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  • tonari no Hanako
    笑いながらこの世と人間に絶望している人種について
    笑いながらこの世と人間に絶望している人種について

    tonari no Hanako

    笑いながらこの世と人間に絶望している人種について

    2023年1月11日に“tonari no Hanako”がMajor 3rd Digital Single「ぜんぶ忘れてしまうって」をリリース!一生、愛する人を忘れないという幻想についてなど、人の本質を提唱した新曲。軽快なリズムに女性の心の芯に刺す歌詞が付け加えられた、ame(Vo.)の真骨頂となる作品に仕上がっております。  今日のうたコラムでは、そんな“tonari no Hanako”のameによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回です。綴っていただいたのは、2022年11月にリリースした楽曲「 傷を隠して 」にまつわるお話。 人と出会い解れ合うことを通して、過去の傷が意味のあるものに、さらには愛しくも思えるようになる。リアルで胸に刺さる この曲に込められている、自身が“ 音楽を創り続ける理由”も、歌詞と併せて受け取ってください。 何年か前、当たると評判の霊能師に 「魂に深い傷が付いている」と言われたことがある。   当時は何のことかサッパリ心当たりがなかったし どちらかというと不自由なく生きてきた方だと思い込んでいたので 霊感占いなんて所詮デタラメなんだな、と思っていた。   数年後、ひょんなことから突然、 忘れていたトラウマ的記憶がフラッシュバックを起こした。 そこでようやく記憶の彼方に追いやった様々な悲しみを思い出した。 きっと自己防衛の本能で、蓋をしなければ生きることが難しかったんだと思う。 “自らの記憶を消していた”ことにも驚いたが、それ以上に、自分自身のことを自分は全く知らなかったんだ、ということに心底驚愕した。   言われてみれば、 自分の意見を殺して上手くやり過ごすのが得意だ。 愛嬌たっぷり中身空っぽの笑顔が得意だ。 明るく礼儀正しく優等生のように振る舞うのが得意だ。 誰かの機嫌を損ねないように、顔色を読み、模範解答を口にするのが得意だ。 そしてずっと“自分”というものがよく分からなかった。 それはそうだ。 本音や本性を後回しにしながら生きてきたんだと、大人になってようやく理解した。   “愛や思い遣りを大切に”と道徳の授業で教えられる一方で、 私はそんなふうに生きている大人をほとんど知らなかった。 小学生の頃から心理学の本を読んでいた。今思えば異常だ。 おかげで未だに独身を貫いているが、 私は勝手にそれを後遺症と呼ばせてもらっている。 誰かのせいにでもしないとやってられない時もあるのだ。今はまだ。     2~3年に1人くらい 「あ、自分と似ているな」と感じる人と出会うことがある。   拗らせていて、他人の痛みに敏感で、 他人の顔色を読む天才で、 当たり障りなく誰とでも付き合えて、 後先を考えすぎていて、責任を負いすぎていて、 優しすぎて、臆病な目をしていて、 笑いながらこの世と人間に絶望していて、でも諦めきれなくて、 今にも壊れてしまいそうに見える人。   こちらが似ていると感じる場合、向こうも大抵そう感じているらしく、 その相互理解の感覚も流れ込むように伝わってくる。 その瞬間、かろうじて私たちは心のベース(土台)が通じ合ったなとは思うけれど、他人を自分の懐に入れる上での適切な距離感が分からない私たちには、それ以上どうすることもできなくて、ただただ「理解し合える存在の出現」で終わる。   人はみな豹変する? みな表面を取り繕っている? 世の中皆がそうじゃないと頭では分かっていても、今はまだこの壁を越える術を知らない。   であれば「理解し合える貴重な存在」を失わないよう適度な距離を保ちつつ、他人と共鳴できる喜びや幸せを噛みしめながら生きるのがベストではないか…と言うのが幸か不幸か現在地である。   少なくとも、憎しみ合い歪み合う人生よりよっぽどいい。 あの苦しみの傷跡がなければ、あなたと解り合えていないかもしれない。 こんな曲も書けていないかもしれない。 と思えば、古傷にも意味があったと思える気がする。 他人との距離感が分からない自分が、他人と共鳴するために、これからも音楽を創り続けるのだろうと思う。   負け惜しみだとしても、今の私には「誰かと通じ合った」と確信できる瞬間があれば割とそれで十分だと思える。 世の中には、自分と似た人がいる。 きっと似た苦しみも理解してくれる人がいる。   そして今宵も私たちは悪夢にうなされながら、かろうじて生きている。 <tonari no Hanako・ame> ◆紹介曲「 傷を隠して 」 作詞:ame 作曲:ame

    2023/01/19

  • 松本千夏
    セッションすること。
    セッションすること。

    松本千夏

    セッションすること。

     2023年1月18日に“松本千夏”がDigital Single「Smile in your face」をリリースしました。山下達郎の「SPARKLE」をサンプリングして制作され、2002年にリリースされた日本のR&B史に残るクラシック楽曲「Smile in your face BOO feat.MURO」をこの令和時代にカバー&リアレンジ。さらにラップパートには、KICK THE CAN CREWのLITTLEが参加!世代を超えたコラボレーションによる、豪華な1曲に仕上がっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“松本千夏”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作「 Smile in your face 」にも通ずる“セッションすること”についてのお話です。学生時代とも、お酒を酌み交わしながらの時間とも違う、音楽でのセッションの魅力とは…。新曲と併せて、エッセイをお楽しみください。 二十歳を超えてから、手っ取り早く人と距離を縮めるための手段としてお酒を活用している。   学生の頃は休み時間やお弁当の時間、放課後プリクラ撮ってサイゼで部活の愚痴や恋バナで盛り上がって、時間をかけて友達と絆を深めたけど、今は時間がないからそうもいかない。   この人はどんな人なんだろうと気になったら、「飲みに行こう」と誘うようになり、誘われるようにもなった。   飲みながら探り探り、聞いたり聞かれたりして徐々に相手を知っていく。   ほろ酔いじゃないと、なかなか心が開けないなんて少し面倒くさくなったな、とも思う。   ただ、アーティストと向き合う時だけは、唯一違ったやり方で相手を知ることが出来た。   この人どんな人なんだろうと思ったら、セッションをしたくなる。 音楽に乗せて気持ちよく歌ったり、演奏したりしてると、だんだんその人の癖が見えてくる。 そして目が合うと、一瞬で心が繋がるような気がする。   相手の表情をみながら、ブレスを合わせて歌っているうちに、その人と手を繋いでどこか歩いているような、それくらい近くにいるような気持ちになる。   自分と違う低く太い声や、ハスキーな声、大人な色気のある声や、なんだか懐かしい声、自分では奏でられない楽器の音色を聴くと、もっと、もっと聴かせてって気持ちになる。   好きな人に“もっとあなたの話を聞かせて”って思う気持ちにも似てる気がする。   学生の頃、時間をかけて築き上げてきた友情や絆とはちょっと違う。大人になってお酒を飲んで語り合って距離を縮める時間ともまたちょっと違う。一瞬で繋がることができる“セッション”が、今とても楽しくて仕方がない。 <松本千夏> ◆紹介曲「 Smile in your face 」 作詞:R.SHINOZAKI・MURO・Rap lyrics:LITTLE 作曲:R.MATSUMOTO ◆配信先: https://chinatsu-matsumoto.lnk.to/smileinyourfaceSS

