曽我部恵一作詞の歌詞一覧リスト  147曲中 1-147曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
春風烈歌 新曲RYUTist 新曲RYUTist曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一花びらの舞う中に立つ ぼくは風に踊ってるだけさ あなたのいる場所を想う 春の風よ歌え  過ぎゆく日々に流され 海へ出る いつか雨になれ  そのあとぎゅっと抱き合えたなら 愛の言葉さえもういらない くずれもつれ風に舞え 永遠の夢になれ  まどろみからさめたね だれだってここで戦ってる  子供の頃のように笑う 季節はそうここにあるよ 全てを染め上げる色 ぼくらを未来へ運べ  花びら舞う、その中にあって 永遠の夢を見ていたい あなたの住む街が見える(見えるよ) 春の風よ歌え  花びらの舞う中に立つ ぼくは風に踊ってるだけさ あなたのいる場所を想う 春の風よ歌え
風船讃歌サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな 世界が終わる日も潮風に乗って きみの方へぼくは飛ぼう  赤い風船飛んでく だれかが手を離したみたい 今のきみはなんだか歳をとってしまったみたい 青い海のような悲しみに ああ、何が言えるだろう?  あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな 世界が終わる日も潮風に乗って きみの方へぼくは飛ぼう  このまま飛んで何処へ 天国はちょっといやだ 今のぼくはなんだかなにも知らない子どもみたい 青い空の真ん中で今 ああ、何が言えるだろう?  あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな 世界が終わる日も潮風に乗って きみの方へぼくは飛ぼう  だれでも知ってることさ いちばん大事なことさ だけどすぐにそれを忘れてしまう 忘れてしまう!  あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな 世界が終わる日も潮風に乗って きみの方へぼくは飛ぼう ゆらりゆらり飛んでいこう
幻の光サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一ここに来ればそれが見られると 時々人が集まってくる 懐かしさと未来の啓示 うるわしの幻の光  色のない波を見てオレはきみのことただ思い出してる  遠くから来た車が夜を明かすため停まってる ライト消して 息をころして 静けさのなかで  ここに来れば夢が見られると 瞳輝かせ人が集まってくる 記憶のように遠くで揺れる うるわしの幻の光  白んでく空を見てオレはあの歌をずっと口ずさんでる  遠くから来た車が雨に濡れ光ってる 待っている 揺れている 静けさのなかで  遠くから来た車が夜を明かすため停まってる このままでいいと思う 幻の光
ノー・ペンギンサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一夢の中に あまりに長く いると 少年は ジュゴンになる って都市伝説はない  朝、目覚めてとりあえず目玉焼き なんか老成して 森の塔に閉じこもった漫画家みたいだ なんにもアタマに入ってこないぜ Fuck Off  海! コドクはいつかアザラシにくれてやろうね 壊れかけた車だって愛しさあるだろう?  この世はぼくらを愛してくれるか? I Miss You
Gooサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一新聞ではみんないい子 レアメタルでできたロボットの子 太陽双眼鏡で見てる 元気になったり落ち込んだり 夕方さみしい気分になる だれもが家に帰りたくなる  愛があったのか? ベイビーどう?? 愛があったはず! ベイビーGoo!  この先に待つ第一面のボス 意を決してヒーロー気取って対面する わんわんわんてな具合に泣く ぴーぴーぴーなんてくちぶえ吹き 意味深なセリフはちょっと 古くて良くわからん  愛があったのか? なかったのか?? 愛があったはず! まあ、愉快に  今日もいい天気  七色のインコが来て ぼくの家のまわり飛び回ってる きみは迷子なの?  愛があったのか? ベイビーどう?? 愛があったはず! ベイビーGoo! 愛があったのか? なかったのか?? 愛があったはず! まあ、愉快に…
メキシコの花嫁サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一メキシコのお祭りでは街中の人が 色のついたドクロをたくさん飾ってお祝いするんだ いいだろ  オレンジの花束が君の顔を明るく照らしたとき ぼくは見てたよ かわいいしずくが垂れるのを  ルチャ・リブレへ行こう 叫んで燃えて足を踏み鳴らして そのあと冷たいビールを二人で飲もう 「ヒュルリルララ」 口笛を吹いて歩く  黄昏のパラシュートで落ちてゆこう ケチャップをたくさんかけたタコスを ほおばるのさ午前3時  純白の花嫁ドレス そのきみを 抱いてぼくは踊りたいのさ 気付けば空は真っ赤な夕陽  ルチャ・リブレへ行こう 叫んで燃えて足を踏み鳴らして そのあと冷たいビールを二人で飲もう 「ヒュルリルララ」 口笛を吹いて歩く  メキシコのお祭りでは街中の人が 色のついたドクロをたくさん飾ってお祝いするんだ いいだろ  ルチャ・リブレへ行こう 叫んで燃えて足を踏み鳴らして そのあと冷たいビールを二人で飲もう 「ヒュルリルララ」 口笛を吹いて歩く
ロンリー・プラネット・フォーエバーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一抑圧された翌朝 夢の中の勇者よさらば 恋をしてるサリーは飽き飽きして今日街を出る きみは短い夏に死んで それから雨が降って 白い花が咲く朝にひっそりとよみがえるんだ  365日ずっと雨が降るおかしな星では 若い恋人たちはずっと夢を見ようと、あっちで耐えている 星くずのスポーツカーに乗って 海からの風をきみと追いかけて  愛想のない暗い夏にあのコと一緒にいたんだっけ 大事なことはなにひとつぼくら喋らなかったね そして空に絵を描き続け、街の底を泳いだ 疲れ切った真夜中にとびきりの歌を持って  365日ずっと雨が降るおかしな星では 老いた恋人たちはもう飛び立つこともできずに耐えている 天国からのサイドカーに乗って 乾いた情熱をきみと探した  カモメの絵ハガキ どこからか届く 季節が変わってしまったある朝に  365日ずっと雨が降るおかしな星では 若い恋人たちはずっと夢を見ようと、あっちで耐えている 星くずのスポーツカーに乗って 海からの風をきみと追いかけて  Lonely Planet Forever! あのコなら今ごろ知らない駅に立ち Lonely Planet Forever! トランクとサングラス 笑っているよ いるよ
サイダー・ウォーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一負けるなオレ 行けもっともっと 一番星 落っこちて 微笑んだ だれよりも天才 自転車をこいでる 真昼の超新星 立ち上がり 蹴飛ばして  生まれ変わる場所へ行きそこでまたギターを弾く 風が吹いてんだってねぇ だれかは叫びだれかは歌う 甘い缶コーヒー飲みたくなった  不協和音はやさしい兄妹 日没までに ねえBaby 行かなくちゃ ハンバーガー買って熱海でも行こうか 坊主あたまの少年 たたずんで夏を待つ  ひなびた中華屋へ行きラーメンと餃子を食う Everyday is a New Day ぜんぶうんざりだって思う前に 冷えた炭酸で流してしまいたい  生まれ変わる場所へ行きバイトしてギターを買う 日が昇ってんだってさ そりゃどうもありがと 冷えた炭酸で流してしまいたい
海辺のレストランサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一最後は海で騒ぐ 今日のたぶん結末 だったらあれ持ってく? 昔くれたミックステープ ピストルズとかも入ってて ビートルズとかも入ってて 海はまだ冷たいだろうか 波の音はいつだって都会の子守唄さ ぼくが旅に出るときは さよならをきみに言わない気がするよ 今日は海辺のレストランでカレーでも食べよう  最後は夢に戻る ぼくらなんだったっけ? さいしょとさいごつながって 永遠の輪になれ 愛は愛のままに 退屈は退屈のままに 海はやっぱり冷たくて 泣けるようなあのヒットソング聴かせて ぼくが恋をするときは 結末を風に訊かない気がするよ 今日は海辺のレストランでカレーでも食べよう  最後は海で騒ぐ それだけがハッピーエンド  ぼくが旅に出るときは さよならをきみに言わない気がするよ 今日は海辺のレストランでカレーでも食べよう  メイビーベイビー イエスタデイ、トゥモロー…
こわれそうサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一ジュディのドーナツショップに来て いつものオールドファッションとコーヒー ぼくはといえばすっかり丸くなってしまって眠そう 足りないものは何もない 雪も笑いも太陽もこの街にはあるよ だけど こわれそう きみがいないと 陽のあたる窓辺の席でひとり もう こわれそう きみがいないと 昔よく聴いたステキな曲が流れてる  反抗的な態度のPUNK BOY 今や額縁の中で歌う 愛のためにしたこととしなかったことを天秤にかけ 朝が爆発する 「コーヒーのおかわりは?」と少女が微笑む 平和な時代だね だけど こわれそう きみがいないと 陽のあたる窓辺の席でひとり もう こわれそう きみがいないと あれもこれも色褪せてしまう前に  夕べニュースで見た死にゆく星の最期の姿は 蛍光ピンクで超キレイだった  こわれそう きみがいないと 陽のあたる窓辺の席でひとり もう こわれそう きみがいないと 昔よく聴いたステキな曲が流れてる こわれそう きみがいないと… Yeah Yeah Yeah, Big Boy!
家を出ることの難しさサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一神様の震える手 雪の白さには注意して 皆既月食のいじらしさ 家を出ることの難しさ  夜に燃える木々の色 街の暴動も終わる頃 古いラジオは伝えている 家を出ることの難しさ  おお、、、  混線したメッセージ その赤い薔薇が枯れる頃 クリスマスの火が灯り いつかの恋を思い出す  木曜日に船が出る かたくなったパンをかじる 古いラジオは伝えている 家を出ることの難しさ  おお、、、  ニュースで言ってた 火星の谷に水が流れてたと 寒い朝、ぼくは思う 家を出ることの難しさを。
夢の島セレナーデ20th Century20th Century曽我部恵一曽我部恵一錆びた歩道橋にたたずんで ゆっくりと夕方の空見てる 雲は桃色ぎゅっと抱きしめ どこかに行ってた鳥たちも戻る頃  街は震えるギターの弦のよう グッとくるメロディずっと探してる 「もがきながらも変わっていこう」 飛行機の点滅するライトがぼくをはげますよ  ぼくたちは笑っている やさしさを胸に秘める 今日を生きる だれかを愛す あきらめるなんてできない ああ、あそこに今日も陽がおちる Baby 夢の島セレナーデ  オレンジ色に包まれて 生まれたまんまのこの心で 夕暮れの風を吸い込めば 乾いた想いに深紅の花が咲く  街は海を見る少年のよう グッとくる明日をずっと探してる 遠くに瞬く星たちを繋げて 夜に浮かぶ大きな船を作る  ぼくたちは夢を見る あたたかい太陽抱き寄せ 今日を生きる 傷つきながら すべてを流す雨を待つ ああ、あそこに今日も陽がおちる Baby 夢の島セレナーデ  ポケットをさぐって物語りを 物語りを探すのさ  ぼくたちは笑っている やさしさを胸に秘める 今日を生きる だれかを愛す あきらめるなんてできない ああ、あそこに今日も陽がおちる Baby 夢の島セレナーデ
愛の武器よ!れいちもれいちも曽我部恵一曽我部恵一突然KISSをされたって、 舌を噛み切って死ぬなんて、昔の女ね そんなバカみたいって思う  私なら絶対闘うわ 知力も体力も使って どこまでもあなたを追い詰めてしまうかも  晴れた朝に青い空が正しい道を教える ねえ、あなた これが見える? 愛の武器よ!  突然ひるがえる告白 チョコレートも溶けるほど恥ずかしいことよ それは千年の呪い 私は誰にも媚びない 私というブランドの創設者 現代の女よ 酔った振りなんかしない  晴れた夜に星が光って時代が変わるの教える ねえ、みんな なんだと思う? 愛の武器よ!  晴れた朝に青い空が正しい道を教える このまま風を待って ひとりきりでも先に行くわ 愛の武器を持って
ブルーハワイ三浦透子三浦透子曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一海辺までかき氷 食べに行こう赤い車で ぼく免許取ったんだよ きみはたぶん驚くんじゃないかな  途中のコンビニでちょっと立ち読みして休む  今日はなにもしたくないから どこへも行かなかった 風は網戸を揺らすだけの ちょっと足りない友達  高速のサービスエリア ラーメンを食べたのさ ぼくはまずいって言ったけど きみはけっこう美味しいって言った  そのあとコーヒーを飲んで山並みを眺めてた  今日はなにもしたくないから どこへも行かなかった 風はうたをうたうだけの ちょっと足りない友達
心に雲を持つ少年サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・大工原幹雄雲からハートマーク 叫びの彼方へ 人生の分岐点へハイライト、コカコーラを捧げ  ぼくは死んでいるように感じているんだよ  遅くまでほっつき歩いて とおめいな虹いくつか捕まえた  あーもうずっと目を閉じ目覚めを待ってる 春には花びら舞い散る中にひとり立つ  ぼくは死んでいるように恋してるんだよ  遠くまで出かけて行って 海鳴りをいくつか覚えた  遅くまでほっつき歩いて とおめいな虹いくつか捕まえた  ずっと消えない太陽がある
OH!ブルーベリーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一OH!ブルーベリーと秘密のパイ 銀河と優勝者のラン 走る走る みんな置いて走る  OH!3月7日頃きみは素敵だった まるでまるで森の中のバンビ  まっさらな気持ち 青空をすこし コーヒーカップにひたし 飲む 頭ん中ひろがってるあの風景 来たがってる 偶然へ ああロックンロールにつかまって なんでだろうね  ぼくはしょうもない言葉を探しています  OH!ブルーベリーと秘密のパイ 銀河と優勝者のラン みんな置いて走る  まっさらな気持ち ぼくはぼくにあまり長くない手紙を書こう ビルディングかじってみる ヘイベイビー、元気ですか? 長炭のおばちゃんもみんな元気ですか?  ぼくはなんもない言葉を探しています  OH!ブルーベリーと秘密のパイ 銀河と優勝者のラン みんな置いて走る
