白い地図霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | ぺーじゅん | 君の一粒の涙が 僕の心を揺らす 月のない闇の中 迷う鳥のように 深い微睡みに沈んで 夢の終りも遠く 胸の奥に隠れた 君が描く白い地図 君と並ぶ夕暮れの丘で 旅立つために 集めた勇気 けれど いつか羽を手放して 俯きながら 君は行く宛なくしてた 目を閉じたら どんな景色も 朝が来ない常夜の国 君の一粒の涙が 僕の心に灯る 月のない闇ならば 星を見て歩こう きっと 照らされた未来が 新しい道になる 胸の奥に広げて 誰もが持つ白い地図 君が想う故郷は遙か 虚ろな言葉 重ねた季節 あの日 捨てた羽をもう一度 探してみてと 僕は願いを呑み込んだ 飛べないまま 見上げた空に 無数に廻る星屑 幾つも輝くように 僕らの向かう運命(ところ)も ひとつではないから 君の微笑みと涙が 僕の瞳に映る 風のない大地でも 土を蹴り走ろう そして いつか巡り逢おう 夢の終わりの朝で 胸の奥に広げて 君が描く白い地図 |
導きのハーモニー霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 駆け抜けてゆく 人の波 時の流れに 紛れて見つからない わたしの言葉 ゆらりゆらいでる 存在によろめきながら 隙間を埋めるように 誰かの音を求めていた 芽生えてく 何かを好きという気持ちから わたしだけの音の欠片が 輝き始める ねえ聞こえる?【伝わる】離ればなれの欠片集めたら 想いが重なって生まれる わたしの共鳴(ハーモニー) ほらまっすぐな【心の】旋律が今 扉を叩く 君に続くこの道は 音楽 出逢いの数だけ 奏で合い繋がってゆく 広がる輪の中で 自分の音に気付いたんだ 不思議だね 誰かと一緒にいる事で いつのまにか 他の誰でもない“ひとり”になってゆく さあ歌おう【奏でよう】互いの音に耳を澄まして それぞれ違うから生まれる ひとつの共鳴(ハーモニー) ほら想像も【出来ない】煌きが今 笑顔を照らす 導かれた絆から 音楽 ねえ聞かせて【届けて】君の言葉を 寄り添いたいから いくつも重なって生まれる ひとつの共鳴(ハーモニー) ほらこの広い【世界の】どこを探しても ここにしかない 奇跡のような瞬間が 音楽 |
始まりのstory霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 数えきれない「ありがとう」から続いていく 君と出逢った あの日が始まりのstory 晴れた空 光る透んだ風が僕の背中を押しても 退屈と決めつけていた毎日は 灰色にくもる きっかけは何となくだったね 二人同じ帰り道 いつの間にか 大事な時間(とき)になってた 数えきれない 涙と別れを知ったから 君と眺める夕暮れ 紅く眩しい 伝えきれない「ありがとう」から広がるのは 君と出逢った あの日が始まりのstory 遠い空 向こうへ架かる橋 渡る決意をしたんだ 簡単に諦めていた 昨日へと立ち向かいたくて 今までは何も言えなかった だけど きっと君がいて 弱い僕は強い僕へと変われた 伝えきれない「ありがとう」を笑顔にかえて ひとり旅立ち 見送る君が手をふる かけがえのない 奇跡と偶然のはざまで ここに再び繋がる 僕たちのstory 離れていても 二人の約束は褪せない だから必ず戻るよ 君の近くへ 数えきれない「ありがとう」へと続いていく 君と出逢った あの日が始まりのstory |
星空アンサンブル霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 吹き荒ぶ風から 燈火守るみたいに 両手でそっと隠した 夢の欠片 漏れ出した先に気付かれないように 暗闇の中 息を潜めてた 風上げた夜空 眩い星々の灯(あかり) 届く日など来ない…そう言い聞かせながらも 心に灯したほんの小さな希望(ひかり)は 何故だか失くしたくなくて 誰かの刃で傷つくのを恐れながら ひっそりと守り続けた 一際輝いたあの星に憧れて わたしの中の光は膨らんでゆく 「もしかしたら…」なんてね 思い上がりでもいい 試してみるまで 諦めたくなくて 心のままに叫んだ想いが 誰かの光と触れ合って ほら共鳴をはじめる 独りぼっちの弱く儚い希望(ひかり)も 分かち合える君と出逢った 共に奏でる星座(ゆめ)は不思議なくらいに 叶うと信じて進めた ねえ 繋がった想いに恥じないように もっともっと 強くなりたい 星と星とを繋ぐ線を増やせば どんな星座(ゆめ)だって描けるはず 心に灯したほんの小さな希望(ひかり)を どこまでも信じてみようか この満天の星空 奏でる誰もが わたしに勇気をくれたから 迷わず歌うよ ここに導かれた星座(きずな)が 輝きを増してゆくように 永遠に続くように――― |
Thanks a lot.霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | Dani | 晴れ渡っていた空から降り注いだ雨(なみだ)は 瞬く間に心を暗く染めてしまった 受け止めきれなくて俄か 鼓動が早くなる 目を閉じても追いかけてくる黒い思考の渦 不安に沈みかけてた扉の向こうから かけられた言葉が出口(ひかり)をくれたんだ 感じるよ ここから繋がってる (確かな) 君の存在 “ありがとう”の数だけ 今私に出来る事を 少しずつ返していきたいんだ ちっぽけな両手でも君を支えられるのなら 寄り添って歩きたい ずっとずっとね 重い鎖に繋がれて何も手につかない夜 どうしようもなく無力な自分がもどかしかった 逃げたくて閉じかけてた扉の向こうから 聞こえてきた声が力をくれたんだ 感じるよ いつでも繋がってる (大事な) 絆の存在 “ありがとう”の言葉を 今きちんと伝えたくて 飾らない想いを音に乗せた 小さなこの声でもいつか君に届くのなら 胸を張って進むよ 明日もその先も “ありがとう”の気持ちをしっかりと伝えにゆくよ たくさんの勇気を君がくれたから そして今度は私が君を笑顔に出来るなら 寄り添って歩きたい ずっとずっとね |
smile link霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | ぺさま | 君が笑って 僕も笑った そして繋がるココロ 今何よりも願ってるんだ 人はひとりひとり置かれた環境は違うから ホントの意味では 他人(ひと)の痛みは分からない いつだって孤独を抱えたまま 僕らは生きてる 自分から鍵してしまうのは簡単だね だけど僕らは言葉をもってる 想いを伝えられる 方法は知ってる どうせ分かり合えない…と 諦めたくはないよ もっと君の事 僕は知りたいんだ 僕が笑うと 君も笑った そして触れ合うリズム まずはそこから始めよう じんわり広がってゆく優しい気持ちは 言葉を届ける懸け橋になって 道を照らすよ 人は誰もが皆 否定される事に臆病で 勝手な想像 他人(ひと)に当てはめて悩む いつだって一人じゃ 答えは出ないと分かってるのに 怖がって黙り込んでしまう事あるよね だけど僕らの声は何のため? 言葉以上の気持ち 乗せられる手紙だね どうせ離れてるから…と 諦めたくはないよ まずは僕の事 君に伝えるから 君が笑って 僕も笑った そして解けたココロ 踏み出す一歩が大切さ じんわり広がってゆく優しい気持ちが ふたりを繋げる懸け橋になって 届く――― 僕が笑うと 君も笑った そして交わし合う言葉 僕の何よりの宝物 じんわり広がってゆく優しい気持ちが 世界を繋げる懸け橋になって 明日を照らすよ |
