北原ミレイ「北原ミレイ全曲集~涙の翼」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨の思い出北原ミレイ北原ミレイ川井みら樋口義高竜崎孝路最終ベルが鳴る ホームの片隅で 離れゆく恋人を 見送る人がいる 思えば何時(いつ)だって 別れの時は雨 過ぎ去った あの頃が 胸にせつなく よみがえる  思えば私にも 愛する人がいた 今では もう過去のこと あの人は 天国へ  そとは雨… 思い出は遥か夢の彼方に  見慣れた改札の まばらな人影に あの人を探しても 心は虚しくて 別離(わかれ)の寂しさを 忘れるためだけに 覚えてたあの歌が 不意にこぼれる帰り道  あなたが遠くなり 月日が流れても 今でも 未だ忘れない 本当の愛だった  セピア色… 思い出は遥か夢の彼方に  お願い夢でいい 私に逢いに来て 祈れば また逢えそうで 冬空を 見上げれば  雪混じり… 思い出は遥か夢の彼方に
海岸物語北原ミレイ北原ミレイこはまかずえ樋口義高若草恵覚えてる 懐かしい潮風(かぜ)吹くあの街 腕を組み 歩いた桟橋 馬車道のシネマでは いつも寄り添って 夜明けまで 眠らずに過ごしたわ たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 山手から元町へ たどる思い出 恋のものがたり  髪を切り 口紅の色も変えたのに 忘れない あの日のぬくもり いくつかの恋をして やっと気付いたの 心から 愛されていた事を たとえば もしも あの人の 優しい 声が 聞けたなら… 夕暮れの本牧は 熱いトキメキ 夢のものがたり  たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 黄昏のベイサイド 甘くせつない 恋のものがたり
涙の翼北原ミレイ北原ミレイ下地亜記子樋口義高馬飼野俊一雨上がり街路樹が 涙を溜めている 肩を滴(しずく)に濡らし 歩くたそがれの街 想い出さがしているの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕(おも)い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼  傷ついて傷つけて 別れた二人なら 今もこんなに好きで 泣いて苦しまないわ 大人の振りしていたの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 愛した日々を どうぞ 届けて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼  もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼
ベネチアの雪北原ミレイ北原ミレイ川井みら樋口義高矢野立美早いものね あれから二年 駅のベンチは 雨に色褪せて 馴染みにしてた 近くのお店も すっかり影を なくしたわ ベネチアめぐる 石畳 想い出たどり ゆくけれど 異国の街に 舞い散る雪は 寒さをくれるばかりよ 愛を激しく 燃やしたあの日 それは遠い 過去のこと 最後のイブを 過ごした街を ひとり 訪ねています  旅の途中 あなたと出会い そしてこの地で 愛しあったのね 運河のほとり 降る雪見つめて あなたの面影(かげ)を 偲びます リアルト橋に たたずめば ゴンドラかすめ 鳥が往く 雲の切れ間に 探してほしい 明日を照らす光りを きまっていつも サインかざして 笑いかける その仕草 変わらぬままの あなたが今も 胸に 浮かんできます  幾千粒の 涙のように 雪は何処へ 消え去るの 冷たく白く 輝きながら 今も 降り注ぐだけ
ためらい北原ミレイ北原ミレイちあき哲也ひうら一帆宮崎慎二シャワーの後は 「おやすみ」「またね」 道行く人に 目を逸(そ)らし 今日も二歩遅く 時にふり返る あなたを駅へ 送った… 愛したなんて言えば どこか違う うまく夢中になれない 私の中の女 生きているか きっと試しているのね …いい子いい子よ お眠りなさい 駄駄をこねずに 恋ごころ  メール・アドレス あなたについて 他には何も 知らなくて しのび逢う日だけ 好きになる方が おとなの情事(こい)で いられる… 去年の傷の腫(は)れが 引いた今は 私、臆病でしょうね 帰りはしない男(ひと)を 永遠(とわ)に待った あんな思いはもう嫌 …いい子いい子よ お眠りなさい 淋しがり屋の 恋ごころ  愛したなんて言えば だって怖い そして本気になるのは ロープを渡るように 続けさせて どうぞ私の幸せ……
ドルフィンホテル北原ミレイ北原ミレイ紙中礼子花岡優平馬飼野俊一海風がしのびこむ 窓辺の部屋は 夕暮れが来るたび 孤独だけれど 魚じゃない 鳥でもない 陸にも棲めない この胸の 奥に生きる 激しい愛がある ドルフィンホテル 赤いベッド 眠らせた恋が 目覚める時間 忘れものばかりの 人生の最後に 拾いにゆきたい 夢がある  振り向けば臆病な 我楽多ばかり 捨てきれずいつしか 息もできない 魚じゃない 鳥でもない 陸にも棲めない 狂おしい 愛の命 居場所はここなのね ドルフィンホテル 灯りおとし かなわない恋の 扉を開ける あきらめてばかりの 人生の最後に もう一度会いたい ひとがいる  ドルフィンホテル 赤いベッド 眠らせた恋が 目覚める時間 忘れものばかりの 人生の最後に 拾いにゆきたい 夢がある
石狩挽歌PLATINA LYLIC北原ミレイPLATINA LYLIC北原ミレイなかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボ−ロロ− 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソ−ラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボ−ロロ− かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
