place where we belong (When) raindrops sing a song (everything is) gonna be alright My mind set you free  We are walking on this winding road (When) raindrops sing a song (everything is) gonna be alright Don't leave me while (I'm) on my way  いつでも 君の世界の見方の味方さ 続けておくれよ 物語を  大丈夫だって心配ないよって声かけあっていこう 君のおかげ 生きてるのは だから だんだん変わって少しずつだって最大限描けるよ 胸の奥へ届く光  天国への非常階段 駆け上りたくなる時は その手をのばしておくれ 強く強く引き寄せるよ 明日君が口ずさむ 誰も知らないメロディを聞かせて  One more time, we celebrate I found a place where we belong (When) raindrops sing a song (everything is) gonna be alright My mind set you free  We are walking on this winding road (When) raindrops sing a song (everything is) gonna be alright Don't leave me while (I'm) on my way
コワレモノTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN人気もんも嫌われもんもみんな仲良くこわれもんさ 怒りん坊 さみしん坊 甘えん坊 きかん坊に暴れん坊 いい善人 悪い善人 いい悪人 悪い悪人も みんな愛しきこわれもんさ  体は一つの袋です その形状は心の形です 愛する形 愛される形 いじめる形 いじめられる形 みんなに埋もれず適度な自己主張 センス良ければなおさらいいけどクレーム言うなら俺にもできるぜ 自分自身じゃなにも出来ませんが何か?  普通を自ら名乗る瞬間に普通じゃない人を羨ましがると同時に 心の何処かで見下すんだ 自分の言葉は他人の言葉で他人の言葉は自分の言葉で とりあえず一人じゃ生きられない  人気もんも嫌われもんもみんな仲良くこわれもんさ 怒りん坊 さみしん坊 甘えん坊 きかん坊に暴れん坊 いい善人 悪い善人 いい悪人 悪い悪人も みんな愛しきこわれもんさ  新宿あたりで酩酊状態で遠くに聞こえるシタールに誘われ 古びたドアの向こう側は神様だらけのスナック 隣で水割り作る方は動物のような顔をしてらして 注文を聞いてるあの方は360度が顔面で  神様でさえいろんな姿で人間だってもっとあるがままで いいと思った瞬間に目が覚めたんだ 俺と違う君を好きになるよに 人と違う俺を誰かさんが 好きになることもあるのかな  人気もんも嫌われもんもみんな仲良くこわれもんさ 怒りん坊 さみしん坊 甘えん坊 きかん坊に暴れん坊 いい善人 悪い善人 いい悪人 悪い悪人も みんな愛しきこわれもんさ  人気もんも嫌われもんもみんな仲良くこわれもんさ 怒りん坊 さみしん坊 甘えん坊 きかん坊に暴れん坊 いい善人 悪い善人 いい悪人 悪い悪人も みんな愛しきこわれもんさ  人気もんも嫌われもんもみんな仲良くこわれもんさ
バトルイマTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORNさあ何を選び取る? 生き残れる人々よ 綱渡り スマート目指し バランスに生死をかけて しがみつけ毎日 負けたくない 愛されたい そりゃそうさ 上手くはいかねえけど フリックするウィンドウ 溢れ出す未来  悪も毒も吸い込んで強くあれ 派手なもんには騙されんな 見極めろその全てを  今!牙を剥け 今!お前の魂に 今!迫りくる闇の奴隷にはなるなよ 今!もっと大きく 今!夢を描いてゆけ 今!後戻りできねえ だから勇気をだして 一度きりのこの瞬間を  そう何を喰っても腹は膨れちまうんだ 沈黙の細胞 遼遠の同胞 生死は尽きぬ 戦い続けるこのリング 認め合い繋げようこのリング 生きよう生きよう意気揚々とさ 夜が毎日明けるように  バトルフィールド イン ジャパン 燃え滾れ 赤き命の日を この胸に刻み込め  今!百戦錬磨 今!打ち鳴らしている心臓 今!そうさ誇らしく これが生きている証さ 今!たとえ小さく 今!打ちのめされても 今!くたばりはできねえ お前を待たせたまま 胸を焦がすこの瞬間を  誰も教えちゃくれない 掴み取れ 冷めたヤツにゃなりたかねえよ その壁をぶち破れ  牙を剥け お前の魂に 迫りくる闇の奴隷にはなるなよ  今!百戦錬磨 今!打ち鳴らしている心臓 今!そうさ誇らしく これが生きている証さ 今!もっと大きく 今!もっともっとゆこうぜ 今!探し続けよう それが生きてゆく証 一度きりのこの人生を
雨に打たれて風に吹かれてTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN雨に打たれて風に吹かれて 耐え抜いてゆく日々を なぞるように繰り返せば 言葉さえいつの日か忘れてく  激動の終幕にエンドロールさえない ただ暴虐な物語  雑草みたいにへばり付いて 強く在りたいと願う 独りよがりの思考回路 現実の海もがいて溺れてく  感情の周波数をコントロールできない 今真っ暗な部屋の窓から  赤い夕日を眺めてる ここから出れなくて 涙がこぼれてく 優しく笑うのは何故?  欲望の進化型が混沌を生み出して この世界を塗り潰してゆく  赤い夕日が沈んでく 声にもならなくて 消えてた情熱が 微かに揺れている 命の中で  響く 心臓が 荒れ狂うほど寂漠に 響く 真実を 打ち鳴らしてゆけよ 時が 脈を打つ 残酷なほど正確に 時が 許すなら この命果てるまで 生きてゆく 生きてゆく
トロイメライTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNチクタク チクタク… 鼓動がこの耳もとでささやいて 深い愛情を抱く人 あの空の向こうで何を想う  たった一つの約束も守れないまま青い空 千年経ってもう一度会いにゆけたらいいのにな  目を閉じればいつだってよみがえる 誇らしく咲きほこるあの花が今でも  あなたを探していた あなたの声を聞いた 手のひらで受け止めていた命のかけら あの花びらのように  小さくなったこの世界 さみしくなんかないけれど 電源切って繋がった 心の声が響きだして ポロポロとこぼれてく 少しだけホッとして  目を閉じればいつだってよみがえる あたたかな思い出が一つずつ灯って  あなたが笑っていた あなたと手を繋いだ アカシアの雨が降りゆく道の彼方で また出会える  鼓動が時を刻む 命に抱かれながら 僕だけに伝えてる 今旅立ちの時 あの花びら 風に散る前に
シンフォニアTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN僕が死にゆく時のためのエチュードが 流星群のように降りそそぐ 想像上の未来に全感覚でタッチするスクリーンに 走馬灯のように光る星  空っぽの世界で片っぽの正解抱いて 明日を探して  突き刺す感情を 染める群青を 夜明けの国 僕ら笑いあって 途切れ途切れのSOSが溢れそうで光に目を細めた 始まりが僕らを待ってる  絶望的な状況 妄想は制御不能 クレッシェンドな混沌の中で 天災にさえ勝る天才的な愛の存在 きみの声で息を吹き返す  砕け散る世界で暴かれた空(スカイ)が堕ちて 明日を探して  放物線描いて最後尾から愛を ありのままかどうかは問わなくていい フィードバックループする映像 一生モンの思い出を 流星が今夜ハートを貫いて メロディーが方角を示してる  何も変わらないけど洗いたてのシーツが 夜を越えさせてゆくこともあるだろう 帰る場所ならここにあるから何処へでも飛んでけよ  突き刺す感情を 染める群青を 夜明けの国 僕ら笑いあって 途切れ途切れのSOSが溢れそうで光に目を細めた  たくさんの想いを傷つけて悲しませても ここにいたい 許されなくたって ありふれた喜びも 微笑みも 愛しさも 切なくて揺れていた 光の中で今 始まりが僕らを待ってる
グレイゾーンTHE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN人を愛して 人を許して 人を信じてる 文明は正を求め儚く移ろう  人を殺めて 人を裁いて 人を嘲笑う 遠ざかる意識の中で浮かんでは消える  人は皆 万物の寄生虫 遠い空 海の底 地平の果て支配して  金を崇めて 欲を絡めて 地位を求めてく 栄えては滅び繰り返す 教えなど知らぬ  自らが作り出したグレイゾーン 時が過ぎ忘れていった 手を取り合う温もりを  悼み哭いた 降り積もってく言葉集め 涙 水面照らして明日へと導いた 光の指す方へ  人は皆 万物の寄生虫 悲しみも喜びも分かち合う  自らが作り出したグレイゾーン 時が過ぎ思い出した 手を取り合う温もりを
いつものドアをTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNいつものドアを開けるのが これほど怖いことだとは  深い海の底みたいな夜が続いて 橙の電灯が遠くなってゆく  幸せを捕まえたその拳で傷つけて 幸せを手放したその手のひらで受け止めて  我儘はあなたの分だよ 我慢したあなたの分だよ  何度も咳き込む音だけがずっと この世界の片隅でカラカラと響いた  幸せを捕まえたその拳で傷つけて 幸せを手放したその手のひらで受け止めて 失ったその瞬間に愛しくなる そのくり返し 無いものねだりばかりで全てを失くしてしまった  あなたの咳の音 その咳と咳の間の沈黙に耐え切れず僕は震えてる この世の外側に無限の外側に落っこちる感じ いっそ殺してくれないか  いつだって冷え切った僕の手を包み込んだ あなたのその手のひらはやわらかであたたかくて 失ったその瞬間に愛しくなる そのくり返し 無いものねだりばかりで全てを失くしてしまった  いつものドアの向こうには 穏やかに陽だまりが揺れるだけ
風の詩THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORNその詩は夢からやってきた 懐かしい景色を想いだすように  まぶたを閉じる 陽だまりの中  この風は何処からやってくる 逆らい続けた重力をそっとかわすように  手をかざして差し込む光  何処まで行けるかな 震える心 寂しさ抱えてゆけるのかな 光りの先へ  何処まで行けるかな 記憶のさざ波で 泳いでいる魂は今たくましく揺れる
