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  • みゆな
    僕は普段物静かなのに対して、彼女は喋りだすと止まらない。
    僕は普段物静かなのに対して、彼女は喋りだすと止まらない。

    みゆな

    僕は普段物静かなのに対して、彼女は喋りだすと止まらない。

     2020年8月25日に“みゆな”が新曲「あのねこの話 feat. クボタカイ」を配信リリース!詞曲は、みゆなとクボタカイによる共作です。ひとり夜の散歩に出かけたくなるような表現が散りばめられており、タイトルの「あのねこの話」は、モジモジしながらも気ままに生きたいという女の子の感情と、猫の自由奔放な生き方をリンクさせたダブルミーニングとなっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“みゆな”による歌詞エッセイを、2週に渡りお届け!今回は 【第1弾】 に続く【第2弾】です。今回は、フィーチャリング相手である“クボタカイ”も執筆…!みゆなの印象や、出会ったきっかけ。今作「 あのねこの話 feat. クボタカイ 」の制作エピソードを明かしてくださいました。そしてエッセイ終盤では、クボタカイの言葉を受けてのみゆなの想いが綴られております。是非、歌詞と併せてお楽しみください! ~歌詞エッセイ#2~ 「クボタカイとみゆな。」 僕は普段物静かなのに対して、彼女は喋りだすと止まらない。 一見対極な二人ですが、前世では兄弟だったかも…とか話してる位に驚くほど価値観や奥底の部分が似てて、一緒に曲を作るのは必然的だったのかなと思います。 この曲のテーマについて、実は主人公・野生的かつ繊細な女の子は、みゆなちゃんの影を重ねている部分もあったりします。また、みゆなちゃんが「海辺の野良猫」に見えて、そのことを伝えると彼女も妙に響いたことも楽曲の基になっています。変なきっかけですね(笑)。 きっかけといえば、そもそも知り合ったのは僕の後輩がたまたまみゆなちゃんの従姉妹で、そこから音楽を通して仲良くなって。作品を作ろうとなってからはベースとなるジャンルが違うこともあって、作曲自体はお互いの気持ち良い所を探す試行錯誤の連続でした。 けれど、「あのねこの話」が完成に向かっていく中で、彼女の感性に救われている節もあって。僕たちが書いた詩の世界観が彼女の圧倒的な声で更に加速して、心の奥の共通の部分がありつつ、持っていないものをお互いが補い合って、「みゆな×クボタカイ」という凄く意味がある、最高の形でコラボできたのではないかと思っています。 色んな人の溢れる野性や止まらないセンチメンタルに響いてほしいです。 ― To みゆな ― みゆなさんへ。今日はちゃんと眠れているでしょうか。僕は最近何時に寝ても6時に起きてしまうという超健康体質になってしまいました。モーニングコールが必要な時はお任せあれ。 それはさておいて、ミュージシャンとして、友達としてあなたのことを心から尊敬しています。いつかお互いじいちゃんばあちゃんになっても乾杯出来るような素敵な関係性でいたいですね。今はすべきことをし、お互い一歩ずつ大きくなりましょう。お身体に気を付けて、音楽も勉強も頑張ってください。 そして、こちらこそ音楽の尊さを改めて教えてくれてありがとう。あなたに救われてる部分もあって、今音楽を頑張れてるよ。まだまだたくさん刺激し合えたら嬉しいです。これからも音楽の楽しさをたくさん教えてね! Answer. 「海辺のパーキング」 ― from クボタカイ - 嬉しいことを沢山書いてくれますね(笑)。照れてしまいました。私もおじいちゃんおばあちゃんになってもクボタくんと乾杯したいので、元気で健康な身体でいたいと思います! 今回、一緒に曲を作って、リリースできた事が嬉しいし、なんだかほっとしています。聴いてくれた皆さんの様々な感想を聞けるのがとても楽しみ。 また同じステージで歌いたいね。その日を楽しみにしています。 この先お互いにプレッシャーを感じることや、自分自身に厳しくなりすぎることもあると思います。自分が思う事と、世間の考えが必ずしも一致するとは限らないし、悔しい思いをすることもあるかもしれません。それでも私たちは音楽が大好きという想いを大切に、これからも沢山音楽を届けていけたらいいね。 2回に渡ってお届けしたエッセイ。このエッセイを通して、「あのねこの話」という楽曲がより皆さんに伝わって、色々なことを想像してもらえていたらいいな。 そして、初めての挑戦でしたが、楽曲と共にクボタくんと言葉をお届けできた事、改めて楽曲に向き合えたこと、自分にとっても大切な時間でした。 クボタくんも、これを見てくださった皆さんも、また元気な姿で会えるのを楽しみに、身体と心に気をつけて、共に笑顔でいましょう! <みゆな> ◆紹介曲「 あのねこの話 feat. クボタカイ 」 作詞:みゆな・クボタカイ 作曲:みゆな・クボタカイ

    2020/08/26

  • 湯木慧
    美しくて、泣きそうになった。この町は、美しくてしょうがなかった。
    美しくて、泣きそうになった。この町は、美しくてしょうがなかった。

    湯木慧

    美しくて、泣きそうになった。この町は、美しくてしょうがなかった。

     2020年8月19日に“湯木慧”がメジャーファーストEP『スモーク』をリリースしました。今作について彼女は「モノが燃えて灰になるまでの間で生み出される煙のように、自分と他者、人間と人間、過去と未来、理想と現実、そのどちらでもないという曖昧なモノ、それらの間で生み出される煙のような感情を作品にしました」とコメント。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作をリリースした湯木慧による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は 第1弾 に続く、第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 追憶 」と「 Careless Grace 」についての想い。彼女が何を見つめ、何を感じ、何を伝えたくて誕生した2曲なのか…。是非、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第2弾~ 「おばちゃん、ちょっと散歩してくるー」「はーい暑いからね、ちゃんと水分とるんだよ、あと道路の向こう側の山には入っちゃダメだよ。山では、頭の黒いイノシシが一番こわいからね。」「んー、行って来まーす」 崩壊しかけてもう山の一部になってる家屋 そのままになった家具達、 今にも動き出しそうな埃をかぶる車椅子。 捲られることのないカレンダー 息絶えた時計に、 咲き乱れる、山野草(さんやそう)。 胸が苦しいのに、どこかその景色に心を奪われていた。 「ただいまー。」「おー◯◯ちゃん、おかえりおかえり。こんなあちーのに外で何しちょった?笑 あ、今から神社の祭りの練習っちゃあるんやけど、見にくるか? (お酒をクーラーボックスに準備中) …練習の後みんなで飲むんや笑笑へへへ」 おじいちゃん、 その子供、 の子供。 お母さんや、カブトムシも見ている中、 おじいちゃんが孫の代に、 神社に伝わる伝統的な舞を教えて、 お父さんは太鼓を叩き、少年は神楽を舞う。 蚊取り線香の匂いと共に、 夕暮れの風が吹いて、背景が踊り出す。 美しくて、泣きそうになった。 この町は、美しくてしょうがなかった。 朝には霧がかる山や、 煩いのに心地いい虫達の声、 町中流れる湧き水の音や、 その水で育った米や、 このお祭りと受け継がれている伝統の舞、 全て、美しくて、苦しかった。 朽ちてゆくのだろうか、 いや、全てのものは朽ちるものか。 場所も、もちろん人間も、 私も。 朽ちてゆくのか。 またまっしろな画面に、一から文字を書き始め、つらつらと書いていたら、今728文字あたり。湯木慧歌詞エッセイ第二弾です。 今書いていたのは、 『スモーク』というCDの中のトラック3 「 追憶 」という曲についてです。 この曲が生まれるきっかけとなった景色や物語を、少し書いてみました。書きながらおばあちゃん家でとって食べたトマトを思い出していたら、お腹がすいて来たので、足早に次を書いて、トマト、買いに行こう。 どれにしようかな? どっちにしよう。 これがいいかな…。 あれも…いいなあ… いや…でも、違う方がいいかも。 わかんないな、 わかんない。 好きかも、 わかんない。 次に紹介するのは 『スモーク』というCDの中のトラック4 「 Careless Grace 」という曲についてです。 優柔不断や、曖昧さ、不安定さ、が表現されてる楽曲で、その危うさや、そのままであるという美しさを歌にしました。 でも実はこの曲完成していないんです。 完成していないと、思っていたんです。 でも、収録しました。 2番以降Dメロ作って、ラスト作って、歌詞にもオチを見出して、分かりやすく、綺麗に形作って…。ってそんなことを思っていた曲が、2番以降もなく、音はフェードアウトで消えて、音源は終わる。 それがそのまま収録される。 それこそが、作品だったのです。 それこそが、一つの美しさだったのです。 この曲は、完成していないと思っているまま収録されることに、美しさを見出している、とても特殊な、特別な、行為として、一番今作『スモーク』を表してる楽曲なのです。 曖昧と言ってるだけあって、 なんだかこの曲に対するエッセイも 曖昧な感じだなぁ。 “まぁ、いいや” と言うわけでこんな裏話なんかをしていたら、 1344文字目です。 では今日はここら辺で終わりにしようと思います。 次回は第三弾。 ラストです。 CD『スモーク』の中から 「スモーク」という曲と「狭間」という曲について。 次回は、ボリューミーになりそうだな。 そしてまた白紙に戻るんだな。 じゃあ、次回でお会いしましょう。 湯木慧でした。 トマト買いに行こう。 <湯木慧> ◆紹介曲「 追憶 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆紹介曲「 Careless Grace 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆メジャーファーストE.P.『スモーク』 2020年8月19日発売 初回限定盤 VIZL-1768 ¥2,400+消費税 通常盤 VICL-65379 ¥1,800+消費税 <収録曲> 1. Answer 2. 雑踏 3. 追憶 4. Careless Grace 5. スモーク 6. 狭間

