ちあきなおみ「全曲集~黄昏のビギン~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
歳月河ちあきなおみちあきなおみ新本創子船村徹南郷達也昔のままに お前を抱けば 白い花びら 散らすだろ 別れて流れた 春・夏・秋・冬 雁も通わぬ 歳月河に 愛を愛をかき消す 風が吹く  女は今の暮らしに 馴染み 可愛いがられりゃ それでいい 男はさすらい 春・夏・秋・冬 酒の河だよ 歳月河は 飲んで飲んで忘れる 事ばかり  襟元合わせ うつ向きながら 誰のものでも ないと泣く お前は命さ 春・夏・秋・冬 橋を探そう 歳月河に 愛の愛の名残りの 月が出る  
紅とんぼPLATINA LYLICちあきなおみPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺船村徹南郷達也空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話に なりました しんみり しないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手もいないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通って くれました 唄ってよ 騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  だからほんとよ 故里(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった 想い出が 笑ってよ なかないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は
矢切の渡しGOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみ石本美由起船村徹「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切りの渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
かもめの街GOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみちあき哲也杉本眞人倉田信雄やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
喝采PLATINA LYLICちあきなおみPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺中村泰士高田弘いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ 失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる
片情(かたなさけ)ちあきなおみちあきなおみ吉田旺船村徹蔦将包あきらめて……来たはずなのに 燃え残る燃えつのる みれん蛍火 消したくて 消せなくて 雨の止り木  ひりひりと……乳房をはしる 淋しさを恋しさを 抱きよせれば 死にたいと ふと想う 夜の長さよ  ほつれ髪……手櫛でとけば 嘘つきなあのひとの 指のぬくもり 怨んでも 怨めない 愛がかなしい  泣かないで……わたしのこころ 忘れなきゃにくまなきゃ つらい縁を 涙ごと 流しこむ 酒のにがさよ
君知らずちあきなおみちあきなおみ千家和也船村徹南郷達也あて名は書けど 一文字も わが名を書けぬ 恋文よ 紅を落とした くちびるで 閉じる悲しさ 君知らず  つかの間触れた 指先に 思いの丈が ほとばしる 柔肌焦がす 女火の 炎とどくか 男火に  まことの愛に 生きようか かなわぬ夢と 捨てようか 迷えば曇る 手鏡を 伏せて泣くのを 君知らず
さだめ川GOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみ石本美由起船村徹明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃れる旅は いずこの山が また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です
黄昏のビギンPLATINA LYLICちあきなおみPLATINA LYLICちあきなおみ永六輔中村八大雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳うるむ星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰(かげ)の初めてのキス 初めてのキス
星影の小径GOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみ矢野亮利根一郎静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの 囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ  静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ  アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ

こぼれ花

イマージュちあきなおみちあきなおみ飛鳥涼飛鳥涼瀬尾一三がらんどうな心には 何も溜らない ささやかな幸福も 覗いて行くだけ  焼けた空の色に染まり 鳥は何を見てる 恋の痛み覚えたなら 空の嘘さえわかる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ はぐれた愛を数えて  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  どんなに叫んでも 空は壊れない  夢の夢の端まで 歩いて行きたい 季節を運ぶ人を 訪ねてみたいの  咲かないような心の中 蝶は羽根を広げ 恋は夢を浮かべながら また朝に帰される  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ 移ろう春をほどいて  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてる
港が見える丘ちあきなおみちあきなおみ東辰三東辰三あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色褪せた桜 唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛 咽(むせ)び泣けば チラリホラリと 花片(はなびら) あなたと私に 降りかかる 春の午後でした  あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花片 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした  あなたを想うて 来る丘は 港がみえる丘 葉桜をソヨロ 訪ずねる 潮風 浜の風 船の汽笛 遠く聞いて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 遠い夢でした  遠い夢でした
秘恋GOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみポルトガル民謡・日本語詞:吉田旺ポルトガル民謡いいの私 このままで ひどい女と いわれても 人目さけて 忍び逢う あなただけしか見えない 春の雪が 舞い散る 髪に指に はらはら… より添う愛 白くかくして 降りつづけ いつまでも あなたそんなに つらい眸をして 自分だけ 責めないで  いいの私 このままで けして悔やみは しないけど あなたを待つ あのかたの 涙おもうと苦しい 雪の花が 舞い飛ぶ 暗い空に はらはら… こごえそうな 夢をつつんで 降りつもれ どこまでも あなた私を離さないで この命つきるまで あなただけが 生きがい…
伝わりますかGOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみ飛鳥涼飛鳥涼淡い紅を かるくのせて 想い出追えば 娘にかえる  恋を知れば 夜が長く 街ち人の名を つぶやいた頃  一人のために女は 時を旅して 綺麗になる  あなたの腕のつよさは 消えない ぬくもり  今も たどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  愛するくらい 愛されたいと 願う心が 重荷でしたね  恋の色は 夕暮れの空 うす紅に はかなく落ちた  伝わりますか 今夜は 悪い女に なっています  あなたの守る倖せ 消えてくださいな  なりふりかまわぬ恋を もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯します  今もたどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯します
東京砂漠ちあきなおみちあきなおみ吉田旺内山田洋空が哭いてる 煤(すす)け汚されて ひとはやさしさを どこに捨ててきたの だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が 肩を寄せあえる あなた…あなたがいる あなたの傍で あゝ暮らせるならば つらくはないわ この東京砂漠 あなたがいれば あゝうつむかないで 歩いて行ける この東京砂漠  ビルの谷間の 川は流れない 人の波だけが 黒く流れて行く あなた…あなたに めぐり逢うまでは そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった あなたの愛に あゝつかまりながら しあわせなのよ この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠  あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠
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