いけない恋をしちゃった中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | いけない恋を しちゃった ダメだ ダメだ ダメだって思っていたのに つい好きに なっちゃった 私の指が 勝手に動いて あの人の名前を 空気に書くの 誰にも云えない 恋をしちゃった やけに演歌が 身にしみるわ 私ひとりが 悪いんじゃない 知らないわ 知らないわ 女を やめたいわ いけない恋を しちゃった ダメだ ダメだ ダメだって思っていたのに つい好きに なっちゃった 私の足が 勝手に動いて あの人の方に 歩いてゆくの 誰にも云えない 恋をしちゃった 死にたいけれども 死にたくないわ 私ひとりが 悪いんじゃない 知らないわ 知らないわ 女を やめたいわ いけない恋を しちゃった ダメだ ダメだ ダメだって思っていたのに つい好きに なっちゃった 私の心が 勝手に動いて あの人が 好きだと私に云うの 誰にも云えない 恋をしちゃった しずかな昔が なつかしいわ |
一度だけ中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | 一度だけ 一度だけ くちづけをした あのひとと あのひとと それが たからもの 一度だけ 一度だけ やくそくをした あのひとと あのひとと それが たからもの この町の 人の流れに 私は流される たからものだけ 腕に抱いて ああ あのひとも どこかで 一度だけ 一度だけ なみだ こぼした あのひとと あのひとと それが たからもの この町の 人の流れに 私は流される たからものだけ 腕に抱いて ああ あのひとも どこかで |
宇宙にとびこめ中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 中村八大 | | バァーババババババ バァーバ… 吠えろ 邪魔な鎖をひきちぎり 吠えろ 背中を伸ばして 駆けろ きつい首輪をひきちぎり 駆けろ 時間のむこうへ 犬小屋みたいな世間は 私の住み家じゃない バァーババババババ バァーバ… 宇宙にとびこめ 自由に泳ぐんだ 空色に体を染めて 人間だもん… バァーババババババ バァーバ… あびろ 熱い光をこの胸に あびろ 体が燃えるまで 捨てろ ほんのちっぽけ一握 捨てろ この世の夢なんか 犬小屋みたいな世間は 私の住み家じゃない バァーババババババ バァーバ… 宇宙にとびこめ 自由に泳ぐんだ 空色に体を染めて 人間だもん… |
砂漠中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | こんな こんな広い砂漠を ひとりで たったひとり歩くなんて なんて なんてひどい ただ だだっ広い砂漠 燃える 燃えるあの太陽が ただの ただの火の玉だなんて なんて なんてひどい ただ だだっ広い砂漠 何もない 何ひとつない かたい かたい砂が 全部 うずめてしまった 熱い 熱い愛の水が ただの ただの幻だなんて なんて なんてひどい ただ だだっ広い砂漠 何もない 何ひとつない かたい かたい砂が 全部 うずめてしまった 熱い 熱い愛の水が ただの ただの幻だなんて なんて なんてひどい ただ だだっ広い砂漠 熱い愛の水を 熱い愛の水を 熱い愛の水を |
Zen Zen ブルース中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | 佐藤允彦トリオ | (ルルバ タルコ タルコ リリバラ) (リリバ タルコ タルコ リリバラ) 僕のかわいい 恋人が にっこりほほえんで 僕に話かけるよ だけど僕には 言葉が判らない あの娘の言葉が 判らない ゼン…判らない ゼン…判らない 判らない 僕のかわいい 恋人が 涙をこぼして 僕に話かけるよ だけど僕には 言葉が判らない あの娘の言葉が 判らない ゼン…判らない ゼン…判らない 判らない ゼン… |
だからもう花は咲かない中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | | おまえは死んだ おまえは死んだ 恋人の私に さよならいうひまもなく あっけなく死んだ だからもう花は咲かない だからもう花は咲かない いつもの日曜日 いつもの町で おまえと私は 手をつないで歩いてた 私は笑ってた それが別れの前と知らずに それが別れの前と知らずに 銀色の自転車が おまえのかげを さえぎって走ったのは 夢ではなかった その時おまえは 私を見てた それが別れの合図になった それが別れの合図になった パトカーのサイレンが 今日も聞こえる 恋人を取られてまたひとり ひとが泣く サイレンも泣いている あれは私の心の挽歌 あれは私の心の挽歌 おまえは死んだ おまえは死んだ 恋人の私に さよならいうひまもなく あっけなく死んだ だからもう花は咲かない だからもう花は咲かない |
冷たい雨中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | パパパヤパヤ… 冷たい雨 雨 雨 雨 パパパヤパヤ… 体ぬらす 雨 雨 雨 見てよ この頬 雨 この胸 雨 燃えてるわ 恋して パヤパパパ… 冷たい雨 雨 雨 雨 パパパヤパヤ… 体ぬらす 雨 雨 雨 パパパヤパヤ… 見てよ この頬 雨 この胸 雨 燃えてるわ 恋して パヤパパパ… |