    2020/08/25

  • 林青空
    元通りを望むんじゃなくて進化していく気持ちで生きていきたい。
    元通りを望むんじゃなくて進化していく気持ちで生きていきたい。

    林青空

    元通りを望むんじゃなくて進化していく気持ちで生きていきたい。

     2020年8月19日に“林青空”が1stシングル「ハイヒールシンデレラ」をリリースしました。今作は、アレンジおよびプロデュースに亀田誠治を迎え、新たな挑戦となった意欲作となっており、夏にぴったりのポップでキャッチーな、等身大の女の子への応援ソング。林青空の魅力が詰まった、夏にぴったりのポップな楽曲をぜひお楽しみください!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“林青空”による歌詞エッセイをお届けいたします。綴っていただいたのは、今作のタイトル曲「 ハイヒールシンデレラ 」にまつわる話です。ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』のエンディング・テーマとして書き下ろされたこの曲。どのように取り組み始め、どのように書き上げたのか、その軌跡を明かしていただきました…! ~歌詞エッセイ~ 私林青空は2020年2月26日に1stフルアルバムでメジャーデビューした。タイトルは「出航日和」。地元大阪のライブハウスから始まり、本当に沢山の人達に支えられてやっとここまで来られた。さぁこのアルバムを掲げて新しいステージへと出航だ!とそんな矢先、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリリースイベントが一部中止、4月に予定していたアルバムツアーも中止になり、想像もしなかったスタートに未来への不安や、現状への不満をひたすら曲にする日々がしばらく続いた。 そんなおうち時間にもいい加減うんざりしていた頃、急遽リモートで林青空会議が開催された。画面には久しぶりにみる事務所とレーベルのスタッフさん達の顔。みんな痩せたり太ったり、少し疲れた顔をしていた。私はカメラにどう映っていたのかわからないけれど、きっと可愛くはなかったと思う。画面越しではあるが久しぶりに顔を合わせたので一頻り談笑した後、本題へ。 ドラマのエンディングテーマの書き下ろしの依頼相談だった。1話の台本を読んでデモを作成すること、そして、提出期限は二日後だということが告げられた。説明を受けた後、レーベルで一番長くお世話になっている制作スタッフから「やれるか?」と聞かれた。私は「やってみます。」と答えた。すると「やってみます、では任せられない。」と言われた。私はその瞬間ハッとした。そりゃそうだよな。これまで二つ返事で色んなことにチャレンジしてきた。そんな林青空を側で見てきたスタッフには、環境のせいにして現実と向き合うことから逃げている、弱くなった自分を簡単に見透かされたような気がしてすごく情けなかった。 「やります。」とすぐに言い直したあと、すぐに楽曲制作へ移った。期限が二日後と言っても、リモート会議が終わったのは夕方だったので二日間とちょっとしか時間がなかった。そんなもんだよと言われてしまうかもしれないが、書き下ろしの経験もなく、決して特別筆が早いとは言えない私は必死だった。 何をどう書いていいのかわからなくて数時間、台本を見つめ続けた。友達と先輩に半泣きで二回電話をしたし、何故かお風呂にはいつもより長く入った。 書けないまましばらく経って、ドラマの中の景色や主人公の性格を想像しながら書き出している内に、自分でも感じたことのある感情がたくさん隠れていることに気が付いた。そうだ、今まで書いてきたように自分のことを書こう、そう決めてからは流れ出すように沢山言葉が浮かんだ。ドラマの世界に共感し、寄り添いながら私自身を書いた。デモは1日半で完成した。いい曲が出来た。 「ハイヒールシンデレラ」、1番Bメロに 星巡る夜道歩けば ちっぽけに思うことあるけど 絶対に曲げられない 信念がそこにはあるのだ とある。 私はドラマの主人公の、譲らない強い意志を持っているところがかっこいいと思った。時には自分より輝いていたり、努力を重ねている誰かと比べてしまって落ち込んだり、本当に正しいのかわからなくなってしまうこともあるけれど、それでも歌うことが好きな気持ちを持ち続けていたい、走り続けていたい、そんな私と似ている気がしたから。 この、「ハイヒールシンデレラ」の楽曲制作で、失いかけていた希望を取り戻せた気がしている。何もかもが台無しになったと思っていた時もあったけれど、イレギュラーなこんな状況の中でも、今までを見つめ直すことができたり、新しい自分を見つけられたり面白いことは沢山あるし、元通りを望むんじゃなくて進化していく気持ちで生きていきたいと、今は思っている。まだまだやれるぞ~!って。 私がドラマの世界や主人公に共感しながら私自身を歌ったように、この楽曲に少しでも共感しながら聴いてもらえる瞬間があれば嬉しいな。 <林青空> ◆紹介曲「 ハイヒールシンデレラ 」 作詞:林青空 作曲:林青空 ◆1stシングル「ハイヒールシンデレラ」 2020年8月19日発売 UPCH-5973 ¥1,091+税 <収録曲> 1.ハイヒールシンデレラ 2.白いワンピースを着て 3.秋風 -stay home ver.-

    2020/08/24

  • みゆな
    女の子目線からの「あのね、この話」。猫目線からの「あの猫の話」。
    女の子目線からの「あのね、この話」。猫目線からの「あの猫の話」。

    みゆな

    女の子目線からの「あのね、この話」。猫目線からの「あの猫の話」。

     2020年8月25日に“みゆな”が新曲「 あのねこの話 feat. クボタカイ 」を配信リリース!歌ネットでは、歌詞先行公開がスタート!詞曲は、みゆなとクボタカイによる共作です。ひとり夜の散歩に出かけたくなるような表現が散りばめられており、タイトルの「あのねこの話」は“ダブルミーニング”を持つ言葉となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“みゆな”による歌詞エッセイを、2週に渡りお届け!今回はその第1弾。HIP-HOPシーンを賑やかしている新世代ラッパーの代表格“クボタカイ”とのフィーチャリングのきっかけや、タイトルに込めた意味などを明かしていただきました…!歌詞と併せてお楽しみください! ~歌詞エッセイ#1~ 「あのねこの話 feat. クボタカイ」。 クボタカイくんとは私と同じ宮崎県出身で、プライベートでも仲の良い友達です。お互いに自分の世界観があって、それぞれ違うんだけどなぜか混ざり合うし、彼と歌ってるとすごく楽しい。 たまに二人でテーマを決めて即興でセッションをしたりしていて、録音などはしていないから、良い楽曲が生まれたとしてもすぐに忘れてしまう。二度と同じ曲に出会えない儚さを楽しんでます(笑)。 そうやって話したり、歌って遊んでいる中で、二人で一回きちんと曲が作りたくなって、クボタくんもノリノリになってくれて。そこから今回のコラボが実現して「あのねこの話」が生まれました。 タイトルは、 「あのね、この話」/「あの猫の話」 どちらの意味でも、捉えられる。 素直になれなくて猫をかぶって、それを脱ぎたいのに、変わりたいのにできないでいる女の子。そんな女の子目線からの「あのね、この話」。 自由奔放に生きる野良猫。猫目線からの「あの猫の話」。 この2つのポイントを元にかわいいさもありながら、悲しくて苦しい、両方の意味を込めたストーリーを描いています。 私が思う「あのねこの話」とクボタくんが思う「あのねこの話」はきっと違うし、それぞれの正解がある。聴いてくださった方にもそれぞれの想像が生まれて、そのひとつひとつも正解だと思います。 歌詞とあわせて沢山聴いて、沢山想像してみてほしいです。そして、この楽曲を聴いた皆様が抱いた思いを大切にして欲しいなぁと思います。 レコーディングでは私が初めて福岡でライブをさせていただいたライブハウスの近くに、今回レコーディングをさせていただいたスタジオがあって、当時の事を思い出して懐かしい気持ちになりながらも、初めて自分だけが歌うのではなく、クボタくんと集まってアイデアを出し合いながら進めたので、新鮮でとても楽しみながら作品作りをすることができました。 作詞もクボタくんと私の二人で共作しているのですが、お互いのイメージが同じ曲に向き合っていても違ったり、それぞれの特徴や目線が感じられて面白かった。得意な事をうまく掛け合わせながら完成させられたんじゃないかな。 ― To クボタカイ ― 沢山伝えているつもりだけれど、本当に出会えてよかったです。これからもたくさん音楽しよう。クボタくんのおかげでお友達もたくさん出来ました。感謝しています。クボタくんの音楽を愛してやまない気持ちをずっと応援しています。共に弾けよう~! Question. 「猫になったら一番にどこ散歩する?」 ― from みゆな ー <みゆな> ◆紹介曲「 あのねこの話 feat. クボタカイ 」 作詞:みゆな・クボタカイ 作曲:みゆな・クボタカイ

    2020/08/21

  • さとうもか
    愛ゆえに正しくいられないことも、たまにはあっていいと思う。
    愛ゆえに正しくいられないことも、たまにはあっていいと思う。

    さとうもか

    愛ゆえに正しくいられないことも、たまにはあっていいと思う。

    2020年8月5日に“さとうもか”がニューアルバム『GLINTS』(読み:グリンツ)をリリースしました。きらめきを表す「GLINTS」と名づけられた今作は、夏の恋にまつわる短編映画10作のオムニバスのような、自身初の季節をテーマにした作品に。アルバムと同タイトルのリード曲「Glints」は、突き抜けるような爽やかさと勢いがありながら、淡い夏の情景が浮かぶ、きっと誰もが体験した奇跡の瞬間の連続で起こる最高の夏を歌った1曲となっております…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“さとうもか”による、歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 愛ゆえに 」にまつわるお話。たとえ、隣に居心地が悪くても、自分を犠牲にしてしまっても、それでもそばにいたい…そんな恋をしているあなたに届きますように。 ~歌詞エッセイ最終回:「 愛ゆえに 」~ 女の人の準備は時間がかかる。もちろん最速を目指せば、歯を磨いて顔を洗って終わり。それでもって着古して寝巻きに降格したTシャツなんかを着る時だってあるけど、好きな人と会うとなると、話は別だ。 準備は前日のお風呂の時間から始まる。肌も髪も、寝る前にたっぷり仕込んで、小顔になるマッサージなんかも調べて試す事だってある。明日着る服のコーディネートを考えて、髪の毛のセットとメイクをするには、出発の○時間前に起きて……文字にするととんでもなく面倒くさそうに見えるけど、実際好きな人と会える前日に、そんな事は1ミリたりとも思わない。 それでも「ごめん、やっぱ今日はやめとく。」の一言でその全てを無しにされてしまう時もある。すぐに「全然いいよ」と返信して、自分に仕方ないと言い聞かせて、行き場のない気持ちをどうすればいいか分からないまま、空いてしまった休日が終わっていく。 私の3rdアルバム『GLINTS』の中の「愛ゆえに」という曲の主人公は、そんな事にモヤモヤしながらも、“彼に嫌われるのが嫌”という理由がしっかりあった上で相手を許していた。だから2人の間では多分それなりに成り立っていたんだと思う。 でもそんな関係が長く続くと、そうじゃなかった頃の自分をだんだんと思い出せなくなっていく。彼との時間を作るために、色々なものを犠牲にして、今残っているのは彼だけなんじゃないかと錯覚する。頑張れば頑張るほど上手くいかなかったり、大切に、慎重に触れようとするほど遠くなっていくのは、もはや誰が悪いでもなくて、多分もうどこかの時点で本当は終わらなければいけなかっただけの事なんだと思う。 終わりは言葉にすれば簡単だし、他人から見れば一言で終わるような事だけど、実際自分の事になると、そう簡単にはいかない。思い出も愛もずるい気持ちも信じたい気持ちも、そんな全部をひっくるめて答えを出すなんて、すぐに出来るわけがない。 幸せの形は本当にそれぞれだと思う。この曲を主人公の目線で見ると、相手の男の人の方がどうしようもない人間だと思うかもしれないけど、逆にこの男の人の元々の性格や、主人公に対して思っていた事も色々あると思うし、そもそも主人公が相手と同じくらい自由な人だったら、お互いの違いをもっと理解して認め合っていたら、もしかすると2人は上手くいっていたかもしれない。 2人の関係は2人で作っていくものだけど、主人公はその2人で作り上げた関係の中にいる事が、最終的に苦しくて悲しかった。それに多分、相手の男の人もそうだったんだと思う。だから、ただひたすらに仕方のない事だった。誰も悪くない。もうそうなるしかなかった。 それでも私は、自分の気持ちに嘘を付きたくなる程人を好きになれる事は、誰がなんと言おうと、本当に特別で素敵な事だと思う。愛ゆえに正しくいられないことも、たまにはあっていいと思う。 <さとうもか> ◆紹介曲「 愛ゆえに 」 作詞:さとうもか 作曲:さとうもか ◆3rd ALBUM『GLINTS』(読み:グリンツ) 2020年8月5日発売 ANCP-006 ¥3,000 (税込) <収録曲> 1.Glints 2.オレンジ 3.Poolside 4.愛ゆえに 5.パーマネント・マジック 6.Strawberry Milk Ships 7.あぶく 8.アイスのマンボ 9.My friend 10.ラムネにシガレット

    2020/08/20

  • 湯木慧
    嘘とか裏側とか保身とか中途半端な愛情とか、人間は馬鹿だ。
    嘘とか裏側とか保身とか中途半端な愛情とか、人間は馬鹿だ。

    湯木慧

    嘘とか裏側とか保身とか中途半端な愛情とか、人間は馬鹿だ。

     2020年8月19日に“湯木慧”がメジャーファーストEP『スモーク』をリリースしました。今作について彼女は「モノが燃えて灰になるまでの間で生み出される煙のように、自分と他者、人間と人間、過去と未来、理想と現実、そのどちらでもないという曖昧なモノ、それらの間で生み出される煙のような感情を作品にしました」とコメント。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作をリリースした湯木慧による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 Answer 」と「 雑踏 」についての想い。彼女が何を見つめ、何を感じ、何を伝えたくて誕生した2曲なのか…。是非、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第1弾~ 悶々としてる、 日々 嗚呼、目が悪いからかな。 僕はとても弱いけど 自分の事が好きだ。 みんな自分が、大好きだ。 人の目が気になり、 恐いだなんて言うのに、 なんとも強欲に行動してるな、君。 なんともおせっかいに生きてるな、僕。 今日はまず『スモーク』というCDの中のトラック1、 「 Answer 」という曲について、少し話そうと思います。 まず生まれるということの後には圧倒的自分だけの世界というものが出来て孤独も一緒に生まれるということを、メジャー1st Singleと2nd Singleにて、“誕生”と“孤独”という言葉をキーワードに作品を作りました。どちらも自分と他者があることによって、の作品でした。そして、今回。 自分と他者の次には、 【自分と自分】という世界が広がりました。 それが今回のCD『スモーク』です。 そして「Answer」という曲は時を経て生きていく中で、人の目が気になるようになったり、自分ではない誰かを生きるようになったり、愛を恥ずかしいと思うようになったり、あたたかさや温もりや他者を知り、求めてしまって、期待してしまって、頼り甘えすぎてしまって、脆くなっていく、そんな自分への嫌悪感、そして根付いて消えないもう片方の感覚。それらを表現した楽曲です。 自分が嫌になっていき嫌悪感や悲観的感覚や不遜的感覚が充満する。でも、その片方だけで世界を見ていなくて、未来を見ていなくて、見る事が出来なくて、もう片方は、希望や衝動や愛情が、絶えず疼いていたのです。どんなに、全てが嫌になっても、消えることのない欲や希望は、片方があればもう片方の方に、深く根付いているのかもしれない。 僕はこの二つの目で、自分を、見ていた。 今864文字あたり。長文書くのって難しいのかなと思っていたら、以外と書けているなぁ自分。つらつらとややこしいことを書いてしまったから、疲れてもう読むのをやめてしまった人が多くいるのではないかと不安になった。考えすぎかな。嗚呼…目が悪いからかな。メガネを外しながら書いていたので、メガネをつけて、もう少しだけ書き進めていこうと思う。次は、 『スモーク』というCDの中のトラック2、 「 雑踏 」という曲について。 人間は馬鹿だ。 めんどくさい。 そうだ、上手く作られすぎたんだな。 嘘とか裏側とか保身とか中途半端な愛情とか、 人間は馬鹿だ。 私も、人間か。 この曲は、電車に乗っている時に書きたいなと思った曲です。人間観察が好きでよくするのですが、ある日電車に乗っていたら、ものすごく申し訳なさそうに乗っている人が居て、その他多くの人がその車両に乗っていたのに、その人だけとても目を惹きました。私はその時、なんとも言えない…物凄く悲しい気持ちになり、もし生きている事がここにいる事が、申し訳ないと思っている人が居るのであれば、全力でそこに居ていいよ。と言ってあげられる曲が欲しい。と思い生まれたのが「雑踏」という曲なのです。 一般的に何かを殺したり壊したり傷つけたりする刃物に“メス”という名前をつけて、命を助けたり守ったりする刃物を生み出し、持っているのも、人間でした。 そんな感じの楽曲です。 あれ、この曲、「雑踏」っていうタイトルじゃなくて「メス」の方がいいんじゃない?なんて思ってきてしまいました…優柔不断です。 まずいです…もう変えられないのに。メガネをかけたから、目がよく見えすぎてしまったかも、という訳で、今回はここら辺で、終わりにしたいと思います。 また次でお会いしましょう。 <湯木慧> ◆紹介曲「 Answer 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆紹介曲「 雑踏 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆メジャーファーストE.P.『スモーク』 2020年8月19日発売 初回限定盤 VIZL-1768 ¥2,400+消費税 通常盤 VICL-65379 ¥1,800+消費税 <収録曲> 1. Answer 2. 雑踏 3. 追憶 4. Careless Grace 5. スモーク 6. 狭間

    2020/08/19

  • the peggies
    隠し味でたっぷり思い出補正をして、まだ繋がってるような気になって
    隠し味でたっぷり思い出補正をして、まだ繋がってるような気になって

    the peggies

    隠し味でたっぷり思い出補正をして、まだ繋がってるような気になって

     2020年8月26日に、3ピースバンド“the peggies”がニューシングル「センチメートル」をリリース!タイトル曲は、TVアニメ『彼女、お借りします』オープニングテーマに抜擢され、放送前からSNS等で話題に。7月18日からは単曲の先行配信がスタート、YouTubeでは東京・LIQUIDROOMにて無観客で撮影されたSpecial Videoも公開されております…!  さて、今日のうたコラムでは、そんな新作を放った“the peggies”の北澤ゆうほ(Vo&Gt)による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は 第1弾 に続く第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 花火 」に通ずるお話。自身の花火にまつわるバッドエピソードを交えつつ…、この歌詞を書き始めたきっかけやそこに描かれている想いについて綴っていただきました。 ~歌詞エッセイ第2弾:「 花火 」~ 花火に良い思い出がありません。北澤ゆうほです。 初めて告白したのは当時多分好きだった人と夏祭りに行った日、浴衣まで着て気合を入れたのに、帰り道に意を決して告白してみたら 「ごめん、そういうんじゃないわ」 とフラれて撃沈。一緒に!浴衣着て!夏祭りまで行って!花火も見たじゃん!!これがそういうんじゃないならなんなん!!! 学生の頃には、家族で花火大会に出かける道中に両親が大大大喧嘩をしてしまい結局最悪な空気が私たち家族を襲い、全く持って花火どころではなかった。ただ沈黙の中、花火の音だけがやたらと大きく聞こえた悲しい夏の思い出。 最後に、当時、遠距離恋愛をしていた彼氏と都内の花火大会に遊びに行った日の事。まず彼氏は大幅に遅刻。まぁこれは良いでしょう。許します。でも花火が始まって、花火を見上げながら彼氏に声をかけるも一向に返事が返ってこないので、まさかと思い隣を見たら、なんと彼は隣でスヤスヤと爆睡中。 いやいやいや!たまーに大きい花火が上がると音で起きるのすら腹立ってくる。まぁその前後にも色々あったんでしょうね、呆れた私は地方に住んでる彼を都内の花火大会場に置いて一人で帰りました。彼が目を覚めたときにどんな反応をしたかは一生知る由もありません。 でも流石にやり過ぎたかなと反省してます。もうやりません。許して下さい。 はぁ。花火エピソードを全て吐き出させて頂きました。ご清聴ありがとうございました。 ここからが本題です。遅っ! ある夏に神宮球場で花火を見たとき。座った席が花火ととっても近くて、火花?燃えかす?のようなものが降ってきたんです。花火は散っても熱を持ったまま空中をふわふわと彷徨って次第に落ちていく様が、まるで失恋したあと喪失感を抱いたまま暮らす日々のようだなと。 そんな風に花火と自分が重なって、この歌詞を書き始めました。 二人でよく行ったコンビニとか、二人で見た映画とか、思い出のかすみたいなのを必死に寄せ集めては、隠し味でたっぷり思い出補正をして、まだ繋がってるような気になって寂しさを紛らわせる日々。でも時が経てば、そのコンビニも無くなって、二人で見た映画もよくよく思い出せば特別心に残るわけでもないものだったなって気が付いちゃったり。 そうやってしがみつく物が減って来ると、これまた救いようのない寂しさに襲われますよね。 長く付き合えば付き合うほど、「このままずっと一緒にいたい!」が「このまま一緒にいるんだろうな~」に変わってくる。そうやって色んな綻びに気付かずなんとなく過ごしてしまっていた日々って、こんなにも後から後悔となって襲ってくるんだなって思います。 当たり前なんて何処にも無いですね。当たり前だけど。 <北澤ゆうほ> ◆紹介曲「 花火 」 作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ ◆ニューシングル「センチメートル」 【先行配信】2020年7月18日 【CD発売】2020年8月26日 通常盤 ESCL5440 ¥1,320(税込) 期間生産限定盤(アニメ盤) ESCL5441-2 ¥1,870(税込) <収録曲> 1.センチメートル 2.花火 3.君のせい(Live Ver.) 4.センチメートル Anime Ver. ※期間生産限定盤(アニメ盤)のみ収録

    2020/08/18

  • 阿部真央
    「本当の自分を置いてけぼりにしてしまう」原因ってなんでしょうか?
    「本当の自分を置いてけぼりにしてしまう」原因ってなんでしょうか?

    阿部真央

    「本当の自分を置いてけぼりにしてしまう」原因ってなんでしょうか?

     2020年8月12日に“阿部真央”が約4ヶ月ぶりとなる新曲「Be My Love」を配信リリースしました。<君が私を見てくれたなら 君が隣に居てくれたなら 夢のよう>と幕を開ける歌。高揚感のある抜けの良いメロディとスケール感の大きい歌声が相まって、聴いていると思わずシンガロングしたくなるポップな1曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“阿部真央”による歌詞エッセイをお届けいたします!綴っていただいたのは、新曲「 Be My Love 」に通ずる真の想いです。自分で自分がよくわからないという方。なかなか自分らしくいることが難しいという方。それが苦しくて悩んでいる方。この曲とエッセイが届きますように…! ~歌詞エッセイ:「 Be My Love 」~ 皆さんこんにちは。歌手の阿部真央です。 突然ですが、 皆さんは、自分自身と言うものをどれくらい知っていますか? 自分が本当に好きなものとか 本当に大事にしたい人とか 本当に望む生き方とか どれくらいご自身について把握されていますか? 私はと言いますと、実はつい最近までよく分かっていませんでした。 正確には現在もまだまだ模索中です。 世間がコロナ禍に陥ったことで、もれなく私のお仕事もストップし 出来まくったたくさんの時間の中で内省を繰り返して、やっと少し自分が掴めた感じです。 私はこれまで、あまり目的を持って生きてこなかった人間でした。 好きなことをある程度上手く出来るようになり、 それが人から求められたことにより、 目的を持たずしてここまで生きてこられてしまったという感じです。 もちろん、10年以上ずっと応援し続けてくれているファンの皆さんに本当に感謝しているし、 皆さんを心から大切に思っています。 というかファンの皆さんに届けたくて今の形で音楽をやっているってのが大部分なので。 だけど、「誰かの為に」と「自分の為に」は必ずしも合致するわけではないということです。 今のスタイルが嫌なわけではありませんが、どちらかが不透明だと自分の中の答えも導き出せませんね。 もしかしたら同じように感じている方も多いかもしれません。 これは実体験なので自信を持って言えるのですがね、 自分が本当に好きなもの 自分が本当に求めるもの これが分かってない人は、もう120%、 満足のいく人生なんて送れていないものです。 私がそうだったので、もうこれは断言しちゃうのです。 いつも他の誰かになろうとしちゃって いつも他の人から好かれるように行動しちゃって そのうち自分が本当に動きたい方向も分かんなくなっちゃって もうそれってもはや、全然自分じゃないのです。 自分が置いてけぼりって感じです。 自分で生きてないから、 とっても苦しかったり、 ちゃんと満たされなかったり、本当大変です。 では、「本当の自分を置いてけぼりにしてしまう」原因ってなんでしょうか? 私は、その答えは、 「自分が自分をちゃんと愛してあげられないから」 だと思いました。 自分はダメだから良くならなきゃとかね 自分は嫌われる存在だから人から好かれなきゃとかね 自分で自分を否定してしまっているのですね。 もうこれに尽きると思いました。 もちろん私もこの思考、根深くあります。 もう超ありありです!曲聞いたら分かるか!(笑) でももうそろそろ この考え本格的にやめたいなって思ったんです。 だから自分とただ話し合うことを、今はやってます。 私の新曲が「Be My Love」っていう曲なんですけど、 これ一見ラブソングなんですね。 というか2年前に歌詞書いたときは、私もラブソングのつもりで書きました。 でも私今回のこの歌ネットさんのエッセイのお話をもらって、今回の新曲について考えた時に、 「あ、これ、私が本当の自分に会いたかったって歌なのかも」と思いました。 Dメロに <本当はずっと気づいてた 今まで見ないようにしてた 君を愛してると> とあります。 この「君」って、私にとっての“本当の自分”なんだなって思いました。 そう、本当はずっと愛してたし 愛してあげたかったんです自分のこと。 でも出来なかった。 出来ないと思ってました。 何故なら私は色々劣っているダメな人間だと思っていたからです。 でも、 本当の自分のその手に触れて、本当の自分と近づきたいって歌を、 私はちゃんと2年前に描いてました。その時は気づかなかったけど。 そして今、それが私の中で実現しようとしてる最中にこの曲が世の中に発信されます。 自分をこの世で1番心底愛してあげられるのは 多分自分だけです。 だからこれからはちゃんと愛してあげたいなって思いました。 本当はずっと、自分を愛してることに気づいてたから。 そこに目を向けるときが来たのだと思います。 これは私の、今回の曲に対する世界観です。 あなたにとってはどんな曲になるかな? 「Be My Love」、是非聴いてみて下さいね。感想も下さいね。 出来るだけたくさんの人が自分の笑顔が最高だって心から思えますように。 乱文ごめんなさいね。 大好きですよ。 では、さようなら。 <阿部真央> ◆紹介曲「 Be My Love 」 作詞:阿部真央 作曲:阿部真央

    2020/08/17

  • the peggies
    誰からも愛されない事より、誰の事も愛せない事の方が何億倍も寂しい
    誰からも愛されない事より、誰の事も愛せない事の方が何億倍も寂しい

    the peggies

    誰からも愛されない事より、誰の事も愛せない事の方が何億倍も寂しい

     2020年8月26日に、3ピースバンド“the peggies”がニューシングル「センチメートル」をリリース!タイトル曲は、TVアニメ『彼女、お借りします』オープニングテーマに抜擢され、放送前からSNS等で話題に。7月18日からは単曲の先行配信がスタート、YouTubeでは東京・LIQUIDROOMにて無観客で撮影されたSpecial Videoも公開されております…!  さて、今日のうたコラムでは、そんな新作を放った“the peggies”の北澤ゆうほ(Vo&Gt)による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、タイトル曲「 センチメートル 」に通ずるお話。あなたには今“運命の人”が存在していますか? そんな存在を信じられますか? 恋をしている方も、そうでない方も、是非歌詞と併せてエッセイをご堪能ください…! ~歌詞エッセイ第1弾~ 結局運命なんてただの思い込みで、この人こそ自分の運命の人だ!と信じたいが為に、そう思い込めるような要素や情報を自ら収集してるだけな気がする。 運命の人、って肩書きがあるだけで私たちはなんだか安心してしまう。このまま突き進んでいいよ!と自分自身に言い聞かせて背中を押すにはうってつけの文句。そうやって勇気なんて貰っちゃったあとには、厄介な恋愛ゲームのコマをまたひとつ進めてしまうのである。 そんな根拠のない確信を持ったところで、後々しわ寄せを喰らって傷付いちゃうのにね。何度同じ過ちを繰り返しても学べない私たち。 自己紹介が遅れました。はじめまして、北澤ゆうほです。 冒頭から絶望的なそれっぽい事を言ってしまいましたが、私は人生を俯瞰してるわけでもなければ、全てを知ったような顔をして絶望しているわけでもないです。なんならそういうの一番ダサいと思ってるタイプ。 じゃあ何が言いたいの?って、そうだな。目に見えない「運命」なんてものを目に見えないまま自分の心に作り上げて、さらにそれを着火剤にしちゃうくらいお熱になれる相手がいる事自体、超~~~~素敵じゃない?って事です。 私は、誰からも愛されない事より、誰の事も愛せない事の方が何億倍も寂しい事だと思う。だから、好きだなって思える人がいるなら、それだけで貴方の人生は大当たりの真っ只中。だから大丈夫。正直それが運命でも運命じゃなくてもどっちでもよし。見てこの無責任な文章。でもそんなもんでいいんだよ、ほんと。 ちょっと話は変わりますが「 センチメートル 」の<僕>、運命なんて言えない、って事は、運命だって言いたいし、心のどこかでそう思ってるんだろうな。でもまだ自信がなくて、傷付きたくなくて、一歩引いたポーズをとってしまう。まだそんなじゃないよ、って。本音は一歩引くどころか何歩も先に進んで行ってるのに。 分かる。分かるよ。 そりゃそうか私が書いた歌詞だもん。 <僕は君に何をしてあげれるかな>って、まるで君を守る!ってスタンスを見せてるけど本当は、弱さを見せてくれた君に必要とされたくて、自分の存在意義を感じたくて、側にいるだけなんですよね。みなさんも思い当たる節あるんじゃないでしょうか。私はたっっくさん思い当たる節があるので歌っていて胸が痛いです。苦しい。図星。 早くみんなでそういう恋愛は卒業したいものです。 頑張りましょう。いつになる事やら。 まぁでも、大当たりって、たくさんのマイナスを経てやっと見つけられるものだったりしますよね。色んなフラストレーションを抱えて、もがき苦しむ日々だったからこそ、向こう側に見える微かな光に気が付けて、手を伸ばせて、君と出会えるんだと思う。最初っからまばゆい光の中にいて満たされてたら、少し遠くの光にも気が付けないもんね。 長々と書きましたが、今自分は暗闇の中です、、という方は、大当たりする為の助走期間だと思ってなんとか心と身体を繋ぎ止めていて欲しいなと思いますし、好きな人がいるよ!恋愛してるよ!って方は、運命なりなんなり自分に都合のいい謳い文句をつけて、自信を持って、まず第一に自分を愛しながら恋愛を謳歌して欲しいなと そんな風に思います。 <北澤ゆうほ> ◆紹介曲「 センチメートル 」 作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ ◆ニューシングル「センチメートル」 【先行配信】2020年7月18日 【CD発売】2020年8月26日 通常盤 ESCL5440 ¥1,320(税込) 期間生産限定盤(アニメ盤) ESCL5441-2 ¥1,870(税込) <収録曲> 1.センチメートル 2.花火 3.君のせい(Live Ver.) 4.センチメートル Anime Ver. ※期間生産限定盤(アニメ盤)のみ収録

    2020/08/14

  • さとうもか
    運命だったかどうかは、最終的には死ぬ時にしか分からないのかも。
    運命だったかどうかは、最終的には死ぬ時にしか分からないのかも。

    さとうもか

    運命だったかどうかは、最終的には死ぬ時にしか分からないのかも。

    2020年8月5日に“さとうもか”がニューアルバム『GLINTS』(読み:グリンツ)をリリースしました。きらめきを表す「GLINTS」と名づけられた今作は、夏の恋にまつわる短編映画10作のオムニバスのような、自身初の季節をテーマにした作品に。アルバムと同タイトルのリード曲「Glints」は、突き抜けるような爽やかさと勢いがありながら、淡い夏の情景が浮かぶ、きっと誰もが体験した奇跡の瞬間の連続で起こる最高の夏を歌った1曲となっております…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“さとうもか”による、歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は 第1弾 に続く第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 オレンジ 」にも通ずる“運命”のお話。みなさんは、運命の人だと信じて疑わなかった相手に対しての“ズレ”を感じて、戸惑ってしまったことはありませんか…? ~歌詞エッセイ第2弾:運命はただのおまじない~ 今回3rdアルバム『GLINTS』は、夏をコンセプトにして、10人の主人公を立てた曲を書いたものなのだけど、その中の「 オレンジ 」という曲の主人公が1番私に似ていると思う。 私は、運命というものをかなり信じている。いや、もしかすると“かなり”ではなくて“すごく”かもしれない。これは今に始まった事ではない。多分中学生の頃からじわじわと、その考えを自分に浸透させてきたような気がする。 運命は時にはひどい事もするけれど、基本的には私を救ってくれる。例え何か最悪な事が起こったとしても、元々そうなる運命だったのかも、と運命のせいにすればほんの少し心が楽になったり、解決までしてくれる事だってある。 たまに自分のそういうところはズルくて嫌いだなと思う時もあるけど、なんならそれもそういう性格になっていく運命だったのかもしれないなんて思う。という事はそもそも、こんな風に運命を過信するようになった事も運命なのか?という事は、この家に生まれた事も運命で、今こんな事を考えている事も運命で決まっていた事なのか? …この話をこれ以上続けると、多分最終的には宇宙の話になって行き、「やっぱ宇宙って広くて不思議だな~」という小学生がふと思うような事を思って終わるだろうというところまで想像がつく。なぜ分かるかと言うと、もう何度もこのループにハマった事があるから。こんなにも神秘的なベールと説得力を纏った、何の根拠も無くて地に足の付かない理論は、この世には運命以外存在しないんじゃないか?とさえ思うほど。 そんな運命信者な私にも転機があった。私は昔から頭で考えるより、直感や感覚で色んなものをとらえてきた。説明書なんてほぼ読んだ事がないし、心の思うまま、手の動くまま、本当に動物的に行動しているような気がする。あえて直感や感覚だけで色んなことを判断しようと心がけていた時期もあった。そういう考えが根底にあるからか、私は性別問わず、人に対してよく「この人、なんか運命かもしれない!」と思っていた。 でもここ最近になって、運命っぽいと思っていた人でも深く知っていくと、考え方が全く違ったり、タイミングが合わなかったりして、かなり頭を悩ませた出来事もあり、運命と自分の感覚を信じたかったけど、段々その感覚を疑うようになった。 その辺りから私は、運命は運命なんじゃなくて、私の中のおまじないみたいなものだったのかもしれないと気付いた。運命だったかどうかは、最終的には死ぬ時にしか分からないのかもしれない。そしてきっと、元々決まっていたのではなく、自分の行動次第で変わって行くものなのかもしれない。 そう気づいてから、フィーリングだけじゃなくて自分の気持ちで選ぶことを心がけるようになった。自分の気持ちで選ぶということは、自分の行動に責任と自信を持つということ。なんとなく、これは私にとって大人になっていくということの1つのステップだったのかもしれない。 「 オレンジ 」は私の曲の中ではキングオブポップソングなので、是非このよく分からない運命論は全て忘れて聴いてみてほしい。 <さとうもか> ◆紹介曲「 オレンジ 」 作詞:さとうもか 作曲:さとうもか ◆3rd ALBUM『GLINTS』(読み:グリンツ) 2020年8月5日発売 ANCP-006 ¥3,000 (税込) <収録曲> 1.Glints 2.オレンジ 3.Poolside 4.愛ゆえに 5.パーマネント・マジック 6.Strawberry Milk Ships 7.あぶく 8.アイスのマンボ 9.My friend 10.ラムネにシガレット

    2020/08/13

  • 林部智史
    好きだからこそ、こだわりを持てることに幸せを感じています。
    好きだからこそ、こだわりを持てることに幸せを感じています。

    林部智史

    好きだからこそ、こだわりを持てることに幸せを感じています。

     2020年7月29日に“林部智史”がニューアルバム『II(セカンド)』をリリースしました。デビューアルバム『I(ファースト)』以来、2年半ぶりとなる今作。ライブでパフォーマンスしながら少しずつ形を変え進化していった曲、アルバムのために書き下ろされた新曲、真骨頂の癒しのバラードからJAZZYなアレンジ、R&Bテイストの楽曲まで、今、林部智史が伝えたいメッセージを余すことなく織り込んだ全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“林部智史”によるスペシャルエッセイを3週に渡ってお届け!今回は 第1弾 、 第2弾 に続く最終回。最後に綴っていただいたのは、今作についてのよりマニアックなこだわりについてのお話です。テーマは「おうちでコンサート」。そのために大切にした3つのものとは…?是非、作品と併せてお楽しみください! ~スペシャルエッセイ最終回~ 最後のコラムとなりましたが、 よりマニアックに今回の作品「II」について お話していきたいと思います。 「おうちでコンサート」 “おうちでコンサートを お楽しみいただけるようなアルバム” それが今回のアルバムのテーマになっています。 具体的には “生演奏” “一発録り”を基本とし、 曲順は実際のコンサートを想定して “セットリスト”として決めました。 “生演奏” CDから聞こえてくる音色は、 現代の音楽シーンでは、感覚的に 半分以上が機械音のような気がします。 それが良い、悪いではなく、 機械でも生演奏と遜色ない綺麗な音が出るし、 生演奏では出すことができない音が作れる。 ということが大きな理由です。 実際僕の過去の作品にも、 数曲作り込んだ音が入っていますし、 今作では9割以上生演奏ですが、 ポイントポイントで使っています。 ―空間の音を入れたい― これは僕だけが使うであろう表現ですが、 ピアノのペダルを踏む音、 ギターのコードチェンジ際のバズ音と呼ばれる音、 ドラムの細やかなリズム音、 これは生演奏でしか出ない音だと思います。 正確には、その音さえも 作ることができてしまうのですが、、 それでも若干違うと思っています。 林部智史のコンサートの臨場感を出すには、 生演奏を基本にしたい!そう思っています。 “一発録り” コンサートは一発勝負です。 第一弾のコラムでもお話した通り、 音程などを綺麗に直してしまいたい欲と闘いながら、 一発録りにこだわっています。 ボーカルの一発録りは デビュー当時からこだわっていたのですが、 楽器のみなさんと全てを一緒に録ったという点では、 特に今回のアルバムの聴きどころかなと思います。 中でも最も歌い込んだ曲、 「僕はここにいるII」に関しては ノークリックで録りました。 基本的に、全員が一定のリズム=クリックを 耳で聴きながらレコーディングは行われます。 音が揃う、演奏しやすい、歌いやすい というメリットはあるのですが、 勢いが少し無くなってしまいます。 そして、ものすごく難しいです。 そのクリックを聴かない、ノークリックで 録ることができたのは、何度もコンサートで 音を奏でてきたバンドメンバーさんと レコーディングできたからだと思います。 “セットリスト” 曲調、声の出し方、楽器の種類、曲のキー、 メッセージ性、様々なことを考慮しています。 一つ一つのピースを組み合わせて パズルのように曲順は決めていくのですが、 実際に通して歌ってみたり、 レコーディングが済んだ 仮の音源を並び替えて聴いたりしています。 よく大好きな歌手のCDを聴き込んでいると、 曲順までしっかりと覚えてしまうため、 一曲が終わるごとに、次の曲のイントロが 頭の中で先行して流れ始めることがあります。 その感覚をセットリストを決める上で大事にしています。 特に今作では、 4.Perfect day からの 5.二つの横顔 この流れは個人的に気に入っています。 是非聴いてみてください。 最後のコラムは とてもマニアックになってしまいましたが、 読んでくださいまして 本当にありがとうございました。 全てを理解してほしい!と 思っているわけではありませんが(笑) 好きだからこそ、こだわりを持てることに 幸せを感じています。 そんなこだわりのアルバム「II」 今だからこそ聴いていただきたい音楽です。 <林部智史> ◆ニューアルバム『II』(読み:セカンド) 2020年7月29日発売 [CD+DVD] AVCD-96518 ¥4,500(税抜) [CD] AVCD-96519 ¥3,000(税抜) <収録曲> 01. あの頃のままに 02. タカラモノ 03. 君だけが消えない 04. Perfect Day 05. 二つの横顔 06. 明日の色 07. 人生で一番幸せな日 08. You 09. やさしいサヨナラ 10. 夢 11. 恋衣 12. 僕はここにいるII 13. あなたへ

    2020/08/12

  • イチオシ!
    自身が手掛けた“テミン「Famous」”の歌詞への様々な質問に回答…!
    自身が手掛けた“テミン「Famous」”の歌詞への様々な質問に回答…!

    イチオシ!

    自身が手掛けた“テミン「Famous」”の歌詞への様々な質問に回答…!

     今日のうたコラムでは、人気コーナー『言葉の達人』にもご登場いただいた作詞・作曲、プロデュースで活躍中の“カミカオル”さんによる歌詞エッセイを全5回でお届けいたします。TAEMIN、日向坂46、SHINee、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、AAA、W-inds、福原美穂などなど様々なアーティストに楽曲を提供している彼女。歌詞とは?作詞とは?音楽とは? 第1弾 、 第2弾 、 第3弾 、 第4弾 に続く、最終回をお楽しみください…! ~歌詞エッセイ最終回~ さてさて。5週にわたり書かせて頂いた歌ネットさんのこの連載も今週が最終週。せっかく文章書くの慣れてきたのに~と、ちょっと後ろ髪のひかれる想いでございます。 そんな最終週。せっかくなのでこのコラムのために私が提供したある楽曲歌詞に対してTwitterで期間限定質問箱を設け、特別に質問を募集させて頂きました、、!ただその期間体調を壊してしまい、、、うまく返信に至ってない方々、本当にごめんなさい、、途中になったままで。明日から質問はまた返信していきますので、長い目で見てやってください、、待っていてね、、! そう、その楽曲とは、、、 最近『2KIDS』を公開したばかり、 SuperMでも大好調のSHINeeのマンネ、 TAEMIN テミン君の 『 Famous 』 でっすっ、、! この曲、もちろん日本語歌詞がオリジナルなんですが、韓国語verで日本以外の国でも歌われているようで、大変光栄です、、、。 たくさんの質問、ご意見、反響をありがとうございました、、、!!!音楽の力ってやっぱりすごいなぁ、、とこういう時にも思います。私がごく個人的に頭の中に描いた世界観が、一気に何万、何千万、何億?の人々とシェアされていくなんて、なんてクレイジー、、。 ご意見を頂いて、あぁ、、ちゃんと伝わっているんだ、みんな同じイメージ像でこの曲を聞けているんだ、、音楽は風化しないんだ、、などと噛み締めています。こんな想いをくれて、何よりもその世界観のインスピレーションであり、表現者であるテミン君には感謝しかありません。あなたがいなければ、この世界は確実に存在し得ない。そして余談ですが、カミカオルは今更、韓国語をお勉強しようと決意しました。まずハングル読めるとこから。先生、よろしくお願いします。草。 いやはやしかし、『FAMOUS』はもはやSHINeeのマンネ、というより独り立ちを経て、完全なるスター君臨、でしたね。そして今思うとグローバルなSuperMでの活動に繋がるほんの序章に過ぎないのかも、、なんてゾクゾクします。いつも露出があるたびに驚きがあるテミン、、。 長い前置きでごめんなさいでした、、! では!!! 皆さんから頂いた質問に触れてゆきましょう~~~。 まず一番多かったのが、 ・インスピレーションをどこから得たか? ・テミン君のどんなところを見てこの歌詞を書こうと思ったか? という質問でした。 ・テミン君の魅力はどこだと思うか? ・このような歌詞にしてという要望や意見の交換があったか? という質問も多かったです。皆さんが感じているテミン君の魅力って、皆さんと同じように、私も同じ事を感じているんですよ~不思議ですね。やはり、誰かの魅力って、万人が思うめちゃめちゃ客観的な部分なんでしょう。だから、そこを伸ばしていくのが自分磨きの近道にもなりますね。(あ、話それた。) 私は、テミン君の思慮深い眼差しや多面性が、想像力を掻き立てられるという意味で最大の魅力だと思っています。静かながら情熱的、強いけど儚げ。彼の目って本当に何かを物語っているようで印象的ですしね。その思慮深さの奥底に、葛藤や憂い、苦悩があると仮定して、今回この歌詞を書きました。テーマは「スターの苦悩」。 曲を聞いた時に、アメリカのPRINCEという大好きだったアーティスト(というかスター!)がふっと思い浮かび、その孤高の天才とテミン君が重なった部分があったのでスター性というものをテーマにしました。それが彼のリアリティかどうか、は聴く側に委ねられているのも彼の表現者としての懐の深さだと思います。 あくまでもこの「歌詞」の中では「FAMOUS=有名」になる事で 対極の影 僕に宿ってから 手にしたステイタス という、自分自身ではない「影」に支配され、蝕まれていく精神性を表しています。 あっ。ちなみに、これはこぼれ話。ですが。<対極の影>という箇所は、実は最初は<全能の神が>と言う歌詞だったんです。でも、そこだけは別案に変わりました。それくらい振り切った歌詞の設定だったのです。そして 嘘に口づけ 代償のドラマ 悪魔に身を捧げた事で、悪夢という代償を背負わなければいけないようなフレーズも現れてくる、、!(注:今の彼の環境が悪夢というわけじゃないですよ!彼が現在病んでいる、という歌でもないです。汗) 質問では、更に ・この歌詞を書く上で苦心したところは? という内容も多かったです。皆さんに愛される曲ほど、すんなり時間がかからず書けるって事が通説でありましてですね。創作ってそんなマジカルだったりします。この曲は全く苦労はなかったんです、、。 カシャッ、スラスラスラーでした。(もちろん、絞り出しても書けない時もあります。)一番最初に浮かんだ歌詞が、ド頭の 強烈にWatch Me 歓声でAwakening 触れるモノ全てダイヤに変えようか 見つめる瞳 真珠をあげようか でした。その後も 肥大するbad romanceが蝕むエモーション このbeatは身体 侵食するポーション と言うフレーズたちは、書き始めて15分以内に生まれてきた言葉たちです。 そして、私としては、RAPの部分 僕のモノになるための特別な筋書きはいらない これが愛の序章なら ただDo Me Right は、支配しているもう一人の怪しいテミンが歌っている、という設定です。なんだか振り切って高圧的、、、。でもこのパート、意外とMVではナチュラルな表情をしていて、それがまた想像していたものとは違ってセクシーでグッときました。彼の解釈、素晴らしい、、。 そして2番にいくにしたがって、自分自身が対極の影に飲み込まれていき、 スポットの中で感じるカタルシス あたりでは、もう、完全に「あっち側」に行っちゃったテミンさんを想像、、、。そして、 鳴り止まぬdisonnance 頭痛が襲って で、壊れていく「終わりの始まり」を予言するフレーズも、、。ちなみにdissonanceって不協和音って意味です。うまくいってたはずの歯車やリズム、意識なんかが、少しずつ壊れていく比喩ですね。改めて書くと、こわいですね、、、。 今回は、かなり振り切った歌詞を書こう、と意を決して書きました。曲調がダークだったので、中途半端は退屈だと思ったし、彼が今までソロで表現してきた世界を包括するような世界観にして、ネクストステップに繋げたいと思ったからです。ダークゆえに、それ以上に幅のあるエンターテイメント性も要素として必要と感じていました。それに耐えうる曲調であったこと、そして楽曲の元々の良さにとても感謝しています。 さて、いよいよ最後になりますが。 なんと、、、!!! ここにきて、今回が最終週ではなく、まさかのアンコール回を9月1日(火)に頂きました!最終回らしい投稿は、9月1日に先延ばしさせていただき、笑 今回は、テミン君の余韻で終わらせて頂きたいと思います、、!それではまた3週間後にお会いしましょう、、! <カミカオル> ◆紹介曲「 Famous 」 作詞:Kaoru Kami 作曲:Didrik Thott・Daniel Kim ★information Abema TVなどで放送 日韓合同男性アイドル発掘オーディション番組 『G-EGG』課題曲作詞 TeamC『I Don't Care』 2020年6月3日リリース Abema TV『今日好きになりました。』 人気メンバーからなる限定ユニット  ERROR 『TRIGGER』 ★カミカオル 『言葉の達人』登場回

    2020/08/11

  • ペンギンラッシュ
    終いには覚えてないくらい溺れさせて欲しい。
    終いには覚えてないくらい溺れさせて欲しい。

    ペンギンラッシュ

    終いには覚えてないくらい溺れさせて欲しい。

     2020年9月2日、大人なギターレス四重奏(カルテット)を奏でる4人組“ペンギンラッシュ”がメジャーデビューアルバム『皆空色』をリリースします。尚、4月からの3曲の先行配信に加え、8月5日には「本音」の先行配信をスタートさせるなど意欲的に活動中。圧倒的なスキルと予測できない曲展開が耳をとらえて離さない楽曲をリリースし続ける彼女たち。1曲1曲が濃密な仕上がりとなっているという最新作にご期待を!  さて、今日のうたコラムでは、そんなニューアルバムリリースに向けて、ペンギンラッシュ・望世(Vo.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は 第1弾 に続く第2弾。綴っていただいたのは、今作の1曲目に収録される新曲「 本音 」に通ずる想い。女性言葉で歌われる荒々しい“本音”が官能的に表現されているこの曲の裏側の想いに、このエッセイで触れてみてください…! ~歌詞エッセイ第2弾:「 本音 」~ 踏み場の悪い道は ヒールに合わないの 曇った顔に気づかない 期待をしたばかりに 感じるのかもしれないわ あれは幻か 「 本音 」/ペンギンラッシュ 退屈だ 楽しそうに笑う顔を見ながら 笑い返すけれども 鉄板の上の料理が気になる 明日は何を着ようかな この後の計画を 頭の中で立てている 間合い 互いに惹かれるというのは 間合いが合うことを指すのだと思う 話のリズム 目線の飛び方 絶妙な間合いが心地よければ 精神が繋がっていく 退屈だ 料理が焦げてしまった 楽しそうに笑う顔を見ながら 笑い返すけれども 時間を確認する 可愛いな そう思えたら良いのだけど ぬるま湯の優しさは求めてない 今はそんな時 終いには覚えてないくらい 溺れさせて欲しい もっと楽しませて 始めたのはそっちでしょう 我儘な自分をほんの少し 責めながら 時間が経過を待つ 困っちゃうな 次はもう、ないかな <望世> ◆紹介曲「 本音 」 作詞:望世 作曲:ペンギンラッシュ ◆3rd Album 『皆空色』 2020年9月2日発売 VICL-65398 ¥3,000+税 <収録曲> 01 本音 02 二〇二〇(読み:ニセンニジュウ) 03 あいだ 04 冴えない夜に 05 月草 06 turntable 07 eyes 08 woke 09 淵 10 高鳴り 11 喫水(読み:キッスイ) 12 色彩

    2020/08/07

  • さとうもか
    今この瞬間が終わることをとても不安に思っていた時期があった。
    今この瞬間が終わることをとても不安に思っていた時期があった。

    さとうもか

    今この瞬間が終わることをとても不安に思っていた時期があった。

    2020年8月5日に“さとうもか”がニューアルバム『GLINTS』(読み:グリンツ)をリリースしました。きらめきを表す「GLINTS」と名づけられた今作は、夏の恋にまつわる短編映画10作のオムニバスのような、自身初の季節をテーマにした作品に。アルバムと同タイトルのリード曲「Glints」は、突き抜けるような爽やかさと勢いがありながら、淡い夏の情景が浮かぶ、きっと誰もが体験した奇跡の瞬間の連続で起こる最高の夏を歌った1曲となっております…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“さとうもか”による、歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、今回のアルバムのコンセプトとタイトル曲「Glints」にまつわるお話です。忘れてしまうことが不安で怖くて、悲しい。みなさんもそうした気持ちを抱いたこと、ありませんか…? ~歌詞エッセイ第1弾~ 夏の夜に友達と遊んでいたら、偶然どこかのお祭りの打ち上げ花火が、街の隙間から小さく光って見えた。なんだかラッキー。この子と一緒にいたら面白いことばかり起きるな。そんなことをその時思った。 私は全部の季節が好きだけど、どれか一つに決めるとしたら夏を選ぶと思う。それくらい好き。暑いのは嫌いだけど。夏の思い出は、振り返ればどれもキラキラしているように感じる。 今回のアルバム『GLINTS』は夏をコンセプトにした1枚で、私の中ではなんとなく10曲というよりも、10人の主人公を立てた短編集のようなイメージで制作した。だからこの「Glints」という曲は、メロディや歌詞を思いつく前から、アルバムのオープニングテーマ的なイメージで、夏を総括するような曲に出来たらいいなという気持ちがあった。 私は少し前まで、今この瞬間が終わることをとても不安に思っていた時期があった。過去に私がずっと覚えていたいと思っていた大切な思い出を、昔は鮮明に思い出せていたのに、段々ぼんやりとしか思い出せなくなってきた事が原因だった。今の事も数年後にはあんな風に忘れて、もしかすると忘れた事すらも忘れて、未来の私はそんなの平気な顔で過ごしていそうなのが恐かったし、悲しかった。 その気持ちに少し変化があったのは、コロナ禍での出来事だった。私にはずっと会いたいと思っていた人がいた。その人とは何年も会っていなくて、さらにここから1年はきっと会えないような状況だった。でもコロナの影響もあって生活の状況が変わった事で、緊急事態宣言後に会うことが出来た。 コロナ禍で息の詰まる思いだったけれど、これは私にとって、予想外の嬉しい事件だった。久しぶりに会うと、忘れていた記憶や昔の自分の感覚がみるみるうちによみがえり、少しベタな言い方だけど、過去の思い出が本当にモノクロからカラーに変化したような感覚だった。 振り返れば忘れてしまった事は多分山ほどあるけど、忘れた全てはきっと自分にもう染み込んでいて、気づかないほど自然に私の一部になっていたんだなと思った。それがとても嬉しかった。 もしこのまま何事もなければ、多分人生あと数十年ある。時々長くて途方に暮れそうになる時もあるけど、過去や未来に捉われず、出来るだけ今この瞬間を全部の気持ちで過ごしていこうと心に誓った。 そう思うと、「Glints」はこの閉鎖的な時期じゃないと出来なかった曲なのかもしれない。今年は行事も沢山無くなって、私が生きてきた中で1番キラキラしてない夏になりそうだなと思っていたけど、そんな中でもきっと一生ものの一瞬は、いつでもすぐ隣にあるんだなと思った。 この曲とこのアルバムが、この夏みんなのワクワクの1つになってくれると嬉しいな。 <さとうもか> ◆3rd ALBUM『GLINTS』(読み:グリンツ) 2020年8月5日発売 ANCP-006 ¥3,000 (税込) <収録曲> 1.Glints 2.オレンジ 3.Poolside 4.愛ゆえに 5.パーマネント・マジック 6.Strawberry Milk Ships 7.あぶく 8.アイスのマンボ 9.My friend 10.ラムネにシガレット

    2020/08/06

  • 林部智史
    人の夢も散りながら、また新たな夢を咲かせ続けます。
    人の夢も散りながら、また新たな夢を咲かせ続けます。

    林部智史

    人の夢も散りながら、また新たな夢を咲かせ続けます。

     2020年7月29日に“林部智史”がニューアルバム『II(セカンド)』をリリースしました。デビューアルバム『I(ファースト)』以来、2年半ぶりとなる今作。ライブでパフォーマンスしながら少しずつ形を変え進化していった曲、アルバムのために書き下ろされた新曲、真骨頂の癒しのバラードからJAZZYなアレンジ、R&Bテイストの楽曲まで、今、林部智史が伝えたいメッセージを余すことなく織り込んだ全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“林部智史”によるスペシャルエッセイを3週に渡ってお届け!今回は 第1弾 に続く第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 夢 」にまつわるお話。みなさんは子どもの頃、どんな夢を抱いていましたか? そして今は、どんな夢を描いて生きていますか…? ~スペシャルエッセイ第2弾:「 夢 」~ 今年の梅雨は精神的にも長く感じました。 しかし雨の日が無いと、 晴れの日の気持ち良さに気がつけないように、 今のこの時があるからこそ感じる“いつか”を 楽しみにしている今日この頃です。 「 夢 」 今回のアルバムのリード曲になっています。 <人は夢見やぶれ 新たな夢を見る> この歌詞を軸に作詞をしました。 今のご時世、刻々と状況が変わっていますよね。 描いた夢の数だけ、やぶれる夢も多い、 そんな世の中です。 僕もコンサートが現段階で30本近く延期、 または中止になりました。 しかし嘆いてばかりはいられませんよね。 やぶれた夢から学んで活かし、また新しい夢を描く。 それが人間なのかなと思います。 今回のアルバムも、あえてこの時期に出したり、 無観客コンサートを初めてやってみたりと、 時代に合わせて動けるように 常に準備をしているつもりです。 「時世に応じて自分を変革しろ」 by 坂本龍馬 将来の夢の話。 幼稚園の時に初めて言葉にした将来の夢は 「サッカー選手」でした。 TVに映るカズダンス、何度真似したことか。 ビスマルクの祈りポーズも。 しかしその後僕の人生は、 サッカーに全く触れてきませんでした(笑) なんなら苦手です。 きっとサッカーボールと友達になれなかったか、 他の夢が大きくなったからだと思います。 今思えば、軽い気持ちで口にしたのかなと思いますが、 きっとその時は本当になりたかったんだと思います。 夢の大小、本気度なんて比べられないものですよね。 今は今でしかないんです。 沢山の夢を見て、沢山の夢がやぶれて、 その度に新しい夢を見ながら生きてきたし、 これからもそうありたいと思います。 桜の花は今年も咲き、来年も必ず咲きます。 しかし決して同じ花ではなく、 その年だけの花を咲かせています。 人の夢も散りながら、 また新たな夢を咲かせ続けます。 諦めながら、間違えながら、 失敗しながら立ち上がり続けます。 <人は夢見やぶれ 新たな夢を見る> <林部智史> ◆紹介曲「 夢 」 作詞:林部智史 作曲:追川礼章 ◆ニューアルバム『II』(読み:セカンド) 2020年7月29日発売 [CD+DVD] AVCD-96518 ¥4,500(税抜) [CD] AVCD-96519 ¥3,000(税抜) <収録曲> 01. あの頃のままに 02. タカラモノ 03. 君だけが消えない 04. Perfect Day 05. 二つの横顔 06. 明日の色 07. 人生で一番幸せな日 08. You 09. やさしいサヨナラ 10. 夢 11. 恋衣 12. 僕はここにいるII 13. あなたへ

    2020/08/05

  • イチオシ!
    氷のように涼しぶっても、本当の熱さを忘れちゃいけないなって。
    氷のように涼しぶっても、本当の熱さを忘れちゃいけないなって。

    イチオシ!

    氷のように涼しぶっても、本当の熱さを忘れちゃいけないなって。

     今日のうたコラムでは、人気コーナー『言葉の達人』にもご登場いただいた作詞・作曲、プロデュースで活躍中の“カミカオル”さんによる歌詞エッセイを全5回でお届けいたします。TAEMIN、日向坂46、SHINee、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、AAA、W-inds、福原美穂などなど様々なアーティストに楽曲を提供している彼女。歌詞とは?作詞とは?音楽とは? 第1弾 、 第2弾 、 第3弾 に続く、第4弾をお楽しみください…! ~歌詞エッセイ第4弾~ ◇氷のように冷たい女と私◇ 先週、少女時代さんの『 DIVINE 』について書くと言っていたんですが、数日前に観た、いや、観させて頂いた山下達郎さんの配信ライブ(2020年7月30日コロナ禍)の余韻がとにかくおさまらず、今だにあの『震わす何か』に感激が止まらないので、topicを変えてお送りしたいと思います。。! 達郎さんとまりやさん、そしてCITY POPやニューミュージックと語られるであろう音楽たちを好きになった経緯や敬意に触れだすと、もはやコラム終わらないので。。。とにかく数日前の配信ライブを軸に、確かに感じた感覚を記したいと思って。すみません。 はい、で、動く達郎さんが観れるレアな映像の配信。それは確かにライブ、でしたね。いつでも観られる無料のYouTubeなんかとは、感じ方がやっぱり違う。便利すぎるって、なんかリッチじゃない。そんな、便利すぎる時代に2度と観られないレアな配信は、その瞬間、その場所だけのマジックで、YouTubeじゃ決して得られない感覚でした。ライブマジックがあったんですよ、過去映像なのにね、不思議です。 観ていた間は、終始、アップテンポでも明るい曲でも涙が止まらず。。この涙は、私、プライベートで教会に行く時があるのですが、教会のパイプオルガンの前に座り、その音を浴びた時に流れてくる涙と同じもののような気がしていて。。 言葉なんて役に立たない。そんな瞬間でした。ただただ音楽が。音が。空気が。「いいんだよ」って抱きしめて。赦してくれる瞬間。浄化されて。解放されて。ありのままの自分を受け入れてくれる瞬間。日々に流されて、一生懸命ひた走って生きていても。ぽっかり空いた場所が知らない間に大きくなっていて。その埋まらない場所は一生埋まらなくても、音楽ってそばにいてくれるんですよね。こんな涙があるなんて。音楽って本当に素晴らしいなって思います。 説明できない涙が音楽。説明できない感動が音楽。音楽ファンだからこそ、作詞をはじめた頃は言葉をのせる立場として、どう書くべきか、私に果たして書けるのか、かなり迷ったり、矛盾を感じたりしている時もありました。言葉が音楽を邪魔してないか、って。かなり模索しました。特に当時は、ありのままの自分の葛藤のようなものが響くストーリーとしてもてはやされていて、そんなリアリティを語らなきゃいけない当時の音楽の風潮もあったりで。 でも何となく違和感もあったんですよね。ストーリーを語りすぎるのもイヤ。言葉が音楽を邪魔するのもイヤ。その感覚が無意識にあるから、私のアップテンポやダンス曲の歌詞は「言葉が踊る」と言われるスタイルに寄っていったんじゃないかな、という気がしています。 でも、「踊る言葉」たちを少し、新しいベクトルに軌道修正したくなってきました。達郎さんの音楽は、あるべき音、あるべき言葉しか存在しない、蒸留水のような無駄のないPOPS。作詞を始めた頃は、その良質なサウンド自体に影響され、言葉が音楽のグルーブを邪魔しちゃいけない、となぜか勘違いしていたけれど。先日の配信を見て、その勘違いを再確認。 達郎さんも、まりやさんも、歌詞はどちらかというと、すごく熱かった。それを歌って表現する際の歌の表現方法が、涼し気だっただけ、ということ。だって、私がキャッチして涙していたのは、むしろ都会的、涼しげなものにカムフラージュされていた人間らしさや、想い、念、どうしても溢れる愛、許す優しさ、そこだったんだから。言葉が涼しげだって、ちゃんと熱い。 そして、達郎さんが神なのは、その蒸留水のように無駄のないめちゃくちゃかっこいい音像の中で、ちゃんと愛を伝えてくれるところだったんだ、と。すごくタイトなのに愛が溢れてくる。ただただ愛に打ちのめされ、赦され、心が震えてくる。 10歳の時、まりやさんの『 夢の続き 』や『 時空の旅人 』って曲を聞いて、すごくまりやさんが好きになって。。さらに、本当の達郎さんの恐ろしさを18歳くらいで知っていって。。そこからものすごい時間が流れていた中で、また気づかされてしまった。。 氷のように冷たい女だと ささやく声がしても Don't worry! 『 プラスティック・ラブ 』 こんな熱い歌詞。書いてみたいよ。氷のように涼しぶっても、本当の熱さを忘れちゃいけないなって。じゃないと、やっぱり伝わらないなって。 この時代、暑苦しくなることを少し忘れていたり。涼しぶってるつもりが、本当にただ冷めてしまったり。予定調和が上手になっていたり。そんな自分で日常をやり過ごせてしまっているかもしれないけれど。 今度、言葉をのせる時には。もっと、愛を。音楽の中で正直にさけんでいきたい、と今回の配信ライブ後、号泣しながら思いました。 Withコロナの時代の音楽。達郎さんはその溢れる愛で、どうにか配信ライブの未来をたぐりよせようとしてくれているのかもしれないです。 やっぱり人間、愛がなきゃダメなんだなと。思います。その愛が、ライブであり、音楽であるはずなんだって。いち音楽ファンの私は、言い続けてゆきたいと思います。 <カミカオル> ★information Abema TVなどで放送 日韓合同男性アイドル発掘オーディション番組 『G-EGG』課題曲作詞 TeamC『I Don't Care』 2020年6月3日リリース Abema TV『今日好きになりました。』 人気メンバーからなる限定ユニット  ERROR 『TRIGGER』 ★カミカオル 『言葉の達人』登場回

    2020/08/04

  • コレサワ
    あぁ、好きな人と昼過ぎに起きてウーバーイーツしてぇ。
    あぁ、好きな人と昼過ぎに起きてウーバーイーツしてぇ。

    コレサワ

    あぁ、好きな人と昼過ぎに起きてウーバーイーツしてぇ。

     2020年8月5日に“コレサワ”が1st Single「憂鬱も愛して」をリリース。今作は、コレサワ初となるCDシングルで、デビュー前の2014年3月に自主制作盤として発売した「憂鬱も愛して」を再アレンジ&再レコーディングした楽曲。この自主制作盤は現在入手困難な幻の名曲となっており、ファン待望の音源化となります…!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“コレサワ”本人による歌詞エッセイを4~6月に3ヶ月連続( 第1弾 、 第2弾 、 第3弾 )でお届けいたしましたが、今回はその アンコール回 を特別に執筆していただきました…!綴っていただいたのは新曲「 それってつまり 」にまつわるお話。最近、小さな夢をひとつ叶えることができたという彼女。その夢とは? そして、その夢に通ずる幸せとは? みなさんも自分の人生にとっての夢や幸せを考えながら、このエッセイと歌詞をご堪能ください…! ~歌詞エッセイアンコール回:「 それってつまり 」~ リンパマッサージにハマっているコレサワです。実は前回のコラムでラストの予定だったのですが、アンコールをいただきまして今回また書かせていただいております! 私は最近小さな夢をひとつ叶えることができました。それは「ウーバーイーツを頼む」です。前から気にはなっていたもののアプリをDLしただけで満足してしまっていたのですが、ついにこの夏ウーバーデビューしましたぁ!! あのねーめっちゃ楽しくて止まらんのやけど。普通の出前よりもお店の種類が多いし、パンケーキとか31とかもあるのに驚きました。選ぶと配達員さんが家までくる様子がGPSでわかるのもみていて楽しいし、その人が自転車かバイクかもわかるんやけどさ、自転車やと「道路走る時気をつけてねぇええ無事でぇええ」ってなります。 お腹が減ってなくてもウーバー頼みたくなってしまうくらいにはハマってしまいました。家にいても好きなお店のご飯が食べれるって素敵ですよね。そしてそれを暑い中や雨の中運んでくれる配達員さんまじでありがとうって思ってます。運転中もウーバー配達員さんを見かけると、「うぉぉ頑張ってーーーぇええ」って車内から見つめてしまいます。 ウーバー配達員さんってツイッターやってる人も多くて、それを検索して見るのも好きです。今日はチップ貰えたーとか、今日はこれだけ稼げたーとか、そーゆー呟きを「チップよかったねぇ♪」って思いながら覗き見してます。小さな出来事も「ウーバーを初めて頼んだ!」じゃなくて「ウーバーを頼みたいっていう夢を叶えた!」って言い方にするだけでなんか大それたことを成し遂げた気分になれました。みんなもぜひ小さな夢を見つけて叶えてみてはいかがでしょうか! そんなコレサワは8月5日にシングルをリリースするのですが、今回はぬいぐるみつきCDの方に入っているカップリング曲「 それってつまり 」の歌詞について話したいと思います。 そーいやこの曲は自粛期間中に書いたな。テレビをつけたらコロナの影響でお店がどんどん閉店するみたいなニュースとかとにかく暗い話ばかりで気が滅入っていて、なんか幸せな人生ってなんだろって考えた時に、その幸せのものさしを自分で測れる人が幸せなんだと思いました。 他人に幸せそうって思われるような幸せを探すんじゃなくて、自分がちゃんと幸せに思える人生ってなんだろって考えた時、「あぁ、好きな人と昼過ぎに起きてウーバーイーツしてぇ」でした。きっとしょうもないって思われるんだろな、小さいなって思われるんだろなー。歌手なんだからライブしたいって言えよって思われるんかなー。でもいつだって自分の人生は自分のものなんだから、他人の意見や思想に縛られすぎず生きたいなーと思って歌詞を書きました。 すごくPOPな仕上がりになったけど、サビの歌詞が早くて滑舌が悪い私は舌が回りませんし、よく聞くと歌えてなくてごまかしてるところもあるのですが、本当にこれが私の舌の限界です!あとぬいぐるみが大きくてちょー可愛くてっ♪ぜひゲットしてもらいたいです!!今回も読んでくれてありがとう、またお会いしましょう!! <コレサワ> ◆紹介曲「 それってつまり 」 作詞:コレサワ 作曲:コレサワ ◆1st Single「憂鬱も愛して」 2020年8月5日発売 通常盤 KICM-2052 ¥1,000+税 れ子ちゃん盤 ECB-974 ¥4,527+税

    2020/08/03

  • 神はサイコロを振らない
    「愛」はやがて「依存」に形を変えました。
    「愛」はやがて「依存」に形を変えました。

    神はサイコロを振らない

    「愛」はやがて「依存」に形を変えました。

      2020年7月17日に、福岡発の4人組ロックバンド“神はサイコロを振らない”がメジャー第1弾デジタルシングル「泡沫花火」をリリースしました。描かれているのは、叶うのか叶わないのか、切なく儚い泡沫の恋。歌詞から、サウンドから、歌声から、夏の夜を感じてみてください…!さらに彼らの楽曲「夜永唄」のリリックビデオは、口コミでその魅力がじわじわと広まり、YouTube上のリリックビデオが1000万回再生突破…!    さて、今日のうたコラムではそんな大注目のバンド、通称:神サイこと“神はサイコロを振らない”のボーカル・柳田周作による歌詞エッセイを2日連続で【前編】【後編】としてお届けいたします!今回 【前編】 に続く【後編】で綴っていただいたのは、人気曲「 夜永唄 」に通ずる「愛」のお話。「愛」だと思っていたはずなのに、いつのまにか変わってしまう…。みなさんにとって「愛」とはどんなものですか…? ~歌詞エッセイ【後編】:「 夜永唄 」~ “あなたに逢えば二人はもう 友達に戻れないと分かっていた” 鼻をつく潮風の匂いと錆びまみれの自転車。僕が昔住んでいた海辺のアパートの話です。洗濯物は必ずベタつくし、スーパーまで歩いて30分はかかるし、2階に住む外国人の生活音でノイローゼになりかけたりもして。それでも引っ越したくなかったのはベランダから見える海を独り占めできるから。 世界という箱の中にいるのがまるで自分一人だけに思えて、それが決して寂しい訳でもなくて。何一つ面白くない大学生活への不満や、自分が何者に成りたいのか、将来への漠然とした不安とか、空っぽの自分に対するため息とか。そういうネガティブなもの全てを真っ黒な海が呑み込んでくれている気がしてた。 代わり映えもしない日々の中、ポッカリと空いた穴を埋めるように気がつくと隣にはあなたがいた。一人用の布団も窮屈になって、入りきらない量の服を押し込むようにしまって、ソファのくたびれる速度は2倍になった。バイトから家に戻れば乱雑に散らばったTシャツや、自分のものではない柔軟剤の匂い。ただいま、おかえり。思い返せば生活の全てが愛おしかった。 いつしか僕の仕事も忙しくなり、地方へ遠征することも多くなっていて。彼女にとって自分という存在は生活の一部であり、その一部がいなくなればポッカリと穴が空くのは当然だ。寂しさの中でじっと堪え、自分勝手に生きる僕の帰りを待ち続けるのに相当な気力を消費していたはずだ。 やりたい事が明確にできた自分にはきっともう心の欠陥なんてなかったのだろう。都合の良い話だ。心の穴を埋めてくれたのは紛れもなく彼女だったというのに。思い返すだけで自分に腹が立つ。どうしてもっと寄り添ってあげられなかったのか。 次第に互いを結ぶ紐は緩み出して、どんよりとした色をまとう不安定な何かに二人は襲われていた。触れればすぐに壊れてしまいそうで、世界中のみんなを敵に回しても誰かを守りたいと思えたのは初めてだったのに、全ては自分自身の思い上がりでしかなかった。 「愛」はやがて「依存」に形を変えました。 九州では珍しく雪が降り積もった冬。傷ついては傷つけ、もうとっくに傷だらけだった二人は互いに身を寄せ合い、ギリギリで毎日を生きていて。何度も彼女を手放そうとしたけれど、自分がいなければ何処か遠くへ行ってしまいそうな気がして怖かった。いっその事出逢わなかった方が幸せだとも思った。そして何よりそんな自分を憎んだ。 雪が溶ける頃、全てから逃げるように僕は東京へ引っ越した。全てを忘れたくて、全て夢だったのだと自分に言い聞かせ、遠ざけるように、自分勝手に、目の前の事にのめり込んで。自分一人だけが楽になろうとしていた。 あれから3年が経った今、東京の街ですれ違う事もなければお互いが何処で生活しているかも分からない。そして僕は誰かを傷つけては傷ついてを繰り返し、愛が何なのか理解できていないまま人生を漂っている。 <柳田周作> ◆紹介曲「 夜永唄 」 作詞:柳田周作 作曲:柳田周作 ●メジャー1st シングル「泡沫花火」 2020年7月17日デジタル配信: https://umj.lnk.to/kamisai_utakataPR リリックビデオ: " target="_blank">https://youtu.be/4W5r_nTYQO0 ●Streaming Live「理 -kotowari-」の見逃し配信が 新体感ライブ CONNECTで7月31日21時からスタート! https://bit.ly/2CkDizi <プロフィール> 福岡発、4人組ロックバンド。Vocal柳田周作、Guitar吉田喜一 、Bass桐木岳貢、Drums黒川亮介。全作詞作曲を手掛けるリーダー・柳田周作は、宮崎県で生まれ、祖母から買い与えられたアコースティック・ギターを手に、5歳で初めての曲をつくったという、早熟の天才肌。弾き語りのネット配信に没頭したソロ期を経て、バンド活動に興味を抱くと、進学した福岡の大学で出会った吉田喜一、 桐木岳貢、黒川亮介に声を掛け、2015年に「神はサイコロを振らない」を結成。以来、ライブシーンのど真ん中で経験値を積み上げてきた。2019年にMini Album 『ラムダに対する見解』 2020年2月にMini Album『理』をインディーズリリース。2020年7月17日にメジャー第一弾デジタルシングル『泡沫花火』をリリース。