花想少女~ Lip-Aura mie Iriya~Annabel、霜月はるか | Annabel、霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | Ve zelef o nen his i Aura. Ir sim zel ar thia ol ar rish. Ir Aura, Ar Whites, Nen sinal einal. Ve zelef o nen his i Aura… 貴方の雨に呼ばれて 私は独りで咲いていた 誰も目覚めない夜に 朝を待つ力もなくて ただ枯れてゆく運命(さだめ) うつむくように咲く花 不意に近づく指先が (見つけた花園で) 私を手折りながらも 優しい言葉 囁く (「ごめんね」と 震える君に囁く) 満たされるはずもない私 最期に夢を見せましょう (雨に濡れた花片は 冷たくて) 触れた人の 心の奥の真実を知るために (花の想い 心の奥の真実を 知りたい) 残り少ない時間(とき)を 貴方と共に過ごすなら (疼かせた胸の痛み 気づいたら) あの夜空(そら)にも 私の月は昇る (あの夜空にも いつしか月が昇る) Ve zelef o nen his i Aura… 貴方が眠る花想(せかい)で 私は何をしていますか? 誰も気付かない姿 蒼い夢に寄り添うだけ この身に風を受けて 仄白く光る少女 やがて乾いた花片が (哀しく微笑んで) 千切れて 触れ合うでしょう 貴方が漏らす吐息に (口づけながら消えてゆく 吐息に) Tu o ci el or ar sa ir. Rin, Lei ol ci ol ir. Lip-Aura. Tu o i nam sir fidar. Ar liss“sil”Ir zai nai ar rin ar lag ol ar quara.. Yun… 何想うはずもない私 忘れはしないよ 伝えることもできなくて (君を いつの日か) 消えるだけの記憶の中で 約束をしなくても (消えるだけの記憶の中 約束はいらない) 幻想(まぼろし)の入り口で 再び出逢えるだろう 咲いている花を摘むなら Lip-Aura(リプアラ)に 雨降る夜 私の月は灯る 未来(あす)も (あの刻から 君との夢を照らす 未来(あす)も) Ve zelef o nen his i Aura. Ir sim zel ar thia ol ar rish. Ir Aura, Ar Whites, Nen sinal einal. Ve zelef o nen his i Aura… |
月灯りと糸車 ~Alies ol iok~織田かおり、霜月はるか | 織田かおり、霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 薄れゆく記憶を 月灯りに 紡ぎ出す糸車 巻き戻せば 蘇る過去の私 今はなき家の扉を叩く (懐かしい 家の扉を叩く) 誰かが描いた偽の絵画(ものがたり)よりも 天空(そら)の諸島(しま)に憧れた君 生死の境を彷徨う 小さな身体が 咳の病に耐えうる 最期の夜に ただ私は願う 君が望むこと 理想(ゆめ)を叶えるLip-Auraに 祈りを託した あの白い雲の彼方 君が見たい景色 苦しまず眠れるように 部屋(ここ)に映して Ir o Aura, Lip-Aura. Ir dix qules thia. Sef wa-o neg li qules Sef. 昏い瞳の中に映り込む その影は (Tu o i Ir ol dir?) 何処か遠く忘れてきた 昔の君と私の姿 世界を暗闇に染める恨み言を 繰り返して叫んだ―― (“Ir nen dix ir celf Ecliss o zet!.”) 弾かれて走り出した 襲いかかる刃を躱して (突きつけられた刃は 殺意孕み) 全てを呪うだけの幼い声色 (真実の想い) 逃れる場所の無いことを悟り 私の剣が (生きる命を羨み) もう一人の私の首を狙い 刎ね上げた (壊したいと 魂(こころ)が求めた) 痺れた指先と爪に食い込む血糊 足元に崩れたのは「私」でない君の肢体 この手にかけた花想(せかい)は 君の本当の理想(ゆめ) (その手にかけた世界は 彼の本当の理想) 誰も隠したい魂(こころ)を 残酷に曝いた (奥に隠された魂(こころ)を 斬り曝いた) 涙枯らして泣いても 謝罪(ことば)などは届かず 蒼い花は散り急ぐ 現実をただ残して 死の都市へ滅んだ 君はもう答えない (あの月の下 糸車が回る…) |
眠りの果ての蒼い花 ~Whites ol Silvecia~霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 雨に揺れる水面の向こう 君の笑みが僅かに歪む 天空(そら)の島に咲く花は ただ月だけを探し 絡繰りが廻す二つの針の子 指で刻を弄る 金色の瞳が求めた 理想(ゆめ)に逆らい 眠りに堕ちる君は 腕の中 耳元の言葉さえ 届かない暗がりの奥から 誰に手を伸ばす? 永遠の夜 蒼に染められた偽りの楽園で 壊れた魂(こころ)を抱える 少女のように Wisi o ar sinal thia? “Sefil sec ir ar whit rin sef.” Larr lef sinal wia, rin teza sinal. Tu o sinal? Sefil kios i liss rin stir ar as. Tu o Lag-Quara? 闇を払う翼と出逢い 旅はやがて終わりを告げる 天空(そら)の島に吹く風の中 その捻子は錆びた 絡繰りが鳴らす記憶の旋律 何もかもを攫い 現実も未来(あした)も失くした 理想(ゆめ)の故郷 迷い続ける僕は もう居ない 降り積もる君の嘘 斬り裂いて 目を醒ました場所は亡骸の住処 花は枯れても 女神に愛された 滅びゆく都市を出て 叫んだ約束 必ず迎えに行くと Tu o ar whit. Whit Sef Laq, rin Laq o nen zai. Rin zai tu hasra lei o sinal? Esiary, whit sef agatia, tu mir ol ar... 眠り続ける 君の手のひらに温もりが残るなら 幻に囚われても いつか現実(ここ)に帰り着く 夜が明けても 月に憧れる君だけの楽園は 壊れた魂(こころ)を抱えた 世界の果てに |
花が咲く街で霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 優しい陽光(ひかり)が射し込む部屋で 目覚めた私を呼んだ声 扉を開けたら 眩しい朝が 一日の始まりの鐘を鳴らす 知らない世界 たくさんの出逢い 胸を躍らせて いつか覚えた懐かしい歌を 口ずさみ出かけよう 駆け出す道の向こうで 手を振る人と笑顔を交わす空の下 弾む心軽やかに繋がる絆 色とりどりの花が咲く街で 落ち込む時には星を見上げて 涙を乾かす風待とう 紅茶を淹れても凍える夜は お気に入りの古びた絵本(ほん)をひらく うまくいかない 素直になれない 私の迷いを 幼い頃の大切な夢が 照らしてくれるから 流れる雲の彼方へ 羽ばたく鳥を 見送るだけじゃいられない ほんの少し 坂道を登る勇気で どこまで行けるかな 限りなく夢が広がる世界 明日へ続く空の下 揺れた心知る先に 守りたいもの 色鮮やかな花が咲く街で見つけて |
零れる砂のアリア 終章霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 蒼い砂が、さらさらと零れ落ちていく 倒れた男の命が尽きるその時まで 砂時計握る指は 氷のごとく動かず 君が居た時代は去りゆく 濁る視界 重き瞼 二度と映らぬ世界も 永き悪夢さえも 嗚呼―― FEL FERY SHERIA. SHERIA ENDY FEL (光を感じ、朝が訪れた) 遠く懐かしく呼ぶ 目覚めの歌声 光灯すのは 君がなぞる旋律 落ち込む僕を励ましたいと 歌う君のほうが 今にも泣きそうで 可笑しかった…だから笑った 君と最後に逢ったあの日から 僕だけが悪夢(ゆめ)に取り残され 割れた鏡の中 君の欠片繋いだ それが僕の希いの全て WEL OLRY SIO, LE FEL HORY NEO FEL ORY, ARY SE WEL. (あなたが願うなら、わたしはいつでもあなたと共にあるでしょう) LEE WEL NEL FORY, ARIA SIE ESTIA WEL SE FEL ESTY. (わすれないで このうたはあなたとわたしを繋ぐ約束) 故郷に咲く花の籠を抱える君に 手を引かれて あの森の奥へと 軽やかに駆けて行く 僕たちはもう居ないけれど もし赦されるならば また一緒に行こう… (赦される 二人、一緒に行こう…) NEO ESTIA. (永久の約束) WEL EN ARIA ARY FEL RORY TINDHARIA... (少女の歌声は、悪夢の果てに…) |
