どこまでも行こう山崎まさよし | 山崎まさよし | 小林亜星 | 小林亜星 | 山崎将義 | どこまでも行こう 道はきびしくとも 口笛を吹きながら 走って行こう どこまでも行こう 道は険しくとも 幸せが待っている あの空の向こうに どこまでも行こう 道は苦しくとも 君の面影胸に 風を受けて行こう どこまでも行こう 道がなくなっても 新しい道がある この丘の向こうに どこまでも行こう 道は寂しくとも あの星を見つめながら 迷わずに行こう |
手をつなごう山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | はぐれないように手をつなごう 道のまん中歩こう 迷わないように手をつなごう 道しるべを探そう ふってわいたような話に踊らされてしまうこともあるけれど 君が何かに気を取られてる時 春風が吹きぬけた 君と分けあうたいくつと自由をいつまでも離さないで歩いてゆこう しらけないように手をつなごう いろんなこと試そう 幸せな恋のバカンスや人生のヒマなオプションもあるけれど まるで別の事考えてても 同じ場所につくはず 君と分けあう不器用な毎日をいつまでも大切ににぎりしめてゆこう 君が何かに気を取られてる時 春風が吹きぬけた まるで別の事を考えてても 同じ場所につくはず 君と分けあう不器用な毎日をいつまでも大切ににぎりしめてゆこう |
低気圧ボーイ山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | はるか南の低気圧は 君といた夏をぬらしてる ただ何となくキスして 淡い時に酔いしれた あの海からまだ帰れない 浮かれたパーティの後 ほてった体のまま 夜の向こう側に 僕ら見てた ありふれたまぼろし そして南の低気圧は 明日には台風に変わるみたい ラムネ カラカラ飲み干して サンダルの砂を落とした あの海にはもう誰もいない けだるい午後の街 揺れるタクシーの中 途切れるラジオから 聞こえてきたおきまりのサマーナンバー 残ってる花火の跡も くすぶった君の気配も やがて来る雨に消されるだろう 浮かれたパーティの後 ほてった体のまま 夜の向こう側に 僕ら見てたまぼろし ありふれたまぼろし 聞こえてきたサマーナンバー おきまりのサマーナンバー |
追憶山崎まさよし | 山崎まさよし | Yamazaki Masayoshi | Yamazaki Masayoshi | 山崎将義 | かつて楽園と呼ばれた場所で いつかの唄に応えるようにブランコが揺れる 今はもう誰もがそこを後にした 行き先を見失った人の夢は ここに静かに眠るように名前を連ねる いつか語られる時を待ってる 誰のための涙だったのか それは愚かな願いだったのか 茜色の空 果てしなく続く 名前も知らない小さな花が 幼い乳飲み子の手のように未来を探してる ただひたむきに生きてゆくために 何を手に入れようとしたのか 望んだ明日が重すぎたのか あの歌声が遠ざかってゆく 誰のための涙だったのか それは届かない願いだったのか 手を下してしまった罪と ただそれを見つめてた罪が 記憶の最後心に呼ぴかける |
長男山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕は長男 長男は大変 一家の将来背負ってる 親戚付き合い 法事の接待 本家の存亡担ってる この身にせまりくる しかるべき時よ この手にからみつく しがらみの糸よ なにはともあれ 長男は大変ね お父さんも長男 お父さんも大変 みんなの安泰願ってる 逃れられない 戸籍上の魂よ いつか夢に見た二世帯住宅よ そんなこんなで父さんも大変ね いっそどこか遠く 麗しの君と 世間尻目の 気ままな暮らしがしたい 知らず呼び合う 絆が 運命ならば いずれこの身を 何に捧げればいい なにはさておいて 僕は長男 長男の災難 時々長男はFeel So Blue |
中華料理山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 何も言わずに 気持ち通じ合えたら たぶん素晴らしいだろう そして君との ままならぬ恋は終わり 今宵 うわべのつき合い まるめて捨てちまおう たとえば 君が涙流して 悲しんでる時 ここぞとばかりに そばにいてやれる 言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい 君は俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい テーブルをはさんだ ちょっと遠い二人より 触れる肩先の 緊張感がいい 土曜の夜連絡 ここんとこ なしのつぶて 静かな雨が 会いたさ かき立てる 今から俺が 雨に濡れて そっちに行くから 温かいコーヒーで 迎えておくれ 気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい そして俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい たとえば 君が老酒を おかわりしたなら どさくさに紛れて 恋人になれる 言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい 君は俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい そして俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい |
Ticket to the paradise山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 真昼のせこい悪魔に出くわして 身ぐるみはぎ取られて たのみの綱のI.Dも失って 店から閉め出される ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise いつの間にやら女神も愛想尽かして ツキにも見放されて そこで唯一潜り込めたモーテルの エアコンは壊れたまま ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise おだやかな日差しの中 風に揺れるパームツリー 志半ばのカウボーイの夢 浅はかなイメージで揺れてる できあいカリフォルニア 20%OFFのパッケージで 付加価値ぶら下げて 僕をそそのかす 地道に身を粉にして尽くしても マージンでかすめ取られて 真夏のうだる暑さに魔が差して 自分を見失いそう ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise 青い青い芝生の庭 休日のバーベキュー 一世一代のマイホームの夢 浅はかな頭で考える いつかはパイオニア 下書きもしないで描ける 薄っぺらい楽園は 僕をそそのかす |