    2020/07/31

  • 神はサイコロを振らない
    守られるより守りたい派なんだと思う、守り切れた試しが無いけど。
    守られるより守りたい派なんだと思う、守り切れた試しが無いけど。

    神はサイコロを振らない

    守られるより守りたい派なんだと思う、守り切れた試しが無いけど。

     2020年7月17日に、福岡発の4人組ロックバンド“神はサイコロを振らない”がメジャー第1弾デジタルシングル「泡沫花火」をリリースしました。描かれているのは、叶うのか叶わないのか、切なく儚い泡沫の恋。歌詞から、サウンドから、歌声から、夏の夜を感じてみてください…!さらに彼らの楽曲「夜永唄」のリリックビデオは、口コミでその魅力がじわじわと広まり、YouTube上のリリックビデオが1000万回再生突破…!    さて、今日のうたコラムではそんな大注目のバンド、通称:神サイこと“神はサイコロを振らない”のボーカル・柳田周作による歌詞エッセイを2日連続で【前編】【後編】としてお届けいたします!今回【前編】で綴っていただいたのは、新曲「 泡沫花火 」に通ずる「恋」のお話。みなさんにも“泡沫花火”のような恋の記憶、ありませんか…? ~歌詞エッセイ【前編】:「 泡沫花火 」~ ジットリとした蒸し暑さで何をするにも怠惰になる、夏。 今年はコロナの影響もあり、絵に描いたような【三密】である花火大会は残念ながら開催し難いだろう。しかしながら僕は浴衣姿が見たい。行き交う女性のうなじを眺めながら大して好きでもないハワイアンブルーのかき氷を頬張りたい。ところでかき氷のシロップって色と香りが違うだけで、実はハワイアンブルーだろうがストロベリーだろうがメロンだろうが味は全部同じらしい。 とかいう心底どうでもいい話は置いといて、今回は『泡沫花火』について触れていこうと思います。 泡沫=水面に浮かぶ泡。儚く消えやすいものの例え。 これもう「恋」と同義語で良いじゃない。『恋花火』とかでも良かったじゃない。それぐらい、恋は儚いものだと感じています。自分の気持ちや互いの気持ちに気づいた時、そしてそれが実るまでを「恋」と呼び、それ以降は「恋」から「愛」というものに移り変わっていくのだと思っていて、その移りゆく景色全てを引っくるめて「恋愛」と呼ぶのだと。あくまで持論ですが。 一丁前に語っておきながら、正直なところ僕はまだ「愛」というものがあまり理解できていなくて、家族愛だったり動物愛だったり、愛には様々なカタチがあるけれど、いわゆる恋愛の「愛」というものに関しては未だに理解するのが難しい。反面「恋」は簡単で、俗っぽい言い方をするとキュンキュンしたらそれはもう恋である。 今年26歳の頼れる歌のお兄さん a.k.a. ギリアラサーじゃないもん!星人も、それなりに恋をしてきた。相手は大体歳下。守られるより守りたい派なんだと思う、守り切れた試しが無いけど。そして皆さんと同じように恋をして、玉砕した事もある。大人になると恋にもいろんなケースがあって、手を繋いだりプリクラを撮ったりキスをしたり一晩過ごしたのに付き合わないって何ソレ?交際って何?純愛って何?異性って何?何なのォ~!どんだけェ~!背負い投げェ~!なんて経験があるからこそ、今回歳上の男に恋心を抱く様を女性目線から描く事ができた訳です。 来年こそは花火大会、開催されると良いですね。せっかく花火の詩を書いたというのに夏祭りが無いんじゃあ…。ソーシャルディスタンスを守った範囲内で、想いを寄せる人や恋人同士で手持ち花火なんかやっちゃってください。線香花火なんかやっちゃってください。そしてそれをスマホで撮って一夏の思い出なんかにしちゃってください。僕はそれをオカズにご飯かき込みますよ。白米 ~涙を添えて~ 悩める10代20代の若者よ。否、もういくつになっても関係ない!全ての老若男女よ、恋しよう。甘酸っぱい恋をしよう。恋は時に心を締め付けるけれど、その分心を豊かにして人格を成長させる素晴らしいものである。自分の母なんて50を目前に全然恋してますから。母さん長生きしてくれ。 そんなこんなで今回は「恋」について熱く語りましたが、次回は自分の中の問題児である「愛」について触れてみようと思います。触れるどころか当時の記憶にフルダイブして筆を走らせていく所存であります。心してお読みください。 <柳田周作> ◆紹介曲「 泡沫花火 」 作詞:柳田周作 作曲:柳田周作 ●メジャー1st シングル「泡沫花火」 2020年7月17日デジタル配信: https://umj.lnk.to/kamisai_utakataPR リリックビデオ: " target="_blank">https://youtu.be/4W5r_nTYQO0 ●Streaming Live「理 -kotowari-」の見逃し配信が 新体感ライブ CONNECTで7月31日21時からスタート! https://bit.ly/2CkDizi <プロフィール> 福岡発、4人組ロックバンド。Vocal柳田周作、Guitar吉田喜一 、Bass桐木岳貢、Drums黒川亮介。全作詞作曲を手掛けるリーダー・柳田周作は、宮崎県で生まれ、祖母から買い与えられたアコースティック・ギターを手に、5歳で初めての曲をつくったという、早熟の天才肌。弾き語りのネット配信に没頭したソロ期を経て、バンド活動に興味を抱くと、進学した福岡の大学で出会った吉田喜一、 桐木岳貢、黒川亮介に声を掛け、2015年に「神はサイコロを振らない」を結成。以来、ライブシーンのど真ん中で経験値を積み上げてきた。2019年にMini Album 『ラムダに対する見解』 2020年2月にMini Album『理』をインディーズリリース。2020年7月17日にメジャー第一弾デジタルシングル『泡沫花火』をリリース。

    2020/07/30

  • 林部智史
    完璧すぎるよりも、寝癖がついてた方が僕はキュンとする気がします。
    完璧すぎるよりも、寝癖がついてた方が僕はキュンとする気がします。

    林部智史

    完璧すぎるよりも、寝癖がついてた方が僕はキュンとする気がします。

     2020年7月29日に“林部智史”がニューアルバム『II(セカンド)』をリリースしました。デビューアルバム『I(ファースト)』以来、2年半ぶりとなる今作。ライブでパフォーマンスしながら少しずつ形を変え進化していった曲、アルバムのために書き下ろされた新曲、真骨頂の癒しのバラードからJAZZYなアレンジ、R&Bテイストの楽曲まで、今、林部智史が伝えたいメッセージを余すことなく織り込んだ全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“林部智史”によるスペシャルエッセイを3週に渡ってお届け!今回はその第1弾。綴っていただいたのは、「一発録り」という録り方にまつわるお話です。一発録りの難しさとは? その難しさがあるからこそ生まれる魅力とは? 今作と併せて、エッセイも是非、ご堪能くださいませ…! ~歌詞エッセイ第1弾~ 新型コロナウィルスが蔓延する前に今回のアルバムのレコーディングが終わっていて本当に良かったです。楽曲によっては20人~30人で同時演奏していただいているので、きっと少し遅れていたら録れなかったと思います。 「一発録り」 基本的にはそのような録り方をしています。ツルッと歌ったテイクを出来ればそのままCDにしたいものです。しかし我々の脳裏には天使と悪魔が常に戦っています。 天使「一発録りの方がグッとくるって」 悪魔「一生残るんだから綺麗にしようぜ」 天使「コンサートは一発勝負だよね?」 悪魔「お前下手くそなんだから直した方がいいに決まってるだろ!」 このようにして一曲一曲争いは絶えません。 みなさまの感覚としては、運転免許証の顔写真を思い浮かべていただけたらと思います。あれは何回撮っても納得いく顔に写らないですよね。例えば前回は口角が下がっていたから、今回は上げてみようとします。そしていざ撮ってみると、なんとも不自然で気持ちが悪い仕上がりに。だがしかし待った無く、何年間かはその顔を様々な人に見せなくてはいけません。そんな顔写真を自然に直してしまえると言われたらどうでしょう? 小悪魔「少しだけ口角を直したら?」 悪魔「寝癖も直せるらしいよ?」 魔王「全て直してしまえ!」 こうなっていくでしょう。 だけどそういうことって、意外と自分しか気付かないものですよね。逆に少し気になっている子の免許証を覗いた時に、あまりに完璧すぎるよりも、寝癖がついてた方が僕はキュンとする気がします。そこから笑い話にもなりますし、思い出になりますよね。 有名な話ですが、マリリンモンローは履いている靴のヒールを片方2センチ削っていました。ぎこちなく歩くことで完璧さを消し、セクシーさに繋げ、それが「モンローウォーク」とまで呼ばれ人々に愛されています。 人は自分自身には完璧さを求めますが、 他人の隙に惹かれるのかもしれませんね。 そうすると、歌を直すということも、少しもったいないことをしている気がしてきます。今なお、過去の自分の曲を聴いていると直したい所が多いです。 ただ、 CDはコンサートのように。 コンサートはCDのように。 という言葉を胸に、機械ではなく、人が歌うからこそ生まれる隙を大切にしたいと思っています。 <林部智史> ◆ニューアルバム『II』(読み:セカンド) 2020年7月29日発売 [CD+DVD] AVCD-96518 ¥4,500(税抜) [CD] AVCD-96519 ¥3,000(税抜) <収録曲> 01. あの頃のままに 02. タカラモノ 03. 君だけが消えない 04. Perfect Day 05. 二つの横顔 06. 明日の色 07. 人生で一番幸せな日 08. You 09. やさしいサヨナラ 10. 夢 11. 恋衣 12. 僕はここにいるII 13. あなたへ

    2020/07/29

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