| 新しい朝ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 遠くへ行きたいからしばらくここには戻らない 何も泣く事なかったんだけど 誰も知ることのない新しい空が見える 溢れ出す涙の道しるべに 隠せない気持ちと伝わらない想いと 振り向けない僕を知らないうちに いつの間にか創ってたんだね さぁ窓を開けるよ まだ誰もいない 本当は勝ち負けじゃないって事を 探しに行こう 新しい朝が始まるから 君に話したらどんな顔するのかな あの時と同じ様に僕の後ろついて来てくれるのかな 「不自由」なんていつからそこにあったんだろう 変わらない物と変わってゆく物の狭間に どこかで見た様な記憶を 辿りながら明日に近づく なんてそんな器用に生きられないけれど さぁ窓を開けるよ まだ誰もいない 本当は勝ち負けじゃないって事を 探しに行こう 新しい朝が始まるから ねぇ見てごらんよ 本当はみんなどうしようもなく寂しがりって事を 信じてみようよ 本当の声を 本当の言葉を ここに居る自分の事を 目の前にある新しい朝を |
| 日曜日の午後ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 山本拓夫 | 僕は相変わらず 時計を気にしてる あとどれだけ一緒にいれるかな なんて こうしている事がずっと続くように あくせくと動く時計を睨みつける 心まで冷めきってしまわぬ様に ギュッと君の手を握りしめたんだ でも一緒にいる時も少し離れてる時も 気持ちはいつでもあの時と同じさ 歩く国語辞典みたいにうまく言葉なんて見つからない せめて気のきいたセリフの一つや二つそれすら出てこない 何すりゃいいかなんてそんな事解らなくていい いたずらに日が沈む 無意味に晴れた日曜日の午後 すべてが偶然に またすべてが突然に 始まる時ってこんな感じなのかな こうしている事が当たり前のように 二人包みこんで連れ去って行く 肝心な事に単純な事に今まで気付く事も出来ずに 言うなれば「形」だけにこだわった愚かな結果さ 何すりゃいいかなんてそんな事解らなくていい いたずらに日が沈む 無意味に晴れた日曜日の午後 |
| 一っ端ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 「最近どう?」ってお前が電話くれるのはいっつも どうしてこんなにタイミングの悪い時ばっかで 「ギリギリどうにか生きてはいる」とグチるたび わかるよ どうにもならない日がお前にもあんだろう 税金だってちゃんと払って生活をしてる はたから見ればそれなりに「一っ端」を気取ってる でも一っ端つうのは一体どっからどこを言うんだろう? まぁいい 今はビールでも飲んでりゃそれで幸せだ 退屈なわけじゃない まかり間違ったって誰かのマネはしない だいぶ慣れただろう?作り笑いで生きる事の素晴らしさを 最近前よりは頭使って考える事も多いけど どうしたってこうしたって だんだんだんだん不安は増えてく それならそうと全部投げ出しちゃえって言うけど それはそれで色々大人の事情っつーのがあんのさ 時々何がどうなって僕がここに居るのかと 考えれば考える程 動きは鈍ってく みっともないが こうして立ち止まってるのは 僕が僕なりに歩き出す前触れなのだから くだらない閃(ひらめ)きをいつまでも大事にしていきたいもんだ やがて気付くだろう 昔のように笑えている自分に 一っ端に思い出し笑いなんかしてさ 昔のように笑いたいもんだ |
| 夕立ちゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 夕立ちの他に何を理由にしろと言うのか 何か言いたげな顔をして ごまかしては忘れてく 語り合う程確かな そんな時代でもなかった ただ目を塞いでばかりでも 深い闇夜にさよならは言えない 想像しても飽き足らず 前進しても追いつけもせず 何かが君を追い越してゆく 誰かが君を笑い飛ばした 人ゴミの中すり抜けてゆく 通行人のふりをしながら 誰かが誰かを傷付けてゆく 通行人のふりをしながら きりがない途切れた話 季節はずれの雨の中 無意識に繰り返してゆく 時はずっと暗がりを泳いでいる たったちっぽけな自分の為 大きい方のカバンを選ぶ 僕は何を捨てられるのだろう?何から僕は捨てられるだろう? 中学生の頃に覚えた 人を本気で憎むという事 それなりに歳は重ねて来たが 今だに心の中に根付く 人ゴミの中すり抜けてゆく 通行人のふりをしながら 誰かが誰かを傷付けてゆく 通行人のふりをしながら 夕立ちの他に何を理由にしろと言うのか 何か言いたげな顔をして ごまかしては忘れてく |
| 月影ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・溝口肇・ゆず | 月影見つけたよ 君も見てるかな… 涙かくしながら歩く ちっぽけな夜に 君に言われたサヨウナラを何度となく思い出す ふり返りずっと空を見てた 気が付けばいつも遠回り 月影見つけたよ 君も見てるかな… 過ぎゆく時は早すぎて もう昨日を追いこした 吹き抜ける風つまずくけど 何となく笑ってた 手をつないでる あの雲の様に 近づけばそっとやさしかった 君を見かけたよ すぐにわかったさ ふり返りずっと空を見てた 気が付けばいつも遠回り 月影見つけたよ君も見てるかな あと少ししたら 君に逢えるかな… 君に逢えるかな… |
| チョコレートゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | あの時君は何故そんなにも優しかったの? 僕の側にいてくれたね 打ちのめされた雨の日の夜 君は僕の側にいた 今にも泣き出しそうな顔で 僕の過ちを一瞬で気付かせてくれた 気付けば雨の降る中に 互いのため息と 後戻り出来ないという恐さを知った だからって僕は強くなったわけじゃない 君だって弱いから泣くんじゃなくて 今君がここにいないという どうしようもない事実 それは決して容易くはなかった 忘れる事に脅えるから 知らない方がましだなんて思わないで 嘘の数が増えるくらいなら一生が一瞬で終わった方がいい だから君の事考える時 優しい気持ちになれるんだよ |
| 街灯ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 遠回りの今日の午後はいつもと変わらずに 時計の音に押されて僕は今日も動き出すんだ 一瞬の雲の切れ間から光が覗けば 続くあの坂道が案外近くに見えた 時々寒く感じる風が吹きつける 振り返るうしろがやたら遠く見えた 雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った 遠く遠く見えない明日を待ち続けて ひび割れた街灯のあかりがこの雨のしずく 照らし出すその前にこの感情洗い流しておくれ 足元にごった水たまり映った僕の顔 役立たずの歪んだ顔そこに映ってた 雨の中歩き出した 傘もささず雨粒に打たれた 今は今は僕は前にだけ進もうと思った 雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った 遠く遠く見えない明日を待ち 深く深く沈みいく昨日を背にして |