Change the World山崎まさよし | 山崎まさよし | Yamazaki Masayoshi | Yamazaki Masayoshi | 山崎将義 | 世界をね 変えてゆくことは 案外ね 骨が折れること だけど やなことは午前中にやりましょう 早いうちに済ませた方がいい ハムやチーズをね 作ることの方が パン焼くより 時間がかかります だから やなことは午前中にやりましょう そんなことが世界を変えてゆく |
タイム山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いにしえの石畳の道が ほのかな明かりに照らされてる 悲しみに暮れる瞳のように 光が過ぎ去った空に 一人残された星よ 見えない明日に向かうため 本当の孤独を教えてほしい ざわめきを背に臨む川面に 絶え間ない灯火がゆれてる 移りゆく日々を数えるように 眠らない街の中で どこにも帰れない影よ 白いモルタルの壁に 恋人のように寄りそって欲しい 悲しみに暮れる瞳のように はるか遠い海の上の 風をつかまえた鳥よ 光が過ぎ去った空に 一人残された星よ 見えない明日に向かうため 本当の孤独を教えてほしい |
空へ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 特別な朝がそこまで迫っている この足元から世界は広がってく まだこのままでいたかったんだけど あまり時間が無いみたいだ 芽生えた心は風に震えてる 孤独の海が朝日に照らされてく 遠くで揺れてる憧れだけで どこまで行けるのだろうか 裸足のままで僕らは行く サヨナラの陰でいつしか泣く 胸に残る温もりだけ 抱きしめたまま ずっとその先へ 切ないままで僕らは飛ぶ サヨナラの陰に痛みを知る やがて流した涙が 凍えそうな心 慰めてくれるまで 柔らかい光に包まれた記憶が 瞬き始めた星の夜に蘇る ためらいながらも手を伸ばして サヨナラの中に始まりを知る そして見つけた喜びを 噛み締めたなら 僕らが繋がる 裸足のままで僕らは行く サヨナラの陰でいつしか泣く 胸に残る温もりだけ 抱きしめたまま ずっとその先へ 切ないままで僕らは飛ぶ サヨナラの陰に痛みを知る やがて流した涙が 凍えそうな心 慰めてくれるまで |
創世歌山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | Monday 嵐の夜の散らかったままのベッドルーム その頃 女は古傷をタトゥーで隠した Tuesday 昼間の夢はピエロが虚ろにジャグリング もてあそばれる運命をぼんやりと眺めてた 汚れた手のひらに 落ちて来るひとひらの夢 今でもまだ俺は間に合うのだろうか Wednesday 爪弾いてみた部屋に置き去りのギター どっかで聞いた様なメロディー題名はもう忘れた どっかで聞いた様なメロディー今は思い出せない Thursday 答えの埋まらない記憶のクロスワードパズル Friday 夜行列車で女は街を出ていった 過ぎ去った時の中に 立ち止まったまんまの思いがある 今からでも俺は取り戻せるのか Saturday 片隅のギター ゲージは錆びたままで Sunday 明日から blues はまた繰り返されてく どっかの夜の片隅でまた繰り返されてく |
全部、君だった。山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いつのまにか降り出した雨の音 急ぎ足で行く季節の終わりを告げている ふいに窓を閉じかけた手が止まる しばらくは君のこと思い出さずにいたのに 些細なことからの諍いは いつも二人の明日を曇らせた 今ならあの夜を越えられるかな 君の涙に答えられるかな 胸も苦しくて張り裂けるほど 全部、君だった 互いのぬぐいきれない淋しさを 冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた 心にもないうらはらな言葉で わざと二人は傷付け合ったね 今なら上手に伝えられるかな いつも微笑みに応えたかった 胸も切なくてかきむしるほど すべて、君だった 時は静かにかけがえのないものを 遠ざかっていくほどあざやかに映し出す どんなにやるせない気持ちでも どんなに明日が見えなくても 温もりだけをたよりにしていた やがて雨音は途切れはじめて 街がにわかに動きはじめる 雲はゆっくり滑りはじめて 部屋は明るさを取り戻してく 風がやさしく頬をなでてゆく 全部、君だった 雨も雲も街も風も窓も光も 全部、君だった 冷めた朝も夜も微笑みも涙も 全部、君だった |
Security山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕らは2人でいることに もはや慣れ過ぎてて 肌が合うという漠然とした理由だけで抱き合って 同じ景色 同じ場所 そんなことだけで安心をして アタリサワリノない言葉で傷付くのを避けてる ふたりの微熱がゆっくりと冷めるころ 交わした言葉が偽りに変わりそうだね そんないい加減な態度じゃ駄目 信じられない ねぇそんな生半可な返事じゃヤダ 気が気じゃない 容易くほどけないSecurityを お互いつま先まで分かりあってるつもりでも 誰かと比べて大丈夫なんて どうしても思えない 悲しいニュースが僕らを無口にさせて 絡み付いてくる不安を拭いきれないんだね そんなありきたりな約束じゃ駄目 埒が明かない ねぇそんな紛らわしいサインなんかじゃ見分けられない 僕にしかほどけないSecurityを カーテンの奥のささやかな秘め事も 気付かない間に誰かに引き裂かれちゃうんだね そんないい加減な態度じゃ駄目 信じられない ねぇそんな生半可な返事じゃヤダ 気が気じゃない ねぇそんな紛らわしいサインなんかじゃ見分けられない 僕にしかほどけないSecurityを |