ぼくらが光っていられない夜にサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一Hello Boy, Hello Girl....  さみしくなったなら電話をかけてきて 孤独な熱帯魚みたいに泳いでいるから アパートの鍵は壊れたまんまで バスルームでひとり溺れているのさ  ぼくらが光っていられない夜に 愛の意味を分かれと言うのか ぼくらが光っていられない夜に  太った猫が窓の外を歩いてく ぼくの部屋の前で一瞬立ち止まる キッチンでは洪水 取り返しもつかない ぼくはひとりであばれているのさ  ぼくらが光っていられない夜に 愛の意味を分かれと言うのか ぼくらが光っていられない夜に  1、2、3、眠くなります 1、2、3、眠れなくなります  ベランダのサボテンのように かたく芝生に寝っ転がるように ぼくらが光っていられない夜に ぼくらが光っていられない夜に
春の風サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今夜でっかい車にぶつかって死んじゃおうかな 飛び込んで行って太陽を掴む 犬のように吠えるぶんざいで夢ばっかり見てる ハンサムなのは夏の日の命  あの娘は人工的な性格で新時代を待つ 上海レストランで働いてる そうさ、ぼくは純情な息子 割れた皿を拾い集める また虹のかけらを探している  行きずりのだらしないkissで ぼくを目覚めさせて きみの匂いをかがせて 春の風が吹いている  くじらみたいな雲が浮かぶこの町の名前はなに? どっかで忘れてずんぶんと経つ  五線譜を引き裂いて血が流れて愛を伝える おまえのすべてが星のよう  出しぬけになまぬるいsmileで ぼくを目覚めさせて きみの匂いをかがせて 春の風が吹いている  ぼくを目覚めさせて きみの匂いをかがせて 春の風が吹いている
エントロピー・ラブサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一安定剤も切らしてしまって 空き缶で作る東京タワー タクシーで行くよたぶん今すぐ Baby OK だいたいはねー  愛も憎しみもどっちでもいいけど もうすこし仲良くできなかったか じゃあそろそろでかけるね ポケットに小銭がいっぱい  学校へはもう戻らないし ここはだれにとっても理想的じゃない テレパシーで行くよたぶん今すぐ Hello Goodbye アイスレバ  きみもぼくもだれだっていいけど どんなふうに暮らしてるんだろう? 赤いバラを一輪だけ ぼくは飾っているよ部屋に  愛も憎しみもどっちでもいいけど もうすこし仲良くできなかったか じゃあそろそろでかけるね ポケットに星があふれて…
日傘をさしてサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一あなたにもっと話してあげたかった 愉快な旅や輝く夜のことを よく晴れた今日 私は出て行くの 日傘をさして あなたを残して  冷たいお茶をいれましょう 街はまだひかりの中  この恋は いつだって あまりにも 楽しすぎて  あなたの好きな日傘をさして  あなたにもっと優しくしたかった 美味しいものももっと食べたかった よく晴れた今日 いつもと同じように 日傘をさして 何もかも残して  足りないことばかりの 満ち足りた思い出よ  この恋は いつだって あまりにも 悲しすぎて  あなたの好きな夏が来ているわ
コンビニのコーヒーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一コンビニのコーヒーはうまいようでなんとなくさみしい 恋もさめるもの 温めなおしてもちょっと最初とちがうんだ そんなことわかってるよね  広すぎる海に浮かぶ舟のように何も見えない時だってある 夜が明けるように空が晴れるように願ってるし 手紙にもそう書くよ  いつも孤独なきみをいつもきれいなまんまで閉じ込めてしまう世界は罪 花咲き誇れ今夜 真夜中の花も美しい 笑顔がヘタなぼくらのために  コンビニのコーヒーは100円で買えるいちばんの熱さ ハートは燃えている コインランドリーはいつまでも開いてる それはもう「やさしさ」と言ってもいい  広すぎる夜空 さまようサテライト いくつもの夢抱えて困ってる 意味がなくたって生きていけるように祈ってる この曲にもそう書くよ  いつも孤独なきみをいつもきれいなまんまで閉じ込めてしまう世界は罪 花咲き誇れ今夜 真夜中の花も美しい 笑顔がヘタなぼくらのために  コンビニのコーヒーはうまいようでなんとなく…
センチメンタルサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一あのコがやってくる あじさい色の自転車で ゆるい坂を下ってくる くちぶえ吹きながら  ぼくはそれを眺めてる 額に汗がにじむ ギターでも弾きたいな なつかしいあのメロディ  ぼくはなんだかセンチメンタルな気分 がらにもなく感傷的になってる Yeah Yeah Yeah!  春はとっくに終わったのにね  海辺に腰かけて鼻歌を歌ってた 子供達が遊ぶ で、ハイビスカスが揺れた  ぼくはなんだかセンチメンタルな気分 がらにもなく感傷的になってる Yeah Yeah Yeah!  春はとっくに終わったのにね  LOVE IS CRAZY CRAZY LOVE LOVE IS CRAZY CRAZY LOVE  春はとっくに終わったのにね
時間が止まって音楽が始まるサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一秋の恋はシック 黄色いセーターのラプソディ 外国の知らない街を旅してみたい  風を切ってバイク どこまでもまっすぐ 革ジャンのきみはぼくの体にぎゅっと腕回す  時間が止まって 音楽が始まる 憶えておけるかな いつか戻れるように  知らない場所目指そう なつかしいことをしよう ただどこまでもまっすぐ そして巡る季節も  長い夜の散歩 月と都市の輪舞曲 遠く歴史揺れる 「もう時間だ」ってぼくの時計が言う  いつか夢醒めて 音楽が止まる ずっと憶えておこうね いつか戻れますように  時間が止まって 音楽が始まる 憶えておけるかな いつか戻れるように
最高の彼氏 -the supreme man-WAY WAVEWAY WAVE曽我部恵一曽我部恵一Bigな車に乗ってあの人がやって来る 力の匂いをさせて あのへんがマックス 髪の毛のワックス 狂おしいほどロックする Do the Do そんでリラックス そうです 快感をキックする クンクンしてみるのフレイヴァー  Raver!!! 幻の戦隊が 全体が飢えてるようTiger 金銭はじけてる今夜 シャンパン 泡みたく Soda あの人、怒ってる?笑ってる? 踊って!ねえ、どうなの?? いっつもこの辺じゃみんな あの人に恋しておーるない  Yeah!もう叫んじゃいそう!Yeah!ねえみんな元気? Yeah!あの人のファッション Yeah!あの人の声 Ahhhhhhhhhhh 最高最高最高 最高最高最高 最高最高最高 最高最高最高  シックなスーツでオール リップはグロスのディオール 花の香りをさせて あたしは征服する将軍 Listen, fasten seatbelt! Kiss and sax and eurobeat! Rats and cats are crazy now! さっそく準備しなくちゃ!  ラグジュアリーな紛争 アクチュアリーな戦争 ペディキュアをもっと 闘争的なる本能 ほんと、もうめちゃめちゃアタマもいい 妄想そうどこまでも優勝! 言うこととかそういうのもちょうど グッとくるグッとくるグッとくる  Yeah!もう叫んじゃいそう!Yeah!ねえみんな元気? Yeah!あの人のファッション Yeah!あの人の声 Ahhhhhhhhhhh 最高最高最高 最高最高最高 最高最高最高 最高最高最高
カエデの遠距離恋愛KaedeKaede曽我部恵一曽我部恵一台風クラブ冬に出逢ったふたり 離れた街で暮らしてきた こんな偶然の風が吹き 今は次の土曜日を待つ  あなたの声聴きたくなって目を閉じる  春がふたりの生活を待つ 「きっと大丈夫…」独り言を恋が満たしてく  白い季節のなかで 小さな幻を見つけた あなた想う この胸が熱くなる 春になったら川沿いを歩こう きっと何かに気づく つないだ手をゆっくり揺らしてく  色が変わる 夢がほどける  春になったら遠くまで行こう きっと笑いあって わたしたちの季節へ歩いてゆく
ROCKが優しく流れていた古市コータロー古市コータロー曽我部恵一古市コータロー浅田信一眠りに落ちて 訪ねたところ 青い王国 透明な雲  ひとり飛んでく 真っ赤な風船 森の方まで 歩いてみる  空を越えて ぼくに届いた とても短い 手紙を読むんだ  鳥たちの群れ 誘惑の花 それはまるで 始まりの世界  1メートル半の ぼくの憂鬱 季節を変えた 今日の夢  川に沿って このまま歩けば 海はどんな色でぼくを待つ?  夢から覚め あたりを見回す とてもちっちゃな 石ころひとつ  この頃ぼくは ちょっとおかしい どこか遠くへ行きたくなる
ユーラシア万歳DarjeelingDarjeeling曽我部恵一DarjeelingDarjeelingぼちぼち いきますか そろそろ やりますか  大陸的個性 ユーラシア万歳 中国的ヘアー ユーラシア万歳  羽根のある軍人 春の日はペリカン あぁ アヴィニヨン  もうちょい いきますか そろそろ やりますか  あなたは野生の無 挑発的家人 白人的バスト ユーラシア万歳  ワイキキでのんびり 雨の日は前貼り あぁ ラインハルト  ぼちぼち いきますか そろそろ やりますか  新世界 カリフォルニア 輝く個性 はたで見る恋女房 ユーラシア大陸  羽根のある軍人 春の日はペリカン あぁ アヴィニヨン  もうちょい いきますか そろそろ やりますか  ぼちぼち いきますか そろそろ やりますか
JAZZとテレビサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一テレビではJAZZが流れて、この街の正気を保つ 地下鉄で一本で行ける静かな駅にぼくは住んでる パンとライスなら後者を選ぶよ 心変わりして踵返すスニーカーランナー  乾いた風が好き 今日は 何かいいことありそうな予感 感覚がきっと大事 「そうね」 トランペットとウッドベースと遠い太鼓の音がする  木曜日いつもの場所できみに会う 週末はもうすぐ しゃべりすぎ 夜のテレビでは、謹んでJAZZが流れる アイスとホットなら迷うとこですが 今度誘えたら散歩でもしよう 古着でも見よう  可愛いきみが好き 今日は めずらしいことありそうな予感 感覚がきっと大事 「そうね」 トランペットとウッドベースと遠い太鼓の音がする  テレビではJAZZが流れて、この街の正気を保つ。
I'm a boyサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみのことが忘れられない なにをしても手につかない ぼくの中に暗い夜が続く きみと手を取りさまよい続けたい  I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy  祈ることしかできないのか? 祈ることすらできないのか? 神様は踊っているのかな? ああこのままさまよい続けたい  I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy  wonderin' boy…  I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy I'm a boy
冒険サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一八つ目の海がぼくを誘う 白い瓦礫の太陽の街 答えはきっとプールサイドに タバコの煙追いかける  ぼくは ぼくは ぼくは…  あの娘ならなんて言うだろう くすっと笑ってなんて言うだろう こんな場所で  2番目の罪がぼくを救う ひび割れくすんだ太陽の町 ぼくは ぼくは ぼくは…  こんな場所で こんな場所で こんな場所で
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青空ロンリーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一青空にひびが入り 水玉がこぼれた きみの悲しい顔は 見たくないよ  だから笑っておくれ ぼくに笑っておくれ Baby Baby  木々はもう眩しく 夏を待つ それだけ だけどぼくの心は 曇ったままさ  だから笑っておくれ ぼくに笑っておくれ Baby Baby
パンチドランク・ラブソングサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一海沿いの乾いたドライブインで 誘惑の夢の続きを見てる ぼくだってきみだって 愛を信じる  「ねえ、あれは何て名前の花だっけ?」 太陽が照らすこのガラスはもう傷だらけ  酔っぱらったような気分でさ キスでもちょっとしてみない? ネコだって犬だって 愛を信じる  「ねえ、ここは何て名前の街だっけ?」 メロンソーダ アイスクリーム溶けていく 南へ向かう計画を立て 汚れたクルマに裸のこころふたつ  「ねえ、あれは何て名前の花だっけ?」 太陽が照らすこのガラスはもう傷だらけ 「ねえ、ここは何て名前の街だっけ?」 メランコリア 愛す 狂う ほどけていく  this is punch drunk love song blue 愛してるってまた言ってしまう ああ
苺畑でつかまえてサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一星型の哀しみつれて 赤く染まるまでのランデヴー 見降ろす工場地帯のざわめき ゆえに幻想の愛の星  花吹雪舞い散る世界 「いつまでもここにいたい」って わがままなほどのおまえと生きる この愛の星  見たこともないこんな街で 知らない感情を探してる 苺畑で逢えるといいね そして広がってゆく 染まってくゆく  遠くまで続くメモリー 未来にさぁ色をつけて 目を細めて太陽を待つ つまりこれは愛の星  見たこともないこんな街で 知らないだれかを探してる 苺畑で逢えるのかな うつろいゆく 赤くなってゆく  見たこともないこんな場所で 永遠の翼を信じてる 苺畑で逢えるといいね そして広がってゆく 染まってゆく
血を流そうサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう  低く昇った月 犬はもう吠えない 魔法を授けていった 天使がぼくらに あの庭に咲く花を摘みに行こう 朝が来る前に 朝が来る前に  今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう yeah yeah yeah yeah!  ベイビーベイビーベイビー  教えてくれ 一体全体なにが起こっているの? 高層ビルの街を風が揺らし 洗濯物も愛もはためいている  「きみんちはどこ? ぼくんちの近く? よかったらこんど遊びにおいで」  今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう 今夜血を流そう
セツナサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一夕暮れの街切り取ってピンクの呪文かける魔女たちの季節 緩やかな放物線描き空落下するパラシュートライダー はじめっから汚れちまってる眠ることのない魂 また今日もいつものところで待ってる セツナの恋人  きみはまるで静かな炎みたい ぼくの総てを燃やし尽くそうとする 子供の頃に作ったしゃぼん玉に乗ってふたりでこの空を飛ぼう  夕暮れの街切り取ってピンクの呪文かける魔女たちの季節 緩やかな放物線描き空落下するパラシュートライダー はじめっから汚れちまってる眠ることのない魂 また今日もいつものところで待ってる セツナの恋人  きみはまるで静かなメロディみたい なつかしい景色へぼくを連れて行く 子供の頃に呼んだ冒険物語り真似てふたりでこの夜を行こう  夕暮れの街切り取ってピンクの呪文かける魔女たちの季節 緩やかな放物線描き空落下するパラシュートライダー はじめっから汚れちまってる眠ることのない魂 また今日もいつものところで待ってる セツナの恋人
