イチオシ!

自身が手掛けた“テミン「Famous」”の歌詞への様々な質問に回答…!

 今日のうたコラムでは、人気コーナー『言葉の達人』にもご登場いただいた作詞・作曲、プロデュースで活躍中の“カミカオル”さんによる歌詞エッセイを全5回でお届けいたします。TAEMIN、日向坂46、SHINee、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、AAA、W-inds、福原美穂などなど様々なアーティストに楽曲を提供している彼女。歌詞とは?作詞とは?音楽とは? 第1弾第2弾第3弾第4弾に続く、最終回をお楽しみください…!

~歌詞エッセイ最終回~

さてさて。5週にわたり書かせて頂いた歌ネットさんのこの連載も今週が最終週。せっかく文章書くの慣れてきたのに~と、ちょっと後ろ髪のひかれる想いでございます。


そんな最終週。せっかくなのでこのコラムのために私が提供したある楽曲歌詞に対してTwitterで期間限定質問箱を設け、特別に質問を募集させて頂きました、、!ただその期間体調を壊してしまい、、、うまく返信に至ってない方々、本当にごめんなさい、、途中になったままで。明日から質問はまた返信していきますので、長い目で見てやってください、、待っていてね、、!

そう、その楽曲とは、、、
最近『2KIDS』を公開したばかり、
SuperMでも大好調のSHINeeのマンネ、
TAEMIN テミン君の

Famous

でっすっ、、!

この曲、もちろん日本語歌詞がオリジナルなんですが、韓国語verで日本以外の国でも歌われているようで、大変光栄です、、、。


たくさんの質問、ご意見、反響をありがとうございました、、、!!!音楽の力ってやっぱりすごいなぁ、、とこういう時にも思います。私がごく個人的に頭の中に描いた世界観が、一気に何万、何千万、何億?の人々とシェアされていくなんて、なんてクレイジー、、。

ご意見を頂いて、あぁ、、ちゃんと伝わっているんだ、みんな同じイメージ像でこの曲を聞けているんだ、、音楽は風化しないんだ、、などと噛み締めています。こんな想いをくれて、何よりもその世界観のインスピレーションであり、表現者であるテミン君には感謝しかありません。あなたがいなければ、この世界は確実に存在し得ない。そして余談ですが、カミカオルは今更、韓国語をお勉強しようと決意しました。まずハングル読めるとこから。先生、よろしくお願いします。草。


いやはやしかし、『FAMOUS』はもはやSHINeeのマンネ、というより独り立ちを経て、完全なるスター君臨、でしたね。そして今思うとグローバルなSuperMでの活動に繋がるほんの序章に過ぎないのかも、、なんてゾクゾクします。いつも露出があるたびに驚きがあるテミン、、。


長い前置きでごめんなさいでした、、!
では!!!
皆さんから頂いた質問に触れてゆきましょう~~~。


まず一番多かったのが、

・インスピレーションをどこから得たか?
・テミン君のどんなところを見てこの歌詞を書こうと思ったか?

という質問でした。

・テミン君の魅力はどこだと思うか?
・このような歌詞にしてという要望や意見の交換があったか?

という質問も多かったです。皆さんが感じているテミン君の魅力って、皆さんと同じように、私も同じ事を感じているんですよ~不思議ですね。やはり、誰かの魅力って、万人が思うめちゃめちゃ客観的な部分なんでしょう。だから、そこを伸ばしていくのが自分磨きの近道にもなりますね。(あ、話それた。)



私は、テミン君の思慮深い眼差しや多面性が、想像力を掻き立てられるという意味で最大の魅力だと思っています。静かながら情熱的、強いけど儚げ。彼の目って本当に何かを物語っているようで印象的ですしね。その思慮深さの奥底に、葛藤や憂い、苦悩があると仮定して、今回この歌詞を書きました。テーマは「スターの苦悩」。

曲を聞いた時に、アメリカのPRINCEという大好きだったアーティスト(というかスター!)がふっと思い浮かび、その孤高の天才とテミン君が重なった部分があったのでスター性というものをテーマにしました。それが彼のリアリティかどうか、は聴く側に委ねられているのも彼の表現者としての懐の深さだと思います。

あくまでもこの「歌詞」の中では「FAMOUS=有名」になる事で


対極の影 僕に宿ってから 手にしたステイタス


という、自分自身ではない「影」に支配され、蝕まれていく精神性を表しています。

あっ。ちなみに、これはこぼれ話。ですが。<対極の影>という箇所は、実は最初は<全能の神が>と言う歌詞だったんです。でも、そこだけは別案に変わりました。それくらい振り切った歌詞の設定だったのです。そして


嘘に口づけ 代償のドラマ

悪魔に身を捧げた事で、悪夢という代償を背負わなければいけないようなフレーズも現れてくる、、!(注:今の彼の環境が悪夢というわけじゃないですよ!彼が現在病んでいる、という歌でもないです。汗)



質問では、更に

・この歌詞を書く上で苦心したところは?

という内容も多かったです。皆さんに愛される曲ほど、すんなり時間がかからず書けるって事が通説でありましてですね。創作ってそんなマジカルだったりします。この曲は全く苦労はなかったんです、、。 カシャッ、スラスラスラーでした。(もちろん、絞り出しても書けない時もあります。)一番最初に浮かんだ歌詞が、ド頭の


強烈にWatch Me
歓声でAwakening
触れるモノ全てダイヤに変えようか
見つめる瞳 真珠をあげようか



でした。その後も

肥大するbad romanceが蝕むエモーション
このbeatは身体 侵食するポーション


と言うフレーズたちは、書き始めて15分以内に生まれてきた言葉たちです。


そして、私としては、RAPの部分

僕のモノになるための特別な筋書きはいらない
これが愛の序章なら ただDo Me Right



は、支配しているもう一人の怪しいテミンが歌っている、という設定です。なんだか振り切って高圧的、、、。でもこのパート、意外とMVではナチュラルな表情をしていて、それがまた想像していたものとは違ってセクシーでグッときました。彼の解釈、素晴らしい、、。


そして2番にいくにしたがって、自分自身が対極の影に飲み込まれていき、


スポットの中で感じるカタルシス


あたりでは、もう、完全に「あっち側」に行っちゃったテミンさんを想像、、、。そして、


鳴り止まぬdisonnance 頭痛が襲って


で、壊れていく「終わりの始まり」を予言するフレーズも、、。ちなみにdissonanceって不協和音って意味です。うまくいってたはずの歯車やリズム、意識なんかが、少しずつ壊れていく比喩ですね。改めて書くと、こわいですね、、、。


今回は、かなり振り切った歌詞を書こう、と意を決して書きました。曲調がダークだったので、中途半端は退屈だと思ったし、彼が今までソロで表現してきた世界を包括するような世界観にして、ネクストステップに繋げたいと思ったからです。ダークゆえに、それ以上に幅のあるエンターテイメント性も要素として必要と感じていました。それに耐えうる曲調であったこと、そして楽曲の元々の良さにとても感謝しています。


さて、いよいよ最後になりますが。

なんと、、、!!!

ここにきて、今回が最終週ではなく、まさかのアンコール回を9月1日(火)に頂きました!最終回らしい投稿は、9月1日に先延ばしさせていただき、笑 今回は、テミン君の余韻で終わらせて頂きたいと思います、、!それではまた3週間後にお会いしましょう、、!

<カミカオル>

◆紹介曲「Famous
作詞:Kaoru Kami
作曲:Didrik Thott・Daniel Kim

★information
Abema TVなどで放送
日韓合同男性アイドル発掘オーディション番組
『G-EGG』課題曲作詞 TeamC『I Don't Care』

2020年6月3日リリース
Abema TV『今日好きになりました。』
人気メンバーからなる限定ユニット 
ERROR 『TRIGGER』

★カミカオル
『言葉の達人』登場回
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