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  • 吉田山田
    生きることはwithしていくこと。
    生きることはwithしていくこと。

    吉田山田

    生きることはwithしていくこと。

     2023年5月17日に“吉田山田”が9枚目のオリジナルアルバム『備忘録音』をリリース!2021年12月発売の『愛された記憶』以来、およそ1年5カ月ぶり。交流あるアーティストたちを迎えることで多様なコラボ曲を収録した前作と異なり、今作は吉田山田の2人が主体となってさまざまな表現に挑戦した意欲的な内容のアルバムに仕上がっております。    さて、今日のコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”による歌詞エッセイをお届け。今回が最終回です。吉田結威と山田義孝にそれぞれ今作の収録曲「 音楽 」にまつわるお話を綴っていただきました。さらに今回は音声版もございます。おふたりの朗読でもエッセイをお楽しみください…! 吉田山田9枚目のアルバム『備忘録音』は2022年に制作した曲のみで構成されたアルバムです。   世の中は脱コロナからwithコロナへと切り替わっていく、そんなタイミングでした。僕は内心、「そんなこと言ったらなんでもwithじゃん」と思っていました。人間の力ではどうにもならないことはコロナウイルス以外にもたくさんあって。いつだって僕らは「克服」し切れない、割り切れない様々なことを抱えながら、“with”しながら逞しく生きているんだと思います。   音楽の中には解決法はないかもしれない。でも、とりあえず目の前の一歩を踏み出す力を、自分が生きていることを肯定出来る一瞬をくれると僕は思っています。   振り返ってみると、今回のアルバムのいろんな曲の中に“生きる”という言葉が出てきます。意識して書いたわけではないので、それに気付いた時は2人とも驚きました。「“生きる”をテーマにアルバムを作ろう!」なんて最初に掲げていたら多分1曲も作れなかったかもしれません。それぐらい壮大で、取っ掛かりを見つけることさえ難しいテーマです。   “生きる”ことなんて、普段は考えなくてもいいんです。答えなんて出さなくてもいいんです。でも人は立ち止まった時、良くも悪くも“生きる”ことを考えてしまうんですね。「音楽」というこの曲はまさに生きることを歌った曲です。現時点で僕らが考えうる“生きる”の全てとは言えないけど、そのほとんどが詰め込まれた一曲です。   今後こんなに真っ直ぐな曲はなかなか作れないんじゃないかなと思っています。この曲の中で僕が1番気に入っている部分は、Bメロから入ってくる手拍子です。ここには最初、手拍子ではなくてドラムのスネアの音が入っていました。そのスネアの音を手拍子に変えた時、この曲で僕が表現したかった“生きるということ”は完成されたと思いました。   生きることはwithしていくこと。withせざるを得ないこと。でもそのおかげで救われることもあること。そんな悲喜交々を繰り返しながら、時間に背中をグイグイと押されながら歩いていくことが生きることなのかなと今は思っています。   <吉田結威>   世の中には音楽が溢れている。 音が溢れている。 溢れているというか、 「音の中で生きている」と感じる。   10年くらい前、地方の移動中の電車内、1人の目の不自由なおじいさんが僕の隣に座った。 白髪でよく喋る方だった。 ものすごく話しかけられた。 でも、それがとても心地良くて20分くらいお話をさせてもらった。 おじいさんは普段東京へ1人でよく出かけるという。 中でも渋谷が大好きだと言っていた。   白い杖を頼りに歩くおじいさんに、僕は「渋谷はうるさくないですか? 危なくないですか?」と質問した。 おじいさんは嬉しそうに答えてくれた。 「沢山音がある場所が好きなんだ。その音一つ一つが人が生きている証だから。それを聴くのが好きなんだ。」 そんな素敵な返しをされた。   素敵な言葉の裏に日常の静けさと淋しさを勝手に想像してしまったけれど、よく笑う素敵なおじいさんだった。 あのおじいさんには音楽はどんな風に聴こえているんだろう。 自分とは違う感覚で聴こえているに違いない。 名前もわからないおじいさんだけど、いつか何処かの街で僕等の音楽が耳に届いていたら嬉しい。   音の中で生活をしていて、ふと思い出す人がもう1人。   何度もライブに足を運んでくれる家族がいて、その中の1人の女性は耳が聞こえないようで、家族が手話で歌詞やMCをその女性に伝えてくれている。ステージからそんな光景が見えて考えさせられた。   彼女にはどんなメロディが届いているんだろう。 スピーカーから伝わる音の震えや地面から伝わる響き、目から入る光の波、動く口元や表情。 きっと彼女にしか感じられない音楽があるんだと思う。 いつも嬉しそうに、楽しそうに笑っている。   LIVEって良いなと思う。 自分の知らない世界を一人一人が観ていて、 自分の知らない音を一人一人が感じている。 ステージと客席、なかなか触れられはしないけどいつも感謝を込めて唄っている。 できる事ならこの歌声がいつまでもあなたを抱きしめますようにと願っている。   音楽は目に見えないお守りに似ている。   <山田義孝> ◆紹介曲「 音楽 」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝 ◆9th ALBUM『備忘録音』 2023年5月17日発売 【ボーナストラック盤】¥3,300(税込)   <収録曲> 1. Monster 2. YADANA 3. 人間 4. 東京 5. こんな夏はいやだ 6. 日曜日 7. 焼き魚 8. 裸 9. 夜な夜な 10. もしもの話 11. 音楽 ボーナストラック. 最後の歌