    2023/01/18

  • クボタカイ
    恋愛の抜け出せないループ。
    恋愛の抜け出せないループ。

    クボタカイ

    恋愛の抜け出せないループ。

     2023年1月18日に“クボタカイ”が新曲「夢で逢えたら」をデジタルリリース!生音ビートのループ感が印象的で、ヒップホップとポップが心地よくハイブリットされた楽曲。2022年に発売され、注目を集めた「ピアス」「ロマンスでした」に次ぐ、リアルな描写と切ない思いが交錯するクボタカイ真骨頂のラブソングとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“クボタカイ”による歌詞エッセイをお届け。新曲「 夢で逢えたら 」にまつわるお話です。抜け出せない恋愛のループを描いた切ない歌詞。フレーズをピックアップしながら、そこに込めた想いを綴っていただきました。歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 終わったはずなのに終わりきれない。 もう一度始まりそうにもない。 そんなあやふやで不細工な恋愛を、 きっと多くの方が経験していると思います。   こんにちは。クボタカイです。 年齢は23歳でミュージシャンをしております。 僕が音楽を始めたのはフリースタイルのラップ、つまりHIPHOPから始まりました。 そこから楽曲を制作してきましたが、「ポップス」への憧れというか、畏敬というか、そういったものを抱き続けてきました。   2022年、僕の表現したいものをもっと鮮明にするべく、バンドスタイルでの制作&LIVEを始めました。 ただのバンドでもなく、ただのHIPHOPでもない。 HIPHOPの横揺れ感やループ感はそのままに、バンドのグルーヴ、ポップスのキャッチーさを織り交ぜる。 ここ数年はそういう一曲が出来ないか、ずっと挑戦してきました。   そしてやっと導き出せた一つの答え、 それが本曲「夢で逢えたら」です。     「またね」で閉じたstoryは 続編も無いままlonely night 夕べの憂鬱は350ml缶ビールで飲み込んだ 求めるほどに離れてった 戻れぬほどに恋していた トドメは約束の指輪 今では押入れの中   あの「またね」からは一度も会ってない。 それを引きずり肥大する孤独感。 こちらから会おうともしない。 寂しさを理由にしてもう一度会えたとして、 もっと寂しくなるのを知っているから。   夢で逢えたらそれで良くて 目が覚めるくらいのキスをして 今度こそ最後の言葉は「またね」じゃなくて「さよなら」で終わらせて あの夜には二度と戻らない   ならせめて、夢で逢えたら。 拗れすぎた現実を飛び出して、夢の中で都合良く過ごせたら。 本当はもう出来ないはずのキスでもう一度目覚めれたら、悔しいけど幸せだと思う。 そしてきちんと「さよなら」と言ってくれたら、ようやく私は私になれる気がする。   文字面で理解った時の流れ やたら優しくてsleeping pills 絵文字の変化も見逃しません 知らない誰かとsleeping...?   無関心に似た優しさや、小さな癖の変化。 勝手に物語を読み取って寂しさに拍車が掛かります。   全てのこと 捨てたんじゃない 失ったの どこへでも行けるわ   「捨てる」と「失う」の違い。 きちんと失うことでしか得られない強さは確かにあって、 その強さをまた誰かへの優しさへ。 そうして大人になっていく気がします。   あの夜には二度と戻らない またね   「またね」でこの歌は終わり、 そして冒頭の歌詞に戻る。 恋愛の抜け出せないループを、初めての形で表現してみました。 「さよなら」を求めながら「またね」と言っちゃうのも、人間臭くて愛らしいです。   色んな人の燻った恋愛に届くことを楽しみにしています。 <クボタカイ> ◆紹介曲「 夢で逢えたら 」 作詞:クボタカイ 作曲:クボタカイ

    2023/01/17

  • Hakubi
    “夜”が憎くて、“夜”が愛おしい。
    “夜”が憎くて、“夜”が愛おしい。

    Hakubi

    “夜”が憎くて、“夜”が愛おしい。

     2023年3月15日に“Hakubi”がニューアルバム『Eye』をリリース!2枚目のフルアルバムとなる今作は、新作RPG『メメントモリ』キャラクターテーマソングとして書き下ろされた「Twilight」、ピッコマTVCMソングに起用された「あいたがい」、ドラマ『青春シンデレラ』主題歌に起用された「君が言うようにこの世界は」、今年1月から放送のTVアニメ『ノケモノたちの夜』エンディングテーマ「Rewrite」を含む全10曲を収録。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“Hakubi”の片桐(Vo/Gt.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、今作に収録される新曲「 Rewrite 」にまつわるお話です。みなさんにとって“夜”とはどんな存在のものですか…? 歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 お久しぶりです。 Hakubi vo.& gt.片桐です。   Hakubiの新曲“Rewrite”が配信リリースされました。 アニメをこよなく愛する私が、 TVアニメ『ノケモノたちの夜』のエンディング曲を担当させてもらえることになりました。   歓喜。   書き下ろしのお話をいただいてから、すぐに星野真先生の原作漫画を読んで「描きたいです!」と返信をしたのは、昨年の3月、ツアー中のことでした。     “眠っても眠っても明けない夜は続いていく” “誰にも理解されなくても終わらない話をしよう”   メンバーに送った最初のデモにはこの冒頭のメロディと歌詞が入っていて、 「メロも歌詞も良い、これでいこう」と言ってくれたことをよく覚えています。   今回は、“Rewrite”の歌詞の中に何度も出てくる“夜”についてお話しします。       -Rewrite-   “夜”が憎くて、“夜”が愛おしい。   暗く深い夜、 こんなにも孤独を感じる時間はない。 何度目かわからない自己嫌悪に襲われる。   朝になれば、夜は生まれ変わり、 あの深い深い闇はどこにも無かったように、 世界は何食わぬ顔で動き出し、明日をむかえる。 まだ、昨日から抜け出せない人々を置いて。   夜は明けてくれない。   夜がなければ、 こんな思いはしないで済むのかもしれない。 なんて思ってしまう、憎い“夜”。     そんな憎い“夜”を知る、明けない夜の住人が この世界の夜にぽつりぽつりと光っている。 望遠鏡でのぞいたって目には見えないような小さな光だ。   その小さな光が深く暗い闇を超える大きな大きな光になる夜がある。   孤独を知るからこそ手を取り合い、 暗く冷たい夜を知るからあたためあえる。 何度だって同じ話を繰り返しても飽きないような。 強くあたたかな大きな光に変わる。 強さが闇に光を差す。   この夜がずっと続けばいいのに。 なんて思ってしまう、愛おしい“夜”。       私たちはそんな夜を繰り返している。 だからこそ、手を伸ばし続けるのではないかと思う。   憎い“夜”も、愛おしい“夜”も、 この道を進んでいく力になって いつかむかえる夜明けをより一層美しくしてくれるのだと信じている。   誰になんと言われようと、 私だけの終わらない物語を描いていけばいい。   <Hakubi・片桐(Vo/Gt.)> ◆紹介曲「 Rewrite 」 作詞:片桐 作曲:Hakubi ◆ニューアルバム『Eye』 2023年3月15日発売 初回限定盤[CD+DVD] PCCA-06178 ¥4,000(税込) 通常盤[CD ONLY] PCCA-06179 ¥3,000(税込) ◆ライブ情報 ●Hakubi one-man tour 2023 -Eye to Eye- 2023年4月1日(土) 福岡 LIVEHOUSE CB(17時30分開場/18時開演) 2023年4月2日(日) 岡山YEBISU YA PRO(17時30分開場/18時開演) 2023年4月7日(金) 名古屋ELL(18時30分開場/19時開演) 2023年4月8日(土) 金沢vanvanV4(17時30分開場/18時開演) 2023年4月15日(土) 札幌BESSIE HALL(17時30分開場/18時開演) 2023年4月23日(日) 仙台MACANA(17時30分開場/18時開演) 2023年4月27日(木) 大阪 BIGCAT(18時15分開場/19時開演) 2023年4月30日(日) 東京LINE CUBE SHIBUYA(17時開場/18時開演)   ▼チケットご予約はこちら https://w.pia.jp/t/hakubi/

    2023/01/16

  • ウソツキ
    犬が好きか。猫が好きか。
    犬が好きか。猫が好きか。

    ウソツキ

    犬が好きか。猫が好きか。

     2022年12月21日に“ウソツキ”がDigital Single「 好きのブラックホール 」をリリースしました。さらに2023年1月9日に、同曲のMusic Videoを公開!ウソツキ・竹田が突如SNSで、出演する女性を募集。ご応募いただいた中から選ばれたのは長岐詩織さん!好きだからこそ感じる不安や、近くにいるのに遠く感じる心の隙間など楽曲の世界観が大きく広がるMVとなっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ウソツキ”の竹田昌和による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、過去に制作された未リリースの楽曲「好き嫌いの集合体」にまつわるお話です。人間を構成してるものは何なのか…。時々、自分自身のことがわからなくなるというあなたへ。ぜひ、このエッセイを受け取ってください。 好き嫌いの集合体   昔作ったうたにそんなタイトルの曲がある はるか昔、ウソツキが男二人女二人でライブしていた時だ。。   人間を構成してるものはなんだろうか 脳、骨、筋肉、内臓? いや、すなわち 細胞? いや 分子か!タンパク質か! いや 原子だね!中に陽子があって、周りを電子が回ってる!! てことは 素粒子ってことですね(メガネくい) アップクォークやダウンクォークなどから構成する この世の物質のはじまり!!!       ちがいます。       犬が好きか。 猫が好きか。 です。   マジでそう思ってます。   結局、のところ人間の「個」を分けているのは 何が好きで、何が嫌い、なんじゃないかと 思うのです。   「わたしぃー男の人の見た目は別に特にタイプとかないかなぁー」 「尖った靴履いてなければー」     あるやん って思った部分は置いといて   このギャルのセリフにはとても深い趣向の渦が巻いてるとおもう。   まずその喋り方を選んだということ その喋り方をするグループが好きだということ などなど、考えたらきっともっとたくさん好き嫌いが含まれているんだと思う。   よく見た目だけじゃなく、内面も大事だよね みたいな言葉を聞くが ぼくはどこまで行っても、人の内面など見れないと思う。 なぜなら 内面も見た目だから   今日あった人感じよかったなーとか あの人はチャリティーに参加してるらしいとか ぼくから見たあの人の内面など それは行動であって内面ではない   どうしてチャリティーに参加したのか なぜぼくに感じよく接したのか 質問したって どこまで行っても その人の内面を知ることなど出来ないと思う。   だから 人の個性を決めるのは     犬が好きか。 猫が好きか。   しかないとおもう。   細分化すれば 何が好きで何が嫌いか。 その集合体が人間なんだとおもう。   バイザウェイ   人間という生き物は 時に何故か 自分がわからなくなる 自分探しという体で 海外旅行までする どこまで遠くに行ったって 自分は自分の目の後ろにあるのにだ ただ そんな時 人間は何が好きで何が嫌いかの 集合体だったことを思い出す 自分を見失った人はそれすらみえずらくなる だから嫌いなものを思い出す ぼくも尖った靴を履いたやつは苦手だな   その時、すこし自分を思い出す。       この辺りで歌詞を宣伝したいが! この曲はリリースしてないので された時をどうかお楽しみに、、笑 <ウソツキ・竹田昌和> ◆「 好きのブラックホール 」 2022年12月21日発売 作詞:竹田昌和 作曲:竹田昌和 

    2023/01/13

  • bokula.
    今の自分が在る為に意味の無い事なんてひとつもなかった。
    今の自分が在る為に意味の無い事なんてひとつもなかった。

    bokula.

