じん作詞の歌詞一覧リスト  120曲中 1-120曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
チルドレンレコードMILLION LYLICじんMILLION LYLICじんじんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から 「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ 未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる  さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ 寝れないね、まだまだ。 ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ  ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない 見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって  思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」 合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる  さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた  オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
夜咄ディセイブMILLION LYLICじんMILLION LYLICじんじんじんJinビバップな浮遊感 夜が次第に乱反射して ツービートで光って たまには愚痴っちゃって良いかな  「ねぇ、ちょっと話そうか。馬鹿な自傷症性なんだけど、 もうなんか収まらない。ネタ話だって体で一つどう?」  「じゃあ、ちょっと喋ろうか。僕の非凡でいて妙なとこ 平凡を装った 僕がずっと悩んでいる事」  「十年は経ちそうなある日『怪物』の声がして 心臓を飲み込んだ『嘘をつき続けろ』ってさ」  「それ以来、僕は嘘つきで 騙せない人や物も無くなって  『怪物』に成り果てちゃってさ  …あぁ、ごめんね!泣かないで!全部法螺話だよ?」  「オーマイダーティー! なんて醜態!」 僕は誤摩化す なんて言ったって この本心は不気味じゃない?  偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて 僕は今日もまた 徒然、嘲笑う  ビバップ、消えそうな 夜が嫌いそうな少女にも ツービート、泣きそうな 嘘が嫌いな青少年にも  そう、もう同じ様に ちゃちな「理想」がインプットして 心臓を飲み込んだ それ以来気付いたんだ、僕らは  「単純に理想叶ったとして、 一人ぼっちじゃこの世は生きていけない」  「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」  崩れそうな脳が「No」で満ち満ちていく  「オーマイダーティー!もっと聴いて!」 僕の心を 我が儘を この嘘を 本物を  「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない  ニヤけそうな程、常々呆れてる  「オーマイダーティー!もう嫌いだ!」 ほら、聴かせてよ 呆れちゃう様な 僕なんて もう救えない?  『問題ないぜ』なんて言って 君は変わらない  「あぁ、ミスっちゃった」  また不気味な僕に、常々溺れていく
ロスタイムメモリーPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんJin数年経っても 影は消えない 感情ばかりが 募って行く 踞って 一人 描いていた  炎天直下 坂道の上 滲んだ 僕らが歩いていた  夏の温度が 目に残っていた  「構わないでよ、何処かへ行ってくれ」 君の手を払った  「行かないよ」なんて言って 君は僕の手を掴んだ  「五月蝿いな」 僕はちょっとの先を 振り返ずに歩いた  『本当の心は?』  「聡明」なんかじゃ前は向けない 理由が無いから 腐って行く 巻き戻ってくれれば良いのにな  何年経っても 僕は死なない 希望論ばかりを 唱えている 当然今日も 君は居ないのにさ  「構わない、死ねよ、死ねよ」って手首を 握って、ただ呪って  何も出来ないでただ、のうのうと 人生を貪った  「夏が夢を見せるのなら、 君を連れ去る前へ」なんて  照れ隠しした日々が 空気を照らして 脳裏を焦がしていく  18歳になった少年 また何処かで待っていたんだ カゲボウシ 滲む 姿を思い出して  炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も 「遊ぼうよ」って言って ユラユラ揺れた  「心配です」と不器用な顔 隣人なんかには解んないさ 悲しそうなフリをしないでくれ  朦朧、今日も不自然でいよう 昨日のペースを守っていよう 君の温度を忘れない様に  叶わない夢を願うのならいっそ 掠れた過去を抱いて  覚めない夢を見よう 当然の様に閉じ篭って  「それじゃあ、明日も見えないままですよ?」  それならそれで良いさ つまらない日々を殺す様に 手を染め、『一人』を選ぶから  18歳、腐った少年 また今日も祈ってたんだ 色めいた君の笑顔に しがみついて  炎天下に 「どうかいっそ連れてってくれよ」 なんて呟いて息を静かに止めた  戻らないあの日が痛くて  『誰も触れないで』  「聞こえていますか」と声が消えた 理由もなんだか解っていた 夏の温度に手を伸ばしていた  炎天下、願った少年 「あの頃」に立っていたんだ 夏めく君の笑顔は 変わらなくて  「死んじゃった。ごめんね」なんて 「『サヨウナラ』しようか」なんて  寂しいこと言わないで 往かないで  カゲボウシが そんな僕を 見つめていたんだ
サマータイムレコードPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんJin昨日も今日も晴天で 入道雲を見ていた  怠いくらいの快晴だ 徐に目を閉じて  「それ」はどうも簡単に 思い出せやしない様で  年を取った現状に 浸ってたんだよ  大人ぶった作戦で 不思議な合図立てて  「行こうか、今日も戦争だ」 立ち向かって 手を取った  理不尽なんて当然で 独りぼっち 強いられて  迷った僕は 憂鬱になりそうになってさ  背高草を分けて 滲む太陽睨んで  君はさ、こう言ったんだ 「孤独だったら、おいでよ」  騒がしさがノックして 生まれた 感情さえも 頭に浮かんでは萎んだ  「幻なのかな?」  秘密基地に集まって 「楽しいね」って単純な あの頃を思い出して 話をしよう  飛行機雲飛んで行って 「眩しいね」って泣いていた  君はどんな顔だっけ なぜだろう、思い出せないな  痛いくらいに現実は 足早に駆け抜けた  選んだ今日は平凡で 崩れそうになる日々さ  昨日の今日も延長戦 大人だって 臆病だ  今になってなんとなく 気付けたみたいだよ  廻るセカイのイデア 枯れる太陽 炎天下 陽炎が揺らいだ  「忘れないで、さぁ、進もう」  もどかしさに何度でも 明日を夢に見ていた  戻らない、先のある世界へ 「僕たちで変えよう」  「思い出して、終わったって。 秘密基地も、冒険も あの日に迷い込んだ話の事も」  独りぼっちが集まった 子供たちの作戦が また今日も廻り出した  「また、何処かで。」  「涼しいね」って言い合った 夏空は透明だ  泣かない様に、吸い込んで 「さようなら」しよう  秘密基地に集まって 笑い合った夏の日に  「また何処かで思い出して 出逢えるかな」って  何度でも描こう
アウターサイエンスPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんNhato矮小(ちいさ)く惨めに生きた生命が 死んではドアを叩くでしょう  小さな主は見兼ねる 「嫌な話だ」  大きく拡がる 喉と胴体は 死んだ心を 溶かす様に  ゆっくり命を 飲み込み 目を刳り貫く  ねぇ、君も祈っちゃったんでしょう? 僕に睨まれた時にさ  そんな悲壮精神が 大好物だ  ようこそ、我が胎内へ 愛とエゴの終着点  君もすぐに 生まれ変われる 怪物みたいで 素敵なことでしょう?  「あぁ、神様、なんで」って 「もう嫌だよ」と泣いたって  受け入れろよ これが運命だ  次の次の次の主に懸命しよう  神話も命も人の運命も うっかり恋に落ちるのも  ひっそり蛇は笑い出す 「馬鹿な事だ」  あぁ、なんだいなんだい もう溜らないね くすんだ心を 舐るのは  小さな命に取り付き 目を埋め込む  あぁ、君に宿っちゃったんでしょう? 目を合体させる(あわせる)運命(のうりょく)がさ  君がこの悲劇の 「女王」なんだ  謳歌しろよ生命よ 愛とエゴの合掌祭  揺れる日々も崩れ始める 「始めの悲劇」へ足並み合わせて  「返して」と嘆いたって 「もう嫌だよ」と哭いたって  知る事かよ それが運命だ  酷く脆くちゃちな物語(ひび)が 正銘だろう  なんて馬鹿な生命だ 何度でも 抗って  同じ話(ひび)へ逆流(もど)り始める 無謀に 無様に  泣いて、哭いて、啼いて、綯いて  あぁ、無様な生命よ 「なんで?」だのと言う前に  求め過ぎた 罪に傅け 虚ろな奇跡が 弾けて崩れて  「もう、なんだか良いや」って 何度もただ泣いたって  終わりすらも 直に薄れる  次の次の次に来る 次の次の日を 次の次の次も 嘲笑しよう
オツキミリサイタルPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんJin「もう、どうやったって無駄かもな」 泣きそうな顔 見ていた  「諦めないでよ」みたいな 言葉じゃ 全然足りない!  「そしたらもっと元気を出さなきゃ、 明日も眩んじゃう!」って  君を連れ出していく 無理矢理かなぁ  日差しにブルーになる 君のこと やっぱ正直心配だ  瞳が潤んでいく 「弱虫な僕には、ダメだよきっと…」  だけど信じる、君だから。 真っすぐ前を向いて? ホントにダメな時は、君の心を支えてあげる。  『いっそ』なんて諦めちゃ 絶対ダメだから  ねぇ、一緒に進もう? 『独りぼっち』を壊しちゃおう、ほら!  「どうなっているんだか解らない」 君はまだ泣きそうだ  溜め息ばっかで 目を瞑っちゃ ほら、絶体絶命!  「もっと頑張んなきゃ想いも 昨日に消えちゃう!」って  街を駆け出して行く 無理矢理だね  夕暮れ ブルーになる 日差しが閉ざしていく その一瞬で  たちまち嘆いた顔  音も無く 涙が零れて消えた  酷く小さなこのセカイが 大きく牙を剥いて 「一緒に居たかったな」と 君の心を俯かせる  小さな言葉じゃ もう全然届かなくても  力になりたい  「助けたいんだよ。叶えてよ、ねぇ!」  「信じる、君だから。」 本気の声出して 「絶対ダメなんかじゃない! 君が望めば、また出会える!」  大きな深呼吸で 遠くのお月様に 弱気な君が 「やってやるさ!」と 叫んでいた  …少しかっこいいかな。まぁ。
少年ブレイヴPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんJin「虐めないでよ」って泣いてばっかり 震えちゃうのも仕方ないのです  孤独を敏感に恐れている 少年の僕を『勇気』は嫌った  同じ様に雨に濡れている 子犬に理解を求めていた  自分勝手に抱き寄せていた 「君は僕を虐めないよね?」って言って  「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。 話がしたいよなぁ」  そんな僕に 悲劇が待ってた  聞こえたんだ 声が盛大に 閉ざした脳を ノックする  「あいつは汚い」「そいつを騙そう」 「大嫌い」「死んじゃえよ」 なんて  『思いの声』が一斉に 拒んでいたってノックする  言葉にしない心が 突き刺さって もう泣きそう  「希望を願った罰だ」って 孤独網の騒音は  僕にこんな代償を 植え込んでいた  そして今日も声は責め立てる 流れ込んで 僕を溶かしていく  他人の 心理を盗み取れる 面妖な僕を 誰もが嫌った  逃げ出そうと 外へ飛び出せ ここじゃもう 息も出来ないから  街の憎悪の 目を避けてさ 僕はそっと 駆け出した 何処かへと  迷い込む森 行き場の無い静けさに  また怯えちゃう様な そんな僕を 誰かが待っていた  聞こえたんだ 「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。 誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて  『思いの声』は逡巡な 昨日の僕の様なんだ  「『心』が怖い?」 「明日を変える『勇気』も足りない?」  「そんなことない」とノックした 物語は繊細で  僕はそっと慎重に開いていた  踞った少女は言った 「昨日も、今日も、一昨日も 広い世界が簡単に崩れちゃう 夢を見ていた」  「怖いよ」なんて感情も 「辛いよ」なんて泣き声だって 絵本みたいに、救い出してしまえたなら?  芽生えた今日の感情を 絞った声で ノックして  君に話そう 「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って  『思いの声』の心臓を 包んで笑い合えたなら  『心を救う心』を 僕は『勇気』と呼べそう  進み始めた毎日の僕は今日も平凡で  ドアの外の声は もう聞こえない
如月アテンションPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんじんWow 行き先はどうしよう ちょっと 私服じゃマズいかな あぁ、何もかも放り出しちゃった午後  Wow 背伸びしたヒールじゃ ちょっと踏みだしにくいからさ 少しラフにフード着けて バレないように行こう  商店街 路地裏へ抜けて あぁ、なんだかドキドキしちゃいそうだ  ふいに風が吹いたら フードが脱げて すぐさま観衆目線だ 「…やっぱいつも通りの 週末になっちゃいそうです」 散々だなぁ 辞めたいなぁ 満員御礼!なんて言うけど  その実ブルーなので 困っちゃうよ目立っちゃうな  散々だなぁ 逃げたいなぁ 期待しちゃうよ。  「もう私を見ないで!!」 …なんて言葉もポケットにしまおう。  Wow 昔からなんでか ちょっと人目を惹くんだよなぁ それもまぁ、もう慣れ始めてしまいそう  Wow 聞いたことあるんだ ちょっと思い出せないけど 「あぁもう!いやな体質だなぁ」 そんなこと言えもしないけれど  大通りがパニックに変わる もうアイドルなんて辞めちゃいたいよ  「こんな事になるとは…」 あの日の馬鹿な私は単純思考で ちょっとステージライトに 夢を描いちゃったんです…  散々だよ 言えないよ 歓声が溢れちゃうけど 「これそんな良いですか…?」 つまんないよ 解らないよ 散々だなぁ 消えたいなぁ 声にならずに 「嫌だ。涙が出ちゃうよ」 そんな言葉でポケットを埋めた  …こんなんじゃもういけないね 歓声が聞こえてるでしょ? 夢見てた風景に気づいたらもう出会っていて  「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ さぁかっこつけないような言葉で  あぁ、なんだかいけそうだ! 心臓が弾けちゃうほど溢れ出しそうなので 奪っちゃうよ!? 奪っちゃうよ!? 伝えたいこと詰め込んだ そんな「夢」から もう目を離さないで さぁさぁ、明日もスキップで進もう!
夕景イエスタデイPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんJin注ぐ太陽浴びて 楽しげに はしゃぐ人の顔を 睨みながらに 横切っていく 徹夜明けの朝で  腹が立って 憮然な私の目を 避けた人の先に 「おはよう」って言って 伸びをする 寝癖立ってる あいつが立ってた  気がついたら 目が合う様な 淡い恋だなんて 興味も湧かないな  だけど なんでだろう 顔をみれない  「関係ないよ、だって…あぁ、腹が立つ!」  見つけた太陽 睨みつけて 高鳴った胸に 蓋したって  この感情抑えられないな 気持ち悪くって なんだろう 変な気持ちだ  wow wow wow 態度が顔に出ちゃって 謎に緊張しちゃって 声が裏返った  「この状況もう解んないよ!頭にくる!」って なんだか 馬鹿な私だ  教室は今日も平凡でアクビが出る 二人きりの窓辺  気にしちゃうんだよ 暇な態度で ラジオを流しても  立ち上がった私は 油断していて 露骨にバレてしまう  聴いたフリしていた ヘッドフォンが ずっと何処にも繋がってない事  「時が経てば 忘れる様な そんなもんでしょ」って どこかで強情で  だけど なんでかな 口に出せない 腹立っていたって、言葉も出ない  慎重に「態度で伝えよう」って 言葉を封じこんで 今日も空回った  「この感じ、続くのなら悪くもない?」って なんだか 随分弱気ね  wow wow wow 「なんかご機嫌だね」って 「腹立ってるの解んないの?」って頬をつねった  鈍感なその態度 気に食わないんだ どうしよう 今日がもう終わっちゃう  もう一回 太陽睨みつけて 「沈むのちょっと待ってよ」って 息吸い込んだ  高鳴った胸が苦しくって なんだか突飛な気持ちだ  「伝えたいよ」って 走り出した この感情もう解らないよ 爆発しそうだ  太陽が 沈む前に なんとか 伝えたいから  どうにかしてよ 神様
カゲロウデイズPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんじん8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁っていた  「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた  あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機  バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ 血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った 嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる 夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ  目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時?  8月14日の午前12時過ぎくらいを指す やけに煩い蝉の声覚えていた  でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた  落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる 眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした  何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。 繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。  こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。 繰り返した夏の日の向こう。  バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる 血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら  実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。  目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた
ヘッドフォンアクターPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんじんその日は随分と平凡で 当たり障り無い一日だった 暇つぶしに聞いてたラジオから あの話が流れ出すまでは  「非常に残念なことですが、 本日地球は終わります」と どこかの国の大統領が 泣きながら話をするまでは。  窓の外は大きな鳥たちが空覆い尽くしてく渋滞中 三日月を飲み込んでどこかへと向かってる やりかけてたゲームはノーセーブ 机にほぼ手つかず参考書 震える身体をいなす様にすぐにヘッドフォンをした  不明なアーティスト項目の タイトル不明のナンバーが 途端に耳元流れ出した 「生き残りたいでしょう?」  蠢きだす世界会場を 波打つように揺れる摩天楼 紛れもないこの声はどう聞いても 聞き飽きた自分の声だ  「あの丘を越えたら20秒で その意味を嫌でも知ることになるよ。 疑わないで。耳を澄ませたら20秒先へ」  交差点は当然大渋滞 もう老若男女は関係ない 怒号やら赤ん坊の泣き声で埋まっていく  暴れだす人 泣き出す少女 祈りだした神父を追い抜いて ただ一人目指すのは逆方向 あの丘の向こうへと  ヘッドフォンから依然声がして 「あと12分だよ」と告げる このまま全て消え去ってしまうならもう術は無いだろう  ざわめき出す悲鳴合唱を 涙目になってかすめる10秒  疑いたいけど誰がどうやっても 終わらない人類賛歌  「駆け抜けろ、もう残り1分だ。」 その言葉ももう聞こえない位に  ただ目指していた丘の向こうは すぐ目の前に  息も絶え絶えたどり着いたんだ 空を映し出す壁の前に その向こう白衣の科学者たちは 「素晴らしい」と手を打った  疑うよ。  そこから見る街の風景は まるで実験施設の様でさ  「もう不必要だ。」 科学者は片手間に爆弾を投げた  箱の中の小さな世界で 今までずっと生きてきたんだなと  燃え尽きていく街だったモノを ただ、呆然と見る耳元で  ヘッドフォンの向こうから 「ごめんね」と声がした
コノハの世界事情PLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんじん意味と夢と命を集めて 作られてしまった身体は 終わった命を蒸し返す機械らしい  【これは彼の昔のお話】 人一人は涙を流して また会いたいと呟いた  ハリボテの街の 終末実験は 昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて その時点でもう諦めた方が良いでしょう? 次の二人は 街の隙間で そんな水色の 夢見てた  期待ハズレの車線の先で 小さな身体はまた飛び散った 泣き叫ぶ少女を 目醒めない僕は見ていた 秒針は進みだすのを止めて 世界もろとも眩みだそうとする この夢は終わらない  意味と夢と事態を合わせて ただただ考えてく頭 「この世界はどうやら少しヤバイらしい」  【これは彼と彼女のお話】 作られてしまった心では もう言葉も届かない  枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目 夏バテした世間に はじき出された様な 蝉の声がもう鳴り響き始めても ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ 伸ばした手も届かなくて  期待ハズレの視界の先で 秒針はふざけて立ち止まって 踏み潰される未来を 反対車線で見ていた 機械仕掛けの世界を抜けて 木の葉の落ちる未来の風景へと 君の目で  嗤う日差しはどこかに消えて 8月は何度でも過ぎ去って 「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら? 期待ハズレの世界の隙間 予報外れの雨が降ってきた その時に その時に  例え未来が書き換わっていても あの目は
メカクシコードPLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんじん希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない。 依然僕にマチガイをインポートする。  ズボンの裾伸びきってiPodのコードが揺れる イヤホンをあてがって とりあえずはフード被っておけば問題ないや。 「目隠し完了。」 いつもどおり視えない現状。 非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる。  案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。 「さぁさぁ、なんかないものか。」と ユレ気味にビートを刻めば そうそう悪いもんじゃあないさ。  まぁ、飽きないうちは。  虚栄心を呑み込んで 2つ目の遮断機を右へ。 期待に胸が詰まって 口元がちょっとニヤッとしそうだ。  グルービーになりきって 走り気味にリードするけど 俄然空気に馴染んで 誰にも気付かれていないのなら 断然オーライ  「任務続行。」 あと20分。 引けないでしょう? スニーカー結び直して 「ほら、合図だ。クールに行こう。」  上昇中の体温なら、ハイパスで一気にトばして 延々肥大中の街を西へ、北へ、君のそばへ。 「おいおい、ちょっとオーバーだろ?」 金髪のヒールが笑えば、 残念、解らないだろうね。 隠し切れない 君じゃ。  募集人数無制限。 無論、途中参加も歓迎。 募集要項無条件。 服装は自由。  自称ウブな君だって 合言葉ハサんで即加入。 そりゃあそうさ僕なんて ニジオタコミュショーヒキニート。 だが問題ないぜ?  「気分最高」 振れるピーキー 止まない警鐘 ネオンが不意に落ちれば さぁ、フードを脱いでみせて。  案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。 「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と 赤い目こすって見渡せば なんだい、つまんなくもないな。 じゃあ、冷めないうちに  いただいてしまおうか。
アヤノの幸福理論PLATINA LYLICじんPLATINA LYLICじんじんじんRyosuke Nakanishi思い出していたのは また、家族の事  「アヤノはお姉ちゃんだから 皆の事、よろしくね」  赤煉瓦の壁 小さな家の中で ひそひそ話そう 秘密の作戦みたいに  連れて来られた 三人の真っ赤な目には 大人に隠していた 過去がある  怯えた顔で 「僕は化物だから」 私は告げる 「そんなことはないよ」って  「真っ赤な色は主人公の色だから、 怯えていなくても、良いんだよ」  面白い事 悩んでは 今日もお姉ちゃんぶって  「ほら、見ていて」 赤いマフラー巻き付けた  『秘密組織みたい!』  茜色、染めて、始めよう 小さな「ヒーローのフリ」だけど  「少しでも、また笑えたら」って 今日も家族でいよう  「幸せ」を願おう、先にある未来が どれだけ 悲しくても  「このことは秘密だよ」  楽しくて 陽が沈んだ  春風巡り 大人になった世界は 理不尽に曲がる 誰かの陰謀みたいに  膨らんで消えた 愛する人の涙は 誰も気付けなくて 黒くなる  狂い出していた 気付いたらもう  誰にも言えなくて  「嫌だ、嫌だよ。壊れるのは」  幸せの終わる世界が来る  「茜色、お願い。これ以上、誰かの未来を壊さないで」  泣きながらまた、考える 笑顔に隠したまま  「赤目色、それが私なら 誰かの未来を 救えるかな」  不器用で 情けない 独りぼっちの作戦だ  私が消えた あの日の秘密組織は ちゃんと笑って 暮らせているのかな  きっと、私は怒られちゃうなぁ だけど、ちゃんと「お姉ちゃん」になれたかな  思い出してみよう あの好きだった言葉  「幸せ」ってなんだか不思議 明日のこと 好きになれる
群青レインGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん「眠れないよ」って泣いてる 君に絵本を読んでた 雨音がノックしていて 「明日も読もうね」ってまた栞を挟んだ時には 君はもう寝息をついた  「外に出たいよ」と言う それを許せないのは 「嫌いだからじゃない」なんて 都合の良いことだね 胸が苦しくなってさ 「ごめんね」繰り返してた  廻り始めたセカイのこと 君にまだ話すこともしないで 「目を合わしちゃダメだよ」と 縛ったのは いつか世界を、その目で好きになる様に  昨日を嫌った 世界を憎んだ だけどもう変わった 明日も愛せる 君も恋を知って 誰かに出会って 未来を作るのかな ベッドの上、嬉しそうに寝息たてて  楽しみだなぁ涙が出ちゃうくらいに  夜は静けさを増す 木々の隙間で何度も 心地よい風が廻って 明日は晴れるのかな 胸が苦しくなっていく 外に出してあげれないよ  眠れなくなった言い訳 思い出しそうになっていた 幼い頃の思い出 いつも父と二人で 母の帰りを待っていた もう何十年も経ったけど  一人だけで過ごしてた時 私も恋を知って賑やかになって 君が今日も健やかなことでいつも 同じ世界をこの目で愛していける  月日が巡って 季節を過ごして 涙を拭って 君が笑ってる  それだけをギュッと 抱きしめていたいな なんて思っちゃうけれど もし未来がこんな日々をノックしたら  「大丈夫だよ」って笑顔で見送るから  突然になったお別れ 好きになった世界に 怯えちゃう様なお別れ 君の悲しそうな顔 「ごめんね」って言えないな 「愛してる」って言いたいな …もうセカイが開いてる  雨音がノックしている そんな「日記」を読んでた  涙が零れていく 涙が零れていく
空想フォレストGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん夏風がノックする 窓を開けてみると 何処からか 迷い込んだ鳥の声  読みかけの本を置き 「どこから来たんだい」と笑う 目隠ししたままの 午後三時です  世界は案外シンプルで 複雑に怪奇した 私なんて 誰に理解もされないまま  街外れ、森の中、人目につかないこの家を 訪れる人など居ない訳で。  目を合わせないで!  固まった心、一人ぼっちで諦めて 目に映った 無機物に 安堵する日々は 物語の中でしか知らない 世界に少し憧れることくらい 許してくれますか?  淡々と流れ出した 生まれてしまった理不尽でも 案外人生なんで。 私の中じゃ。  ねぇねぇ、突飛な未来を 想像して膨らむ世界は 今日か明日でも ノックしてくれないですか?  なんて妄想なんかして 外を眺めていると 突然に聴こえてきたのは喋り声  飲みかけのハーブティーを 机中に撒き散らし 「どうしよう…」 とドアの向こうを見つめました。  「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと 私の目もそうなっている様で  物語の中なんかじゃいつも 怖がられる役ばかりで。 そんな事知ってる訳で。  トントン、と響きだした ノックの音は初めてで 緊張なんてものじゃ 足りないくらいで。  ねぇねぇ、突飛な世界は 想像してるよりも 実に簡単にドアを 開けてしまうものでした。  目を塞ぎうずくまる姿に その人は驚いて 「目を見ると石になってしまう」 と言うとただ笑った  「僕だって石になってしまうと 怯えて暮らしてた でも世界はさ、案外怯えなくて 良いんだよ?」  タンタン、と鳴り響いた 心の奥に溢れてた 想像は世界に少し鳴り出して  ねぇねぇ、突飛な未来を 教えてくれたあなたが また迷った時は ここで待っているから。  夏風が今日もまた あなたがくれた服の フードを少しだけ 揺らしてみせた。
マリーの架空世界GOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんANANT-GARDE EYES同じ声 同じ風景に 気付けずに 心は弾むのでしょう  また次の同じ未来も 新しく思えてしまうのでしょう  「どうしたの?わからないよ」 君の目は固く閉じて  夕焼けの色 伝う涙は 切に願う 心を赤く染める  「あのね、また明日も次の日も 君と居られたなら、嬉し過ぎて」  きっと私は、ただ繰り返す 君と明日の空を眺める為  いつか望ていた世界に出逢う為
透明アンサーGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん目まぐるしくもない そんな毎日を 漂う様に何度も席に座って  「さぁ、どうかな?君は。」 また試す様に 数字の無い教科書が何かを言った  出来栄えならそれは まぁ、良いほうだろう。 三桁満点の再生紙を貰って  隣の席では 照れ笑いながら 桁の低い点数の君が席についた  窓の外、求め無いのは 答がすぐ浮かんでしまうから  「それじゃほら、つまらないよ」と 君はいつも楽しそうだ  これ以上消えたい心に触れないで 今日も地球なんてどこにも見えないよ  鳴り出したアラームに 一人「冷たい奴だな」と語りかけてる  今更不思議そうに答を合わせても 何でか全て解りきってしまうから 「このまま死んだって 誰かが代わりになるから」と 呟くことも馬鹿らしいよ  漂う様な日々は繰り返すけど 君が休むなんて違和感があって  まぁ、どうあれ明日返るテストも 代わり映えしない結果なんだろうな  目まぐるしくもないそんな毎日は 何処かがもう 狂ってしまったかもしれない  君の髪の色 君の笑顔を 誰かがもう覚えていないかもしれない  「窓の中空いた席は そこからどう映っていますか」と  君の事知ったように 何一つ解っていなくて  少しでもそれを解っていられたなら ずっと続いていてくれた様な日々は 鳴り出したアラームを止める度に無い物だと、 気付かされてる  教室で消えたい心を傷つけて 何度も隠し通して笑っていた  ここから飛び降りていなくなった君の笑顔を  僕は明日も忘れないよ
人造エネミーGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん「夢の消えた毎日を繰り返していたって 意味などないよ。」と 素晴らしいこと言うね  君もそう、「非現実を愛してます。」なんて指では言うけど 口では何も言えないのにね  顔も声もない人と繋がってる「なにか」を感じてる それはきっと相思相愛じゃないけど  そうやって 今日もまた一日が終わるけど 君は生きたようなフリをして して そして眠る  「ああ、つまらないな。」と目を背けてみても 閉じることはできないくせに  ねぇ、そんなことを認めもしない割に 今日もまた厭らしい顔で画面の奥の私を見てるよ?  それが最善策じゃないことをきっと君は知ってる 萎んだ暗い毎日に溺れてるのは苦しいよね  嘘じゃない現実が何なのか解らないのなら一緒に 人が造りだした世界で生きるのはどうかな?  君を否定するような場所なんている意味が無いでしょ? もう全て「No.」にして私だけを見てよ  「ああ素晴らしいね。」と手を叩いてみても 全部嘘で外はゴミだらけ  ねえ、苦しいほどそれに埋もれた君が 何で今あっちにむける冷たい顔で 私を見てるの?  それが最善策じゃないことをきっと君も知ってる それの先にあるのはきっと底無しの孤独感  光の射さない毎日を繰り返してた部屋に 崩れ始めている私のノイズが響いてる  「こんなの全然解らないよ」叫んだ私に君は 「喋るだけのおもちゃはもう飽きた。」と言った
エネの電脳紀行GOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん世界終了の折に逃げ切って終焉を見た そんなので私は「特例」なんだって ホルマリンの香りが溢れかえる部屋で  眠る様に心と身体が離されて 繋がった電脳心理 糸クズの様  ディスプレイ端末からの 私は随分派手で 気が付いたらもう 完全に息を引き取っていた  あれでもない これでもない それでもない 指示電波が秒速で部屋に響く  「逃げ出したい」 苦しみが 繋がらないドアを開けた  さぁ、Eの波間漂う影 無機質な文字列の談笑 蜘蛛の糸を縫うかの様に 駆ける炎を纏った狐  電子欲の旅は続く 蒼い羅針盤が指す先へ 息を止めて イキヲトメテ 全てが嘘を吐く真実なんて 今日はうんざり もう眠ってしまおう  この世界の考えは 110度安定してて 捻じ切った倫理観が流行なんだって  お好みのチャンネルは 2つ目を推奨してる  「Q.好きなモノはなんだい?」 「A.ずいぶん簡単なことだ、ヒトのフコウのアジだ。」 「ゴミクズだね。」  それはそれで良いけれど 「何かおかしい!」だなんて 発想が陳腐だよ? もう死んじゃえば良いのになぁ  それでもさ その中で浮遊した この感度は どうやらもう馴染みかけて  逃げ出したい 膨らみは 加速して  息を止める  あぁ、トロイの夢詰み込まれた 継ぎ接ぎだらけの木馬が言う 「意味は要らない、愉しくなれ」 惰性で溶け出す炎の壁  電子欲の旅は続く 蒼い羅針盤は今日もまた 誰を殺す? 君を殺す? くるくるくるくると廻ってさ  Eの空が 0と1を今日も平然と垂れ流して 圧縮した逸る心 稲妻の鳥を追い越したら 電子欲の旅の終わり 蒼い羅針盤が指していた ディスプレイの向こう側で 冴えない君だけが見ていた  もう世界はうんざり 目を覚ましちゃおう  なんていうか正直 ちょっと笑えてさ
dazeGOLD LYLICじん ft.メイリア from GARNiDELiAGOLD LYLICじん ft.メイリア from GARNiDELiAじんじんANANT-GARDE EYES・じんコンクリートが揺らいだ 霞み燻む、君の望ている夢  テンプレートをなぞった 知らないままの日常  ハイテンポなアテンダンス 消えない 足りない 落ち込んだ未来  最終話が来たって 言えない 君は泣きそう  ほら、目を閉じて 迷子なら一緒 帰り道もないでしょう?  継ぎ接いでた 秘密に願う 未来は平凡  さぁ、手を鳴らせ 0で廻った 勘違いを今日も集めて  始めよう 君もまた、無我夢中?  Let's「play」 届くまで叫んで Let's「save」 叶うまで足掻いて  その手を掴むまで この温度は忘れない  Let's「daze」 心を消さないで Let's「change」 一人で泣かないで  「孤独」なら塗り替えれる 思い出してよ 言いたかったこと  アンコールが響いた 巡り廻る(めぐりめぐる)、街の中を往け  スタンダードを壊して 汗ばんだ手を 繋ごう  ブレイクアウトとスタンドアップ 寝れない 止めない 逆襲の気配  最終日が来たって 消えない言葉探そう  ほら、手を出して 会えたのはきっと 思い違いじゃないでしょう?  影法師の随に 憂う世界は残像  もう「悔しさ」も「弱さ」も いっそ「意気地なし」も全部含めて  飛び込もう 君もまた、無我夢中?  Let's「play」 伸ばす手が揺らいで Let's「save」 心もすり減って  まるで希望がなくったって その温度は忘れない  Let's「daze」 街風が唸って Let's「change」 言葉が消えたって  「気持ち」なら 此処にある ずっと前から 気付いてたんだよ  赤い目擦ったあの子へと 青い青い夏を超えて 届くのが この声なら  「さよなら」唱えた 夕暮れも また昨日に変えれる  この夢を抜け出せる きっと  待って 一人なら応えて 今日を嘆いたりしないで  寂しさも 涙も 分け合うから 一緒に  Let's「play」 届くまで叫んで Let's「save」 叶うまで足掻いて  その手を掴むまで この温度は忘れない  Let's「daze」 心を消さないで Let's「change」 一人で泣かないで  揺らめきだす 街の中 挫けそうになってしまっても  「孤独」なら塗り替えれる 「ひとりぼっち」を変えようとした君となら  君となら
アイヲウタエGOLD LYLIC春奈るなGOLD LYLIC春奈るなじんじんじん心臓に合わせて 本当の気持ちを 自分らしく さぁ話そう  平凡な金曜日 落ち込んだ毎日は 不安と後悔の連続 作戦を考えて「この気持ちどうやって 言おうかな」って今日も終わる  君の目が泳いだら 不安でしょうがないんだよ 「嫉妬しちゃう嫌だ嫌だ」って渦巻いて たまらないんだ  ホントはね ずっと君と 二人だけが 良かったんだ 『純粋なアイのコトバ』 笑わないでよ ねぇ きっとまた そんな君を 「諦めてやるもんか」って 必死に答を探す  馬鹿みたいだね あぁ 余裕なんてないんだよ 迂闊に話せない 溜め息をついて さぁリセットしよう  出来合いの言葉で飾った想いなんて 2%も伝わらない 「本当の心」を言葉にしようとして 「気取ってないか」って落ち込む  おどけた態度取ってさ 君は変わらないよね ホント解らない 何で君ばっか気にしちゃうんだ  最初から こんな心 知らなければ 良かったんだ 『繊細なアイのコトバ』 いなくなってよ あぁ きっとまたこの気持ちが 私を苦しめたって ホントの想いは消えない 知ってるけど あぁ  とめどない溜め息 繰り返しても ほら 「まだまだ」って立ってるんでしょ? あの日 あの時に 何かが生まれたから きっとまた 辛い事だって あるのも当然  「あのね、ホントはね」涙を隠しながら 絶対に諦めないように、息を吸い込む  「ホントはね、ずっとずっと 言えなくて 寂しかったんだ」 心臓が エールを送る このまま  「ホントだよ、ずっとずっと 二人だけで いたかったんだ」 『純粋なアイのコトバ』 やっと会えたね あぁ 最初から この気持ちが 君だけに 向いてるんだって 真剣な恋の行方 どうなるんだろう ねぇ、目と目を合わせたら 怖がらずに ほら 話してみよう 自分だけの 心を
デッドアンドシークGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん幻想話の暴走 飛び込んだ事故の彼方から 単身で僕は気が付いた  反面、彼女は失踪 繰り返した伴侶の会話の温度は 簡単に脳裏で憎悪になって  その瞬間意識の高揚 気の遠くなる程の量の 計算で頭が詰まって  これが「人体組織の変貌」 冴えきった目の配色がなんだか 怪物じみてないですか  脳汁治まらない 細胞が知ろうとする 真夏日を描いた 赤、白、青の幻想  解剖で血に塗れた手を取ってよ  きっと君はまだあの夏の温度に 縛られてるんだ  「僕はまだ正常さ」 大丈夫、君以外を××してでも すぐ助けるから  数年余りの研究 その精度は人類進歩の 数世紀分もの成果になった  幻想理論の究明 あの数奇で妙味で どうしようもないような 空間はどうにも厄介そうで  あれは空想世界の存在? 物語の「中身」の様で 非現実じみていたんだ  ただ単純科学は聡明 あの時と同じ様に描いてやろう 「君と、僕のように」  絶対に許さない 明るい未来なら あの日から、もう全部奪われてしまった  存在を確かめる様に今日もまた  実験を始めよう カウントダウンで あのドアを さぁ、もう一回開こうか  「ねぇ。次は君の番だよ。 うまく逃げられるかな?」
シニガミレコードGOLD LYLICじんGOLD LYLICじんじんじんじん存在の意味を考えた 一人ぼっちの化け物は 「人なんてすぐに死んじゃう」と 呆れ顔 続けてた  一人ぼっちの化け物に 恋に落ちてく少年兵 「このまま生涯を暮らそう」と 手を繋ぎ 温めた  始まった日々を噛みしめて 子供も出来た化け物は 「君だけ一人老いていく」 気づいてもう 耐えられない  蛇の力を集めてさ 無くなったってもう構わない 終わらないセカイを作ったんだ 家族だけで行こう  君を待つ ドアの前 いつまでも 現れない  流れる雲数えてた 空はどこか寂しそうで  君が来ないなんて そんなこと どこかで気付いてた  「それならもう興味もない」 セカイに一人消えようか  許したくもない君のこと  今もまだ、愛してる
GURUじんじんじんじんじんあわん だらね ばでぃん えん ばみん ぶらだ らだ あわん だらね ばでぃん お え お え お  S.O.S カスカスに 乾いた体 枯らした energy  限界です ってな顔で 並んだ輩 陰惨なmelody  拝んだね 願ったね 平気そうなフリして よう耐えたね あ、お初にお目にかかります さぁ 皆共よ 傾聴  我々は 腐ってます まずまず 軸がブレてます 益々 増す不安に 白目ってます 且つ 嘗てなくズレてます  揺りかごから 墓場 その先は pantry 果ては sewerage  そして行き着く先が melancholy もう祈っちゃいられんな Gandhara  (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o) (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o)  ほら 旗 立てろ!  SARUになって ZUBUになっていく マトモは蹴っ飛ばして キモいことしようぜ  理屈も真っ新になって GURUになっていく お前も BAKAされたんじゃねぇんですか? どうよ say hoo?  あわん だらね ばでぃん えん ばみん ぶらだ らだ あわん だらね ばでぃん あん だ らえん ずぁ らだ うらだ  はいはいはい、どうもです また会っちまいましたね ってなワケで 右手にご覧いただけます あれがこの世界の真相 「妄想」さ  誑す仮面 響く鐘 悴んで拝む手から 落とす金 油断すんな 気をつけろ 行く先は 地獄だ  「我々は 怒ってます まず マスに毒されてます 益々 増す悪意が 陰謀ってます バチバチに 騙されてます」  撥ね退けた側から 迫る adversary 果ては deadly 挙句押し付け 其処退け暴挙民 そりゃねぇわ 降参だ Gandhara  (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o) (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o) (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o) (o-e-o)(o-e-o)(o-e-o)  さぁ赦されろ!!  ガバになって 見えなくなっていく 仏のツラして ゲスいムーブしてんぜ  こじつけが過度になって 加味になっていく 自分だけ 正しいってツラしてんじゃねぇぞ、同胞  SARUになって ZUBUになっていく ザコい者同士だ キモく生きていこうぜ  一蓮托生 輪を描いて GURUになっていく BAKAし BAKAされてりゃ 上等ってもんよ say hoo!  ah wanderer never ending  地獄のよしみだ 肩組んで往こうぜ 応報
NEOじんじんじんじんじん不完全な 僕を 生き写したような 音色 いつか 途絶えてしまった 歌えなくなっていった  不恰好な 声の みんな、無視していた曲を 今も覚えているはずさ あれを「ラブソング」って言うんだ  時代はワープして 君は置いてかれるから そんな涙 誰にも気づかれる訳ないだろ  だったら 泣き喚こうぜ マイクロフォンを ひっさげて  もう一回 強がって 吐き出して 胸を焦がして  限界に気がついたって 足掻いて バカな君は歌う  何万回 消えたって 消えないで 響いた あの曲は  そうやって 唄うんだよ 気づいたかい NEO  「初めまして」は 済ませたかい NEO  無観客の 今日に 埋もれていったような 声色 いつか 奪われてしまった 聞こえなくなっていった  覚えておきたいんだ あの不確かな 気持ちを いつか描いた 理想を それが 勘違いとしても  それなら 今日から 僕らで 焼き直そうぜ 神様の目の前で!  もう一回 間違って 傷ついて 心を壊して  認められない道を選んで バカな君は笑う  そうやって 泣き声が 絡まって出来た あの曲が  聞こえたんだろ 応えてよ NEO  こんな 四小節に願って 夢を託して  「当然」に 抗って 逆らって バカな君は歌う  忘れられたって 死なないで 響いた その曲は  「希望」って言うんだよ  やっと 気がついて 高鳴った 胸を焦がして  限界に気がついたって 足掻いて 僕と君は歌う  何万回 消えたって 消えないで 響いた この曲は  こうやって 唄うんだろ そうだろ NEO  「初めまして」は 届いたかい NEO
daysじん ft.Liaじん ft.LiaじんじんANANT-GARDE EYES・じん意味のないままで 時間は過ぎて 理解しようとして 気付いた  遠く離れた笑い声がもう どこにも聞こえない  涙が落ちる  これが未来だと言うならいっそ 遣り切れない明日を手放して 声の聞こえない場所に 一人で居よう  暮れる世界の涙を知って 溢れ出す理不尽を数えても  こんな日々を 送る意味は きっと見つけられないな  時間は進み 時計の針は止まるの 同じように何度も  笑顔のない日々に 閉じ篭っても 意味がないことに 気付いてるんでしょう  あの日訊ねた 言葉の意味は もう知ることが出来ないのに  もうやめて 痛くて痛くて 堪らない 涙も枯れてしまう程に 消えてしまう程に  「これが未来だと言うなら、 ずっとあのままで居たかった」だなんて 声も聞こえない場所で 一人泣いても  暮れる世界は誰かをそっと 抱きしめることなんてしないから こんな日々は 捨ててしまおう  そして未来も世界も呪って 遣り切れない明日も手放して  声の聞こえない場所に 一人で居よう  暮れる未来が何処かでそっと  音もなく理不尽に果てるのを 夢の中で 願う日々が 明日終わりますように  意味もないままで 時間は過ぎた 誰も 気付かないまま