Super Suspicion山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 君が何を考えているのか 僕はある程度見当がつく 口もとにぬぐいきれない Suspicion 君にどこまで説明しようか どんな形でなぐさめてみても うまく伝えきれない Affection なれ合いの中で交わす言葉に つぶやくような痛みを残している 体を重ねてできたシミは あらわな太陽を気にしだしはじめる 目をそらさないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて いくら落ちついたフリしてても 我を忘れるぐらい抱き合っても 指先に表れている Suspicion 賞味期限がすぎた恋は あの時のウソをあばきはじめる その過去の影がちらつくのなら ひとおもいに 引き裂いてかまわないから 目をそらさないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて ふいにもてあました愛情は ずさんな心がゆるせなくなる それでもまだ気がすまないのなら 今すぐ手にとって見せてやるから 目をそむけないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて 目をそらさないでいて |
Sleeping Butterfly山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 切れかかった蛍光灯は羽音に似た音がする さびてしまったコックのせいで水もれが止まらなくて このかきキズもやまない雨も誰かのせいにしてしまおうか Sleeping Butterfly at midnight メラトニンじゃききめがない Sleeping Butterfly at midnight 今はひざをかかえふやけた爪を切る 引出しの日記の中の日付けがわからなくなる いかれたポエットの様に同じ言葉くりかえして そのくちびるが そのしつこさが華奢な神経を逆なでする Sleeping Butterfly at midnight 夜明け前のパラノイア Sleeping Butterfly at midnight 時が満ちるまで息を潜めている 指のすきまからこぼれていく毎日の中 僕の気付かない場所でひきがねを引く音がひびいてる このかきキズもやまない雨も誰かのせいにしてしまおうか Sleeping Butterfly at midnight メラトニンじゃききめがない Sleeping Butterfly at midnight 夜明け前のパラノイア Sleeping Butterfly at midnight はばたく日を夢にみる Sleeping Butterfly at midnight 時が満ちるまで息を潜めている |
砂時計山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | なぜかいかがわしいうわさが耳につく 君が軽薄な街を泳ぎだす 最後の言葉もやりきれない気持ちも まだこの身は覚えてるのに まともじゃいられないよ 本当のことを知るたび えぐられた傷は思いのほか心蝕んでく 真綿でじわじわこの首を締め付けられて 屈辱にひざまずく先に よごれていってしまう君を見ている 何か艶かしい儀式のシルエット 得体の知れない影が君を抱いてる 触れたくちびるのすべる感触さえ まだこの身から消えてないのに 冷静じゃいられないよ ガラスごし君を見るたび つきつけられたそのありさまが背骨を締め付ける 我慢できないよ いっそのこと気を失いたいよ とぎれそうな意識の向こうに 罪の終わりを待つ砂時計 最後の言葉もやりきれない気持ちも まだこの身は覚えてるのに まともじゃいられないよ 本当のことを知るたび えぐられた傷は思いのほか心蝕んでく 真綿でじわじわこの首を締め付けられて 屈辱にひざまずく先に 夜の終わりを待つ砂時計 |
Stand By Me山崎まさよし | 山崎まさよし | BEN E KING・JERRY LEIBER・MIKE STOLLER | BEN E KING・JERRY LEIBER・MIKE STOLLER | 山崎将義 | When the night has come And the land is dark And the moon is the only light we see No I won't be afraid No I won't be afraid Just as long as you stand, stand by me So, darling, darling stand by me Oh, stand by me Stand by me, stand by me If the sky that we look upon Should tumble and fall And the mountain should crumble to the sea I won't cry, I won't cry No I won't shed a tear Just as long as you stand, stand by me And darling, darling stand by me Oh, stand by me Stand by me, stand by me, stand by me Whenever you're in trouble won't you stand by me Oh, stand by me Oh, stand by me, stand by me, stand by me |