桜 super loveサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみがいないことは きみがいることだなぁ 桜 花びら舞い散れ あのひとつれてこい 夏に見つけたら 冬にひもといて いつも踊ってる ぼくら踊ってる  ゆっくりとほどいて驚いた 季節をつなわたり もどろうか 酔っ払って 売っぱらって 忘れても どこにも行けないようだ  きみがいないことは きみがいることだなぁ 春の恋 舞い踊れ あの娘を連れてこい 夢に見た景色 知らないこといっぱい いつも踊ってる 今日も踊ってる  のんびりとくゆらせて伸びをした 横丁の風呂屋の猫のように 夜が来て朝が来る交響曲 終わりは来ないようだ  きみがいないことは きみがいることだなぁ 桜 花びら舞い散れ あのひとつれてこい  きみを知らないことは きみを知ることだなぁ 春の恋 舞い踊れ あの子を連れてこい 夏に見つけたら 冬にひもといて いつも踊ってる ぼくら踊ってる
ベン・ワットを聴いてたサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY バイバイ  さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY バイバイ  九月の海へ行こう 九月の海へ行こう 九月の海へ行こう バイバイ  海で出会うものすべて 愛してるって言える いま  さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY さよならぼくのBABY バイバイ  九月の海へ行こう 九月の海へ行こう 九月の海へ行こう バイバイ
6月の歌かもめ児童合唱団かもめ児童合唱団曽我部恵一曽我部恵一雨の朝も 風の夜も 君はとっても頑張ってる 晴れた午後も 赤い夕方も 君はとってもよくやってる  時々心配になるよ 君の瞳が曇らぬよう  天使と 海と 風と 新しいシャツと 君と僕だけの歌  遠い町の小さな部屋で 君はとっても頑張ってる 慣れないことや 苦手なことも 君はほんとよくやってる  時々心配になるよ 君の瞳が曇らぬよう  天使と 海と 音と カレーライスと 君と僕だけの歌  天使と 海と 風と 新しいシャツと ギターと 文庫本と 冷たいミルクコーヒーと 夢と 映画と 電車と いくつかの約束と そして君と僕だけの歌
おせんべいサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一七月の風が吹いたら きみの家へ遊びに行こう なにもないこの町にも もうすぐ夏が来るそうだ 自転車に乗って行く サンダルを履いて行く 坂道をかけ下りれば ぼくの心は白い雲 おせんべいを買って行こう ぼくらがまだかじれるうちに  とっても短いから 永遠にも感じる このままふわっと浮かんだら 遠くに海が見えるはず 幾千の時をこえ 惑星を通り過ぎ 七月のはじまりは 今ここにたどり着く おせんべいを買って行こう ぼくらがまだかじれるうちに
星のレストランサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一やさしい嘘を脱ぎ捨てて待ち合わせ 行方不明の子供たちばかりの街で まるで生まれて来なかったようなふりして 噂どおりの重い扉を押しましょう 星のレストランで 今夜 星のレストランで 今夜 豚足 おいなり 玉子焼き ポテト あたりめ 醤油ラーメン  空に光るは遠い昔のサテライト ビルの街も静かに明かりおとします まるで家のない野良猫のように 音も立てず忍び足でたどり着く 星のレストランへ 今夜 星のレストランへ 今夜 フライドチキンとポップコーン 焼き鳥 餃子 スープカレー 星のレストランで 今夜 星のレストランで 今夜 愛をさましてはあたためて ぼくらはお腹いっぱいになる  星のレストランで 今夜 星のレストランで 今夜 カルボナーラ ペペロンチーノ きんぴら ハムカツ 八宝菜 かぼちゃのコロッケ 釜揚げうどん お好み 枝豆 チリビーンズ 杏仁豆腐にスポンジケーキ コーヒー 紅茶 コーラフロート
愛し合い 感じ合い 眠り合うサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一キンポウゲの花はこぶ列車 さらさら歌えばいい だれも知らないから 濡れそぼる少年の声 たまらなく自由で無名なんだ  野に咲くのはわたしたちの夢 「流れよ、涙」と高らかに言え かなしかるらん 生き物たちは 愛し合い 感じ合い 眠り合う  黒いアゲハ蝶が揺れる ひらひら夢踊れ 美しいということは 泣きそうなかおで笑う 夕刻の道化が燃えるなら  野に咲くのはわたしたちの夢 「流れよ、涙」と高らかに言え かなしかるらん 生き物たちは 愛し合い 感じ合い 眠り合う  キンポウゲの花はこぶ列車 あっというまに過ぎ去ってしまうのは それは魔法ではない それは夢ではない 天と地も 月と水も 土と火も 我らは 月曜日のまぶしさを すべてを  野に咲くのはわたしたちの夢 「流れよ、涙」と高らかに言え かなしかるらん 生き物たちは 愛し合い 感じ合い 眠り合う
アビーロードごっこサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみのシャツの色を見つめているオレは この青に独りで浮かんでるような気分 このまま酸っぱいリンゴかじって 宇宙の横断歩道渡る 裸足の足 震える腰 ペットボトルの愛 生き残ったふたりだね さみしくはないのさ かなしくはないのさ ただ海の青さにおぼれてしまいたい  きみのピアスの色 オレの脇腹刺す バイク乗りの夢が白い幻追う あの雲すべてをのみこんで あとには何も残っちゃいない 流れる髪 優しい胸 残酷な指先 気まぐれなふたりだね さみしくはないのさ かなしくはないのさ この空の青さに消えてなくなりたい  さみしくはないだろう? かなしくはないだろう? 紙ヒコーキに乗せて この空へ飛ばそう さみしくはないのさ かなしくはないのさ この空の青さに消えてなくなりたい さみしくはないのさ かなしくはないのさ ただ海の青さにおぼれてしまいたい
少年の日の夏サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一迷ったけれどプロフィール欄に小学校の名前書き込んだ きみにまた会えるかな、なんて ちょっとだけ思って ソーダ水のように可愛い女の子 しゃべらなくてもわかるのさ 田んぼのあぜ道ひとり歩く 少年の日の夏  あぁ あのお地蔵さんの前でまたきみに会いたいな 東京も今年は暑い夏です  記憶の彼方 透きとおるような祭り囃子がきこえる カラフル屋台のあかりが夜の空とける ゆかた姿の少年少女 水の中泳ぐ金魚たち ぼくを早く見つけて そしてやさしくすくって  あぁ オレンジの鳥居の下でまたきみに会いたいな 東京も今年は暑い夏です  ビー玉の中閉じ込められた懐かしい香りに誘われ 今日は迷いこんで  あぁ あのお地蔵さんの前でまたきみに会いたいな 東京も今年は 暑い夏です
エアバルーンサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一みんなみんな はしゃぎすぎてるみたい みんなみんな はしゃぎすぎてるみたい  夏が来て おまえのビキニラインは OH Babe! だれのもの  みんなみんな はしゃぎすぎてるみたい みんなみんな はしゃぎすぎてるみたい  水しぶきをあげて進みつづける 恋のエアバルーン!
One Dayサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一遠くに聴こえた雷 ぼくらそれと一緒に夜を過ごした 甘いメロディが紡ぎ出す まわる舞台がここにある  静かな海辺のような風景 ときどきそこにみんな集まる 知らず知らず吸い寄せられ何も喋らずに ただ涙を乾かす風を待つ  落ち葉の日々 静かな海 あたたかい砂の上を歩く 夏は終わりこぼれる光 やさしく波打つこの気持ち  暗闇駆ける魂を持つ どんなときにだって光を愛す 夢の中でくちづけしてはっと目が覚めて とても残念に思う朝  いつかはきみに風が吹く いつかは穏やかな雨が降る だれもいないなんにも見えないこんな場所にこそ きっと太陽は顔を出す  落ち葉の日々 静かな海 あたたかい砂の上を歩く 夏は終わりこぼれる光 やさしく波打つこの気持ち
夏は行ってしまったサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一夏は行ってしまった きみやぼくやあの娘をおいて はなればなれだけが いつもぼくを不幸にさせる  ぼくとっても飢えてる 熱くて冷たい気持ち 燃え上がってしまう 夕方の蝉のように  夏は行ってしまった 父や母や弟たち連れて ほんの少しめまい それでぼくはさみしくはない  きみとても素敵で 悪い女の子だね 黒く焼けた木陰で 愛について考えてる  夏は行ってしまった 青い吐息わずかに残し 今夜家に帰ろうか それともぼくとどこか出かける?  夏は行ってしまった きみやぼくやあの娘をおいて ただそれだけのこと
夏のような人サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今日窓を開け わたしは見る 空を流れる雲を 表通り いつもどおり 寄せて返す朝の陽 鳥が飛んで ハチが運び 音はわたしを目覚めさせ かけがえのないよろこびを 知らせようとしている  そしてわたしはまぶた閉じて もっと強い何かを感じている  花は咲き 風は届け 夢はまだ眠っている 忘れられた恋も 遠い街のどこか歌ってる ビルも駅もアパートも 光り輝く時が来る 待つあなたはやっとのことで 夏のような人に出逢う  今わたしはすべて忘れて とても強い光を感じている
晴れた日のメロディサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一朝日の中で目が覚めたんだ、ママ 頭ん中はまだ雨の日の子犬の夢のまんま 仕事もないようなこんな晴れた日にゃ ベイビー かたくなったパンかじってみるのもいいだろ NaNaNaNa…  ねぇ、もうちょっとの愛でぜんぶがぜんぶうまくいく 窓辺に置いたちっちゃな砂漠に水をやるような朝だよ この世界は狂ってはいないってぼくがきみに言うよ ベイビー ベイビー 晴れた日のメロディ  不思議な力がぼくを包んでる、ママ 夕焼け待ってる波乗りのような気分さ さみしい思い出にひたるんじゃないよ ベイビー ただ目を閉じてゆだねてるだけでいいんだよ NaNaNaNa…  ねぇ、もうちょっとの愛でぜんぶがぜんぶうまくいく 窓辺に置いたちっちゃな砂漠に水をやるような朝だよ この世界は狂ってはいないってぼくがきみに言うよ ベイビー ベイビー 晴れた日のメロディ  今日はなんだか白い繭から 目覚めたようなそんな気分さ
きみが呼んだからサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみが呼んだからぼくはここへ来たよ 話したいこともいくつかあったし 何よりきみの顔も見たかった きみの笑った顔が見たかったんだ 雨粒がおちる音 子供の笑い声 それを呼ぶ母親の声がする きみが呼んだからぼくはここへ来たよ きみが呼んだから  きみと会ったら きみと会ったら どっか静かな場所へ行こう 風でも吹いてたら本当に最高 いろんなことが言えたらいいな 自転車の丸い音 鳥が仲間に呼びかける声がする きみが呼んだからぼくはここへ来たよ ぼくはここへ来たよ  太陽の光 こぼれるこの道で ぼくはきみに会えるかな ぼくはきみに会えるかな
忘れられないよワンリルキスワンリルキス曽我部恵一曽我部恵一教室の窓辺にすわり ガラス越しのざわめきを ぼんやり眺めてた午後を 忘れられないでいる  静かに波打つひかり 誰かがうたったメロディ 季節の終わりのにおい 忘れられないでいる  今すぐに駆け出して ぜんぶ抱きしめたい  忘れられないよ いくつかの場面 忘れちゃだめだよ きみとぼくの場面  喫茶店に一人すわり ガラス越しのざわめきを ずっとみつめてた夕暮れを 忘れられないでいる  今すぐに駆け出して ぜんぶ抱きしめたい  忘れられないよ いくつかの場面 忘れちゃだめだよ きみとぼくの場面  遠くて何も聞こえない 近くて何も見えない 今ここにあるこの気持ち 忘れないようにする  忘れられないよ いくつかの場面 忘れちゃだめだよ ただひとつの場面 pa pa pa pa pa…
そして最後にはいつもの夜が来て曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一上野智文・曽我部恵一そして最後にはいつもの夜が来て、子供たちの夢は帰り支度を始める バースデイパーティーではしゃぎすぎて 冷蔵庫に忘れられたシュークリームの夢 今夜オレはなんだかクリスマスを待つキッズのような気分 チキンが焼け上がるのを今か今かと待ってんだ ねぇあんた 自分じゃないだれかの今日は生きられないよ絶対 季節の隙間に横たわる幾千の今日 そのあいだを自転車でゆっくり流してくだけ 窓から見える空に雲はなくて 真っ白な月のとなりに小さな星がきらり光ってて 田舎を流れる川のような気持ちでオレはキッチンのテーブルに座って 遠い遠いともだちに手紙書こうとしてるところ 透明な心に音楽が流れたらそれはたぶん今日という日の刻印のようなもの 透明な心に音楽が流れたらそれはたぶん今日という日のしるしのようなもの 時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる 時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる 時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる 時は流れるきみは逃げるきみはいずれ捕まってしまう 残酷なシーンむかしむかしの西部劇のヒーローみたく でも主人公はそのあと立ち上がるんだ だいたいそんなふうに決まってんだ マカロニウエスタンの燃えるような夕陽と 世界を溶かしてしまうようなストリングスの音が 今日も頑張れよって言ってるよ 今日も頑張れよって言ってるよ 今日も頑張れよって言ってるよ 花束抱えた小さな手 その手をそっと開いてみる あまりにきつく握りすぎてできた 深いしわの一本一本に命と物語、夢があるんだよ それは今日という日の刻印のようなもの それはまるで歌のようなもの ほら窓の外を見てごらん 何が見える? 「まるでメッセージ」 何が聴こえる? 「遥か彼方からの」 星が降ってくる 夜の雲がきみを連れていこうと待ってる 自転車に乗って夜空駆けてきみに会いにいきたいなぁ レコードに針を落とす その瞬間に永遠がある あなたの笑顔 いくつもの涙 抑えきれない怒りと欲望が月明かりに照らされる 夜のエーテル 静かなビルの街を包み込む アルコールの入った蒸気 遠い明日が煙で霞む 閉じ込められたアンダーグラウンド その中でも廻り続けるメリーゴーランド 踊れ踊れ全部忘れるまで 廻れ廻れ溶けてバターになっちまうまで 怒り悲しみ戸惑い諦め 雨降ってぜんぶ流してしまえ 色とりどりの傘さしていこうぜ いつかあの明るい場所でダンスしよう 路地の奥にあるアンダーグラウンド 星のカーテンの向こう側 そして最後にはいつもの夜が来て、子供たちの夢は帰り支度を始める 「最後にコーヒーをもう一杯ください」 オレは店員にそう言った 外にはなんかおおきくてやわらかくてやさしいものが降りてきてた “Bravo!” “Adios amigo!” “素敵な夜を” なんてそんなような言葉を 言葉を 言葉を 言葉を そして最後にはいつもの夜が来て そして最後にはいつもの夜が来て