星降る夜のビートTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN今夜降りしきる星の雨のように 宇宙で一番の明かり探すよ 夜が明ける前に  招待状握りしめて天国を目指してゆこう 産声をあげた日から道は始まってる  自分らしくあるために変わり続けてゆくけれど もう一度確かめようぜ あの日のメロディー  答えのない答え合わせを繰り返して 遠く誰か呼ぶ声がする 暗闇で  そのトビラを開けるんだ 心怯えずに こぼれてくる世界の呼吸 キックビート重なる躍動が待っているよ すぐそこで  今夜最高の時を刻むミュージック そっと傷口を優しく照らすよ 優しく包むよ  体中の血が騒ぐような 君だけの瞬間を噛み締めて 本能が今目覚めてゆくダンス 踊りだせ  この心が叫ぶんだ 涙隠さずに 鳴り止まない繋がる鼓動 キックビート重なる躍動が連れてゆくよ 新たな場所へ  何度だって始められるんだ 可能性が導く限り 絶対なんて何処にもないから踏み出せるさ この足で  今夜最高の時を刻むミュージック そっと過去達を優しく照らすよ 優しく包むよ 止まらない明日へ
超常現象THE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORN超常現象を信じて生きてる 妄想しまくり無法な地帯 裏側の構造 解ければイケんのか? アニメじゃないリアルな状態  感覚的には無限に冴えてる だけど現実的にはじれったい状態 ネットに捕まり致命的な後悔 アイドルの画像で快楽  虚無の境地 無欲になれど 0か100の世界観じゃ味気ないぜ 夢見がちな輩  追いつめられて自然発火 やる気のない情熱はドッペルゲンガー ベッドに包まり架空の擬似体験 あの頃に戻りたくなんかない  ユビキタス 異常をきたす 方程式の枠を越えた想定外の飢えに飢えた輩  超常現象を巻き起こしてゆけ あまねく願う世界平和 ベッドの上から始めんのさ  未確認な天使と感じ合うテレパシー 触れずにイクのさ 時を越えた光にあやかって  超常現象を信じて生きてる 妄想しまくり無法な地帯
反撃の世代THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN剥ぎ取られた誇りと押しつけた夢の国 取り返した平和は偽りの暇つぶし  「ゆとり、ゆとり」と言うとおり思考さえ持て余す 無為に過ぎる浮世は満ち足りて歪んだ満月  天命に散った男達 浸かりきったオヤジ達 知らぬふりのオレ達 すれ違い歪んだ群像  罪深き暗雲が立ち込め日常を食い散らして蔓延る  生に絡みつく行くあてなき魂 背に道など何処にもないだろう そうさ運命は巡り巡る苦悩を 切り開いてゆくしかないだろう 息切らして  寝ぼけ眼に写った荒れ狂う闇の壁 刷り込まれた神話はなし崩し歪んでく  罪深き暗雲が立ち込め日常を食い散らして蔓延る 暴かれた傀儡のカラクリ 営みを弄んで腐らす  生を掻き鳴らす止め処なき衝動が 絶望さえ越えてく力さ そうさ運命は巡り巡る苦悩を 切り開いてゆくしかないだろう  思考を怖れ知に頼ってきた結末が 崩れゆく夢 沈みゆく日々 淡く 今走り出す 胸に強く刻んで 薄れてゆく未来を取り戻せ 反撃の世代
自由THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN炎天下の庭 彼は耳までうな垂れていた 自由になれとそっと首輪を外してやったんだ だけど彼はその場所を動きはしなかった 錆びた鎖は彼を縛りつけてはいなかった  俺は何を期待してた? チクリと痛むこの胸を風が吹き抜けた その時何となく感じた 直観が確信に変わった “自由な気分ならそれで十分”だって  その場所から見える景色はどうだい? ネガポジプラスマイナスゼロの地平線に立って  子供のころ描いた色とりどりの世界 空は虹色 クジラが雲の隙間で泳いだ 画用紙をはみ出して床や壁に続く物語 大人達が子供らしいと誉めてくれたから  子供の絵はわりと不自由だ 大人の絵はわりと自由だ 俺はどうなんだ? 変換ミスや言い間違いや思いつきや無駄の向こうに 無限の宇宙が広がっている気がした  触れない光に伸ばす指先 この手に自由を教えてやるんだ  風が吹き抜けるあの場所まで僕ら走り抜けよう 何故かこぼれてくあの涙は凛々と音を描く 確かなものなんてない未来へひょうひょうと走り抜けよう 誰かの小さなつぶやきでさえ世界を変えてしまうかもしれない  変えてしまうかもしれない 行こう 行こう 風が吹き抜けるあの場所まで僕ら走り抜けよう
世界中に花束をTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN何故だろう 何もないな あんなに欲しかったのに あるのは寂しさと霞がかった空だけ  生きるのは簡単なことではないけれど 辛いだけでもないだろう ひと気のない明け方の街を歩くのが好きだった  世界中に花束を 太陽が昇るその前に 光や笑顔や喜びに隠されてしまうその前に  不思議だな 憧れや夢は 近づけば近づくほど遠ざかってゆくようだ 消えてしまいそうなほどに僕は今無力だ  あの空ではずっと消えない悲しみが もういいよと嘆いている 軽はずみな言葉はやめて 全ての人におやすみ  世界中に花束を 生まれ変われるその前に 今日だけの悲しみにさよならを告げて手を振るよ  何もかもみんな もともとは一つだっだのか 儚く揺れながら消えてしまうほどに 確かに僕はここにいるから  悲しみにまみれたくないんだよ まだ夢は叶えたくないんだよ 神様になりたい訳じゃないんだよ また君に会いたくなるんだよ  今 心の扉を開いてゆくのさ 眠れる孤独を連れたまま 心臓は動くのさ 世界も動いているのさ 誰にも邪魔されることなく  朝と昼と夜と光と影と僕とその間で奏でている おどけて笑ってよ 忘れはしないだろう ずっとずっと走り続けてゆく  世界中に花束を 太陽が昇るその前に 光や笑顔や喜びに隠されてしまうその前に  世界中に花束を 生まれ変われるその前に 今日だけの悲しみにさよならを告げて手を振るよ  僕ら何処へ行く 何処へ行ってもまた此処に帰るだろう
ラピスラズリTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN一歩また一歩 歩み続けてくんだ 顔が向いてりゃ前向きだろう 一方片一方 探し続けてくんだ 不完全な俺達の世界の果て  互い違いに認めあってんだ 泥の船に乗っかって笑うんだ だってそうさ 魂はまだ死んでねぇだろう?  電光石火で駆けてゆけ 満身創痍青い空の下で 一点突破で賭けてゆけ 誠心誠意君を想い歌う あの衝動が胸の中 青い炎を灯している 全速力で走ってく 満足なんてできねぇから  恐怖症だらけ 処方箋はその恐怖を ぶん殴り続けることだけさ 落下傘部隊のように落ちてゆくんだ 孤独な鼓動の叫びを聞いた  死にたいと知りたいの天秤を 憂鬱と疎通する感受性を だってそうさ 魂はまだ死んでねぇだろう?  電光石火で駆けてゆけ 満身創痍青い空の下で 一点突破で賭けてゆけ 誠心誠意君を想い歌う あの衝動が胸の中 青い炎を灯している 全速力で走ってく 満足なんて出来ねぇから  一歩また一歩 歩み続けてゆく 一方片一方 探し続けてゆく  電光石火で駆けてゆけ 満身創痍青い空の下で 一点突破で賭けてゆけ 誠心誠意君を想い歌う
ミュージックTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN言葉にならない心のメッセージ 高らかに刻め 真っ白な地図に 背中に背負った未来の景色は 生きる意志が照らす道標  確信が鳴り響いている 胸の奥で 渦巻く迷いの全てはまるで悪のようだ  動き出す心は誰にも止められない 羽ばたく願いの翼はまるで天使のように  想像すること それがあらゆる距離を埋めるよ 世界を胸震わせて変えてゆこう 音楽が鳴ってる  回り続ける世界の真ん中で 奏でる命 終わらないマーチ 悲しみの重さはそれぞれ違うけど 笑う その顔はとても綺麗  一人ぼっちで辛い夜にも 明日が遠く そっぽ向いても  言葉にならない心のメッセージ 高らかに刻め 真っ白な地図に 背中に背負った未来の景色は 生きる意志が照らす道標  回り続ける世界の真ん中で 奏でる命 終わらないマーチ 悲しみの重さはそれぞれ違うけど 笑う その顔はとても綺麗  夜が明け それぞれの朝が始まってゆく 今日も音楽がそこで鳴っているよ
舞い上がれTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司・菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN僕らの足跡 残った雪 凍える両手を温めてた  熱い想いを抱きしめながら 答えはしないノートと果てしない未来  舞い上がれ 壁を越えてゆけ 桜咲く頃に笑い合えるように 乗り越えてゆけよ  涙がこぼれて滲んだ雪 がんばれ がんばれ 聞こえる歌  熱い想いを抱きしめながら 答えはしないノートと果てしない未来  舞い上がれ 壁を越えてゆけ 桜咲く頃に笑い合えるように  舞い上がれ 壁を越えてゆけ 今は苦しくてまだ一人だけど 走り続けるさ  舞い上がれ 壁を越えてゆけ 桜咲く頃に笑い合えるように  舞い上がれ 壁を越えてゆけ 今は苦しくてまだ一人だけど 走り続けるさ
シリウスTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN共に生き歩んだ日々 支え続けてくれた人 立ち尽くすあなたの為 今何ができるのだろう  黒い白鳥が音もなく舞い降りて ささやかな日々に終わりを連れてくる  いつも笑ってた人たちの怒鳴る声 決断を迫られて俺達は変わってく  シリウスが真夜中の空を 焼き焦がし感傷を笑う 息は白く  共に生き歩んだ日々 支え続けてくれた人 立ち尽くすあなたの為 今何ができるのだろう  告げたサヨナラは数えればきりがなくて あるのは生身の生命が灯す光だ  理屈じゃわりきれぬ 道を選ぼうとも 誰もが自らの想いはごまかせない  待ち焦がれる幸せも 家路を急ぐ幸せも もう一度抱きしめて もう二度と離さずに  共に生き歩んだ日々 支え続けてくれた人 立ち尽くす心に今 世界を取り戻すよ  告げたサヨナラは数えればきりがなくて あるのは生身の生命が灯す光だ  命は命を育て 命は命を喰らい 命は命を叫び 命は一人じゃ生かしきれない
一つの光THE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORN命の始まりと終わりが同時に訪れた朝 行き場をなくした感情と立ち尽くす秩序なき路上  血も涙もない時の風 生かされてることさえ忘れてゆく  その心の声を奏でてゆけ 風に吹かれて掠れても クライマックスな日々溢れ出した 確かなこの想いを 今 歌にのせて  いつかは消えてしまう俺たち 事実は裏切らなくて あなたがここに居てくれることが揺るぎない一つの光  切れそうな糸が嘆いてる 死ねばいいのになんて言わないで  置き去りの痛みが絡みついて 愛の形を変えた時 加速する世界の動く音が この胸に響き出す 今 優しい歌  ふと すれ違う幼き日 永遠に咲く花を抱き締めて  その心の声を奏でてゆけ 風に吹かれて掠れても クライマックスな日々溢れ出した 確かなこの想いを 今 歌にのせて  置き去りの痛みも 輝ける未来も 全てを愛せないから あなたを愛せた 僅かな幸せを噛み締めてゆく 何かが始まってる 今 切り拓いて 奏でてゆけ
クリオネTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNカーテンの向こう側にあふれる光 シーツの海抜け出して 出かけよう何処へだって  もっと何気なく生きてゆける そんな気分なんだ もしも同じ気持ちなら なんか少しだけ泣けるよ  何もかも投げ出して 出かけよう今日は 強すぎる想いは時々体も心も置いてけぼりにするから  もっと何気なく話せるような そんな気分なんだ たまにおいしいもの食べて笑顔ふっと見せておくれ  ずっと言えなかった言葉とこれからも歩いてゆく だけど今日はいい日なんだ そうだろ そうだよ  もっと何気なく生きてゆける そんな気分なんだ もしも同じ気持ちなら なんか少しだけ泣けるよ
閉ざされた世界THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN赤く濡れた指先でサイは振られ 宇宙(ソラ)へ落ちてゆく 深く深く 二度と帰れない闇の彼方へ  加速してゆく ラストシーンは 誰にも止められない  運命を切り拓け 傷ついた翼広げ翔び立つよ 真実(こたえ)はここには無いから 誰がために鐘は鳴る? 絶望に満ちた閉ざされた世界 羽撃き続ける微かな光へと  きっと人は弱いから美しいと 君は微笑んで目蓋を閉じた  駆け出してゆく 炎の中へ さよならも言わないで  何度でも何度でも 傷ついた両手広げ叫ぶだろう 真実は心にあるから 燃え上がる世界地図 堕天使が描き出した新世紀 聖者の祈りは掠れて消えてゆく  賛美歌の響く夜 ガス室の動物は 息絶える時まで人を信じ続けているのに  運命を切り拓け 傷ついた翼広げ翔び立つよ 真実はここには無いから 誰がために鐘は鳴る? 絶望に満ちた閉ざされた世界 羽撃き続ける微かな光へと  もう一度 信じるだけの勇気をもって もう一度 疑うだけの知性をもって 最後まで世界を見つめ続けてゆく 最後まで世界を見つめ続けてゆく
真夜中のライオンTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN熱帯雨林の街は夜の匂い 淋しげな愛と光の雨 真夜中のライオン震えている 選びとれ 目指すべき未来を  孤独と月光が夢を育んで 溢れだす想い 今  終わらない この夜を僕らはゆく 熱くなる胸の奥 声が響く 立ち上がれ美しき挑戦者よ 激流が押しよせる時代(とき)の中で 掴み取れ自由を その手で  判断基準はいつもこの心だ 誰が何と言おうと夜は明ける カブキ者みたいに好きに生きて 窮屈な世界を笑いとばせ  孤独な太陽が燃え上がるように 晴れてゆく想い 今  真夜中のライオンよ 明日を目指せ タテガミを風になびかせてゆけよ 閃きの羅針盤が導くだろう 暁が空を焦がしてくように  掴み取れ自由を 掴み取れ自由を その手で
警鐘THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNこのダイナマイトみたいな悲しみを また高性能な知能が邪魔をして アンドロイドのように全自動で笑うんだ ちっぽけな宇宙の片隅で  「太陽ノ黒点カラ毒電波ガ ヤッテクル」 凶暴なる妄想に殺されるその前に  解き放て今すぐに 制御不能な感情を 降り注ぐこの想いは君のものだろう 解き放てこの空に 制御不能な感覚を まっさらなこの未来は君のものだろう  アウストラロピテクスから俺達もう一度始めよう 進化が使命だと思い込むシステムに飲み込まれるその前に 細胞が死んだ 細胞が一つずつ死んでゆく 考え過ぎの罠に嵌ってるネガティブ・コントロール・フリーク  文明が膨張したのは安心という発明の対価 存在さえしなかった不安 漆黒の闇が生まれてく 森羅万象をリスクヘッジしてコントロールする人類は 第六感さえ失って崩壊の軌道に乗る  「傲慢ナ権力者ハ犠牲者ヲ抹消スル」 深遠なる命題に心臓を差し出すよ  鳴り響けその胸に そっと希望をノックして 誰一人まだ知らない新しい歌 何もかも煌めいて 反射しそうな瞬間を 駆け抜けてゆく世界は君のものだろう  それぞれの夜が明ける 痛みは抱いたまま 確かめるその鼓動は君のものだろう 一つだけ譲れないものがあるのなら モノクロの景色が今輝くだろう  解き放て今すぐに 制御不能な感情を 降り注ぐこの想いは君のものだろう 解き放てこの空に 制御不能な感覚を まっさらなこの未来は君のものだろう
戦う君よTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN戦う君よ 世界を愛せるか 紺碧の空に三日月滲んで消えた  何故君は行く 傷つき倒れても 高鳴る熱い思いを忘れはしない  何処までも行けよ 顔をあげて ありのまま何もかも輝くだろう 今はまだ闇に震えていても 笑いあえる日がくる  ためらうことも とまどうこともなく いつかは君に幸あれ 光の中で  少年の日々を思いだして 水たまり 反射する飛沫あげて 泥だらけのまま笑えたのなら 何処へだって行けるさ  何処までも行けよ 顔をあげて ありのまま何もかも輝くだろう きれいごとじゃなく美しき日々 探し続けてゆくよ  さぁ走り抜けよう この歌を胸に抱きしめ 今 強く強く叫ぶように夜明けは降り注いだ  さぁ走り抜けよう この歌を胸に抱きしめ 今 高く高く羽撃けるさ 晴れわたるあの空を目指してゆけ
神の悪戯THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN神が舞い降りる 蛇腹模様の空 目覚めた欲望がヒステリックな夜  天使と悪魔が愛し合えば 秘密の儀式は続いてゆく  愛は 夢は灰となりて 罪にぬれた花となりて  ペガサスみたいに白い腰を振って  狂気と性器が歌い出せば 聖なる宴は続いてゆく  歌は 悲鳴は渦を巻いて 空にうねる蛇となりて  世界は壊れて砕け散って 命の意味さえ分からぬまま 産まれて死んでく永遠の中で 最後の宴は続いてゆく  愛は 夢は灰となりて 罪にぬれた花となりて  神は世界に水をまいて 罪を洗う雨となりて
パラノイアTHE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORNガラス細工の僕の心 月を透かし夜に消えた ここが何処だか分からぬまま ワイングラス赤く染まる  街を手にした夜の亡者 光る女両手に抱え 金をネオンに仰ぎ散らし 甘い蜜に蝶はたかる  教えて世界は誰の為に回る? 路地裏子猫が振り向いた時  僕が君で君が僕になったら世界は平和に回るでしょう 嘘が本当で本当が嘘になったら何が僕等を繋ぐのでしょう  時計仕掛けの僕の暮らし 満員電車腹話術師 僕が誰だか分からぬまま 押すに押せないリセットボタン  教えて世界は誰の為に回る? 秒針が心臓を追い抜いた時  僕が君で君が僕になったら世界は平和に回るでしょう 嘘が本当で本当が嘘になったら何が僕等を繋ぐのでしょう  空が大地で大地が空になったら僕らは今すぐ落ちるでしょう 神が人で人が神になったら頼まれるのが僕らの仕事でしょう  今が過去で朝が夜になっても 巡るぐるぐるぐるプライベイトな妄想 絡み付いて コレがソレでドレがソファミレミファレ レレレ あぁ溶けてゆく 回れ回り尽くせ 頭の中で
栄華なる幻想THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN遙かなる大地を踏みしめていたのは若き血潮 遠い空 想いはいつもそこにあった 淡き夢と  伸びた影 奮い立たすように あの人はそっと笑っていた  いずれまた会おう 振り返りはせず 注ぐ光へと走り抜けて 誰も知らないで流れてゆく花よ やがて河となり海となりて消えゆく  何故に僕らは忘れてしまうのだろう 日々の中で 何故に僕らは繰り返してしまうのだろう 何も言えず  作られた空虚な樹海へ いつまでも迷い込んだまま  命の価値とか平等がどうとか孤独を恐れて口をそろえ 何も知らないで世界は過ぎてゆく 溢れる言葉に埋もれてゆく 星屑  万朶(ばんだ)の桜か暁の空の下(もと)眠れ 返り咲くは栄華なる幻想  命の価値とか平等がどうとか 孤独を恐れて口をそろえ 何も知らないで世界は過ぎてゆく 溢れる言葉に埋もれてゆく  まだ目覚めないその眼差し 今こそ開いて また輝きを増す太陽 今もっと高くへ昇るさ
覚醒THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN黒い翼広げ 羽撃くカラスが夜を告げる 赤いテールライト 流れる景色が滲んでゆく  同じ空の下 君を探してた  白い翼なんていらない 僕らは天使じゃない きっと この背中は大事な誰かを守る為に  消えた箒星 声が聞こえるよ  僕らはいつだって独りじゃない ここに居るよ 未来がどんな遠くても 世界が目覚める あの夜明けに手を伸ばすよ 溢れる本当の想い重ねて  愛を知らぬまま 風に吹かれてた 錆びた十字架は何も語らない 鼓動 脈を打つ 僕ら目覚めてく 響き出す 胸の奥まで  僕らはいつだって独りじゃない ここに居るよ 未来がどんな遠くても 世界が目覚める あの夜明けに手を伸ばすよ 溢れる本当の想い  生きろって 死ぬなって言う前にあなたが必要だって 抱き締めておくれ強く 独りじゃないなら闇の中を走り出せる 僕らは何度でも繋がってゆく  今 悲しみを越えてゆけ
赤い靴THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN赤いくつを履いた愛しいあの人が 十二月の雨に撃たれながら消えた 流れる紅い血と冷めてく温もりを この手に残したままで  慰めの歌なんかじゃ この心は癒せはしない 雨音の中でお前の名を ただつぶやく  凍てつくような街は今日も知らないふり 呼んでも応えない闇が佇むだけ 正義も過ちも矛盾も悲しみも 全てを飲み込んでゆく  それが運命だなんて 悟ったふりをして何を言う 向かう場所もない この想いはどこまでゆく  憐れみの賛美歌 降り続く夜には 三日月を手にして 暗闇を切り裂く  あの日消えた涙は 今日の降り止まぬ雨 明日へと続く道は 深い悲しみの中  アスファルトの上に転がる赤い靴 雨ざらしのままで転がる赤い靴 いつかの面影が錆びた景色の中 閉じ込められ泣いている  それが運命だなんて 悟ったふりをして何を言う 向かう場所もない この想いはどこまでゆく  忘れてゆくことだけが ただ一つの救いだなんて 辛すぎるだろう 答えてくれ ああ神様  さあ 今 すぐ!