森の向こう 光のさきmao | mao | mao | 霜月はるか | | まだ誰も知らない扉ひらくの 溢れだす遥かなmelody 目を閉じて 耳を澄ませば 聴こえる 時を告げるrhythm 呼吸をする 瞬間(いま) また生まれゆく声が たとえ闇に覆われても 光に手を伸ばす 響け 果てしない空 風は吹く 想い届けて 新たな世界を創ろう なす術もなく 立ち尽くす 迷いの森でも ずっとわたしは歌うから 何かがはじまっていくような気がした 理由もなく希望のmelody 胸の奥 信じてるから 聴こえる 高まっていくrhythm 描いていた 瞬間(いま) ほら満ちてゆく声が 深い霧立ちこめても 光の差す方へ行こう 光と影は時として キミを惑わし すべてを閉ざそうとしても そばにいるから 包むから 心を澄まして聴いて ねぇこの声を 終わらない空 流れ雲 確かな未来を一緒に 過去に逃げても 明日は来る 憂いの森を抜けたら 光が待っている |
花のあとさきmao | mao | 森由里子 | 霜月はるか | 安瀬聖 | 桜の樹さらさらと 光る風に揺れてゐる あの散り急ぐ花の劇(はげ)しき日々 遠き夢の如く それは貴方の そう無口な姿 悲壮(かなしみ)を封(と)じ込めて 何を見てるの? 何が見えるの? 果てぬ空の彼方 あゝ たおやかな風になりたい 心の泪 散らすよう よるべなき想ひ 苦しみに寄り添ひたい うららかな陽の如く ただうたかたの季節でも 木洩れ陽のあやとりが 解(ほど)けやがて陽が 落ちる この一日が無事に過ぎる日々が 永久(とわ)に続いたなら けれど貴方は 其の命を削り たゆみなく進みゆく 明日を求めて 明日へ急ぎて 見えぬ茨の道 あゝ 涼やかな風になりたい 桜の幹の傍らで 志抱き駆け抜ける人が今は 穏やかに微笑うように この浅葱色の空の下 未来の行方 見えないまま亦(また) 道無き道を往くのなら 信じて 還る場所が此処にあること あゝ たおやかな風になりたい 心の泪 散らすよう よるべなき想ひ 苦しみに寄り添ひたい うららかな陽の如く ただうたかたの季節でも |
想いのコンチェルト霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | わたしの大切なもの 言葉じゃ伝えきれないけど 拙くてもいいかな 聞いてほしいんだ 故郷の空 風の匂い 大好きな人たちとの絆 守りたい拘り 進みたい道の先 歩んできた人生(とき)の中で 育んだ想いは 他の誰でもない わたしの音楽(おと) でもひとりが抱えられるものなんて 限られてる ねえ、君の想いを聴かせて―― ひとりとひとりが出逢い奏でる 世界はコンチェルト それぞれのピースを繋ぎあわせたら どんな絵が出来るかな? 誰かの日常も 誰かにとって宝石箱のようで だから分かち合えば この世界 もっときらめく わたしの大切なもの ありふれた言葉だけど 嘘のない気持ちが 伝わるといいな ほら 耳を傾けてくれる 大好きな同志(なかま)がいるから きっと今この場所で 立っていられるんだね 歩んでゆく人生(とき)の中で 巡り合えた君と わたしを結ぶのは 交わる音楽(ゆめ) 同じ気持ちで前を向く 想いをたくさん集めたら 見たこともない景色が見えた―― こころとこころが共に奏でる 瞬間はコンチェルト 重ねた手のひら 信じた背中が わたしを強くする あの日の想いの結晶は いつまでも色褪せず 胸(ここ)で希望の灯(ひ)をともしている いくつもの想いが集い奏でる 奇跡はコンチェルト 紡いだ音楽(おと)から 確かに感じる縁(えにし)を忘れない 今日の日の新たな結晶は いつまでも色褪せず わたしを繋げてゆく まだ見ぬその未来(さき)へと |
ココロノカケラ霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 遠い空を見上げたら 音もなく落ちてきた白い結晶(かけら) そっと腕を伸ばして、受け止めてみる 手のひらの熱に触れて 呆気なく溶けてしまう様を 二人ただぼんやりと眺めていた 薄れてゆく淡い記憶 雪のように 目にした風景たちも、時が経てば忘れてゆく けれどあの時君が零した涙だけは いつまでも胸に残って 大切な君の願い事 どうか叶いますように わたしは祈る その未来(さき)に届く絆(ひかり)を信じて この想いの温もりが消える最期(とき)まで 黒い霧に覆われた足元に 行き先も見失って 一人なら何もかも諦めていた それぞれに傷を隠して歩みながら 泣いたり笑いあったり、時と共に重ねてゆく 空白だったこの胸の中 いつの間にか 温かな絆(ひかり)に満ちて 失くしたくない思い出のカケラが積み重なって 人はきっと、誰かじゃなくて“わたし”になるのだろう ありがとう 君がくれたのは ここに居るわたしの証 だから進める その未来(さき)に届く絆(ひかり)を信じて この想いの温もりが消える最期(とき)まで |
虹織る調べ吉岡亜衣加 | 吉岡亜衣加 | 上園彩結音 | 霜月はるか | 戸田章世 | ゆららかに水の絃(いと)が 色あせぬ想い出紡ぐ 願う波間を照らし 陽が昇る 浅葱の地平線 にじむ泪さえも いとおしい絵絣 縁(えにし)の糸で 今日の空、織り上げた… 夢の帆をあげ たどり着いた岸辺よ 想いのさざ波たち、たたえて とこしえより眩(まばゆ)い日を いくつも つないだ輝跡(きせき)が 今の証だから 天翔(あまかけ)る風の絵筆 悲しみの記憶(いろ)もやがては 笑顔生まれるときに 誇らしい希望(ひかり)を識(し)るはず 振り返るすべてが かぐわしき調べの せせらぎになる そう決めた道だから… 明日へたゆたう 波が虹を織るよう 奇蹟も信じて 駆けた日々よ 宝物を愛でるように生きたい 追憶、見守る空へ 心合わせ 夢の帆をあげ たどり着いた岸辺よ 想いのさざ波たち、輝く 真(まこと)の道 その場所しか咲けない 久遠にやすらぎそよぐ花に逢える |
牡丹の記憶mao | mao | mao | 霜月はるか | | 儚い瞳が壮麗な庭を映す あなたはもぅいない 遠い記憶 咲き誇る約束 なぜこんなにも哀しく美しい 重ねたぬくもりは偽りじゃないとしても 満ち足りなくて… 壊してくれればよかった その腕で 運命の歯車は止まったまま 高貴な花びら どこか寂しげに咲いた 甘美な牡丹の香りが今 胸を打つ 無邪気に笑って 手を差し伸べてくれた あなたを探してしまう 鳥籠の中 なすすべもなくて 窓から見える庭に想い馳せて 痛いくらいに抱きしめられた瞬間に 涙に濡れた… 愛しい想い出など欲しくなかった 運命の歯車に溺れていたい 深紅の花びら 妖しく魅了される華 頑なまでの誠実さで 散ってゆく 最期までずっと 解りたくなかったのに あなたを愛していると せめて夢の中 運命など知らないまま 牡丹が咲き誇るこの庭で 会いたくて どうしてわたしは 思い出してしまったの あなたはもういないのに… |
piacere!霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 戸田章世 | いくつもの岐路の先で交わる街 集う人波が 忙しなく映った 行き交う誰もが皆 違う旅の途中 ここに辿り着き 何処かへ散ってゆく 独りきりで 雑踏に馴染めないままで 歩く僕の耳に響いた音楽(おと) それは理屈の壁をスッとすり抜けるように 胸を震わせる衝動 満ちてゆく気持ち 心が示すままに『好き』なことに 気付いたら嘘はつけない 心地よいリズム 口遊むメロディ 軽くなってゆくよ 僕という全てが 立ち止まる人達と 湧き起こる手拍子 同じ瞬間を偶然に分かち合う ふと隣で 歌う君と視線交わして 微笑み合う それだけで繋がってゆく きっと遠い僕らの旅路 ふたりの距離も 同じ心が縮めてゆく 『好き』という気持ち 明日は違う道を往くとしても また逢える気がする どこかで繋がっている 感じた絆は消えない |