ルビィ曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一ルビィよ教えておくれ きみの瞳が何を映しているのかを ルビィよ教えておくれ きみの瞳が何を映しているのかを ぼくの大切なものをきみにあげよう ぼくの大切なものをきみにあげよう ルビィよ教えておくれ きみの瞳が今映してるものを ルビィよ教えておくれ きみの瞳が今映してるものを 今夜無数の光がこの街を取り囲んでる 今夜無数の光がこの街を取り囲んでる ルビィよ教えておくれ きみの瞳が今映してるものを ルビィよ教えておくれ きみの瞳が今映してるものを
ワルツ曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一星のワルツをきみと踊ろう 星のワルツをきみと踊ろう きみもぼくもここでは 家なくした野良猫 きみもぼくもここでは 家なくした野良猫 星のワルツをきみと踊ろう 真夜中過ぎたら始めよう ぼくらの夢を詰め込んで 真夜中過ぎたら始めよう ぼくらの夢を詰め込んで 真夜中過ぎたら始めよう ぼくらの夢を詰め込んで 星のワルツをきみと踊ろう 星のワルツをきみと踊ろう
オレと彼女が晴れた日の午後に笑うささやかだけれど絶対的な理由曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一近未来ってつまりあさってのことでもあり、 30分後のこの場所のことでもある オレはぼんやりしてたんです まるで何か待ってるようなふりで 戦争がはじまったかのような集中豪雨 小さなバレリーナのトゥシューズも行方不明 オレは準備運動してたんです まわりからはなまけてるように見えても Fight! Fight! Fight! Fight! オレと彼女が晴れた日の午後に笑うささやかだけれど絶対的な理由 カンジョウ線が今日もまわり続けてる あやふやだけれど美しい理由 いつもの街のいくつものデジャヴ その先にあるちょっとはましな未来 あぁなんかあの子笑ってたな爪に綺麗な色つけて 雨がやんで公園が光って声と声で合唱的なおめざめ オレはうっかりしてたんです 鳥たちのざわめきに耳傾けなきゃ そうでしょ? Right! Right! Right! Right! オレとあの娘が雨上がりの街で出逢うささやかだけれど絶対的な理由 オレと彼女が晴れた日の午後に笑うささやかだけれど絶対的な理由 全人類がすれ違い続けてるバカらしいけれど決定的な理由
トーキョー・コーリング曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一聴こえるかい?ぼくの友だちよ 聴こえるかい?ぼくの友だちよ 今夜心にちょっとだけ優しさを持つのさ 真っ白い靴のように 真っ黒いカラスのように 雨の日も風の日も晴れた日もまっすぐに立つ公園の木のように Baby 今夜きみの心にちょっとだけ隙間を作って そこにひとさじの愛を そこにひとさじの愛を 聴こえるかい?ぼくの友だちよ 聴こえるかい?ぼくの友だちよ 笑っているかい? 笑っているかい? トーキョー・コーリング この街からきみへ トーキョー・コーリング この街からきみへ 忘れなれない風景 暗いクラブの片隅 十字路を曲がったところにある夢 あの娘の笑顔 晴れた日の午後、空 どこへ行ったんだい?ぼくの友だちよ どこへ行ったんだい?ぼくの友だちよ おぼえているかい? おぼえているかい? Baby 今夜きみの心にちょっとだけ隙間を作って そこにひとさじの愛を そこにひとさじの愛を トーキョー・コーリング この街からきみへ トーキョー・コーリング この街からきみへ
曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一雪が今 降っている 音もなく 降ってる ぼくの中 炎が あなたへと燃え上がる 白い雪 白い夢 アパートを包んで 外はまだ美しい 白い白い世界 手を取って 出かけて 炎を燃やそう 白い雪 白い夢 ぼくたちを包んで
LOVE STREAMS曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一love is a white rabbit, running wild love is a bad habit in your life love is a very simple mystery love is so fine, love is so crazy love is an old boy who watches the sky love is an old girl who wants to fly love is a sunny and cloudy day love is so blue, love is so high love streams love streams love streams love streams
どうしたの?曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一ねぇ聞いて ぼくら今 オレンジの切れ端みたい 大きな羽バタバタさせて やがて疲れ果てて眠るだけの怪獣 そうだね ソウルショーが終わった後に舞う紙吹雪 空っぽのフロアに歌ってみるってどう? 外は今、血のような太陽が沈む 「どうしたの?」 「夢見てた」 夕方に燃えたファンタジー 揺れるゆりかご ここはまぁそんなもん だから今は そう ねえ聞いて 今小さな オレンジ色のライトみたい 深い海を泳ぎ続けて やがて疲れ果てて眠るだけの魚 「どうしたの?」 「夢見てた」 ある朝、許された罪 やわらかいベッド ここはまぁそんなもん だから今は そう 「どうしたの?」 「夢見てた」
恋人たちサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一明日晴れたらきみに電話して どっか遠くまで電車に乗っていこう 白いあたらしいシャツ 青いトートバッグ ぼくらの運命は小田急線の中  太陽がいつだってすべての証人で 暑さに追われ まぶしさにやられて ぼくらの大きな罪の海だって ひからびてしまうあたたかさを待つ  恋人たちはいつもおんなじ顔で くちづけしては笑っている  夕方になればいつものスタイルで なにか食べたり なにか飲んだりする 夕陽を待つときやっぱりしんとして ぼくらの影は未来の形になる  砂に埋めてみる なにか埋めてみる ぼくらを縛りつけるものを埋めてみる その頃星が見える ぼくは目を凝らす きみの髪が揺れる すべてが輝く  恋人たちはいつもおんなじ顔で くちづけしては笑っている
Somewhere in My Heartサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一ピーナッツバターの風 川沿いを流れ だれでもないだれかとくっついていよう  ぼくは夢 ぼくは虹 ぼくは涙 ぼくは秘密  「人生は幻」 そんな古いことわざ 思い出してはちょっと笑う午後なんです  ジンジャーエールの夢 低いビルの街 どこでもないどこかを ゆっくりと行こう  ぼくは昨日 ぼくは明日 ぼくは去年のクリスマスの朝  “One is the Loneliest Number” そんな古い歌の文句 くちずさんではちょっと笑う午後なんです  「人生は幻」 そんな古いことわざ 思い出してはちょっと笑う午後なんです
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ふたつのハートサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみが好きな色の花を買っていこう 「きみみたいにきれいだ」ってもういちど言えるように  透明な花瓶にかざりましょう 心の波にうかべましょう  逢えない日には空を泳いで夜を待つ  あぁ恋をして あぁ傷ついて 美しく震えてるふたつのハート  きみと出逢った夏の話をしよう なんにも気づかないふりの天使たちだった  真っ白い紙に描きましょう ホントのことだけはなしましょう  逢えない夜は星にくるまって夢を見る  あぁ恋をして あぁ傷ついて やさしさに震えてるふたつのハート  God Only Knows. God Only Knows. God Only Knows!  あぁ恋をして あぁ傷ついて わけもなく震えてるふたつのハート
南口の恋サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一生まれ変わったぼくは青い鳥になりたい きみの歌をうたいながら街の空を飛んでいたい 晴れたら海の方まで 風にまかせて  うすぐもりの街には若さとため息ばかり 昼下りの恋人たち なにも知らない恋人たち 夜にはろうそくともして ときにまかせて  あぁ愛はいつでも やさしく かんたんで だから今日は手をつないで歩こう  約束はいつでも不安とおどろきばかり バラの花のように枯れたら哀しみばかり あとは忘れてしまって さよならだけさ  生まれ変わったらぼくは青い鳥になりたい きみの歌をうたいながら街の空を飛んでいたい 晴れたら海の方まで 風にまかせて  あぁ愛はいつでも やさしくて かんたんで だから大好きな歌をうたおう  あぁ愛はいつでも 小さくて 見つけにくくて だから今日は手をつないで歩こう
まわる花サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一まわる花まるでかげろうのよう 梅雨明けの空で青いヘリが飛ぶ  揺れる日々まるできみの愛のよう まわる花まるで赤い砂糖菓子のよう  まわる花まるでゆがむ恋のよう のぼる風に乗って新聞紙が舞う  揺さぶってまるで自分自身のように まわる花まるでピンクのペディキュアのよう  100年前のめくるめく恋も いろづいてまわりだす  まわる花まるで気まぐれな天気 晴れては曇って 曇っては晴れて どこまでも昇って天国もこえて まわる花まるで真夜中の宝石のよう  100年前のめくるめく恋も いろづいてまわりだす  ラララララララ…
水色の世界サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一ぼくの心のどこかにある水色の世界 雨が降ったら赤い傘をさして歩く  コップのなか孤独が泳いでる それがいつのまにか空に とても素敵な虹を作るよ  雨が降ったら遊びに来て 水色の世界  空の彼方にぽつんとある水色の世界 本当のことは厚い雲の向こうにゆれる  水たまりに映るのは永遠 そいつを飛び越えたらホラ とてもやさしいお陽さまが見えた  このままちょっと歩こうか 水色の世界  春になるときみは どこか遠い街へ旅に出るよ さみしくなるよ  晴れた日には訪ねて来て 水色の世界
五月雨が通り過ぎてサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今日は部屋にいたくない気分 きみのこと忘れたい気分 曇り空と心の地図持ってでかける  透明なハンカチーフ どっか遠く行くための切符 ビルの街白い鳥たち飛んでくのを見てる  五月雨が通り過ぎて 恋の匂いを残してく いつかはぼくらぜんぶ 忘れてしまうのだろう  水たまりの街を歩く 春が終わる 音楽を聴く いつだってぼくら欲しがりすぎてるみたいさ  偶然にだれかと出逢う 突然に恋におちる そしてなにもなかったようにある日わかれる  五月雨が通り過ぎて きみの匂いを消してゆく いつかはぼくらぜんぶ 忘れてしまうのだろう  今日はもっとにぎやかな場所へ いくつもの恋がすれちがう街へ  五月雨が通り過ぎて 恋の匂いを残してく いつかはぼくらぜんぶ 忘れてしまうのだろう
Dead Flowersサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今日はとてもいい天気だね どこへ行こうか? 世界のはじめの朝のようだよ どこへ行こうか? どこへ行こうか?  とてもとても遠い日の物語 ついきのうの ほんのさっきのことのようで 不思議だね  Dead Flowers...  続いてく青い日々 もうこのまま とてもとても強いブルーの空のように どこまでも  晴れた日にぼくら別れる 嘘のように 晴れた日にぼくら出逢う 幻のように どこへ行こうか?  Dead Flowers...
Poetic Light - まよなかサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一まっくらになって なにも見えなくなる そっとさわっていいかい? まよなかのなかで  瞳のなかの星と 髪を飾る銀河 手がかりは遠くて まよなかのおくで  ぼくは思う みんなひとりで あの小さな光の方へ歩いてる ろうそくの灯ともれば 世界ちょっときれいで 天使の羽根ひとひら 舞っているのが見えた  遠くワルツ響く だれかいるって気づく 今日いちにちのできごと まよなかのなかへ  街に明かりともれば 世界ちょっときれいで もうすこしいっしょにいて なにも見えなくなるまえに  Poetic Light...
だれも知らなかった朝にサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一土曜日の太陽 いつも同じ気分 恋をしようか まよっている  彼女25歳 実家を出て 白が汚れないように 暮らしている  あぁ 雲がゆっくり 音も立てずに流れている あぁ きみは静かに とてもていねいにしたくをする  だれも知らなかった朝に  いつのまにか きみの体についた 傷をそっと かぞえてみる  「ときどきなんだか こどものときみたく あたたかい 気分になるの」  あぁ ぼくは八月の朝に 遠い友だちへ手紙を書く あぁ まぶしさに目もくらんで ぼくは何にも見えなくなる  だれも知らなかった朝に  あぁ 雲がゆっくり 音も立てずに流れていく あぁ きみは静かに とてもていねいにしたくをする  だれも知らなかった朝に  そのままにしておこう そのままにしておこう
I LOVE MY LIFE曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一前髪ちょっと切りすぎた 自転車乗って街まで 夕べの映画 切なすぎた 今日はきみに逢いたいんだ Hello!いくつもの太陽のかけら Good Bye!いつもの カラフルなゆううつ Baby Baby ハードコアな人生かも だけどトキメキのパスポート 持ってる Baby Baby 今日の日にKISSをして ぼくら胸をはって言うのさ “I LOVE MY LIFE!!”  秘密のベールをはがして 宇宙の真理をのぞいた テキーラちょっと飲みすぎた 今夜きみに逢いたいんだ Hello!いくつもの星くずの涙 Good Bye いつもの Mellowなナンバー Baby Baby ハードコアな人生かも だけどトキメキのパスポート 持ってる Baby Baby 今日の日にKISSをして ぼくら胸をはって言うのさ “I LOVE MY LIFE!!”
