2001年猫まつり門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | ヒロ☆ヒロユキ | ノラのところに ゴールドカードの招待状 2001年猫まつりに あなたをVIPで迎えます ノラは選ばれた ノラは立派な猫だと選ばれた 名も無く 貧しい ノラだけど やさしい心で生きて来た さびしい人を慰めて 時には歌まで歌ってあげた それを誰かが見てたんで 2001年猫まつり 胸を張って出掛けよう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ出掛けよう ノラの名誉は ゴールドカードの招待状 3001年猫まつりに 空飛ぶ汽船で送ります 猫の使節です 猫の歴史の語りべになります みじめに暮らした ノラだけど 汽船のタラップ 踏んで乗る この世の景色を焼き付けて 千年先まで運んで行こう むかし地球はよかったと 2001年猫まつり 胸を張って旅立とう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ旅立とう |
ひまわり門倉有希 | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | 川村栄二 | あんたなんか どこでも行きな もう 惚れて ないからね 寂しい男だよ いい格好してさ 本当は 優しくなんか なかった でも 好きだったよ 悲しかったよ 生まれてこなけりゃ 良かったくらい あんたの胸に 綺麗に咲いた あたし ひまわり ひまわりだった あんたなんか 不幸になりな もう 関係 ないからね あしたも あさっても 想いでのおまけ あの日の ふたりになんか なれない でも 好きだったよ 楽しかったよ 死んでしまえば 良かったくらい あんたの胸に いっぱい咲いた あたし ひまわり ひまわりだった でも 好きだったよ 悲しかったよ 生まれてこなけりゃ 良かったくらい あんたの胸に 綺麗に咲いた あたし ひまわり ひまわりだった あたし ひまわり ひまわりだった |
ノラ門倉有希 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 徳久広司 | 今泉敏郎 | やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 だって…2つ上 あたし…損な年 どうせ明日(あす)もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 そう 棄てたもの 夢なんか きっぱり 癪(しゃく)だけど もしかしたら これが これが しあわせ …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居 |
哀愁エリア門倉有希 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 山川三郎 | 伊戸のりお | だからって運命(さだめ)は お金で買えないわ 今のままでいいの こうして逢えれば… そんなやさしくしないで 傷つくから せめて娼婦のように 下品に抱いてよ… 幸せに なろうとあがいて 嗤(わら)われるのは もう嫌(いや) ぼろぼろは もう嫌 ―― 窓を突つく 鴎(かもめ) 運河沿いのホテル この恋、住所は 哀愁エリア 女ってつくづく 愚かな旅人ね なぜか暗い道を 選んでしまうわ… 「今日で終わりにしましょう」言う気でいて 純(うぶ)な男の愛に 今夜も言えない… 好きなだけ 甘えて眠って つらい思いは させない ひとりには させない ―― あたしなんか平気 生まれつきよ平気 微笑(わら)えばひきつる 哀愁エリア 日曜は この世にいらない 家に灯りが ともるわ 自慢げに ともるわ ―― 割れた月を曳(ひ)いて どこへ下る小舟 この恋、住所は 哀愁エリア |
友情門倉有希 | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 松本俊明 | 新川博 | もしも悲しみや 言えない悩みを かかえていたら 友だちでしょう 子供の頃から だから話して欲しい いろいろあったね わたしも今まで 家族のこと仕事のこと 苦しい恋と結婚と でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず もしも想い出の 何処かへ帰れる ことが出来たら 友だちでしょう 子供の頃まで ふたり汽車で帰ろうよ 遠くへ来たよね 東京なんかに 淋しくって帰りたくて 何度も切符買ったじゃない でもがんばったね だから自分を誉めてさ 今日もふたりで ビール飲んじゃおうか この歳になれば涙も 涸れてくれてもいいのにさ 泣き虫だけど 今日がきっと 一番綺麗で若いはず でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず |
ちえこ門倉有希 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 多々納好夫 | 岩本正樹 | 私知ってる あのひと飽きたこと 払った指が 凍ってた… 昔、母から 何度も教わった 男の指は 胸の温度と… せめてレモンを がりりと噛んで ちえこ 貴女(あなた)みたいに 無邪気に死んで行けたら―― 愛しても 愛しても 愛に遭(あ)えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 安達太良(あだたら)の空のない 東京 窓に傾く 陽(ひ)も 陽も昏(くら)い 次の人こそ 宿命(さだめ)に違いない ねんねんころり そうだよね… 人間(ひと)の運など 血液型(ち)だとか星座(ほし)だけで 決まっていると 信じたくない… 私、もうじき 壊れてしまう ちえこ いのち温(ぬく)める マッチを売ってください―― 特別な ことなんか 何もいらない どこにでも ありそうな そんな夢がどうして まごころは異邦人 東京 鍵を下ろした 男(ひと) 男ばかり 愛しても 愛しても 愛に遭えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 阿武隈(あぶくま)の川もない 東京 いいわ流れる 恋 恋まかせ…… |
カトレア門倉有希 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | そして今年も並んだ 街のフラワー・ショップに ピンクの カトレア やっと忘れかけたのに… 安いアパートの部屋に まさか場違いと知らず 照れた顔で 暮らす男(ひと)が くれた花なの… 女として 訊(き)きたいこと 訊けないまま 流されて とめ処(ど)もなく 愛していた 19、ハタチ辺り カトレア カトレア 帰れない昔 タバコばかりを咥(くわ)えて 何も言わない男(ひと)なの 無口と 無口に 言葉なんて邪魔だった… いいえ、この胸の棘(とげ)は 今にみな抜いてみせる 抱かれながら ホクロなんか 撫でてみたけど… 眩暈(めまい)のする 真夏が来て 別れた日は 蝉しぐれ 背中を追う 勇気もなく いつか時は過ぎて カトレア カトレア 憎らしい若さ 運命なの 間違いなの 答はまだ 出せなくて 確かなこと あの男(ひと)ほど 無垢になれる恋は カトレア カトレア もう遭(あ)えはしない カトレア カトレア また遭える、きっと…… |
鬼百合門倉有希 | 門倉有希 | 田久保真見 | 杉本眞人 | 笛吹利明 | 嘘泣きに騙されて 男が寄ってくる あの娘(こ)が相手じゃあ 勝ち目はないから せめて最後まで 勝気な女のふりをして 恋など気の迷いだと 嘯(うそぶ)いてみる すみれはいいね 可憐でいいね たんぽぽは いじらしくていいね 私は鬼百合 心で泣いても 誰にも誰にも 誰にも… 分からない 嘘泣きの裏側で あの娘は舌を出す そういう女ほど 倖せつかむよ だけどあのひとが 傷つくのは嫌だから あの娘はやめなよなんて 余計なお世話 さくらはいいね 綺麗でいいね ひまわりは ひたむきでいいね 私は鬼百合 誰より純でも 噂じゃ噂じゃ 噂じゃ… 意地悪で 私は鬼百合 心で泣いても 誰にも誰にも 誰にも… 分からない |
穢れなき瞳 -I sing for you-門倉有希 | 門倉有希 | 友利歩未 | 西つよし | 笛吹利明 | 明日(あした)が見えない 濁った毎日 見あげた空には 星さえなかった 幼い頃から あたしは知ってる 瞳(ひとみ) 閉じりゃ 見えるものがあると 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける 「かわいくないね」と言われて育った 今でも絶えない 心の青あざ 愛されないのは 自分のせいだと つけた傷を風に晒(さら)してみた 体がある 心がある そう あたしにだけ 創り出せる夢がある 真赤な涙を流した後には 愛の歌を そっと口ずさむ 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける |
合鍵門倉有希 | 門倉有希 | 田久保真見 | 杉本眞人 | 笛吹利明 | お前は 強いからと 俺がいなくても 大丈夫だからと 別れのありふれた言い訳 あなたは つぶやき 部屋を出てった あなた あなたにあげた 心の合鍵ひとつ 知らん顔で捨てられて 赤く錆びてゆくだけ 泣かない 女だから きっと可愛気が ないと思われた なみだを武器にした幸せ なんてさ ずるくて 欲しくなかった あなた あなたが捨てた 心の合鍵ひとつ 拾い上げた手のひらで 赤く錆びてゆくだけ 私は 強いからと ひとりぼっちでも 大丈夫だからと 自分を 騙してる私を 嘘つき女と 誰か笑って ララララ…ラララ… |
