元祖ラヂヲ焼あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | YEA YEA YEA!! GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA! RADIO YAKI GWA YAKETA! AMATO NO OKATA WA TABEYANSE! KARATO NO OKATA MO TABEYANSE! TAISHO YAKI YORI OISHIYO YEA YEA RASHE RASHE OSHEYE OSHEYE BOY OICHAN!! RADIO YAKI 3 KO CHODAI GUY OOOH!! YAKITATE 3CHO!! BOY OH!! UMASO! MUSH CUCH MSHA!! GUY UMMM BOY ACH OKANE WA? BOY YE? OKANE DATTE OICHAN!! RADIO WA MUSEN DARO? GUY SWAMP! YEA YEA GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! |
赤色エレジーちあきなおみ | ちあきなおみ | あがた森魚 | 八洲秀章 | | 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 昭和余年は 春の宵 桜吹雪けば 蝶も舞う さみしかったわ どうしたの お母さまの 夢みたね オフトンもひとつ ほしいよね いえいえこうして いられたら あなたの口から サヨナラは 言えないことと 思ってた 裸電灯 舞踏会 踊りし日々は 走馬灯 幸子の幸は どこにある 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 幸子と一郎の 物語 お涙ちょうだい ありがとう |
冬のサナトリウム元ちとせ | 元ちとせ | あがた森魚 | あがた森魚 | | ほんの少しだけれど 陽が射し始めた 雪明り 誘蛾燈 誰が来るもんか 独人 荒野から山径へ 邂逅はまぼろし 弄びし夏もや 何が視えんたんだろか 抱擁て 十九歳十月 窓からたびだち 壁でサビエルも ベッドで千代紙も 涕泣いた |
百合コレクションあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 夜毎夜毎 夢に咲く百合の君 百合から百合へ ささやく花言葉 高原の停車場の汽笛ふるわせて ゆめうつつのまま 閉じたるつぼみを抱きしめて オペラホールの丸屋根の上で 視つめていましたね 砕けてしまった土星のように 淋しい星でした それでもあなたと歩いた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合Collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合Collection ふりむけば 秋空に昇る君 一秒一秒毎に変わる君 一雨一雨毎にそよぐ百合 マッチ・ボックスに灯る夜の影 ゆめうつつのまま 触れたる口唇抱きしめて ラスト・シーンにくるくる踊る 北極星を視た シネマが終われば街灯りもない 淋しい星でした 旅の果てに訪ねた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合Collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合Collection ふりむけば 秋空に沈む君 |
MEZCAL(はじめに歌ありて)あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | この歌は はじめから あなたへの つのる思いで はち切れる歌 夜明けには 霧の中 生まれ出す 水晶のように きらめき くだけて 涙さえ 振り切って 背中には うぶ毛だつ 翼を広げ 幾とせ ちとせまで 飛び越え 歌い また飛び上がり 歌って この歌は はじめから あなたへと 暖め続けた 愛のことです 夜道には 空じゅうの 星くずの神々が きらめき さざめき歌う 刃(やいば)さえ 振り切って 背中には うぶ毛だつ 翼を広げ 幾とせ ちとせまで 飛び越え 歌い また飛び上がり 歌って |
ヂパングボーイあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 海鳴りも雷様も怒りたけって 海を越えろ 雨も越えろ 天地 くつがえせ いつか出会った旅人たちよ よい旅 つづくように 鶏鳴臥薪の朝やけ時を 嵐でやってこい いつか出会った旅人たちの よい旅 続くように 日本の浜辺で 遠いみなさん 幸せ 祈りましょう |
スカーフ~時代(とき)の記憶クミコ | クミコ | あがた森魚 | モーリス・ファノン | | 新しい時代の モダンな名前の時の病いは 摩天楼の谷間の テラスでエロスのワルツを踊った 夜明けのことだった 別れの日のあなたの手のひらは 私の頬をつつんで 優しくスカーフを巻いてくれた ひとりで歩いてゆきなさいと そのあなたの手のひらは 未来への理想に燃えていた 時代(とき)は変わろうとしていた どんな思い出よりも あの時代(とき)の記憶は 別れの朝の青い空 スカーフを結んでくれた あなたの手が熱すぎたのは 寒かったからじゃない あなたの手のひらは 未来への理想に燃えていたから 戦争(たたかい)の時代(とき)は始まり 理想に立ち向う者とて 生きる者は生き残り 死ぬものは死にゆく とてもとても昔の昔の お話にもならない古いお話 遠い異国(くに)の空から あなたの便りは届いた 戦いはじき終る また二人の暮しは始まる 僕らのあたらしい時はくると 二人で生きていこうと 戦争(たたかい)の時代(とき)はやがて終り 理想に立ち向う者とて 生きる者は生き残り 死ぬものは死にゆく もう誰も知ってなんかはいない モダンな名前の時の病は 摩天楼の谷間の テラスでエロスのワルツを踊った 夜明けのことだった あなたの優しい手のひらは 私の頬をつつんで ひとりで歩いてゆきなさいと 優しくスカーフを巻いた そのあなたの手のひらは 未来の理想に燃えて 私をひとりをとりのこして |