がいこつ曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一だれといたってつまらない なにをしてもおもしろくない どんなことにもきずつかない しぬことなんてこわくはないのさ  いつも いつでもひとりぼっち あさもよるもかんけいない いつまでだっておどってる せんせいなんて こわくはないのさ なぜなら おれはがいこつ あーくもが ながれてくなぁ あおぞらのしたのがいこつはかたかたわらうのさ  あのこもこのこもだれでもいい きみはきみで いるしかない あいせい“いえす!”ゆーせい“のー!!” ろっくんろーるのりずむでいいのさ  なぜなら きみはがいこつ はなびらがちっているぜ  あおぞらのしたのがいこつはかたかたわらうのさ
ハピネス!曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一Good Morning! 朝目覚めて なにか欠けてるって気づく ぼくは待ち人 白い部屋に ぽつんと 「からっぽの この両手でなにかぎゅっとつかみたい」 しあわせになりたい いつもどんなときも 近くて 遠いような 晴れた日の夢  Good Morning! 雑誌のなか みんな充実して 人生に満足して だけどそんなものどこにあるの? 「永遠で 不確かで ちっぽけな真実!」 しあわせになりたい いつもどんなときも 近くて遠いような 晴れた日の夢
東京ディズニーランド曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一東京ディズニーランド 昨日 行ってきたよ 子どもたちを連れて おくさんは おしゃれして  とっても混んでいたけど 明るい土曜日だったよ ぼくらはずっと笑って 太陽を追っかけた  お水を飲んで歩いて 遊んで 愛して はにかんで  ミッキーに 会えるかな ミッキーに 会えるかな ぼくらの夢はいつだって なによりもでっかいんだ  ぼくらは今日も明日も いっしょうけんめいはたらいて  みんなでまた行けるかな みんなでまた行けるかな ぼくらの夢はいつだって なによりもでっかいんだ
ほし曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一ほしがきれいだから きみにあいたくなって 夢のなかでキスした キスした  よるがきれいだから 白い自転車こいで おかのうえまでいくのさ いくのさ  雲と月 かくれんぼ 街が見えた やさしいひかり きみのこと おもうとき ぼくはいつも しあわせになる  風がきれいだから 赤いフードかぶって しらない場所までいくのさ いくのさ  今日と明日 おいかけっこ 夜の声は やさしいしずく 目をとじて立ってみる ぼくはちょっとふしぎになる
サニー曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一雨上がりの濡れた砂浜に きみとふたりすわって空を見る  サニー 聴かせて サニー 終わらない恋の歌を  きみがぼくを知るように ぼくはきみを 知れるかな 月が顔見せるまえに 今日を愛せるかな?  サニー 好きだよ サニー このまま ぼくのそばにいて  水平線が ほら 降りてくるよ しあわせの風 いま 舞い上がって  サニー 聴かせて サニー 好きだよ サニー ‥‥ サニー このまま ぼくのそばにいて
Pure & True曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一オレたちの明日がどこかにあるという もしそれが本当なら Baby 教えて 最終バスで遠くまで 自転車こいで地の果てまで 安い宿に泊まるような そんな 旅がしたい  笑いころげた真夜中に見たよ 赤と青の真実を  Hey!オレたちは Hey!世界中の Hey!雨と風 OH!Pure & True Hey!追いかけて Hey!つかまえて Hey!抱きしめて Oh Pure & True  初めて海を見る赤ん坊のようにすべてに驚いて Baby どんな気分? 目をつむって遠くまで そのまま明日まで 外は風が強い Baby 気をつけて ストロベリーとクリームチーズで メチャクチャになった 午後のカフェで  Hey!オレたちは Hey!世界中の Hey!愛の歌 Oh Pure & True Hey!追いかけて Hey!つかまえて Hey!抱きしめて Oh Pure & True  おまえを連れ街をでて 雲の数だけ 愛す
でっかい太陽曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一だれもしらないメロディ 遠い遠い足音 そこで 今日が生まれている  めぐりめぐって朝に いちばん大切なものは何? Oh Yeah!ぼくはまだ生きてるんだ  公園から コンビニから 生まれたまま うかれたような 地下鉄の駅 ビルの階段 大通りから 裏通りへ  でっかい太陽  440円のかんたんでうまい朝食 そこで 今日が生まれている 遠い遠い海をずっとずっとながめていた Oh Yeah!きらりと光る永遠  この街にも この歌にも 時計の針と 欲望にも スーパーマーケット 古い軒下 よろこびから かなしみまで でっかい太陽 でっかい太陽
永い夜曽我部恵一BAND曽我部恵一BAND曽我部恵一曽我部恵一どこかの爆弾が あの子を襲う夜 いつかの約束が No No No No はじけて消えたよ  すべてを奪ってく だれかのなにかのために だれにもわからない No No No No わからない  永い夜が ぼくをつかまえる 深い闇にやられちまう 戦争はたぶんなくならないんだろう ぼくらは泣く ぼくらは泣くぜ  ぼくらが泣いたころ あの子は夢を見ていた あたたかい毛布に Yeah Yeah Yeah くるまる夢を見る  そのころあちらでは えらいひとたちがゲーム そのあと手のひらで No No No No 愛をころがす  永い夜が ぼくをつかまえる 深い闇にやられちまう 悪いことは なくならないんだろう ぼくは祈る ぼくは祈るぜ  どこかの爆弾が あの子を襲う夜 いつかの約束も No No No No 消えたのさ  永い夜が ぼくをつかまえる 深い闇にやられちまう 自由はたぶん手に入らないだろう ぼくは歌う ぼくは歌うぜ
東京 2006 冬曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一冬のおわりのある一日 ちょっとうす着しすぎたみたい  東京へ来て15年 まだ季節の変わり目がわからない  新宿からタクシーで下北沢 副都心の夜景をながめながら この15年で一番楽しかったことを思い出そうとした  あぁ ぼくは風邪をひいたかも  東京 東京  こどもの手をひいて幼稚園 ちょっとゆっくり歩く  朝の太陽は今日も変わらずぼくを白々と照らす  全然ささいなことで こどもは楽しそうに笑う それで今日のぼくはつられて 笑いながら歩いた  あぁ ぼくは風邪をひいたかも  東京 東京  だれかを好きになってしまう だれかを嫌いになってしまう だれかを裏切ってしまう だれかを愛してしまう  東京 東京  冬のおわりのある一日
ブルーのこころ曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一きみに優しくしてあげたかった ブルーのこころ 雨上がりに飛ぶのはドラゴン 炎の翼 晴れた日の歌 小さな嘘 ブルーのこころ 真夜中の果て ドアーを開けて 入っていくところ  ぼくはひとりで公園へ歩く そして宇宙のまえに立った  ブルーのこころ かなしい海 オレンジ色の空よ ブルーのこころ 記憶のよう とても小さなメロディ  きみに優しくしてあげたかった ブルーのこころ 世界のうえ雲がこぼれて何もなかったように  雨上がりに飛ぶのはドラゴン 炎の翼 燃やし尽くして海の方へ帰って行った  今日の日のシークレット 砂時計のなか 次の日の朝が始まる  ブルーのこころ かなしい海 オレンジ色の空よ ブルーのこころ 記憶のよう とても小さなメロディ
愛のかけら曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一愛のかけらが 降ってる 愛のかけらが 街に 終わりのない季節 愛のかけらが 降ってる かたちのないなにかが ぼくらのなかにあって それは果てしない欲望 夜のように深く 宇宙も月も今日も過去も海も街も風も日々も木々も どこか遠くわからないけど 愛のかけらが 降ってる 愛のかけらが ぼくのうえに  ひび割れた世界 ちいさな傷のように ぼくらそうして出逢う 決まっていた事故のように とてもやわらかいなにか ぼくらのなかにあって それが言うこと聞かない 溢れかえる水のように 夏も夢も未来も今日もまぼろしのようで きみもぼくもどこか遠くわからないけど 愛のかけらが 降ってる 愛のかけらが ぼくのうえに いまはそれが 見えない 透明な雪のようで
また逢いましょう小泉今日子小泉今日子曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一さよなら どうもありがとう 今宵のおもかげ  夢にいつもみてた そんな夜がいま  でも さよなら どうもありがとう あなたのハートに  うたって おどった ちの夜のおもいでに  今夜はそうふたり 出逢った夜みたい  でも さよなら 愛しています あなたのことを  さよなら どうもありがとう 今宵のおもかげ 
Japanese Beauty小泉今日子小泉今日子曽我部恵一曽我部恵一細野しんいち寒い夜にはあたためて どこでもないこの場所で ふたりがまだ知らない そんなこともいっぱいある  声に出すほどつめたいから 愛のことばは言わないで いまはただだまって ふたりでそれを待ちましょ  目に見えないほどの うすいうすいブルーの夜明けとか  ふたりの心にともす炎 雲の白よりきれいなもの 信じてるわ Japanese Beauty うまく説明できないけど なつかしいカンジなんとなく それはそうね Japanese Beauty  夏の日々のおもかげと 恋のゆくえがまざりあえば それはまだだれも 見たことのないふしぎな色  楽しい日には一緒にいて どこでもないこの場所で いまはただ目をとじて ふたりでなにかを待ちましょ  バラの花よりも 甘く甘く淡いような香りとか  ふたりの心にともす炎 雲の白よりきれいなもの 信じてるわ Japanese Beauty あなたの瞳また見つめるとき あたしには何が見えるでしょう それはそうね Japanese Beauty  ふたりの心にともす炎 雲の白よりきれいなもの 信じてるわ Japanese Beauty うまく説明できないけど なつかしいカンジなんとなく それはそうね Japanese Beauty
虹の少女中村雅俊中村雅俊曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一虹のじゅうたんに うろこ雲しきつめて 長い髪をとかす そのしぐさ 朝のはじまる合図 昨日までのことはおいてきたよ 虹の少女  きみは恋のしらべのよう わきあがる水のよう それでぼくは歌いだす 虹の少女のために  黄昏がやってきて ぼくらをつつむとき 長い髪をほどく その時間 夜のはじまる合図 今日までのことはおいて行こう 虹の少女  きみは恋のしらべのよう 溢れだすリズムのよう それでぼくは歌いだす 虹の少女のために  きみは恋のしらべのよう わきあがる水のよう それでぼくは歌いだす 虹の少女のために
ギター曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一東京の空には 朝から雨が降っている ベランダが濡れて光る  いま2001年10月のまんなか ちょっと肌寒くなってきた季節  夕方ぼくは渋谷の洋書屋で 世界中の本のなかにいた  夢/ただ水色のほのかな絵 ハルコの乗ったバギーを 揺らしながら  そしていまギターを弾いている テレビではニュースが流れてる  戦争にはちょっと反対さ ギターを弾いている  NYの空には 朝から雨が降っている 街じゅうが濡れて光る  そのうち空は暗くなり みんなの声も 夜空にすいこまれる  そしてぼくは ギターを弾いている 心のなかのこの場所で  いつもとはちょっと違うよね ギターを弾いている
恋人の部屋サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一彼女の部屋から見えるのはどんな風景なんだろう 猫がいるような部屋でとりあえず ぼくは詩を書こう  緑色に輝く公園に悲しむ人たちの群れ いちばん上の窓から手を振ればどんな人がこっちを向くのか 考えると楽しみだよ 恋人の部屋はまだ そして朝のリズムはくり返す 夜はやがて息吹き返す 街を行く人たちを見降ろして ぼくは詩を書こう  欲望の地下鉄が走る 恋を乗せた車は駆け抜ける 空は高く 街は広いまま それが何故だかは分からないけれど 考えると楽しみだよ 恋人の部屋はまだ そして朝のリズムはくり返す 夜はやがて息吹き返す 街を行く人たちを見降ろして ぼくは詩を書こう  彼女の部屋から見えるのは 街に溶けゆく太陽か 猫がいるような部屋でとりあえず ぼくは詩を書こう  そして朝のリズムはくり返す 夜はやがて息吹き返す 街を行く人たちを見降ろして ぼくは詩を書こう
花咲くころサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一浮かんでは消えて行くような 涙には小さな花が きしんではじけ飛んだら 後にはさけ目がひとつ 破れた風船をそっと もてあそびやがては空に飛ばすような きみのしぐさに  今日はとてもいい天気だね ちょっと外に出てみようよ 花はまだ咲き乱れてないけど 花咲く朝も来るよ  静けさに溶けて行くような さみしさもやがては去るよ 黄昏が訪れる前に何処かへ行こうじゃないか 破れた心をそっと つなぎ合わせてやがては眠りに落ちるような きみのしぐさに  今日はとてもいい天気だね ちょっと外へ出てみようよ 花はまだ咲き乱れてないけど 花咲く朝も来るよ
あの花と太陽とサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一季節は夜を忘れたかのように どこかの街ではきっと祭りだよ さびれた心に赤い花が咲く 淋しくなるからぼくは歩くんだよ  あぁ あの花と太陽と雨を抱いて行こうか  みんなはなしてる 時を忘れたように どこかの家ではきっとパーティーだよ だれかの心に白い花が咲く 淋しくなるからぼくは歩くんだよ  あぁ あの花と太陽と雨を抱いて行こうか
成長するってことサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみの夕暮れにオレのことも 招いてくれないか 招いてくれないか 景色燃え上がり赤く染まる オレも燃えて赤く染まる 成長するってこと 涙見せたっていいぜ 悲しみと祝福の中で会おう  甘い誘惑に乗って乗せられて そうさ見に行くさ 陽の出の街を 幽霊列車に乗って乗せられて どこに着くのかきみは知らない 成長するってこと 涙見せたっていいぜ 悲しみと祝福の中で会おう  幻だけがドアをたたく 静かな夜にドアをたたく 幽霊列車に乗って乗せられて どこに着くのかきみは知らない 成長するってこと 涙見せたっていいぜ 悲しみと祝福の中で会おう
何処へ?サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一体を抜けて(何処へ?) 魂ゆらり(何処へ?) 雫だけ残してさ 落ち葉の上を心は這うね 秘密だけ残してさ ぼくの大切なものをきみにあげよう!  あの海越えて(何処へ?) 明日も越えて(何処へ?)  あさっても その次も きみの唇は約束しない だれとだって ぼくとだって ぼくの大切なものをきみにあげよう!  太陽ギラリ ぼくらもギラリ フラフラと色づいて 砂の上に風が舞った ふたりの足音何処へ?  体を抜けて(何処へ?) 魂ゆらり(何処へ?) 雫だけ残してさ 落ち葉の上を心は這うね 秘密だけ残してさ ぼくの大切なものをきみにあげよう!