piacere!霜月はるか&織田かおり | 霜月はるか&織田かおり | 霜月はるか | 霜月はるか | 戸田章世 | いくつもの岐路の先で交わる街 集う人波が 忙しなく映った 行き交う誰もが皆 違う旅の途中 ここに辿り着き 何処かへ散ってゆく 独りきりで 雑踏に馴染めないままで 歩く僕の耳に響いた音楽(おと) それは理屈の壁をスッとすり抜けるように 胸を震わせる衝動 満ちてゆく気持ち 心が示すままに『好き』なことに 気付いたら嘘はつけない 心地よいリズム 口遊むメロディ 軽くなってゆくよ 僕という全てが 立ち止まる人達と 湧き起こる手拍子 同じ瞬間を偶然に分かち合う ふと隣で 歌う君と視線交わして 微笑み合う それだけで繋がってゆく きっと遠い僕らの旅路 ふたりの距離も 同じ心が縮めてゆく 『好き』という気持ち 明日は違う道を往くとしても また逢える気がする どこかで繋がっている 感じた絆は消えない |
緋色の薔薇霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | Rem le zhe la Malice le marie arlie. (永遠に、私は魔女の呪いから逃れられない) Rem la fatlauwa. (私は識っている) 月夜に咲く緋色の薔薇 崩れてゆく硝子の城から逃げられずに 独りで未だ夢を見ているの 血に濡れた指で穢(けが)れた 忌まわしき過去と未来を守る価値がある? 綺麗な言葉を並べても虚しいだけでしょう 何処かでまた貴方と巡り逢えたなら 愛してなんて願わないわ 永遠とは孤独でつまらぬものだと ひび割れた棺の中で永別(わかれ)を嘯(うそぶ)いて Rem le marie, Fem la noh arue. (私の眷属よ、去りなさい) Fem le mea roze wario. (貴方が愛する、沢山の花が咲く地へ) Rem le marie Yar le marie. (最後の命令です) 乱れて散る緋色の薔薇 眠り姫を硝子の筺(はこ)から 連れ出すのは貴方の腕 出来すぎた“物語”(はなし) 口づけた首に癒やせぬ呪いを刻んだ 魔女(わたし)に生きる意味がある? 二度とは戻れぬ茨の道を往く...貴方と 迷いの森深くに出口はないから 幸せなんて願わないわ 楽園とは呼べない小さな箱庭(せかい)で 互いを満たし合うだけの譫言(うわごと)繰り返す 盟約(さだめ)がもし貴方を狂わせるのなら この手で全て終わらせるわ 銀剣(つるぎ)よりも鋭く曇らぬ誓いを その日まで毒の杯傾ける罪人 Rem lu Fem le horia. (私も貴方も愚者) 赦(ゆる)してなんて願わないわ Rem lu Fem le marie. (私も貴方も犠牲者) 何よりも甘い言葉で唇を濡らして もう少し貴方と同じ夢を見ていましょう Fem le woe. (貴方は云った) “Rem le noh mea roze, Fem la Rem le roze” (“多くの花は失ったけれど、僕だけの花を手に入れた”と) |
夜を待つ二人霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 壊れた記憶の中 誰かが音を鳴らす 私の部屋に灯る光に呼ばれて 優しく踊る旋律 隣で貴方の手が奏でる詩は 何故か懐かしく響く 心の奥が軋む理由(わけ)をどうして忘れていたの? 時計の針が動かないのは あの日から刻を止めた証 憶えのない罪を重ねて 私でない Malice(わたし) は血を求めて 全てを奪い去る夜は 白い月も朱く染めゆく Malice le ezte. (あの朱かい月が欠けているように) Rem le ezte. (私は欠けている) 鏡に映らずとも この瞳(め)に映る君と 過ごした部屋は僕の確かな現実 呪いに囚われても 躯が朽ち果てても 心は自由になる 何処へでも往ける Fem le neu arue, Fem le neu marie. (貴方は新たな贄として訪れた) Fem le vaztu la, Fem le ralie. (貴方の恐怖は己の死だった) 君と逢うまで永別(おわり)だけを 怖れて生きてきたけど 何も云えずに 何も出来ずに 続く世界など冷たいだけだから―― 触れた花片のように 貴方の面影が灰になろうと 涙が落ちたその理由(わけ)を 忘れないと誓うなら Rem le riralee la Malice. (私の心臓の中に魔女は居る) Malice le ralie la Rem le ralie. (魔女を殺すには、私を殺さねばならない) War Rem le zarce wha. (それなのに、この迷いは何?) 終焉(おわり)を怖れることは 弱さでなく立ち向かう強さだと教えてくれた君だから 運命(さだめ)の夜からも逃げない… Fem le ralie la wariz. (貴方が死ぬ必要はないわ) Malice la Rem. (魔女は私なのだから) Malice le zete Roze le ralie. (あの朱い月が満ちれば薔薇は枯れる) Ar Rem le ralie Fem le arlie. (故に私は死んで、貴方は生きるの) |
虚空が朽ちるまで霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | Malice la arue, Fem le marie. (我等は魔女の生贄) Malice la fariare lu arue. (魔女は何処にでも存在する) Ar la zelariae! (故に嘆くのだ!) 呪われた命を抱いて 朱(あか)に翳(かす)んだ月光(ひかり)が照らす盟約 未来(あした)さえ歪む世界で 君に手を伸ばす僕は何を願うのか 嗚呼…生きていた意味を知る為に 足下に絡んだ茨を握った 咲き誇る薔薇の花 痛みを散らして 僕の全てを捧げる少女は 囚われた眷属(たましい)の運命(さだめ)に逆らう あの天井(そら)が朽ちるまで 禁断の記憶を誘う 歌は届かぬ鏡の中で響いた 薄闇に爆(は)ぜる焔(ほのお)は 封じ込められた過去を映す君の夢 嗚呼…壊れた躯(からだ)に血を注ぎ 人形(ひとがた)を操るように弄(いじ)る影は 嘲笑う薔薇の花 深紅を散らして 故(ふる)き絵画を見上げる少女は 失った血族の歴史(なげき)に呑まれて 絶望を想い出す―― Fem la Rem le Malice... (君は僕の魔女…) 咲き誇れ 薔薇の花 最後の刻まで 誓いの剣(あかし) 掲げる少女の 忘却と死を纏う心は気高く 銀色の風の中闘う 虚空(そら)に深紅を散らして 僕の全てを捧げる少女に 永遠の魂を運命(さだめ)を委ねる この命果てるまで Malice la arue, Fem le marie. (我等は魔女の生贄) Malice la fariare lu arue. (魔女は何処にでも存在する) Ar la Ar la... (故に…) |
朱の月に唄う魔女霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | Rem la Fatrauwa. Arlie la arue. (私は知っている。永遠が存在することを) Wario la fule harzile. (世界は幸福に満ちていることを) Rem le marie-neu marie arue (私の眷属よ、新たな生贄を連れておいで) Arlie wize, arlie arue! (滅びなき美と、果てしなき世界の実現のために!) 朱の月 禍(わざわい)満ちて静寂(しじま)を割る刻 霧深き森に現る妖しき硝子の城 夜風(かぜ)に乗り届いた聲(こえ)は嘆きか無念か 血に濡れた旋律…それは死の印を灼く詩 畏怖の力に選ばれた無情な盟約 ただ呪いを受けた者に課せられる宿命 “Rem le marie” 秘密の言葉 囁く少女は独り 屋根の無い世界を識(し)らずに 新たな生贄(にえ)を迎え目覚め続ける 朱き血を探し彷徨う哀しき吸血鬼(ばけもの) 罪のなき屋敷(いえ)に紛れる悲痛な叫びの痕跡(あと) 純色の剣の主は亡者か不死者か 遺された文字列 それは救いを求める詩 牙を隠した魔女は云う…こちらへおいでと そう手招きされた者は逆らえず命捧ぐ “Rem le marie” 耳を澄ませば貴方も聞こえるでしょう 苦痛さえ糧に残酷に終焉(おわり)の幕が上がる夜 “Rem le marie” 楔の如く何時(いつ)しか心に刺さり 動かぬ躯(からだ)に気付く頃 喉を血に染めながら緋色の瞳(め)が開く |
