人生のメリーゴーランド回れ星のように 歌え花火のように 向かい風にも止められない メリーゴーランド 夕焼け見渡せる 楽屋口のドアは 軋ませないで閉めきるのに コツがあるの 裾のよれたコート 隠れるようにはおっては 灼けてく地平線 いつまでも眺めてた 夢から覚めた顔で 出ていったひと 信じたのにかぎって 続きやしないわ 寒い心もさびしさからも もう自由になるんだと 泣いたあの日 かかとのとれかけた サンダル放り投げたら 間抜な弧を描いて アスファルトに落ちた 捨て台詞みたいに 人生は終われない やりきれないこと ばかりならば なおのこと 回れ星のように 歌え花火のように 向かい風にも止められない メリーゴーランド めくるめく浮き世に まだ愛は探せそうで のばした指の先 まだ明日がありそうで | 新垣勉 | 覚和歌子 | 久石譲 | | 回れ星のように 歌え花火のように 向かい風にも止められない メリーゴーランド 夕焼け見渡せる 楽屋口のドアは 軋ませないで閉めきるのに コツがあるの 裾のよれたコート 隠れるようにはおっては 灼けてく地平線 いつまでも眺めてた 夢から覚めた顔で 出ていったひと 信じたのにかぎって 続きやしないわ 寒い心もさびしさからも もう自由になるんだと 泣いたあの日 かかとのとれかけた サンダル放り投げたら 間抜な弧を描いて アスファルトに落ちた 捨て台詞みたいに 人生は終われない やりきれないこと ばかりならば なおのこと 回れ星のように 歌え花火のように 向かい風にも止められない メリーゴーランド めくるめく浮き世に まだ愛は探せそうで のばした指の先 まだ明日がありそうで |
城ヶ島の雨雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭(せんど)さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ | 新垣勉 | 北原白秋 | 梁田貞 | 美野春樹 | 雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭(せんど)さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ |
死んだ男の残したものは死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった 死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった 死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった 死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない 死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来る明日 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない | 新垣勉 | 谷川俊太郎 | 武満徹 | 伊藤芳輝 | 死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった 死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった 死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった 死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない 死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来る明日 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない |
白いブランコ君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて ふたりでゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 寒い夜に 寄りそってゆれた あの白いブランコ 誰でもみんな ひとりぼっち 誰かを愛していたいのと 冷たいほほを寄せた時に 静かにゆれた 白い白いブランコ 僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼い恋を 見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずに あるのなら 君の面影抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白い白いブランコ | 新垣勉 | 小平なほみ | 菅原進 | 宮下博次 | 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて ふたりでゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 寒い夜に 寄りそってゆれた あの白いブランコ 誰でもみんな ひとりぼっち 誰かを愛していたいのと 冷たいほほを寄せた時に 静かにゆれた 白い白いブランコ 僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼い恋を 見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずに あるのなら 君の面影抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白い白いブランコ |
白百合の花が咲く頃君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 君と歩いた道 ニヌファ星を探し 空を見上げる君の顔 ずっと見てた夜道 幼い頃も今も 振り向けば君がいた いつの日か結ばれる日を夢見たけれど 君の涙見た日 赤く燃えゆく町 逃げまどう人をかき分け 君と走った道 君をさがした道 焼けたままの野道 夏も秋も冬も春も 君を待った野道 この島で僕は生まれ 君と出会い そして別れ いつの日か君と同じ星に生まれ変わろう 一人見上げる空 ニヌファ星のそばで 懐かしい人に囲まれ 輝いている君 君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 | 新垣勉 | 宮沢和史 | 宮沢和史 | | 君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 君と歩いた道 ニヌファ星を探し 空を見上げる君の顔 ずっと見てた夜道 幼い頃も今も 振り向けば君がいた いつの日か結ばれる日を夢見たけれど 君の涙見た日 赤く燃えゆく町 逃げまどう人をかき分け 君と走った道 君をさがした道 焼けたままの野道 夏も秋も冬も春も 君を待った野道 この島で僕は生まれ 君と出会い そして別れ いつの日か君と同じ星に生まれ変わろう 一人見上げる空 ニヌファ星のそばで 懐かしい人に囲まれ 輝いている君 君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道 |
