君熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 時は重ねて 人は願って いつもと同じ やさしさへと帰る 出会いと別れ そんな暦が 早すぎるほど 忘れがたきもの 風 雲 追いかけた 空まで走らせた夢の言葉に 君だけは 返事をくれるだろう 華やぐ季節 冬の寒さに とれたての朝 心に君がいて 会いたくなって たち止まるけど 電車の音に またひとりになった ここにはきっとある あの時走らせた 夢のつづきに ぼくは今 立っているのだから |
君まではあともう少し熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 雲に浮かぶ 空の大地を 太陽がくぐり ぬけた 白いラインは 君の好きな キャミソールみたいだね 春風の奥に 熱を しのばせた 脱ぎたがりの夏は もうすぐそこ ぼくはいつも 想われるより 想いこがれる ほうで 風をさがす 紙ひこうきは 飛べるまで あと どれくらい? つぼみの上に 虹がかかって 開くまで あともう少し レースして いるみたいだね 黒い雨が 車の窓に はがれずに 残っている ラバーソウルを履いた君の 記憶も 残っている 来年のことを 気にしないで買った はやりの服に 腕を 通してみる 君に会える そんな気がして 上着を とりに 戻る まだ早くて 少し寒くて とりあえず もう一枚 はにかむような 天気だけれど 待っている なんてできない 選んでる 服は君色 外は 七色 街の音楽 ふりかえった人も やがて すぐに 今いる場所を 去ってゆくから ぼくはいつも 想われるより 想いこがれる ほうで 風をさがす 紙ひこうきは 飛べるまで あと どれくらい? 早変わりする 着がえた季節 追いかけるぼくを 呼んでる 君までは あともう少し |
顕微鏡熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | ねえ まわりには生きられるだけ幸せな 人がいること どれだけの人が分かってる 手があることで 自分だけではないものに 触れるということ どれだけの人が信じてる 止まっている時計で あなたが想像してる うそや見せかけでは人は はかれない 今日あったこと 言葉にできる?絵の具の色くらい 水平線の先まで 届くくらいの声で ひとりでかがみこんでる 自分だけが見える あなたは顕微鏡で世界を見てる ねえ あなたにも眠れない夜があって なぐさめをただ 求めることがあるでしょう もしふたりなら 自分だけではぬぐえない 涙流しても こぼれることはないから 朝目が覚めたときに 昨日の熱が冷めても 誰かにあたためられてた 記憶がある 今日が始まる 天気予報に晴れがないときでも 雨上がりには七つの 願い事が浮かぶ あなたの顕微鏡には 今なにが見える? 小さな自分さえも見えないまま |
ゴールネット熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 自分という名において ぼくは 生きていると思ってた 抑圧に あおられて 一人前 気取ってただけ 前のめりな生き方を ぼくも できていると思ってた いすのないフルーツバスケットでも 居場所 探せるかい? つき上げてくる感情を くたびれさせる前に どこにいても 誰といても 自分にだけ 夢中でいたい ぼくだけのゴールネットを 揺らしたくて 戦いに出てく 心から喜べるただひとつを ぼくは手に入れたいから たくさん人が倒れていった ぼくの 胸のまわりで いいことなんかないのに 笑って それでも生きてる ぼくは今日の為に生きる 同じ明日は来ない まぶたから 涙など 拾わないで 前を見てる それぞれのゴールネットを 揺らしたくて 夢を見ている きっと叶う ぼくはそう信じている だって ぼくもそうだから 自分を裸にしたい 冷たい雨の日も 言葉だけになり飛びたい はりさけそうなときも ぼくだけのゴールネットを 揺らしたくて 戦いに出てく 心から 喜べるただひとつと ぼくが出会えるために |
最後の羅針盤熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 昨日までが 変わってく 今日の私 息をする 見慣れたのは 過去の夢 次の居場所 探している 約束では つくれない 願い事を 人はして 明日の続く その限り 命の唄 歌うだろう 太陽が沈んでも 花火のように 打ち上げよう 暖炉のように 人が集まる そんな人にいつかなるために 私の視線は ナイフのように ただ一点に つきささる だれにも見えない 景色だろうと でも自分だけは 信じてゆくだろう 忘れられた 思い出が 時の中を 旅してる とりもどして 人はまた 風のように 生きてゆく 胸の中 残されて ボートのように ゆれていても 進む途中で 捨ててゆくもの 行く先さえも 変えてゆけるもの まわりの視線に ふりむかないで ただ一点を めざしてく いろんな未来に 出会うとしても でも自分だけが 最後の羅針盤 私の視線は ナイフのように ただ一点に つきささる だれにも見えない 景色だろうと でも自分だけは 信じてゆきたい まわりの視線に ふりむかないで ただ一点に かけてみる いろんな未来に 出会うとしても でも自分だけが 最後の羅針盤 |
咲かずとて熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | あなたを愛せない 私はどこにもいけない your need 同じ時を 生まれて生きてる 小さな輪の中 あなたがいてくれた… どうして…叶わないものへと手が… のびてゆくのだろう 肌を重ねても通わない あなたは他の… ふたりだけが まるで咲けないもののよう あなたを愛せない 私はどこにもいけない ふりむくまでは ずっと… この世界にいるから your need 無常を知って 嘆くばかりのころ 逆手にとって 喜んでいる 今 人は求めないほうが 幸せなのだろうか… 時の槍に泣いて 殺されてしまうなら この手に貫いて 生きていくほうがいい your need 変わらない「未来」は 動かない「今」だから あなたを愛せない 私はどこにもいけない ふりむくまでは ずっと… この世界にいるから your need |