| 日常ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 釣俊輔・ゆず | 背中押されるように 君はまた街に溶ける いつものように人々の中へ あいつみたいに笑えれば あいつみたいにうまくやれば 少しはましだったのかな そして僕らは何を求めた? 胸躍らすような未来? ちょっと待ってよ えっと 今がその時なんじゃないか!? なりたいよ なれないよ 憧れ遠く けれど君らしくありますように 今この時を進もう 明日へ そう明日へ 誰もが一人同士さ はじめから分かっているけど どうにもこうにも開き直れない いつもと同じ道を いつもと同じような時間 ただひたすらに過ぎてゆく そして僕らは愛を求めた 何度も 何度も 何度でも おっと危ねえなぁ ったく どれも偽物じゃないか 慰め合い今でも愛なんてよく分かんない 分かんないなりに感じてみる その笑顔と温もりを いつまでも そういつまでも なりたいよ なれないよ 憧れ遠く けれど君らしくありますように 今この時を進もう 明日へ そう明日へ |
| 君宛のメロディーゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 町の風くるまって 切り出すのを待っているのかい もう何回目だっけ またここに立ち止まったまんま 言いかけたつもりが逆戻り ちぐはぐな時計の音確かめて 順番は順当に来て 大好きな君に届くといいな 走り出す風に乗って 大切な言葉 歌声に乗って 大空に飛んでゆくよ 君宛のメロディー イメージが重なって 今か今かと待っていたって 急に静かになって 一緒にまた黙り込んでも 本当の言葉は謀らずも 照れ隠す いざその時になって 肝心な言葉が出ない 最初からずっと言えないままで 季節ばかり通り過ぎてゆくけれど 大切な君に 気付いてほしいな 歌声にそっと隠しといた 恋のメロディー 今つづる言葉を 歌声に乗せて 大好きな君に届くといいな 走り出す風に乗って 大切な言葉 歌声に乗って 大空に飛んでゆくよ 君宛のメロディー いつも奏でよう 君に届け 僕のメロディー |
| うすっぺらゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | どうしてここまできたんだろう 見たことも聞いたこともましてや 町の名前だって知らない所になぜ? 何か見えない力が あったわけでもないのに そして誰かを好きになった わけでもないのに 不幸者のあなたに告げよう 楽しくよろしく全くめずらしく それだけでいい 世の中なら こんなに悩んでる こんな僕はいらないんだ 地下鉄の乗り場に続く 長い長い階段降りてる 下へ下へと落ちるように一人 別にどうでも良かったと 開き直ってみたけれど こんなところにいる自分がむなしく 悲しくも見えたんだ 愛しきあなたに捧げよう セカイデキミヲイチバンアイシテル そんなうすっぺらが 欲しいのなら 何枚も重ねて いくらでも吐いてやる |
| 所沢ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 電球・ゆず | どうしても言わなきゃ いけない事があって すぐに忘れてしまうけれど メモをとって書き留めておいても すぐに出てこない事がある 一番大事な事なのに 一番最後に後回し こうして一緒にいる時も チャンスはずいぶんあったのに 「そうそう思い出した!」 しらじらしくても 忘れてるフリしてるだけで ホントは言えないだけなんだ 空気を読んで 口を開いて さあ今がチャンスだよ 言わなきゃもったいないよ どうにもこうにも切り出せない そんな空気の中で 案の定それが言えなくて ずるずる引きずってる どうでもいい話ばかりが 違う方向へてくてく歩いてる すごく簡単な事なのに すごく難しかったりする こんな事になるのなら いっそ忘れてた方がマシなのかい? 「そうそう思い出した!」 しらじらしくても 忘れてるフリしてるだけで ホントは言えないだけなんだ 風がヒューヒュー吹いてる 寒い風の中 だけどやんなきゃいけない事だから そろそろ腹をくくろうよ 空気を読んで 口を開いて さあ今がチャンスだよ 言わなきゃもったいないよ 言わなきゃもったいないよ |
| 水平線ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 水平線をぼんやり あの日の言葉捜してた ほおばったチューインガムを 矢印のほうへ投げ捨てる まだ君はそこに居るかい? もう遅いなんて僕は諦めていたけど ふいの朝の限りないしらべ そこから溢れる涙の言葉 繰り返す歩幅 そこへ行くよ 吹き溜まりの中で 今さら何を言えたろう 諦める事は 全て終わりと思ってた 何が変わってしまったんだろう 何も恐くなんてなかった けれど今は ふいの朝の限りないしらべ そこから溢れる涙の言葉 繰り返す歩幅 そこへ行くよ |
| 季節はずれゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治・寺岡呼人 | 寺岡呼人・ゆず | 胸の中にしまいこんだ八月の風の音がした 知りすぎる事が恐くてうつむいては吐き出す溜息 どこへいけば逢えるんだろう そんな場所さえ作れずに 町は静かな灯をともして また一つ悲しみを知る 地下へ続く階段で何を待ってる 近すぎた春の調べ 振り向けず わからずに 少しだけ震えてる違う明日声にならず 誰の為でもなくて それぞれがまた歩いてく 巡り逢いとか出会いとかそんな大層な物じゃない 難しい事なんて何一つありはしないさ ちょっと秋の日の風が冬の窓叩いただけ 全ての始まりと共に今一つ終わりを告げる すがりつく様に咲いた二つ並んだ花 つまりは単純な事 少しだけ恐いけど 遠く離れない様に僕等どっかで繋がってて 西の空今日が暮れてく またここで逢えるかな… 少しだけ震えてる違う明日声にならず 誰の為でもなくて それぞれがまた歩いてく |
| 1か8ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | あれって コレ それって どれって 考える余地もなくって コレって あの その このっつって 最新型はわからない いきなり問いかけられてゆく 生き方を変えるつもりなどない それって また コレとどう?つって 古びた地図にまた頼って 選んでまた道に迷って 迂回しながら目指す目的地 135と飛ばす術も知らず いつもの246でアイドリング 二つ並んでた 希望とか欲望とか それすら持たないで また僕達は また今日を削る 「相変わらずの毎日さ」と そうやって君はまた 渦に溶けてゆく それって また コレとどう?つって 受け売りの言葉をかじって そろって 拍手と喝采の Yes マンばかりに囲まれて いつまで続けてゆくのだろう 一抹の不安抱えながら フラット気持ちを落ち着けるったって 方法はいくつも知らない だまって束の間の隙間を 同じマニュアル本で間に合わす それってまた ちょっと待って ちょっと待って ちょっと待って あの この その あの この その あの この その あの どの? 右も左も同じならば 何も僕でなくても良くない? うわついた事で 悩んで嫉妬して それでも今日を また僕達は 目一杯生きてゆく 明日の行方を探す度に また立ち止まっては 君は何を見る? 無くしたものは どこにあるのか それは君だって 知っているだろう あぁ いちかばちか やってしまえよ そこのけって 朝眠くたって しょぼむ目こすって がんばってんだよ 4の5の言う前に いちかばちか そうさ 1か8 あれって コレ それって どれって あれ コレ それ どれ あの この その あの この その あの この その あの どの? |
| ダスキングゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 祝福の花もやがて散りゆく定めなら そうゆうもんだって知ってる 極論最後まで笑ってよ そしてリスク デメリット背負い込む こうまでしてつながった愛嬌 とんでもない遠くで 町外れの午後に何度も走り出すポンコツ達 まるでロッキー「エイドリアーン」なんつって 「混乱です」「大変です」の交差点で痛烈に写し出す 冷めたぬくもり交差して また一つ弾けて消えた がんばって はいつくばって探し得たもの だって誇れる為の許可はいらないから 全てが終わってた そして僕は気付かずに 最初に笑いだしたアイツがいつの間にか犯人さ まるでミステリー小説みたいに いつか奴らと交わした凄くろくでもないトークで 「ちょっと待って」で見過ごしてそれで勝手に一人で嫌んなって コンビニでチンした 海老ドリア食べて 最大にして最初の願いは 徒然なるままに むき出しのスポーツカーで君を迎えに行くよ だから今夜心ゆくまで駆けめぐろうか 待ってすぐに行くから置いてかないで がんばって はいつくばって探し得たもの だって誇れる為の許可はいらないから |
| 灰皿の上からゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 灰皿の上にため息を吹きかけて 想像の風にくるまって背中を丸める のうのうとここまで今日もまたやって来た 明け方の空を眺めていつもの様にここに居る 要らない様な言葉だけ 心の中で何度も繰り返しては 聞こえてる様な 聞こえていない様な そんな感じで あぁどこからどこまでが本当に大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない君への想いを呟いてる 静寂の朝もやを排気音がかき消した いつの間に走る走ってる トラックの音に気付いたんだ やがて火種が音も立てずに消えて 窓から漏れる明りだけ付けたこの部屋は 誰か居る様な 誰も居ない様な そんな感じで あぁどこからどこまでが本当に大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない君への想いを呟いてる 僕はと言えば散らかったこの部屋の隅で膝かかえて やけに気になる時計と今日のニュースを待っている |
| 遊園地ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | ここの所降り続く雨は 何故か悲しい風の匂い 何をするにも手につかず ひきつった笑顔の君を見かけた あぁ何故「今」なのか? 誰かどうか教えて欲しい! そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ 傘の中振り向く君に 僕は一体何をつぶやく? きっとそこには最初から何もなかったと言いたいのかい? あぁみんな「人」なのに 誰も何も教えてくれない そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ |
| ガソリンスタンドゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 夕暮れの空の匂いがした 近づくと無くなりそうで恐かったから そっと立ち止まり信号が青に変わると 押し流される様に僕は進む事しか出来なかった 逢えなくなってもう二回目の冬が来て 逢えなくなってからは何しろやりきれなくて だけども僕はいつも君がここに居るから なんとかこうしてやってゆける気がしてんだ 町外れのガソリンスタンドの前で 遠ざかる風の行方を気にしてた夜 不意に騒がしくて 目の前の排気ガスの中 手探りだけど前に歩いてるよ これで良かったんだよね 冬の風は冷たく足をすくうけれど 光なんてましてや見えない道だけれど 二人分それでも少しも重くないさ いつでも逢える遠い所へいっちゃった君へ 逢えなくなってもう二回目の冬が来て 逢えなくなってから何しろやりきれなくて だけども僕はいつも君がここに居るから なんとかこうしてやってゆける気がしてんだ |
| 灯影ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | Soundbreakers・ゆず | また一つ消えゆく 私の光を奪いゆく いたずらに もう追う影もなく あるのは私の傷跡と痛みだけ 今何が出来る? 残された時の中 幾つもの夜空にあなたを探した 白く星が瞬く夜 また灯された影 去り行くあなたの 送り火と遠い日々 ゆらりゆらぐ一枚 私の願いを受け止めて散り行くの 過ぎ行く時の中 町の風に立ち尽くす 幾つもの夜空にあなたを探した 白く星が瞬く夜 |
| 巨女ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | ゆず | 朝起きて無性にコーヒーが飲みたくなって 僕はあの店にポンコツの車を走らせた ところで気になるウエイトレスのあの子は 知らぬ間に辞めていったと誰かが言ってた そんな事はおかまいなし僕はただあの店の コーヒーを飲みに行くのであって やましい事など一つもないとは思うけれど タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ 今だけは全てを許してみようよ こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから 時間が止まればいいのになぁ いつもと同じだけの砂糖を溶かしながら 渦の中に見えない現実が回ってる すぐにも引き込まれそうになる様なならない様な どっちでもいい事って結構あるよね そんな事はおかまいなし僕はただこの店の コーヒーを飲んでいるのであって やましい事など一つもないとは思うけれど タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ 今だけは全てを許してみようよ こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから 時間が止まればいいのになぁ |
| ウソっぱちゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | もうあれからどの位 歩き続けて来ただろう 時はいつでも一瞬に 目の前を通り過ぎてゆく いつもの様に君は唄い 確かめる様に泣いている 止めどなく回り続けて 僕等は走ってゆくだろう その先を見に行こう 一緒に行かないか? 何もない場所を選んだ つき進んでたどり着く いくつの夜の向こうに 必ず朝日が昇る様に 越えてゆけるさ 涙の数と反比例に ウソをつく事が増えてゆく 言葉は意味を無くしながら ウソっぱちを創り出した つかみかけた手の平から いつの間にやら消えちまった けれどかけがえのないものは決して手放したりはしない 届かない 戻れない 旅は続いてく 始まる時に始めの合図なんて必要ないさ 君が前に歩き出した それが全ての始まり 何もない場所を選んだ つき進んでたどり着く いくつの夜の向こうに 必ず朝日が昇る様に 越えてゆけるさ |
| 方程式2ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 君との長い電話の後で一人町へ繰り出した 遠まわしのさよならに今頃気付いた僕がそこにいて やることなすこと意味が無い様に思えてきて 目に写る物が何か少し嫌になったのさ 悔しいくらい見慣れてる 珍しくもない いつもの路地で タバコつけては消して 一体何やってんだろう?と急に虚しくなって 断ち切るはずだった想いは 膨れ上がるばかりさ こんなに綺麗な夜なのに ここに居る事が全て嘘っぱちに見えてきて 誰もいないこの町を静かに好きになる事にしたんだ 風が溢れてる落ち葉が流れる道を行く 昔のホメ言葉はもう後回しにして いいかい?君が例えば この先誰か好きになっても 何も変わりゃしないさ こうして君を待っている ちっぽけな僕に理由なんて無いのさ くだらない事が今は素晴らしすぎるから 一体何やってんだろう?と急に虚しくなって 断ち切るはずだった想いは 膨れ上がるばかりさ こんなに綺麗な夜なのに 今は素晴らしすぎるから |