    今の自分が在る為に意味の無い事なんてひとつもなかった。

     2023年1月11日に“bokula.”が初となるフルアルバム『FUSION』をリリースしました。今作には、レーベルのコンピレーションアルバムに収録された「2001」、3ヶ月連続リリース配信曲「夏の迷惑」「美談にしないで.」「グッドラック」を含む全12曲が収録!コロナ禍でも積極的に活動してきた彼らのこれまでを総決算する作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“bokula.”のえい(Gt.&Vo.)による歌詞エッセイをお届け!大人になった今だからこそ、綴ることができる想い。そして、音楽を続けていく上で、抱き続けていく大切な意思を明かしてくださいました。今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 今の自分が在る為に 意味の無い事なんてひとつもなかった。   成功した人は口を揃えて 『苦労をしてきた』 『何度も馬鹿にされてきた』と言う。   子供のままじゃ分からなかった実態が 段々と自分に投影されていく。   決して自分が成功してしまった人間だとは思わないけど、社会を知って、世間の歯車はどう回ってきたか、事実を飲み込めるだけでも、人としてひとりの若者として何かを成し得た気がしている。それくらいは自分を信用する事が出来る大人になれた。   僕達は日々エゴを確立していく上で “異質な存在”にならなければいけない。   もちろん「普通の人」なんて何処にも居ないのだが、僕はより<ルーツ>を浮き彫りにしていかなくちゃいけない。ジャンルや好みの範疇を超え、音楽という意思表示でより多くの人に初期衝動を与え続けねばならないのだ。その為に僕は僕の中で何者になってしまってはいけない。   他人から言わせれば 間違った事は他人の正義。 大胆であれ。弱気で何が悪い。 人それぞれの生まれ持った個性を僕は常に肯定し続ける。   自分が貫く感性、信じ抜くきっかけは何事も正解なの。 <bokula. えい> ◆フルアルバム『FUSION』 2023年1月11日発売   <収録曲> 01.2001 02.ハグルマ 03.美談にしないで. 04.まみれて 05.FUSION 06.夏の迷惑 07.ルーツ&ワープ 08.愛愁 09.何者にもなれるな 10.グッドラック 11.満月じゃん。 12.ナイトダイブ

    2023/01/12

  • tonari no Hanako
    思い出の賞味期限について
    思い出の賞味期限について

    tonari no Hanako

    思い出の賞味期限について

    2023年1月11日に“tonari no Hanako”がMajor 3rd Digital Single「ぜんぶ忘れてしまうって」をリリース!一生、愛する人を忘れないという幻想についてなど、人の本質を提唱した新曲。軽快なリズムに女性の心の芯に刺す歌詞が付け加えられた、ame(Vo.)の真骨頂となる作品に仕上がっております。  今日のうたコラムでは、そんな“tonari no Hanako”のameによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、新曲「 ぜんぶ忘れてしまうって 」にまつわるお話。形のない関係に、付かず離れずの距離感の恋に、葛藤しているあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 これが最終宣告です。   思い出の賞味期限はせいぜい3年です。   4度目の季節じゃもう見る夢もない。   これ以上私を泳がせておくと、そろそろ記憶もタイムリミットを迎えます。   一緒に過ごして楽しかったこと、切なかったこと、   あなたのこと、ぜんぶ忘れてしまうけど、それでいいの?   言っておくけど、女性の脳の記憶システムは“上書き保存”だし、   形のない関係は、形ある関係には敵わないもの。   これ以上放っておくなら、他の恋を探してあなたを記憶から抹消しますけど、いいの?   この先もふらふら浮ついてるなら、もうぜんぶ忘れてサヨナラにします。   どうするか、今すぐ心を決めてください。       なんて、ハッキリ詰められる性格なら、こんな苦労も時間の浪費もしていない気がする。   付かず離れずの距離が一番都合良く心地良いと思っている男がいるとして、世の中も女もそんなに甘くねえよ、と声を大にして言いたいっちゃ言いたい。   だから仕方なく曲にしてみた。 タイトルは『ぜんぶ忘れてしまうって』。   「もうあんたなんて忘れちゃうよ、嫌なら早く心を決めろ、って叫んでいる脅迫の歌じゃんこれ」と言う人もいる。 「美しい思い出を並べているように見せかけて、実は圧をかけまくっている歌じゃんこれ」と言う人もいる。   もはや私自身がどういう意図でこの曲を作ったのかは、とうに忘れたけど、いつかこの音楽がどこか街中で流れて、聞いたあなたが耳を塞ぎますように、と密かに願っていることだけは確かです。   世の中の男性の皆さん、こんな曲が生まれなくていいように、女性を大切にしてください。     いくら仕事が大事だと言われても、 いくら責任をとる自信がないと言われても、 いくら形に縛られない関係が心地良いと言われても、 女性の身体にも思い出にもトキメキにもタイムリミットがあるのだ。   365日毎日訪れる深夜だけど、その辺を歩けば当たるコンビニだけど、 2人揃って一緒に深夜のコンビニに行けるという現実が、どれほどの奇跡なのか。 あなたはきっと知らなかったと思う。 私は知ってたよ。   何度終電を爆破したいと思ったことか、 何度笑って見送るだけの自分を呪ったことか。 私が踏み込んでこないのをいいことに、あなたはそれに甘えていたことも知ってたよ。 結局は私が甘やかしていたってことも。自分に度胸がなかったことも。     なんだかんだ会えない夜に思い出を掘り返して曲にしてしまったせいで あなたのことを忘れる方法を失ってしまったからもうどうしようもない。     ただ、なんでモルディブに行きたかったのか、今では思い出せもしないです。   <tonari no Hanako・ame> ◆紹介曲「 ぜんぶ忘れてしまうって 」 作詞:ame 作曲:ame