しゃぼん玉しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ | 新垣勉 | 野口雨情 | 中山晋平 | 美野春樹 | しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ |
島唄でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す哀しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を 海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を ララララララ… | 新垣勉 | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 篠原敬介 | でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す哀しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を 海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を ララララララ… |
シクラメンのかほり真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう |
四季の歌春を愛する人は 心清き人 スミレの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪をとかす大地のような ぼくの母親 ララララ… | 新垣勉 | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | 宮下博次 | 春を愛する人は 心清き人 スミレの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪をとかす大地のような ぼくの母親 ララララ… |
さんぽあるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう さかみち トンネル くさっぱらいっぽんばしに でこぼこじゃりみち くものすくぐって くだりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう みつばち ぶんぶん はなばたけ ひなたにとかげ へびはひるね ばったがとんで まがりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう きつねも たぬきも でておいで たんけんしよう はやしのおくまで ともだちたくさん うれしいな ともだちたくさん うれしいな | 新垣勉 | 中川李枝子 | 久石譲 | | あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう さかみち トンネル くさっぱらいっぽんばしに でこぼこじゃりみち くものすくぐって くだりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう みつばち ぶんぶん はなばたけ ひなたにとかげ へびはひるね ばったがとんで まがりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう きつねも たぬきも でておいで たんけんしよう はやしのおくまで ともだちたくさん うれしいな ともだちたくさん うれしいな |
さらば青春僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ラララ……ラララ…… | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ラララ……ラララ…… |
さよならのかわりに僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている | 新垣勉 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている |
さとうきび畑ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ 今日も見渡すかぎりに みどりの波がうねる 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ むかし海のむこうから いくさがやってきた 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ あの日鉄の雨にうたれ 父は死んでいった 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ そして私の生まれた日に いくさの終わりがきた 夏の陽ざしの中で ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ 知らないはずの父の手に だかれた夢を見た 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙はかわいても ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは消えない | 新垣勉 | 寺島尚彦 | 寺島尚彦 | | ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ 今日も見渡すかぎりに みどりの波がうねる 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ むかし海のむこうから いくさがやってきた 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ あの日鉄の雨にうたれ 父は死んでいった 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ そして私の生まれた日に いくさの終わりがきた 夏の陽ざしの中で ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ 知らないはずの父の手に だかれた夢を見た 夏の陽ざしのなかで ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙はかわいても ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは消えない |