Hidra Heteromycin霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | ――輝ける明日(あした)を 護るべき人々の為に! ih-iz ahih=yal-uia! (必ず人を護ってみせる!) Sharl ahih=og-uii! Sharl ahih=beg-dai-uii! (シャールを殺し、殲滅させる!) a-z-ne wei-fou ahih=tyu-rey-uia! (全ての力を行使する!) soh-nh (そして) 亡(ほろ)びゆく世界には嘆きを孕んだ風が吹き あらゆる祈りを恐怖の色で塗り潰す iyon ahih=beg-jen-dai-uii! (崩壊せよ!) 何も知らず 在りもしない未来(あす)を語り 在りもしない理想(ゆめ)を騙る ih-iz ahih=teira-uia (人は生きよ) 罪深き聲(こえ)が埋(うず)めた記憶を暴いても 廻(まわ)る歯車が消せない傷跡を痛め続けても 私の両手の愛しき存在よ 幸福(しあわせ)であれ ih-iz-ne chef-i-tes ahih=chen-uiir (人の未来を変える) ih-iz-ne nay ahih=tu-dai-an-uiar (人の命が傷つかないよう) ih-iz ahih=yal-uia! (必ず人を護ってみせる!) 囚われの永久(とわ)を生きるより 己(おのれ)が己(おのれ)と朽ちる日を択(えら)ぶなら 最期の希(ねが)いを託すこの詩(うた)から 遮る闇を貫く光 轟け! Sharl ahih=og-uii! (シャールを殺す!) so-nh ih-iz-nh wa-fen ahih=ref-uii! (そして人と世界を救う) Sharl ahih=og-uii! Sharl ahih=beg-dai-uii! (シャールを殺す!シャールを殲滅させる!) a-z-ne wei-fou ahih=tyu-rey-uia! (全ての力を行使する!) soh-nh (そして) nami ahih=beg-jen-dai-uii! (闇よ、崩壊せよ!) 浸蝕の世界から彼方に歪んだ空を見て 無数の思いが消せない歴史へも希望を橋渡す この身を賭しても 愛しき存在よ 幸福(しあわせ)であれ ih-iz-ne chef-i-tes ahih=chen-uiir (人の未来を変える) ih-iz-ne nay ahih=tu-dai-an-uiar (人の命が傷つかないよう) ih-iz ahih=yal-uia! (必ず人を護ってみせる!) 燃え上がれ 命尽きようと 己(おのれ)が己(おのれ)と果てる日を択(えら)ぶなら 最期の涙が落ちる炎の中 確かな未来(あす)に繋がる現在(いま)を導け! Sharl ahih=og-uii! (シャールを殺す) so-nh ih-iz-nh wa-fen ahih=ref-uii! (そして、人と世界を救う) |
変わらない場所霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | myu | 窓の向こう 風に揺れる芽吹き始めた木々に 流れてゆく季節を感じながら 今日もまた此処で暖かな陽を浴びて 見慣れた景色を眺める 緩やかな時の流れ 何にも言わなくても 集う仲間 交わし合う挨拶 笑顔も涙も 晴れの日も雨の日も 沢山の「今日」を重ねてきた 僕らの居場所 きっと変わり続けてく僕らのどんな未来も 『おかえり』って迎えてくれる変わらない場所 驚くほど上手くいったり 全然駄目だったり 人は皆(みんな)揺れ動く毎日を 転ばないようにバランスを取りながら 自分を少しずつ変えてく めまぐるしい時の流れ 出逢いも別れもある 旅立つ君 少し寂しいけれど いつだって此処に立ち寄っていいんだよ 次にこのドアを開くのはどんな君だろう? ずっと見守っていたよ 君の強さも弱さも だから肩の力抜いて ありのままでいいんだ きっと変わり続けてく僕らのどんな未来も 優しく受け止めてくれる変わらない場所 |
Starting Voice霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 長田直之 | 深く深く息を吸い込んで そっと心の扉(ドア)開いて 空気震わす瞬間が 僕を世界を変えてゆく 突然霧のように 心に立ち込めた不安が 行く手を阻む そんな僕らの日常 悩めば悩むほど 答えは見つからない 弱気な自分に(誰かに)失望されたくなくて 喉につかえた言葉が また消えてゆく 出口をなくした気持ちが胸で叫んでる 誰だって少しは 強がっていたいものさ ありのままの弱さを 見せるのは怖い でも閉じた扉(ドア)の中で蹲っていても 変わらないと知っているでしょう? 深く深く息を吸い込んで ひとつひとつ気持ち紡いで 空気震わす瞬間は 僕を世界を変えてゆく 交わした言葉から いつしか拓けてゆく未来 見えてくる道が きっとあるはず 密かに抱いてる 「なりたい」野望と夢が 膨らみ萎む そんな僕らの日常 想いを馳せるけど 現実は遠すぎて 未熟な自分を(誰かに)評価されたくなくて 口にしかけた言葉を またかき消した 前に進みたい気持ちが胸で叫んでる 誰だって自分を大きく見せたいものさ ありのままの弱さで 負けるのは怖い でも閉じた扉(ドア)の中で蹲ったままで 諦めてしまっていいのかな? 深く深く息を吸い込んで そっと心の背中を押すよ 空気震わす瞬間が 僕を世界を変えてゆく 言葉にするうちに 自然と育ってゆく想い 離さないで 抱きしめて 弱っていた僕の心を 受け止めてくれてありがとう 信じる気持ち無くさずに 話せて良かった 深く深く息を吸い込んで そっと心の扉(ドア)開いて 空気震わす瞬間がいつも 世界を変えてゆく 交わした言葉から 未来は拓けてゆく事を 僕は知っている だから伝えよう |
誓いの花束織田かおり | 織田かおり | rino | 霜月はるか | 戸田章世 | 柔らかな光の羽根と舞い 微笑む 君を守ってく これからもずっと 木漏れ陽の庭で 抱きしめた誓いと 一緒に歩んでこう 幸せになろう あの日の巡り逢いから 運命を感じていた 永遠の始まりへと 手と手 つないで行こう 二人で一つの煌めき 重ねて奇跡の色に変わる 真実の心と姿で 未来になろう 愛される喜び 溢れて 涙の温もり 包まれてく 羽ばたく想いを奏でて 愛は満ちてく 優しさの森で 咲く花の名前を 君が呼ぶだけで 空は晴れてゆく 漂う哀しみ 孤独への余韻も 全て抱きしめて そばにいるから 言葉を探すたびに ただ見つめてしまうよ 信じて絆になる 夢の続きを描こう 雲間を駆けてく花風 追い越して 届かない空に祈る 愛する痛みもいつかは 消えてゆくの 安らぎ求めて彷徨う 心はいつでも君を想う 鼓動に波打つ希望は 明日を呼び覚ましてく 誓いの花束を 心に飾りましょう 二人で一つの煌めき 重ねて奇跡の色に変わる 真実の心と姿で 未来になろう 愛される喜び 溢れて 涙の温もり 包まれてく 羽ばたく想いを奏でて 愛は満ちてく |
fragmentかなでももこ | かなでももこ | 霜月はるか | 霜月はるか | | そよいだ草の音にざわめいた胸の奥 ふと歩みを止めた翠の波間に 揺らいでは消えゆく蒼色の幻は 忘れていたはずのあの日の残像 佇む少女は空の下 幼いその手を伸ばしては まだ見ぬ雲の先に焦がれていた 心の形までは 薄れて触れないけど 確かに胸(ここ)に在る 私の記憶(かけら) 気付いた そよいだ草の音が呼び覚ます故郷は もう戻れないほど遥か地の果てに 旅立つ少女はあの日から 幼い世界を抱きしめて 幾つの分かれ道 選んだのだろう 歩んできた軌跡を示す足跡は消えても 確かに此処に居る私が 記憶(きみ)ごと連れてく 明日へ 淡い光の中 振り向きかけた少女は 刹那 強い風に跡形も無く消えた 遠ざかる記憶は 薄れて触れないけど 確かに胸(ここ)に居る ずっと共に行こう |
