Non ignition山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | よこしまな fool 受け売りな style 聞き飽きた phrase 無差別の rule 占いの truth 疑いの ism それなりの blues Running down! 焦り気味 Everybody 気分しだいで ありのまま Wasting time その熱も喉もと過ぎれば冷めていく しけったポテトチップス 愛しのジョニーデップ Fat free milk 足りないカルシウム 少年は老いやすく すでに少女はエスケープ それぞれの blues Underground! あまりに夢見がち こだわってても すでに意味などない 望むものはもはやそこには無いから 焦り気味 Everybody 気分しだいで ありのまま Wasting time 自分しだいで いつの日にか Set me free ここを抜け出したくて 何気なく Make me happy その熱も喉もと過ぎれば忘れてく |
僕らは静かに消えていく山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | たえまなく道行く人の波に まだつかめない幸せの影を探してる 君が消えていく 少し広くなった部屋に残ってる いくつかのエピソード ずっとここに置いとけないから胸にしまった 晩い春の憂鬱な空の下 めまぐるしく変わる街の中に 戻り道静かに消えてく いつか僕らがこの場所で描いてた ささやかな未来も 時がたつにつれて違う道を歩き始めた 淡く揺れてる陽だまりの中で 昼下がりのやわらかな風に 束の間の夢を見ていた日 名残惜しそうな花も 週末の雨に打たれて散るだろう 誰も居なくなった部屋のドアを閉めてゆっくり歩き出した そして見慣れた風景の中で あの日君に言いそびれた言葉を もう一度かみしめてる 歩道橋から眺めた街並 君と僕が過ごした季節が 滲むように遠ざかっていく たえまなく道行く人の波に まだわからない幸せの意味を探してる 君を忘れてく 晩い春の憂鬱な空の下 めまぐるしく変わる街の中で 僕らは静かに消えていく |
Security山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕らは2人でいることに もはや慣れ過ぎてて 肌が合うという漠然とした理由だけで抱き合って 同じ景色 同じ場所 そんなことだけで安心をして アタリサワリノない言葉で傷付くのを避けてる ふたりの微熱がゆっくりと冷めるころ 交わした言葉が偽りに変わりそうだね そんないい加減な態度じゃ駄目 信じられない ねぇそんな生半可な返事じゃヤダ 気が気じゃない 容易くほどけないSecurityを お互いつま先まで分かりあってるつもりでも 誰かと比べて大丈夫なんて どうしても思えない 悲しいニュースが僕らを無口にさせて 絡み付いてくる不安を拭いきれないんだね そんなありきたりな約束じゃ駄目 埒が明かない ねぇそんな紛らわしいサインなんかじゃ見分けられない 僕にしかほどけないSecurityを カーテンの奥のささやかな秘め事も 気付かない間に誰かに引き裂かれちゃうんだね そんないい加減な態度じゃ駄目 信じられない ねぇそんな生半可な返事じゃヤダ 気が気じゃない ねぇそんな紛らわしいサインなんかじゃ見分けられない 僕にしかほどけないSecurityを |
未完成山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 白々と明けてく空の下に 相変わらずしたたかな街がある 季節外れの風が吹く中で 朝にせかされている 僕がいる 冗談のように過ぎる毎日を 笑いとばしたり こだわってみたり ただ先も見えず歩いているから 君の声だけでも聞きたいんです。 I wanna call you up just to hear your voice...... ゆっくりと日が翳るゆるい坂道に あてどなく転がってる夢がある ざわめきを離れた狭い路地裏に やるせなさを紛らす唄がある 日を数えるごと染み付くズルさを 開き直ってみたり 言い訳にしたり ただ一人きりじゃやりきれないから また今宵 君を求めてしまう I will end up basking in your love...... 行き場を無くして漂う悲しみを 遠ざけてみたり 見失ってしまったり そしてまた人は愛に迷うから 人知れず涙を落とすんです。 That is why I'm shedding secret tears...... |
OVER THE RAINBOW山崎まさよし | 山崎まさよし | E.Y.Harburg | Harold Arlen | 山崎将義 | Somewhere over the rainbow way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true Someday I'll wish upon a star And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops Away above the chimney tops that's where you'll find me Somewhere over the rainbow bluebirds fly Birds fly over the rainbow, why then, oh why can't I? Someday I'll wish upon a star And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops Away above the chimney tops that's where you'll find me If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why oh why can't I? |