ゴンドラの唄いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) いざ手を取りて 彼(か)の舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここは誰(た)れも 来ぬものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 彼に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に 君が柔手(やわて)を 我が肩に ここには人目 無いものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 黒髪の色 褪(あ)せぬ間に 心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを | 新垣勉 | 吉井勇 | 中山晋平 | 美野春樹 | いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) いざ手を取りて 彼(か)の舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここは誰(た)れも 来ぬものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 彼に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に 君が柔手(やわて)を 我が肩に ここには人目 無いものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 黒髪の色 褪(あ)せぬ間に 心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを |
心の瞳心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 人生が あるからさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛すること だけは いつの時代も 永遠のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 過去を 懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 足跡が あるだけさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える…… 心の瞳で 君を見つめれば | 新垣勉 | 荒木とよひさ | 三木たかし | | 心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 人生が あるからさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛すること だけは いつの時代も 永遠のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 過去を 懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 足跡が あるだけさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える…… 心の瞳で 君を見つめれば |
緑陰~こかげ~集う 笑う 歌う 踊る 村びとの 語らいが 明るくひびいてた 枝を 拡げ 茂る その葉 吹き抜ける潮風が 心を撫でていく 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 青い 風に 雲は 走る 村びとも恋びとも まどろむ昼さがり 枝を 拡げ 茂る その葉 迫りくる 夕暮れが 茜を呼びよせる 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 遠い日 忘れられない 夏があり その年に うりずんはなかった 村は消え 丘は砕け 村びとの声は 炎に溶けた 緑陰さえ 燃えつきてしまった 残ったのは 悲しみより深い 悲しみ 苦しみより重い 苦しみ 陽炎 ゆれる 夏の 礎 名を探し 触れる手に 灼きつくなつかしさ 枝を 伸ばせ 茂れ その葉 過ぎし日の 語らいを やさしく呼びおこせ 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 | 新垣勉 | 寺島尚彦 | 寺島尚彦 | | 集う 笑う 歌う 踊る 村びとの 語らいが 明るくひびいてた 枝を 拡げ 茂る その葉 吹き抜ける潮風が 心を撫でていく 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 青い 風に 雲は 走る 村びとも恋びとも まどろむ昼さがり 枝を 拡げ 茂る その葉 迫りくる 夕暮れが 茜を呼びよせる 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 遠い日 忘れられない 夏があり その年に うりずんはなかった 村は消え 丘は砕け 村びとの声は 炎に溶けた 緑陰さえ 燃えつきてしまった 残ったのは 悲しみより深い 悲しみ 苦しみより重い 苦しみ 陽炎 ゆれる 夏の 礎 名を探し 触れる手に 灼きつくなつかしさ 枝を 伸ばせ 茂れ その葉 過ぎし日の 語らいを やさしく呼びおこせ 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 |
月桃月桃ゆれて 花咲けば 夏のたよりは 南風 緑は萌える うりずんの ふるさとの夏 月桃白い 花のかんざし 村のはずれの 石垣に 手に取る人も 今はいない ふるさとの夏 摩文仁の丘の 祈りの歌に 夏の真昼は 青い空 誓いの言葉 今も新たな ふるさとの夏 海はまぶしい キャンの岬に 寄せくる波は 変わらねど 変わるはてない 浮世の情け ふるさとの夏 六月二十三日待たず 月桃の花 散りました 長い長い 煙たなびく ふるさとの夏 香れよ香れ 月桃の花 永久(とわ)に咲く身の 花心 変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏 | 新垣勉 | 海勢頭豊 | 海勢頭豊 | | 月桃ゆれて 花咲けば 夏のたよりは 南風 緑は萌える うりずんの ふるさとの夏 月桃白い 花のかんざし 村のはずれの 石垣に 手に取る人も 今はいない ふるさとの夏 摩文仁の丘の 祈りの歌に 夏の真昼は 青い空 誓いの言葉 今も新たな ふるさとの夏 海はまぶしい キャンの岬に 寄せくる波は 変わらねど 変わるはてない 浮世の情け ふるさとの夏 六月二十三日待たず 月桃の花 散りました 長い長い 煙たなびく ふるさとの夏 香れよ香れ 月桃の花 永久(とわ)に咲く身の 花心 変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏 |
君をのせてあの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて | 新垣勉 | 宮崎駿 | 久石譲 | | あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて |
きみの朝横たわるきみの顔に 朝の光が射している 過去の重さを洗おうとして たどりついた 深い眠りよ 別れようとする魂と 出会おうとする魂と あゝ心より躯のほうが 確かめられるというのか モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 急ぎ足ふととめて ふりかえれば夕焼けが この先いくら生きてゆくのか こんな暮らし 仮の姿と 生まれようとする魂と 老いぼれてゆく魂と あゝ人間のはしくれに 生まれてきたというのに モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 群衆をのみこんだ 都会(まち)の悲しみの渦の中に コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむ ぼくの唄よ かわろうとする魂と よどんでしまう魂と あゝ躯じゅう輝きながら 旅立ってゆけ 朝に モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ | 新垣勉 | 岡本おさみ | 岸田智史 | 淡海悟郎 | 横たわるきみの顔に 朝の光が射している 過去の重さを洗おうとして たどりついた 深い眠りよ 別れようとする魂と 出会おうとする魂と あゝ心より躯のほうが 確かめられるというのか モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 急ぎ足ふととめて ふりかえれば夕焼けが この先いくら生きてゆくのか こんな暮らし 仮の姿と 生まれようとする魂と 老いぼれてゆく魂と あゝ人間のはしくれに 生まれてきたというのに モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 群衆をのみこんだ 都会(まち)の悲しみの渦の中に コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむ ぼくの唄よ かわろうとする魂と よどんでしまう魂と あゝ躯じゅう輝きながら 旅立ってゆけ 朝に モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ |
北上夜曲匂い優しい白百合の 濡れているよなあの瞳 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の月の夜 宵の灯(ともしび)点(とも)すころ 心ほのかな初恋を 想い出すのは 想い出すのは 北上河原のせせらぎよ 銀河の流れ仰ぎつつ 星を数えた君と僕 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の星の夜 僕は生きるぞ 生きるんだ 君の面影胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の初恋よ | 新垣勉 | 菊地規 | 安藤睦夫 | | 匂い優しい白百合の 濡れているよなあの瞳 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の月の夜 宵の灯(ともしび)点(とも)すころ 心ほのかな初恋を 想い出すのは 想い出すのは 北上河原のせせらぎよ 銀河の流れ仰ぎつつ 星を数えた君と僕 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の星の夜 僕は生きるぞ 生きるんだ 君の面影胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の初恋よ |
崖の上のポニョポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ まんまるおなかの女の子 ペータペタ ピョーンピョン 足っていいな かけちゃお! ニーギニギ ブーンブン おててはいいな つないじゃお! あの子とはねると 心もおどるよ パークパクチュッギュ! パークパクチュッギュ! あの子が大好き まっかっかの ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ まんまるおなかの女の子 フークフク いいにおい おなかがすいた 食べちゃお! よーくよく 見てみよう あの子もきっと見ている いっしょに笑うと ホッペがあついよ ワークワクチュッギュ! ワークワクチュッギュ! あの子が大好き まっかっかの ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 崖の上にやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ 女の子 まんまるおなかの元気な子 | 新垣勉 | 近藤勝也・宮崎駿 | 久石譲 | | ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ まんまるおなかの女の子 ペータペタ ピョーンピョン 足っていいな かけちゃお! ニーギニギ ブーンブン おててはいいな つないじゃお! あの子とはねると 心もおどるよ パークパクチュッギュ! パークパクチュッギュ! あの子が大好き まっかっかの ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ まんまるおなかの女の子 フークフク いいにおい おなかがすいた 食べちゃお! よーくよく 見てみよう あの子もきっと見ている いっしょに笑うと ホッペがあついよ ワークワクチュッギュ! ワークワクチュッギュ! あの子が大好き まっかっかの ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 崖の上にやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ 女の子 まんまるおなかの元気な子 |