七月の友だち熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 教室に靴がはりついて ひじをついた机は飛行船 制服のスカートはいつも 自由を夢見てた 私の名を呼んでくれるのは あなただけだった 都会のお嬢様たちと 進んだ話をしてた あなたが誰とも区別しないから ついてゆこうと思った そう あなたは私のあこがれ 夏の太陽のように 行く気がしなかった学校に おろしたての友だち 卒業に夢が重なって 私も少し強くなったけど 心に染みこんだ日々が あなたを呼び寄せた 大人には理由もないけど なりたくなかった 翼のない船のように 流されないように これから訪れる 新しい生活に 忘れ物をとりにゆく でもあなたは私のあこがれ 時が教えてくれる 風にゆれた短いスカートも 夏の短さも 面影は校舎の外の 道ばたにある そして思い出は 季節の中にある そう あなたは私のあこがれ 夏の太陽のように 行く気がしなかった 学校に おろしたての友だち |
しんきろう熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 夢は遠すぎて 語れないまま 足の先で止まった 波のように ここで 息をする ここで 手をのばす だれのせいでもないと 言いきかせた それでも 迷いは 消えない しんきろう 水しぶきにも とまどった 水平線から 船が戻ってくる 小さな 幸せに いそいでいる 人が暮らすには 夕日は長すぎて よけいなことまで さみしくなる 海を広げて 船はまた出てゆく 帰らぬ人たちを 見送って 今日を閉じて 明日を開く ただそれだけに 風が乗る どこにゆくのかと 尋ねた人は 電灯をつらつらと 家路をゆく どこで暮らそうと どこで果てようと |
0号熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 青い地球のベッドで ぼくは夢を見てるの? 心のドアノブに手をかけているけど つかめなくて 回らなくて 地上はどこにあるの? 誰の下で眠るの? あくなき探求の光を届かせる 最終地点はどこにあるの? 自分の弱さに飛び乗って ぼくと言う人を 見てみたい 残った力の行く先を 今日はねむるまで 見ていたい 想うことは 自由なの? 首にかけて 飾るの? 留め金をなくして かざみどり 壊して 自分からも 遠ざかるの? ぼくの箱からは出れないの? 言葉が鍵をかけているの? まくらの中に明日があるの? ねむらなくちゃ見れない事なの? 自分の弱さに飛び乗って ぼくという人を見てみたい 残った力の行く先を 今日はねむらずに見てみたい |
それぞれ熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | ぼくは朝を 受けとりに出かけたけど 長い夜をまた 明日に伸ばした 胸のさなぎは とっくに目覚めていたのに 早く行こう 短めに誓いをたてて 人と足並みを 時間と口裏を 合わせていても ぼくはただ 誰かの影法師 それぞれ それぞれの人に そろそろ そろそろ ならないといけない 単調な日々から 心歩かせて 街の色は 日に日に変わってゆく どこに涙 落とす暇があるだろう 理由もなく 人生を吐き捨てた 人はいない それでも見放されている 流れ作業から 暗闇照らすのは はかりしれないものへの 片道乗車券 それぞれ それぞれの糸を そろそろ そろそろ たぐらなきゃいけない 小指の先には 約束などない それぞれ それぞれの道へ それぞれ それぞれの人に そろそろ そろそろ ならないといけない 単調な日々から 心歩かせて |
戦いの矛盾熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 小さな足場を登りきるには 私は満たされすぎている 欲しい物のために我慢をするにも 私は満たされすぎている お金がないこわさを知るには 私は満たされすぎている 食べるために働く気になるには 私は満たされすぎている 働きたくても 働けない人がいて 飢えて舌をかじってる 命とお金がつながらない場所にいて お腹の中にももどれない 君は神様のすぐそばにいて どんな話を聞いているの? 誰かに想いを訴えかけるには 私は満たされすぎている それでも私は私にしか できないことがあると信じる 泣きたいときにも泣けない人がいる 涙でのどが潤うの? 心と体が別々になりながら いつか何かを叶えるの? きっと神様はひとりひとつ ちがう話を 教えてくれる いつまでも 生きてゆく |
月の傷熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 平気な顔で人を傷つけている 思いこみでも そう だって 人の本当の 心は わからない どうして ぼくは うそをついてしまうだろう? いともかんたんに もう どれもぼくの本当の 姿か わからない 耳をふさいでも きこえる 楽にはならない 胸の音 答えに悩む 宿題を ぼくは いつのまにさずかったのだろう 今 誰に 伝えよう しるしのない気持ちを 笑いながらしか言えない 人にならないように 月さえも 見はなす 遠距離の孤独を 自分にたとえることでしか いやせないなんて 人の言葉の奥が見えてしまうから 多分 本当に ぼくは 人をきらいには なれないと思う まちがうこともあるだろう 心にもないことを言って 答えに悩む宿題を いつも書きかえながらいるんだろう 今 誰に教えよう 居場所のない気持ちを つめたいことしか 言えない ぼくではないことを 月の影 かくれて わからない孤独が せつなに人を求めて ふりむいているのに 自分にたとえることでしか いやせないなんて |
天命熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 天与の様々に 命のきらめき 無限妙味の 絡みあう道で 生きとし 生きるものが いつか果てたら 地球は何を乗せて廻るのだろう 愛することも泣くことも ただ人が人であるだけで どこにいても何をしても 時は誰も愛さない 照らし合う太陽が 燃え尽きる日にも 運命様々に 命を運んで 流れる風よりも 早く過ぎる日々 もう一度 夢を見る人に ただ明日が来るように どんな時もどんな事も 誰も人に求めない 信じあう現実が ひとつだけだから どこにいても何をしても 時は誰も愛さない 照らし合う太陽が燃え尽きる日にも 誰も愛さない |