全部、君だった。山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いつのまにか降り出した雨の音 急ぎ足で行く季節の終わりを告げている ふいに窓を閉じかけた手が止まる しばらくは君のこと思い出さずにいたのに 些細なことからの諍いは いつも二人の明日を曇らせた 今ならあの夜を越えられるかな 君の涙に答えられるかな 胸も苦しくて張り裂けるほど 全部、君だった 互いのぬぐいきれない淋しさを 冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた 心にもないうらはらな言葉で わざと二人は傷付け合ったね 今なら上手に伝えられるかな いつも微笑みに応えたかった 胸も切なくてかきむしるほど すべて、君だった 時は静かにかけがえのないものを 遠ざかっていくほどあざやかに映し出す どんなにやるせない気持ちでも どんなに明日が見えなくても 温もりだけをたよりにしていた やがて雨音は途切れはじめて 街がにわかに動きはじめる 雲はゆっくり滑りはじめて 部屋は明るさを取り戻してく 風がやさしく頬をなでてゆく 全部、君だった 雨も雲も街も風も窓も光も 全部、君だった 冷めた朝も夜も微笑みも涙も 全部、君だった |
晴れた日と月曜日は山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 新しいブーツはまだなじまなくて 慣れるまで二、三日かかりそう 未来をもてあましたこの街には 昼下がりのデモが通りすぎる 今朝のすさんだニュースのせいか あまり食欲が無いみたい どこにもやり場のない悲しみを考えても 明日には忘れてしまうのかな どこまでもずっと 見渡せる晴れた日は たまに自分のこと 見失いそうで 透き通った風に くじけながら僕は 遠い日曜日を待つ 君と交わす言葉の短さに 後味の悪さを感じてる 時間と距離と優しさどれか一つ選ぶのなら 何が一番大切なの? ウソみたいな空 雲一つも無くて 君の形を思い出したいのに 晴れわたる五月に 負けそうになるけど 君との日曜日を待つ どこまでもずっと見渡せる晴れた日は たまに自分のこと 見失いそうで ウソみたいな空 雲一つも無くて 君の形を思い出したいのに 晴れわたる五月に 負けそうになるけど 君との日曜日を待つ |
夏のモノローグ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 日が傾いて街灯達が 黄昏に気がつく ためらうように家路につく まばらな影 あの踏切を横切る風が 君を思い出させる 急行列車が駆け抜けて 途切れてく甘い記憶 望んだことのどれだけを 夏の終わりに置いてきたんだろう きっと君は涙隠してた いつかのモノローグが 波に漂ってる ビルの姿が夜にまぎれて 浮かび上がる窓に 何気なく過ごしたあの日々を ガラにもなく映している サヨナラも言えないままで 時の流れに身を任せている 僕はまだ言葉捜してる 夏のモノクロームに 西の空の夜間飛行 星を結んでく 遠くで待つ人の願いを 一つずつ数えるように 影をのばした夕暮れに 僕らは何処を見つめたんだろう 越えられなかった道がある かけがえのない時の中 大切なこと言いそびれている 無くして気付く想いがある いつかのモノローグが 波に漂ってる 君へのモノローグが |
手をつなごう山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | はぐれないように手をつなごう 道のまん中歩こう 迷わないように手をつなごう 道しるべを探そう ふってわいたような話に踊らされてしまうこともあるけれど 君が何かに気を取られてる時 春風が吹きぬけた 君と分けあうたいくつと自由をいつまでも離さないで歩いてゆこう しらけないように手をつなごう いろんなこと試そう 幸せな恋のバカンスや人生のヒマなオプションもあるけれど まるで別の事考えてても 同じ場所につくはず 君と分けあう不器用な毎日をいつまでも大切ににぎりしめてゆこう 君が何かに気を取られてる時 春風が吹きぬけた まるで別の事を考えてても 同じ場所につくはず 君と分けあう不器用な毎日をいつまでも大切ににぎりしめてゆこう |
Super Suspicion山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 君が何を考えているのか 僕はある程度見当がつく 口もとにぬぐいきれない Suspicion 君にどこまで説明しようか どんな形でなぐさめてみても うまく伝えきれない Affection なれ合いの中で交わす言葉に つぶやくような痛みを残している 体を重ねてできたシミは あらわな太陽を気にしだしはじめる 目をそらさないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて いくら落ちついたフリしてても 我を忘れるぐらい抱き合っても 指先に表れている Suspicion 賞味期限がすぎた恋は あの時のウソをあばきはじめる その過去の影がちらつくのなら ひとおもいに 引き裂いてかまわないから 目をそらさないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて ふいにもてあました愛情は ずさんな心がゆるせなくなる それでもまだ気がすまないのなら 今すぐ手にとって見せてやるから 目をそむけないでいて 僕だけを見つめて ためらわず受け止めて 目をそらさないでいて |
サーカス山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | あちらこちらでなんだか水増しのインフォメーション まてど暮らせど後がつかえてきてるオートメーション 彼女のストレスリミットふりきってる 俺の言い訳 スタミナ切れてる 意味のわからない頭文字ばかりのレボリューション どこもかしこもなんだかぎこちないコミュニケーション うすい履歴書 余白をうめつくして 君は未来を秤にかけてる あてにならない契約書で 誰もなけなしの夢で愛を請う あてもなく歩く人の前で 彼もしわがれた声で愛を歌う Oh Every night 育ちざかりの夢を遠ざけてるヘルスメーター しらけた時間に煮詰まってきているコーヒーメーカー にわかじこみの理屈をふりかざして 僕は今日もなりゆきにまかす 使い古しのセリフを並べかえてみて 僕は過去をバラ売りしている あてにならないアベレージで 確信のない毎日を歩いてる もう早々と街はたそがれてく 君をあさはかな言葉でくどいてる あてにならない契約書で 誰もなけなしの夢で愛を請う あてもなく歩く人の前で 彼もしわがれた声で愛を歌う Oh Every night |