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
風船THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNこの心は 何故変わってゆくんだろう 悲しくて泣いた 夕闇の中 さみしさがあるから汚れていくんだ 真赤な紅 唇 鉄の味がした  たそがれに降る雨 所在なき風船  からっぽに 負けぬよう血に染まってく  僕よ強くあれ いつからか 気付いてた 黒い心に 透明な水の中 にじんでる 僕の罪の跡さ  何か言ってたよ 手をふるあの人が 聞こえなかったよ 遠い思い出  戻れない 小さく息をする虫 美しき 愛で世界は灰になる  獣の夜は 眠れずに 血で遊ぶ 僕らおどけて 凶暴な衝動が 打ちよせる 全て無に変えて 神様は救わない 壊れたおもちゃなど  月の砂 降り止まぬ空 「綺麗だね」 僕ら 別れを思っていた
真冬の光THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNこの心が汚れてても吐く息は白 窓を開けて見上げていた放課後の空  いつかは僕らも大人になってく ただ 命や愛の意味は置き去りのままで  机の奥 握りしめたガラスのかけら お前なんて死ねばいいとささやく声  穢れを知らない真冬の光が降る 平和な教室から何処へも行けずに  退屈な日々の中 残酷な出来事を 本当は望んでいる? 耳鳴りを止めてくれ ニヤついた傍観者(やつら)ごと メチャクチャに切り裂きたい 何もかも  いつかは僕らも大人になってく ただ 命や愛の意味は置き去りのままで  それでもいつかは誰もが大人になってく ただ 犯した過ちさえ償いもせずに あぁ…
水芭蕉THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN水芭蕉を風が揺らし思い出だけ残してく 帰り道の夕焼け空 長く伸びたそれぞれの影  精一杯 この手を離さずに 溢れ出す笑顔と涙 懐かしきあの日々は 胸の中 生き続けてる  移り変わる景色の中 また会えると信じてた 時の風はただ無情に命さえもさらってく夢  流星が夜空を駆け抜けて 消えてゆく線香花火 輝いたあの日々を 抱いたまま何処へゆくだろう  未来を追いかけて手を伸ばす でも届かずに 呼んでも呼んでも会えなくて 遠くなってゆく  流星が夜空を駆け抜けて 消えてゆく線香花火 輝いたあの日々を 抱いたまま何処へゆくだろう  この手を離さずに 溢れ出す笑顔と涙 懐かしきあの日々は 胸の中 生き続けてる
PLATINA LYLICTHE BACK HORNPLATINA LYLICTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN絶望は甘い罠 鎖されたその扉 心が戦場だから誰にも救えない  ゼンマイの心臓が運命に操られ ブリキの兵隊達は殺戮を始める  命さえも玩ぶのか 壊れかけたおとぎの国で 胸の奥に走る痛みをどうかずっと忘れぬままで  欲望は毒林檎 手に入れたものは何? 未来の子供達へと遺せるものは何?  愛を知らず揺れるゆりかご 燃え尽きてく眠りの森で 共に生きる喜びさえも消えてしまう 遠く  優しさを信じ 全てを許して 慈しむように ただわかちあって わかりあって  命さえも玩ぶのか 壊れかけたおとぎの国で 胸の奥に走る痛みをどうかずっと忘れぬままで  愛を知らず揺れるゆりかご 何故僕らは生まれたのだろう 遥か彼方 祈りのような子守歌が響く  優しさを信じ 全てを許して 慈しむように ただわかちあって わかりあって
虹の彼方へTHE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN交差点に佇んだ花束 通り過ぎる 虚しい喧騒の音 ふと見上げた月の美しさに 最後に見た 君が浮かんだ  止まったままの時間を 乗せて廻る夜空に 後悔を溶かして  喜びを求め 悲しみを抱いて 永遠に続く虹の彼方へ はばたいた君の忘れてた夢を 僕がどこまでも連れてくよ  未来なんてどうにでもなるさと笑い合ってた 小さな自由の中で 夏の終わり 突然降り出した雨の匂い 季節を変えた  あの時語った夢が色褪せた寂寞を 鮮やかに染めてく  喜びの歌を悲しみの胸に 灯し続け 走れ明日へ 想像を超えた素晴らしい世界 闇夜切り裂いて照らし出す  喜びを求め 悲しみを抱いて 永遠に続く虹の彼方へ はばたいた君の忘れてた夢を  僕がどこまでも連れてくよ  光の中で君が笑う 七色の夢 ああ描いて
共鳴THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN世界は砕け散って深い闇に飲まれて 誰もが不完全な二つと無い魂  繋ぐように強く強く抱いて  銀河の星のかけら 誰の為に輝く 誰もが未完成な「生きる意味」を探して  願うように強く強く響く  共鳴が今夜 証明を鳴らす 透明な孤独さえ抱きしめて 凶暴な太陽 獰猛な愛を 衝動が繋ぐだろう 俺達を  共鳴が今夜 証明を鳴らす 透明な孤独さえ抱きしめて 凶暴な太陽 獰猛な愛を 衝動が繋ぐだろう 俺達を  共鳴が今夜 証明を鳴らす 透明な孤独さえ抱きしめて 凶暴な太陽 獰猛な愛を 衝動が繋ぐだろう 俺達を
美しい名前PLATINA LYLICTHE BACK HORNPLATINA LYLICTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN泣きたい時ほど涙は出なくて 唇噛んでる真っ白い夜 体中に管をたくさん付けて そうかちょっと疲れて眠ってるんだね  世界で一番悲しい答えと 悲しくなれない真っ黒い影 擦れそうな声で名前を呼んだ ふいにゾッとするほど虚しく響いた  あぁ 時計の針を戻す魔法があれば あぁ この無力な両手を切り落とすのに  世界は二人のために回り続けているよ 世界に二人ぼっちで 鼓動が聞こえるくらいに  微かにこの手をなぞった指先 小さなサインに敏感になる こんなふうに君の心の音に 耳をずっと澄まして過ごせばよかった  あぁ 想いを隠したまま笑っていたね あぁ 知らない振りをしてた 僕への罰だ  世界は二人のために回り続けているよ 離れてしまわぬように 呼吸もできないくらいに  何度だって呼ぶよ 君のその名前を だから目を覚ましておくれよ 今頃気付いたんだ 君のその名前がとても美しいということ  世界は二人のために回り続けているよ 世界に二人ぼっちで 鼓動が聞こえるくらいに  世界は二人のために回り続けているよ 離れてしまわぬように 呼吸もできないくらいに  何度だって呼ぶよ 君のその名前を だから目を覚ましておくれよ 今頃気付いたんだ 君のその名前がとても美しいということ
果てしない物語THE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNTHE BACK HORN少し色褪せた赤い夕焼けと 蒼い情熱を詰めたアルバム  点けた導火線 花火上がらずに 飛んだ蜻蛉が今は遠く  まだ続くのさ 俺達の果てしない物語 バラバラになった日々を積み上げて さぁ飛び出せよ 何度でも思い出にならぬように 心から愛せるもの いつの日か掴み取るまで  鏡映し出す 俺のイメージを 軽く撥ね除けて闇を照らす  みんなその崖を渡る 少しずつ 蒼い情熱を胸に抱いて  ただこぼれてくその涙 途切れない物語 カラカラになった日々を憂うように 上手くいかずに投げ出した 夕焼けの帰り道 心から信じること それだけが大切なのに  一人一人 別の道を歩き いつか 七色の花を咲かせ育んでく 光の中で  まだ続くのさ 俺達の果てしない物語 バラバラになった日々を積み上げて さぁ飛び出せよ 何度でも思い出にならぬように 心から愛せるもの いつの日か掴み取るまで
イカロスの空THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNああ空よ 教えてくれ 全てを抱いて生きる強さを  ひらひら舞い落ちる羽根は夢の欠片 手の平握り締め 時は過ぎていった  鳥達が飛んでゆく うわの空 坂の途中 躓いた この腕を支えてくれたあなたがいた  ああ夢よ 教えてくれ 信じた道を照らす光を ああ恋よ 教えてくれ 誰かの為に灯す明かりを  はらはら舞い散った花は恋の終わり 傷つけ逃げ出した 独りよがりのまま  右手には折れた羽根 左手にしおれた花 天秤に掛ける時 震えるほどの弱さを知る  ああ夢よ 教えてくれ 信じた道を照らす光を ああ恋よ 教えてくれ 誰かの為に灯す明かりを  ああ空よ 教えてくれ 全てを抱いて生きる強さを ああ空よ 教えてくれ 俺は今でも自由のままか  ああ夢よ 教えてくれ 信じた道を照らす光を ああ恋よ 教えてくれ 誰かの為に灯す明かりを
THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN遠い夏 光の中で燃えていた季節が過ぎる 俺達は出会った日から探してる 本当の声を  蝉色の雨に消えた残像  今走り出す 何処までも新たな旅路をゆく 決して振り返ることなく この限りない情熱で嵐の日々を越える いつか晴れ渡るように  小さな手 赤く染まって色褪せた景色をなぞる 漂った切なさだけがこの胸を締め付けてゆく  鮮やかな化粧に濡れた感傷  今歌い出す この空に心を揺らしながら きっと掴み取る真実 この虚しさを切り裂いて地平の彼方までも 強く奏でてゆくよ  風が吹き抜ける ただ音もたてず落ちる木の葉 空高く舞う声よ 赤く染まれ 楓のように儚過ぎるこの身を震わすほどに  今走り出す 何処までも新たな旅路をゆく 決して振り返ることなく この限りない情熱で果て無き日々を越える ずっと探し続けてゆく  この儚さを抱きしめて世界の彼方までも 響け本当の声よ 響け本当の声よ
天国への翼THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN果てしなく続いてゆく大空に 掴みかけたあの鳥が逃げて消えてゆく  遥か遠い丘の上 寝ころんで ぼんやりと未来なんて想像していたんだ  降り注ぐ太陽がこの空を燃やしてく 変わりゆく世界の永遠を止めて  風の中を自由に泳ぐ 千切れそうな翼はばたかせて  神様 生きてく意味は何ですか? 天国への階段を一人探していた  流星に願うよ ちっぽけな僕達が 平等に生きれる幸せな日々を  夢を見ては走り続ける 絡みついた鎖 引きずったまま  世界が呼んでる 「あきらめるな」 今 胸に響いてるよ  風の中を自由に泳ぐ 力強い翼を僕にくれ  日々の中を走り続ける この命が燃え尽き果てるまで
カウントダウンTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN感覚を失った無気力な理想郷(ユートピア) テレビの前で今日も頷きたいさかりか?  鈍りきった感性 腐りきった感情 クスリで膨れた体  ゲームオーバーになっても何度でも生き返る きっと僕ら 終われないからいつも終わりを夢に見てる ずっと僕ら 勃たずに果ててゆく  充血してる目玉 急降下する意識 はちきれそうな頭 なあなあで寄り添う平和  ろくでもない極楽 死も生も感じないなら 3 2 1で飛び込め  命を感じていたい リアルのド真ん中で もっと僕ら 儚く燃える日々を生きている実感を 今夜 僕ら 取り戻しにゆくよ  深い場所まで落ちてゆこうよ 鼓動が響くゼロの場所へとゆくよ  命を感じていたい リアルのド真ん中で もっと僕ら 心を焦がす夢を限り無い欲望を 手に入れる 明日へのカウントダウン ダウン  さあ 今 今! 今!! 今!!! 今!!!!