なないろスコア霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 溢れそうな想いを 書き留めた手紙(スコア) 勇気を出して 君にそっと手渡した 上手く伝わるかな 自信なんてないから いつだって期待と不安に揺れてる やがて耳に響いた 君の演奏は ちっぽけな想像を 軽く飛び越えて 箱庭の世界に繋がれた旋律(メロディ)を どこまでも遠くへ連れ出してくれるよ 行き先を委ねるのは 少し怖いけど まだ見ぬ空の色を わたしは知りたい 一緒に旅をしよう なないろの景色へ モノクロの音が色付いてく 変わること恐れるより 楽しんだ方がずっと 幸せだと気付いたんだ たくさんの音たちを 書き留めた譜面(スコア) ありのままのわたしを ぎゅっと詰め込んだ 箱庭の世界の自分だけの旋律(メロディ)は 君の声に乗せて 羽ばたくよ 彼方へ 行き先を委ねながら 自分の信念(こころ)は 守れるしなやかさも 持って生きたい 今胸に抱いた なないろの欠片を ひとつまたひとつ 記してゆく 誰の手に手渡しても 変わらない想いがある それがきっと“わたし”なんだ 繋がりめぐり逢う なないろの音色が これからの未来 拓いてゆく 託すこと 貫くこと バランスを取りながら 歩いてゆこう この場所に集った なないろの絆で 新しい景色 探しに行こう 変わること恐れるより 楽しむことが わたしの“音楽”だと気付いたんだ |
手の中の虹霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 黄金色(きんいろ)の微風 街並を染めて 眩しさに細めた瞳(め)に映る君の笑顔(かお) 仄かな温かさが 胸の中降り積もって 重ねてきた時間(とき)の中で 愛しさに変わっていた この手伸ばして 繋いだ二人の 明日を離さぬように 指を絡めた 何気ない仕草も 名前呼ぶ声も 今はただ全てを傍で感じていたい 仮初の悠久に (流されて)通り過ぎる“日常”も 限りのある時間(とき)の中で かけがえのないものと知った 過去も痛みも抱きしめて 廻り始める 新しい時間(とき)を 二人で歩んでゆける奇跡 手の中に 響く鐘の音 零れる光砂(ひかり)が 導く虹の先へと 共に生きてゆく |
捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | 谷岡久美 | ひとり捻子を巻き続け 砂に埋もれる絡繰り時計 刻が留まる部屋は訪れる者もなくて 淡き風も吹かない月の光だけが届く場所 夜露に冷やされた蜘蛛の巣は 張り巡らされた黄金色の鎖 外れないほど固く幾度も 君を絡めているのなら 閉じ込められた世界を解き放ちたい 君が眠る棺を抱いて想いを繋ぎ 満ち欠けゆく月影に時を刻む針を映す ...Lag-quara chi “ir” sirea fid lei o we fan jue “ar”... 今も捻子を巻き続け 何処に沈まる絡繰り時計 刻が凍れる君の魂が彷徨う空に 煙る過去の記憶が乾く言葉の響き遺している 翼に護られて咲く花を狂わせていった蒼色の香り 還るための呪文の在り処すら君は忘れてしまうから 閉じ込められた世界の醒めない夢は 君と僕を巡り合わせて滅びを紡ぎ 満ち欠けゆく月影に時を刻む針を落とす ...Lag-quara chi “ir” sirea fid lei o we fan jue “ar”... 閉じ込められた世界で壊れていく僕は その手を唇に重ねて想いを塞ぎ 満ち欠けゆく月影に時を刻む針を戻す 棺を開けて全てを穢し 捻子巻かれる月影に時を刻む針を止める |
花ひらく蒼天霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | 谷岡久美 | 天上(そら)にひらける花は 蒼く儚く散りゆく運命を知り 現実(いま)を見届けるLip-Aura 呪いの花 ゆるむ蕾が薫らせる 幻影 とどければ 追い風は花片を乗せて 楽園に誘う わたしにも涙(みず)をください 乾いてゆくこのからだ あなたには潤せますか 空に解いてくれますか 時間を手放す意思が 願いを呟くなら 抱き留めたはずの永遠は色に呑まれていく 踊る少女は軽やかに 未来(きおく)を手繰りよせて 自らが枯らす世界に息吹を重ねる わたしにも光(うた)をください すべて失くした心が 最期まで視ていられる夢にも つづきがあるように… まわる刻の輪 くり返し 終末をささやく 大切なあなたのために 記憶(みらい)を示しながら 睡る少女は安らかに 遠い明日 えがき 空はいまだ蒼いまま 落日を待ち焦がれる |
瞳を継ぐ者霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 谷岡久美 | 常夜 駆け抜ける蹄は誰に烙印を負わせる? 魂は死とまぐわい 生き乱れては撓う 高き宿命を受け容れし者に告ぐ 意識の筺に渦巻く紅き血で 真綿が形造る世界を染めよ 理さえ絶ち切る瞳から 鎖り囚われて 逃れえぬ傀儡 陰る風に掠れる呪文 誰が濁流に飲まれる? 亡骸は正に舫い 朽ち乱れては縋る 昏き宿命を受け容れし者に告ぐ 卑しき筺に逆巻く紅き血で 不規則を奏でる世界を鎮めよ 疵に絡み引き裂く瞳から 楔差し込まれ 抗えぬ傀儡 Zelef, I sefira o nen nai. Va i quara sef lux ar liss. |
月追いの都市霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | 谷岡久美 | “Lei-ol-zet, Tu o i nam ir fida ar.” 走り出す時計の歯車は廻り 軋みながら誰かの命を刻む 空が霞むほどに花を散らして 無数の意識の中で確かな鼓動を聞く 繰り返す悪夢を砕いて聖鐘を鳴らす影は… 永遠を夢見た少女は独り 贖うべき罪の重さを認めて 哀しい眼差しの奥に潜む黄金の色は 終焉の都市を照らし続ける 狂い出す時計の歯車は廻り ひび割れた大地にも命を注ぐ 空が凍るほどに花は気高く 薄れる意識の中で小さな願いを聞く 命脈の狭間に佇み ただ微笑む影は… 近付く足音から逃れるべく 月(ひかり)を目指せば影を別つ定め 優しい眼差しの奥に宿る黄金の色は 創世の都市を描き続ける 永遠を呪った都市は血に囚われ 二度と目を覚まさず 湖に沈む 冷たい眼差しの奥に潜む黄金の色は 月追いの都市を照らし続ける |
Melody Line霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 旅立ちを決めたあの日 歩き出した道が ここまで続くなんて想像もしなかったね 脆くちっぽけだったわたしの世界は 出逢いを重ね 少し強くなれたみたい 何かを選ぶ度 失ったものもある それが正しいのか いつだって怖くて だけど正解の無い旅路を進めたのは 確かな気持ち 此処にあるから 心の旋律 真っ直ぐなありのままのわたしを 受け止めてくれる人が居る それだけで救われてたんだ 譲れない好きなもの 変わらず「好き」と 胸張って言える今がある事を 誇りに思うよ 一から始めるのは力が要るけど 一つを続けるのはもっともっと難しい 澄み渡る青空も どしゃぶりの雨も 全て受け止めて 先に行かなくちゃいけない 上手くいかない時 落ち込んだ心に 負けそうになる事 何度だってあったね だけど諦めずに旅路を進めたのは 途切れない夢 此処にあるから いつか叶えたい願いを言葉にしたら自然と 次の道標になって 旅の背中を押してくれる 夢を一つ一つ辿っていけば 目指していた場所はいつの間にか傍にあるかも! あしあとの数だけ わたしは歩いてる 小さな歩幅でも 一歩 前に進んでる そして積み重ねた旅路のその先には 笑顔になれる場所があるんだ 心の旋律無くさずに 続けてきて良かった 受け止めてくれる君が居る それだけで前を向ける 「ありがとう」 君に届くようにこれからも歌うよ 今わたしに満ちる想い 音楽がくれた宝物 増えてゆく想い出 鞄につめて またここから歩き出す 長い旅の続きへと |