とまらない汽車中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | とまらない汽車に ふたりで乗ってしまった 髪の長いムスメと むこう見ずのこのぼくと とまらない汽車に ふたりで乗ってしまった ムスメのうた聞きながら ぼくは空を見ている 何かのまちがいだと思うのだけれども 汽車はもうとまらない とまらないウォーウォー とまらない汽車の 線路は長くつづく なんだか淋しくなって ふたりはキスをする 何かのまちがいだと 思うのだけれども 汽車はもうとまらない とまらないウォーウォー とまらない汽車よ 地平線を越え走れ まちがいだっていいんだよ この娘が好きなんだ まちがいでもいいさ 汽車よさあ走れ とまるなよ この娘が好きだ |
どうせ中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | どうせ ひとの生命は みじかいリボン どうせ ひとの心は くだけるみず どうせ なにもかも 飛んでゆくハトならば 息をころして 息をころして じっと 指でもみつめていようか どうせ ひとの生命は 小さいカケラ どうせ ひとの心は はじけるかげ どうせ なにもかも 走りゆく鹿ならば 息をころして 息をころして じっと 指でもみつめていようか |
ドロロンえん魔くん 中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 小林亜星 | | どろろん おどろん でろでろばあ どろろん おどろん でろでろばあ 地獄の闇から でろでろばあ 湧いて出たのは なんだらばあ かわい子ちゃんの 枕元(まくらもと) ケケケと笑うの 誰だらばあ 奇怪怪怪 妖怪だらけ 日本は妖怪 ふきだまり そこでえん魔くん そこでえん魔くん 大あばれったら でろでろばあ どろろん おどろん でろでろばあ どろろん おどろん でろでろばあ 風さえないのに でろでろばあ ふわふわするのは なんだらばあ 三日月さんに ぶらさがり ヘラヘラ唄うの 誰だらばあ 奇怪怪怪 妖怪だらけ 日本は妖怪 ふきだまり そこでえん魔くん そこでえん魔くん 大あばれったら でろでろばあ どろろん おどろん でろでろばあ どろろん おどろん でろでろばあ 姿も見せずに でろでろばあ いたずらするのはなんだらばあ 子犬の耳に かみついて キャンキャン泣かすの 誰だらばあ 奇怪怪怪 妖怪だらけ 日本は妖怪 ふきだまり そこでえん魔くん そこでえん魔くん 大あばれったら でろでろばあ |
波うつ愛のうた中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 只野通泰 | | 負けたのよ あなたの大きな愛に うちよせる 愛の愛の波に さらわれて 流されて さからいもしたけれど 今私は愛のうた 愛のうたうたう 私の髪は ほのおのかたち 私の指も ほのおのかたち ゆれて ゆれて世界中を つつむ 愛よ… 負けたのよ あなたの優しい愛に ふりかかる 愛の愛の蜜に とらわれて 酔わされて さからいもしたけれど 今私は愛のうた 愛のうたうたう 私の髪は ほのおのかたち 私の指も ほのおのかたち ゆれて ゆれて世界中を つつむ 愛よ… 私の髪は ほのおのかたち 私の指は ほのおのかたち ゆれて ゆれて世界中を つつむ 愛よ… |
逃げたお日様中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | 夏になったら 街を出てみるわ おもい恋を あずけて 軽いズックの 靴はいて 人に汚れた 冷たい街から 逃げたお日様 捜してくるわ 夏になったら 街を出てみるわ 鼻唄をうたって 空を見ながら 歩いてゆくわ 夏になったら 街を出てみるわ 眠い町を 忘れて 遠いツバメに 道聞いて 帰ってくる時ゃ 私の背中に 逃げたお日様 背負ってくるわ 夏になったら 街を出てみるわ 鼻唄をうたって 空を見ながら 歩いてゆくわ |
はじまり中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 佐藤允彦 | | わかるわ あのひとが あなたを囚(とりこ)にしたのね かくしても あなたの瞳が燃えてる さよなら なんだか 言葉を忘れたみたいで 想い出ばかりが 胸にしみる もうすぐ夜があける わたしのために ひかりのなかで 明日をさがそう 明日をさがそう 泣かないで 泣かないで 泣かないで 泣かないで… いやなの あなたに 泣きがおを見られるなんて だから 慰めの言葉はやめて ありがとう あなたはいつでも やさしかったわね きっとしばらくは 夢で泣くわ もうすぐ夜があける わたしのために ひかりのなかで 明日をさがそう 泣かないで 泣かないで 泣かないで 泣かないで… |
ひどい目にあった中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 谷岡孝 | | ひどい目にあった 暗い母さんのお腹から 勇んでこの世に出て来たら そこも真暗闇なのさ ひどい目にあった 他人だらけの世の中で お前だけはと思っていたら お前も他人だったのさ だけどお陽様昇れば やっぱり目がさめる 小鳥でも泣けば しあわせ ひどい目にあった いつわりばかりの世の中で 自分だけはと思っていたら 自分も大ウソだったのさ ひどい目にあった だけどお陽様昇れば やっぱり目がさめる 小鳥でも泣けば しあわせ |