    2023/06/12

  • 吉田山田
    「嫌だな!」って叫びたくなった。
    「嫌だな!」って叫びたくなった。

    吉田山田

    「嫌だな!」って叫びたくなった。

     2023年5月17日に“吉田山田”が9枚目のオリジナルアルバム『備忘録音』をリリース!2021年12月発売の『愛された記憶』以来、およそ1年5カ月ぶり。交流あるアーティストたちを迎えることで多様なコラボ曲を収録した前作と異なり、今作は吉田山田の2人が主体となってさまざまな表現に挑戦した意欲的な内容のアルバムに仕上がっております。    さて、今日のコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”による歌詞エッセイをお届け。今回は第2弾です。吉田結威と山田義孝にそれぞれ今作の収録曲「 YADANA 」にまつわるお話を綴っていただきました。さらに今回は音声版もございます。おふたりの朗読でもエッセイをお楽しみください…! 今年2023年の10月21日で吉田山田はデビュー14周年を迎えます。 デビュー当時に立てた、“とにかく10年続ける”という目標を達成することができ、たくさんの方々の支えのおかげで今もなお活動を続けることが出来ています。   ありがたいことに僕らは出逢いにも恵まれていて、デビュー直後からお世話になっている人が今も色んな形で応援し続けてくれています。そんな人達に新しい作品を届けられる喜びはいつだって格別です。   その中の一人、あるラジオパーソナリティの方が吉田山田9枚目のアルバム、『備忘録音』を聴いて、こんな感想を伝えてくれました。「吉田山田のイヤイヤ期が始まったのかもしれない」。   この感想を聞いた時、使い古した、使い慣れた、少し手垢のついた鏡を突然ピカピカに拭きあげられ、その鏡を見つめて久々に鮮明な自分と目が合ったような気がしました。前回のコラムで書いた「焼き魚」の中にも<ヤダ!ヤダ!ヤダネヤダネ!>という歌詞が出てくるし、今回なんてもはや曲のタイトルが「YADANA」ですからね。   どちらの曲も山田発信で作られた曲ですが、今にして思えば、僕がデモを聴いて最初に気に入ったのは、その“イヤイヤ期”の部分でした。普段あまり愚痴もこぼさない、弱音も吐かない、そんな山田が曲の中に込めた本音。   でも多分山田は、ただただ本音を吐き出したかっただけではないんじゃないかなと僕は思っていて。コロナ禍で、様々な人がそれぞれの立場で抱えていた鬱憤や不安。人と人が触れ合えないストレス。漠然とした猜疑心。   なんとなくそんなネガティブなものが空気中を漂って、世界を暗くしていたあの頃に、きっと山田は無意識に不特定多数の誰かに寄り添っていたんだと思います。現に僕もこの曲を聴いた時、胸に刺さったのはどこかで自分が救われたからじゃないかなと思っています。   言葉も音楽も本当に不思議で、直球で励まされた方が元気になることもあるし、「YADANA」のように、そこに込められたネガティヴさが人を救うこともあるんです。   <吉田結威>   出来るだけネガティブな言葉は口にしない方がいい。 どんなに最悪な出来事も視点を変えて角度を変えれば『良い所』が見えてくる。 どんな問題も自分の捉え方次第。   人間関係の拗れは自分のモノサシで相手を測ろうとするから起こる。 だれも隣人を傷つけたり、不快な思いをさせようとして生きている訳じゃない。 それぞれの大事にしている正しさや憧れや理想がある。 それがたまたま自分と合わなかっただけ。 もしくは、今日はたまたま思いもよらないアクシデントが重なって心の余裕が無くなってしまっていただけかもしれない。   相手に『こうあって欲しい』という期待をすればするほど落ち込んだり、苛立ったり、距離を感じたり、勝手に裏切られた様な気持ちになる。   人間なんて誰しもそんな立派なものじゃない。 そんな強い生き物じゃない。 弱いし、醜いし、恥ずかしいし、愚か。 そう頭の中で言い聞かせていれば、苦手な人間に対してきっと寛大な心で接することができるはず。   そして、もしかするとそんな中で相手も自分自身を見つめ直すきっかけになって良い変化が生まれるかもしれない。   大抵の事は想像力で良い方向に変えていける。 人生は死ぬまで修行だと誰かが言う。 どんな困難も自分に与えられた試練で、一つ一つそれを受け止め乗り越えていく事で心は少しずつ少しずつ磨かれて輝き、そしていつの日にか、揺るがない心で、日々穏やかに生きていけるのだ。     小さい頃から親にそんな言葉を沢山叩き込まれてきた。 そのお陰で割と穏やかな心でこれまで生きてこられた。 約3年前コロナ禍に入った。 どうにもこうにも収まらない感情があった。 頑張っている事すらなんだかアホらしく思えた。 大声で叫びたくなった。 「嫌だな!」って叫びたくなった。 口に出してみたらメロディが付いてきた。 身体がリズムをとっていた。 気がついたら『あぁめんどくさっ』と歌になっていた。 この曲の歌詞にはほぼポジティブな言葉は入っていない。 なのに、この曲が希望の歌に聴こえるのは何故だろう。 頭に浮かんだのは「やだな!」と吐き出しながらも一歩前に足を踏み出している男の姿だった。   <山田義孝> ◆紹介曲「 YADANA 」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝 ◆9th ALBUM『備忘録音』 2023年5月17日発売 【ボーナストラック盤】¥3,300(税込)   <収録曲> 1. Monster 2. YADANA 3. 人間 4. 東京 5. こんな夏はいやだ 6. 日曜日 7. 焼き魚 8. 裸 9. 夜な夜な 10. もしもの話 11. 音楽 ボーナストラック. 最後の歌

    2023/05/29

  • 吉田山田
    焼き魚
    焼き魚

    吉田山田

    焼き魚

     2023年5月17日に“吉田山田”が9枚目のオリジナルアルバム『備忘録音』をリリース!2021年12月発売の『愛された記憶』以来、およそ1年5カ月ぶり。交流あるアーティストたちを迎えることで多様なコラボ曲を収録した前作と異なり、今作は吉田山田の2人が主体となってさまざまな表現に挑戦した意欲的な内容のアルバムに仕上がっております。    さて、今日のコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”による歌詞エッセイをお届け。今回は第1弾です。吉田結威と山田義孝にそれぞれ今作の収録曲「 焼き魚 」にまつわるお話を綴っていただきました。さらに今回は音声版もございます。おふたりの朗読でもエッセイをお楽しみください…! 初めてこの曲を聴いた時に、一番最初に思ったことは「あゝ、咀嚼音を注意されたことも、箸の持ち方を正されたことも、山田はそんなに嫌だったのか…」ということでした。   高校で山田と出逢ってから二十数年。「常識」とは少し外れたところで生きている山田に、今まで幾度となく僕が話してきたことでした。時には上から目線で、時には説教のように言ってしまったこともあったでしょう。それがこんなかたちで返ってくるとは思いもよりませんでした。申し訳ないと思うのと同時に、これは魂のこもったいい曲になるだろうという予感がありました。   曲を作る時、その物語がフィクションなことももちろんありますが、必ずどこかにリアルを入れ込まないといい曲にはなりづらいと思っていて。ある意味愚痴から始まるこの曲には山田の本音が感じられ、可能性を感じ二人で制作を進めていきました。   あとになってこの曲は「近未来のプロポーズ」をテーマにしていることを知りましたが、僕個人は冒頭の一節でもう心を掴まれてしまいました。   今回のアルバムは幡宮航太さんにアレンジをお願いした曲が多数あるのですが、この曲もその中のひとつです。以前からライブは一緒にやっていて、フィーリングが合うことは分かっていたので、とても刺激的で、いいリズムでアレンジは進んでいきました。   2コーラス目の直前にコンロに火をつける時の「チチチチチ」という効果音が入っていますが、あれは実際の幡宮家のガスコンロの音です。実験的にあの音を入れてきてくれたアレンジを聴いた時は、本当にハタップ(幡宮航太さんの愛称)にアレンジをお願いしてよかったなと思いました。作者の込めた思いの邪魔はせず、言葉やメロディにさらに磨きをかけ、輝かせてくれた、絶妙なアレンジだったと思います。   アレンジを進めていくうちに「この曲はレコーディングの時に何回も歌って録るような曲ではないな」という思いが沸々と湧いてきて、実際にレコーディングでは数テイクしか録らず、「上手さ」よりも「勢い」を大切にしました。   レコーディング当日に山田にそれを伝えたのですが、かなり難しいメロディラインの曲だったので、「ウソでしょ?」と焦っていましたが、無事に納得のいく疾走感溢れた仕上がりになったので良かったです。   <吉田結威> 「焼き魚」   30年後の、2053年の事を想像してみる。   携帯電話はもう携帯するものじゃなく、 脳に埋め込まれたチップによって相手に想いを伝送するようなシステムに。 自動車や電車は名前を変えて空中を移動し、あらゆる店という店は店舗という形をやめて欲しいものがその場ですぐ手に入る状態に。 食べる物は全ての栄養が入ったサプリ一つで充分かもしれない。 もしかしたら生活の拠点は地球じゃなくなっているかもしれない。   そんな風に何かの映画で観たことあるような無いような未来を想像してみたらなんかしっくりこなかった。   最近よく思う事がある。 無性に「焼き魚」が食べたい。 部屋に付く匂いと後片付けの面倒くささ、そして箸を器用に使って細かい骨まで取り除きながら身を食べるという工程も込みで「近いうち食べたい」と先送りにしながらずっとボンヤリと頭の片隅で焼き魚の事を考えている。 だからと言って「レンジで簡単!煙も出ない!小骨まで処理済み!」と謳われた「冷凍の焼き魚パック」が売られていてもなんの魅力も感じない。 面倒くささと手間を省いては辿り着けない旨さが「焼き魚」にはあるのかもしれない。   もしかしたら30年後、人間が当たり前に宇宙船の中で生活する時代が来たとしても食卓には地球で獲れた秋刀魚の「焼き魚」が並んでいるんじゃないかと想像してみた。 凄いしっくりくる。   2人用の小さな宇宙船の中の4畳半の畳の部屋に丸いチャブ台。破れた襖の一部から透明なガラス窓が見えていて真っ暗い宇宙が広がっている。 軽い宇宙服を着た男女が神妙な面持ちで見つめ合っている。 地球時間で言うと2人は付き合い初めてもうすぐ6年。 もういい頃合い。 男が意を決して 「毎日僕の味噌汁を作ってくれないですか?」 みたいな言い方で 「宇宙の果てでも焼き魚焼いてくれないですか?」 とプロポーズをする。 女は返した 「は?」   <山田義孝> ◆紹介曲「 焼き魚 」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝   ◆9th ALBUM『備忘録音』 2023年5月17日発売 【ボーナストラック盤】¥3,300(税込)   <収録曲> 1. Monster 2. YADANA 3. 人間 4. 東京 5. こんな夏はいやだ 6. 日曜日 7. 焼き魚 8. 裸 9. 夜な夜な 10. もしもの話 11. 音楽 ボーナストラック. 最後の歌

    2023/05/15

  • 吉田山田
    愛された記憶。
    愛された記憶。

    吉田山田

    愛された記憶。

     2021年12月1日に“吉田山田”ニューアルバム『愛された記憶』をリリースしました。吉田山田初の試みとして兼ねてから親交のあるアーティスト、wacci、チャラン・ポ・ランタン、→Pia-no-jaC←、ワタナベタカシ、木田健太郎(リアクション ザ ブッタ)とのコラボ曲が収録。全11曲入りのアルバムとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”の吉田結威と山田義孝による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲であり、アルバムタイトル曲である「 愛された記憶 」のお話です。それぞれが持つ「愛された記憶」から生まれたこの曲。みなさんにとっての大切な景色は何ですか? 是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください…! いつも通りには活動できなくなった世界で、よく思い出していたのは昔のことでした。僕らはミュージシャンとして、ラジオやテレビで、そしてステージの上で「愛される」ことで自分の居場所を見つけ、十数年生きてくることができました。生きていくにはどこかに居場所が必要で、居場所となるのは愛される場所です。今思えば、僕らは失われてしまった居場所を補完するために、思い出の中を旅したのかもしれません。   この曲に出てくる世界は、僕の中では小学校時代の自分の見ていた世界です。僕が昔のことを思い出す一番のきっかけはいつも匂いです。季節が変わる時の匂いや、夕方の匂い、雨上がりの匂い、どこかの家の煮物の匂い、タバコの匂い、洗濯物が乾いていく匂い。   だからこの曲は「匂い」から始まります。匂いをきっかけに思い出す記憶はいつも断片的で、ハッキリといつのどこの誰との思い出なのかは分からないことが多いですが、何故か無性に涙がこぼれそうになることがあります。   過ぎ去ってしまった時間を想ってなのか、もう会えなくなってしまった人のことを想ってなのか、似たような季節の似たような時間帯になにか悲しいことがあったのか。それは定かではありませんが、思い出すのはいつもそんな少し寂しく、どこか物足りない感情です。でもそんな感情が鉤爪となって、心のどこかに引っ掛かるから思い出として残るのかなとも思います。だから思い出した時、少しチクッとするのかもしれません。   この曲を作って分かったことは、人は愛されているその時は、愛されていることになかなか気付けないということ。大体は後になって、「ああ、あれは愛だったんだな。」と気付くものなのかもしれないと思いました。即効性はないかもしれないけど、でもだからこそ「自分の居場所がない」と感じてしまった時に、いつでも思い出の中に自分の居場所を見つけることも出来るんだと教えられました。   <吉田結威>   陽が沈むのが早くなる頃だと、新宿の夕方のチャイムはたしか4時半だった。ぼくが小さい頃、両親は共働きで小規模な商店街でお惣菜屋さんをやっていたから、大体いつも1人で近くの小さな公園で遊んでいた。4時半になると『夕焼け小焼け』のチャイムが鳴って公園からだんだんと人がいなくなる。空がオレンジとピンクを滲ませたような鮮やかな色からだんだん淡く暗い色に変わっていく。   母親が迎えに来てくれるのが遅い日はチャイムの音がとても寂しく、そしておどろおどろしく聴こえた。誰もいなくなった途端、ブランコも鉄棒もジャングルジムも急にただの冷たい鉄のカタマリに思えた。「遅くなってごめんね!」と走る母親にしがみついて泣きそうになったのを覚えている。   「愛された記憶」を思い返す時、温かさだけじゃなくてそこには寂しさがついてくるのは何故なんだろう。ぼくだけだろうか? きみもそうなんだろうか?   先日、僕等はデビュー12周年を迎えた。10周年の節目を越えて一つの区切りとしてベストアルバムをリリースした。そして、その日に緊急事態宣言が発令され、全てのライブやイベントが中止になりCDショップが営業を停止した。たっぷりと出来た時間の中でゆっくりと曲を作っていった。自分の心を整理するように湧いてくるメロディや言葉を沢山の曲にした。   世の中の状況に反して、穏やかな歌詞が多く出てきた事に自分自身少し驚いた。アルバムのタイトルを決める時、相方から“『愛された記憶』はどうかな?”と案が出た。とてもしっくりきた。それから「愛された記憶」という曲をそれぞれの原風景を重ねながら2人で作っていった。   台所から聴こえる母親の鼻歌。 公園の冷たい鉄棒。 風で揺れてる洗濯物。 父親の背中で寝たふりをした事。   鮮明に覚えている記憶の殆どが特別な1日ではなくて、何気なく眺めた平凡な風景だった事を不思議に思う。   言葉に変えなかった気持ちはいつまでも残り続けるものなのか。それとも言葉に変えたかった気持ちがいつまでも残り続けているのか。それはわからないけど多分ずっと忘れない。ただ、曲を作りながらはっきりした事がある。   歌を好きになった理由も 今日まで唄い続けている理由も そして明日からも唄い続けていく理由も 全部「愛された記憶」の中にあるという事。   <山田義孝> ◆紹介曲「 愛された記憶 」 作詞:吉田山田 作曲:吉田山田 ◆8th ALBUM『愛された記憶』 2021年12月1日発売 通常盤(ボーナストラック入り) PCCA-06086 ¥2,970(税込)   <収録曲> M1. 世界が変わる M2. ひとつぶ  M3. こんがらがって M4. 才能開花前夜   M5. 好き好き大好き M6. グレープフルーツ M7. 鳥人間になりたい M8. おばけ M9. それでも M10. 愛された記憶 M11. てと手 BONUS TRACK. イ~ハ~