| 朝もやけゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治・寺岡呼人 | | 薄明りの下 今日も一秒ごと押し出されて わがままな体と今にも落ちてきそうな現実 朝の光から伸びてきた手の平の上で寝転んでいる… 一体何をやってんだ!? 容赦なく訪れる 昨日とは明らかに違う こんなこと本当は言いたくない しゃべりたくない だけどこのままで少し様子を見ているだけ 別に君の事だって忘れた訳じゃないんだ …悪いけど少しだけ 眠らせておくれ… そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ 君の言ってる意味が少しわかりずらいんだ もう少しゆっくりと僕にもわかる様に 教えてくれないか? 期待外れでもいいから 何も難しい事を言ってる訳じゃないんだ …ごめんもう疲れたから 先に帰るよ… そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ |
| 直径5mmゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 移りゆく季節の中であなたは何を待っているの? 繰り返す波濤を背にしてどこへ行こうと言うのか 消えてゆくよ あの日の影近づけず… 無くした物探して それは風の吹くままに 時には諦めもしたけど 一体何を見たんだろう 無意味な事とわかってたのにね どこにも行けないまま あれからずっと待ってる 終わりかけた夜空の向こうで いつかの架け橋を 切り取られた時間の隅へ手を伸ばす冷たい風 時は流れ耳をすませば何もくれず立ち止まる 聞こえているかい? こんなにもホラ叫んでる かけ違えた場所から 指をさした向こう側へとりあえず歩いてみるさ いつからここに居たんだろう 人はそれなりに変わってくんだって 誰かが言ってた 直径5mmの傷をどっかで無くしてしまって 痛みがワカリマセン… 一体何を見たんだろう 無意味な事とわかってたのにね どこにも行けないまま あれからずっと待ってる 終わりかけた夜空の向こうで いつかの架け橋を |
| 濃ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 僕等はあてもなく 気分次第で 気ままな毎日の中で いつも歩いている 明日の事なんて知りたくもない ましてや昨日なんて 遠い昔のさらに昔 ため息のタバコを投げ捨てたら くだらねぇ自分をたまらなく好きになれた とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる 晴れた日はプラプラとホカ弁を買って あそこの丘の上に座り込んでかみしめてる 雨が降りしきる日は部屋でジメジメと 退屈に過ごしてもそれはそれで悪くないね 誰の為でもない やらなけりゃ そこから何も始まらない くそったれ とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる 答えは風に吹かれてる |
| 岡村ムラムラブギウギゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 物音ひとつ たたない街 秘境の地と人はいうけれど どんぐり山と呼ばれた山 今じゃ立派なマンションが建っている 様々なドラマを産み出した 仲久保公園は 狭いけど 「千代作」という名の銭湯は 入れ墨のおっさんがやたら多い 岡村町に帰ります ムラムラ岡村 岡村町に帰ります 岡村ムラムラブギウギ yeah ただ一つあるコンビニは 五丁目ローソン五ローソン バスがやたら走るのは 近くに駅がないからさ 小笠原文具店は なぜか 文具は奥にしまってあるよ 小林商店すなわちおでん屋は 夏はおでんが花火にかわる 岡村町に帰ります ムラムラ岡村 岡村町に帰ります 岡村ムラムラブギウギ yeah |
| 幸せの定義ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 電球・ゆず | 音の出てないテレビを見てるのが好きで 音の出てないテレビを見ていながら 明日の行方だけ 何となくだけど考えてるのさ どっちをとってもきりがない そんな人たちしゃべってる 見分けがつかない 一体本物はどれだ 音の出てないテレビを見てるのが好きで 僕は歌う ラララ~ ラララ~ この歩道橋から見える景色が好きで この歩道橋から見える景色を見てる 行き交うクラクションの中 君のこと考えてるのさ 線路の向こうじゃ 誰かの戯言 独り言 散らばったニュースの上を踏みつけてゆく この歩道橋から見える景色が好きで 僕は歌う ラララ~ ラララ~ 君がいつも言ってる幸せの定義も これならなんとなく うなずけるかもね |
| 始めの一歩ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | やって来た時間がいつも通り過ぎてく 僕はいつでも置いてけぼりで 最後を告げる鐘が不意に耳をつんざく 目を閉じたまま ねぇ笑ってみせて 消えかかったロウソク 一体誰が消す? また逢う為の約束をしよう うっとおしい風 ちぎれ雲の下 こうして何を待っているの すっからかんの鞄背負って また目を閉じてさ いつでもいいよ 始めの一歩踏み出して さぁ行こう向こう側へ 吸い込まれた日々と君の涙の数 比べようもないが並べてる ねぇもうやめないか 笑ってるあなたの 隠してる右手を見せておくれよ 今さらになって叫んでみたって 誰も聞く耳なんて持てないんだろう 確かめながら顔しかめて 近づくんだ なんてことないさ その一歩踏むだけさ すっからかんの鞄背負って また目を閉じてさ いつでもいいよ始めの一歩踏み出して さぁ行こう向こう側へ やって来た時間がいつも通り過ぎてく 僕はいつでも置いてけぼりで |
| 二つの言葉ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 誰のせいでもない わかってたのに 何故こんなに悲しいんだろう 明日になればまた会えるのに やがて消えてゆく 真夜中の向こう側こうして 君を見てる 全てが空回りなのかなあ それとも何? こぼれ落ちないように両手で持った言葉二つ それだけなのにたったそれだけなのに 照れて笑った君を見たら その瞬間目の前の嘘が一つずつ消える さりげなくでも大げさでもいいさ 始めよう不吉な迷信にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う 二つ並んだ影に そっと時が重なる いいさ わかってるから 君が手のひらで問いかけた その孤独も 目も当てられないような悲しい過去も 最初から決まっていた始まりもまるで 例えばこんな素敵な夜も 生きている今をかみしめて一緒に行こう さりげなくでも大げさでもいい さぁ 始めよう不吉な迷信にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う そして僕らがやがて杖をついても 変わるはずのない二つの言葉を いつでも言えたらいいね その時もこうして君と 君と笑う |
| カナブンゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 坂の途中振り返る 海は見えるのかな 季節は穴を開けて僕を待っていた 遠い日の約束の言葉 今ここに置くよ 聞こえますか 見えますか 僕はあなたとここで逸(はぐ)れ 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて 何もかも忘れてた 全てを知りたくて 薄汚れた瞳に何が見えますか 残された小さな丘に 今風が吹いて 聞こえますか 見えますか 僕はあなたとここで逸(はぐ)れ 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて 繰り返す命の鼓動 その声を頼りに あの日冷たい駅のホームで 君は君へと歩き始め 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて... |
| 旅立ちのナンバーゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 向こうに遥か ぼんやりと見える どこまでも続き すぐに見えなくなって 微笑み交わす言葉も無いまま 空も飛べると本気で信じた 突風の先を追いかけて 何度だって諦めた 君も僕も同じなんだよ 転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる そして旅はまた始まってゆく 小さな孤独を握り締めて 次吹く風 広がってく 全てはそこから走り出す為に いつかあの事と笑えるだろう きっと今までが思い出だった様に 浮かんでは消えるあの日の影 追い越せないままここに居るんだ 一体どこまで歩けるかな 今は全てを委ねて 僕は行くだろう君の元へ 旅立ちの唄 日々の夕暮れ 重なっては 繋がってく 今立ちふさがる闇を抜けて 辛さや痛みや弱さの中で 見つけたその優しさを 生きてゆく為の力に変えて 風吹く草原に君は立ち 見上げた空に唄おう 転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる そして旅はまた始まってゆく 小さな孤独を握り締めて 次吹く風 広がってく 全てはそこから走り出す為に |
| スーパーマンゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | スーパーマンにはなれないな 今だって君の事 考えては何も出来ず 無力な自分なんて いない方がマシだなんて思っていた 言葉足りなくて 伝わらず たけど言いたくて もがいたり 悩んだり… 君の為に僕は居よう 大げさな言葉じゃなくて ほんの少し君が微笑む そんな人でありたいな 君だけのスーパーマン チックタック焦らされてる そんな時見失う 僕はどこにいるんだろうって なりふり構わずに 泣いたり 笑ったり出来りゃいいのになぁ 何が言いたくて 叫んだのか つまりこういう事さと言えずに 今日も 座り込んだ君の横に そっと寄り添って居よう 今だけは言わせてくれ 少し頼りないかな 君だけのスーパーマン 言葉足りなくて 伝わらず だけど言いたくて もがいたり 悩んだり 君の為に僕は居よう 大げさな言葉じゃなくて ほんの少し君が微笑む そんな人でありたいな 君だけのスーパーマン |
| てっぺんゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 六大学出のインテリの坊ちゃんには 四回死んでも分かんねえだろうけど お前らがトップにいるのなら この世のトップにいるのなら 進む道はただひとつ “最強のバカ”になってやる 食べる物がなくても ずっと笑っていられるような 神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり 完全勝利 甘い味 しか知らない人に こんな事言っても分かんねえだろうけど お前らが勝者と名乗るなら 絶対勝者と名乗るなら 選べる道はただひとつ “本当の勝者”になってやる たとえ声が出なくても ずっと歌っていられるような 神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり どっかの山のてっぺんで どっかの誰かが笑ってる 僕はそれを見ながら 違う山のてっぺんを目指してる 人を愛する事 意味がわからなくて それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり 神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり |
| 心の音ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | もう日は暮れた 薄暗い辺りをぼんやり街灯が照らした 今にもひと雨来そうな真っ黒な雲が西から流れはじめた 必死で追いかけたけど すぐには見つからなくて 今日ほどあなたに逢いたいと思える日は… ないかも知れないけど 決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと また一つづつ刻まれていく それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる 意味なく流れ続けた時間あなたに… あなたに逢いたい いつもはこんな天気の日だって一度も悲しいなんて思ったことないのに あつらえた激しい雨の中 泣いてしまいそうな僕がいた どうして答えを探すのにこんなとこにいるんだろう? 僕の気持ちの奥の方「心の音」が切なく響いた やっと見つけたけれど すぐにまた見失なう 涙と悲しさの本当の意味を教えてくれないか… 決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと また一つづつ刻まれていく それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる 意味なく流れ続けた時間… 心に鳴り響く… あなたに逢いたい |
| シュミのハバゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 友達はいつでもいいもんだ あんな事やこんな事 一緒にだったらコワくない だってオレ達ずっと友達だろ? シュミのハバとかを広げよう だってみんなもやってるし あぶない橋だって事は わかってはいるんです でもあたりさわりなければ誰にもメーワクかけないし 無意味のイキを越えて ついに静かに覚醒(めざめ)る おーいどうしたんだい!? 流行の事はわからないが ただカッコ悪い事だってくらいわかってるさ がんばれなんて言われたら がんばりたくもなくなるし アレしろコレしろ言われるから アレもコレもしたくないんだよ たいそうなへりくつを並べて それが今のやり方 あぁつまんねぇなぁ 何かいい事もないまんま そうだ そうしよう 今は風に吹かれたいから むしろやる気はある方で やるべき事がわからない そりゃそうだろう 誰も教えちゃくれないさ そこから先の道の上を歩き出せばいい そうだ そうだろう? 君が君でいてくれるから そうだ そうなのだ 僕が僕らしくいられるんだ |
| 始発列車ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | ゆず | 二人で始発列車を 待っていた明け方の歩道橋の上 流れ出した町を もうすぐ終わる夜を 君と こうして 一緒に見ていた あの時 大人になる事が少し恐いと言った君は 僕の前で 大人ぶって笑って見せてくれた 季節の変わり目は いつも決まって 君の事を思い出す 気がつくと 発車のベルが僕を焦らせて 扉の向こう 君の思い出にさよなら あれからまた少しだけ 時間だけが僕の前通り過ぎてゆく 言えなかった言葉 急に胸を締めつける 今さら どうにもならないのに 強く握り返した君の手は あの時何を言ってたの? 僕の手の中に残ってるのは 痛すぎるぬくもりだけ こんな事また思い出すなんて おかしな話だけど 今夜で最後にしようと 誓った夜もあったのに なんだろう? 頭の中が君でいっぱいになるんだよ 動き出した人の群れ 駅前の交差点の中 忘れかけてた君の思い出に さよなら |
| ところでゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 時々僕はここへ来て 雨雲が抜けるのを待ってる 雨降る晩は悲しくても 明日が晴れればそれでいい こんなこともうやめようよ 何度も叫んでるのに 誰かが幸せになるように 世界が平和でありますようにと ところで… 君は一体今どこで何を考えているのか? 最近よく夜眠れないそのワケは 多分きっとそのせいなんだろう ところで… 君は一体今どこで何を考えているのか? 最近よく夜眠れないそのワケは 多分きっとそのせいなんだろう |
| くず星ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 何も僕にはできないと 決めつけては下を向き歩いていた せめて全て包み込める 大きな大きな力が欲しいと ここに次に戻る時は その時は僕が負ける時なんだよと それは優しく語りかけて 僕の居場所を示してくれた 誰もいない この場所 僕の声を聞いてほしい そう願い込めて 僕は始めて孤独の恐さをかみしめた あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも 一言も語れずに 過ぎてく時は確かにあったけれど ほんの少し優しくなれた 秋の風の中じっと明日を待ってた 触れたらすぐに壊れるこの想いをそっと握りしめ ふと目を開ければ 暮れてく町は今日も本当の事を隠して あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも たとえ弱くはかない小さなくず星でも |
境界線 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 海が見えます ここから奇麗な海が見えます 昨日の揉(も)め事いつかのいざこざの遠眼鏡で ずっと沖の貨物船まで 向こうの工場の煙まで 全てを霞ませて 全てを見透かして 僕のため息は大きな雲になった 境界線を超える時僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい朝の訪れ 何が見えますか? そこから一体何が見えますか? 時計のカラクリ創られた幸せの裏側から そう思いたくはない気持ち 澱(よど)んだ川のその流れなら 全てを飲み込んで 全てをかき消して やがて少年は大きな夢を見た 境界線は今はまだ遠くぼんやりと霞んでる そこは誰にも気付かれないこの道の分岐点の向こう 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい僕との出逢い 境界線を超える時僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい朝の訪れ |
ポケット ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治・蔦谷好位置 | 蔦谷好位置・ゆず | もう遮るものなど無いから ここにおいで 遠く霞んで見える 夜空の星のずっとずっと奥に 僕らと同じ未来を 夢見てる人がいて それぞれが今繋がり 意味の無い事だとしても 何度でも繰り返しながら 一緒に歩いて行こうと 冬の風が冷たくて かじかんだ手をそっと 温めたポケットの中 ゆっくりと君を知ってゆこう さぁ目の前に大きく輝いてる 幾千の願いを重ねながら もう遮るものなど無いから ここにおいで 回り続ける時代遥か向こうに 見つけた希望の光 僕らを照らして 走り出すよここから 忘れていた想いを 確かめにゆくんだ 一緒に行こうよ 新たな場所へ さぁ広がるこの大空見上げて 君という星が動き出すよ そう確かに この瞬間を僕らは 生きているんだ 真白な息 寒がりな仕草 君のその手をそっと 握りしめたポケットの中 やっと君を見つけたから さぁ目の前に大きく輝いてる 幾千の願いを重ねてゆく もう遮るものなど無いから ここにおいで もう何一つ遮るものなど無いから ここにおいで |
呼吸 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 君はまた傷を負う 絶え間なく続く道の途中で 深い霧閉ざされた 作られたその優しさも ちらかったままのテーブルの上 創造なんていつも曖昧だ いつだって どこだって 君と居たい ただそれだけ たったそれだけの事なのに 幸せをくれないか 僕を満たすそのぬくもりを 僕は行く君とともに 振り向かずただ前を見て 走り出したあいつのせいかい? 夢の終わりなんてそんなもんだ どこまで 行けばいい 嘘の無い その一瞬が欲しかっただけなのに いつだって どこだって 君と居たい ただそれだけ たったそれだけの事なのに |
from ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 釣俊輔・ゆず | 始まりはいつも こんな調子で 降り出した雨のせいにして だからってそんな 泣かないでおくれよ 買ったはずの傘が見当たらないんだ 一体どこまで僕ら 歩いてゆけるかな 急に吹く風がいつもより強く頬を刺す きっと ずっと 裏切りも全部 表側にあって だって ずっと 君といるんだよ この先も その先も 大丈夫だよ 季節はずれの虫の鳴き声 そんな些細な事で 今日の終わりと明日の始まり 過ぎてゆく 時の音を聞きながら 忘れてしまうような遠ざかる記憶に 君の涙の意味を知る 今になって ちぎった 昨日の痛み 思ったよりは痛くもないけれど なんだろう 苦しすぎるよ うまく言えないけれど 一つだけでは飛べない 二つはためかせた空 君からもらった言葉で今でも 僕は僕の存在を知る 確かめようと繋いだ手は あの日と同じ 君からの温もり あれから いくつの夜を越えたろう 相変わらずの 君と僕だけど 偽りだと 目を疑う様な 悲しみにだって 出会ってしまうだろう だけど ずっと 君といるんだよ この先も その先も きっと ずっと 歩いてこう 大丈夫だよ |
地下街 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 木漏れ陽が眩しい10月晴れた午後 今はなんにもしたくない ただ風にすべての答えをゆだねてる 知りたくないことも 沢山あるけれど 今はここにいるだけで それでいいんだ 幸せな気分なら 背伸びして 誰の心の中にも 花は咲くから 今夜あなたに逢いたくて 逢えなくて 悩んでる まわりの目気にしてもしょうがないし 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから いつものように帰る そんなひと時でも 夢中で走ってる 疲れることも忘れてる だた一つだけの想いを カバンに詰め込んで 果てしなく続く旅に 終りなんてないんだよ 遠いところにいるあなたに この想い届け 心なしか 今夜中に答えが出そうな そんな気がして ひとりで笑ってる 今夜あなたに逢いたくて 逢えなくて 悩んでる まわりの目気にしてもしょうがないし 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから 明日 あした朝 起きたらあなたに逢いにいこう 台本なんて要らないよ そうだよ 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから だってそれは あなたが好き だから |