からっぽの朝のブルースサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一朝のベッドで目を覚ますふたり コーヒーと朝食 太陽がまぶしい からっぽの朝のブルース  20年も前にぼくらは生まれた 太陽がまぶしいからっぽの朝に からっぽの朝のブルース  傷ついて眠る 抱かれて眠る ある朝目覚めて 街を出ようと思う  朝のラジオをふたりは聴いている 真夏か?真冬か?太陽はまぶしい からっぽの朝のブルース  笑って眠る 涙で濡れる ある日目覚めたら 街へ出ようと思う  朝のラジオをふたりは聴いた 真夏か?真冬か?太陽の噂を からっぽの朝のブルース
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
土曜日と日曜日サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一揺られる前にちょっと感じてみようじゃないか 夜の中でぼくらは迷い続けて 何でもできるような気がして目を覚ますとき 窓の外からは街角の音さ たぶん今日は土曜日の夜 こっそりと こっそりと リズムの中  立ち去る前にちょっと佇んでみようじゃないか 恋がふって来て今日だれかを包む 何でもできるような気がして目を覚ますとき
青春狂走曲サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一今朝の風はなんだかちょっと 冷たく肌に吹いてくるんだ ぼんやりした頭がすこししゃんとするんだ 憶えてない夢のせいで心が 何メートルか沈み込むんだ 熱い濃いコーヒーを飲みたいんだ そっちはどうだい うまくやってるかい こっちはこうさ どうにもならんよ 今んとこはまあ そんな感じなんだ  夏の朝が僕に呼びかける 「調子はどうだい うまくいってるかい」 気分が良くなって外へ飛び出すんだ 愉快な話どこかにないかい? そんなふうなこと口にしてみれば 街を歩く足どりも軽くなるから不思議さ そっちはどうだい うまくやってるかい こっちはこうさ どうにもならんよ 今んとこはまあ そんな感じなんだ  きみに会ったらどんなふうな話をしよう そんなこと考えると楽しくなるんです  そっちはどうだい うまくやってるかい こっちはこうさ どうにもならんよ 今んとこはまあ そんな感じなんだ
雨の土曜日サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一放たれる矢のようにこぼれ落ちたしずくが ぼくを突き刺したらそれが始まり 鳥はすぐに街の上を飛び去ってどこかへ 高層ビルの窓が輝き出す頃は いつもとはちょっと違うこんな雨の夕方に そっぽ向いた空を見上げ何を待つ  傘をささずに歩こう 長い髪濡らしたままで 雨のにおいだけがぼくをつつむ きみがどこにいるのか考えなくてすむように 青白くけぶった街並みへと向う いつもとはちょっと違うこんな雨の土曜日に そっぽ向いた空を見上げ何想う  いつかどこかで聞いた哀しい話しのように 恋人が去って涙してそれでおしまい 水たまりに映った自分の顔をじっと見つめて 青白くけぶった街並みへと向う いつもとはちょっと違うこんな雨の土曜日に そっぽ向いた空を見上げ何を待つ
恋におちたらサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一晴れた日の朝にはきみを誘って何処かへ 行きたくなるような気分になったりする だれかと話したくてぼくは外へ出るんだ 住みたくなるような街へ出てみるんだ  どこかの家に咲いたレモン色の花ひとつ 手みやげにしてそっときみに見せたいんだ 長い髪花飾りどんな風に映るだろうと 考える道すがら 愛しさ広がるんだ  昼にはきっときみと恋におちるはず 夜になるとふたりは別れるんだから 恋する乙女のようなこんな晴れた日は きみをむかえに きみをむかえに行くよ  はねを広げた空を切りとるような雲ひとつ ゆっくりと流れて心を切り刻む 朝に目覚めた風はきみに届いただろうか その髪を風にまかせ きみはぼくを待つんだ  昼にはきっときみと恋におちるはず 夜になるとふたりは別れるんだから 恋する乙女のようなこんな晴れた日は きみをむかえに きみをむかえに行くよ
baby blueサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一さあ出ておいで きみのこと待ってたんだ 昼間っから夢を見てばかり 約束の時間さ  伝説では世界はそんなふうさ それだったらぼくらは酔いどれて これから見に行こうか  行き先違いの列車に揺られ走る それならそれでいいじゃないか 昼と夜の間をゆらゆら揺れる こんなことを待ってたように思う baby blue  見張り台で監視は眠り続ける はじめっからだれもいないようなもの 約束の時間さ  どこかでだれかとだれかが恋におちる そんな風景を見に行こうか 昼と夜の間をゆっくりと駆ける そんなことを待ってたように思う baby blue
あじさいサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一あじさいの花がひとつ咲いていました 小雨まじりの梅雨の宵 鉄道線路行ったり来たり  可愛いひとがひとりきり立っていました いたずらそうなくちもとが 春の風を強請るんです  西洋看板並ぶ通りに薄い霧が降りて来て そっと手を引かれるまま暖簾をくぐりました  二階の窓の簾越しやまぶきが覗けば 花は咲けども実はならず 湿った空に溶け出します  可愛いひとはぼんやりと畳を見つめ ふっと夜が横切れば 白い笑顔見せるんです  さいだぁのストロオに細い指をからませて 遥か遠い蜃気楼できみが笑いました  濡縁側に花鋏うち捨てられて 畳の目からにじみ出す花を切るの忘れてます  さいだぁのストロオに細い指をからませて 遥か遠い蜃気楼で袖を引かれました
若者たちサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみの黒い髪がすこし長くなりすぎたなら 晴れた日の風がきみをさらうのを待てばいい きまって細い肩縮めて「それは自分ぢゃない」なんて 自分の影がすこし大きく なりすぎたから  彼女はと言えば遠くを眺めていた ベンチに腰かけ 若さをもてあそび ずっと泣いていた  君の白い腕はまるで 青いたたみのようだね はりついてしまった淋しさが毎晩 寂寥の彼方へと溶けだしてゆく 広がって来る不安におそわれ 「明日になれば」「朝が来れば」とか 昨日もそうだった  ぼくらはと言えば遠くを眺めていた 陽だまりに座り 若さをもてあそび ずっと泣いていた ずっと泣いていた
Somebody's watching youサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一花が咲いたのはいつ? 夏が来たときに 夏が来たのはいつ? 涙のあとに 涙が出たのはなんで? 恋をしたからさ 恋をしたのはなんで? 花が咲いたからさ SOMEBODY'S WATCHING YOU  川のうえ鳥が飛んでった どこへ行くのかな? ぼくらの住む街へと どこにあるのかな? 分からない だれも知らない いつか見えるのかな? 未来の国にあるだけ いつか行けるかな? SOMEBODY'S WATCHING YOU
恋のメロディ井ノ原快彦&岡田准一(V6)井ノ原快彦&岡田准一(V6)曽我部恵一曽我部恵一白井良明大切なことだけ 話していようよ みっともないことなんて 何にもないから 世界中がふたりを 笑っていたとしても 君と僕だけいれば どうでもいいさ  この世にまつわる 幾つかの不思議 分からないままでいいよ 恋だけで 愛だけでいいよ  いつかは 雨上がりの街 恋の花咲きほこるだろう ふたりが 悲しまないように このメロディ 口づさんでいて  余計なことばかり 喋ってしまうけど 本当は意味なんて 全然ないんだ 君が悲しむ夜が いつか来たとしても 僕がその涙を ふいてやろう  この世にまつわる 幾つもの不思議 分からないままでいいよ 恋だけで 愛だけでいいよ  いつかは 雨上がりの街 恋の花咲きほこるだろう 僕らが 悲しまないように このメロディ 口づさんでいよう  いつかは 雨上がりの街 恋の花咲きほこるだろう ふたりが 悲しまないように このメロディ 口づさんでいて  いつかは 雨上がりの街 恋の花咲きほこるだろう 僕らが 悲しまないように このメロディ 口づさんでいよう
時計をとめて夜待てばサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービス時計をとめて夜待てば かわいいあの娘も戻るはず 昨日は悪魔の夢を見た あの娘は子犬の夢を見る  夜はまだそこに居たんだ 窓ガラスから忍び込んだ  真っ黒いカラスが見る夢は 真っ赤なコートの娘さん 昨日は悪魔の夢を見た あの娘は子犬の夢を見る  夜はまだそこに居たんだ 窓ガラスから忍び込んだ  時計をとめて夜待てば かわいいあの娘も戻るはず  夜はまだそこに居たんだ 窓ガラスから忍び込んだ
太陽と雨のメロディサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービス東京の街には太陽と雨が降って 流れるメロディがぼくを旅へと誘う 花が咲いては枯れ 枯れてはまた咲いて 笑う女の子が恋のふもとで手を振る 運命なんて 人生なんて 忘れないうちにきっときみにも見せたいんです  あちらに見えるは色とりどりのパレード ぼくはカンゲキして胸がドキドキしてる 時計の針やがて12時を指す これから始まるのが太陽と雨のメロディ 昨日じゃなくて 明日でもなくて 今日のうちに早くきみに聴かせたいんです  東京の街にも太陽と雨が降った 流れるメロディがぼくを旅へと誘う 運命なんて 人生なんて 風がむかえに来てきみを連れて行くんです
空飛ぶサーカスサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスあぁ!太陽が走ってく ねぇドライブでもしようよ  夏枯れどき 梅雨晴れの空 飛行機の音が遠くから聞こえて 左手に雨 右手に太陽 真っ赤なジャケット放り投げて行くのさ  あぁ!太陽が走ってく ねぇドライブでもしようよ あぁぼくらの人生って空飛ぶサーカスみたいだね  軒下でちょっとたたずんだ午後 ラジオの音がどこからか聞こえて あれは何の歌? 退屈な午後 真っ赤なリンゴほおばって歩こう  目の前に風 なまぬるい汗 真っ赤なリンゴほおばって歩くのさ あぁ!太陽が走ってく ねぇドライブでもしようよ あぁぼくらの人生って空飛ぶサーカスみたいだね
スロウライダーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスきみとどこか遠くへ もっと遠いどこかへ ふたりだけで今日は過ごすよ 貨物列車に乗って行こう きっともう戻れない  海が見えたよ さぁ急げ Hey 鈍行列車 スロウライダー Hey Hey Hey 特急列車 Faster Faster Hey Hey  真昼の花火を観て 通りとても静かで もっと遠いどこかへ きみと一緒で良かった ふたりだけで今日は過ごすよ  Hey 鈍行列車 スロウライダー Hey Hey Hey 特急列車 Faster Faster Hey Hey Hey 週末旅行 スロウライダー Hey Hey Hey 集金旅行 Faster Faster Hey Hey 見て 超特急が Faster Faster Hey Hey
サイン・オンサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスRIDE ON 今日こそはきみぼくのもの そう今すぐに抱きしめたいよ SIGN ON 放送が今始まるよ きっと気まぐれなふたりだけのため  高鳴る心は寄せては消える夢のよう 手にした次の瞬間にはなくなるものだから ふたりの心は寄せては返す波のよう だれかもそんなときを待ってるって ぼくはそう思うんだ  愛・だれのもの?今日・だれのもの? きっと気まぐれなふたりだけのもの  高鳴る心は寄せては消える夢のよう 手にした次の瞬間にはなくなるものだから ふたりの心は寄せては返す波のよう だれかもそんなときを待ってるって ぼくはそう思うんだ
恋はいつもサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスあの娘はお洒落して真夏の庭 オレンジの花びら舞った正午すぎ あの娘はおしゃべりさ いつもこの調子 夕立ちがやって来る音も気付かない  きみの瞳の奥で揺れるものは 隣りに座るだれかのものになる 恋はいつも  男の子踊りすぎた真夜中すぎ 黄緑のライトにやられ飛ばされた  きみの瞳の奥で揺れるものは 隣りに座るだれかのものになる  いっそのことと瞳閉じて過ごしても すぐにだれかを見つめてしまうのさ 恋はいつも…
江ノ島サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスゆるやかなカーブ 車は風を切り 平日にぼくら海へと走る 電車のホームに佇むふたりを見た 言葉は少なく さよならも言えず  いつもただゆっくりと流れるだけ そんなもんさ  道端の花がその日だけなぜか あざやかに見えた 海沿いの空に  学生鞄の女の娘が行く きみは見とれて目が離せない ゆるやかなカーブ 恋模様道行き 昼からぼくらは海へと走る  いつもそうさわれないよ 感じるだけ 昼の荒野  道端の花がその日だけなぜか あざやかに見えた 海沿いの空に
堕天使ワルツサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一斉藤・曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂オレは陽だまりにひとりきり 長い一日を見ていたよ そしたら街が夕闇にかげるころ 知らない男がやって来て 「さぁ どっち歩く? どっち側を? だれ連れて歩く?」 そう言った  うす紫色したあの子の恋人にでもなりたいな オレは青い色 退屈してるよ ちょうどいいじゃないか 違うかい? 「さぁ どこへ行こう? どんなとこへでも お気に召すままに」 そう言おう  だれも知らないよ オレのこと あぁ 三年前の春の雨 春の雨……
黄昏サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂きみは言ったね ぼくに言ったね 悪い夢をずっと見た日のことを 朝が来てもクラクラしたままなんだって  ぼくは言ったっけ きみに言ったっけ 紅い季節を過ごした日々のことを 夜が来てもドキドキしたままなんだって  あの散歩道をちょっと歩こうか 黄昏のうちにちょっと歩こうか  きみは言ったよ ぼくに言ったよ 熱いコーヒーを飲み過ぎた日のことを 夜が来てもドキドキしたままなんだって  「眠くない」って言って出かけるのさ 公園のベンチに腰を下ろす  あの散歩道をちょっと歩こうか 黄昏のうちに出かけようか