北の居酒屋北原ミレイ北原ミレイ酒井智雄弦哲也おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ 二年ぶりだね この店は おかみを相手に 酒を酌み 遠い あの時の 語り草 タバコふかせば 煙りにさえも ふわりあんたの 笑顔が揺れる 春まだ遠い 北国の 窓にちらちら 舞酔い雪  おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ でもさ今夜は 凍るね のれんが 昔を 語るよに 酒を染めてく 恋蛍 都会にあこがれ 放かした罪か 逢えるはずない あんたが浮かぶ 春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪  春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪
ざんげの値打ちもない北原ミレイ北原ミレイ阿久悠村井邦彦馬飼野俊一あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛というのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった  あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった  あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった  そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった
愛したいの北原ミレイ北原ミレイ下地亜記子野田晴稔人はみな 独りでは 生きてはゆけない 淋しさ そっと 笑顔にかえて 明日(あす)をさがす 春が来て冬が来て あなたと出逢って 涙さえ輝いた 希望の彩に 永遠に変わらぬ心を 信じたい いついつまでも 夢のほとりで 静かに手を重ね 優しい季節(とき)の 流れるまま 愛したいの  ありふれた 出来事に 溢れるときめき こんなに人を愛せるなんて 思わなかった 遠い空 倖せを さがしに行くけど 歓びは ほらそこに 胸の中に 何もいらない あなたと哀しみを 分けあいながら 夢のほとりで いたわり許し合い 優しい季節(とき)の 流れるまま 愛したいの  永遠に変わらぬ心を 信じたい いついつまでも 夢のほとりで 静かに手を重ね 優しい季節(とき)の 流れるまま 愛したいの 愛したいの
忘れないでGOLD LYLIC北原ミレイGOLD LYLIC北原ミレイ荒木とよひさ三木たかしあなたの愛情の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえこの恋が 哀しく終わっても  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから  あなたの懐に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえちがう女性 恋しているときも  忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから
思い出のダイアリー北原ミレイ北原ミレイこはまかずえ桧原さとし伊戸のりお黄昏の窓辺で めくる日記帳 閉ざされた 私の恋が 蘇る あの頃の あなたの声がしたようで 振り向けば ひとつの長い影法師 あれから 何年経ったのかしら 電話番号も 忘れているのに 胸があの痛み 覚えているのよ あなたで溢れてる 思い出のダイアリー  荷造りの途中で 古い日記帳 明日へと 踏み出す心 迷わせる 愛されて 初めて知った悦びと さよならの 台詞(ことば)が今もせつないの あれから 何年経ったのかしら 一人暮らしにも ようやく慣れたわ 次のページまで めくってほしいの 時間が止まってる 思い出のダイアリー  あれから 何年経ったのかしら 街は鮮やかに 変わって行くのに 今も私だけ あの日に佇み あなたで溢れてる 思い出のダイアリー
女友達北原ミレイ北原ミレイたきのえいじ浜圭介若草恵何を気にしているの 私の事はいいよ 早く行ってあげな 彼の待つあの部屋に ずるい女じゃないよ 自分をいじめないで たまたま同じ人を 好きになってただけよ とてもいい男だから きっと守ってくれるわ しあわせを祈ってるわ ふたりの為に 何も気がつかないで 生きてきたのね私 お笑い種よね 悲しみに乾杯  たぶん誰より私 淋しがり屋のくせに どうも似合うらしい ひとり切りの暮らしが 楽しかったわ今日は 私こそありがとう 不思議ね同じ人に 心ときめくなんて もう少し飲んでいくわ だから心配しないで 氷の溶ける音が 切なく響く 今もふたりといない 女友達だから ピエロになるわね 悲しみに乾杯  ピエロになるわね 悲しみに乾杯
終りなき旅路北原ミレイ北原ミレイ酒井智雄水森英夫人はそれぞれ 時代の風の 宿命(さだめ)に流され 生きている 秋をみて時雨(しぐれ)に濡らされて 冬をみて吹雪にたたかれる 幾千の移りゆく 人生の夢の跡 巡りくる 春を 待ちながら 歩き続けよう 終りなき旅の路(みち)  人はそれぞれ 荒波の中 ゆく手にとまどう 時もある 川をみて激しい渦もあり 山をみて嶮(けわ)しき峠道 風の群飄(ひょう)々と 我が心駆けぬける 臆(おく)せずに 未来(ゆめ)を 抱きながら 歩き続けよう 終りなき旅の路  幾千の移りゆく 人生の夢の跡 巡りくる 春を 待ちながら 歩き続けよう 終りなき旅の路(みち)
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