松前ひろ子「松前ひろ子全曲集~銀座小路~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
銀座小路松前ひろ子松前ひろ子もず唱平中村典正伊戸のりお軒(のき)は低いが 小粋な店が のれん並べる 金春小路(こんぱるこうじ) ここはお江戸の 人情が いっぱい溢(あふ)れて いるところ 嘘じゃなかった 本当なのね ほっとしてます あなたに逢えて  風に舞い散る 木の葉のように 心許無(こころもとな)い 来(こ)し方(かた)でした 甘い言葉に 騙されて 何度も懲りずに 泣いていた 愛に育たぬ 恋しちゃ駄目と やっと分かった あなたに逢えて  年が明けたら お札所(ふだしょ)巡り おれと一緒に 行こうじゃないか お酒注(つ)ぎ分け 云う人に 涙がこぼれた 大晦日 こんな私で いいのでしょうか 夢がひらいた あなたに逢えて
知床情話松前ひろ子松前ひろ子池田充男中村典正丸山雅仁流氷吹雪が ひと冬荒れて 今年も咲かせる 知床ざくら この春は この春は 遠かった ありがとう めぐり逢い 抱きしめられる うれしさは おんなでなけりゃ 解らない  とつぜん あなたは 宇登呂(うとろ)をすてた 憎んでやつれて それでも好きで さすらいの さすらいの みち千里 飛び乗った 終列車 わたしのことも 探してよ 死ぬ気で生きた ネオン街(まち)  かもめが見にくる 小高い丘に 二人でつくった 北国ぐらし ふたたびの ふたたびの オホーツク 人生を やりなおす 明日(あした)があれば それでいい 天までとどけ いのち歌
お岩木山松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正矢田部正山よ!山よ! お岩木山よ あの娘のかわりに 聞いてくれ 男の山には 道などないが 歩いたところが 道になる まっくろ日焼けの 顔だけど 心は雪より 白いのさ  山よ!山よ! お岩木山よ 世間のかわりに 聞いてくれ 男の俺には 柄でもないが うす紅すがたが いじらしい みちのく小桜 摘む指を きれいに洗おか 谷清水  山よ!山よ! お岩木山よ おふくろがわりに 聞いてくれ 男の義理とか 人情などに そっぽを向いてた 俺だけど 人生峠の 苦労坂 越えたらおやじに 似てきたよ
あんたの艶歌松前ひろ子松前ひろ子池田充男山口ひろし伊戸のりおどこまであんたは 泣かせるの 人生きっぷを あっさり捨てゝ あの世とやらの 遠い星 届かぬところへ 行っちゃった おかげで私は 後家さん女房 どうすりゃいゝのよ ねえあんた  私のなみだも 知らないで いゝ人だったと あんたを誉める 遊んで呑んで 丸裸 男はそれでも いゝけれど おんなの艶香(いろか)を つくした日々を 返してちょうだい ねえあんた  今夜も眠れず 朝になる あんたは居ないし 寝床がさむい 手さぐり指の ゆめさぐり 夫婦(ふうふ)の絆の もろいこと これから私は 死ぬまでひとり 愛していたわよ ねえあんた
函館慕情松前ひろ子松前ひろ子星野哲郎岡千秋斉藤恒夫結ばれて 別れた日から 降りつもる 未練の 未練の雪に 心埋(う)もれて 桟橋通(が)よい こんなわたしに 初めて逢った 港函館(みなとはこだて) なつかし憎し  この胸に 錨を入れて 動けなく したのは したのはどなた 蘭(らん)の花咲く 函館山の 青い灯影(ほかげ)で あなたを呼べば 見えるはずない マストが見える  賑(にぎ)やかな 祭りのあとの 淋しさを 教えた 教えたあなた 早くきてねと 書く片便(かただよ)り 流しましょうか ボトルにつめて 風もあなたを 立待岬
北のおんな物語松前ひろ子松前ひろ子池田充男中村典正丸山雅仁うつむきかげんに 咲いてるおまえは 黒百合みたいだと 抱きよせた せつなくて ただ腕のなか 聞いていたのよ 波の音 北のおんなが いのちがけ 絞るよな 恋をした それが それが あんたなの…  紺地に白ぬき 比呂子の暖簾が あんたの無愛想 おぼえてる 冷やでいい 酒がほしいと 戸口叩いた 雪の夜 北のおんなの 深なさけ あつい酒 あげたのよ それが それが わたしなの…  羅臼(らうす)の岳(やま)にも 秋風吹くころ 便箋半分の 置き手紙 ゆるせない この憎らしさ だけどわたしは 許したわ 北のおんなの 二百日 黒百合に よせた恋 きっと きっと また逢える…
祝い川松前ひろ子&三山ひろし松前ひろ子&三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお二つの川が 一つになって 末広がりの 夫婦川 今日人生の 流れにも めでたい橋の 渡り初め 三三九度の 盃舟を 仲よく漕げよ 祝い川  情けの枝に 寄り添いながら やさしくかおる 藤の花 あぁ天高く 伸びる枝 嵐がきても 支え合う 涙の影の 苦労が実る 姿を映す 祝い川  半分だけの 二本の糸が 絆となって 花結び 門出の歌に 袖しぐれ 笑顔でかくす 親ごころ のぞみを高く 真鯉に緋鯉 あの滝登れ 祝い川