カントリー・ロードカントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード ひとりぼっち おそれずに 生きようと 夢みてた さみしさ 押し込めて 強い自分を 守っていこ カントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード 歩き疲れ たたずむと 浮かんで来る 故郷の街 丘をまく 坂の道 そんな僕を 叱っている カントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード どんな挫けそうな時だって 決して 涙は見せないで 心なしか 歩調が速くなっていく 思い出 消すため カントリー・ロード この道 故郷へつづいても 僕は 行かないさ 行けない カントリー・ロード カントリー・ロード 明日は いつもの僕さ 帰りたい 帰れない さよなら カントリー・ロード | 新垣勉 | B.Danoff・T.Nivert・J.Denver・鈴木麻実子・宮崎駿 | B.Danoff・T.Nivert・J.Denver | | カントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード ひとりぼっち おそれずに 生きようと 夢みてた さみしさ 押し込めて 強い自分を 守っていこ カントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード 歩き疲れ たたずむと 浮かんで来る 故郷の街 丘をまく 坂の道 そんな僕を 叱っている カントリー・ロード この道 ずっとゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリー・ロード どんな挫けそうな時だって 決して 涙は見せないで 心なしか 歩調が速くなっていく 思い出 消すため カントリー・ロード この道 故郷へつづいても 僕は 行かないさ 行けない カントリー・ロード カントリー・ロード 明日は いつもの僕さ 帰りたい 帰れない さよなら カントリー・ロード |
かなりや唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 後(うしろ)の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 背戸(せど)の小藪(こやぶ)に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 柳の鞭(むち)で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす | 新垣勉 | 西條八十 | 成田為三 | 美野春樹 | 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 後(うしろ)の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 背戸(せど)の小藪(こやぶ)に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 柳の鞭(むち)で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす |
風の谷のナウシカ金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの しあわせに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて | 新垣勉 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの しあわせに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて |
風人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振り返る ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 人生につまづいて 人は誰も 夢やぶれ振り返る プラタナスの枯葉舞う冬の道で プラタナスの散る音に振り返る 帰っておいでよと振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 恋をした切なさに 人は誰も 耐え切れず振り返る 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 振り返らずただ一人一歩ずつ 振り返らず泣かないで歩くんだ 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ…… | 新垣勉 | 北山修 | 端田宣彦 | 上柴はじめ | 人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振り返る ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 人生につまづいて 人は誰も 夢やぶれ振り返る プラタナスの枯葉舞う冬の道で プラタナスの散る音に振り返る 帰っておいでよと振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 恋をした切なさに 人は誰も 耐え切れず振り返る 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 振り返らずただ一人一歩ずつ 振り返らず泣かないで歩くんだ 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ…… |
朧月夜菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ 見渡す山の端(は) 霞(かすみ)深(ふか)し 春風そよ吹く 空を見れば 夕月(ゆうづき)かかりて 匂い淡(あわ)し 里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路(こみち)を 辿(たど)る人も 蛙(かわず)の鳴く音(ね)も 鐘の音(おと)も さながら霞(かす)める 朧(おぼろ)月夜 | 新垣勉 | 高野辰之 | 岡野貞一 | 美野春樹 | 菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ 見渡す山の端(は) 霞(かすみ)深(ふか)し 春風そよ吹く 空を見れば 夕月(ゆうづき)かかりて 匂い淡(あわ)し 里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路(こみち)を 辿(たど)る人も 蛙(かわず)の鳴く音(ね)も 鐘の音(おと)も さながら霞(かす)める 朧(おぼろ)月夜 |