    2023/01/11

  • ちゃんゆ胃
    静まり返った卒業式
    静まり返った卒業式

    ちゃんゆ胃

    静まり返った卒業式

     2022年12月25日に“ちゃんゆ胃”が新曲「Dear.a(2022ver.)」をリリースしました。今作は2020年12月にリリースした親友へ送った楽曲「Dear.a」のバンドアレンジver.で、リリース前からSNS上で“友達との思い出動画“のBGMとして使用され、ファンの投稿でも2000人を超えるユーザーがシェア。合計200万を超える「いいね」を獲得。週間USEN HIT J-POPランキングでも8位にランクインするなど話題となった1曲です。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ちゃんゆ胃”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、「 Dear.a(2022ver.) 」にまつわるお話。どのようにこの歌が生まれたのか、そして今、自身にとってこの歌がどんな存在になっているのか。想いを明かしてくださいました。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2022年12月25日(日)に「Dear.a (2022ver.)」をリリースしました。ちゃんゆ胃が初めてリリースした楽曲「Dear.a」が2年の時を経てバンドアレンジで再リリース。大切な友達のことを思って聴いてほしいです。そして、普段伝えることのできない友達への気持ちをこの楽曲で伝えてほしいと思います。   【静まり返った卒業式】   人生で一番濃い思い出のある高校3年間の最後の日は「寂しいな、物足りないな」そんな思いを抱き、あっけなく終わってしまいました。   新型コロナウイルスの流行で在校生が歌うヴェートーヴェンの「第九」も吹奏楽の演奏も私たちにはなく、気持ちも体育館も静まり返っていました。友達と楽しく過ごした日々の最後は満足した形で迎えることができず、新しい日々のスタートにも寂しさを感じていました。楽しかった思い出が脳裏に浮かび、それを語り合うことすらも出来ませんでした。   期待を膨らましていた大学の入学式もなくなり、友達もできないまま画面と向き合う大学生活を過ごしていたある日、高校で出会った親友と久しぶりに電話で何時間も談笑しました。その時、親友から「私の曲作って」と冗談混じりに言われ、私もなんとなく曲を作り始めました。   その人だけに、親友だけに向けた曲を作っていく中で、友達の大切さ、会える距離にいなくても音楽で気持ちを伝えることのできる素晴らしさを感じることができました。   こうして出来たのが「Dear.a」です。   【アーティスト活動のはじまり】   自分の素直な気持ちを歌詞に乗せて曲を作り、歌詞動画としてSNSに投稿したところ多くの人から反応をいただきました。「この曲を通して、コロナ禍でなかなか会えない友達に想いを伝えることができました」や「素敵な曲を作ってくれてありがとうございます」といった共感や感謝の声を頂きました。当初の私は親友に向けた楽曲を多くの人にも共感していただき驚きでいっぱいでした。   それからこの「Dear.a」をきっかけに、ちゃんゆ胃としての音楽活動が始まりました。   コロナ禍が長引き、なかなか親友に会うことができない中、アーティスト活動の幅はどんどん広がっていきました。その過程で原点である「Dear.a」をリアレンジすることが決まり、一番に親友に伝えました。「何回聴いても胸がいっぱいになる、作ってくれて本当にありがとう。」親友の言葉に懐かしい気持ちが蘇り、改めて出会えてよかった、作ってよかったと強く感じました。   「Dear.a」は何年経っても友達と繋がるきっかけになり友情を深めることのできる、私にとって一番大切な楽曲です。2年越しの再リリース。今以上に多くの人の中で友達と繋がるきっかけになって欲しいと思っています。そして、この「Dear.a」という曲が届いた人の中でずっとずっと在り続けて欲しいです。 <ちゃんゆ胃> ◆紹介曲「 Dear.a(2022ver.) 」 作詞:ちゃんゆ胃 作曲:ちゃんゆ胃

    2023/01/10

  • tonari no Hanako
    裏切った男は女の踏み台にでも成り下がればいい
    裏切った男は女の踏み台にでも成り下がればいい

    tonari no Hanako

    裏切った男は女の踏み台にでも成り下がればいい

    今日のうたコラムでは、“tonari no Hanako”のameによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、彼らのメジャーデビュー曲「 ヘアゴムとアイライン 」にまつわるお話。一つの恋を終え、揺れ動きながらも前を向く女性の強い気持ちを“落ちないアイライン”に重ね、リアルに綴る歌詞が印象的な1曲。その歌詞の裏側にある記憶とは…。ぜひ、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 高校2年の時、クラスメイトに同じクラスの彼氏を奪われた。 正確に言うと“奪われた”ことは後から知った。 私たちは校内でも仲が良いと有名なカップルだった。 だけどある日、突然「君が悪いわけじゃないけど、別れて」とメッセージが送られてきた。   意味が分からなかった。理由も。 いや明日も教室で会うし。てか今日も普通に一緒に喋ってたし。 電話も出ない、理由を問うメッセージは全て無視。 挙げ句の果てに届いた返事は「それで?」の一言。 もうどうしようもなかった。   その日から地獄が始まった。 登校した教室では、彼が隣の隣の席にいた。 どうしても視界に入るので、授業中耐えきれず教室を飛び出して中庭を徘徊したりした。   毎日泣いた。 「私が至らなかったのかな」 「想いなんて急には冷めないから、もう一度ヨリを戻せるように頑張ろうと思う」 2週間ほど経ち、そう周りの友達に話していた時だった。   1人の友達が、私にそっとこう言った。 「あまりに可哀想で見ていられないから、本当のこと教えるね。 あなたの元彼と××ちゃん、付き合ってる。浮気だよ。あの子に取られたんだよ。」   雷に打たれたような衝撃だった。 純粋に彼を信じ切っていた私は、そんな可能性を1ミリも想像したことがなかった。 確かに以前、その子が彼にノートを借りているのを見かけて、 なんでわざわざ私の彼に借りる? とは感じたけど、まあクラスメイトだし、彼の眼中にもあるわけないと思っていた。 でも、現実は違った。 私は彼女に負けたのだ。   その日から世界は変わった。 クラス中が、いや学年中が私の味方をし、一緒に怒り、守ってくれた。 私に届いた「別れて」のメッセージは、彼女が打って送っていた…と後に知ったとき、怒り狂ってここには到底書けない失礼なあだ名をつけたり、心の底から罵ったりした。 相当荒れたが、みんなが支えてくれて、私は少しずつ立ち直ることができた。 こんなクソな経験をこのままで終わらせてたまるか、という意地に近い反骨精神も生まれ、そこから猛烈にメイクやファッションを勉強し、女磨きが始まった。   これも後から知ったことだが、彼女は校内では有名なカップルクラッシャーだった。 圧倒的存在感と華やかさを持つ誰もが羨むカップルの男を、次々と乗り換えさせるのだ。 高1の頃にも前科があったようで、彼氏を取られた被害者たちが私の元へ来て教えてくれた。   あの子を超える。そして元彼にひどく後悔させてやる。 私は圧倒的に幸せになってやると、怨念を込めて誓った。   元彼たちは案の定、高3の夏頃には破局した。 彼女がまたもや別のカップルの彼氏に乗り換えたのだ。 受け入れる男もどうかしている…と思うのは私の勝手で、きっと男にしか分からない良さやスキルがあるのだろう。 知らんけど。   時は経ち、高校卒業後、同窓会で元彼と遭遇した。 そこで「別れて後悔している、もう一度やり直せない?」と言われた。 性格悪いけどね、すっごく滑稽で面白かった。ざまあみろと思った。言わなかったけどね。 心の中でガッツポーズを決めたあの瞬間が、今も自分磨きの原動力になっている。 どんどん綺麗になって、人としても成長して、こんなに楽しいことはない。 どんな失恋でも、捉え方一つで自分をドレスアップする糧にできるのだ。   なんてね。 上記が誰の話なのか、本当の話なのかはさておき、 「ヘアゴムとアイライン」という曲はそういう女の強さが込められている。 このようにうっかり執念深い他人を深く傷付けてしまうと十数年に渡って恨まれる可能性があるということを、教訓のようにお守りにしつつ今後も歩みたい。 <tonari no Hanako・ame> ◆紹介曲「 ヘアゴムとアイライン 」 作詞:ame 作曲:河口京吾

    2023/01/06

  • ヒグチアイ
    しずかちゃんの牛乳風呂に入りたい
    しずかちゃんの牛乳風呂に入りたい

    ヒグチアイ

    しずかちゃんの牛乳風呂に入りたい

     『THE FIRST TAKE』に初登場し、ロングヒット曲「悪魔の子」を披露した“ヒグチアイ”が2ヶ月連続で新曲をリリース。11月23日には、ABEMAの人気恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』に書き下ろしの新曲「ネオンライトに呼ばれて」を。12月9日には、NHKみんなのうた 2022年12月-2023年1月に書き下ろしの新曲「小さな夢」をリリースしました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ヒグチアイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、新曲「 小さな夢 」にまつわるお話です。あなたが今、やりたいことは何ですか? 小さな夢は何ですか…? ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 ドラえもんの声優が変わってからドラえもんを見ていない。だからスラムダンクの映画を見ても、ジャイアンが頭をよぎることがない。映画、最高だったよね。   樋口家のルールには、テレビは1日1時間まで、という子どもながらに「なかなか厳しいんじゃねえかい?」と思わされていたルールがあった。その中に、30分番組であるドラえもんが入ってしまうと残りの30分の使い所が難しくなってしまい、泣く泣くドラえもんを見ることを諦めていた。その代わり、学校の図書館に置いてある数少ない漫画の中にあったドラえもんに、微かに聞いたことのあるあの嗄れ声を当てはめながら、歯抜けになっていて続編としては読めない巻を何度も何度も読み返していた。   その中の描写の一つに、スモールライトで小さくなったしずかちゃんがドールハウスのお風呂に牛乳を入れて、牛乳風呂に入るシーンがある。その牛乳風呂に入ると、肌がつるつるになる、というものだった。とにかくそれがやりたかった。お風呂いっぱいに牛乳を入れて、そこにどぷーんと入り、お肌をつるつるにしたかった。小学生のわたしは。あれから25年…。今ならやれる。やろうと思えばやれる。でも、少しも、ほんの少しもやりたいと思わないのだ。牛乳は何本買わなきゃいけないんだろうか。追い焚きでなんとかなるだろうか。詰まったりしないだろうか。あの牛乳の上に張る膜の処理はどうしたらいいだろうか。そもそも環境にも牛にも申し訳ない…。そんなことを考え出すと、少しも牛乳風呂に入りたくなくなるのだ。   叶えたいと思った夢はずっと叶えたいものでいてくれる保証はない。やりたいと思ったことは明日やりたくなくなってるかもしれない。   今すぐにできることはやろう。それが叶えられるうちに。 <ヒグチアイ> ◆紹介曲「 小さな夢 」 作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ

    2023/01/05

  • tricot
    人生が2個同時進行で行えるなら、OLになってみたかった。
    人生が2個同時進行で行えるなら、OLになってみたかった。

    tricot

    人生が2個同時進行で行えるなら、OLになってみたかった。

     みなさま、明けましておめでとうございます!『第64回 輝く!日本レコード大賞』や『第73回NHK紅白歌合戦』など様々な音楽番組をご堪能されましたでしょうか。少しずつライブでの声出しも解禁されてきた今日この頃。今年こそ、思い切り歌って叫んではしゃげますように…!2023年も歌ネットを何卒よろしくお願いいたします。そして、早速ですが、今年最初の今日のうたコラムをお届け…!  12月14日に“tricot”がフルアルバム『不出来』をリリース!ドラマ『liar』オープニング主題歌「エンドロールに間に合うように」を含む、Disc-1(12曲)、Disc-2(Disc-1のインスト12曲)の2CD展開で全24曲収録予定。映像特典には結成記念日ライブ『祝とりこちゃん小学六年生』ライブ映像や新曲のMusic Videoも収録予定と豪華内容に…!    そんな最新作を放った“tricot”の中嶋イッキュウによる歌詞エッセイを2カ月連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 OOOL 」にまつわるお話。今、自分が生きる世界から飛び出してみたい方、もっと広い世界を見てみたい方へ。新年にもぴったりなこのエッセイ、ぜひ歌詞と併せてお楽しみください…! それがどれだけ長い時間をかけて手に入れた物だとしても、今いる環境が全てだと思わないで、今自分の生きる世界から飛び出して新たな幸せを手に入れる勇気をだすのって難しいけど大事やんな~でもきっかけは一瞬の出来事やったりするよな~   と言うのを、オフィスラブなのか、いやオフィスの外のラブなのか、というシチュエーションで書きました。   つまりオフィス外(がい)! Out Of Office Love! 直訳するとどういう意味かはわかりません。 ニュアンスで受け取ってください。   人生が2個同時進行で行えるなら、OLになってみたかった。話が永遠と脱線し続ける上司や、笑顔が素敵で世話好きなお局様と話を合わせたり華麗にかわしたりしながら、分け隔てなく愛され、充実した日々を過ごし、金曜日の夜がダイヤモンドのように輝いて見えて、サザエさんが暗黒のアニメに見えるような現象に陥ってみたかった。   ひっそりと憧れていた仕事のできる有能イケメン同僚は、ある日突然こんな会社やってられっか~!と脳停電を起こし会社を去った。彼はずいぶん分厚くなった笑顔の仮面をかぶっていたようだが、仮面の中の仏頂面が何よりとても美しかった。   そして私もハッとする。係長の自慢話やお局様の噂話を笑顔で聞いていたのは、なんのための時間だろう。「だってみんな悪い人じゃないから」「辞める理由は何もないから」だからここにいたけど、私も画面の奥底から美しくなりたいと思った。そのために、もっと広い世界を見てみなければいけないと思った、、、   って感じの話な気がします。よくありそうで、なさそうな話ですね。 実際どうなんですかね。 オフィス以外にも当てはまりそうですよね。 のほほんとした何も起こらない日常が私は好きです。でも、たまに脳天直撃! 私このままで良いのでしょうか?! と思わせてくれる人が現れたりします。飛び出してみるのも良いし、改めて考え直すことで今いる環境の良さに気づけることもある。   自分の人生に当てはめてみてください。 広い世界で生きていきましょう。 でもこの曲きっかけで安易に転職しないでね。   <tricot・中嶋イッキュウ> ◆紹介曲「 OOOL 」 作詞:中嶋イッキュウ 作曲:tricot ◆ニューアルバム『不出来』 2022年12月14日発売   <収録曲> CD - DISC1 - 1. 模造紙ヒデキちゃん 2. #アチョイ 3. OOOL 4. 冗談検定 5. crumb 6. エンドロールに間に合うように 7. アンドロイド 8. 鯨 9. ステンノー 10. アクアリウム 11. 不出来 12. 上出来 ~不出来Remix~   CD - DISC2 - 1. 模造紙ヒデキちゃん - Instrumental 2. #アチョイ - Instrumental 3. OOOL - Instrumental 4. 冗談検定 - Instrumental 5. crumb - Instrumental 6. エンドロールに間に合うように - Instrumental 7. アンドロイド - Instrumental 8. 鯨 - Instrumental 9. ステンノー - Instrumental 10. アクアリウム - Instrumental 11. 不出来 - Instrumental 12. 上出来 ~不出来Remix~ - Instrumental

    2023/01/01

  • 足立佳奈
    一人の友達が、家のテレビの下にしまってあるジェンガを見て言った。
    一人の友達が、家のテレビの下にしまってあるジェンガを見て言った。

    足立佳奈

    一人の友達が、家のテレビの下にしまってあるジェンガを見て言った。

     2022年8月でデビュー5周年を迎えた“足立佳奈”が、毎月の連続配信リリースを行うことを発表。12月23日にその連続リリースの締めくくりとなる第9弾として、新曲「Life Goes On」を配信リリースしました。今年5月にリリースした「Me」、11月30日に配信リリースした前作「WALK」に引き続き、Shin Sakiuraとタッグを組み、作詞・作曲は足立佳奈本人も手掛けております。    さて、今日のうたコラムでは、アニバーサリーイヤーを記念して、5月~12月に毎月“足立佳奈”による歌詞エッセイをお届けいたします!今回がついに最終回です。綴っていただいたのは、新曲「 Life Goes On 」にまつわるお話。ワンフレーズで止まっていたこの曲が、また動き出すきっかけになった、友達の意外なひと言とは…。デコボコした人生を毎日なんとか生き抜いているあなたへ。この歌詞とエッセイが届きますように! 気持ちを高められる そんな曲を作りたい。   曲を作ろうとしていた時期に思った。   「さぁ~立ち上がれ今~」   そのメロディーが私の頭の中で鳴ってたから とりあえずスマホのボイスメモに残しておいた。     そこから曲の続きが鳴ることもなくて、 必然的に制作も進まなくて、 少しこの曲を諦めかけてた。 違う曲を作り始めようかと思ってた時、 友達が何人か遊びにきてくれた。   ちょうど良い息抜きになるなぁと思いながら、 家で食事をして、 最近は忙しいだとか暇だとか、 あのドラマの1話で号泣しただとか、 久々に渋谷のセンター街を歩いたんだとか、 日々の想いをそれぞれにつらつらと話して、 話疲れたのか 一旦その場は静かになった。 携帯を触ったり、 洗い物をしたり、 恋人と電話したり、 そんな時間に変わった。   それからまた少し時間がたって、 一人の友達が、家のテレビの下にしまってあるジェンガを見て言った。   「なんか、ジェンガみたいだなぁ」って。 「何が?」って思わず聞き返した。 「いやー、人生が。お前も頑張ってるよなぁ。」 友達の背中しか見えてなかったけど、 ケースからジェンガを出して、 犬や猫を宥めるようなそんな雰囲気で話してた。   そこから何か語るわけでもなく、 その言葉だけを静かな空間に投げかけた。 私はその言葉を無意識にキャッチして、 自分に置き換えて考えていた。   最初は何言ってるんだろうと思った。 でも確かにそうだな。 なんかいいな。ジェンガと人生。 そう思った。   ジェンガも人生も、 自分や誰かの手が加わることで、 成功することもあれば、 うまくバランスが取れないときもある。 気持ちが高まったり、 傷ついたり、崩れたり、 また新しく始めたり。   どの世界でも、 次々と注目される新しいスターが現れて、 時の人となったり、過去の人になったり。   無謀だと言われたり、励まされたり、悔しくなったり、怖くなったり。   デコボコした人生だけど、 クスッとでも大声でも笑えるような 楽しいや嬉しいがこの先の「未来」にあるとするなら、 私は何度崩れても、また立ち上がって今を一生懸命に生きたいと思った。 「未来」をどうするかはジブン次第だから。 < 足立佳奈> ◆紹介曲「 Life Goes On 」 作詞:足立佳奈 作曲:足立佳奈・Shin Sakiura