区役所山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 静かな午後に日陰の雪が残ってる 今朝見た夢に懐かしさを感じている たまにしか通らない道 うろ覚えの曲がり角 区役所までつづいてる 川沿いに出て走る人と擦れ違う 駅の手前で誰かを待ってる人がいる 君が僕にくれたもの 僕がしてあげられたこと 手の平を見つめてる どこかに消えてしまう雲みたいに上手に 悲しみは消せないけど 南の風に早咲きの花ゆれている 帰りの道で子をあやす母親を見る たゆまない時の中で 変わらない優しさを 手がかりに歩いてる まだ少し気が早い空の下を |
愛のしくみ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 語り尽くされてきた 愛のかたち カルシウム不足で 愛情は偏りがち 過去を蒸し返したり 引き合いに出したり 誰かのひまつぶしに惑わされてる カラ回りでも カン違いでも かた時も目が離せない感じ 気にしなくても 考えすぎでも かなり限られてきた 愛のあかし カフェインの取りすぎで このところ夜更かし気味 取るに足らないウワサ真に受けてる むなしい事って分かっているんだけど 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 語り尽くされてきた 愛のかたち あこがれ達が夜に満ちるまで 少しかかるけれど 闇をくぐり抜けていこう 三日月の今夜も ちょっと気まずくなって 気の利いたなぐさめが見つからなくても むくわれるまでの退屈なカリキュラム 割り切ってても こだわってても 片手間じゃままならぬ 愛のしくみ 「間違わないように」「踏み外さないように」 選び尽くされてきた 愛のかたち そして僕達がうまくやれるまで 時間かかるけれど 闇をくぐり抜けていこう 三日月の今夜も 三日月の今夜も 闇をくぐり抜けていこう |
アイデンティティー クライシス ~思春期の終わり~山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 相当マメにこだわって開けたピアスの穴もふさがって ここ最近なまけてて生え際の黒い髪がのぞいてる 僕らの違いは何?どこに向かって歩いてるの? らちがあかない事がいつも二人の 明日を脅かしてる 肝心なところが見えてこないすぐにでも確信にふれたい このままじゃ眠れそうにない見え透いた言い訳もうとましい 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい あと少しで手につかめそうなのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 相当派手に決め込んで冗談のように夜を明かしたけど ここ最近落ちついて浮かれるだけの誘いも気が進まない 君との違いは何?そしてどこまで近づけるの? ぬぐい去れないわだかまりがゆっくり螺旋階段を登ってく いくら探しても見つかんない欲しいものはそんなもんじゃない こんな事じゃ納得できそうもないありふれた説明は聞きあきた 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい いつもその先が見てみたいのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 僕らの違いは何?どこに向かって歩いてるの? らちがあかないことがいつも二人の 明日を脅かしてる 肝心なところが見えてこないすぐにでも確信にふれたい このままじゃ眠れそうにない見え透いた言い訳もうとましい 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい あと少しで手につかめそうなのに絶えずいいとこではぐらかされている いくら探しても見つかんない欲しいものはこんなもんじゃない こんな事じゃ納得できそうもないありふれた説明は聞きあきた 簡単な言葉じゃ物足りない単純なこと案外むずかしい いつもその先が見てみたいのに絶えずいいとこではぐらかされる夢 |
タイム山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いにしえの石畳の道が ほのかな明かりに照らされてる 悲しみに暮れる瞳のように 光が過ぎ去った空に 一人残された星よ 見えない明日に向かうため 本当の孤独を教えてほしい ざわめきを背に臨む川面に 絶え間ない灯火がゆれてる 移りゆく日々を数えるように 眠らない街の中で どこにも帰れない影よ 白いモルタルの壁に 恋人のように寄りそって欲しい 悲しみに暮れる瞳のように はるか遠い海の上の 風をつかまえた鳥よ 光が過ぎ去った空に 一人残された星よ 見えない明日に向かうため 本当の孤独を教えてほしい |
Sleeping Butterfly山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 切れかかった蛍光灯は羽音に似た音がする さびてしまったコックのせいで水もれが止まらなくて このかきキズもやまない雨も誰かのせいにしてしまおうか Sleeping Butterfly at midnight メラトニンじゃききめがない Sleeping Butterfly at midnight 今はひざをかかえふやけた爪を切る 引出しの日記の中の日付けがわからなくなる いかれたポエットの様に同じ言葉くりかえして そのくちびるが そのしつこさが華奢な神経を逆なでする Sleeping Butterfly at midnight 夜明け前のパラノイア Sleeping Butterfly at midnight 時が満ちるまで息を潜めている 指のすきまからこぼれていく毎日の中 僕の気付かない場所でひきがねを引く音がひびいてる このかきキズもやまない雨も誰かのせいにしてしまおうか Sleeping Butterfly at midnight メラトニンじゃききめがない Sleeping Butterfly at midnight 夜明け前のパラノイア Sleeping Butterfly at midnight はばたく日を夢にみる Sleeping Butterfly at midnight 時が満ちるまで息を潜めている |