えんどうの花えんどうの花の 咲く頃は 幼い時を 思い出す 家(うち)の軒端(のきば)に 巣をくって 暮れ方かえった あのつばめ えんどうの花の 咲く頃は 冷たい風が 吹きました 妹おぶって 暮れ方に 苺を取りに 行った山 今朝はつめたい 風が吹き つばめが一羽 飛んでいる えんどうの畑は 寒けれど わたしゃ一人で 帰りましょう | 新垣勉 | 金城栄治 | 宮良長包 | | えんどうの花の 咲く頃は 幼い時を 思い出す 家(うち)の軒端(のきば)に 巣をくって 暮れ方かえった あのつばめ えんどうの花の 咲く頃は 冷たい風が 吹きました 妹おぶって 暮れ方に 苺を取りに 行った山 今朝はつめたい 風が吹き つばめが一羽 飛んでいる えんどうの畑は 寒けれど わたしゃ一人で 帰りましょう |
イムジン河イムジン河 水清く とうとうと流る 水鳥 自由に むらがり とびかうよ 我が祖国 南の地 おもいははるか イムジン河 水清く とうとうと流る 北の大地から 南の空へ とび行く鳥よ 自由の使者よ 誰が祖国を 二つに分けてしまったの 誰が祖国を分けてしまったの イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ 河よ 思いを伝えておくれ ふるさとを いつまでも忘れはしない イムジン河 水清く とうとうと流る | 新垣勉 | 朴世永・訳詞:松山猛 | 高宗漢・加藤和彦 | 上柴はじめ | イムジン河 水清く とうとうと流る 水鳥 自由に むらがり とびかうよ 我が祖国 南の地 おもいははるか イムジン河 水清く とうとうと流る 北の大地から 南の空へ とび行く鳥よ 自由の使者よ 誰が祖国を 二つに分けてしまったの 誰が祖国を分けてしまったの イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ 河よ 思いを伝えておくれ ふるさとを いつまでも忘れはしない イムジン河 水清く とうとうと流る |
Arrietty's SongI'm 14 years old, I'm pretty. 元気な 小さい Lady 床下に ずっと 借りぐらししてたの 時には Happy, 時には Blue, 誰かに会いたい 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる 私を待っている そう、変わることのない わたしの小さい世界 嫌いじゃないの でもあなたを もっと もっと知りたくて 喜びと悲しみは いつも 折り混ざってゆく 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる あなたを待っている 太陽の下で 花に囲まれて あなたと日々 過ごしたい この想いを胸に 新しい世界で 私らしく 生きる | 新垣勉 | Cecile Corbel・訳詞:伊平容子 | Simon Caby・Cecile Corbel | | I'm 14 years old, I'm pretty. 元気な 小さい Lady 床下に ずっと 借りぐらししてたの 時には Happy, 時には Blue, 誰かに会いたい 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる 私を待っている そう、変わることのない わたしの小さい世界 嫌いじゃないの でもあなたを もっと もっと知りたくて 喜びと悲しみは いつも 折り混ざってゆく 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる あなたを待っている 太陽の下で 花に囲まれて あなたと日々 過ごしたい この想いを胸に 新しい世界で 私らしく 生きる |
雨ニモマケズ雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニイレズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ツテコワガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ サムサノナツハ オロオロアルキ ミンナニデクノボ―トヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ | 新垣勉 | 宮沢賢治 | 宇佐元恭一 | | 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニイレズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ツテコワガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ サムサノナツハ オロオロアルキ ミンナニデクノボ―トヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ |
あなたを忘れないどうして生まれて きたかも知らずに ひろがる夜空に あふれる星(ひかり) それは流れる 時のどこかで 明日を見つめる あなたに似てる つらくてこぼれる 涙もあるけど 悲しみだけじゃない 涙だって かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと 耳をすませば 響くときめき ひとりじゃないこと 教えてくれる 優しくなりたい 気持ちを信じて そこにはほんとうの 絆がある かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと | 新垣勉 | 松井五郎 | 宮下博次 | | どうして生まれて きたかも知らずに ひろがる夜空に あふれる星(ひかり) それは流れる 時のどこかで 明日を見つめる あなたに似てる つらくてこぼれる 涙もあるけど 悲しみだけじゃない 涙だって かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと 耳をすませば 響くときめき ひとりじゃないこと 教えてくれる 優しくなりたい 気持ちを信じて そこにはほんとうの 絆がある かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと |
あなたに人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました あなた疑う心恥じて 信じましょう心から 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない 泣かないで愛しい人よ 悩める喜び感じよう 気がつけば悩んだ倍 あなたを大切に思う ほら 元どおり以上だよ 気がつけばもう僕の腕の中 あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 眠れない夜 夢で逢えたら考えすぎて 眠れない夜 夢で逢えたら どこへ行こうか? あなたがいれば どこでもいいよ あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 流れゆく日々 季節は変わる 花咲き散れば元にもどるの こんな世の中 誰を信じて歩いてゆこう 手を取ってくれますか? あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて | 新垣勉 | Kiyosaku Uezu | MONGOL800 | | 人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました あなた疑う心恥じて 信じましょう心から 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない 泣かないで愛しい人よ 悩める喜び感じよう 気がつけば悩んだ倍 あなたを大切に思う ほら 元どおり以上だよ 気がつけばもう僕の腕の中 あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 眠れない夜 夢で逢えたら考えすぎて 眠れない夜 夢で逢えたら どこへ行こうか? あなたがいれば どこでもいいよ あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 流れゆく日々 季節は変わる 花咲き散れば元にもどるの こんな世の中 誰を信じて歩いてゆこう 手を取ってくれますか? あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて |
あざみの歌山には山の 愁いあり 海には海の かなしみや ましてこころの 花園に 咲きしあざみの 花ならば 高嶺の百合の それよりも 秘めたる夢を ひとすじに くれない燃ゆる その姿 あざみに深き わが思い いとしき花よ 汝(な)はあざみ こころの花よ 汝はあざみ さだめの径は 涯てなくも かおれよせめて わが胸に | 新垣勉 | 横井弘 | 八洲秀章 | 宮下博次 | 山には山の 愁いあり 海には海の かなしみや ましてこころの 花園に 咲きしあざみの 花ならば 高嶺の百合の それよりも 秘めたる夢を ひとすじに くれない燃ゆる その姿 あざみに深き わが思い いとしき花よ 汝(な)はあざみ こころの花よ 汝はあざみ さだめの径は 涯てなくも かおれよせめて わが胸に |
赤とんぼ夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負(お)われて見たのは いつの日か 山の畑の 桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか 十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた 夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先 | 新垣勉 | 三木露風 | 山田耕筰 | 美野春樹 | 夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負(お)われて見たのは いつの日か 山の畑の 桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか 十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた 夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先 |
青い空は青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい 燃える 八月の朝 影まで燃えつきた 父の 母の 兄弟たちの 命の重みを 肩にせおって 胸に抱いて 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい あの夜 星はだまって 連れ去っていった 父の 母の 兄弟たちの 命の重みを 今流す灯篭(とうろう)の 光にこめて 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい すべての国から戦(いくさ)の火を消して 平和と 愛と 友情の 命の輝きを この固い握手と うたごえにこめて うたごえにこめて | 新垣勉 | 小森香子 | 大西進 | 上柴はじめ | 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい 燃える 八月の朝 影まで燃えつきた 父の 母の 兄弟たちの 命の重みを 肩にせおって 胸に抱いて 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい あの夜 星はだまって 連れ去っていった 父の 母の 兄弟たちの 命の重みを 今流す灯篭(とうろう)の 光にこめて 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい すべての国から戦(いくさ)の火を消して 平和と 愛と 友情の 命の輝きを この固い握手と うたごえにこめて うたごえにこめて |
青い海よ 東北地方太平洋沖地震の鎮魂歌青い海よ 教えておくれ 怒りの叫びと友の行方を 突然あの日 刻み込まれた にじんだ姿のおもい出達を 願いはいつか 遠くへ辿り きっと そこまでも せめてながれ星 見上げるひととき 静まっていておくれ あふれる涙と 汗のしずくが しお辛い海に似ているのは 僕の赤い血と 君の心が 今も一つの証なのさ 名前はいつか こだまでかえり きっと ここまでも 目を閉じながら つかみ触れてる 祈りを届けておくれ 七つの海の 彼方にあるという 行き交う夢のまばゆい場所 そうさ海は 広い世界だよ 未来につながる風も吹くだろう 望みはいつか この時巡り きっと どこまでも 念じ信じて 歩き続ける 力を与えておくれ | 新垣勉 | イースト・K | 宮下博次 | | 青い海よ 教えておくれ 怒りの叫びと友の行方を 突然あの日 刻み込まれた にじんだ姿のおもい出達を 願いはいつか 遠くへ辿り きっと そこまでも せめてながれ星 見上げるひととき 静まっていておくれ あふれる涙と 汗のしずくが しお辛い海に似ているのは 僕の赤い血と 君の心が 今も一つの証なのさ 名前はいつか こだまでかえり きっと ここまでも 目を閉じながら つかみ触れてる 祈りを届けておくれ 七つの海の 彼方にあるという 行き交う夢のまばゆい場所 そうさ海は 広い世界だよ 未来につながる風も吹くだろう 望みはいつか この時巡り きっと どこまでも 念じ信じて 歩き続ける 力を与えておくれ |
愛燦燦雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |