Beautiful Day土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 渡辺シュンスケ | 渡辺シュンスケ | 皮を剥く 剥く 剥く タマネギ 鍋で煮る 煮る 煮る スペアリブ 針を置く 置く 置く ダンスクラシック また眠る 寝る 寝る 午後五時 ランナー達が 走り出し 新記録に 涙流す そんなふうに泣いてみたい 加湿器の水はカラッポ! 水に浮く 浮く 浮く 区民プール 謎を解く 解く 解く アシモフ 思い出す 出す 出す 忘れる 噛み砕く 抱く 抱く 憂鬱 窓の外は恋人達 喧嘩をして また抱き合う あんな素直になれたなら いまも愛されてたかな? 今日もただここで こうやって生きてる ボンヤリ持て余し なんとなく生きてる ふがいない日々をやり過ごして誰かの 輝かしい日を ジリジリと眺めてる It's a beautiful day! So beautiful life It's a beautiful day! So beautiful life 一番街で夢を買い パーキングの青い空 ユニオンで思い出さばき 花瓶のお花にお水を! 明日もまたきっと 昼過ぎに目を覚まし なにかを繰り返し なんとなく生きてる なにもない日々を タバコの煙に巻いて きみのいない日々を やりすごして いつかの 輝かしい日々を思い出し生きてる It's a beautiful day! So beautiful life It's a beautiful day! So beautiful life |
ラブソング土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 橋口なのめ(Natty Ratty) | 渡辺シュンスケ | 夢の途中 ふと誰かと すれ違った気がして目覚めた 針を落としたレコードが “Lovely day, Lovely day” 今日の日を讃える 朝日の街のアスファルト 新しいヒールで響かせて ゆうべ夜明けまで語った “自由とは” “女とは” 思い出し笑う 私の人生には 古い仲間と とうとい時間が溢れるけれど 愛おしい人よ 愛おしい日々を 愛おしいあのこに捧ぐというのなら wow 愛おしい今日を もっと 生きるため せめて私に 負けず嫌いを返してよ 愛おしがってくれた、私の短所を きみと恋をしてたことも とっくに恋が終わったことも そしていま悲しいことも 誰ひとり 誰ひとり 知らないだなんてね 夢の途中 ふと誰かが 髪をなでた気がして目覚めた そんな夜は この部屋が “きみがいない きみがいない” 静かに叫ぶ 私の人生から きみが消えたら 私もどこかへ消えてしまった 愛おしい人よ 愛おしい日々を 愛おしいあのこに捧ぐというのなら wow 愛おしくもない明日を 生きるため せめて私に 悲しみ方を教えてよ きみを愛した日々を いつか愛したいの 愛おしい人よ 愛おしい日々よ |
SU SA MIN土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 渡辺シュンスケ | 渡辺シュンスケ | す・さ・みん ここで暮らすのは す・さ・みん やめて す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか 真夜中 ひとけのない 路地裏 サンダル履きで 自販機の 光の前 まぶしさに泣いた パジャマの 胸のすきま からっぽな 心の中に こっそり それは入り込んで 缶コーヒー 不味くした 「なにもかも時代のせい」 知らない私 つぶやいた それから きみに 名前をつけてみたんだ す・さ・みん ここで暮らしても す・さ・みん いいんだよ す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか す・さ・みん きみがいれば私 す・さ・みん 不思議だわ す・さ・みん なんだかラクになれる す・さ・みん 気がするの 不安生まれ卑屈育ち お安い 孤独と仲良し 毛並みは お部屋の埃で出来ているの フワフワの 「なにもかも誰かのせい」 ゴミを蹴飛ばしつぶやいた もう分かってる そろそろきみにさよなら す・さ・みん ここで暮らすのは す・さ・みん もうやめて す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか す・さ・みん きみといると私 す・さ・みん きっとずっと す・さ・みん 誰にも愛されない す・さ・みん 気付いてる す・さ・みん さよならをしよう す・さ・みん いつかまた す・さ・みん 誰かを愛してみたい す・さ・みん 心から す・さ・みん |
さよなら90s Girl土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Tomi Yo | 渡辺シュンスケ | 秒針が狂ってく人知れず 少しずつ 玉ねぎが真夜中芽を出す 棚の隅で あぁ 嘆くのはやめて そう 誰かの見てない瞬間が動き続けてる それだけ 松見坂の霧に消えてく原付は チャイニーズ・レストランのデリバリーの女の子 ああ トンネルの向こう そう いつも急いだ 十年後の自分に向かい 彼女はずっと信じていたの 描いた夢の正しさを 違う未来を生きることなど 許せはしない 後ろの正面のあの子は 変わってゆく私責めるの さよならあの日の私 Bye Bye 90s Girl その手を放して 松見坂の霧をすべってくタクシー アルバイトした店はとっくに 駐車場 ああ トンネルを抜けて そう 思い出してた 十年前の幼い日々 あれからずっと探し続けて 描いた夢を手放した 違う未来を生きているけど いまを愛してる 後ろの正面のあの子は 変わってゆくことを嘆いた さよならあの日の私 Bye Bye 90s Girl その手を放して 後ろの正面のあなたよ 二年後すべてなくすけれど やがて見つける世界は きっと前より 美しいからね |
BOYフロム世田谷土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 渡辺シュンスケ | 渡辺シュンスケ | きみの心は たとえば世田谷の路地 一通だらけ 本音を迂回するのよ ah-oh 大原抜けて 松原辺りで気づく 追いかけ迷って 戻れなくなった私 きみはいつでも強がりばかり そんな弱ささえも すべて愛しかった さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ会いたかった 夢見る BOY それでも好きだった さよなら BOY 世田谷 BOY 抜け道は どこだった 嘘でもなんでも好きだった きみはいつでも 不安にふるえていたの パーティーに出掛け 忘れようとしてもムダ ah-oh お酒の泡の向こうの そのまた向こう 心の迷路 不安もてあましたまま それでもいつか 246で 二車線並んで 夢を見たかったの さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ知りたかった 逃げてる BOY それでも好きだった さよなら BOY 世田谷 BOY ほんとのきみ 残念ね 嘘でもなんでも好きだった 知ってるはずでしょう 逃げても逃げても やがてもっと深く 傷つくこと 明日への抜け道 見つけたらきっと 今度は笑って話そう いつか…! さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ どこにいた 嘘でもなんでも好きだった さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ会いたかった 夢見る BOY それでも好きだった さよならを するわけは きみといて 分かったから 嘘では生きてはいけないの |
矛盾、はじめました。Negicco | Negicco | 土岐麻子 | さかいゆう | connie・NEGiBAND | Make up your mind! 矛盾、はじめました。 矛盾、はじめました。 素晴らしいあしたのため 決めたの 矛盾、はじめまして。 生まれたてのわたし ああ 幸せはどこに? 真夜中 あの子の SOS 持ち寄った(コンビニの) 缶ビール(シュークリーム) 今夜はみんな そばにいるから 聞かせてよ(傷ついた) 胸の内(眠れるまで) 「彼を嫌いになんてなれない」 「そんなあなたがね 嫌いなの」 すっぴんのあの子 いつか泣き笑う Make up your mind! 矛盾、気付きました。 素敵な恋だけど 素敵なわたしじゃいられないの 矛盾、はじめまして。 生まれたてのわたし ああ 幸せって なんだ…? もうすぐ 夜が明けるわ 悲しみは(寝不足も) わけ合ってゆこう ああ誰も知らない ほんとうは あしたの自分の 救い方 だからこうやって ともに生きるのよ Make up your mind! 矛盾、はじめました。 矛盾、はじめました。 素晴らしいあしたのため 決めたの 矛盾、はじめまして。 生まれたての疑問 ああ こんにちは あきらめるのは まだ早いよね Make up your mind! 矛盾、はじめました。 わたしたちいつだって 理想と現実の迷子なの 矛盾、はじめまして。 頑張るほど傷ついて ああ ゆくこともあるでしょ 矛盾、はじめました。 矛盾、はじめなきゃね! 理想も現実も生きたいの 矛盾、はじめまして。 新しいわたしたち ああ 信じてる ああ いつの日か ハッピーエンド つかもう Make up your mind! |
24/7松下奈緒 | 松下奈緒 | 土岐麻子 | 渡辺シュンスケ | 田中隼人 | ひとりで出かける朝は いつもの道 街路樹も 久しぶりに思えるの まるで 旅人の気分ね ひとりきりになりたいと あのとき強がったけれど 風の音に誘われて 路地を抜け ふと見上げたら 広がる川のカーブ まぶしい東の空 そよ風 水面を揺らして 私の頬をなでる あれから探してたの こころの帰る場所を あなたのやさしい横顔 いますぐ会いたいの ひとりで眺めているの 橋の上 水上バス 知らない人が手を振る なぜか 微笑んでしまうの あの日のふたりの喧嘩 答えなんて出ないけれど 完璧な日曜日よ 他愛もなく 話したいの 夏には仕掛け花火 冬にはイルミネーション 見上げるまなざしをずっと 隣で見ていたいわ いつでも探していた あなたの笑った顔 幼いふたりもいつしか 大人になったよね かけがえのない 大切な場所 並んで 歩いて行く その肩越しから 見渡す この町よ 広がる川のカーブ まぶしい東の空 下町 ビルのシルエット 行き交う人の流れ この町を歩いたら やさしさ思い出した 明日はふたりで一緒に ご飯を食べようよ 一緒に おうちに帰ろうよ |
Peppermint Town土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | うなりあげる室外機 うだるよな午後の路地裏 ゆらゆら揺れる陽炎 すべて溶けちゃいそう 海を渡る線路 去年出来たばかり がらんとしたコンクリート 広がった空き地に 町ができてゆくのね 心だけ取り残されてく Peppermint Town 臆病なきみはいつでも 昨日に生きているから Peppermint Girl 変わりゆくわたしは きっときっと忘れてしまうの 夢を語ったこと 愛を歌ったこと ペパーミント色の町で 四角から切り取られた 小さな三角のかけら やさしさのない正論で きみを突き刺したの 空を渡るホームで さっき買ったばかり 溶け出しそうなアイスクリーム こぼれ落ちたミントグリーン すべては終わるけど 心だけ走り続けてく Peppermint Town 臆病なきみのとなりで わたしは孤独だったの Peppermint Girl 甘くて少しだけからい 思い出に変わりそうよ 夢を語ったこと 愛を歌ったこと はしゃいだ夏のこと 今年の夏のこと 恋をした日のこと 溶けちゃったペパーミント どこへ駆け出したらいいの? Peppermint Town さよならは昨日のきみへ それとも今日のわたしへ? Peppermint Girl 動き出したモノレールは 光る波を追い越した Peppermint Town 臆病なきみといるより 素敵なところへ行くわ Peppermint Girl さよならと口笛吹いて きっと忘れてしまえる 夢を語ったこと 愛を歌ったこと |
SPUR土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | どうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 揺れるプリズム 止まらない 止まらない 真っ白な息で 鼓動を上げて 恋が 駆け抜けてゆく いつもの街並み ぬりつぶしてゆく 光る雪は まるで つかの間の魔法 心にひそんだ 臆病も白く 隠し この願い一つ 叶えて ふたり エレベーター みるみる遠ざかる東京 空まで行きそう どうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 一面スクープ 止まらない 止まらない 真っ白な想い ごまかしたくない 恋を 駆け抜けてゆけ 降り積もったなら どんな風景も 影をなくし まるで 生まれたてのよう あなたの心は 分からないけれど きっと この熱い想い 伝える まるで パラシュート くらくら落ちてゆくパノラマ 時間を止めて どうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 揺れるプリズム 止まらない 止まらない 片道の ふたつのシュプール 終わらない 終わらない 悲しみも ふわりくぐる 止まらない 止まらない 真っ白な明日も 鼓動を上げて 恋と 駆け抜けてゆけ |
Fried Noodles土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | G.RINA | トオミヨウ | Hey boy! Can I have a stir fried noodles? 熱帯夜の厨房で 水一杯握りしめ カウンター越し眺めている たった一時間の 時差で眠れなくて ガイドブックで見た食堂 飛び散った人参 宙を舞うマッシュルーム 一番下でまわるシュリンプ それを 放射状に 追いかけてく麺(ヌードル) やがて 全てが鍋に帰る ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、いま食べたいものは何 一人 身体にたずね続ける Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで いまだけは 熱帯夜の海風 はじめての空港は 何か知らない匂いがした ライトアップ見上げたら 摩訶不思議なビル 突然のレーザー光線 大きなスーツケース 引きずった中身は もしもの時用のあれこれ それは 鉄のようなニッポンでの私 それは 鉛のような未練 ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、ただ食べたいものを食べよう そんな 自由さえ忘れていた Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで いまだけは Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで ほっといて ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、ただ食べたいものを食べよう いまは自由を噛みしめていたい |
Blue Moon土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | カクテルのグラスには 青いレモンの月が浮かぶ 窓の向こうは星も見えない暗い空 僕ら水槽の魚のよう 四角い水の中から 押し寄せるような強い波を 恐れているんだ I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛の I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘をついた ポケットに入れてきた 言葉をひとつずつ探って 傷つけぬようにさよならをやっと伝えた きみは水槽の魚を見て あわれだねとつぶやいた 押し寄せるような想いにいま 飲まれてしまいそう I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいに愛に I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘つけない 目の前で泣いてる きみはとてもきれいで 息をひそめたブルー・ムーン 僕はとても無力 いまはどんな言葉も つくりもののにせもの きみが飲み干すブルー・ムーン 愛はとても無口 からっぽのグラスへと 青いレモンの月が転ぶ あっけないほど長かった夜が明けてく きみの愛情に向き合うのが なぜかとても怖くて 逃げ出すように別の人に 恋したんだろう I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛の I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘をついた I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛は I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 揺らいでいる 目の前で泣いてる きみはとてもきれいで 息をひそめたブルー・ムーン 僕はとても無力 きみを愛してるって なぜいまさら思うの 僕を暴いたブルー・ムーン 愛はとても無口 |
Rain Dancer土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 窓をたたいてる 嵐が強まる 悪い男だと 優しいみんなが 私引き止めて 涙流すのを なんだか不思議に見ていた いつでもずっと信じたかった 愛とはすべて許すことと でも気づいたら なにひとつも 彼に許されてこなかった Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るよに Rain Dancer 踊れ どしゃ降りを ああ ふりしきれ ふりしきれ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer いまは 泣きたいの 止まないで 止まないで 窓をたたいてた 嵐が静まり 朝がくる頃は 優しいみんなも 帰ってしまうの ひとりになっても 私は私を救える? いつでもずっと信じたかった 傷つくことも幸せだと でも気づいたら いつのまにか 笑うことを忘れていた Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るように Rain Dancer 踊れ どしゃ降りを ああ ふりしきれ ふりしきれ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer いまは 泣きたいの 止まないで 止まないで 夜が明けたら 雨がやんだら この悔しさも 愛しさも どんなふうに姿変えるのかしら Now dance & Cry for rain! Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るよに Rain Dancer 愛の 間違いを ああ 知る勇気 教えてよ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer もっと 泣きたいの 止まないで 止まないで |
脂肪土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | G.RINA | トオミヨウ | パンプス脱いで ドアにもたれて 彼女は今日もため息つく 冷蔵庫の光を探す こみあげてくる 胸のジェラシー ソーダで飲み込んだ 誰もこない部屋は隠れ家 いつのまにか胸の中に 脂肪みたいなやわらかい壁 忘れてしまいたいことばっか 夢を見てたいの 憂鬱をのせた タルトを一切れ 一口で食べる 誘惑のフォークで 次の一切れ そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの 恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて 自分を食べてしまう前に 彼は言ったわ 慕ってくる あの子が急に 気になるなんて バーベキュー味 袋を破る わからないのね 試食みたいな 幼い恋でしょ 悲しみの皮を ナイフで剥いたら 一口かじるの なぐさめの甘い蜜 味わいつくす そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの 恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて 自分を食べてしまう前に そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの 恋の切なさを 寒い夜の歌を 誰も知らない君を ねえどうか吐き出して 恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて 自分の心まで食べてしまう前に |