    2022/12/30

  • ヒグチアイ
    初恋をしよう。何度でも
    初恋をしよう。何度でも

    ヒグチアイ

    初恋をしよう。何度でも

     『THE FIRST TAKE』に初登場し、ロングヒット曲「悪魔の子」を披露した“ヒグチアイ”が2ヶ月連続で新曲をリリース。11月23日には、ABEMAの人気恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』に書き下ろしの新曲「ネオンライトに呼ばれて」を。12月9日には、NHKみんなのうた 2022年12月-2023年1月に書き下ろしの新曲「小さな夢」をリリースしました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ヒグチアイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、新曲「 ネオンライトに呼ばれて 」にまつわるお話です。みなさんは“初恋”にどんなイメージがありますか? 誰の顔が浮かびますか? ヒグチアイにとっての初恋とは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 この世には「First Love」という偉大な曲がある。最近ではそれがNetflixでドラマになっていたりする。 世の中の人をこんなに魅了させる“初恋”とはなんぞ。わたしも自分の初恋について振り返ってみたい。     どれだ? どの男子のことだ?   幼稚園のときに好きになったチカラくん(偽名)、小学生のときに好きだったショウちゃん(偽名)、中学生のときに初めてちゅうしたヨウタ(偽名)、高校の〇〇、△△、□□…みんなそれぞれいろんな形の好きを感じていた。   パッと広がるわかりやすい柑橘系の香り。いや、街角でかぐカレーの匂いかもしれない。そんなふうに好きなものは好きなんだと大声で言えていた幼稚園や小学生。中学生になると子どもから女の子に変わっていきながら、相手を異性として認識する。生花の薔薇のような香り。そして高校生で、いよいよこれが最後の恋かと見間違うような、いや今までの恋は恋じゃなかったんじゃないか、これがほんとうの恋なんじゃないか、と思う色とりどりの花束を胸いっぱい吸ったような香り。これで恋も終わりかと思ったら、あっさり醒めて、繰り返しているうちにどれが初恋なのかわからなくなってしまった。   今は、どんな香りがする? パッと思いついたのは緑茶だった。せめて、玄米茶ぐらいにしたいのだけど。   つまり、恋人がいようが、好きな人がいようが、結婚(はわからないけどたぶんそれでも一緒だと思う)してようが、どこで初恋が来るかわからなくて、いつだって今の恋を初恋だと思いたいのがわたしなんです。ほら、「こんなの初めて!」って言いたいでしょ。言われたいでしょ。   結局のところ初恋は、今好きな人がいれば、恋をしていれば、それが初恋なんです。 初恋をしよう。何度でも <ヒグチアイ> ◆紹介曲「 ネオンライトに呼ばれて 」 作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ

    2022/12/29

  • 新山詩織
    My Roots
    My Roots

    新山詩織

    My Roots

     聞くひとの心を捉えて離さない、染み入る歌声と歌詞が多くのリスナーを惹きつけるシンガーソングライター・新山詩織。そんな彼女が、2022年12月にアーティストデビュー10周年を迎え、2023年4月17日にはメジャーデビュー10周年を迎えます…!    さて、今日のうたコラムでは、メモリアルイヤーを記念して“新山詩織”による歌詞エッセイを1年を通じ、12ヶ月連続でお届け!今回はその第1弾。人との関わり方も全てがうまくいかなかったあの頃。音楽に出会い憧れたあの頃。そして積み重ねてきた10年…。「今」に繋がっているすべてのルーツを振り返りながら、様々な気づきや想いを明かしてくださいました。 “人が好きなのに 上手く関われなくて 人を信じたいのに 信じきれなくて”   “やりきれない 情けない  どうしようもない”   あの頃は、なんだか全てがうまくいかなくて 周りと比べては、自分の嫌な部分だけが目に映り 声にならない言葉は全部、涙となって流れていった。   でも、10代で軽音楽部に入りギターを知り、先輩たちがバンドで演奏する姿に惹かれ 父が「これやばいぞ!」と観せてくれたロックに恋をし、初めてLIVEに行き ステージに立ち、目の前の人たちをこれでもかと動かすアーティストに憧れを抱いてから   言葉の交わし方は一つだけじゃないと分かった 伝わらなくても、とにかくがむしゃらに、声に出してみる それが出来たなら、きっと誰にも負けないんじゃないかと思った。   そんな16才だった自分も、気づけば10年という月日を経ていた 学生でもなく、二十歳の初々しさもない。26歳の自分。   気付けば周りの友人たちは、結婚したり、子どもが生まれていたり 転職をしたり、仕事を辞めて旅に出ていたり それぞれが同じ節目を迎え、新しい環境へと向かおうとしていた。   そんな風の噂を耳にする度に、未だ大人になりきれていない気がして ため息をつきたくなることもあるけれど   今、私の周りにいる人たちは皆、音楽が大好きで、心底愛していて 少年少女の心をこれでもかというほど持っている。   私はそうでありたいと思っていたんだと思い出した。   どんなに一人寂しい夜も、怒り狂った日も、幸せを身に沁みて感じた日も 無駄なことなんて一つもなく、全てが私のルーツとなって「今」に繋がっている。   そう気づけたのは、この10年があったから。   “やりきれなくたって 情けなくたって どうしようもなくたって、それでいいんだ”と 人と関わるとはそういうことだと気付けたから。   また一歩、前に行ける。そう思った。 <新山詩織> ◆『東京オートサロン2023』のライブステージへの出演が決定! イベント名:TOKYO AUTO SALON 2023 “AUTO SALON SPECIAL LIVE”    日程:2023年1月15日(日)  場所:幕張メッセ イベントホール 入場:TOKYO AUTO SALON入場券(3,000円/税込)で観覧できます。   ▼詳しくはこちらをご覧ください https://www.tokyoautosalon.jp/2023/  

    2022/12/28

  • ウソツキ
    恋は光も吸い込んでしまうのかもしれない。
    恋は光も吸い込んでしまうのかもしれない。

    ウソツキ

    恋は光も吸い込んでしまうのかもしれない。

     2022年12月21日に“ウソツキ”がDigital Single「好きのブラックホール」をリリースしました。あなたを好きだと思えば、思うほど、失ってしまう怖さを感じる。失ってしまう怖さを思えば、思うほど、あなたを思う強さも感じる。tour2022『USOTSUKA NIGHT LONELY PLANET』のツアーファイナルも控える、ウソツキらしい、宇宙を感じさせる愛の歌となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った、ウソツキ・竹田昌和による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 好きのブラックホール 」にまつわるお話。当たり前のように使われる「恋に落ちる」という表現。この言葉を改めて紐解いていくと…? 今、恋をしているひとも、恋をしていひとも、ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください! 「恋に落ちる」 今日はこの言葉を考えていきたいと思う。   「落ちる」ということは重力があるということ   だとすると   恋というのはきっと でかい星のようにそこにあって ある時その近くを通ってしまうと その重力に引かれて 人間は落ちていく   落ちていっても墜落はしない 何故なら 我々だって仕事もあれば生きなくてはいけない 進んで行かなきゃいけないわけだし 進んでいる 即ち速度を持っている 生活とはそういうことだ   となると、 「恋」を中心に回る衛星のように 地球の周りを回る月のように 恋と生活の周回軌道上 いいバランスで安定する それが理想の いい恋愛というやつなんじゃないかと思う   さて、恋を天体とすると その姿を見た人はいただろうか 恋に光を当てたらその姿は見えるだろうか 「恋は盲目」そんな言葉がある ということは、きっと見えないんだと思う 2022年未だに試験管の中で恋を 提示できた人間を聞いたことない   見えないとすると 恋は光も吸い込んでしまうのかもしれない   となると、 アインシュタインの光速度不変の原理 そして、一般相対性理論によって予言された 俗に言うブラックホールに 気持ちの特異点を超えて 変化してしまっているかもしれない 即ち「好きのブラックホール」だ   それは全てを飲み込む 想いが強すぎて、もはや好きかもわからなくなる 相手の愛情や、優しさも見えなくなって 不安でしょうがなくなる まさに 恋そのものですね。   ほい!!ということで!! そんな曲書きました! 「好きのブラックホール」   今まさに恋をしてる人 恋したい人 恋を思い出したい人 そんな方におすすめです! 2022年12月21日から! 各ストリーミングサービスにて配信されています! 聴いてね◎ <ウソツキ・竹田昌和> ◆紹介曲「 好きのブラックホール 」 作詞:竹田昌和 作曲:竹田昌和