カタログ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 雨の日にカタログをめくってる 便利な物あれこれと探してる 今んとこ取りたてて必要なものは ないんだけど あいまいな時から 抜けだしたいだけ Turu...僕のマンネリズム Turu...この雨が止むころに Turu...何か一つでも 変わればマシになれるかな? またしても月並みな言い訳で 何度となく君の溜息がもれる ここんとこお互いに不満なこと あまりなかったのに 愛情をまだ うまくあつかえてない Turu...気長に待っていれば Turu...指折り数えてたら Turu...僕らに見合った 約束が見つかるのかな? 今んとこ取りたてて必要なものは ないんだけど あいまいな時から 抜けだしたいだけ Turu...僕のマンネリズム Turu...この雨が止むころに Turu...何か素敵な 出来事が起こればいい ずっとずっと色あせない カタログが見つかればいいな |
ヌイチャイナ シンドローム山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | さしあたってどうってことないけど 日頃 目に余る怠慢が崇って イヤな予感がしてきているんだ 近づいてくる 今まで息を潜めてたけど 甘い誘惑に乗ってしまったせいで 心の奥が犯されてゆく 狙われている あとどれくらいが限界なんだろう 頼みの綱は今あなたしかいない ワラをもつかむ思いでドアを叩く すべてが手遅れになっちゃう前に しかるべき処置を フタを開けてみて初めてわかる 知らぬ間に蝕まれている 今更あがいても焼け石に水 歯が立たない ズキズキとこの身を苦しめる 頼みの綱は今あなたしかいない 祈る思いで横たわる診察台 情けないけどこれも身からでたサビ しかるべき処置を 狙われている あとどれくらいが限界なんだろう 頼みの綱は今あなたしかいない ワラをもつかむ思いでドアを叩く すべてが手遅れになっちゃう前に 祈る思いで横たわる診察台 情けないけどこれも身からでたサビ 手が付けられなくなっちゃう前に しかるべき処置を |
灯りを消す前に山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 眠る前に一つだけ 確かめておきたいこと 一日が終わるときに 灯りを消す前に 目を閉じた暗闇に 君の姿映ればいい 何気ない言葉でも 僕だけに響けばいい たとえば今日という日に 少しの寂しさ残したとしても 僕らの選んだことが 本当はどこか間違ってたとしても もし心病めるときも 同じ痛み刻めればいい 人波にのまれそうでも 君の手さえ離さなきゃいい たとえば明日という日に 悲しみの影を落とすことになっても 確かに言えることは ただ一つだけこんなに愛してる 眠る前に一つだけ 確かめておきたいこと 灯りを消す前に 瞳を閉じる前に |
審判の日山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 君を惑わす官能のビーナス おしげもなく愛を語ってる あげくの果てが安っぽいカタルシス やみくもに磨きかけても 幸せの意味はいつもくすんでる 気付きゃ夢見る頃は過ぎて 知らない間にしわも増えてく Everybody's worried about the judgment day 結末を気にしてるくせに There is nobody afraid of the judgment day 僕につきまとう全能のジーザス まことしやかに囁きかける しまいにゃひな壇で居眠りのカリスマ こだわり持ち続けても なぜか心はいつもクタクタ 毎夜自分を慰めすぎて 油断してるとお腹も出ちゃう Everybody's worried about the judgment day ページのぬけてる黙示録 There is nobody afraid of the judgment day いつかやってくるその日のことを |
オークション山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 分かってたつもりだけど 案の定君を怒らせてる おさまりがつかなくて また始まった不毛のオークション 楽に競り落とせるほど 二人のプライドは安くない つり上がるその値段に いったいどのへんで手を打てばいいんだろう 膨らんでゆくよ 歯止めのきかない二人の理想が 溢れてゆくよ 僕らが今いるこの狭い部屋から 隠してたわけじゃないけど 大事なことを言い出せずに すれ違ってる間に 溜まり溜まってく不満のコレクション 無償で譲り合うほど 気前のいい大人じゃないし そうこうしてる間に ふいに誰かに幸せ奪われそう つり合わないよ 勝手なイーブン計りにかけても 望んでるものはきっと どこにもしまいきれない気がして いったいどのへんで手を打てばいいんだろう 膨らんでゆくよ 歯止めのきかない二人の理想が 溢れてゆくよ 僕らが今いるこの狭い部屋から つり合わないよ 勝手なイーブン計りにかけても 望んでるものはきっと どこにもしまいきれない気がして |
ある朝の写真山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 明け方に部屋に帰った 留守電にし忘れてた 中に干した洗濯物は 片隅でまだ乾かない 草が茂ってた空き地には もう新しい家が建ってる どれくらい僕は変わったろう? 同じような日々過ごすうちに 無くした物はあるのかな どこかの駅の始発が動きだす 君と撮った少ない写真を 引き出しから出してみた 当たり前に笑っているけど 少し色褪せてるみたいだ あれから何故かこのところ 親とも折り合いがよくない どれくらい僕は変わったろう? 同じようなことくり返して 大事な物は何ですか 今日は一日曇り空らしい どれくらい僕は変わったろう? 同じような日々過ごすうちに 無くした物はあるのかな どこかの駅の始発が動きだす |
砂時計山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | なぜかいかがわしいうわさが耳につく 君が軽薄な街を泳ぎだす 最後の言葉もやりきれない気持ちも まだこの身は覚えてるのに まともじゃいられないよ 本当のことを知るたび えぐられた傷は思いのほか心蝕んでく 真綿でじわじわこの首を締め付けられて 屈辱にひざまずく先に よごれていってしまう君を見ている 何か艶かしい儀式のシルエット 得体の知れない影が君を抱いてる 触れたくちびるのすべる感触さえ まだこの身から消えてないのに 冷静じゃいられないよ ガラスごし君を見るたび つきつけられたそのありさまが背骨を締め付ける 我慢できないよ いっそのこと気を失いたいよ とぎれそうな意識の向こうに 罪の終わりを待つ砂時計 最後の言葉もやりきれない気持ちも まだこの身は覚えてるのに まともじゃいられないよ 本当のことを知るたび えぐられた傷は思いのほか心蝕んでく 真綿でじわじわこの首を締め付けられて 屈辱にひざまずく先に 夜の終わりを待つ砂時計 |
アヒルちゃん山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 疑いのない目でどうか なつかないで 塗りつぶしたはずの過去がのぞくたび むき出しの良心がつつかれる ふところの秘密がこぼれそう ハートを握りつぶしたくなる 愛おしい君のこと 想うたび しまい込んだ出来事が重くなる 耳もとで囁く声がする 告白をそっとうながしてる 全てをうやむやにしてしまいたい 僕が嘘をついてたこと いつ君の前で打ち明けようか あれは実は成りゆきだよと 今さらそんなこと言って どうなるんだろ 忘れちゃうほど そんなにバカじゃないし いなおるほど 心はタフじゃないし 逃げ出すほど 卑怯になれないし つくろうほど 賢くもないから 鏡の中の姿 歪んでゆく いつも都合の良い解釈で 僕の心はすり変わってく けなげな君が信じ込んで いつか傷つけるそれだけが恐いんだ 僕が嘘をついてたこと いつ君の前で打ち明けようか 全てをさらけ出したところで 変えられないこのいやしさよ |
低気圧ボーイ山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | はるか南の低気圧は 君といた夏をぬらしてる ただ何となくキスして 淡い時に酔いしれた あの海からまだ帰れない 浮かれたパーティの後 ほてった体のまま 夜の向こう側に 僕ら見てた ありふれたまぼろし そして南の低気圧は 明日には台風に変わるみたい ラムネ カラカラ飲み干して サンダルの砂を落とした あの海にはもう誰もいない けだるい午後の街 揺れるタクシーの中 途切れるラジオから 聞こえてきたおきまりのサマーナンバー 残ってる花火の跡も くすぶった君の気配も やがて来る雨に消されるだろう 浮かれたパーティの後 ほてった体のまま 夜の向こう側に 僕ら見てたまぼろし ありふれたまぼろし 聞こえてきたサマーナンバー おきまりのサマーナンバー |
Mr.Tのリベンジ山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 太郎ちゃんもくろみもはずれて チャンスを棒にふって 気付いたら抜け殻の毎日 あの時あの娘の誤解も解けないまま なんだか 今宵も寝付きが悪かろに しょうがないよとか ついてないとか 慰めてみたけど あんな終わりじゃやりきれないだろ はやるその気持ちは分かるけど 勝算があるわけじゃないんだろ 冗談混じり強がってても なんか声が震えているぞ どうか起死回生のリベンジを ところでタケシ君思わず口が滑って 引っ込みもつかなくて また居直りかましやがって 頭痛いとか 熊が出たとか 言い訳を言うけど しょせんやることは一つしかないだろ 分かったよもうじゃまはしないよ せっぱ詰まってるみたいだから そんなこわばった顔をしないで ずっと君を見守ってるよ はやるその気持ちは分かるけど 勝算があるわけじゃないんだろ 冗談混じり強がってても なんか声が震えているぞ どうか汚名返上のリベンジを |
六月の手紙山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 僕の部屋の向いの家族が引っ越してって 子供のはしゃぐ声はもう聞こえてこない つい先週のあたまから 新しい友達はちょっと神経質で とっつきにくいけど根はいい奴で なぜか気が合うみたい シャツに袖をとおすたびに ブーツをはき古すうちに 少し浮かれてみたりして 少し落ち込んだりもして 君に手紙を書いている この前知り合いの結婚式に出て スピーチでほんの少しひんしゅくを買った 花嫁に笑われた たまにスーツを着るたびに 靴ずれで足が痛くて 少し喜んだりもして 少し寂しかったりもして そっちの調子はどうですか? ありきたりな言葉だけれど それなりにうまくやってるよ 少し立ち止まったりもして 少し流されたりもして とりとめもなく 六月の空の下 君に手紙を書いている |
カルテ山崎まさよし | 山崎まさよし | YAMAZAKI MASAYOSHI | YAMAZAKI MASAYOSHI | 山崎将義 | 眠れない夜が三日も続いてる 電話が鳴り響き取ったらすぐ切れた 彼女のタマゴも期限を過ぎている 昔 わずらった古傷が痛みだす 網戸に挟まった昆虫が喘いでる 左目のまぶたがうまく閉じれない ねえ 僕の思い過ごしだよね ねえ どこも悪くないんだよね ねえ お茶を濁すのはやめて やっぱり一度診てもらったほうがいいのかな? 日頃気にしない占いの水瓶座が こっちを振り返り不気味に笑ってる 君はこんな夜に何処に行ってるんだろう ねえ 僕らはうまく行ってるよね ねえ マンネリ嘆くのはやめて ねえ どうしてはぐらかしてしまうの 今の内ならまだ間に合うはずだろう ねえ 僕の思い過ごしだよね ねえ 何処も悪くないんだよね ねえ お茶を濁すのはやめて ねえ 僕らはうまく行ってるよね 今の内ならまだ間に合うはずだろう |
やわらかい月山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 笹の舟を 水辺に浮かべたまま 一人岸辺で 流せず見つめてる 暮れてゆく空に 慣れてくる頃 満ち足りた月は 水面をただよう かたくなに何を 拒んできたのだろう 闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに 笹の舟は 風で少しゆれた 僕の影が 行方をさえぎって やわらかい月に たどり着くまで どれくらいの時が 流れればいい かたくなに閉じたこの手を そっと開いて 思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる まだこの心に光が あるのなら ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる |
Ticket to the paradise山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 真昼のせこい悪魔に出くわして 身ぐるみはぎ取られて たのみの綱のI.Dも失って 店から閉め出される ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise いつの間にやら女神も愛想尽かして ツキにも見放されて そこで唯一潜り込めたモーテルの エアコンは壊れたまま ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise おだやかな日差しの中 風に揺れるパームツリー 志半ばのカウボーイの夢 浅はかなイメージで揺れてる できあいカリフォルニア 20%OFFのパッケージで 付加価値ぶら下げて 僕をそそのかす 地道に身を粉にして尽くしても マージンでかすめ取られて 真夏のうだる暑さに魔が差して 自分を見失いそう ねえどこ行きゃ売ってくれるの Ticket to the paradise 青い青い芝生の庭 休日のバーベキュー 一世一代のマイホームの夢 浅はかな頭で考える いつかはパイオニア 下書きもしないで描ける 薄っぺらい楽園は 僕をそそのかす |
Passage山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | あこがれの場所までまだ遠く 長くわだちが続いてる ときおり吹く砂まじりの風に 細い影が揺さぶられる あの日の友の呼び声が 聞こえては消えてゆく 遠い昔に交わした約束を 心の隅に置いたまま 過ぎて行くありふれた日常の ささいなことを気にしている 振り返って目をこらしても ここからは遠すぎて 流れてく雲の途切れた先に ずっと消えずあの星があるなら その果てに夢を見続けること 僕はまだ出来るのだろうか 錆びついて誰も乗ることのない 車の横を通り過ぎる いくつかの叶わぬ願いが ぼんやりとなびいてる いつかどこかで僕が疲れ果てて 一人立ち尽くしてしまった時に 何に思いをゆだねればいいのか 今は分からないけど 流れてく雲が途切れた先に ずっと消えずあの星はあるから その果てに夢を描き続けて 僕はまた歩き始める |
苦悩のマタニティー山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 今月の彼女こなくて蒼ざめてる 来月の僕の人生狂い始める Comin' soon, Baby 悪い夢なら覚めて 記憶のフィードバック眉をしかめる 神の甘い約束に溺れた夜 ちょっとまってBaby 悪い夢なら覚めて たった一度だけの失敗が 十月十日ばかりの運命を握ってる あーマタニティーの幻想に苛まれて あー母子手帳の来週に襲われて あーゆりかごの願望に追いかけられて あー廻る天井を見つめている 手錠をかけられて証言台に立つ ベィビー・フェイスの裁判官がハンマーを叩く 終身刑 悪い夢なら覚めて たった一度だけの過ちが 十月十日ばかりの運命を握ってる あーマタニティーの幻想に苛まれて あー母子手帳の来週に襲われて あーゆりかごの願望に追いかけられて あー淡い青春が遠ざかる日 |
ドレッシング山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 半透明の理解で わだかまっている 僕はまだ君を よく知らないみたい 僕らがしおれてく前に 自家製のドレッシングを 今よりおいしくなるために 酸いも 甘いも 泡だつほどに 半分ぐらいの気持ちで やりすごしている 一人分の食事は ビタミンが足りない 僕らがはなれそうな時に 君とドレッシングを 今よりもっとよく知るために 酸いも 甘いも 悲喜こもごもに ほどよく かきまぜて はじきあわないように 僕らがしおれてく前に 自家製のドレッシングを 今よりおいしくなるために 酸いも 甘いも 泡だつほどに 僕らがはなれそうな時に 君とドレッシングを 水と油になる前に よく振ってからおためしください |
星に願いを山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | ちぎれ雲追いかけて ボーダーラインまで さっきの通り雨 重くなる背中 人の悲しみ乗せた 列車が追い越してく 地の果てがあるとしたら 何を捨てに行くの 暮れてく地平線 星に願いを ra-ra-ra-ra 流木の道標 波が消してく 夏の忘れ物が ささやきあってる 無邪気な君の歌 リフレインで聴いてる 目に入った砂が 涙で流される 暮れてく水平線 星に願いを ra-ra-ra-ra 羽を休めている 旅鳥の群れ 今夜眠る場所を 探して歩く 虫の声がいつか 子守り歌に変わり 帰らぬ思い出が 夢の中を過ぎる 瞬く無垢な光 星に願いを 星に願いを ra-ra-ra-ra |
ピンボール山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | なんで ついカッとなってしまったんだろう なんで ついあんなこと言っちまったんだろう 言い訳するほど器用じゃない なりゆきまかせ ピンボールになって 時には はじきとばされて たまには 出鼻くじかれて ロストボールに嘆いて くじけても 君をねらおう もっと 割り切って考えれたなら きっと それなりにふるまえるのかな 理屈だけじゃ追いつかない まぐれ きまぐれ フリッパーではじいて 右回りのジャンクション抜けて オレンジ色のハイウェイ越えて ハイスコアをたたいて とっておきの君をめざそう 過去のデータじゃ 計れない なりゆきまかせ ピンボールになって ボーナス・ゲートをすりぬけて ジャックポットにすいこまれて ハイスコアをたたいて とっておきの君をめざそう 時には はじきとばされて たまには 出鼻くじかれて ロストボールに嘆いて くじけても 君をねらおう |
ピアノ山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 鳴りはじめる夜のレクイエム 街がまぶた閉じる 夢も悲しみも今はひとやすみ 雪が降りつもってく 置きざらしの自転車にも 工事現場のリフトにも 君が眠る部屋の屋根にも 僕の足跡も 昨日の行方も雪に埋もれてゆく 線路わきの信号機にも 日のあたらない細い路地 忘れ去られたベンチにも 心から君を離したくない 窓を曇らしたい 心から君を離したくない 窓を曇らしたい |
長男山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕は長男 長男は大変 一家の将来背負ってる 親戚付き合い 法事の接待 本家の存亡担ってる この身にせまりくる しかるべき時よ この手にからみつく しがらみの糸よ なにはともあれ 長男は大変ね お父さんも長男 お父さんも大変 みんなの安泰願ってる 逃れられない 戸籍上の魂よ いつか夢に見た二世帯住宅よ そんなこんなで父さんも大変ね いっそどこか遠く 麗しの君と 世間尻目の 気ままな暮らしがしたい 知らず呼び合う 絆が 運命ならば いずれこの身を 何に捧げればいい なにはさておいて 僕は長男 長男の災難 時々長男はFeel So Blue |
Good morning山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いつか僕と君のありふれた朝が溶け合って ミルクティーを飲めば 今よりマシに目覚められるはず 何にせかされて街はまた回る 帰りそびれた月のように置き去りにされて 今日も 時計見てあせっちゃって つい間に合わせちゃって ハブラシでむせちゃって 涙ぐんでいる シルク一枚だけの温かい部屋で見つめ合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君がたいくつな朝を分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない太陽がとどくはず 僕にかまわずに街はまた回る いつかの約束も連絡もおざなりにしたまま ひとり 信号待ちに並んじゃって 意味もなく急いじゃって くつひもがほどけちゃって 気付かないでいる いつか僕と君のいそがしい朝が交じり合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君がありふれた朝を分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない太陽がとどくはず |
ベンジャミン山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | いつも僕はそうだった 君の素直さに憧れた 色づく季節に 心 動かされ 泣いている 惜しみなく 時が経つにつれて増えていく 世迷い言ばかり 何が歯止めをかけているの? 解き放て… 頭じゃわからないから 胃腸に負担がくる 毎度のこと 正直になるだけじゃ 愛せない それだけは わかっている 弱さを認める それだけが 何故に今 難しいのか 僕は本気で笑ってますか? 幼い頃 夢つめこんだ 閉まりそうな扉 開いて… 時が経つにつれて増えていく 世迷い言ばかり 何が歯止めをかけているの? 猫が風のないベランダから 過ぎて行く 冬を見てる 僕は焦げたトーストかじって 君のいる 春を待つ 木漏れ日もらったベンジャミン ゆっくりと 育て 伝えたいよ 精一杯 心から… 心から… |
根無し草ラプソディー山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 根無し草はどこ吹く風 サヨナラは鼻歌ついで 「ついてこい」とは言えない臆病者 ごめんよ 幸せは弓張り月の上 泣いた夜も数知れず お伽話しを今でも信じてる 笑うかい? 何処まで行けばいいのかなんて 誰にも教えてほしくないのさ さびしい夜は君を想う 面影だけでも抱かせて欲しい 黄金色の街で便りを書く 飛行機雲を見て 戯れている鳥の歌声 季節の名を知らせている 知らない土地に広がる青い空 元気かい? 優しい人が笑っている 暮れてく日が友を呼ぶ 黄昏てどんな夢抱いて眠ろう ああ今夜 未来はきっと選べるけど 明日はまだ選べないから さびしい夜は君を想う 生意気な仕草 泣かせたことや 遠くの海で便りを書く 沖に出る船を見て さびしい夜は君を想う 沖に出る船を見て |
中華料理山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 何も言わずに 気持ち通じ合えたら たぶん素晴らしいだろう そして君との ままならぬ恋は終わり 今宵 うわべのつき合い まるめて捨てちまおう たとえば 君が涙流して 悲しんでる時 ここぞとばかりに そばにいてやれる 言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい 君は俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい テーブルをはさんだ ちょっと遠い二人より 触れる肩先の 緊張感がいい 土曜の夜連絡 ここんとこ なしのつぶて 静かな雨が 会いたさ かき立てる 今から俺が 雨に濡れて そっちに行くから 温かいコーヒーで 迎えておくれ 気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい そして俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい たとえば 君が老酒を おかわりしたなら どさくさに紛れて 恋人になれる 言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい 君は俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい そして俺となら どんなとこ行きたい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい |
坂道のある街山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 僕ん家の隣の木が切り取られ 街のネオンが灯り出す 華やかな電飾にさえぎられ 君の居る場所 見失う 忙しい街にくらべると 僕の記憶はちっぽけで 思い出にふける隙間さえ 今は見つけられない 離れた場所から同じ空を見る 今、月は出てるかい? 強いふりをしてるのが すぐわかる 遠い電話のつくろう声 君の知らない街を歩いてる 海にそそぐ川 さびれた橋 水面に僕が映ってる 夏がそこまで来てる 湿った風が吹いている 君の方角がかすんでいる 家路につく人 流れて行く 今夜は雨になる この丘の坂道に慣れた頃 君を迎えに行けるはず 今は少し息が切れるけど いずれ僕の住む 街になる… |
窮鼠猫を噛め山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 石橋たたいて渡る 退屈もてあましてる 好きな女責めあぐねてる 成り行き見つめてばかり マニュアルも何も役に立たない 事件に戸惑ってる 〆切押し迫ってる 手続き遅れている 約束すっぽかされる 天文学もどんな法則も 運命に押し流されてても 土壇場に強くなれ 今は頼りないけど 君をずっと守るよ Ah-矢でも鉄砲でももってこい 壁を背に追い詰められりゃ 玉砕覚悟の気持ち 愛しい君をかばって 散りぎわしっかり見守って 風水学もどんな占いも 運命に押し流されてても 土壇場に強けりゃいい キャシャな体だけれど 奇跡を起こすのさ Ah-枯れ木に花を咲かせましょう 土壇場に強くなれ 今は頼りないけど 君をずっと守るよ Ah-枯れ木に花を咲かせましょう 矢でも鉄砲でももってこい |
関係ない山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 身の振り方ひとつで うまく行きゃ 浮かぶ瀬もあれ リアルで世知辛い世は いい思いさせちゃくれない Ah 死活問題さ 俺にとっちゃ 涙もちょいとひねれば おまえのルージュになる 刹那をむさぼるだけで 恋だなんて とんだパロディーさ Ah つかの間のゲームさ お前にとっちゃ このままじゃ ひきさがれない 妥協ばかりの人生じゃ もう立つ瀬がない Na Na Na Nai Nai Nai.....関係ない Na Na Na Nai Nai Nai.....面目ない Na Na Na Nai Nai Nai.....とんでもない Na Na Na Nai Nai Nai.....およびでない 明日に幸あれ 身の程 知らずでもいい 危ない橋を渡って 最後に笑えればいい いつかは 拾う神あれ Ah これから本番さ 俺にとっちゃ このままじゃ ひきさがれない あきらめてばかりじゃ 元のもくあみ Na Na Na Nai Nai Nai.....関係ない Na Na Na Nai Nai Nai.....面目ない Na Na Na Nai Nai Nai.....とんでもない Na Na Na Nai Nai Nai.....およびでない 明日に幸あれ |
アレルギーの特効薬山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | ニュースはとめどなくヒーローを伝え アレルギーの特効薬は見つからない アダムとイヴが育んだDNA 禁断の実は手に余るばかり 朝はおきまり ジャンクフード 三日つづけて ジャンクフード 頭からタオル垂らして 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる 気怠い想い 雨のラッシュホーム 脳下垂体前葉は破裂寸前 ひ弱なストマック 点滅してる トイレで落書きに騙される むせかえる電車の中 誰かが 傘 忘れてる 夜が明けるの待ちながら 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる 朝はおきまり ジャンクフード 繊維不足の ジャンクフード むせかえる電車の中 網棚の雑誌が見てる このままでは終わらない 真夜中のファイティング・ボクサーを見てる |
Rough Rock'n Roll Boogie山崎まさよし | 山崎まさよし | 山崎将義 | 山崎将義 | 山崎将義 | 波止場で チキ チキン・レース へたりこむ高架下 高笑いする 壁の落書き 見かけ倒しの Rough Rock'n Roll Boy 両切りくわえて ビリヤード ピンボール 遠いサイレン ポニーテールの誘い水 こわれた公衆電話 黒い噂 メトロの出口で 煙に巻かれて 土曜の夜が逃げてゆく So Sad Boy 格好悪いけど I Like Rough Rock'n Roll Boy 辛口のDJは エルビスがお気にいり 5分遅れた ピザの宅配 鼻唄まじりの Rough Rock'n Roll Boy ヴィンテージギター 喉に流し込んだコーク・ハイ 午前0時 赤いハイヒールとラッキーチャンス いきなり酔いがまわる 悪い予感 ベッドの真上で 三日月 逆立ち 今夜のKISSは平手打ち HARD LUCK BOY 格好悪いけど I Like Rough Rock'n Roll Boy 誰にも負けないくらい こだわってキメているのに いつだって恋をモノにできない なぜなの Oh My Girl 教えて |