松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正丸山雅仁人は誰でも 一生一度 花も嵐も くるという どんなときにも この手のひらに 夢の一文字 指で書き 生きる山坂 生きる山坂 越えてゆく  夜の川面(かわも)に 小舟を漕(こ)いで 浮かぶ十五夜 手ですくう これでしあわせ つかんだはずが 指のすき間に こぼれ落ち 夢がくだける 夢がくだける 水の月  遠くばかりを 探していたが やっと見つけた 足もとに 雨が小降りの 水たまりには 映る小さな 夢あかり 雨よあしたは 雨よあしたは 虹となれ
まさか松前ひろ子松前ひろ子鳥井実中村典正伊戸のりお登り坂 下り坂 そしてもひとつ 坂がある まさか まさかの 浮世坂 泣きたいときには 泣くのもいいさ あなたおまえと 声掛けながら 愛と涙で あなたと生きて行く  夫婦坂 子連れ坂 霧のむこうに 坂がある まさか まさかに つまずくな 苦しみ悲しみ 忘れた頃に 思いがけない 嵐が来ても 握りしめてる この手は離さない  なみだ坂 苦労坂 中途半端じゃ 超えられぬ まさか まさかの 迷い坂 世間を気にして 背伸びをするな 同じ痛みを 分け合いながら 夢を消さずに あなたと生きて行く
夫婦草松前ひろ子松前ひろ子石本美由起山口ひろし馬場良あなたと一緒に 死んでもいいわ 二人の明日(あす)が ないのなら 幸せ探し 夢探し たとえ苦労の 川だって 耐えて生きたい 水鏡 あなた、好きよ、どこまでも …夫婦草  冷めたい世間の 人眼を逃れ 涙をぬぐう 場末町(ばすえまち) 幸せひとつ 夢ひとつ 寒い夜更けの 燗酒(かんざけ)に 情けしみじみ 寄せる頬 生きる、笑顔、浮かべたい …夫婦草  名もない小川の 流れに浮かぶ 浮草ふたつ 誰と誰 幸せいずこ 夢いずこ 泣ける運命(さだめ)を かばい合う 愛がいのちの 二人づれ 固い、きずな、想いやり …夫婦草
望郷千里松前ひろ子松前ひろ子池田充男山口ひろし佐伯亮吹雪 舞う朝 マントをはおり 港に走って 来た父を わたしは涙で 振りきった あれから幾歳(いくと)せ― 逢いたくなったら ゆめに乗り帰るのよ 津軽海峡 望郷千里  八重の桜に かこまれながら 卆寿(そつじゅ)を祝った あの母に もいちど見せたい 晴れ姿 ふるさと恋しや― 都の空から 函館の山あたり 星がながれる 望郷千里  歌うわたしの 人生暦(ごよみ) ひらけば頁(ページ)の まんなかに あります大きな 華(はな)舞台 あなたとみちづれ― 旅路で戴(いただ)く しあわせを抱きしめて 愛の絶唱 望郷千里
ゆきわり草松前ひろ子松前ひろ子松井由利夫山口ひろし前田俊明ひとりでは 生きては行けない 世の中だから 幸福(しあわせ)半分 涙を半分 分けあいながら 育てて行(ゆ)きます あなたと夢を ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は こころ花  胸の灯(ひ)を 点(とも)して吹き消す そのくり返し 水割り半分 グラスに半分 つぎ足しながら 明日があるわと うなずきあうの ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は 夫婦花  わたしには あなたが故郷(ふるさと) 生きてく支え ほほえみ半分 ため息半分 夢呼びながら 歩いて行(ゆ)きます 死ぬまで一緒 ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は いのち花
国東半島松前ひろ子松前ひろ子木下龍太郎山口ひろし丸山雅仁裾を乱して 急いでみても 未練がまたも 袖を引く おんな豊後路 両子寺(ふたごじ)へ 地図を頼りに 国東半島 早くあなたを 忘れるように すがる想いで 手を合わす  二人旅する この日のために 見立てたつもり 恋袖 名前やさしい 姫島(ひめしま)よ 背伸びして見る 国東半島 側にみちづれ ない旅ならば つらさ身に沁む 周防灘(すおうなだ)  ひとつ枕で 帯解(と)く宿は 根付(ねつ)けの鈴を 抱いて寝る おんな豊後路 城下町 旅を重ねる 国東半島 明日は笑顔で 出直すために ひとり今夜は 泣き納め
バラに雨降る松前ひろ子松前ひろ子もず唱平中村典正伊戸のりおふるさと遠く バラに雨降る 手向(たむ)けのバラに雨が 雨が降る みとられず 君は十九で 春さえ待てず 逝(ゆ)きしとか 冬の日の便りの あゝあゝ 切なさよ  ふるさと遠く バラに雨降る 手向(たむ)けのバラに雨が 雨が降る ただ一度 君と秘(ひそ)かに 合わせし熱き 唇の 燃える朱に焦がれる あゝあゝ 我が心  ふるさと遠く バラに雨降る 手向(たむ)けのバラに雨が 雨が降る はかなきは 君の命か 残りし者の 行く末か 在(あ)りし日を今宵も あゝあゝ 夢にみる
萩みれん松前ひろ子松前ひろ子麻こよみ中村典正伊戸のりお支えを失くした この胸に せせらぎしみます 藍場川(あいばがわ) きっとあなたを 忘れると 何度も何度も 決めたのに… 別れてひとり 萩の町 女の弱さか また泣ける  あなたが来るはず ないものを 後ろを振り向く 鍵曲(かいまがり) 肩を抱かれた あの夜の 優しさ優しさ 恋しくて… 寄り添い歩く 二人連れ 見るたびせつない 菊ヶ浜(きくがはま)  揺られて鶴江(つるえ)の 渡し舟 このままあなたに 戻りたい 無理に笑って 見送った 別れの別れの 後ろ影… 涙に霞む 指月山(しづきやま) 女の未練の ひとしずく
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