別れの夜汽車竹山逸郎 | 竹山逸郎 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 小沢直与志 | 送りましょうか 送られましょうか つらい別れの夜汽車の笛よ めぐり来るやら 来ないやら また逢うときが 男 泪を笑顔でかくしゃ たばこが苦い なまじ情は 泣かせるばかり 無理にすげなく別れて来たが 雨が降ってた 泣いていた ホームの隅で かえる姿が切なく浮ぶ 雨降る道を 銀のライターは あの娘(こ)のかたみ ともしゃ見えます淋しい顔よ 濡れていたいた片えくぼ まぶたが熱い 泣くなむせぶな夜汽車の笛よ 男が泣ける |
夜霧の砂丘平野愛子 | 平野愛子 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 松井八郎 | 遠くの沖で 汽笛が咽(むせ)ぶ 夜霧が青い この儘(まま)で この儘で どうなることかしら あなたは愛しているかしら わたしを想うているかしら ああ 今宵も霧が降る 沁々(しみじみ)淋し 砂丘は白く かなしく悩むおんなの胸か この儘で この儘で どうなることかしら あなたは愛しているかしら わたしに帰ってくるかしら ああ 今宵も波が泣く 黒髪佗し |
夢で逢いましょう山口淑子・灰田勝彦 | 山口淑子・灰田勝彦 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 灰田晴彦 | 夢で逢いましょうか 今宵もいとしく 踊りあかしましょ 星降る窓で 花も揺れゆれてほのかに唄う ああ、二人で見る月 踊りあかしましょ 星降る窓で 花も揺れゆれてほのかに唄う 夢で逢いました うれしくかなしく 胸に胸寄せて囁く想い そよと濡れている 紫まつげ ああ、夢こそいのちよ 胸に胸寄せて囁く想い そよと濡れている 紫まつげ 夢よ美わしの二人の夢の夜(よ) やさし壁の上(え)にもつれる影絵(かげえ) 甘くいきづくはみどりの風か ああ、夜をこめ踊れば やさし壁の上(え)にもつれる影絵(かげえ) 甘くいきづくはみどりの風よ |
弥太郎笠鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 「や」の字育ちの 弥太郎さんに 誰がきせたか 三度笠 いいじゃないかえ 一天地六 狭い身巾の 旅がらす 惚れちゃいけない 我慢をおしな 惚れりゃ相手を つらくする なまじ小意気に 別れたせいか 野菊見てさえ おもい出す 草は一秋 人一生の ままよ短い この命 張るも意地なら 勝目の背(せな)に なぜに淋しい 山の鐘 |
野球小僧伊武雅刀 | 伊武雅刀 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 野球小僧に逢ったかい 男らしくて純情で 燃える憧れスタンドで じっと見てたよ背番号 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧はウデ自慢 凄いピッチャーでバッターで 街の空地じゃ売れた顔 運が良ければルーキーに 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧が何故くさる 泣くな野球の神様も たまにゃ三振 エラーもする ゲーム捨てるな 頑張ろう 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 |
野球小僧小林旭 | 小林旭 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 野球小僧に 逢ったかい 男らしくて 純情で もえるあこがれ スタンドで じっと見てたよ 背番号 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧は 腕自慢 凄いピッチャーで バッターで 街の空地じゃ 売れた顔 運が良ければ ルーキーに 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧が 何故くさる 泣くな野球の 神様も たまにゃ三振 エラーもする ゲーム捨てるな 頑張ろう 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 |
野球小僧 灰田勝彦 | 灰田勝彦 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 野球小僧に逢ったかい 男らしくて純情で 燃える憧れスタンドで じっと見てたよ背番号 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな野球小僧 野球小僧はウデ自慢 凄いピッチャーでバッターで 街の空地じゃ売れた顔 運が良ければルーキーに 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな野球小僧 野球小僧が何故くさる 泣くな野球の神様も たまにゃ三振エラーもする ゲーム捨てるな頑張ろう 僕のようだね 君のよう オオ マイ・ボーイ 朗らかな 朗らかな野球小僧 |
野球小僧三山ひろし | 三山ひろし | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 伊戸のりお | 野球小僧に 逢ったかい 男らしくて 純情で もえるあこがれ スタンドで じっと見てたよ 背番号 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧は 腕自慢 凄いピッチャーで バッターで 街の空地じゃ 売れた顔 運が良ければ ルーキーに 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 野球小僧が 何故くさる 泣くな野球の 神様も たまにゃ三振 エラーもする ゲーム捨てるな 頑張ろう 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧 |
無情の夢青江三奈 | 青江三奈 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘れよう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き |
無情の夢石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き |
無情の夢児玉好雄 | 児玉好雄 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 佐々木俊一・西崎進 | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて男泣き |
無情の夢ちあきなおみ | ちあきなおみ | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き |
無情の夢橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘れよう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き |
無情の夢氷川きよし | 氷川きよし | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 石倉重信 | あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ 喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世もすてた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き… |
無情の夢美輪明宏 | 美輪明宏 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | あきらめましょと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ よろこび去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世もすてた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き |
武蔵野エレジー竹山逸郎 | 竹山逸郎 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 小沢直与志 | 月にひと声 「グッド・バイ」と つげて残して 武蔵野原の 青葉のかげの 川霧夜霧 消えて行く身は 夢の夢 君を命の 春の灯と したいまつりし せつない恋よ 世間も親も ゆるしてたまえ 死んで行きます この恋に 別れりょうか 離さりょか 泣いて笑うて 女の願い このひとすじに 悲しく結ぶ 体ふたつの いとしさよ あわれ浮世の いろそめて 濁りもようの 玉川水路 砂金となりて 水底清く 眠るふたりと 人の言う |
僕の青春藤山一郎 | 藤山一郎 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 恋は楽しや街に 空には憧れが住むよ 僕の青春(はる) 君の青春(はる) 躍(おど)る胸 恋の唇に 灯影(ほかげ)のグラスに 若さは燃える 君と語らう窓に ポプラは晴れやかに搖(ゆら)ぐ 若い青春(はる) やさし青春(はる) 恋の歌 黒い瞳には 歓びあふれて 見果てぬ夢路 |
火の鳥渡辺はま子・宇都美清 | 渡辺はま子・宇都美清 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 水にネオンの 花が散る なびく柳も なやましや 君の情けに ブラウスも 燃える火の鳥 夢見鳥 夢見鳥 ああ 夢見鳥 愛のねぐらを 西東 別れ行くのも 君のため うつるおもかげ ただ悲し 泣くな火の鳥 旅の鳥 旅の鳥 ああ 旅の鳥 すがた旅路に やつれても なんで散らさりょ 夢の花 琴がきこえる 君が呼ぶ つばさ火の鳥 恋の鳥 恋の鳥 ああ 恋の鳥 |
鬚に未練はないけれど徳山璉・古川緑波・日本ビクター男声合唱団 | 徳山璉・古川緑波・日本ビクター男声合唱団 | 眞木一葉 | 佐々木俊一 | | 鬚に未練は ないけれど 長い苦労を 共にして 戦地で生やした この鬚を むざむざ剃るのは 情けない と言うてこのまま 置けもせず さて どうしたものかしら 剃ろうか このまま生やそうか 思案するたび 可愛ゆうなる 撫ぜりゃなおさら 可愛ゆうなる 女房に便りを 出してから 剃ろうか生やそうか 思案橋 さて どうしたものかしら 部隊長でも 伍長でも 鬚に未練は あるらしい 撫でてニッコリ 笑い顔 俺が戦死を した時は 鬚で見分けを つけてくれ てな嬉しい 部隊長 手柄話を してる時 ちょいと掴んだ この鬚で 故郷の親父を 思い出す 無事か達者か 今頃は 僕の夢でも 見てるだろ 見せたいね この鬚を 鬚は鬚でも この鬚は 伊達に生やした 鬚じゃない 皇国に努めた 武士の鬚 故郷の女房に 見せたいね ほろり泣いたよ ひとしずく 鬚武者が 鬚武者が |
ハワイ航空便宇都美清 | 宇都美清 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 憧れのハワイから 懐かしの便り ハワイから ハワイから 雲の中から飛んで来た 雲の中から飛んで来た 青い海 恋の唄 月の匂いの するような 憧れの憧れの ハワイ航空便 ウクレレのハワイから 懐かしの便り ハワイから ハワイから 虹の中から飛んで来た 虹の中から飛んで来た ワイキキの フラ娘 レイの匂いのするような ウクレレの ウクレレの ハワイ航空便 たそがれのハワイから 懐かしの便り ハワイから ハワイから 星の中から飛んで来た 星の中から飛んで来た 花蔭の アロハ・オエ キスの匂いのするような たそがれの たそがれの ハワイ航空便 |
初恋の頃なれば宮城まり子 | 宮城まり子 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | 佐野鋤 | 二階の窓に 寄り添って カーテン越しに 空見れば 明るい明るい 空なのに 私の心は なぜ暗い どうしてこんなに さみしいの なんだか知らない 恥ずかしい 夢見るような この気持ち 初恋かしら 小鳥も花も 寄り添って 歌ってゆれて 楽しそう まぶしいまぶしい 春なのに 私の瞳は なぜくもる どうしてこんなに 悲しいの なんだか知らない 切ないの すねたいような この気持ち 初恋かしら ほんのり今日も たそがれて クリーム色の お月様 やさしいやさしい 宵なのに 私は一人で もの思い どうしてこんなに 儚いの なんだか知らない やるせない 泣きたいような この気持ち 初恋かしら |
涙の渡り鳥小林千代子 | 小林千代子 | 西条八十 | 佐々木俊一 | | 雨の日も風の日も 泣いて暮らす わたしゃ浮世の 渡り鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 泣けば 翼も ままならぬ あの夢もこの夢も みんなちりぢり わたしゃ涙の 旅の鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 泣いて昨日が 来るじゃなし なつかしい故郷の 空は遠い わたしゃあてない 旅の鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 明日も越えましょ あの山を |
涙の渡り鳥天童よしみ | 天童よしみ | 西條八十 | 佐々木俊一 | 勝又隆一 | 雨の日も風の日も 泣いて暮らす わたしゃ浮世の 渡り鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 泣けば翼も ままならぬ あの夢もこの夢も みんなちりぢり わたしゃ涙の 旅の鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 泣いて昨日が 来るじゃなし なつかしい故郷(ふるさと)の 空は遠い わたしゃあてない 旅の鳥 泣くのじゃないよ 泣くじゃないよ 明日も越えましょ あの山を |
長崎物語青江三奈 | 青江三奈 | 梅木三郎 | 佐々木俊一 | | 赤い花なら曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る うつす月影 彩玻璃(いろガラス) 父は異国の 人ゆえに 金の十字架 心に抱けど 乙女盛りを ああ雲り勝ち ララ雲り勝ち 坂の長崎 甃路(いしだたみ) 南京煙火に 日が暮れて そぞろ恋しい 出島の沖に 母の精霊が ああ流れ行く ララ流れ行く 平戸離れて 幾百里 つづる文さえ つくものを なぜに帰らぬ じゃがたらお春 サンタクルスの ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る |