遠笛熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 揺れる丘の上 命の息吹き 手に温かい 遠くで生きてるあなたのそばで ありふれた朝になりたい 夕映えをあきらめて 列車に乗るのよ 小さくなるあなたが 私に大きくなる もう少しだけ そばにいて 胸の片隅でいい 鮮やかに笑って この町が消えるまでは ひとりじゃない 道ゆくメロディー 風が呼んでる 季節の中で 幸せがどんな形でもいいと つぶやいて空を見る 約束を守って 生き急いでいても 心変わりとかけたら それさえ飛び越えて 私を呼んで 一緒にいようって 目覚めたらはじまるように まぶしい朝日の夢は無限に 続く気がするから もう少しだけ そばにいて 生きてみたいだけ そう 淋しいホームも 置き去りの部屋もひとりでいたくないよ ねぇ ずっと待ってるよ |
長い話熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 17歳の頃は 流行りに身をあずけて クラブや朝帰りも親の知らないこと いつも家に帰ると母は泣きながら 「そんなに家が嫌いか」と裏返った声で言った ノートの一番最後のページに書いた 将来の夢も浅はかなものでした 18になった頃は 恋に恋をして ままごとの様な暮らしにうぬぼれていた 2つ年上の彼は口グセのように 「そんなに家族が好きか」と分からないことを言った 財布の中身と終電が終わっても 引き止めてくる彼が好きで別れた 19歳の頃は 自分を知ることと 夢を結んでくれた歌に出会った 父は嬉しそうだった ギターで歌ってた それまでにいない家族が増えたような気がした 三度のメシより好きかと聞かれて 画家を目指したことはお蔵入りになった 20歳になった頃は やけに悲観的で それがいい事だと勘違いをした 歌うことがそれほど大事じゃなく思えた 何を言ってみても薄っぺらで嫌だった ぶつかる前に人を遠ざけてた 嘘で始めた笑顔がいつのまにか染み付いた 21になった頃は 人が悲しかった どこで覚えてきたのか やり過ごし方を知ってた それでも涙が出る自分が好きだった 右手でふかしているタバコは消せなかった 黒い服ばかり好んで着てた だれのようにもなりたくなかった 22になってみても それほど変わることはなく ひとつ変わったことと言えばタバコをやめた 強く思うことはとても難しくて 今もまだ自分を信じきれずにいる なぜ生きてるの なぜ生きてゆくの なにもないから なにかになりたい |
二色の奏で熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 人が死んだ 殺された そんなニュースを 味のしない ご飯を詰めながら 生と死が同じ時間 マフィアのように手を組んでいる この日生きてる人と 死んでしまった人と 何がちがうかって… わからない それが運命かって… わりきれやしない 手元の現実が鳴る 友人の笑い声 耳が痛むより胸が痛む そんなこんなでも 遊びにふける午後 ここは別世界ではないのに 一歩 町へ飛び出せば 忘れてる 楽しいことばかりに 忘れてる 時がどこへ 向かう旅路か ことの短さを知らないで 哀しみに濡れた地図を蹴って 眼もくれずに行く 十代は うすっぺらな どこまでも 意味のない集まり 雑談に身をまかせ ためる言葉もなく 喋り疲れて おかえりの無い時間に 机に向かえば言いようのない 罪悪と静寂に つぶされる 世に生まれたことに 悩むのならば 生まれてこれたことに 懸命に生きて いつか”人生”と太筆で書いても 恥じることのない 道を 道を |
ノラ猫みたいに熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 青い空もいつかは ぼくのものになるだろう こわれた部屋でダンスを踊ってる 日曜日の朝だけ 流れていた音楽 どうして今 思い出しているんだろう 窓ガラスには嘆かない 嫌いな顔が映るから ノラ猫のようになって 坂道は夢心地 同じ今日にはもう 帰れなくたっていい 好きなものは好きで 嫌なものは嫌で きっと それがいつか ぼくを導いてくれるから 伸びる線路の上に とらわれていた日々は はみ出してはいけないと思ってた 人にもらったものだけ それで満足してた この手でつかんだものはなんだろう 口さきだけの将来は うまくはがして捨てよう 心を打ちやぶって 情熱をつかまえて 悲しい約束は 叶わないほうがいい 気ままなふりして 守るもの守って ちょっとくらい斜にかまえて 宇宙ごとたぶらかす 欲がないわけじゃない ぼくはきっと誰より ほしいものが多すぎて あきらめていた ノラ猫のようになって 坂道は夢心地 同じ今日にはもう 帰れなくたっていい 好きなものは好きで 嫌なものは嫌で きっと それがいつか ぼくを導いてくれるから |
囃子唄熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | さっきまで高かった太陽も 胸の中に沈んだ 言葉ごと忘れてしまっても 語っているような島で 三線の音に木々の囃子 人は明るく 影の中 口をあけているままの悲しみに 願い事をつめこんでる 傷あとをねらうのは アメリカ? それとも 我が国? 飛んではいけないひこうきを 何度も見送る 滑走路 いいこともわるいことも全て 波のようにまかせたの? 目には見えぬ大きな力が 私を小さくしてゆく 鳥が海を渡ってゆくのも 必然な出来事のように 歌声に 月の夜 酔いの席 永らうも 果てゆくも 想いにならない この心 誰かに話せば 空のよう いいこともわるいことも全て 波の音の切れ切れに 飛んではいけないひこうきを これから 見送る 滑走路 いいこともわるいことも全て この島に まかせたの? |
春の風熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 土の匂い拾う 春はまだ青く 君と集めだす夢が早足になる 何年も見てきた生き方のように 流れ流されはしない 置き時計の音 だれがために生きる 名前もない心 君は逆らうように とどまりもせず 言葉では届かないもの 君は届けてくれた あきらめる理由を人は 語りたがるものだから 夢を箱にしまいこんだ 鍵はきっと今でも もう一度開けられる日を 待ち続けているはずだから 人が君を想う 君が人を思う 孤独の間を飛んでゆく 渡り鳥のよう 今しかないことに 耳を傾けよう 遅すぎることはないと 胸が言うまで ひとりではないと思える 場所を見つけたときに 忘れていた時間を人は 生きてゆけるはずだから 夢とひとつになったとき 叶えられるものが どんな壁もつきぬけてゆく 自分と言うボールに代わる |