審判の日山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 君を惑わす官能のビーナス おしげもなく愛を語ってる あげくの果てが安っぽいカタルシス やみくもに磨きかけても 幸せの意味はいつもくすんでる 気付きゃ夢見る頃は過ぎて 知らない間にしわも増えてく Everybody's worried about the judgment day 結末を気にしてるくせに There is nobody afraid of the judgment day 僕につきまとう全能のジーザス まことしやかに囁きかける しまいにゃひな壇で居眠りのカリスマ こだわり持ち続けても なぜか心はいつもクタクタ 毎夜自分を慰めすぎて 油断してるとお腹も出ちゃう Everybody's worried about the judgment day ページのぬけてる黙示録 There is nobody afraid of the judgment day いつかやってくるその日のことを |
シングルマン山崎まさよし | 山崎まさよし | Yamazaki Masayoshi | Yamazaki Masayoshi | 山崎将義 | ギリギリ切羽詰まった予測不可能なミッドナイト Give to me 滅多にないぜ 残されたチャンス One time なけなしの度胸が震えだす 野となれ山となれ 腹を決めてエンジンをふかせ あいつはサラブレッド 受け継がれた才能 こっちはハイブリッド 未だわからない性能 ベテランもカリスマも入り乱れて 明日の風など気にしないで スタートを切れ 至福の瞬間に照準を合わせ 女神の微笑みのフラッグを奪え たどり着いたあかつきのキッスは One more time ギリギリのこのパッセージ 心拍数は上昇 Give to me プラスティックソウル アドレナリンは増加 昼間のチャイニーズフードがせり上がりそう 怪し気な月明かりに照らされて振り向かず行け 至福の瞬間に照準を合わせ 女神の微笑みのフラッグを奪え たどり着いたあかつきのキッスは One more time 誰かを出し抜くとか鼻をあかしたい訳じゃない 俺が君に相応しいのか 試してみたいだけ ガムシャラな土壇場でエンジェルにそっぽ向かれたら その時は潔く静かに消えてくだけ ギリギリ切羽詰まった予測不可能なミッドナイト Give to me 滅多にないぜ 残されたチャンス One time ルーキーもルーザーも入り乱れて セオリーなんかに縛られずに スタートを切れ 振り向かず行け 至福の瞬間に照準を合わせ 女神の微笑みのフラッグを奪え 未完成のままで転がり続けろ なりふり構わず君を目指して たどり着いたあかつきのキッスを One more chance |
シラフの月山崎まさよし | 山崎まさよし | 和田唱 | 和田唱 | 山崎将義 | メールの受信メロディー 静けさを切り裂く 条件反射みたいに お前であってと願う 違ったよ 当然だね もう寝てる時間だもん 変化球を想像しちゃうのが得意でね 今日会ったばかりだぜ 足りないよ 届かない お前が地球ならば 俺は月くらいだな 雲に隠れボヤけた ほらあの月のように 酔っぱらえばいいのさ 俺も隠れてしまおう 上等じゃないワイン 寝かせると何か変わるかな 距離は二人を ちゃんと育ててるかな こんなに会いたくて こんなに会えなくて それでも何かをして 紛らわせはしない あぁこの苦しみこそが お前を大好きっていう 気持ちを知らせてる 喜びだから 決してきれい過ぎない少し低いその声 聞いてたくて 頭でしつこいほど再生してる 見えないその仕草が笑顔にさせるから 見えない未来 絶対にお前を笑顔にする ピンクのグラテーション 夜明けに二人を重ねたんだ 何だか痛そうで 死ぬほどきれいさ こんなに会いたくて こんなに会えなくて それでも酔うことで 紛らわせはしない そう俺はシラフの月 お前を感じてるよ この一瞬一瞬を 覚えていたいから こんなに会いたくて こんなに会えなくて それでも何かをして 紛らわせはしない あぁこの苦しみこそが お前を大好きっていう 気持ちを知らせてる 喜びだから こんなに会いたくて こんなに会えなくて それでも酔うことで 紛らわせはしない そう俺はシラフの月 お前を感じてるよ この一瞬一瞬を 覚えていたいから |
サーカス山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | あちらこちらでなんだか水増しのインフォメーション まてど暮らせど後がつかえてきてるオートメーション 彼女のストレスリミットふりきってる 俺の言い訳 スタミナ切れてる 意味のわからない頭文字ばかりのレボリューション どこもかしこもなんだかぎこちないコミュニケーション うすい履歴書 余白をうめつくして 君は未来を秤にかけてる あてにならない契約書で 誰もなけなしの夢で愛を請う あてもなく歩く人の前で 彼もしわがれた声で愛を歌う Oh Every night 育ちざかりの夢を遠ざけてるヘルスメーター しらけた時間に煮詰まってきているコーヒーメーカー にわかじこみの理屈をふりかざして 僕は今日もなりゆきにまかす 使い古しのセリフを並べかえてみて 僕は過去をバラ売りしている あてにならないアベレージで 確信のない毎日を歩いてる もう早々と街はたそがれてく 君をあさはかな言葉でくどいてる あてにならない契約書で 誰もなけなしの夢で愛を請う あてもなく歩く人の前で 彼もしわがれた声で愛を歌う Oh Every night |
坂道のある街山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕ん家の隣の木が切り取られ 街のネオンが灯り出す 華やかな電飾にさえぎられ 君の居る場所 見失う 忙しい街にくらべると 僕の記憶はちっぽけで 思い出にふける隙間さえ 今は見つけられない 離れた場所から同じ空を見る 今、月は出てるかい? 強いふりをしてるのが すぐわかる 遠い電話のつくろう声 君の知らない街を歩いてる 海にそそぐ川 さびれた橋 水面に僕が映ってる 夏がそこまで来てる 湿った風が吹いている 君の方角がかすんでいる 家路につく人 流れて行く 今夜は雨になる この丘の坂道に慣れた頃 君を迎えに行けるはず 今は少し息が切れるけど いずれ僕の住む 街になる… |
