坂井一郎「歌手生活20周年記念ベストアルバム」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おまえはどこに坂井一郎坂井一郎さいとう大三叶弦大丸山雅仁霧が流れる ネオンの街に 酒の苦さが この身に沁みる しゃがれたブルース 窓にもたれて 聞く夜は あいつが見える どこにどうして いるだろか 男の未練か おまえはどこに  タバコくわえて ヒールを抱いて 何も言わずに 歩いて行った 切ないブルース うしろ姿に ついてゆく あいつが消える どこにどうして いるだろか も一度逢いたい おまえはどこに  チャイナタウンで拾ったネコと 今も一緒に 暮らしているか さびれたブルース 風と落ち葉を ふりまわす あいつが揺れる どこにどうして いるだろか ひとりで泣くなよ おまえはどこに
おまえは泣くな坂井一郎坂井一郎さいとう大三叶弦大南郷達也ひとりで泣くな 誰にも聞くな 俺の事など探すな 遠い 遠い どこかの町で 明日がにじむ 男の涙 俺が泣くから おまえは おまえは泣くな  ひとりじゃだめだ 待ってちゃだめだ ふたり静かに終わりだ 雨が 雨が 冷たい夜に 未練が光る 男の涙 俺が泣くから おまえは おまえは泣くな  ひとりはやめろ 女で生きろ 別な幸せ見つけろ 酒に 酒に 想い出浮かべ 昨日を詫びる 男の涙 俺が泣くから おまえは おまえは泣くな
しみるねー坂井一郎坂井一郎月光寺照行叶弦大竜崎孝路流されて辿(たど)りつく 旅路の酒場… 雨に打たれる 浮草も 人の情けで 季節はめぐる 逃げちゃ負けよと 励ますおんな しみるねー しみるねー 男ごころにしみるねー  住み慣れたあの街の 灯りも消えた… 夢に迷子の はぐれ鳥 だれを恨むじゃ ないんだけれど 後ろ振りむきゃ つめたい風が しみるねー しみるねー 骨の髄までしみるねー  生きてゆく喜びを 教えてくれた… 独りぼっちの この俺に 愚痴もなげきも 過去から捨てて ぐっと飲みほす つめたい酒が しみるねー しみるねー 五臓六腑にしみるねー
夢つなぎ坂井一郎坂井一郎いではく叶弦大竜崎孝路流れるままに 身をまかせ 生きてみるのも いいものさ 疲れた時には 立ちどまり 風の歌でも 聞けばいい どうせ男の 生きざまは ひと時の 夢つなぎ 夢つなぎ  (セリフ) 男ってつらいもんですね。 義理とかしがらみとか…。 いっそ何もかも捨てて生きられりゃ、 それもひとつの人生かもしれませんが…。  今日から明日の 間には しばしやすらぐ 酒がある 星くずながめて 草枕 ひとりさまよう 旅の空 いつかふりむく 人生は 思い出の 夢つなぎ 夢つなぎ  (セリフ) さあ 今夜もこの酒で一緒に夢を見ませんか。  琥珀の夜更けの 道づれは 酒よおまえと 情け歌 出会い別れの 人の世は つかのまの 夢つなぎ 夢つなぎ
泣けるねー坂井一郎坂井一郎円理子叶弦大竜崎孝路雪の 降る夜は 思い出す 北の育ちの 君の事 想い出したら 呼んでよと 泣いて 別れたあの夜が 酒のグラスに 泌みついて ジンと くるんだ… 「泣けるねー」  君の 優しさ 悲しみが 俺の心に 降り積もる 細い身体を 折れる程 抱いて詫びたい 思い切り 夜が流れる 旅の宿 ジンと くるんだ… 「泣けるねー」  雪が 深深 寂しさを 連れてくるのか 今日も又 君の笑顔に 逢いたくて 探し 求める この俺の 心 漂う 未練街 ジンと くるんだ… 「泣けるねー」
夜明けの停車場坂井一郎坂井一郎丹古晴己叶弦大南郷達也夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  一駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸が痛むよ 君には罪はない 罪はないんだよ
