川野夏美「20周年記念アルバム ~明日へ~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
孔雀の純情川野夏美川野夏美喜多條忠弦哲也伊戸のりお歩いて歩いて 港のあかり 小雨に打たれて 孔雀は泣いた あなたとふたりで いた時は 世界で一番 幸せでした  瑠璃色(るりいろ) 金色 輝く羽根で こころを拡げて みせました 瑠璃色 金色 淋しい羽根は さよなら背中で 聞きました  最後の最後は ケンカもせずに 抱いてももらえず 汽笛を聞いた 孔雀は涙も 流さない 冷たい鳥だと 思ってますか  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 想い出色の さよなら背中で 聞きました  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 涙の羽根が あなたの背中に 散りました
悲別~かなしべつ~GOLD LYLIC川野夏美GOLD LYLIC川野夏美仁井谷俊也弦哲也伊戸のりお人には何故 別れがあるの 深く深く 愛されていたのに 私はもう 誰も愛せない あなただけが 生き甲斐だったから ここは悲別(かなしべつ) 北の悲別 あなたに帰る 汽車は来ないけど この胸の 胸の線路は 今もあなたに 続いています  あの幸せ 帰りませんね あなた愛の 終着駅だった 再びまた めぐり逢えるなら 私なにも 望みはしないから ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています  ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています
あばれ海峡川野夏美川野夏美吉岡治中村典正凪(なぎ)がつづけば いつかは時化る 荒れりゃ一蹴り 命もおとす あばれ海峡 吠えろよ吠えろ 浪のびんたを 喰らうたび 海の 海の男は アンアアンアンアン でかくなる  意地と度胸じゃ 負けないけれど 可愛い子どもの 笑顔にゃ弱い あばれ海峡 泣くなよ泣くな 潮の匂いが 沁みついた 写真 写真ながめて アンアアンアンアン コップ酒  網を引く手に うろこが光る 光る魚に かもめが騒ぐ あばれ海峡 燃えろよ燃えろ 晴の舞台に 血が躍る 明日は 明日は大漁の アンアアンアンアン 男ぶし
急がばまわれの人生だ川野夏美川野夏美仁井谷俊也中村典正桜庭伸幸道を他人に 譲るのも そうさ男の 勇気だぜ 急くなアーアー騒ぐな あわてるな 今が勝負の 時期(とき)じゃない 急がばまわれの 人生だ  運がいいとか 悪いとか そんな言葉は 負け惜しみ 耐えてアーアー実力(ちから)を 蓄(たくわ)えりゃ 運は勝手に やって来る 急がばまわれの 人生だ  どうせあいつは 負け犬と 嘲笑(わら)う奴には 嘲笑(わら)わせろ いつかアーアー世間の 真ン中に でかい花火を 打ち上げる 急がばまわれの 人生だ
歌手~Singer~川野夏美川野夏美仁井谷俊也弦哲也川村栄二あなたはクラブの ピアノ弾き 私はジャズの Singer(シンガー)で 麻布の古びた マンションが あの頃ふたりの 愛の巣だった 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 季節は流れ 時代は移り あの日のピアノは もう聴こえない  誕生祝いに バラの花 一輪買って 来たあなた 私はお酒場(みせ)の 赤ワイン タワーを見ながら 乾杯したわ 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… あなたはいつか お酒に溺れ ふたりの同棲(くらし)に 翳(かげ)りがさした  スポットライトを 浴びながら 私は唱(うた)う あの歌を オシャレな硝子の ビルが建ち あの日の想い出 消された街で 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 合鍵今も 持ってるけれど あの日のピアノは もう聴こえない
女の空港川野夏美川野夏美仁井谷俊也弦哲也伊戸のりお幸せすぎた 時間は過ぎて 別れが近づく 空港ロビー 今のあなたは 東京のひと むかしと違うわ どことなく 帰らないで… 行(ゆ)かないで… 遠い遠い あの都会(まち)へ… 何度も手を振り 出てゆく背中 戻って来ない 気がします  やさしい笑顔 気づかう仕草 信じているから 不安になるの いつかふたりは 一緒になれる 泣き砂海岸 誓ったわ 帰らないで… 行かないで… 愛が愛が 真実(ほんと)なら… 言葉にだしては 云えないけれど 分かって欲しい あなたには  帰らないで… 行かないで… こころこころ 痛みます 涙の向こうに ジェットが消えて 明日(あす)からわたし 独りです
雲母坂~きららざか~川野夏美川野夏美仁井谷俊也弦哲也若草恵ふたりが出逢って 愛した街を ひとりで歩けば せつなくて 人影まばらな 公園通り 恋しい名前 呼んでみた あゝ忘れない あゝいつまでも 貴方のやさしさ あの微笑みを 想い出たちが キラ・キラ・キラと 陽射しに揺れている… 雲母坂(きららざか)  覚えていますか 映画の帰り 初めて寄ったわ あの部屋に 北向きアパート ふたりの同棲(くらし) それでも夢が あふれてた あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂  あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂
紙のピアノ川野夏美川野夏美佐野源左衛門一文伊藤薫蔦将包黒い柱に 大時計 今もかわらぬ 故郷の すすけた壁の 子供部屋 紙のピアノが ありました 開けると音が 鳴ったよで ポロリ泪が 落ちました ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 母の声 優しい母の 愛の歌  辛い生活 母子家庭 ピアノ買ってと 駄々こねて 眠った次の 朝でした 二つ折りした 長い紙 マジック書きの 鍵盤は 母の手作り 涙あと ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 鳴らないが わたしにだけは 聴こえてた  言えずじまいの 一言を 風に小雪が 舞う墓地で つぶやく母の 一周忌 夢をいっぱい ありがとう 笑顔と元気 ありがとう うれしかったよ お母さん ポロリポロポロ ポロポロリ 家の娘は 弾いてます グランドピアノ 白い部屋
硝子坂川野夏美川野夏美島武実宇崎竜童松井タツオ悲しいのでしょうと 夢の中 見知らぬ人の問いかけに 声もだせずに うなずいて それは あなたが やっぱり 好きだから いじわるな あなたは いつでも 坂の上から 手招きだけを くりかえす 私の前には 硝子坂 きらきら光る 硝子坂  行けるのでしょうかと 夢の中 見知らぬ人に訪ねては 涙こぼして 横向いて それも あなたが やっぱり 好きだから いじわるな あなたは いつでも 坂の上から 手招きだけを くりかえす 私の前には 硝子坂 きらきら光る 硝子坂  とうとう来たねと 夢の中 うれしいはずの問いかけに 何故かすなおに なれなくて それは あなたの せいだと 言えないわ  いじわるな あなたが たたずむ 坂に向って さよならの 手を振るつもり きらきら飛び散る 硝子坂 きらきら消えた 硝子坂
あなたならどうする川野夏美川野夏美なかにし礼筒美京平松井タツオ嫌われてしまったの 愛する人に 捨てられて しまったの 紙クズみたいに 私のどこが いけないの それともあの人が 変わったの 残されてしまったの 雨降る町に 悲しみの眼の中を あの人が逃げる あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら  私のどこが いけないの それとも誰かを 愛したの 忘れられてしまったの 愛した人に 何が出来るというの 女がひとりで あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら
夜のプラットフォーム川野夏美川野夏美奥野椰子夫服部良一星はまたたく 夜ふかく 鳴りわたる 鳴りわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつかえる  人は散りはて たゞひとり いつまでも いつまでも 柱によりそい たゝずむわたし さよなら さよなら 君いつかえる  窓にのこした あの言葉 なかないで なかないで 瞼にやきつく さみしい笑顔 さよなら さよなら 君いつかえる
城ヶ島の雨川野夏美川野夏美北原白秋梁田貞松井タツオ雨はふるふる城ヶ島の磯に 利休鼠の雨がふる  雨は真珠か夜明けの霧か それともわたしの忍び泣き  舟はゆくゆく通り矢のはなを 濡れて帆上げたぬしの舟  ええ舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気  雨はふるふる日はうす曇る 舟はゆくゆく帆がかすむ
だから言ったじゃないの川野夏美川野夏美松井由利夫島田逸平松井タツオ「あんた泣いてんのネ」 だから言ったじゃないの 港の酒場へ飲みにくる 男なんかの言うことを バカネ ほんきに ほんきにするなんて まったくあんたは うぶなのね 罪なやつだよ 鴎鳥  「あんた泣いてんのネ」 だから言ったじゃないの 男の言葉にだまされて さんざ私も泣かされた バカネ 今さら 今さらぐちなんて 言ってもむだだわ やめましょね 港女は強いはず  「あんた泣いてんのネ」 だから言ったじゃないの めそめそしないで捨てちゃいな なにさ港の恋なんか バカネ 何時まで 何時まで泣いてんの どんなにこがれて まったとて 帰るもんかよあの男
アンコ椿は恋の花川野夏美川野夏美星野哲郎市川昭介松井タツオ三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮港 いくら好きでも あなたは遠い 波の彼方へ 去ったきり あんこ便りは あんこ便りは あゝ 片便り  三原山から 吹き出す煙 北へなびけば 思い出す 惚れちゃならない 都の人に よせる思いが 灯ともえて あんこ椿は あんこ椿は あゝ すゝり泣き  風にひらひら かすりの裾が 舞えばはずかし 十六の 長い黒髪 プッツリ切って かえるカモメに たくしたや あんこつぼみは あんこつぼみは あゝ 恋の花
三日月迷子川野夏美川野夏美田久保真見花岡優平中村力哉心がどんどん削られて 三日月みたいになる夜は 一人きり 一人きり お酒を飲むの 涙で割った お酒を飲むの いつもそうなの うまく生きられないの いつもそうなの うまく愛せないの 自分を責めて 責めて 責めて 夜をさまようの 三日月迷子  そんなに好きではないけれど 優しい男のひとがいて 一人より 一人より 倖せだけど あなたを想い 時々泣くの いつもそうなの 私迷っているの いつもそうなの 私進めないの 自分を抱いて 抱いて 抱いて 夜に立ち尽くす 三日月迷子  いつもそうなの うまく生きられないの いつもそうなの うまく愛せないの 自分を責めて 責めて 責めて 夜をさまようの 三日月迷子
荒川線川野夏美川野夏美仁井谷俊也弦哲也前田俊明線路の向こうに 陽炎ゆれて 猫が踏切 渡ります 荒川線の 電車を見れば あの日の恋が よみがえる 想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました…  桜の季節や 紅葉の季節 泣いて笑って 喧嘩した 面影橋の あのマンションも お洒落(しゃれ)なビルに なりました あなたに今日こそ 伝えたい あれから初めて 恋をしました ちょっぴり大人の その人と 将来(あした)へ歩いて いいですか…  想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました…
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