    2022/12/23

  • ヒグチアイ
    捧げた心臓
    捧げた心臓

    ヒグチアイ

    捧げた心臓

     『THE FIRST TAKE』に初登場し、ロングヒット曲「悪魔の子」を披露した“ヒグチアイ”が2ヶ月連続で新曲をリリース。11月23日には、ABEMAの人気恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』に書き下ろしの新曲「ネオンライトに呼ばれて」を。12月9日には、NHKみんなのうた 2022年12月-2023年1月に書き下ろしの新曲「小さな夢」をリリースしました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ヒグチアイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは「 悪魔の子 」にまつわるお話です。『THE FIRST TAKE』に初登場し、ピアノ弾き語りで披露されたこの曲。公開2日間で100万回再生を記録するなど大きな反響を呼び、現在も再生数を伸ばし続けております。改めて歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 この曲を書き上げるにあたってiPhoneのメモ帳フォルダに“進撃”というフォルダができた。一番最初に書かれた言葉は「僕らは許されたい生き物」だった。悪くない。でも使われなかった。その後、いろんな言葉が出てきた後にこの曲ができあがった。   性善説、性悪説。もともと人間はどっちなんだろうか。どこにも善人なんていないように見える日もある。自分自身の内側に善が一つも見つけられないような日もある。でもはたしてそれは、間違ったことなのか? 悪いことなのか? そもそもそう思うからこそ、人に優しくなれるのではないか?     それはそうと、今食べているパンケーキが美味い。わたしは真ん中に置かれたバターが溶けてメープルシロップがたっぷり吸い込まれているそこが好きだ。だから、周りから少しずつ食べていって、真ん中を残す。一番最後に食べるぬっとりしたその一部分を食べるためにパンケーキを食べている、と言っても過言ではない。   そういえば、メロンパンの上のサクサクした部分だけを集めました、という売り文句で売り出されているお菓子がある。あれを見つけたときに、うわあなんてものを発明してくれたんだ!!神様!!いやお菓子メーカー様!!ありがとう!!そう思いすぐさま購入した。しかし一つ目を食べた瞬間に、あれこれじゃない、と思った。なんか足りない。三つ目で気付いた。メロンパンとは、あの味のない(失礼)ふわふわしたパン部分を食べてこそ、サクサクのメロン部分が生かされていたのだ。このパンケーキもそうで、真ん中のぬっとり部分だけが集まったパンケーキでは魅力が足りない。つまり苦行を経験してこそ悟りを得られるのだ。3歩歩いた先に山の頂上があったら誰も山に登らないし、一瞬で習得できる技は特技とは言わないし、百発百中当たるギャンブルがあったら誰もやらない(?)。   だから遠回りして遠回りして、それになんの意味もなかったなんてことはなくて。大人になったら過程より結果だとか言うけど、きっと一瞬で辿り着いた結果には確信が持てなくて。小さく積み上げたものが、次の一手に確実に繋がっていて。そしてもう一度同じことをやろうとしたら、きっとできる。だって過程を知ってる。レシピを知ってるから。考えて自分で向き合った時間が、そのあとの自分を形作っている。   ということで、わたしの“進撃”というフォルダは「悪魔の子」と「まっさらな大地」を生み出してくれたわけだけど、そこに埋もれていったたくさんの輝かしい命の言葉たちは、この曲たちを歌うときにいつもこっそり、歌の意味を支えてくれているのです。   わたしにとっての“捧げた心臓”は見えないところで高鳴っている。 <ヒグチアイ> ◆紹介曲「 悪魔の子 」 作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ ◆New Single「悪魔の子 - From THE FIRST TAKE」 2022年12月23日配信 配信サービス一覧: https://lnk.to/akumanoko_tft 

    2022/12/22

  • Omoinotake
    大嫌いだったあの町を、大好きにさせてくれてありがとう。
    大嫌いだったあの町を、大好きにさせてくれてありがとう。

    Omoinotake

    大嫌いだったあの町を、大好きにさせてくれてありがとう。

     2022年12月21日に“Omoinotake”がEP『Dear DECADE,』をリリースしました。結成10周年のメモリアルイヤーに、これまでの険しくも愛おしい10年に感謝を、これからの10年への決意と覚悟を込めて紡ぐ今作。ライヴでは何度も披露してきたインディーズ時代の人気曲「雨と喪失」リアレンジバージョン、ファンが音源化を待ち望んでいた楽曲「この夜のロマンス」、TVCMソングで話題となりライヴでも人気曲の「彼方」、monogatary.comとのコラボ楽曲である「プリクエル」、そして新曲「トロイメライ」「カエデ」が収録!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“Omoinotake”の福島智朗による歌詞エッセイをお届け。今作の収録曲「 雨と喪失 」にまつわるお話です。14年前、16歳の頃に生まれたこの曲。当時まで記憶を遡り、自身の心に映っていた景色や感情の移り変わりを鮮明に綴っていただきました。そして、今の想いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 タイムマシーンに乗ったような感覚に陥った。 2022年の東京のレコーディングスタジオに、懐かしいメロディが響いた。   「あの日からもう こんなにもの月日が経ったね」 そんな歌い出しから曲は始まった。 ブースで歌っているのは、僕の中学の同級生だ。   16歳の頃、きっとこの人生で1番の大失恋をした僕が、 泣きじゃくりながら、弾けないアコギを弾いて作ったメロディ。   隣を見れば、僕の高校時代からのバンドメンバーがいる。 あの頃よりずいぶんと大人びた顔をして、歌声に耳を傾けてる。   懐かしいメロディのせいか、ふいに昔のあだ名で呼びそうになる。 遠い過去と現在の境界線が曖昧になる。 気づけば僕らは30歳になっていた。   目を閉じる。 記憶は14年前に遡る。   埃くさい部屋、窓の外は雨ばかりの、灰色の町。 ずっと、抜け出したいと、そればかりを思っていた。   そんな僕に彼女ができた。 家の距離は徒歩10秒。幼なじみだった。 掌を返したように、目に映る全ての景色が変わった。   遊ぶ場所一つないと嘆いた、真っ暗な深夜の田舎町は、 親が寝た隙に家を抜け出した二人が、星を見ながら散歩するのに最適だった。   静けさが耳に痛いくらい、しんとしたこの町の夜は、 彼女の小さな声をちゃんと聴くために、あると思えた。   僕の部屋で二人でいる時、窓の外で降り出した雨に感謝した。 徒歩10秒の家まで帰れないくらい、もっと強く降って欲しいと、空に祈った。   大嫌いだったこの町のことを、愛せるようになった頃、 僕は大好きだった彼女に、別れを告げられた。   数ヶ月泣きじゃくった。 飯が喉を通らないってこういうことかと知った。 情けないメールを、きっと何通も送った。 僕はずぶ濡れのボロ雑巾のようだった。   窓の外はずっと雨が降っていた。 君が傍にいない雨は、ただただ、哀しいだけだった。   こんなに近くにいるのに、もう二度と会えない関係は、 どちらかが死んでしまうことと、ほとんど同じだと思った。   どうやらもう、彼女は僕のところに戻ってこないみたいだ。 きっと最初から決まっていたことを、冷酷な時間の流れが教えてくれた。   止まない雨のように降り続く感情を、歌にしようと思った。 弾けないアコギを取り出す、君のことを考える。 枯れるほど泣いたはずなのに、メロディと一緒に、涙が溢れ出す。   精一杯の背伸びをした言葉で、曲は埋まった。 「またいつかどこかで」なんて言ったら、悔しかったから。 君はもういないと、僕が僕自身に言い聞かせる、言葉を紡いだ。   タイムマシーンに乗ったような感覚に陥った。 2022年のライブハウス。 レコーディングを終えた僕らは、ツアーの真っ最中だ。   「あの日からもう こんなにもの月日が経ったね」 いつしか僕は30歳になっていた。 14年前の大きく背伸びした僕が書いた言葉が、 自分で言うのも何だけど、なんだか最近、似合うようになった気がする。   大嫌いだったあの町を、大好きにさせてくれてありがとう。 あれ以来、雨が嫌いだけど好きだ。 相変わらず曖昧だって、君は笑うかな。   痛みが歌になった瞬間の、あの感情をくれてありがとう。 きっとこの感情が無ければ、僕は今バンドやってない気がする。   フラッシュバックする記憶を噛みしめながら、ベースを弾く。 泣いているお客さんが見える。つられて僕も泣いてしまいそうになる。   あの日の僕の痛みが時間を越えて、いま誰かの痛みに寄り添えてるのなら、 それ以上の幸せはないと思った。温かい涙が、頬を伝って止まない。   止まない涙のような雨は  僕を強く抱き締めるようで   いつかの背伸びした僕が、今の僕へ歌う。 あぁそういうことだったんかと、 僕はライブハウスの中で、あの日の雨に包まれていた。 <Omoinotake・福島智朗> ◆紹介曲「 雨と喪失 」 作詞:福島智朗 作曲:福島智朗 ◆EP『Dear DECADE,』 2022年12月21日発売   <収録曲> 1.雨と喪失 2.彼方 3.トロイメライ  4.プリクエル 5.この夜のロマンス  6.カエデ

    2022/12/21

  • シンガーズハイ
    “メンヘラ”と呼ばれる人たちは皆創作をすればいいと思うのです。
    “メンヘラ”と呼ばれる人たちは皆創作をすればいいと思うのです。