横須賀シェリフ坂井一郎坂井一郎夢ユメ子西つよし南郷達也ヨ・コ・ス・カ シェリ~フ ヨ・コ・ス・カ シェリ~フ  月の灯りが ゆらゆら揺れる 惑うこころを 諌(いさ)めるように ふたり夢みた ハーバーライト 古い港は 忘れはしない 愛と誠の 横須賀シェリフ 十年たったら も一度逢おう 嘘はつかない 横須賀シェリフ 今月今夜が 約束のとき 信じているのさ わかっているのさ おまえしか 愛せないから  ヨ・コ・ス・カ シェリ~フ ヨ・コ・ス・カ シェリ~フ  熱いくちづけ 交わしただけで 訳は訊(き)かずに 別れたあの日 女ひとりの 寂しい影に 古いブルース 流れてくるよ 愛を誓った 横須賀シェリフ 十年たっても おまえの姿 守り続けた 横須賀シェリフ 間違うことなど あるはずもない 信じているのに わかっているのに 今はただ 話せないのさ  愛と誠の 横須賀シェリフ 十年たっても 変わりはしない 嘘はつかない 横須賀シェリフ あの夜と同(おんな)じ 星空の下 信じているから わかっているから いつの日か 再会(であ)えることを
止まり木のブル−ス坂井一郎坂井一郎いではく叶弦大竜崎孝路花の咲く道はじかれて しみじみと 知った裏町 人情(なさけ)が身にしみる 酔って くずれた心の隅で ひとり 女が口ずさむ ブル−ス ブル−ス おまえが止まり木  昇る朝日はおれのため あるような 馬鹿な昔が今では恥ずかしい 落ち目 浮世は手の平返(ひらがえ)し すさぶ胸には風が吹く ブル−ス ブル−ス おまえが止まり木  捨てた昨日(きのう)に未練などないけれど 拾う明日(あした)はおまえのためにある 夢も運命も分けあいながら 生きる ふたつの影法師 ブル−ス ブル−ス おまえが止まり木
恋の阪神・巨人戦遥洋子・大路ただし遥洋子・大路ただし相羽秋夫古屋賢山田年秋顔色悪いわ どうしたの 今日も敗けたよ タイガース 明日勝ったら 平気じゃないの そうはいかない 相手は巨人 祈ってあげる あなたのために 祈っておくれ おいらのために  わたしとあなたの阪神・巨人戦 二人は恋の阪神・巨人戦  やけ酒がぶのみ どうしたの またも敗けたよ タイガース 元気出してよ 身体にさわるわ 必ず勝つぜ にっくき巨人 私のそばで 朝までいてね お前のそばに 朝までいるよ  わたしとあなたの阪神・巨人戦 二人は恋の阪神・巨人戦  真っ赤な顔して どうしたの どうだ勝ったぜ タイガース ほんといいわね 乾杯しましょう やっぱりうまい 勝利の酒だ 久しぶりだわ あなたの笑顔 久しぶりだね お前の笑顔  わたしとあなたの阪神・巨人戦 二人は恋の阪神・巨人戦
大阪バッテリー(クリスマスバージョン)アツコとイチローアツコとイチロー鮫島琉星しまたくや田代修二愛してるよてか 今夜くらいは 言うてやあんた 愛してるよてか なにを突然 言い出すおまえ 愛してるよてか 二人出逢うた クリスマスやで 忘れとったわ 5年になるかいな 御堂筋を よ~お歩いたね 心斎橋は 恋のエトランゼ ワシが投げるから ウチが受けとめる 二人はあああん (アウト セーフ) 大阪バッテリー  おまえしかいてへん サンタみたいな やさしい笑顔 あんたしかみえへん コドモのような 可愛いえくぼ 放したりせえへん ジングルベルが 聴こえてきたで 雪もチラチラ 素敵な夜やんけ 新世界で よ~お飲んだよね 通天閣の 灯りが眩しい ワシが投げるから ウチが受けとめる 二人はあああん (アウト セーフ) 大阪バッテリー  あべの橋で よ~おごねたわね 四天王寺の 亀がいじらしい ワシが投げるから ウチが受けとめる 二人はあああん (アウト セーフ) 大阪バッテリー
相惚れ仁義松原のぶえ・坂井一郎松原のぶえ・坂井一郎もず唱平聖川湧伊戸のりおお控えなすって。手前、生国は摂州、浪花。 水の都の大川で産湯を使った商人(あきんど)の倅(せがれ)贅六でおます。 いや、ござんす。 兄さん。ご丁寧な仁義と云いたいところだが、 わっちは今日限り無職渡世の足を洗おうと 思ってたところなんでェ。 さよか、エエこときいた。ほなどないだ? わてと一緒になってくれまへんか? 何云ってやんでェ。べらぼうめ!!  月はおぼろに十三、七つ 私しゃ数えて二十歳(はたち)と三つ 女盛りの花一輪が 何の因果か賽の目ぐらし 馬鹿じゃ 馬鹿じゃないかと烏が騒ぐ  訊(き)いちゃいけない 身の上話 オレも云うまい去りにし夢を やくざ渡世に引導渡し 足を洗って出直さないか それが それがいいよと啼く揚げ雲雀  どうだいお若いのいける口かい。一杯やっか? へぇ、ほな三々九度と願えまへんか。 そりゃあ段取りが早すぎるんじゃねぇか? えゝことは早けりゃ早いほどよろしおま!  あれが世間の食(は)み出し者と 人が指さす 似たもの同士 それも今日まで 明日の空は きっと青空 日本(にっぽん)晴れだ これが これが二人の相惚れ仁義