なにもない ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 失したものを探し歩いている 誰かにそっと言いたくても 「そんなに急いで何処に行くの?」と そうだねアイツの言うとおりかもね 耳をふさいで目を閉ざして それでも何かを探して 行きずまりと始まりを感じてる あぁ聞こえない 何も分からない 届かない 悲しくても涙しかでない それでいい それだけでいいよ 駅の裏側の細い路地を抜けて 歩き慣れたこの道を 何も起こらず何も起きずに 時計の針が2時をまわる もうどうにでもなれと 一度開き直ってみたら やけに小さい自分に気がついた あぁ聞こえない 何も分からない 届かない 悲しくても涙しかでない それでいい それだけでいいよ 街の光り 眩しくて目をそらすよ ああ出会いなどないけれど今は 楽しいよ それだけなんだよね |
マイライフ ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて 吹き抜ける風笑った それはかすかな調べ 幾重にも溶けてゆくように それは過ぎゆく時間と 何気ないイメージを 君に贈る言葉に変えて 街はいつもの景色と 灯を待ちながら 君に届けよう 確かな気持ち 君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて 僕らはずっと同じ夢を見て笑おうよ 素晴らしい明日へと向かって 白い月 空で笑った 浮かび溶けてゆく様に 星が夢を見始める頃 ここに確かにあるのは 僕と君のメロディー 大切に育てた 確かな想い 君が笑ったから地球が周ってんだ そんなデタラメだって ウソじゃない ちりばめられた想いは 今重なったんだ 難しい言葉はいらないさ 明日の為のメッセージ 深い意味じゃなくて感情で 君と進む世界だって 二つとない夢 繋いでく また季節が始まる 行く先を照らすまばゆい光 君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて 僕らはずっと同じ夢を見て笑おうよ 素晴らしい明日へと向かって Wow wow my life 喜びの歌をずっと響かせよう 素晴らしい僕らのマイライフ |
月曜日の週末 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 乗り遅れた人達は 必ず聞こえないふりを決め込んで へんちくりんなこだわりだけが太い根っこをはっている 今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ 雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと ひび割れている常識と感情の裏返しって奴が 僕の知らないとこでコソコソ なにやら影口をたたいてる 今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ 雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと 今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ 雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと いつも僕は考えこむのさ ずっと |
3番線 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | どうにかなるさってカッコつけて楽してても いつか決まってやって来るのは総決算 先週この間なんて話にらちあかず 最終的にはごった返しの3番線 あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで 中途半端に生きて行くって言った奴が コネをこねくりまわしてこれでも電柱マン 上から見下ろす景色はさぞかし綺麗だろう 人を人と思うだけで人は変わるのに あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで 最終的にはごった返しの3番線 |
始まりの場所 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | この町に潜んでる 場違いな勘違い 「どっちでもいいよ」と誰もが口走る 今夜もどこかで退屈が産声あげて 「こっちへおいで」となぐさめあい果てしなく続く 「一体何だ?」ニセモノが叫ぶ 期待外れの言葉は聞きたくない それなら今すぐに出かけよう きっかけはいつも訳もなく訪れて 跡形もなく去ってゆく 明日吹く風を探そう 始まりの場所から真っ白い夜を超えて 息を吸い込んで思いっきり吐き出した 「嘘も方便」がやけに鼻につく もう本当の声は聞き取れないけど 「始まりの音」いつの間に鳴り響いている 紛れもない 嘘も本当も 期待外れの言葉は聞きたくない それなら今すぐに出かけよう きっかけはいつも訳もなく訪れて 跡形もなく去ってゆく 明日吹く風を探そう 始まりの場所から真っ白い夜を超えて |
ひだまり ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | CHRYSANTHEMUM BRIDGE・ゆず | ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ ひだまりの中を歩いている 君はゆらり時を刻む様に 木漏れ日まぶしくて目を閉じれば 浮かぶ光の中そっとほほえんだ 僕らいつの間にか そう同じ夢 同じ青春(とき)の中で ありふれた日々が訪れる事 それをきっと幸せって言うんじゃないかな 隣で君が笑ってる ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ 夢追いかけながら旅立つ君に 僕はどんな声をかけただろう? 少しの羨ましさを隠しながら 巡る季節をまた数えたろうか 僕らだけの答えを探しに行こう そう ひだまりの中へ がむしゃらに生きているって事が それをきっと青春って言うんじゃないかな 一緒に行かないか 君と描こう素晴らしい朝だよ 遠い町へと飛び出して 僕らは見えもしないゴールを探してた そして知ってしまった 今キラキラ光ってる 命の呼吸を あれからいくつもの足跡 踏みしめて歩いて来ただろう ありふれた日々が訪れる事 それをきっと幸せって言うんじゃないかな 隣で君が笑ってる ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ |
また明日 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 夕暮れの帰り道 君はうつむいたまま まるで何かを隠す様に 僕に手をふった 大事な事 今は全部 言い足りない時間と オレンジに染まる雲の向こう 君と見つめていた どんな言葉だって(君には) 今は似合わないだろう 過ぎゆく時だけが(その時を) そっと語りかける 明日になればまた君に 逢える喜び噛み締めてた 「それじゃまたね」 夕日と君に 大きく手を振った ララララ… 電車から見える景色 変わり続ける景色 変わらないさと握りしめた その手には何がある? 今君の事を(確かに) 思い出したのはなぜ? あの時と同じ(君と見た) 夕焼けのせいにして 大人になる意味 幸せの意味 わかった様なふりしていたけど 僕らが旅に出たあの日 君も君を探していたんだろう? あれからの日々 今までの事 話してくれないか? 明日になればまた君と 「逢おうね」って約束したいから 今この時を さよならするよ 「それじゃまた明日」 ララララ… また明日 |