五月の雨山崎まさよし | 山崎まさよし | Yamazaki Masayoshi | Yamazaki Masayoshi | 山崎将義 | 淋しさをかかえた細い雨は昨日から ずっと続いている 涙の音に囲まれてまだこの場所から 出られずにいる すべてが当たり前のように報われると信じていたかった 悲しくてバラバラになりそうな 五月の雨の中 会えなくてぼろぼろになりそうな 心は何処に行けばいい? 温かい時間とかけがえの無い君の声が いつもそこにあった その胸の複雑な思いも知らないで僕は 甘えてたんだね 一人の願いだけじゃ何も救えないって 知っているんだけど 今もまだ受け入れられないんだ 君が去ってった事 なぜなのか教えてくれないんだ 空に尋ねてみても 泣かないことより むしろ君の為にそして僕の為に 前を向く強さが欲しい、、、 だけど悲しくてバラバラになりそうな 五月の雨の中 会えなくてぼろぼろになりそうさ 心は何処に行けばいい? 今もまだ受け入れられないんだ 君が去ってった事 なぜなのか教えてくれないんだ 空に尋ねてみても |
Good morning山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いつか僕と君のありふれた朝が溶け合って ミルクティーを飲めば 今よりマシに目覚められるはず 何にせかされて街はまた回る 帰りそびれた月のように置き去りにされて 今日も 時計見てあせっちゃって つい間に合わせちゃって ハブラシでむせちゃって 涙ぐんでいる シルク一枚だけの温かい部屋で見つめ合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君がたいくつな朝を分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない太陽がとどくはず 僕にかまわずに街はまた回る いつかの約束も連絡もおざなりにしたまま ひとり 信号待ちに並んじゃって 意味もなく急いじゃって くつひもがほどけちゃって 気付かないでいる いつか僕と君のいそがしい朝が交じり合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君がありふれた朝を分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない太陽がとどくはず |
区役所山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 静かな午後に日陰の雪が残ってる 今朝見た夢に懐かしさを感じている たまにしか通らない道 うろ覚えの曲がり角 区役所までつづいてる 川沿いに出て走る人と擦れ違う 駅の手前で誰かを待ってる人がいる 君が僕にくれたもの 僕がしてあげられたこと 手の平を見つめてる どこかに消えてしまう雲みたいに上手に 悲しみは消せないけど 南の風に早咲きの花ゆれている 帰りの道で子をあやす母親を見る たゆまない時の中で 変わらない優しさを 手がかりに歩いてる まだ少し気が早い空の下を |
苦悩のマタニティー山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 今月の彼女こなくて蒼ざめてる 来月の僕の人生狂い始める Comin' soon, Baby 悪い夢なら覚めて 記憶のフィードバック眉をしかめる 神の甘い約束に溺れた夜 ちょっとまってBaby 悪い夢なら覚めて たった一度だけの失敗が 十月十日ばかりの運命を握ってる あーマタニティーの幻想に苛まれて あー母子手帳の来週に襲われて あーゆりかごの願望に追いかけられて あー廻る天井を見つめている 手錠をかけられて証言台に立つ ベィビー・フェイスの裁判官がハンマーを叩く 終身刑 悪い夢なら覚めて たった一度だけの過ちが 十月十日ばかりの運命を握ってる あーマタニティーの幻想に苛まれて あー母子手帳の来週に襲われて あーゆりかごの願望に追いかけられて あー淡い青春が遠ざかる日 |
銀幕にこんがらがって山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 夜を待たずに深紅の口紅を引く 異国の風が黒髪に絡み付いて 去っていった人は もう戻らないから 身をゆだねましょう あのカンツォーネに 嗚呼 灯りがともる 偽りの物語に 束の間の夢 涙を静かに誘う 思い出に溺れてゆく 週末だけのプリズナー 砂漠を彷徨う亡命者のその様が 乾いた心に折り重なってゆくよう わずかな痛みで 潤ってゆくはず 見知らぬ街の 幻影に浸らせて 嗚呼 絡み合ってゆく 憧れと戒めとが 魅せられてゆく 銀幕のフォノグラムに カラカラと音を立てる フィルムは回り続ける 週末だけのプリズナー |
窮鼠猫を噛め山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 石橋たたいて渡る 退屈もてあましてる 好きな女責めあぐねてる 成り行き見つめてばかり マニュアルも何も役に立たない 事件に戸惑ってる 〆切押し迫ってる 手続き遅れている 約束すっぽかされる 天文学もどんな法則も 運命に押し流されてても 土壇場に強くなれ 今は頼りないけど 君をずっと守るよ Ah-矢でも鉄砲でももってこい 壁を背に追い詰められりゃ 玉砕覚悟の気持ち 愛しい君をかばって 散りぎわしっかり見守って 風水学もどんな占いも 運命に押し流されてても 土壇場に強けりゃいい キャシャな体だけれど 奇跡を起こすのさ Ah-枯れ木に花を咲かせましょう 土壇場に強くなれ 今は頼りないけど 君をずっと守るよ Ah-枯れ木に花を咲かせましょう 矢でも鉄砲でももってこい |
関係ない山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 身の振り方ひとつで うまく行きゃ 浮かぶ瀬もあれ リアルで世知辛い世は いい思いさせちゃくれない Ah 死活問題さ 俺にとっちゃ 涙もちょいとひねれば おまえのルージュになる 刹那をむさぼるだけで 恋だなんて とんだパロディーさ Ah つかの間のゲームさ お前にとっちゃ このままじゃ ひきさがれない 妥協ばかりの人生じゃ もう立つ瀬がない Na Na Na Nai Nai Nai.....関係ない Na Na Na Nai Nai Nai.....面目ない Na Na Na Nai Nai Nai.....とんでもない Na Na Na Nai Nai Nai.....およびでない 明日に幸あれ 身の程 知らずでもいい 危ない橋を渡って 最後に笑えればいい いつかは 拾う神あれ Ah これから本番さ 俺にとっちゃ このままじゃ ひきさがれない あきらめてばかりじゃ 元のもくあみ Na Na Na Nai Nai Nai.....関係ない Na Na Na Nai Nai Nai.....面目ない Na Na Na Nai Nai Nai.....とんでもない Na Na Na Nai Nai Nai.....およびでない 明日に幸あれ |