    シンガーズハイ

    “メンヘラ”と呼ばれる人たちは皆創作をすればいいと思うのです。

     2022年11月9日に4人組ロック・バンド“シンガーズハイ”ミニ・アルバム『Melody』をリリースしました。昨年リリースされた『Love and Hate』以来約1年ぶりのリリースとなる今作には、すでに配信リリースされている「daybreak」、「ノールス」を含む全7曲が収録されております。    さて今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シンガーズハイ”の内山ショートによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 第1弾 では自身の歌詞の根本にある「他人と分かり合いたい」という気持ちを綴っていただきました。そして今回、続く第2弾はその根本に通ずる“何を思って作詞をしているのか”のお話。「“メンヘラ”と呼ばれる人たちは皆創作をすればいいと思う」その理由は…? 俗に言う“メンヘラ”と呼ばれる人たちは皆創作をすればいいと思うのです。   いや、急に何をという話なんですが。音楽をやっていて創作、特に“作詞”というものはとてもストレス発散になるものだなと思うんです。   これは人によるのかもしれないけど、僕らソングライターは何を思って作詞をしているのか。結局多分自分の為に書いてる人が殆どなんじゃないかなと。少なくとも“誰かの為の応援ソング”は今の僕にはまだ書けない気がします。   自分の為と言っても大きく二種類に分けられます。1つは「自分が誰かに言いたいこと」、僕の作詞でのエネルギー源は喜怒哀楽のうち“怒り”があまりにも大き過ぎる。“短気のショート”と考えてもらえば名前も覚えやすいんじゃないかと。だがしかし、これがとてもストレス発散に有効的です。作ってる間は気持ちが歌詞に持ってかれるので相当体力を使ってしまいますが…。   それともう1つは「自分が誰かに言ってほしいこと」なんじゃないかなと僕は思います。よく僕ら男が女性目線の言葉を使ったり、明らかにその人から想像できない言い回しが出てきたりするのは、「こういうことを考えててほしい」っていう理想の表れのようなものなんじゃないかなと。そう考えるとちょっとだけ自分に酔ってて気持ち悪いですよね、すみません。   何が言いたかったかというと、こういった言葉を残すってことは意外と大事なもんで、ふと見返したときに自分の考え方がアップデートされているのを感じるんです。こんなこと考えてた時期あったな~と。小学生の頃の作文を読んで小っ恥ずかしくなるアレに近いですが、それは自分が確かに大人になっている証拠なのかもしれないなと。   今の時代、僕たちはちょっとした刺激にも弱く何かにつけては気を病んでしまう繊細な人間です。SNSも少し見渡せば愚痴や不満を吐いてしまう人間ばかりで。でもそれは間接的に人を傷つけるってことを気に留めてほしいんですよね。気持ちのやり場に困った人は、詞じゃなくても何かしら違う形で表現したり発散したりできるように試みると、少しは周りの人間もハッピーになれるんじゃないかなと、僕なりのお節介ですが。それでは。 <シンガーズハイ・内山ショート>   ◆ミニ・アルバム『Melody』 2022年11月9日発売   <収録曲> 01. daybreak 02. ノールス 03. 日記 04. すべて 05. エリザベス 06. 朝を待つ 07. 我儘

    2022/12/20

  • Amber's
    自分らしさってなんだろう?
    自分らしさってなんだろう?

    Amber's

    自分らしさってなんだろう?

     2022年12月2日に“Amber’s”が配信EP『AUTHENTIC』でメジャーデビュー!今作には、リード曲のバラードソング「例えばの話」、アップテンポな「AUTHENTIC」、「1!2!3!(ワンツースリー)」に加えて、Amber’sの新たな一面が見える「Blac Swan」とバラエティ豊かな楽曲が収録。全4曲入りの渾身のEPが完成いたしました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“Amber’s”の福島拓人による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、今作のラストを飾る「 例えばの話 」にまつわるお話です。あなたにとって“自分らしさ”とは何ですか…? ぜひ歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 厳しい世の中を必死に生きていると、自分を見失ってしまう時がある。自分らしく生きたくても、何かに傷つき、それを恐れて自分を押し殺してしまうようになったり、周りの目を気にし過ぎてしまったり。きっと経験したことのある人も多いだろう。   しかし、他人の意見に合わせて自分が行動すること、それは果たして本当に自分なのだろうか? これは他人の人生を生きているだけにすぎないのかもしれない。   全く同じバッググラウンドを持つ人はいない。 それゆえ、意見や考え方、目指している場所など、全てが同じになることはない。 自分勝手に生きる。と、自分らしく生きる。は似ているようで全然違う。僕は自分らしく生きたい。譲れない核となる考えやこだわりは、自分が自分である為にも大切にするべきだと思う。   “自分らしさ”について考えてみる。 自分らしさってなんだろう?  人との違い? 個性? こだわり?   自分らしく生きたくても、そもそもその“自分らしさ”がわからなくなるときもある。 そんな時は「自分を変えなきゃいけない!」ではなく、今の自分のままで心地よく生きられる方法を考えてみてほしい。 心地よいか、心地悪いか。 この選択だけでも自分を知ることはできる。 自分の心の動きを観察して、自分と向き合う。 核となる考えやこだわりは捨てるべきじゃない。   綺麗なまま生きていけない世界で 傷ついても黒く染まっても それでも抗いながら強く自分なりに生きていたい。   「例えばの話」 あれがしたい! これがしたい! それは嫌だ! 理想と現実は一致することの方が少ない。 年を重ねると自分を守ることが上手になる。 例えばの話や妄想をする度、現実を叩きつけられる。   僕らはこれまで妄想や理想を描き、現実をそれに近づけることを積み重ねてここまで生きて来られたはずなのに、いつしか「どうせこうなるからやめておこう」と未来を決めつけて自己防衛をしている。   今のあなたがこの文章を読んでくれているのも積み重ねてきたからこそだ。 こんなにも素敵なことがあるのならば、僕は逃げずにこれからも向き合う。   あなたの心に直接届ける音楽。 「例えばの話」を是非聴いてください。 <Amber’s・福島拓人> ◆紹介曲「 例えばの話 」 作詞:豊島こうき 作曲:Amber's ◆配信EP『AUTHENTIC』 2022年12月2日発売   <収録曲> 01.「1!2!3!」 02.「AUTHENTIC」 03.「Black Swan」 04.「例えばの話」  

    2022/12/19

  • Ran
    私みたいな人間がこの世界に何人いるんだろう。
    私みたいな人間がこの世界に何人いるんだろう。

    Ran

    私みたいな人間がこの世界に何人いるんだろう。

     独自の言語表現を持ったシンガーソングライター“Ran”が、8ヶ月ぶりの新作を4か月連続で配信リリースすることが決定!2022年12月16日に第3弾「ちょうどいい」をリリースしました。Ranにしては珍しい4つ打ちアップテンポの軽快な楽曲。作曲はこれまで何曲もコライト、アレンジを担当している川島章裕との共作。歌詞は、自身を主観的に捉えた内容となっております。  さて、今日のうたコラムでは、そんな“Ran”による歌詞エッセイをお届け!第3弾は新曲「 ちょうどいい 」のお話です。心で消化できなかったこと、言いたいのに言えなかったこと、モヤモヤがたくさんあるのに、「それでちょうどいい」と自分に言い聞かせてしまうあなたへ。この曲とエッセイが届きますように。 この曲は久しぶりにかなり自分に寄った曲になりました。 メロはキャッチーで、詞もわかりやすく作りました。   以前から、Aメロから順に制作しているのですが、例に漏れずこの曲もAメロが先に出来ていました。   前作の「piece of gum」では、海外のトラックメーカーさんからトラック提供してもらって、制作を開始したコライトでしたが、今回の「ちょうどいい」では、まずこのAメロをスタッフさんや制作ディレクターさんに聴いてもらいました。   すると、別件でコライト用に作業していた楽曲で、今作の共作者・川島さんの楽曲を一緒に混ぜたら合うんじゃないか、という話になりました。その案が出た時、それかもしれない!と思いました。   そして2曲を合わせ、聴いてみたら、めっちゃハマってて、上手く2つの曲の欠片を昇華できたかなと思いました。   私のお気に入りポイントは、 2番Aメロと、サビのメロです。   2番Aメロは自分が歌っていて楽しい歌詞にしました。サビはシンプルで、つい口ずさんでしまうようなメロで、私も気づくと口ずさんでいることがあります。   日々過ごしている中での、「これくらいでいいよね」の妥協、批判的な言葉、変わりたいと思って頑張るんだけど上手くいかないこと、そんなところから曲ができました。   どこかにこの気持ちを吐き出したいけど、場所がなくて、本音も何も閉じ込めるようになって。だから、「それでちょうどいいよね」って思うしかなくて。その繰り返し。私みたいな人間がこの世界に何人いるんだろうと、この曲を制作するときに感じていました。   そんな中でも、私であれば曲が出来たり、お気に入りの曲を見つけたり、そういうことが生活で起こると嬉しくて。その時、私はこの連鎖を歌わなきゃいけないって思ったんです。 <Ran> ◆紹介曲「 ちょうどいい 」 作詞:Ran 作曲:Ran・Akihiro Kawashima

    2022/12/16

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