哀愁の扉門倉有希 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 船山基紀 | ドアにチェーンを掛けると 仔犬が出迎え 小さなランプを 部屋中、点(つ)けて行く… 飲んで歩いたせいなの 仕事のせいなの 疲れた溜め息 鏡台(かがみ)にひとつ吐(つ)く… 月曜の仮面 コットンに化粧水 また落とすたび 映るのは誰よ 今、ただ眠りたい 鳴咽(な)きながら 今日と明日の間、一瞬… 淋しさと孤独の 境界(さかい)は何ですか 私、まだ華(はな)が ありますか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 素手にシャボンを泡立て シャワーで流せば こんなに綺麗な からだが可哀想… 見せてあげてもいい人 いるにはいるけど 許してみるほど 心は近くない… 弟のメール くり返し読み返し ふとあの町に 帰ろうかなんて 無理、もうここでしか 駄目みたい 都会(まち)に生活(くら)し過ぎた、変わった… 淋しさと孤独を ペットでまぎらわす 私、逃げている だけですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 淋しさと孤独の 境界は何ですか 私、生きていて いいですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 |
こぼれ花門倉有希 | 門倉有希 | 森田由実 | 浜圭介 | 若草恵 | 綺麗だって言ってよ あんた アイツのかわりにさ その一言だけで しばらくは 微笑(わら)っていられる 淋しいのに淋しいって書けない街 そんな隙間で生まれて 踏みにじられた恋 泣き真似も出来ずに…好きだった だから見捨てられた 徒花(あだばな) こぼれ花 一度 枯れた女だけど また ワタシに生まれかわって 咲きたい 好きだよって言ってよ あんた 嘘でもいいからさ 眩しいあの頃を 砕くほど 抱きしめられたい 哀しいのに哀しいって見えない街 愛はアイツの気まぐれ でも待ちわびた夜 甘え方も知らずに…好きだった いつか忘れられた 徒花 こぼれ花 何度も散った女だけど また ワタシに生まれかわって 咲きたい 一度 枯れた女だけど また ワタシに生まれかわって 咲きたい |
愛に疲れて 〜ラブ ・イズ・ブラインド〜門倉有希 | 門倉有希 | Janis Ian・日本語詞:小田めぐみ | Janis Ian | 宮崎慎二 | ラブ・イズ・ブラインド 嬉しいのよ あなたのやさしい嘘が ラブ・イズ・ブラインド ふるえてるの もう最後と知りながら たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る ラブ・イズ・ブラインド 強がってる 背中はさみしがりやで ラブ・イズ・ブラインド 明日は誰と あの夢の続き見るの 愛がいつも地球を 廻らせてきたこと ずっと忘れないで ラブ・イズ・ブラインド 枯れ葉が舞う ふたりの間を埋めて ラブ・イズ・ブラインド 恋は終わる 古いシャンソンみたいに たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る |
J門倉有希 | 門倉有希 | 李世建・訳詞:佐藤純子 | 李世建 | | J どこへゆくの? J この哀しみは night また眠れず 朝むかえる J 笑ったあと J 淋しい顔した why? あなたの目は何を見てたの? J 夜が流れ 季節は過ぎても J あなただけに 時は止まった J まぼろしでも J 姿見せて J 叱りたいの J あなたのこと J ひとり先に どこへ行ったの? J 急ぎすぎた あなたの生き方 J あしたよりも 永遠(とわ)を選んだ J 姿見せて J まぼろしでも J 叱りたいの J あなたのこと J 私おいて どこへ行ったの? J 私おいて どこへ行ったの? |
グッバイ門倉有希 | 門倉有希 | 浜崎奈津子 | 浜崎奈津子 | | グッバイ 最後に泣いて ごめんね あなたのドアの音 胸に響いてる グッバイ わがままばかりで ごめんね 会いたい切なさが あなた困らせた 化粧を変えれば 気付いてくれた人 何気ないあなたの 優しさがもどかしかった あなたを あなたを あなたを愛してるから どうか 分かってほしいの あなたにウソなど一つもない グッバイ 冷たくして ごめんね 優しい横顔 わたし忘れない いつでも一緒に いたいと思える人 今でもここから 同じ空見上げていたい 誰より 誰より 誰より愛しているから 今度生まれ変わっても おんなじ二人で これ以上 誰かを 愛することはできない どうか 分かってほしいの 涙は誰にも見せない 出逢いも 別れも あなたと過ごしたしるし いつか思い出になっても 二人のこの街 ありがとう 上手に 伝えられなかったけど どうか 分かってほしいの いちばん愛した あなたへ |
桜のそら門倉有希 | 門倉有希 | 金範修・楊姫銀・日本語詞:佐藤純子 | 金範修 | 今泉敏郎 | あなたがいた この世界に だからきっと 生きてゆける 桜の下 時は流れ 今年もまた 春はめぐる 風のなかで 見上げた空のなかで あなたの声 不意に聞こえ ひとり 歩けなくなる その言葉は… 「傷みを知る それだけでも 生きてる意味 きっとある」と きびしかったあなたがあの日だけは 「泣きなさい」と肩を抱いた 一緒に泣いてくれた 空一面 咲き誇る花が まだ肌寒い春 あたためてた 淡いぬくもり… 手をつないで あなたと見た 桜の空 ひとり想う あなたがいた この世界に だから強く 生きてゆける ルルル… |