太陽の翼サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂(機内放送) みなさん 御機嫌うるわしゅう これから当機は空の旅路へ  ヒースロウからコペンハーゲンへ シベリアの空 ロンドンの街 さよなら  (機内放送) みなさんお食事いかがです? ワインと紅茶を御用意しました デンマークから東京の空へ キルマーノックの友人たち さよなら  ヒースロウから13時間 古い窓から約10時間 グラスゴーの雲 ロンドンの街 さよなら さよなら……  (機内放送) おはよう みなさん お目覚めいかが? おはよう さよなら おはよう さよなら
シルバー・スターサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂あぁ あの娘がぼくをかすめる 淡い雫をひとつ残し きみの涙がほほをつたうとき 突然の雨がぼくを責める  別れの季節からとうと逃げられなかったみたいさ それなら それでもいいよ あぁ 銀の星 今日も流れる 都会の声をかき消しながら  あぁ 太陽の季節 熱い夜 きみはどこで何をしてる? ぼくらいつも愛を語るとき 生温い風に吹かれ  あの静けさを聴いたかい? 耳すますとやって来る甘い季節の足音 あぁ太陽が今日もまた昇る だれかの恋を笑いながら  24時間とちょっと きみの声まだ聴こえず  別れの季節からきっと逃げられないみたいだね それなら それでもいいよ あぁ銀の星 今日も流れる 都会の声をかき消しながら  もうひとつだけ願いかなうなら 青いブルースを残しておくれ
4月18日のバラードサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂ねぇ夢かな? ねぇ ねぇ きっと都会は もう夜 ねぇ 知ってる? ねぇ きみ きっと田舎は もう朝  4月18日のバラード ぼくの住む部屋のまわりに 紫色の花が咲いていた まっ赤な花びらをしきつめて きみとずっと 踊っていたいんだ
さよなら!街の恋人たちサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一新井・曽我部恵一・高野・田中貴・丸山晴茂水たまり走る車に乗って 恋人さらってどこかへ行きたい 雨上がりの街鈍い光浴びて 虹に追われてどこかへ行きたいんです ウーラ・ラ・ラ ウーラ・ラ・ラ さよなら  最後のバスは今出てったよ 街はビールの泡でつつまれる 背中には空が重くのしかかるから あの娘を連れてどこかへ行きたいんです ウーラ・ラ・ラ ウーラ・ラ・ラ さよなら 夏が来てるってだれかが言ってたよ  日曜日に火を点けて燃やせば 失くした週末が立ち昇る デブでよろよろの太陽を見つめれば 白い幻がホラ映るんです  夜がやって来てぼくに囁くんだ 「ねぇ早く ねぇ早くキスしなよ」って 雨が次いつ降るか分からないから あの娘を連れてどこかへ行きたいんです ウーラ・ラ・ラ ウーラ・ラ・ラ さよなら 夏が来てるってだれかが言ってたよ  水たまり走る車に乗って 白い大きな車に乗って 雨上がりの街鈍い光浴びて あの娘を連れてどこかへ行きたいんです ライライライライライ
月光荘サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一新井・曽我部恵一・高野・田中貴・丸山晴茂月光荘に降る夜は碧く優しい静けさで そっとぼくを照らし出す  朝を盗んだ泥棒のように密かに忍び寄る 夜のエレベーターに乗って行こう 想い馳せるのは知らない国か 古い窓から飛行機で十時間 そんな感じさ  月光荘に夜が来る 霧に浮かぶような静けさよ うとうとしているぼくの目を 覚まさすような冷たさで 忍び寄って来る夜なのさ  凍りついた通りを見下ろせば 昨日までのこと夢のように消えてゆく 夜明け行きのバスつかまえて 揺られようか そんな感じさ  月光荘に雪が降る 白く優しい嘘のように きっと窓の外は今 何か始まるような静けさで 息をひそめてる夜なのさ
経験サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂東の空が傾いてどこかの屋根 音をたててきしんでる そんな昼に 仕事もなにもないのなら あの田舎まで出かけよう ふたりして荷物まとめ 逃げるように行ってしまおうか  ぼくらはきっと若い花模様 何かのひょうしに消えてしまうんだね (風がびゅうっと吹いて ふたり飛ばされそうで)  西の夕暮れ来るころ 鳥も遠くへ旅出つ そろそろさ もうすぐ来るさ 月が見えそうな晩なら あの河原まで散歩しよう ふたりして忍び足で こっそりと出かけようよ  ぼくらは若い腕と腕かさね 何かを誓って夜を眠るんだね (風がびゅうっと吹いた ふたり飛ばされそうさ)  ぼくらはきっと若い花模様 何かのはずみで消えてしまうんだね (風がびゅうっと吹いて ふたり飛ばされそうで)
今日を生きようサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一・田中貴・丸山晴茂いつでもきみと飛ぼう もう明日が来なくても 春は遠い彼方 もうすぐかな だれか見たかい? 何にも知らないふりして 今日を生きよう 今日を生きよう  短かすぎる季節 ぼくらの方に来なくても 例えばふたりの夜が 道端に捨てられても 何にも知らないふりして 今日を生きよう 今日を生きよう 天使じゃないって? あぁそうさ ぼくは恋にしびれているだけなんだ  いちばん 奥の部屋で ぼくは待ってたんだ きみのことを  照れたりせずに あぁそうさ そばにおいで そばにおいで 天使じゃないって? そりゃそうさ そばにおいで そばにおいで 何にも知らないふりして 今日を生きよう 今日を生きよう それだけさ
果実サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一新井・曽我部恵一・高野・田中貴・丸山晴茂あの星砕け散って あとにはただ風が 俺たちのこの髪が風になびけばいい  街のはずれへ 知らない場所へ 沈みかけた太陽がきみの頬を染めてゆく  だれかが忘れていた花をつんで行こう 夏の日の雨が全部濡らせばいい  闇に溶けて 海へと流れ 登りかけた月に狂わされてしまうんだ  夢にきみが出てきたよ 黒い髪が揺れてたよ  あの星砕け散って あとにはただ風が 俺たちのこの髪が風になびけばいい  だれかが忘れていた花をつんで行こう 夏の日の雨が全部濡らせばいい
カーニバルの灯サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一自由参加隊カーニバルの灯が消えないように かげろうの街を彩る行進さ 溶け出すアスファルト 崩れ落ちるビルディング 目抜き通りを夜がゆっくりとやって来る  古い屋敷の中 高波が起きれば 若い波乗りたちはみんな恋に溺れる ひび割れた笑顔 こぼれ落ちる涙 目抜き通りを孤独がゆうゆうと進む  ここでぼくはかくれんぼ いつの間にきみは消えたんだい?  風に火をともして びろうどの窓燃やす 青空をころげ落ちるようさ  カーニバルの日はふたりっきりで かげろうの街を彩る行進さ 青春の影 光と闇のよう 目抜き通りを夜はまたこっちにやって来る  ここでぼくはかくれんぼ いつの間にきみは消えたんだい?  風に火をともして びろうどの窓燃やす 青空をころげ落ちるようさ
海へ出た夏の旅~再びサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一海へ出た夏の旅 今日はひとりで 松林抜けたとき また 見つけた ルルルル ララララ  ときどきぼくは苦しいよ 心のすみが あそこで遊ぶ男の子に何を伝えよう?
海へ出た夏の旅サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一曽我部恵一海へ出た夏の旅 弟つれて 松林抜けたとき 太陽が見えた ルルルル ララララ  ときどきぼくは思うんだ 明日の自分を 貝がらに耳あてて何が聴こえる?
虹の午後にサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一虹の午後が呼ぶから行くんだ スカーフの色がひろがってぼくを驚かす 虹の午後は現われては消えるよ 自動車の色が交差して街をつくり出す 交差して街をつくり出す  都市と生活は偶然に出逢う もうだれもぼくの心を変えられない  都会の香りが呼ぶから行くんだ 魂がもう七色に染められる 虹の午後の記憶はどこへ? 海岸線に揺れる波間のようにうつろって 波間のようにうつろって  白い花びら うすく色づく いつかのぼくは自然の鳥のようだった  退屈な午後におちて行く ゆううつだなんて言うんじゃないよ そうさ 白い花びら うすく色づく もうだれもぼくの心を変えられない
Wild Grass Pictureサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一野に咲く花よ おまえは今どんな思いでいる ぼくには分からない場所で  秘密の森をぬけて来てくちづけを交わす なにもなかったかのように 野に咲く花のように  野に咲く花よ 今のぼくをどんなふうに思う? うらやましくはないだろう? だれも知らない場所で  笑って ちょっとだけ 好きだと言ってくれ 笑って ちょっとだけ
PINK MOONサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一摩天楼にぶら下がって だれか通るのを待つ 家へ帰ろうとは思わないんだ 暖かい風が吹く 今夜また新しい月が登る きみも部屋の窓から顔を出せよ RIDE ON RIDE ON  ピンク・ムーンがやって来てアパートのドアをたたく 船出の夜 きみは思う「花束を忘れた」と 今夜また新しい月が登る きみも部屋の窓から顔を出せよ RIDE ON RIDE ON  ワイン開けてぼくらは祝う今夜のこのときを 年老いてしまった女の娘は何を見つけたのか 今夜また新しい月が登る きみも部屋の窓から顔を出せよ RIDE ON RIDE ON
星を見たかい?サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一悲しい調べに乗せて夜は過ぎて行く 心の扉をたたいてくれないか  ぼくのギターはいくつかいい曲を知っている 踊るあの娘に合わせ夜どおし奏で続ける  悲しい調べに乗せて夜は過ぎて行く 心の扉をたたいてくれないか  きみの鏡はいろんな話を知っている 男の子たちの笑顔や女の子の涙も  悲しい調べに乗せて夜は過ぎて行く 心の扉をたたいてくれないか  come on baby 星が流れるよ come on baby 明日が見えるかい? come on baby come on baby  悲しい調べに乗せて夜は過ぎて行く 心の扉をたたいてくれないか  悲しい調べに乗せてその夜は過ぎる 心の扉をたたいてくれないか
bye bye blackbirdサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一きみの声がすれば いつだってぼくは振り返ってしまうんだから もう灰色の列車に乗り遅れてしまった 乗り過ごしてしまったじゃないか  いつもきみはぼくを迷わせては 赤い舌を出して逃げて行くんだ  腕時計を見れば 約束の時間はとっくに過ぎていた 太陽のしみが残るこの時計はすこし すこし狂ってるんじゃないか?  いつもきみはぼくを迷わせては 赤い舌を出して逃げて行くんだ  黒い鳥が また飛んで行った
NOWサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一いつだってぼくは 道間違って 見当はずれの場所にたどりつく 恋の終列車 駅を過ぎて 窓の外から夏がささやきかける  なんとなく会いたくなって 風の便りあの娘へと  いつまでもふたり愛し合って 小高い丘の向こう夢見て 恋の終列車 遥か彼方 窓に光っては消え 消えては映って  ちょっとだけ不思議になる 夢のはずが本当なんて 今はきっと会いたいだけ 風の便り あの娘へと  なんとなく会いたくなって 風の便りあの娘へと なんとなく…
旅の手帖サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう  ぼくはすぐに汽車になって煙を吐いて走り去る 公園から裏通りへ 表通りで恋をする  旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが  旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう  だれかはずっと上機嫌で だれかはもっと悲しそうな顔  旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが
そして風は吹くサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一カメラを抱えてきみはやって来る 濡れた首飾りぶら下げてやって来る 新しい歌はここを過ぎてどこへ? 黒い鳥が飛んで 蒼白い時になる 嬉しいのか悲しいのか 分からないようなこんな日に決まって風が吹く  花が散ってなくなる前に写真を撮るつもりだったのに 今朝の風は残酷なのさ 全て台無しにして放り出す  ずっと昔にきみは夢中だった どこかへ出かけて映画を観て泣いたり笑ったり 悲しいのかそうじゃないのか 分からないようなこんな日は決まって風が吹く  花が散ってなくなる前に奪い去るつもりだったんだね 今日の風は残酷なんだ 全て台無しにして放り出す
枯れ葉サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを 灰色のじゅうたんにコップを並べて 思い出すのはなんのこと 教えてくれないか?  洗った髪濡らしたまま ひとりぽつんと お茶でも入れようかと考えている  枯れ葉の季節にだれかは旅に出る 恋人を遠くに残したまま氷の季節へと 氷の季節へ  壁にかかった絵はだれが描いたんだい? 物語をはなすのか はなさないのか  洗った髪濡らしたまま ひとりぽつんと お茶でも入れようかと考えている  枯れ葉の季節にだれかは旅に出る 恋人を遠くに残したまま氷の季節へと 氷の季節へ  枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを
サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一夏が目の前を通りすぎた その瞬間に気づくこと 静かな場所に恋のピアノが流れるそばでまただれかが叫ぶ 魔法のように消えたのは白い太陽さ やがて雨が降りだすんだ  はたちを過ぎた男たちが あの娘の髪の毛もてあそんで 夜の船で過ぎ去って 明るい陽ざしに出逢うころ 彼女が空に舞い上がり雨雲になれば やがて雨が降りだすんだ やがて雨が降りだすんだ  季節が恋人の部屋を荒らし たどたどしくも駆けて行った 静かな場所にはいたくないんだ 今日は音楽を聴きに来たんだ 魔法のように消えたのは白い太陽さ やがて雨が降りだすんだ やがて雨が降りだすんだ ラ・ラ ラ・ラ
サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一あさってのこと分かるかい? ちょっと不思議に思うんだ どこかの駅へ 浮かぶ旅路へ 新しい靴で通りへ出れば 冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう  夏の日に誓ったことをきみは思い出せるのかい? どんな季節へぼくらは向かう? カバンを下げて通りへ出れば 冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう  ストーブの火がぼくの心を燃やすんだ あさってのことをだれが だれが分かるんだ?  寒い朝にぼくは祈る 気がかりなこと確かめる どんな季節へ今日は向かう? 新しい靴で通りへ出れば 冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう
恋は風に乗って桑田貴子桑田貴子曽我部恵一曽我部恵一遠くを見てたら風が流れて 薄緑色に景色が染まる ぼくがこうしていても 想いは宙を舞いはるか空  銀色に光る雲に乗り 風に舞った昼下り きみがそばにいなくても 想いが雨になり降り注ぐ こんな日  きみとぼくはただ もう うそのような景色の中で 出逢うはずだから くすくす笑うぼくを風が運ぶ 静かに座って待ってみるんだ  街の向こうに何が見える 今日と出逢う明日が見える ひといきれのむこうには 太陽と溶け合う海がある  時にまかせた心がひとつ 心模様で景色が変わる きみがそばにいなくても 季節はぼくを乗せ桃色の彼方へ  ぼくたちはある日 そう 影のない真昼の庭で 出逢うはずだから くすくす笑うぼくを風が運ぶ 静かに座って待ってみるんだ  きみとぼくはただ もう うそのような景色の中で 出逢うはずだから くすくす笑うぼくを風が運ぶ 静かに座って待ってみるんだ
きみの窓から桑田貴子桑田貴子曽我部恵一曽我部恵一きみの香りが消えると 朝には何も残らない  窓をすり抜け出て行ったきみの夢は 空と溶け合う水色  ぼくは何も聞かない 何も喋らない ただ君の眠りの中へ  あの娘は春の風になって どこか遠くへ飛んで行った 髪をほどいて横たわり 眠りの中で風になる  瞳を閉じたままで楽しそうに 微笑む口もとよ  朝に一人ぽつんと取り残されて ぼくはコーヒーをいれる  きみは何も聞かない 何も喋らない ぼくも連れてってくれないかい  あの娘は春の風になって どこか遠くへ飛んで行った 髪をほどいて横たわり 眠りの中で風になる  きみは何も聞かない 何も喋らない ぼくも連れてってくれないかい  あの娘は春の風になって どこか遠くへ飛んで行った 髪をほどいて横たわり 眠りの中で風になる  眠りの中で風になる
午後の坂道で鈴木祥子鈴木祥子曽我部恵一鈴木祥子菅原弘明目覚めたのは雨の午後 風の街濡らす空 ねむりの中あなたと 陽だまりにいたの  晴れた日にふたりきり 何でもないこと話す まぶしいような 恋のような そんな午後の夢  太陽がもう一度 顔をみせたら出かけよう さみしい雨に流されてしまわないうちに  雨の日に ひとりきり 忘れもの捜すように うれしいような 悲しいような 午後の坂道で 愛の言葉も風に吹かれて舞っている  空からこぼれ落ちた 小さなしずくがひとつ  キラリ光った そんな気がして 想い出し笑い  いつもなら雨の音 聴きながらひとりポツンと でも今日は何となく 夢のせいでおかしくなった  晴れた日にふたりきり 何でもないこと話す まぶしいような 恋のような そんな午後の夢  愛の言葉も風に吹かれて舞っていた。
96粒の涙サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスあの丘の上湧きたつ碧く深い泉は ぼくが昨日流した きみのための 涙さ あふれ出しこぼれ落ちる光るしずくに託す恋よ 悲しい心からしたたる96粒の涙よ  まだ若い泉を見てきみは思い出すだろう さみしい結末の映画を観た後に流した涙を あふれ出てこぼれ落ちた光るしずくがしった恋は 忘れようとしても思い出す96粒の涙さ  遠くに流れる川を目をこらしてながめれば 瞳に映ってそのまま頬をつたいきみを濡らすだろう あふれ出しこぼれ落ちる光るしずくは街へ出て 恋人たちを洗い流せ96粒の涙よ
白い恋人サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービスぼくらはきっと日曜日の朝に めまいがするような朝日を見る 地平線の向こうへとひるがえる 蒼い太陽の陽ざしの中で  明るいうちに約束しよう その後には熱いくちづけを どこからか情熱の風が ふたりを誘えば  くずれ落ちて もつれ合って 浮かんでは沈んで 教会の鐘の音だけが聞こえて来るんだ  さよならは日曜日の朝に 青空の墓場に刻み込んで 手は振らずに 言葉もかけずに 雲の切れ間に預けておこう  明るいうちに約束しよう その後にはきっとくちづけを どこからか栄光の風が ふたりを誘えば  くずれ落ちて もつれ合って 浮かんでは沈んで 教会の鐘の音だけが聞こえて来るんだ  日曜日の白い恋人 紅い花びらに包まれて  Woo くずれ落ちて もつれ合って 浮かんでは沈んで 教会の鐘の音だけが 聞こえて来るんだ  くずれ落ちて もつれ合って 近づいては離れて 教会の鐘の音だけが 聞こえて 聞こえて来るんだ
サマー・ソルジャーサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービス暑さにまかせ ふたりは街へ出た 夏の太陽ギラギラまぶしいから 蜃気楼がゆっくり近づいたら 立ち止まってふたりを狂わせる  きみの瞳濡らすのは 遠くに見える海なのか ぼくの心揺らすのは 溶け出して行く季節なのか  愛しあうふたり はにかんで なんにも喋らず 見つめあう それは天気のせいさ せいさ せいさ せいさ  いつでも夏は ふたりを放り出す 血を流させてそれでもそのままで ビルの群がグラリと波打ったら おおいかぶさってふたりを狂わせる  その唇 染めるのは 彼方に沈む夕陽なのか ぼくの心つかまえて 青ざめさせる恋の季節  愛しあうふたり はにかんで なんにも喋らず 見つめあう それは天気のせいさ せいさ せいさ せいさ  それはほんの八月の冗談だったんだ 心震わせ言葉つまらせ 囁いてみただけさ  愛しあうふたり はにかんで なんにも喋らず 見つめあう それから先は hey hey hey…  hey hey hey… hey hey hey… hey hey hey… hey hey hey…  八月の小さな冗談と真夏の重い病い 天気のせい それは暑さのせい それから先は…
ここで逢いましょうサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一サニーデイ・サービス花びらの散る通りを恋人たちは歩く 風に吹かれ舞い上がった想いの中で逢いましょう  太陽は何も言わず昼下りを照らし出す 出会いながら 別れながら 恋人たちは行くのです  行き交う人の流れは川のように静かで 雨が降れば流れ出て 夜になるとなくなるんです  きみはぼくのものになる ぼくはきみのものになる 通り過ぎる季節もきみとぼくのものになる アレがコレになりながら恋人たちは歩きます  花びらの散る通りを恋人たちは歩く 風に吹かれ舞い上がった想いの中で逢いましょう
会いたかった少女サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一まぶしい陽ざしのもとは実はきみだったんで 思わずひるんでしまったぼくです 心に太陽が照るように昼下りの風に乗って飛んで行きます  見つめるとまぶしすぎて目をつむってしまうほど 知っているんだ ずっとぼくが会いたかった少女 くらくら とろけるようなくちづけ夢見ているぼくです めらめらと燃えるような恋を夢見ている今日この頃は  正午すぎのバスにゆらりゆられてきみに会いに行く 嬉しくなるような日なんです 昼下りの風のように行く先知れず人知れず きみへ飛んで行きます  見つめると悲しすぎて目をつむってしまうほど 知っていたんだ ずっとぼくが会いたかった少女 くらくら とろけるようなくちづけ夢見ているぼくです めらめらと燃えるような恋を夢見ている今日この頃は  くらくら とろけるようなくちづけ夢見ているぼくです めらめらと燃えるような恋を夢見ている今日この頃は 心にはそんな太陽がいっぱい 行く先はだれにも教えないまま
もういいかいサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一真赤な飛行船 空に溶け出して きみの頬を鮮やかに色づける 気がついてすぐに走り寄っても そこにはもういないんだ  「もういいかい?」 隠れても 「もういいよ」 わかるんだ  浮かべた微笑みは空に溶け出して 遥か彼方まで飛んで行きそうな 投げかけた声もこだまして何処かへ 散って行った今日は二人でかくれんぼ 気がついてすぐに走り寄っても そこにはもういないんだ  「もういいかい?」 隠れても 「もういいよ」 わかるんだ 「もういいかい?」 まあだだよ 「もういいよ」 わかるんだ  「もういいかい?」 「まあだだよ」 「もういいかい?」 「まあだだよ」
恋色の街角サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一地図を作って印をつけて 行きたかったお店に行けば そこにはきっと会いたかった人なんかがいるに違いない いるに違いない  ショーウィンドウを覗いてみれば 格好良いものばかりずらっと 立ち止まって一服すれば物語が駆け込んで来る 駆け込んで来るんだ  すぐには忘れられないよ 心の隅をつつくんだ 今にもきみが声かけて 二人で歩き出しそうな 恋色の街角で 恋色の街角で  あちらこちら女の娘は 素敵な洋服を着て歩く 表通りの一本道をすました顔をして歩く とってもイカすんだ とってもイカすんだ  すぐには想いだせないよ 心の隅を探すんだ 今にもきみがあらわれてて 二人で歩き出しそうな 恋色の街角で
真赤な太陽サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一恋と眩しさの予感がずっと つきまとうようなこんな季節には 囁く愛の言葉もひとりでに 歩き出すようなそんな一日だってあるんだ  真赤な太陽がちょっと笑った くすぐったいような笑みを投げて 愛の言葉が滴り落ちれば 二人が歩く通りを濡らすんだ  風が二人の心を掴んではひどく揺さぶって 表通りで二人はからからから回りするんだ  ぼくの大好きな彼女を連れて 通りを歩けばみんな振り返る 歩き疲れたらそこの珈琲屋で 休む振りして他の女の娘を見るんだ  真赤な太陽もちょっと笑った 西も東もないような昼下り 愛の言葉が滴り落ちれば 二人が歩く通りを濡らすだけ  カフェの窓際腰かけ 若い二人は何思う 恋する二人はいつでもからからから回りするんだ
いろんなことに夢中になったり飽きたりサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一退屈しているきみの横顔が好きなんだ 暇をもてあましてるなら話でもしないかい ぼくらがずいぶんと聴いたレコードの話とか 忘れてしまったのなら思い出さなくていいよ あぁ好きになった日々は過ぎるよ あぁ窓の外に夜のとばりが降りて  答えがないならないでいいんだ いつかは夜が明け朝が来て 忘れてしまった頃に思い出すよ  いつでもいろんなことに夢中になったり飽きたり それが何かってことは分かっていなかったり あぁ好きになった日々は過ぎるよ あぁ季節はすぐ小雪まじりの冬に  答えがないならないでいいんだ いつかは冬が過ぎ春が来て 忘れてしまった頃に思い出すよ  答えがないのなら ないでいいんだ
きれいだねサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一静かに降りて来た夜のはじまりが 優しい想い出と共に街へと流れ出した ひとつの物語りが終ってはまた始まって ぼくはといえば道端に放り出されたまま もう夜が来るよ ネオンサインがひとつ 夕闇にかすんで街はちょっときれいだね  旅する心のように泣いてはまた笑って 気づいてみれば道端に放り出されたまま ひとつの恋が終ってはまた始まって ぼくはといえば道端に放り出されたまま もう夜が来るよ ネオンサインがひとつ 夕闇にかすんで街はちょっときれいだね  瞳を閉じればそこには風が 何もなかったように通り過ぎて行くんだ もう夜が来るよ ネオンサインがひとつ 夕闇にまぎれてきみはちょっときれいだね  もう夜が来るよ ネオンサインがひとつ 夕闇にまぎれてきみはちょっときれいだね
ダーリンサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一いまは喋らないでぼくのベイビー ただ手を握ってるだけマイ ハニー おまじないの言葉ささやけば 瞳を輝かせてちょっと笑うダーリン  ひとりにしないでおくれぼくのベイビー ただ目をつむってるだけマイ ハニー いつもいつでもこんな風に素敵な 恋をするような昼に笑うよダーリン  名も知らぬ街の夢を見て きみはもうとても嬉しそう 泣き出しそうなほど可笑しくて 涙のわけはいつもそうさ ぼくのベイビー  寂しくなりそうなときにはベイビー いつでもそばにいてくれるマイ ハニー 心の隅のどこかでそっと 優しい言葉かけるよダーリン  知らない街へ行かないかいベイビー 一緒に旅に出ようよマイ ハニー いつもいつでもこんな風に素敵な 恋をするような昼に笑うよダーリン  名も知らぬ街の夢を見て きみはもうとても楽しそう 泣き出しそうなほど可笑しくて 涙のわけはいつもそうさ ぼくのベイビー
コーヒーと恋愛サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一香ばしい香り薫れば ほろ苦い恋にも似ていて あわてるとちょっと熱いよ ゆっくり腰を落ちつけて 風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと 喫茶店の窓辺から花咲く朝の通りへと コーヒーと恋愛が共にあればいい  カップのふちすれすれにたっぷり入ったのが好きだな クリームをちょいといれたら白いらせんを描きだす 恋心もぐるぐると目まぐるしく移り変わり 気が付いてみれば花咲く朝の通りへと コーヒーと恋愛が共にあればいい  なんだかんだ言ってみても 飲めば飲むほどに眠れず 分かってはいたってどうにも止められないってもんさ 風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと 喫茶店の窓辺から 花咲く朝の通りへと  娘さんたち気を付けなコーヒーの飲みすぎにゃ
東京サニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一赤い唇が色あせる前に その熱い血潮の枯れぬまに きみは駆け出すんだね 今日は春の中へ 瞳の中に花が咲いて  おんぼろ列車に乗って田舎道 銀の帆張った船は海の上 ぼくも駆け出そうか 今日は街の中へ 瞳の中で風が吹いて
いつもだれかにサニーデイ・サービスサニーデイ・サービス曽我部恵一曽我部恵一街の角 雲間から目映い光が 照らしてるきみの微笑みよ 熱い風 ギラギラと光る空が 恋人を連れて行きそうで いつもだれかにねらわれてる  だれでもないだれかと手を取って 明るい道 走るぼくの影 振り返ってみれば夕暮れ時が ぼくの影連れて行きそうで いつもだれかにねらわれている  そんなコト考えてちょっと笑う 口の端ゆがめてさ 軒下で俯いてちょっと笑う 飄飄と風薫り ねむたくなる
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