泣きながら歌ったこともある。笑いながら歌ったこともある。

DISH//
泣きながら歌ったこともある。笑いながら歌ったこともある。
今、注目のYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』は御覧になったことがありますか? こちらは、一発撮りパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル。圧倒的なクオリティを楽しむことができ、毎回その動画がSNSでも話題になっております。そして、とくに反応が大きかったのが“DISH//”の北村匠海(Vo.&Gt.)が披露した「 猫 」です。 同曲は、2017年にリリースされた“DISH//”のシングル『僕たちがやりました』収録のカップリング曲であり、あいみょんが作詞・作曲。この「猫」が『THE FIRST TAKE』で披露されたことにより、再注目されております。 こちら の動画は、再生回数1300万回突破!歌詞アクセスも日に日に上昇し、歴代人気曲に認定!そこで、今日のうたコラムでは特別に、DISH//のメンバーが「猫」にまつわる歌詞エッセイを執筆。是非、それぞれの想いを受け取ってください…! ~歌詞エッセイ「猫」~ <北村匠海> “夕焼けが燃えてこの街ごと 飲み込んでしまいそうな今日に 僕は君を手放してしまった” 僕がこの曲と出会った頃、まだ10代だった。自分にとって大きな出来事が起こる。そんな期待の渦のど真ん中に立たされた僕は、ココロココニアラズと言った具合に毎日どことなくソワソワしていた。 “明日が不安だ とても嫌だ だからこの僕も一緒に 飲み込んでしまえよ夕焼け” あいみょんさんが書いてくれたこの「猫」という曲が、どこかに行ってしまいそうな自分自身を支えてくれた。この儚く温かいラブソングが歌い手である僕の心を掴んで離さないのだ。泣きながら歌ったこともある。笑いながら歌ったこともある。出会ったあの頃から3年経った今でも掴んで離さない。 相手はきっと猫のように素っ気なくて可愛げのある子だったのだと思う。「猫に九生有り」猫には9つの魂があるという。いなくなっても姿を変えてまた生まれ変わるというのだ。この曲は姿形を変え、膨大でどこまでも続くような感情を僕に与えてくれる。 歌は時に人の心に寄り添ってくれる。時に精強に時に荒々しく時に慈愛深く時に虚無感を与えてくれる。その感情の波を、聴いてくださる大切な人々に伝える役目を背負っているのが僕たちだ。 僕たちは歌い手であり語り部であると思っている。「猫」という曲が描くストーリーを歌い語れることを誇りに思う。 “だけどもそうはいかないよな 明日ってウザいほど来るよな 眠たい夜になんだか笑っちゃう” この曲のおかげで、僕たちを知ってくれた人がたくさんいる。また猫になって現れたこの曲に救われたのだ。いつになったら恩返しができるのか。フラっと現れるその日まで僕たちは歌い続ける。 <矢部昌暉> 僕は猫を飼っている。だからこの曲と出会った時、もはや聴く前から「好き!」だと思った。いざ聴いてみると思った通りとても素晴らしい曲だった。 大切な人を失い落ち込んでいる主人公が、その大切な人が猫になってでも帰ってきてくれと願う曲だと僕は思っている。 人それぞれ解釈はあると思うが、僕は歌う時、僕に関わっている全ての人のことを思いながら歌っている。 家族、メンバー、スタッフさん、友人、そしてスラッシャー(ファンの皆様)。僕に関わっている全ての人が大切で無くてはならない存在。いなくなってほしくない。 その気持ちを強く持ち、日頃の感謝を込めていつも歌っている。だからライブ中、スラッシャーはもちろん、メンバー、特に中央でこの歌を届けているボーカルの匠海を見ながら歌っている。 僕が好きな歌詞は、1番のAメロと2番のAメロ。 “夕焼けが燃えてこの街ごと 飲み込んでしまいそうな今日に 僕は君を手放してしまった” どちらも同じ歌詞だが、聴いていて違うものに聴こえる。なぜこんなにも違うように聴こえるのか。匠海の表現力なのか、この曲の力なのか。歌詞が同じと初めて気付いた時の感動は今でも忘れない。 この曲を生み出してくれたあいみょんさんにも感謝を伝えたい。僕らの大切な曲。すべての方に、大切に歌って、大切に聴いていただきたい。 <橘柊生> 初めて聴いた瞬間“これは泣ける曲だ”という印象だった。ピアノを弾いている時も、歌っているかのように自然と鍵盤のタッチが変わったり。そんな自分自身の感情をも動かす曲。 聴く人によって歌詞の中の「猫」が変わるのも面白い。恋人、友達、家族、ペット。聴き手の人生に合わせて様々な解釈ができるこの曲は、きっとこの歌詞の中の猫はあなたにとって大事な何かなんだろうなと思う。 ライブでは、聴いてくださる皆さんの感情を心地よく動かせるようにピアノを弾いている。歌はもちろんピアノにも注目しながら聴いてもらえると、また違ったストーリーを届けられるかもしれない。 <泉大智> 「猫」普段はそっけないのに、たまに真っ直ぐ甘えてくれる。そんな不器用なところに惹かれるのだと思う。 人間もきっと同じ。 不器用だから冷たくしてしまったりするけど、本当は可愛いところもいっぱいある。そういう部分が垣間見えた時、さらに惹かれてしまったりする。 いつかフラっとどこかへ消えてしまうかもしれないけれど、その時は必ず戻ってくると信じて待ち続けたい。 そんな想いを抱きながらドラムを叩いている。 <DISH//> ◆紹介曲「 猫 」 作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
