ほそい銀色の雨中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 佐藤允彦 | | ほそい 銀色の雨 町をぬらして きえて うすい 太陽もさし 虹さえ かかる ふるえていた 小鳥も 羽を鳴らして もどり 青い柳の枝に よろこびの 詩(うた)かざる だけど 雨はいまでも わたしの心に ふる ほそい 銀色の雨 あなたが 帰るまで 別れた あの朝から ふり続ける この雨 からだも 心も手も つめたく 冷やす雨 つづく雨を みつめて わたしは 待っているの いつか 雨がやむ日を あなたが 帰る日を 別れた あの朝から ふり続ける この雨 からだも 心も手も つめたく 冷やす雨 |
三日月に乗って中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | はしだのりひこ | | 今夜こっそり 浜辺から 三日月の舟が 出るよ 私乗るんだ いっしょにおいでよ 恋人つれといで 今夜こっそり 浜辺から 三日月の舟が 出るよ 舟のゆくては 広い空だよ うれしい広い空 八時には もうドラが鳴る 九時では 間にあわない 涙と溜息 肩にかついで 舟出だ 光をとりに 今夜こっそり 浜辺から 三日月の舟が 出るよ 小さい世間は 捨ててゆこうよ 大人もつれといで 八時には もうドラが鳴る 九時には 間に合わない 星くずもゆらゆら 波にゆれてる 舟出の歌を 歌うよ 今夜こっそり 浜辺から 三日月の舟が 出るよ どんなやつでも 乗せる舟だよ お化けもつれといで 八時には もうドラが鳴る 九時では 間にあわない 涙と溜息 肩にかついで 舟出だ 光をとりに |
妖怪にご用心中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 小林亜星 | | へーんな感じがしませんか? 君が見ているこのテレビ 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな気をつけな 妖怪にゃあ テレビに似たのもいるんだよ ブラウン管から ニョロッと手が出て おいでおいでするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー あちらもこちらも 妖怪っぽいー へーんな感じがしませんか? あの角まがる女の子 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな気をつけな 妖怪にゃあ 可愛い女の子もいるんだよ ラブレターなんか 出したりしたら ひゅうどろんするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー あいつもこいつも 妖怪っぽいー へーんな感じがしませんか? 君が持ってるそのお菓子 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな気をつけな 妖怪にゃあ お菓子に似たのもあるんだよ ひとくち食べたら ぷるんとふるえて あかんべえするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー とにかくなんでも 妖怪っぽいー |
老人と海中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 小室等 | | ハダをそめあげたのは 太陽と潮 シワをきざんだのは 時の満ちしお 老人は海から生まれ 海に育ち 海で生きることしか 考えたこともない 若さに酔いしれた 昔日遠し 友も女たちも すでにまぼろし 老人は浜辺にひとり ひとり残る 岸に打ち寄せるのは 変わらぬものがたり 勝利の場面はいまも あざやかなままに 潮にくもった眼も 燃えるほどに 老人は戦ってきた さかなたちと 捕えねじふせ殺し そして愛していた 舟をこぎだせ早く 戦うものよ くちはてなんものよ いのち愛せよ 老人は海から問われ 海に応え 海へ帰ることしか 考えたこともない |
私がも一度笑えるように中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | かわいそうな 私の心 おとなの恋に 青ざめて 重い涙が 鎖のように… だけど おまえは もう小鳥じゃない ふるえずに羽ばたけ 大空を そして ちからを さがしておくれ 私がも一度 笑えるように かわいそうな 私の心 おとなの恋に 殺された こどものころが 鎖のように… だけどおまえは もう小鳥じゃない ふるえずに羽ばたけ 大空を そして ちからを さがしておくれ 私がも一度 笑えるように… |
私のうたはどこにあるの中山千夏 | 中山千夏 | 中山千夏 | 前田憲男 | | 恋のうたも 愛のうたも こんなにあるけれど 私のうたは どこにあるの ひとりぼっちの飛べない娘が ネコをかかえて うたううた ウウウ… 恋のうたも 愛のうたも こんなに苦いだけ 私のうたは どこにあるの ひとりぼっちの泣けない娘が 麦の穂かんで うたううた ウウウ… 私のうたを 誰がつくって ひとりぼっちの小さい娘が 鏡をみつめて うたううた ウウウ… |