番茶に梅干しTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN何にも始まらなかった 歴史のスキマの一日 少し暑くて長かった そんな今日が終わってく  駅前アコーディオンを弾き語るジジイの音色 懐かしくて辛くなって家路を急いだんだ  蛇腹をめくるような毎日を誰もが過ごしているさって 自分に言い聞かせても何故か辛いのは自分だけだって気がする  帰る場所はいつもの薄暗いあの部屋さ 独り 産まれた町を離れて 生きたい生きたいって 気が付けばいつも自分のことだけ考えてる  番茶に梅干し潰して飲んだらウマいんだぜ本当に 疲れ果てて眠る頃 夜が包んでくれる  純粋なことに心惹かれてもキレイなだけじゃ役立たずさ 罪のないのは青ばかりだろう 空の青 海の青 青い春  帰る場所はいつもの薄暗いあの部屋さ 独り 産まれた町を離れて 生きたい生きたいって 気が付けばいつも自分のことだけ考えてる  番茶に梅干しみたいな夕焼けが潰れて消えた タネもしかけもありません それではまた明日。
ハッピーエンドに憧れてTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORNブルーな人生の主役も楽じゃない 皆が望んでいる自分に為りきって笑う 便所がオアシスさ タバコ一本分 いつでも幻のアンコールが鳴り止まない  さあ!さあ!骨身曝しておぼろげ 誰か理解ってくれないか?  こんがらがってる日々のように聳え立つ部屋はゴミ屋敷 人生をリセットする程の覚悟で片付ける ずっと後回しにしてきた ちっぽけな事が重なって 雪崩を起こして生き埋めさ 独りぼっちで  ブルーな人生の脇役も楽じゃない 黙って愚痴を聞き 誰かの心配ばかり ピンスポット 夢に見る タバコ一本分 メガネを外したら美人なんてオチも無くて  さあ!さあ!百歩譲って生ゴミ 誰か代わってくれないか?  死にたがりなんて罰当たり 悪臭を放つ死にぞこない 頭に被ったゴミ袋 どうして生きてるの? 五体満足を持て余し 腐ってく心カビだらけ 僕ら気が付けば逆ゾンビ 虚ろな骸  この世界中に響け この歌よ! ドラマチックには生きられない君と僕の歌  ハッピーエンドの物語 アリエナイなんて捻くれて きっと誰よりも信じてた心の奥の方 ハッピーエンドに憧れて 閉め切ったカーテン開けたなら 割と陽の当たるこの部屋を黙々とただ片付けてゆく そしていつかは!
フラッシュバックTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN地球の空気を全部 奪い去る神の愛 ハレー彗星の影に怯えて泣いてるモグラ  形の無いものだけを信じて生きてゆきたい 甘い絶望が濡れる暗い暗い土の中  ナイフを持って儀式を始めよう  光の無い世界で 心の無い世界で 痛みの無い世界で慰めてGood night  フラッシュバックみたいに甦る君のEye 時計の針を戻して また旅に出かけようよ  生まれる前の初めての記憶  光照らす世界へ 心揺れる世界へ 痛み癒えぬ世界へ帰ろうよGood-bye  地上には今日もサルの洪水さ 死にぞこないたちのパレードは続くよ  光の無い世界で 僕の穴を拡げて 奥へ奥へ入って助けてよ 今  光の無い世界で 君の穴に触って 奥へ奥へ入って助けるよ きっと  帰ろうよGood-bye
ブラックホールバースデイTHE BACK HORNTHE BACK HORNEijin SuganamiTHE BACK HORNTHE BACK HORNブラックホール 闇のバースデイ 黒い太陽 蜷局を巻く  微笑みながら助けを求めてる 誰だって  笑う悪魔の息の根を止めて 飲み込まれてく 狂気の渦  どうか流星よ 孤独な悲しみに突き刺され  今 何かが変わる 強く信じて空を見上げたよ ずっと触れてみたくて だけど恐くて胸を焦がした 手を伸ばせ 一人消えてしまう その前に  俺の未来が発情している 深く巨大なうねりの中  どうか衝動よ あの子の暗闇を突き破れ  今 戻れなくとも帰れなくとも構いはしないよ ほら 燃え尽きてゆく命の中に星が見えるよ 大丈夫 今夜 何もかもが輝いて  声を聴かせて 歌を奏でておくれ 運命に革命を 想像を超えてくほどに 罪や罰や傷や嘘を抱いて それでも夢を見て 生きる日々を笑え 俺の心臓よ 今夜
ワタボウシTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN夜の雪は 無音の中で 歌うコーラス隊 しんしんと ただ 時を忘れて 踊るワタボウシ  夜の太陽 孤独の指揮者 世界は僕のもの  白い景色 記憶のライティング 目にあまるステージ 朝はいらない しんしんと ただ  僕を震わせて  人は何故に 夢を見るの あなたに会うために しんしんと ただ 時を忘れて 踊るワタボウシ  光射すあなたが照らす道標 窓辺から見ている鮮やかなエンターテインメント 僕には聞こえてる 明日への鼓動 悲しみが連れてきた25時の奇跡
惑星メランコリーTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN人類の誕生は終わりまでの始まりだったから 地上に人間が溢れ返った頃 方舟は地球を去った  方舟に乗った選ばれし者は傲慢な権力者 まるでゴミを片付けるような仕草で爆弾を投下した  地上は業火に焼かれて地獄のよう 肥えた人間の脂肪はよく燃えた  宇宙空間に点在する星 その中のどれだけが 自分の産み落とした子供の手で消滅したのだろう  愛が地球を救うなんて誰が言う 笑っちまうような絶望の底で  アダムとイブが口にした禁断の果実 許されぬもの程 愛しくなるのは何故 最後のラブソング 人類に捧ぐ 俺達は害虫 燃え尽きて死んじまえ さあ!  愛が地球を救うなんて誰が言う 笑っちまうような絶望の底で  アダムとイブが口にした禁断の果実 許されぬもの程 愛しくなるのは何故 最後のラブソング 人類に捧ぐ 俺達は害虫 燃え尽きて死んじまえ さあ!
夕暮れTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN純粋になりたかった あの日見た粉雪の様に でも 俺は嘘でほっとして 寂しさの中 息をしてる  見上げれば飛行機雲 お前の好きだった冬の匂いがした 電車に乗る真昼頃 橙と青が交わって 天国を作る時間がある 俺達だけの秘密だった  交差点や駅のホーム お前がいる様なそんな気がした 誰かの為に生きてくなんて 分からなかったあの頃 何も言えずに少し笑った 寂しそな顔が浮かぶ 夕暮れ  やわらかなその肌や優しさも 忘れてしまうよ いつかはきっと  星に願いをかけた夢さえ 信じることも出来ずに 綺麗になんか生きれねぇさと 唾を吐いて道に転げた 会いたくなって切なくなって 情けなくて泣けてきた 夕暮れ
マテリアTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNシャンデリアの雨 頬を濡らす バラ色の部屋で シルクのドレス 絡みついた あなたの指先  テーブルに咲いた ワインの花 誘惑の香り さぁ 踊りましょう 時を忘れ 今夜だけは  終わらない 夜の果てまで 導かれた二人の 宴が始まる  あぁ 出会いという 運命の美しい鍵は そう 愛の消えた心までも こじ開けてしまう  ガラスのオブジェ 壊れそうな 二人を見つめる さぁ 踊りましょう 全て忘れ 今夜だけは  燃え上がる 夜の底まで ロウソクが映し出した 死神の笑顔  あぁ 幸せなど そう永くは続くはずないわ あぁ 口に出せば 何もかもが消えてしまいそう  ねぇ 狂おしくて 愛おしくて 抱きしめて欲しい もう夢でもいい 嘘でもいい 今夜だけは  鳴り響く 時の鐘の音 鏡が映し出した 真実の素顔  走り出す 後ろ姿を ガラスのオブジェだけが 遠く見つめてる  止まらない もう戻れない 心臓の温もりを 体に残して
プラトニックファズTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNああ 情とかたまに ああ 邪魔になる夜 ゆらゆら ゆらゆら揺れる カーテンはまるで あなたのスカートみたい 微笑んだ赫  ああ 不器用な男女 手に手を取ったら ゆらゆら ゆらゆら揺れる スカートの中を 探検してゆく僕ら 声を上げ 今  おお こんなに恥ずかしい姿は おお 綺麗な夜のせいだね プラトニックな愛撫 オーバードライブじゃ 物足りない  毒蛇回路を怨にして続けよう 汚いファズが垂れてる 腫れ上がる赫  おお 必死で擦れ合う僕達 おお 小さな惑星の上 ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら…  おお こんなに恥ずかしい姿は もう闇夜のせいなんかじゃない 退屈で窮屈な男 鬱屈して屈折した女 脱皮してく今夜 蝶になる
羽根 ~夜空を越えて~THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN人をあんなに愛したのはきっと 最後だろう 死ぬまで 口説き文句が上手く出ない俺は 好きな歌を歌った  ああ 恥ずかしそうな でも嬉しそうな顔 今はもう見れないけれど  想いがいつかは夜空を越えて あなたのもとへと届けばいいのに  あの日あなたの世界から全ての 音が途切れた 突然に  ああ 届かないなら歌なんかいらない カミソリを喉に当て引いた  街はクリスマス あなたの好きな きよしこの夜が鳴り響いていた  ああ 正しくもなく だけど間違いじゃない 俺達は確かに生きた  想いが今夜は夜空を越えて あなたのもとへと届く気がする  そして世界中 声なき歌が 降り積もるだろう 幸せそうに
ぬくもり歌THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNダンボールの子猫 親は僕じゃない ガード下のゴミ置き場  行く場所がないから 一緒に眠ろう クラクション 子守唄にして  眠れ 眠れ 街の胸に抱かれ 君を思うよ  ポケットしわくちゃの 出せないままの手紙 拝啓 僕は元気です  行くな 僕に背を向けてた 君の為に いつかは  遠い記憶 胎児のよう ぬくもりに包まれて Ah  行くな 僕に背を向けてた 君を想う 目を覚まさなくちゃ  行くべきところがある 失くせない想いを この胸に抱きながら
ディナーTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNもう帰れない 天井裏は宇宙さ あぁ 白い蝶々 調教したい美少女  赤いスカート 下着は脱がないで あぁ 泣かないで 小便臭いメスブタ  悲鳴のフルコース 諸行無常のメロディー 神と正義が殺し合う世界で  咥えておくれ びしょ濡れのマンジュシャゲ 汚物まで愛して欲しい 涙も渇れて笑い出す シャレコウベ 腫れ上がる殺意の名は ブルース ブルース  足りない 足りない 骨までしゃぶりつく  咥えておくれ びしょ濡れのマンジュシャゲ 汚物まで愛して欲しい 涙も渇れて笑い出す シャレコウベ 腫れ上がる殺意の名は ブルース ブルース
孤独な戦場THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNシブヤはまるで肉の海だ 公衆便所の落書きだ 狂いそうなノイズの洪水にヘッドフォンが外せない  ぬるいフォークソング撒き散らしてる奴ら 金を募金しろとうるさくせがむババア  吐き気がする程に人間だらけ ああ どうせイナカモンとクダを巻いて ションベンぶっかける駅ビルの壁 ああ だけど十二月がひどく優しい  馬鹿が馬鹿騒ぎして死んでる 顔面性器が笑ってる キリストのうなじを舐める女 ザラついた金の味  一人 二人 三人 死人だらけさ 今日も 俺は生き延びてやる 心の闇の中で  神様 俺達は悲しい歌が 気が触れる程好きです そして今夜 ギラつく摩天楼 隠したナイフ 意味も無く答えも無い孤独な戦場  肉と肉の間で窒息してく理性 俺が怖いのは ただお前らが人間だってことさ!  神様 俺達は悲しい歌が 気が触れる程好きです そして今夜 ギラつく摩天楼 隠したナイフ 意味も無く答えも無い孤独な戦場  暗闇の中ドアを叩き続けろ
幸福な亡骸THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN夏の終わりの朝 喪服の行列が 蝉達の死骸を踏みつけ歩いてく  途方もなく青い空 死は優しく穏やかで  火葬場までの坂 擦れ違った少年 万華鏡を覗く 未来はどんな色?  その小さな手の平で世界をぎゅっと掴むんだ  花よ 花よ 夢を見ては精一杯 色を灯せ ただ其処に在る生と死に抱かれ歌えよ  幸福な亡骸 そんな死もあるだろう 少なくとも俺には人生は長過ぎた  途方もなく青い空 死は優しく穏やかで 燃え尽きてくこの身体 幸福なる亡骸よ  花よ 花よ 運命を知り故郷の土へ還ってゆけ ただ其処に在る生と死に抱かれ眠れよ 全て忘れて…永遠に
ゲームTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN俺達はきっと 思考する魚 ゼッケンを背負ってく 揺りかごから墓場までずっと 脱落者 今日は 自分かもしれない 人身事故で止まる 電車の中 肩をすくめる ヴァンパイアの様な 熱帯夜の街 放っておいてくれ 俺の罪なら俺が決める  このままでいい そんな訳ねぇさ 耳を塞ぐなよ 同じ言葉話す お前よ 何がリアルだろう 何が出来るだろう 走り続けてく 人生はゲームなんかじゃない  ヴァンパイアの様な 血の味がする 熱帯夜の街 金の臭いがする 何がリアルだろう 何が出来るだろう 走り続けてく 人生はゲームなんかじゃない  叫んでやれ 生きてることを 声が無くても 歌えるから
赤眼の路上THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN答えはいらない そんなの嘘だろう  誰もが生きてく 理由が欲しいだろう  両手はポケットに 突っ込んだままで 寒空 くわえたタバコが燃え尽きる  絶望を口にする 伸びてゆく影 埋もれてたまるか こんな日々に  風を受けて また立ち上がれ 水面に咲く 満月の「凛」よ 「俺はここだ」 叫んだ声は 夜空に溶けて消えた  理解った顔した インポの路上よ  「何かが違う」と 違和感の塊  俺という存在が 街の空気を 押し返しギラつき 突っ立っている  独り描く その輪を越えて 世界さえも 喰い尽くしてやれ 蒼く燃える 熱情だけが 道を照らしてゆく  絶望 孤独 月明かり  死にゆく 勇気なんてない  それなら 生きるしかねえだろ  息を詰めて 駆け抜けろ  風を受けて また立ち上がれ 水面に咲く 満月の「凛」よ 「俺はここだ」 叫んだ声は 夜空に溶けて  独り描く その輪を越えて 世界さえも 喰い尽くしてやれ 蒼く燃える 熱情だけが 道を照らしてゆく
花びらTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN花びらが落ちて季節が過ぎて 行く宛てもないまま旅に出たよ 途中下車のホーム 錆びたベンチ 重い身体 深く腰を下ろす  午後の光が眩しくて 見上げた空に溜め息一つ  人生という名の長いレール ゴールなんて何処にあるのだろう 立ち止まる事がとても恐くて いつも走り続けてきたけれど  黄昏色に染まる雲 世界はゆっくり動いてるんだな  ああ 僕等 ただ通り過ぎてた 夢中な時には気付かないものがある  夕闇に包まれ電車を見送る ゆっくりでもいい歩いて行こう 自分の旅路を  ああ 僕等 遠回りしたって 時には立ち止まればいいさ  こんなにも世界を感じてる 新しい季節がすぐそこに来ていた
ジョーカーTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN子供の頃に描いた夢、大学生と書きました。 子供の夢らしくないと、先生に叱られました。 幸せな家族の風景、無理矢理口に詰め込まれ、 「好き嫌いはいけません」と、母は笑って言いました。  もうここには居たくないし、学校にも行きたくない。 戦争に行くと言ったら、頬を強く打たれました。 父も母も強くなれと、もっと頑張れと言います。 僕の姿が見えますか? 誰か僕を見つけてくれ。  居場所なんて何処にも無い。もう笑うしかないけれど、 笑う才能が無いから、顔が醜く歪むだけ。 自分より下の奴らを、傘で強く叩きました。 少し元気になりました。そんな僕を叱りますか?  雨、雲、泥、傘、雷、独り、水たまり。  笑う才能 生きる才能  雨、雲、泥、傘、雷、独り、独り 虹、風、鳥、夢、夕暮れ、空が、見えた。 ただいま、おかえり、遠くに、家の、灯り。
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ミスターワールドTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN息を手に吹きかけて 歩くオンボロ月夜 避難場所を示した 看板を蹴り上げる プラスチックの 雪が降る街で ああ 狂った 羅針盤のように 世界は壊れた  廃墟 マネキンだらけ 僕は王様の気分 排水溝に詰まった 羽の折れた天使の 死体に精液をぶちまける なぜ どこにも 天国がないか 愛していないからさ 枯れ行く 美しきこの 世界を 僕さえ  肺でカラスが笑う 今夜別れを告げる ああ 狂った 羅針盤の上で 母胎を想う頃 悲しき死の狂騒曲が 戦場に響いた 未来は時という鼓動を 静かに止めたよ
ひょうひょうとTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN光の中行くのなら 心には三日月を さらされし道こそ 静かに見据える  闇の荒野行くのなら 心には太陽を 力まかせ信じて 強く踏み出せ  所詮この命 意味などない  守るべきは何なのだ 正義でも他人でもなく 体刻んだ夜の痛みかもしれぬ  時が来たのなら 命などくれてやる  ひょうひょうと青空を漂う雲は魂か 無情を切り裂いて駆け出す俺は風の中 赤子のように お前を呼ぶ 赤き血のもとに  果て無きことは知っている 俺に時間がないことも 生きることに飢えている だから生くのだろう  やがては体朽ち果て 生まれ変わるとしても 俺がここに生きた事 忘れはしないだろう  ひょうひょうと青空を漂う雲は魂か 無情を切り裂いて駆け出す俺は風の中 赤子のように お前を呼ぶ 赤き血のもとに そして続くのだ 今日が又そう 赤き陽の下で
夏草の揺れる丘THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN釈迦堂を通り抜け 宵待ちの坂を行く 懐かしき顔の待つ 夏草の揺れる丘  世界中の悲しみを 憂うなんてできねぇさ せめて大事な人が 幸せであるように  影踏み帰る 子供の声や 夕焼けに世界が まだ少しだけ 続くと思えたよ  明日は分からぬのに 人は約束をする いつかまた会う日まで 生きる意志なのだろう  みんなが笑う 俺も笑えば 嬉しさがあふれる 酔いしれ歩く 祭囃子の中 ずっと  今夜 夢じゃない ここにいるよ こんなにまっすぐに笑えるよ 何度でも歩き出せる 何処までも行ける気がする  現実の空 日々の憂いが 雨になって落ちる 諦めばかり 巡る夜もあったけれど  今 雷鳴が 胸を叩く もがきながらまっすぐに立てと 思い出は今を生きる 祭囃子が遠く聞こえる  夢じゃない ここにいるよ こんなにまっすぐに笑えるよ 何度でも歩き出せる 何処までも行ける気がする
THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN俺は眠れない 女は壊れてる 響く戒厳令 雨が強くなる 俺は水銀を 女に打ちこんで アレが泣き止まぬ 雨も降り止まぬ 部屋の隅で少年の俺が笑ってる  鉄の壁と冷めてゆく景色 目を閉じる 「明日も雨降りで太陽は死にました」 ラジオ 窓の外 捨てる 眠れない もしも全て脳が映し出すノイズなら 子供のころ見た冬の夜空 描くのさ  部屋の隅で少年の俺が笑ってる 鉄の壁と冷めてゆく景色 目を閉じる 数えきれぬ星が流れて 失くしたもの見つけたよ 息をきらす 坂の途中で 見上げていた空 数えきれぬ星が流れて 少しだけの優しさを 握りしめたポケットの中 最期に見た夢
セレナーデTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN白鳥になれなかった バレリーナが 籠の中 ヒステリックに踊る夜 白い胸は満月の様 黒いバイオリンで 引き裂きたい  夏の張りついた 音楽室で 貴方はピアノなんて 弾いてなかった 長く美しい指が動いてる 腐った猫の香り 声を殺して  吸血鬼 独裁者 笑うアカペラ パンクス 物理学者を 静脈にうてば 闇のひだを震わせ 僕の心臓は 唄を歌う  鍵盤の上で 狂い咲く悲鳴 娼婦みたいに赤く 紅をひいても 一人じゃ踊れぬ 月影のワルツ 儚き者全てに 優しき愛撫を  血塗られた ロマンスは 感傷まみれ 吐き気がするほど マリーアントワネットの様に気高き ブタが啼いてるぜ 舞い上がる羽根 夢見て
アカイヤミTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN暴力に口づけを 理不尽な死と共に 誰もが美しい 平等に意味もなく 母親はまきちらす 部屋中がミルクまみれ 子供は泣いてる 母親は笑ってる さぁ 3つ数えたら 安らかに眠れ 春の雨のにおい 銃声 ネズミのめりこんだ アスファルトふみつけて イカれた女を 殺し屋は抱きよせる あぁ でも 頬にふれた 手は冷たすぎて 涙がこぼれた せつない  戦争を知らない 僕達は毎晩 暴力に口づける 流れ出る赤い血が 優しくて許されぬ 流れ出る赤い闇が 優しくて許されぬ 優しくて許されぬ あぁ 僕ら何一つ わかっちゃいないよ 救われたいだけ せつない 胸が苦しいよ 撃ちぬいておくれ こんな夜は いつも
8月の秘密THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNこんな儚いのに 離れてしまうのか 息をひそめる 君の鼓動 感じてた 黒こげ ぼうくうごう 秘密の夢見たね 青空 猫の死骸 友達の消えた夏  あくびのせいだよと いったのに笑われた 「うそつき」せみの声が えいえん 鳴り止まない 大人は やさしい顔 すべてを奪っていく  きれいで 汚すぎた 悲しいあの秘密は 誰にも言えないから 君に会いたくて泣いた  こんな儚いのに 離れてしまうのか 息をひそめる 君の鼓動 感じてた 「また会えるから」と 踏切の向こう側 遠く伸びる影 まばたき一つせずに 君が見つからないから かくれんぼ終わらない あの日の ぼうくうごう いないいないばぁ ここにいるよ
水槽THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN抜け殻を残してく 背中 今日も空は 不完全 僕を壊す ゆらゆらと 弧を描き 弾けてしまった 泡沫に 甦る 強い感情 固く包まれ 空へ昇った 水面下でざわめいている… 揺れる裸電球身の内を映し出した 悲鳴を上げる 囲いの子供 浮かぶビー玉と金魚たち 飛べずに還る 鳥のように ガラスの檻で死んでゆくの?  空想家達の作り上げた エネルギーの固まりが 奇形を繰り返しながら 吸い上げられていく 水中から 地中から 頭の後ろ辺りをゆらゆらと ほら目覚めよ 無数の感情が 足りない空を 満たしてる 虜われてる 僕達は 音もない 水槽の中 そう 今 飛び立つ 自由な あの空へ
世界樹の下でTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNあぁ 僕らは作られた 自由を知らずに泳いでる さぁ 帰ろう むせかえる野バラと 讃美歌の降りそそぐ街へ  生きられなかった想い 世界樹の下で若き兵士が 愛しき者を守るため 殺し合うのは 美しい 事だと 本当に言えるのか あぁ 雪達が地平の果てまで 嘘さえも隠してしまう  伝えられなかった想い 世界樹の下で人を愛する気持ちを 知った月の夜罪を犯して 触れたその場所から 悲しみが溢れてた  願い続けている想い 世界樹の下で 青く燃えゆく 世界が最後の 恋をしている 鼓動を早めて 星がいつかは命を貫き みんな幸せな 星座になれたら 本当は誰もが 本当は誰もが 想い描けるさ
夕焼けマーチTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN人間関係 とうめいくもの巣 ヘリコプターの音で 世界は破滅 秋風到来 ざわついた日々 願いのテレパシーを 夕日へ飛ばす 夢をのせ 地球を回る そう 季節が 誘った時間の旅  泣き顔 後悔 もう見たくないよ 思い出 壊して 明日へ行く ららら 時間を超えてゆけ オレンジの景色の中 置いてゆくのは何もない 涙も連れてゆけばいい ららら みんなが笑ってる ららら 僕も笑ってる 憂鬱な毎日なんて 笑って吹きとばせばいい
野生の太陽THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNゼロになれ 感覚が目覚めてく 心臓が躍動する 骨の軋む音  インパルスが 神経を駆け抜ける 筋肉が収縮する 細胞が叫ぶ  壊せ 誰かが作った未来はいらない 俺は黙らない  一瞬は永遠かもしれない 真夜中に怯えないで 陽はまた昇るさ  夜明け 野生の太陽 暴けよ闇夜を 俺はここにいる  路上 ドブネズミみたいに 這いずりくたばってゆけ それが自由さ  血が沸き 肉踊る恍惚 壊せ 壊せ 屍を踏みつけて  咲け 野生の太陽 暴けよ闇夜を 俺は生きている  路上 ドブネズミみたいに 這いずりくたばってゆけ あぁゼロになる…
幾千光年の孤独THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN天国に空席はない 鳥獣戯画の宴は続く 人類が平等だとか 愛してるとか やらせろよ あばずれ 凍てつく真夏日に 襟を立て歩いてく 背中に焼けついた十字架  幾千光年の憂鬱が 降りそそぐ ビルの底 顔のないキリストが泣いてる オルゴール 雨に唄えば最終のベル 羽根のない道化師 ガラスの子供達 星空も飛べた事 忘れてしまうだろう いつしか幾千光年の孤独さえ 届かない 宇宙の果て 太陽のたてがみが揺れてる  モノクロームの世界に 朝日はもう昇らない 絵画に閉じ込めた向日葵 幾千光年の憂鬱が 降りそそぐ ビルの底 顔のない人々が泣いた 思いさえ届かぬ 宇宙の果て  太陽のたてがみが揺れてる
涙がこぼれたらTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN空の向こう 遠い誰かの孤独 夜の砂漠 デスバレーの奈落  街を往けば 路上で歌う男 「兵士の歌」雑踏に消えてった  胸の奥で 張り裂けそうな 想いはきっと 真実だろう  いつかみんな 大人になってゆく 夢から覚めた 迷子の様に  胸が震え 涙がこぼれたら 伝えなくちゃいけない お前の言葉で  ネオンの夜 恋をしたストリッパー 蝶のタトゥー どこまでも飛んでけ  歩き出した 誰かの日々を 笑う奴等 風に消えろ  俺が俺である様に 胸は鳴る 想いを乗せて 世界は廻る  人に生まれ 人しか愛せずに 人の死を死んでいく 誰が為に?  今夜生きる意味なんて知らねぇ 命がただ 叫びだしてる  俺が俺である様に 胸は鳴る 想いを乗せて 世界は廻る  いつかみんな 大人になってゆく 傷つくことに怯え 言い訳をしてる  走れ 夜が明けてしまう前に 伝えなくちゃいけない お前の言葉で
未来THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN失くした歌が 心にあった いつかは僕ら 消えてしまうけれど  粉雪白く 想いが積もる 小さな革命だった 君が肩に触れた  抱きしめて 恋をした それが全てだった 国境さえ今 消えそうな 雪の花が咲く  しゃぼんが飛んだ 壊れて消えた それでもしゃぼんを飛ばそ 空に届くように  千の夜 飛び越えて 僕ら息をしてる 世界は今 果てなく 鮮やかな未来  さよなら今は また逢う日まで ここから向こうは 何も無い真っ白な空白  抱きしめて 恋をした それが全てだった 国境さえ今 消えそうな 雪の花が咲いた  何処まで何処まで 信じてゆける 震えるこの手に 想いがあるさ 心に心に 歌が響いて 僕ら歩き出す 鮮やかな未来  
光の結晶THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN雨上がり 夕陽色の飛沫上げ 自転車で商店街を走る  希望なんて言葉だけじゃ感じない だから深呼吸 歌い出す口笛  下手だってかまわない ただ 遣り切れぬ日々 振りほどくように  乱反射するキラメキの中へ 空だって 今 飛べる気がする  入道雲 疲れ顔で見上げてる お前いつまでも 傘差したまんまで  声にさえならなくて きっと 約束だけが繋ぎ止めてる  海を見に行く 背中に触れている 消えそうな熱 確かめながら  気付かないふりして 強くペダルを漕いだ お前の涙 風がさらって  乱反射するキラメキの中へ そしてここから始まってゆけ  躓きながら 光の結晶に 何度でも手を伸ばす俺達  
夜空THE BACK HORNTHE BACK HORN岡峰光舟THE BACK HORNTHE BACK HORN僕らを繋いだ想いが いつかは儚く世界に消えてくものなら 全てを忘れて 心を失くして 儚い明日に意味など無いのか  ああ 戻らない日々に 逃げるように想い募らせた ああ 止まらない日々に 逃げるように背中向けていた  僕らを繋いだ想いは いつでも変わらぬ絆になるさと思ってた 見上げた夜空が静かに見ていた 変わらぬ光が明日もあるのか  ああ 戻れない日々に 逃げるようにこの眼閉じていた ああ 止まれない日々に 逃げるようにこの眼背けてた  遠く届く 懐かしい言葉 冷めてた心 目醒めてゆく 空が遥か遠くに見えても また歩けるさここから  僕らを繋いだ絆が いつかは儚い明日を変えてく気がした 見上げた未来に星達溢れて 失くした想いは心にあるだろう
レクイエムTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNああ 鋼鉄の雨が降る 血の海で ずっともがいてた 黒蟻が沈んでく  ああ 灼熱の爆風が 吹き抜けて 遂に 正しさも翻り 牙を剥く  俺達は 咲く場所を選べはしない 華奢なヒーロー 誰だって守るべきものがある 闘いの中でしか 救われぬ魂よ  ああ 傷付いた戦友を抱き 立ち尽くす ふいに 耳元で死神の笑い声 こめかみに 鈍色の十字架触れた 華奢な心臓 軋ませて 儚げな息をする 土砂降りの 戦場に 鳴り響く鎮魂歌  幼き日 憧れた強く優しき背中 目を伏せたその闇に浮かんだ姿  華奢なヒーロー 誰だって守るべきものがある 闘いの中でしか救われぬ魂よ  華奢な心臓 軋ませて 儚げな息をする 土砂降りの戦場に 鳴り響く鎮魂歌 降り止まぬ 鎮魂歌
夢の花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORNいつの日からだろうか こんな風に上手に 人混みを歩く靴を履いたのは むせかえる夏の雨 この街に来た頃は 傘も差さないで無邪気に笑ってた  土砂降りの現実 ずぶ濡れの心で 僕ら震えながら瞼を閉じた  夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 荒れ果てた日々の中に 一握りの種を蒔いた そしていつか強く咲き誇るように  自分さえ愛せずに人を愛せはしない 比べた数だけ汚れてく涙  雨上がり朝日に未来を重ねたら 見えたような気がした 光の中で  夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 歩き出す日々の中に 自分らしい水を撒こう そしていつか強く咲き誇るように
針の雨THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN何度も何度も胸をしめつける夜には 貴方の顔がただ浮かんでは消える  心を澄ませば聞こえてくるあのメロディー 夜道を照らすような幸せな歌よ  春の風に吹かれ咲いているよ花が 美しくなれという 涙流すことも疑うこともなく  何度も何度も想い出が廻る夜には 時計の針をただ見つめていたんだ  ひび割れた指に隠された嘘が 滴になって消える 渇ききった日々は涙じゃ潤わない  さよなら ここから一人きり歩いてゆくよ 貴方の優しさがとても辛いから  心を澄ましても もう何も聞こえてこない 狂おしく冷たい雨が降っている
生命線THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN「どうにでもなればいい こんな世界は」 最終の列車が近づく 軋む車輪の音 誰かの悲鳴 嵐は更に勢いを増す  時代はメリーゴーランド 振り落とされそうなスピードの中 泣いている暇はない  線路の冷たさに触れて初めて 自分の「体温」を感じた 必死で燃えている赤い命が 「生きていたい」と確かに告げた  素晴らしい明日が広がってゆく夜明け 最悪の日常を愛せるのなら  この空も暗闇も心映す鏡なら 変えてゆける いつだって その心が世界だろう  理由も確信も吹き飛ばす風 訳もわからぬまま死んでく それでもたぎる血よ 共に生きよう 関係するのさ 命かけて  時代はメリーゴーランド 振り落とされそうなスピードの中 閉じたその目を開け  素晴らしい明日が広がってゆく夜明け 最悪の日常を愛せるのなら
思春歌THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN思い出してた この街に来た頃 夢だけ食ってれば生きていけた日々を  TVのニュース 大人が嘆いてた 近頃若者の犯罪が多いと  俺は知ってた 大人達は 嫉妬してる 凶暴な若さに  あの頃は怖いものなんて無くて だけど退屈が俺等を狂わせた  手紙が来たよ がらんとした部屋で 親父の思い出と暮らす母ちゃんから  わかってただろう 潮時だろう 出来ればまだ子供(ガキ)のままいたかった  歌おうぜ あの夜みたいに 空のフロアー睨みつけかき鳴らしたギター  世界を憎んで 大人を憎んで 未来なんて言葉さえも知らずに生きてゆけた  歌おうぜ あの夜みたいに 空のフロアー睨みつけかき鳴らしたギター  歌い続けよう 忘れないように 声が枯れて掠れても聞こえる歌がある  声が枯れて掠れても聞こえる歌がある
楽園THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN海を渡ろう 虹の橋を架け 空に描いたエメラルドの夢  ああ 絡み合うべトついた身体が ああ ロマンティック グロテスク こんな日は  ライオンになりたい 胸の奥まで喰いちぎる 灼熱に浮かれて燃える真夏の楽園  夜を切り裂く鮮やかなナイフ 雲の隙間に金の華が咲く  ああ ひとつずつ散ってゆく花弁 ああ 俺達に残された時間は  遠くで泣いている花火の音は銃声 儚く消えてゆく ここは真夏の楽園  ああ 絡み合うべトついた身体が ああ ロマンティック グロテスク こんな日は  ライオンになりたい 胸の奥まで喰いちぎる 灼熱に浮かれて燃える真夏の幻  真実の愛とか朝の来ない夜だとか 何処にも無いだろう 一夜限りの落園
青空THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN綺麗に咲けない僕らは あぁ 行き場を無くしたまま  青さはあまりに無力で ただ儚く燃えてる熱  小さな星の下で立ち尽くしていた 想いが負けぬように大きく手を振った 「行こう」  あの夏 僕らが飛ばした 紙飛行機 今頭上を超えてく  さよなら愛しい日々よ 風が吹き抜けた 途切れた夢の続き 飛べるはずさ 今  青白きその掌の 空白を愛せ 愛せ  さよなら愛しい日々よ 風が吹き抜けた 小さな星の下で立ち尽くしていた 想いが負けぬように大きく手を振って 「行こう 今」
ガーデンTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN永遠の愛なんて欲しくない 悲しみに咲く花がいい  命は皆 愛という知恵の輪 ここで眠れ 永遠に  争いなど季節に咲き誇る バラの赤さえ奪えない  平和な夢の中で 誰もが等しく 抱き合い口づけを交わしてる  永遠の愛が降り注ぐ場所 死んだように微笑んでいる  平和は夢の墓場 幸せな廃墟 汚れたあの世界へ帰ろう  永遠の愛なんて欲しくない 美しくなくてもいい  愛されたくて傷つけてしまうような 悲しみに咲く花がいい
サイレンTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN世界に牙を突き立てるような 狼に憧れてる  退屈な街 抜け出した夜 何か変わると信じた  野良犬の様な俺達の日々は 死にたくなるほど自由さ  今夜心臓のオーケストラさ 滅茶苦茶にタクトを振って  駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな 世界さえ変える笑顔で  退屈な街 抜け出した夜 行く場所なんて無かった  野良犬の様な俺達の日々は 死にたくなるほど自由さ  駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな 世界さえ変える笑顔で  夜明け前 手をかざしたら 真実が透けて見えた
空、星、海の夜THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN目覚めると俺は 夜の底まで 落ちていたよ 真っ暗な部屋の中 にじむ明かりは 浮世の夢 いつの間にか 眠ってしまっていた  街の灯が咲いた 帰り道には 迷子達の影法師 焼けついて 寄りそうように 俺も座って 今日をこえて行けるよう歌うんだ  気の触れた風が 泣いている 変わる事に慣れた ビルの影 「強くなれ」なんて 吐き捨てた 濁る心 感じてる  夜空に届きそうで 手を伸ばしてしまうような 気持ちがいつしか 消えて果てる時… 歌は死ぬだろう  笑った顔が切なくて こんな日々がいつまでも続けばと 思ってたのは 夏の心 透明な雨に打たれ 消えてった  もし慣れることがやさしさで 許すことのできる強さなら 忘れぬようにとつないだ手 ほどいた時 飛べるのか  空、星、海の夜 行き急ぐように 身を焦がして このまま生くのさ 強く望むなら 歌が導くだろう  気の触れた風が 泣いている 変わる事に慣れた ビルの影 「強くなれ」なんて 吐き捨てた 濁る心 感じてる  夜空に届きそうで 手を伸ばしてしまうような 気持ちがいつしか 消えて果てる時…  空、星、海の夜 行き急ぐように 身を焦がして このまま生くのさ 強く望むなら 歌が導くだろう
サニーTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN黒い大きな壁を歩こう 夜明けとともに 見ろよ流線形は 人を殺す時の気持ちさ  僕ら有刺鉄線を越え 何も知らないままで 夢見るように笑ってた ここから見下ろす景色が 世界の全てと思っていた  コーヒー色した闇が 空をつまらなくしてる 汚い社会 苦い味さえ 飲み込めるようになってしまうの?  あの日 土砂降りの夜の事 大人達に連れられ 泣きながら僕を呼んでる 震えたままで動けなかった 今もあの時の気持ちのまま  大きな手 僕たちの心奪って 消えてった 雨上がり この空 虹が見えたら闇と光の尾を引いて 明日へと 行こう もう二度と戻らない  僕ら有刺鉄線を越え 何も知らないままで 夢見るように笑ってた ここから見下ろす景色が 世界の全てと思っていた  震えたままで動けなかった 今もあの時の気持ちのまま
異国の空THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNライオンの髪の毛 振りほどく赤星 地平線に沈んでゆく 暗黙の夜を駆ける 月を喰らう黒いネズミ 異国の空 僕は一人  孤独を刻む 足跡を消す砂の風  歩く影像が闇に溶けこんでく 何を信じれば朝は来るだろう  「真実を見たいのなら その目玉を潰せばいい」 盲目の浮浪者は言う  片足の無い少年 感傷 引き金をひく  鐘が鳴っていた ひどく晴れた日に 猫は産声の様な声で泣いた  夜明け前 心臓の音 聞いていた  何度も何度も心切り裂いて 確かめていたんだ 揺れる命を 太陽が生まれる 闇を赤く染めて 答えを待っている 異国の空の下
ザクロTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNネオンの光 螺旋に渦巻く ぽっかりと空に穴 もがいてもだめ 泣いたってだめさ 果てるまで続く  そう我々は生まれ落ちたる 大地にただ還ってゆくだけ  「ザンギリアタマヲタタイテミレバ ブチマケテ アノ世行キ」 なんてことない これが浮世さ 始まりは終わる  ぎらぎらのタールが絡みつく この美しき夜をくれ  果実 この星を祝福するように 色づいて 何故微笑むのだ 腐りかけたまま 頭から潰れている果実 さよならさ  ネオンの光 いつしかはぐれて ぽっかりと終わる  ぎらぎらのタールが絡みつく この美しき夜をくれ  果実 この星を祝福するように ザクロ 血よりも赤く 赤く 熟れて 俺がお前に痛みを分けてやるから この体 乳房をくれ 母親のように
桜雪THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNTHE BACK HORN月光がキラキラと舞う こんな夜は 罪の深さだけ深く潜れるという 海に身を投げ眠ろう そして何もない  クモの糸 垂れた滴 水彩画に 塗り潰され隠された我は闇 優しさなど知らぬが故 誰もいない…  時を止めてくれ ひとすじヒダマリ揺れて 幼き我 空 泳ぐ 時空に風になる  桜雪 笑い顔 赤きポストに積もる 灰色の空の下 どうか届けと願う
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