Blessing~君に染まる声~織田かおり | 織田かおり | rino | 霜月はるか | 戸田章世 | 触れた光 その一つ一つ 名前つけて お喋りしてみたい 物語を紡ぐ笑顔 見つめ合える奇跡 時は流れ 季節はめぐって 雨は虹を心に描いた 幸せだと感じるたび 熱くもなる 永久に誓い合う この愛 信じて生まれる 果てない空 越えて未来 ありのままの二人で 煌めきへと溢れる旋律(メロディ) 奏でたいと 胸が騒いだ 君に染まる声は いつでも 真っすぐに 想いを届けるよ 言葉 探し こぼれた涙に 漂う愛は 祝福に咲いて 宝物に変わってゆく 希望の音(ね)と どんな出来事も 一緒なら乗り越えて行ける かけがえない この出会いが 運命を照らしてく 手探りでも 確かな愛を 伝えたくて この手のばした 歓びへと 心繋いで 守りたい微笑みと行こう 煌めきへと溢れる旋律(メロディ) 奏でたいと 胸が騒いだ 君に染まる声は いつでも 真っすぐに 想い届ける どんな時も 変わらぬ愛をくれた 強く 優しい瞳 歓びへと 心繋いで 奏で愛 紡ぎ合う未来へと |
piacere!織田かおり | 織田かおり | 霜月はるか | 霜月はるか | 戸田章世 | いくつもの岐路の先で交わる街 集う人波が 忙しなく映った 行き交う誰もが皆 違う旅の途中 ここに辿り着き 何処かへ散ってゆく 独りきりで 雑踏に馴染めないままで 歩く僕の耳に響いた音楽(おと) それは理屈の壁をスッとすり抜けるように 胸を震わせる衝動 満ちてゆく気持ち 心が示すままに『好き』なことに 気付いたら嘘はつけない 心地よいリズム 口遊むメロディ 軽くなってゆくよ 僕という全てが 立ち止まる人達と 湧き起こる手拍子 同じ瞬間を偶然に分かち合う ふと隣で 歌う君と視線交わして 微笑み合う それだけで繋がってゆく きっと遠い僕らの旅路 ふたりの距離も 同じ心が縮めてゆく 『好き』という気持ち 明日は違う道を往くとしても また逢える気がする どこかで繋がっている 感じた絆は消えない |
貴方の居る途霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | myu | 闇夜に閉ざした瞼を 包み込む優しい朝 深い眠りから醒めれば いつも貴方は微笑む けれど 幻の中に響く鐘の音 誰かが愛した薔薇(はな)の香り 涙を乾かす太陽(ひかり)さえも 心に影を落とす 見えない傷跡に 此処から何処へ向かうのか 振り返れば もう途(みち)は無く 貴方の居る明日(あした)が在ればいいと ささやかな温もりだけ願う 冷たい氷の籠から 抜け出した一羽の鳥 銀色の月を仰げば 消えゆく夢が仄めく それは思い出の中で生きる人々の 孤独を隠した雨にも似た 誰もが焦がれる憧憬(しょうけい)へと 心を動かしても潰えぬこの記憶 ひび割れ崩れ落ちてくる あの空へ羽ばたけるように 正解(こたえ)のない未来を紡ぎ 痛み携えて探しにいく 赦されない罪だとしても 通り過ぎた あの日々を忘れはしない 塗り潰された名前でも 哀しみに濡れた翼でも 貴方と居る明日(あした)へ翔べる それが ささやかな幸せへの途(みち) |
夢の抜け殻霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | myu | 明けぬ薄闇に遠い面影を浮かべても 届かない世界に落ちるだけ 錆びた歯車が廻り やがて止まる運命(さだめ)を 映しながら独り立ち尽くした もしも私があの日に帰れるのなら 空の色が眩しすぎて泣くのでしょうか 全ての終焉(おわり)を見つめ 取り残された花が そっと小さく吐(つ)いた溜息 愛の記憶を刻んだ 夢の抜け殻に 光過ぎ去れば影もいずれ消える運命(さだめ)を 知るだけでは何も変わりはしない もしも貴方に再び出逢えるのなら 約束などしなくていい ただ微笑んで 全てを失いながら忘れられない街で 今も云えない想い囁く 愛の言葉を刻んだ 夢の抜け殻に 全ての終焉(おわり)を見つめ 取り残された花よ どうか この地で静かに眠れ 祈る両手に包んだ 夢の抜け殻と |
un secret霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | myu | 異国の風に流される侭(まま) 眩(まばゆ)すぎる朝に目醒(めざ)め 故郷(こきょう)の地まで 繋がった空へと手を翳(かざ)す 過去を分かつ馬車の轍(わだち) 千の煌めきの宮殿へ 黄金(きん)に染まる太陽(ソレイユ)の 徴(しるし)掲げた門をひらく 咲き誇れる 一輪の薔薇が見つめていた かりそめの刻 王妃(しょうじょ)の瞳(め)に隠された世界は 誰かの[秘密の]愛と真実(ヴェリテ) 拗(こじ)れた運命(いと)が選んだ小指 部屋に残る その溜息 俯(うつむ)く姿 向かい合う鏡は何映す 楽(がく)に溺れ踊りましょう 何処か懐かしい月の夜(よ)に 強く深く抱きとめた 痛みもせずに刺さる棘を 暗闇でも気高き薔薇は輝くから 光と影を相伴(あいともな)う旋律をなぞって 囁く[秘密の]愛の言葉 零れてゆく想いのように 剥がれてゆく花びらが 遠い夢を描(えが)く… 失っても あの日の薔薇の美しさを忘れられない 王妃(しょうじょ)の瞳(め)に隠された世界で 語るは[秘密の]愛と真実(ヴェリテ) |
永遠の物語霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 光の花が咲く 木洩れ陽ゆれる森を 君と歩きながら そっと想い確かめた くりかえした言葉は いつの日か魔法になる 涙も微笑みも分かちあい 同じ地図を広げ 今ここから始まる未来は 二人の物語 真っ白な頁(せかい)を虹色に照らす 奇跡の道を行こう 冷たい星あかり 凍える長い夜も 君を想うだけで こんなに幸せになれる ひとりだった心に 愛しさが沁みてゆくの 真実も幻も受け止め 同じ空を見上げた もし優しい夢から覚めても 隣に君がいる 雨が降る季節も 哀しい記憶も ぬくもりで満たせば きっと ここから願った未来は 新たな物語 輝きの頁(せかい)は どこまでも続く 奇跡の道を行こう 君と |
幸せの標結良まり | 結良まり | 日山尚 | 霜月はるか | | 四角い窓から覗いた小さな空 古い本を抱いて過ごした毎日 想いが言葉にならないもどかしさは 触れあった指が解(ほど)いてくれたね 霧にぼやけた森も 迷い道も 虹色の花が行く手を優しく照らしてる 物語の頁(ページ)めくり広がる世界へと 夢を語る君の瞳(め)に重なる未来の向こう 奇跡を呼ぶ 四つ葉に似た 幸せの標(しるし)を探しに行こう 夜を繰り返し紡いだ眠りの中 朝の訪れを待つだけの約束 胸の痛みにも射し込む君の歌は どんな空白も希望で埋めてく 嵐が止まなくても 独りじゃない いつも心には確かなぬくもり感じてるよ 物語は今も続く 凍える季節でも 星を映す君の瞳(め)が 見上げた未来の先に 手を伸ばした 笑顔になる幸せの魔法を 守りたいから 物語が終わる時も決して忘れない 思い馳せる君の瞳(め)が焦がれた未来に きっと 届くだろう 四つ葉がもつ幸せの魔法を失う前に 願いは君の手の中で 幸せの標(しるし)になるから |
デイジー吉岡亜衣加 | 吉岡亜衣加 | 吉岡亜衣加 | 霜月はるか | myu | 朝日に鳥がさえずり 青空 胸は弾む また今日を好きになってく 手を繋ぎ 寄り添う ぼやけていたこの景色 甘やかに包まれる 君が笑うから 私も思わず笑った どんな色の花でも それぞれ意味がある 長いこの道を 揺れて優しく彩る ふわりふわり 夢を乗せて 君の元へ会いに行く そっと風に身をまかせて どこまでも旅をするよ 光浴びて 希望を胸に 言葉だけじゃ 足りないから 心響く 歌声を 咲かせよう デイジーの花 大人になればなる程 上手くはいかない日々 涙は大声上げて 流せなくなってた 願い ひとひら染める 何度生まれ変わって また私になる そして ほら 今日も歌う つなぐ 笑顔 奏でる音 君の元へ会いに行く 太陽のように花開いて 実を結ぶ いつの日にか どんな時も 私らしく 君が願ってくれた夢 心つなぐ 歌声を 咲かせよう デイジーの花 つなぐ 笑顔 奏でる音 君の元へ会いに行く 太陽のように花開いて 実を結ぶ いつの日にか どんな時も 私らしく 君が願ってくれた夢 心つなぐ 歌声を 咲かせよう デイジーの花 君にありがとう 歌おう 共に 幸せの種を そう 君と咲かせよう デイジーの花 |