    2021/12/15

  • 吉田山田
    僕が描きたかった「て」と、山田が描きたかった「手」。
    僕が描きたかった「て」と、山田が描きたかった「手」。

    吉田山田

    僕が描きたかった「て」と、山田が描きたかった「手」。

     2021年12月1日に“吉田山田”ニューアルバム『愛された記憶』をリリースしました。吉田山田初の試みとして兼ねてから親交のあるアーティスト、wacci、チャラン・ポ・ランタン、→Pia-no-jaC←、ワタナベタカシ、木田健太郎(リアクション ザ ブッタ)とのコラボ曲が収録。全11曲入りのアルバムとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”の吉田結威と山田義孝による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 てと手 」のお話です。二人がステージから見て、強く印象に残っていたとある光景。一体それぞれどんなことを感じたのでしょうか。是非、歌詞と併せてお楽しみください。 山田がデモを作ってきてくれて、最初に聴いた時から気に入っていた曲でした。47都道府県ツアーの香川公演でステージから見えた光景から発想して作ったことは、一聴して分かりました。   手を握りあう親子のことは僕もよく覚えています。僕はその親子を見た時、少し羨ましい気持ちが残りました。親御さんに対してではなく、仲良く手を繋いでいるその子どもの方に羨ましさを感じました。自分はあと何回、親の手を握ることができるでしょう。恐らく、片手で数えられるか、多くても両手で数えられる程度じゃないかなと思ったら、なんだかその親子を取り巻く状況や、空気感がとても羨ましく思えたのです。   元々山田が作ってきたデモは、どちらかといえば親側に感情移入した歌詞でした。完成した作品の1コーラス目はほぼ原形から変えていないので、歌詞を見ていただければ分かると思います。   しばらく「いい曲」として保存していたこの曲でしたが、ある日「あ、この曲に子ども側の気持ちも盛り込めたら完成するかもしれない」と思いつきました。しかも、僕は山田と同じ光景を目にしても自然と子ども側に感情移入していたので、自分ならスッと書けるんじゃないかなと思い、2コーラス目の制作を任せてもらえないかとお願いしました。そこからは思ったとおりスラスラと書き上げることができて完成に至りました。   47都道府県ツアー等に出掛けると、食べるものも寝る時間もお風呂に入る時間も目にする風景も大体同じです。それでも感じることがそれぞれ全然違うところを楽しめるようになったら、それなりに素敵な2人組なのかな、なんてことを思いました。一人の想いを一貫して深く掘り下げて作る曲も、もちろん素晴らしいですが、別々の視点を持った2人で一つの作品を作ると、こんなに面白いこともあるんです。   僕が描きたかった「て」と、山田が描きたかった「手」、両方の視点からこの曲を楽しんで下さい。   <吉田結威> 吉田山田の作品の中に2013年にリリースした「 日々 」という曲がある。幼い頃に共働きだった両親の代わりによく遊んでもらっていた、近所の畳屋のおじいさんとおばあさんの日常を切り取って歌にしたもの。NHK『みんなのうた』で放送となったこの曲をきっかけに、沢山の方々が家族でライブに来てくれるようになった。   ライブでは必ず「日々」を唄った。   何千回唄っても飽きる事が無いのは、ステージから見える様々な家族の風景が重なると、また新しい曲に生まれ変わるからかもしれない。親子三世代それぞれ違う歌詞で涙している家族。人生で初めてライブを観に来たという老夫婦。小さな子供を肩車して聴いているお父さん。ステージから見える沢山の表情に何度も泣きそうになるのを堪えながら唄った。   ある日のライブ、並んで座っている小さな男の子とお母さんが目に入った。「日々」を唄い始めた時、お母さんが男の子の手をぎゅっと握りしめながら聴いてくれていた。唄いながら暫くしてまた目をやるとお母さんが大粒の涙を拭っていた。隣に座っている男の子は心配そうな顔でチラチラと母親の顔を見ていた。もしかしたらあまり見た事のない母親の涙だったのかもしれない。少し気になりながらも想いを込めて唄を届けた。   唄い終わった後にもう一度2人を見ると、男の子が小さな手で包み込むようにお母さんの手の上に手を重ねて握りしめていた。「お母さん大丈夫だよ」と男の子の声が聞こえてくるような、そんな表情だった。ステージを降りてからも、家に帰ってからも、数日経ってもその2人のやり取りが焼きついていた。   繋がっていた2人の手。 「守られていたのはどっちなんだろう」 そんな事が気になった。   「守っているようで 守られていて 守られているようで 守っている」 いつかその手が離れる時が来ても、温もりはずっと手の平に残っていて、寄り添い守りあっているものなのかもしれない。   出逢いで歌が生まれて 歌でまた新しい出逢いが生まれていく。 そして時間と想いが重なり どんどん家族のようになっていく。 こんな事を繰り返しながら唄い生きていきたい。   <山田義孝> ◆紹介曲「 てと手 」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝 ◆8th ALBUM『愛された記憶』 2021年12月1日発売 通常盤(ボーナストラック入り) PCCA-06086 ¥2,970(税込)   <収録曲> M1. 世界が変わる M2. ひとつぶ  M3. こんがらがって M4. 才能開花前夜   M5. 好き好き大好き M6. グレープフルーツ M7. 鳥人間になりたい M8. おばけ M9. それでも M10. 愛された記憶 M11. てと手 BONUS TRACK. イ~ハ~