百合コレクション元ちとせ | 元ちとせ | あがた森魚 | あがた森魚 | | 夜毎夜毎 夢に咲く百合の君 百合から百合へ ささやく花言葉 高原の停車場の汽笛ふるわせて ゆめうつつのまま 閉じたるつぼみを抱きしめて オペラホールの丸屋根の上で 視つめていましたね 砕けてしまった土星のように 淋しい星でした それでもあなたと歩いた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に昇る星 一秒一秒毎に変わる君 一雨一雨毎にそよぐ百合 マッチボックスに灯る夜の影 ゆめうつつのまま 触れたる口唇抱きしめて ラスト・シーンにくるくる踊る 北極星を視た シネマが終われば街灯りもない 淋しい星でした 旅の果てに訪ねた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に沈む星 |
UNO-誰か悲しみのバンドネオンクミコ | クミコ | あがた森魚 | M.Mores・M.Martinez・E.S.Discepolo | | 巴里……大博覧会 大観覧車廻った その束の間のこと それは二十世紀の時計の廻りはじめた夜の出来事 イルミネーションが色彩りはじめ リンドバーグがルージュを曳いた ツェッペリンも空に葉巻をくゆらせ ニジンスキーが雲雀の様に踊った なぜあなたとわかれわかれに 生きることになってしまったのだろう おりしも世界は不幸な戦いに みんなやつれ果てていたけど 僕らの楽団は世界中巡り それはそれでしあわせだつた 世界の街ではねずみ色の不幸をまとい 僕らは彼らと元気を出そうと 奏でたつもりだった 誰しもが同じ星の下 ひもじく歩く子供だったから 同じテーブルに座れること 同じものを食べる夢 そんな夢さえ バンドネオンを奏でたところで ひもじさすら救えず あなたともうやっていけないと 楽譜をたくさん書き バンドネオンをつれ 乞われるままに列車に乗り 街から街へ奏であるいた日々 キャンドルのあかりだけで 二人過ごしたクリスマス・イヴのこと またたく星にあなたの名を呼んだ夜 どれもこれもがかえらぬ日々の淡い夢 誰しもが傷み また歓び生きた日々 なぜあなたとわかれわかれに 生きることになってしまったのだろう 街々には平和がよみがえり 誰ともうまくやれる時が来たのに 僕らの楽団は世界中巡り それはそれでしあわせだつた それなのに僕らは二人だけの悲しみをもちはじめ 僕らは互ひに元気を出そうと 奏でたつもりだった 誰しもが同じ星の下 ひもじく歩く子供だったから 同じ屋根の下に暮らすこと 同じ夢を持ちあうこと そんな夢さえバンドネオンを奏でたところで 夢すら失いかけ あなたを忘れてしまおうと 楽譜をたくさんかき バンドネオンをつれ 乞われるままに列車に乗り 街から街へ奏であるいた日々 明りをつける気力もなく ひとりたたずんだクリスマスイヴのこと またたく星にあなたと歩いた夜 どれもこれもがいつか知る淡い夢の日々 誰しもが傷み また歓び 生きた日々 |
午後4時のアメジストあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 午後4時の アメジスト 空向いて風に咲く まだやみがたき かなたへの まだ鳴りやまぬ 胸騒ぎ 今たそがれる おもかげが 今燃え上がる かの島の うすむらさきの おくりもの 午後9時にあじさいは うつむいて雨に咲く まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいは うすむらさきに けぶってく まだ消えがたき 思い出に さようなら さようなら まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいの うすむらさきの おくりもの まだたそがれぬ かの島に うすむらさきの おくりもの やがて消え行く かの島に さようなら 手を振って さようなら 手を振れば uh uh |
弥勒あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 日本の言葉には あえかな人々の 諸国(くにぐに)がありました と聞く 日本の弥勒さま 小夜う児の現身(うつしみ)が 百済(くだら)から降りてきた と聞く 日本の言葉には 彷徨う児の空蝉(うつせみ)の 諸国(くにぐに)がありました と聞く |
いとこ同志あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | 光永巌 | | いとこ同士で 洗い晒しに波打ち際で 踊って くだけて 他人同士でも 恋人同士でもない 僕らのつながり 腕の中に抱きすくめて 握りあう 手のひら 空に透かしてみると まぶしすぎるほどぴったり 僕ら とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている 今に なにもかにも すべて終わること 知ってる くせに くちづけしたんだね 握りあう 手のひら 窓に透かしてみると まるでいとこみたいぴったり なぜか とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている |
サブマリンあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星の カフェ幻しか ファンタジアが鳴り出す頃は こうもり傘のまぶたも潤む 波の朝顔 夜のグラモフォン ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ チャイナクォーター 隠れカジノで 美女は衣を 脱いだり着たり サブマリンのウロコが踊る 天体望遠鏡のよな目で ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 黄色い煙 小瓶が舞って モロッコ模様 カクテルバーで 氷雨の紳士 ハマナス博士 艦隊分かれ 大海戦中 ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 路地から屋根への 怪盗紳士 並みいる敵を 横目でチラリ スペインラザァの逆なでうけてヒステリックハンカチ震え止む ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星のカフェ幻しか ファンタジアが鳴り止む頃は サブマリンの 連続艦隊 海底ケーブル 噛んだよな歯で ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ |
喧嘩のあとでALPHABETあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | この話の続きは また明日にしよう また明日が来てしまえば 涙の意味も わかるだろう 今両腕でまるく肩をつつみ込んで まあるい胸のうちの吐息をなでれば 唇の中で少しとんがってた あなたの本当のALPHABETならんでいる だからこの続きは また明日にしよう 泣きたいだけ泣いて気が晴れたのなら 胸のうちに望む希望をそっと告げて 二人が一つにつらなって夜をみつめ 唇からふきこぼれるるALPHABETおしえて だからこの続きはまた明日にしよう 僕らの失敗のわけや傷つけあった意味もわかるだろう 見えなくなってしまった二人をつなげた あまくてせつなくてはげしいあの日をさがし出そう からだを空に向け望遠鏡覗こう ここから空に続くALPHABET並んで また明日が来てしまえば 涙の意味もわかるだろ |
七面鳥のパパたちへあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | みんな船室に住んでいる 可愛らしい船室で遊んでる 一人一人小さな船室でみんな楽しく 遊んでいるみたいだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ 船窓からは長い旅のかわあいい二十世紀の子供たち 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されるけど あの日摘んだ彼等の花達はどこへ行ってしまったのお! みんな星に住んでた ちょっとつかれた星に住んでた だあれもだいすきな 歌や映画の溢れ返ってた星だったんだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはまだ視えない ここから後もう僕らには遠いところ 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されたけど あの日住んだ彼等の星々はどこへ行ってしまったのお! ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ みんなみんな一人の旅は心細いのかい みんなみんな叫びながら船室にいるだけかい 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるけどお! |
北極月報第一面の大見出しあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | 鈴木惣一朗 | | 「北極月報大一面の大見出し」 「北極熊は北極星に向かって吠えよ!」 「北極熊は北極星に向かって吠えたい!そう想っているはずです。 だから、北極熊には北極星を与えよ!北極の曲芸台を与えよ! そう叫びたいのです。」 それによると次のようです。 「北極月報 4コマ漫画家歌手 北極熊朗に激動の40年」 「一家離散 片耳健忘症 右肩失望 股関節凍傷 四重苦をのりこえてここに 堂々北極点踏破! 踏歌! 大踏歌!」 「続報です 悲惨北極踏破の北極熊朗北極星指向の半世紀 北極星を宙から落とす オオロラのカアテンちぎれてもげる 白熊が招く運命のイタズラか?識者は識る 右前足のせた氷山がポロリを欠けた瞬間 おとなしく多摩動物センターにしておけば良かったと思ったはずです。」 「北極星が宙からポトリと落ちた瞬間 まだしも東武動物公園にしておけばよかったと~思ったはずです」 「続報です 20世紀一コマ漫画家歌手 北極熊朗ついに瀕死と思いきや 10年凍傷に突入す 俺はクマだクマローと言い続けて 3650日 今だに 右足親指モゲたまんま」 「北極歴980年 うろつき続けた歌う北極熊の遺骸 遂に完全な氷と化す 北極観測センター所長は語ってる コホン! 真っ白な北極の一点で最後にフッと消えたとき ちょっぴり胸部ギアが空まわりした気分でしたと」 「そおいつを! 北極熊と呼ばないのか 思うんなら北極曲芸台を置いて帰れ!」 |