長崎物語小林旭 | 小林旭 | 梅木三郎 | 佐々木俊一 | | 赤い花なら 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る 坂の長崎 石畳 南京煙火(なんきんはなび)に 日が暮れて そぞろ恋しい 出島の沖に 母の精霊(しょうろ)が ああ流れ行く ララ流れ行く 平戸(ひらと)離れて 幾百里 つづる文さえ つくものを なぜに帰らぬ じゃがたらお春 サンタクルスの ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る |
長崎物語二葉百合子 | 二葉百合子 | 梅木三郎 | 佐々木俊一 | | (セリフ)お春 「いいんです。泣かないで… …異国の血を受けた者が流されるのは、 掟ですもの……。悲しいけど、締めて、 春はジャガタラへ行きますわ。ア、ア… …ふ、ふ、船が出る……」 赤い花なら 曼珠沙華 オランダ屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる ジャガタラお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ 鐘が鳴る (セリフ)お春 「お別れね。いいえ御心配 なさらずに。でも………生まれて今日 まで十四年………もう会えないと思う と辛いけど、春は春は、決して泣きませ ん………」 映すガラスは 無いけれど 夢の港の 長崎の ザボン色した 宵の月 南京祭りの 笛の音と 数え切れない 思い出が 父が遺品(かたみ)のこの胸の 金のクルスに生きてます (セリフ)お春 「神様がきっとお守り下さ います。父もオランダの空から見守って くれるでしょう……。それに………死ん だ母のお精霊(しょろ)様が、いつまでもいつまで も、一緒にいてくれますわ……。では、 左様なら」 坂の長崎 石だたみ 南京煙火に 日が暮れて そぞろ恋しい 出島の沖に 母の精霊が ああ流れ行く ララ 流れ行く (セリフ)お春 「お別れ申せしより早二月 は夢の間に過ぎ行き候へども、忘れ得ぬ は懐しき故郷の姿にて候。雨の日も風 の日も、この世に生を享けて十四年、共 に生き」 平戸離れて 幾百里 つづる文さえ つくものを なぜに帰らぬ ジャガタラお春 サンタクルスの ああ鐘が鳴る ララ 鐘が鳴る |
長崎物語美輪明宏 | 美輪明宏 | 梅木三郎 | 佐々木俊一 | | 赤い花なら 蔓珠沙華(まんじゅしゃげ) 阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る うつす月影 彩玻璃(いろがらす) 父は異国の 人ゆえに 金の十字架 心に抱けど 乙女盛りを ああ曇り勝ち ララ曇り勝ち 坂の長崎 石畳 南京煙火(なんきんはなび)に 日が暮れて そぞろ恋しい 出島の沖に 母の精霊(しょうろ)が ああ流れ行く ララ流れ行く 平戸(ひらと)離れて 幾百里 つづる文さえ つくものを なぜに帰らぬ じゃがたらお春 サンタクルスの ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る |
長崎物語由利あけみ | 由利あけみ | 梅木三郎 | 佐々木俊一 | 佐々木俊一・西崎進 | 赤い花なら 曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る 坂の長崎 石畳 南京煙火に 日が暮れて そぞろ恋しい 出島の沖に 母の精霊が ああ流れ行く ララ流れ行く 平戸離れて 幾百里 つづる文さえ つくものを なぜに帰らぬ じゃがたらお春 サンタクルスの ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る |
東京夜曲(セレナーデ)山口淑子 | 山口淑子 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 青いランプに夜は更けて カーテン引く手のやるせなさ 泣けば泪の星空を ああ、流れくるくるあの頃は 誰が歌うか 東京夜曲(セレナーデ) 白い毛糸の、編みかけの あなたのジャケットに頬寄せて 移す想いの紅のあと ああ、消えてくれるないつまでも ひとり聴いてる 東京夜曲(セレナーデ) 二人一つの想い出の 匂い薔薇(ばら)よ小田急よ やさしいソファーに 燃える身を あああ 投げて夢見る 夢の果て 甘い吐息(といき)か 東京夜曲(セレナーデ) |
月よりの使者青江三奈 | 青江三奈 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 白樺ゆれる 高原に りんどう咲いて 恋を知る 男の胸の 切なさを 啼け啼け山鳩 幾声(いくこえ)も 夜霧の駅に 待つ君の おもかげ強く ふり捨てて はかなや月に 泣き濡れし 白衣の袖よ いつ乾く 幾春秋(いくはるあき)を さ迷えど まことの縁(えにし) 結ぶ日は 月よりの使者 思い出の りんどう抱いて 来るという |