歩行者優先 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | つなぎとめた心の行く先を見つめて 突き抜ける様な空を見る つないだ手の温もり 忘れない様に ポケットにしまって 今ここに居るから 遠ざかる町の灯を見送って 今日が行き過ぎた 確かなものだけをその両手につかみたいから あとどのくらい行けば あの日にたどり着く? 振り返れば 遥か遠く 果てしなく続く道 走り出す勇気を 忘れはしない すぐに間に合うはずさ 素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう 不安なんていらないさ 目を開けて 絶えず進め 希望って奴をいつだって信じたいから 追いかけてた昨日の置き忘れた足跡 超えてゆく様に 一歩ずつ歩いてゆく 素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう 不安なんていらないさ 目を開けて 全ては始まりと終わりを 繰り返しながら 茜色に染まる空の向こうへ 絶えず進め 前に進め |
よろこびのうた ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 蔦谷好位置・ゆず | 振り向かないでよ 振り返らないで そこに行けばいい 辿り着けばいい 降り出した雨も 繰り返す日々も 今はそれでいい ありのままでいい ありがちの交差点 僕ら夢を見てた 時はいつだって突然過ぎて 残された時間の中 僕ら生きてくんだこの日を 歌おう よろこびのうたを それぞれの光を集めて 振り向かないでよ そこに行けばいい 歩き出せばいい 誰もが誰かを 誰かのふりをして 傷つけてゆく 傷ついてゆく 希望の欠片すらなく 干渉する意味だって知らない 時はいつだって突然過ぎて 「戻れないと言うのなら 一体何を信じればいい?」 歌おう よろこびのうたを 僕らは信じているから 確かめないで 確かめないでよ今は そこに行けば逢える 本当の言葉 動き出した幾重の夢 僕らきっと笑いながら 歌うよ よろこびのうたを 消え行く涙を糧に 振り向かないでよ 振り返らないで そこに行けばいい 辿り着けばいい |
3カウント ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 期待通りの雨に打たれ 成す術もなく立ちすくんでる そう いつものことさ そんな風にして少しずつまた救いようのない町の中に 今日も紛れ込んでゆく 軽はずみの言葉並べて 何が変わると言うのだろう? 路地裏のいつもの辺り 星のない空の下で 目をつぶったって 三つ数えたって 欲しい物はそこにないけど ここに居るんだって 君が好きなんだって 意味のない事ばかりをいつもやってんだ 地下鉄に乗って人は動く それにつられて地球は回る ちんぷんかんぷんどうかしてる バカバカしくてやってられないから違う通りに逃げ込んでる 見つからない様にあっち向いてホイ! 生きてるって事履き違えて 数字にすり替えてゆくのなら 覚えた事を知ってゆく事を忘れたくもなるんだよ 目をつぶったって 三つ数えたって 欲しい物はそこにないけど ここに居るんだって 君が好きなんだって 意味のない事ばかりをいつもやってんだ だけど 調子はずれの日々 どしゃぶりの空 まだすてたもんじゃないだろう 他の誰かじゃきっとわからない それをいつも探してるのさ |
春風 meets 葉加瀬太郎 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | | 窓の外は冷たい雨が降り続いてる 僕は少しうつむいて君の事思い出してた こんな事なぜ今頃になって 昔の事としか思っていないのに 春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す 言葉にすれば壊れそうです どうすれば君に伝えられたのでしょうか やけに低く見える空の向こうで君は 僕のこんな気持ちなど知るはずもないんだろう また君と出会う事があるのなら 偶然を装ってすれ違えるだろう 君と出会えてよかった 今ならまっすぐに伝えられそうだから 大事な言葉は今は闇の中 手探りの答えだけ一つ握りしめて 春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す 言葉にすれば壊れそうです どうすれば君に伝えられたのでしょうか どうすれば君に伝えられたのでしょうか |
超特急 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 超特急 夢を見たあの日僕らは… 見えない事ばかり ずいぶん追いかけた なんだかなぁ… 歩き疲れた旅路 ふいに思うのは何? 聞かしてよ さぁ 「帰る道なんてない」 超特急 夢を見たあの日僕らは 終わる事ないルール それだけで夜が明けてさ 強がって 憧れて そして忘れた 終わりかけの夜を超えて… 誰もかれもが皆 叫ぶ事をやめた つまんねぇぞ なぁ? 都合ばかり合わす それはうまく生きてくチケットです あぁ 「消えてなくなっちまえ!」 衝動に身をまかせ どこまでも行こう 浮かんでは消えてく日々を 走り抜けてた 追い越して行く 次吹く風が行き過ぎる そんなら乗り込んで知った まともに飲み込んじまった 現実を… 超特急 駆け抜けたあの日にサラバ 光と影 包み込んで それはなんとなくね 強がって 憧れて そして忘れた 終わりかけの夜を超えて もう帰れない あの日にさよなら… |
飛べない鳥 ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | ここにあるのは風 そして君と町の音 それだけで良かったのに しなやかな秋の声が悲鳴に変わる 本当はもう少し君と居たかったんだ 飛び方を忘れた鳥達の歌声を 聞いておくれ きっと見上げた空は青く ほらごらんよ僕らなんてちっぽけなもんさ 君からもらった 優しさの言葉を持ってまた歩き出す 近ごろじゃ創られた世界 憂鬱の答え なんとなく透けて見えて嫌になるけど 君と歩きそして笑うために 全てを知ってゆく事 恐くなんてないさ 食い違いの向こうから確かな足音 探しながら行こう 朝日昇る線路の向こう 鮮やかに染まるオレンジ色を見ていた 確かな答えなんてさ 見つからないまま 飛べない鳥の様に 変わりゆく時代 不釣り合いでも構わない きっと見上げた空は青く ほらごらんよ僕らなんてちっぽけなもんさ 君からもらった 優しさの言葉を持ってまた歩き出す 飛べない鳥の様に |
からっぽ ゆず | ゆず | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人・ゆず | 何気ない様な顔して いつもと同じ様に笑ってた 今日の空みたいに 青く澄んだ君の目が何か語りかけた 言葉はいつも奥の方から 後に虚しさ連れて教えてくれた けれど こんなにもからっぽになったのに僕は歩きだした どうにもならない歯痒さが 一つづつゆっくりと僕の前で立ち止まる だからその目で僕を見ないで悲しくなるから 多分君は僕の中にもう映らない 人を好きになる事 当り前の事なんだけど 僕がもう少しその事を知っていれば こんな事にはならなかったのかもね 答えは今も見つからないまま 繰り返しの渦の中また一歩踏み出すよ だからその目で僕を見ないで 悲しくなるから 多分君は僕の中にもう映らない 忘れる事なんて出来ない僕が今日もここに居るから 君の影をいつもどこか探してる |