ヒトツ/フタツ熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 吉俣良 | 願いごとひとつ叶ったの ふたつ数えひとつ 指をからめた約束は もう叶わないけど 人を 愛を とぎれた糸でつなぐ そしていつか 夢描く線になる 遠く離れても そばにいても 支えあうことが出来るなら 願いごとひとつ叶ったの ふたつはないひとつ ずっと |
窓絵熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 絵のフレームから 舞い込む小鳥 今日はつがいで 幸せかい… ぼくが触れられる ものと言えば 固くて冷たい ベッドぐらいさ… 雨も降るけど 雪も降るけど 心の天気に晴れはない ねぇ ぼくは空に近いから 今じゃなくても 見えるけれど ねぇ ぼくが空に登るまで 太陽の君よ そばにいて… 月日は無駄に すぎてゆく ぼくと訳もなく すぎてゆく… どこか行こうかと そう言えたら 君の喜ぶ顔だって 見れるのに… この目に映るもの 窓絵の向こうは どんな希望にあふれてる? ねぇ 君は空を知らないの あめ玉よりも あきないものだよ もし君が空を知りたいなら そうね ぼくが いつか 手紙でも書いてあげる 雨も降るけど 雪も降るけど 心の天気に晴れはない あぁ ぼくは 空へ行きたいよ すべて見わたす空に uh… あぁ ぼくが 生まれたこの地よ 忘れることなかれ ずっと ずっと… ねぇ ぼくは空に近いから 今じゃなくても 見えるけれど ねぇ ぼくが空に登るまで 太陽の君よ そばにいて… |
まよい星熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 星のない夜空 夢を見れないの あまるほどあれば 導いてくれそうね たゆたえば 尊き いちとせの 想い 連ねて よみがえる 何ひとつも変われない バカな私がいて… 色んなものがあるから どこに立てば いいだろう 声のない唄を ささやいて 私は 今 どこに 行くの… 星のない夜空 夢を見れないの 儚くも 強くもない 光をあてて… こっちまでおいで 哀しまずに 明日の話でもしょう 調子が悪いなら 雲 かきわけて あげるよ 色んなことが満ちてるから 思いどおりに ゆかないね 晴れの日も…曇りの日も 無力な私 さからえないものね 色んなものがあるから どこに立てば いいだろう 声のない唄を ささやいて 私は 今 どこに 行くの… |
水に恋をする熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 自分とむき合える 人になりたくて 心いっぱいぼくは 演じていたのかもしれない 裸になることを 望んでいるのに 正直になることが できないでどうするのだろう 頭ではフォークとナイフで 感情をきりとれるけれど 左胸は 右を見たり 空を見たり 足を見たり ぼんやりして見えるのは ぼく自身なのに 形をなさないものが 好きで見とれてしまう なぜなんだろう 流れてゆく先々で 色や姿まで 変ってゆく 水のように ぼくは ぼくは生きたいのかもしれない 自分の顔がいつも 気になっているけど 人から見た自分を 気にしているのだと気づいた 心だけで生きたい 自慢できなくても 神様ではなくぼくが いいと思う自分でいよう 洗い流す水ではなくて 混ざり合う水に恋をして さっきまで ぼくだけれど 風になったり 雲になったり 次の約束でぼくは 雨に流されて 土やどろにまみれよう 涙よりも心を 落としこんで 帰り道がなくなっても ただいまって言えば そこがぼくの居場所になる きっと ずっと そうやっていければいい 顔は水に溶かしてしまって 乾いた布に心映して 口を閉ざした鳥になって 言葉を探そう ぼんやりして見えるのは ぼく自身だけど 形をなさないものに 糸が見える気がして 手を伸ばしてる 流れてゆく先々で 何かになって それがわからないままでも ぼくは ぼくは 生きたいのだと思った |
幽霊船に乗って熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 電話が鳴った 過去から鳴った 友達にさえなれないままの 好きだった声が電話を這った もう忘れたと言えなくなった にわかに私の体温が あなたの温度になってゆく さよならをした私だった さよならをしたはずの恋だった どうして今さら会いに来たの? 記憶の外の幽霊船に乗って あなたはもうすぐ 故郷へ行く 二度と戻ってこないと言った 別れた時も同じだったね 夢に破れてしまったあとで あの時 あなたが望んでた 私は自由じゃなかった 今ならきっと悲しいことも あなたの前で笑ってやれるだろう だけど私の悲しみを 今もあなたは知らないままなのよ そこは冷たいところなのね あなたの声が震えてる さよならをした私だった さよならをしたはずの恋だった どうして今さら会いに来たの? 心残りの幽霊船に乗って |
流星熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 吉俣良 | もしも赤が好きな色なら国中に赤いバラを咲かそう 誰が君のことを黄色の花だよと決めかかっても 偶然だって運命の 砦の中にひそんでいる 失うことに慣れてしまった 暗がりもあったけど 流星に飛び乗って 無重力の旅に出ようよ 過去に手をふって 街中が宝石に変わってゆく 見たことのない明日がやってくる 子供たちがいつか大人になったとき打ち明けてあげよう 誰と出会うために生まれて来たのかが今はわかるから どんな高価な指輪より 確かなもので結ばれてる 笑顔に会える朝が一番 最高の贈り物 虹だって道だって 夢と歩こう 五十年後も同じ空を見て 喜びも悲しみも同じ色に 塗りかえてゆこう ぼくたちふたりから いつだって冒険の途中だから 名もない風のように生きてゆこう 流星に飛び乗って 無重力の旅に出ようよ 過去に手をふって 喜びも悲しみも同じ色に 塗りかえてゆこう ぼくたちふたりから |