クレオパトラの涙戸川純 avec おおくぼけい | 戸川純 avec おおくぼけい | 中山千夏 | 冨田勲 | おおくぼけい・戸川純 | さばくよ ナイルよ クレオパトラのため息 クレオパトラの涙 さばくよ ナイルよ あかい あかい くちびる のみほす さかずき 神さえも迷わす 絹の蜜月 燃える 燃える 砂の上 産み落とされた 太陽と風の麗しの申し子 クレオパトラのため息 クレオパトラの涙 さばくよ ナイルよ 最後に愛した男は 黄泉の国へ 宴の終わりは 命の落日 あつい あつい 砂に命返すの今 めくるめく 狂おしい その愛ごと クレオパトラのため息 クレオパトラの涙 |
あったこともない友だち嶋崎由理 | 嶋崎由理 | 中山千夏 | 渡辺宙明 | 渡辺宙明 | 太陽が しっかり輝いているせいか 走りたくってたまらない どこかへ…… いっそ大空へ 走って行って 会ったこともない友だちに 声かけようか 歌声が 優しくきこえてくるせいか つかみたくってたまらない 何かを…… いっそあの虹を つかんで取って 会ったこともない友だちに ふりかけようか 君は信じる信じない 信じるあああー あきらめさえしなけりゃ 何でもできるのさ うちじゅうが あんまりしんとしてるせいか 話したくってたまらない 何かを…… いっそ目を閉じて 心をすまし 会ったこともない友だちの 話聞こうか 君は信じる信じない 信じるあああー あきらめさえしなけりゃ 何でもできるのさ |
微笑にふれてみたかい嶋崎由理 | 嶋崎由理 | 中山千夏 | 渡辺宙明 | 渡辺宙明 | 微笑にふれてみた この手で たしかにふれてみた ひだまりの たんぽぽに とってもよく似てた 微笑にふれたとき 思わず 口笛吹いて 地平線のむこうへ 飛びたくなった 君は微笑に ふれてみたかい? 君は微笑に ふれてみたかい? 悲しみにふれてみた 端っこ すこしふれてみた 明け方の そよ風に とってもよく似てた 悲しみにふれたとき 心が はじけてとんで あついの居る地球を 抱きたくなった 君は悲しみに ふれてみたかい? 君は悲しみに ふれてみたかい? 優しさにふれてみた そおっと 大事にふれてみた ネムの木の 木もれ日に とってもよく似てた 優しさにふれたとき すっかり 裸になって 青い宇宙の中へ 溶けたくなった 君は優しさに ふれてみたかい? 君は優しさに ふれてみたかい? |
あなたの心にサエラ | サエラ | 中山千夏 | 都倉俊一 | | あなたの心に 風があるなら そしてそれが 春の風なら 私ひとりで ふかれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そしてそれが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこまでも だっていつも あなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そしてそれが 涙の海なら 私ひとりで およいでみたいな いつまでも いつまでも ルルルル…‥ ラララ…‥ だっていつも あなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ |
おんな捨てるなよ小林啓子 | 小林啓子 | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし・百石元 | 「おんな捨てるなよ」 きみは言ったね 「おんな捨てるなよ」 木漏れ日のなかで 怖いほど優しく抱きしめながら 「仕事がんばれよ でもおんな捨てるなよ」 きみにキスしてわたしは誓う もちろんけして捨てはしない そうして熱く愛し続ける きみを だけど…ああ 勇気がいる 古代まで貫く勇気が 島孕むイザナミよ 太陽のアマテル 月宿すミヤズよ 海開くトヨタマ そして恋を戦うメドリよ どうか愛する勇気を贈って はるか未来のおんなに わたしに おんな捨てないよ けれど違うの わたしが捨てないのは ハイヒールじゃない 化粧でもないし 微笑でもない わたしを生きること 自由にいきること あなた好みも気にかけないで それでもきみは愛せるかな 自由なおんなを愛せるかな きみは だから…ああ 勇気がいる 古代まで貫く勇気が 島孕むイザナミよ 太陽のアマテル 月宿すミヤズよ 海開くトヨタマ そして恋を戦うメドリよ どうか愛する勇気を贈って はるか未来のおんなに わたしに いつか話すよね 勇気もてたら おんな捨てないで 生きるその意味を 怖いほど優しく抱きしめられて 心流れても でも自由捨てないよ あなた好みも気にかけないで そうしてきみを愛し続ける 自由なおんなが愛し続ける きみを |
きっと明日もこおろぎ'73 | こおろぎ'73 | 中山千夏 | 端田宣彦 | 筒井広志 | 早い朝 町もまだ静か 青いポリバケツから 猫が顔だした 不思議だな 不思議だよ 何だかおまえと 兄弟みたいな 気がする がんばれよ たったひとりでも きっといいこと いっぱいあるさ 昼になる 町は騒がしい 白いアスファルトにも 音がはねかえる 不思議だな 不思議だよ 何だか元気な 歌声みたいに 聞こえる がんばれよ たったひとりでも だれかどこかで 僕を呼んでる 夜がくる 町に灯がともる 遠い田舎のことを ちょっと思いだす 不思議だな 不思議だよ だあれも自分を 知らないみたいな 気がする がんばれよ たったひとりでも きっと明日も いい日になるさ |
