細川たかし「細川たかし全曲集 津軽へ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
津軽へ細川たかし細川たかしなかにし礼浜圭介若草恵都会暮らしに ほとほと疲れ 故郷(くに)へ帰ると 心を決めた むかしなかった新幹線が 北へむかって ひた走る 津軽へ 津軽へ 津軽へ 稲妻よりも なお速く。 夢をなくしたわけじゃない 夢は津軽でやりなおす  お岩木山の ふもとの村で 母は今でも リンゴを作る 死んでしまった 親父の分も 俺がやさしく してやるべ 津軽へ 津軽へ 津軽へ 親孝行を手土産に。 雪の降りつむ冬の夜は 母とこたつで語ろうか  駅で止まって お客が乗って お国訛りの ああ懐かしさ 俺の居場所は もう迷わない 生まれ故郷の 空の下 津軽へ 津軽へ 津軽へ 夢もあらたに 生きてやる。 汽車よはばたけ 闇を抜け 行こう 銀河のかなたまで  津軽へ 津軽へ 津軽へ 夢は津軽でやりなおす
佐渡の恋唄GOLD LYLIC細川たかしGOLD LYLIC細川たかしたかたかし弦哲也佐渡へ佐渡へと 流れる雲に のせてゆきたい わたしのこころ 離れて四十九里 小木の港は波の果て あなたに逢いたい 声をしのんで 啼く千鳥  ハァー 佐渡と柏崎や 棹さしゃとどくよ なぜにとどかぬ この想い  佐渡の日暮れの 荒磯波は あだし仇波 寄せては返す あなたと踊ったおけさ流しの 篝(かがり)火に 想いをこがした 赤いシャクナゲ 咲く岬  佐渡のつばめは 千里の海も 恋のつばさで越えるときいた 小雪がちらちら 舞えばせつない雪の肌 あなたに逢いたい 海の荒さよ 佐渡の島
湯けむり情話細川たかし細川たかし石本美由起南郷孝別れられない あなたが好きよ 身体が火となる 湯けむりの宿 どうにもならない 運命なら いっそあげたい 命まで ああ 見つめる 髪のほつれに 湯の香り  愛の命を いたわりながら 温もりあずける 湯けむりの宿 あなたに羽織を 着せかけて 夫婦きどりの 夢に酔う ああ 涙で 星も見えない 旅の夜  眠る夜更けも 眠れぬままに 想い出分けあう 湯けむりの宿 このまま抱かれて 燃えながら 冬の寒さを 忘れたい ああ 女の 夢を流すな 谷の水
恋の酒細川たかし細川たかしたかたかし弦哲也あんなにいい女 ふたりといない なんで消せよう恋の 恋の火を 未練ごころを 拳でたたき 叱る叱る 叱る男の 男の涙 月よ、照らすな 露地裏屋台  好きだと抱いたら すむことなのに 肩で泣いてた女は 人の妻 つのる想いに この身をこがし あびるあびる あびる男の 男の酒を とめてくれるな 露地裏屋台  どうにもならない この世の運命 酔ってせつない恋の 恋の酒 惚れていたんだ おまえにひとり ばかなばかな ばかな男の 男のこころ 酒よ、せめるな 露地裏屋台
女の十字路細川たかし細川たかし中山大三郎浜圭介だめよそこまで 近づいちゃ あなただけにあげる 恋だけど 過去があります 悲しい傷が だからあなた急がないで 少し待ってよ あー 女の十字路で あなたに迷いそうな夜  止めて止まらぬ 二人なら 行ける所までも 行くけれど 心変わりに 泣かされたから 信じたくて信じられず 胸が痛いの あー 女の合鍵を あなたにわたしそうな夜  ここであなたを 帰したら 一人眠る夢が 寒いでしょう だけどあなたを ひき止めたなら 同じような傷がひとつ ふえるだけなの あー どうすりゃいいんでしょう あなたにくずれそうな夜
矢切の渡しPLATINA LYLIC細川たかしPLATINA LYLIC細川たかし石本美由起船村徹「つれて逃げてよ……」 「ついておいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見捨てないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
北酒場PLATINA LYLIC細川たかしPLATINA LYLIC細川たかしなかにし礼中村泰士北の酒場通りには 長い髪の女が似合う ちょっとお人よしがいい くどかれ上手な方がいい 今夜の恋は煙草の先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命(さだめ)のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある  北の酒場通りには 涙もろい男が似合う ちょっと女好きがいい 瞳でくどける方がいい 夢追い人はグラスの酒と 思い出を飲みほして やぶれた恋の数だけ人に やさしくできる 北の酒場通りには 男を泣かせる歌がある  今夜の恋は煙草の先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある
望郷じょんからGOLD LYLIC細川たかしGOLD LYLIC細川たかし里村龍一浜圭介櫻庭伸幸津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア…  爺(じ)さまが叩く じょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば 故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して 東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし 夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア…  小泊港(こどまりみなと) お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
城崎恋歌細川たかし細川たかし柚木由柚弦哲也前田俊明からくりかるたは もう終わり 手のひらの 先から こぼれて消えました 馳せては消える 思い出のように 名も知らぬ 汽車にのり 遠くへゆきたい 城崎、湯の町 かた結び 花の咲く 花の咲く 花の咲く町へ  麦わら細工に 手を添えて あのときの あなたは いずこの町の人 宿りに帰る 海鳥のように おだやかな 風にのり 飛んでゆきたい 城崎、湯の町 夢ごよみ 花のよぶ 花のよぶ 花のよぶ頃に  散りぬる ゆのはな 手のひらに 浮かべて 涙に ひとたび返し歌 にじんでゆれる 夕日のように やさしくて あたたかい 花になりたい 城崎、湯の町 恋つむぎ 花の咲く 花の咲く 花の咲く町よ
心のこりGOLD LYLIC細川たかしGOLD LYLIC細川たかしなかにし礼中村泰士あかのたちお私バカよね おバカさんよね うしろ指 うしろ指 さされても あなた一人に命をかけて 耐えてきたのよ 今日まで 秋風が吹く 港の町を 船が出てゆくように 私も旅に出るわ 明日の朝早く  私バカよね おバカさんよね 大切な 大切な 純情を わるい人だと 知っていながら 上げてしまった あなたに 秋風の中 枯葉がひとつ 枝をはなれるように 私も旅に出るわ あてもないままに  私バカよね おバカさんよね あきらめが あきらめが 悪いのね 一度はなれた 心は二度と もどらないのよ もとには 秋風が吹く つめたい空に 鳥が飛び立つように 私も旅に出るわ 一人泣きながら
女のしぐれ細川たかし細川たかしたかたかし弦哲也佐伯亮雨が降るから 泣けるのか 恋の重さに 泣けるのか 逢えば死ぬほど愛されて とけて乱れる黒髪の 夜の湯の町 女のしぐれ  かくれいで湯の 湯の花は 一夜あければ 紙の花 想い残さぬはずなのに 女一色染められて 今朝は他人の 別れがつらい  浮いて流れる 恋もある 切れば血が出る 恋もある 今度いつとも聞かないで 傘をあなたにさしかける 雨の湯の町 女のしぐれ
浪花節だよ人生はGOLD LYLIC細川たかしGOLD LYLIC細川たかし藤田まさと四方章人飲めと言われて 素直に飲んだ 肩を抱かれて その気になった 馬鹿な出逢いが 利口に化けて よせばいいのに 一目惚れ 浪花節だよ 女の女の人生は  嘘は誰かが 教えてくれる 恋も誰かが 見つけてくれる そんな誰かに 振り廻されて 消えた女が またひとり 浪花節だよ 女の女の人生は  咲いて萎んで 捨てられました 逢って別れて 諦めました 人の情けに つかまりながら 折れた情けの 枝で死ぬ 浪花節だよ 女の女の人生は
あやいろの恋細川たかし細川たかし柚木由柚弦哲也あやいろ なないろ 恋のいろ 雨はしんしん 泣きぬれて 時の報せに たたずんで あれからいくとせ 過ぎました 綺麗に咲いた 恋路の瀬 思い浮かべてしまったの あやいろのひと  秋色 深まり ひとり路 霧はひそかに たちこめて 傘もささずに 待ちわびる おぼえていますか 夢のあと たたずむ町に 背を向けて 涙枯れてしまったの あやいろの路  むらさき あやめは 恋の町 雨はしとしと 降りだして 幸せ横目に 歩いてく 今宵は昔を 思い出し 半分泣いて 眠る町 心のこしてしまったの あやいろの恋
北緯五十度細川たかし細川たかし中山大三郎望月吾郎涙 黒髪 えりあし おくれ毛 小指 くちびる 思えばつらい 波はデッキの 上から落ちる 北緯五十度 カムチャッカ沖だ こんな時にも 心の中で 紅く燃えてる 命の恋よ  海がなくても 私がいるわと 泣いてすがった あのぬくもりよ ちょっと待ちなよ 海鳥たちが 鳩やすずめと 暮らせるものか ばかなたとえで 強がり言って 沖で泣いてる 男の恋よ  夕陽 桟橋 引き波 人影 夢で毎晩 帰っているよ 今度逢ったら 打ちあけるのさ 北緯五十度 もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬
満天の船歌細川たかし細川たかし松井由利夫大沢浄ニドンと舳先(へさき)で 砕ける波を 被りゃ飛沫(しぶき)が 命の華になる 千島海流 この親潮が 俺のカムイだ 母のぬくもり 満天に 煌めく星よ 北海の 男船 ヘッサオッホー… アー  野付(のつけ)水道 東へ抜けりゃ 月も凍える 流氷牙をむく 思い遥かに コタンの港 しのぶ船歌 揺れるかがり火 満天の 血潮が燃える 北海の 男船  夢を掴んで 艫綱(ともづな)巻いて 息を吸いこみゃ 夜明けの雲がとぶ 俺を待ってる メノコの笑顔 胸に刻めば はずむ船足 満天を 茜に染める 北海の 男船  アーアー…
櫻の花の散るごとく(2009年ニューアレンジ)細川たかし細川たかしたかたかし弦哲也前田俊明生者必滅 この世は夢かまぼろしか 櫻の花の 散るごとくなり 山が動く 風が変わる 遥か大地に 今 日が昇る 行け 男よ… 人生 一炊の夢なれど  つよくやさしく ひたむきに おのれの道を 駆けて行け 生きて何を 君は語るか 一度かぎりの この世であれば 行け 男よ… 人生 険しき道なれど  熱き想いを 胸に抱き ロマンを求め 花と咲け 行け 男よ… 人生 一炊の夢なれど  生きて愛して 鮮烈に 炎のように 駆けて行け 生きて愛して 鮮烈に 櫻の花の 花のごとく
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