私をたどる物語熊木杏里 | 熊木杏里 | 武田鉄矢 | 熊木杏里 | 吉俣良 | 頬をぶたれた少年がひとり 日暮れの道で泣いている 父が憎いと声とがらせて 涙でゆがんだ 空見てる 遠い未来が不安でならず 呼ばれて返事しなかった だけどやっぱりきみが悪いよ 自分を隠しているからさ さあ鉛筆しっかり握りしめ 私という字を書くのです 白いノートの私にだけは 夢を話してゆくのです 君しか書けないその物語 私という名の物語 髪を切られた少女がひとり 鏡の前で 泣いている 母が嫌いと声をつまらせ 自分を悔しくにらんでる ちがう親から生まれていたら ちがう自分になれたという だけどやっぱりきみはちがうよ そしたらきみはいなくなる さあ鉛筆しっかり握りしめ 私という字を書くのです 白いノートの私とだけは ずっと仲よくするのです 君がたどってゆく物語 私という名の物語 |
記憶の空へcanna | canna | canna | canna | 吉俣良 | はかない恋の形 何度も想いをつのらせる 差し込む 光の中で 長い時間を あなたに捧げたい 深く心を 奪われてく 好きになる理由も わからないままに 見知らぬ あなたに恋をした しばらく空を眺めてた にじんで消えた 涙のあとに 熱い想い こみ上げる 愛する人を 守るべきこそが 勝利の証し 暮れゆく 街の灯り 疲れた手足をいやしてる ふざけていたあの日を 思い出しては あの日に戻りたい わずかな吐息をはきながら 浮かびだす あなたのやさしい瞳 すさんで傷つく心の中 あなたの他に誰もいない 時代はやがて 明日に変わる うもれた心 闇にすてて 晴れわたる空に 夢の風がふく すばらしき日々よ 誰かに届く 心の中の 熱い思い よみがえる 愛する人を 守るべきこそが 未来への証し 時代はやがて 明日に変わる うもれた心 闇にすてて 晴れわたる空に 夢の風がふく すばらしき日々よ |
君のためのうたcanna | canna | 周水 | 周水 | 吉俣良 | 君のためだけに歌をうたいたい 君のためだけに愛を全てこめて 夕暮れになっても君のそばにいたい 夕立が降っても君を抱きしめていたい 夜が長くてまた一人になり いつも聞いてた声が愛しくて 君のためだけに歌をうたいたい 君のためだけに愛を全てこめて 君のためだけに歌をうたいたい 君のためだけにピアノに愛をこめて 夕べの星空に君の涙ひかり ゆっくりと流れてく時を忘れたくはない 今は寂しくまた一人になり いつか聴いてた曲が恋しくて 君のためだけに歌をうたいたい 君のためだけに愛を全てこめて 愛を全てこめて |
Messagecanna | canna | canna | canna | 吉俣良 | 星降る夜 君の声が どこか寂しげで あふれ出した 熱い想いを 胸にしまう 何故涙を落としてるの 空を見上げて 「愛してる」とつぶやく 僕の声も聞こえない もし、叶うならば 戻れない時を返して下さい いつの日か、出会った場所で巡り会えると信じてる 届くはずのない あのメッセージを、伝える日まで… あの頃 2人で聴いてた“星に願いを” 子供のように無邪気に微笑う君を 静かに眺めてた Ah… 愛しい君が 独り部屋に 震える夜は その瞳閉じて 僕のことを 思い出して いつまでも 君のために 歌い続ける 想いよ 永遠に… 恋すること忘れてた あの夏の日を ふりかえる 「逢いたい」と思えば思う分だけ 強くなってく 星降る晴れた夜に 今、恋したのなら 僕以上に愛してください いつの日か、出会った場所で巡り会えると信じてる 届くはずのない このメッセージを、伝えるために… 「ずっとそばにいるよ」 |
もう君以外愛せないcanna | canna | 周水 | 周水 | 吉俣良 | もう君以外愛せない 他にどんな人が現れても もう君以外愛せない 今ここに君と約束するよ 君が一瞬でも いなくなると 僕は不安になるのさ 君を一瞬でも 離さない 離したくない もう君以外愛せない 他にどんな人が現れても もう君以外愛せない 今ここに君と約束するよ 僕が一瞬でも 弱気になると 君は不安になるはず 夢を一瞬でも 忘れない 忘れたくない もう君以外愛せない 他にどんな敵が現れても もう君以外愛せない またここで君と約束したよ たとえこの世が滅びても 君と誓った愛は永遠だから きっと二人は幸せさ ずっとね ずっとね たとえこの世が滅びても 君と誓った愛は永遠だから きっと二人は幸せさ ずっとね ずっとね もう君以外愛せない 今ここで君と約束するよ |
「今」という時間KAB. | KAB. | KAB. | KAB. | 吉俣良 | 悲しいニュースを繰り返してる テレビを眺め僕らは 別に心が動くことなど それほどなく あれは別世界の出来事でしかないと 何処かで決めてる 自分にだけはあるはずないと 当たり前に 今度にしようといつも 遠ざけている面倒も いつかは出来なくなる時が 来るなんて考えもしないで 「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる 人がもしいるならば それは神様だけさ 昨日は去っていった これからはまだ来ない 次にまわす「今」など 僕には見つけられない 買い物に行くと自転車漕いで 笑顔で出掛けた彼は 引き返す道 空の向こうに旅立ったよ 「あの時こうしていたら…」 どんなに後悔しても 眠った瞳は開かない 流れてくは止められない 恋をしているのなら 飾るより馬鹿になれ 笑えるほどに散って 大声で泣けばいい 叶えたい夢ならば 語るより歩き出せ もういいと思うまで 追って諦めればいい 「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる 人がもしいるならば それは神様だけさ 自分を信じてやれ 言い訳を並べずに 無様でも構わない 思うままやればいい 明日が来るからこそ このままじゃ終われない 息絶えるその日まで 「今」というこの時間を… |
天使が舞い降りてくる日大竹佑季 | 大竹佑季 | 熊木杏里・大竹佑季 | 吉俣良 | 吉俣良 | どこかにいる きっとある それは 君の心にも 贈り物が 届いたら 失くしたものに 気がつける ささやかな 思い出が 未来まで変えるよ 忘れないで いつまでも それは 君のすぐそばに いる 悲しい夜も 雨の日も 君をいつもみつめてる 幾千年の 時を超え 白く ひかり 輝くよ 安らかな微笑みを 夢にみて眠ろう 誰にもある きっとある 天使が 君に舞い降りてくる 日が |
ベアトリーチェ(独唱)大竹佑季 | 大竹佑季 | 大竹佑季・国分友里恵 | 古俣良 | 吉俣良 | さよならは云わずに 想い出を話した 頬伝わる一雫 笑顔で隠した もつれた綾取りは 記憶の箱の中 そっと仕舞っておこう 大事にして 風 香る街並 舞い降る初雪が 咲き急ぐ華よりも 鮮やかに映るよ 希望と愛と夢 育て続けて 遥か遠く 離れても いつまでも いつまでも あなたが宝物 季節はめぐりゆき 時を重ねてゆく あこがれや とまどいも やさしく包むよ 目まぐるしく変わる 世界の行く末を ずっと見つめていたい せつなくても 暗闇がこわくて 目を背けそう そんな時あの日々が この胸に還るよ 未来と愛と夢 育て続ける くじけそうに なったなら もう一度 想い出す あなたが宝物 希望と愛と夢 育て続けて 遥か遠く離れても いつまでも いつまでも あなたは宝物 |
蒼~Sou~宇都宮隆 | 宇都宮隆 | Emi Makiho | Osamu Iizuka | 吉俣良 | 「どうして 奪ってくれなかったの?」 偶然の再会は キスで始まった 知らずに哀しませてたなんて 何を見てた 見つめてた? 傷つける事 恐れてたけど 嘘を貼りあわせ 孤独を隠している だけど壊せたら だけど戻れたら 影を重ね合い 微笑み探せるはず 駆られるままに 手を伸ばしても 触れられぬ 蒼い思い出 それでも 奪ってしまえたら この胸は抱いてたか? 無垢な安らぎ 遠い日 片翼の恋なのに 割り切れない もどかしさ その場限りの 優しさ集め つなぎ合わせても 心は満たされない だから壊せない だから戻れない こんな生き方じゃ 温もり渡せないから でも守りたい ただひとつだけ 掴めない もろい 現実 だけど壊せたら だけど戻れたら 影を重ね合い 微笑み探せるはず でも守りたい 離れていても 永遠の 蒼い真実 |
Rag Doll宇都宮隆 | 宇都宮隆 | Tomoya Hasegawa | Tomoya Hasegawa | 吉俣良 | 刹那の扉を 開けて潜り込む 星も見えぬ都会 おざなりな刺激 おなじみの悲劇 求め さ迷う ネオンライトに カラダ溶かした 人の群れの中 情熱秘めたKiss 投げてるPretty Miss 「今夜」は眠らない さみしさを隠したまま 楽しげに笑っていても 心の奥では何か求めてる 誰にも買えない True Dream 悲しいRag Doll この都会に 君は何を差し出すの? 壊れかけた愛だけは 胸に秘めたままで… シグナルにジレて 歩きはじめる 人の波の中 流れてくLonely Face 消えてくそのTrace 「今夜」は帰さない 耐えきれず泣いてる心 そうさ誰も気づいてるのに やがて朝は来て いつもと同じで 繰り返されてく Bad Dreams Endless Bad Dreams 悲しいRag Doll この場所で 君は心癒せるの? ちぎれかけたときめきは 置き去りにしたまま… I love you my Love Doll この都会で 君は愛も差し出すの? あの角を曲がった時 そこに僕がいても… |
LOST GenerationYeLLOW Generation | YeLLOW Generation | おちまさと | Sara Izumikawa | 吉俣良 | 枯れ葉咲き乱れ 紅い青空の街並 「どうしてこうなっちゃったんだろう…」 突然なんだ いつだって現実は 君は履き違え 暗い朝焼けの人影 「どうしてそこ行っちゃったんだろう…」 怱然なんだ 今だって ふと悪夢 物事が順番に起きる方が不自然なんて 分かってはいるけど 焦るよ 参るよ だけど この空白を埋めなければ 何も始まらないじゃない 言葉で埋めるしかないじゃない さあ 世界中のありとあらゆる穴を埋めに行こうか 自分が何者か探すたび さあ 体中のありとあらゆる鼓動 上を向こうか これまでの全て引きずって 割り切れない分数の世界へ歩き出そう ロストジェネレーション 夢は覚醒し 深い水溜り 固まり 「どうしてあの日だったんだろう…」 静寂なんだ 何処だって喧噪は 今は抱けなくて 浅い睡眠薬二錠 「どうして消えちゃったんだろう…」 脆弱なんだ 一瞬で筋肉は 人間は忘れる事ができる生き物だなんて 分かってはいるけど 悩むよ 怖いよ だけど この体 運ばなければ 何も終えられないじゃない 歌で越えるしかないじゃない さあ 地球上のありとあらゆる隙間 満たしに行こうか 自分の存在が見えるまで さあ この時代のありとあらゆる情報 飲み込もうか リアルじゃないリアル見つめて 失われた掛け算の世界へ走り出そう ロストジェネレーション 危機感 虚無感 喪失感 これら全てをパワーに変えて 充実感得るその日まで さあ 僕達のありとあらゆる砂漠 水注ぎに行こうか 大切なものに気付くまで さあ ありとあらゆる花を 咲かせに行こうか 今ならできる気がするんだ 君がいない世界なんて大嫌いなんだよ さあ 世界中のありとあらゆる穴を埋めに行こうか 自分が何者か探すたび さあ 体中のありとあらゆる鼓動 上を向こうか これまでの全て引きずって 割り切れない分数の世界へ歩き出そう そして ある日 ロストが失われるその日まで ロスト ロストジェネレーション |
あはがり朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 奄美民謡 | 吉俣良 | 浮き世…仮島に 何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ 情けあれぃよ 仮那(かな) くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ 節や水車めぐりあわそ てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ いきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地や てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ (意訳) この世は神様からいただいた仮の世 いつまでとどまって居られましょうか 命を敬い生きていきなさい この世の生をなし終えるまで 時はめぐる 水車のように だからまためぐり会える 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす どのようなことがあろうとも 天と大地の間 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす |
花ぞめ朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 奄美民謡 | 吉俣良 | 花ぞめに惚れて わらべ妻(とじ)かめて 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ かなしゃ かなしゃや わらべ妻(とじ) かなしゃ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ (意訳) 花のように美しく 若い妻を迎えた (彼女がいうには) 花が萎れてしまっても(私が年を取っても) 今とかわらず愛してくださいね なんとかわいいのだろう 愛しい妻よ そう話す時の姿もかわいらしく はだを染めたその姿もいっそう愛しい |
エナジーaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | 2人は気付いてた 全て解ってた あなたを好きであたしを好きだと 同じ空気を吸い込む距離で いくつ心は声をあげてく? 寂しい時も必ずあるだろう 越えてみせて高い壁も そしてあたしの事突き止めて 軽々と抱き上げてね 目を離さないで 風が今日は強いから そんな言い訳でいいなら 死ぬまでついて あなたの側にいる 冷たい朝は頬を寄せ合い 暖かいキスを導いてくれる ねぇ ここにいて 我が儘を聞いて 交差点過ぎても終わらないで もっと特別に伝わらないかと 泣いて探しても見つからず 足りない表現力の代わりに 痛い程からみつく 手を離さないで 雨がもうじき来るから そんな言い訳をウソと見抜いても あなたは隣にいてくれる 目を離さないで 風が今日は強いから そんな言い訳でいいなら 死ぬまでついて あなたの側にいる |
気付かれないようにaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | 久しぶりに逢ったあなた 照れ隠しに髪を触った よみがえってくる思い出が 溢れぬ様に大人ぶって 隣で歩くあたしにあなたは前を向き話しかける さり気ない返事装い あたしもよそ見をして 声を聞いて泣きそうになるけど 何故だか解らない もう戻れない悲しみなのか出逢えた喜びなのか 気付かないように 気付かれないように 急ぐつもりはないのだけれど色んな事聞きたかった きっと知らない事ばかりだとあなたの指輪に戸惑った このままだって充分じゃない 言い聞かせる手に爪の跡 勇気を出して笑って問いかけた 今の事 今の彼女 すごく好きだよと照れて髪を触る 昔のあなたを見た 気付かないように 気付かれないように あの時胸に刺さる程味わった 消えない後悔 ちゃんと飲み込んで生きてきたはずよ 出逢って別れた分 あたしだって前を向いてゆける 気付かないように 気付かれないように… |
今度までにはaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | きっとそうだあたしはあなたの言う事全てに答えてきたつもりよ いつもあたし素直に心の底から幸せな笑顔をしてきたはずなのに 肺の奥が音を鳴らしてきしんで結局理解出来ないまま あなたの言葉を飲み込むふりしてそっと戦う決意をしてみた どうしてだ?重くも軽くもない世界 たった一度だけ違った顔を見て以来 ここは無重力で 誰に笑いかけてるの? あれも素晴らしくってこれも素敵だった 悲しいけれど切ないけれど あれもこれも忘れるのかなぁ そして最後にあなたの温もりも忘れるのかなぁ 遠く夕日は遥か彼方のあなたの背中も照らし続けるでしょう なのにあたしの心は汚れていてあなたの本心すら嘘に変えそう 目を閉じて暗くあなたのいない世界 凍える夜は震えてないかって 心配だけど眠れないけど そんなことはあなたは知らなくって あたしの想いもあたしの涙も 幻なのか... あれも素晴らしくってこれも素敵だった 悲しいけれど切ないけれど あれもこれも忘れるのかなぁ そして最後にあなたの温もりも忘れるのかなぁ きっとそうだあたしはあなたの... |
自転車aiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | さっき小さな音が聞こえた 外はまだきっと寒い 朝の白い空を見上げて ゆっくりあなたを想う 気持ちは昨日今日毎日変わって行く 明日あなたはあたしの事をどう思っていてくれるだろう とても冷たい風の中も 暑い暑い日射しの下も あなたを温め あたしを冷ます 右手と左手はここにあった 思い出したよ理由もなくただ 好きになっただけのあの日を 巻き忘れて止まったままの腕時計 そこには少し昔の二人がまだいる様な気がして 心の中にポツンとあった 優しい気持ちに背中を向けて あなたの右手 振り解いた こんな自分をいつ許せるだろう 明日あなたはあたしの事をどう思っていてくれるだろう 両手を挙げて笑って返す 空がとても眩しい あなたが決めたさようならは 当分あたしを苦しめるかも 知らない明日がやって来る事 こんなにも辛いなんて 長い坂を自転車こいでまたあなたがやって来そうで こんなに好きな人に逢えた事は とても大きな出来事 |
ずっと近くにaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | 横顔にあたった宵の星 川辺を今日初めて手を繋いで歩いた 知りたいが故のあたしのいじわるに あなたは遅くまで付き合ってくれた 神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に 信じてないね?まだ笑ってるの? あたしはあなたに嘘を付く勇気すらない 右の耳からかすかに聞こえた 「ずっと近くにいるよ」 まだ上の名前で呼んでた頃 あなたを朝日の待つ夢の中で見かけた 優しく微笑むあなたの横顔を あの頃からきっと 好きになっていた ぬかるんだ道に足を取られ 引き寄せてくれた肩とても熱い きちんと伸びた背筋にあたる少し寒い風 あたしには丁度いい 出逢わなければ 言えなかったね 「ずっと近くにいるよ」 信じてないね?まだ笑ってるの? あたしはあなたに嘘を付く勇気すらない 右の耳からかすかに聞こえた ずっと近くに... ずっとそばに... 「ずっと近くにいるよ」 |
セシルの週末aiko | aiko | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 吉俣良 | 窓たたく風のそらみみでしょうか あなたからのプロポーズは 気まぐれに見つめそして離れてく ゆきずりでもよかったのに そうよ下着は黒で 煙草は14から ちょっと待ってくれれば なんだってくすねて来たわ 今あなたに話すと遠い物語 本気でおこる不思議な人ははじめて You say you want me. You want to marry me You say you want me. You want to marry me そうさあの娘は素敵 でも一晩だけさ どうせチューイングガム つきあえるもの好きは誰 ほら二人で歩けば噂がきこえる みんな知らない変わりはじめた私を 忙しいパパと派手好きなママは 別の部屋でくらしている 今でも週末ねだりに行くけど もう愛しかいらない もうすぐ素直な娘におどろく 'Cause you say you want to marry me |
テレビゲームaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | テレビゲームしに来ない?たまにはいいもんだよ 固くなった頭を優しく優しく解いてあげたい ベランダで涼まない?ばからしく思えるよ その尖ったバリアを無邪気に静かにゆるめてあげたい 風は何も聞いてこないさ 秋の空は虚しいだけじゃない 君がどうすればいいか 多少の試練なんだ 僕はそう思うよ 嫌な事があった時すぐ顔に出してしまう癖 僕も直そうと思うんだ もうそろそろ時間だしね それがいいのか悪いのか まだよく解らないけど 例えば僕を盾にして その大きな道を渡れるなら 裏切られても信じていられる君だからこそ いいよいいよ 涙落ちそうなとき上向いて我慢するなら いっそのこと後ろから押してあげるよ 君のスイッチ |
嘆きのキスaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | 君の肩に顔を埋めて 大きく息を吸い込んだ 忘れないだろう 消えないだろう 君と僕の最後の日 小さな始まりが 今はつたを絡めて 紡いだ大切な言葉や日々すらも縛って 繰り返し 涙が落ちる音を 静かに聞いていたあの日 誰よりも想い続ける事が 僕の今を支える大きな糧 今は君の空が晴れなのか曇りなのか 解らないよ 切なくなる程に 逢いたいと胸が泣く 僕が想う君への気持ちここにあるのに 僕を呼ぶ そして笑いかける 君は夢の星の様に 大切な僕の宝物だよ 今も昔も変わらぬ大きな糧 嘆きのキスに気付いてただろう 知っていても認めたくない優しい目の奥 繰り返し 涙が落ちる音を 静かに聞いていたあの日 誰よりも想い続ける事が 僕の今を支える大きな糧 ここに残る 嘆きのキスを胸に 僕は生きる |
ハレーションaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | あぁ 心は狭くて辛く温かく暗い そんなあたしの目の中にあなたが何故かいる どうしてなのって尋ねても 笑っているんだもんな いつかどこかであなたと想いが重なったら 今日の甘い苦い胸の中どんな風になっているだろう 声を聴いてるのが好きなの このまま あぁ 斜めの角度で光と目が合った鏡 跳ね返ったら何処に行く あたしはここにいる 心の中もハレたならあなたに送れるだろうか 知らない顔でこっちを向いても意識しないで 何でもない顔してあなたを見つめ返す魔法が欲しいよ 声を聴いてるのが好きなの いつかどこかであなたと想いが重なったら 今日の甘い苦い胸の中どんな風になっているだろう 声を聴いてるのが好きなの このまま |
ふれていたいaiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | 右にあなたの顔があれば あたしは小さく微笑む 今日も変わらずに朝を迎えられた幸せ 前髪が少し伸びたの 気付かなくてもいい さりげなく手で払った額にキスが欲しい おぼつかないこの指でピアノを弾くように ふれていたい ただ揺れていたいな あなたに出逢う前の時間 ゆっくりゆっくり埋めてゆこう ふれていたい ただつないでたいな 大事な想い壊さぬ様に二人で今行こう 目に見えない物が優しくあたしを小さく動かす 不器用な程真っ直ぐなあなたの側にいたい 風に乗りきらめく永遠の下で ふれていたい ただ揺れていたいな 心につもるよ愛の力 見つめてすくって歩いてこう ふれていたい ただつないでたいな 夢の片隅まで教えて二人の全てを ふれていたい ただ揺れていたいな あなたに出逢う前の時間 ゆっくりゆっくり埋めてゆこう ふれていたい ただつないでたいな 大事な想い壊さぬ様に二人で今行こう |
三国駅aiko | aiko | AIKO | AIKO | 吉俣良 | もしもあなたがいなくなったら あたしはどうなってしまうだろう? 持ち上がらない位に首をもたげて泣くのかなぁ 寒さに堪えきれずに 温もり求めた先に あなたの指と腕がある それでいい それだけでいい 毎日が昨日の様だったのに 何を焦っていたの? 変わらない街並み あそこのボーリング場 焦っていたのは自分で 煮詰まってみたり 怖がってみたり 繋いだ手を離したくない 「苦しい時は助けてあげる だから安心しなさい」 自由に舞う 声がする それでいい それだけでいい 息を吸おうとする意志 真っ直ぐに あなたを見つめる為 育ってく小さな心を見落とさないでね 少しならこぼしていいけど スカート揺れる光の中の あの日に決して恥じない様に 変わらない街並み あそこのボーリング場 焦っていたのは自分で 煮詰まってみたり 怖がってみたり 繋いだ手を離したくない 指折り数えた 芽吹いた日々と2人の 帰り道 |