    2021/12/14

  • 吉田山田
    実は物凄く恥ずかしい事を曝け出し合っていると気がつく。
    実は物凄く恥ずかしい事を曝け出し合っていると気がつく。

    吉田山田

    実は物凄く恥ずかしい事を曝け出し合っていると気がつく。

     2021年12月1日に“吉田山田”ニューアルバム『愛された記憶』をリリースしました。吉田山田初の試みとして兼ねてから親交のあるアーティスト、wacci、チャラン・ポ・ランタン、→Pia-no-jaC←、ワタナベタカシ、木田健太郎(リアクション ザ ブッタ)とのコラボ曲が収録。全11曲入りのアルバムとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“吉田山田”の吉田結威と山田義孝による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 それでも 」のお話です。wacciとの共作によるこのラブソングは、一体どのように生まれたのでしょうか。是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください…! 今回のアルバムで、様々なアーティストとコラボさせてもらって気付けたことは本当にたくさんあって、その中でも特に収穫だったのが、「コミュニケーションをとることの楽しさ」でした。   コミュニケーションをとることは、誰もが多かれ少なかれ日常生活の中でやっていることなのですが、それが「後世に残る作品になる」というハードルをひとつ設けることによって、より密度の濃いコミュニケーションが必要になります。しかもお互いに音楽を生業にしている者同士ですから。その作業はとても繊細で、実は難しく、刺激的で楽しい作業なんだと、改めて再確認することができました。   これまで長い時間をかけて挑戦と失敗と成功を重ねて、丁寧に答え合わせをしてきた山田とは、実は物凄い速さでコミュニケーションがとれるようになっていたことにも改めて気付くことができました。   まだ慣れていない人と、お互いに人生をぶつけあってモノを作っている時の、独特の緊張感を久しぶりに感じることができました。この感覚は今後また「吉田山田」で曲を作る時にいい刺激になると思います。   その中でも、この「それでも」という曲は、ライバルでもあり、友でもあり、ファンでもあるwacciと作った一曲です。それはそれは刺激的な時間でした。   曲が完成してから、幾度か歌っていくうちに気が付いたのは、この曲は「正しさ」とはなにかを歌っているんだなということ。   「正しさ」と「感情」の間でずっと揺れている主人公。こんなの、男が3人顔つき合わせて作るには一番向いてないテーマです。後になって気が付きました。そりゃ三者三様全く違った価値観があるはずです。人間の最も「個性」が現れる部分といっても過言ではないでしょう。よく3人共が納得出来る置き所を見つけられたなと、今になって感心してしまいました。でもそれも、同じ時代をそれぞれの場所で闘ってきたミュージシャン同士の信頼があったからこそできたことなのかもしれません。   <吉田結威>   気がつけばデビューしてからの12年間でリリースした楽曲は100曲を越えている。その半分以上が2人で歌詞を紡いだものだ。慎重に、そして互いのアイデアを尊重しながらもお互いの歌詞を書き足し、書き換えながらのキャッチボールで1曲を作っていく。当たり前に続けている作業中、ふと我に返り、実は物凄く恥ずかしい事を曝け出し合っていると気がつく。   恋愛の曲であれば特に。   心のチンチンを隠していては人の心に刺さる良い曲は作れないからだ。背伸びした歌詞、自分を良く見せようと選んだ言葉、本音を隠した上辺だけの歌詞はお互い分かってしまう。改めて2人で歌詞を紡ぐ事の異常性と大変さを確かめた。そして良い化学変化が起きた時の感動は何倍にもなる事も僕等は知っている。   今回のアルバム『愛された記憶』は、これまで殆どして来なかった挑戦が詰まっている。「コラボ」とは違う、1から一緒に作っていく「曲の共作」がその1つ。心許せる盟友と呼べるアーティストとでなければ絶対に成功し得ない挑戦だ。そんなオファーを快く引き受けてくれたアーティストの1人が、wacciの橋口君だ。共作するにあたって、彼が最初に僕らのデモの音源から選んだ曲の方向性は「恋愛ソング」。心のチンチンを見せ合う姿勢だった。   暫くして第一稿が橋口君から送られてきた。第一稿にも関わらずサビだけ、とか1番だけ、とかでは無く既にフル尺が出来上がっていた。フルチン状態で届いたのだ。飾らず、そしてありのままの自分を隠さず曝け出した本当に男らしいものだった。その素晴らしい歌詞とメロディに感化され溢れた僕等のアイデアと感性も重ねて「それでも」の歌詞とメロディが出来上がった。アレンジはwacciの小野君、そして曲の演奏はwacciメンバー全員で作り上げてくれた。僕等2人だけでも、そしてwacciだけでもきっと生み出せなかった素晴らしい曲が完成した。   心から好きだと思える曲がまた1曲増えた。 wacciメンバー全員に感謝します。   是非ここに書いた文章を全て忘れて、まっさらな気持ちで1曲聴いてください!   <山田義孝> ◆紹介曲「 それでも 」 作詞:吉田山田・橋口洋平(wacci) 作曲:吉田山田・橋口洋平(wacci) ◆8th ALBUM『愛された記憶』 2021年12月1日発売 通常盤(ボーナストラック入り) PCCA-06086 ¥2,970(税込)   <収録曲> M1. 世界が変わる M2. ひとつぶ  M3. こんがらがって M4. 才能開花前夜   M5. 好き好き大好き M6. グレープフルーツ M7. 鳥人間になりたい M8. おばけ M9. それでも M10. 愛された記憶 M11. てと手 BONUS TRACK. イ~ハ~

    2021/12/13

  • 吉田山田
    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。
    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。

    吉田山田

    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。

     2018年10月31日に、男性シンガーソングライターデュオ“吉田山田”がニューアルバム『欲望』をリリースしました。今日のうたコラムでは収録曲から、これからの時期にピッタリな新曲「冬の星座」をご紹介。歌は、疾走感あるキラキラ明るいイントロで幕を開けます。でも歌詞に描かれているのは、もうそばにいない<君>との切ない記憶です…。 「来年の冬もまたここに来ようね」 「ずっとそばにいれたらいいね」 曖昧な約束ばかりだったな ぼーっとして信号が青に変わる 冷えた風に胸が軋んだ 忘れようとしたくせに 君と出逢った季節になって思い出す 「冬の星座」/吉田山田  <忘れようとしたくせに>、信号待ちのちょっとした時間、ふと思い出すのは<君>のこと。あの頃を振り返ると、二人が口にしていたのは<曖昧な約束ばかりだったな>と、後悔に似た感情がぼんやり広がります。残念ながら今は「来年の冬もまたここに来ようね」も「ずっとそばにいれたらいいね」も、叶わぬ約束になってしまったようです。  きっと<ぼーっとして信号が青に変わる>のは人生も同じなのでしょう。前に進んでゆくための<青>のタイミングがあるのです。だけど、かつての<僕>は<ぼーっと>して、二人の信号が変わっていることに気づかなかったのではないでしょうか。本当は<君>が一緒に渡りたいと思っていたとしても。そんな背景は続く歌詞からも想像できます。 単純な言葉で話し合えたら もっと答えは違ってたかな 空気みたいな二人になって 今は遠い街にいても きっと君もあの星空を覚えてる いつか君が口にしてた願い事は どこかで誰かとちゃんと叶えたかな 深く息を吸い込めばぎゅっと痛む 白い息が音もなく空に消えた 君に会いたくなる 「冬の星座」/吉田山田  「来年の冬もまたここに来ようね」「ずっとそばにいれたらいいね」…あの<曖昧な約束>を叶えるための<単純な言葉>はちゃんとあったはず。<いつか君が口にしてた願い事>を叶えるのは<僕>だったはず。それなのに<僕>は一人だけ“赤信号”のままで、二人は一緒に先へ進めなくて、やがて<空気みたいな二人になって>しまったのです。    結果、月日が経っても、<今は遠い街にいても>、まだ<僕>は心が“赤信号”のままなのかもしれません。忘れられないし、<君もあの星空を覚えてる>と思いたい。それに<どこかで誰かとちゃんと叶えたかな>と、吹っ切るように<深く息を>吸い込んでみても、その<誰か>と<君>を想像するだけで胸は<ぎゅっと痛む>のだと思います。  そして、吐き出した<白い息>には、切なさ、後悔、哀しみ、恋しさ、空しさ、言葉にし尽くせない様々な感情が入り混じっていることでしょう。ただ、それは恋と同じように<音もなく空に消え>てしまうんですよね…。それでも想いは消えることはありません。むしろよりいっそう強さは増して<君に会いたくなる>のでしょう。 冬の星座 君が指で探している どれだろう?あれかな?なんて笑うから 君のせいだ 眩しくてぎゅっと痛む 何度でも何度でも何度でも いつまでもいつまでもいつまでも また輝き出す 「冬の星座」/吉田山田  サビで描かれるのは、眩しくて幸せであたたかな回想シーン。その二度と取り戻せない日々の輝きの分だけ<眩しくてぎゅっと痛む>切なさが伝わってきます。冬になるたび<君>を<何度でも何度でも何度でも>思い出してしまう<僕>は、いつか前に進める日がくるのでしょうか。だけど<いつまでもいつまでもいつまでも また輝き出す>そんな素敵な恋をした<僕>のことが羨ましくもなりますね…。    是非、みなさんも冬の夜空を見上げながら、吉田山田「冬の星座」を聴いて「あのひと、今は何をしているかな?」「あのひとにもう一度、会いたいな」と、ちょっと切ない気持ちを重ねてみてください。 ◆紹介曲「冬の星座」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝 ◆6th ALBUM「欲望」 2018年10月31日発売 <収録曲> M1.欲望 M2.Color M3.拝啓 M4.冬の星座 M5.虹の砂 M6.エーデルワイス M7.もやし M8.貧乏 M9.もし M10.赤い首輪 M11.つながる ※ボーナストラック盤のみ収録 M12.泣き笑い

    2018/11/07

  • 吉田山田
    少しだけまだ自分を信じたくなったんだ。
    少しだけまだ自分を信じたくなったんだ。

    吉田山田

    少しだけまだ自分を信じたくなったんだ。

     2018年10月21日で10年目に突入する“吉田山田”が、10月31日に6枚目のアルバム『欲望』をリリースします。そして、アルバム収録曲から、専修大学CMソングの「虹の砂」と『タキロンシーアイ 2018』CMソングとして『東京パンパシフィック水泳2018』大会中にたくさんTVオンエアされていた「もし」の先行配信が決定。8月11日よりdヒッツにて独占先行配信中です。 ただガムシャラな瞳で ひた走る君を見たら 少しだけまだ自分を信じたくなったんだ ただ目の前のことさえ見えずに まだ失望に足がすくんでる自分がいる 「もし」/吉田山田  さて、今日のうたコラムでは新曲「もし」をご紹介。歌の冒頭で印象的なのは、フレーズ内にそれぞれ2度ずつ登場する<ただ>と<まだ>です。目標だけを見つめ、ひたむきに<ガムシャラな瞳で ひた走る>のが<君>。ほんのわずかな<目の前のことさえ見えずに>いるのが自分。同じ<ただ>という言葉を使っているのに、その二文字に含まれている意味は異なり、<君>と<自分>が対照的であることが伝わってきますね。  しかし、臆病な主人公は<ただガムシャラな瞳で ひた走る君を見た>ことによって、胸の内に二種類の<まだ>が生まれております。一つはこれまでと同じように<失望に足がすくんで>同じ場所から動けずにいる、ネガティブな<まだ>です。もう一つは、諦めそうだった“自分を少しだけ信じ続けたい”と思えた、ポジティブな<まだ>です。こうして両極な<まだ>の狭間で揺られながらも、歌の中で心は動き出してゆくのです。 「もし」 辿り着いた場所が描いてた未来とは少し違っても 昨日より鮮やかに塗り替えてゆくんだ 「もし」 すぐには届かないあの空に浮かぶ雲みたいなものでも いつかきっといつかきっと掴んでみせるんだ 何度でも 「もし」/吉田山田  こちらは1番のサビ。「もし」という言葉は「もし、あの日ちょっと違っていたら」とか「もし、あのとき自分がこうしてれば」とか、今さら考えてもキリがない“たられば”と結びついて、選べなかった“過去”にベクトルが向いてしまいがちですよね。でも、この歌に綴られている「もし」の性質はそうではありません。まず、この歌の「もし」は“未来”にベクトルが向いているんです。    さらに「もし」のあとに続くのは<辿り着いた場所が描いてた未来とは少し違っても>、<すぐには届かないあの空に浮かぶ雲みたいなものでも>などの【たとえそれでも】という“覚悟”です。そして<昨日より鮮やかに塗り替えてゆくんだ>、<いつかきっといつかきっと掴んでみせるんだ>という“意志”に繋がっています。主人公は少しずつ今日を変えて<まだ失望に足がすくんでる自分>をなんとか越えようとしているのでしょう。 「もし」 辿り着いた場所で同じ喜びを分かち合える誰かと 出逢えたら全てきっと報われるんだ 「もし」 不甲斐ない自分も誤魔化さず投げ出さず受け止められたら それがきっと描く未来の始まりなんだ 何度でも 「もし」/吉田山田  2番のサビでは、いっそう前向きなパワーを強めてゆく「もし」という言葉。1番では「もし」のあとに【たとえそれでも】という“覚悟”が綴られておりましたが、今度は<辿り着いた場所で同じ喜びを分かち合える誰かと 出逢えたら>、<不甲斐ない自分も誤魔化さず投げ出さず受け止められたら>と希望的な“たられば”に結びついていますね。だからこそ<きっと報われる>とも信じられる。同時に、歌冒頭の<少しだけまだ自分を信じたくなった>ポジティブな<まだ>もパワーアップしているのだと思います。 「今」 果てしなく感じたはるか遠くの空に浮かんだ未来に 少しだけ指先が触れた気がしたんだ 「もし」 ガムシャラな背中がいつか誰かの背中を押せたら ひた走り続けた答えになるんだ 「もし」/吉田山田  こうして幕を閉じてゆく歌。「もし」は「今」に変わり、最後の最後では「もし」のあとの<きっと>という言葉も消え<ひた走り続けた答えになるんだ>と言い切っているんです。これはもう、予感ではなく、確信。最初の<まだ失望に足がすくんでる自分>から、大きく一歩前に進むことができた主人公の姿がはっきりとわかりますね。聴けば不思議と気持ちが強くなってゆく、吉田山田の新曲「もし」を是非、あなたもじっくりご堪能ください…! ◆紹介曲「もし」 作詞:吉田結威 作曲:吉田結威 ◆6th ALBUM『欲望』 2018年10月31日発売 スーパーデラックス盤 SCCA-00067 ¥11,111(税抜) デラックス盤 PCCA-04707 ¥3,500(税抜) ボーナストラック盤 PCCA-04706 ¥2,500(税抜)

    2018/08/16

  • 吉田山田
    あの時も今日だってこれからも胸が苦しい。
    あの時も今日だってこれからも胸が苦しい。

    吉田山田

    あの時も今日だってこれからも胸が苦しい。

     2017年11月1日に“吉田山田”が5thアルバム『変身』をリリースしました。彼らが、自身の弱さや恥ずかしい部分など、心の中を見つめて出来上がったという今作。きっとそのように自分としっかり向き合ってみると、気づかぬうちに変身できていたところや、これから変身したいと思うところが見えてくるのでしょう。さて、今日のうたコラムではその収録曲から、不思議な形で“変身”が描かれた楽曲「浮遊」をご紹介いたします。 早く着きすぎたのは何でだ? プラットホームはまるで洗濯機 改札抜けたら君がいて 約束の一時間も前 「浮遊」/吉田山田  一見、普通にデートの始まりの風景を描いているかのようですよね。しかし同時に、ふんわりとした違和感も漂っている気がしませんか? まず<早く着きすぎたのは何でだ?>という自問で始まる歌。主人公はまるで他人事です。しかも<約束の一時間も前>に着いたのに、なぜか改札を抜けたら<君>も同じ時間に着いていた…。ちょっと怖い偶然ですが、この不自然な待ち合わせの真相は、のちに明かされることとなります。 夏の残り香 小さなピアス 汗かいたグラス烏龍茶 包み隠さず君が笑う度 フワリと世界の糸が切れて 風船みたいに浮かんでく あなたの笑顔に助けられ どこまでもどこまでも あの時も今日だってこれからも胸が苦しい 切なくて楽しくてもっとそばにもっとそばに そう 君の空へ落ちてく 「浮遊」/吉田山田  そして、待ち合わせから場面は急転。<夏の残り香 小さなピアス 汗かいたグラス烏龍茶>と、五感で感じた<君>との時間がパッ、パッ、パッ、とスライドショーのように心に伝わってきます。主人公は<君>といる間、社会のなかで生きる自分の在り方や周りからの目など、どんな現実も忘れられていたのではないでしょうか。きっとそれが<フワリと世界の糸が切れて 風船みたいに浮かんでく>というフレーズに表れているのです。  ただ、それまで<君>と呼んでいた相手が、ふいに<あなた>へ変わるところも注目です。どちらも同一人物であるはずですが、<君>との時間が描かれているフレーズは、具体的な風景の描写が多く、存在をすぐ近くに感じられます。一方<あなた>に語りかけているのは、抽象的な心情であり<もっとそばにもっとそばに>と願うからこそ、逆に距離感がある。そして<君の空へ落ちてく>と、呼び名がまた<君>に戻り、まさにタイトルどおり<君>と<あなた>の間で【浮遊】しているような感覚に陥るのです。 このままこの世界中がいっそ 止まれば このまま… あなたの笑顔のその理由に いつまでもいつまでも このままじゃいられなくて伝えたくて手を伸ばして その右手を繋ぐとこで目が覚めて夢の終わり 「浮遊」/吉田山田  さて、このように幕を閉じる歌。あの不自然な待ち合わせも、歌詞の【浮遊】感も、すべてはそれが“夢”だったからなんですね…。でも、夢というのは現実の鏡だとよく言われております。もしかしたら、冒頭の<早く着きすぎたのは何でだ?>という自問は<このままじゃいられなくて伝えたくて>、でもまだ大切なことを伝えられてない焦り、のようなものが原因で夢の中に生まれた気持ちかもしれません。    また<風船みたいに浮かんでく>=【浮遊】の夢は、縛られている何かから自由になりたいという想いの表れでもあるんだとか。ということは、主人公は現実でまだ<世界の糸>にキツく繋がれているのではないでしょうか。だからこそ、夢にそんな自分から解き放たれたい“変身願望”が表れているのではないでしょうか。解釈の答えはわかりませんが、たしかに「浮遊」のなかに漂う“変わりたい”という気持ちを是非、歌詞から、楽曲から、味わってみてください…! ◆5th ALBUM「変身」 2017年11月1日発売 スーパーデラックス盤 SCCA-00058 ¥9,800(税抜) デラックス盤 PCCA-04590 ¥3,500(税抜) ボーナストラック盤 PCCA-04589 ¥2,500(税抜) <収録曲> 1. HENSHIN 2. 浮遊 3. 宝物 4. 街 5. YES!!! -Album ver.- 6. しっこ 7. ホントノキモチ 8. 化粧 9. Snowin’ 10. RAIN 11. 守人