焦げ茶色の国のアリスあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 「終っちゃったね…」 「うん、終っちゃった…もっと活躍したかったろうにな…」 「でも映画良かった。『パラレルイヴニング』で二人は夫婦だったのかも しれませんねって台詞、私好きだな。」 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね。」 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね、 VTRなんだ」 「ふーん、V、T、R?」 「さあもう寝よ。こないだのオオサンショウウオいるかな。 水族館に行く約束だろ。」 「ああ、新富町の淡水水族館。」 「たしか五郎って名前だったな。」 chocolataかおりの顔して 胸元で口笛吹いた児 beret帽かぶりの上手な 細長い影曳いて歩いた児 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 夕繰れ時はね chocotto ほらさがしているよ chocoretto ほらあっちにも chocotto 男爵好みの chocoretto あう~お 気をつけて chocotto 気をつけないと chocoretto 誘惑されちゃうよ chocotto 月の光で働くやつ chocoretto 青白い光に chocotto あっドアが閉じてしまった |
バンブー・ジャングルあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | モウソーリンボーバンブージャングル 銀座の裏にはカジノのランプ モウソーリンボーバンブージャングル 波止場の裏にもバンブージャングル 消防自動車の はしごの上から パノラマセットを 見渡してごらん パノラマセットの 誰も住んでいない ペラペラの街角で スタァは生まれる 「彼等生きる街」の働く労働者 「異国の熱血漢」の丘の上の墓地も、みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) 「緑かぐわし夜」の路上電車の恋、 「この世の果てに発つ」の夕陽の大砂漠も、 みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) モウソーリンボーバンブージャングル 展望台から 理髪店のネオン テレビ塔から 映画館のネオン モウソーリンボーバンブージャングル お屋敷裏にもバンブージャングル 向う島(の)裏にもバンブージャングル パノラマセットの通勤電車でスタァはたびする 「機関士大暴走」の深夜の大鉄橋 「ピロスマ号SOS」の龍巻の衛星基地も、 みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) 赤ちゃんうばぐるま 哺乳瓶の中から パノラマセットを 覗いてごらん パノラマの街角で スタァは育む 「若様旅道中」の朝焼け東海道 「白鷲城下町」の真白き天守閣も、みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) (どうぞ存分にご賞味下さい) |
霧のステーション・デパートあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | 街はビロードで たおれかかってる看板の映画館 フィルムのニュースは 霧のかかっているSCENE 夜行列車の停車時間に 夜毎おきてる事件 駅の地下室に人が消えていくSCENE プラットホームの屋根に登ってごらん 鏡の海峡を機関車が突き進む イケナイヨ!! 鏡の向こうなんて《非道ヒヨ!! 非道ヒヨ!!》 アエナイヨ そんな遠くては 《ステーション・デパートをご案内いたします》 海の底には 水族館 青紫色や赤紫色の揺れる水底 彼等は戦艦 沈みかかってるフィルムの夜を見る セーラー着たまま海のさらわれるSCENE 駅長室ではカーテン隙間で 朝まで改札中 霧の麻酔で記念館の消えかかるSCENE プラットホームの夜を走ってごらん 鏡の海峡で機関車があばれてる 逢イタイヨ!! ころげまわるほど 《入レテヨ!! 入レテヨ!!》 抱キタイヨ!! 空にぬけるほど 《ステーションデパートをご案内いたします》 海の底には海賊船 リオデジャネイロやマダガスカル沖の しかばねや宝箱 思い出してる海の域 いたずら好き達やフィロソフィアの 石ころたちの波の泡 「僕は人を傷つけたり殺したりするのは嫌だ」 「バカを言うな。おまえのおかげで風船男や影男がやられちまった。 早撃ちで勝負だ」 「あれ?これは本物の銀だ。おかげで助かった」 「おれは今までの奴とはちがうぞ」 「くそ」 「絶体絶命だな。これでもくらえ!」 「ここも回転扉だったのか。何とか助かった あれ?体が動かない」 そんな映画を観た帰りに雨と風の強い夜の… |
ノワールの唇あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 擦りつけられて 飛び跳ねながら RADIOで わめいてる奴の RYTHMに乗せられ 夜を飛びぬけ RAILに噛みつく 車輪の上で ころげるままに 千切れ続けて 車窓から投げた あなたへの歌 凍りつきながら とり残されていく プラットホームだけが 見つめていた 走りだして 空を抱きしめ 千切れる街に 歌った歌 抱きしめて 追いかけて 抱きしめて 置去りにして 口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく コートのエリで 唇かくして 口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく コートのエリで 歌をひそめて 抱きしめて 追いかけて 抱きしめて 置去りにして 走り去って 空を抱きしめ 千切れる街に 歌った歌 口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく コートのエリで 唇かくして 口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく コートのエリで 歌をひそめて |
パラレル・イヴニングあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | ククククビックに オオオオレマガリ 飛びゆく彼方 飛びゆくアナタ オオオオレマガル イヴイヴイヴイヴニングタイム あなたとわたし 向き合う彼方 鏡 りびんぐるーむの昼下り 宇宙の裏側のひるさがり りびんぐるーむな昼下り 宇宙の裏庭で待ちぼうけ りびんぐるーむを地下さがり 宇宙の裏庭に抜け出して (パラレル・パール パラレル・パーラ) キキキ キエユク アアアナタトワタシ 飛びゆく彼方 とどかぬアナタ キキキキオクノ キキキエユク イヴイヴイヴ イヴニングタイム 彼方とどかぬ とどかぬアナタ りびんぐるーむの昼下り 宇宙の裏窓雨上がり あなたと私とが いれちがうア あなたと彼方(と)が いきちがう りびんぐるーむな昼下り 宇宙の裏庭で待ちぼうけ こがれ ぶせる りびんぐるーむを地下さがり 宇宙の裏庭に出る出口 宇宙の裏庭にぬけだした 宇宙の裏庭でしのびあい 宇宙の裏庭に出発つ日 スリーピング・ウォーキングタイム スリーピング・イヴニングタイム スリーピング・パラレルタイム |
トリカゴの街あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 今ここにいる自分と 好きな人といた海の 町を見渡していると 急に時間は溶け出し 揺れてる島影 夏が来ると水しぶき 色リボンのムギワラで 海の町に触れていた 海の丘 すべてが見たくて 二人っきりじゃなく すべてが見たくて 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 懐かしいからじゃなくて 帰りたいからでもなく そこで僕らが見ていた 今はたそがれゆく場所 もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてが続いている 二人っきりじゃなく すべてが続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った |
海底特急ミネルヴァあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは ヴァイオレンスのつるぎ たたきつける 風のめまぐるしきに 泡飛び跳ねる 翼の魚らの オリエンタルな力 僕らを助ける しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは 水の力 僕らの群れをしらせる いえない言葉は きこえない面影 ネ あえないくちびるは いえないくちづけ ネ かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ ミネルヴァとヴィーナス ミネルヴァとヴィーナス みんなワッとはじけあい しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ |
第七東映アワーあがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | 「あっ!ねえねえ走ってる。ほら汽車だよ!」 「あっ!あったあそこほら、私たちの学校」 「あっ!みっちゃんちの隣のおふろ屋さんのエントツ!」 「うん。ここからだと何でも見えるね…」 「でももうすぐ引っ越しちゃうんだろう…じゃ、ここからの景色見るのも これがおしまいか…」 「でも汽車に乗ってるだけなんだけどね」 「さあ七色のロマンと虹色のスペクタクル 映画新時代を拓く第七東映、第七東映アワー」 |
百合コレクション吉井和哉 | 吉井和哉 | あがた森魚 | あがた森魚 | Kazuya Yoshii | 夜毎夜毎 夢に咲く百合の君 百合から百合へ ささやく花言葉 高原の停車場の汽笛ふるわせて ゆめうつつのまま 閉じたるつぼみを抱きしめて オペラホールの丸屋根の上で 視つめていましたね 砕けてしまった土星のように 淋しい星でした それでもあなたと歩いた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に昇る星 一秒一秒毎に変わる君 一雨一雨毎にそよぐ百合 マッチ・ボックスに灯る夜の影 ゆめうつつのまま 触れたる口唇抱きしめて ラスト・シーンにくるくる踊った 北極星を視た シネマが終われば街灯りもない 淋しい星でした 旅の果てに訪ねた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に沈む星 |
最后のダンスステップ元ちとせ | 元ちとせ | あがた森魚 | あがた森魚 | 間宮工 | 今宵かぎりのダンスホール あなたのリードで ステップ踏めば お別れするのに夜会服が 何とか明日もくうるくると おいらめとろのつむぢ旋風 ソフトハットをなびかせて シベリア・ケーキにお茶でも飲んで ギンザのキネマに行きたいナァ 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも あなたなんだかおセンチね もうすぐ外地へお出征しね あたしも最後のパアマネント この髪乱して踊りたい 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも 今宵かぎりのダンスホール 扉閉ざせば あすしれぬ 今風立ちぬ いざ征かん あすは 異邦のつむぢ旋風 踊ろうか 踊りましょう どうせ 今宵かぎりぢゃない |
赤色エレジー吉幾三 | 吉幾三 | あがた森魚 | 八洲秀章 | 成田訓雄 | 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は 何処にある 男一郎 ままよとて 昭和余年は 春も宵 桜吹雪けば 蝶も舞う さみしかったわ どうしたの おかあさまの 夢みたね おふとんもひとつ ほしいよね いえいえ こうしていられたら あなたの口から さよならは 言えないことと 思ってた はだか電燈 舞踏会 おどりし日々は 走馬燈 幸子の幸は 何処にある 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は 何処にある 男一郎 ままよとて 幸子と一郎の物語 お泪頂戴 ありがとう |
春の嵐の夜の手品師浜田真理子 | 浜田真理子 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 昔わたしはバレリーナ だから心のドレスが 今も揺れてる 今はひとり いつもあてなし 春の嵐の夜の手品師 わたしの心の誰にも見せない 青い小箱を だから今はなんにも言わず じっと抱きしめて 明日はすべてがわかるもの あなたが夢見た すべてのものが もちろん今でもあなたが好きだわ だから胸のフリルが 今でもふるえるわ いつかは誰もが すべてのなぞあかし 春のあしたに色あせてゆくのね わたしの心の誰にも見せない 青い小箱さえ だから今はなんにも言わず わたしを許してね 明日はすべてがわかるもの あなたが夢見たすべてのものが だから今はなんにも言わず あなたの思うままじっと抱きしめて 明日はすべてがわかるもの あなたが夢見たすべてのものが |
べいびぃらんどばびろんあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | いつものベイビーランドの いつものバビロンには いつものバベルが聳えてる 夕暮れのハイカラ ウィンドウのぞいたら 誰かといるのに 寂しいかい つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時頃のてっぺん目指して 針の上のむらぐも つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時ごろの てっぺん目指して 豆の木 くるんで つるくさ つるうんで ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ20世紀の いつものベイビーランドの いつものバビロンには いつものバベルが聳えてる 鏡が割れてる なおさらはっきり 誰もがベイビーランド 寂しいかい つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時ごろのてっぺん目指して 針の上の魑魅魍魎 つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時ごろの てっぺん目指して 豆の木 くるんで つるくさ からんで ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ20世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ30世紀の ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ40世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ50世紀の 1/2 いつものベイビーランドの いつものバビロンには いつものバベルが聳えてる カーニバルが消えても 飾りっぱなしのウィンドウに 誰かが浮かれっぱなしで 寂しいかい つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時ごろのてっぺん目指して 針の上の彼方に つかの間センチュリーに 尖ってる12階に 12時ごろの てっぺん目指して 星の明り あやしく光った ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ20世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ30世紀の ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ40世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ50世紀の ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ60世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ70世紀の ジュジュジュジュ12時頃の ジュジュジュジュ80世紀の ジュジュジュジュ12階の ジュジュジュジュ90世紀の 寂しいかい 寂しいかい 寂しいかい |
真夜中を歩くあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | 岡田徹 | あがた森魚・はちみつぱい | 真夜中に たどりつく まだ聴こえない まだかな まだだけど あなただけと歩く Dark Marine Space on Town 谺する 声は あなたになる 真夜中を歩く まだ 夜明けまでは遠い Dark Marine Space on Town 夜をたたえて 波はおだやかに 光り充ちた町は もう映ってはいないけれどね まだかな 真夜中 まだ聴こえない まだかな まだだけど あなただけと歩く Dark Marine Space on Town 夜はよろこんで ふたりを抱きしめてる 帰り道の朝日を まだ誰もみてないけどね |
港の純情あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | 鈴木慶一 | あがた森魚・はちみつぱい | だから 船出はさ いつも ひとり夜 あてども なんど 波も 港 めざす だから 海ではさ 祭りさ 夜まで祝う ねり 祈る 光 きざす |
いつものようにただだまってあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | 銀色波を 抱きしめながら 今 海に 踊るあなたは なんにも 見つけれなくて いつものように ただ だまって ただ だまって いつものように ただ だまって 歌ができたら あなたに会いたい 見知らぬ 船に 声も かすんで ここから海を 見つめるあなたの 見つめる海を 見つめてる僕は ここから海を 見つめるあなた ただ だまって |
クリーニングはエイハブあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | エイハブ誰だっけ 兄貴の先輩さ ロードショーよつかど コーヒー屋の向かいさ 誰がそこにいるか 気配はエイハブ 店中うずまき まきこまれてくか ジージャンずぶぬれ 面舵いっぱい ボビーのスーツも 取舵いっぱい モビーディックおいでよ クリーニングしましょう 恋の涙まで クリーニング エイハブ あなたの昨日も クリーニングしましょう 波の果てまで クリーニング エイハブ エイハブどこだっけ ミナミのトリシマ ロードショーいつだっけ 床屋の2階さ 彼がそこにいると まるでエイハブ たったそれだけで 海のしおかぜ 帰らぬ恋も 面舵いっぱい こぼしたコーヒーも 取舵いっぱい モビーディックおいでよ クリーニングしましょう 恋の涙まで クリーニング エイハブ あなたの昨日も クリーニングしましょう 波の果てまで クリーニング エイハブ モビーディックおいでよ クリーニングしましょう 恋の涙まで クリーニング エイハブ あなたの昨日も クリーニングしましょう 波の果てまで クリーニング エイハブ |
四月の雪あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | 本多信介 | あがた森魚・はちみつぱい | 四月の雪だなんて これから旅に出るだなんて どうしていったい そんないたずら 誰のせいかは 知ってるけど だから君はダンディ 空の高みからシルエット 誰かさんのために 舞い降りてきたんだね 遠くで稲妻の光 少しは苦しんでるの こんなにもいじわるまでして くちびるの上にきえる つかの間の くちづけみたいに 四月の雪だなんて これで旅も終わりだなんて どこへ行くのかい いつものいたずらだろう その訳は 知ってるけど だから君はダンディ 夏のひざしを求めて 誰かさんのために 生きていくんだね ヒコーキ雲の傷あとを まぶしげにみつめて それでも ほほえんで くちびるの上に きえかかる つかの間さよならなんだね DaDaDa DaDaDa DaDaDa DaDaDa... |
森から生まれた獣たちはあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | 海から生まれた 獣たちは 海のサバンナ 幾夜も渡る 夜はそれさえ 見せてはくれない 罪なことだね 獣 どこの子 くだものかじって 毛づくろい あいあい 見てたのさ アトランティックオーシャン 海が恋しくて 泣いてたさ あいあい 見てたのね 眠るバビロン 夜空ほしぼし 照らして海底 流れゆらいで 騙るカサノヴァ 遊ぶ バラフォン 永遠 照らす 森から生まれた 花嫁たちは 海へ流れて 月夜に浮かぶ 海はそれさえ 教えてくれない 嘘でもいいのさ 獣 どこの子 ジュゴンに ばけたり どしたのさ あいあい 見てたのさ アトランティックオーシャン 月の光を ぬすむのさ あいあい 見てたのね ぐるりまわる 夜空ほしぼし 漂う船乗り 海のはてまで 夜のスコール なぞる グラモフォン 永遠 巡る 森から生まれた 獣たちは 海でサバンナ 幾夜も渡る |
この夏リバティーあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | また来る この夏 あなたと会えるかな また来る この夏 かなえば会いたいな 夜中 波の音 抱きしめて 今宵の祈りヒメル 二人の思いよせる 家なき子のリバティー ギャラクシーに飛び出す 夜の7時ラジオあきて ベティ・ブープ歌いだして ふたりのシルエット 蹴飛ばし 跳び上がって また来る この夏 あなたと会えるかな また来る この夏 かなえば会いたいな 夜中 波の音 抱きしめて 森の城 百合がきらり パンプキンの羅針盤 シンデレラのリバティー 別れの階段 夜の0時郵便局 ポストのまぶた 閉じかけて それでも まっすぐに あなたに 届くだろうか また来る この夏 あなたと会えるかな また来る この夏 かなえば会いたいな 夜中 波の音 抱きしめて ダイナーの 窓辺の さめた コーヒー 終わりかけのこの夏 波の音 抱きしめて |