Fancy Time土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 溢れ出すサブウェイ 光る街を泳いで 約束のフライデイ きみを迎えに行くよ イヤフォンのソウル・ミュージック 流れてく一瞬に 刻みつけたなら 世界は 変わるかい? Let me stay! 週末の夜は Stay! あっけないもんさ Stay! 好きなことばかり 話そう 話そう Won't you stay! 3秒後もまた Stay! きみに逢えるかな Stay! 今夜何度でも 恋したい 恋したい tu... 踊ろう It's Fancy Time いつのまにか僕は 追いかけてたつもりが 追われるようになって そして、少し疲れた だけどこんな夜は 流れてく一瞬を 刻みつけたいんだ 世界は 変わるかい? Let me stay! なにもかもきっと Stay! あっけないもんさ Stay! それならばいっそ 踊ろう 踊ろう Won't you stay! 3秒後もまた Stay! ここで待ってるよ Stay! 僕ら何度でも 夢見る 夢見る 終わらないでFancy Time から騒ぎでいいさ この街は忘れてゆくよ 僕の影を踏んで 君の影を踏んで 夜明けまでステップを踏もう tu... 踊ろう It's Fancy Time この気分はファンシー きみはとても綺麗で 夢も希望もあるし 絶望に疲れたよ 生きるコツはきっと 流れてく一瞬を 刻みつけることさ それしかないだろう? Won't you stay! 僕らが死ぬまで Stay! あっけないもんさ Stay! それならばいっそ 踊ろう 踊ろう 終わらないでFancy Time から騒ぎでいいさ この街は忘れてゆくよ 僕の影を踏んで 君の影を踏んで 夜明けまでステップを踏もう tu... 踊ろう It's Fancy Time |
Valentine土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 終わらない夢から覚めたような 雨上がりに光が差すような それはある日ふいに気づいた Fell in love, fell in love, fell in love with you どんな秘密だってわけあいたい ほんのちょっとじゃなくってたくさん お腹のずっと底で笑えたんだ Fell in love, fell in love with you You are my only Valentine You are my only little Valentine 愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい ふたりきりの時間 とけてゆく甘さ その一瞬を 大事に味わいたい 叶わぬ恋を忘れられない さみしがることをやめられない それは愚かな呪いだった Fell in love, fell in love, fell in love with you 完璧なふたりじゃないけれど 欠けたままのグラスで乾杯! 完璧な人生に思えるんだ Fell in love, fell in love with you You are my only Valentine You are my only little Valentine 愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい ふたりきりの時間 とけてゆく甘さ その一瞬を 大事に味わいたい あなたへ毎日 忘れず贈ろう あふれる心に 一番近い言葉 愛してるって 想いひとつで どうして心が満ちてゆく どこにいたって はなればなれだって なぜ心強くいられるの 愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい |
PINK土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 惑わせたいそうです まやかしたいそうです ネオンライト 照らす からだ 彼女は19歳 ほんとうは一切 傷付きたくないからで 17平米 9万1000円 狭くて高い ワンルーム 誰を愛したって 終わるでしょ、なんて 本気で言うの おばけが出そうで シャワーが苦手 染めたての髪を洗えば 排水溝へと 鮮やかに流れる一面のピンク! Under the PINK たった一言を Under the PINK ゆるがないものを Under the PINK 美しい朝を 待ちわびてるけど Under the PINK 止められないほど Under the PINK 愛おしいものを Under the PINK 人肌のなかに 探しているけど まるで僕らは 脇役みたい 安い ドラマ 主役は誰 彼は29歳 にじんだ視界 煙がしみる 夜が散らかした 朝日の町は 夢からさめたよな顔で すすけた路地に 欲望を手招く看板のピンク! Under the PINK ゆるされることを Under the PINK やさしい誰かを Under the PINK 美しい朝を 待ちわびてるだけ Under the PINK しらじらしい夜 Under the PINK 埋められるなにか Under the PINK 人肌のなかに 探しているけど はりつめた 幾千の弦を 一斉にはじけば 無口な想いが 震えてすぐに 響き 叫びに変わるよ 近づいて もっと触れたいよ そう近づいて ピンクの血潮の 素肌の下に Tonight Tonight なにかがあるなら Under the PINK カフェのキャンドルライト Under the PINK 小さなブルーライト Under the PINK 地下のブラックライト 誰を探してる Under the PINK 止められないほど Under the PINK 愛おしいものを Under the PINK 人肌のなかに 夢見ているから |
City Lights土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | City Lights あなたの目でゆれる City Lights またたく窓明り City Lights 孤独な人かくす City Lights あなたは探してる City Lights 誰かが手を振った 街の灯は 都会の福音 |
名前土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 川を照らす三日月 揺れる バナナの舟 飛び込んで 砂に沈む 星座を 拾いにいこう 暗い水の中では 泡の服をまとい 手を伸ばし すくいあげたそばから こぼれていくの けして私のものにはできないから 光は綺麗 あなたのひとみ あなたの肌は たったひとつの あなたの名前 鮮やかに輝いて きりもなく美しい けして誰のものにもできないから 川に沈む 三日月 なにもかもが消えて 岸辺から 朝に溶ける 星座を 見上げていたの けして私のものにはできないから 光は綺麗 あなたのひとみ あなたの肌は たったひとつの あなたの名前 鮮やかに輝いて きりもなく美しい けして誰のものにもできないから |
mellow yellow土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 見渡す埋立地の ビル群の窓うつる 西日の空 エンドロールが流れ出した 僕らはひとつの影絵 ほんとはふたつの肌 離れる頃に優しさを思い出すなんて きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow 古びた高層マンション 無数の窓ガラスは いつか誰かが言い淀んだ言葉でくもる もうすぐ夜がくるから うやむやにすればいいさ 暮れゆくこの美しさが それを問い詰める きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow ネオンライトがともる チャイナタウン 羽織った僕の服に袖通して 少し笑ってきみは歩き出す I don't wanna say good bye 気づいたんだ 港の向こう岸に 工場のライトアップ 僕らそっと エンドロールを巻き戻そう 夜へと影が混ざった 孤独なふたつの肌 離れる前に優しさを思い出したんだ きみといたい twilight time さかさまの心に うつった lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow |
SHADOW MONSTER土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | フロアの壁に巨大な 踊る黒い怪物 それは僕らの影 手招くように揺れてる 扉の向こう側 さらに奥の扉 現実も妄想も 次々に飲み込む Do that dance パステル気分で 体を塗り替えろ Do that dance メロウに溶けてく心 踊ろう Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影にうつした僕は Baby, don't stop the music so satisfying 誰にだってなれるんだ Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 彼だけは知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない 踊る人の隙間から 見えるあの子は誰 しらけた顔をして 周り見定めてる 何者にもなれない そんなところだろうか 何かでしかない僕と どちらがもどかしいかな Do that dance パステル気分で 体を塗り替えろ Do that dance メロウに溶けてく心 踊ろう Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影をまとったきみは Baby, don't stop the music so satisfying 誰にだってなれるんだ Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 彼女なら知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない ああ 非常階段 熱い風が きみの髪をくずした ああ かけがえのない 知らない人よ きみにふれてみたい 名前を つければすぐ 壊れてしまいそうな心を 抱いたままで踊ろう Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影にうつした僕は Baby, don't stop the music so satisfying 誰も知らない誰かさ Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 僕たちは知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない |
Flame土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | こわごわと 子供のように ひと息に マッチを擦る ベッドには 波紋のような キャンドルの 影が泳いで 暗い夜の中で 望みをあぶり出すよう こわごわと 子供のように それを見ていた これが愛なら あの人照らす 光になるかな どうか教えて 小さく灯る炎 誰にも 吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強く燃える あの人は 子供のような 横顔で マッチを擦る 開け放つ 窓の向こうへ 小さな火 吸っては吐いて 時間が灰になり たちまち崩れてゆく 生きている そんなことを はじめて思う これが愛なら 誰かのことを 傷つけるかな どうか教えて 小さく灯る炎 誰にも吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強くなるの |
SUNNY SIDE土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 路地裏の角 曲がったら ふいに見つけて 拾い上げた それは真新しいラブストーリー 舞台がまわり プロローグ 時は1990 遠い町の片隅 探してた 待っていた 2018 たどり着いたこの場所 ついに出会う Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト Rainy night, darkest night いつか行き止まることもあるけど シナリオなんて役に立たない きっとそれはまやかし きみと信じているから 明日へと続くストーリー 枕を投げて目が覚める 怖い夢見て 時間を見た セリフを忘れて でまかせに 舞台の袖で モノローグ 見渡せば ほら つくりかけのパノラマ 競技場 テレビ塔 輝く 生まれたての景色を 焼き付けて Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト Rainy night, darkest night いつか行き止まることもあるけど シナリオなんて役に立たない きっとそれはまやかし きみと信じているから 明日へと続くストーリー Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト 悲しみ 速い いつか行き止まることもあるけど きみへと続く道を 急ぐ たったそれだけのこと きみも探しているから ここへと続く道を |
Cry For The Moon土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 食べかけたチョコレートバター 履かない靴 着なくなったドレス 読まない本も 聴かないレコードも 次々 捨てて 缶・ビン・プラスチック・ラバー バスタブ 冷蔵庫 ブックカバー 返しそびれた スペアー・キーも 投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない Cry for the moon 月よりも遠いなにかを Cry for the moon 手にしたくて 見上げている Cry for the moon この部屋はまるでゴミ箱 願いかけた 星が落ちて 埋め尽くす ポストの中や 胸の中 うまく仕分けられぬものばかり ほっといたまま もてあまして 床を どんどん隠す 窓には そびえ立つクレーン それは私のよう 動かずに 時は まだかと 空を見つめる 投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない Cry for the moon 月よりも孤独な人よ Cry for the moon 愛を捨てて どこへゆく 部屋のどこかに眠る ひからびたなにか むなしい恋のミイラ よみがえらないわ どこから聞こえる “壊れていてもかまわない”と 廃品回収車 こんなものでも大切なの 投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない Cry for the moon 月よりも遠いなにかを Cry for the moon 手にしたくて 見上げている Cry for the moon この部屋はまるでゴミ箱 願いかけた 星が落ちて 埋め尽くす Cry for the moon 誰かが窓辺から捨てた 終わった恋を 誰かがまた 拾っていく |
CAN'T STOP feat.大橋トリオ土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 青に流れ出す交差点 頬を伝い落ちた心が 足跡達に踏まれていく 私も歩いていく さみしさ隠してる強気も 怒り隠してる悲しみも なにを隠してもあなたには 伝えてみたいよ 小さな声 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるまま踊りたくなる I can't stop stop stop 心止まらない When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない 身体は虚しい容れ物で なかでは欲望が静かに 石油のように揺らめいてた 燃えることなどなく たとえばどんな言葉よりも 言葉にならなかった無言 そこに隠し合った姿も 許し合いたいよ 遠い声に 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるままに泣きたくなる I can't stop stop stop 心止まらない When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない 夜明けの街灯りのような 行き場のない 感情を抱いて 知らない顔した無口な景色抜けて スピード上げ 夜空の星が遠く消えていく前に 待ち合わせしよう 愛の名前の向こう側には なにがあるか わからないけれど あなたの声 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるまま踊りたくなる I can't stop stop stop 心止まらない When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない |
Black Savanna土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | ああ あの鳥はどこへ行く どこへ帰る in the twilight この街では誰も 気になどしない ある日 街にあいた あの大きな 黒い穴 来年には 巨大な ビルができると聞いたけど 想像できない 土を食むような ショベルカー 砂埃あげて走る トラック 昼でもまるで 夜の闇 夜でも昼のように目を開け 頭もたげる クレーンの群れ 野生が息づき 重機揺れる 地面が揺れた a black black black black black savanna night a black black black savanna night ああ 足の遅い私 食べられてしまいそう a black black black black black savanna night a black black black savanna night ああ こっちを見つめる 食べられてしまいそう いつも 感じてる 得体知れない 焦燥 育っていく 巨大な ビルはこの街の時間を 脅すようさ 土を食むような ショベルカー 砂埃あげて走る トラック 昼でもまるで 夜の闇 夜でも昼のように目を開け 咲き並んでる バルーンライト 野生が息づき 重機揺らし 地面が揺れた a black black black black black savanna night a black black black savanna night ああ 足の遅い私 食べられてしまいそう a black black black black black savanna night a black black black savanna night ああ 私の血と肉を 捧げる気はないの ああ あの鳥が帰る場所 どこにもないと in the twilight この街では誰も 気付いていない |
Misty今井美樹 | 今井美樹 | 土岐麻子 | 川口大輔 | 亀田誠治 | 低い雲に覆われ にじんでる東京タワー シルクのように煙っている こんな景色が好きなの それは私の心に 少しだけ似ているから 胸をさすような せつなさも 曖昧な色で抱いてるの 会いたかったと 呟けばきっと すぐに 雨が降り出して 悲しくなるから とじこめていたい 遠い線路をライトが ぼんやりと走っていく 名前も知らぬ誰かの今日 なぜか愛おしく思う 街は静かに目を開け 染まってくペールブルー 指で作った フレームに 私の心も泳がせるの 悲しかったと 呟けばきっと すぐに 雨が降るけれど 涙流すのは 違う気がするの 言葉に変えるたびに すべてが過ぎ去ってゆくけど あなたがくれたやさしい時間は 私と生きてる いつの日か 言葉を見つけるまでは Like a misty blue いまは 曖昧な色が 私らしいから Everytime I lose my way You are my shining morning star In the misty blue |
ping-pong原田知世 | 原田知世 | 土岐麻子 | 伊藤ゴロー | 伊藤ゴロー | 打ち返す ピンポンボール 左の虚空へと 消えてく あなたはそう ふいうちに弱いから いまからあなたへと 伝える言葉にも きっと そんなふうに おかしな顔をするわ あなたとならば もっと笑える あなたとならば 怖くないのよ 夜が来る前の こんな時間さえも (ping-pong) (ping-pong) 打ち返す真っ白な音 響きあい そうよ 迷いはないの (ding-dong) (ding-dong) ふたりでいる理由など なにもない だから かけがえない 気付いたら いつでも 同じ時間 分かち合った こんなふうに なにも気にせず靴を脱いで 白いボールを追い 夢中になれるのが なんだか 不思議なのよ ここにしかいないわたし あなたをいつも 笑わせたいの あなたとならば 夕日が落ちた そのあとの夜を ともに生きてみたい (ping-pong) (ping-pong) 打ち返すこころがいま 響きあう そうよ 迷いはないの (ding-dong) (ding-dong) ふたりでいる理由など なにもない だから かけがえないの |
LADY, LADY, LADY20th Century | 20th Century | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 見上げれば 破れそうな ボール紙でできた月 ハイウェイとトンネルと 古い神話 女神像 書き割りの この町を 女たち 颯爽と迷う 点線で 切り取った 生き方じゃないほど迷う 愛するものを愛したい あなたは言う そうさ 特別なことじゃない 揺れて LADY LADY LADY いま にせものの 光と影で この町 照らす paper moon その 指で 破こうとしてるんだ たったひとつ 雨の中 揺れる花のようなそれを 守りたいと あなたは言う 誰にとがめられたって いつのまに なにかが 溢れ出して止まらない 見ているよ 聞かせてよ その生きづらさのわけを cause you're a woman なんて言葉 まだあなたの 心を 鎖のように縛る 揺れて LADY LADY LADY いま にせものの 光と影で この町 照らす paper moon その 指で 破こうとしてる ほんとうの光は 僕らが 見つめ合ったその ひとみのなかだけにある wow wow so, you're just like a ray of moonlight |
煙のLADY feat.土岐麻子さかいゆう | さかいゆう | 土岐麻子 | さかいゆう | | na na na… Oh 雨上がりの交差点 あなたを 探した 触れたことのある指で 姿を 描き出す 立ち止まる喫煙所で 孤独を照らすように 火をつけ吸ってため息をつけば 瞬間 宙に舞う煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく oh 夢か現か 僕らは 運命か でたらめか そう 触れたと思ってもまた はがゆく はぐらかす 甘いバニラの香りを 何度も味わいたくて フィルター持つ指がやけどしそうだよ 瞬間 宙に舞う 煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく 瞬間 宙に舞う 煙のlady 姿なき愛もいつかは 形ある身体真似て 言葉になる 瞬間 宙に舞う 煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく na na na… |
picture frame土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 川口大輔 | | 一人 暮らした 日々はいとしい 美しいものと おいしいもの 近くに住む 仲間達と 若かった頃 恋はときどき 美しいものや 大事なもの 引き換えにして 見失った 探していたのは 心のパズルの 欠けたピースなんかじゃなくて すべてをふちどる フレームだったと きみに出会って やっと気付いた どんな私も きみは 包んで 晴れわたった日も 曇る日も きみと描く一枚の絵 遠く 離れた 家族とのように 笑い合う時間 あたたかく 私らしさ 思い出した 二人 自然に 向かい合ってた テーブル囲んで おいしいもの 同じ言葉 分かち合った 探していたのは 心のパズルの 欠けたピースなんかじゃなくて すべてをふちどる フレームだったと きみに出会って やっと気付いた どんなきみでも 包み込みたい 澄み切った今日の この時を 描き足してく 一枚の絵 きみと描く一枚の絵 |
美しい顔土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | Is beautiful wonderful? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい人 彫刻のフェイスライン 2000年生まれ 東京で暮らした 広告のような 十代の あなた 画像のなかで 綺麗 作り変えた顔は 未来を変えた Is beautiful wonderful? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい人 骨と目とリップライン 変えてその 尊厳を保った それは100年前の 2019年 少女の答え 彼女は my grandma わたしと似てないけど Is beautiful spiritual? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 心を あなたを 誇れたならば “she is beautiful” あなたは美しくなる 嵐を 生き残った 小さな舟 Is beautiful the physical? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい 鏡には 似ていない わたしがうつる そう あなたが あの日にそっと 隠した 遺伝子 美しいと 誇りに思う ほんとうは あなたは美しかった |
High Line土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 下を見るな 覗き込めば かたく冷たい 舞台のフロア スポットライト浴びたら 右に 客席の暗闇 左には 摩天楼の書き割り 足元には 一本の綱が 得体の知れない 未来に向かい 張られている 進め 次の足を出せと 誰かが そばで怒鳴っている 一分一秒 不思議に思う こんなにも恐ろしいこと 誰もが どうして こなすのかと high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ 僕らもかつて 揺るがぬ明日を 信じていた小さな子供の 姿だった 誰かの 期待にそえなくって 無償の 愛 失うまでは いまでも 認める ことできない 棲みついたさみしい気持ち でたらめな 愛を 探しているんだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ なにかに頼っていないと 生きることは こわくてしかたない high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法なんてない |
愛を手探り土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる 恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな 切れかけた 電球が 蒼い肌にちらつく タグをとって 袖通して わたしは嘘を着込む 何も信じない心を 隠すためのコート その下は さびしさ隠すためのシャツ 着膨れた私を なぜいとも簡単に あなたは脱がした 愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる 恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな 封を切る 段ボール 新しい私 届く 違う誰か装って 愛されようとしている すねてひねくれた心 隠してたT シャツと でも信じたいという 願いを持つ肌 この正体を見せたら 失うかもしれない それならばそれまで 何も信じない心を 隠すための無邪気 その下は さびしさ隠すための嘘 着膨れた私を なぜいとも簡単に あなたは脱がした 愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる 恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな |
Bubble Gum Town土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 待ち合わせしなくたって お腹が すいたら 路地裏の 小さなダイナー 僕らは 集まった 雨上がりのビルの上 雲の速さ気付かず 色彩は永遠だと思っていた baby 銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け 悲しみもすぐに忘れ 高鳴る胸はまるでバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで bubble gum town 若いきみならなおさら 知らない ふりでいい 形あるもの全てが いつかは朽ちること 今日のその体でしか 感じることできない 喜びがあることを僕は知ってる baby 銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け 明日街は誰のものか 退屈しのぎ的なバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで bubble gum town 銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け 明日街は誰のものか 退屈しのぎ的なバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで bubble gum town |
傘土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 降り出した雨 駆け出してく 恋人達 笑う声 いまごろきみは どこかの町 新しい傘を買ってる 空を裂いた稲妻が 強く 照らし 出した 駆け込んだ 屋根の下で ひとり 声も出せない 私しか知らないきみを きみは その弱さごと全部 捨ててしまいたかった 遠いどこかへ行くため きみだけが知ってた私だけが ここで佇んでいる 風に転がるビニール傘 まるで私みたいね どこへ行く 鳴り止まぬ 雷鳴の音は 人々を家に帰す 私だけ このまま どこにも 帰れない ような気がした きみを傷つけるような 悲しい出来事を そっとよける傘になって 守れると思ってた いつか この風が やんだ頃 きみは その新しい愛も 捨てて しまうのでしょう やさしさ 思い出さずに 私しか知らないきみを きみは その弱さごと全部 捨ててしまいたかった 遠いどこかへ行くため きみだけが知ってた私だけが ここで佇んでいる 風に転がるビニール傘 まるで私みたいね どこへ行く |
That Summer土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 95年の曲 ラジオから流れて なにかムズムズと ひとり 身悶えてる sweet and sour, I remember まるでねじれたままの it's a playback of that summer A面のテープ 静まる 街の喧騒 あなたに似た人を見かけた途端に 昔見た 八月の海 波の音が やけにリアルに打ち寄せたから プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 見つめ合った時間の砂 あんなにもあっけなくて あんなにも僕ら生きてた あなたの名はサマー 僕はきみのこと あの日忘れたんだ 逃げ込んだのは カセットのB面さ I remember every summer たとえ裏返しても it's a playback memories flowers ねじれたままなのに 真夜中 ブラウン管 涙落とす 横顔を照らすたび 昼下がりの 階段教室 はしゃぐ笑顔 見つけるたびに 愛おしかった プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 飲み干した 空き缶を つぶすように 空っぽになった心 ギュッと握った 悲しみを 知ることに なったって 思い切りぶつかったら 良かったんだ 青空に弧を描き 投げ捨てた なにもはじまらぬまま 恋は終わった プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 見つめ合った時間のまま 逃げなかったら僕たちは どんな日々を愛したかな do you remember that summer? |
Ice Cream Talk feat. G.RINA土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 切り取った窓枠 壁に浮かぶ サーモンピンクの四角い空 夜がかじった 歯型みたいな ビルのsky line が暮れてゆく oh girls この街が映画でも わたしたちの 脚本に終わりはないよ ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前 ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 悲しい気分も ice cream talk 溶かしてしまおう ice cream talk 真夜中3時 西麻布の ホブソンズ2階窓際 子供の頃の 特別だった いまは気軽に来られるでしょ oh girls 孤独という名の靴は 履きなれたら どこまでも行ける自由の靴 ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前 ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 悲しい気分も ice cream talk 溶かしてしまおう ice cream talk ラムレーズンも甘すぎるmidnight 明日のこと気にせずコーヒーちょうだい? 「大好きだったのに」って もう いまさら言うのも 笑ってしまうくらい むなしさと 胸焼けと 不眠 淋しさと 恋しさは ツイン そういう夜は今夜が最後 tight rope みたいな恋はしたくないもう コンクリートに朝焼けてdrippin' sun もうそろそろ おひらきの時間 round & round おしゃべりしてるうちに アイスクリーム とっくに溶けていた 「あれは愛じゃなかった」 でもあなたが彼を愛したことは どんなことより ただひとつだけの素晴らしい事実 ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前 ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 家に着く頃は ice cream talk 笑ってしまえるから ice cream talk |
RADIO土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 真夜中のラジオを 聴き終えたら なんとか夜を 生き抜いた気がしてた ああ あの頃 友達より イヤフォン越しの大人 分かってくれる気がした 15歳の終わりに 嘘をついた はみ出すことは だいそれたことだった ああ あの時 こんな大きな 心の穴は ずっと消えないと思った I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った 張り裂けそうなfifteen 25歳の終わりは 嘘をつかずに 僕であること 向かい合うと決めたんだ ああ あの日の 世界はなんだか 大人になったら とても小さかったんだ I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている 誰かのこと救った 張り裂けそうなfifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った 行き場のない あの日の心が 名前の分からない痛みを 知ったときに きっと未来 救ったこと まだ知らないきみは ラジオ抱きしめる |
エメラルド土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりは 美しいとあなたは言うわ 碧い文字の ネオン管 路地を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう when the sun is going down 夜がまばたきはじめた 日々のゲームは beat'em up 進めない画面 click clack リセットも できないまま 私たちは 街の隅で それぞれ生きてきた ひとりきり シートにもたれ 夢を見てたの まだ知らない言葉を交わしたい 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 闇を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう Highway 潜って やってきた古いホテル 薄汚れた赤いカーペットの部屋が ずっと 探してた 出口の入り口かもしれないだなんて 信じているのよ ひとりきり心抱えて 逃げ出したら 同じ言葉の あなたを見つけた 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 ふたり見上げた宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう |
HOME土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | | 胸の奥で人知れず 揺れていた 僕のかすかな灯りをきみは 掌で守るようにして 愛と 名前をつけた 「どこかへ帰りたい」 でもどこへ帰ればいいのか 一人きりで 分からなくてはぐれてた 僕らが出会うまでは you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ あの頃 帰り道 見渡していた 高台からの多摩川の街 森へ帰る鳥の群れは 僕をさみしくさせた 生まれた場所なら 知らないアパートに変わって 体さえも行き場がない気がしてた 僕らが出会うまでは you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ 暗闇でも きみがともす 灯りだけ 手を振るように 揺れる you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ 離れてても 僕が帰る場所はきみだよ |
PINEAPPLEV6 | V6 | 土岐麻子 | P3AK・Andy Love | P3AK | i feel your love 画面の向こう 朝陽の部屋 ほお張るメロウイエローなパイナップルを 見せびらかし あなた 笑う こっちはもう 雨の夜さ 手を伸ばし 一秒でも 僕のそばに 引き寄せられたならいいのに 今夜も 手を振って 画面消した はなればなれでも あなたに触れてる ひとりきりの部屋 暗がりのなか 確かにここにいるような 温度を抱いてる I think about your love 遠くにいても 同じ時を 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときも feel your love, feel your love 揺れる髪も 冷たい指も 抱きしめていた 肌のにおいも 感じられるよ 湿気たfirecracker 日がなアイスクライマー 自暴自棄だった 間違えてた 距離は僕ら引き裂けなかった あの頃よりももっと feelin' like being with you! ささやかな喜びでも 他愛ない笑い話も こんなにもあなたに 伝えたいってことを 知らなかった はなればなれだから 心に触れたい ひとりでなにかを かかえる前に ぼくがここにいることを 信じてほしいんだ I think about your love 遠くにいても 同じ時に 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときもfeel your love, feel your love 歩き方も 笑う声も 日差しのなか 透ける目の色も 思い出せる 小さな肩が 突然の雨に 濡れないように prayin' prayin' 祈るよ 祈るよ 暖気流が上昇 通り覆う影を 彼女は逃げ切って 駆け込んだcorner store 「強くいたい」と願う わけはただひとつ just for love! I think about you errday! 遠くにいても 同じ時に 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときもfeel your love, feel your love 揺れる髪も 冷たい指も 甘い果実のような笑顔も 思い出せる |
目隠し日向ハル | 日向ハル | 土岐麻子 | 小野秀幸 | | ひといきれ 市場のネオンが 壁に映す人々の影 大きなけもののシルエット 騙し合いする 路地の奥の月影の部屋 誰も知らないこの場所では あなたのことはなにもきかず 放っておくから その美しい心 傷つけ 生きるやつら 憎けりゃ憎み いつかは逃げ出してほしい やさしいひとよ 強くなるな 火薬が赤く 夜を染めても 目隠しで ここにいて 自ら旅立った誰かは 他人に打ち明けるくらいなら ひとりで苦しみ抜くことを 選んだのかも あなたが選ぶどんな答えも 寄り添うけど そんな私がここにいること 知っていて やさしいひとよ 私の肩へ 顔をうずめ 1000を数えて 目隠しで ここにいて やさしいひとよ 強くなるな 火薬が赤く 夜を染めても いとしいひとよ 私の肩へ 顔をうずめ すべて忘れて 目隠しで ここにいて |
ひとくちいかが?坂本真綾×土岐麻子 | 坂本真綾×土岐麻子 | 土岐麻子 | TENDRE | TENDRE | ひとくちいかが? 「まだ 続きがあるのよ こんなこと言われたわ…」 「聞かせて」 「あなたの幸せのためにも 助言してるって」 「腑に落ちないわ」 「世界中 人生の価値は同じ定規じゃ」 「はかれないのに」 「ところでもうグラス空けたの?なにか飲むなら…」 「ボトルにしよう!」 テーブルの上に 不安ならべて 止まらないおしゃべり 不透明な未来も飲み干したらほら do you want a bite? do you want a bite? 憂鬱なことも 分け合うたび笑えてくるの do you want a bite? do you want a bite? こっちの人生も ひとくちいかが? コインの表と裏 指で弾くだけで 一瞬で 悲劇も喜劇へとひっくり返る わたしたちなら それができるの テーブルの上の 不安たいらげ 止まらないknife and fork(止まらない) サプライズのケーキ ほのお吹き消すたびに 生まれ変わった気がする do you want a bite? do you want a bite? ほろ苦ささえ 分け合うたび甘さに変わる do you want a bite? do you want a bite? こっちの運命も ひとくちいかが? 星に願いを 夢占いを それよりもっと 心強い どんなことも 笑い合える 仲間がいること do you want a bite? do you want a bite? 憂鬱なことも 分け合うたび笑えてくるの do you want a bite? do you want a bite? こっちの人生も ひとくちいかが? ひとくちいかが? |
MAGIC CARPET RIDEV6 | V6 | 土岐麻子 | 田尻知之(note native)・本澤尚之 | 田尻知之・本澤尚之 | Magic carpet ride バックミラーのキラー通り あの日の自分を見かけたんだ 「調子どうだい」((まあまあ)) 問いかけてきた ((You stepped out of the 90s)) 古着のシャツ あの夏 ひまなやつらでドーナツ ありあまった情熱 解き放つすべも知らず Dance 怖くないと言えば嘘になるがもう一度 いま 胸の熱さだけ 信じてみたい いつか飛び乗った夢 高いビル超えてまた 水面かすめて 美しくめまぐるしく 時計のなか迷い込み Round and round and round and round and round... Steppin out of the darkest cloud! Magic carpet ride Magic carpet ride Clap your hands Until the kick comes back 止められないRhythm踊り続けろ Can you hear me? 裸足のかかと鳴らし feel it それぞれ自由でいいんだ この際誰の目ももう don't care 4、5分のこの曲に 永遠を刻み付け そう いまだけを生きろ 音楽だけが時間を超えるよ 見下ろしたこの街の灯りのどこかにいる 僕を信じてくれたきみが愛おしい 「後悔はしてないか?」 いつも未来の僕に 語りかけてた どんな日々も誇りへと 変えてきた僕 信じて Flying high... Steppin out of the darkest cloud! Nana nana nana nana nana Nana tonight 見たこともない Nana nana nana nana nana 景色へと旅立つのさ Nana nana nana nana nana Nana tonight 見たこともない Nana nana nana nana nana 景色へと連れて行くよいま |
Cheers!豊崎愛生 | 豊崎愛生 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 帰りたくて岸辺を見た 22時のクルーズ 時計を見て立ち上がって ぶつかった大きな影 見つめ合った目と目 名前も知らないふたりは これが第一話の最初のシーンだとすぐに気付いたの 33階の東京タワー 近づくふたつのグラスの はじける泡がそっと隠したつづきは誰も知らない 初めて出逢ったあのときからどこへ出かけて行ったって あなたがいる場所がわたしには 世界で一番素敵な場所 帰りたいのに帰るところ どこにもない気がしてた ひとりきりで味わうには この街大きすぎた あなた越しの景色 ここにいていいんだと思えるの 冷たく感じてた 硬いアスファルトは陽だまりになった あなたとわたしが生きた今日に毎日乾杯しよう はじける泡が針をつついて時間が動き出した 初めて出逢ったあのときからどこへ出かけて行ったって あなたがいる場所がわたしには 世界で一番素敵な場所 あなたとわたしが生きた今日を毎日乾杯しよう はじける泡が針をつついて時間が動き出した 雨が降っても嵐がきてもわたしははぐれないよ この場所があなたにも一番 心強い場所になれるように |
ソルレム土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | | 水道の水は 花瓶から 溢れ出して流れていく 蛇口を止めても 心こぼれていく あの日どこで間違えたかと 何度も考えるけど 何度もきみにたどりつく ああ I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛 誰も知らない ソルレム ソルレム 狂ったように咲いては 西日に向かい すがっている 道をよく知ってる僕らは よく知らないふりをして 迷ってはできるだけ 遠回りした あの夜 真っ暗な空き地に 一面に咲き並んでいた ひまわりがなぜか怖かった ああ I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛 花瓶のうえ じり じり 狂ったように咲いては 西日に向かい すがりつく アスファルトの熱 夜がきても 僕を焦がすよ I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛 誰も知らない ソルレム ソルレム 狂ったように咲いては 西日に向かい すがるのさ |
NEON FISH土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Shin Sakiura・土岐麻子 | | 夜の気配が 屋根に染みこむ さびしさを隠すように 派手なネオンライト 飾り出した都会 遠まわりで歩く あの日の夢とはぐれないように はだかの心抱きしめた この街は水槽で 路地深く 潜る僕はネオンフィッシュ 極彩色をまとい いまはただ泳いでゆけばいいさ 今日を生きた証拠 誰ひとり知らないけどネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 泳いでゆくよ One day I saw the stars above the highway 夢を描いたんだ 弱く卑怯で誰かといるよりも 孤独になっても もっともっと強くいたいと願うよ red light blue light 着飾った服のなか はだかの心抱きしめた この街は水槽で 路地深く 潜るわたしネオンフィッシュ 極彩色の夢を 抱きしめて泳いでゆけばいいさ ひとりきりの夜も それを「自由」と呼んでみるネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 愛を食べろ |
close to you土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 関口シンゴ | | 見下ろした路地は 帰る人の群れ ひとつずつそっと 静けさともしてゆく 誰かがあなたに あなたもあなたに 名前つけようとするたび無口になる 空に溶けそうな月 低く過ぎる飛行機 あなたは 薄明の屋上で 見渡して 探してる わたしの肩が その場所に なれたならばいいのに のぞまれるままに 誰かのふりして 生きていくことは ときどき孤独になる 引き裂かないで 心と体を ちぐはぐなすべてを 両手で抱きしめたい close to you close to you ふたりは 薄明の屋上で 疲れ果て ふざけ出す あなたが あなたになったら またその笑顔を見せて |
眠れぬ羊 (with TENDRE)土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | TENDRE | TENDRE | 長い夜を終え 看板をしまう街の音 夢から醒めた 仲通りの十字路 駐輪場から見上げた空 今朝は愛おしく思える 探しものはまだ 見つからないままで それでもこんなふうに笑い合うの 眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って 帰る時間が好きなの やさしさ数えて 昨日より今日は 上手に生きてゆける 数杯のコーヒー チョコレートサンデーとフレンチフライと 夜更けのスープと あの席で聞いた これまでの話なら全部 自分のことのよう 覚えてる 望んだようには いかないことばかり そのたびさまようけど わたしたちは知ってる ほんとうの望みを知るための 間違いだって わたしたちは知ってる 眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って こんな時間が好きなの やさしさ数え歩く 眠れない夜の 群像劇のなか わたしたちは生きてる |
Apple pie in the sky土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 関口シンゴ | 関口シンゴ | 海岸線 走り抜ける車はいま 輝く風景の 一点の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky 時刻がまわって どこかの街の 渋滞情報 一度も止まらず 走ってた日々は特別だった 離れてゆく それぞれの場所 描いてきた 同じ夢を抱きしめ 海岸線 走り抜ける車はいま 輝く風景の 一瞬の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky きみがいつの日か どこかの街で 変わっていっても 愛を疑わない 心は変わらないで またたく一瞬を 分け合えたなら 永遠になれる 僕らの Apple pie in the sky 3月の晴れた道 車はいま 輝く風景の 一点の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky |
birthday song土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Soma Genda・Yui Mugino | Soma Genda | 笑顔も 泣いた顔も 少し不機嫌な顔も 古い写真のなかの どんな顔も特別なの 雨が上がった街が目を覚まし きみが生まれた日を知らせる ある日出会ってからわたしの世界の色も生まれ変わった 指をこぼれてく 砂によく似た はかない一瞬をきみは 永遠みたいに 輝かせるから you make me feel so happy 色付いていく日々 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 雨に chocolate cosmos 夜に forget-me-nots きみがくれた colors 花束にして送ろう baby 忘れないでいて どんな日もきみはかけがえのない存在だってこと いつも覚えていて どんなきみだっていい ずっとそばにいるから happy birthday boy 朝のスタンドで 10分間だけのコーヒー きみのいる世界は どんなものも美味しくする 瞳を閉じたら願うの birthday cake 誰もまだ見ぬ夢を 炎吹き消し 叶えていって you make me feel so happy 色付いていく日々 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 悲しみに daisy 孤独に raspberry きみがくれた colors 花束にして送ろう baby 少し涼しくなったこの街 let's take it slow リボンほどけば 新しい日々が 開いてく like the flowers きみがそこにいれば 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 雨に chocolate cosmos 夜に forget-me-nots きみがくれた colors 花束にして送ろう baby 忘れないでいて どんな日もきみはかけがえのない存在だってこと いつも覚えていて どんなきみだっていい いつもそばにいるから happy birthday, honey |
Calling土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Shin Sakiura | Shin Sakiura | 壁に留めた 絵葉書のなか 波しぶき いま動き出し ベッドをさらってく 絨毯は 白い砂浜 カーテンは南風 退屈な部屋で 寝転び あなたを思う calling you 電話をしようよ 街のざわめきも なつかしく感じるのよ あの夏ふたりで ビーチボール見上げた逆光が ときを止めたまま はなればなれの日々に 終わりが来るまでは あなたがくれた言葉を 抱きしめるから calling you 話をしようよ 隣にいた日は 言えなかったようなことも また夏がきたら 同じ空を見上げて 止まってた ときが動きだす 冷たい風が あなたの街を凍らせ 眠れぬ夜は そばにいるよ calling you 電話をしようよ 声を聞くたびに なつかしく感じるのよ あの夏落とした ビーチボール拾って 何度でも 約束をしよう |
Mirrors土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | LambC | LambC | girl 放課後の教室で in the mirror 覗き込んだ 未来の姿が 目の前のウィンドウに いま もう一度 そう 映った気がした red, white, blue, pink and yellow 変わってゆく空を見上げても たったひとつ変わらない 胸の奥の高鳴り信じたい baby まなざしに eye line くちびるに No. 09 誰かのためじゃない あなただけの魔法 快適な body line 刻んだ favorite line 覆い隠さないでいて 輝き出せ brand new day 渋滞の5番街で back mirror へ 上海の路地裏の 水たまりへ 新宿のショーウィンドウへ おんなじ願い 映す人がいる red, white, blue, pink and yellow ひとりひとり色彩はグラデーション たったひとつの体と 心を誇らしく思いたい baby まなざしに eye line くちびるに No. 9 あなただけの色で あなただけの魔法 誰しも誰かの 新しい価値を 塗りつぶさないでいて 輝き出せ brand new day まなざしに eye line くちびるに No. 9 誰かのためじゃない あなただけの魔法 快適な body line 刻んだ favorite line コンパクトを閉じたら 輝き出す brand new day まなざしに eye line くちびるに No. 9 あなただけの色で あなただけの魔法 誰しも誰かの 新しい価値を 塗りつぶさないでいて 輝き出せ brand new day |
ドア土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | ガラス窓の雨 あなたの涙を思い出す ゆうべから続く 嵐は静まる気配もない 空っぽにしたボトル ふざけあった大通り ドアを閉めてもつれるように抱き合った 読み終えた本のように あの日々をしまいこんで 僕らしい幸せ感じ生きているけど 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ お互いから逃げ出し お互いを傷つけた 終わりを恐れたんだろう 僕らはまだ本当は 向かい合ってもなかった 憎んでみせたり 恋しく思ってみたりした 思い出すことも いまはもうなくなっていたけど あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら |
travellers土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Soma Genda・Moe Sasaki・Teje | Moe Sasaki・Soma Genda・Teje | 息をひそめて 二人眺めてた 線香花火 火が落ちて消える 僕たちは 離れてしまった やっと気づいた 見慣れてた その横顔が遠い きっと僕たちは 旅の途中で出逢い ここまで過ごしてきた はじめから 違った目的地の travellers ここからわかれみちなんだ 少しこのまま ほんの一瞬の 情熱を分け合った きみと歩いた 景色は鮮やかだった 振り向いたきみは 少し笑って 出逢った頃と とても似てて 引き止めることは これ以上出来ないことと思い知った きっと僕たちは 旅の途中で出逢い ここまで過ごしてきた はじめから 違った目的地の travellers ここからわかれみちなんだ さよならしよう さよならしよう |
Yellow Shadow堂島孝平 | 堂島孝平 | 土岐麻子 | 堂島孝平 | 斉藤伸也(ONIGAWARA) | 待ち合わせてた場所に 辿り着けない 迷子のような 気分のまま 今日も 生きてるよ 家に帰る 人波から 名前を呼ぶ きみの声が 聞こえた気がした なにから僕は逃げ出したつもりか 本当の自分? それともふたりきりの孤独? I'm losing you you... 交差点 動き出せない 僕はからっぽ 西日のイエローシャドー 恋しさ焦がしてく あの日々きみのことを思うたびに 「生きているんだ」って 体が叫んでた 叫んでた 他人と違った 生き方が怖かった 紛れ込んだひとだかりで 歌う人を 見てる He plays the guitar you... 海を突き抜けてく風が 髪に絡んで まぶたのイエローシャドー 眩しく光ってた いやというほど愛し感じてたんだ 「生きているんだ」って もう逃げ出した日は 戻らない 名前を呼んで 名前を呼んで 僕の名前を あの日のひとみで |
春の嵐JUJU | JUJU | 土岐麻子 | 菊地昇二 | ESME MORI | 遠くで鳴り響く 雨の気配は 少しホッとさせる 傘もないのに こんな空模様だけが この想い 隠してくれるようで 暮れてゆく都会 灯りの方へ 人は急ぎ足 わたしひとり 答えも名前も見つからぬ想い いまでも抜け出せない ほんとうの心 ぶつけ合うよりも 傷つけて嫌われたかった 「行かないで」「ひとりにしないで」 そんなふうに言えないまま 春の嵐 海に落ちていくチェリーの夕陽 カクテルグラスのなかの東京 でたらめな恋の喧騒に逃げ ふたりは始まった 弱さ見せ いつか 呆れられるより 傷つけて嫌われたかった あの恋は なにも始められぬまま 終わったと気付いた 春の嵐 きみの顔を思い出せないのに そらさない眼差しが離れない 愛してたなんて 言うこともできず 悲しみも知らずに 終わった もしもまた きみと 会える日は きっと ほんの一瞬だって 向き合いたい 弱さ見せ いつか 呆れられるより 傷つけて嫌われたかった あの恋は なにも始められぬまま 終わったと気付いた 春の嵐 |
Slow & Easy!Penthouse | Penthouse | 土岐麻子 | 浪岡真太郎 | Penthouse | 照りつける空を飲み干して 午後の日差しにふざけ合う影 集まれば それだけで僕ら いつでも自分らしくなれるさ 下道の渋滞抜けた窓に 潮風混じる いま たえまなく流れる 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 今日も笑い合って 他愛ない僕らでいよう 誰かから讃えられれば 嬉しいが ずっと追い求めるのは この胸に輝く理想 近づく時の 熱い気持ちだろう あの頃も いまも変わらない 夢で待ち合わせよう ただ たえまなく流れる 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 今日も笑い合って 他愛ない僕らでいたい 波を待ちわびては もどかしい日も 笑い笑わせ合えたら 誇らしく思えるよ 誰とも似ていない人生をいま あふれる思いも 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 明日を信じられる 他愛ない僕らでいよう |
Silhouette (feat. Asako Toki)Night Tempo | Night Tempo | 土岐麻子 | Night Tempo | Night Tempo | 明かりを消した裸足のきみは ベランダの柵にもたれ 遠く流れてゆくハイウェイ 見つめていた 記憶のなか消えそうな あの姿 照らしたくて そっと火をつけたcigarette I miss you ソウルの街は 今頃雨さ 夜空が星を 東京がネオンライトを 照らし出すように あぁ 夜が来るたびに きみを想い出すよ Tonight tonight tonight tonight ドアの Tonight tonight tonight tonight 向こう 近づく靴音の記憶 胸を刺す 東京の街 あれから少し 変わってしまった ソウルの交差点の どこかで生きる あぁ きみの隣には 誰かがいてほしい Tonight tonight tonight tonight ドアの Tonight tonight tonight tonight 向こう 遠ざかったヒールの音 戻らない あのとき ひとりで僕は ベランダのきみのシルエット 夢のように綺麗だと ただ 見ていた 素足のきみのすべてを 知っているつもりだった きみを孤独にしたこと 気付かずに |