    2017/11/07

  • 吉田山田
    雨の日には袖が濡れてしまうから、手を繋がないで歩いた。
    雨の日には袖が濡れてしまうから、手を繋がないで歩いた。

    吉田山田

    雨の日には袖が濡れてしまうから、手を繋がないで歩いた。

    きみいなくなれば あめでもひかるまちに さかなのようにくらすのでしょう (歌人・大森静佳)  雨の季節に突入しますので、まずはこんな言葉をご紹介してみました。街灯で輝く雨粒が反射し、キラキラと綺麗なさかなの鱗。大切な誰かがいなくなる寂しさや哀しみと同時に、切ない美しさが伝わってきますね。きっと主人公は“きみ”との思い出がたくさん含まれている“あめでもひかるまち”の中で、魚が呼吸を繰り返すかのように、あの頃の記憶を何度も思い出しながら暮らしてゆくのでしょう…。 あの日もたしか雨が降っていた 「たしか」/吉田山田  さて、今日のうたコラムでは“さかなのようにくらす”主人公と通ずるものを感じる新曲をご紹介いたします。男性二人組アーティスト“吉田山田”が5月24日にリリースしたニューシングル『街』の通常盤に収録されているカップリング曲「たしか」という楽曲です。冒頭から<あの日もたしか雨が降っていた>というフレーズで幕を開ける歌詞。この曲には、大切な人がいなくなってしまった街で、雨を見つめる主人公の“回想”が描かれております。 ありふれた幸せは時に心まで惑わせて 手を離して初めてそれが尊いものだと知る 雨の日には袖が濡れてしまうから 手を繋がないで歩いた きっと二人は同じ場所に立って 違う景色を見ていた 突然吹いてきた風 キミの匂い 長い髪が揺れていた 笑ってた 傘も差さずに歩いた春の日 あの日もたしか雨が降っていた 「たしか」/吉田山田  付き合っているときには、ありふれた幸せの尊さに気がつくことができず、<キミ>の手を離してしまった主人公。別れる少し前のことでしょうか、二人が<手を繋がないで歩いた>理由は、おそらく<雨の日には袖が濡れてしまうから>というものだけではなかったかと思われます。この時点でもう<二人は同じ場所に立って 違う景色を見ていた>のです。手も心も、離れてしまっていたのです。そしてここから歌詞は、さらに遠い過去の回想へ。 泥がはねて裾が汚れてしまっても 手を離さないで歩いた 出逢った頃のあの日の二人が あまりに眩しくて 想い出の忘れ方は知らないけど それが大切なことはわかってる 突然吹いてきた風 キミの匂い 長い髪が揺れていた 笑ってた? 花は色付きまた巡っていく あの日もたしか雨が降っていた 「たしか」/吉田山田  心が結ばれていた<出逢った頃のあの日の二人>は、たとえ<泥がはねて裾が汚れてしまっても 手を離さないで>歩いていました。その眩しい記憶が残っているからこそ一層、変わってしまった二人の姿が切ない…。さらに、先ほど“キミ”は<笑ってた>と言い切っていた言葉が、歌のラストでは<笑ってた?>になっております。「たしか(確実)」だったはずの関係が変わったように、記憶も、確実なものからはっきりとは言い切れない「たしか(多分)」へと薄れているのかもしれませんね。ただ、想い出を完全に忘れてしまえる時が来るまで、主人公は繰り返し記憶をたどりながら、“さかなのように”暮らしていくのではないでしょうか…。 肩を濡らしながら歩いてる 2人は小さな傘1つで 未来予報はまだしばらく 雨が続くみたいだ 何処へたどりつくか分からない 何が待っているのかも知らない でも固く繋いだこの手が ただ一つの答えだ ギュッと距離が縮まって そっと離れていく 何回もまた繰り返して その度試して確かめ合って ずっと変わらないなんて 本当はきっと無理だろう Rainy Day わかっていたって どれだけ傷つけあってもまだ あるだけの幸せ数えよう 「RAIN」/吉田山田  尚、ニューシングル『街』には新曲「RAIN」という楽曲が収録されていて、タイトル通りこちらも“雨”が描かれた歌詞となっております。「たしか」→「RAIN」の順で聴くか、「RAIN」→「たしか」の順で聴くかで、異なる物語が見えてきますので、是非、併せて連続で聴いてみてください。もちろん、タイトル曲「街」も必聴です! ◆12th SINGLE「街」 2017年5月24日発売 初回限定盤 PCCA-04498 ¥1,852(税抜) 通常盤 PCCA-04499 ¥1,204(税抜)

    2017/05/26

  • 吉田山田
    ニューアルバムから新曲「てんてんてんて」をピックアップ♪
    ニューアルバムから新曲「てんてんてんて」をピックアップ♪

    吉田山田

    ニューアルバムから新曲「てんてんてんて」をピックアップ♪

    “一分一秒 今この瞬間も 運命のその時に近づいてる 夢を見ている いつかあなたと たったひとりの運命の人と”  歌ネットでミリオンリリックに認定されている人気曲、西野カナ「もしも運命の人がいるのなら」の1フレーズです。みなさんはこの“運命の人”というものを信じますか…?よく『運命の人は生涯において3人現れる』といわれますが、『ヒトのデータ.com』というサイトで実施されたアンケートによりますと、回答者のうち約60%が運命の出会いを経験しており、運命の人だと感じた人数は「1人」という方が31%、「2人」は12.5%、「3人」は7.1%、それ以上は8.5%だったそうな。ちなみに40%の方は「0人」と回答…。    もちろん、ただ1人の運命の人と結ばれ、一生涯を共に出来るとしたら最幸なことです。しかし仮に、運命の人が3人存在したなら、そのうちの2人とはお別れしてしまったということなんですよね。では過去に「この人が運命の人だ!」と感じたその気持ちは、嘘になってしまうのでしょうか…。 “きっと運命だなんて 去年の君笑える 主演女優賞ものだ パチパチ そっと頷いていた間抜けな僕が笑える 本気で信じてたんだ パチパチ 薬指のリングは 返されたってどうしょうも無い 海に投げればいいですか? それより気になってたのは かよわい小指の綺麗なリング 何かな? …て黙らないで 涙だって流さないで 泣かせたみたいじゃない 全然全部受けいれると 口が裂けても言わない 明日の今頃 誰と笑ってんだ” 「てんてんてんて」/吉田山田  この曲は、吉田山田が3月2日にリリースするニューアルバム『47【ヨンナナ】』の1曲目に収録されている、アルバムの入り口となる楽曲です。彼女に別れを告げられた彼の、どうにもならない虚しい切ない心情を綴った失恋ソング…。ただ、きっと去年「運命だ」と言った“君”の言葉や、それを本気で信じた“僕”の気持ちは、嘘でも間違いでもなかったのでしょう…。恋愛はお互いのタイミングや想いがうまく平行に伸びていかないと、一度重なったあとはもうずーっと離れていくだけ…。難しいですねぇ。「…(てんてんてん)」、と黙ってしまった彼女は一体、心の中でどんなことを考えていたのでしょうか。    尚、歌ネットでは、吉田山田のアルバム『47【ヨンナナ】』全収録曲の歌詞を先行公開スタートしております!通算4枚目のオリジナルアルバムで、今年デビュー7周年ということもあって名付けられたタイトル。ここには、4月からの自身初の全国“47”都道府県弾き語りツアー「吉田山田47都道府県ツアー〜二人また旅2016〜」への思いも込められているそうな。数々のタイアップ曲に加え、新曲が8曲収録された全12曲の歌詞をまずはチェックしてみてください♪ さらに、通常盤にはボーナストラックとして「日々」の弾き語りバージョンが収録。こちらも注目です。 ◆4th ALBUM「47【ヨンナナ】」 2016年3月2日発売 フォトブック付き初回限定盤 PCCA-04348 ¥3.500(税抜) 通常盤 PCCA-04349 ¥2,500(税抜) ●収録楽曲 1.てんてんてんて 2.告白 3.全う 4.タイムマシン 5.未来(Album Mix) 6.キミに会いたいな 7.母のうた 8.OK 9.新しい世界へ 10.Today,Tonight 11.押し出せ 12.ためいき Bonus Track 13.日々 -弾き語り- ※通常盤のみ収録

    2016/02/15

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