大平原あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | 山のいただき 胸の高鳴り 彼らのすみか いかづちの とぐろまいてる 魔術のかけら どんなにか 待ちきれずに 大地をたたく Uh あいたいんだよ あなたのこだまは いわいわに 叫び続けて 稲光また躍り出て 地図の やぶれめ 胸の高鳴り 波のいただき 一夜のつかのま 研究室の 何万倍も 荒波あばれて 今朝にはもう 愛らしい 波のきらめき Uh もどかしいんだよ あなたのこだまは どこにもここにも こたえ続けて 稲光もまだ踊って まぼろしと 消えかかるよ 紫外線の 彼方へと 光のかけら 飛び散る Uh 会いたいんだよ あなたのこだまは どこにもここにも 叫び続けて この岩とも この城とも また会う日まで あなたのこだまは どこにもここにも 叫び続けて この岩とも この城とも また会う日まで |
もおたりぜいしょんあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | 暮らした地球に (motory) 笑顔で手をふる (motory) もおたりぜいしょん (motory) つかの間お別れハンケチーフ ちょっとさびついて (motory) 走り抜けて行く (motory) もおたりぜいしょん (motory) もおしょんかけてる くちびる もうこれ以上は ちかっても あのまちかどへは これ以上は なやましい キキョウ列車の 窓から キキョウの花咲く 駅へは 新函館北斗までも かえれません (もおたりぜいしょんの) 夢の跡形も (ないけれど) 三ッ日月行きの サテライト あなたが行くなら (motory) 私をさらって (Gramophone) あなたが行くなら (motory) つかの間お別れハンケチーフ ちょっとおさがりの (motory) あなたをさらって (Gramophone) もおたりぜいしょん (motory) さよなら占う はなびらも もぅこれ以上 ちぎれない あの街角に かえれても なやましい キキョウ列車の 思い出は キキョウの花咲く 駅までは 新函館北斗までも かえります (もおたりぜいしょんの) 夢の跡形も (つる草のぼれば) 三ッ日月行きの サテライト また会いましょう (motory) 別れのナンバー (Gramophone) また会いましょう (motory) 別れのナンバー (Gramophone) |
春一番にいかなくちゃあがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | 春一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ ひと呼吸していかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ 深呼吸して水平線まで 春はあけぼの おめざめかい まだ ねぼけてるかい きこえるだろう 真昼間の かげろう 揺らぐなか はじめての街へ 急ごうか およいで ひと晩中 夢の中でも 走ってた 世界の街では 誰も(何か)が 待っている いつまで 夢や冒険と 遊んでるんだい くちづさむ歌 さがす もう少し夜まで けものたちの 星々 さまよった 世界の屋根でも 待っている およいで ひと晩中 夢の中でも 走ってた 世界の街では 誰も(何か)が 待っている 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ ひと呼吸していかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ 深呼吸して水平線まで およいで ひと晩中 夢の中でも 走ってた 世界の街では 誰も(何か)が 待っている 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ ひと呼吸していかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ まず一番にいかなくちゃ 春一番にいかなくちゃ 南鳥島の 飛び交う彼方へも |
アポロンの青銅器あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚&はちみつぱい | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・はちみつぱい | ちぎれる 雲間から月世界 ファンファーレのひびき 消防車の勝利(だけど) 望遠鏡に 見えたのは となりのトタン屋根(なのかな) アポロンは円盤になって 月まで飛んだ ぶるぅ 風を 信じている 子どもたちのために ぶるぅ アポロンの円盤の かなたかなたに 咲く ヒアシンスとどく もの静かな未来にまでも 卒業式の お別れに見上げた ナイル川の 数マイル南 ケプラーのクレーター(だけど) 望遠鏡に 見えたのは 隣の街の灰皿(でした) アポロンは 円盤になって 月まで飛んだ ぶるぅ リーデンブロック まだ懲りずに たたいてるのかい 鉱石 アポロンの円盤の かなたかなたに 咲く ヒアシンスとどく もの静かな未来にまでも 風に乗って 空を飛んでいく子供達と ほうき星に乗って突き進んでいくあなたと |