カルテ山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 眠れない夜が三日も続いてる 電話が鳴り響き取ったらすぐ切れた 彼女のタマゴも期限を過ぎている 昔 わずらった古傷が痛みだす 網戸に挟まった昆虫が喘いでる 左目のまぶたがうまく閉じれない ねえ 僕の思い過ごしだよね ねえ どこも悪くないんだよね ねえ お茶を濁すのはやめて やっぱり一度診てもらったほうがいいのかな? 日頃気にしない占いの水瓶座が こっちを振り返り不気味に笑ってる 君はこんな夜に何処に行ってるんだろう ねえ 僕らはうまく行ってるよね ねえ マンネリ嘆くのはやめて ねえ どうしてはぐらかしてしまうの 今の内ならまだ間に合うはずだろう ねえ 僕の思い過ごしだよね ねえ 何処も悪くないんだよね ねえ お茶を濁すのはやめて ねえ 僕らはうまく行ってるよね 今の内ならまだ間に合うはずだろう |
カタログ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 雨の日にカタログをめくってる 便利な物あれこれと探してる 今んとこ取りたてて必要なものは ないんだけど あいまいな時から 抜けだしたいだけ Turu...僕のマンネリズム Turu...この雨が止むころに Turu...何か一つでも 変わればマシになれるかな? またしても月並みな言い訳で 何度となく君の溜息がもれる ここんとこお互いに不満なこと あまりなかったのに 愛情をまだ うまくあつかえてない Turu...気長に待っていれば Turu...指折り数えてたら Turu...僕らに見合った 約束が見つかるのかな? 今んとこ取りたてて必要なものは ないんだけど あいまいな時から 抜けだしたいだけ Turu...僕のマンネリズム Turu...この雨が止むころに Turu...何か素敵な 出来事が起こればいい ずっとずっと色あせない カタログが見つかればいいな |
風の伝言(メッセージ)山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | なつかしいメロディー ラジオから不意に流れ出して 今まで忘れてた 幻のような遠い記憶 どこかで途切れた君の声が 胸の奥によみがえる 想いを伝えるのに 言葉じゃもどかしすぎて ふるえる心のままで 明日を探していた 風の中に 今 見知らぬ街の 君にも届いているだろうか どこかで壊れた時のかけら ひとつずつ つなぐように 季節が行き過ぎても 何かを失ってても 僕らをつなぎとめてた いつかのあのメロディーは 風の中に 黄昏の街角 明け方の交差点 街路樹ざわめく道の向こう 季節が行き過ぎても 何かを失ってても 僕らをつなぎとめてた いつかのあのメロディーは 二人を包み込んでいた いつかの優しい唄は 風の中に 風の中に |
OVER THE RAINBOW山崎まさよし | 山崎まさよし | E.Y.Harburg | Harold Arlen | 山崎将義 | Somewhere over the rainbow way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true Someday I'll wish upon a star And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops Away above the chimney tops that's where you'll find me Somewhere over the rainbow bluebirds fly Birds fly over the rainbow, why then, oh why can't I? Someday I'll wish upon a star And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops Away above the chimney tops that's where you'll find me If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why oh why can't I? |
オークション山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 分かってたつもりだけど 案の定君を怒らせてる おさまりがつかなくて また始まった不毛のオークション 楽に競り落とせるほど 二人のプライドは安くない つり上がるその値段に いったいどのへんで手を打てばいいんだろう 膨らんでゆくよ 歯止めのきかない二人の理想が 溢れてゆくよ 僕らが今いるこの狭い部屋から 隠してたわけじゃないけど 大事なことを言い出せずに すれ違ってる間に 溜まり溜まってく不満のコレクション 無償で譲り合うほど 気前のいい大人じゃないし そうこうしてる間に ふいに誰かに幸せ奪われそう つり合わないよ 勝手なイーブン計りにかけても 望んでるものはきっと どこにもしまいきれない気がして いったいどのへんで手を打てばいいんだろう 膨らんでゆくよ 歯止めのきかない二人の理想が 溢れてゆくよ 僕らが今いるこの狭い部屋から つり合わないよ 勝手なイーブン計りにかけても 望んでるものはきっと どこにもしまいきれない気がして |