のんびり自転車こおろぎ'73 | こおろぎ'73 | 中山千夏 | 端田宣彦 | 筒井広志 | ペダルをふむと 世界が動きだす いつも見ている けしきだけれど 不思議の国みたい この道を ずんずん走ったら どこに でるんだろう とにかくのんびり のんのんのんびり のんびり行ってみよう ペダルをふむと 口笛ながれだす ちょっぴり音は かすれてるけど ぜんぜん気にしない この道を ずんずん走ったら どこに でるんだろう とにかくのんびり のんのんのんびり のんびり行ってみよう とにかくのんびり のんのんのんびり のんびり行ってみよう |
あなたの心に辛島美登里 | 辛島美登里 | 中山千夏 | 都倉俊一 | 白井良明 | あなたの心に 風があるなら そしてそれが 春の風なら 私ひとりで ふかれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そしてそれが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そしてそれが 涙の海なら 私ひとりで およいでみたいな いつまでも いつまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ |
妖怪にご用心UA | UA | 中山千夏 | 小林亜星 | 内橋和久 | へーんな感じがしませんか? 君が見ているこのテレビ 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな 気をつけな 妖怪にゃあ テレビに似たのもいるんだよ ブラウン管から ニョロッと手が出て おいで おいでするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー あちらもこちらも 妖怪っぽいー へーんな感じがしませんか? あの角まがる女の子 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな 気をつけな 妖怪にゃあ 可愛い女の子もいるんだよ ラブレターなんか 出したりしたら ひゅう どろんするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー あいつもこいつも 妖怪っぽいー へーんな感じがしませんか? 君が持ってる そのお菓子 妖怪っぽくはないですか? 気をつけな 気をつけな 妖怪にゃあ お菓子に似たのもあるんだよ ひとくち食べたら ぷるんとふるえて あかんべえするかもしれないよ 妖怪っぽいー 妖怪っぽいー とにかくなんでも 妖怪っぽい |
あなたの心に岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 中山千夏 | 都倉俊一 | | あなたの心に 風があるなら そしてそれが 春の風なら 私ひとりで吹かれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そしてそれが 青い空なら 私ひとりで昇ってみたいな どこまでも どこまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして 私を抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そしてそれが 涙の海なら 私ひとりで泳いでみたいな いつまでも いつまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして 私を抱きしめるだけ あなたの心に 風があるなら そしてそれが 春の風なら 私ひとりで吹かれてみたいな いつまでも いつまでも |
あなたの心に石川ひとみ | 石川ひとみ | 中山千夏 | 都倉俊一 | | あなたの心に 風があるなら そして それが 春の風なら 私ひとりで ふかれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そして それが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこまでも だって いつも あなたは 笑って いるだけ そして 私を 抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そして それが 涙の海なら 私ひとりで およいでみたいな いつまでも いつまでも ルルル ルルル ラララララララ だって いつも あなたは 笑って いるだけ そして 私を 抱きしめるだけ |
あなたの心に朝霧文 | 朝霧文 | 中山千夏 | 都倉俊一 | 佐藤和豊 | あなたの心に 風があるなら そして それが 春の風なら 私ひとりで ふかれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そして それが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこまでも だって いつも あなたは 笑って いるだけ そして 私を 抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そして それが 涙の海なら 私ひとりで およいでみたいな いつまでも いつまでも だって いつも あなたは 笑って いるだけ そして 私を 抱きしめるだけ |