京都のとんぼ坂井一郎坂井一郎さいとう大三叶弦大丸山雅仁面白おかしく 生きりゃいい 風が柳に 言うてます 京都のとんぼは 惚れとんぼ ふらり ふらりと 花街へ かなんな かなんな あほな自分が 好きなんよ かなんわ かなんわ 弱い自分が 好きなんよ 夜風がちょっと 身に沁みる 京都 宮川町  両手をひろげて 大文字 夏は昼寝に 蝉時雨 京都のとんぼは 夢とんぼ くるり くるりと 五条橋 かなんな かなんな あほな自分が 好きなんよ かなんわ かなんわ 弱い自分が 好きなんよ べっぴんはんが 振り返る 京都 先斗町  かなんな かなんな こんな自分が 好きなんよ かなんわ かなんわ そんな自分が 好きなんよ この世はみんな 極楽さん 京都 祇園町
福の神坂井一郎坂井一郎鈴木紀代影山時則池多孝春縞(しま)のドテラに いがぐり頭 腕組みしながら ほほえむ男 何故かあんたの 行く先々で 笑いの渦(うず)が 巻き起こる あの店この店 暖簾(のれん)をくぐりゃ 商売繁盛 笑う門(かど)には 福の神  火の見櫓(やぐら)を 知らない人も あんたの事なら 誰でもわかる キレイドコロに 貢(みつ)がれるとは どうした風の 吹きまわし あの店この店 ふと立ち寄れば 千客万来 涙忘れて えびす顔  泣いて暮らすも 一生ならば 笑って暮らすも 一生一度 杜(もり)の都に 桜が咲けば 無邪気にあんた 踊り出す あの店この店 盃(さかずき)交(か)わす 仙台四郎 運ぶ幸せ 福の神
オカンのしおむすび坂井一郎坂井一郎織田まり・補作詞:さいとう大三叶弦大若草恵オカンのおにぎり しおむすび なんも はいってへんかった 「ビンボーやからしゃあないの」 鼻唄歌って 笑(わ)ろとった 夕陽が背中に沈む頃 はやくオトナになれんかな オカン助けて働くで 言うたら「あほぅ!」と どつかれた  オカンのおにぎり しおむすび たまに 梅干し大当たり 「車にだけは当たりなや 赤チンつけても 治らんで」 あの娘に振られた帰り道 すこしオトナになったころ ココロ傷つくことばかり 「泣いたらあかん!」と どやされた  オカンのおにぎり しおむすび 今も ときどき食べとぅなる 焼き肉よりもチカラつく てっちりよりも上等や 今夜もおとこのひとり酒 深いオトナになったのは オカン貧乏おかげさん そやけど「まだまだ!」足りんてか  オカンのあのあじ しおむすび ココロ満腹 しおむすび しおむすび
燻銀坂井一郎坂井一郎明日香大作平井治男南郷達也ひとり歩きの 出来ない桂(おれ)を 陰で支えて くれる奴 捨てた人生 流れのままに やっと掴(つか)んだ 男道 銀の情けに 泣けるのさ  離ればなれで 継(つな)がらなくて 気持 きもちが また揺れる 勝手気儘(きまま)に 動いちゃならぬ 飛べば相手の 歩の餌食(えじき) 俺を信じて ついて来い  賭けた一念 忍んで生きる 命あずけた いぶし銀 ここが勝負の 仕掛になれば 俺も人並み 奥の手で 王将ゆさぶり また燃える
愛を消さずに坂井一郎坂井一郎明日香大作古屋賢花岡優平逢いに行きたい 子供の様に 逸(はや)る心を 紛(まぎ)らせる 別離(わかれ)てひとり 今何処(どこ)に 想い出残して 夢だけ残して 俺は本当に 俺は心底 惚れてたよ 恋の破片(かけら)が 残るなら 愛を消さずに 待っててほしい  不幸でいるなら 心が痛む 遠く離れて しみじみ想う 飛んで行きたい 今すぐに 戻れるものなら お前の愛に 時刻(とき)がふたりを 時刻(とき)がふたりを 許すなら 永遠(とわ)の別れに したくない 過去を忘れて お前に逢いたい  路傍(ろぼう)に咲いた 花の様に 秘めて驕(おご)らずに 根強く生きる 俺はお前の 俺は健気(けなげ)さ 忘れない ごめん倖せ やれなくて 愛を消さずに お前と生きるさ
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