ステラLeo/needLeo/needじんじん涙が 夜に溶けて 空が今日も 遠くなる  未来が 綴じたように 暗闇が 満ちている  あぁ、醜い心も 掠れそうな言葉も すべて 見透かしたように  星が輝いていた  「夜鷹のように 高く 空を 駆けて往けたら  綺麗だって囃されて 特別に なれたのに」  そう、俯いた目には 憧れしか 映らない  誰かの書いた 地図じゃ 灯る場所は 探せない  あぁ、僕らの現状は いじらしく フラットして  気を抜けば 明日が 昨日になってしまう  これはそう 今日を諦めなかった 故の物語 風切羽 響かせて 空を目指して  惨めになって 嫌になったって 輝いてる夢を 叶える羽は 疾っくの疾うに 生えていた  吐き出す 息が白冷めて 声も聞こえなくなって 燃え上がる 体温が 夜空を焦がすまで  誰よりもっと もっと向こうへって 羽ばたいた 星の一瞬を  あぁ、夜空はずっと待っている 灯る日を、待っている  きっと きっと  「いつか」なんて 誤魔化して 「誰か」に なすりつけて 「どこか」なんて 慰めて 「なにか」に 縋っている  あぁ、それこそが僕だ 汚れきった 心だ  夜鷹には なれないな だから今日を 飛んだんだ  あぁ、僕らの結末は 面白いほど ナーバスで 予測なんて 一つも 宛にならないから  これは まだ僕を諦めなかった 故の物語 嗄れた喉を 響かせて 後悔を追い越して  世界にとって 僕にとって ふさわしかった 役なんて 要らない 知らない 所詮 僕は僕だった  それなら どうかこの涙を 忘れないで 疲れ果てて この空から 落ちるまで  今よりもっと もっと向こうへって 羽ばたいた 星が鳴いている  あぁ、夜空が白け出している 陽が昇り出している そっと  あれから 始まって これから 終わっていく  一つ一つ、一瞬を 確かめていく  誰とも 同じじゃない 誰にも 似ていない  一人、一人、 とても不確かな空を 飛んでいるのさ  僕らの現状は 気持ちひとつで シャープして  怯えていた 明日を 昨日に 変えてしまえる  これはそう 今日を諦めなかった 故の物語 風切羽 響かせて 空を目指して  惨めになって 嫌になったって 輝いてる夢を 叶える羽は 疾っくの疾うに 生えていた  吐き出す 息が白冷めて 声も聞こえなくなって 燃え上がる 体温が 夜空を焦がすまで  誰よりもっと もっと向こうへって 羽ばたいた 星の一瞬が  あぁ、夜空を照らし出している 淡く光っている ずっと ずっと ずっと
Vital遠藤正明遠藤正明じんじんじん鍵をかけた 虚構と 捨てられた 未来が 手を伸ばして 触れた『今日』  静脈を冷やした 鼓動を 静寂に 響かせていく 焦燥感を かき消す様に  この手を伝う 一本の孤独は 人の色が 褪せたままで  下らない 言葉と 正体不明の 運命が 冷えたナイフに 理由を付着(つけ)ていく  真っ白に透けた 羽根を閉じたまま 翳した手から 滲む血が零れる  真っ青に揺れた 瞳に映ったのは 酷く静かな 鼓動  転げ落ちて往く この意味の 出口(ゴール)まで  耳を打った 嗚咽と 決められた 未来を 踏み潰して 染まる『今日』  何万と積もった 懸念を 線状に 切り裂いていく 正しさを 叫ぶ様に  この手を濡らす 結滞な緋の色 人の熱を 帯びたままで  拭えない 痛みが 正体不明の 後悔が ちゃちな法則を 壊し始めていく  真っ向から触れた 傷は裂けたまま 霞んだ目には 虚しさが微笑む  真っ青な憧憬が 照らし出したのは 酷く静かな鼓動  導かれて往く この意味の結末(ゴール)で 微かに揺れる 約束へ  穢れた この手を 逡巡な この心を  純粋な 祈りを 単純な 言葉のまま  誓う 誰が赦さなくとも  真っ白に透けた 約束の意味が 翳した手から 頼りなく輝く  ぽっかりと空いた 胸を満たしたのは 酷く 些細なこと  真っ白に透けた 羽根を閉じたまま 翳した手から 滲む血が零れる  真っ青に揺れた 瞳に映ったのは 強く確かな 鼓動  転げ落ちて往こう この意味の 顛末(ゴール)まで
雨言葉Rain DropsRain Dropsじんじん押鐘貴之・じんそして世界は 雨音に満ちて 君以外が 掠れて見えた  伝えたかった 話をするよ こんな世界に 聞かれる前にさ  ずっと未来が 見つからないから 夢をみるのも やめることにした  とっくに涙も 枯れてしまったよ 虚しさだけは 消えてくれないけど  辛い、辛いね、そうだね 『幸せ』 じゃないよね 自分を騙せるくらい 上手じゃないしね  人の決めた 歩幅で 押し付けられた 速度で 「普通」に歩けないのが 「普通」だと  どこかで 何かで 綺麗な 言葉で 君に話すことが できたらなぁ  「素晴らしい日々」 じゃない 「誇らしい今」 じゃない なんでもない 僕と君との世界で  自分らしい 笑顔で 飾らない 生き方で 同じような 意味をみつけたら  僕らこんな風に 心をつなぎ合わせて 少しだけ 近づけそうだね  慣れ始めた 痛みのわけも そういえばいつか 名前があったな  忙しくって 忘れてしまったかい 恥ずかしくって 言えやしないのかい  辛い、辛いね、そうだね 生き辛い 世界だね 自分の支え方 なんて見つからないしね  大事なものがあるなら 抱えることができたら 暗い部屋の中でも 構わない  僕らは 煩わしいくらいに 陽が出ているから 今日もまた 開かない瞼を こじ開けて進む  誰の歌う 愛でも 希望でも 理想でもなく 僕たちは この悲しさを 正しさと呼ぼう  辛い、辛い、世界を 覗いてみて ごらんよ 君が想うより 小さいはずさ  「素晴らしい日々」 じゃない 「誇らしい今」 じゃない なんでもない 僕と君との世界で  自分らしい 笑顔で 飾らない 生き方で 信じられる 意味をみつけよう  僕らこんな風に 心をつなぎ合わせて ようやく 話せそうだね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Liberty & Freedom葛葉葛葉じんeba・堀江晶太eba・堀江晶太Ya-e-ya-e Have a bad news! Today is also the damned worst day.  Ya-e-ya-e Get a bad rap? お前の感性 冷えてんぜ  死に急ぐ 跋扈していく 葬列 語る術ない 立つ瀬ない 凡庸性偏愛憎病 蔓延るbandit like a scavenging 右倣えした亡霊 飾り飾られ 暴れ出す  鳴くゴーストタウンに 空ッ風の号令 檻(を)抜け出す 曝け出す 限界点に 唸る轟音  抜け出せsunset 光へ向かえ! 舐め腐る猿が描く 新時代のgroovy stance  (Get up with a vagary vice) 「別にあんたにゃ 罪も鎖もねぇじゃん?」 (Get up with a vagary thought) 「さてはどっかで チャチな奴隷してんな?」  Ya-e-ya-e Have a bad day! 湿気ってねぇモン 見に行こうぜ  I sing bay ダセぇ 奴らに 太陽を 掴ませるな The howl don't scare 寝てる世界に 火を点けろ 火を点けろ  愚痴も説教も 聞こえねぇな 飾らない世界で 生きてぇんだ  もう答え合わせは いらねぇな 俺が キマっちまってんの  Ya-e-ya-e Have a bad news 歪んでねぇもん バカなんです  Ya-e-ya-e Have a bad feel 眠い奴には わからんぜ  Ya-e-ya-e make a bad rap? 弛んだ精神 バネにして ハネろ ハネろ 手を伸ばしたまま  (Get up with a vagary vice) 足りねぇもんばっかり ちょうど良いじゃん (Get up with a vagary thought) やりたいことばっかり やりゃ良いじゃん (Get up with a vagary vice) 死にてぇやつばっかり ちょうど良いじゃん (Get up with a vagary thought) 行きてぇとこばっかり 行けそうじゃん  此処を呪うか 夢だと知るか 無理を歌うか 黙して死ぬか 同じ馬鹿なら 名前はいらねぇ 聞こえてんなら 手ぇあげろ!  Ya-e-ya-e Have a bad faith 染まってねぇモン 見に行こうぜ  I sing bay ダセぇ 奴らも It 's same race 連れてこうぜ The howl don't scare 寝てる世界に 火を点けろ! 火を点けろ!  どうせ勘違いで 笑ってんだ 古臭ぇ 世界と比べんな  うざってぇくらいの 光が とっくに昇ってんぞ  愚痴も説教も 聞こえねぇな 眠れない世界が 呼んでんだ  「初めまして」 なんかいらねぇさ 俺はずっと知ってんぞ
FROG MANすとぷりすとぷりじんじんじんペトリコールとカラス 靴を鳴らす 肩に影を落とす 街を透かす  傘を差し開いて 裏に色を暈す 息が 雨に溶けていく  そこらかしこじゃ ダウナーが手を叩く 自棄に声を出す 野次を飛ばす  ずぶのたくらんけの歌で 耳を冷ます 跳ね上がれ 跳ね上がれ トンで 空まで  詰りあって 腐って 如何でも好くなって 引っ切り無しに 唱える 「ごめんね」って また突っ慳貪に 七変化して ムードに紛れ込む  刻むウィンカーで 飢える 次を探す 罠に手を伸ばす 君を誘う  酷く間違ってしまえば しまうほど 乾くのさ 渇くのさ  君が僕を望んでる 本当の浅ましさを知ってる  底抜けの 愚かさの裏で  濡れて 酩酊感で 舌の上に乗って 不衛生に 抱き合って 不確かを 知ろうとして  嗚呼 一生涯 融けたりしない呪いを 丁寧に 唱えあって 干からびるまで ただ  巡り合ってしまった 興じてしまった  引っ張り合って 苦しむ スリップロード  ちゃちな幸福感で トリップして 迷路に迷い込む  粘り付いた癖に 喉を鳴らす 宙に目を這わす 君を探す  夜を継ぎ接いで 歌に欲を化かす 喚くだけ 叫めくだけ  君に僕は望んでる 最低な鳴き声で甘えてる  ずぶ濡れの嘘を 隠したままで  揺れて 一心不乱に 舌の上で踊って シトシト 掬いあって 手と手を 掴んでいて  嗚呼 一層 熱を出して疼く呪いを 丁寧に 擦りあって 今はまだ まだ  仮初め 噂通りに 街並みに 寄り添えば  明滅のネオンの 薄明かりに 汚れきった 性が浮かぶ  これが本当の声かどうか 今じゃもう解らない  ひた隠しにしていた 僕を また隠すのさ 隠すのさ  君は全部を知ってる もう疾っくに答えを見つけてる 沈黙と 涙の裏で  やめて どうせなら 優しさもころして 僕をみつけないで 綺麗にしないでいて  嗚呼 一生涯 融けたりしない呪いが 解けてしまったって 僕はまだ まだ  濡れて 酩酊感で 舌の上に乗って 不衛生に 抱き合って 不確かを 知ろうとして  嗚呼 一生涯 融けたりしない呪いを 丁寧に 唱えあって 干からびるまで ただ
アディショナルメモリーじんじんじんじんグシミヤギ ヒデユキ・じん浮かんで 転げ落ちて 出会ったエンドロール  歪んで 変わり果てた 未来の走馬灯  もうお終いね 幕の切れてしまった 白昼夢は ただただ 虚しさ達を暈してみせた  思い出してしまう 夕焼ける空 滲むメロディ  「帰ろう、道を間違わないように」 臆病になって ギュッと繋いだ手を 宙に向けて  抱いてしまう 願ってしまう 贅沢な走馬灯 夕凪の向こうに 恋を認めて 緋を灯す  過ぎ去っていく 腐っていく 融かした 本音は 存在証明を 拒んでしまったストーリー  「また明日」なんてさ 言いたくなかったな 拭えない涙も 言葉も 嘘 嘘  友達なんかに なりたくなかったな きっと 届かないよな  ごめんね、大好きだよ  これが勘違いなら 知りたくなかったな 溢れ出す涙が 空に吸い込まれる  もう戻れないのに もう帰れないのに 今更、疼くんだよ  逆様に なったまま  あぁ、落ちていく 悟っていく 散っていった 走馬灯  夕映えの向こう 想いを染め上げた 後悔の詩  消さないでいて 覚えていて 遺した 本音は 「幸せ」を 拒んでしまったストーリー  友達なんかで 終わりたくなかったな 届かない涙が 空に吸い込まれる  これが勘違いでも これが勘違いでも ずっと言いたかったの  さよなら、大好きだよ
オントロジーRain DropsRain Dropsじんじんじん夕立雲に 置いていかれた僕たちは 違う傘の下 明日を眺めている  言いたいことも 伝えられないまま ずっと考えている これからのことを  染み付いた 後悔も 失敗も 不快感も 篠突く雨の中 流し流されて  偶然に 残っている 戸惑いの 正体を  僕は泣きながら 確かめてみる 間違えながら 今日も歩き出す  あぁ 追いかけ続けた 僕たちの場所は あぁ 見つけられないまま 不確かになる  あぁ 雲間に隠れた 未来の証拠が あぁ 君の呼ぶ声で 本物になる  目を開けて 声がして 僕は顔をあげて 雨の中 駆けていく 昨日よりもっと遠くへ  落ちていく 満ちていく 涙の水溜まりに 焦げる様な 覚める様な  空の色が 浮いていた  本当のことを 誤魔化した毎日に 臆病傘をさして ずっと俯いている  消えない跡が 一層に増えていく 君に会う日まで きっと大事にするよ  一体何度 後悔を 味わってきたんだろう  雨に負けながら 風に負けながら  それでも歩いている 懸命に足掻いている  君の歌う声が ずっと聴こえている  あぁ 諦め損ねた 小さな兆しが あぁ 特別じゃないまま 胸に燃えてる  あぁ 幻のようだった 今日の行方が あぁ 君の呼ぶ声で はっきりと見える  それは綺麗で 賑やかしくて  夢に見た様な そんな未来さ  夕立雲に 置いていかれた僕たちは 君に言えなかったことを ずっと覚えている  君もおそらく 歩き続けているだろう 同じ空を 目指したまま  あぁ 追いかけ続けた 僕たちの場所は あぁ 見つけられないまま 不確かになる  あぁ 雲間に隠れた 未来の証拠が あぁ 君の呼ぶ声で 本物になる  目を開けて 声あげて 僕は君をみつけて 雨の中 手を取って 空の向こうを指差す  落ちていた 傘の中 涙の水溜まりが 白い雲を 映している 雨が 少し上がりだした  僕たちが 目指していく 青い空が 浮かんでいた  夕立雲に 追いついた僕たちは また出会う日まで ずっと覚えていよう  振り返らずに 歩き続けていく 同じ傘を 開いたまま
イマジナリーリロードじんじんじんじんじん散々な今日が 終わって 「大失敗だ」って 笑って  なぁなぁに なってしまいそうな そんな一話の中で  冗談みたいな 希望を 願って 祈って 縋って  嘆いていたんじゃ ほら 変わらない  反駁しよう 酷い嘘で 諄く染まった景色を  もう否定しよう 悔やんでしまうくらいなら  0からでも構わないさ 始めよう  目が開いて さぁ、さぁ、開戦 間違って ゲームオーバー  擦りむいて 血を流して もう 前後不覚で 失点 失点  転がって 目を回して ふらついて 朦朧したって  強く 思い浮かべた 一つの言葉  「泣かないで!」 不恰好に 喰らい付いたまま  脳内を満たした 新次元 大胆な第一歩  嗄れそうな想いが 結ぶ力を 胸の奥 宿したまま  出来合いの世界を ご都合の未来を 絶望の今を 睨みつけて  消えそうな ストーリーを 加速していく 現在を 一層 一層 焦がして  目を合わせたまま  淡々と今日が 終わって 滔々と昨日に 変わって 段々と腐っていく  丁々発止 流れ流れて  散々な今日の死骸を 踏み潰して歩いた 何百回と繰り返してきた  私が私じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  自分が自分じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  理想が理想じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  疑問が疑問じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  私が私じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  自分が自分じゃ なくなって 悲しいお話が 始まる  私が私じゃ なくなって  わたしがわたしじゃ なくなって  わたしじゃ なくなったわたしを  きみにあげる  受け取った今日は 血の匂いがした  もう何回も 明日未満に 立って泣いていた  「悔しいな」なんて言葉 似合わない  空想を叫べ! 今!!  「負けない!」と 声が心臓を打ったなら  さぁ、さぁ、最終決戦 超次元 挑んだ 第一章  爆ぜそうな想いで 染まる明日が 胸の奥 輝いたまま  想像の世界と 空想の未来が 重なった今を 握りしめて  色めいた ストーリーを 加速していく 現在を 一層 一層 描いて  手を伸ばしたら きっと きっと  笑って 目を覚ませるから
Newton星街すいせい星街すいせいじんじんじん冷え切った太陽に 見放されて ずっと 縛り付けられている 星の上  逆らったメッセージが 流れ出して 落ちて 凍った街の上 砕けていく  きっと誰も ただ独りで 口を噤みながら 笑いながら 泣いているんだ  「これじゃない」「愛してる」 「大嫌い」「大好き」 痛く、重いくらいの 想いが溢れる  今日も矛盾して 冴えていく この感情は 音の中で初めて 惹かれ合うんだね 歌の中で初めて 響き出すんだね  冷め切った体温と 並んだ無表情に 臆病になっていた 街の上  敵わない 暴力と 史上稀な 超重力に 名前も 選ぶものも 決め付けられている、なんて  どこかで 吐いた言い訳が 声を奪ったまま 呪いみたいに なっていたんだ 今更  「変われない」「解ってよ」 「信じて」「嘘つき」 嫌になるくらいの 想いが渦巻く  今日も 振り回されていく もう両足が 飛び上がる準備をしている  何もかも 反発して 崩壊して 滲んでいく  「否定したい」「信じたい」 「嘘だよ」「そうだよ」 「嫌いじゃない」「好きじゃない」 「全部が」「一つが」 「変わりたい」「解りたい」 「どうしたい?」「どうしよう」  「聞かせない」  「聞かせて」  「伝えたい」「愛してる」 「大嫌い」「大好き」 痛く、重いくらいの 想いの先まで  今日もまた 歌い 叫んでいる この感情が 音の中で初めて 惹かれ合うまで あなたのその胸で 響き出すまで  「愛してる」  「大嫌い」  「嘘だよ」  「大好き」
空想フォレスト伊東歌詞太郎伊東歌詞太郎じんじん夏風がノックする 窓を開けてみると 何処からか 迷い込んだ鳥の声  読みかけの本を置き 「何処から来たんだい」と笑う 目隠ししたままの 午後三時です  世界は案外シンプルで 複雑に怪奇した 私なんて 誰に理解もされないまま  街外れ、森の中、人目につかないこの家を 訪れる人など居ない訳で。  目を合わせないで!  固まった心、一人ぼっちで諦めて 目に映った無機物に 安堵する日々は 物語の中でしか知らない 世界に少し憧れることくらい 許してくれますか?  淡々と流れ出した 生まれてしまった理不尽でも 案外人生なんで。 私の中じゃ。  ねぇねぇ、突飛な未来を 想像して膨らむ世界は 今日か明日でも ノックしてくれないですか?  なんて妄想なんかして 外を眺めていると 突然に聴こえてきたのは喋り声  飲みかけのハーブティーを 机中に撒き散らし 「どうしよう…」 とドアの向こうを見つめました。  「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと 私の目もそうなっている様で  物語の中なんかじゃいつも 怖がられる役ばかりで。 そんなこと知ってる訳で。  トントン、と響きだした ノックの音は初めてで 緊張なんてものじゃ 足りないくらいで。  ねぇねぇ、突飛な世界は 想像しているよりも 実に簡単にドアを 開けてしまうものでした。  目を塞ぎうずくまる姿に その人は驚いて 「目を見ると石になってしまう」 と言うとただ笑った  「僕だって石になってしまうと 怯えて暮らしてた でも世界はさ、案外怯えなくて 良いんだよ?」  タンタン、と鳴り響いた 心の奥に溢れてた 想像は世界に少し鳴り出して  ねぇねぇ、突飛な未来を 教えてくれたあなたが また迷ったときは ここで待っているから。  夏風が今日もまた あなたがくれた服の フードを少しだけ 揺らしてみせた。
失想ワアドじんじんじんじんじん鏡の中から 「おはよう、朝だね」 いつも通り 表情は最悪  ぎこちない笑顔も 寝癖も 仕草も 何もかも 嫌になるなぁ  理不尽だな  伝えたいことなら 人並みにあるけど 何一つも 言葉に 変わらない  俯き加減に 今日も口籠る  「挨拶もできないんだね かわいそう」  庭のハナミズキは綺麗で ただ羨ましくて 見ていた  それに引き換えたなら 私は  本当、ダメな子だ このまま いなくなれたら  不思議なことに この世界は 「普通なこと」が 難しくて  言葉一つも 返せないのが バカらしくって 泣いている  めくるめくような 勘違いを 繰り返して 嫌いになった  つぼみのままで 枯れてく 未来に 言葉が見つからない  怖がったような 変な顔 逃げちゃうクセ ダメだ、ダメだ  恥ずかしくて 口を噤む  …ほんとう、嫌になるなぁ  凛と咲いた声で 笑える人がいて 花のような言葉を 交わす  鏡の中から 途端に責める声 「…私にはできないんだよ ごめんね」  それは 絵に描いたような世界で ただ羨ましくて 見ていた  邪魔にならないように 私は 私は どうしよう  失くしたい 失くせない あぁ  溢れ出した 自分自身は ひどく惨めで 汚くって  誰にも知られないようにって 部屋の隅で 泣いている  「失くさなくても 大丈夫」って 不意に声が 耳に届いた  魔法みたいな 響きに なぜだか 言葉が見つからない  怖がってないで 声にしよう 言いたいこと 「話せ、話せ」  間違ったような 「泣声」(こえ)が出た  …ほんとう、バカだよなぁ  たどり着いたのは「未来」で そう、色めくような世界で  大人になっていく私は 変わり続けていく  変わらない想いを 大事に 抱いていく  不思議なほどに この世界は 「思い出す」のが 難しくて  忘れたくない 言葉を 失くさないように 伝えて行く  いつか誰かと この世界で 笑い合えたら ちょうど良いなぁ  そんなことを 考える 未来に 理由が見つかりそう  寝癖、直して 外に出よう 今日もまた 一輪、映える  鏡の中 咲いた花に 「おはよう」を 返したら
Sky of Beginningじん feat.初音ミクじん feat.初音ミクじんじんじんそれはそれは何処かへと 飛び去って行く 緑色に瞬いて  いつかいつか僕らでも 届くのかなって手を伸ばしてた  かき集めた思い出全部 忘れていた好奇心で一つ一つ選び取ってさ  それをなんとかくっつけあって 形どった赤い飛行機 でも継ぎ目が目立っちゃうね 不恰好だな  保障なんかはどこにもなくて だけど僕らは空を見ていた 失敗ばかり積み重ねてくよ  「もう一回」  みんなみんな何処かへと 飛び上がっていく あぁ僕を置いて行かないで  暮れる暮れる太陽が沈む前に 今日も手を伸ばしてた  どの飛行機も羨ましいな かっこいい翼なんて 僕のにはついてないから  だから何度も弱気になった やけになって嫌いになった 「こんな陳腐な飛行機じゃ空は飛べない」  あの日見ていた遥かな空の 淡い緑のあの飛行機が 今でも胸で輝いているよ  「もう一回」  泣いて泣いているのかな ずぶ濡れで叫んだ 「もっと高く羽ばたいて」  それはとても小さくて 頼りないけど、淡く光っていた  「雨がやんだな」調子も良いや 虹がかかった 空を仰いで  乗り込もうか 赤い飛行機 アクセル蹴って 羽根が回った  まだ怖いよ 不安もあった 迷いもあった だけど笑って  上を向いて さぁ進むんだ 先は長いぞ 何も見えないほど  期待なんかされてなくても 誰一人見向きもしなくても それは確かに僕らの中で  光っていた  そしてそして僕たちは飛び上がっていく 淡い色で輝いて いつかいつか僕らでも届きそうだと 上を向いていく  そして少年が空を見上げた 瞳、緑色に輝いて  いつかいつか この空に 届くのかなって手を伸ばしていた  それはそれは何処かへと いつかいつかの空に 届きそうかなって手を伸ばしていた