こころ音セッション霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 夢見てた未来へ繋がるこの大地を 一歩ずつ踏みしめ 進む毎日 目の前の壁(しれん)に 悩み迷いぶつかり それでも諦めず 歩き続けた いつしか足元に気を取られ 今何処に居るのか 見失った時は ほら 空から眺めて 足跡を辿ったら わたしの現在地(いばしょ)が見える 焦らずここから今進むべき場所へ また一歩踏み出せる たくさんの音色(こころ)が行き交うこの大地で 出逢った仲間と 結ぶ音楽 誰かと奏で合う音にそっと寄り添い 時には輝ける わたしでいたい 自分らしさだけに気を取られ 正しさも判らず 不安な時には ほら 空から眺めて 皆の音を聴けば わたしの立ち位置(いばしょ)が見える 確かな自分の音で語り合えたら 世界は広がってく 空から眺めて 大地を踏みしめて わたしの旅を続けよう どちらの視点も大切に奏でれば 素敵な人生(おと)が響く |
結び音リボン霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 幾億のいのち芽吹く この広い世界 心地の良い風をまとった君を見つけた ふたりの時が重なり めぐり逢えたこと それだけで果てしない奇跡 もう少し 近付きたい でも、まだ、今じゃないと 自分の都合だけ 囚われてたら 縁(リボン)は解けてく だから今 君に逢いに行こう 当たり前の明日なんて無いから 伝えたい想い 「いつか」じゃなく向き合って ちゃんと手渡さなきゃ 距離が縮まって深く知ってゆくほどに 心地の良い音が溢れて君に惹かれた ふたりの人生(みち)が重なり 傍に居ること 神様がくれた贈り物 息合わせ 奏でる度 絡まるココロの音 僕らは限られたいのちの中で 絆(リボン)をたぐりよせ 大好きな君と結び合えば 何気ない日々 すべてが輝いて 結び目は固く 僕らを支えてくれる ずっと 誰にも別れの時は来るの けれど共に結んだ時間(とき)は消えない 今 君に逢いに行ける 手を伸ばせば届くこの幸せを いつも抱きしめて大切に生きてゆこう 今を生きてゆこう |
虹色世界霜月はるか | 霜月はるか | 日山尚 | 霜月はるか | | 朝靄(もや)薄らいで射し込む光に 寄り添うふたつの影重ねた 瞼を閉じる度 優しい風が囁く 幸せとは未来を語れることと 何度も迷った道 行き止まりはない 歩いた分だけ明日へと 近づける 愛おしさを集めた花束を渡そう 君がいれば どんな景色も輝きはじめる ふたりだけの奇跡を かけがえのない想いを 大切にしてゆくから 約束をしよう 夜空(そら)を見上げる度 未知の星がある もし君と出逢えなければ 気付けなかった 怖くて震えた夜 月はまだ蒼い それでも眠れば明日へと 届くこと たとえ雨が降っても 笑いかけてくれる君といれば どんな季節も輝く思い出 ふたりだけの温もり かけがえのない時間を 大切にしてゆくため 約束をしよう いつか夢に出てきた物語のように 君といれば どんな世界も輝く虹色 ふたりだけの奇跡を かけがえのない想いを 永遠にしてゆくから 約束をしよう |
虹の光へ結良まり | 結良まり | 日山尚 | 霜月はるか | | 木漏れ陽に揺れる緑の王国 通り過ぎてく風の煌めき 湖に映る貴方の笑顔が いつだって心の奥を照らしてる ひと針ひと針 紡いだ想いが 奇跡を起こすよ 【幸せの】未来を信じてゆけるから あの日わたしが開いた書物の中に 描(えが)かれてた魔法を この腕で抱きしめながら いつか夢見た季節へ歩き出しても 虹の色を重ねた記憶の眩しさ 忘れないよ 夕暮れに染まる故郷(ふるさと)の森に 響いた音は風の歌声 湖が攫う無数の花びら いつまでも澄んだ瞳が見つめてた 涙の跡には確かな想いが 残り続けるよ 【新しい】未来をつくってゆくために 遠い昔を記した日記の中に 閉じ込めてた願いを あの空へ連れ出せるなら いつか降り出す雨にも嵐の日にも 虹の色を重ねた光の優しさ なくさないで 約束の言葉はいつも 明日に繋がる絆になると あの日ふたりで歩いた地図を広げて 増やしてきた足跡 この指で確かめながら いつか夢見た季節へ歩き出しても 虹の色を重ねた光は すべての希望になる 愛おしい世界を守るための |
ブレイクノート霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | 静けさに包まれた雨の街並み 傘叩く雨音が耳元で響いて 世界からひとりだけ切り取られたようで 俯いた心が騒めいている 長い人生(たび)だから 立ち止まること 時には休むことも必要だけど 座り込めば また立つのは少し大変 募る不安に足を取られて もどかしさを抱えて沈んでた 空白の中 溢れ出す涙で未来(さき)が見えない でも大切な夢や 重ねてきた想いは決して 手放したくないから 向き合うと決めた 何気ない日常が遠ざかる時 失ったものばかり追いかければ辛いよ 世界はいつだって変わり続ける 頑なな心は解いてみよう 駆け抜けた景色も 立ち止まったら 足元に咲いてた幸せ見つけた 前に進みたい気持ち 胸にあるなら 無駄な事なんてひとつもないさ 耳を澄ましてみれば 聞こえるよ 空白の音 今だから気付ける想いがある 離れていても強く感じられる 君との絆 手放したくないモノ 確かめられたよ 鳴り響く音楽の中にある 空白はほら 次に向かうための 大切な無音(おと) 新しい音楽が拡がる 空白の向こう 悩み迷った日は力に変わる さあ 大切な夢や 重ねてきた想いの続きへ 深く息を吸ったら また一歩踏み出そう |
おとのはレター霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | 霜月はるか | | Happy Birthday to my dearest! 出逢えてよかった 時の流れの ほんの一瞬に 命を宿し 生まれてきたこと 奇跡と呼ぶのでしょう 君との現在(いま)は 当たり前じゃなく そんな奇跡が繋がった証 今日は一緒にお祝いしよう (Sing a song for you) 揺れる灯りを見つめ 微笑む君の未来が 幸せであるように 願いを込めて おめでとう 特別な日に 共に奏でた思い出 分け合おう 誰かじゃない 君と居ること わたしの宝物 Happy Birthday to my dearest! 君が大好きだよ 君と言葉や心交わすたび 種が芽吹いて 枝葉伸ばすように 新しい音が広がる 織り成す想い(メロディ) 紡いだ愛しさ それは奇跡がくれたプレゼント 真っ直ぐに君に届けたい (Song letter for you) 君の笑顔見るだけで すごく嬉しくなるんだ 悩み落ち込む時は 力になりたい 大丈夫 離れていても 必ず君の味方はいるから 誰かじゃない 君の人生(みち)なら らしく進めばいい Happy Birthday to my dearest! いつも想ってるよ La La La... おめでとう 新しい日々も ふたりの音の葉 奏でてゆきたい 誰かじゃない 君が居るから わたしも頑張れるよ Happy Birthday to my dearest! 心からありがとう これからもよろしくね |
LycorisNornis | Nornis | 日山尚 | 霜月はるか | MANYO | 記憶の奥底に沈んだ忘れもの もう一度帰れるなら “ダレカ”と別れたあの日へ―― 途切れた眠りを照らす夕闇は 胸を焦がす 郷愁(ノスタルジア) いつか夢見た香り 風に導かれ (“ダレカ”を探して) 辿り着いたのは (遠く) 笑えていた頃に時間を戻した故郷 土に舞い落ちた紅葉を 拾うキミの姿に 何故か忘れてしまった 秘密の言葉を尋ねて 伸ばした手のひらの先 懐かしい名を呼んでも 少女の瞳は暗く 淀んだ空を見上げる 黄昏に灯る星に祈っても 朽ちるはずのない後悔(リグレット) 悔いを残す傷跡 過去に囚われて(明日を手放して) 変われない理由は(ずっと) キミが消えたあとの 時間が止まっていたから リコリスの咲く別れ道 向こう側は常闇 追いかけても近付けず ぼやけた記憶に紛れた 迫った夜の帷(とばり)が全てを包み込んで 少女の哀しい声が狭間の空に響いた 小指を絡めた約束 “ワタシヲ ワスレテ” 想いはキミに届かなくても キミが幸せならば 手紙は届かなくても良かった 零れた涙と共に世界は崩れ落ちて 独りで目覚めた朝に あの日の詩を思い出す |