Introduction山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 言葉で説明するのももどかしい そうじゃない そこじゃない 紙一重のタイミングのサティスファクション それでいい 黙ってて 痛みから目覚めてく後ろめたい背徳の味 特別なこの場所はまだ誰にも知られてない ディーラーは慣れた手つきでカードを切ってる 背中を向けたまま手がかりさえ隠したまま 怪し気なスイッチが壁にある 見つめてる 誘ってる まだ味わった事の無い世界の入り口 立ってるのは あなただけ 指先が震えながら近づいて行く その扉に 特別なこの場所はまだ誰にも知られてない ディーラーは慣れた手つきでカードを配ってる ジョーカーを切り札にできるのかは あなた次第 ここまでは単なる introduction これからが本当の nonfiction |
intro山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 言葉で説明するのももどかしい いやそうじゃない そこじゃない 紙一重のタイミングのsatisfaction それでいい 少し黙ってて 痛みから目覚めていく うしろめたい背徳の味 特別なこの場所はまだ誰にも知られてない 怪しげなスイッチが壁にある 誘ってる「どうしたい?」と まだ味わったことのない世界の入り口 立っているのは あなただけ 指先が震えながら近づいていく その扉に 特別なこの場所はまだ誰にも知られてない |
Exit山崎まさよし | 山崎まさよし | Yamazaki Masayoshi | Yamazaki Masayoshi | 山崎将義 | さっきから喉が渇いてるだけなんだ 欲しいモノは案外単純なものなんだ そう誰だって知ってて当然のことなんだ だから余計なおせっかいはいらないんだ 堪えきれそうにない邪魔な衝動に 本当の目的さえも忘れてしまいそう そのまま何も見ないで 君のその中で起こっている出来事に ただ耳を傾けてればいい さっきから喉が渇いてるだけなんだ 欲しいモノはもう分ってるはずなんだ 駆け引きしているようなじゃれ合う口づけに 失望も未来も嘘も混ざり合ってるなら そこからそろそろ出ていこう あてにならない明日が溢れ出してる ずっとそうしてるつもりじゃないんだろ そのまま何も見ないで 君のその中で起こっている出来事に そこからそろそろ出ていこう あてにならない明日が溢れ出してる 一人じゃイヤなら一緒に出ていこう |
アンジェラ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | もう物語は終わってた みんなあなたから去ってしまった 色褪せた落書きだけがおどけたまま ぬかるみの様な灰色の空 太陽の場所もわからないから 語りかけてくるその影に気づかないでいる あなたをずっと見守っている 私を今すぐに見つけて いつか流した涙と無くした言葉を探して 鏡の向こうに閉じ込めた心を取り戻して いくつもの夢 願いも失望も モノクロの街は呑み込んでゆく 混ざり合って吐き出されて そそがれた川の上 そこから今何が見えますか 今は渇いた瞳でやがて来る明日を見ないで 私はあなたのすぐそばでささやきつづけている 二人の傷を癒すようにこのまま強く抱きしめていて いつか流した涙と無くした言葉を探して 雲の間から降り注ぐ光が包み込むから 過ちも その罪も 悲しみも その嘘も そして物語は始まった… |
アレルギーの特効薬山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | ニュースはとめどなくヒーローを伝え アレルギーの特効薬は見つからない アダムとイヴが育んだDNA 禁断の実は手に余るばかり 朝はおきまり ジャンクフード 三日つづけて ジャンクフード 頭からタオル垂らして 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる 気怠い想い 雨のラッシュホーム 脳下垂体前葉は破裂寸前 ひ弱なストマック 点滅してる トイレで落書きに騙される むせかえる電車の中 誰かが 傘 忘れてる 夜が明けるの待ちながら 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる 朝はおきまり ジャンクフード 繊維不足の ジャンクフード むせかえる電車の中 網棚の雑誌が見てる このままでは終わらない 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる |
ある朝の写真山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 明け方に部屋に帰った 留守電にし忘れてた 中に干した洗濯物は 片隅でまだ乾かない 草が茂ってた空き地には もう新しい家が建ってる どれくらい僕は変わったろう? 同じような日々過ごすうちに 無くした物はあるのかな どこかの駅の始発が動きだす 君と撮った少ない写真を 引き出しから出してみた 当たり前に笑っているけど 少し色褪せてるみたいだ あれから何故かこのところ 親とも折り合いがよくない どれくらい僕は変わったろう? 同じようなことくり返して 大事な物は何ですか 今日は一日曇り空らしい どれくらい僕は変わったろう? 同じような日々過ごすうちに 無くした物はあるのかな どこかの駅の始発が動きだす |
アヒルちゃん山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 疑いのない目でどうか なつかないで 塗りつぶしたはずの過去がのぞくたび むき出しの良心がつつかれる ふところの秘密がこぼれそう ハートを握りつぶしたくなる 愛おしい君のこと 想うたび しまい込んだ出来事が重くなる 耳もとで囁く声がする 告白をそっとうながしてる 全てをうやむやにしてしまいたい 僕が嘘をついてたこと いつ君の前で打ち明けようか あれは実は成りゆきだよと 今さらそんなこと言って どうなるんだろ 忘れちゃうほど そんなにバカじゃないし いなおるほど 心はタフじゃないし 逃げ出すほど 卑怯になれないし つくろうほど 賢くもないから 鏡の中の姿 歪んでゆく いつも都合の良い解釈で 僕の心はすり変わってく けなげな君が信じ込んで いつか傷つけるそれだけが恐いんだ 僕が嘘をついてたこと いつ君の前で打ち明けようか 全てをさらけ出したところで 変えられないこのいやしさよ |