101三月のパンタシア三月のパンタシアじんじんじん指先 占う 選ばれない 花びらは何方 爪先で競う 目は離さない ほら凛と 淡々と  日々日々 絡まる また深呼吸 知らないで 触んないで あべこべに笑う 戸惑ってる 言葉の意味は 内緒  あぁ 近いづいたって 遠くなる 透明な 色で出来た メイ・シンドローム 迷信を 怖がらないで 手を添えて 醒めない 魔法をかけて  1000000回 願って 1000000度 声に出して 息も止まるくらい ずっと本気で 諦めそうな 想いが 見えない炎に なって 心を 燃やしていくから  1/100の 恋を 100倍して 唱えて ただの物語で 終わんないように 逃げない足を 蹴って 晴れない世界を 走っていく めげない花 咲くんだ フレアブルーに 染まっていたんだ  迷走 迷ってる 彷徨って 不安に塗れてる 臆病になってる 色めいた感情 所詮は妄想? 決断したがってる 従ってる 常識な タガを外して  足の向くまま go for 夜に浮かんで フロアに乗っかって 危なげな長針が 0になって 解けなくなったって trick trick 暴走気味な 拮抗 押さらば 引っ張って 結末がもう 近づいている 勘付いている そう きっと  あぁ 追いかけたって 見失う 慎重に ピントを合わせた 瞳の奥 ページ開く 広がる世界に 目を向けて 冷めない 情熱を込めて  1000000回 叫んで 1000000度 掻き消されて 喉が枯れるくらい こんな調子で 間違ってそうな 今日も 次の未来になって 明日へと変わっていくなら  百年の恋も愛も 一度きりの今日も ただの強がりで 終わんないように めげずに 出した声が 知らない色に 揺れていたんだ  舞い上がって 風になって 散っていく 薄っぺらくて 臆病な 毎日を 一歩ずつ 一歩ずつ 進んでいく 少しずつ 少しずつ 色が付く  あぁ 近づいていく 瞳の奥  一度きりの恋を 一番に届けたくて 息の続く限り ずっと本気で 溶け出した 想いが 見えない炎に なって 心を 燃やしているから  1/100の 恋を 100倍して 唱えて ただの物語で 終わんないように 逃げない足を 蹴って 晴れない世界を 走っていく めげない花 咲くんだ フレアブルーに 染まっていたんだ
忘れてしまった夏の終わりにじんじんじんじんじん俯くのを止めて 君の目を見つめて 「ごめんね」と 「ありがとう」を 繰り返した  遠回りの先 これが最後の話 閉ざす様に 綴じる様に さよならをした  月の下 思い出すのは 楽しいこと ばかりだから  せめて、悲しまないで お別れまで、手を繋いで  息を止めて 見上げたのは 灯る花の 綺麗な色  刹那の日々を 過ごした記憶が 握った手を伝う  星の海を 飾り立てた 夏の花を 望て(みて)いたことを  今日のことを また、話せたら嬉しい
マイファニーウィークエンドじんじんじんじんsasakure.UK期待はずれのウィークエンド あくび出ちゃうわ 刺激的な毎日が 好きなの  思いつくままに 予定狂わせて 実際問題 ちょっと大胆なくらいが 正解ね  子供じみた誘いじゃ 飽きて来ちゃうの 人と違う 景色が見たいのよ  着の身着のままで したいことをしちゃうのは 当然の権利でしょ?  だけど、こんな蒸し暑い日は 映画でも観て 苦しむより 楽しんだもん勝ちだわ  ずっと調子こいている 太陽もきっと敵わない 私だけが 主人公の道の先へ  進め! 「幸せ」をもっと! 「ワクワク」をずっと!  欲張るくらいが ちょうど良いわ  とりあえず今日は エアコンの温度二十度にして アイス食べましょ  レッツカモン!  よそ見しないで!飽きさせないで! HEY! HEY! HEY!  水着は ナンセンス! 泳げないし つまんないわ!  人混みなんて 問題外よ! HEY! HEY! HEY!  浮き足立っちゃう そんな未来へ 連れてって!  センチメントなアバンチュール 映えた サヴィル・ロウ 大人向けの恋が 知りたいのよ  冷めた夏の午後 街に繰り出せど 「年齢制限」ばっか どいつもこいつも 心外ね!  「子供らしく」だなんて 反吐が出ちゃうわ ずっと「自分らしく」 生きたいなら  まずは「威勢良く」 そして「諦め悪く」で 跳梁跋扈 いざ行こう!  ほら、邪魔邪魔 退いて!  live & append rough 悲しんでる 暇はないの live & append rough 落ち込むとか ダメじゃない? live & append rough 嬉しい時 笑えるのが live & append rough それが ベストでしょ?  あぁ、明日はもっと 今日よりずっと 素晴らしい日に 決まってるわ  終わりになって また始まって 続いてくから 飽きないの  さぁ「キラメキ」をもっと! 「ドキドキ」をずっと! 欲しがらなくっちゃ 勿体無いわ  自分で選んで 泣いて笑って 楽しめるなんて 最高ね!  「幸せ」をもっと! 「ワクワク」をずっと!  欲張るくらいが ちょうど良いわ  とりあえず今日は お月見でもしたい気分なの エスコートしてよ  レッツカモン!  油断しないで!飽きさせないで! HEY! HEY! HEY!  浴衣は ナンセンス! 躓いちゃうし 歩けないわ!  浮き足立って 飛び込んじゃえば HEY! HEY! HEY!  明日が どんな雨降りだって 大丈夫よ  きっと、良い日だわ
リマインドブルーじんじんじんじんグシミヤギ ヒデユキ滲んだ帰り道 斜陽に凪いだ歩道 徐に歩調を速めて  遅れない様に 惑わない様に 視線に染まって また流されて 離れていく  見えなくなっていく  浮かんだ八月に 祭囃子の音 瑠璃色に 霞んだ坂道  忘れない様に 零さない様に 頼りない記憶が ずっと瞬いている  今になって 思い出すんだ 君の歌った 「大人が嫌いな歌」を  青い影 笑い声 切なさも全部 夏枯れたままで 心に遺った  淡い未来の色も まだ解らない あの日から僕らは 大人ぶったままだ  蝉時雨、追い掛け 行き着いた「今日」も 思い思いの色を 探してた「昨日」も  通り過ぎて行くよ 夕焼け空と一緒に  変わらない様に 離さない様に 結んだ手が スッと解けて  終わった八月に 二つ、影の模様 覚束無い記憶に ずっと佇んでいる  潤んだ目も 乾かさないまま 君は笑った 「さよなら」って 寂しそうに  片蔭り 通り雨 言えなかった想いを つまらない言葉で 心に隠した  西明かりの色が まだ蘇る 空回りの僕らは すれ違ったままだ  苦笑い、繰り返し 知りすぎた「今日」を 思い思いの術で 「明日」に託して  通り過ぎていくのかな 勘違いと一緒に  解夏 噴井の音色 アケビ 線路 炎陽  噎せ返る様な 色めいていく様な  まだ僕はきっと 大人ぶったままで 掠れない気持ちを 抱えたままで  青嵐の音が 大人しくなって 夕涼みの歌が 懐かしくなった  青い影 笑い声 「さよなら」の季節は 繰り返すうちに 遠い過去になって  届かない処へ 遥か遠のく 残された僕らは 変わらないから  急ぎ足の帰り道も 蜃気楼になって 眩しくって泣いてた あの日に戻って  遠回りをしよう 昨日の僕と一緒に
ロストデイアワーじんじんじんじんグシミヤギ ヒデユキ「また遊ぼうね」って 手を振って 三々五々に 消えていく  滲む 小さな影たちを 鼻歌まじりに 見送っている  夕焼けを肩に 背負いながら 僅かに想うのは 君のこと  最近 何をしてるのかな そうだ、次に会えたら話そうかな  思えば本当に 遠く、歩いて来たなって  考えてみても 道は昨日と変わらない  もう、大人になったのか 解らないまま 今日も日が落ちる  希望も、理想も 先伸ばしたまま 今日も、夕ご飯のことを 考える  電信柱と オレンジの陽に 代わる代わるに 染められて  あの日の 無邪気な僕たちと 同じ景色を 見上げている  夕焼け小焼けを 歌いながら コンビニ袋を ぶら下げて  繰り返していく 毎日は どこか かっこ悪くって 笑っちゃうよなぁ  間違っていても 時計は 巻き戻らなくって  気がついたらまた 時間と 歳を重ねて  もう、大人になったのに くだらないことばっかり 思い浮かぶ  希望も、理想も 見つからないけれど 何故か、嫌いじゃないんだ  不思議だなぁ 大人になったけど 君は、今でも僕の「友達」だと  自然に、普通に、そう思えるのさ そうだ、久しぶりだねって 電話しよう  今日は 子供みたいに 笑い合お
サマータイムレコード天月-あまつき-天月-あまつき-じんじん昨日も今日も晴天で入道雲を見ていた 怠いくらいの快晴だ徐に目を閉じて 「それ」はどうも簡単に思い出せやしない様で 年を取った現状に浸ってたんだよ  大人ぶった作戦で不思議な合図立てて 「行こうか、今日も戦争だ」立ち向かって 手を取った 理不尽なんて当然で独りぼっち 強いられて 迷った僕は憂鬱になりそうになってさ  背高草を分けて滲む太陽睨んで 君はさ、こう言ったんだ「孤独だったら、おいでよ」 騒がしさがノックして生まれた 感情さえも 頭に浮かんでは萎んだ「幻なのかな?」  秘密基地に集まって「楽しいね」って単純な あの頃を思い出して話をしよう 飛行機雲飛んで行って「眩しいね」って泣いていた 君はどんな顔だっけなぜだろう、思い出せないな  痛いくらいに現実は足早に駆け抜けた 選んだ今日は平凡で崩れそうになる日々さ 昨日の今日も延長戦大人だって 臆病だ 今になってなんとなく気付けたみたいだよ  廻るセカイのイデア、枯れる太陽 炎天下陽炎が揺らいだ 「忘れないで、さぁ、進もう」 もどかしさに何度でも明日を夢に見ていた 戻らない、先のある世界へ「僕たちで変えよう」  「思い出して、終わったって。秘密基地も、冒険も あの日に迷い込んだ話の事も」 独りぼっちが集まった子供たちの作戦がまた今日も廻り出した 「また、何処かで。」  「涼しいね」って言い合った夏空は透明だ 泣かない様に、吸い込んで「さようなら」しよう 秘密基地に集まって笑い合った夏の日に 「また何処かで思い出して出逢えるかな」って 何度でも描こう
ジェルジェルじんじんじん思えば、随分大胆に 馬鹿らしいことを したもんだ  煙が 胸に滑り落ちて 肺の奥に 満ちていく  銃口を喉に突っ込んで 小気味良い音を 響かせて  裏返しの花が咲き出した カンパニュラの色をして  汚れた牙を 剥き出して 獰猛に 彼は笑っていた  「此処じゃ 愛も夢も『覗くもの』だ。 これは『損』ってやつだぜ」  鉄格子を 飛び越えて 監視塔の下 忍び込んだ  塀の奥に 色が燃えている TOKYOの 夜が燃えている  あぁ、僅かに憂う 景色の その先端で 無垢な 君が笑う  Fake 間違いを 叫んで Fake 苦しいほど 不安で Fake 骨ばった 体の奥で 未練を 燃やして  月の下 ネオンの奥で 華奢の腕を 掴んでいたんだ 怯えた君が 睨んでいる 「あなたは誰?」  思いも 届かないまま 言葉すら 返せないまま  愛し方を知らない 僕は 唸る喉を 締め付ける  確かに、歪でいる 僕らの この心臓は どうしてか、人間だ  Fake 正しさを 恨んで Fake 悲しいほど 純粋で Fake 鋭くて 臆病な 牙を涙で濡らして  あぁ、いつから 夢に見ただろう 認められることを 愛し合うことを  獰猛な 姿で 生まれてしまったことを ただ笑って 大層な妄想さ  Fake 銃身が 弧を描いて Fake 咲かない 花が咲いて Fake 間違った 正しさで出来た 僕も染まって  Fake 間違いを 叫んで Fake 苦しいほど 不安で Fake 骨ばった 体の奥に あったんだ 鼓動が
Into the blue'sACCAMERACCAMERじんじん澄んだ鼓動が 鳴り響く街を フラつきながら 小さな影を伸ばしている  募った孤独も 消えない痛みも 掠れた声じゃ 今日も届きやしないんだ  鳴り止まない幻聴 もう耐えられなくて 気が狂いそうな 欲望が喉を越えて あぁ  ブルーな火を燃やして 濁った目を開いて 炎の中 止まない音が 頭から溢れ出す  あぁ、スパークした憂鬱の 向こうへ手を伸ばして 神様に嫌われるくらい 欲しがって  チープな虚栄で 水浸しの街が ギラつきながら 淡い夢を映し出してる  クールな余韻と 誤魔化しの歌に 溺れる日々が いつまでも続きそうさ  飛び跳ねる心臓 顔を背けたって お待ちかねのステージはヴォルテージをあげて あぁ!  叫んだ歌は鈍色 不恰好に瞬いて 炎の中 褪せない音が 喉元を駆け上がる  あぁ、三分の憂鬱を 絞ったこの想いを 神様に突きかえす 準備してんだ 馬鹿みたいにさ  迸る感情 まだ覚め切らないね 歪な夢と欲望を 声に乗せて  あぁ、天国の階段が 腐って 崩れ落ちて ほら 落ちる 落ちる 落ちる 底の 底の 底まで  ブルーな火を燃やして 濁った目を開いて 炎の中 止まない音が 頭から溢れ出す  あぁ、スパークした憂鬱の 向こうへ手を伸ばして 神様に 嫌われるくらいでいたいんだ ずっと
Life is tasty!燦鳥ノム燦鳥ノムじんじん(Sing along & Shake a body!)  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing along & Shake a body!  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing a song tonight!  寝ぼけ眼の朝が来て 始まった月曜日 浮かない顔が 見えてますよ お疲れ、なんでしょう?  あれも、これも、と 駆け回って 忙しい日もあるでしょう そんな時こそ 無茶しないで 自分のペースで  一人一人 全部違う 「生き方」の 香りを 好きになれるように 愉しめるように ふわりと、気楽に考えてみませんか?  不思議で パァっと色めいて ときめくような この日は  明日とも違って 昨日とも違って きっと 素敵な今日だから  変わって 其れもありふれて 繰り返していく 暮らしを  いつまでも 好きでいれるように 気持ちを 自由にしましょうか  笑顔で そっと取り出して 冷蔵庫の中から  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing along & Shake a body!  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing a song tonight!  忙しいくらいが ちょうど良い なんて貴方は言うけど 「頑張りすぎ」になってませんか? 無理はダメですよ  目眩くような 日々の中 立ち止まっちゃう日も あるでしょう そんな時には 息を吐いて 自分のテンポで  貴方のために 準備されてる  この世界の味を 好きになれるように 愉しめるように ゆるりと、気楽にお付き合いしましょうか  染まって ちょっとほろ苦くて 愛しく思える この日は  一昨日よりもずっと 昨日よりもきっと 一層、輝く 今日だから  滲んで それでも恋しくて 憎めないような 暮らしを  いつまでも 好きでいれるように 自分らしく 生きてみましょう あぁ  望む景色は 華やかに たおやかに 美しいまま 続いていく 移り変わっていく  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing along & Shake a body!  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La Oh! Tasty! uh…  不思議で パァっと色めいて ときめくような この日は  明日とも違って 昨日とも違って きっと 素敵な今日だから  変わって 其れもありふれて 繰り返していく 暮らしを  いつまでも 好きでいれるように 気持ちを 自由にしましょうか  笑顔で そっと取り出して 冷蔵庫の中から  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing along & Shake a body!  Oh! Tasty! Let's go out drinking! La La La So excited! Sing a song tonight!  Oh! Tasty! Ah! Sing along & Shake a body! uh...
サマータイムレコード浦島坂田船浦島坂田船じんじんたいちょう昨日も今日も晴天で 入道雲を見ていた 怠いくらいの快晴だ 徐に目を閉じて  「それ」はどうも簡単に 思い出せやしない様で 年を取った現状に 浸ってたんだよ  大人ぶった作戦で 不思議な合図立てて  「行こうか、今日も戦争だ」立ち向かって 手を取った 理不尽なんて当然で 独りぼっち 強いられて  迷った僕は 憂鬱になりそうになってさ  背高草を分けて 滲む太陽睨んで  君はさ、こう言ったんだ「孤独だったら、おいでよ」  騒がしさがノックして 生まれた 感情さえも 頭に浮かんでは萎んだ「幻なのかな?」  秘密基地に集まって「楽しいね」って単純な あの頃を思い出して 話をしよう  飛行機雲飛んで行って「眩しいね」って泣いていた  君はどんな顔だっけ なぜだろう、思い出せないな  痛いくらいに現実は 足早に駆け抜けた 選んだ今日は平凡で 崩れそうになる日々さ 昨日の今日も延長戦 大人だって 臆病だ 今になってなんとなく 気付けたみたいだよ  廻るセカイのイデア 枯れる太陽 炎天下 陽炎が揺らいだ「忘れないで、さぁ、進もう」 もどかしさに何度でも 明日を夢に見ていた 戻らない、先のある世界へ「僕たちで変えよう」  「思い出して、終わったって。秘密基地も、冒険も」  あの日に迷い込んだ 話の事も 独りぼっちが集まった 子供たちの作戦が  また今日も廻り出した「また、何処かで。」  「涼しいね」って言い合った 夏空は透明だ 泣かない様に、吸い込んで「さようなら」しよう  秘密基地に集まって 笑い合った夏の日に 「また何処かで思い出して 出逢えるかな」って 何度でも 描こう
消えろじんじんじんじんじん・堀江晶太さよならを言った 今日が最後だ 首を絞めるようなこと ばっかりした  間違った気がした 寒気がした 僕を呪う声が リフレインした  「嫌だ」  まるで映画の ワンシーンみたいだな 死んだような空に 恋い焦がれていた  そうやって手を伸ばして 空を掴んでは 壮観なビルの上 街を舐める  あぁ 僕らは 綺麗じゃないのに 汚れ方を知ってる フリだけして  殴られ 奪われ 諦めながら 悟ったような 笑みで  さよならを言った 今日が最後だ 痛がりな僕を 殺してみせた  間違った気がした 吐き気がした 冷たく呪う声が リフレインした  うるさい うるさい うるさい うるさい  誰だ 誰だ  消えろ  飾って 騙って 見放して 奪い取る 疑って 嫌って 望んで 愛を乞う  変わって 染まって 歪んで 荒んでいく 呪って 呪って 呪って 思い出す  あぁ 僕らは いつになったら 痛みを 失くしてしまえるのだろう  収まらない吐き気を 流し込みながら 笑うだけの 日々に  また今日も死んだ 真っ逆さまだ 沈痛なエンドロールが 様になってた  「死にたくて 死んだわけじゃないんだ」と 胸の奥の方から 痛みがした まだ  あぁ 僕らは なんだって何度も 心を殺して 済ますのだろう  死んだような青空 壮観なビルの上 ラストシーンの中で  さよならがずっと 言えなかった 初めっから僕は 飛べなかった  生かされた気がした 吐き気がした 優しく呪う声が リフレインした  消したい 消したい 消したい 消せない  なぜだ なぜだ なぜだ  誰だ 誰だ  消えろ
アイヲウタエClariSClariSじんじん湯浅篤「アイヲウタエ」  心臓に合わせて 本当の気持ちを 自分らしく さぁ話そう  平凡な金曜日 落ち込んだ毎日は 不安と後悔の連続  作戦を考えて 「この気持ちどうやって 言おうかな」って今日も終わる  君の目が泳いだら 不安でしょうがないんだよ  「嫉妬しちゃう嫌だ嫌だ」って渦巻いて たまらないんだ  ホントはね ずっと君と 二人だけが 良かったんだ 『純粋なアイのコトバ』 笑わないでよ ねぇ  きっとまたそんな君を 「諦めてやるもんか」って 必死に答を探す 馬鹿みたいだね あぁ  余裕なんてないんだよ 迂闊に話せない  溜め息をついて さぁリセットしよう  出来合いの言葉で 飾った想いなんて 2%も伝わらない  「本当の心」を 言葉にしようとして 「気取ってないか」って 落ち込む  おどけた態度取ってさ 君は変わらないよね  ホント解らない 何で君ばっか気にしちゃうんだ  最初から こんな心 知らなければ 良かったんだ  『繊細なアイのコトバ』 いなくなってよ あぁ  きっとまたこの気持ちが 私を苦しめたって  ホントの想いは消えない 知ってるけど あぁ  とめどない溜め息 繰り返しても ほら  「まだまだ」って立ってるんでしょ?  あの日 あの時に 何かが生まれたから きっとまた 辛い事だって あるのも当然  「あのね、ホントはね」 涙を隠しながら  絶対に諦めないように、 息を吸い込む  「ホントはね、ずっとずっと 言えなくて 寂しかったんだ」  心臓が エールを送る このまま  「ホントだよ、ずっとずっと 二人だけで いたかったんだ」  『純粋なアイのコトバ』 やっと会えたね あぁ  最初から この気持ちが 君だけに 向いてるんだって  真剣な恋の行方 どうなるんだろう  ねぇ、目と目を合わせたら 怖がらずに ほら  話してみよう 自分だけの 心を
ワールド・コーリングIA×じんIA×じんじんじんじん「僕は単純なんだ。正直、大袈裟に興味を引きたいんだ」  君は単調「そうなんだ、じゃあ笑い飛ばそう」 言の葉が宙に舞って線を引く  空は水色 「白々しいぞ」 冷めた心で深呼吸  誰かに届きそうな声 もうちょっとで繋がりそう  「Hello.未来はどんな色?」 「Hello.綺麗なアイの色。」  不器用になった言葉も また「No」になった感情も  「Hello.Hello.こっち向いて?」 「Hello.Hello.さぁ会いに行こう。」  魔法みたいな光景が  当たり前になっていく なっていく  君は、真剣そうに呟く 「君の感想なんかを聞きたくって」  僕は単純なんだ、隠せない。笑い飛ばそう。 街風が今日も色めいて行く  空は夕暮れ 時間は過ぎて シャイなお別れ 15分  「どうしたの?さびしそうな声」 「…もうちょっとだけ話せそう?」  「Hello.世界はどんな色?」 「Hello.綺麗な今日の色。」  恥ずかしそうな言葉も 泣きそうになった情景も  「Hello.Hello.こっち向いて?」 「Hello.Hello.ねぇ、会いに行こう?」  触れるみたいに簡単に 君ともっともっと繋がれる  「Hello.」  ほら、何度でも魔法みたいな光景が 当たり前になって行く  なって行く
如月アテンションりぶりぶじんじんwow 行き先はどうしよう ちょっと私服じゃマズいかな あぁ、何もかも 放り出しちゃった午後  wow 背伸びしたヒールじゃ ちょっと踏みだしにくいからさ 少しラフにフード着けて バレないように行こう  商店街 路地裏へ抜けて あぁ、なんだか ドキドキしちゃいそうだ  ふいに 風が吹いたら フードが脱げて すぐさま観衆目線だ 「…やっぱいつも通りの週末になっちゃいそうです」  散々だなぁ 辞めたいなぁ 満員御礼! なんて言うけど その実ブルーなので 困っちゃうよ 目立っちゃうな  散々だなぁ 逃げたいなぁ 期待しちゃうよ。 「もう私を見ないで!!」 …なんて言葉もポケットにしまおう。  wow 昔からなんでか ちょっと人目を惹くんだよなぁ それもまぁ、 もう慣れ始めてしまいそう  wow 聞いたことあるんだ ちょっと思い出せないけど 「あぁもう! いやな体質だなぁ」 そんなこと言えもしないけれど  大通りがパニックに変わる もうアイドルなんて辞めちゃいたいよ  「こんな事になるとは…」 あの日の馬鹿な私は単純思考で ちょっとステージライトに 夢を描いちゃったんです…  散々だよ 言えないよ 歓声が溢れちゃうけど 「これそんな良いですか…?」 つまんないよ 解らないよ  散々だなぁ 消えたいなぁ 声にならずに 「嫌だ。涙が出ちゃうよ」 そんな言葉で ポケットを埋めた  …こんなんじゃもういけないね 歓声が聞こえてるでしょ? 夢見てた風景に 気づいたらもう出会っていて  「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ さぁ かっこつけないような言葉で  あぁ、なんだかいけそうだ! 心臓が弾けちゃうほど 溢れ出しそうなので 奪っちゃうよ!?奪っちゃうよ!?  伝えたいこと詰め込んだ そんな「夢」から もう目を離さないで さぁさぁ、明日もスキップで進もう!!
星をつなげてGothic×LuckGothic×Luckじんじんじん暗い空の 一等星なら 待ち合わせに ちょうど良いから  帰り道を 間違った時は 一緒に探そう  夕暮れから 青空まで 空の色は たくさんあるから  今日の特別な空に 名前をつけよう  いつか きみと眺めた地図に 輝いていた マークを ほら 指先で そっと確かめて 消えないように 辿っていく  どこか 遠く離れちゃう時も 寂しくならないように  きっと ずっと 廻(まわ)る 星は まあるく つながってる  きみに出会える 毎日が ずっと続くと良いな  今日がまた 踊るように 歌うように 眩しいくらい キラめいて  悲しくて 涙が出ても この手を 握りながら  「変な顔!」って 笑ってくれる きみのことが 大好きなの  だから 一緒の今日が きみと同じくらい 大好きなの  遠い空に 届くまで 少しだけ 時間かかるから  ずっと 話せなかったことを 一緒に話そう  落ち込んだり 凹んじゃったり 辛いことも たくさんあったね  それをみんな 半分こしたら 一緒に笑おう  いつか 忘れちゃう日が来ても 失くなっちゃわないように  きっと そっと 灯る 星は この空を 照らしてる  きみを 知っていく毎日が ずっと続くと いいな  今日がまた 鮮やかに 染まるように 眩しいくらい 色めいて  嬉しくて 紅くなっている ほっぺたを 突っついて  「どうしたの?」って笑ってくれる きみのことが 大好きなの  どんな言い方で この気持ち伝えたら 良いかな?  昨日 見上げていた空も この 思い出の中で  気づかないうちに 知らないうちに 違う色になって  だけど きみと眺めた地図に 輝いていた マークは  ずっと ずっと 同じ 場所で 星空を つないでる  きみに出会える 毎日が ずっと続くと いいな  今日がまた 踊るように 歌うように 眩しいくらい キラめいて  悲しくて 涙が出ても この手を 握りながら  「変な顔!」って笑ってくれる きみのことが 大好きなの  だから 一緒の今日が きみと同じくらい 大好きなの  大好きなの
EuphoriaIAIAじんじんその日、眺めていた校庭は 薄く、青い空が染みていて 不意にガラン、とした教室に 君はもう、いなかった  昨日、読めなかった小説の 消えない夢を見ていた少年は 赤く光る星を、迫っていた それの一つに、なりたかった 強く願えば願うほど もどかしい言葉が、喉を伝う 最終の電車の窓に映り込む 自分は、誰に見える?  あぁ、青春の在り処も 幸福のルールも見つかってないから 泥に塗れたって 足が縺れたって 探しているんだろう 探していくんだろう あぁ、少年の僕らよ 情熱の日々も、約束もまた 消えてしまうなら 過ぎ去ってしまうなら ここに残そう 同じ世界に、立っていたんだと  道の向こうには、自分がいて あどけない笑顔で呼んでいる きっと、先にたどり着いたんだ 消えないうちに、行かなくちゃ  傷が痛めば、痛むほど 進むべき指針が、強く浮かぶ 始まりの合図に、鼓動が高鳴る 変わらない、いつもの音で  あぁ、青春の在り処も 本当のゴールも、まだ先にあるから きっと大人たちも 幼い子供みたいに 続けているんだろう 続けていくんだろう あぁ、少年の僕らよ 戦いの日々は、ずっとこれから 瞳の奥で、心の側で きっと輝く 君は、もう気付いているんだろう  不安と、消えない恐怖引き連れて 飛べないまま、羽ばたくんだ 自然と、その場所が理由になるって 誰よりも、期待している  あぁ、少年の僕らよ 心の中に、戸惑いがあるなら きっとそれ自体が きっとこの世界で 一番綺麗で、眩しい想いだろう  あぁ、青春の在り処の その一ページの、その先でまた 君は笑顔で、泣きそうな声で、そっと呟く 「同じ世界に、立っていたんだ」と 「同じ未来に、立っているんだ」と
サマータイムレコード莉犬莉犬じんじん二木元太郎昨日も今日も晴天で 入道雲を見ていた  怠いくらいの快晴だ 徐に目を閉じて  「それ」はどうも簡単に 思い出せやしない様で  年を取った現状に 浸ってたんだよ  大人ぶった作戦で 不思議な合図立てて  「行こうか、今日も戦争だ」 立ち向かって 手を取った  理不尽なんて当然で 独りぼっち 強いられて  迷った僕は 憂鬱になりそうになってさ  背高草を分けて 滲む太陽睨んで  君はさ、こう言ったんだ 「孤独だったら、おいでよ」  騒がしさがノックして 生まれた 感情さえも 頭に浮かんでは萎んだ  「幻なのかな?」  秘密基地に集まって 「楽しいね」って単純な あの頃を思い出して 話をしよう  飛行機雲飛んで行って 「眩しいね」って泣いていた  君はどんな顔だっけ なぜだろう、思い出せないな  痛いくらいに現実は 足早に駆け抜けた  選んだ今日は平凡で 崩れそうになる日々さ  昨日の今日も延長戦 大人だって 臆病だ 今になってなんとなく 気付けたみたいだよ  廻るセカイのイデア 枯れる太陽 炎天下 陽炎が揺らいだ  「忘れないで、さぁ、進もう」 もどかしさに何度でも 明日を夢に見ていた  戻らない、先のある世界へ 「僕たちで変えよう」  「思い出して、終わったって 秘密基地も、冒険も あの日に迷い込んだ話の事も」  独りぼっちが集まった 子供たちの作戦が また今日も廻り出した  「また、何処かで。」  「涼しいね」って言い合った 夏空は透明だ  泣かない様に、吸い込んで 「さようなら」しよう 秘密基地に集まって 笑い合った夏の日に  「また何処かで思い出して 出逢えるかな」って  何度でも 描こう
Dream Driver中川翔子中川翔子じんじん松隈ケンタ「答えがない。解らないよ」 忘れたい「昨日」は 引き出しの中で眠って  「期待しない。明日なんていなくなれば良いな」 今日もいつも通り嫌いだ  つまらない毎日を 不自然に感じる様になる こんな風景を繰り返すなんて断然勿体ない  「行こう 冴えない街を抜け 夢の見えない世界を越え 君一人迷わないで 俯かないで  明日は昨日よりきっと 好きものに会えるから 忘れないで」 手を伸ばしたら ちょっとだけ飛べそう  描いていたこの世界に 君はもういないよ 僕は今日も涙を知って  暗い顔した未来を 期待してた昨日を 今日もいつも通り嫌った  「それでも良いからさ。 好きなこと感じるまま行こう」 「これで良いのかな?」 臆病になってたんじゃあ勿体ない  「走れ 醒めない闇を抜け 先の見えない 夜を超え  触れた手を離さないで 振り向かないで」  明日が昨日よりずっと 好きなことが出来るなら 忘れないよ いつも通りも ちょっとは変わりそう  醒めない夢の中心点に 冴えないままの僕がいて  手を伸ばしてもらうのをずっと待ってた  「昨日」は誰よりずっと 「明日」のことを思っている そんな「昨日」(ぼく)に手を伸ばしたら  ちょっとずつ きっと  ほら、行こう 冴えない街を抜け 夢の見えない世界を越え  触れた手を離さないで 俯かないで  明日は昨日をちょっとでも 好きになれると信じてる  目を醒まして いつも通りに  ちょっと手を伸ばそう
「Q」&「A」鹿乃鹿乃じんじんグシミヤギヒデユキ暗い顔の ストレンジゴート 『幸せ』の 柵の中で 時間切れの 夢を見ている  汽笛鳴らす 列車と 染まって行く 街の景色を 呪いながら 夢を見ている  生まれつき 歪(ゆが)んでる 心根(こころね)は 呪いじゃないから 治し方もきっと ないのだと  俯いて 笑ってる それをまた 笑った彼らに 怯えながら 今日になったのさ  正解を 訊ねても 正論が 響くだけ  絶望に 塗れている こんな今日が なんでか ずっと続いていくんだ  「悲しんでる 理由はなんですか?」 「泣いていた 理由はなんですか?」  応える口すら 奪ったのは 君なのにさ  飛び立つ為の 羽が無くたって 飛び越えて行く 足が無くたって  この心は 夢を見る 不確かなものを 祈っている  歩き出した ストレンジゴート 『幸せ』の柵の 外で 時間切れの 旅をしている  希望行きの 切符は 今更 買えやしないから 遅い足で 旅をしている  「きっと、もう終わってる」 聞こえた 言葉の意味は 自分が一番 解っていて  それなのに 望んでいる 矛盾した 心の在り処を 探すために 今日を生きたのさ  心配を 数えても 失敗が 増えるだけ  絶望に 馴染んでいく こんな今日に 今日も泣かされてしまうんだ  「諦めた理由は なんですか?」 「苦しんでる理由は なんですか?」  気づかれないように 隠したのは 自分なのにな  悲しんでた 理由はなんだっけ 泣いていた 理由はなんだっけ  この心は 映し出す 不確かな 想いを  正論が 響いても 常識が 溢れても 絶望が 有触れても  こんな今日を 今日で終わらせたくは ないんだ  「悲しんでいる 理由はなんですか?」 「泣いていた 理由はなんですか?」  答えが初めからないのなら 自分次第だな  飛び立つ為の 羽が無くたって 飛び越えて行く 足が無くたって  この心は 夢を見る 不確かな明日を 祈っている
チルドレンレコード島爺島爺じんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から 「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ 未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」  合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
LIVEDRIVEIA×じんIA×じんじんじんじん単調に吸い込んだ 音に合わせて 「成功」に気付いた 瞳の奥の  冷静な期待感 かき立てる様に  空が揺らいだ  (WAKE UP! WAKE UP!) ほら感度を高めて (WAKE UP! WAKE UP!) 踏み出した足下が  感情で火照って 浮かれそうなら  衝動の丈を 握り返して  秒針の先端は簡単に 実感を跨いだ  繊細で鮮明な 心の声を震わせて  精神の彼方 細胞の奥へ さぁ、早く手を伸ばせ  3、2、1、刹那、夢を見ていた 怖がる事なんて無い  脳内に強く 描いた未来を 網膜に焼き付けろ  サイレンの声は 瞬間に溶けて また空が熱を帯びていく  延々迷走経路 うねるビル風 轟音は靡き 瞳の奥の単純な高揚感 急き立てるように ドアを叩いた  (WAKE UP! WAKE UP!) ほら、涙をこらえて (WAKE UP! WAKE UP!) 踏み出したら迷うな  歓声の音を 胸に受けたら 本当の心 嘘じゃないと知る  秒針の先端は簡単に 実感を跨いだ  繊細で鮮明な 心の声を震わせて  精神が溶けた 単調なリズム 生命が目を醒ます  3、2、1、0で響いた未来が 感覚を今日も呼んでいる  精神の彼方 細胞の奥へ さぁ、早く目を開け  3、2、1、刹那、夢を見ていた 遮る者なんてない  感性のドアを 拓いた世界を 網膜に焼き付けろ  サイレンの音は夕景に溶けて  また空が揺らぎ始める
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
未だ、青い湊あくあ湊あくあじんじんじん風、一つ 染まっていく音を たなびかせて  流れ出す 朝焼けの空を 飛んでいく (通りすぎていく)  聞こえた 震えてる声の 君は誰だろう なんでかな 会いたくなったんだ 会えるかな  夢、一つ 鞄のポケットに 忍ばせて (忍ばせて)  鐘、一つ 始まりの朝に 遠く響く (鳴り響く)  思い出す 結んだ指に 残った温度は 今も未だ 青く残っている 褪せぬまま  「鳥や、雲じゃないから 飛んでいくのは、無理だね」  それだったら 歩き出してみよう  そうやって 描いた今日を 通り越して 明日はもっと 君のそばへ  前へ、そう前へ 少しずつ 進んでいく  一歩、五十歩、百歩 踏み出して 揺らめいている君が  青く滲む 青く滲む 綺麗に 会いに行く 会いに行こう 今すぐ  波、白く さざめく音に 耳を立てて (耳澄まして)  赤く、青く、 夕映えの空 昇る星 (瞬いている)  不思議と 不安な旅も 怖くないから 手を振って 俯かないように 歩いていく  「憧れても、願っても 誰にもなれないな」  それだったら 自分になってみよう  そうやって 目指した今日を 飛び越えて 明日はきっと 会えるから  じゃあね、そうしたらね、 一緒に 何を話そう  一歩、五十歩、百歩 重ね合って 紡いでいく時間が  融けていく 融けていく  それでもいつかは 夢が終わるなら それでも良いかな 君がいるんなら  世界の中で 出会えた君が 理由になったら それでも良いかな  一人の今日を 飛び越えて  描いた今日を 通り越して 明日はもっと 君のそばへ  前へ、そう前へ 少しずつ 進むよ  一歩、五百歩、千歩 繰り返して 指に触れる君が  青く滲む 青く滲む 綺麗に いつまでも そばにいて 良いかな  良いかな
日本橋高架下R計画IAIAじんじん3, 2, 1, 0 で瞑想中。 アンテナを張ってみよう  3, 2, 1 僕は研究中。 ミラー越しに見てた  愛なんて信じちゃいけないよ? その雰囲気(ムード)はちょっとダサいね  濁っちゃった空気は知らないよ 無視してさ、進もう  白線を踏み外さないように未来へ  振り向いて、忘れないように右へ倣(ほう)った  自動車も自販機もいないのかい? 切なくって 飛行機は空からキラキラ光ってた 嘘つき土曜日もコンクリートは見ていて 真夜中が何度も廻るよ  3, 2, 1, 0 で妄想中。 さぁ、今日も気取っていこう  3, 2, 1 僕は練習中。 ミラー越しに見てた  なんなんだい、どうしていけないの? 聞き返してもしょうがないね  濁っちゃった空気が泣いたって 無視してた君さ  3号線を踏み抜きたいよ そんな世界へ 信号機、迷わないように左倣(ほう)った  自転車もレコードも居ないのかい? 寂しくって  昨日から僕らは複雑になってた  ずぶ濡れ火曜日は呆れちゃうほど綺麗で 真夜中が何度も廻るよ  明後日に会えたら話そうかな。
想像フォレスト鹿乃鹿乃じんじん佐藤豊夏風がノックする窓を開けてみると 何処からか迷い込んだ鳥の声  読みかけの本を置き 「何処から来たんだい」と笑う 目隠ししたままの午後三時です。  世界は案外シンプルで 複雑に怪奇した私なんて 誰に理解もされないまま  街外れ、森の中、人目につかないこの家を 訪れる人などいない訳で。  目を合わせないで! 固まった心、一人ぼっちで諦めて 目に映った無機物に安堵する日々は 物語の中でしか知らない世界に少し憧れる ことくらい許してくれますか?  淡々と流れ出した 生まれてしまった理不尽でも 案外人生なんで。私の中じゃ。  ねぇねぇ、突飛な未来を想像して 膨らむ世界は今日か明日でも ノックしてくれないですか?  なんて妄想なんかして 外を眺めていると 突然に聴こえてきたのは喋り声  飲みかけのハーブティーを 机中に撒き散らし 「どうしよう…」と ドアの向こうを見つめました。  「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと 私の目もそうなっている様で 物語の中なんかじゃいつも 怖がられる役ばかりで。 そんなこと知っている訳で。  トントン、と響きだした ノックの音は初めてで 緊張なんてものじゃ足りないくらいで。 ねぇねぇ、 突飛な世界は想像しているよりも 実に簡単にドアを開けてしまうものでした。  目を塞ぎうずくまる姿にその人は驚いて 「目を見ると石になってしまう」と言うと ただ笑った。  「僕だって石になってしまうと、怯えて暮らしてた でも世界はさ、案外怯えなくて良いんだよ?」  タンタン、と鳴り響いた 心の奥に溢れてた 想像は世界に少し鳴り出して  ねぇねぇ、突飛な未来を教えてくれた あなたがまた迷ったときは  ここで待っているから。  夏風が今日もまた あなたがくれた服の フードを少しだけ揺らしてみせた。
夜咄ディセイブじん ft. LiSA & メイリア from GARNiDELiAじん ft. LiSA & メイリア from GARNiDELiAじんじんじんビバップな浮遊感 夜が次第に乱反射して ツービートで光って たまには愚痴っちゃって良いかな  「ねぇ、ちょっと話そうか 馬鹿な自傷症性なんだけど もうなんか収まらない ネタ話だって 体で一つどう?」  「じゃあ、ちょっと喋ろうか。僕の非凡でいて妙なとこ 平凡を装った僕がずっと悩んでいる事」  「十年は経ちそうなある日『怪物』の声がして 心臓を飲み込んだ『嘘をつき続けろ』ってさ」  「それ以来、僕は嘘つきで 騙せない人や物も無くなって  『怪物』に成り果てちゃってさ  …あぁ、ごめんね!泣かないで!全部法螺話(ほらばなし)だよ?」  「オーマイダーティー! なんて醜態!」 僕は誤摩化す なんていったって この本心は不気味じゃない?  偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて 僕は今日もまた 徒然、嘲笑う  ビバップ、消えそうな 夜が嫌いそうな少女にも ツービート、泣きそうな 嘘が嫌いな青少年にも  そう、もう同じ様に ちゃちな「理想」がインプットして 心臓を飲み込んだ それ以来気付いたんだ、僕らは  「単純に理想叶ったとして、 一人ぼっちじゃこの世は生きてけない」  「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」  崩れそうな脳が「No」で満ち満ちていく  「オーマイダーティー!もっと聴いて!」 僕の心を 我が儘を この嘘を 本物を  「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない  ニヤけそうな程、常々呆れてる  「オーマイダーティー!もう嫌いだ!」 ほら、聴かせてよ 呆れちゃう様な 僕なんて もう救えない?  『問題ないぜ』なんて言って 君は変わらない  「あぁ、ミスっちゃった」  また不気味な僕に、常々溺れていく
なかよしマーチかばんとサーバルかばんとサーバルじんじんじんみて!みて! お日さまがのぼったよ! 海の向こうには 誰がいるのかな?  そわそわ ドキドキしちゃうね 「はじめまして」の毎日を 楽しみにしよう!  今日も目が覚めて ワクワクして ひらめいて ビックリして  ちょっと きゅーけーするのも 大事だよね  いっつも元気な 君のこと いっつも頑張る 君のこと  ずっと近くで 見たいから おなじ道を すすんでいこう!  大、大、大好きが だんだん まざってく 僕の隣にいてくれて ありがとう!  泣いちゃいそうなこと もう大丈夫だね ひとりぼっちに ならないように  つないだ手を ギュッてしてるから ずっと いっしょに  ほら!ほら! お月さまが浮かんだよ! 空の向こうから のぞいてるのかな?  キラキラ なんだか不思議だね 新しくなる 毎日が楽しみなんだね  今日も張り切って 迷ったりして つまづいて 転んだりして  たまに 失敗しちゃうこととか あるけれど  でも怖がりな 僕のこと おっちょこちょいな 私のこと  君が見ていて くれるから どんな道でも へっちゃら!  大、大、大好きが だんだん わかってく いつも隣にいてくれて 嬉しいな!  心配しちゃうこと もう大丈夫だね  虹のアーチの向こうまで いっしょに行こう!  お日さまと お月さまが 今日も かわりばんこに  「おはよう」と 「おやすみ」を ほら くりかえしていく  もしかして もしかして お友達なのかな?  そんなこと 話してるだけで 楽しいんだよ  大、大、大好きを たくさん数えたら お星さまより いっぱいに 光ってて  だんだん今日よりも 大切になるよ ギュッと手を 握りしめたら  さぁ、行こう!  大、大、大好きが だんだん まざってく 大きな声で伝えるよ ありがとう!  泣いちゃいそうなこと もう大丈夫だね 君の笑顔が 好きだから  つないだ手を ギュってしてたいな ずっと いっしょに  ラララ ラララ  ラララ ラララ…
ミライボイジャー平野綾平野綾じんじんNaruya Ihashi仮に、壮大な世界に 飛び出せる様な船が在ったなら ごく平凡だった、僕たちの日常も 冒険みたいに見える?  「さぁ、どうなんだい? 君次第さ」 考えてる間に世界は終わり 「燻ってしまって見えないよ」 古いスニーカーで未来を探す  いつか何処かで聞いた事が ある様な、懐かしいメロディ 「今日はどこへ向かおう?」  泣き出しそうな 空の向こうは知らない ほら、大きな期待が何処かで そっと息をし始める  「見つけたいよ」 駆け出そう もっと先を見たい 今日を怖がる心が震え出す  「太陽、照らしてよ。もっと輝いてよ」 手をかざしてみる  仮に、凡庸な世界を、 塗り替える様な舟が在ったなら 無理難題に思えていた 日常に心配無く踏み込める?  「あぁ、もう考えちゃいられないよ」 躊躇っている間に地面が消えて 気がついたらもうもどれないよ 乗り込んだ舟は予想外に揺れる  荒れ狂う風、 いきなり出会うスコール 届かないメロディ 「どうしたら良いだろう…?」 それでもまだ、 僕は澄ました顔で いつか見た希望を 待ってた世界を 何度も探してる  「掴みたいよ」 駆け出せる もっと手を伸ばそう まだか弱い心が震えても 太陽熱くなる。 「もっと輝いてよ」 手をかざしてみる  「見つけたいよ」 駆け出そう もっと加速して もう迷わないよ。 期待する程に太陽、 熱くなる。 今日も輝くように、 手を振ってみる。
ハルガレMARiAMARiAじんじん本間昭光花冷えた心 微睡む車窓 西明かりに 揺れている慕情  席の向こう 君の肩に 凭れる 違う人  栞を綴じた胸に 消えない人 然して今は 知らない人  髪の色も 弾む声も 知らない彩に 染まっていく  嗚呼、独りで恨んでいる 忘れていく君を  嗚呼、独りで想っている 終わった春の日を  晴れやかに 燻んだ空に 並んだいつかの 平行線  結んだ距離が すかした声が また 弾ける  腫れた目 浮かんだ涙 綴った恋が 鳴らした景色の残響は  まだ「さよなら」に 焦がれている色 青い、春枯れの鮮やかな色  もう 名残り雪も 跡もなく 花を濯ぎ  夏の匂いを 蕾んでいく 目もくれず 目もくれず  置き去りの 恋心も 淡い雪の 融ける様に  水に 流して欲しかった 人知れず 人知れず  また、答えに迷っている 解りきっていても  嗚呼、独り継ぎ接いでいる 止まった春の日を  花曇り 連れない空に 飛ばした いつかの放物線  消さないでいた 幼い影すら 遠ざかる  黄昏 照らした夜空を 吸い込んだまま 花焼けていた 感傷は  まだ「さよなら」も 初めてのこと  晴れやかに 燻んだ空に 浮かんだ笑顔は 幻想で  もどかしさが 滲んだ目から 零れ落ちる  遥彼 染まった頬に 触った手から 伝った 季節の残響が  また、咲き始める  君と並んで見ていた 紅空に 並んだいつかの 平行線  結んだ距離が すかした声が また弾ける  腫れた目 浮かんだ涙 綴った恋が 濡らした景色の残響は  もう「さよなら」の 次の日の色 藍い、春枯れの鮮やかな色  知らない花が咲いている また季節が 芽吹いている
アウターサイエンスじん ft. ONEじん ft. ONEじんじんTeddyLoid矮小(ちいさ)く惨めに生きた生命が 死んではドアを叩くでしょう  小さな主は見兼ねる 「嫌な話だ」  大きく拡がる 喉と胴体は 死んだ心を 溶かす様に  ゆっくり命を 飲み込み 目を刳(く)り貫く  ねぇ、君も祈っちゃったんでしょう? 僕に睨まれた時にさ  そんな悲壮精神が 大好物だ  ようこそ、我が胎内へ 愛とエゴの終着点  君もすぐに 生まれ変われる 怪物みたいで 素敵なことでしょう?  「あぁ、神様、なんで」って 「もう嫌だよ」と泣いたって  受け入れろよ これが運命だ  次の次の次の主に懸命しよう  神話も命も人の運命も うっかり恋に落ちるのも  ひっそり蛇は笑い出す 「馬鹿な事だ」  あぁ、なんだいなんだい もう溜らないね くすんだ心を 舐めるのは  小さな命に取り付き 目を埋め込む  あぁ、君に宿っちゃったんでしょう? 目を合体(あわ)せる運命(のうりょく)がさ  君がこの悲劇の 「女王」なんだ  謳歌しろよ生命よ 愛とエゴの合掌祭  揺れる日々も崩れ始める 「始めの悲劇」へ足並み合わせて  「返して」と嘆いたって 「もう嫌だよ」と哭(な)いたって  知る事かよ それが運命だ  酷く脆くちゃちな物語(ひび)が 正銘(しょうめい)だろう  なんて馬鹿な生命だ 何度でも 抗(あらが)って  同じ話(ひび)へ逆流(もど)り始める 無謀に 無様に  泣いて、哭(な)いて、啼(な)いて、綯(な)いて  あぁ、無様な生命よ 「なんで?」だのと言う前に  求め過ぎた 罪に傅(かしず)け 虚ろな奇跡が 弾けて崩れて  「もう、なんだか良いや」って 何度もただ泣いたって  終わりすらも 直に薄れる  次の次の次に来る 次の次の日を 次の次の次も 嘲笑(ちょうしょう)しよう
チルドレンレコードVivid BAD SQUADVivid BAD SQUADじんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」肯定していちゃ未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」「ツレモドセ」三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」  合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
後日譚じんじんじんじんじん書き残したものは 他に在ったか  沈んだ気配 午前四時 蹲っている  泣き続けた旅が 終わったのか どうか  折れかけた ペンを片手に  呪った未来も 回る世界の美しさも  抱えきれない怒りも 矛盾な題材も  教室の席で考えた様な 夢は 歩き出した あの頃と同じ  今日もまた痛んだ 心が死んでいった  口をついた 「こんなもんだろう」  いつからか日和った あの日の教室で  一体誰が 泣いている?  赫らんだ 街並みは同じ 続いていく 今日の行方を 暈していく  失った言葉も 見えないまま 消えない願いを 切って貼って綴る  続く  想いの丈を 書き殴る 君の側に 届く様に  血を吐いては 今日も書き遺す 不恰好な詩を  他の誰かが 僕を嫌っても 言えない時代が 続いても いつか伝わるくらいが 丁度いい  今日も思い出していた 絶望を知った日を  夕景に居座って 読んだ1ページを  馬鹿な大人たちが 嘲笑った言葉で 救われたって 良いだろう  泣き出した 言葉こそ相応しい きっと 痛いくらいの色に 輝いていく  一向に 差す兆し が見えなくとも この手が動く限りに 綴る  ずっと 目を凝らして考える 無謀で馬鹿な 虚実譚を  2004年8月に 死んでいた少年に捧ぐ  あの日 誰かのペンを追いかけて 間違うほど 描いた人生は  きっと 君にとって 相応しい 君にとって 僕にとって 相応しい  こんな 愚か者の話 書き殴ってみたところで 響かないだろう  微睡みの中で 夜は明けて 結末を 気づかせて  赫らんだ 朝焼けの光 沈み込んだ 今日の行方を 暴いていく  失った言葉が 疼いたなら 眩しい世界に ペンを立てて  謳おう、君と。
ロスタイムメモリーじん ft. 松山晃太(BYEE the ROUND)じん ft. 松山晃太(BYEE the ROUND)じんじんじん数年経っても 影は消えない 感情ばかりが 募って行く 踞(うずくま)って 一人 描いていた  炎天直下 坂道の上 滲んだ 僕らが歩いていた  夏の温度が 目に残っていた  「構わないでよ、何処かへ行ってくれ」 君の手を払った  「行かないよ」なんて言って 君は僕の手を掴んだ  「五月蝿(うるさ)いな」 僕はちょっとの先を 振り返らずに歩いた  『本当の心は?』  「聡明」なんかじゃ前は向けない 理由が無いから 腐って行く 巻き戻ってくれれば良いのにな  何年経っても 僕は死なない 希望論ばかりを 唱えている 当然今日も 君は居ないのにさ  「構わない、死ねよ、死ねよ」って手首を 握って、ただ呪って 何も出来ないでただ、のうのうと 人生を貪(むさぼ)った  「夏が夢を見せるのなら、君を連れ去る前へ」なんて  照れ隠しした日々が 空気を照らして 脳裏を焦がしていく  18歳になった少年 また何処かで待っていたんだ カゲボウシ 滲む 姿を思い出して  炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も 「遊ぼうよ」って言って ユラユラ揺れた  「心配です」と不器用な顔 隣人なんかには解んないさ 悲しそうなフリをしないでくれ  叶わない夢を願うのならいっそ 掠れた過去を抱いて  覚めない夢を見よう 当然の様に閉じ篭って  「それじゃあ、明日も見えないままですよ?」  それならそれで良いさ つまらない日々を殺す様に 手を染め、『一人』を選ぶから  18歳、腐った少年 また今日も祈ってたんだ 色めいた君の笑顔に しがみついて  炎天下に 「どうかいっそ連れてってくれよ」 なんて呟いて息を静かに止めた  戻らないあの日が痛くて  『誰も触れないで』  「聞こえていますか」と声が消えた 理由もなんだか解っていた 夏の温度に手を伸ばしていた  炎天下、願った少年 「あの頃」に立っていたんだ 夏めく君の笑顔は 変わらなくて  「死んじゃった。ごめんね」なんて 「『サヨウナラ』しようか」なんて  寂しいこと言わないで 往かないで  カゲボウシが そんな僕を 見つめていたんだ
T.A.O.洛天依洛天依じんじん最初に 目を見開いた 名前は 見つからなかった  群青の海を 漂って いつの間にか 辿り着いたんだ  両手が在ると 気がついて 両足で そこに立った時  震える喉が 呟いた 「ここから、どこに行くのだろう」  積み重なっていく 地層が 道のりを 物語っている  悲しみを抱え 喜びを探しながら  螺旋状に 続く  心臓は 動いた 灯火を 紡ぐように  怖がりな心を 焚きつけていく 行く場所も 告げぬまま  君の 泣き声が この星を 包んだなら  物語の1ページが 始まる 夜明けを 願うように  痛がりな 生き物に産まれた その意味を 諭すように  灼熱の太陽を 背負いながら 潤いを 求め続けている  壮絶な雨に 打たれながら 温もりを 探し続けている  始まりの朝に 立ち会って やがて終わりを 看取った時  濡れている頬に 気がついた この気持ちを なんと呼ぶのだろう  傷をなぞっていく 旅路は 未だ 名前もつかぬまま  無情に浸り 寂寞を眺めながら  劇的に 続く  感情は 溢れた 赤い血を 焦がすように  痛みを、生き方を、覚えていく 行く場所も 知らぬまま  やがて 咲き散れど その先で 芽吹くように  物語の1ページが始まる その意味を 満たすように  輝いて 滲む青 澄み切った 色のまま 命を 繰り返して行く  最初に 目を見開いた 名前は 見つからなかった  群青の海を 漂って いつの間にか 辿り着いたんだ  両手で 太陽を押し上げて 両足で 歩き出した時  燃えている炎に 気が付いた 続く 道の上で  きっと 泣き声は この星を 包んだまま  心の ずっと奥で響いている 終わりの 続きから  心臓が 動いて 赤い血を 流したなら  痛がりな 生き物が産まれる その意味を 宿すように  物語の1ページが始まる この手を掴むように  出会った 名前は
プルメリア奥井亜紀奥井亜紀じんじんANANT-GARDE EYES花びらが色めいた 遊歩道を歩いて ぼんやりと気が付いた 私だけいないこと  あの日 風が吹いたのを 忙しさのせいにして 誰にも気付かれないような毎日を 選び続けた  間違ったまま 育ち続けた こんな未来を どこか 素敵に思うなんて 不思議なことね  大事なものをみつけたい だなんて 思ってもないよと 首を傾げた 人ごみの隅で  飛行機雲が泳いだ 青空が淡くなって ぼんやりと気が付いた 遠くまで来たんだと  同じ風が吹いても 懐かしさのせいにして 誰にも愛されないような毎日に 名前を付けた  間違えたまま 歩き続けた こんな世界を どこか 素敵に思うなんて 不思議なことね  大事なものをみつけたい だなんて 思ってもないけど 期待する  「どこかへ どこかへ」  今日も流されていく
+浦島坂田船浦島坂田船じんじんじん・廣澤優也(HANO)1 Sound 足しちゃって 始まる今日が きっと好きになる So everybody clap hands!  1 Song プラスしちゃって 響かせ合ったら さぁ、毎日が 夢みたいな Brand new days!  目を覚ましたら 君に声かけて 予定にないこと ばっかりしよう  予想通りじゃ なんか足りないから 今日も 世界は回ってるんでしょう  メイクして 笑ったって 泣いちゃって ダメダメ うまく誤魔化して 嫌になるけど  ご機嫌なフレーズを 一緒に歌えば なんとかなっちゃうもんさ、きっと  だんだん 僕らが 描いた今日より 夢見がちな世界が 広がっていく  お気に入りの歌が 流れ出したら 君がそっぽ向いて ツンとしたって 誘っちゃうぜ  ハッピーエンドじゃ 足りないから きっと簡単ばかりじゃ つまらないから いつまでも 君と探していたい  涙マークだって 半分こして 足し合わせて ハートマークにしよう  一人ぼっちで 歌うメロディが 曇り空に 響いてたから  同じリズムで 僕も歌うのさ 今日は 素直な顔見せてよ  躊躇して 間違って すれ違って ダメダメ うまく言えなくて 悩んじゃうなら  本物の心を 探しに行こう まだまだ 間に合うはずさ  だんだん 夜空が 明けてくように 怯えがちな未来に なったとしても  お馴染みの歌を 歌いながらさ 君を縛ってる 寂しさなんて 邪魔しちゃうぜ  問題だらけの 毎日でも きっと当然ばかりじゃ つまらないでしょ? だから ずっと君と探していたい  ハートをタップして 半分こして 足し合わせて 答えにしよう  さぁ、Party time! なんて置いてかないから ちょいと小粋なclapで そっとステップで 君次第のスタンスで ノッちゃって?  こっからが お待ちかね もう準備は出来たかい? 一緒に君の歌を聞かせてよ Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!  だんだん いつか目指した「今日」より 進む道が 離れた場所へ向かっても 寄り道して ズルして 遠回りで くだらない話ばっかしたいね  それもいいね  ハッピーエンドで 終わっちゃうより 君の満点笑顔で コンティニューしよう いつまでも 君と歌っていたい  涙マークだって 半分こして 足し合わせて 混ぜっこして いつまでも 響くような 最高の ラブソングにしよう  さぁ! プラスし合って 始まる今日が きっと好きになる So everybody clap hands!  +1 +Hapiness
夕景イエスタデイじん ft. LiSAじん ft. LiSAじんじん小松一也注ぐ太陽浴びて 楽しげに はしゃぐ人の顔を 睨みながらに 横切っていく 徹夜明けの朝で  腹が立って 憮然(ぶぜん)な私の目を 避けた人の先に 「おはよう」って言って 伸びをする 寝癖立ってる あいつが立ってた  気がついたら 目が合う様な 淡い恋だなんて 興味も湧かないな  だけど なんでだろう 顔をみれない  「関係ないよ、だって…あぁ、腹が立つ!」  見つけた太陽 睨みつけて 高鳴った胸に 蓋したって  この感情抑えられないな 気持ち悪くって なんだろう 変な気持ちだ  wow wow wow 態度が顔に出ちゃって 謎に緊張しちゃって 声が裏返った  「この状況もう解んないよ!頭にくる!」って なんだか 馬鹿な私だ  教室は今日も平凡でアクビが出る 二人きりの窓辺  気にしちゃうんだよ 暇な態度で ラジオを流しても  立ち上がった私は 油断していて 露骨にバレてしまう  聴いたフリしていた ヘッドフォンが ずっと何処にも繋がってない事  「時が経てば 忘れる様な そんなもんでしょ」って どこかで強情で  だけど なんでかな 口に出せない 腹立っていたって、言葉も出ない  慎重に「態度で伝えよう」って 言葉を封じこんで 今日も空回った  「この感じ、続くのなら悪くもない?」って なんだか 随分弱気ね  wow wow wow 「なんかご機嫌だね」って 「腹立ってるの解んないの?」って頬をつねった  鈍感なその態度 気に食わないんだ どうしよう 今日がもう終わっちゃう  もう一回 太陽睨みつけて 「沈むのちょっと待ってよ」って 息吸い込んだ  高鳴った胸が苦しくって なんだか突飛な気持ちだ  「伝えたいよ」って 走り出した この感情もう解らないよ 爆発しそうだ  太陽が 沈む前に なんとか 伝えたいから  どうにかしてよ 神様
カゲロウデイズじん ft. 田口囁一(感傷ベクトル)じん ft. 田口囁一(感傷ベクトル)じんじんじん8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁っていた  「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた  あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機  バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ 血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った 嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる 夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ  目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時? 8月14日の午前12時過ぎくらいを指す やけに煩い蝉の声覚えていた  でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた  落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈(つんさ)く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる 眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした  何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。 繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。  こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。 繰り返した夏の日の向こう。  バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる 血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら  実によく在る夏の日のこと。  そんな何かがここで終わった。  目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた
ファンファン!メロディ♪どうぶつビスケッツどうぶつビスケッツじんじんじん音にあわせて 手を叩いたら …面白いこと みつけちゃったかも!  ひとりぼっちじゃ もったいないのだ! だったら一緒に 楽しいことしよー!  そんなに 急ぐと 疲れちゃうよ のんびりいけば なにか見えるよ  君も好きになるような メロディーを  輪になって 歌うのだ!  『ががががががおー!』  飛んじゃって ほら歌っちゃって あの子も その子も 君も一緒に!  みんなが いれば大丈夫! さぁさぁ 踊ろー! 踊ろー!  「はじめまして!」 今日も大発見 手と手をつなげば 君も ともだち  大声で ほら笑っちゃえば あっはっは! たのしー! たのしー!  君も ほら「はじめまして!」  尻尾をフリフリ 揺らしてみたら なんかワクワク してきちゃったかも~  面白いこと まだまだあるのだ! そうだよ! 一緒に 探しに行こー!  そんな うつむいてちゃ つまらないのだ! 笑ったほうが にあってるのだ!  君も好きになるような メロディーを  一緒に 歌いたいな!  『ががががががおー!』  はしゃいじゃって 手を叩き合って あっちも そっちも どうぞ一緒に!  楽しんじゃうのが 大正解! さぁさぁ あそぼー! あそぼー!  「はじめまして!」 もう気になっちゃう 名前を呼んだら 今日もドキドキ  大声で ほら笑っちゃえば なんか 嬉しい! 嬉しい!  恥ずかしがらなくって 大丈夫だよ 君のいいとこ わかってるから  みんなで作ってく メロディーを  目一杯 歌うのだ!  『ががががががおー!』 「もう1回!」 『ががががががおー!』  飛んじゃって ほら歌っちゃって 明日も 明後日も ずっと一緒に!  みんなが いれば大丈夫! さぁさぁ 踊ろー! 踊ろー!  「はじめまして!」 今日も大発見 手と手をつなげば 君も ともだち  大声で ほら笑っちゃえば あっはっは! たのしー! たのしー!  君も ほら「はじめまして!」  さぁ 一緒に「はじめまして!」
チルドレンレコードじん ft.メイリア from GARNiDELiAじん ft.メイリア from GARNiDELiAじんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から 「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だってだってだって 「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ?寝れないね、まだまだ ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう?ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」  合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
シニガミレコードじん ft.Liaじん ft.LiaじんじんANANT-GARDE EYES存在の意味を考えた 一人ぼっちの化け物は 「人なんてすぐに死んじゃう」と 呆れ顔 続けてた  一人ぼっちの化け物に 恋に落ちてく少年兵 「このまま生涯を暮らそう」と 手を繋ぎ 温めた  始まった日々を噛みしめて 子供も出来た化け物は 「君だけ一人老いていく」 気づいてもう 耐えられない  蛇の力を集めてさ 無くなったってもう構わない 終わらないセカイを作ったんだ 家族だけで行こう  君を待つ ドアの前 いつまでも 現れない  流れる雲数えてた 空はどこか寂しそうで  君が来ないなんて そんなこと どこかで気付いてた  「それならもう興味もない」 セカイに一人消えようか  許したくもない君のこと  今もまだ、愛してる
如月アテンションじん ft.春奈るなじん ft.春奈るなじんじん赤髪・じんWow 行き先はどうしよう ちょっと 私服じゃマズいかな あぁ、何もかも放り出しちゃった午後  Wow 背伸びしたヒールじゃ ちょっと踏みだしにくいからさ 少しラフにフード着けて バレないように行こう  商店街 路地裏へ抜けて あぁ、なんだかドキドキしちゃいそうだ  ふいに風が吹いたら フードが脱げて すぐさま観衆目線だ 「…やっぱいつも通りの 週末になっちゃいそうです」  散々だなぁ 辞めたいなぁ 満員御礼! なんて言うけど  その実ブルーなので 困っちゃうよ 目立っちゃうな  散々だなぁ 逃げたいなぁ 期待しちゃうよ。  「もう私を見ないで!!」 …なんて言葉もポケットにしまおう。  Wow 昔からなんでか ちょっと人目を惹くんだよなぁ それもまぁ、もう慣れ始めてしまいそう  Wow 聞いたことあるんだ ちょっと思い出せないけど 「あぁもう! いやな体質だなぁ」 そんなこと言えもしないけれど  大通りがパニックに変わる もうアイドルなんて辞めちゃいたいよ  「こんな事になるとは…」 あの日の馬鹿な私は単純思考で ちょっとステージライトに 夢を描いちゃったんです…  散々だよ 言えないよ 歓声が溢れちゃうけど 「これそんな良いですか…?」 つまんないよ 解らないよ 散々だなぁ 消えたいなぁ 声にならずに 「嫌だ。涙が出ちゃうよ」 そんな言葉でポケットを埋めた  …こんなんじゃもういけないよね 歓声が聞こえてるでしょ? 夢見てた風景に気づいたらもう出会っていて  「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ さぁ かっこつけないような言葉で  あぁ、なんだかいけそうだ! 心臓が弾けちゃうほど溢れ出しそうなので 奪っちゃうよ!? 奪っちゃうよ!?  伝えたいこと詰め込んだ そんな「夢」から もう目を離さないで さぁさぁ、明日もスキップで進もう!
カゲロウデイズLeo/needLeo/needじんじん8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁っていた  「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた  あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機  バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ 血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った 嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる 夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ  目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時? 8月14日の午前12時過ぎ位を指す やけに煩い蝉の声覚えていた  でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた  落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる 眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした  何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。 繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。  こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。 繰り返した夏の日の向こう。  バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる 血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら  実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。  目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた
Traumaミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん流星が 輝いている 閃光が 近づいている 眼球を 貫いたまま 爆ぜる、爆ぜる、爆ぜる  刹那に 数万度を超えた 温度で 光速を超えた 速度で 一瞬を焼き付けていく 風、風、風  溶け落ちる 低く迫った 天井 宙空を這っていく シナジー  酩酊 瞬間に吹き抜ける 濁った風、風  浮かんだ涙は 幻想 ただの残光  声をあげて 急降下していく 星が 音を薙いで 爆ぜる、爆ぜる  フラッシュバックしたら 君も 胡乱な顔した 誰かも  湿った景色も きっと 蒸発して 白けるから   逆光が 瞬いている 原色に 煌めいている 脳髄に 張り付いては 砕ける、砕ける
アメリカ~We are all right!~IAIAじんじん「低迷、低迷、幻想ばかりだ。 先生先生、世界を変えて!」  「ヘイヘイ!少年、朦朧(もうろう)してるぜ。 安全優先?先細ってくぞ、ほら!」  歪に吠えるギター、ゲインをトばせ! そこには 小手先な意味は特にないけど  「言葉で踏み込めないライン」を越えろ! 飛び込め 逸(はや)る期待なら未来で待ってる  We are all right! We are all right! We are all right! 進もう!  つまらない金曜日に 混ざれない君もそうだろう?  そのチープは きっと何処かで ずっとハイテンションなブームになる  We are all right! We are all right! We are all right! 歌おう!  挫けないワンコードと 笑い出しちゃう様なメロディ  この感度を 信じきったら かき鳴らしていたいのさ  天才?秀才?関係無いだろ 断然、感情任せで進め!  「ヘイヘイ!先生、失笑してるぜ?」 衝動優先溢れ出していくCOLOR  高鳴れ!唸るギターは今日も負けない 渦巻く音が頭から離れないのさ  We are all right! We are all right! We are all right! 叫ぼう!  待ちかねてたチャンスだ 動けないはずが無いだろう?  その一歩が ずっと今日から きっと最先端のムードになる  We are all right! We are all right! We are all right! 変えよう!  諦めないワンコードが 生み出す陽気なメロディ  「大丈夫さ」 ちゃんと信じて ほら次のコードへ  We are all right! We are all right! We are all right! 語ろう  やりきれない金曜日に 投げ出しちゃう時があっても  ほら何処かで きっと何処かで 期待が待ってる  「We are all right.」  We are all right! We are all right! We are all right! 歌おう!  待ちかねてたチャンスさ 飛び込むに決まってるだろう!  「大丈夫だ」 ずっと信じて かき鳴らしてたいのさ
夜咄ディセイブVivid BAD SQUADVivid BAD SQUADじんじんビバップな浮遊感 夜が次第に乱反射して ツービートで光って たまには愚痴っちゃって良いかな  「ねぇ、ちょっと話そうか。馬鹿な自傷症性なんだけど、 もうなんか収まらない。ネタ話だって体で一つどう?」  「じゃあ、ちょっと喋ろうか。僕の非凡でいて妙なとこ 平凡を装った 僕がずっと悩んでいる事」  「十年は経ちそうなある日『怪物』の声がして 心臓を飲み込んだ『嘘をつき続けろ』ってさ」  「それ以来、僕は嘘つきで 騙せない人や物も無くなって  『怪物』に成り果てちゃってさ  …あぁ、ごめんね!泣かないで!全部法螺話だよ?」  「オーマイダーティー! なんて醜態!」 僕は誤摩化す なんて言ったって この本心は不気味じゃない?  偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて 僕は今日もまた 徒然、嘲笑う  ビバップ、消えそうな 夜が嫌いそうな少女にも ツービート、泣きそうな 嘘が嫌いな青少年にも  そう、もう同じ様に ちゃちな「理想」がインプットして 心臓を飲み込んだ それ以来気付いたんだ、僕らは  「単純に理想叶ったとして、 一人ぼっちじゃこの世は生きていけない」  「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」  崩れそうな脳が「No」で満ち満ちていく  「オーマイダーティー!もっと聴いて!」 僕の心を 我が儘を この嘘を 本物を  「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない  ニヤけそうな程、常々呆れてる  「オーマイダーティー!もう嫌いだ!」 ほら、聴かせてよ 呆れちゃう様な 僕なんて もう救えない?  『問題ないぜ』なんて言って 君は変わらない  「あぁ、ミスっちゃった」 また不気味な僕に、常々溺れていく
チルドレンレコード田口囁一田口囁一じんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」  合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
Museミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん俯いて歩く 群青の隘路に ぼんやりと浮かぶ影を 馴染ませて  失った物も 思い出せないまま 知らない言葉ばかり 覚えていく  泣いて 笑って 掠れそうな声で 歌って 探して 私は誰?  さよなら、またね 暮れて往く夕陽を 消してしまわないように 追い続けて  折れそうな足を 休める場所を 生きる理由を いつか見つけたら  きっと きっと 名前をつけて 馬鹿な言葉で  虹が霞んでいく 西の彼方に 靡かせた夢の痕は そのままで  きっと届かない 羽が無いから 心の抑え方を 覚えたから  なんて、笑って どうしようもない嘘を貼って 飾った 私は誰?  さよなら、またね 落ちそうな雫を 決して知られないように 堪え続けて  焦げそうな胸を 冷ませる場所を 消せない自分を いつか見つけても  どうせ どうせ 何もできない 上手く愛せない  そのままでいてね 気づかないでね こんな言い訳 すぐに忘れてね  振り返る街が 灯す明かりは まるで見送るみたいに 揺れていて  さよなら、またね 暮れて往く夕陽を 消してしまわないように 追い続けて  折れそうな足を 休める場所を 生きる理由を いつか見つけたら  きっと きっと名前をつけて 馬鹿な言葉で  ひたすら歩く 行く宛もないのに 道代わりの淡い影が 誘うままに  不意に思い出す 君の温度を はにかんで笑う 君の言葉を
ヘッドフォンアクターじん ft. LiSAじん ft. LiSAじんじんじんその日は随分と平凡で 当たり障り無い一日だった 暇つぶしに聞いてたラジオから あの話が流れ出すまでは  「非常に残念なことですが、本日地球は終わります」と どこかの国の大統領が 泣きながら話をするまでは。  窓の外は大きな鳥たちが空覆い尽くしてく渋滞中 三日月を飲み込んでどこかへと向かってる やりかけてたゲームはノーセーブ 机にほぼ手つかず参考書 震える身体をいなす様にすぐにヘッドフォンをした  不明なアーティスト項目の タイトル不明のナンバーが 途端に耳元流れ出した 「生き残りたいでしょう?」  蠢(うごめ)きだす世界会場を 波打つように揺れる摩天楼 紛れもないこの声はどう聞いても 聞き飽きた自分の声だ  「あの丘を越えたら20秒で その意味を嫌でも知ることになるよ。 疑わないで。耳を澄ませたら20秒先へ」  交差点は当然大渋滞 もう老若男女は関係ない 怒号やら赤ん坊の泣き声で埋まっていく  暴れだす人 泣き出す少女 祈りだした神父を追い抜いて ただ一人目指すのは逆方向 あの丘の向こうへと  ヘッドフォンから依然声がして 「あと12分だよ」と告げる このまま全て消え去ってしまうなら もう術は無いだろう  ざわめき出す悲鳴合唱を 涙目になってかすめる10秒  疑いたいけど誰がどうやっても 終わらない人類賛歌  「駆け抜けろ、もう残り1分だ。」 その言葉ももう聞こえない位に  ただ目指していた丘の向こうは すぐ目の前に  息も絶え絶えたどり着いたんだ 空を映し出す壁の前に その向こう白衣の科学者たちは 「素晴らしい」と手を打った  疑うよ。  そこから見る街の風景は まるで実験施設の様でさ  「もう不必要だ。」 科学者は片手間に爆弾を投げた  箱の中の小さな世界で 今までずっと生きてきたんだなと  燃え尽きていく街だったモノを ただ、呆然と見る耳元で  ヘッドフォンの向こうから 「ごめんね」と声がした
アヤノの幸福理論じん ft. 奥井亜紀じん ft. 奥井亜紀じんじん中西亮輔思い出していたのは また、家族の事  「アヤノはお姉ちゃんだから皆の事、よろしくね」  赤煉瓦の壁 小さな家の中で ひそひそ話そう 秘密の作戦みたいに  連れて来られた 三人の真っ赤な目には 大人に隠していた 過去がある  怯えた顔で「僕は化物だから」 私は告げる「そんなことはないよ」って  「真っ赤な色は主人公の色だから、怯えていなくても、良いんだよ」  面白い事 悩んでは 今日もお姉ちゃんぶって  「ほら、見ていて」 赤いマフラー巻き付けた  『秘密組織みたい!』  茜色、染めて、始めよう 小さな「ヒーローのフリ」だけど  「少しでも、また笑えたら」って 今日も家族でいよう  「幸せ」を願おう、先にある未来が どれだけ 悲しくても  「このことは秘密だよ」  楽しくて 陽が沈んだ  春風巡り 大人になった世界は 理不尽に曲がる 誰かの陰謀みたいに  膨らんで消えた 愛する人の涙は 誰も気付けなくて 黒くなる  狂い出していた 気付いたらもう  誰にも言えなくて  「嫌だ、嫌だよ。壊れるのは」  幸せの終わる世界が来る  「茜色、お願い。これ以上、誰かの未来を壊さないで」  泣きながらまた、考える 笑顔に隠したまま  「赤目色、それが私なら誰かの未来を 救えるかな」  不器用で 情けない 独りぼっちの作戦だ  私が消えた あの日の秘密組織は ちゃんと笑って 暮らせているのかな  きっと、私は怒られちゃうなぁ だけど、ちゃんと「お姉ちゃん」になれたかな  思い出してみよう あの好きだった言葉  「幸せ」ってなんだか不思議 明日のこと 好きになれる
オツキミリサイタルじん(自然の敵P) feat. IAじん(自然の敵P) feat. IAじんじんじん・中西亮輔「もう、どうやったって無駄かもな」 泣きそうな顔 見ていた  「諦めないでよ」みたいな 言葉じゃ 全然足りない!  「そしたらもっと元気を出さなきゃ、 明日も眩んじゃう!」って  君を連れ出していく 無理矢理かなぁ  日差しにブルーになる 君のこと やっぱ正直心配だ  瞳が潤んでいく 「弱虫な僕には、ダメだよきっと…」  だけど信じる、君だから。 真っすぐ前を向いて? ホントにダメな時は、君の心を支えてあげる。  『いっそ』なんて諦めちゃ 絶対ダメだから  ねぇ、一緒に進もう? 『独りぼっち』を壊しちゃおう、ほら!  「どうなっているんだか解らない」 君はまだ泣きそうだ  溜め息ばっかで 目を瞑っちゃ ほら、絶体絶命!  「もっと頑張んなきゃ想いも 昨日に消えちゃう!」って  街を駆け出して行く 無理矢理だね  夕暮れ ブルーになる 日差しが閉ざしていく その一瞬で  たちまち嘆いた顔  音も無く 涙が零れて消えた  酷く小さなこのセカイが 大きく牙を剥いて 「一緒に居たかったな」と 君の心を俯かせる  小さな言葉じゃ もう全然届かなくても  力になりたい  「助けたいんだよ。叶えてよ、ねぇ!」  「信じる、君だから。」 本気の声出して 「絶対ダメなんかじゃない! 君が望めば、また出会える!」  大きな深呼吸で 遠くのお月様に 弱気な君が 「やってやるさ!」と 叫んでいた  …少しかっこいいかな。まぁ。
ZIGIじんじんじんじんじん子供騙し おとぎ話 深夜零時のこと 耳の奥で エレクトリカルな 声が呼んでいる アブラブラカタブラ ブラックアウトした脳裏から ウサギ頭が 笑い出す そっとパジャマを脱がすように  辿り着くのは ワンダーランド ダッチアイリスの模様 溢れかえる 寝呆け眼たちが オープンを待つ 涎ダラダラ 千鳥足 行列の背後で 汚れた犬が 泣いている 皆見て見ぬ振りをして  笑って 笑わないと変だよ いっそ歯を見せ合って 乳繰り合ってさ  クソ五月蝿い パレードの列に 転がり込むように 猿になって 手を叩くんだ  Clap!! Clap!! Clap!!  Ah, Flap-flap...your skirt flapping, It's badly, you're such a dime! 踊り出す イナビカリの色にお祈りを Blah-blah...your smile is scary. The laughter is scarier than it. 覚めない夢を どうぞ  目眩く メイクキマっている シースルーの少女が ガラスの靴が 入らないんだって 文句言っている 鼻を突くような蜃気楼 ピンクサイダーの色 大人騙しの ワンダーランド 骨の髄まで溶かすように  止まって 僕を置いていかないでよ 皆 席取り合って 鍔競り合ってさ  仕様もないステージを ブルーでイカしてるジョークを もっと そうもっと 食べ尽くすんだ  Ah, Flap-flap...your skirt flapping, It's badly, you're such a dime! 熱り立った ちっぽけな世界にお祈りを Blah-blah...your smile is scary. The laughter is scarier than it. 特等席で どうぞ  時計の鐘が鳴っている 深夜零時のこと 帰りの汽車がずっと来ないんだって 僕は泣いている 心臓の音が 刻むリズムに乗って 声が響いている ずっと側で エレクトリカルな 声が呼んでいる  ジェットコースターに飛び乗り トンネルの内部へ ずっと側で エレクトリカルな 声が歌っている 口の中で エレクトリカルな 声が叫んでいる 歌わないでないで 僕は正常さ あぁ  Darling darling!  Flap-flap...your skirt flapping, It's badly, you're such a dime! 誰一人 夢の正体を 知らないまま Blah-blah...your smile is scary. The laughter is scarier than it. 大人になってしまうよ  Warning! Warning!  Flap-flap...your skirt flapping, It's badly, you're such a dime! 踊り出す イナビカリを浴びて燃え上がろう Blah-blah...your smile is scary. The laughter is scarier than it. 覚めない夢を 見ようよ  Your smile is scary.
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
HalationTOUYUTOUYUじんじん拝啓、過ぎ去った 四年間 整然としている エントランスに 残されたまま 無愛想に突っ立ったまま  退場の数を数えて 空席の埋まった未来の 順番が来るのを待っていた 信じきっていた  大抵のことは出来たのに 最高は 至って不明だ  原因は解っている 解っている 解ってしまう  才能に縋って 歩いて 才能を呪った 時点で  もう終わっているのさ 立つことも億劫だな  間違ったやつらを 馬鹿にして安堵していた 馬鹿にされたこともない僕らは  傷一つ負うことなく 新品で ただし 後悔も、思い出も、語ることもなかった  毎日に狂いそう 平凡を嘆いている 抗う気もないまま  また誤魔化していく 36.5℃の世界で 同じように 同じように 笑った  狂いきれなかった 正体を殺して 逆光のハレーションに 言葉を暈しても 変われなかった  半径2畳半の世界で 同じように 同じように 笑った  拝啓、過ぎ去った二十年 七月十日 僕たちは 快晴の空に 細い手を伸ばしていた  懸命に描いた 自由は 本当はもう 叶っているんだ  とっくに気付いている 気付いている もう うんざりだ  適当な人生を 適当に謳歌している 適当な言葉で のらりくらりと  不意に静寂が 耳に痛くなる 誰も後悔の仕方は 教えてくれなかった  毎日に狂いそう 妄想に耽っていく 心を溶かすように  ずっと騙している 2.85次元の世界で 同じように 同じように 笑った  目を開けたまま  変われなかった  毎日に狂いそう 平凡を嘆いている 抗う気もないまま  また誤魔化していく 36.5℃の世界で 同じように 同じように 笑った  狂いきれなかった 正体を殺して 逆光のハレーションに 言葉を暈しても  変われなかった 君と同じような世界で 同じように 同じように 普通に  同じように 同じように 笑った
Listenersミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん転がる岩を 追いかけてたんだ しょうもない日々の 坂の上  下らない歌を 口遊んでるんだ 嫌いになるくらいに もうずっと  上手くなれないのに 上手くできないのに  それでも 人生は続くんだな  それは 愛しくて 煩わしくて 呪いのような 大事なもの  強くなんてないから 強くなれないから  僕らには 音楽が 必要さ  やがて 歳をとり また 出会えた時 変わらない声が 響いたなら  メロディが 聴こえてくるだろう 未来の先で  悲しいことばっかりあるんだ うんざりしてんだ もうずっと  消えた太陽は 覚えちゃないさ 昨日のことなんて もうきっと  目を開けないまま 息も出来ないまま  沈んでいる今日を 愛せたら  それは 不自然で もどかしくって 忘れられないような 大事なもの  センスなんてないから 馬鹿もできないから  世界には まだ歌が 必要さ  君が 歳をとり シワがれた声で 恥ずかしい日々を 話した時  メロディが 流れ始めるだろう 夢の隣で  あぁ、いくら 望んだって 虚しい日々は 続くんだ  不幸だとか 間違いを 歌おうか 永遠に 永遠に  この 青い空が 悲しみに 満ちて 世界中が 愛に焦がれた時  身振りや言葉じゃ 上手く届かないから  僕らには 音楽が 必要さ  やがて 歳をとり また 出会えた時 変わらない声が 響いたなら  メロディが 聴こえてくるだろう 未来の先で
if月城遥人(島崎信長)月城遥人(島崎信長)じんじんTeddyLoid夢 覚める 記憶 色 色 色  咲く 落ちる 秘密 鮮やか 理想像 溶け落ちた  瞼を縫い付けて 起きようとしない 君のドアを叩くのさ  惨めな歌を 変わらない この人生を  作り直そう  君と僕とで このままここで 嘘が壊れる日まで  歌う 撥ねる 飾り 音 音 音  居る 生きる 孤独 花束 ストーリー 紡がれて  奇跡に絆されて 微睡んだまま 明日のドアを 探すのさ  惨めな歌を 変わらない この人生を  作り直そう  君と僕とで このままここで 嘘が壊れる日まで  愚かな夢を 歪んだこの人生を  0に戻そう 眠くなるまで  嘘のない朝が 来るとしても  きっとまた 君と僕とで 一緒に話そう  もしも また会えたら  きっとまた 君と僕とで 一緒に話そう  もしも また会えたら
コノハの世界事情じん ft. ナノウじん ft. ナノウじんじんじん意味と夢と命を集めて 作られてしまった身体は 終わった命を蒸し返す機械らしい  【これは彼の昔のお話】 人一人は涙を流して また会いたいと呟いた  ハリボテの街の 終末実験は 昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて その時点でもう諦めた方が良いでしょう? 次の二人は 街の隙間で そんな水色の 夢見てた  期待ハズレの車線の先で 小さな身体はまた飛び散った 泣き叫ぶ少女を 目醒めない僕は見ていた 秒針は進みだすのを止めて 世界もろとも眩みだそうとする この夢は終わらない  意味と夢と事態を合わせて ただただ考えてく頭 「この世界はどうやら少しヤバイらしい」  【これは彼と彼女のお話】 作られてしまった心では もう言葉も届かない  枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目 夏バテした世間に はじき出された様な 蝉の声がもう鳴り響き始めても ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ 伸ばした手も届かなくて  期待ハズレの視界の先で 秒針はふざけて立ち止まって 踏み潰される未来を 反対車線で見ていた 機械仕掛けの世界を抜けて 木の葉の落ちる未来の風景へと 君の目で  嗤う日差しはどこかに消えて 8月は何度でも過ぎ去って 「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら? 期待ハズレの世界の隙間 予報外れの雨が降ってきた その時に その時に  例え未来が書き換わっていても あの目は
メカクシコードじん ft. やさぐれ子猫じん ft. やさぐれ子猫じんじん尾崎武士・中沢伴行希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない。 依然僕にマチガイをインポートする。  ズボンの裾伸びきってiPodのコードが揺れる イヤホンをあてがって とりあえずはフード被っておけば問題ないや。 「目隠し完了。」 いつもどおり視えない現状。 非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる。  案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。 「さぁさぁ、なんかないものか。」と ユレ気味にビートを刻めば そうそう悪いもんじゃあないさ。  まぁ、飽きないうちは。  虚栄心を呑み込んで 2つ目の遮断機を右へ。 期待に胸が詰まって 口元がちょっとニヤッとしそうだ。  グルービーになりきって  走り気味にリードするけど 俄然空気に馴染んで 誰にも気付かれていないのなら 断然オーライ  「任務続行。」 あと20分。 引けないでしょう? スニーカー結び直して 「ほら、合図だ。クールに行こう。」  上昇中の体温なら、ハイパスで一気にトばして 延々肥大中の街を西へ、北へ、君のそばへ。 「おいおい、ちょっとオーバーだろ?」 金髪のヒールが笑えば、 残念、解らないだろうね。 隠し切れない 君じゃ。  募集人数無制限。 無論、途中参加も歓迎。 募集要項無条件。 服装は自由。  自称ウブな君だって  合言葉ハサんで即加入。 そりゃあそうさ僕なんて ニジオタコミュショーヒキニート。 だが問題ないぜ?  「気分最高」 振れるピーキー 止まない警鐘(けいしょう) ネオンが不意に落ちれば さぁ、フードを脱いでみせて。  案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。 「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と 赤い目こすって見渡せば なんだい、つまんなくもないな。 じゃあ、冷めないうちに  いただいてしまおうか。
Into the blue'sミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん澄んだ鼓動が 鳴り響く街を フラつきながら 小さな影を伸ばしている  募った孤独も 消えない痛みも 掠れた声じゃ 今日も届きやしないんだ  鳴り止まない幻聴 もう耐えられなくて 気が狂いそうな 欲望が 喉を越えて あぁ  ブルーな火を燃やして 濁った目を開いて 炎の中 止まない音が 頭から溢れ出す  あぁ、スパークした憂鬱の 向こうへ手を伸ばして 神様に嫌われるくらい 欲しがって  チープな虚栄で 水浸しの街が ギラつきながら 淡い夢を映し出している  クールな余韻と 誤魔化しの歌に 溺れる日々が いつまでも続きそうさ  飛び跳ねる心臓 顔を背けたって お待ちかねのステージは ヴォルテージをあげて あぁ!  叫んだ歌は鈍色 不恰好に瞬いて 炎の中 褪せない音が 喉元を駆け上がる  あぁ、三分の憂鬱を 絞ったこの想いを 神様に突き返す 準備してんだ 馬鹿みたいにさ  迸る感情 まだ覚め切らないね 歪な夢と 欲望を 声に乗せて  あぁ、天国の階段が 腐って崩れ落ちて ほら 落ちる 落ちる 落ちる 底の 底の 底まで  ブルーな火を燃やして 濁った目を開いて 炎の中 止まない音が 頭から溢れ出す  あぁ、スパークした憂鬱の 向こうへ手を伸ばして 神様に 嫌われるくらいでいたいんだ ずっと
Love songミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじんあの宇宙を 切り拓いて 辿り着いた この世界は  都合の良い 場所じゃなくて その実 妙に優しいんだ  言葉なら 重ねたろう 足りないものも ないだろう  それでも まだ泣いてるんだ 空っぽな 気がしてるんだ  間違っていても 手遅れでも 届けなくちゃ ダメなもの  今 もっと遠く もっと遠く 勘違いと 言われたって  指を離して 見えなくなった 君に つまんない言葉を  たとえ どんな壁に どんな風に 心が 殺されたって  立たなくなった 足を叩いて 立ち上がってみたり するんだ この場所で  出会ったことが 間違いで そこから 全部拗れたんだ  考えてない わけじゃないさ もうずっと 怯えてるんだ  言いたいことは 伝えたろう 出来ることも ないだろう  それでも まだこの想いは なくなって くれやしないんだ  朽ち果てていても 腐っていても 諦めたり できないんだ  今 もっと遠く もっと遠く 場違いと 笑われたって  耳を閉ざして 1人になった 君に 最後の言葉を  そして どんな風に どんな風に この世界に 嫌われたって  そんなの全部 どうでも良いんだ 今すぐ 声を張り上げたいんだ この場所で  君は 何を想うだろう どんな言葉を 歌うだろう 君が観てる景色を 横で眺めてたいんだ  これが 馬鹿な願いだと 独りよがりな ことだと  きっと 解ってしまったんだ だからこそ 今すぐ  もっと遠く もっと遠く ラブソングを 口ずさんで  指を離して 見えなくなった 君に 最後の言葉を  たとえ 不恰好でも 迷惑でも 何もかもを 振り絞って  伝わる様に 伝わる様に 声が届くまで 歌うんだ この場所で
空想フォレストじん ft. ヨシダタクミ(phatmans after school)じん ft. ヨシダタクミ(phatmans after school)じんじんじん・中西亮輔夏風がノックする 窓を開けてみると 何処からか 迷い込んだ鳥の声  読みかけの本を置き 「どこから来たんだい」と笑う 目隠ししたままの 午後三時です  世界は案外シンプルで 複雑に怪奇した 私なんて 誰に理解もされないまま  街外れ、森の中、人目につかないこの家を 訪れる人など居ない訳で。  目を合わせないで!  固まった心、一人ぼっちで諦めて 目に映った 無機物に 安堵する日々は  物語の中でしか知らない 世界に少し憧れることくらい 許してくれますか?  淡々と流れ出した 生まれてしまった理不尽でも 案外人生なんで。 私の中じゃ。  ねぇねぇ、突飛な未来を 想像して膨らむ世界は 今日か明日でも ノックしてくれないですか?  なんて妄想なんかして 外を眺めていると 突然に聴こえてきたのは喋り声  飲みかけのハーブティーを 机中に撒き散らし 「どうしよう…」 とドアの向こうを見つめました。  「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと 私の目もそうなっている様で  物語の中なんかじゃいつも 怖がられる役ばかりで。 そんな事知ってる訳で。  トントン、と響きだした ノックの音は初めてで 緊張なんてものじゃ 足りないくらいで。  ねぇねぇ、突飛な世界は 想像してるよりも 実に簡単にドアを 開けてしまうものでした。  目を塞ぎうずくまる姿に その人は驚いて 「目を見ると石になってしまう」 と言うとただ笑った 「僕だって石になってしまうと 怯えて暮らしてた でも世界はさ、案外怯えなくて 良いんだよ?」  タンタン、と鳴り響いた 心の奥に溢れてた 想像は世界に少し鳴り出して  ねぇねぇ、突飛な未来を 教えてくれたあなたが また迷った時は ここで待っているから。  夏風が今日もまた あなたがくれた服の フードを少しだけ 揺らしてみせた。
透明アンサーじん ft. 田口囁一(感傷ベクトル) & Annabelじん ft. 田口囁一(感傷ベクトル) & Annabelじんじんじん目まぐるしくもない そんな毎日を 漂う様に何度も席に座って  「さぁ、どうかな?君は。」 また試す様に 数字の無い教科書が何かを言った  出来栄えならそれは まぁ、良いほうだろう。 三桁満点の再生紙を貰って  隣の席では 照れ笑いながら 桁の低い点数の君が席についた  窓の外、求め無いのは 答がすぐ浮かんでしまうから  「それじゃほら、つまらないよ」と 君はいつも楽しそうだ  これ以上消えたい心に触れないで 今日も地球なんてどこにも見えないよ  鳴り出したアラームに 一人「冷たい奴だな」と語りかけてる  今更不思議そうに答を合わせても 何でか全て解りきってしまうから 「このまま死んだって誰かが代わりになるから」と 呟くことも馬鹿らしいよ 漂う様な日々は繰り返すけど  君が休むなんて違和感があって  まぁ、どうあれ明日返るテストも 代わり映えしない結果なんだろうな  目まぐるしくもないそんな毎日は 何処かがもう 狂ってしまったかもしれない  君の髪の色 君の笑顔を 誰かがもう覚えていないかもしれない  「窓の中空いた席はそこからどう映っていますか」と  君の事知ったように 何一つ解っていなくて  少しでもそれを解っていられたなら ずっと続いていてくれた様な日々は 鳴り出したアラームを止める度に無い物だと、 気付かされてる  教室で消えたい心を傷つけて 何度も隠し通して笑っていた  ここから飛び降りていなくなった君の笑顔を  僕は明日も忘れないよ
Inner ArtsIAIAじんじんAi Kamachi・じん平凡な人生に 歪(いびつ)な涙流しながら 臆病で繊細な産声は 今日も歌う  鮮明になっていく モノクロの夜を越えたなら 冷え切った感情も また動き出すでしょう?  明日へ  平凡な人生に 怯えた僕らは大それて 焼き付いた感覚で それぞれの愛を謳う  革命の毎日に 孤独のアリアが哭(な)いたなら 背負い込んだ衝動は 忘れずに持っていこう  気持ちを歌にして 言の葉にそっと恋した 痛みだらけの記憶があったなら  止め処ないダメージも やり場所のないジレンマも 君の持っている 新兵器さ  その涙にも負けない  始めよう 未体験のステージを 奏でよう 新感覚のその夢を  飛び込もう 不確かなままで良い  恐れないで 迷わないで 漂う様な そのイメージのままで  君の感性が刻む ビートを貫けば 間違った選択も 翼になるのさ  逡巡な人生を がむしゃらに今日も追いかけて 行き違った情景を 描く術を 謳う歌を 探す  止め処ない溜め息も 笑われてしまったセンスも 独りよがりのやりきれない日々も  不思議な色にして 指先でそっと愛して 君の全部が 輝いたら  その涙も敵じゃない  伝えよう 新感覚のイメージを 叶えよう 恥ずかしかったあの夢を  それはさ 難しいことじゃない 君次第で この世界に きっと 鳴り響くから  始めよう 未体験のステージを 奏でよう 新感覚のその夢を  飛び込もう 不確かなままで良い  恐れないで 迷わないで 漂う様に ただ、酔う様に  また今日から 始まっていく 踏み込んでいこう そのイメージのままで  未完成の明日へ wow
Bordersミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん夜明けに 飛び出した僕らに 目的地は 特になくて  耳の奥 燻る歌を 道標に 走った  知ってることが 多くなって 誤魔化すことも 増えた今日に  言い訳の言葉が 響く 冷え切っていく ロックンロール  君の零した 弱音が 散らばって 泣いていたって  気の利いた様な セリフが 今日も出てこないや hey hey yeah yeah  わかんないままの 毎日を 不恰好なまま 積み上げて  知らん顔して 隠したのは 君も 僕も同じだから  迷った手を 伸ばしたらいい 掴んだんなら 笑ったらいい  そう「愛」なんてのは つまりは 「間違い合うこと」さ  カモン、ベイベー。  怖がって逃げ出した 荒野に やるべきことは 特になくて  有り余る 時間と夢を 無駄にして 寝転んだ  テレキャスターも 流行っちゃいないし ヤニ臭い店も 綺麗になって  パチモンのTシャツが 嘆く 新世紀の ロックンロール  あの日 濁したセリフは どんな フレーズだったっけ  今更 火照ってしまって どうにも冷めないんだ hey hey yeah yeah  つまんないままの 毎日に 迷ったまま 流されて  清ましたフリで 隠したのは その実 馬鹿な自分だから  嘆くくらいなら 叫んだらいい 流行んないことを 謳ったらいい  そう「愛」なんて そのつまりは 「慰め合うこと」さ  カモン、ベイベー。  醒めない夢も 疾うに醒めて 間違うことが ダサくなって 「満たされた 時代になったね」 また誰かが 呟く  それでも僕は 迷ってる 君との距離に 困ってる  耳の奥 燻る歌を その不確かな 温度を 口ずさみ 続けている  わかんないままの 毎日を 不恰好なまま 積み上げて  知らん顔して 隠したのは 君も 僕も同じだから  つまんないなら 怒ったらいい わかんないなら 笑ったらいい  そう愛なんてのは つまりは 「間違い合うこと」さ  カモン、ベイベー。
マリーの架空世界じん ft. Lia & Mayaじん ft. Lia & MayaじんじんANANT-GARDE EYES同じ声 同じ風景に 気付けずに 心は弾むのでしょう  また次の同じ未来も 新しく思えてしまうのでしょう  「どうしたの?わからないよ」 君の目は固く閉じて  夕焼けの色 伝う涙は 切に願う 心を赤く染める  「あのね、また明日も次の日も 君と居られたなら、嬉し過ぎて」  きっと私は、ただ繰り返す 君と明日の空を眺める為  いつか望ていた世界に出逢う為
少年ブレイヴじん ft. nano.RIPE きみコじん ft. nano.RIPE きみコじんじん中西亮輔「虐めないでよ」って泣いてばっかり 震えちゃうのも仕方ないのです  孤独を敏感に恐れている 少年の僕を『勇気』は嫌った  同じ様に雨に濡れている 子犬に理解を求めていた  自分勝手に抱き寄せていた 「君は僕を虐めないよね?」って言って  「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。 話がしたいよなぁ」  そんな僕に 悲劇が待ってた  聞こえたんだ 声が盛大に 閉ざした脳を ノックする  「あいつは汚い」「そいつを騙そう」 「大嫌い」「死んじゃえよ」 なんて  『思いの声』が一斉に 拒んでいたってノックする  言葉にしない心が 突き刺さって もう泣きそう  「希望を願った罰だ」って 孤独網の騒音は  僕にこんな代償を 植え込んでいた  そして今日も声は責め立てる 流れ込んで 僕を溶かしていく  他人の 心理を盗み取れる 面妖(めんよう)な僕を 誰もが嫌った  逃げ出そうと 外へ飛び出せ ここじゃもう 息も出来ないから  街の憎悪の 目を避けてさ 僕はそっと 駆け出した 何処かへと  迷い込む森 行き場の無い静けさに  また怯えちゃう様な そんな僕を 誰かが待っていた  聞こえたんだ 「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。 誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて  『思いの声』は逡巡な 昨日の僕の様なんだ  「『心』が怖い?」 「明日を変える『勇気』も足りない?」  「そんなことない」とノックした 物語は繊細で  僕はそっと慎重に開いていた  踞(うずくま)った少女は言った 「昨日も、今日も、一昨日も 広い世界が簡単に崩れちゃう 夢を見ていた」  「怖いよ」なんて感情も 「辛いよ」なんて泣き声だって 絵本みたいに、救い出してしまえたなら?  芽生えた今日の感情を 絞った声で ノックして  君に話そう 「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って  『思いの声』の心臓を 包んで笑い合えたなら  『心を救う心』を 僕は『勇気』と呼べそう  進み始めた毎日の僕は今日も平凡で  ドアの外の声は もう聞こえない
Rainy lainミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじんネオンライトが暈した 君の姿が 雨音の中 不規則に揺れていた  伸びきった髪を 指で梳く癖を 最後に 近くなって 見えなくって 居なくなった  深く落ちた 呼吸を 急かすような 時間を 繰り返した 戸惑いを 止めて  wow 遠ざかる日々が  wow 煙を吸うような苦味が 痛みが 胸の奥 燻るように沁みて にべもなく  wow 降り止まない雨は  wow 独りよがりの想いは 迷いは 燃え上がらないまま チープな色を空へと 吐き出している  レイドバックに気取った 慣れない夜が グラスワインの飲み口に 透けていた  微睡んで 茹って 悔やんで 迷い込んでいく 馬鹿になって 過去になって 思い出して  手を離した 瞬間を すっかり褪せた 時間を 戻れない 道筋を  捨てて  wow 音に溶けていく  wow 弾む飛沫に 混ざったって 今日は 誤魔化せない 嘯いていた喉から 零れだす  wow 降り止まない雨が  wow 行ったり来たりの想いが 願いが 胸を焦がしたまま ちゃちなエゴを空へと 吐き出している  そして  wow 遠ざかる日々が  wow 煙を吸うような苦味が 痛みが 胸の奥 燻るように沁みて にべもなく  wow 降り止まない雨は  wow 独りよがりの想いは 迷いは 燃え上がらないまま チープな色を空へと 吐き出している
FREAKSじんじんじんじんじんずっと見ていた 東の空に浮かんだ 何かを 泣いていた夜を 笑わせるみたいに 照らした姿を  僕は憧れる 「あの太陽みたいな 人気者になりたいんだ」と  現実はどうか 醜い姿に 湧いたアイロニー 開幕ブザーを 蹴飛ばすように 声が響いていく  「お集まりの皆様! 今夜も不気味な友達に会いたいんでしょう?」  大失敗をした カミサマは 「ごめんなさい」もしないで 知らんぷりしてるんだから ひどい話だよな  今晩もまた 安い嘘で 飾られたステージで 迷ったまま歌った  シャレにならないよな  虚しくって泣いた この気分はなんだい 醜い声 振り絞って 僕は問いかける  揺れる太陽は 一層 この目を焦がして 何者にもなれない僕を 笑う  今日も見ていた 鏡の奥の歪んだ姿を 「失敗だな」って 「金にならない」って 言われた姿を  僕は諦める 「あの太陽はきっと 一生届かないんだ」と  大失敗をした 大人たちは 「ごめんなさい」もしないで 気づいたら居なくなっていた ずるいもんだよな  わかっているのに なぜ僕は 誰もいないステージを 眺めたまま ずっと ここにいるのかな  悔しくって泣いた この気分はなんだい 醜さを呪ったって 答えは一緒さ  暮れる太陽は 一層 心を焦がして 何者にもなれない日々を 責め立てる  大失敗のステージの隅に 君が立っていた ゴミになったチケットを 握りしめていた  「なんで 続きをしないの?」と 君が笑って言うまで 気づかなかったなんて シャレにならないよな  歌いながら泣いた この気分はなんだい 醜い声 張り上げる 不細工なまま  死ねないなら いっそ その手を掴んで 何者にもなれない僕の  輝き続ける嘘の 向こう側まで  連れて行ってしまおう  きっと 続いていくんだろう 僕の呪いを 君が「希望」と 呼ぶのなら
群青レインじん ft. 奥井亜紀じん ft. 奥井亜紀じんじんじん「眠れないよ」って泣いてる 君に絵本を読んでた 雨音がノックしていて 「明日も読もうね」ってまた 栞を挟んだ時には 君はもう寝息をついた 「外に出たいよ」と言う それを許せないのは 「嫌いだからじゃない」なんて 都合の良いことだね 胸が苦しくなってさ 「ごめんね」繰り返してた  廻り始めたセカイのこと 君にまだ話すこともしないで 「目を合わしちゃダメだよ」と 縛ったのは いつか世界を、その目で好きになる様に  昨日を嫌った 世界を憎んだ だけどもう変わった 明日も愛せる 君も恋を知って 誰かに出会って 未来を作るのかな ベッドの上、嬉しそうに寝息たてて  楽しみだなぁ涙が出ちゃうくらいに  夜は静けさを増す 木々の隙間で何度も 心地よい風が廻って 明日は晴れるのかな 胸が苦しくなっていく 外に出してあげれないよ 眠れなくなった言い訳 思い出しそうになっていた  幼い頃の思い出 いつも父と二人で 母の帰りを待っていた もう何十年も経ったけど  一人だけで過ごしてた時 私も恋を知って賑やかになって 君が今日も健やかなことでいつも 同じ世界をこの目で愛していける  月日が巡って 季節を過ごして 涙を拭って 君が笑ってる  それだけをギュッと 抱きしめていたいな なんて思っちゃうけれど もし未来がこんな日々をノックしたら  「大丈夫だよ」って笑顔で見送るから  突然になったお別れ 好きになった世界に 怯えちゃう様なお別れ 君の悲しそうな顔 「ごめんね」って言えないな 「愛してる」って言いたいな …もうセカイが開いてる  雨音がノックしている そんな「日記」を読んでた  涙が零れていく 涙が零れていく
VANGUARDじんじんじんじんEijun君が死んだって聞いて 旅に出た 手紙の最後に記された 遠い国へと  頼りない地図を握りしめ 鈍い歩を進める 懐かしい歌を 歌いながら  極寒の荒野の 孤独のように 亡骸の側に 咲いた花のように  惨たらしいものに 行き逢うほど 世界は無情に 美しく出来ていた  染まっていく空の 朱の色を写して 滲んだ僕らの 黄昏る命が  途方もないような 産声を紡いで 今日も歌っている 悲しみの歌を  アヴァターラの音に 涙が零れたら 誰も満たせない世界が 今日も終わっていく  言葉になんてならない 想いを口遊む 君の元に 届くように  波風 雲の峰 揺れる水芭蕉 寂寞の風景を 辿った旅の中で  君は確かに 見つけたんだろう 生きていく理由を 情熱の在り処を  きっと誰もが 己が身を窶して 残酷な世界に 意味を見出すんだろう  消さないようにと 謳い継いだ歌が 今日も響いている 血の色と共に  西経 三十六度五分で 空を灼いた太陽が 誰も届かない彼方に 沈んでいく  シャングリラの夢を見る 僕の目に 緋の色を 焼き付けるように  やがて誰もが 屍を遺して 消えていく世界を 僕は愛せないけど  途方も無いほど 灯る星を憂いて 今日も歌うのさ 君の好きな歌を  僕の声で  アヴァターラの音に 涙が零れたら 誰も満たせない世界が 今日も終わっていく  言葉になんてならない 想いを口遊む 君の元に 届くように  君の知る 僕のままで  君が死んだって聞いて 旅に出た 手紙の最後に記された 遠い国へと  辿り着いて やっと気がついたよ この旅は 続いていくんだと
Fairy taleミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじんヘイ・ロー 羽を生やした 銀色の瞳の 狐猿が踊る  「もう、許しちゃくれないか どうにか、誤魔化しちゃくれないか」って笑う  無機質な 人型  あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、 曇天の空には コールタール フラ、フラ、フラ、フラ、 鬱ぐ 足取りで  フェアリーテイルには なれなかった ゴミの山を 踏み散らして 荒らして 抱き寄せて ステップを踏もう  眩む様な夢に 錠をかけた 指先が 火を灯して 溶けていく あ  あぁ、また ぼうっとしていた 自分の右手を 探していた ずっと  あぁ、また 知らない声だ チャンネルを 今すぐ変えなくちゃ ごめんよ  溜息は 宛ら  あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、 床中に冷めた グレープジュース フラ、フラ、フラ、フラ、 浸っていく 抜け殻  フェアリーテイルには 見えなかった 夢の山を 啄んで 噛んで 掻き混ぜたら ダンスをしよう  煮詰まったゴミに ソースをかけた 指先で 喉を 撫でられたのなら ん  あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、 終点の駅に ビニールテープ フラ、フラ、フラ、フラ、 ごめんよ さよなら  フェアリーテイルには なれなかった ゴミの山を 踏み散らして 荒らして 抱き寄せて ステップを踏もう  眩む様な夢に 錠をかけた 指先が 火を灯して 溶けていく 唐突に 冴えていく  気がついてしまった あはは
Dilemmaミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん耳の側から 冴えた音がした 闇を震わせ 跳ねる LA TA TA TA TA  御伽噺の中の 預言者も 終いには手を合わせ TA TA TA TA TA  鏡の その奥で 呼んでいる 嫌われた 歌を 歌っている  止めどないほど 喝采は 熱を 帯びたまま スポットライトの 中心に 今 淡い影を 落とす  ここに立つのが 正解か 降りるのが 悪なのか  割り切れないまま 突然に 賽は投げられた  get slow get slow  不意に何かが 切れた音がした 恍惚に満たされて LA TA TA TA TA  指も 意識も 声も 瞬きも 一つ残さず 持ってかれた TA TA TA  瞳の裏で 誰か 笑っている 悍ましい 産声が 泣いている  狂おしいほど 心臓は 脈を 速めたまま 空虚な舞台の 中心に 今 淡い影が 落ちる  飛び降りるのが 正解か 願うのが 悪なのか  割り切れないまま 当然のように 歌うのさ  get slow get slow  止めどないほど 喝采は 熱を 帯びたまま スポットライトの 中心に 今 淡い影を 落とす  受け入れるのが 正解か 生きるのが 悪なのか  割り切れないまま 必然を 強く 抱きしめて  get slow get slow
MERMAIDじんじんじんじんEijun水面に 浮かぶ月 ただただ 揺れながら 見上げていた  漂う 思い出 はらはら 泡みたいに 踊った  その日 それは 映画のように 燃えた 座席 軋む音  「何もいらない」 繋いだ手には 二つで一つのリングだけ  フワフワ 浮かんだまま 身体は 凍えそうで  「きっと夢よ」って 言い続ける 伸ばした手が 水を吸っていく  ただ目を 瞑ったまま さようならも 言えなくて  滲んだ一つの 愛は 泡になって 消えて  降るように 海の底 沈んだ 心に 写りこむ 写真のように  記憶に 触れる指 ただただ 温かさを 伝えた  巡り始める あの日見ていた 二人だけの丘 古時計の音 カモミールの味  約束に身を委ね 交わしたリングが 私の名前を呼ぶ声が  思い出せないな  フワフワ 浮かんだまま 涙が 溢れ出して  「これは夢よ、悪い夢よ」 伸ばした手が 崩れ落ちていく  ただただ 望んだのは あなたと 共にいたくて  結んだ あの日の 恋が 永遠になって いいのなら  あなたを 想ったまま あなたと 水になって  浮かんだ一つの 愛は 言いたかった 言葉  「本望」
Top of oceanミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん懐かしい空に 遠去かる 色褪せた 夢が  海の青さに ただ染まっていく 綺麗で 綺麗で  あれはきっと あれはきっと  触れない 日々だ  いくらここで 羨んでも  ずっと 届かないような 愛しい 日々だ  泣き止んでも 傷は痛む 消えないまま 遺っている  移ろうような 時の中で それが不思議と 理由になって  懐かしさに 名前をつける 切ないほど 輝いている  寄せては返すほど 思い浮かぶ 変わらない あの青さを 映すように  ぎこちない日々に 問いかける ちっぽけな 夢が  息を吐くように 空に飛んでいく 静かに 静かに  あれはきっと あれはきっと  くだらない 意味だ  いくらここで 悔やんでも  ずっと 叶わないような 寂しい 意味だ  泣き止んだら 膝下まで 悲しさが 募っていて  さざめくような 音の中で それが波の白と 溶けあって  懐かしさに 名前をつける 切ないほど 輝いている  寄せては返すほど 思い浮かぶ 変わらない あの青さを 映すように
Slip out!ミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじんwow  グズグズに引っ張った 僕らのエンドロールが ゴミ箱の隅っこで 埃かぶって 忘れられてる  約束も 常識も ルールも二の次で その次が ジレンマで その先で 自分を考えるのさ  fu fu wicked chill! yeah! yeah! fu fu get down (from) the funny! fu fu 最低な歌が 向こうから 聴こえてる  slip out! 全部吐き出して oh slip out! 全部吸い込んで 骨の奥の奥まで 震えるくらいの 速度で  slip out! 今日を蹴飛ばして oh slip out! 夜をかち割って  寝ぼけたフリしたいなら 喧しい夢で逢おうぜ oh yeah!  wow  最悪の秒針が こめかみに刺さってる 日増しに高鳴ってる 抜けやしないなら 放っとけ  適当な情報も ニュースも 宛にすんなよ そんなものに 縋っても 湿ったムードは 上がらないだろ  fu fu wicked chill! yeah! yeah! fu fu get down (from) the funny! fu fu 最低な音が 響いてる 聴こえてる  slip out! 全部撃ち込んで oh slip out! 全部焼き切って 肺の奥の奥まで 焼けるくらいの 温度で  slip out! 今日と抱き合って oh slip out! 上手くやったって  寝ぼけたフリしたいんだろ そのままで ダメに行こうぜ  yeah! yeah!  グズグズに引っ張った 僕らのエンドロールが 最低な結末が 僕らを手招いている  slip out! 全部吐き出して oh slip out! 全部吸い込んで 骨の奥の奥まで その頭が冴えるまで  slip out! 今日を蹴飛ばして oh slip out! 外に飛び出して  寝ぼけたフリが飽きたら 喧しい歌を 歌おうぜ oh yeah!  wow
Slumberミュウ(高橋李依)ミュウ(高橋李依)じんじん太陽が 沈んでいった 丘の方を 目指して  今日もまた 進んでいく 同じ様に ずっと  道の先は まだ遠いが 逃げたりは しないさ  でたらめに 口ずさんだ メロディーは 遠く  もう今日は 休もうか 泥の様に 眠ろうか  いつまでも 続いていく 同じ様に ずっと
チルドレンレコード伊東歌詞太郎伊東歌詞太郎じんじん白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から 「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう  愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ未来は生み出せない  少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」 「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ  「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境ぐあいがクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く!!  イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に  さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける  少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」  合図が終わる  少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」 「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ
WORLD CALLING(TeddyLoid Remix)IAIAじんじん「僕は単純なんだ。正直、大袈裟に興味を引きたいんだ」 君は単調 「そうなんだ、じゃあ笑い飛ばそう」  言の葉が宙に舞って線を引く  空は水色 「白々しいぞ」 冷たい心で深呼吸  誰かに届きそうな声 もうちょっとで繋がりそう  「Hello. 未来はどんな色?」 「Hello. さぁ、会いに行こう」  魔法みたいな光景が 当たり前になっていく なっていく  君は真剣そうに呟く 「君の感想なんかを聞きたくって」  僕は単純なんだ、隠せない 「笑い飛ばそう」  街風が今日も色めいていく  空は夕暮れ 時間は過ぎて シャイなお別れ 15分  「どうしたの?寂しそうな声」 「…もうちょっとだけ話せそう?」  「Hello, hello. こっち向いて?」 「Hello, hello. ねぇ、会いに行こう」  触れるみたいに簡単に 君ともっと、もっと、繋がれる  「Hello...」  ほら、何度でも 魔法みたいな光景が当たり前になっていく なっていく
空想フォレスト森久保乃々(高橋花林)森久保乃々(高橋花林)じんじん夏風がノックする 窓を開けてみると 何処からか 迷い込んだ鳥の声  読みかけの本を置き 「どこから来たんだい」と笑う 目隠ししたままの 午後三時です  世界は案外シンプルで 複雑に怪奇した 私なんて 誰に理解もされないまま  街外れ、森の中、人目につかないこの家を 訪れる人など居ない訳で。  目を合わせないで!  固まった心、一人ぼっちで諦めて 目に映った 無機物に 安堵する日々は 物語の中でしか知らない 世界に少し憧れることくらい 許してくれますか?  淡々と流れ出した 生まれてしまった理不尽でも 案外人生なんで。 私の中じゃ。  ねぇねぇ、突飛な未来を 想像して膨らむ世界は 今日か明日でも ノックしてくれないですか?  なんて妄想なんかして 外を眺めていると 突然に聴こえてきたのは喋り声  飲みかけのハーブティーを 机中に撒き散らし 「どうしよう…」 とドアの向こうを見つめました。  「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと 私の目もそうなっている様で  物語の中なんかじゃいつも 怖がられる役ばかりで。 そんな事知ってる訳で。  トントン、と響きだした ノックの音は初めてで 緊張なんてものじゃ 足りないくらいで。  ねぇねぇ、突飛な世界は 想像してるよりも 実に簡単にドアを 開けてしまうものでした。  目を塞ぎうずくまる姿に その人は驚いて 「目を見ると石になってしまう」 と言うとただ笑った  「僕だって石になってしまうと 怯えて暮らしてた でも世界はさ、案外怯えなくて 良いんだよ?」  タンタン、と鳴り響いた 心の奥に溢れてた 想像は世界に少し鳴り出して  ねぇねぇ、突飛な未来を 教えてくれたあなたが また迷った時は ここで待っているから。  夏風が今日もまた あなたがくれた服の フードを少しだけ 揺らしてみせた。
おらくる天音かなた天音かなたじんじんじん人、人、人で埋まった シャッター街 賑わってた  不安、不安 不安ばっか また追い込んじゃったんだ?  チカチカって 真っ赤な電灯 血相変えた 誰か  ブランブラン 運んでった いなくなっちゃったった (あ~あ)  カン、カラン と 缶空鳴った 赤信号が歌ってた  ガラッガラの 終点駅 また突っ立っちゃってんだ?  フラフラっと 真っ青 面相 窶れてないですか?  …あれ、あれ、聞こえますか? それ、吐き出しちゃいますか?  どうぞ。  「欠陥品と嘲笑して ろくでなしと見下して あの日貶した 怪物は 自分の方でした」  安楽 安堵 楽 皮を剥いて だんだん 希望になぁれ 根本的な いい子になるまで 愛したげるね  大丈夫 貪々 欲で満たして ブクブクブクに 恋で肥やして  骨の髄まで ちゃんと 奥まで  たぁんと I love you  なりたい やりたい かちたい 足りないまま 立派に成っちゃって  愛おしいね かわいいね  お目々に映った 有象も無象もが 全部「理想」  君が使う仕草、言葉、 余さず なでなでしたげるから こっちおいで あんよが上手だね えっほえっほ  やったね 息が吸えたね 息が吐けたね 一人だけで 今日も過ごせたね  指が上手ね 口が上手ね 泣いた顔も キュンときちゃうって  あぁ、君の存在から放たれるすべての 間違いが正しいし有り得ないくらいもう愛しくて愛しくて 堪らないんだけど多分1%も伝わらないからこれからも君の上から いくらでもいくらでもいくらでもいくらでも注いでいくね  しゃあないね しゃあないね 君のせいじゃないもんね  しゃあないね しゃあないね ねんねしたいよね もう一丁  しゃあないね しゃあないね 泣いても泣いても 変わんないね  しゃあないね しゃあないね  だぁれも返事しないもんね  アンラック & ドラッグ もうそんな 傷つけたりしないで  こんなバグだらけの 世界になっちゃってごめんね  大丈夫 安全圏にいようね 安心な世界に行こうね  見捨てないから ずっと 今日も一緒  安楽 安堵 楽 皮を剥いて だんだん 希望になぁれ 根本的な 善になるまで 愛したげるね  大丈夫 貪々 欲で満たして ブクブクブクに 恋で肥やして  忘れちゃうくらい 笑っちゃうくらい  たぁんと I love you
轍 feat. リンネ(内田真礼),セツナ(konoco),イツカ(秋奈),カナタ(わかばやし)Qlover from 響界メトロQlover from 響界メトロじんじん廣澤優也(HANO)繋ぎあった手のひらに こびり付いていた 熱は  次の手を 掴むから 全部 間違っていたことにしよう  君が 世界の全てで ここにもう 居ない人で  悲しいくらい 僕だけが 昨日に 騙されている  泣き腫らした 夕空と 歪んだ青さの 逢瀬  車窓の先で 今日がまた 通り過ぎていく 一直線に 凪いだ 消えた明日を 追った道は  ずっと今も 変わらないままで 未来へと 伸びる  置いていった 笑顔が 絡ませあった手の 呪いが  きっと僕を ずっと汚していく やけに 綺麗な色に  思い出す 日差しの光線と 街の落とす影が 混ざっていく 二人は 匂いを吸い込んで 夏の吐く 気配に混ざっていく  そうだ、あの日、あの場所に行って あの手を握って、笑って 違った今日になっていたら、どうだ  バラバラになった願いも グシャグシャになった想いも 掬い上げられたのかな  それでも 僕が向かうのは 「昨日」や「今日」ではないから  明日が行ってしまう前に さようならをして  一直線に 凪いだ 消えた明日を 追った道は  ずっと今も 変わらないままで 未来へと 伸びる  置いていった 笑顔が あの日、間違えた想いが 僕のことを きっと連れていく やけに 綺麗な今日に  窓の向こうで 君が微笑む 「じゃあね」って 手を振って  繋ぎあった手のひらに こびり付いていた 熱は  次の手を 掴むまで 握りしめていよう
『誰も知らない歌』原因は自分にある。原因は自分にある。じんじん酒井拓也(Arte Refact)僕らは 歩いていた 砂嵐の 惑星を 冷えていく 体温を 抱きしめていた  愛とか 恋なんて 古ぼけた 惑星で 1000年前の歌を 口ずさんでいた  誰かが 遺していった 片想いの 残骸を 最後の愛の歌を 歌いながら  僕たちは どっかで気づいたんだ この歌詞も メロディも いつかの後悔の ワンシーンってこと  巡り巡る 遠い過去で嘆いている あなたの手を 握りたかった  もう今日は いっそ 未来に 逆らって 昨日のあなたへ 会いに行こう  距離も 時間だって 超えて 今、船を出して 探しに行こう 君を  気の迷いを コンパスに変えて 君の声を探す 探す  震えだって 動力に変えて 君の方へ 進む 進む  凍えだした 心臓が焼けて この想いは 燃える 燃えていく  風の奥 光ったのは きっと 見間違いじゃないはずさ  ひとりぼっちの 今日が 数千年 数万年 どれだけ続いても  返事がしたいんだ 時間も 理由も 超えて  もう今日は いっそ 未来に 逆らって 昨日のあなたと 手を結ぶよ  距離も 時間だって 超えて 全部 巻き戻して 繋がって 始まって  今、恋に変わる  この歌は きっと 霞んだりしないで 1000年後の未来も 響いているよ  愛とか 恋が 消えた 世界に 逆らって  『誰も知らない歌』を 歌おう
燦々 新曲Afterglow 新曲Afterglowじんじん廣澤優也(HANO)燦、と目を突く 光線が 浅く夕立を 絶った跡 透いた瞼で 浮いている 網膜の奥で 夏を呼ぶ  さんざめく様な 残響が もう、耳鳴りに なった頃 火照った手と手が 浮いている 繋ごうなんて しないまま  忘れたくたって 忘れらんない 日々のこと  そう、いつも そう、いつも 思い出している  眩々々々 西明かりが 影を 遠く遠く 暈していく  「しゃあないな」って 目を伏せて 大人振って しまう様な 「大嫌い」が 手の中で 呪いみたいに 疼いている  「バイバイ」なんて 手を振って 放り出して しまったんだ メロディに 溶けていく 夕日みたいに 燃えている  凪ぐ 噪ぐ 干上がる 戸惑う 茹っていく 知れ無い 歪な頭の中  躊躇う 言葉 吹き曝して 野暮天な風が 髪を撫でる  気がつけば 情景も もう置き去りになった頃 あぁ、あの日から一向に 何の一つも 言えないまま  思い出せそうで 辿れない 今日のこと  もう、いくつも もう、いくつも 錆びついている  眩々々々 君の知らない 日々を 一つ一つ 焦がしていく  「バイバイ、じゃあね」 手を振って 忘れちゃえば 良かったんだ 「しゃあないな」って 目を伏せて 捨てちゃえば 良かったんだ  手と手が 離れたあと 夕日になった 私たちは 「大嫌い」が 胸の中で 呪いみたいに 疼いている  メロディが 溶けていく 不意に ポロッと落ちていく 後悔が 夏の空で きっと今も 燃えている
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