ADDRESS山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 深い悲しみに君が迷い込んだ時 耳を澄ましてごらん きっと聞こえるはず 風の営みに木の葉が揺らいで 君に語りかける どこまでも手を伸ばして いつかの微笑みを取り戻して 立ち止まってしまってもいい 涙が乾いたら君だけの朝が来る 君の帰る所はここにあるから 絶えず注がれる無償の眼差しを 感じられたなら 過ぎ去って忘れかけた いくつかの温もりを思い出して ゆっくり前を向けば 静かにまた君の時間が動き出すから どこまでも手を伸ばして いつかの微笑みを取り戻して 過ぎ去って忘れかけた いくつかの温もりを思い出して ゆっくり歩き出して いつでも僕は君のそばにいるから |
灯りを消す前に山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 眠る前に一つだけ 確かめておきたいこと 一日が終わるときに 灯りを消す前に 目を閉じた暗闇に 君の姿映ればいい 何気ない言葉でも 僕だけに響けばいい たとえば今日という日に 少しの寂しさ残したとしても 僕らの選んだことが 本当はどこか間違ってたとしても もし心病めるときも 同じ痛み刻めればいい 人波にのまれそうでも 君の手さえ離さなきゃいい たとえば明日という日に 悲しみの影を落とすことになっても 確かに言えることは ただ一つだけこんなに愛してる 眠る前に一つだけ 確かめておきたいこと 灯りを消す前に 瞳を閉じる前に |
I'm sorry山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | また悪い虫が騒ぎだしたと我ながら呆れてる 割に合わないことだとははなから分かってるんだけど 従ってここは正念場さ ヤツらには必ず一泡ふかせてやるぜ 見栄や情けにせかされ邪魔され すなわちろくでなし 笑って済まされる内ならまだ救いもあるんだけど 従っていつも土壇場さ あのしたり顔の太陽が沈まない内に 先を急ぐよソーリー 勝手な僕を許して 涙こらえてハニー 何度も甘えてばかりで 言い忘れたよメイビー 君のお陰で 僕でいられる 何の根拠も確信もないまま飛び出してしまうから なんでここまでやって来れたのかが不思議なくらいだ 従って今が瀬戸際さ ヤツらには必ず一矢報いてやるぜ 大人げなくてソーリー ちっとも進歩しなくて 少し待っててハニー まだ時間がかかりそう 言い忘れたよベイビー 何処まで行ったって 君を見ている 先を急ぐよソーリー 勝手な僕を許して 涙こらえてハニー 何度も甘えてばかりで 言い忘れたよメイビー 君のお陰で 僕でいられる 大人げなくてソーリー ちっとも進歩しなくて 少し待っててハニー まだ時間がかかりそう 言い忘れたよベイビー 何処まで行ったって 君が見ている |
愛のしくみ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 語り尽くされてきた 愛のかたち カルシウム不足で 愛情は偏りがち 過去を蒸し返したり 引き合いに出したり 誰かのひまつぶしに惑わされてる カラ回りでも カン違いでも かた時も目が離せない感じ 気にしなくても 考えすぎでも かなり限られてきた 愛のあかし カフェインの取りすぎで このところ夜更かし気味 取るに足らないウワサ真に受けてる むなしい事って分かっているんだけど 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 語り尽くされてきた 愛のかたち あこがれ達が夜に満ちるまで 少しかかるけれど 闇をくぐり抜けていこう 三日月の今夜も ちょっと気まずくなって 気の利いたなぐさめが見つからなくても むくわれるまでの退屈なカリキュラム 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 選び尽くされてきた 愛のかたち そして僕達がうまくやれるまで 時間かかるけれど 闇をくぐり抜けていこう 三日月の今夜も 三日月の今夜も 闇をくぐり抜けていこう |
アイデンティティー クライシス ~思春期の終わり~山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 相当マメにこだわって開けたピアスの穴もふさがって ここ最近なまけてて生え際の黒い髪がのぞいてる 僕らの違いは何?どこに向かって歩いてるの? らちがあかない事がいつも二人の 明日を脅かしてる 肝心なところが見えてこないすぐにでも確信にふれたい このままじゃ眠れそうにない見え透いた言い訳もうとましい 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい あと少しで手につかめそうなのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 相当派手に決め込んで冗談のように夜を明かしたけど ここ最近落ちついて浮かれるだけの誘いも気が進まない 君との違いは何?そしてどこまで近づけるの? ぬぐい去れないわだかまりがゆっくり螺旋階段を登ってく いくら探しても見つかんない欲しいものはそんなもんじゃない こんな事じゃ納得できそうもないありふれた説明は聞きあきた 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい いつもその先が見てみたいのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 僕らの違いは何?どこに向かって歩いてるの? らちがあかないことがいつも二人の 明日を脅かしてる 肝心なところが見えてこないすぐにでも確信にふれたい このままじゃ眠れそうにない見え透いた言い訳もうとましい 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい あと少しで手につかめそうなのに絶えずいいとこではぐらかされている いくら探しても見つかんない欲しいものはこんなもんじゃない こんな事じゃ納得できそうもないありふれた説明は聞きあきた 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい いつもその先が見てみたいのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 |